JP2004211719A - Flow control mechanism - Google Patents

Flow control mechanism Download PDF

Info

Publication number
JP2004211719A
JP2004211719A JP2002378591A JP2002378591A JP2004211719A JP 2004211719 A JP2004211719 A JP 2004211719A JP 2002378591 A JP2002378591 A JP 2002378591A JP 2002378591 A JP2002378591 A JP 2002378591A JP 2004211719 A JP2004211719 A JP 2004211719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orifice
hole
packing
control mechanism
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002378591A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP4241033B2 (en
Inventor
So Sato
創 佐藤
Masamitsu Takeuchi
真実 竹内
Motoki Mizushima
基紀 水島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002378591A priority Critical patent/JP4241033B2/en
Publication of JP2004211719A publication Critical patent/JP2004211719A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4241033B2 publication Critical patent/JP4241033B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a flow control mechanism for effectively restricting the flow rate of fluid even when it has a limited length. <P>SOLUTION: A multistage orifice 1 consists of a plurality of orifice members 14A, 14B, 14C having orifice holes and a plurality of packings (a center packing 18A and end packings 18B, 18C), which are provided alternately ranging into an oil return passage 10. The center packing 18A has a center packing hole communicating the orifice holes with one another to form ranging direction flow paths 30a, 30b, 30c. The end packings 18B, 18C have an end packing hole and a return packing hole communicating the downstream end of one ranging direction flow path 30a with the upstream end of the other ranging direction flow path 30b adjacent thereto, respectively. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば給水管や給油管等を流れる流体の流量を制御する流体制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば給水管や給油管等の流体の流路内で流量を制御する流量制御機構として、弁やオリフィス等が知られている。
特に、流量を絞って調整する場合には、従来から簡単な構造で流量を絞ることができるオリフィスがよく用いられている。
【0003】
上記のオリフィスは、平板に設けられた小孔を流体が通過する際の圧力損失を利用して流量を絞る構成となっている。この圧力損失の効果を向上させるため、複数のオリフィス部材が流路方向に連設されて構成されている多段オリフィスが使用される(例えば、特許文献1、2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実開平4−25094号公報(第1図、第6図)
【特許文献2】
