JP2004227460A - プラント制御システム用タグ及びプラント制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】標準で用意されている基本タグ以外のタグも容易に定義でき、かつインテリジェントなフィールド機器でもタグ実行可能なタグ構成、及びそのタグ構成にその動作が依存するプラント制御システムを提供する。
【解決手段】プラント制御システムは、タグ定義部51、データベース部52、タグダウンロード部53を有するコンフィグレータ5と、タグ操作部41を有する操作監視ステーション4と、制御用バス制御部11、タグ情報分岐部12、第1のタグ実行部13、タグメモリ14、フィールド機器制御部15を有するコントローラ1と、第2のタグ実行部31を有するインテリジェントフィールド機器3とを備え、これらの操作監視ステーション4、コントローラ1、及びインテリジェントなフィールド機器で使用できるタグを一括してタグ定義部51で定義する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、操作監視ステーション内のデータとコントローラのデータをタグで一元管理してプラントの制御を行うプラント制御システムに関し、特に、タグの定義、並びにタグ定義に依存するプラント制御システムの動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プラントを制御するコントローラと、このコントローラと同一ネットワーク上に接続された前記プラントを監視する計算機システムとを有する前記プラントの監視制御装置に設けられ、前記プラントの監視・制御に用いられる各種のデータをタグにより管理するタグシステムにおいて、前記タグは属性定義情報と手続定義情報とを一体に登録可能に構成され、前記手続定義情報の設定により、前記計算機システムの手続処理を実行可能としたことを特徴とするタグシステムがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−63315号公報(請求項1及び請求項2、図1、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のタグシステムでは、基本タグの属性定義を継承するタグ(継承タグ)を定義することと、基本タグ並びに継承タグを組合せて新しいタグを定義することはできる。しかしながら、この基本タグはシステム側が用意しているもので、ユーザー側が基本タグとまったく異なる新しいタグを自由に定義することはできない。
【0005】
また、従来、コントローラで実行する制御ロジック及び操作監視ステーションで表示するグラフィック部品を取り扱う場合、その都度別々に設計する必要があり、さらに前記制御ロジックと前記グラフィック部品間での信号のやり取りも当該信号1点毎にそれらの関連を定義する必要があった。
【0006】
また、コントローラにはタグ定義情報をダウンロードできるが、制御処理を実行できるインテリジェントなフィールド機器にはタグ定義情報をダウンロードすることができなかった。
【0007】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、タグ定義及びタグ構成にその動作が依存するプラント制御システムにおいて、システム側が標準で用意している基本タグとは異なったタグもユーザー側で自由かつ容易に定義できるようにすることにより、エンジニアリングコストの低減を実現することを目的とする。
【0008】
また、コントローラで実行する制御ロジックと操作監視ステーションで表示するグラフィック部品を、あるまとまった機能単位毎でタグとして管理し、それらの間の信号の関連づけもタグ名称の指定のみで可能とすることを目的とする。また、関連付けられる制御ロジックとグラフィック部品に関してデータベース部に登録可能とし、一度の定義により二度目からは当該タグを利用することを可能とする。
【0009】
また、インテリジェントなフィールド機器にタグ構成をダウンロードできるようにすることにより、コントローラ台数を削減し設備導入コスト低減を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明によるプラント制御システム用タグは、制御用バスを介して接続されるコントローラ、操作監視ステーション、及びコンフィグレータと、前記コントローラに接続されるインテリジェントなフィールド機器を含むフィールド機器から構成されているプラント制御システムに使用されるタグであって、
前記プラント制御システムの構成を定義する構成情報と、前記フィールド機器が入出力する情報並びに前記操作監視ステーションが表示又は操作入力する情報を定義する属性情報と、プラント制御を行うために必要となる処理、当該処理の実行場所、及び前記操作監視ステーションが表示又は操作入力を行うためのグラフィック部品を定義する機能情報から構成され、前記コンフィグレータ内のタグ定義部において定義されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
[プラント制御システムの構成]
図1はこの発明の実施の形態1によるプラント制御システムの全体を示すブロック構成図である。
【0012】
図において、本実施の形態のプラント制御システムは、プラント制御用のコントローラ1と、プラント制御用のフィールド機器としてノンインテリジェントなフィールド機器2及びインテリジェントなフィールド機器3と、プラント制御用の操作監視ステーション4と、前記コントローラ1、前記インテリジェントなフィールド機器3、並びに前記操作監視ステーション4で使用するタグの定義並びにタグのダウンロードを行うコンフィグレータ5を備えている。前記ノンインテリジェントなフィールド機器2と前記インテリジェントなフィールド機器3は、ともにコントローラ1に接続されており、また、コントローラ1、操作監視ステーション4、及びコンフィグレータ5は制御用バス6により接続されている。
【0013】
コントローラ1は、制御用バス制御部11と、タグ情報分岐部12と、第1のタグ実行部13と、タグメモリ14と、フィールド機器制御部15により構成されている。制御用バス制御部11は、制御用バス6を介して操作監視ステーション4及びコンフィグレータ5との通信を制御する。タグ情報分岐部12は、制御用バス6を介して受信されるタグ情報をノンインテリジェントなフィールド機器2を使用した場合のタグ情報と、インテリジェントなフィールド機器3を使用した場合のタグ情報とに分岐する役割を果す。第1のタグ実行部13は、タグ情報分岐部12から渡されたタグを実行する。タグメモリ14は、タグ実行結果並びに中間値、タグ動作用パラメータを保持する。フィールド機器制御部15は、ノンインテリジェントなフィールド機器2並びにインテリジェントなフィールド機器3との通信を制御する。
【0014】
インテリジェントなフィールド機器3は、その内部にタグを実行する第2のタグ実行部13を有し、操作監視ステーション4は、その内部にタグ実行結果の表示と操作入力を行うタグ操作部41を有している。
【0015】
コンフィグレータ5は、タグ定義部51、データベース部52、タグダウンロード部53により構成されている。タグ定義部51はタグの定義を行い、データベース部52は定義したタグを保存する。タグダウンロード部53は、定義したタグ情報を制御用バス6を介してコントローラ1並びに操作監視ステーション4にダウンロードする。
【0016】
