JP2004220511A

JP2004220511A - Method, device and program for editing layout

Info

Publication number: JP2004220511A
Application number: JP2003009964A
Authority: JP
Inventors: Yasusuke Orisaka; 庸介折坂
Original assignee: Seiko Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp
Priority date: 2003-01-17
Filing date: 2003-01-17
Publication date: 2004-08-05

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a layout editing method capable of converting the layout of the entire plotting area into similar layout with a different aspect ratio of the plotting area. <P>SOLUTION: A first object frame is deformed according to a new rectangular plotting area, a second object frame is expanded with a magnification rate equivalent to that of a side of the first object frame which does not overlap an outer edge of an object after deformation, and parallel translation of the second object frame is performed so that a vector using the reference point of the first object frame as the starting point and the reference point of the second object frame as the end point is expanded with a magnification rate equivalent to that of the second object frame (S125, S130, S135). <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はレイアウト編集方法、レイアウト編集装置及びレイアウト編集プログラムに関する。
【従来の技術】
従来、既存のレイアウト情報をオブジェクトの変更や描画領域の変更に伴って自動編集するレイアウト編集方法が知られている（例えば特許文献１参照）。
【特許文献１】
特開平１１−２１９４４０号公報
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献１に記載された方法によると、描画領域の変更に伴って余白の設定が全く異なるものになる結果、描画領域全体のレイアウトがレイアウト編集によりもとのレイアウトと相似でないレイアウトに変換されるという問題がある。具体的には例えば、描画領域いっぱいに写真を余白無しで割り付けたレイアウトは、描画領域のアスペクト比（縦／横）が変更されると、余白を残して描画領域の一部に写真を割り付けるレイアウトに変換される。また例えば、描画領域の周縁に一定幅の余白を残して写真を割り付けたレイアウトは、描画領域のアスペクト比が変更されると、描画領域の周縁に一定でない幅の余白を残して写真を割り付けるレイアウトに変換される。
【０００３】
本発明は、この問題を解決するために創作されたものであって、描画領域全体のレイアウトを、描画領域のアスペクト比の異なる相似なレイアウトに変換できるレイアウト編集方法、レイアウト編集装置及びレイアウト編集プログラムを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るレイアウト編集装置は、第一のオブジェクトを矩形描画領域に割り付けるための第一オブジェクト枠であって枠の外縁に第一オブジェクトの互いに対向する二辺が重なる第一オブジェクト枠と第二のオブジェクトを矩形描画領域に割り付けるための第二オブジェクト枠とを定義しているレイアウト情報を、もとの矩形描画領域とアスペクト比の異なる新たな矩形描画領域に対するレイアウト情報に変換するレイアウト編集方法であって、コンピュータにより、新たな矩形描画領域に応じて第一オブジェクト枠を変形し、変形後にオブジェクトの外縁と重ならない第一オブジェクト枠の辺の拡大率と等しい拡大率で第二オブジェクト枠を拡大し、第一オブジェクト枠の基準点を始点とし第二オブジェクト枠の基準点を終点とするベクトルが第二オブジェクト枠の拡大率と等しい拡大率で拡大されるように第二オブジェクト枠を平行移動させることを特徴とする。
【０００５】
本発明によると、新たな矩形描画領域に応じて第一オブジェクト枠を変形することにより第一オブジェクト枠のアスペクト比が変わると、第一のオブジェクトのアスペクト比と第一オブジェクト枠のアスペクト比が互いに異なるものになる場合がある。具体的には例えば、もとの第一オブジェクト枠の外縁がもとの矩形描画領域の外縁に重なっており、もとの第一オブジェクト枠の外縁と第一のオブジェクトの外縁が重なっている場合において、「余白無し」のレイアウトが維持されるようにもとの矩形描画領域とアスペクト比が異なる新たな矩形描画領域のレイアウトに変換するとき、新たな矩形描画領域の外縁に新たな第一オブジェクトの外縁が重なるように第一オブジェクト枠を変形すると、変形後の第一オブジェクト枠のアスペクト比と第一のオブジェクトのアスペクト比は互いに異なるものになる。このとき、アスペクト比を維持して第一のオブジェクトを拡大又は縮小すると、第一オブジェクト枠の少なくとも一辺はオブジェクトの外縁に重ねることができない。本発明では、このような場合であっても第一オブジェクトと第二オブジェクトの相対的な位置関係及び大小関係が維持されるように、第二オブジェクト枠の拡大及び平行移動を次のように行う。すなわち、変形後にオブジェクトの外縁と重ならない第一オブジェクト枠の辺の拡大率と等しい拡大率で第二オブジェクト枠を拡大し、第一オブジェクト枠の基準点を始点とし第二オブジェクト枠の基準点を終点とするベクトルが第二オブジェクト枠の拡大率と等しい拡大率で拡大されるように第二オブジェクト枠を平行移動させる。したがって、本発明によると、描画領域全体のレイアウトを、描画領域のアスペクト比の異なる相似なレイアウトに変換できる。
【０００６】
さらに本発明に係るレイアウト編集装置では、前記第一オブジェクト枠の基準点は前記第一オブジェクト枠の重心であることを特徴とする。第一オブジェクト枠の基準点を重心に設定することにより、第一オブジェクト枠によって第一のオブジェクトの周縁部がクリッピングされる場合とされない場合の両方について、同一の手順により第一オブジェクトと第二オブジェクトの相対的な位置関係を変換前後で維持することができる。