特開平9−292087号公報(第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の多段オリフィスは、給水管や給油管内の長さ寸法の制約を受けるため、複数のオリフィス部材と、これらオリフィス部材を適切な間隔をもって支持するパッキンとを連設させる個数が制限される。そのため、絞り量によっては、オリフィス部材を複数個挿入しても十分な絞り量を得ることが困難となる場合があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、限られた長さ寸法であっても流体の流量を効果的に絞ることができる流体制御機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明は、オリフィス孔を有するオリフィス部材と、パッキン孔を有するパッキンとが取付対象物の貫通孔内に交互に連設され、前記オリフィス孔と前記パッキン孔とが連通されて流体の流路が形成される流量制御機構であって、前記オリフィス部材には、複数のオリフィス孔が形成され、複数の前記オリフィス部材の間に配設される前記パッキンは、前記連設方向に隣接する一つの前記オリフィス孔をそれぞれ連通させて連設方向流路を複数形成する複数の前記パッキン孔を有し、複数の前記オリフィス部材の両端に配設される前記パッキンは、一つの前記連設方向流路の下流端と隣接する他の前記連設方向流路の上流端とを連通させる折返し用パッキン孔を有し、複数の前記連設方向流路を一つの流路として連通させていることを特徴とする。
【0008】
この流量制御機構では、複数の連設方向流路が折返されて一つの流路として連通されているので、より長い流体の流路長をより多数のオリフィス孔を介して確保でき、圧力損失量を増加させることができる。
【0009】
本発明は、オリフィス孔を有するオリフィス部材と、パッキン孔を有するパッキンとが取付対象物の貫通孔内に交互に連設され、前記オリフィス孔と前記パッキン孔とが連通されて流体の流路が形成される流量制御機構であって、前記パッキンには、複数のパッキン孔が形成され、上流側の前記オリフィス孔に連通する一つの前記パッキン孔と、下流側の前記オリフィス孔に連通する他の前記パッキン孔を、直接又はさらに異なる別のパッキン孔を介して連通させるパッキン内微細孔又はパッキン孔毛細管路を備えていることを特徴とする。
【0010】
この流量制御機構では、パッキンにパッキン孔と、パッキン内微細孔又はパッキン孔毛細管路とが設けられているので、パッキン自体でもより長い流体の流路長を確保でき、圧力損失量を増加させることができる。
【0011】
本発明は、請求項1又は2記載の流量制御機構であって、前記オリフィス部材及び前記パッキンは、それぞれ外周部に位置決め用の部材側凹部又は部材側凸部が形成され、前記取付対象物の貫通孔には、該貫通孔内周面に前記部材側凹部又は部材側凸部に係合する孔側凸部又は孔側凹部が形成されていることを特徴とする。
【0012】
この流量制御機構には、オリフィス部材及びパッキンに凹部又は凸部が形成され、これら凹部又は凸部に係合する凸部又は凹部が取付対象物の貫通孔内周面に形成されているので、両者が係合されることによって、組立て時にオリフィス部材及びパッキンを位置決めしやすい。
【0013】
本発明は、請求項1から3の何れかに記載の流量制御機構であって、少なくとも一つの前記オリフィス部材の上流側の前記流体の流路内に前記オリフィス孔の径よりも小さい網目のメッシュ部材が配設されていることを特徴とする。
【0014】
この流量制御機構は、オリフィス部材の上流側にオリフィス孔の径よりも小さい網目のメッシュ部材が配設されているので、流量制御機構に流入しようとする異物がメッシュで除去されて、オリフィス孔に異物が詰まるのが抑制される。
【0015】
本発明は、請求項1から4の何れかに記載の流量制御機構であって、前記オリフィス部材と前記パッキンとが内部貫通孔に連設されて構成されるプラグ部材を備え、該プラグ部材を前記取付対象物の前記貫通孔に着脱させる着脱機構を備えていることを特徴とする。
【0016】
この流量制御機構は、プラグ部材を備え、このプラグ部材を取付対象物の貫通孔に着脱させる着脱機構を備えているので、流量制御量の変更が生じた場合やメンテナンス等で、容易に取外しや取換えが可能になる。
【0017】
本発明は、請求項5記載の流量制御機構であって、前記着脱機構は、前記プラグ部材の外周面に形成された雄ねじ部と、前記取付対象物の前記貫通孔内面に形成されて前記雄ねじ部と螺合される雌ねじ部とで構成されていることを特徴とする。
【0018】
この流量制御機構は、プラグ部材面には雄ねじ部が形成され、取付対象物の貫通孔内面には雌ねじ部が形成されているので、オリフィス部材とパッキンとを組立後にねじ方式によって取付対象物に容易に着脱させることができる。
【0019】
本発明は、流入部と流出部とを連通する内部流路に複数のオリフィス孔を有するオリフィス部材を備える流量制御機構であって、
前記オリフィス孔を形成するオリフィス部材が、前記内部流路に折り返し流路を形成する折り返し部の壁を構成し、該折り返し部と前記オリフィス孔とが連通されていることを特徴とする。
【0020】
この流量制御機構は、内部流路の折り返し流路を形成する折り返し部とオリフィス孔とが連通される構成となっているので、限られた空間内で複数のオリフィスを設けることができ、ひいては、流量制御を微細に行うことを可能とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1から図5は本発明の第1の実施形態を示す。