次に、図1に示したプラント制御システムの包括的な動作について説明する。
【0017】
まず、コンフィグレータ5内のタグ定義部51は、コントローラ1、インテリジェントフィールド機器3、操作監視ステーション4がプラント制御に使用するタグを一括定義し、タグに関する情報(以下 タグ情報)を作成する。タグ定義部51が定義したタグ情報は、データベース部52に保存されると同時に、タグダウンロード部53に渡される。
【0018】
データベース部52に保存されたタグ情報は、必要に応じてタグ定義部51が読み出し、再利用する。すなわち、タグ定義部51は、データベース部52に保存されているタグ情報を基にして新たなタグを定義し、新たなタグ用のタグ情報を作成することもできる。
【0019】
タグダウンロード部53は、タグ定義部51から渡されたタグ情報を制御用バス6を介してコントローラ1と操作監視ステーション4にそれぞれダウンロードする。
【0020】
コントローラ1に制御用バス6を介してダウンロードされたタグ情報は、制御用バス制御部11を経由して、タグ情報分岐部12に渡される。タグ情報分岐部12は、渡されたタグ情報を調べ、プラント制御を行うための処理をコントローラ1内で行うものか、インテリジェントなフィールド機器3で行うものかを判定する。タグ情報分岐部12は、コントローラ1内でプラント制御を行うための処理を行うためのタグ情報と判定すると、全て第1のタグ実行部13へ渡す。また、タグ情報分岐部12は、インテリジェントなフィールド機器3でプラント制御を行うための処理を行うためのタグ情報と判定すると、プラント制御を行うための処理実行に必要な部分をフィールド機器制御部15を使用して、インテリジェントなフィールド機器3にダウンロードし、タグ情報を第1のタグ実行部13に渡す。
【0021】
第1のタグ実行部13は、タグ情報分岐部12から渡されたタグ情報を基に、タグメモリ14で使用する領域の特定と、使用するノンインテリジェントなフィールド機器2又はインテリジェントなフィールド機器3の特定を行う。次に、第1のタグ実行部13は、タグ情報が、プラント制御を行うための処理をコントローラ1内で行うタグ情報であるか、インテリジェントなフィールド機器3で行うタグ情報であるかを判定する。そして、プラント制御を行うための処理をコントローラ1内で行うタグ情報であると判定した場合には、第1のタグ実行部13自身が、フィールド機器制御部15を使用して、ノンインテリジェントなフィールド機器2又はインテリジェントなフィールド機器3とプラントデータを入出力し、プラント制御を行うための処理を行い、その処理結果または中間値をタグメモリ14に書込む。また、プラント制御を行うための処理をインテリジェントなフィールド機器3で行うためのタグ情報であると判定した場合には、フィールド機器制御部15を使用して、インテリジェントなフィールド機器3からプラントデータとプラント制御を行うための処理結果並びにその中間値を読出し、タグメモリ14に書込む。
【0022】
インテリジェントなフィールド機器3内の第2のタグ実行部31は、コントローラ1からダウンロードされたタグ情報を基に、プラントデータの入出力並びにプラント制御を行うための処理を実行し、その処理結果と中間値並びにプラントデータを、フィールド機器制御部15経由でコントローラ1の第1のタグ実行部13に渡す。
【0023】
操作監視ステーション4に制御用バス6を介してダウンロードされたタグ情報は、タグ操作部41が受信し、コントローラ1並びにインテリジェントなフィールド機器3でのタグ情報で記述されているプラント制御を行うための処理の実行結果の表示並びに操作入力を行うために使用される。すなわち、タグ操作部41は、タグ情報を基に、プラント制御を行うための処理を行っているコントローラ1を特定し、制御用バス6を介してコントローラ1のタグメモリ14から必要な情報を読出し、表示する。また、タグ情報を基に、操作入力つまりプラント制御を行うための処理に必要なパラメータの読出しを行い、制御用バス6を介してタグメモリ14に書込む。
【0024】
このように、コントローラ1とインテリジェントなフィールド機器3に適切にタグ情報を渡すことができ、コントローラ1だけでなくインテリジェントなフィールド機器3も使用したプラント制御を実現することができる。その結果、コントローラ1の負荷の低減、またはコントローラ1の台数の低減を図ることができ、コントローラ1、ノンインテリジェントなフィールド機器2、インテリジェントなフィールド機器3、操作監視ステーション4で構成されるプラント制御システム全体の設備導入コストを削減できる。
【0025】
すなわち、コントローラ1内で行っていたプラント制御を行うための処理をコントローラ1より安価なインテリジェントなフィールド機器3で行うことにより、コントローラ1の負荷並びに台数を低減することができる。
【0026】
[タグ定義について(1)]
次に、タグ定義の具体的動作について説明する。ここでは、タグ情報を、プラント制御システムの構成を定義する構成情報と、ノンインテリジェントなフィールド機器又はインテリジェントなフィールド機器が入出力する情報並びに操作監視ステーションが表示または操作入力する情報を定義する属性情報と、プラント制御を行うために必要となる処理等の機能を定義する機能情報とに分けて、タグ定義を行う。
【0027】
図2はこの発明の実施の形態に用いられるタグ情報の構造である。図2において、タグ定義部51で定義するタグ構造として、プラント制御システムの構成を定義する構成情報71と、ノンインテリジェントなフィールド機器2又はインテリジェントなフィールド機器3が入出力する情報並びに操作監視ステーション4が表示または操作入力する情報を定義する属性情報72と、プラント制御を行うために必要となる処理等の機能を定義する機能情報73とから構成されているタグ情報7を使用する。
【0028】
構成情報71は、定義したタグが使用している操作監視ステーション、コントローラ、フィールド機器を特定するための情報で、制御用バス6に接続されている複数のコントローラ1のうちのどのコントローラとその内部のタグメモリのアドレスを使用しているか、並びに制御用バス6に接続されている複数の操作監視ステーション4のうちのどの操作監視ステーションを使用しているかを定義すると同時に、コントローラ1がプラントデータの入出力に使用するインテリジェントなフィールド機器3又はノンインテリジェントなフィールド機器2を定義するための情報である。
【0029】
属性情報72は、コントローラ1がノンインテリジェントなフィールド機器2又はインテリジェントなフィールド機器3を使用して入出力するプラントデータの数とその属性、並びにプラント制御を行う処理に必要なパラメータすなわち処理の中間値や処理に必要なデータを定義するための情報である。
【0030】
機能情報73は、タグがプラント制御を行うための処理の種別又はその処理自体の情報、その処理が実装されている場所(すなわち、コントローラ1でタグの処理を実行するのか、インテリジェントなフィールド機器3内で処理を実行するのか)、また操作監視ステーション1でタグ処理結果の表示並びに操作入力に使用するグラフィック部品を定義するための情報である。ここで、上記プラント処理自体の中身又は表示用グラフィック部品を、ユーザーが自由に定義できることも本実施の形態の特徴である。例えば、従来は、システム側がプラント制御用処理としてのPID制御、表示用グラフィック部品としての計装パネルを用意し、ユーザーがそれらを使用していたが、本実施の形態では、ユーザー独自のプラント制御用ロジック又は表示用グラフィック部品を作成することができる。
