JP2004228810A - 立体撮影用付属装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】立体撮影用付属装置の左右の光路から交互に適正タイミングで撮像装置に光束を入射させる。
【解決手段】撮像装置102に対して着脱可能に装着される立体撮影用付属装置101に、被写体からの光が入射する左右の光路を有する光学系103a,103b〜108と、左右の光路からの光を撮像装置に設けられた撮像素子125に交互に入射させるよう動作するシャッタ104a,104bと、シャッタの動作を制御する制御手段120とを設け、制御手段に、撮像装置から映像信号が入力されているか否かを判別させ、映像信号が入力されているときに該映像信号に同期させてシャッタを動作させるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】撮像装置102に対して着脱可能に装着される立体撮影用付属装置101に、被写体からの光が入射する左右の光路を有する光学系103a,103b〜108と、左右の光路からの光を撮像装置に設けられた撮像素子125に交互に入射させるよう動作するシャッタ104a,104bと、シャッタの動作を制御する制御手段120とを設け、制御手段に、撮像装置から映像信号が入力されているか否かを判別させ、映像信号が入力されているときに該映像信号に同期させてシャッタを動作させるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体の左右視差画像を撮影する立体撮影技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、様々な立体映像表示装置が提案されている。例えば、左右の視差画像をモニタ上に時分割に表示し、それを観察者が液晶シャッタ眼鏡を掛けて、その液晶シャッタ眼鏡の左右の液晶を映像信号と同期させて立体映像を観察するものが知られている。
【0003】
また、ヘットマウントディスプレイと呼ばれる頭部搭載型のディスプレイもあり、右眼の映像を右眼に、左眼の映像を左眼に表示することで立体感を表現している。
【0004】
これらの立体映像表示装置で観察するための映像を撮影する装置としては、左右の視差映像が必要となるため、水平方向に2本の撮影レンズを平行に配設して撮影を行う2眼式の立体カメラが提案されている。
【0005】
更に、特許文献1では、既存のビデオカメラの撮影レンズ前方に装着する立体撮影用アダプター(立体撮影レンズ)が提案されている。
【0006】
図7には、該提案の立体撮影用アダプターを示している。このアダプターは、ケース314内に、平行な又は所定の距離にて交差する光軸を持つ右眼用凸レンズ301および左眼用凸レンズ302と、右眼用凸レンズ301から入射した光束を反射してハーフミラー306に導くミラー305と、左眼用凸レンズ302から入射した光束を反射してハーフミラー306に導く別のミラー303,304と、右眼用凸レンズ301とミラー305との間に配置された液晶シャッタ308と、左眼用凸レンズ302とミラー303,304との間に配置された別の液晶シャッタ307とを備えて構成されている。
【0007】
そして、このアダプターでは、右眼用凸レンズ301からハーフミラー306に導かれた右眼用光束の光軸と、左眼用凸レンズ302からハーフミラー306に導かれた左眼用光束の光軸とをハーフミラー306にて一致させており、制御回路315によって、液晶シャッタ308,307を交互に透過状態・非透過状態に切り換え、右眼用光束と左眼用光束とを交互にビデオカメラ309に導く。一方、ビデオカメラ309では、アダプターから交互に入射する左眼用被写体像と右眼用被写体像とを左眼用(奇数)記録フィールドと右眼用(偶数)記録フィールドとに交互に記録していく。
【0008】
ここで、制御回路315は、ビデオカメラ309から入力される映像信号から分離した同期信号に基づいて液晶シャッタ307,308の切換え制御を行う。
【0009】
【特許文献1】
特開平5−76052号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報にて提案の立体撮影レンズは、映像信号をビデオカメラ309から受け取るために、ビデオカメラ309の同期信号出力端子とケーブルを用いて接続されている。
【0011】
しかしながら、ケーブルの接続をし忘れた場合や接続したケーブルの内部で断線が発生じた場合には、映像信号から同期信号を分離することができず、液晶シャッタをビデオカメラ309側での記録フィールドの切り換えに対応した適切なタイミングで切り換え動作させることができない。したがって、立体視用の映像を正しく撮影することができないという問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明では、撮像装置に対して着脱可能に装着される立体撮影用付属装置に、被写体からの光が入射する左右の光路を有する光学系と、左右の光路からの光を撮像装置に設けられた撮像素子に交互に入射させるよう動作するシャッタと、シャッタの動作を制御する制御手段とを設け、制御手段に、撮像装置から映像信号が入力されているか否かを判別させ、映像信号が入力されているときに該映像信号に同期させてシャッタを動作させるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図3には、本発明の実施形態1である立体撮影レンズ(立体撮影用付属装置)101および撮影レンズ交換型のビデオカメラ102により構成される立体撮影システムを示している。なお、101aは、立体撮影レンズ101をレンズマウント160(矢印A)側から見たときの図である。
【0014】
立体撮影レンズ101は所定のフォーマットで規格化された交換レンズユニットであり、後述する撮影光学系と制御ユニットと上記所定のフォーマットで規格されたレンズマウント160と接点ブロック161とを有する。
【0015】
ビデオカメラ102は、後述する撮像素子と、信号処理ユニットと、上記所定のフォーマットで規格されたカメラマウント162と、接点ブロック163とを有する。レンズマウント160とカメラマウント162とはメカ的に着脱が可能であり、これらマウントが結合することにより立体撮影レンズ101がビデオカメラ102に装着される。また、マウントが結合することにより接点ブロック161,163が接触し、立体撮影レンズ101とビデオカメラ102との間での通信およびビデオカメラ102から立体撮影レンズ101への電源供給を行う。
【0016】
図1には、上記立体撮影システムの構成を示している。また、図2には、立体撮影レンズ内に設けられた左右の液晶シャッタを駆動するタイミングを示している。
【0017】
まず立体撮影レンズ101の構成について説明する。図1において、103a,103bは左右の対物ミラーであり、輻輳モータ109によって回転駆動されることにより左右の光軸の輻輳を変化させ、左右の光軸の交点までの距離(輻輳距離)を調節する。輻輳モータ109はレンズマイコン120によって制御される輻輳モータドライバ113によって駆動される。左右の対物ミラー103の回転角度は輻輳エンコーダ117で検出され、レンズマイコン120は輻輳エンコーダ117により検出される回転角度が設定された角度になるように輻輳モータドライバ113に制御信号を出力する。