図1は、本実施形態に係る多段オリフィス(流量制御機構)の一例を示す概略断面図であり、この多段オリフィス1を用いた流量制御機構としては、例えば、図2に示すスクロール型圧縮機(取付対象物)2の潤滑油量制御機構が挙げられる。
【0022】
上記スクロール型圧縮機2は、筒形状のハウジング3と、回転軸4を介してハウジング3内部に配設されたスクロール型圧縮機構5とを備えている。ハウジング3には、作動流体を吸入する吸入口6と、スクロール型圧縮機構5で圧縮された冷媒が吐出される吐出口7とが設けられている。また、ハウジング3には、冷媒に混入した潤滑油を冷媒から遠心分離させる油分離機構8と、油分離機構8から分離された潤滑油が貯留する油溜室9とが設けられている。さらに、油溜室9からスクロール型圧縮機構5へ潤滑油(流体)を流通させる油戻し通路(貫通孔)10が形成されている。多段オリフィス1は、この油戻し通路10内に配設され、油溜室9からスクロール型圧縮機構5へ供給する油量を調節する。なお、油量を調整された油は、流量制御機構の流出部として機能する排出孔10aから流出する。
【0023】
ここで、図1に示したように、多段オリフィス1は、オリフィス孔12を有する複数のオリフィス部材14A,14B,14Cと、複数のパッキン(中央部パッキン18A、端部パッキン18B,18C)とから構成される。オリフィス部材14A,14B,14Cとパッキン18A,18B,18Cは、油戻し通路10内に交互に連設され、止め輪24によって固定されている。なお、止め輪24には流入孔24aが形成されており、この流入孔24aが流量制御機構の流入部として機能するとともに、広義には最初のオリフィス機構を形成するオリフィス部材としても機能する。
【0024】
多段オリフィス1の内部において連設される要素となり複数のオリフィス機構を形成する、オリフィス部材14A,14B,14Cには、図3に示すように3個のオリフィス孔12a,12b,12cが形成されている。さらに、同じく連設される要素なる中央部パッキン18Aには、図4に示すように、連設方向に互いに対向するオリフィス部材14A,14B,14Cの各オリフィス孔12a,12b,12cをそれぞれ連通させて連設方向流路30a,30b,30c(図1参照)を形成する中央部パッキン孔18a,18b,18cが設けられている。また、端部パッキン18B,18Cには、図5に示すように、端部パッキン孔18dと、一つの連設方向流路30aの下流端(オリフィス部材14Cのオリフィス孔12a)と隣接する他の連設方向流路30bの上流端(オリフィス部材14Cのオリフィス孔12b)とを連通させる折返し用パッキン孔18eとが設けられている。
【0025】
この折返し用パッキン孔18eによって、連設方向流路30a,30b,30cは一つの流路として連通し、これにより、多段オリフィス1内部において、流量制御対象媒体となる油が流れる内部流路が連設方向に対して2回折り返される構成が提供される。より詳細には、オリフィス部材14A,14Cとパッキン孔18eとが流路折り返し部を形成する。
【0026】
以下、多段オリフィス1における流量制御の一例として、必要とされる油量に応じたオリフィス部材のオリフィス孔の流路面積及び枚数の決め方について説明する。ここで、必要とされる油量は、スクロール型圧縮機構5側における潤滑油の供給条件(圧力、流量等)から決定されることになるが、流量制御後の油量は、下記数式(1)で導かれる。
なお、この数式(1)において、Qは制御後油量、αは流量係数、Aはオリフィス孔の流路面積、△Pはオリフィス孔を通過する際に生じる圧力損失、ρは潤滑油の密度、Nはオリフィス部材の枚数である。
【0027】
【数1】

Figure 2004211719
【0028】
上記数式(1)において、油量Qを得るには、流路面積Aを小さくするか、または、オリフィス部材の枚数Nを多くするかの方法がある。流路面積Aを小さくすることは、加工上の限界があるので、オリフィス部材の枚数Nが油量Qから決定される。このため、内部流路を折返す構造とすることにより、一のオリフィス部材が複数のオリフィスを形成することができるので、高圧側からの油供給であっても確実かつ細密に油の戻し量を設定することが可能となる。
【0029】
次に、上記の構成からなる本実施形態の多段オリフィス1による流体制御方法について説明する。
油戻し通路10に導入された潤滑油は、流入孔24aから流入し、端部パッキン18Bの端部パッキン孔18dを通って、この孔と孔軸を同一とするオリフィス孔12aと中央部パッキン孔18aとから形成される連設方向流路30aを通過して、端部パッキン18Cの端部パッキン孔18dに至る。この間、潤滑油量は、3個のオリフィス孔12aを通過するときに数式(1)に従って調整される。
【0030】
続いて、潤滑油の流れが折返し用パッキン孔18eで折返されて、オリフィス孔12bとこの孔軸を同一とする中央部パッキン孔18bとからなる連設方向流路30bを逆方向に通過して、再び端部パッキン18Bに至る。この間も同様に、潤滑油量は、3個のオリフィス孔12bを通過することになって、数式(1)に従って潤滑油量が調整される。
【0031】
さらに、潤滑油の流れが折返し用パッキン孔18eで折返されて、オリフィス孔12cとこの孔軸を同一とする中央部パッキン孔18cとからなる連設方向流路30cを逆方向に通過して、再び端部パッキン18Cに至る。この間も同様に、潤滑油量は、3個のオリフィス孔12cを通過することになって、数式(1)に従って潤滑油量が調整される。