【0031】
このように、タグ情報7を、構成情報71と、属性情報72と、機能情報73とで構成することにより、コンフィグレータ5のタグ定義部51は、コントローラ1、インテリジェントなフィールド機器3、操作監視ステーション4で使用するタグ情報を一括して定義することができるので、コントローラ1、インテリジェントなフィールド機器3、操作監視ステーション4で構成されたプラント制御システムのタグ定義作業の効率を上げることができる。また、システム標準の情報だけでなく、ユーザー独自の情報(プラント制御用ロジック又は表示用グラフィック部品等)を含む任意のタグを定義することができる。
【0032】
なお、構成情報71に複数の操作監視ステーションを定義することにより、1つのタグ実行結果を複数の操作監視ステーションで表示することもできる。
【0033】
[タグ定義について(2)]
上記説明では、データベース部52に保存するタグ情報はタグ定義部51が定義したタグを保存するとしたが、予めプラント制御システムに用意されたタグ(標準タグ)を保存しておいてもよい。
【0034】
図3はプラント制御システムに用意されたタグ(標準タグ)を保存しているデータベース部52の動作を示す図である。
【0035】
図3において、コンフィグレータ5内のデータベース部52には、タグ定義部51により定義した前述のタグ情報7と、あらかじめプラント制御システムの標準タグとして用意されたタグ情報7aが格納されている。
【0036】
標準タグのタグ情報7aをタグ定義部51が定義するタグ情報7と同じデータ構造で作成し、予めデータベース部52に保存しておくことにより、データベース部52は、タグ定義部51が登録するタグ情報7と標準タグのタグ情報7aを特に区別することなく管理することができる。
【0037】
タグ情報7とタグ情報7aのデータ構造が同じであるので、タグ定義部51はデータベース部52からタグ情報7とタグ情報7aとを必要な時に読み出すことができる。
【0038】
このように、データベース部52はタグ定義部51が定義したタグ情報7と標準タグのタグ情報7aを同じデータ構造で保存することができるので、タグ定義部51が必要な時にタグ情報7とタグ情報7aを読み出すことができ、コンフィグレータ5が、制御用バス6を介してコントローラ1、インテリジェントなフィールド機器3、操作監視ステーション4と接続されていない状態であってもタグ定義を一括して行っておき、コンフィグレータ5がコントローラ1、インテリジェントなフィールド機器3、操作監視ステーション4に接続された時にデータベース部52から読み出し、ダウンロードすることもでき、プラント制御システムの設計を効率よく行うことができる。
【0039】
[タグ定義について(3)]
上記説明では、タグ定義部51がタグを定義するとしたが、データベース部52に保存されているタグ情報7またはタグ情報7aを読出し、その内容を変更して新しいタグ情報を定義しても良い。
【0040】
図4はデータベース部52に保存されているタグ情報7又はタグ情報7aを読出し、その内容を変更して新しいタグ情報7bを定義するタグ定義部51の動作を示す図である。
【0041】
図において、コンフィグレータ5内のデータベース部52には、タグ定義部51が定義したタグ情報7と、プラント制御システム標準タグのタグ情報7aが保存されている。そして、タグ情報7bは、データベース部52から読み出したタグ情報7またはタグ情報7aの内容を変更して定義した新たなタグのタグ情報である。なお、タグ情報7は構成情報71、属性情報72、機能情報73で構成され、新たなタグ情報7bは構成情報71b、属性情報72b、機能情報73bで構成されている。
【0042】
次に、動作について説明する。タグ定義部51は、データベース部52からタグ情報7を読み出す。タグ情報7は、例えば、コントローラ1aとノンインテリジェントなフィールド機器である流量計2a,バルブ2cを使用してPID制御を行い、操作監視ステーション4aでその結果を表示または操作入力を行うタグの情報であるとする。タグ定義部51は、読出したタグ情報7を変更して、例えば、コントローラ1bとノンインテリジェントなフィールド機器である流量計2b,バルブ2dとを使用してSPID制御を行い、操作監視ステーション4bでその結果を表示または操作入力を行うタグ情報7bにし、このタグ情報7bをデータベース部52に登録する。
【0043】
このように、タグ定義部51はデータベース部52に保存しているタグ情報を読出し、その一部または全部を変更して新しいタグ情報を定義することができるので、タグ定義を一から始める必要はなくタグ定義作業の効率を上げることができる。
【0044】
なお、上記ではタグ定義部51が定義したタグ情報を変更して新たなタグを定義したが、プラント制御システムが標準で用意しているタグのタグ情報7aをデータベース部52から読み出し、変更して新たなタグを定義しても良い。
【0045】
[タグ定義について(4)]
上記説明では、タグ情報をプラント制御システムで一意に識別する方法には特に説明しなかったが、タグを識別する情報をタグ情報に付加して、タグをプラント制御システムで一意に識別してもよい。
【0046】
図5はプラント制御システムで一意に識別できるタグの構成を示す図である。
【0047】
図5において、タグ情報7は、タグ情報の構成情報71と、タグ情報の属性情報72と、73はタグ情報の機能情報と、タグをプラント制御システムで一意に特定するためのタグ名称74とから構成される。
【0048】
タグ定義部51は、タグを定義する時に、構成情報71、属性情報72、機能情報73と共に、タグ名称74にプラント制御システムで一意に特定できる名称をつけて、データベース部52に登録する。これにより、プラント制御システムを構成するコントローラ1、ノンインテリジェントなフィールド機器2又はインテリジェントなフィールド機器3、操作監視ステーション4を使用するタグをプラント制御システムで一意に特定することができる。
【0049】
また、タグ定義部51が、データベース部に登録したタグ情報7を読出し、タグ名称と構成情報の全部または一部を修正することにより、一度データベース部52に登録したタグを新たなタグとして再利用する場合にもタグの管理を効率よく行うことができる。
【0050】
このように、タグ情報7にタグ名称74を追加することによって、プラント制御システムを構成するコントローラ1、ノンインテリジェントなフィールド機器2又はインテリジェントなフィールド機器3、操作監視ステーション4を使用するタグをプラント制御システムで一意に特定できるので、タグの管理効率を向上することができる。
【0051】
また、一度データベース部52に登録したタグもタグ名称と構成情報の一部または全部を変更することによって、容易に新たなタグとして定義し再利用することができ、タグの定義効率を向上させることができる。
【0052】
[タグ定義について(5)]
上記説明では、タグ定義部51は、データベース部52から複数のタグ情報7又は複数のタグ情報7aを読出し、それらを組合わせることには説明しなかったが、複数のタグ情報7または複数のタグ情報7aを組合わせて新たなタグを定義してもよい。
【0053】
図6は複数のタグ情報を組合わせて新たなタグを定義するタグ定義部51の動作を示す図である。
【0054】
