JP2004219187A - レーザー逆コンプトンガンマ線を用いた核異性体生成による高精度、高s/n、高効率での同位体分析法 - Google Patents

レーザー逆コンプトンガンマ線を用いた核異性体生成による高精度、高s/n、高効率での同位体分析法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004219187A
JP2004219187A JP2003005325A JP2003005325A JP2004219187A JP 2004219187 A JP2004219187 A JP 2004219187A JP 2003005325 A JP2003005325 A JP 2003005325A JP 2003005325 A JP2003005325 A JP 2003005325A JP 2004219187 A JP2004219187 A JP 2004219187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gamma ray
nuclear
reaction
isotope
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003005325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4070202B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Shizuma
俊行 静間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Japan Atomic Energy Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Atomic Energy Research Institute filed Critical Japan Atomic Energy Research Institute
Priority to JP2003005325A priority Critical patent/JP4070202B2/ja
Publication of JP2004219187A publication Critical patent/JP2004219187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4070202B2 publication Critical patent/JP4070202B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、レーザー逆コンプトンガンマ線を用いて(γ、n)反応によって放射性の核異性体を生成し、それからの放出ガンマ線の測定により核種の同定、および、同位体含有量の測定を行う放射化元素分析法に関するものである。
【解決手段】パルス化したレーザー逆コンプトンガンマ線を試料に照射することで、光吸収中性子放出(γ、n)反応により核異性体を生成し、核異性体崩壊時の遅延ガンマ線を測定することによって、高精度,高S/N、高効率で同位体を分析する方法。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザー逆コンプトンガンマ線を用いて(γ、n)反応によって放射性の核異性体を生成し、それからの放出ガンマ線の測定により核種の同定、および、同位体含有量の測定を行う放射化元素分析法に関するものである。
【0002】
前記レーザー逆コンプトンガンマ線とは、相対論的電子ビームとレーザー光との相互作用により生成される高エネルギーガンマ線であり、準単色であり、そのエネルギーが可変性である等の特徴を持っている。前記核異性体とは、原子核の励起状態で比較長い寿命をもつものであり、1ナノ(10−9)秒以上の寿命をもつ核励起状態にあるものが核異性体と呼ばれている。核異性体のガンマ崩壊では、質量数、原子番号は変化しない。前記寿命とは、放射性崩壊によって元々の1/eの量になるまでの時間であり、寿命の逆数は単位時間あたりの崩壊確率になる。
【0003】
【従来の技術】
従来の放射化分析法では、核反応で生成される原子核がべータ崩壊に対して安定な同位体については分析できない。ベータ崩壊とは、原子核の放射性崩壊の一種であり、電子又は陽電子が放出され、原子核の質量数は変わらないが、原子番号が1だけ増加、または、減少する崩壊である。同位体とは、同一元素に属する(すなわち同じ原子番号をもつ)原子の間で、質量数が異なる原子を互いに同位体であるといい、また放射性崩壊しない原子核は、安定同位体と呼ばれている。
【0004】
これに対して、(γ、n)反応を用いて核異性体を生成し、それからの放出ガンマ線を測定することにより、通常の放射化分析法では測定不可能な核種について放射化分析できる。この方法では、核異性体から放出されるガンマ線が、核種によって特有なエネルギー値を持つため、同位体の分析が可能である。
【0005】
しかしながら、これまで、照射ガンマ線として、電子加速器による制動放射光が使用されており、連続エネルギーで、かつ、低エネルギー部では指数関数的に光子数が増加するという制動放射光に特有の問題があるため、目的とする(γ、n)以外の反応である、核共鳴散乱や、(γ、2n)反応等が生じ、精度の良い分析ができないというデメリットがある。
【0006】
さらに、岩石等に含まれる微量元素の分析では、主成分であるシリコンや、ニッケルが(γ、n)反応を生じ、その反応生成核のベータ崩壊の際に放出されるガンマ線が大きなバックグランド計数を形成するデメリットもある。
【0007】
前記制動放射光とは、荷電粒子が減速を受けるときに放射する電磁波であり、又高エネルギー電子が物質中で滅速する際にも制動放射光が生じる。制動放射光は連続エネルギー分布を示し、低エネルギー部では光子数は指数関数的に増加する。また、光子の最大エネルギーは、電子エネルギーと等しくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、照射ガンマ線として、電子加速器による制動放射光を用いるため、目的とする核反応(γ、n)以外の反応が生じ、同位体含有量の精度の良い測定が困難であった。本発明は、パルス化したレーザー逆コンプトンガンマ線を用いることにより、この欠点を解消し、高精度、高S/N(低バックグランド)、高効率で同位体分析を行うことを目的とする。
【0009】
前記高S/N(低バックグランド)においては、ガンマ線ビームをパルス化し、ビーム照射の停止中に、遅延ガンマ線を測定し、即発ガンマ線によるバックグラウンドを取り除くことにより、目的とする核異性体からの放出ガンマ線の測定を高S/Nで行う。さらに、ガンマ線ビームの照射時間、及び測定時間を適切に選ぶことにより、高効率での分析を行う。