【0032】
このようにして、潤滑油量は、オリフィス孔を一つだけ有するオリフィス部材が連設された多段オリフィスに比べて、連設方向流路30a,30b,30cからなる長さを有する流路によってΔPの値が相対的に大きくなるので、大きな絞り量が得られる。
【0033】
上記の多段オリフィス1によれば、スクロール型圧縮機を小型化したことに起因してスクロール部分の幅が小さくなり、油戻し通路がその長さを十分に確保できない場合であっても、油戻し通路10を流通する潤滑油量の絞り機能を向上させることができる。
【0034】
なお、オリフィス部材14A,14B,14C、中央部パッキン18A及び端部パッキン18B,18Cの形状は上述に示す場合に限定されるものではなく、図6に示すオリフィス部材14D、図7に示す中央部パッキン18D、図8に示す端部パッキン18E,18Fの形状のものを使用しても、多段オリフィス1内部において折り返し流路を形成することができ、油量制御においては同等の作用・効果が得られる。
【0035】
なお、図3、図4、図5に示したように縦長小判型のオリフィス14A,14B,14Cおよびパッキン18A,18B,18Cを用いた場合には、内部流路の折り返し部を形成する端部パッキン18B,18Cの上下方向のみ注意して取り付けるだけで、多段オリフィス1を簡易に形成できるという利点がある。
【0036】
一方、図6、図7、図8に示したように円形のオリフィス14Dおよびパッキン18D,18E,18Fを用いた場合には、取付対象物の設置方向による影響をより少なくすることができるので、多段オリフィス1を容易に形成できるという利点がある。
【0037】
次に、本発明に係る第2の実施形態について、図9を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0038】
第2の実施形態と上記第1の実施形態との異なる点は、多段オリフィス1内部での折り返し流路を第1の実施形態では連設方向、すなわち流入部から流出部へ向かう方向に沿って形成したのに対し、本実施形態では、連設方向に対して交差する方向に流路を形成した点である。
【0039】
より具体的には、第1の実施形態では1つのオリフィス部材に複数のオリフィス孔が設けられ、連接された複数のオリフィス部材の連設方向に孔軸を同じとするオリフィス孔を連設させて連設方向流路が形成されているのに対し、第2の実施形態では、多段オリフィス35のオリフィス部材40A,40B,40C,40Dに一つのオリフィス孔12を設け、中央部パッキン42に、4つの中央部パッキン孔44a,44b,44c,44dと、これらを連通させるパッキン内微細孔46a,46b,46cとを設け、パッキン内にもオリフィス機能を備えた点である。
【0040】
すなわち、図9に示すように、本実施形態は、中央部パッキン42が、上流側に対向して配設されたオリフィス孔12に連通する一つの中央部パッキン孔44aから、下流側に隣接して配設された他のオリフィス孔12に連通する他の中央部パッキン孔44dまでを、中央部パッキン孔44b,44cを介して連通させるパッキン内微細孔46a,46b,46cとを備える。これらのオリフィス部材40A,40B,40C,40Dと中央部パッキン42とは、油戻し通路10内に連設されている。
【0041】
次に、上記の構成からなる本実施形態の多段オリフィス35による流体制御方法について説明する。
図9(a)に示すオリフィス部材40Aを通過した潤滑油が、図9(b)に示す一つ目の中央部パッキン42の中央部パッキン孔44aに導入されると、パッキン内微細孔46aを介して隣接する中央部パッキン孔44bに至る。続いてパッキン内微細孔46b,46cを介して、それぞれ中央部パッキン孔44c,44dに潤滑油が至って排出され、図9(c)に示す下流側のオリフィス部材40Bに至り、オリフィス孔12を貫通する。続いて図9(d)に示す中央部パッキン42内でも上述のように潤滑油がパッキン内を循環し、中央部パッキン孔44dから排出される。
【0042】
上述の潤滑油が、図9(e)に示すオリフィス部材40Cに至ると同様の流れによって、図9(f)に示す中央部パッキン42内を循環し、図9(g)に示すオリフィス部材40Dのオリフィス孔12を貫通して排出される。
【0043】
上記の多段オリフィス35によれば、オリフィス部材40A,40B,40C,40Dが備えるオリフィス孔12と当該オリフィス孔12が開口する空間となる中央部パッキン42が備えるパッキン孔44aとによりオリフィス機構が形成される。また、オリフィス部材40A,40B,40C,40Dの壁面(表面)が中央部パッキン42を挟持することにより形成されるパッキン内微細孔46a,46b,46cと当該微細孔46a,46b,46cが開口する空間となるパッキン孔44b,44c,44dとによってもオリフィス機構が形成され、両者をあわせたオリフィス機構を備える構成が実現される。
【0044】
そして、本実施形態では略直交するようになるが、連設方向に交差するように多段オリフィス35内部に折り返し流路を形成するべく、パッキン内微細孔46a,46b,46cもオリフィスとしての機能を有することになるので、油戻し通路10の長さを変えなくても流通する流量の絞り機能を向上させることができる。具体的には、オリフィス部材40A,40B,40C,40Dに中央部パッキン42が挟持されて形成されるパッキン孔44b,44cとパッキン内微細孔46bが流路折り返し部として機能する。