図6は、コンフィグレータ5内のタグ定義部51及びデータベース部52を示している。データベース部52内には、タグ情報7を保存しており、このタグ情報7は、構成情報71、属性情報72、機能情報73、タグ名称74を有している。また、データベース部52には、プラント制御システムに標準で用意されているタグのタグ情報7aを保存しており、このタグ情報7aは、構成情報71a、属性情報72a、機能情報73a、タグ名称74aを有している。また、タグ情報7cは複数のタグ情報を組合わせた時に使用する新たなタグであり、タグ名称74cと、組合わせたタグの構成を示すタグ構成情報75cと、組合わせた複数のタグのタグ情報7,7a,・・・から構成される。
【0055】
タグ定義部51は、データベース部52からタグ情報7とタグ情報7aを読出し、タグ情報7cのタグ構成情報75cのタグ情報1にタグ情報7を登録し、タグ構成情報75cのタグ情報2にタグ情報7bを登録し、プラント制御システムでタグ情報7cを一意に特定できる名称をタグ名称74cに設定し、データベース部52に登録する。
【0056】
このように、タグ情報7cを使用することにより、タグ情報7で定義されたタグとタグ情報7aで定義されたタグを組合わせて使用することができ、同じ機能を一から定義する場合に比べ作業効率を上げることができる。
【0057】
[タグダウンロード部の動作について]
次に、本実施の形態のタグダウンロード部の具体的な動作について説明する。ここでタグダウンロード部53は、タグ情報をコントローラ1で使用するタグ実行に必要な情報(タグ実行情報)と、タグ実行結果の表示並びに操作入力するための情報(タグ表示情報)とに分けてダウンロードする。
【0058】
図7は本実施の形態のタグダウンロード部53の動作を示す図である。
【0059】
図7のタグダウンロード部53において、タグ情報7は、タグ定義部51から渡されてきたもので、構成情報71と、属性情報72と、機能情報73と、タグ名称74を有している。また、タグ情報7dは、操作監視ステーション4にダウンロードするためのタグ情報であり、構成情報71dと、属性情報72dと、機能情報73dと、タグ名称74dを有している。また、タグ情報7eは、コントローラ1又はインテリジェントなフィールド機器3で使用するためにコントローラ1にダウンロードするタグ情報であり、構成情報71eと、属性情報72eと、機能情報73eと、タグ名称74eを有している。また、タグ名称74d並びにタグ名称74eにはタグ名称74の名称をそのまま設定する。
【0060】
次に、動作について説明する。まず、タグダウンロード部53は、タグ定義部51から渡されたタグ情報7から、操作監視ステーション4にダウンロードするタグ情報7dと、コントローラ1にダウンロードするタグ情報7eを作成する。タグ情報7eはコントローラ1とインテリジェントなフィールド機器3でタグの実行に使用するためのタグ情報で、タグ情報7から操作監視ステーション4で使用する情報、すなわち機能情報から操作監視ステーションで使用するグラフィック部品の情報を削除したものである。また、タグ情報7dは操作監視ステーション1でタグ実行結果の表示並びに操作入力を行うために使用するタグ情報で、タグ情報7からコントローラ1とインテリジェントなフィールド機器3で使用する情報、すなわち構成情報からコントローラ1を特定する情報を、機能情報からプラント制御用処理に関する情報を削除したものである。
【0061】
タグダウンロード部53は、コントローラ1とインテリジェントなフィールド機器3で使用するタグ情報7eはコントローラ1へ、操作監視ステーション1で使用するタグ情報7dは操作監視ステーション4へ、制御用バス6を介してそれぞれダウンロードする。
【0062】
このように、タグダウンロード部53はタグ情報7をコントローラ1で必要なタグ情報7eと操作監視ステーション4で必要なタグ情報7dに分けてダウンロードすることにより、ダウンロードされたコントローラ1と操作監視ステーション4でタグ情報7dまたは7eを格納する領域を削減できるので、コントローラ1と操作監視ステーション1の製造コストを低減することができる。
【0063】
[タグ情報分岐部の動作について]
次に、本実施の形態のタグ情報分岐部12の詳細な動作について説明する。ここで、タグ情報分岐部12は、制御用バス制御部11経由でタグダウンロード部53からダウンロードされたタグ情報7eから、インテリジェントなフィールド機器でプラント制御に必要な処理を行う場合にはその部分を抽出してもよい。
【0064】
図8は本実施の形態に用いられるタグ情報分岐部の動作を示す図である。
【0065】
図8において、タグ情報分岐部12は、タグダウンロード部53からダウンロードされたタグ情報7eから、インテリジェントなフィールド機器にダウンロードするためにタグ情報7fを抽出する役割を果す。なお、71eはタグ情報7eの構成情報、72eはタグ情報7eの属性情報、73eはタグ情報7eの機能情報、74eはタグ情報7eのタグ名称であり、72fはタグ情報7fの属性情報、73fはタグ情報7fの機能情報である。
【0066】
次に、動作について説明する。タグ情報分岐部12は、タグ情報7eの機能情報73eの実行部実装場所がフィールド機器3であった場合には、フィールド機器がインテリジェントなフィールド機器3であると判断する。次に、タグ情報分岐部12は、タグ情報7eからインテリジェントなフィールド機器3にダウンロードする情報、即ち機能情報73eからプラント制御を行う処理と、属性情報7eを抽出し、タグ情報7fとする。タグ情報分岐部12は、抽出したタグ情報7fをフィールド機器制御部15を使用して、該当するインテリジェントなフィールド機器3の第2タグ実行部にダウンロードする。また、タグ情報分岐部12はタグ情報7eを第1のタグ実行部13にも渡す。
【0067】
なお、機能情報73eの実行部実装場所がコントローラ1であった場合には、タグ情報7eを第1のタグ実行部13に渡すのみで、インテリジェントなフィールド機器3へダウンロードするタグ情報7fは抽出しない。
【0068】
このように、タグ情報分岐部12は、タグダウンロード部53からダウンロードされたタグ情報7eがインテリジェントなフィールド機器3を使用する情報を含んでいた場合には、インテリジェントなフィールド機器3で使用する情報のみを抽出し、ダウンロードすることによって、インテリジェントなフィールド機器3も使用可能とすることができる。
【0069】
[第1のタグ実行部の動作について(1)]
次に、本実施の形態の第1のタグ実行部13の詳細な動作について説明する。ここで、第1のタグ実行部13はタグ情報分岐部12から渡されたタグ情報7eを使用して、コントローラ1内でタグの実行を行う。
【0070】
図9はコントローラ1内でタグの実行を行う場合の第1のタグ実行部の動作を示す図である。
【0071】
図9において、第1のタグ実行部13にタグ情報分岐部12からタグ情報7eが渡される。ここで、71eはタグ情報7eの構成情報、72eはタグ情報7eの属性情報、73eはタグ情報7eの機能情報、74eはタグ情報7eのタグ名称である。第1のタグ実行部13は、フィールド機器の処理結果並びに中間値の読み込み、またタグ実行に必要なパラメータの読み出しを行うためのタグメモリ14を備えている。また、第1のタグ実行部13には、フィールド機器制御部15を介して、タグへのプラントデータ入力が行われるノンインテリジェントなフィールド機器2A(例えば流量計)が接続され、タグからのプラントデータ出力を行うノンインテリジェントなフィールド機器2B(例えばバルブ)が接続されている。