【0010】
【課題を解決するための手段】
光吸収による核反応には、エネルギー約8MeV以下のガンマ線が寄与する光共鳴散乱と、エネルギー約8MeV以上のガンマ線が寄与する光吸収中性子放出反応がある。光共鳴散乱では、原子核が光を吸収し励起状態が生成され、ガンマ線を放出し基底状態へと脱励起する。この反応では質量数、原子番号は変化しない。
【0011】
前記光吸収中性子放出反応とは、中性子放出に対するしきい値(約8MeV)よりもエネルギーの高いガンマ線を吸収し、中性子を放出する反応である。さらにこの光吸収中性子放出反応には、中性子を1つ放出する(γ、n)反応、中性子を2つ放出する(γ、2n)反応、中性子を3つ放出する(γ、3n)反応等がある。それぞれのしきい値エネルギーは、質量数約150以上の元素に対して、約8MeV、約16MeV、約24MeVである。したがって、従来の連続エネルギースペクトルをもつ制動放射光による光吸収反応では、目的とする核反応(γ、n)以外の複数の核反応により、核異性体が生成されるため、同位体の含有量を精度良く求めることは困難である。
【0012】
一方、本発明では、準単色性(数%のエネルギー幅)、エネルギー可変の長所をもつレーザー逆コンプトンガンマ線を用いて、選択的に(γ、n)反応のみを生じさせ、高精度で分析を行う。
【0013】
さらに、この方法では、一般的に、(γ、n)反応の高いしきい値エネルギーをもつ軽元素、例えば、シリコン28(しきい値エネルギー17MeV)や、ニッケル58(しきい値エネルギー12MeV)に対して、照射ガンマ線のエネルギーをこれらの元素のしきい値以下に選ぶことにより、これらの元素の(γ,n)反応を防ぐことができる。したがって、シリコンや、ニッケルが主成分である岩石等に含まれる微量な重元素の放射化分析も可能になる。鉄56も岩石中に多く含まれるが、(γ、n)反応で生成される鉄55が、ベータ崩壊の際にガンマ線を放出しないことから計測には影響を与えない。
【0014】
また、ガンマ線ビームをパルス化することにより、即発ガンマ線の影響を受けずに、核異性体からの遅延ガンマ線を高S/N(低バックグラウンド)で測定する。さらに、照射時間と測定時間を核異性体の寿命程度に選び、目的とする同位体の分析を高効率で行う。
【0015】
即発ガンマ線とは、核反応後、高励起状態から即発(ピコ秒、10−12秒以内)に放出されるガンマ線のことである。一方、核異性体から放出されるガンマ線は、その寿命によって時間的に遅く発生する確率が増加する。このようなガンマ線を遅延ガンマ線と呼ぶ。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施方法を図1に基づいて説明する。レーザー逆コンプトンガンマ線1を、試料2に照射する。試料中の原子核は、(γ、n)反応により質量数、中性子数がともに1つ少ない原子核へ変換される。この際、一定の確率で生成核の基底状態(原子核準位のうち最も励起エネルギーの低い状態)と核異性体が生成される。
【0017】
次に、核異性体からの崩壊ガンマ線3を、ゲルマニウム半導体検出器4で測定する。核異性体から放出されるガンマ線のエネルギーは、それぞれの原子核について、特有なエネルギー値をもっている。これらのガンマ線を高分解能のゲルマニウム半導体検出器を用いて測定し、核種の同定、ガンマ線強度から同位体の含有量を測定する。
【0018】
図2に、(γ、n)反応による核異性体生成法を具体的に示す。試料の照射、測定においては、ガンマ線ビームをパルス化し、適切な照射時間と測定時間を選び、目的とする核異性体からの崩壊ガンマ線を、高S/N(低バックグラウンド)で効率良く測定する。即ち、図2に示されるように、レーザー逆コンプトンガンマ線を試料に照射すると、試料中の安定な原子核( )が中性子を放出し核異性体が生成される。その後、この核異性体からガンマ線が放出され、前記原子核に対して中性子数及び質量数がそれぞれ1つ少ない安定な同位体である( A−1N−1)が生ずる。
【0019】
図3にパルス化ビームを用いた測定法の概念図を示す。 (γ、n)反応で放出されるガンマ線は、ほとんどが即発ガンマ線であるため、連続的にガンマ線ビームを照射した揚合、即発ガンマ線が大きなバックグラウンド計数となり、高精度での遅延ガンマ線の測定は極めて困難である。そこで、ガンマ線ビームをパルス化し、ビーム照射の停止中に、遅延ガンマ線を測定し、即発ガンマ線によるバックグラウンドを取り除く。さらに、照射時間、および、測定時間を適切に選び、目的とする核異性体からの放出ガンマ線の測定を効率的に行う。ある一定時間測定する場合、照射時間、測定時間ともに、核異性体の寿命程度とするともっとも時間効率が良い。
【0020】
【実施例】
陽子数、中性子数ともに偶数の核は、偶々核とよばれており、軽い核を除いて4〜10の同位体が存在する。このうち、質量数が1つ異なる原子核がべータ崩壊に対して安定な場合、従来の放射化法により同位体の分析を行うことができない。たとえば、原子番号が74のハフニウム(Hf)原子核には、質量数が174、176、177,178,179,180の6つの同位体が存在し、177、178,179の同位体は、質量数の1つ異なる原子核が安定同位体のため、放射化法による元素分析ができない。
【0021】
一方、これらの同位体から(γ、n)反応により生成される原子核(176Hf、177Hf、178Hf)には、核異性体(寿命は、それぞれ、14マイクロ秒、1.6秒、5.8秒)が存在し、(γ、n)反応において、一定の確率で生成される。これらの核異性体は、特定のガンマ線を放出し基底状態へ脱励起するため、そのガンマ線をゲルマニウム半導体検出器で測定することにより、核種の同定、および、含有量の分析を行う。この際、パルス化ビームを用いて、照射時間、および、測定時間を適切に選ぶ(たとえば、178Hf核異性体の測定では、6秒照射、6秒測定)ことにより、高S/N、かつ、高効率で測定を行う。
【0022】
【発明の効果】
従来の放射化分析法では困難であった同位体分析について、レーザー逆コンプトンガンマ線を用いて核異性体を生成し、その放出ガンマ線を測定することによって、同位体含有量の分析を高精度で行うことが可能となる。さらに、パルス化ビームを用いることで、高S/N比、高効率での分析が可能となる。その結果、たとえば、土中や、隕石等に含まれている微量な重元素の同位体含有量の分析を、複雑な化学処理なしで、容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】レーザー逆コンプトンガンマ線照射線を用いた本発明の実施例を示す図である。
【図3】パルス化ビームを用いた本発明の実施例を示す図である。

