JP2004211976A - 焼却炉 - Google Patents
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Abstract
【課題】焼却温度、焼却効率を高める。更には、被焼却物104の供給をし易くし、焼却を停止することなく、延いては、焼却温度を低下させることなく被焼却物104の供給を為し得るようする。
【解決手段】焼却炉本体100からの廃ガスにより回転するスターリングエンジン144により発電機148を駆動するようにする。また、酸素発生機(高酸素組成空気発生機)158で発生した高酸素組成空気及び水素発生機160で発生した水素を焼却炉本体100に供給するようにする。更には、焼却炉本体100の底部近傍に廃油又は廃液を供給する廃油又は廃液供給部162を設ける。
【効果】高酸素組成空気及び水素等の供給効果により燃焼温度を2000℃以上に高めることができ、ダイオキシンの発生を完全になくすことが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】焼却炉本体100からの廃ガスにより回転するスターリングエンジン144により発電機148を駆動するようにする。また、酸素発生機(高酸素組成空気発生機)158で発生した高酸素組成空気及び水素発生機160で発生した水素を焼却炉本体100に供給するようにする。更には、焼却炉本体100の底部近傍に廃油又は廃液を供給する廃油又は廃液供給部162を設ける。
【効果】高酸素組成空気及び水素等の供給効果により燃焼温度を2000℃以上に高めることができ、ダイオキシンの発生を完全になくすことが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼却温度、焼却効率を高めることができ、被焼却物の供給をし易くし、且つ、焼却温度を低下させることなく被焼却物の供給を為し得るようにした焼却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業廃棄物、家庭から排出されるゴミ等の焼却による処理にとって非常に重要なのは、焼却温度が充分に高いことであり、例えば1500℃以上で焼却しないと癌等の原因となる有害な物質、例えば、ダイオキシンが出る。そのような高温でゴミを焼却することができる焼却炉の開発には種々の努力が為され、漸くその努力の成果が現れた。その成果の一つが大韓民国特開10−0330814号公報により紹介されている。
【0003】
この公報に記載された焼却炉は、本体部内に内槽を有した二重構造を有し、本体部外部に、内槽と本体部外壁との間の一部から廃ガスをファンにより吸引し、内槽と本体部外壁との間の上記一部より上の他の部分に排出する廃ガス環流通路を複数有している。
そして、この焼却炉は、通常の焼却炉と同様に、焼却炉の内槽内底面上にて被焼却物を焼却し、それにより発生する廃ガスの大部分が焼却炉本体部の上面から排出される、上方向への気流が発生する。更に、それと共に、本焼却炉は、上記気流発生機構により平面方向で回転する気流も発生し、それにより極めて有効に燃焼が進み、焼却効率が高まると共に、燃焼温度も1500℃以上となり、ダイオキシンの発生が少ないゴミ焼却ができるという利点がある。また、二重構造にしたことにより、燃焼温度が高いにも拘わらず、焼却炉の外面温度が低く、安全性が高いという他の焼却炉にはない特有の利点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記焼却炉にも、より一層の小型化と、より一層焼却温度を高めることと、より一層燃焼効率を高めること、焼却により得られたエネルギーの利用効率をより高めることとが要求された。殊に、本願発明者の知見によれば、燃焼温度を1500℃より更に高めると、例えば2000℃或いはそれ以上に高めることが望ましいといえる。
また、上記焼却炉には、1回の焼却が終わると、温度が所定温度以下(例えば200〜300℃或いは常温近く)に低下するまで待ってゲートを開き、被焼却物を取り出した後、そのゲートから新たな被焼却物を焼却炉の内底面上に入れて燃焼させるということが必要であり、焼却を終わった後次の焼却を行う作業が面倒であり、また、その間、燃焼温度が一時的であるとはいえ低下し、燃焼効率が低下するのみならず、燃焼温度が低下した状態での燃焼により有害なダイオキシンが発生するという問題もあった。
【0005】
本発明はこのような問題点を解決すべく為されたものであり、第1に、焼却温度、焼却効率を高めることを目的とし、第2に、焼却により生じたエネルギーをより有効に活用することを目的とし、第3に、被焼却物の供給をし易くし、且つ、焼却温度を低下させることなく被焼却物の供給を為し得るようにし、被焼却物をダイオキシン等の有害物質を発生させることなく連続的に焼却が進行できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の焼却炉は、焼却炉本体に供給する酸素組成比の高い空気を発生する高酸素組成空気発生機を備えたことを特徴とする。