【０００７】
本発明に係るレイアウト編集装置は、第一のオブジェクトを矩形描画領域に割り付けるための第一オブジェクト枠であって枠の外縁に第一オブジェクトの互いに対向する二辺が重なる第一オブジェクト枠と第二のオブジェクトを矩形描画領域に割り付けるための第二オブジェクト枠とを定義しているレイアウト情報を、もとの矩形描画領域とアスペクト比の異なる新たな矩形描画領域に対するレイアウト情報に変換するためのレイアウト編集装置であって、新たな矩形描画領域に応じて第一オブジェクト枠を変形する手段と、変形後にオブジェクトの外縁と重ならない第一オブジェクト枠の辺の拡大率と等しい拡大率で第二オブジェクト枠を拡大する手段と、第一オブジェクト枠の基準点を始点とし第二オブジェクト枠の基準点を終点とするベクトルが第二オブジェクト枠の拡大率と等しい拡大率で拡大されるように第二オブジェクト枠を平行移動させる手段と、を備えることを特徴とする。
【０００８】
本発明に係るレイアウト編集プログラムは、第一のオブジェクトを矩形描画領域に割り付けるための第一オブジェクト枠であって枠の外縁に第一オブジェクトの互いに対向する二辺が重なる第一オブジェクト枠と第二のオブジェクトを矩形描画領域に割り付けるための第二オブジェクト枠とを定義しているレイアウト情報を、もとの矩形描画領域とアスペクト比の異なる新たな矩形描画領域に対するレイアウト情報に変換するためのレイアウト編集プログラムであって、新たな矩形描画領域に応じて第一オブジェクト枠を変形する手段と、変形後にオブジェクトの外縁と重ならない第一オブジェクト枠の辺の拡大率と等しい拡大率で第二オブジェクト枠を拡大する手段と、第一オブジェクト枠の基準点を始点とし第二オブジェクト枠の基準点を終点とするベクトルが第二オブジェクト枠の拡大率と等しい拡大率で拡大されるように第二オブジェクト枠を平行移動させる手段としてコンピュータを機能させる。
【０００９】
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図２は本発明によるレイアウト編集装置１０の全体構成を示す図である。レイアウト編集装置１０はＣＰＵ１１、ＲＯＭ１２、ＲＡＭ１３、ディスプレイ１４、キーボード１５、マウス１６、ハードディスク１７およびプリンタ１８等を備えている。ＣＰＵ１１は、ＲＯＭ１２およびハードディスク１７に記憶されているプログラムを実行することにより、レイアウト編集装置１０全体を制御する。
このプログラムには、後述するレイアウト編集プログラムも記憶されている。ＲＯＭ１２及びハードディスク１７には、この制御プログラムのほかに、画像データ等のオブジェクトやそれらのレイアウト情報が記憶されている。これらのプログラムや各種のデータは、所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして入力してもよいし、図示しないリムーバブルメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して入力してもよい。
【００１１】
次に、レイアウト定義ファイル２０について説明する。図３はレイアウト定義ファイルの内容を示す模式図である。このレイアウト定義ファイル２０にはプリンタ１８によって解釈されるスクリプトが記述される。プリンタ１８はレイアウト定義ファイル２０に基づいて画像データ等のオブジェクトを印刷する。レイアウト定義ファイル２０には用紙のサイズと印刷対象となるオブジェクトがスクリプトにより定義されている。一枚の用紙にオブジェクトを複数配置する場合には、オブジェクトごとのスクリプトが列記される。
【００１２】
次にレイアウト定義ファイル２０の中の描画スクリプト２１について説明する。描画スクリプト２１は、印刷するオブジェクトのファイル名、オブジェクトを印刷用紙に配置するための位置情報、印刷するオブジェクトとオブジェクトを配置する枠（オブジェクト枠）の位置関係をきめる位置関係情報等を、プリンタ等で一義的に解釈可能に定義する。具体的に例えば、印刷するオブジェクトのファイル名（例えば「“ｆｕｊｉｓａｎ”」）、印刷するオブジェクトを配置するオブジェクト枠を既定する情報（例えば左上座標「（Ｘ１１，Ｙ１１）」と右下座標「（Ｘ１２，Ｙ１２）」）、オブジェクトとオブジェクト枠の位置関係を規定するフィッテング規則（例えば「ＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ」）およびアライメント規則（例えば「ＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒ」）等がスクリプトによって定義される。
【００１３】
図４（Ａ）は、レイアウト定義ファイル２０を用いて印刷される画像を説明するための模式図であり、図４（Ｂ）はレイアウト定義ファイル２０を用いて印刷した用紙３０を示す平面図である。ここで、既定画像と既定画像枠、写真画像と写真画像枠のアスペクト比は必ずしも一致しないため、プリンタ等の印刷装置では、既定画像枠や写真画像枠の位置情報、フィッティング規則、アライメント規則に基づいて、画像を拡大・縮小し、必要に応じて既定画像や写真画像のクリッピングを行って印刷する。
【００１４】
ここで、フィッテング規則について説明する。フィッティング規則は、矩形のオブジェクトとそのオブジェクト枠のアスペクト比が異なる場合、オブジェクトのアスペクト比を変えずに、オブジェクトの対向する二組の２辺のうち、少なくとも一組がオブジェクト枠に重なるように、オブジェクトをオブジェクト枠に当てはめる個所を定義するプロパティである。具体的に、オブジェクトをオブジェクト枠に当てはめる場合を図５に基づいて説明する。
【００１５】
まず、プロパティ値が“ＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ”の場合を図５に基づいて説明する。図５はフィッティング規則の“ＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ”を説明する図である。図５（Ａ）は、オブジェクト枠４１のアスペクト比がオブジェクト４０のアスペクト比より大きい場合を示す図であり、オブジェクト枠４１とオブジェクト４０の対向する横方向の二辺が重なるようにオブジェクト４０を拡大する。また、図５（Ｂ）は、オブジェクト枠４３のアスペクト比がオブジェクト４０のアスペクト比より小さいか等しい場合を示す図であり、オブジェクト枠４３とオブジェクト４０の対向する縦方向の二辺が重なるようにオブジェクト４０を拡大する。このように、プロパティ値が“ＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ”の場合、拡大後のオブジェクト４２またはオブジェクト４４は、上下または左右が切り取られ、オブジェクト枠内に余白がないように枠全体に割り付けられる。
【００１６】