【0018】
131a,131bは左右の凹レンズである。なお、対物ミラー103aおよび凹レンズ131aにより左眼用の光路が形成され、対物ミラー103bおよび凹レンズ131bにより右眼用の光路が形成される。
【0019】
104a,104bは左右の液晶シャッタであり、シャッタ駆動回路122からの信号に応じて透過状態と非透過状態とに切り換わる。シャッタ駆動回路122はレンズマイコン120によって制御される。ここで、液晶シャッタ104a,104bとしては、FLC(Ferroelectric Liquid Crystal)を用いている。但し、本発明にいうシャッタとしては特にこれに限定するものではない。FLCは所定の電圧Vを印加することで非透過状態となり、−Vを印加することで透過状態となる。
【0020】
ここで、液晶シャッタは透過状態となっても、入射した光束を完全に透過させず、若干の光束を遮断する場合がある。また、非透過状態となっても、入射した光束を完全に遮断せず、若干の光束を透過させる場合がある。しかし、本実施形態では、すべて又は大部分の入射光束を透過させる状態を透過状態といい、すべて又は大部分の入射光束を遮断する状態を非透過状態という。
【0021】
105はプリズムであり、左眼用および右眼用の光路からの光束を後述する後群に向けて反射する。プリズム105で反射した左眼用および右眼用の光路からの光束の光軸は略一致する。なお、対物ミラー103a,103bからプリズム105までを撮影光学系の前群と称する。
【0022】
106は絞りであり、IGドライバ114からの信号に応じて作動するIGモータ110によって駆動されることにより絞り径を変化させ、光量を調節する。IGドライバ114はレンズマイコン120によって制御される。
【0023】
132は固定の凹レンズである。107はズームレンズであり、ズームモータドライバ115からの信号に応じて作動するズームモータ111によって光軸方向に駆動されることで、ズーム倍率(焦点距離)を調節する。ズームレンズ107の位置検出はズームエンコーダ118で行われ、レンズマイコン120はズームエンコーダ118により検出される位置が設定された位置になるようにズームモータドライバ115に制御信号を出力する。
【0024】
108はフォーカスレンズであり、フォーカスモータドライバ116からの信号に応じて作動するフォーカスモータ112によって光軸方向に駆動されることで、フォーカシングを行う。フォーカスレンズ108の位置検出はフォーカスエンコーダ119で行われ、レンズマイコン120はフォーカスエンコーダ119により検出される位置が、後述するカメラマイコン128にて演算された合焦位置になるようにフォーカスモータドライバ116に制御信号を出力する。なお、絞り106からフォーカスレンズ108までが撮影光学系の後群を構成する。
【0025】
レンズマイコン120は上述した制御を含む各種制御を行うとともに、カメラマイコン128と所定のフォーマットに従ってデータ通信を行う。121は距離検出ユニットであり、被写体までの距離を測定する。
【0026】
123は同期分離回路であり、ビデオカメラ102から入力された映像信号から垂直同期信号(NTSC方式では1/60秒周期、PAL方式では1/50秒周期)を生成し、さらに該同期信号に同期したシャッタ駆動信号を生成する。シャッタ駆動回路122は、このシャッタ駆動信号とこれを反転した信号とを左右の液晶シャッタ104a,104bに駆動信号として与える。これにより、左右の液晶シャッタ104a,104bは交互に透過状態と非透過状態とに切り換わり、左右の光路からの光束が交互にビデオカメラ102に入射する(これについては後に詳しく説明する)。
【0027】
次に、ビデオカメラ102の構成について説明する。125はCCD、CMOSセンサ等からなる撮像素子であり、立体撮影レンズ101から入射した光束により形成される被写体像を光電変換し、撮像信号を出力する。撮像信号は増幅器126で適切な信号レベルに増幅され、信号処理回路127にて標準方式のテレビジョン信号に変換され、映像信号として出力される。この信号処理および不図示の操作スイッチによる各種モード設定は、カメラマイコン128によって制御される。
【0028】
そして、ビデオカメラ102で生成された映像信号は、ビデオカメラ102と立体撮影レンズ101とを接続するケーブル(図示せず)又は接点ブロック161,163を介して立体撮影レンズ101内の同期分離回路123に入力される。
【0029】
同期分離回路123に映像信号が入力されると、同期分離回路123は、この映像信号から垂直同期信号aと偶数,奇数フィールドに対応したODD/EVEN信号bとを生成する。これらの信号はシャッタ駆動回路122に入力され、シャッタ駆動回路122はODD/EVEN信号の反転信号を生成する。ここで、ODD/EVEN信号およびこれらが反転された信号を用いて、駆動電圧±Vの信号(シャッタ駆動信号)c,dを生成する。
【0030】
シャッタ駆動信号cを左眼用液晶シャッタ104aの駆動信号とし、シャッタ駆動信号dを右眼用液晶シャッタ104bの駆動信号とすることで、両液晶シャッタ104a,104bは映像信号に同期して切り換え動作する。すなわち、ODDフィールドでは、左眼用液晶シャッタ104aが非透過状態に、右眼用液晶シャッタ104bが透過状態になり、EVENフィールドでは、左眼用液晶シャッタ104aが透過状態に、右眼用液晶シャッタ104bが非透過状態になる。こうして、両液晶シャッタ104a,104bが映像信号に同期して交互に透過状態と非透過状態とに切り換わることにより、立体撮影レンズ101の左右の光路からの光束により形成される被写体像が交互に(時分割で)撮像素子125により撮像され、不図示のテープや半導体メモリ等の記録媒体に記録される。
【0031】
次に、レンズマイコン120の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0032】
ビデオカメラ102に設けられた不図の操作スイッチが撮影者によって操作されると、ビデオカメラ102(カメラマイコン128)は撮影スタンバイモードとなり、カメラマイコン128からレンズマイコン120に該モードの設定が通信される。
【0033】
ステップ(図ではSと略す)1では、レンズマイコン120は上記通信の有無によりビデオカメラ102が撮影スタンバイモードになったか否かを判別し、撮影スタンバイモードになったことを確認すると、ステップ2に進む。
【0034】
ステップ2では、レンズマイコン120は、同期分離回路123にビデオカメラ102側から映像信号が入力されているか否かを判別する。この判別は、同期分離回路123における映像信号入力端子に対する映像信号入力の有無を直接検出することにより行ってもよいし、シャッタ駆動回路122への垂直同期信号a若しくはODD/EVEN信号bの入力があるか否かを検出することにより行ってもよい。
【0035】
ステップ2において、映像信号が入力されていると判別したときは、ステップ3に進み、シャッタ駆動回路122に前述した立体撮影のための左右の液晶シャッタ104a,104bの交互切り換え駆動(シャッタ駆動信号c,dの生成)を開始させる。