【0045】
次に、本発明に係る第3の実施形態について、図10、図11を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0046】
第3の実施形態と第2の実施形態との異なる点は、第2の実施形態では、中央部パッキンにパッキン内微細孔を設けてパッキンにオリフィス機能を付加しているのに対して、第3の実施形態の多段オリフィス48では、図10に示すように油戻し通路10内に配設された中央部パッキン50A,50Bが、図11に示すように中央部パッキン孔52a,52bを直接連通させるパッキン内毛細管54を備え、流路折り返し部を形成するとともにパッキンにキャピラリ機能を付加している点である。
【0047】
ここで、中央部パッキン孔52aは、上流側に隣接して配設されているオリフィス孔12に連通するように配設され、中央部パッキン孔52bは、下流側に隣接して配設されている他のオリフィス孔12に連通するように配設されている。これらオリフィス部材40A,40B,40Cと、中央部パッキン50A,50Bとともに、1つの端部パッキン孔58aを有する端部パッキン58A,58Bが多段オリフィス48の両端部に配設されている。
【0048】
上記の構成からなる多段オリフィス48において、潤滑油が図11(a)に示すオリフィス部材40Aのオリフィス孔12から図11(b)に示す中央部パッキン50Aの中央部パッキン孔52aに流れると、パッキン内毛細管路54を流通して他の中央部パッキン孔52bに至って排出される。その後、図11(c)に示す下流側の他のオリフィス部材40Bに至りオリフィス孔12を貫通する。同様に図11(d)に示す中央部パッキン50B、図11(e)に示すオリフィス部材40Cを流通する。
【0049】
この多段オリフィス48によれば、パッキン内毛細管54がキャピラリとしての機能を有することになるので、油戻し通路10の長さを変えなくても流通する流量の絞り機能を向上させることができる。
【0050】
次に、本発明に係る第4の実施形態について、図12を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0051】
第4の実施形態と上記第3の実施形態との異なる点は、第4の実施形態における多段オリフィス60は、図12(a)及び(b)に示すように、外周部に位置決め用の凸部(部材側凸部)62a,64aがそれぞれ形成されたオリフィス部材62と、パッキン64とを備えている点である。
また、油戻し通路66の内周部には、凸部62a,64aとそれぞれ係合する位置決め用の凹部(孔側凹部)66aが形成されている。
【0052】
上記の構成からなる多段オリフィス60は、油戻し通路66内での組立て時に、オリフィス部材62とパッキン64の凸部62a,64aを、油戻し通路66の凹部66に係合させることによって組み立てられる。
【0053】
この多段オリフィス60によれば、オリフィス部材やパッキンの組立時に特別な道具を使用することなく、容易に油戻し通路内に位置決めして配設することができるので、組立作業性が向上する。
【0054】
なお、上記実施の形態では、オリフィス部材やパッキン側に位置決め用の凸部が設けられているが、オリフィス部材やパッキン側が凹部であって、油戻し通路側が凸部であっても、上記と同様の作用・効果を得ることができる。
また、上記第1から第3実施形態の何れかに、上述の凹部及び凸部形状を適用しても構わない。
【0055】
次に、本発明に係る第5の実施形態について、図13を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0056】
第5の実施形態と第3の実施形態との異なる点は、多段オリフィス70が、オリフィス部材40A,40B,40Cの上流側の流路内に配設されオリフィス孔12の径よりも小さい網目から構成されているフィルタ(メッシュ部材)72を備えていることである。
【0057】
上記の構成からなる多段オリフィス70においては、潤滑油内に異物等が混入していてもフィルタ74の網目でせき止められるので、下流側に異物が流がれず、オリフィス孔12が異物によって塞がれることを抑制することができる。
【0058】
したがって、この多段オリフィス70によれば、潤滑油が必要とされる部分に、安定した潤滑油量とともに異物が抑えられた潤滑油を提供することができる。
【0059】
次に、本発明に係る第6の実施形態について、図14を参照して説明する。
なお、以下の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0060】
第6の実施形態と第3の実施形態との異なる点は、第3の実施形態では単に油戻し通路10内にオリフィス部材40A,40B,40Cと中央部パッキン50A,50B及び端部パッキン58A,58Bが挿入されているのに対し、第6の実施形態の多段オリフィス75が、内部が貫通されたプラグ部材80内に、オリフィス部材40A,40B,40Cと中央部パッキン50A,50B及び端部パッキン58A,58Bとが交互に連設されて構成され、油戻し通路82内にねじ止めされている点である。
すなわち、本実施形態のプラグ部材80には、外周面に雄ねじ部(着脱機構)84が形成され、油戻し通路82内面には、雄ねじ部84と螺合される雌ねじ部(着脱機構)86が形成されている。
【0061】