次に、プロパティ値が“ＦｉｔＷｉｔｈｉｎ”の場合を図６に基づいて説明する。図６はフィッティング規則の“ＦｉｔＷｉｔｈｉｎ”を説明する図である。図６（Ａ）は、オブジェクト枠４５のアスペクト比がオブジェクト４０のアスペクト比より大きい場合を示す図であり、オブジェクト枠４５とオブジェクト４０の対向する縦方向の二辺が重なるようにオブジェクト４０を拡大する。また、図６（Ｂ）は、オブジェクト枠４７のアスペクト比がオブジェクト４０のアスペクト比より小さいか等しい場合を示す図であり、オブジェクト枠とオブジェクトの対向する横方向の二辺が重なるようにオブジェクト４０を拡大する。プロパティ値が“ＦｉｔＷｉｔｈｉｎ”の場合、拡大後のオブジェクト４６またはオブジェクト４８は、オブジェクト枠内にオブジェクトの全ての部分が見えるように割り付けられる。なお、図５および図６は、後述するアライメント規則が“ＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒ”の場合について、フィッティング規則を説明している。
【００１７】
次に、アライメント規則について説明する。アライメント規則は、オブジェクトとオブジェクト枠の配置を決めるプロパティで、横方向と縦方向の整列基準を規定するものである。以下、図７に基づいて、具体的にいくつかの例について説明する。図７の（Ａ）は、“ＬｅｆｔＴｏｐ”を示す図であり、オブジェクト枠５１とオブジェクト５２の左上点どうしが重なるように配置する、図７（Ｂ）は“ＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒ”を示す図であり、オブジェクト枠５３とオブジェクト５４の中心点どうしが重なるように配置する。図７（Ｃ）は、“ＲｉｇｈｔＢｏｔｔｏｍ”を示す図であり、オブジェクト枠５５とオブジェクト５６の右下点どうしが重なるように配置する。以上のようにアライメント規則では、オブジェクトとオブジェクト枠のどの基準点を合わせるかにより配置を決める。なお、図７は、フィッティング規則“ＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ”の場合について、アライメント規則のいくつかの例を説明している。
【００１８】
次に、本実施例のレイアウト編集プログラムについて説明する。請求項の第一オブジェクトはあらかじめＲＯＭ１２及びハードディスク１７に記憶された既定画像とし、第二オブジェクトはプリンタ１８に読み込まれている写真画像である。写真画像はレイアウト定義ファイル２０の描画スクリプトに写真画像のＩＤ番号を書き込むことにより、印刷時に決まる印刷対象の写真画像に対してレイアウトを定義することができる。
【００１９】
以下、用紙サイズと既定画像枠が一致する（フチ無し）ように設定されたＬ版サイズの用紙のレイアウト定義ファイルから、用紙サイズの異なるフチ無しの場合のレイアウト定義ファイルを編集する処理について述べる。本実施例では、余白を含めた用紙全体のレイアウトを相似なレイアウトに変換するため、フチ無しレイアウトをサイズの異なるフチ無しのレイアウトに変換する。なお、フチ無し印刷をするためには、既定画像枠は用紙よりも大きいほうが望ましいが、本実施例では、説明を簡略化するため、既定画像枠と用紙サイズは一致しているものとする。また、このＬ判のレイアウト定義ファイルでは、既定画像及び写真画像の枠内に余白がなく、画像の中心を枠の中心に配置するため、フィッティング規則をＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ”、アライメント規則を“ＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒ”と設定しているものとする。したがって余白を含めた用紙全体のレイアウトを相似なレイアウトに変換するため、変換後のレイアウト定義ファイルにおいても、既定画像及び写真画像のフィッティング規則、アライメント規則が、“ＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ”、 “ＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒ”になるように変換する。
【００２０】
図１は本実施例のレイアウト編集プログラムの処理の流れを示すフローチャート図である。
まず、ステップＳ１００では、用紙サイズに応じて、既定画像枠の座標を特定する。フチ無しの場合、既定画像枠の座標は、用紙サイズによって一意に決まる。また、フチがある場合、用紙の端から既定画像枠までの余白は、一定値または用紙の縦横の長さに一定の比率を乗じたものである。
【００２１】
ここで、変換前の用紙６１の横、縦の長さをｌ_１、ｌ_２、変換後の用紙６２の横、縦の長さをＬ_１、Ｌ_２であるとき、既定画像枠の横方向、縦方向の拡大倍率ｓ、ｔは以下のようになる。
ｓ＝Ｌ_１／ｌ_１
ｔ＝Ｌ_２／ｌ_２
【００２２】
次にステップＳ１１０において、変更前の用紙６１のアスペクト比Ｉ、変更後の用紙６２のアスペクト比ＩＩ、既定画像のアスペクト比ＩＩＩを計算する。ここで、写真画像の横、縦の長さをｐ、ｑとするとき、
Ｉ＝ｌ_２／ｌ_１
ＩＩ＝Ｌ_２／Ｌ_１
ＩＩＩ＝ｑ／ｐ
となる。本実施例では、Ｌ版フチ無しのレイアウト定義ファイルを、４ｘ６ＮＰ、１００ｘ１５０、ハガキのレイアウト定義ファイルに変換する場合について述べる。この場合、アスペクト比ＩとＩＩとの間には、常に
Ｉ＜ＩＩ
が成り立つ。そのため、３つのアスペクト比Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩの関係として次の３つのケースが考えられる。
１）Ｉ＜ＩＩ＜ＩＩＩまたはＩ＜ＩＩ＝ＩＩＩ
２）Ｉ＜ＩＩＩ＜ＩＩ
３）ＩＩＩ＜Ｉ＜ＩＩまたはＩＩＩ＝Ｉ＜ＩＩ
以下、この３つのケース各々についてレイアウト定義ファイルの写真枠の座標の変換について述べる。
【００２３】
まず、ステップＳ１２５において、Ｉ＜ＩＩ＜ＩＩＩまたはＩ＜ＩＩ＝ＩＩＩの場合について説明する。図８（Ａ）は、Ｉ＜ＩＩ＜ＩＩＩまたはＩ＜ＩＩ＝ＩＩＩの場合、変換前の既定画像８２、既定画像枠８１と既定画像枠の左上座標（ａ，ｂ）、右下座標（ｃ，ｄ）の位置関係を示す模式図である。図８（Ｂ）は、Ｉ＜ＩＩ＜ＩＩＩまたはＩ＜ＩＩ＝ＩＩＩの場合、既定画像８２を、フィッティング規則“ＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ”、アライメント規則“ＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒ”に基づいて拡大、平行移動した既定画像８４を、変換後の既定画像枠８３に当てはめたときの模式図である。ここで、変換後の既定画像枠８４の左上座標を（Ａ，Ｂ）、右下座標を（Ｃ，Ｄ）とする。ＩＩ＜ＩＩＩまたはＩＩ＝ＩＩＩつまり、既定画像枠のアスペクト比は既定画像のアスペクト比より小さいか等しいので、既定画像は対向する縦方向の２辺が重なるように拡大される。したがって、既定画像は既定画像枠の横方向の拡大倍率ｓで拡大されればよい。つまり、拡大倍率ｒはｒ＝Ｌ_１／ｌ_１＝ｓ
となる。
【００２４】
ここで、一般に図形の拡大・平行移動の変換は（数１）で表される。
【数１】