【0036】
一方、ケーブルの断線やケーブル又は接点ブロックの接続不良等によって同期分離回路123に映像信号が入力されていないと判別した場合には、ステップ4に進み、シャッタ駆動回路122に警告動作を開始させる。
【0037】
ここにいう警告動作として、本実施形態では、左眼用液晶シャッタ104aに駆動電圧+Vの信号(図2に示す信号e)を与えるとともに、右眼用液晶シャッタ104bにも駆動電圧+Vの信号(図2に示す信号f)を与える。これにより、両液晶シャッタ104a,104bはともに非透過状態に保持される。このため、立体撮影レンズ101の左右の光路のいずれからも光束がビデオカメラ102に入射せず、撮像素子125によって撮像されている映像を観察するための不図示の電子ファインダーやモニター等の表示部材には画像が写し出されない。したがって、これを観察している撮影者に対して、立体撮影レンズ101に映像信号が入力されていない等の異常を伝えることができる。
【0038】
なお、この警告動作に併せて、レンズマイコン120からカメラマイコン128に対して信号を送信し、カメラマイコン128に上記表示部材上に映像信号が未入力であることを知らせるための表示を行わせてもよい。
【0039】
そして、ステップ3およびステップ4からステップ2に戻り、撮影途中でケーブルの断線やケーブル又は接点ブロックの接続不良等を監視する。
【0040】
(実施形態2)
上記実施形態1では、液晶シャッタ104a,104bをともに非透過状態にして異常を警告する方法について説明したが、図2に信号h,gとして示すように、左右の液晶シャッタ104a,104bに同時に+Vの駆動電圧を与える状態と、同時に−Vの駆動電圧を与える状態とを、通常撮影時のフレームレートよりも長いフレームレートに対応した、例えば1Hz以上の周期で交互に切り換えるようにしてもよい。
【0041】
これにより、左右の液晶シャッタ104a,104bは同時に透過状態になったり非透過状態になったりすることを繰り返し、上記表示部材上では画像の表示状態と非表示状態とが交互に切り換わって、あたかも表示部材が点滅しているように見える。したがって、これを観察している撮影者に対して、立体撮影レンズ101に映像信号が入力されていないことを伝えることができる。
【0042】
(実施形態3)
図6には、本発明の実施形態3である立体撮影用アダプタ(立体撮影用付属装置)200および撮影レンズ一体型のビデオカメラ150により構成される立体撮影システムを示している。
【0043】
立体撮影用アダプタ200は、ビデオカメラ150に設けられた撮影レンズ部(ズームレンズ、フォーカスレンズおよび絞り等を含む)の前部に着脱可能に装着される。この立体撮影用アダプタ200は、実施形態1にて説明した立体撮影レンズ101のうち撮影光学系の後群に係わる構成要素が除かれたものに相当し、これ以外は、実施形態1と同様に、左右の対物ミラー103a,103bと、左右の凹レンズ131a,131bと、左右の液晶シャッタ104a,104bと、プリズム105と、輻輳モータ109と、輻輳モータドライバ113と、輻輳エンコーダ117と、アダプタマイコン140と、シャッタ駆動回路122と、同期分離回路123と、距離検出ユニット121とを有する。なお、このアダプタ200において、実施形態1と共通する構成要素には、実施形態1と同符号を付して説明に代える。
【0044】
アダプタマイコン140は、輻輳モータドライバ113やシャッタ駆動回路122の制御およびビデオカメラ150内のカメラマイコン128との通信を行う。
【0045】
一方、ビデオカメラ150は、ズームレンズやフォーカスレンズ等を含む撮影光学系151と、撮像素子125と、信号処理ユニット127と、カメラマイコン128とを有する。なお、ビデオカメラ150において、実施形態1と共通する構成要素には、実施形態1と同符号を付して説明に代える。
【0046】
立体撮影用アダプタ200においても、実施形態1の立体撮影レンズ101と同様に、同期分離回路123は、ビデオカメラ150から入力された映像信号から垂直同期信号(NTSC方式では1/60秒周期、PAL方式では1/50秒周期)を生成し、さらに該同期信号に同期したシャッタ駆動信号を生成する。シャッタ駆動回路122は、このシャッタ駆動信号とこれを反転した信号とを左右の液晶シャッタ104a,104bに駆動信号として与える。これにより、左右の液晶シャッタ104a,104bは交互に透過状態と非透過状態とに切り換わり、左右の光路からの光束が交互にビデオカメラ150の撮影光学系151に入射する。
【0047】
ビデオカメラ150では、立体撮影用アダプタ200から入射した光束により形成される被写体像を撮像素子125で光電変換して撮像信号を出力し、この撮像信号は増幅器126で適切な信号レベルに増幅され、信号処理回路127にて標準方式のテレビジョン信号に変換され、映像信号として出力される。
【0048】
ビデオカメラ150にて生成された映像信号は、ビデオカメラ150と立体撮影用アダプタ200とを接続するケーブル(図示せず)を介して立体撮影用アダプタ200内の同期分離回路123に入力される。
【0049】
同期分離回路123に映像信号が入力されると、同期分離回路123は、実施形態1と同様に、この映像信号から、図2に示す垂直同期信号aと偶数,奇数フィールドに対応したODD/EVEN信号bとを生成する。これらの信号はシャッタ駆動回路122に入力され、シャッタ駆動回路122はODD/EVEN信号の反転信号を生成する。ここで、ODD/EVEN信号およびこれらが反転された信号を用いて、駆動電圧±Vの信号(シャッタ駆動信号)c,dを生成する。
【0050】
シャッタ駆動信号cを左眼用液晶シャッタ104aの駆動信号とし、シャッタ駆動信号dを右眼用液晶シャッタ104bの駆動信号とすることで、両液晶シャッタ104a,104bは映像信号に同期して切り換え動作する。すなわち、ODDフィールドでは、左眼用液晶シャッタ104aが非透過状態に、右眼用液晶シャッタ104bが透過状態になり、EVENフィールドでは、左眼用液晶シャッタ104aが透過状態に、右眼用液晶シャッタ104bが非透過状態になる。こうして、両液晶シャッタ104a,104bが映像信号に同期して交互に透過状態と非透過状態とに切り換わることにより、立体撮影用アダプタ200の左右の光路からの光束により形成される被写体像が交互に(時分割で)撮像素子125により撮像され、不図示のテープや半導体メモリ等の記録媒体に記録される。
【0051】
次に、アダプタマイコン140の動作について説明する。アダプタマイコン140の動作は、基本的に実施形態1のレンズマイコン120の動作と同様であるので、ここでは図4、図5を参照しながらアダプタマイコン140の動作について説明する。
【0052】
ビデオカメラ150に設けられた不図の操作スイッチが撮影者によって操作されると、ビデオカメラ150(カメラマイコン128)は撮影スタンバイモードとなり、カメラマイコン128からアダプタマイコン140に該モードの設定がケーブル等を通じて通信される。
【0053】
そして、ステップ(図ではSと略す)1では、アダプタマイコン140は上記通信の有無によりビデオカメラ150が撮影スタンバイモードになったか否かを判別し、撮影スタンバイモードになったことを確認すると、ステップ2に進む。
