JP2004215026A - ネットワークシステム監視方法、及びそのネットワークシステム。 - Google Patents
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Abstract
【課題】重大ネットワーク障害を監視するネットワークシステム監視方法、及びそのネットワークシステムを提供する。
【解決手段】ネットワークシステムを構成する中継装置220、無停電電源装置122等の構成装置に、それぞれの重要度に比例した監視頻度値を与え、それを中央装置200の監視頻度テーブル205に記憶する。そして、中央装置200がその監視頻度テーブル220に記憶された監視頻度値に従って各構成装置をポーリングする。監視頻度値とは、例えば所定時間内に監視する回数である。例えば、上流の中継装置220の重要度は大であるので重みを付けて監視頻度値を大とし、所定時間内に複数回、監視する。従来は、所定時間内に各装置を線型的に1度づつ監視していたが、本発明では重要装置に重みを付けて高頻度に監視する。よって、重大ネットワーク障害を迅速に検出することができる。
【選択図】図1
【解決手段】ネットワークシステムを構成する中継装置220、無停電電源装置122等の構成装置に、それぞれの重要度に比例した監視頻度値を与え、それを中央装置200の監視頻度テーブル205に記憶する。そして、中央装置200がその監視頻度テーブル220に記憶された監視頻度値に従って各構成装置をポーリングする。監視頻度値とは、例えば所定時間内に監視する回数である。例えば、上流の中継装置220の重要度は大であるので重みを付けて監視頻度値を大とし、所定時間内に複数回、監視する。従来は、所定時間内に各装置を線型的に1度づつ監視していたが、本発明では重要装置に重みを付けて高頻度に監視する。よって、重大ネットワーク障害を迅速に検出することができる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークシステムの監視方法、及びそのネットワークシステムに関する。特に、ネットワークを形成する構成装置の重要度に応じて監視頻度値を設定し、その監視頻度値に応じて各構成装置を監視することで、重大障害を迅速に検出するネットワークシステム監視方法、及びそのネットワークシステムに関する。本発明は、双方向データ通信を行うCATVネットワークシステムに適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、データを複数の中継装置で増幅して伝送するネットワークシステムがある。例えば、地上波放送、衛星放送、インタネット等のデータ通信を行うCATVシステムがある。図4にCATVネットワークシステムを示す。CATVネットワークシステムは、CATV局に設けられた中央装置100、中央装置100から延出された主線路110、主線路110を中継する中継装置120、中継装置120の分岐端子に接続された分岐線路130、又その分岐線路130に接続された中継装置120、そして分岐線路140に接続された端末装置150から構成されている。尚、このネットワークシステムは電力線125に接続された電源装置121、無停電電源装置122を有しており、通常時は電源装置121から電力を受電し、停電時には無停電電力装置122から受電する構成となっている。
【0003】
この時、中央装置100は各中継装置120にデータ信号を送信するだけでなく、各中継装置120、電源装置121、無停電電源送致122を順次ポーリングして出力電圧等のデータを取得し、その稼動状態を監視している。例えば、ある中継装置120が故障した場合、即座にその中継装置120を同定し、例えば経路の切り替え、修理等を指示している。
【0004】
【発明が解決しようする課題】
しかしながら、従来のネットワークシステムのネットワーク監視方法は、ネットワークを形成する各装置を順次、ポーリングにより監視する方法である。従来のシステムにおいて、落雷等によってある系列の電源供給装置に障害が発生するとその系列の全ての中継装置に障害が発生する場合がある。この時、従来の方法では順次ポーリングする方法であるので、場合によっては障害発生時においても他の正常な系列の下流の中継装置、下流の電源装置をポーリングする場合がある。即ち、即座に重要なネットワーク構成装置の障害を検出することができない。特に、大規模システムにおいては障害検出の遅れが顕著となる欠点があった。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ネットワークシステムを形成する各構成装置の重要度に比例して監視頻度値を設け、その監視頻度値に従って各装置を監視することにより、重大障害を迅速に検出することである。
又、ネットワークの上流の構成装置に対して監視頻度値を高く設定し、下流の構成装置に低く設定することで、障害検出をより効果的にすることである。