フィッティング規則がＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ、とアライメント規則がＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒであることから、既定画像枠８１の中心（（ａ＋ｃ）／２，（ｂ＋ｄ）／２）は変換後も既定画像枠８３の中心（（Ａ＋Ｃ）／２，（Ｂ＋Ｄ）／２）に変換され、それぞれ（数１）に代入すると、次の（数２）が成り立つ。
【数２】

これより、（数２）の（ｍ，ｎ）を求めると、（数３）となる。
【数３】

以上により、既定画像上の各座標（ｘ，ｙ）は、（数４）に示すような（Ｘ，Ｙ）に変換される。
【数４】

【００２５】
ここで、写真枠の左上及び右下の座標も既定画像上にあり、Ｌ判の用紙に配置された既定画像と写真画像が相似なレイアウトに変換されるためには、写真画像枠の座標も既定画像上の各座標と同様に変換されなければならない。したがって、変換前の写真画像枠の座標（ｘ、ｙ）、変換後の写真画像枠の座標（Ｘ，Ｙ）とすると、写真枠の座標の変換式も、（数４）のようになる。
【００２６】
つぎに、ステップＳ１３０において、Ｉ＜ＩＩＩ＜ＩＩの場合について説明する。図９（Ａ）は、Ｉ＜ＩＩＩ＜ＩＩの場合、変換前の既定画像８２、既定画像枠８１と既定画像枠の左上座標（ａ，ｂ）、右下座標（ｃ，ｄ）の位置関係を示す模式図である。図９（Ｂ）は、Ｉ＜ＩＩＩ＜ＩＩの場合、変換後の既定画像８４、既定画像枠８３と既定画像枠の左上座標（Ａ，Ｂ）、右下座標（Ｃ，Ｄ）の位置関係を示す模式図である。図９に示すように、変換前はＩ＜ＩＩＩであるから縦方向の二辺が重なり、変換後はＩＩＩ＜ＩＩであるから横方向の二辺が重なるように既定画像は拡大される。ここで、変換前の既定画像８２を既定画像枠８１に対向する二辺が重なるように割り付けたとき既定画像にかける倍率をｒ１、変換後の既定画像８４を既定画像枠８３に対向する二辺が重なるように割り付けたとき既定画像にかける倍率をｒ２とすると、既定画像の縦、横の長さをｑ、ｐとすると、（数５）が成り立つ。
【数５】

したがって、拡大倍率ｒは（数６）のようになる。
【数６】

【００２７】
ここで、フィッティング規則がＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ、とアライメント規則がＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒであることから、中心座標の変換を考えると、次の（数７）のようになる。
【数７】

これより、（数７）の（ｍ，ｎ）を求めると、（数８）となる。
【数８】

【００２８】
以上により、既定画像上の各座標（ｘ，ｙ）は、（数９）に示すような（Ｘ，Ｙ）に変換される。
【数９】

【００２９】
ここで、写真枠の左上及び右下の座標も既定画像上にあり、Ｌ判の用紙に配置された既定画像と写真画像が相似なレイアウトに変換されるためには、写真画像枠の座標も既定画像上の各座標と同様に変換されなければならない。したがって、変換前の写真画像枠の座標（ｘ、ｙ）、変換後の写真画像枠の座標（Ｘ，Ｙ）とすると、写真枠の座標の変換式も、（数９）のようになる。
【００３０】
次に、ステップＳ１３５において、ＩＩＩ＜Ｉ＜ＩＩまたはＩＩＩ＝Ｉ＜ＩＩの場合について説明する。図１０（Ａ）は、ＩＩＩ＜Ｉ＜ＩＩまたはＩＩＩ＝Ｉ＜ＩＩの場合、変換前の既定画像８２、既定画像枠８１と既定画像枠の左上座標（ａ，ｂ）、右下座標（ｃ，ｄ）の位置関係を示す模式図である。図１０（Ｂ）は、既定画像８２を、フィッティング規則“ＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ”、アライメント規則“ＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒ”に基づいて拡大、平行移動した既定画像８４を、変換後の既定画像枠８３に当てはめたときの模式図である。ここで、変換後の既定画像枠８４の左上座標を（Ａ，Ｂ）、右下座標を（Ｃ，Ｄ）とする。Ｉ＞ＩＩＩまたはＩＩＩ＝Ｉつまり、既定画像枠のアスペクト比は既定画像のアスペクト比より大きいか等しいので、既定画像は対向する横方向の２辺が重なるように拡大される。したがって、既定画像は既定画像枠の縦方向の拡大倍率ｔで拡大されればよい。つまり、拡大倍率ｒは
ｒ＝Ｌ_２／ｌ_２＝ｔ
となる。
【００３１】
フィッティング規則がＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ、とアライメント規則がＣｅｎｔｅｒＣｅｎｔｅｒであることから、既定画像枠８１の中心（（ａ＋ｃ）／２，（ｂ＋ｄ）／２）は変換後も既定画像枠８３の中心（（Ａ＋Ｃ）／２，（Ｂ＋Ｄ）／２）に変換され、それぞれ（数１）に代入すると、次の（数１０）が成り立つ。
【数１０】

これより、（数１０）の（ｍ，ｎ）を求めると、（数１１）となる。
【数１１】

【００３２】
以上により、既定画像上の各座標（ｘ，ｙ）は、（数１２）に示すような（Ｘ，Ｙ）に変換される。
【数１２】

【００３３】
ここで、写真枠の左上及び右下の座標も既定画像上にあり、Ｌ判の用紙に配置された既定画像と写真画像が相似なレイアウトに変換されるためには、写真画像枠の座標も既定画像上の各座標と同様に変換されなければならない。したがって、変換前の写真画像枠の座標（ｘ、ｙ）、変換後の写真画像枠の座標（Ｘ，Ｙ）とすると、写真枠の座標の変換式も、（数１２）のようになる。
【００３４】
ここで、図１１に基づいて説明する。図１１（Ａ）は、既定画像枠８１の中心までのベクトルｘ１、写真枠９１の中心までのベクトルｘ２、既定画像８１の中心を始点として写真枠９１の中心を終点とするベクトルｕの関係を表した図である。
図１１（Ｂ）は、変換後の用紙の原点を始点とし既定画像枠８３の中心を終点とするベクトルＸ１、写真枠９２の中心までのベクトルＸ２、既定画像８３の中心を始点として写真枠９２の中心を終点とするベクトルｖとの関係を表した図である。以上の各ベクトルには、（数１３）が成り立つ。
【数１３】