【0072】
次に、動作について説明する。第1のタグ実行部13は、タグ情報分岐部12から渡されたタグ情報7eの構成情報71eを基に、タグメモリ14で使用する領域の特定(例えばTAG01)と、使用するフィールド機器2A及びフィールド機器2Bを特定する。次に、第1のタグ実行部13は、タグ情報7eの機能情報73eを基に、プラント制御を行うための処理をコントローラ1内で行うことを判定する。そして、第1のタグ実行部13自身が、フィールド機器制御部15を使用してフィールド機器2Aからプラントデータ入力(例えば流量)を読出し、プラント処理を行うための処理(例えばPID制御)を行い、その結果をフィールド機器2Bにプラントデータ出力(例えば操作量)として出力する。また、第1のタグ実行部13は、プラント制御を行うための処理結果または中間値をタグメモリ14でプラント制御を行うための処理用に使用している領域(例えばTAG01)に書込む。なお、第1のタグ実行部13は、タグメモリ14内のTAG01からプラント制御を行うための処理に必要なパラメータの読出しも合わせて行う。
【0073】
このように、第1のタグ実行部13は、フィールド機器との間でプラントデータの入出力とプラント制御を行うための処理を行うことにより、タグを使用したプラント制御を実現することができる。
【0074】
[第1のタグ実行部とタグ操作部との通信について]
次に、本実施の形態における、第1のタグ実行部13とタグ操作部41との通信について説明する。ここでは、第1のタグ実行部13が、プラント制御を行う処理結果に応じて、タグ操作部41に処理要求を出しても良い。
【0075】
図10は本実施の形態における第1のタグ実行部13とタグ操作部4の動作を説明する図である。
【0076】
図10は、コントローラ1内でタグの実行を行う場合の第1のタグ実行部13の処理要求の送信動作を示す。図において、第1のタグ実行部13には、タグ情報分岐部12からタグ情報7eが渡されており、このタグ情報7eは、構成情報71e、属性情報72e、機能情報73e、タグ名称74eを有している。タグメモリ14には、第1のタグ実行部13からプラント制御の処理結果並びに中間値の書き込み、及びタグ実行に必要なパラメータの読み出しが行われている。操作監視ステーション4のタグ操作部41には、タグダウンロード部53からタグ情報7dが渡されており、このタグ情報7dは、構成情報71d、属性情報72d、機能情報73d、タグ名称74dを有している。
【0077】
次に、動作について説明する。第1のタグ実行部13は、プラント制御を行うための処理を実行中に、状態変化(例えば上限アラーム)を検出した場合には、タグメモリ14の該当エリア(例えばTAG01)に上限アラーム検出を登録するとともに、制御用バス11を使用してタグ操作部41を持つ操作監視ステーション4に、TAG01の上限アラーム表示要求を出す。タグ操作部41は、このTAG01の上限アラーム表示要求に従って、例えば操作監視ステーション4の監視画面から状態変化表示を行う。この場合、タグ操作部41にタグダウンロードされているタグ情報7dには、その機能情報として表示用グラフィックにPID制御パネルが定義されており、このPID制御パネルは上限アラーム又は下限アラームのための表示ができるようになっている。
【0078】
このように、第1のタグ実行部13は、プラント制御を行うための処理実行中に状態変化を検出した場合には、タグ情報にしたがって表示を行う操作監視ステーションに状態変化表示要求を行う。そのため、操作監視ステーション内のタグ操作部に状態変化検出機能を持たせる必要がなくなるので、タグ操作部の構成を簡略化できる。また、タグ操作部41がタグメモリ14から処理結果を読み出して表示する場合に比べ、第1のタグ実行部13から処理要求を出した方が状態変化検出から表示までの時間を短縮することもできる。
【0079】
[第1のタグ実行部の動作について(2)]
上記説明では、第1のタグ実行部13のインテリジェントフィールド機器3使用時の動作には説明しなかったが、ここでは、タグ情報分岐部12から渡されたタグ情報7eの機能情報73eを使用して、インテリジェントなフィールド機器3内でタグ実行を行う動作について説明する。
【0080】
図11はインテリジェントなフィールド機器3内でタグ実行を行う場合の第1のタグ実行部の動作を示す図である。
【0081】
図11において、第1のタグ実行部13には、タグ情報分岐部12からタグ情報7eが渡されており、このタグ情報7eは、構成情報71e、属性情報72e、機能情報73e、タグ名称74eから構成されている。タグメモリ14には、第1のタグ実行部13からプラント制御の処理結果並びに中間値の書き込み、及びタグ実行に必要なパラメータの読み出しが行われている。また、第1のタグ実行部13は、フィールド機器制御部15を介して、タグへのプラントデータ入力と入力に伴う所定の処理(例えばアラーム処理)を行うインテリジェントなフィールド機器3A(例えば流量計)、及びタグからのプラントデータ出力並びにプラント制御処理(例えばPID制御)と出力に伴う所定の処理(例えば出力制限)を行うインテリジェントなフィールド機器3B(バルブ)が接続されている。
【0082】
次に、動作について説明する。第1のタグ実行部13は、タグ情報分岐部12から渡されたタグ情報7eの構成情報71eを基に、タグメモリ14で使用する領域の特定(例えばTAG02)と、使用するフィールド機器3A及びフィールド機器3Bを特定する。次に、第1のタグ実行部13は、タグ情報7eの機能情報73eを基に、プラント制御を行うための処理をフィールド機器内で行うことを判定する。
【0083】
そして、第1のタグ実行部13は、フィールド機器制御部15を使用してインテリジェントなフィールド機器3A並びに3Bからプラントデータとプラント制御を行うための処理結果並びにその中間値を読出し、タグメモリ14のTAG02に書込む。また、第1のタグ制御部13はタグメモリ14のTAG02内のプラント制御を行う処理に必要なパラメータとインテリジェントなフィールド機器3Aと3B内の該当するパラメータを照合し、不整合があればその整合をとる。
【0084】
このように、第1のタグ実行部13は、タグ情報を基にタグの実行をコントローラ1内で行うのかインテリジェントなフィールド機器内で行うのかを判定し、コントローラ1内で行う場合には自身がプラント制御を行うための処理を行い、処理をインテリジェントなフィールド機器内で行う場合には、インテリジェントなフィールド機器からの処理結果の読出しとタグメモリ内のパラメータとインテリジェントなフィールド機器内のパラメータとの照合を行うことにより、インテリジェントなフィールド機器3も使用可能とすることができる。
【0085】
なお、インテリジェントなフィールド機器3Aまたは3Bから状態変化検出を通知された場合には、制御用バス制御部11を使用して、該当する操作監視ステーション4のタグ操作部41に、状態変化表示の要求を出すことはいうまでもない。
【0086】
[第2のタグ実行部の動作について]
次に、本実施の形態における第2のタグ実行部31の動作について説明する。ここで、第2のタグ実行部31は、タグ情報分岐部12からダウンロードされたタグ情報にしたがって、プラント制御に必要な処理を実行する。
【0087】
図12は、本実施の形態に用いられる第2のタグ実行部31の動作を示す図である。
【0088】
