【０００１】
【産業上の利用分野】
この発明は、茶園で各種の作業を行う走行型茶園管理機に関し、茶園管理作業中、肥料散布の作業を行なう肥料散布機、及び耕起作業を行なう耕起機、及び肥料散布作業と耕起作業を同時に行なう複合作業管理機に関するものであって、更に摘採作業を行う摘採機を利用して、肥料散布作業、耕起作業を行わせる複合作業管理機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
茶園において、肥料散布作業、耕起作業を行うものとしては、特開２００２−１０１７２９に多目的の乗用型茶園作業車として、本願の出願人により開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
特開２００２−１０１７２９においては、茶園での多目的作業の一部として肥料散布作業、耕起作業を行なうことが示されているが、これを実施するに当っての細かな機構は示されていない。この発明は走行型茶園管理機によって、肥料散布作業、耕起作業を実施する場合の細部の機構を提供することを課題とする。更に、特開２００２−１０１７２９に示すような多種の作業を行なう多目的作業車は、現在実用化されていない。従って、この発明では、現在、最も多く使用されている乗用型茶葉摘採機を利用して、肥料散布作業、耕起作業を行なうことができるようにすることを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１記載の発明では、「茶畝を挟んだ２本の走行装置を門型枠でつなぎ、機体後部に小型の肥料供給用ホッパーを設け、左右の畝間に少量ずつ肥料を散布する装置を設けた走行型茶園管理機において、肥料供給用ホッパーを上部を長方形の箱型として、上面開放可能とし、下部は半円筒型とし、円筒型底面に沿ってスクリュー軸を横架し、底面の端部に開口面積の調節が可能な開口部を設け、スクリューの回転によって肥料を開口部から放出する」という手段を用いる。この発明の走行型茶園管理機は、あくまで小規模の茶園で使用することを前提としている。特開２００２−１０１７２９では、下面がベルトコンベヤで出来た肥料散布用の大きなホッパーを機体中央部に設けて、自動的に左右へ振り分け、更にその先へ肥料散布機を設けている。この発明では、大型の肥料ホッパーは設けず、肥料は肥料袋に入ったままの状態で機体中央部に積んでおき、機体後部に上面が開放可能な箱型で、下面を半円筒形とし、スクリュー軸を横架した小型の肥料供給用ホッパーを設ける。この肥料供給用ホッパーが空になると、積んである肥料袋を開き、肥料供給用ホッパーへ手で入れてやるという手段をとっている。肥料供給用ホッパーに入っている肥料は、底面に横架したスクリューの回転によってホッパーの左右の側壁へ向かって寄せられる。スクリューはねじれ方向がホッパーの左右で反対になっており、それぞれ左右の畝間に沿った方向へ寄せられ、そこに設けてある開口部より取り出される。開口部の面積を調節することで、取出量の調節が出来る。
【０００５】
請求項２記載の発明では、「肥料供給用ホッパーを左の畝間用、右の畝間用の２ヶに分割し、機体と脱着可能とする」という手段を用いる。この発明の走行型茶園管理機は、小型軽量に作ってあり、小型トラックで運ぶということを前提にしている。従って、機体後部の肥料供給用ホッパーを脱着可能としておけば、運搬時には外すことによって、トラックの荷台からはみ出すことなく、運搬することが可能となる。
【０００６】
請求項３記載の発明では、「機体後部に回転軸を横架し、この回転軸とエンジンにつながる回転軸をベルトクラッチにより連結して、回転、停止を自在とし、肥料供給用ホッパーのスクリュー軸と、横架した回転軸とをベルトクラッチにより連結して、スクリュー軸の回転、停止を自在とする」という手段をとる。肥料供給用ホッパーのスクリューを回転させるための動力を取る方法として、機体後部に回転軸を横架して、エンジンの回転軸とベルトクラッチでつなぎ、この回転軸と左右の肥料供給用ホッパーのスクリュー軸をベルトクラッチでつなげれば、特別に動力を設けなくても、最も簡単にエンジンの回転からスクリューの回転を引き出すことが可能となり、その回転停止も自在にすることが出来る。
【０００７】
請求項４記載の発明では、「茶畝を挟んだ２本の走行装置を門型枠でつなぎ、機体後部に左右の畝間を耕起する犂具を取付けた走行型茶園管理機において、機体後部に回転軸を横架し、エンジンにつながる回転軸とベルトクラッチにより連結して、回転、停止を自在とし、横架した回転軸の両端にクランクアームを設け、該クランクアームの回転により犂具の上下をさせる」という手段を用いる。機体後部に回転軸を横架し、その両端にクランクアームを設けて回転させれば、左右の畝間を耕起するために設けた犂具を動かして上下させることが出来る。又、その回転軸をエンジンにつながる回転軸とベルトクラッチで連結すれば、ベルトクラッチの入切で犂具の運転、停止が自在に出来る。機体が走行すれば、土中に差し込んだ犂具によって土が掘り起こされ、耕起作業が出来る。
【０００８】