また、（数４）、（数９）、（数１２）は（数１４）のように書くことができる。
【数１４】

【００３５】
したがって、（数１３）と（数１４）から、（数１５）となる。
【数１５】

ここで、写真画像も既定画像と等しい倍率で拡大されるから、（数４）、（数９）、（数１２）で表される写真枠座標の変換は、既定画像枠の中心を既定画像枠の基準点とし、写真枠の中心を写真枠の基準点とする場合、既定画像枠の基準点を始点とし写真枠の基準点を終点とするベクトルが写真画像の拡大率と等しい拡大率で拡大されている。
【００３６】
以上のように、本発明の実施例のレイアウト編集装置によると、用紙全体のレイアウトを、用紙のアスペクト比の異なる場合でも、相似なレイアウトに変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るレイアウト編集処理を示すフローチャートである。
【図２】本発明に係るレイアウト編集装置を示すブロック図である。
【図３】レイアウト定義ファイルの内容を示す模式図である。
【図４】本発明に係る画像の印刷を説明する模式図及び平面図である。
【図５】フィッティング規則の“ＦｉｔＯｕｔｓｉｄｅ”を説明する図である。
【図６】フィッティング規則の“ＦｉｔＷｈｉｔｈｉｎ”を説明する図である。
【図７】アライメント規則を説明する図である。
【図８】本発明に係る用紙、既定画像の位置関係を示す模式図である。
【図９】本発明に係る用紙、既定画像の位置関係を示す模式図である。
【図１０】本発明に係る用紙、既定画像の位置関係を示す模式図である。
【図１１】既定画像枠と写真枠の位置関係を表した図である。
【符号の説明】
１０レイアウト編集装置２０レイアウト定義ファイル６１変換前の用紙（第一オブジェクトの矩形描画領域）６２変換後の用紙（第一オブジェクトの矩形描画領域）８１変換前の既定画像枠（第一オブジェクト枠）８２変換前の既定画像（第一オブジェクト）８３変換後の既定画像枠（第一オブジェクト枠）８２変換後の既定画像（第一オブジェクト）９１変換前の写真枠（第二オブジェクト枠）９２変換後の写真枠（第二オブジェクト枠）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a layout editing method, a layout editing device, and a layout editing program.
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a layout editing method for automatically editing existing layout information according to a change in an object or a change in a drawing area (for example, see Patent Document 1).
[Patent Document 1]
JP-A-11-219440
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the method described in Patent Document 1, the setting of the margin becomes completely different with the change of the drawing area. As a result, the layout of the entire drawing area is converted into a layout that is not similar to the original layout by layout editing. There is a problem that is. Specifically, for example, in a layout in which pictures are allocated to the entire drawing area without a margin, when the aspect ratio (vertical / horizontal) of the drawing area is changed, the layout is such that a photo is allocated to a part of the drawing area while leaving a margin. Is converted to Also, for example, in a layout in which a photograph is allocated while leaving a fixed width margin on the periphery of the drawing area, when the aspect ratio of the drawing area is changed, a layout in which the photograph is allocated while leaving a non-uniform width margin on the periphery of the drawing area is changed. Is converted to
[0003]
The present invention has been made to solve this problem, and is a layout editing method, a layout editing apparatus, and a layout editing program capable of converting a layout of an entire drawing area into similar layouts having different aspect ratios of the drawing area. The purpose is to provide.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a layout editing apparatus according to the present invention is a first object frame for allocating a first object to a rectangular drawing area, and two opposing sides of the first object overlap an outer edge of the frame. The layout information defining the first object frame and the second object frame for allocating the second object to the rectangular drawing area, and the layout information for the new rectangular drawing area having a different aspect ratio from the original rectangular drawing area A layout editing method for transforming a first object frame by a computer in accordance with a new rectangular drawing area, and an enlargement ratio equal to an enlargement ratio of a side of the first object frame which does not overlap with an outer edge of the object after the transformation. To enlarge the second object frame and use the reference point of the first object frame as the starting point And wherein the second object frame is moved parallel to the vector that the reference point to the end point is enlarged by the enlargement factor equal to the magnification of the second object frame.
[0005]
According to the present invention, when the aspect ratio of the first object frame is changed by deforming the first object frame according to the new rectangular drawing area, the aspect ratio of the first object frame and the aspect ratio of the first object frame become mutually different. May be different. Specifically, for example, when the outer edge of the original first object frame overlaps the outer edge of the original rectangular drawing area, and the outer edge of the original first object frame and the outer edge of the first object overlap. In the above, when converting to a layout of a new rectangular drawing area having a different aspect ratio from the original rectangular drawing area so that the layout of “no margin” is maintained, a new first object is added to the outer edge of the new rectangular drawing area. When the first object frame is deformed so that the outer edges thereof overlap, the aspect ratio of the deformed first object frame and the aspect ratio of the first object are different from each other. At this time, if the first object is enlarged or reduced while maintaining the aspect ratio, at least one side of the first object frame cannot be overlapped with the outer edge of the object. In the present invention, even in such a case, the second object frame is enlarged and translated as follows so that the relative positional relationship and the magnitude relationship between the first object and the second object are maintained. . That is, the second object frame is enlarged at an enlargement ratio equal to the enlargement ratio of the side of the first object frame that does not overlap with the outer edge of the object after the deformation, and the reference point of the first object frame is set as the start point and the reference point of the second object frame is set as the reference point. The second object frame is translated so that the vector as the end point is enlarged at an enlargement ratio equal to the enlargement ratio of the second object frame. Therefore, according to the present invention, the layout of the entire drawing area can be converted to a similar layout having a different aspect ratio of the drawing area.
[0006]
Further, in the layout editing apparatus according to the present invention, the reference point of the first object frame is a center of gravity of the first object frame. By setting the reference point of the first object frame to the center of gravity, the first object and the second object are subjected to the same procedure for both the case where the first object frame is clipped and the case where the periphery of the first object is not clipped. Can be maintained before and after the conversion.
[0007]
The layout editing apparatus according to the present invention includes a first object frame for allocating a first object to a rectangular drawing area, wherein the first object frame and the second object frame are arranged such that two opposing sides of the first object overlap an outer edge of the frame. Layout information for converting the layout information defining the second object frame for allocating the object to the rectangular drawing area to the layout information for a new rectangular drawing area having a different aspect ratio from the original rectangular drawing area A device for deforming the first object frame according to the new rectangular drawing area; and forming the second object frame at an enlargement factor equal to an enlargement factor of a side of the first object frame that does not overlap the outer edge of the object after the deformation. Enlarging means, with the reference point of the first object frame as the start point and the reference point of the second object frame as the end point Vector is characterized by comprising, means for translating the second object frame to be enlarged by the enlargement ratio equal to the magnification of the second object frame.
[0008]
A layout editing program according to the present invention includes a first object frame for allocating a first object to a rectangular drawing area, wherein a first object frame and a second object frame are arranged such that two opposing sides of the first object overlap an outer edge of the frame. Layout information for converting the layout information defining the second object frame for allocating the object to the rectangular drawing area to the layout information for a new rectangular drawing area having a different aspect ratio from the original rectangular drawing area Means for deforming the first object frame according to the new rectangular drawing area, and a second object frame having an enlargement ratio equal to the enlargement ratio of the side of the first object frame which does not overlap the outer edge of the object after the deformation. Means for enlarging, the reference point of the first object frame as a starting point, the reference point of the second object frame Vector end point causes the computer to function as means for translating the second object frame to be enlarged by the enlargement ratio equal to the magnification of the second object frame.
[0009]
Each function of the plurality of means provided in the present invention is realized by a hardware resource whose function is specified by the configuration itself, a hardware resource whose function is specified by a program, or a combination thereof. The functions of the plurality of means are not limited to those realized by hardware resources which are physically independent of each other.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on examples.