従って、請求項1の焼却炉によれば、燃焼に不可欠な酸素の酸素組成比の高い空気を高酸素組成空気発生機によりつくって焼却炉本体に供給するので、より燃焼効率を高めることができる。
【0007】
請求項2の焼却炉は、焼却炉本体に供給する水素を発生する水素発生機を設けたことを特徴とする。
従って、請求項2の焼却炉によれば、爆発的燃焼をもたらす水素を焼却炉本体に供給するので、より燃焼をより激しくすることができ、延いては、より燃焼効率を高めることができる。
【0008】
請求項3の焼却炉は、請求項1又は2記載の焼却炉において、焼却炉本体の底部近傍に廃油又は廃液を供給し得るようにしてなることを特徴とする。
従って、請求項3の焼却炉によれば、焼却炉本体の底部近傍に廃油又は廃液を供給し得るので、焼却炉本体の底部の温度が低くなろうとしたとき、或いは点火のときにその近傍に廃油又は廃液を供給してその部分の燃焼を激しくしてより迅速に目標温度に達するようにすることができる。
【0009】
請求項4の焼却炉は、請求項1、2又は3記載の焼却炉において、焼却炉本体から排出される廃ガスにより駆動されるスターリングエンジンと、これにより駆動される発電機と、を備えたことを特徴とする。
従って、請求項4の焼却炉によれば、焼却炉本体から排出される廃ガスを利用し、スターリングエンジンを用いて発電機により発電するので、焼却により生じたエネルギーから電力を得ることができ、延いては、焼却により生じたエネルギーをより有効に活用することが可能になる。
【0010】
請求項5の焼却炉は、焼却炉本体の下部に、該本体内底面に被焼却物を搬送する被焼却物搬送路と、該被焼却物搬送路の一部に被焼却物を供給する被焼却物供給路と、該被焼却物搬送路内にて、上記被焼却物供給路により供給された被焼却物を上記焼却炉本体内底面上に移動させる被焼却物供給機構を有することを特徴とする。
【0011】
従って、請求項5の焼却炉によれば、被焼却物搬送路から被焼却物供給路の一部に供給された被焼却物を被焼却物供給機構により焼却炉本体内底面上に供給することができ、その供給が容易であるのみならず、その供給を被焼却物の焼却状態でも行うようにすることが可能になる。
依って、焼却を中断することなく継続することができ、従来におけるように、焼却の中断による焼却温度の低下、その低下による有害物質、例えばダイオキシン等の発生、及び焼却効率の低下が生じるという問題を回避することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示実施の形態例に従って詳細に説明する。
図1は本発明焼却炉の第1の実施の形態例を示す縦断面図である。図面において、100は焼却炉本体、102は該本体の内底面上に産業廃棄物、家庭から発生するゴミ等を脱水、粉砕(後述する粉砕機にて粉砕)して粉末乃至粒状にされた被焼却物104(梨地で示す)を搬送する筒状の被焼却物搬送路で、焼却炉本体100の下部から外側に略水平に延び、焼却炉本体100と連通するように設けられている。
【0013】
106は上記被焼却物搬送路102の上面の一部に該被焼却物搬送路102と連通するように一端が連結された被焼却物供給路で、粉砕室114と連通された他端から被焼却物搬送路102内に被焼却物104を搬送するようになっている。108は被焼却物搬送路102内に慴動可能に設けられた被焼却物搬送用のピストン、110は該ピストン108に連結されたピストンロッド、112は該ピストン108を該ピストンロッド110を介して往復移動させるピストン駆動機構である。
【0014】
該ピストン機構112は、図1に示す状態が通常状態であり、焼却炉本体100内の被焼却物104が一定量以下になったときに、焼却炉本体100内に向けて移動することにより、被焼却物供給路106により被焼却物搬送路102内に供給されていた被焼却物104を焼却炉本体100内底面上に移動させて被焼却物104の供給を行う。尚、114は粉砕機で、粉砕室113内にて産業廃棄物、家庭から発生するゴミ等を脱水、粉砕する。
このような被焼却物供給機構があるので、被焼却物搬送路102から被焼却物供給路106の一部に供給された被焼却物104をピストン機構112により焼却炉本体100内底面上に簡単に供給することができる。
【0015】
そして、その供給は被焼却物の焼却状態でも行うことができ、従って、焼却を中断することなく継続することができる。依って、従来におけるように、焼却の中断による焼却温度の低下、その低下による有害物質、例えばダイオキシン等の発生、及び焼却効率の低下が生じるという問題を回避することができる。
尚、焼却炉本体100内底面上或いはその近傍まで延びるスパイラル状のスクリューをピストンに代えて被焼却物搬送路102内に設け、それを回転させることにより、焼却物搬送路102から被焼却物供給路106の一部に供給された被焼却物104を焼却炉本体100内底面上に移動させて被焼却物104の供給を行うようにしても良い。