【0054】
ステップ2では、アダプタマイコン140は、同期分離回路123にビデオカメラ150側から映像信号が入力されているか否かを判別する。この判別は、同期分離回路123における映像信号入力端子に対する映像信号入力の有無を直接検出することにより行ってもよいし、シャッタ駆動回路122への垂直同期信号a若しくはODD/EVEN信号bの入力があるか否かを検出することにより行ってもよい。
【0055】
ステップ2において、映像信号が入力されていると判別したときは、ステップ3に進み、シャッタ駆動回路122に前述した立体撮影のための左右の液晶シャッタ104a,104bの交互切り換え駆動(シャッタ駆動信号c,dの生成)を開始させる。
【0056】
一方、ケーブルの断線やケーブルの接続不良等によって同期分離回路123に映像信号が入力されていないと判別した場合には、ステップ4に進み、シャッタ駆動回路122に警告動作を開始させる。
【0057】
ここにいう警告動作として、本実施形態では、左眼用液晶シャッタ104aに駆動電圧+Vの信号(図2に示す信号e)を与えるとともに、右眼用液晶シャッタ104bにも駆動電圧+Vの信号(図2に示す信号f)を与える。これにより、両液晶シャッタ104a,104bはともに非透過状態に保持される。このため、立体撮影レンズ101の左右の光路のいずれからも光束がビデオカメラ150に入射せず、撮像素子125によって撮像されている映像を観察するための不図示の電子ファインダーやモニター等の表示部材には画像が写し出されない。したがって、これを観察している撮影者に対して、立体撮影用アダプタ200に映像信号が入力されていない等の異常を伝えることができる。
【0058】
なお、この警告動作に併せて、アダプタマイコン140からカメラマイコン128に対して信号を送信し、カメラマイコン128に上記表示部材上に映像信号が未入力であることを知らせるための表示を行わせてもよい。
【0059】
そして、ステップ3およびステップ4からステップ2に戻り、撮影途中でケーブルの断線やケーブルの接続不良等を監視する。
【0060】
(実施形態4)
上記実施形態3では、液晶シャッタ104a,104bをともに非透過状態にして異常を警告する方法について説明したが、図2に信号h,gとして示すように、左右の液晶シャッタ104a,104bに同時に+Vの駆動電圧を与える状態と、同時に−Vの駆動電圧を与える状態とを、通常撮影時のフレームレートよりも長いフレームレートに対応した、例えば1Hz以上の周期で交互に切り換えるようにしてもよい。
【0061】
これにより、左右の液晶シャッタ104a,104bは同時に透過状態になったり非透過状態になったりすることを繰り返し、上記表示部材上では画像の表示状態と非表示状態とが交互に切り換わって、あたかも表示部材が点滅しているように見える。したがって、これを観察している撮影者に対して、立体撮影用アダプタ200に映像信号が入力されていないことを伝えることができる。
【0062】
なお、上記各実施形態では、左右の光路からの光束を交互に撮像装置(ビデオカメラ)に入射させるシャッタとして、液晶シャッタを用いた場合について説明したが、本発明は、上記シャッタとして機械的なシャッタ(例えば、フォーカルプレーンタイプのものや円板に1つの光通過口を形成して左右の光路の入射口の前で回転させるもの)を用いる場合にも適用することができる。
【0063】
また、以上説明した各実施形態は、以下に示す各発明を実施した場合の一例に過ぎず、下記の各発明は上記各実施形態に様々な変更や改良が加えられて実施されるものである。
【0064】
〔発明1〕
撮像装置に対して着脱可能に装着される立体撮影用付属装置であって、
被写体からの光が入射する左右の光路を有する光学系と、
前記左右の光路からの光を前記撮像装置に設けられた撮像素子に交互に入射させるよう動作するシャッタと、
前記撮像装置から入力される映像信号に同期して前記シャッタの動作を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記撮像装置から映像信号が入力されないときに警告動作を行うことを特徴とする立体撮影用付属装置。
【0065】
これにより、撮像装置との接続不良や接続ケーブルの断線等によって撮像装置から映像信号が入力されない場合には、警告動作によってこれを撮影者に明確に認識させることができる。
【0066】
〔発明2〕
前記制御手段は、前記撮像装置から映像信号が入力されないときに、前記シャッタを前記左右の光路の双方からの光を前記撮像素子に入射させない状態に設定することを特徴とする発明1に記載の立体撮影用付属装置。
【0067】
〔発明3〕
前記制御手段は、前記撮像装置から映像信号が入力されないときに、前記シャッタを前記左右の光路の双方からの光を同時に前記撮像素子に入射させる状態と前記左右の光路の双方からの光を前記撮像素子に入射させない状態とに交互に切り換えることを特徴とする発明1に記載の立体撮影用付属装置。
【0068】
〔発明4〕
前記制御手段は、前記シャッタを前記左右の光路の双方からの光を同時に前記撮像素子に入射させる状態と前記左右の光路の双方からの光を前記撮像素子に入射させない状態に1Hz以上の周期で交互に切り換えることを特徴とする発明3に記載の立体撮影用付属装置。
【0069】
〔発明5〕
発明1から4のいずれかに記載の立体撮影用付属装置と、この立体撮影用付属装置が着脱可能に装着される撮像装置とを含むことを特徴とする立体撮影システム。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、撮像装置から映像信号が入力されているときに確実に該映像信号に同期させてシャッタを動作させることができ、適正な立体視用の視差画像を撮像することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1である立体撮影システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施形態1〜4の立体撮影システムを構成する立体撮影レンズの動作タイミングを説明するための図である。
【図3】上記実施形態1の立体撮影システムの斜視図である。
【図4】上記立体撮影レンズの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態3である立体撮影システムの構成を示すブロック図である。
【図6】上記実施形態3の立体撮影システムの斜視図である。
【図7】従来の立体撮影用アダプタの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
101 立体撮影レンズ
102,150 ビデオカメラ
200 立体撮影用アダプタ
103a,103b 対物ミラー
104a,104b 液晶シャッタ
105 プリズム
106 絞り
107 ズームレンズ
108 フォーカスレンズ
125 撮像素子
