JP2004218334A - 分水栓の遠隔操作装置 - Google Patents

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Masatoshi Yasui
正敏 安井
Takehiko Yasui
献彦 安井
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Abstract

【課題】年月を経ても錆や浸水,地圧等のために操作不能となることなく、何時でも分水栓を閉止することができるようにし、地域的な断水を伴うことなく支管等の漏水事故の復旧を可能にする。
【解決手段】上水道の本管1に分水栓2が固設され、該分水栓より支管33が敷地内に延設され、該支管の先端に止水栓35,量水器36等が設けられた給水系において、該分水栓より突出する栓棒11に歯車13を固着し、両端部にピストン20,21が設けられ中間部に前記歯車に噛合するラック歯17が形成されたスピンドル16をシリンダ22,23内に進退動自在に設けるとともに、敷地内に設けられた操作ボックス34に四方切換弁38を設け、一対の耐圧性チューブ44,45を前記シリンダから該操作ボックスに延設して該各チューブの先端を該四方切換弁に連結し、前記ピストンに水圧を掛けることにより前記スピンドルを進退動させ前記分水栓を開閉し得るようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は道路地下に埋設された上水道の本管に固設される分水栓に関し、さらに詳しくは該分水栓を遠隔操作により開閉し得るようにする分水栓の遠隔操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平07−139660号公報
【0003】
上水道の本管に固設された分水栓をプッシュプルワイヤを介して敷地内の操作ボックスから遠隔操作することにより該分水栓を開閉し得るようにした装置は、本出願人の特許出願に係る上記特許文献1に主として新設住宅における盗水を防止することを目的とするものとして開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記遠隔操作装置は、新設時は問題ないものの長年を経ると地下でプッシュプルワイヤ等が錆や浸水,地圧等のために操作不能となるおそれがあった。このため、支管から漏水が発見された場合に分水栓を上記遠隔操作装置により閉止しようとしても操作できないおそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る分水栓の遠隔操作装置は、上記課題を解決しようとするもので、道路地下に埋設される上水道の本管に分水栓が固設され、該分水栓より支管が敷地内に延設され、該支管の先端に止水栓,量水器等が設けられた給水系において、該分水栓より突出する栓棒に歯車を固着し、両端部にピストンが設けられ中間部に前記歯車に噛合するラック歯が形成されたスピンドルをシリンダ内に進退動自在に設けるとともに、敷地内に設けられた操作ボックスに四方切換弁を設け、一対の耐圧性チューブを前記シリンダから該操作ボックスに延設して該各チューブの先端を該四方切換弁に連結し、該各チューブが該四方切換弁の切換操作により手押式ポンプに連結または大気中に開放されるようにし、該手押式ポンプにより該各チューブを介して前記ピストンに水圧を掛けることにより前記スピンドルを進退動させ前記分水栓を開閉し得るようにしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に図面に従い本発明の実施の形態を説明する。図1に地中で配設された給水系の全体を示し、図中、1は道路地下に埋設されている上水道の本管、2は該本管1上にクランプ3,4をボルト5により締付けることで固設される分水栓である。該分水栓2は、図2に示したように、ボデー6に下端開口7が本管1の上面と相対するように設けられた垂直な通水口8と、該通水口8に直交する通水口9が形成され、該通水口8,9の交点に球形弁10を配設してなる。11は内端の係合部12が該球形弁10に係合するようボデー6内に回転自在に支持された栓棒、13は該栓棒の他端部に固着された歯車、14,15は該歯車を包囲しているカバー体である。また、16はカバー体15内で栓棒11と直交する方向に進退動自在なるように配置されたスピンドルで、該スピンドルの中間部に歯車13と噛合するラック歯17が形成されている。また、スピンドルの両端部には図3に示されるように外周にOリング18,19を止着することでピストン20,21を形成するとともに、該ピストン20,21を気密に収容するシリンダ22,23を夫々袋ナット24,25によってカバー体15の両端部に組み付けている。26は栓棒11の外端部に係合され先端が外部に突出する栓棒延長部材である。なお、球形弁10には通水口9と常に連通する通路27と、回転により通水口8に連通し得る通路28とがT字状に形成されている。29は下端開口7の本管1上面への圧着部分に設けられたゴム製シール部材である。
【0007】
本管1に分水口30を開口するに当たっては、通水口8の上端に設けられた封水キャップ31を外して該通水口8中に穿孔ドリルを挿入し、分水口30が開口できたところで該ドリルを通水口8より抜き、栓棒11により球形弁10を90度回転させ止水する。そして封水キャップ31を通水口8の上端開口に螺合嵌着すると共に、通水口9に管継手32を螺着し支管33を接続する。34は敷地内に埋設され止水栓35,量水器36等を収容している操作ボックスで、前記支管33は側溝37の下方を通り該止水栓35,量水器36に延設される。
【0008】
38は操作ボックス34内に設けた四方切換弁、39はその回転操作軸である。該四方切換弁は図4に示したように弁箱40内に回転操作軸39と一体の弁体41が回転自在に設けられ、該弁体41の外周の一部を切り欠くことにより一対の連通路42,43が形成される。44,45は一端を前記シリンダ22,23にプラグ46,47を介して連結した一対の耐圧性チューブで、該各チューブを該操作ボックス34に延設し該各チューブの先端をプラグ48,49を介して該四方切換弁38の弁箱40に形成された相対する流路50,51に連結している。また、52は必要に応じて該四方切換弁38の流路53にプラグ54,チューブ55を介して連結される手押式ポンプ、56は該四方切換弁38の流路57に設けられ先端が大気中に開放された排水プラグである。
【0009】
このように構成した遠隔操作装置では、図4に示した弁体41の回転状態にてチューブ55とチューブ44とが連通し、チューブ45と排水プラグ56とが連通した状態で、手押式ポンプ52を操作し水を圧送すれば、シリンダ22に水圧が掛かりピストン20が押されることからスピンドル16が移動し、ラック歯17,歯車13を介して栓棒11,球形弁10を回転させる。また、弁体41を90度回転させて手押式ポンプ52を操作し水を圧送すれば、シリンダ23に水圧が掛かりピストン21が押されることからスピンドル16が反対方向に移動し、ラック歯17,歯車13を介して栓棒11,球形弁10を反対向に回転させる。
このため、分水口30を必要に応じて開閉することができる。なお、手押式ポンプ52を操作したときに排水プラグ56から反対側の水が排出されることから開閉動の確認ができる。
【0010】
このように分水栓2を水圧により遠隔操作で開閉できることから、分水栓2より下流の支管33等から漏水が発見された場合に、道路を掘り返す等の大がかりな工事をすることなく該分水栓を閉止でき簡単に漏水修復ができるようになる。
また、本管1の通水を止める必要もないので、地域の断水という状態を招くこともなく修復が可能となる。
【0011】
【発明の効果】
このように本発明の遠隔操作装置は、分水栓の栓棒に歯車を固着し、両端部にピストンが設けられ中間部に該歯車に噛合するラック歯が形成されたスピンドルをシリンダ内に進退動自在に設けるとともに、一対の耐圧性チューブを前記シリンダから操作ボックスに延設し該各チューブの先端を四方切換弁に連結し、該各チューブが該四方切換弁の切換操作により手押式ポンプに連結または大気中に開放されるようにすることにより、手押式ポンプによる水圧で分水栓を開閉し得るようにしたので、従来のプッシュプルワイヤ等による遠隔操作装置と異なり、錆びたり、浸水したり、或いは地圧により操作不能となるおそれが少ない。また、水圧を利用したことにより長い距離を隔てていても確実に開閉作動させることができる。このため、新設時のみならず、長い年月を経ても必要に応じて何時でも分水栓を閉止することができ、地域的な断水を伴うことなく支管等の漏水事故の復旧を可能にする有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分水栓の遠隔操作装置を示した給水系全体の正面図。
【図2】図1の分水栓の縦断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図1の四方切換弁の縦断面図。
【符号の説明】
1 本管
2 分水栓
10 球形弁
11 栓棒
13 歯車
16 スピンドル
17 ラック歯
20,21 ピストン
22,23 シリンダ
33 支管
34 操作ボックス
35 止水栓
36 量水器
38 四方切換弁
44,45 耐圧性チューブ
52 手押式ポンプ
56 排水プラグ