上記の構成からなる多段オリフィス75は、あらかじめプラグ部材80内に複数個のオリフィス部材40A,40B,40Cと中央部パッキン50A,50B,及び端部パッキン58A,58Bとが配設された後、油戻し通路82内の雌ねじ部86に雄ねじ部84とを螺着させて組み立てられる。すなわち、プラグ部材80の雄ねじ部84と油戻し通路82の雌ねじ部86とは、着脱機構として機能する。
【0062】
この多段オリフィス75によれば、取付対象物とは別に組み立てられるので、取扱性や組立性が向上するとともに、取外し可能となるためメンテナンス性も向上する。なお、取付対象物としては、スクロール型圧縮機に限られず、ロータリ型、スクリュー型、遠心型などの圧縮機や、さらには、アクチュエータなど圧縮機以外の潤滑油量制御を行う機械などが挙げられる。また、水量調節を必要とする配管内部への使用しても好適に機能するものである。
【0063】
【発明の効果】
以上説明した本発明の流量制御機構においては以下の効果を奏する。
本発明は、複数のオリフィスを備える流量制御機構の内部流路を折り返す構成としたので、流量制御機構を設けるためのスペースが少なくても好適に流量制御のためのオリフィス数を確保できる。
【0064】
さらに、本発明は、パッキンに折返し用パッキン孔を備え、複数の連設方向流路が折返されて一つの流路として連通されている。また、本発明は、パッキンにパッキン孔と、パッキン内微細孔又はパッキン孔毛細管路とが設けられているので、より長い流体の流路長を確保でき、圧力損失量を増加させることができる。
【0065】
したがって、これらの本発明によれば、流量制御機構を小型化でき、流路長さ寸法の制約を受ける部位にも取付できる。特に、冷凍空調用圧縮機の油戻し通路に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における多段オリフィスを示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のスクロール型圧縮機の要部を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の多段オリフィスにおけるオリフィス部材を示す平面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の多段オリフィスにおける中央部パッキンを示す平面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の多段オリフィスにおける端部パッキンを示す平面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるオリフィス部材の他の例を示す平面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における中央部パッキンの他の例を示す平面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態における端部パッキンの他の例を示す平面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の多段オリフィスにおけるオリフィス部材とパッキンとを上流側から連設順に示す平面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態の多段オリフィスを示す断面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態の多段オリフィスにおけるオリフィス部材とパッキンとを上流側から連設順に示す平面図である。
【図12】本発明の第4の実施形態において取付状態の多段オリフィスにおけるオリフィス部材とパッキンを示す軸方向に直交した方向の断面図である。
【図13】本発明の第5の実施形態の多段オリフィスを示す断面図である。
【図14】本発明の第6の実施形態の多段オリフィスを示す断面図である。
【符号の説明】
1、35、48、60、70、75 多段オリフィス(流量制御機構)
2 スクロール型圧縮機(取付対象物)
10、66、82 油戻し通路(貫通孔)
12a、12b、12c オリフィス孔
14A、14B、14C、40A、40B、40C、40D、62 オリフィス部材
18A、50A、50B 中央部パッキン(パッキン)
18B、18C、18E、18F、58A、58B 端部パッキン(パッキン)
18a、18b、18c、44a、44b、44c、44d 中央部パッキン孔(パッキン孔)
18d、58a 端部パッキン孔(パッキン孔)
18e 折返し用パッキン孔(パッキン孔)
30a、30b、30c 連設方向流路
46a、46b、46c パッキン内微細孔
54 パッキン内毛細管路
62a、64a 凸部(部材側凸部)
64 パッキン
66a 凹部(孔側凹部)
72 フィルタ(メッシュ部材)
80 プラグ部材
84 雄ねじ部(着脱機構)
86 雌ねじ部(着脱機構)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fluid control mechanism for controlling a flow rate of a fluid flowing through a water supply pipe, an oil supply pipe, or the like.