請求項５記載の発明では、「横架した回転軸をクランクアームが上方を向いたとき停止させる」という手段を用いる。犂具を土中に上下させて、耕起作業を行なうが、耕起作業を終わって移動する時は犂具を土中から引き上げておく必要がある。この場合、クランクアームが上を向いた状態で停止させればよい。この為、クランクアームが頂点の方向を向いたとき、ベルトクラッチが切れるようにして横架した回転軸を停止させるという方法を用いる。
【０００９】
請求項６記載の発明では、「茶畝を挟んだ２本の走行装置を門型枠でつなぎ、機体後部に小型の肥料供給用ホッパーを設け、左右の畝間に少量ずつ肥料を散布すると共に、機体後部の左右に畝間を耕起する犂具を取付ける」という手段を用いる。畝間に散布する肥料は、散布されると同時に土中に混ぜ合わせた方が効果的である。この為、肥料散布装置と耕起装置を組合わせて設ければ、散布された肥料は耕起作業の犂具によって土中に混ぜ込まれる。この発明では、機体後部に横架した回転軸により、肥料供給用ホッパーのスクリューの回転と犂具の上下運動を同時にさせることが出来る。
【００１０】
請求項７記載の発明では、「茶畝を挟んだ２本の走行装置を門型枠でつなぎ、一方の走行装置に作業者の運転席を設け、他方の走行装置上にエンジンを設け、機体後部に小型の肥料供給用ホッパーを設け、左右の畝間に少量ずつ肥料を散布する装置又は、機体後部の左右に畝間を耕起する犂具を取付けた走行型茶園管理機又は、肥料供給用ホッパーと畝間を耕起する犂具の双方を取付けた走行型茶園管理機において、門型枠下方に摘採装置を設け、摘採装置後方に摘採した茶葉を収容する茶袋を受ける茶袋受板を設け、摘採作業を可能とする」という手段を用いる。請求項１〜６記載の手段の肥料散布装置、耕起装置等は全て機体後部に取付けてある。従って、機体前部の門型枠の下に摘採装置を設け、摘採装置後方に摘採した茶葉を収容する茶袋を受ける茶袋受板を取付けた走行型茶葉摘採機は、機体後部に肥料散布装置、耕起装置を取付ければ、肥料散布作業、耕起作業以外のときは、摘採作業を行なうことも可能となる。この場合、茶袋受板の上に、肥料袋を積んでおくことが出来る。摘採作業をする時は、肥料供給用ホッパー及び耕起用の犂具は取り外しておく。
【００１１】
【発明の実施の形態】
図面に基づいて、この発明の実施の形態を説明する。この実施例では、請求項７記載の発明の摘採装置を取付けたものを実施例としてあげる。図中の番号で（）で示したものは、左右に同じものがついているもので、図示されていない右半分側に取り付けてあるものを示す。図１は、この発明の走行型茶園管理機の正面図である。図２は図１の側面図であり、摘採作業を行なう場合を示す。図３は図２において後部門型枠に肥料散布用ホッパーと耕起用犂具を取り付けた場合を示す側面図、図４は図３の後部立面図であり、後方から見て左半分を示しており、右半分は対称形のものが取付けてある。図５はエンジンの回転につながる回転軸と機体後部に横架した回転軸を連結するベルトクラッチの関係を示す側面図である。図６は平面図であり、機体後部に２ヶの肥料供給用ホッパーが設けてある。図７は機体後部に横架した回転軸と肥料供給用ホッパーのスクリュー軸を連結するベルトクラッチの関係を示す側面図、図８は肥料供給用ホッパーの開口部の調節機構を示す後立面図である。図９は犂具を上下させるクランクアームが真上を向いたとき停止させる機構を示す側面図、図１０は図９を後方から見た立面図である。
【００１２】
１、２は茶畝を挟んで畝間を走行する無端輸送帯で出来た走行装置である。左右の走行装置１、２はその前後で門型枠４、５で結ばれている。４は前部門型枠、５は後部門型枠である。前部門方枠４の下には、摘採装置６が取付けてある。摘採装置６は櫛状に吹出枝管７のついた送風ダクト８とバリカン状の刈刃９で構成される。送風ダクト８はファン１０と接続しており、吹出枝管７の先から圧力風が噴出する。刈刃９の後方には茶袋１１を取付け、摘採された茶葉を収容する。茶袋１１を保持する為に茶袋受板１２、補助板７０が設けてある。走行装置１の上には運転席が設けてあり、作業者１３が乗って運転する。走行装置２側にはエンジン１４が設けてある。後部門型枠５の左右へ肥料供給用ホッパー１５、１６を取付ける。１５、１６は脱着が容易なように門型枠５へピン４３で取付ける。肥料供給用ホッパー１５、１６の上部は開放されており、底面の半円筒部にはスクリュー１７、１８を横架する。スクリュー１７、１８は、コイル状に巻いたもので、コイル部分には中心軸がないものとする。半円筒底面の端には、開口部１９、２０が設けてある。
【００１３】
図８で肥料供給用ホッパー１５の開口部の詳細を示す。開口部１９には開口面積を調節するためにシャッター２１が取付けてあり、上下にスライドする。シャッター２１はアーム２２と連結棒２３でつないであり、アーム２２は支点２４を中心として上下に回動する。アーム２２を動かして、シャッター２１の開度を調節し、ネジ２５で固定する。右側の肥料供給用ホッパー１６の開口部２０に関しても、勝手違いになるが、同様にシャッターを設ける。開口部１９、２０の下には、ホッパーから取出された肥料を畝間に誘導するシュート２６、２７を取付ける。後部の門型枠５の外側には、回転軸２８を横架する。
【００１４】