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体の左右視差画像を撮影する立体撮影技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、様々な立体映像表示装置が提案されている。例えば、左右の視差画像をモニタ上に時分割に表示し、それを観察者が液晶シャッタ眼鏡を掛けて、その液晶シャッタ眼鏡の左右の液晶を映像信号と同期させて立体映像を観察するものが知られている。
【0003】
また、ヘットマウントディスプレイと呼ばれる頭部搭載型のディスプレイもあり、右眼の映像を右眼に、左眼の映像を左眼に表示することで立体感を表現している。
【0004】
これらの立体映像表示装置で観察するための映像を撮影する装置としては、左右の視差映像が必要となるため、水平方向に2本の撮影レンズを平行に配設して撮影を行う2眼式の立体カメラが提案されている。
【0005】
更に、特許文献1では、既存のビデオカメラの撮影レンズ前方に装着する立体撮影用アダプター(立体撮影レンズ)が提案されている。
【0006】
図7には、該提案の立体撮影用アダプターを示している。このアダプターは、ケース314内に、平行な又は所定の距離にて交差する光軸を持つ右眼用凸レンズ301および左眼用凸レンズ302と、右眼用凸レンズ301から入射した光束を反射してハーフミラー306に導くミラー305と、左眼用凸レンズ302から入射した光束を反射してハーフミラー306に導く別のミラー303,304と、右眼用凸レンズ301とミラー305との間に配置された液晶シャッタ308と、左眼用凸レンズ302とミラー303,304との間に配置された別の液晶シャッタ307とを備えて構成されている。
【0007】
そして、このアダプターでは、右眼用凸レンズ301からハーフミラー306に導かれた右眼用光束の光軸と、左眼用凸レンズ302からハーフミラー306に導かれた左眼用光束の光軸とをハーフミラー306にて一致させており、制御回路315によって、液晶シャッタ308,307を交互に透過状態・非透過状態に切り換え、右眼用光束と左眼用光束とを交互にビデオカメラ309に導く。一方、ビデオカメラ309では、アダプターから交互に入射する左眼用被写体像と右眼用被写体像とを左眼用(奇数)記録フィールドと右眼用(偶数)記録フィールドとに交互に記録していく。
【0008】
ここで、制御回路315は、ビデオカメラ309から入力される映像信号から分離した同期信号に基づいて液晶シャッタ307,308の切換え制御を行う。
【0009】
【特許文献1】
特開平5−76052号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報にて提案の立体撮影レンズは、映像信号をビデオカメラ309から受け取るために、ビデオカメラ309の同期信号出力端子とケーブルを用いて接続されている。
【0011】
しかしながら、ケーブルの接続をし忘れた場合や接続したケーブルの内部で断線が発生じた場合には、映像信号から同期信号を分離することができず、液晶シャッタをビデオカメラ309側での記録フィールドの切り換えに対応した適切なタイミングで切り換え動作させることができない。したがって、立体視用の映像を正しく撮影することができないという問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明では、撮像装置に対して着脱可能に装着される立体撮影用付属装置に、被写体からの光が入射する左右の光路を有する光学系と、左右の光路からの光を撮像装置に設けられた撮像素子に交互に入射させるよう動作するシャッタと、シャッタの動作を制御する制御手段とを設け、制御手段に、撮像装置から映像信号が入力されているか否かを判別させ、映像信号が入力されているときに該映像信号に同期させてシャッタを動作させるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図3には、本発明の実施形態1である立体撮影レンズ(立体撮影用付属装置)101および撮影レンズ交換型のビデオカメラ102により構成される立体撮影システムを示している。なお、101aは、立体撮影レンズ101をレンズマウント160(矢印A)側から見たときの図である。
【0014】
立体撮影レンズ101は所定のフォーマットで規格化された交換レンズユニットであり、後述する撮影光学系と制御ユニットと上記所定のフォーマットで規格されたレンズマウント160と接点ブロック161とを有する。
【0015】
ビデオカメラ102は、後述する撮像素子と、信号処理ユニットと、上記所定のフォーマットで規格されたカメラマウント162と、接点ブロック163とを有する。レンズマウント160とカメラマウント162とはメカ的に着脱が可能であり、これらマウントが結合することにより立体撮影レンズ101がビデオカメラ102に装着される。また、マウントが結合することにより接点ブロック161,163が接触し、立体撮影レンズ101とビデオカメラ102との間での通信およびビデオカメラ102から立体撮影レンズ101への電源供給を行う。
【0016】
図1には、上記立体撮影システムの構成を示している。また、図2には、立体撮影レンズ内に設けられた左右の液晶シャッタを駆動するタイミングを示している。
【0017】
まず立体撮影レンズ101の構成について説明する。図1において、103a,103bは左右の対物ミラーであり、輻輳モータ109によって回転駆動されることにより左右の光軸の輻輳を変化させ、左右の光軸の交点までの距離(輻輳距離)を調節する。輻輳モータ109はレンズマイコン120によって制御される輻輳モータドライバ113によって駆動される。左右の対物ミラー103の回転角度は輻輳エンコーダ117で検出され、レンズマイコン120は輻輳エンコーダ117により検出される回転角度が設定された角度になるように輻輳モータドライバ113に制御信号を出力する。
【0018】
131a,131bは左右の凹レンズである。なお、対物ミラー103aおよび凹レンズ131aにより左眼用の光路が形成され、対物ミラー103bおよび凹レンズ131bにより右眼用の光路が形成される。
【0019】
104a,104bは左右の液晶シャッタであり、シャッタ駆動回路122からの信号に応じて透過状態と非透過状態とに切り換わる。シャッタ駆動回路122はレンズマイコン120によって制御される。ここで、液晶シャッタ104a,104bとしては、FLC(Ferroelectric Liquid Crystal)を用いている。但し、本発明にいうシャッタとしては特にこれに限定するものではない。FLCは所定の電圧Vを印加することで非透過状態となり、−Vを印加することで透過状態となる。
【0020】
ここで、液晶シャッタは透過状態となっても、入射した光束を完全に透過させず、若干の光束を遮断する場合がある。また、非透過状態となっても、入射した光束を完全に遮断せず、若干の光束を透過させる場合がある。しかし、本実施形態では、すべて又は大部分の入射光束を透過させる状態を透過状態といい、すべて又は大部分の入射光束を遮断する状態を非透過状態という。
【0021】
105はプリズムであり、左眼用および右眼用の光路からの光束を後述する後群に向けて反射する。プリズム105で反射した左眼用および右眼用の光路からの光束の光軸は略一致する。なお、対物ミラー103a,103bからプリズム105までを撮影光学系の前群と称する。
【0022】