又、その監視頻度値が記憶された監視頻度テーブルを中央装置が有し、中央装置が監視頻度テーブルに基づいて効果的にポーリングするネットワークシステムを提供することである。
又、ネットワークシステムを構成する各構成装置にそれぞれの重要度に比例した監視頻度値を記憶した記憶装置を装備させ、その監視頻度値に従って各装置が中央装置に管理データを効果的に送信するネットワークシステムを提供することである。
尚、上記の目的は、個々の発明が個々に達成する目的であって、個々の発明が全ての上記の目的を達成するものと解釈されるべきではない。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のネットワークシステム監視方法は、中央装置がネットワークシステムを構成する各構成装置にそれぞれの重要度に比例した監視頻度値を設定し、その監視頻度値に従ってポーリングにより各構成装置を監視することを特徴とする。ここで、各構成装置とは、例えばデータを中継する中継装置、その中継装置に電力を供給する電源装置、無停電電源装置等の伝送に関わる伝送周辺装置である。
【0007】
従来のネットワークシステム監視方法は、中央装置がネットワークシステムの構成装置を順次、ポーリングにより監視する方法であった。即ち、1ポーリング周期で各装置を1度づつ監視していた。即ち、線型的にポーリングしていた。この場合、例えば上流の中継装置等の重要装置のポーリング終了後にその装置に障害が発生すると、その障害検出には1ポーリング周期を待つ必要がある。即ち、従来の方法では重大な障害検出にも、場合によっては1ポーリング周期を待つ必要があり、重大障害の検出が遅れることがある。特に、大規模システムではその遅れが顕著となる。
【0008】
本発明によれば、中央装置がネットワークシステムを構成する構成装置に重要度に比例した監視頻度値を設けている。そして、その監視頻度値に従ってポーリングを行う。即ち、各構成装置に重みを付けて、非線形的にポーリングする。重要度とは、例えばある中継装置以降の端末装置数が、全体の端末装置数に対して占める割合である。その割合が大であればあるほど、重要度を大としそれに比例して監視頻度値も大とする。監視頻度値とは確率値である。換言すれば、1ポーリング周期内に監視する回数が各構成装置に応じて異なることを意味する。従来では、1ポーリング周期内に各装置を1度づつ監視していたが、本発明では重要度、即ち監視頻度値に応じて複数回、監視する。従来より重要度の高い装置を高い頻度で監視するので、重大障害を迅速に検出することができる。
【0009】
又、請求項2に記載のネットワークシステム監視方法は、ネットワークを構成する構成装置がその重要度に比例した監視頻度値を有し、その監視頻度値に従って中央装置に管理データを送信することで、中央装置がネットワークを監視することを特徴とする。ここで、各構成装置とは、例えばデータを中継する中継装置、その中継装置に電力を供給する電源装置、無停電電源装置等の伝送に関わる伝送周辺装置である。又、管理データとは例えば構成装置の出力電圧、電源電圧等である。
【0010】
本発明では、ネットワークを構成する構成装置がその重要度に比例した監視頻度値を有している。そして、その構成装置が監視頻度値に従って中央装置に管理データを送信する。例えば、単位時間内に監視頻度値に比例した回数だけ、中央装置に管理データを送信する。即ち、重要度の高い構成装置ほど頻繁に送信する。そして、それにより中央装置がネットワークを監視する。中央装置は、重要度の高い装置を高い頻度で監視することになるので、この方法によっても重大障害を迅速に検出することができる。
【0011】
又、請求項3に記載のネットワークシステム監視方法は請求項1又は請求項2に記載のネットワークシステム監視方法であって、監視頻度値はネットワークの上流の構成装置に高く、下流の構成装置に低く設定されることを特徴とする。
一般に、ネットワークシステムはツリー構造となっている。ツリー構造のネットワークシステムにおいて、上流の例えば中継装置などの構成装置に障害が発生すると、その系統の下流の中継装置にも障害が及ぶことがある。即ち、上流の構成装置に障害が発生すると被害が甚大となる可能性がある。よって、ネットワークの上流の構成装置に監視頻度値を高く設定し、下流の構成装置に低く設定する。このようにすれば、重要な構成装置が高頻度に監視されるので、ツリー型ネットワークシステムにおいて重大障害を迅速に検出することができる。
【0012】
又、請求項4に記載のネットワークシステムは、中央装置と複数の伝送路に設置されネットワークシステムを構成する複数の構成装置と、その複数の伝送路とからなるネットワークシステムであって、中央装置がネットワークシステムを構成する複数の各構成装置の監視頻度値が記憶された監視頻度テーブルを有し、中央装置がその監視頻度テーブルの各監視頻度値に従って各構成装置をポーリンしてネットワークを監視することを特徴とする。ここでも、各構成装置とは例えばデータを中継する中継装置、その中継装置に電力を供給する電源装置、無停電電源装置等の伝送に関わる伝送周辺装置である。
【0013】
本発明のネットワークシステムによれば、中央装置がネットワークシステムを構成する構成装置の監視頻度値が記憶された監視頻度テーブルを有している。監視頻度値とは、各構成装置の重要度に比例した数値である。重要度とは、例えばネットワークの障害発生時に、重大な影響を及ぼす指標である。例えば、構成装置を中継装置とした場合、その中継装置以降の端末装置数が大であればあるほど、その中継装置の重要度を大とする。例えば、その中継装置に障害が発生した場合、被害が甚大となるからである。又、例えば無停電電源装置等の緊急時に稼動する構成装置の重要度も大である。落雷等によって、電源供給が停止されるとその被害は甚大となるからである。そして、それに比例して監視頻度を大とする。監視頻度値とは、例えば単位時間内に監視する回数である。この各構成装置に対する監視頻度値が集められて、監視頻度テーブルとして中央装置に記憶されている。
【0014】
中央装置はその監視頻度テーブルの監視頻度値に従って各構成装置をポーリングする。従来では、1ポーリング周期内に各装置を1度づつ監視していたが、本発明のシステムにおいては、中央装置が監視頻度テーブルに基づいて例えば1ポーリング周期内に特定の重要な構成装置を複数回、監視する。従来より重要度の高い構成装置は高い頻度で監視されるので、本発明のネットワークシステムによれば重大障害を迅速に検出することができる。
【0015】
又、請求項5に記載のネットワークシステムは、中央装置と複数の伝送路に設置されネットワークシステムを構成する複数の構成装置と複数の伝送路とからなるネットワークシステムであって、各構成装置がそれぞれの重要度に比例した監視頻度値を記憶した記憶装置を有し、各構成装置が監視頻度値に従って中央装置に管理データをそれぞれ送信することを特徴とする。
本発明のネットワークシステムでは、ネットワークを構成する構成装置がその重要度に比例した監視頻度値を記憶装置に有している。ネットワーク稼働時には、各構成装置が各監視頻度値に従って中央装置に管理データを送信する。例えば、単位時間内に監視頻度値に比例した回数だけ、中央装置に管理データを送信する。即ち、重要度の高い構成装置ほど頻繁に送信することになる。そして、それにより中央装置がネットワークを監視する。このようなネットワークシステムでも、中央装置は重要度の高い装置を高い頻度で監視することになるので、重大障害を迅速に検出することができる。
【0016】
又、請求項6に記載のネットワークシステムは請求項4又は請求項5に記載のネットワークシステムであって、監視頻度値はネットワークの上流の構成装置に高く、下流の構成装置に低く設定されることを特徴とする。
一般に、ネットワークシステムはツリー構造となっている。ツリー構造のネットワークシステムにおいて、上流の例えば中継装置などの構成装置に障害が発生すると、その系統の下流の中継装置にも障害が及ぶことがある。即ち、上流の構成装置に障害が発生すると被害が甚大となる可能性がある。よって、本発明のネットワークシステムにおいては、ネットワークの上流の構成装置に監視頻度値を高く設定し、下流の構成装置に低く設定する。ネットワークシステムをこのように構成すれば、上流の重要な構成装置が高頻度に監視されるので、重大障害を確実に迅速に検出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
(実施例)
図1に本発明の監視方法を適用するネットワークシステムを示す。このネットワークシステムは、例えばCATVネットワークシステムである。本実施例のCATVネットワークシステムは、CATV局に設けられた中央装置200、中央装置200から延出された主線路110、主線路110を中継する中継装置220、中継装置220の分岐端子に接続された分岐線路130、又その分岐線路130に接続された中継装置220、そして分岐線路140に接続された端末装置150から構成されている。又、このネットワークシステムは従来例と同様に電力線125に接続された電源装置121、無停電電源装置122を有しており、通常時は電源装置121から電力を受電し、停電時には無停電電力装置122から受電する構成となっている。
【0018】
本実施例の特徴は、中央装置200が内部記憶装置に各構成装置の監視頻度値が記憶された監視頻度テーブル205を有していることである。そして、中央装置200が監視頻度テーブル205の各監視頻度値に従ってポーリングにより構成装置である中継装置220、無停電電源供給装置122等を監視することである。監視頻度値とは、例えば単位時間に監視する回数である。この監視頻度値は中継装置220等の構成装置の重要度に比例して設定されている。構成装置の重要度とは、例えばネットワークの障害発生時に、重大な影響を及ぼす指標である。
【0019】
例えば、CATVネットワークシステムはツリー構造となっている。ツリー構造のネットワークシステムにおいて、上流の中継装置220に障害が発生すると、その系統の下流の全ての中継装置にも障害が及ぶ。よって、ネットワークの上流の中継装置220は重要度が大であるとして監視頻度値を高く設定し、下流の構成装置に低く設定する。又、例えば停電等の緊急時に稼動する無停電電源装置122の重要度も大とする。落雷等によって、電源供給が停止されるとその被害は甚大となるからである。よって、無停電電源装置122の監視頻度値も大に設定する。これらの各構成装置の監視頻度値を集めて監視頻度テーブル205を作製する。
【0020】
図2に監視頻度テーブル205の1例を示す。このテーブルの左側には構成装置名が記憶され、その右側には監視頻度値が記憶されている。右側の監視頻度値の合計は1である。このテーブルにおいては、中継装置220は重要度の順に、即ち上流の中継装置200から順にインデックスn(n=1、2、・・・)で登録されている。中央装置200はこの監視頻度テーブルに従って各構成装置をポーリングする。例えば、テーブル中の中継装置1に対しては所定時間内に30回ポーリングし、テーブル中の中継装置2に対しては20回ポーリングする。同様に、テーブル中の無停電電源装置1に対しては20回ポーリングし、無停電電源装置nに対しては10回ポーリングする。
【0021】
従来例では、所定期間内に各装置を平等に、線型的に1度づつ監視していたが、本実施例では所定期間内に特定の重要な構成装置に対しては重みを付けて、非線形的に複数回ポーリングする。従来より重要度の高い構成装置を高い頻度で監視するので、重大障害をより迅速に検出することができる。
【0022】
(変形例)
以上、本発明を表わす1実施例を示したが、他にさまざまな変形例が考えられる。例えば、上記実施例では中央装置200が予め各構成装置の監視頻度値を監視頻度テーブル205に有し、その頻度値に従ってポーリングしていたがこの方法に限定するものではない。例えば、各監視頻度値は各構成装置が有していてもよい。即ち、図3に示すように例えば中継装置220が内部の記憶装置225にその頻度値を有し、無停電電源装置122がその記憶装置125にその頻度値を有していてもよい。そして、各構成装置がその頻度値に従って、その装置状態を管理データとして中央装置200に送信するようにしてもよい。
【0023】
例えば、各構成装置が所定時間内に各頻度値に応じた回数だけ送信するようにしてもよい。最上流の中継装置220は記憶装置225の頻度値に従って例えば所定時間内に30回、管理データを中央装置200に送信する。又、次段の中継装置220は記憶装置225内の頻度値に従って20回送信する。同様に、無停電電源装置122は記憶装置125内の頻度値に従って20回送信する。このようにしても、央装置200は従来より重要度の高い構成装置を高い頻度で監視することになるので、重大障害をより迅速に検出することができる。
【0024】
又、上記実施例及び変形例では、中央装置200による監視は有線の伝送路で行う例で示したが、これに限定するものではない。勿論、無線でもよい。中央装置200は構成装置である中継装置220、無停電電源装置122を無線通信で監視してもよい。伝送路の切断に関しては、この方法およびシステムが有効である。要は、各構成装置の監視頻度に重みを付けて、効果的に監視する方法及びそのシステムであれば、監視に使用する媒体は有線、無線を問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視方法を適用するネットワークシステム構成図。
【図2】本発明の監視方法及びそのネットワークシステムに用いる監視頻度テーブル。
【図3】本発明の変形例に係る監視方法を適用するネットワークシステム構成図。
【図4】従来の監視方法を適用するネットワークシステム構成図。
【符号の説明】
110…主線路
120、140…分岐線路
121…電源供給装置
122…無停電電源装置
125…記憶装置
125…電力線
200…中央装置
205…監視頻度テーブル
220…中継装置
225…記憶装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークシステムの監視方法、及びそのネットワークシステムに関する。特に、ネットワークを形成する構成装置の重要度に応じて監視頻度値を設定し、その監視頻度値に応じて各構成装置を監視することで、重大障害を迅速に検出するネットワークシステム監視方法、及びそのネットワークシステムに関する。本発明は、双方向データ通信を行うCATVネットワークシステムに適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、データを複数の中継装置で増幅して伝送するネットワークシステムがある。例えば、地上波放送、衛星放送、インタネット等のデータ通信を行うCATVシステムがある。図4にCATVネットワークシステムを示す。CATVネットワークシステムは、CATV局に設けられた中央装置100、中央装置100から延出された主線路110、主線路110を中継する中継装置120、中継装置120の分岐端子に接続された分岐線路130、又その分岐線路130に接続された中継装置120、そして分岐線路140に接続された端末装置150から構成されている。尚、このネットワークシステムは電力線125に接続された電源装置121、無停電電源装置122を有しており、通常時は電源装置121から電力を受電し、停電時には無停電電力装置122から受電する構成となっている。
【0003】
この時、中央装置100は各中継装置120にデータ信号を送信するだけでなく、各中継装置120、電源装置121、無停電電源送致122を順次ポーリングして出力電圧等のデータを取得し、その稼動状態を監視している。例えば、ある中継装置120が故障した場合、即座にその中継装置120を同定し、例えば経路の切り替え、修理等を指示している。
【0004】
【発明が解決しようする課題】
しかしながら、従来のネットワークシステムのネットワーク監視方法は、ネットワークを形成する各装置を順次、ポーリングにより監視する方法である。従来のシステムにおいて、落雷等によってある系列の電源供給装置に障害が発生するとその系列の全ての中継装置に障害が発生する場合がある。この時、従来の方法では順次ポーリングする方法であるので、場合によっては障害発生時においても他の正常な系列の下流の中継装置、下流の電源装置をポーリングする場合がある。即ち、即座に重要なネットワーク構成装置の障害を検出することができない。特に、大規模システムにおいては障害検出の遅れが顕著となる欠点があった。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ネットワークシステムを形成する各構成装置の重要度に比例して監視頻度値を設け、その監視頻度値に従って各装置を監視することにより、重大障害を迅速に検出することである。
又、ネットワークの上流の構成装置に対して監視頻度値を高く設定し、下流の構成装置に低く設定することで、障害検出をより効果的にすることである。
又、その監視頻度値が記憶された監視頻度テーブルを中央装置が有し、中央装置が監視頻度テーブルに基づいて効果的にポーリングするネットワークシステムを提供することである。
又、ネットワークシステムを構成する各構成装置にそれぞれの重要度に比例した監視頻度値を記憶した記憶装置を装備させ、その監視頻度値に従って各装置が中央装置に管理データを効果的に送信するネットワークシステムを提供することである。
尚、上記の目的は、個々の発明が個々に達成する目的であって、個々の発明が全ての上記の目的を達成するものと解釈されるべきではない。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のネットワークシステム監視方法は、中央装置がネットワークシステムを構成する各構成装置にそれぞれの重要度に比例した監視頻度値を設定し、その監視頻度値に従ってポーリングにより各構成装置を監視することを特徴とする。ここで、各構成装置とは、例えばデータを中継する中継装置、その中継装置に電力を供給する電源装置、無停電電源装置等の伝送に関わる伝送周辺装置である。
【0007】
従来のネットワークシステム監視方法は、中央装置がネットワークシステムの構成装置を順次、ポーリングにより監視する方法であった。即ち、1ポーリング周期で各装置を1度づつ監視していた。即ち、線型的にポーリングしていた。この場合、例えば上流の中継装置等の重要装置のポーリング終了後にその装置に障害が発生すると、その障害検出には1ポーリング周期を待つ必要がある。即ち、従来の方法では重大な障害検出にも、場合によっては1ポーリング周期を待つ必要があり、重大障害の検出が遅れることがある。特に、大規模システムではその遅れが顕著となる。
【0008】
本発明によれば、中央装置がネットワークシステムを構成する構成装置に重要度に比例した監視頻度値を設けている。そして、その監視頻度値に従ってポーリングを行う。即ち、各構成装置に重みを付けて、非線形的にポーリングする。重要度とは、例えばある中継装置以降の端末装置数が、全体の端末装置数に対して占める割合である。その割合が大であればあるほど、重要度を大としそれに比例して監視頻度値も大とする。監視頻度値とは確率値である。換言すれば、1ポーリング周期内に監視する回数が各構成装置に応じて異なることを意味する。従来では、1ポーリング周期内に各装置を1度づつ監視していたが、本発明では重要度、即ち監視頻度値に応じて複数回、監視する。従来より重要度の高い装置を高い頻度で監視するので、重大障害を迅速に検出することができる。
【0009】
又、請求項2に記載のネットワークシステム監視方法は、ネットワークを構成する構成装置がその重要度に比例した監視頻度値を有し、その監視頻度値に従って中央装置に管理データを送信することで、中央装置がネットワークを監視することを特徴とする。ここで、各構成装置とは、例えばデータを中継する中継装置、その中継装置に電力を供給する電源装置、無停電電源装置等の伝送に関わる伝送周辺装置である。又、管理データとは例えば構成装置の出力電圧、電源電圧等である。
【0010】
本発明では、ネットワークを構成する構成装置がその重要度に比例した監視頻度値を有している。そして、その構成装置が監視頻度値に従って中央装置に管理データを送信する。例えば、単位時間内に監視頻度値に比例した回数だけ、中央装置に管理データを送信する。即ち、重要度の高い構成装置ほど頻繁に送信する。そして、それにより中央装置がネットワークを監視する。中央装置は、重要度の高い装置を高い頻度で監視することになるので、この方法によっても重大障害を迅速に検出することができる。
【0011】
又、請求項3に記載のネットワークシステム監視方法は請求項1又は請求項2に記載のネットワークシステム監視方法であって、監視頻度値はネットワークの上流の構成装置に高く、下流の構成装置に低く設定されることを特徴とする。
一般に、ネットワークシステムはツリー構造となっている。ツリー構造のネットワークシステムにおいて、上流の例えば中継装置などの構成装置に障害が発生すると、その系統の下流の中継装置にも障害が及ぶことがある。即ち、上流の構成装置に障害が発生すると被害が甚大となる可能性がある。よって、ネットワークの上流の構成装置に監視頻度値を高く設定し、下流の構成装置に低く設定する。このようにすれば、重要な構成装置が高頻度に監視されるので、ツリー型ネットワークシステムにおいて重大障害を迅速に検出することができる。
【0012】
又、請求項4に記載のネットワークシステムは、中央装置と複数の伝送路に設置されネットワークシステムを構成する複数の構成装置と、その複数の伝送路とからなるネットワークシステムであって、中央装置がネットワークシステムを構成する複数の各構成装置の監視頻度値が記憶された監視頻度テーブルを有し、中央装置がその監視頻度テーブルの各監視頻度値に従って各構成装置をポーリンしてネットワークを監視することを特徴とする。ここでも、各構成装置とは例えばデータを中継する中継装置、その中継装置に電力を供給する電源装置、無停電電源装置等の伝送に関わる伝送周辺装置である。
【0013】
本発明のネットワークシステムによれば、中央装置がネットワークシステムを構成する構成装置の監視頻度値が記憶された監視頻度テーブルを有している。監視頻度値とは、各構成装置の重要度に比例した数値である。重要度とは、例えばネットワークの障害発生時に、重大な影響を及ぼす指標である。例えば、構成装置を中継装置とした場合、その中継装置以降の端末装置数が大であればあるほど、その中継装置の重要度を大とする。例えば、その中継装置に障害が発生した場合、被害が甚大となるからである。又、例えば無停電電源装置等の緊急時に稼動する構成装置の重要度も大である。落雷等によって、電源供給が停止されるとその被害は甚大となるからである。そして、それに比例して監視頻度を大とする。監視頻度値とは、例えば単位時間内に監視する回数である。この各構成装置に対する監視頻度値が集められて、監視頻度テーブルとして中央装置に記憶されている。
【0014】
中央装置はその監視頻度テーブルの監視頻度値に従って各構成装置をポーリングする。従来では、1ポーリング周期内に各装置を1度づつ監視していたが、本発明のシステムにおいては、中央装置が監視頻度テーブルに基づいて例えば1ポーリング周期内に特定の重要な構成装置を複数回、監視する。従来より重要度の高い構成装置は高い頻度で監視されるので、本発明のネットワークシステムによれば重大障害を迅速に検出することができる。
【0015】
又、請求項5に記載のネットワークシステムは、中央装置と複数の伝送路に設置されネットワークシステムを構成する複数の構成装置と複数の伝送路とからなるネットワークシステムであって、各構成装置がそれぞれの重要度に比例した監視頻度値を記憶した記憶装置を有し、各構成装置が監視頻度値に従って中央装置に管理データをそれぞれ送信することを特徴とする。
本発明のネットワークシステムでは、ネットワークを構成する構成装置がその重要度に比例した監視頻度値を記憶装置に有している。ネットワーク稼働時には、各構成装置が各監視頻度値に従って中央装置に管理データを送信する。例えば、単位時間内に監視頻度値に比例した回数だけ、中央装置に管理データを送信する。即ち、重要度の高い構成装置ほど頻繁に送信することになる。そして、それにより中央装置がネットワークを監視する。このようなネットワークシステムでも、中央装置は重要度の高い装置を高い頻度で監視することになるので、重大障害を迅速に検出することができる。
【0016】
又、請求項6に記載のネットワークシステムは請求項4又は請求項5に記載のネットワークシステムであって、監視頻度値はネットワークの上流の構成装置に高く、下流の構成装置に低く設定されることを特徴とする。
一般に、ネットワークシステムはツリー構造となっている。ツリー構造のネットワークシステムにおいて、上流の例えば中継装置などの構成装置に障害が発生すると、その系統の下流の中継装置にも障害が及ぶことがある。即ち、上流の構成装置に障害が発生すると被害が甚大となる可能性がある。よって、本発明のネットワークシステムにおいては、ネットワークの上流の構成装置に監視頻度値を高く設定し、下流の構成装置に低く設定する。ネットワークシステムをこのように構成すれば、上流の重要な構成装置が高頻度に監視されるので、重大障害を確実に迅速に検出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
(実施例)
図1に本発明の監視方法を適用するネットワークシステムを示す。このネットワークシステムは、例えばCATVネットワークシステムである。本実施例のCATVネットワークシステムは、CATV局に設けられた中央装置200、中央装置200から延出された主線路110、主線路110を中継する中継装置220、中継装置220の分岐端子に接続された分岐線路130、又その分岐線路130に接続された中継装置220、そして分岐線路140に接続された端末装置150から構成されている。又、このネットワークシステムは従来例と同様に電力線125に接続された電源装置121、無停電電源装置122を有しており、通常時は電源装置121から電力を受電し、停電時には無停電電力装置122から受電する構成となっている。
【0018】
本実施例の特徴は、中央装置200が内部記憶装置に各構成装置の監視頻度値が記憶された監視頻度テーブル205を有していることである。そして、中央装置200が監視頻度テーブル205の各監視頻度値に従ってポーリングにより構成装置である中継装置220、無停電電源供給装置122等を監視することである。監視頻度値とは、例えば単位時間に監視する回数である。この監視頻度値は中継装置220等の構成装置の重要度に比例して設定されている。構成装置の重要度とは、例えばネットワークの障害発生時に、重大な影響を及ぼす指標である。
【0019】
例えば、CATVネットワークシステムはツリー構造となっている。ツリー構造のネットワークシステムにおいて、上流の中継装置220に障害が発生すると、その系統の下流の全ての中継装置にも障害が及ぶ。よって、ネットワークの上流の中継装置220は重要度が大であるとして監視頻度値を高く設定し、下流の構成装置に低く設定する。又、例えば停電等の緊急時に稼動する無停電電源装置122の重要度も大とする。落雷等によって、電源供給が停止されるとその被害は甚大となるからである。よって、無停電電源装置122の監視頻度値も大に設定する。これらの各構成装置の監視頻度値を集めて監視頻度テーブル205を作製する。
【0020】
図2に監視頻度テーブル205の1例を示す。このテーブルの左側には構成装置名が記憶され、その右側には監視頻度値が記憶されている。右側の監視頻度値の合計は1である。このテーブルにおいては、中継装置220は重要度の順に、即ち上流の中継装置200から順にインデックスn(n=1、2、・・・)で登録されている。中央装置200はこの監視頻度テーブルに従って各構成装置をポーリングする。例えば、テーブル中の中継装置1に対しては所定時間内に30回ポーリングし、テーブル中の中継装置2に対しては20回ポーリングする。同様に、テーブル中の無停電電源装置1に対しては20回ポーリングし、無停電電源装置nに対しては10回ポーリングする。
【0021】
従来例では、所定期間内に各装置を平等に、線型的に1度づつ監視していたが、本実施例では所定期間内に特定の重要な構成装置に対しては重みを付けて、非線形的に複数回ポーリングする。従来より重要度の高い構成装置を高い頻度で監視するので、重大障害をより迅速に検出することができる。
【0022】
(変形例)
以上、本発明を表わす1実施例を示したが、他にさまざまな変形例が考えられる。例えば、上記実施例では中央装置200が予め各構成装置の監視頻度値を監視頻度テーブル205に有し、その頻度値に従ってポーリングしていたがこの方法に限定するものではない。例えば、各監視頻度値は各構成装置が有していてもよい。即ち、図3に示すように例えば中継装置220が内部の記憶装置225にその頻度値を有し、無停電電源装置122がその記憶装置125にその頻度値を有していてもよい。そして、各構成装置がその頻度値に従って、その装置状態を管理データとして中央装置200に送信するようにしてもよい。
【0023】
例えば、各構成装置が所定時間内に各頻度値に応じた回数だけ送信するようにしてもよい。最上流の中継装置220は記憶装置225の頻度値に従って例えば所定時間内に30回、管理データを中央装置200に送信する。又、次段の中継装置220は記憶装置225内の頻度値に従って20回送信する。同様に、無停電電源装置122は記憶装置125内の頻度値に従って20回送信する。このようにしても、央装置200は従来より重要度の高い構成装置を高い頻度で監視することになるので、重大障害をより迅速に検出することができる。
【0024】
又、上記実施例及び変形例では、中央装置200による監視は有線の伝送路で行う例で示したが、これに限定するものではない。勿論、無線でもよい。中央装置200は構成装置である中継装置220、無停電電源装置122を無線通信で監視してもよい。伝送路の切断に関しては、この方法およびシステムが有効である。要は、各構成装置の監視頻度に重みを付けて、効果的に監視する方法及びそのシステムであれば、監視に使用する媒体は有線、無線を問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視方法を適用するネットワークシステム構成図。
【図2】本発明の監視方法及びそのネットワークシステムに用いる監視頻度テーブル。
【図3】本発明の変形例に係る監視方法を適用するネットワークシステム構成図。
【図4】従来の監視方法を適用するネットワークシステム構成図。
【符号の説明】
110…主線路
120、140…分岐線路
121…電源供給装置
122…無停電電源装置
125…記憶装置
125…電力線
200…中央装置
205…監視頻度テーブル
220…中継装置
225…記憶装置
Claims (6)
- ネットワークシステムの監視方法であって、
中央装置が、ネットワークシステムを形成する各構成装置にそれぞれの重要度に比例した監視頻度値を設定し、該監視頻度値に従ってポーリングにより前記各構成装置を監視することを特徴とするネットワークシステム監視方法。 - ネットワークシステムの監視方法であって、
前記ネットワークを構成する構成装置がその重要度に比例した監視頻度値を有し、該監視頻度値に従って中央装置に管理データを送信することで、前記中央装置がネットワークを監視することを特徴とするネットワークシステム監視方法。 - 前記監視頻度値は、前記ネットワークの上流の前記構成装置に高く、下流の前記構成装置に低く設定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネットワークシステム監視方法。
- 中央装置と複数の伝送路に設置されネットワークシステムを構成する複数の構成装置と、前記複数の伝送路とからなるネットワークシステムであって、
前記中央装置が、前記ネットワークシステムを構成する複数の前記各構成装置の監視頻度値が記憶された監視頻度テーブルを有し、前記中央装置が該監視頻度テーブルの前記監視頻度値に従って前記各構成装置をポーリングしてネットワークを監視することを特徴とするネットワークシステム。 - 中央装置と複数の伝送路に設置されネットワークシステムを構成する複数の構成装置と、前記複数の伝送路とからなるネットワークシステムであって、
前記各構成装置がそれぞれの重要度に比例した監視頻度値を記憶した記憶装置を有し、前記各構成装置が前記監視頻度値に従って前記中央装置に管理データをそれぞれ送信することを特徴とするネットワークシステム。 - 前記監視頻度値は、前記ネットワークの上流の前記構成装置に高く、下流の前記構成装置に低く設定されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のネットワークシステム。
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-
2003
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Cited By (3)
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US8751637B2 (en) | 2010-03-25 | 2014-06-10 | Hitachi, Ltd. | Network monitoring server and network monitoring system |
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