図５によって、エンジン１４と回転軸２８の関係を説明する。２９は補助回転軸であって、エンジンの出力軸３０との間にはＶベルト３１が掛けてある。補助回転軸２９と減速機３２の入力軸との間にＶベルト３３が掛けてある。Ｖベルト３３はアーム３５の先に取付けられたテンションプーリー３４で支えられている。又、このアーム３５にはブレーキパッド３６が取付けてあり、アーム３５を下げてテンションをゆるめたとき、減速機３２の入力軸のプーリ３７を押えてブレーキが掛るようにしてある。減速機３２の出力軸３８と回転軸２８にはスプロケット７４、７５が取付けてあり、チェン３９が掛けてある。アーム３５を上に引っ張り上げると、ブレーキパッド３６はプーリ３７から外れ、Ｖベルト３３を張るので、補助回転軸２９の回転が減速機３２へ伝えられ、回転軸２８を回転する。
【００１５】
図７により、回転軸２８の回転をスクリュー１７に伝える機構について説明する。肥料供給用ホッパー１５のスクリュー１７の回転軸にはプーリ４０が取付けてあり、回転軸２８のプーリ４１との間にＶベルト４２が掛けてある。ホッパー１５の上部はピン４３で支えられ、下部はリンク棒４４、４５で機体の支柱とつながっている。リンク棒４５には操作棒４６が取付けてあり、操作棒４６を引き上げると、リンク棒４４、４５は４４’、４５’の位置に折れ曲がり、ホッパー１５の底部は柱側へ引き寄せられ、Ｖベルト４２がたるむ。操作棒４６を下に押せば、Ｖベルト４２が引っ張られ、回転軸２８の回転がプーリ４０に伝えられ、スクリュー１７が回転する。回転軸２８の両端には、クランクアーム４７、４８がついている。走行装置１、２の後には耕起用の犂具４９、５０が設けてある。犂具４９、５０はピン５１、５２を支点として、アーム５３、５４の先に取付けてある。アーム５３、５４はピン５５、５６を介して、ホーク５７、５８で支えられており、ホーク５７、５８はロッド５９、６０によりクランクアーム４７、４８と連結してある。ロッド５９、６０にはバネ６１、６２が入れてあり、犂具４９、５０に無理な力が掛ったときは、バネ６１、６２が縮んで逃げることが出来る。クランクアーム４７、４８の回転により、犂具４９、５０はピン５１、５２を支点として、上下に運動する。機体を走行させると、犂具４９、５０が土を耕起させる作用が生じる。
【００１６】
図９、図１０により、クランクアーム４７、４８を真上に向いた状態で止める機構について説明する。６３は回転軸２８を回転、停止させるためのレバーである。ピン６４を支点として、９０°回動する。レバー６３の中間にピン６５を介してコントロールワイヤー６６がつなげてある。コントロールワイヤー６６の他端は、テンションプーリー３４、ブレーキパッド３６が取付けてあるアーム３５につなげてある。レバー６３を６３’の位置に上げると、コントロールワイヤー６６がゆるみ、アーム３５を下げるので、Ｖベルト３３がゆるみ、ブレーキパッド３６がプーリ３７を押さえ、プーリ３７にブレーキが掛り、回転軸２８は停止する。レバー６３を水平位置まで回すと、コントロールワイヤー６６が引っ張られて、アーム３５を上に上げ、ブレーキパッド３６がプーリ３７から離れ、テンションプーリー３４がＶベルト３３を押し上げて張るので、補助回転軸２９の回転が回転軸２８に伝わり、回転する。６７は停止具であって、ピン６８により門型枠５の支柱に取付けてあり、ピン６８を支点として回動自在とする。クランクアーム４７が回転中は、停止具６７はピン６９に引っ掛けておき、クランクアーム４７に当らないようにしておく。停止具６７をピン６９から外し、回転軸２８の方へ下げると、クランクアーム４７が回転して、上へ向くと停止具６７を上へ押し上げる。その結果、停止具６７の上部がレバー６３を上方へ押し上げ、レバー６３は６３’の位置まで回動する。コントロールワイヤー６６は６６’の位置になってゆるめられる。コントロールワイヤー６６を介してアーム３５が下り、Ｖベルト３３がゆるみ、回転軸２８はクランクアーム４７が上を向いた状態で停止する。
【００１７】
摘採作業を行なう場合について、図２で説明する。摘採作業のときは、機体後部に取付けた肥料散布装置、耕起装置を全て取外す。茶袋受板１２の後に補助板７０を取付けて、茶袋１１を摘採装置に取付け、摘採作業を行う。次に、肥料散布と耕起の作業について説明する。この二つは、まず、摘採作業用の補助板７０を取外し、機体後部に肥料散布装置一式、耕起装置一式を取付け、図５で示すような回転軸２８にエンジンの回転を伝えるＶベルト３３を使ったベルトクラッチ装置一式を取付ける。次いで、肥料供給用ホッパー１５、１６に肥料を投入し、ホッパーの開口部のシャッター２１を調節して、肥料の取出量を合わせる。走行装置１、２を畝間にあわせ、ゆっくり走行させる。レバー６３を倒すと回転軸２８が廻り始め、犂具４９、５０が上下し、耕起作業が始まる。次いで、操作棒４６、４７を押し下げると、スクリュー１７、１８が回転し、開口部１９、２０から肥料が少しずつ取出され、シュート２６、２７を通って、畝間に散布され、犂具４９、５０で土中に犂込まれる。茶畝の端まで行ったら、停止具６７をピン６９から外すと、クランク２８が頂点に向いたところで、レバー６３が押し上げられ、犂具４９、５０が引き上げられた状態で停止する。この状態で、次の畝間へ走行し次の作業へ入る。作業の途中でホッパー内の肥料がなくなったら、茶袋受板１２の上に乗せてある肥料袋７１を開いて、補給する。
【００１８】