106は絞りであり、IGドライバ114からの信号に応じて作動するIGモータ110によって駆動されることにより絞り径を変化させ、光量を調節する。IGドライバ114はレンズマイコン120によって制御される。
【0023】
132は固定の凹レンズである。107はズームレンズであり、ズームモータドライバ115からの信号に応じて作動するズームモータ111によって光軸方向に駆動されることで、ズーム倍率(焦点距離)を調節する。ズームレンズ107の位置検出はズームエンコーダ118で行われ、レンズマイコン120はズームエンコーダ118により検出される位置が設定された位置になるようにズームモータドライバ115に制御信号を出力する。
【0024】
108はフォーカスレンズであり、フォーカスモータドライバ116からの信号に応じて作動するフォーカスモータ112によって光軸方向に駆動されることで、フォーカシングを行う。フォーカスレンズ108の位置検出はフォーカスエンコーダ119で行われ、レンズマイコン120はフォーカスエンコーダ119により検出される位置が、後述するカメラマイコン128にて演算された合焦位置になるようにフォーカスモータドライバ116に制御信号を出力する。なお、絞り106からフォーカスレンズ108までが撮影光学系の後群を構成する。
【0025】
レンズマイコン120は上述した制御を含む各種制御を行うとともに、カメラマイコン128と所定のフォーマットに従ってデータ通信を行う。121は距離検出ユニットであり、被写体までの距離を測定する。
【0026】
123は同期分離回路であり、ビデオカメラ102から入力された映像信号から垂直同期信号(NTSC方式では1/60秒周期、PAL方式では1/50秒周期)を生成し、さらに該同期信号に同期したシャッタ駆動信号を生成する。シャッタ駆動回路122は、このシャッタ駆動信号とこれを反転した信号とを左右の液晶シャッタ104a,104bに駆動信号として与える。これにより、左右の液晶シャッタ104a,104bは交互に透過状態と非透過状態とに切り換わり、左右の光路からの光束が交互にビデオカメラ102に入射する(これについては後に詳しく説明する)。
【0027】
次に、ビデオカメラ102の構成について説明する。125はCCD、CMOSセンサ等からなる撮像素子であり、立体撮影レンズ101から入射した光束により形成される被写体像を光電変換し、撮像信号を出力する。撮像信号は増幅器126で適切な信号レベルに増幅され、信号処理回路127にて標準方式のテレビジョン信号に変換され、映像信号として出力される。この信号処理および不図示の操作スイッチによる各種モード設定は、カメラマイコン128によって制御される。
【0028】
そして、ビデオカメラ102で生成された映像信号は、ビデオカメラ102と立体撮影レンズ101とを接続するケーブル(図示せず)又は接点ブロック161,163を介して立体撮影レンズ101内の同期分離回路123に入力される。
【0029】
同期分離回路123に映像信号が入力されると、同期分離回路123は、この映像信号から垂直同期信号aと偶数,奇数フィールドに対応したODD/EVEN信号bとを生成する。これらの信号はシャッタ駆動回路122に入力され、シャッタ駆動回路122はODD/EVEN信号の反転信号を生成する。ここで、ODD/EVEN信号およびこれらが反転された信号を用いて、駆動電圧±Vの信号(シャッタ駆動信号)c,dを生成する。
【0030】
シャッタ駆動信号cを左眼用液晶シャッタ104aの駆動信号とし、シャッタ駆動信号dを右眼用液晶シャッタ104bの駆動信号とすることで、両液晶シャッタ104a,104bは映像信号に同期して切り換え動作する。すなわち、ODDフィールドでは、左眼用液晶シャッタ104aが非透過状態に、右眼用液晶シャッタ104bが透過状態になり、EVENフィールドでは、左眼用液晶シャッタ104aが透過状態に、右眼用液晶シャッタ104bが非透過状態になる。こうして、両液晶シャッタ104a,104bが映像信号に同期して交互に透過状態と非透過状態とに切り換わることにより、立体撮影レンズ101の左右の光路からの光束により形成される被写体像が交互に(時分割で)撮像素子125により撮像され、不図示のテープや半導体メモリ等の記録媒体に記録される。
【0031】
次に、レンズマイコン120の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0032】
ビデオカメラ102に設けられた不図の操作スイッチが撮影者によって操作されると、ビデオカメラ102(カメラマイコン128)は撮影スタンバイモードとなり、カメラマイコン128からレンズマイコン120に該モードの設定が通信される。
【0033】
ステップ(図ではSと略す)1では、レンズマイコン120は上記通信の有無によりビデオカメラ102が撮影スタンバイモードになったか否かを判別し、撮影スタンバイモードになったことを確認すると、ステップ2に進む。
【0034】
ステップ2では、レンズマイコン120は、同期分離回路123にビデオカメラ102側から映像信号が入力されているか否かを判別する。この判別は、同期分離回路123における映像信号入力端子に対する映像信号入力の有無を直接検出することにより行ってもよいし、シャッタ駆動回路122への垂直同期信号a若しくはODD/EVEN信号bの入力があるか否かを検出することにより行ってもよい。
【0035】
ステップ2において、映像信号が入力されていると判別したときは、ステップ3に進み、シャッタ駆動回路122に前述した立体撮影のための左右の液晶シャッタ104a,104bの交互切り換え駆動(シャッタ駆動信号c,dの生成)を開始させる。
【0036】
一方、ケーブルの断線やケーブル又は接点ブロックの接続不良等によって同期分離回路123に映像信号が入力されていないと判別した場合には、ステップ4に進み、シャッタ駆動回路122に警告動作を開始させる。
【0037】
ここにいう警告動作として、本実施形態では、左眼用液晶シャッタ104aに駆動電圧+Vの信号(図2に示す信号e)を与えるとともに、右眼用液晶シャッタ104bにも駆動電圧+Vの信号(図2に示す信号f)を与える。これにより、両液晶シャッタ104a,104bはともに非透過状態に保持される。このため、立体撮影レンズ101の左右の光路のいずれからも光束がビデオカメラ102に入射せず、撮像素子125によって撮像されている映像を観察するための不図示の電子ファインダーやモニター等の表示部材には画像が写し出されない。したがって、これを観察している撮影者に対して、立体撮影レンズ101に映像信号が入力されていない等の異常を伝えることができる。
【0038】
なお、この警告動作に併せて、レンズマイコン120からカメラマイコン128に対して信号を送信し、カメラマイコン128に上記表示部材上に映像信号が未入力であることを知らせるための表示を行わせてもよい。
【0039】
そして、ステップ3およびステップ4からステップ2に戻り、撮影途中でケーブルの断線やケーブル又は接点ブロックの接続不良等を監視する。
【0040】
(実施形態2)
上記実施形態1では、液晶シャッタ104a,104bをともに非透過状態にして異常を警告する方法について説明したが、図2に信号h,gとして示すように、左右の液晶シャッタ104a,104bに同時に+Vの駆動電圧を与える状態と、同時に−Vの駆動電圧を与える状態とを、通常撮影時のフレームレートよりも長いフレームレートに対応した、例えば1Hz以上の周期で交互に切り換えるようにしてもよい。