Claims (3)

  1. レーザー逆コンプトンガンマ線を試料に照射することで、光吸収中性子放出(γ、n)反応により核異性体を生成し、核異性体崩壊時の放出ガンマ線を測定することによって、高精度,高S/N、高効率で同位体を分析する方法。
  2. 前記ガンマ線ビームをパルス化して試料に照射し、その照射停止中に試料から放出される遅延ガンマ線を測定し、試料から放出される即発ガンマ線によるバックグランド計数を取り除くことにより、試料核種の同定、及び同位体含有量の測定を高S/Nで行うことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記パルス化したガンマ線を照射する際に、その照射時間及び測定時間を目的とする核異性体の寿命程度に設定することにより、高効率での測定を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。
JP2003005325A 2003-01-14 2003-01-14 レーザー逆コンプトンガンマ線を用いた核異性体生成による高精度、高s/n、高効率での同位体分析法 Expired - Fee Related JP4070202B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003005325A JP4070202B2 (ja) 2003-01-14 2003-01-14 レーザー逆コンプトンガンマ線を用いた核異性体生成による高精度、高s/n、高効率での同位体分析法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003005325A JP4070202B2 (ja) 2003-01-14 2003-01-14 レーザー逆コンプトンガンマ線を用いた核異性体生成による高精度、高s/n、高効率での同位体分析法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004219187A true JP2004219187A (ja) 2004-08-05
JP4070202B2 JP4070202B2 (ja) 2008-04-02