この実施例では、主として摘採作業を行なう乗用型茶葉摘採機に耕起装置、肥料散布装置を取り付けたものを示しているが、摘採装置のない耕起作業又は、肥料散布作業のみの専用機、及び耕起、肥料散布作業の複合専用機とすれば、単純化され、軽量で、更に安価なものを提供できる。
【００１９】
【発明の効果】
乗用型肥料散布機としては、重量の重い大型機が一部で用いられている。一般的には、小形の手押し車にエンジンを取付けたものを、畝間に沿って作業者が歩行しながらついていくタイプのものが用いられている。この場合、肥料を入れるホッパーも小型であり、長い茶畝では途中でホッパーが空になる場合もある。この場合、作業者は肥料袋を担いで茶畝の中を歩いて持っていき、補給せねばならない。又、肥料散布と耕起作業を同時に行うことが出来ないので、肥料散布の作業が終わった後で、もう一度エンジンのついた歩行式の耕起機を持ち出して、同じ畝に沿って耕起作業をしなければならない。
【００２０】
この発明の走行型茶園管理機を用いれば、作業者は茶畝に沿って歩かなくてもよい。又、肥料袋を機体に積むことが出来るので、肥料袋を作業者が運ぶ必要はない。又、肥料散布と耕起作業を同時に行うことが出来るので、能率的である。又、一回の走行で２本の畝間を同時に作業できるので、更に、能率的である。一般的に使用されている小型の乗用型茶葉摘採機に簡単な肥料散布装置と耕起装置を取付けるだけで摘採作業の他に肥料散布と耕起作業を行なうことができる。摘採時期と肥料散布、耕起作業の時期は同じではないので、機械の有効利用を計ることが出来、経済効果が期待出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の走行型茶園管理機の正面図。
【図２】図１の側面図（摘採作業を行う場合を示す）。
【図３】肥料供給用ホッパーと耕起用の犂具の関係を示す側面図。
【図４】肥料供給用ホッパーと耕起用の犂具の関係を示した図３の後部立面図。
【図５】エンジンの動力を取り出すベルトクラッチの関係を示す側面図。
【図６】この発明の走行型茶園管理機（肥料供給用ホッパーを取り付けた場合）の平面図。
【図７】肥料供給用ホッパーの動力を取り出すベルトクラッチの関係を示す側面図。
【図８】肥料供給用ホッパーの開口部の調節機構を示す後立面図。
【図９】犂具を上下させるクランクアームが真上を向いたとき停止させる機構を示す側面図。
【図１０】図９を後方から見た立面図。
【符号の説明】
１ 走行装置
２ 走行装置
３ 茶畝
４ 前部門型枠
５ 後部門型枠
６ 摘採装置
７ 吹出枝管
８ 送風ダクト
９ 刈刃
１０ ファン
１１ 茶袋
１２ 茶袋受板
１３ 作業者
１４ エンジン
１５ 肥料供給用ホッパー
１６ 肥料供給用ホッパー
１７ スクリュー
１８ スクリュー
１９ 開口部
２０ 開口部
２１ シャッター
２２ アーム
２３ 連結棒
２４ 支点
２５ ネジ
２６ シュート
２７ シュート
２８ 回転軸
２９ 補助回転軸
３０ 出力軸
３１ Ｖベルト
３２ 減速機
３３ Ｖベルト
３４ テンションプーリー
３５ アーム
３６ ブレーキパッド
３７ プーリ
３８ 出力軸
３９ チェン
４０ プーリ
４１ プーリ
４２ Ｖベルト
４３ ピン
４４ リンク棒
４５ リンク棒
４６ 操作棒
４７ クランクアーム
４８ クランクアーム
４９ 犂具
５０ 犂具
５１ ピン
５２ ピン
５３ アーム
５４ アーム
５５ ピン
５６ ピン
５７ ホーク
５８ ホーク
５９ ロッド
６０ ロッド
６１ バネ
６２ バネ
６３ レバー
６４ ピン
６５ ピン
６６ コントロールワイヤー
６７ 停止具
６８ ピン
６９ ピン
７０ 補助板
７１ 肥料袋
７２ 座席
７３ 減速機入力軸
７４ スプロケット
７５ スプロケット
７６ 補助梁[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a traveling tea garden management machine that performs various operations in a tea garden, and during the tea garden management operation, a fertilizer sprayer that performs a fertilizer spraying operation, a tillage machine that performs a plowing operation, and a fertilizer spraying operation and a plowing operation. The present invention relates to a combined work management machine that performs work simultaneously, and further relates to a combined work management machine that performs a fertilizer spraying work and a plowing work using a plucking machine that further performs a picking work.