【0041】
これにより、左右の液晶シャッタ104a,104bは同時に透過状態になったり非透過状態になったりすることを繰り返し、上記表示部材上では画像の表示状態と非表示状態とが交互に切り換わって、あたかも表示部材が点滅しているように見える。したがって、これを観察している撮影者に対して、立体撮影レンズ101に映像信号が入力されていないことを伝えることができる。
【0042】
(実施形態3)
図6には、本発明の実施形態3である立体撮影用アダプタ(立体撮影用付属装置)200および撮影レンズ一体型のビデオカメラ150により構成される立体撮影システムを示している。
【0043】
立体撮影用アダプタ200は、ビデオカメラ150に設けられた撮影レンズ部(ズームレンズ、フォーカスレンズおよび絞り等を含む)の前部に着脱可能に装着される。この立体撮影用アダプタ200は、実施形態1にて説明した立体撮影レンズ101のうち撮影光学系の後群に係わる構成要素が除かれたものに相当し、これ以外は、実施形態1と同様に、左右の対物ミラー103a,103bと、左右の凹レンズ131a,131bと、左右の液晶シャッタ104a,104bと、プリズム105と、輻輳モータ109と、輻輳モータドライバ113と、輻輳エンコーダ117と、アダプタマイコン140と、シャッタ駆動回路122と、同期分離回路123と、距離検出ユニット121とを有する。なお、このアダプタ200において、実施形態1と共通する構成要素には、実施形態1と同符号を付して説明に代える。
【0044】
アダプタマイコン140は、輻輳モータドライバ113やシャッタ駆動回路122の制御およびビデオカメラ150内のカメラマイコン128との通信を行う。
【0045】
一方、ビデオカメラ150は、ズームレンズやフォーカスレンズ等を含む撮影光学系151と、撮像素子125と、信号処理ユニット127と、カメラマイコン128とを有する。なお、ビデオカメラ150において、実施形態1と共通する構成要素には、実施形態1と同符号を付して説明に代える。
【0046】
立体撮影用アダプタ200においても、実施形態1の立体撮影レンズ101と同様に、同期分離回路123は、ビデオカメラ150から入力された映像信号から垂直同期信号(NTSC方式では1/60秒周期、PAL方式では1/50秒周期)を生成し、さらに該同期信号に同期したシャッタ駆動信号を生成する。シャッタ駆動回路122は、このシャッタ駆動信号とこれを反転した信号とを左右の液晶シャッタ104a,104bに駆動信号として与える。これにより、左右の液晶シャッタ104a,104bは交互に透過状態と非透過状態とに切り換わり、左右の光路からの光束が交互にビデオカメラ150の撮影光学系151に入射する。
【0047】
ビデオカメラ150では、立体撮影用アダプタ200から入射した光束により形成される被写体像を撮像素子125で光電変換して撮像信号を出力し、この撮像信号は増幅器126で適切な信号レベルに増幅され、信号処理回路127にて標準方式のテレビジョン信号に変換され、映像信号として出力される。
【0048】
ビデオカメラ150にて生成された映像信号は、ビデオカメラ150と立体撮影用アダプタ200とを接続するケーブル(図示せず)を介して立体撮影用アダプタ200内の同期分離回路123に入力される。
【0049】
同期分離回路123に映像信号が入力されると、同期分離回路123は、実施形態1と同様に、この映像信号から、図2に示す垂直同期信号aと偶数,奇数フィールドに対応したODD/EVEN信号bとを生成する。これらの信号はシャッタ駆動回路122に入力され、シャッタ駆動回路122はODD/EVEN信号の反転信号を生成する。ここで、ODD/EVEN信号およびこれらが反転された信号を用いて、駆動電圧±Vの信号(シャッタ駆動信号)c,dを生成する。
【0050】
シャッタ駆動信号cを左眼用液晶シャッタ104aの駆動信号とし、シャッタ駆動信号dを右眼用液晶シャッタ104bの駆動信号とすることで、両液晶シャッタ104a,104bは映像信号に同期して切り換え動作する。すなわち、ODDフィールドでは、左眼用液晶シャッタ104aが非透過状態に、右眼用液晶シャッタ104bが透過状態になり、EVENフィールドでは、左眼用液晶シャッタ104aが透過状態に、右眼用液晶シャッタ104bが非透過状態になる。こうして、両液晶シャッタ104a,104bが映像信号に同期して交互に透過状態と非透過状態とに切り換わることにより、立体撮影用アダプタ200の左右の光路からの光束により形成される被写体像が交互に(時分割で)撮像素子125により撮像され、不図示のテープや半導体メモリ等の記録媒体に記録される。
【0051】
次に、アダプタマイコン140の動作について説明する。アダプタマイコン140の動作は、基本的に実施形態1のレンズマイコン120の動作と同様であるので、ここでは図4、図5を参照しながらアダプタマイコン140の動作について説明する。
【0052】
ビデオカメラ150に設けられた不図の操作スイッチが撮影者によって操作されると、ビデオカメラ150(カメラマイコン128)は撮影スタンバイモードとなり、カメラマイコン128からアダプタマイコン140に該モードの設定がケーブル等を通じて通信される。
【0053】
そして、ステップ(図ではSと略す)1では、アダプタマイコン140は上記通信の有無によりビデオカメラ150が撮影スタンバイモードになったか否かを判別し、撮影スタンバイモードになったことを確認すると、ステップ2に進む。
【0054】
ステップ2では、アダプタマイコン140は、同期分離回路123にビデオカメラ150側から映像信号が入力されているか否かを判別する。この判別は、同期分離回路123における映像信号入力端子に対する映像信号入力の有無を直接検出することにより行ってもよいし、シャッタ駆動回路122への垂直同期信号a若しくはODD/EVEN信号bの入力があるか否かを検出することにより行ってもよい。
【0055】
ステップ2において、映像信号が入力されていると判別したときは、ステップ3に進み、シャッタ駆動回路122に前述した立体撮影のための左右の液晶シャッタ104a,104bの交互切り換え駆動(シャッタ駆動信号c,dの生成)を開始させる。
【0056】
一方、ケーブルの断線やケーブルの接続不良等によって同期分離回路123に映像信号が入力されていないと判別した場合には、ステップ4に進み、シャッタ駆動回路122に警告動作を開始させる。
【0057】
ここにいう警告動作として、本実施形態では、左眼用液晶シャッタ104aに駆動電圧+Vの信号(図2に示す信号e)を与えるとともに、右眼用液晶シャッタ104bにも駆動電圧+Vの信号(図2に示す信号f)を与える。これにより、両液晶シャッタ104a,104bはともに非透過状態に保持される。このため、立体撮影レンズ101の左右の光路のいずれからも光束がビデオカメラ150に入射せず、撮像素子125によって撮像されている映像を観察するための不図示の電子ファインダーやモニター等の表示部材には画像が写し出されない。したがって、これを観察している撮影者に対して、立体撮影用アダプタ200に映像信号が入力されていない等の異常を伝えることができる。