図12において、第1のタグ実行部13は、フィールド機器制御部15を介して、インテリジェントなフィールド機器3A(例えば流量計)及びインテリジェントなフィールド機器3B(例えばバルブ)に接続している。そして、インテリジェントなフィールド機器3A及び3Bはそれぞれ第2のタグ実行部31A及び31Bを備えている。第2のタグ実行部31A及び31Bには、タグ情報分岐部12からタグ情報7fがダウンロードされており、このタグ情報7fは、属性情報72f、機能情報73fを有している。
【0089】
次に、動作について説明する。第2のタグ実行部31Aはタグ情報7fにしたがって、流量を測定し、プラント制御を行うための処理(例えば上限アラーム検出処理)を行う。第2のタグ実行部31Aは、処理結果をフィールド機器制御部15経由で第1のタグ実行部13に送るとともに、インテリジェントなフィールド機器3B内の第2のタグ実行部31Bにも送る。第2のタグ実行部31Bは、第1のタグ実行部13から受け取った情報とタグ情報7fを基に、プラント制御を行うための処理(例えばPID制御)を行い、その結果をプラントに出力するとともに、フィールド機器制御部15経由で第1のタグ実行部13に送る。
【0090】
また、第2のタグ実行部31A及び31Bは、タグメモリ14内のプラント制御に必要なパラメータを、第1のタグ実行部13とフィールド機器制御部15経由で受け取り、その処理に使用する。
【0091】
このように、インテリジェントなフィールド機器内の第2のタグ実行部が、プラント制御に必要な処理を実行することにより、コントローラ1内の負荷を低減することができる。
【0092】
[タグ操作部の動作について]
次に、本実施の形態におけるタグ操作部41の動作について説明する。ここで、タグ操作部41は、タグダウンロード部53からダウンロードされたタグ情報を使用して、タグ処理結果の表示とタグ実行に必要な操作入力を行う。
【0093】
図13は本実施の形態に用いられるタグ操作部41の動作を示す図である。
【0094】
図13において、操作監視ステーション4のタグ操作部41には、タグ処理結果を表示するための表示装置と、プラント制御に必要な操作入力を行う入力装置43が接続されている。また、タグ操作部41は、制御用バス制御部11を介して第1のタグ実行部13及びタグメモリ14に接続されている。タグ操作部41には、タグダウンロード部53からタグ情報7dがダウンロードされており、このタグ情報7dは、構成情報71d、属性情報72d、機能情報73d、タグ名称74dを有している。一方、第1のタグ実行部13には、タグ情報分岐部12からタグ情報7eが渡されており、このタグ情報7eは、構成情報71e、属性情報72e、機能情報73e、タグ名称74eを有している。
【0095】
次に、動作について説明する。タグ操作部41は、タグ情報7dにしたがって、コントローラ1の制御用バス制御部11を使用してタグメモリ14からプラント制御を行う処理の処理結果と中間値を読出し、表示装置42に表示する。また、タグ操作部41は、タグ情報7dにしたがって、入力装置43から入力されたプラント制御を行う処理に必要なパラメータを、コントローラ1の制御用バス制御部11を使用してタグメモリ14に書込む。第1のタグ実行部13は、タグ情報7eにしたがって、タグメモリ14に書込まれたプラント制御を行う処理に必要なパラメータを使用してプラント制御を行う処理を実行し、その処理結果並びに中間値をタグメモリ14に書込む。
【0096】
また、第1のタグ実行部13は、プラント制御を行う処理実行中に、状態変化(例えば上限アラーム)を検出した場合には、タグ情報7eにしたがって、制御用バス制御部11を使用してタグ操作部41に上限アラームの表示要求を送信する。タグ操作部41は、上限アラーム表示要求を受信したら、タグ情報7dにしたがって、表示装置42に上限アラームを表示する。
【0097】
このように、タグ操作部は、タグ情報にしたがってプラント制御を行う処理の結果を表示装置に表示することと、入力装置から入力されたプラント制御を行う処理に必要なパラメータをタグメモリに書込むこととによって、プラントの監視と操作を実現することができる。また、タグ操作部は、第1のタグ実行部から状態変化表示要求を受信したら、表示装置にその状態変化を表示することによって、状態変化検出機能を省くことができるので、タグ操作部の構成が簡略化でき、コストを低減できる。
【0098】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、プラント制御システムの構成としてインテリジェントなフィールド機器が含まれている場合について説明したが、実施の形態2では、ノンインテリジェントなフィールド機器のみが接続されているプラント制御システムについて説明する。
【0099】
図14はこの発明の実施の形態2によるプラント制御システムの全体を示すブロック構成図である。
【0100】
図において、本実施の形態のプラント制御システムは、プラント制御用のコントローラ1と、プラント制御用のフィールド機器としてノンインテリジェントなフィールド機器2と、プラント制御用の操作監視ステーション4と、前記コントローラ1、並びに前記操作監視ステーション4で使用するタグの定義並びにタグのダウンロードを行うコンフィグレータ5を備えている。前記ノンインテリジェントなフィールド機器2はコントローラ1に接続されており、また、コントローラ1、操作監視ステーション4、及びコンフィグレータ5は制御用バス6により接続されている。
【0101】
コントローラ1は、制御用バス制御部11と、第1のタグ実行部13と、タグメモリ14と、フィールド機器制御部15により構成されている。制御用バス制御部11は、制御用バス6を介して操作監視ステーション4及びコンフィグレータ5との通信を制御する。第1のタグ実行部13は、制御用バス制御部11を介して渡されたタグを実行する。タグメモリ14は、タグ実行結果並びに中間値、タグ動作用パラメータを保持する。フィールド機器制御部15は、ノンインテリジェントなフィールド機器2との通信を制御する。
【0102】
コンフィグレータ5は、タグ定義部51、データベース部52、タグダウンロード部53により構成されている。タグ定義部51はタグの定義を行い、データベース部52は定義したタグを保存する。タグダウンロード部53は、定義したタグ情報を制御用バス6を介してコントローラ1並びに操作監視ステーション4にダウンロードする。
【0103】
次に、図14に示したプラント制御システムの包括的な動作について説明する。
【0104】
まず、コンフィグレータ5内のタグ定義部51は、コントローラ1、インテリジェントフィールド機器3、操作監視ステーション4がプラント制御に使用するタグを一括定義し、タグに関する情報(以下 タグ情報)を作成する。タグ定義部51が定義したタグ情報は、データベース部52に保存されると同時に、タグダウンロード部53に渡される。
【0105】
データベース部52に保存されたタグ情報は、必要に応じてタグ定義部51が読み出し、再利用する。すなわち、タグ定義部51は、データベース部52に保存されているタグ情報を基にして新たなタグを定義し、新たなタグ用のタグ情報を作成することもできる。
【0106】
タグダウンロード部53は、タグ定義部51から渡されたタグ情報を制御用バス6を介してコントローラ1と操作監視ステーション4にそれぞれダウンロードする。
【0107】
コントローラ1に制御用バス6を介してダウンロードされたタグ情報は、制御用バス制御部11を経由して、第1のタグ実行部13へ渡される。