[0002]
[Prior art]
In the tea plantation, the applicant of the present application discloses a multi-purpose riding-type tea plantation work vehicle in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-101729 for performing a fertilizer spraying operation and a plowing operation.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-101729 discloses that a fertilizer spraying operation and a plowing operation are performed as a part of a multipurpose operation in a tea plantation, but a detailed mechanism for performing the operation is not shown. . SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a detailed mechanism for performing a fertilizer spraying operation and a plowing operation by a traveling tea garden management machine. Furthermore, a multipurpose work vehicle that performs various kinds of work as disclosed in JP-A-2002-101729 has not been put to practical use at present. Accordingly, an object of the present invention is to make it possible to perform a fertilizer spraying operation and a plowing operation by using a riding type tea leaf picking machine which is currently most frequently used.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention according to claim 1, “two traveling devices sandwiching a tea ridge are connected by a gate frame, a small fertilizer supply hopper is provided at a rear portion of the fuselage, and a left and right ridge is provided. In a traveling tea garden management machine equipped with a device for spraying fertilizer little by little, the upper part of the hopper for fertilizer supply can be opened as a rectangular box, the upper part can be opened, the lower part is a semi-cylindrical type, and the screw shaft along the cylindrical bottom , The opening of which the opening area can be adjusted is provided at the end of the bottom surface, and the fertilizer is discharged from the opening by the rotation of the screw. " The traveling-type tea garden management machine of the present invention is intended to be used in a small-scale tea garden. In Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-101729, a large hopper for spreading fertilizer, whose lower surface is made of a belt conveyor, is provided at the center of the machine body, automatically diverted to the left and right, and further provided with a fertilizer spraying machine. In this invention, a large fertilizer hopper is not provided, the fertilizer is stacked in the center of the fuselage in a state of being kept in the fertilizer bag, and a box-shaped upper surface can be opened at the rear of the fuselage, and the lower surface has a semi-cylindrical shape, A small fertilizer supply hopper with a horizontal screw shaft is provided. When the fertilizer supply hopper is emptied, the stored fertilizer bags are opened and manually put into the fertilizer supply hopper. The fertilizer contained in the fertilizer supply hopper is moved toward the left and right side walls of the hopper by the rotation of a screw suspended on the bottom surface. The screws are twisted in opposite directions on the left and right sides of the hopper, are respectively moved in the directions along the left and right ridges, and are taken out from the openings provided therein. By adjusting the area of the opening, the amount of extraction can be adjusted.
[0005]
The invention described in claim 2 uses a means of "dividing the fertilizer supply hopper into two parts, one for the left furrow and the other for the right furrow, so as to be detachable from the machine body." The traveling tea garden management machine of the present invention is made small and lightweight, and is premised on being carried by a small truck. Therefore, if the fertilizer supply hopper at the rear of the machine is detachable, it can be transported without protruding from the truck bed by removing it during transportation.
[0006]
According to the third aspect of the invention, "a rotary shaft is horizontally mounted on the rear part of the fuselage, and the rotary shaft and the rotary shaft connected to the engine are connected by a belt clutch so that rotation and stop can be freely performed. And the horizontal rotating shaft are connected by a belt clutch so that the screw shaft can be freely rotated and stopped. " As a method to take power for rotating the screw of the fertilizer supply hopper, a rotating shaft is laid across the rear of the fuselage, connected with the engine rotation shaft by a belt clutch, and this rotation shaft and the left and right fertilizer supply hopper screws If the shaft is connected by a belt clutch, the rotation of the screw can be extracted from the rotation of the engine most easily without special power, and the rotation can be stopped freely.
[0007]
In the invention according to claim 4, "a traveling type tea garden management machine in which two traveling devices sandwiching a tea ridge are connected by a portal frame and a plow for plowing left and right ridges is attached to a rear portion of the aircraft. The rotation shaft is mounted horizontally, and the rotation shaft connected to the engine is connected to the rotation shaft by a belt clutch to enable rotation and stop. Crank arms are provided at both ends of the horizontally mounted rotation shaft. Means to move up and down. " If a rotating shaft is mounted horizontally on the rear part of the fuselage and crank arms are provided at both ends of the rotating shaft, the plows provided for plowing the left and right furrows can be moved up and down. If the rotating shaft is connected to the rotating shaft connected to the engine by a belt clutch, the operation and stop of the plow can be freely performed by turning on and off the belt clutch. When the aircraft travels, the soil can be dug up by the plows inserted into the soil, and tilling work can be performed.
[0008]
The invention described in claim 5 uses a means of "stopping the horizontally-rotated rotating shaft when the crank arm faces upward". The plow is raised and lowered in the soil to perform the plowing work, but when moving after the plowing work, it is necessary to raise the plow from the soil. In this case, the operation may be stopped with the crank arm facing upward. For this reason, a method is used in which, when the crank arm faces the direction of the top, the belt clutch is disengaged and the rotating shaft suspended laterally is stopped.