【0058】
なお、この警告動作に併せて、アダプタマイコン140からカメラマイコン128に対して信号を送信し、カメラマイコン128に上記表示部材上に映像信号が未入力であることを知らせるための表示を行わせてもよい。
【0059】
そして、ステップ3およびステップ4からステップ2に戻り、撮影途中でケーブルの断線やケーブルの接続不良等を監視する。
【0060】
(実施形態4)
上記実施形態3では、液晶シャッタ104a,104bをともに非透過状態にして異常を警告する方法について説明したが、図2に信号h,gとして示すように、左右の液晶シャッタ104a,104bに同時に+Vの駆動電圧を与える状態と、同時に−Vの駆動電圧を与える状態とを、通常撮影時のフレームレートよりも長いフレームレートに対応した、例えば1Hz以上の周期で交互に切り換えるようにしてもよい。
【0061】
これにより、左右の液晶シャッタ104a,104bは同時に透過状態になったり非透過状態になったりすることを繰り返し、上記表示部材上では画像の表示状態と非表示状態とが交互に切り換わって、あたかも表示部材が点滅しているように見える。したがって、これを観察している撮影者に対して、立体撮影用アダプタ200に映像信号が入力されていないことを伝えることができる。
【0062】
なお、上記各実施形態では、左右の光路からの光束を交互に撮像装置(ビデオカメラ)に入射させるシャッタとして、液晶シャッタを用いた場合について説明したが、本発明は、上記シャッタとして機械的なシャッタ(例えば、フォーカルプレーンタイプのものや円板に1つの光通過口を形成して左右の光路の入射口の前で回転させるもの)を用いる場合にも適用することができる。
【0063】
また、以上説明した各実施形態は、以下に示す各発明を実施した場合の一例に過ぎず、下記の各発明は上記各実施形態に様々な変更や改良が加えられて実施されるものである。
【0064】
〔発明1〕
撮像装置に対して着脱可能に装着される立体撮影用付属装置であって、
被写体からの光が入射する左右の光路を有する光学系と、
前記左右の光路からの光を前記撮像装置に設けられた撮像素子に交互に入射させるよう動作するシャッタと、
前記撮像装置から入力される映像信号に同期して前記シャッタの動作を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記撮像装置から映像信号が入力されないときに警告動作を行うことを特徴とする立体撮影用付属装置。
【0065】
これにより、撮像装置との接続不良や接続ケーブルの断線等によって撮像装置から映像信号が入力されない場合には、警告動作によってこれを撮影者に明確に認識させることができる。
【0066】
〔発明2〕
前記制御手段は、前記撮像装置から映像信号が入力されないときに、前記シャッタを前記左右の光路の双方からの光を前記撮像素子に入射させない状態に設定することを特徴とする発明1に記載の立体撮影用付属装置。
【0067】
〔発明3〕
前記制御手段は、前記撮像装置から映像信号が入力されないときに、前記シャッタを前記左右の光路の双方からの光を同時に前記撮像素子に入射させる状態と前記左右の光路の双方からの光を前記撮像素子に入射させない状態とに交互に切り換えることを特徴とする発明1に記載の立体撮影用付属装置。
【0068】
〔発明4〕
前記制御手段は、前記シャッタを前記左右の光路の双方からの光を同時に前記撮像素子に入射させる状態と前記左右の光路の双方からの光を前記撮像素子に入射させない状態に1Hz以上の周期で交互に切り換えることを特徴とする発明3に記載の立体撮影用付属装置。
【0069】
〔発明5〕
発明1から4のいずれかに記載の立体撮影用付属装置と、この立体撮影用付属装置が着脱可能に装着される撮像装置とを含むことを特徴とする立体撮影システム。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、撮像装置から映像信号が入力されているときに確実に該映像信号に同期させてシャッタを動作させることができ、適正な立体視用の視差画像を撮像することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1である立体撮影システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施形態1〜4の立体撮影システムを構成する立体撮影レンズの動作タイミングを説明するための図である。
【図3】上記実施形態1の立体撮影システムの斜視図である。
【図4】上記立体撮影レンズの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態3である立体撮影システムの構成を示すブロック図である。
【図6】上記実施形態3の立体撮影システムの斜視図である。
【図7】従来の立体撮影用アダプタの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
101 立体撮影レンズ
102,150 ビデオカメラ
200 立体撮影用アダプタ
103a,103b 対物ミラー
104a,104b 液晶シャッタ
105 プリズム
106 絞り
107 ズームレンズ
108 フォーカスレンズ
125 撮像素子
Claims (1)
- 撮像装置に対して着脱可能に装着される立体撮影用付属装置であって、
被写体からの光が入射する左右の光路を有する光学系と、
前記左右の光路からの光を前記撮像装置に設けられた撮像素子に交互に入射させるよう動作するシャッタと、
前記シャッタの動作を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記撮像装置から映像信号が入力されているか否かを判別し、映像信号が入力されているときに該映像信号に同期させて前記シャッタを動作させることを特徴とする立体撮影用付属装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003012784A JP2004228810A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 立体撮影用付属装置 |
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---|---|---|---|
JP2003012784A JP2004228810A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 立体撮影用付属装置 |
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-
2003
- 2003-01-21 JP JP2003012784A patent/JP2004228810A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2012015863A (ja) * | 2010-07-01 | 2012-01-19 | Sony Corp | 撮像装置 |
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