Family

ID=32896004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003005325A Expired - Fee Related JP4070202B2 (ja) 2003-01-14 2003-01-14 レーザー逆コンプトンガンマ線を用いた核異性体生成による高精度、高s/n、高効率での同位体分析法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4070202B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113010A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Japan Atomic Energy Agency タイムリスト測定による即発及び壊変ガンマ線分別測定法
JP2008532013A (ja) * 2005-02-22 2008-08-14 パスポート システムズ, インク. 物質検出及び画像化のための容器の非破壊検査における近単色且つ調整可能な光子源の、核共鳴蛍光との使用
JP2010210452A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Japan Atomic Energy Agency 原子核分析方法及び原子核分析装置
JP2012033338A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Japan Atomic Energy Agency レーザーコンプトン光発生装置、レーザーコンプトン光発生方法、中性子線発生装置
US9528951B2 (en) 2013-12-18 2016-12-27 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Method for rapid analysis of gold

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0961381A (ja) * 1995-08-28 1997-03-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 光核反応断面積測定装置
JPH102967A (ja) * 1996-06-19 1998-01-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 光核反応の反応断面積測定装置
JP2001345503A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Toshiba Corp レーザ逆コンプトン光生成装置
JP2002014061A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Central Res Inst Of Electric Power Ind 欠陥評価装置および方法
JP2002107499A (ja) * 2000-09-27 2002-04-10 Central Res Inst Of Electric Power Ind 高エネルギー粒子の発生方法およびこれを利用した放射化分析方法と、高エネルギー粒子発生装置および放射化分析装置
JP2002162371A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 逆コンプトン散乱光を利用した非破壊検査方法及び装置
JP2002237642A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 National Institute Of Advanced Industrial & Technology マルチパスレーザ逆コンプトン散乱光発生器
JP2003057196A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Japan Atom Energy Res Inst テラワットテーブルトップレーザーを用いた放射化分析法
JP2004150851A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Japan Atom Energy Res Inst 光子誘起による陽電子消滅γ線分光及び短寿命原子核準位の測定法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0961381A (ja) * 1995-08-28 1997-03-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 光核反応断面積測定装置
JPH102967A (ja) * 1996-06-19 1998-01-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 光核反応の反応断面積測定装置
JP2001345503A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Toshiba Corp レーザ逆コンプトン光生成装置
JP2002014061A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Central Res Inst Of Electric Power Ind 欠陥評価装置および方法
JP2002107499A (ja) * 2000-09-27 2002-04-10 Central Res Inst Of Electric Power Ind 高エネルギー粒子の発生方法およびこれを利用した放射化分析方法と、高エネルギー粒子発生装置および放射化分析装置
JP2002162371A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 逆コンプトン散乱光を利用した非破壊検査方法及び装置
JP2002237642A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 National Institute Of Advanced Industrial & Technology マルチパスレーザ逆コンプトン散乱光発生器
JP2003057196A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Japan Atom Energy Res Inst テラワットテーブルトップレーザーを用いた放射化分析法
JP2004150851A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Japan Atom Energy Res Inst 光子誘起による陽電子消滅γ線分光及び短寿命原子核準位の測定法

Non-Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
TOSHIYUKI SHIZUMA: ""4. Nuclear isomer research with photons"", JAERI−CONF, vol. 2002−007, JPN6007013587, August 2002 (2002-08-01), JP, pages 13 - 16, ISSN: 0000944786 *
早川岳人、静間俊行、大道道明、山中俊彦、峰原英介、有澤孝: ""23.Tキューブレーザー誘起γ線による核異性体研究"", JAERI−CONF, vol. 2002−008, JPN4007017502, July 2002 (2002-07-01), JP, pages 96 - 99, ISSN: 0000889025 *
早川岳人、静間俊行、大道道明、山中俊彦、峰原英介、有澤孝: ""23.Tキューブレーザー誘起γ線による核異性体研究"", JAERI−CONF, vol. 2002−008, JPN6007013622, July 2002 (2002-07-01), JP, pages 96 - 99, ISSN: 0000944785 *
早川岳人、静間俊行、山中俊彦、峰原英介、有澤孝: ""10.光量子による核異性体研究"", JAERI−CONF, vol. 2002−008, JPN4007017501, July 2002 (2002-07-01), JP, pages 46 - 49, ISSN: 0000889024 *
早川岳人、静間俊行、山中俊彦、峰原英介、有澤孝: ""10.光量子による核異性体研究"", JAERI−CONF, vol. 2002−008, JPN6007013621, July 2002 (2002-07-01), JP, pages 46 - 49, ISSN: 0000944784 *