[0009]
In the invention according to claim 6, "the two traveling devices sandwiching the tea ridges are connected by a portal frame, a small fertilizer supply hopper is provided at the rear of the fuselage, and the fertilizer is sprayed little by little between the left and right ridges, Attach plows to plow furrows on the left and right sides of the rear of the fuselage. " It is more effective to mix the fertilizer in the furrow with the soil at the same time as the fertilizer. For this reason, if the fertilizer application device and the tillage device are provided in combination, the applied fertilizer is mixed into the soil by the plows of the plowing operation. According to the present invention, the rotation of the screw of the hopper for supplying fertilizer and the up and down movement of the plow can be simultaneously performed by the rotation shaft which is horizontally mounted on the rear part of the fuselage.
[0010]
In the invention according to claim 7, "the two traveling devices sandwiching the tea ridge are connected by a gate frame, one of the traveling devices is provided with a driver's seat, the other traveling device is provided with an engine, A small-sized fertilizer supply hopper is provided at the rear, and a device that sprays a small amount of fertilizer between the left and right ridges, or a traveling tea garden management machine equipped with a plow to plow the ridges on the right and left rear of the aircraft, or a fertilizer supply hopper In a traveling tea garden management machine equipped with both a plow and a plow for plowing the furrow, a pruning device is provided below the portal frame, and a tea bag receiving plate for receiving a tea bag containing plucked tea leaves is provided behind the pruning device, and plucking is performed. Work is possible. " The fertilizer spraying device, the tillage device and the like of the means according to claims 1 to 6 are all mounted on the rear part of the fuselage. Therefore, a traveling-type tea leaf picking machine provided with a plucking device below the portal frame in the front of the fuselage, and attached with a tea bag receiving plate for receiving a tea bag containing the plucked tea leaves behind the plucking device, has a fertilizer spraying device, If a tillage device is attached, it is also possible to perform a plucking operation other than a fertilizer spraying operation and a plowing operation. In this case, a fertilizer bag can be piled on the tea bag receiving plate. Remove the hopper for feeding fertilizer and plows for plowing during plucking.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In this embodiment, an embodiment to which the plucking device according to the seventh aspect of the present invention is attached will be described. Numbers shown in parentheses in the figure are the same on the left and right, and indicate those attached to the right half (not shown). FIG. 1 is a front view of a traveling tea garden management machine of the present invention. FIG. 2 is a side view of FIG. 1, showing a case where a plucking operation is performed. 3 is a side view showing a case where a fertilizer spraying hopper and a plow for plowing are attached to the rear section formwork in FIG. 2, and FIG. 4 is a rear elevation view of FIG. 3, showing a left half as viewed from the rear. The right half is symmetrical. FIG. 5 is a side view showing the relationship between a rotating shaft connected to the rotation of the engine and a belt clutch connecting the rotating shaft mounted on the rear of the machine. FIG. 6 is a plan view, in which two fertilizer supply hoppers are provided at the rear of the fuselage. FIG. 7 is a side view showing a relationship between a rotating shaft suspended in the rear part of the fuselage and a belt clutch connecting a screw shaft of the fertilizer supply hopper, and FIG. 8 is a rear elevation view showing a mechanism for adjusting an opening of the fertilizer supply hopper. It is. FIG. 9 is a side view showing a mechanism for stopping when the crank arm for raising and lowering the plow is directed right above, and FIG. 10 is an elevation view of FIG. 9 as viewed from the rear.
[0012]
Reference numerals 1 and 2 denote traveling devices made of an endless transport zone that travels between ridges across a tea ridge. The left and right traveling devices 1 and 2 are connected by front and rear portal frames 4 and 5 respectively. 4 is a front section formwork, and 5 is a rear section formwork. A plucking device 6 is attached below the front section frame 4. The plucking device 6 is composed of a blowing duct 8 having a comb-shaped outlet branch pipe 7 and a clipper-shaped cutting blade 9. The blowing duct 8 is connected to the fan 10, and pressurized air is blown from the tip of the blowing branch pipe 7. A tea bag 11 is attached to the rear of the cutting blade 9 to accommodate the plucked tea leaves. A tea bag receiving plate 12 and an auxiliary plate 70 are provided to hold the tea bag 11. A driver's seat is provided on the traveling device 1, and an operator 13 rides and drives. An engine 14 is provided on the traveling device 2 side. The fertilizer supply hoppers 15 and 16 are attached to the left and right of the rear section formwork 5. 15 and 16 are attached to the portal form 5 with pins 43 so that they can be easily attached and detached. The tops of the fertilizer supply hoppers 15 and 16 are open, and screws 17 and 18 are laid across the semi-cylindrical portion on the bottom surface. The screws 17 and 18 are wound in a coil shape, and the coil portion has no center axis. Openings 19 and 20 are provided at the ends of the bottom surface of the half cylinder.