FIG. 2 is a diagram showing the overall configuration of the layout editing apparatus 10 according to the present invention. The layout editing apparatus 10 includes a CPU 11, a ROM 12, a RAM 13, a display 14, a keyboard 15, a mouse 16, a hard disk 17, a printer 18, and the like. The CPU 11 controls the entire layout editing apparatus 10 by executing programs stored in the ROM 12 and the hard disk 17.
This program also stores a layout editing program described later. Objects such as image data and their layout information are stored in the ROM 12 and the hard disk 17 in addition to the control program. These programs and various data may be input by downloading from a predetermined server via a network, or may be input by reading from a computer-readable storage medium such as a removable memory (not shown).
[0011]
Next, the layout definition file 20 will be described. FIG. 3 is a schematic diagram showing the contents of the layout definition file. In the layout definition file 20, a script interpreted by the printer 18 is described. The printer 18 prints an object such as image data based on the layout definition file 20. In the layout definition file 20, a paper size and an object to be printed are defined by a script. When a plurality of objects are arranged on one sheet, a script for each object is listed.
[0012]
Next, the drawing script 21 in the layout definition file 20 will be described. The drawing script 21 stores the file name of the object to be printed, positional information for arranging the object on the printing paper, positional relationship information for determining the positional relationship between the object to be printed and the frame (object frame) for arranging the object, and the like. Is defined to be uniquely interpretable. More specifically, for example, the file name of the object to be printed (for example, “fujisan”), information (for example, upper left coordinates “(X11, Y11)” and lower right coordinates “(X12 , Y12))), a fitting rule (for example, “FitOutside”) and an alignment rule (for example, “CenterCenter”) that define the positional relationship between the object and the object frame are defined by the script.
[0013]
FIG. 4A is a schematic diagram for explaining an image printed using the layout definition file 20, and FIG. 4B is a plan view showing a sheet 30 printed using the layout definition file 20. is there. Here, since the aspect ratios of the default image and the default image frame and the photographic image and the photographic image frame do not always match, a printing device such as a printer uses the position information of the default image frame and the photographic image frame, the fitting rule, and the alignment rule. Then, the image is enlarged / reduced, and the default image or the photographic image is clipped and printed as necessary.
[0014]
Here, the fitting rule will be described. When the aspect ratio of a rectangular object and its object frame is different, the fitting rule is such that at least one of two opposing sides of the object overlaps the object frame without changing the aspect ratio of the object. A property that defines where an object fits into the object frame. Specifically, a case where an object is applied to an object frame will be described with reference to FIG.
[0015]
First, the case where the property value is “FitOutside” will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a diagram for explaining the fitting rule “FitOutside”. FIG. 5A is a diagram illustrating a case where the aspect ratio of the object frame 41 is larger than the aspect ratio of the object 40, and the object 40 is enlarged so that two opposing horizontal sides of the object frame 41 and the object 40 overlap. I do. FIG. 5B is a diagram showing a case where the aspect ratio of the object frame 43 is smaller than or equal to the aspect ratio of the object 40, and the two vertical sides of the object frame 43 and the object 40 overlap each other. The object 40 is enlarged. In this manner, when the property value is “FitOutside”, the enlarged object 42 or the object 44 is cut off at the top and bottom or at the left and right, and is allocated to the entire frame so that there is no margin in the object frame.
[0016]
Next, a case where the property value is “FitWithin” will be described with reference to FIG. FIG. 6 is a diagram illustrating the fitting rule “FitWithin”. FIG. 6A is a diagram showing a case where the aspect ratio of the object frame 45 is larger than the aspect ratio of the object 40, and the object 40 is enlarged so that two opposite vertical sides of the object frame 45 and the object 40 overlap. I do. FIG. 6B is a diagram showing a case where the aspect ratio of the object frame 47 is smaller than or equal to the aspect ratio of the object 40, and the object frame 47 and the object 40 are arranged such that two opposite lateral sides of the object overlap each other. To enlarge. When the property value is “FitWithin”, the enlarged object 46 or the object 48 is allocated so that all parts of the object can be seen in the object frame. FIGS. 5 and 6 illustrate the fitting rule when the alignment rule described later is “CenterCenter”.
[0017]
Next, the alignment rule will be described. The alignment rule is a property that determines the arrangement of the object and the object frame, and defines the horizontal and vertical alignment criteria. Hereinafter, some examples will be specifically described with reference to FIG. FIG. 7A is a diagram showing “LeftTop”, in which the upper left points of the object frame 51 and the object 52 are arranged so as to overlap each other, and FIG. 7B is a diagram showing “CenterCenter”. The frame 53 and the object 54 are arranged so that their center points overlap each other. FIG. 7C is a view showing “RightBottom”, and the object frame 55 and the lower right point of the object 56 are arranged so as to overlap each other. As described above, in the alignment rule, the arrangement is determined according to which reference point of the object and the object frame is matched. FIG. 7 illustrates some examples of the alignment rule in the case of the fitting rule “FitOutside”.
[0018]
Next, a layout editing program according to the present embodiment will be described. The first object in the claims is a default image stored in the ROM 12 and the hard disk 17 in advance, and the second object is a photographic image read by the printer 18. By writing the ID number of the photographic image in the drawing script of the layout definition file 20, the layout can be defined for the photographic image to be printed determined at the time of printing.
[0019]
Hereinafter, a process of editing a layout definition file for a borderless sheet having a different sheet size from a layout definition file for an L-size sheet that is set so that the sheet size matches the default image frame (no border) will be described. In this embodiment, in order to convert the layout of the entire sheet including the margins into a similar layout, the borderless layout is converted to a borderless layout having a different size. In order to perform borderless printing, it is preferable that the default image frame is larger than the paper. However, in the present embodiment, it is assumed that the default image frame and the paper size match for the sake of simplicity. Also, in this L-size layout definition file, the fitting rule is set to "FitOutside" and the alignment rule is set to "CenterCenter" in order to arrange the center of the image at the center of the frame without any margin in the frame of the default image and the photo image. Therefore, in order to convert the layout of the entire sheet including the margins into a similar layout, the fitting rules and alignment rules of the default image and the photographic image are also set to “FitOutside” in the layout definition file after conversion. , "CenterCenter".
[0020]
FIG. 1 is a flowchart illustrating the flow of processing of the layout editing program according to the present embodiment.
First, in step S100, the coordinates of the default image frame are specified according to the paper size. In the case of no border, the coordinates of the default image frame are uniquely determined by the paper size. If there is a border, the margin from the edge of the sheet to the default image frame is a fixed value or a value obtained by multiplying the length and width of the sheet by a certain ratio.
[0021]
Here, when the horizontal and vertical lengths of the paper 61 before conversion are l ₁ and l ₂ , and the horizontal and vertical lengths of the paper 62 after conversion are L ₁ and L ₂ , the horizontal direction of the default image frame The vertical magnifications s and t are as follows.
s = L ₁ / l ₁
t = L ₂ / l ₂
[0022]
Next, in step S110, the aspect ratio I of the sheet 61 before the change, the aspect ratio II of the sheet 62 after the change, and the aspect ratio III of the default image are calculated. Here, when the horizontal and vertical lengths of the photo image are p and q,
I = l ₂ / l ₁