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113010A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Japan Atomic Energy Agency タイムリスト測定による即発及び壊変ガンマ線分別測定法
JP2008532013A (ja) * 2005-02-22 2008-08-14 パスポート システムズ, インク. 物質検出及び画像化のための容器の非破壊検査における近単色且つ調整可能な光子源の、核共鳴蛍光との使用
JP4906743B2 (ja) * 2005-02-22 2012-03-28 パスポート システムズ, インク. 物質検出及び画像化のための容器の非破壊検査における近単色且つ調整可能な光子源の、核共鳴蛍光との使用
US8149988B2 (en) 2005-02-22 2012-04-03 Passport Systems, Inc. Use of nearly monochromatic and tunable photon sources with nuclear resonance fluorescence in non-intrusive inspection of containers for material detection and imaging
JP2010210452A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Japan Atomic Energy Agency 原子核分析方法及び原子核分析装置
JP2012033338A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Japan Atomic Energy Agency レーザーコンプトン光発生装置、レーザーコンプトン光発生方法、中性子線発生装置
US9528951B2 (en) 2013-12-18 2016-12-27 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Method for rapid analysis of gold

Also Published As

Publication number Publication date
JP4070202B2 (ja) 2008-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hajima et al. Proposal of nondestructive radionuclide assay using a high-flux gamma-ray source and nuclear resonance fluorescence
Aberle Optimization, simulation and analysis of the scintillation signals in the Double Chooz experiment
Elorrieta Studies on dark rates induced by radioactive decays of the multi-PMT digital optical module for future IceCube extensions
Roberts et al. Proton pair correlations and the neutrinoless double-β decay of 76 Ge
Mazur et al. Excitation of the 119 Te m, 121 Te m, 123 Te m, 127 Te m, and 129 Te m isomers in (γ, n) reactions from 10 to 22 MeV
JP4070202B2 (ja) レーザー逆コンプトンガンマ線を用いた核異性体生成による高精度、高s/n、高効率での同位体分析法
Barabash Experimental test of the Pauli Exclusion Principle
Anderson et al. Activation of 111 Cd m by single pulses of intense bremsstrahlung
JP5414033B2 (ja) 原子核分析方法及び原子核分析装置
US20230273135A1 (en) Improvements in gamma-activation analysis measurements
Erhard et al. Photodissociation of p-process nuclei studied by bremsstrahlung-induced activation
Suchopár et al. Activation measurement of neutron production and transport in a thick lead target and a uranium blanket during 4 GeV deuteron irradiation
JP2010101663A (ja) 多重放射線分析装置、多重放射線分析方法
Mouton et al. Nuclear Resonant Scattering of Gamma Radiation of Variable Energy
Dittmer Characterisation of scintillation light induced by radioactive excitation in the mDOM glass pressure vessel
Silano et al. Selective activation with all-laser-driven Thomson γ-rays
US20110129050A1 (en) Method and Device for Identification of Explosives by means of Neutron Bombardment
JP2013120123A (ja) 核種組成分析装置、核種組成分析方法
Isaak et al. Probing Nuclear Structure with Photon Beams
Renner et al. Low-energy nuclear transitions in subrelativistic laser-generated plasmas
CALZOLARI Photon activation analysis with laser-driven sources
Van Do et al. Measurement of the flux-weighted average cross section for the 186W (γ, p) 185Ta reaction at the bremsstrahlung end-point energy of 70 MeV
Amsler et al. Antiproton annihilation at rest in thin solid targets and comparison with Monte Carlo simulations
Mazur et al. Excitation Cross Section of the 11/2− Isomeric State of 137Ce Nucleus in (y, n) Reaction in the 11–18-MeV Energy Interval of Gamma Quanta
Blackston Precision measurements of deuteron photodisintegration using linearly polarized photons of 14 and 16 MeV

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050725

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees