JP2004216045A - 医療機器へのクランプを用いる取付方法 - Google Patents

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Yukio Matsumoto
幸男 松本
Yuji Matsudaira
悠嗣 松平
Hiroshi Shibata
博史 柴田
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Ube Corp
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Abstract

【課題】本発明は、任意径の支柱を装着している血液浄化用装置、血液透析装置などの医療機器に、その装着している支柱(例えば、スタンドポール)の径に関係なく、シリンジポンプ、輸液ポンプ、ウォーマ、プリンタなどの機器付設品を簡便にそして強固に取付、さらに容易に取付位置を変更できる取付方法の提供を目的とする。
【解決手段】任意径の支柱を装着している医療機器に、機器付設品を取り付ける方法において、
着脱自在な機器付設品を有するL型クランプを用いて、医療機器の任意径の支柱に、機器付設品を取り付けることを特徴とする医療機器へのクランプを用いる取付方法の提供を目的とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、任意径の支柱を装着している血液浄化用装置、血液透析装置などの医療機器に、着脱自在なシリンジポンプなどの医療機器付設品をL型クランプを用いて取付する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
任意径の支柱(9)を挿着してネジ締結し得るクランプ基体(1)と、クランプ基体(1)に穿孔した軸受孔(2)内の出口付近にスライドブッシュ(3)を摺動可能に挿着すると共に、前記軸受孔(2)内の奥部に固定ブッシュ(6)が嵌着され、突出端部にハンド基部(23)を固着した支持軸(4)を前記スライドブッシュ(3)に摺動可能に貫通すると共に圧縮スプリング(13)を介して前記固定ブッシュ(6)に貫通して該支持軸(4)端部を前記固定ブッシュ(6)に係止し、前記基部(23)から伸長する右側板片(22)と、前記ハンド基部(23)に軸支され前記スライドブッシュ3 の突出端部に圧接する屈曲部(21c)を形成して前記右側板片(22)に対向するよう伸長する左側板片(21)とからなり、前記右側板片(22)の前記基部(23)側に前記左側板片(21)に対向して突出する調整ネジ(26)を螺設して前記調整ネジ(26)の突出端部により前記左側板片(21)を係止することによって前記右側板片(22)と前記左側板片(21)との開口隙間幅を調節したことを特徴とする透析器支持装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実公平6−028118号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
血液浄化用装置などの医療機器に、シリンジポンプ、輸液ポンプ、ウォーマ、プリンタなどを取り付ける場合、ネジ止め式のクランプやムッフを用いて行っていた。しかし、ネジ止め式のクランプやムッフを用いると、医療機器に装着している支柱の径により固定しづらい場合や、強固に固定できない場合が考えられる。
本発明は、任意径の支柱を装着している血液浄化用装置、血液透析装置などの医療機器に、その装着している支柱(例えば、スタンドポール)の径に関係なく、シリンジポンプ、輸液ポンプ、ウォーマ、プリンタなどの機器付設品を簡便にそして強固に取付、さらに容易に取付位置を変更できる取付方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、任意径の支柱を装着している医療機器に、機器付設品を取り付ける方法において、
着脱自在な機器付設品を有するL型クランプを用いて、医療機器の任意径の支柱に、機器付設品を取り付けることを特徴とする医療機器へのL型クランプを用いる取付方法を提供することである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、任意径の支柱を装着している医療機器に、機器付設品を取り付ける方法において、
着脱自在な機器付設品を有するL型クランプを用いて、医療機器の任意径の支柱に、機器付設品を取り付けることを特徴とする医療機器へのL型クランプを用いる取付方法を提供することである。
【0007】
医療機器は、血液浄化用装置、血液透析装置、持続的血液ろ過装置、持続的血液ろ過透析装置、血液灌流装置、血漿灌流装置、血液交換装置、血漿交換装置、免疫吸着装置、採血装置、採漿装置、人工心肺装置などを挙げることが出来る。
医療機器は、ポンプや弁、或いはチューブなどを有する箱型の医療機器を用いることが出来る。
任意径の支柱は、医療機器の機器付設品を医療機器に取り付ける目的で装着し、医療機器本体の上部又は下部、或いは側部に設けることができる。
【0008】
医療機器の機器付設品は、医療機器に付設して用いる機器であればどの様なものでもよく、例えばシリンジポンプ、輸液ポンプ、ウォーマ、プリンタなどの医療機器に付設可能な機器を挙げることが出来る。