【0016】
120は焼却炉本体100の廃ガスが排出される、天井の開口筒122の上にこれと一体で且つ連通するように設けられた上室、124は該上室120内に設けられたボイラー、126は図示しない吸水管により該ボイラー124内に供給された水、130はボイラー124から発生したスチームを通すコイル状スチーム管であり、上室120内から上室120外に導出された外側部分130aを通じてスチームタービン140に連通されている。
【0017】
132はボイラー124とスチームタービン140との間に設けられたスチーム管で、該スチーム管132を通じてもボイラー124からスチームタービン140へのスチームの供給が為される。134はスチームタービン140と焼却炉本体100との間に設けられたスチーム管で、スチームタービン140で次に述べる発電機(142)を駆動する役目を終えたスチームを焼却炉本体100へ送る。
従って、ボイラ124で生じたスチームはタービン140を経て発電に寄与した上で焼却炉本体100に戻るので、そのスチームが焼却炉本体100内にて高温下で水素原子Hと酸素原子Oとに分離し、そのスチームから生じた水素原子Hが酸素原子Oと化合することにより爆発的燃焼をもたらし、より一層の焼却温度の上昇及び焼却効率の向上を図ることができる。
【0018】
そして、スチーム管のコイル状部分130は上室120内にて上記高熱の廃ガスにより加熱されるので、焼却炉本体100内に戻されるスチームの温度をより高めることができ、そのスチームの焼却炉本体100内にての高温下での水素原子と酸素原子との分離、及びその分離により生じた水素原子と酸素原子との化合による爆発的燃焼が生じ焼却をより激しくすることができ、より一層の焼却温度の上昇及び焼却効率の向上を図ることができる。
【0019】
142は上記スチームタービン140により駆動されて発電する発電機であり、この発電出力がごみ焼却により生じた熱エネルギーを変換して得た電気エネルギーとして有効利用され得るのである。
【0020】
144はスターリングエンジンで、廃ガス管146を通じて供給された廃ガスにより回転し、発電機148を駆動して発電する。このこの発電出力もごみ焼却により生じた熱エネルギーを変換して得た電気エネルギーとして有効利用され得るのである。150は冷却装置で、廃ガス管152を通じてスターリングエンジン144から排気された廃ガスを冷却する。154は該冷却装置150にて冷却された廃ガス中からごみ、塵等を除去して無害化する集塵装置、156は該集塵装置154から排気された廃ガスを熱交換する熱交換機で、該熱交換機156からごみ、塵等が除去されて無害化し、熱が除かれた廃ガスが放出される。
【0021】
158は酸素発生機(高酸素組成空気)で、空気中から窒素成分を取り去り酸素の組成比を通常(空気の組成比は概ね窒素:酸素=4:1)よりも高くした空気を発生する。そして、この酸素発生機154から発生した高酸素組成空気が焼却炉本体100に供給される。
従って、燃焼に不可欠な酸素の酸素組成比の高い空気を高酸素組成空気発生機によりつくって焼却炉本体に供給するので、より燃焼効率を高めることができる。
【0022】
160は水素発生機で、水の電気分解により水素と酸素を分離し、この分離により得られた水素ガスを焼却炉本体100に供給する。
元来、水素は燃焼の生じているところに供給すると爆発的燃焼をもたらすが、本実施の形態例によれば、そのような水素を焼却炉本体に供給するので、より燃焼をより激しくすることができ、延いては、より燃焼効率を高めることができる。
【0023】
162は焼却炉本体100の底部近傍に廃油又は廃液を供給する廃油又は廃液供給部であり、該廃油又は廃液供給部により、焼却炉本体100の底部近傍に廃油又は廃液を供給し得るのである。従って、焼却炉本体100の底部の温度が低くなろうとしたとき、或いは点火のときにその近傍に廃油又は廃液を供給してその部分の燃焼を激しくしてより迅速に目標温度に達するようにすることができる。
【0024】
164はF溶融スラグ回収部で、該F溶融スラグ回収部164にてF溶融スラグを回収することができる。
【0025】
本焼却炉によれば、焼却炉本体100からゴミ等の焼却により発生した高熱の廃ガスにより加熱されたボイラー124から発生したスチーム(H2O)をスチーム管130、130a、132、スチームタービン140及びスチーム管134を通じて焼却炉本体100内に戻すので、そのスチームが焼却炉本体100内にて高温下で水素原子Hと酸素原子Oとに分離し、そのスチームから生じた水素原子Hが酸素原子Oと化合することにより爆発的燃焼をもたらし、より一層の焼却温度の上昇及び焼却効率の向上を図ることができる。因みに、焼却温度は、具体的には、2000℃以上に高めることができ、ダイオキシンの発生を全く伴わない焼却が充分に可能となる。
【0026】
そして、スチーム管のコイル状部分130は上室120内にて上記高熱の廃ガスにより加熱されるので、焼却炉本体内に戻されるスチームの温度をより高めることができ、そのスチームの焼却炉内にての高温下での水素原子と酸素原子との分離、及びその分離により生じた水素原子と酸素原子との化合による爆発的燃焼が生じ焼却をより激しくすることができ、より一層の焼却温度の上昇及び焼却効率の向上を図ることができる。
【0027】
また、上記スチームタービン140により発電機142を駆動するので、焼却により生じた熱を電気エネルギーに変換して利用することができる。
また、上記上室120から排気された廃ガスがスターリングエンジン144を経由し、冷却、集塵、熱交換等の処理されて焼却炉から排気され、そのスターリングエンジン144により発電機148を駆動するので、焼却により生じた熱を電気エネルギーに変換して利用することができる。
依って、焼却により生じたエネルギーから電力を極めて有効に得ることができ、延いては、焼却により生じたエネルギーを極めて有効に活用することが可能になる。
【0028】
更に、燃焼に不可欠な酸素の酸素組成比の高い空気を高酸素組成空気発生機158によりつくって焼却炉本体100に供給し、更に、爆発的燃焼をもたらす水素を水素発生機160によりつくり、その水素を焼却炉本体100に供給するので、より燃焼をより激しくすることができ、延いては、より燃焼効率を高めることができる。
また、焼却炉本体100の底部近傍に廃油又は廃液供給部164により廃油又は廃液を供給し得るので、焼却炉本体の底部の温度が低くなろうとしたとき、或いは点火のときにその近傍に廃油又は廃液を供給してその部分の燃焼を激しくしてより迅速に目標温度に達するようにすることができる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の焼却炉によれば、燃焼に不可欠な酸素の酸素組成比の高い空気を高酸素組成空気発生機によりつくって焼却炉本体に供給するので、より燃焼効率を高めることができる。
【0030】
請求項2の焼却炉によれば、爆発的燃焼をもたらす水素を焼却炉本体に供給するので、より燃焼をより激しくすることができ、延いては、より燃焼効率を高めることができる。
【0031】
請求項3の焼却炉によれば、焼却炉本体の底部近傍に廃油又は廃液を供給し得るので、焼却炉本体の底部の温度が低くなろうとしたとき、或いは点火のときにその近傍に廃油又は廃液を供給してその部分の燃焼を激しくしてより迅速に目標温度に達するようにすることができる。
【0032】
請求項4の焼却炉によれば、焼却炉本体から排出される廃ガスを利用し、スターリングエンジンを用いて発電機により発電するので、焼却により生じたエネルギーから電力を得ることができ、延いては、焼却により生じたエネルギーをより有効に活用することが可能になる。
【0033】
請求項5の焼却炉によれば、被焼却物搬送路から被焼却物供給路の一部に供給された被焼却物を被焼却物供給機構により焼却炉本体内底面上に供給することができ、その供給が容易であるのみならず、その供給を被焼却物の焼却状態でも行うようにすることが可能になる。
依って、焼却を中断することなく継続することができ、従来におけるように、焼却の中断による焼却温度の低下、その低下による有害物質、例えばダイオキシン等の発生、及び焼却効率の低下が生じるという問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明焼却炉の第1の実施の形態例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
100・・・焼却炉本体、102・・・被焼却物搬送路、
104・・・被焼却物、106被焼却物供給路、
108、110、112・・・被焼却物供給機構、124・・・ボイラー、
130、130a、132、134・・・スチーム通路、
140・・・スチームタービン、144・・・スターリングエンジン、
142、148・・・発電機、158・・・高酸素組成空気発生機、
160・・・水素発生機、162・・・廃油又は廃液供給部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼却温度、焼却効率を高めることができ、被焼却物の供給をし易くし、且つ、焼却温度を低下させることなく被焼却物の供給を為し得るようにした焼却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業廃棄物、家庭から排出されるゴミ等の焼却による処理にとって非常に重要なのは、焼却温度が充分に高いことであり、例えば1500℃以上で焼却しないと癌等の原因となる有害な物質、例えば、ダイオキシンが出る。そのような高温でゴミを焼却することができる焼却炉の開発には種々の努力が為され、漸くその努力の成果が現れた。その成果の一つが大韓民国特開10−0330814号公報により紹介されている。
【0003】
この公報に記載された焼却炉は、本体部内に内槽を有した二重構造を有し、本体部外部に、内槽と本体部外壁との間の一部から廃ガスをファンにより吸引し、内槽と本体部外壁との間の上記一部より上の他の部分に排出する廃ガス環流通路を複数有している。
そして、この焼却炉は、通常の焼却炉と同様に、焼却炉の内槽内底面上にて被焼却物を焼却し、それにより発生する廃ガスの大部分が焼却炉本体部の上面から排出される、上方向への気流が発生する。更に、それと共に、本焼却炉は、上記気流発生機構により平面方向で回転する気流も発生し、それにより極めて有効に燃焼が進み、焼却効率が高まると共に、燃焼温度も1500℃以上となり、ダイオキシンの発生が少ないゴミ焼却ができるという利点がある。また、二重構造にしたことにより、燃焼温度が高いにも拘わらず、焼却炉の外面温度が低く、安全性が高いという他の焼却炉にはない特有の利点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記焼却炉にも、より一層の小型化と、より一層焼却温度を高めることと、より一層燃焼効率を高めること、焼却により得られたエネルギーの利用効率をより高めることとが要求された。殊に、本願発明者の知見によれば、燃焼温度を1500℃より更に高めると、例えば2000℃或いはそれ以上に高めることが望ましいといえる。
また、上記焼却炉には、1回の焼却が終わると、温度が所定温度以下(例えば200〜300℃或いは常温近く)に低下するまで待ってゲートを開き、被焼却物を取り出した後、そのゲートから新たな被焼却物を焼却炉の内底面上に入れて燃焼させるということが必要であり、焼却を終わった後次の焼却を行う作業が面倒であり、また、その間、燃焼温度が一時的であるとはいえ低下し、燃焼効率が低下するのみならず、燃焼温度が低下した状態での燃焼により有害なダイオキシンが発生するという問題もあった。
【0005】
本発明はこのような問題点を解決すべく為されたものであり、第1に、焼却温度、焼却効率を高めることを目的とし、第2に、焼却により生じたエネルギーをより有効に活用することを目的とし、第3に、被焼却物の供給をし易くし、且つ、焼却温度を低下させることなく被焼却物の供給を為し得るようにし、被焼却物をダイオキシン等の有害物質を発生させることなく連続的に焼却が進行できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の焼却炉は、焼却炉本体に供給する酸素組成比の高い空気を発生する高酸素組成空気発生機を備えたことを特徴とする。
従って、請求項1の焼却炉によれば、燃焼に不可欠な酸素の酸素組成比の高い空気を高酸素組成空気発生機によりつくって焼却炉本体に供給するので、より燃焼効率を高めることができる。
【0007】
請求項2の焼却炉は、焼却炉本体に供給する水素を発生する水素発生機を設けたことを特徴とする。
従って、請求項2の焼却炉によれば、爆発的燃焼をもたらす水素を焼却炉本体に供給するので、より燃焼をより激しくすることができ、延いては、より燃焼効率を高めることができる。
【0008】
請求項3の焼却炉は、請求項1又は2記載の焼却炉において、焼却炉本体の底部近傍に廃油又は廃液を供給し得るようにしてなることを特徴とする。
従って、請求項3の焼却炉によれば、焼却炉本体の底部近傍に廃油又は廃液を供給し得るので、焼却炉本体の底部の温度が低くなろうとしたとき、或いは点火のときにその近傍に廃油又は廃液を供給してその部分の燃焼を激しくしてより迅速に目標温度に達するようにすることができる。
【0009】
請求項4の焼却炉は、請求項1、2又は3記載の焼却炉において、焼却炉本体から排出される廃ガスにより駆動されるスターリングエンジンと、これにより駆動される発電機と、を備えたことを特徴とする。
従って、請求項4の焼却炉によれば、焼却炉本体から排出される廃ガスを利用し、スターリングエンジンを用いて発電機により発電するので、焼却により生じたエネルギーから電力を得ることができ、延いては、焼却により生じたエネルギーをより有効に活用することが可能になる。
【0010】
請求項5の焼却炉は、焼却炉本体の下部に、該本体内底面に被焼却物を搬送する被焼却物搬送路と、該被焼却物搬送路の一部に被焼却物を供給する被焼却物供給路と、該被焼却物搬送路内にて、上記被焼却物供給路により供給された被焼却物を上記焼却炉本体内底面上に移動させる被焼却物供給機構を有することを特徴とする。
【0011】
従って、請求項5の焼却炉によれば、被焼却物搬送路から被焼却物供給路の一部に供給された被焼却物を被焼却物供給機構により焼却炉本体内底面上に供給することができ、その供給が容易であるのみならず、その供給を被焼却物の焼却状態でも行うようにすることが可能になる。
依って、焼却を中断することなく継続することができ、従来におけるように、焼却の中断による焼却温度の低下、その低下による有害物質、例えばダイオキシン等の発生、及び焼却効率の低下が生じるという問題を回避することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示実施の形態例に従って詳細に説明する。
図1は本発明焼却炉の第1の実施の形態例を示す縦断面図である。図面において、100は焼却炉本体、102は該本体の内底面上に産業廃棄物、家庭から発生するゴミ等を脱水、粉砕(後述する粉砕機にて粉砕)して粉末乃至粒状にされた被焼却物104(梨地で示す)を搬送する筒状の被焼却物搬送路で、焼却炉本体100の下部から外側に略水平に延び、焼却炉本体100と連通するように設けられている。
【0013】
106は上記被焼却物搬送路102の上面の一部に該被焼却物搬送路102と連通するように一端が連結された被焼却物供給路で、粉砕室114と連通された他端から被焼却物搬送路102内に被焼却物104を搬送するようになっている。108は被焼却物搬送路102内に慴動可能に設けられた被焼却物搬送用のピストン、110は該ピストン108に連結されたピストンロッド、112は該ピストン108を該ピストンロッド110を介して往復移動させるピストン駆動機構である。
【0014】
該ピストン機構112は、図1に示す状態が通常状態であり、焼却炉本体100内の被焼却物104が一定量以下になったときに、焼却炉本体100内に向けて移動することにより、被焼却物供給路106により被焼却物搬送路102内に供給されていた被焼却物104を焼却炉本体100内底面上に移動させて被焼却物104の供給を行う。尚、114は粉砕機で、粉砕室113内にて産業廃棄物、家庭から発生するゴミ等を脱水、粉砕する。
このような被焼却物供給機構があるので、被焼却物搬送路102から被焼却物供給路106の一部に供給された被焼却物104をピストン機構112により焼却炉本体100内底面上に簡単に供給することができる。
【0015】
そして、その供給は被焼却物の焼却状態でも行うことができ、従って、焼却を中断することなく継続することができる。依って、従来におけるように、焼却の中断による焼却温度の低下、その低下による有害物質、例えばダイオキシン等の発生、及び焼却効率の低下が生じるという問題を回避することができる。
尚、焼却炉本体100内底面上或いはその近傍まで延びるスパイラル状のスクリューをピストンに代えて被焼却物搬送路102内に設け、それを回転させることにより、焼却物搬送路102から被焼却物供給路106の一部に供給された被焼却物104を焼却炉本体100内底面上に移動させて被焼却物104の供給を行うようにしても良い。
【0016】
120は焼却炉本体100の廃ガスが排出される、天井の開口筒122の上にこれと一体で且つ連通するように設けられた上室、124は該上室120内に設けられたボイラー、126は図示しない吸水管により該ボイラー124内に供給された水、130はボイラー124から発生したスチームを通すコイル状スチーム管であり、上室120内から上室120外に導出された外側部分130aを通じてスチームタービン140に連通されている。
【0017】
132はボイラー124とスチームタービン140との間に設けられたスチーム管で、該スチーム管132を通じてもボイラー124からスチームタービン140へのスチームの供給が為される。134はスチームタービン140と焼却炉本体100との間に設けられたスチーム管で、スチームタービン140で次に述べる発電機(142)を駆動する役目を終えたスチームを焼却炉本体100へ送る。
従って、ボイラ124で生じたスチームはタービン140を経て発電に寄与した上で焼却炉本体100に戻るので、そのスチームが焼却炉本体100内にて高温下で水素原子Hと酸素原子Oとに分離し、そのスチームから生じた水素原子Hが酸素原子Oと化合することにより爆発的燃焼をもたらし、より一層の焼却温度の上昇及び焼却効率の向上を図ることができる。
【0018】
そして、スチーム管のコイル状部分130は上室120内にて上記高熱の廃ガスにより加熱されるので、焼却炉本体100内に戻されるスチームの温度をより高めることができ、そのスチームの焼却炉本体100内にての高温下での水素原子と酸素原子との分離、及びその分離により生じた水素原子と酸素原子との化合による爆発的燃焼が生じ焼却をより激しくすることができ、より一層の焼却温度の上昇及び焼却効率の向上を図ることができる。
【0019】
142は上記スチームタービン140により駆動されて発電する発電機であり、この発電出力がごみ焼却により生じた熱エネルギーを変換して得た電気エネルギーとして有効利用され得るのである。
【0020】
144はスターリングエンジンで、廃ガス管146を通じて供給された廃ガスにより回転し、発電機148を駆動して発電する。このこの発電出力もごみ焼却により生じた熱エネルギーを変換して得た電気エネルギーとして有効利用され得るのである。150は冷却装置で、廃ガス管152を通じてスターリングエンジン144から排気された廃ガスを冷却する。154は該冷却装置150にて冷却された廃ガス中からごみ、塵等を除去して無害化する集塵装置、156は該集塵装置154から排気された廃ガスを熱交換する熱交換機で、該熱交換機156からごみ、塵等が除去されて無害化し、熱が除かれた廃ガスが放出される。
【0021】
158は酸素発生機(高酸素組成空気)で、空気中から窒素成分を取り去り酸素の組成比を通常(空気の組成比は概ね窒素:酸素=4:1)よりも高くした空気を発生する。そして、この酸素発生機154から発生した高酸素組成空気が焼却炉本体100に供給される。
従って、燃焼に不可欠な酸素の酸素組成比の高い空気を高酸素組成空気発生機によりつくって焼却炉本体に供給するので、より燃焼効率を高めることができる。
【0022】
160は水素発生機で、水の電気分解により水素と酸素を分離し、この分離により得られた水素ガスを焼却炉本体100に供給する。
元来、水素は燃焼の生じているところに供給すると爆発的燃焼をもたらすが、本実施の形態例によれば、そのような水素を焼却炉本体に供給するので、より燃焼をより激しくすることができ、延いては、より燃焼効率を高めることができる。
【0023】
162は焼却炉本体100の底部近傍に廃油又は廃液を供給する廃油又は廃液供給部であり、該廃油又は廃液供給部により、焼却炉本体100の底部近傍に廃油又は廃液を供給し得るのである。従って、焼却炉本体100の底部の温度が低くなろうとしたとき、或いは点火のときにその近傍に廃油又は廃液を供給してその部分の燃焼を激しくしてより迅速に目標温度に達するようにすることができる。
【0024】
164はF溶融スラグ回収部で、該F溶融スラグ回収部164にてF溶融スラグを回収することができる。
【0025】
本焼却炉によれば、焼却炉本体100からゴミ等の焼却により発生した高熱の廃ガスにより加熱されたボイラー124から発生したスチーム(H2O)をスチーム管130、130a、132、スチームタービン140及びスチーム管134を通じて焼却炉本体100内に戻すので、そのスチームが焼却炉本体100内にて高温下で水素原子Hと酸素原子Oとに分離し、そのスチームから生じた水素原子Hが酸素原子Oと化合することにより爆発的燃焼をもたらし、より一層の焼却温度の上昇及び焼却効率の向上を図ることができる。因みに、焼却温度は、具体的には、2000℃以上に高めることができ、ダイオキシンの発生を全く伴わない焼却が充分に可能となる。
【0026】
そして、スチーム管のコイル状部分130は上室120内にて上記高熱の廃ガスにより加熱されるので、焼却炉本体内に戻されるスチームの温度をより高めることができ、そのスチームの焼却炉内にての高温下での水素原子と酸素原子との分離、及びその分離により生じた水素原子と酸素原子との化合による爆発的燃焼が生じ焼却をより激しくすることができ、より一層の焼却温度の上昇及び焼却効率の向上を図ることができる。
【0027】
また、上記スチームタービン140により発電機142を駆動するので、焼却により生じた熱を電気エネルギーに変換して利用することができる。
また、上記上室120から排気された廃ガスがスターリングエンジン144を経由し、冷却、集塵、熱交換等の処理されて焼却炉から排気され、そのスターリングエンジン144により発電機148を駆動するので、焼却により生じた熱を電気エネルギーに変換して利用することができる。
依って、焼却により生じたエネルギーから電力を極めて有効に得ることができ、延いては、焼却により生じたエネルギーを極めて有効に活用することが可能になる。
【0028】
更に、燃焼に不可欠な酸素の酸素組成比の高い空気を高酸素組成空気発生機158によりつくって焼却炉本体100に供給し、更に、爆発的燃焼をもたらす水素を水素発生機160によりつくり、その水素を焼却炉本体100に供給するので、より燃焼をより激しくすることができ、延いては、より燃焼効率を高めることができる。
また、焼却炉本体100の底部近傍に廃油又は廃液供給部164により廃油又は廃液を供給し得るので、焼却炉本体の底部の温度が低くなろうとしたとき、或いは点火のときにその近傍に廃油又は廃液を供給してその部分の燃焼を激しくしてより迅速に目標温度に達するようにすることができる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の焼却炉によれば、燃焼に不可欠な酸素の酸素組成比の高い空気を高酸素組成空気発生機によりつくって焼却炉本体に供給するので、より燃焼効率を高めることができる。
【0030】
請求項2の焼却炉によれば、爆発的燃焼をもたらす水素を焼却炉本体に供給するので、より燃焼をより激しくすることができ、延いては、より燃焼効率を高めることができる。
【0031】
請求項3の焼却炉によれば、焼却炉本体の底部近傍に廃油又は廃液を供給し得るので、焼却炉本体の底部の温度が低くなろうとしたとき、或いは点火のときにその近傍に廃油又は廃液を供給してその部分の燃焼を激しくしてより迅速に目標温度に達するようにすることができる。
【0032】
請求項4の焼却炉によれば、焼却炉本体から排出される廃ガスを利用し、スターリングエンジンを用いて発電機により発電するので、焼却により生じたエネルギーから電力を得ることができ、延いては、焼却により生じたエネルギーをより有効に活用することが可能になる。
【0033】
請求項5の焼却炉によれば、被焼却物搬送路から被焼却物供給路の一部に供給された被焼却物を被焼却物供給機構により焼却炉本体内底面上に供給することができ、その供給が容易であるのみならず、その供給を被焼却物の焼却状態でも行うようにすることが可能になる。
依って、焼却を中断することなく継続することができ、従来におけるように、焼却の中断による焼却温度の低下、その低下による有害物質、例えばダイオキシン等の発生、及び焼却効率の低下が生じるという問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明焼却炉の第1の実施の形態例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
100・・・焼却炉本体、102・・・被焼却物搬送路、
104・・・被焼却物、106被焼却物供給路、
108、110、112・・・被焼却物供給機構、124・・・ボイラー、
130、130a、132、134・・・スチーム通路、
140・・・スチームタービン、144・・・スターリングエンジン、
142、148・・・発電機、158・・・高酸素組成空気発生機、
160・・・水素発生機、162・・・廃油又は廃液供給部。
Claims (5)
- 酸素組成比の高い空気を発生する高酸素組成空気発生機を備え、
上記高酸素組成空気発生機から発生した酸素組成比の高い空気を焼却炉本体に供給するようにしてなる
ことを特徴とする焼却炉。 - 水素発生機を備え、
上記水素発生機から発生した水素を焼却炉本体に供給するようにしてなる
ことを特徴とする焼却炉。 - 焼却炉本体の底部近傍に廃油又は廃液を供給しうるようにしてなる
ことを特徴とする請求項1又は2記載の焼却炉。 - 焼却炉本体から排出される廃ガスにより駆動されるスターリングエンジンと、
上記スターリングエンジンにより駆動される発電機と、
を備えた
ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の焼却炉。 - 焼却炉本体の下部に設けられた、該本体内底面に被焼却物を搬送する被焼却物搬送路と、
上記被焼却物搬送路の一部に被焼却物を供給する被焼却物供給路と、
上記被焼却物搬送路内にて、上記被焼却物供給路により供給された被焼却物を上記焼却炉本体内底面上に移動する被焼却物供給機構と、
を有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の焼却炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000019A JP2004211976A (ja) | 2003-01-06 | 2003-01-06 | 焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003000019A JP2004211976A (ja) | 2003-01-06 | 2003-01-06 | 焼却炉 |
Publications (1)
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JP2004211976A true JP2004211976A (ja) | 2004-07-29 |
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ID=32818476
Family Applications (1)
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JP2003000019A Pending JP2004211976A (ja) | 2003-01-06 | 2003-01-06 | 焼却炉 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004211976A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113293399A (zh) * | 2021-05-12 | 2021-08-24 | 朱荣飞 | 一种基于干湿分离的发电机用风向标 |
-
2003
- 2003-01-06 JP JP2003000019A patent/JP2004211976A/ja active Pending
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