[0002]
[Prior art]
For example, a valve, an orifice, or the like is known as a flow rate control mechanism that controls a flow rate in a fluid flow path such as a water supply pipe or an oil supply pipe.
In particular, when the flow rate is adjusted by reducing the flow rate, an orifice capable of reducing the flow rate with a simple structure has been often used.
[0003]
The orifice is configured to reduce a flow rate by utilizing a pressure loss when a fluid passes through a small hole provided in a flat plate. In order to improve the effect of the pressure loss, a multi-stage orifice having a plurality of orifice members connected in the flow direction is used (for example, see Patent Documents 1 and 2).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-25094 (FIGS. 1 and 6)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-292087 (FIG. 1)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional multistage orifice, the length of the water supply pipe or the oil supply pipe is restricted, so that the number of the plurality of orifice members and packings that support the orifice members at appropriate intervals is limited. You. For this reason, depending on the throttle amount, it may be difficult to obtain a sufficient throttle amount even when a plurality of orifice members are inserted.
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is an object of the present invention to provide a fluid control mechanism capable of effectively reducing the flow rate of a fluid even with a limited length.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention employs the following means in order to solve the above problems.
According to the present invention, an orifice member having an orifice hole and a packing having a packing hole are alternately provided in a through hole of an object to be mounted, and the orifice hole and the packing hole are connected to each other to form a fluid flow path. In the formed flow control mechanism, a plurality of orifice holes are formed in the orifice member, and the packing disposed between the plurality of orifice members is one of the ones adjacent in the connecting direction. It has a plurality of the packing holes that form a plurality of continuous direction flow paths by respectively communicating the orifice holes, and the packing disposed at both ends of the plurality of orifice members is one of the continuous direction flow paths. It has a folded packing hole for communicating the downstream end with the upstream end of the other adjacent connection direction flow path, and a plurality of the connection direction flow paths are communicated as one flow path. That.
[0008]
In this flow rate control mechanism, since a plurality of continuous direction flow paths are folded and communicated as one flow path, a longer flow path length of the fluid can be secured through a larger number of orifice holes, and the pressure loss amount Can be increased.
[0009]
According to the present invention, an orifice member having an orifice hole and a packing having a packing hole are alternately provided in a through hole of an object to be mounted, and the orifice hole and the packing hole are connected to each other to form a fluid flow path. A flow control mechanism to be formed, wherein a plurality of packing holes are formed in the packing, one packing hole communicating with the orifice hole on the upstream side, and another packing hole communicating with the orifice hole on the downstream side. It is characterized in that a micro hole in the packing or a packing hole capillary channel which connects the packing hole directly or through another different packing hole is provided.
[0010]
In this flow rate control mechanism, since the packing is provided with the packing hole and the fine hole in the packing or the capillary hole of the packing hole, the packing itself can secure a longer fluid flow path length and increase the pressure loss amount. Can be.
[0011]
The present invention is the flow rate control mechanism according to claim 1 or 2, wherein the orifice member and the packing each have a positioning member-side concave portion or a member-side convex portion formed on an outer peripheral portion thereof, and In the through hole, a hole-side convex portion or a hole-side concave portion that engages with the member-side concave portion or the member-side convex portion is formed on an inner peripheral surface of the through hole.
[0012]
In this flow rate control mechanism, a concave portion or a convex portion is formed in the orifice member and the packing, and a convex portion or a concave portion engaging with the concave portion or the convex portion is formed on the inner peripheral surface of the through hole of the mounting object. The engagement between the two makes it easy to position the orifice member and the packing during assembly.