【0108】
第1のタグ実行部13は、タグ情報を基に、タグメモリ14で使用する領域の特定と、使用するノンインテリジェントなフィールド機器2の特定を行う。次に、第1のタグ実行部13は、フィールド機器制御部15を使用して、ノンインテリジェントなフィールド機器2とプラントデータを入出力し、プラント制御を行うための処理を行い、その処理結果または中間値をタグメモリ14に書込む。
【0109】
操作監視ステーション4に制御用バス6を介してダウンロードされたタグ情報は、タグ操作部41が受信し、コントローラ1でのタグ情報で記述されているプラント制御を行うための処理の実行結果の表示並びに操作入力を行うために使用される。すなわち、タグ操作部41は、タグ情報を基に、プラント制御を行うための処理を行っているコントローラ1を特定し、制御用バス6を介してコントローラ1のタグメモリ14から必要な情報を読出し、表示する。また、タグ情報を基に、操作入力つまりプラント制御を行うための処理に必要なパラメータの読出しを行い、制御用バス6を介してタグメモリ14に書込む。
【0110】
このように、ノンインテリジェントなフィールド機器が接続されているプラント制御システムにおいて、システム側が標準で用意している基本タグとは異なったタグもユーザー側で自由かつ容易に定義できるようになり、エンジニアリングコストの低減を実現する。また、既設のノンインテリジェントなフィールド機器を使用できるので、工事コストを低減することができる。
【0111】
なお、その他の各構成部品の動作は、実施の形態1のそれに相当する構成部品の動作と同様であるので、その説明を省略する。
【0112】
【発明の効果】
以上のように、この発明によるプラント制御システム用タグは、制御用バスを介して接続されるコントローラ、操作監視ステーション、及びコンフィグレータと、前記コントローラに接続されるインテリジェントなフィールド機器を含むフィールド機器から構成されているプラント制御システムに使用されるタグであって、前記プラント制御システムの構成を定義する構成情報と、前記フィールド機器が入出力する情報並びに前記操作監視ステーションが表示又は操作入力する情報を定義する属性情報と、プラント制御を行うために必要となる処理、当該処理の実行場所、及び前記操作監視ステーションが表示又は操作入力を行うためのグラフィック部品を定義する機能情報から構成され、前記コンフィグレータ内のタグ定義部において定義されることを特徴とするので、以下の効果を奏する。
【0113】
まず、タグ定義及びタグ構成にその動作が依存するプラント制御システムにおいて、システム側が標準で用意している基本タグとは異なったタグもユーザー側で自由かつ容易に定義できるようになり、エンジニアリングコストの低減を実現する。
【0114】
また、コントローラで実行する制御ロジックと操作監視ステーションで表示するグラフィック部品を、あるまとまった機能単位毎にタグとして管理し、それらの間の信号の関連づけもタグ名称の指定のみで可能とする。さらに、関連付けられる制御ロジックとグラフィック部品に関して登録可能とし、一度の定義により二度目からは当該タグを利用することを可能とする。
【0115】
また、インテリジェントなフィールド機器に前記定義されたタグをダウンロードできるようにすることにより、コントローラ台数を削減し設備導入コスト低減を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるプラント制御システムの全体を示すブロック構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1で用いられるタグ情報の構成を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1によるデータベース部の動作を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態1によるタグ定義部の動作を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態1で用いられるタグ情報の構成を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態1によるタグ定義部の動作を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態1によるタグダウンロード部の動作を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態1によるタグ情報分岐部の動作を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態1による第1のタグ実行部の動作を示す図である。
【図10】この発明の実施の形態1による第1のタグ実行部の動作を示す図である。
【図11】この発明の実施の形態1による第1のタグ実行部の動作を示す図である。
【図12】この発明の実施の形態1による第2のタグ実行部の動作を示す図である。
【図13】この発明の実施の形態1によるタグ操作部の動作を示す図である。
【図14】この発明の実施の形態2によるプラント制御システムの全体を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 コントローラ、2 ノンインテリジェントなフィールド機器、3 インテリジェントなフィールド機器、4 操作監視ステーション、5 コンフィグレータ、6 制御用バス、7 タグ情報、11 制御用バス制御部、12 タグ情報分岐部、13 第1のタグ実行部、14 タグメモリ、15 フィールド機器制御部、31 第2のタグ実行部、41 タグ操作部、51 タグ定義部、52 データベース部、53 タグダウンロード部、71 構成情報、72 属性情報、73 機能情報、74 タグ名称。

Claims (17)

  1. 制御用バスを介して接続されるコントローラ、操作監視ステーション、及びコンフィグレータと、前記コントローラに接続されるフィールド機器から構成されているプラント制御システムに使用されるタグであって、
    前記プラント制御システムの構成を定義する構成情報と、前記フィールド機器が入出力する情報並びに前記操作監視ステーションが表示又は操作入力する情報を定義する属性情報と、プラント制御を行うために必要となる処理、当該処理の実行場所、及び前記操作監視ステーションが表示又は操作入力を行うためのグラフィック部品を定義する機能情報から構成され、
    前記コンフィグレータ内のタグ定義部において定義されることを特徴とするプラント制御システム用タグ。
  2. 前記コントローラに接続される前記フィールド機器は、インテリジェントなフィールド機器を含むことを特徴とする請求項1に記載のプラント制御システム用タグ。
  3. 前記タグは、前記プラント制御システムで一意に識別できるタグ名称をタグ情報として付加していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプラント制御システム用タグ。
  4. コントローラ、操作監視ステーション、及びコンフィグレータが制御用バスを介して接続され、前記コントローラにフィールド機器が接続されたプラント制御システムであって、
    前記コンフィグレータは、プラント制御に使用するタグを定義するタグ定義部と、前記タグを前記操作監視ステーション並びにコントローラにダウンロードするタグダウンロード部とを含み、