II

₌ _L 2 / L ₁
III = q / p
It becomes. In the present embodiment, a case will be described in which a layout definition file without borders is converted into a 4 × 6 NP, 100 × 150, postcard layout definition file. In this case, I <II always exists between the aspect ratios I and II.
Holds. Therefore, the following three cases can be considered as the relationship between the three aspect ratios I, II, and III.
1) I <II <III or I <II = III
2) I <III <II
3) III <I <II or III = I <II
Hereinafter, the conversion of the coordinates of the photo frame in the layout definition file will be described for each of these three cases.
[0023]
First, the case where I <II <III or I <II = III in step S125 will be described. FIG. 8A shows the case where I <II <III or I <II = III, the default image 82 before conversion, the default image frame 81 and the upper left coordinates (a, b) and lower right coordinates (c) of the default image frame. , D) are schematic diagrams showing the positional relationship. FIG. 8B shows that, when I <II <III or I <II = III, the default image 82 is enlarged and translated based on the fitting rule “FitOutside” and the alignment rule “CenterCenter”. FIG. 11 is a schematic diagram when applied to a default image frame 83 after conversion. Here, the upper left coordinates of the converted default image frame 84 are (A, B), and the lower right coordinates are (C, D). II <III or II = III That is, since the aspect ratio of the default image frame is smaller than or equal to the aspect ratio of the default image, the default image is enlarged so that two opposite vertical sides overlap. Therefore, the default image may be enlarged at the magnification s in the horizontal direction of the default image frame. That is, the magnification r is r = L ₁ / l ₁ = s
It becomes.
[0024]
Here, the conversion of the enlargement / translation of the figure is generally represented by (Equation 1).
(Equation 1)

Since the fitting rule is FitOutside and the alignment rule is CenterCenter, the center ((a + c) / 2, (b + d) / 2) of the default image frame 81 is the center ((A + C) / 2) of the default image frame 83 even after the conversion. , (B + D) / 2), and when each is substituted into (Equation 1), the following (Equation 2) holds.
(Equation 2)

From this, when (m, n) of (Equation 2) is obtained, it becomes (Equation 3).
[Equation 3]

As described above, each coordinate (x, y) on the default image is converted into (X, Y) as shown in (Equation 4).
(Equation 4)

[0025]
Here, the coordinates of the upper left and lower right corners of the photo frame are also on the default image, and the coordinates of the photo image frame must also be changed so that the default image and the photo image arranged on the L-size paper are converted into a similar layout. Each coordinate on the default image must be transformed as well. Therefore, assuming that the coordinates (x, y) of the photographic image frame before conversion and the coordinates (X, Y) of the photographic image frame after conversion are, the conversion formula of the coordinates of the photographic image frame is also represented by (Equation 4).
[0026]
Next, a case where I <III <II in step S130 will be described. FIG. 9A shows the positional relationship between the default image 82 before conversion, the default image frame 81 and the upper left coordinates (a, b) and lower right coordinates (c, d) of the default image frame when I <III <II. FIG. FIG. 9B shows a positional relationship between the converted default image 84, the default image frame 83 and the upper left coordinates (A, B) and lower right coordinates (C, D) of the default image frame 83 when I <III <II. FIG. As shown in FIG. 9, the default image is enlarged so that two sides in the vertical direction overlap since I <III before conversion, and two sides in the horizontal direction overlap after conversion because III <II. Here, when the default image 82 before conversion is allocated so that the two sides facing the default image frame 81 overlap, the magnification to be applied to the default image is r1, and the default image 84 after conversion is the two sides facing the default image frame 83. Assuming that the magnification applied to the default image when r is overlapped is r2 and the vertical and horizontal lengths of the default image are q and p, (Equation 5) holds.
(Equation 5)

Therefore, the magnification r is as shown in (Equation 6).
(Equation 6)

[0027]
Here, since the fitting rule is FitOutside and the alignment rule is CenterCenter, the conversion of the center coordinates is as follows (Equation 7).
(Equation 7)

From this, when (m, n) of (Equation 7) is obtained, (Equation 8) is obtained.
(Equation 8)

[0028]
As described above, each coordinate (x, y) on the default image is converted into (X, Y) as shown in (Equation 9).
(Equation 9)

[0029]
Here, the coordinates of the upper left and lower right corners of the photo frame are also on the default image, and the coordinates of the photo image frame must also be changed so that the default image and the photo image arranged on the L-size paper are converted into a similar layout. Each coordinate on the default image must be transformed as well. Therefore, assuming that the coordinates (x, y) of the photographic image frame before the conversion and the coordinates (X, Y) of the photographic image frame after the conversion, the conversion formula of the coordinates of the photographic image frame is as shown in (Equation 9).
[0030]
Next, the case where III <I <II or III = I <II in step S135 will be described. FIG. 10A shows the case where III <I <II or III = I <II, the default image 82 before conversion, the default image frame 81 and the upper left coordinates (a, b) and the lower right coordinate (c) of the default image frame. , D) are schematic diagrams showing the positional relationship. FIG. 10B is a schematic diagram in which the default image 84 obtained by enlarging and translating the default image 82 based on the fitting rule “FitOutside” and the alignment rule “CenterCenter” is applied to the converted default image frame 83. It is. Here, the upper left coordinates of the converted default image frame 84 are (A, B), and the lower right coordinates are (C, D). I> III or III = I In other words, since the aspect ratio of the default image frame is greater than or equal to the aspect ratio of the default image, the default image is enlarged so that two opposite lateral sides overlap. Therefore, the default image may be enlarged at the vertical magnification t of the default image frame. That is, the magnification r is r = L ₂ / l ₂ = t
It becomes.
[0031]
Since the fitting rule is FitOutside and the alignment rule is CenterCenter, the center ((a + c) / 2, (b + d) / 2) of the default image frame 81 is the center ((A + C) / 2) of the default image frame 83 even after the conversion. , (B + D) / 2), and when each is substituted into (Equation 1), the following (Equation 10) holds.
(Equation 10)