[0013]
FIG. 8 shows the details of the opening of the hopper 15 for supplying fertilizer. A shutter 21 is attached to the opening 19 to adjust the opening area, and slides up and down. The shutter 21 is connected to an arm 22 by a connecting rod 23, and the arm 22 rotates up and down around a fulcrum 24. The opening of the shutter 21 is adjusted by moving the arm 22, and is fixed with the screw 25. Regarding the opening 20 of the fertilizer supply hopper 16 on the right side, a shutter is provided in the same manner, though it is arbitrarily different. Below the openings 19 and 20, there are attached chutes 26 and 27 for guiding the fertilizer taken out of the hopper into the furrows. A rotating shaft 28 is horizontally mounted outside the rear gate frame 5.
[0014]
The relationship between the engine 14 and the rotating shaft 28 will be described with reference to FIG. Reference numeral 29 denotes an auxiliary rotating shaft, and a V-belt 31 is hung between the auxiliary rotating shaft and an output shaft 30 of the engine. A V-belt 33 is hung between the auxiliary rotation shaft 29 and the input shaft of the speed reducer 32. The V-belt 33 is supported by a tension pulley 34 attached to the tip of an arm 35. A brake pad 36 is attached to the arm 35. When the arm 35 is lowered and the tension is released, the brake is applied by pressing the pulley 37 of the input shaft of the speed reducer 32. Sprockets 74 and 75 are attached to the output shaft 38 and the rotary shaft 28 of the speed reducer 32, and a chain 39 is hung. When the arm 35 is pulled up, the brake pad 36 is disengaged from the pulley 37 and tensions the V-belt 33, so that the rotation of the auxiliary rotation shaft 29 is transmitted to the reduction gear 32, and the rotation shaft 28 is rotated.
[0015]
A mechanism for transmitting the rotation of the rotation shaft 28 to the screw 17 will be described with reference to FIG. A pulley 40 is attached to the rotation shaft of the screw 17 of the fertilizer supply hopper 15, and a V-belt 42 is hung between the pulley 40 and the rotation shaft 28. The upper part of the hopper 15 is supported by pins 43, and the lower part is connected to the support of the fuselage by link rods 44 and 45. An operation rod 46 is attached to the link rod 45. When the operation rod 46 is pulled up, the link rods 44, 45 bend to the positions of 44 ', 45', and the bottom of the hopper 15 is pulled toward the column side, and the V-belt 42 Sagging. When the operating rod 46 is pushed downward, the V-belt 42 is pulled, the rotation of the rotating shaft 28 is transmitted to the pulley 40, and the screw 17 rotates. At both ends of the rotating shaft 28, crank arms 47 and 48 are provided. After the traveling devices 1 and 2, plows 49 and 50 for plowing are provided. The plows 49 and 50 are attached to the ends of the arms 53 and 54 with the pins 51 and 52 as fulcrums. The arms 53, 54 are supported by forks 57, 58 via pins 55, 56, and the forks 57, 58 are connected to the crank arms 47, 48 by rods 59, 60. The rods 59 and 60 have springs 61 and 62 inserted therein. When an excessive force is applied to the plows 49 and 50, the springs 61 and 62 can contract and escape. By the rotation of the crank arms 47, 48, the plows 49, 50 move up and down about the pins 51, 52 as fulcrums. When the airframe runs, the action of the plows 49 and 50 tilling the soil occurs.
[0016]
9 and 10, a mechanism for stopping the crank arms 47 and 48 with the crank arms 47 and 48 facing directly above will be described. 63 is a lever for rotating and stopping the rotating shaft 28. It rotates 90 ° with the pin 64 as a fulcrum. A control wire 66 is connected to the middle of the lever 63 via a pin 65. The other end of the control wire 66 is connected to the arm 35 to which the tension pulley 34 and the brake pad 36 are attached. When the lever 63 is raised to the position 63 ', the control wire 66 is loosened and the arm 35 is lowered, so that the V-belt 33 is loosened, the brake pad 36 presses the pulley 37, the pulley 37 is braked, and the rotary shaft 28 stops. I do. When the lever 63 is turned to the horizontal position, the control wire 66 is pulled, the arm 35 is raised, the brake pad 36 is separated from the pulley 37, and the tension pulley 34 pushes up the V-belt 33 to stretch it. Is transmitted to the rotation shaft 28 to rotate. A stop 67 is attached to the column of the gate frame 5 by a pin 68, and is rotatable about the pin 68 as a fulcrum. While the crank arm 47 is rotating, the stopper 67 is hooked on the pin 69 so as not to hit the crank arm 47. When the stopper 67 is disengaged from the pin 69 and lowered toward the rotating shaft 28, the crank arm 47 rotates. When the stopper 67 is turned upward, the stopper 67 is pushed upward. As a result, the upper part of the stopper 67 pushes the lever 63 upward, and the lever 63 rotates to the position 63 '. The control wire 66 is loosened at the position 66 '. The arm 35 descends via the control wire 66, the V-belt 33 is loosened, and the rotating shaft 28 stops with the crank arm 47 facing upward.