【0009】
L型クランプは、機器付設品を有するL型クランプ、機器付設品の脱着可能なL型クランプ、機器付設品を取付可能なL型クランプである。
【0010】
以下に、本発明の実施の形態を図面につき詳しく説明する。本発明は、これらの実施の形態のみに限定されるものではない。
【0011】
図1は、医療機器本体2に装着している支柱3に、L型クランプ10を取り付けている医療機器1をモデル的に示すものである。
医療機器1は、医療機器本体2、任意径の支柱3及び可動部4を有し、支柱3は医療機器本体2の上部に設けられている。医療機器1は、可動部が無くても良く、床に直に置いても、床に台や支柱を用いて設置してもよい。
任意径の支柱は、医療機器本体の上部又は下部、或いは側部に設けることができる。L型クランプ10は、機器付設品18を取り付けている。
可動部4は、医療機器の移動に利用する。
【0012】
図2は、着脱自在な機器付設品を有するL型クランプ10をモデル的に示すものである。L型クランプ10は、固定クランプ11、ガイド12、アーム13、ハンドル14、手動スクリュー15及び可動クランプ16を有し、さらに機器付設品を取り付ける架台17を有する。固定クランプ11には、ガイド12が設けられ、ガイド12は固定クランプ11の軸方向に対し垂直方向に設けることが好ましい。固定クランプ11は、支柱を強固に固定する目的で、端部近傍がV字の窪みを有することが好ましい。ガイド12は、軸方向に対し前進後退可能なアーム13が設けられている。アーム13は、固定クランプ11の軸方向に対し、平行に設けることが好ましい。アーム13は、両端又は両端近傍にガイド12及び手動スクリュー15が設けられている。手動スクリュー15の両端には、可動クランプ16及びハンドル14が設けられている。可動クランプ16は、固定クランプ11、好ましくは固定クランプ11のV字の窪みに対向して設けられ、ハンドル14を回転させ手動スクリュー15により前進後退させることができる。アーム13は、ガイド12の軸方向に対し垂直方向に設けられ、ガイド12に対しスランドさせ、前進後退することができる。
【0013】
L型クランプ10を支柱3に取り付ける場合、通常以下の▲1▼及び▲2▼の操作を行う。
▲1▼アーム13を、ガイド12に沿って固定クランプ11の方向にスライドさせ、固定クランプ11のV字の窪みと可動クランプ16の間に、支柱3を保持する。
▲2▼ハンドル14を回転させ、手動スクリュー15を前進し、支柱3を固定クランプ11のV字の窪みと可動クランプ16の間に締め付け固定する。
【0014】
支柱3に取付ているL型クランプ10の取付位置を移動させる場合、通常以下の▲1▼〜▲2▼の操作を行う。
▲1▼ハンドル14を回転させ、手動スクリュー15を僅かに後退させ、L型クランプを支柱3に沿って上下方向の取付位置に移動させる。
▲2▼ハンドル14を回転させ、手動スクリュー15を前進し、支柱3を固定クランプ11のV字の窪みと可動クランプ16の間に締め付け固定する。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、血液浄化用装置、血液透析装置などの医療機器に、装着している支柱(例えば、スタンドポール)の径に関係なく、
シリンジポンプ、輸液ポンプ、ウォーマ、プリンタなどを簡便に、強固に取付、さらに容易に取付位置を変更できる取付方法の提供を目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のL型クランプを支柱に取付けている医療機器をモデル的に示すものである。
【図2】本発明の一実施例のL型クランプをモデル的に示すものである。
【符号の説明】
1:医療機器、2:医療機器本体、3:支柱、4:可動部、10:L型クランプ、11:固定クランプ、12:ガイド、13:アーム、14:ハンドル、15:手動スクリュー、16:可動クランプ、17:架台、18:機器付設品。

Claims (1)

  1. 任意径の支柱を装着している医療機器に、機器付設品を取り付ける方法において、
    着脱自在な機器付設品を有するL型クランプを用いて、医療機器の任意径の支柱に、機器付設品を取り付けることを特徴とする医療機器へのクランプを用いる取付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007139719A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Tokyo Rika Kikai Kk シリンジポンプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139719A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Tokyo Rika Kikai Kk シリンジポンプ
JP4611183B2 (ja) * 2005-11-22 2011-01-12 東京理化器械株式会社 シリンジポンプ

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