From this, when (m, n) of (Equation 10) is obtained, it becomes (Equation 11).
[Equation 11]

[0032]
As described above, each coordinate (x, y) on the default image is converted into (X, Y) as shown in (Equation 12).
(Equation 12)

[0033]
Here, the coordinates of the upper left and lower right corners of the photo frame are also on the default image, and the coordinates of the photo image frame must also be changed so that the default image and the photo image arranged on the L-size paper are converted into a similar layout. Each coordinate on the default image must be transformed as well. Accordingly, assuming that the coordinates (x, y) of the photographic image frame before conversion and the coordinates (X, Y) of the photographic image frame after conversion are, the conversion formula of the coordinates of the photographic image frame is also represented by (Equation 12).
[0034]
Here, a description will be given based on FIG. FIG. 11A shows the relationship between a vector x1 to the center of the default image frame 81, a vector x2 to the center of the photo frame 91, and a vector u starting from the center of the default image 81 and ending at the center of the photo frame 91. FIG.
FIG. 11B shows a vector X1 starting from the origin of the converted sheet and ending at the center of the default image frame 83, a vector X2 extending to the center of the photo frame 92, and a photo frame 92 starting from the center of the default image 83. FIG. 6 is a diagram showing a relationship with a vector v having the center as an end point. (Equation 13) holds for each of the above vectors.
(Equation 13)

(Equation 4), (Equation 9), and (Equation 12) can be written as (Equation 14).
[Equation 14]

[0035]
Therefore, (Equation 15) is obtained from (Equation 13) and (Equation 14).
(Equation 15)

Here, since the photo image is also enlarged at the same magnification as the default image, the conversion of the photo frame coordinates represented by (Equation 4), (Equation 9), and (Equation 12) is performed by setting the center of the default image frame to the default image. When the reference point of the frame is used as the reference point of the frame and the center of the photo frame is used as the reference point of the photo frame, a vector having the reference point of the default image frame as the starting point and the reference point of the photo frame as the end point has a magnification equal to the magnification of the photographic image. It has been expanded.
[0036]
As described above, according to the layout editing apparatus of the embodiment of the present invention, the layout of the entire sheet can be changed to a similar layout even when the aspect ratio of the sheet is different.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart showing a layout editing process according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a layout editing device according to the present invention.
FIG. 3 is a schematic diagram showing the contents of a layout definition file.
FIG. 4 is a schematic diagram and a plan view illustrating printing of an image according to the present invention.
FIG. 5 is a diagram illustrating a fitting rule “FitOutside”.
FIG. 6 is a diagram illustrating a fitting rule “Fit Whithin”.
FIG. 7 is a diagram illustrating an alignment rule.
FIG. 8 is a schematic diagram illustrating a positional relationship between a sheet and a default image according to the present invention.
FIG. 9 is a schematic diagram illustrating a positional relationship between a sheet and a default image according to the present invention.
FIG. 10 is a schematic diagram illustrating a positional relationship between a sheet and a default image according to the present invention.
FIG. 11 is a diagram illustrating a positional relationship between a default image frame and a photo frame.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 10 layout editing device 20 layout definition file 61 sheet before conversion (rectangular drawing area of first object) 62 sheet after conversion (rectangular drawing area of first object) 81 default image frame before conversion (first object frame) 82 Default image before conversion (first object) 83 Default image frame after conversion (first object frame) 82 Default image after conversion (first object) 91 Photo frame before conversion (second object frame) 92 After conversion Photo frame (second object frame)

Claims

A first object frame for allocating a first object to a rectangular drawing area, and a first object frame and a second object in which two opposing sides of the first object overlap with the outer edge of the frame to allocate the second object to the rectangular drawing area A layout editing method for converting layout information defining the second object frame into layout information for a new rectangular drawing area having a different aspect ratio from the original rectangular drawing area,
By the computer, the first object frame is deformed according to the new rectangular drawing area, and after the deformation, the second object frame is enlarged at an enlargement ratio equal to the enlargement ratio of the side of the first object frame that does not overlap with the outer edge of the object. The second object frame is translated so that a vector starting from the reference point of one object frame and ending at the reference point of the second object frame is enlarged at an enlargement ratio equal to the enlargement ratio of the second object frame. Layout editing method.

The layout editing method according to claim 1, wherein the reference point of the first object frame is a center of gravity of the first object frame.

A first object frame for allocating a first object to a rectangular drawing area, and a first object frame and a second object in which two opposing sides of the first object overlap with the outer edge of the frame to allocate the second object to the rectangular drawing area A layout editing apparatus for converting layout information defining the second object frame into layout information for a new rectangular drawing area having a different aspect ratio from the original rectangular drawing area,
Means for deforming the first object frame according to the new rectangular drawing area;
Means for enlarging the second object frame at an enlargement factor equal to the enlargement factor of the side of the first object frame that does not overlap the outer edge of the object after the deformation;
Means for moving the second object frame in parallel so that a vector having the reference point of the first object frame as a start point and the reference point of the second object frame as an end point is enlarged at an enlargement ratio equal to the enlargement ratio of the second object frame; , A layout editing device.

A first object frame for allocating a first object to a rectangular drawing area, and a first object frame and a second object in which two opposing sides of the first object overlap with the outer edge of the frame to allocate the second object to the rectangular drawing area A layout editing program for converting layout information defining the second object frame into layout information for a new rectangular drawing area having a different aspect ratio from the original rectangular drawing area,
Means for deforming the first object frame according to the new rectangular drawing area;
Means for enlarging the second object frame at an enlargement factor equal to the enlargement factor of the side of the first object frame that does not overlap the outer edge of the object after the deformation;
As means for moving the second object frame in parallel so that a vector starting from the reference point of the first object frame and ending at the reference point of the second object frame is enlarged at an enlargement ratio equal to the enlargement ratio of the second object frame A layout editing program to make a computer function.