    前記コントローラは、制御用バスを介した通信を制御する制御用バス制御部と、前記タグを実行する第1のタグ実行部と、前記フィールド機器との通信を制御するフィールド機器制御部と、前記第1のタグ実行部の実行結果並びに中間値、実行に必要な情報を保持するタグメモリとを含み、
    前記操作監視ステーションは、タグ実行結果の表示並びにタグ操作入力を行うタグ操作部を含むこととを特徴とするプラント制御システム。
  5. コントローラ、操作監視ステーション、及びコンフィグレータが制御用バスを介して接続され、前記コントローラにインテリジェントなフィールド機器を含むフィールド機器が接続されたプラント制御システムであって、
    前記コンフィグレータは、プラント制御に使用するタグを定義するタグ定義部と、前記タグを前記操作監視ステーション並びに前記コントローラにダウンロードするタグダウンロード部とを含み、
    前記コントローラは、制御用バスを介した通信を制御する制御用バス制御部と、前記タグを実行する第1のタグ実行部と、前記タグダウンロード部からダウンロードされたタグ情報を前記第1のタグ実行部と前記インテリジェントなフィールド機器とにダウンロードするタグ情報分岐部と、前記フィールド機器との通信を制御するフィールド機器制御部と、前記第1のタグ実行部の実行結果並びに中間値、実行に必要な情報を保持するタグメモリとを含み、
    前記インテリジェントなフィールド機器は、プラント制御に必要なロジックを実行する第2のタグ実行部を含み、
    前記操作監視ステーションは、タグ実行結果の表示並びにタグ操作入力を行うタグ操作部を含むこととを特徴とするプラント制御システム。
  6. 前記タグ定義部で定義されるタグ情報は、前記プラント制御システムの構成を定義する構成情報と、前記フィールド機器が入出力する情報並びに前記操作監視ステーションが表示又は操作入力する情報を定義する属性情報と、プラント制御を行うために必要となる処理、当該処理の実行場所、及び前記操作監視ステーションが表示を行うためのグラフィック部品を定義する機能情報から構成されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のプラント制御システム。
  7. 前記コンフィグレータにデータベース部を備え、当該データベース部は、前記タグ定義部が定義したタグ及び前記プラント制御システムが標準で用意しているタグを保存し、前記タグ定義部が定義したタグ並びに前記プラント制御システムが用意しているタグを前記タグ定義部が自由に読み出せることとを特徴とする請求項5に記載のプラント制御システム。
  8. 前記タグ定義部は、前記データベース部に登録されているタグを読出し、読み出したタグの定義された情報の一部を変更することにより新たなタグを定義することを特徴とする請求項7に記載のプラント制御システム。
  9. 前記タグ定義部は、前記タグ情報として、前記プラント制御システムで一意に識別できるタグ名称を付加することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  10. 前記タグ定義部は、前記データベース部から複数の前記タグを読出し、その属性情報並びに機能情報の一部または全部を使用して新たなタグを定義することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  11. 前記タグダウンロード部は、前記タグを構成する情報を、タグ実行結果の表示並びに操作入力するためのタグ表示情報と、タグ実行に必要なタグ実行情報とに分け、前記タグ表示情報を前記制御用バスを介して前記タグ操作部にダウンロードし、前記タグ実行情報を前記制御用バスを介して前記情報分岐部にダウンロードすることを特徴とする請求項4から請求項10のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  12. 前記タグ情報分岐部は、前記タグダウンロード部から前記制御用バスを介してダウンロードされた前記タグ情報がノンインテリジェントなフィールド機器を使用する場合には前記第1のタグ実行部に渡し、前記タグ情報がインテリジェントなフィールド機器を使用する場合には、タグ情報を前記第1のタグ実行部に渡すとともに、前記インテリジェントなフィールド機器がプラント制御に必要な情報のみを前記第2のタグ実行部にダウンロードすることを特徴とする請求項4から請求項11のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  13. 前記第1のタグ実行部は、前記タグ情報分岐部から受取ったタグ情報を基に、使用する前記タグメモリと入出力を行う前記ノンインテリジェントなフィールド機器を特定し、前記タグ情報にしたがって前記ノンインテリジェントなフィールド機器からデータを読み出し、前記タグ情報にしたがって前記タグメモリ内の実行に必要な情報を使用してプラント制御するための処理を行いその結果並びに中間値を前記タグメモリに書込み、前記タグ情報にしたがって実行結果を前記ノンインテリジェントなフィールド機器に出力することによってプラントの制御を行うことを特徴とする請求項4から請求項12のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  14. 前記第1のタグ実行部は、前記タグ情報にしたがってプラント制御するための処理結果に応じて、前記タグ操作部に前記制御用バスを介して処理要求を送信することを特徴とする請求項4から請求項13のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  15. 前記第1のタグ実行部は、前記タグ情報分岐部から受取ったタグ情報がインテリジェントなフィールド機器を使用する場合には、プラント制御するための処理は行わず、前記第2のタグ実行部と通信し、前記タグメモリ内の情報と前記第2のタグ実行部内の情報との整合を図るとともに、前記第2のタグ実行部から前記タグ操作部への処理要求を受信した時は、前記処理要求を前記タグ操作部に送信することとを特徴とする請求項5から請求項13のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  16. 前記第2のタグ実行部は、前記タグ情報分岐部から受信したタグ情報にしたがって、プラントを制御するためのデータの入出力並びに処理を行うとともに、プラント制御するための処理結果に応じて、前記タグ操作部への処理要求を前記第1のタグ実行部に送信することとを特徴とする請求項5から請求項15のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
  17. 前記タグ操作部は、前記タグダウンロード部からダウンロードされたタグ情報にしたがって表示する情報を前記タグメモリから前記制御用バスを介して読み出し表示することと、前記第1のタグ実行部並びに前記第2のタグ実行部の処理に必要な情報を入力機器から受け取り、前記タグメモリに前記制御用バスを介して送信することと、前記第1のタグ実行部から前記制御用バスを介して受信した処理要求にしたがって所定の処理を行うこととを特徴とする請求項4から請求項16のいずれか1項に記載のプラント制御システム。
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