Claims (1)

  1. 道路地下に埋設される上水道の本管に分水栓が固設され、該分水栓より支管が敷地内に延設され、該支管の先端に止水栓,量水器等が設けられた給水系において、該分水栓より突出する栓棒に歯車を固着し、両端部にピストンが設けられ中間部に前記歯車に噛合するラック歯が形成されたスピンドルをシリンダ内に進退動自在に設けるとともに、敷地内に設けられた操作ボックスに四方切換弁を設け、一対の耐圧性チューブを前記シリンダから該操作ボックスに延設して該各チューブの先端を該四方切換弁に連結し、該各チューブが該四方切換弁の切換操作により手押式ポンプに連結または大気中に開放されるようにし、該手押式ポンプにより該各チューブを介して前記ピストンに水圧を掛けることにより前記スピンドルを進退動させ前記分水栓を開閉し得るようにしたことを特徴とする分水栓の遠隔操作装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2885400A1 (fr) * 2005-05-09 2006-11-10 Equip Ind Europ Sa Dispositif de coupure a commande deportee pour reseau d'eau
FR2960572A1 (fr) * 2010-05-28 2011-12-02 Sade Cie Generale De Travaux D Hydraulique Installation de transport d'eau comprenant une conduite enterree raccordee a un appareil hydraulique hors terre et munie d'un dispositif de coupure enterre a commande deportee
FR2974825A1 (fr) * 2011-05-03 2012-11-09 Sade Cie Generale De Travaux D Hydraulique Installation comprenant une sonde montee sur une canalisation souterraine

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FR2960572A1 (fr) * 2010-05-28 2011-12-02 Sade Cie Generale De Travaux D Hydraulique Installation de transport d'eau comprenant une conduite enterree raccordee a un appareil hydraulique hors terre et munie d'un dispositif de coupure enterre a commande deportee
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