[0017]
The case of performing a plucking operation will be described with reference to FIG. During plucking work, remove all fertilizer application equipment and tillage equipment attached to the rear of the aircraft. The auxiliary plate 70 is attached after the tea bag receiving plate 12, the tea bag 11 is attached to the plucking device, and the plucking operation is performed. Next, the operations of fertilizer application and plowing will be described. First, the auxiliary plate 70 for plucking work is removed, a set of fertilizer spraying equipment and a set of tillage equipment are attached to the rear of the machine body, and a V-belt 33 for transmitting the rotation of the engine to the rotating shaft 28 as shown in FIG. Attach a complete belt clutch device using. Next, fertilizer is supplied to the fertilizer supply hoppers 15 and 16, and the shutter 21 at the opening of the hopper is adjusted to adjust the amount of fertilizer to be taken out. The traveling devices 1 and 2 are moved slowly along the ridges. When the lever 63 is tilted, the rotating shaft 28 starts to rotate, the plows 49 and 50 move up and down, and the plowing operation starts. Then, when the operating rods 46 and 47 are pushed down, the screws 17 and 18 rotate, and the fertilizer is taken out little by little from the openings 19 and 20 and scattered through the chutes 26 and 27 into the furrows. And is plowed into the ground. When the end of the tea ridge has been reached, the stopper 67 is removed from the pin 69, and when the crank 28 is directed to the top, the lever 63 is pushed up and the plows 49, 50 are stopped in the raised state. In this state, the vehicle travels to the next furrow and starts the next operation. When the fertilizer in the hopper runs out during the operation, the fertilizer bag 71 placed on the tea bag receiving plate 12 is opened and replenished.
[0018]
In this embodiment, a plowing device, a fertilizer spraying device is attached to a riding-type tea leaf picking machine that mainly performs a picking operation, but a plowing operation without a picking device or a dedicated machine only for fertilizer spraying operation, And if it is a combined dedicated machine for tillage and fertilizer spraying work, it is possible to provide a simple, lightweight, and inexpensive machine.
[0019]
【The invention's effect】
Some heavy-duty heavy-duty machines are used as riding-type fertilizer spreaders. In general, a type in which an engine is mounted on a small wheelbarrow and a worker follows along a ridge while walking is used. In this case, the hopper for storing the fertilizer is also small, and the hopper may become empty in the middle of a long tea ridge. In this case, the worker has to carry the fertilizer bag by walking along the tea ridge and replenishing. Also, since fertilizer application and plowing work cannot be performed at the same time, after finishing the fertilizer application work, take out the walk-type tiller with the engine again and plow along the same ridge. Have to do.
[0020]
By using the traveling tea garden management machine of the present invention, the worker does not have to walk along the tea ridge. Also, since the fertilizer bags can be loaded on the body, there is no need for the operator to carry the fertilizer bags. Further, since the fertilizer spraying and the plowing work can be performed at the same time, it is efficient. Further, since two ridges can be simultaneously worked in one run, the efficiency is further improved. By simply attaching a simple fertilizer spraying device and a tillage device to a small, generally used riding type tea picker, it is possible to perform fertilizer spraying and plowing work in addition to the picking operation. Since the harvesting time is not the same as the time of fertilizer application and tillage work, the effective use of the machine can be measured and the economic effect can be expected.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a traveling tea garden management machine according to the present invention.
FIG. 2 is a side view of FIG. 1 (showing a case where a plucking operation is performed).
FIG. 3 is a side view showing a relationship between a fertilizer supply hopper and a plow for plowing.
FIG. 4 is a rear elevation view of FIG. 3 showing a relationship between a fertilizer supply hopper and a plow for plowing.
FIG. 5 is a side view showing the relationship of a belt clutch for extracting the power of the engine.
FIG. 6 is a plan view of a traveling tea garden management machine of the present invention (when a fertilizer supply hopper is attached).
FIG. 7 is a side view showing the relationship of a belt clutch for taking out the power of the fertilizer supply hopper.
FIG. 8 is a rear elevation view showing an adjustment mechanism of an opening of the fertilizer supply hopper.
FIG. 9 is a side view showing a mechanism for stopping when the crank arm for raising and lowering the plow is directed right above.
FIG. 10 is an elevation view of FIG. 9 as viewed from the rear.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 traveling device 2 traveling device 3 tea ridge 4 front section formwork 5 rear section formwork 6 plucking device 7 blowing branch pipe 8 air duct 9 cutting blade 10 fan 11 tea bag 12 tea bag receiving plate 13 worker 14 engine 15 hopper for supplying fertilizer 16 Fertilizer supply hopper 17 Screw 18 Screw 19 Opening 20 Opening 21 Shutter 22 Arm 23 Connecting rod 24 Support 25 Screw 26 Chute 27 Chute 28 Rotary shaft 29 Auxiliary rotary shaft 30 Output shaft 31 V belt 32 Reduction gear 33 V belt 34 Tension pulley 35 Arm 36 Brake pad 37 Pulley 38 Output shaft 39 Chain 40 Pulley 41 Pulley 42 V-belt 43 Pin 44 Link rod 45 Link rod 46 Operation rod 47 Crank arm 48 Crank arm 49 Plow implement 50 Plow implement 51 Pin 52 Pin 53 Arm 54 Arm 55 Pin 56 Down 57 Hawk 58 Hawk 59 rod 60 rod 61 spring 62 spring 63 lever 64 pin 65 pin 66 control wire 67 the stops 68 pin 69 pin 70 auxiliary plate 71 fertilizer bag 72 seats 73 reducer input shaft 74 sprockets 75 sprocket 76 auxiliary beam