[0013]
The present invention is the flow control mechanism according to any one of claims 1 to 3, wherein a mesh of a mesh smaller than a diameter of the orifice hole in a flow path of the fluid upstream of at least one orifice member. A member is provided.
[0014]
In this flow control mechanism, since a mesh member having a mesh smaller than the diameter of the orifice hole is disposed on the upstream side of the orifice member, foreign matter that is going to flow into the flow control mechanism is removed by the mesh and the orifice hole is removed. Clogging of foreign matter is suppressed.
[0015]
The present invention is the flow rate control mechanism according to any one of claims 1 to 4, further comprising a plug member formed by connecting the orifice member and the packing to an internal through-hole, An attachment / detachment mechanism for attaching / detaching to / from the through hole of the attachment target is provided.
[0016]
The flow rate control mechanism includes a plug member and an attachment / detachment mechanism for attaching / detaching the plug member to / from the through-hole of the object to be attached. Therefore, when the flow rate control amount is changed or when maintenance is performed, it can be easily removed. Replacement becomes possible.
[0017]
The present invention is the flow rate control mechanism according to claim 5, wherein the attachment / detachment mechanism includes a male screw portion formed on an outer peripheral surface of the plug member, and the male screw portion formed on an inner surface of the through hole of the mounting object. And a female screw part to be screwed.
[0018]
In this flow rate control mechanism, a male screw portion is formed on the plug member surface, and a female screw portion is formed on the inner surface of the through hole of the mounting object, so that the orifice member and the packing are assembled to the mounting object by a screw method after assembly. It can be easily attached and detached.
[0019]
The present invention is a flow control mechanism including an orifice member having a plurality of orifice holes in an internal flow path communicating an inflow portion and an outflow portion,
The orifice member forming the orifice hole forms a wall of a folded portion forming a folded flow passage in the internal flow passage, and the folded portion and the orifice hole communicate with each other.
[0020]
This flow rate control mechanism has a configuration in which the folded portion forming the folded flow path of the internal flow path and the orifice hole communicate with each other, so that a plurality of orifices can be provided in a limited space, and It is possible to finely control the flow rate.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 5 show a first embodiment of the present invention.
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view illustrating an example of a multi-stage orifice (flow control mechanism) according to the present embodiment. As a flow control mechanism using the multi-stage orifice 1, for example, a scroll compressor (FIG. The lubricating oil amount control mechanism of the object 2 to be mounted.
[0022]
The scroll compressor 2 includes a cylindrical housing 3 and a scroll compression mechanism 5 disposed inside the housing 3 via a rotary shaft 4. The housing 3 is provided with a suction port 6 for sucking the working fluid and a discharge port 7 for discharging the refrigerant compressed by the scroll-type compression mechanism 5. Further, the housing 3 is provided with an oil separation mechanism 8 for centrifugally separating the lubricating oil mixed in the refrigerant from the refrigerant, and an oil reservoir 9 for storing the lubricating oil separated from the oil separation mechanism 8. Further, an oil return passage (through-hole) 10 for flowing lubricating oil (fluid) from the oil reservoir 9 to the scroll-type compression mechanism 5 is formed. The multi-stage orifice 1 is provided in the oil return passage 10 and adjusts the amount of oil supplied from the oil reservoir 9 to the scroll-type compression mechanism 5. The oil whose oil amount has been adjusted flows out from the discharge hole 10a functioning as an outflow portion of the flow control mechanism.
[0023]
Here, as shown in FIG. 1, the multi-stage orifice 1 is composed of a plurality of orifice members 14A, 14B, 14C having orifice holes 12 and a plurality of packings (central packing 18A, end packings 18B, 18C). Be composed. The orifice members 14A, 14B, 14C and the packings 18A, 18B, 18C are alternately provided in the oil return passage 10 and are fixed by a retaining ring 24. An inflow hole 24a is formed in the retaining ring 24. The inflow hole 24a functions as an inflow portion of the flow control mechanism and also functions as an orifice member forming the first orifice mechanism in a broad sense.
[0024]
As shown in FIG. 3, three orifice holes 12a, 12b, and 12c are formed in the orifice members 14A, 14B, and 14C, which become elements connected in the multistage orifice 1 and form a plurality of orifice mechanisms. I have. Further, as shown in FIG. 4, the orifice holes 12a, 12b, and 12c of the orifice members 14A, 14B, and 14C that face each other in the connecting direction are respectively connected to the central packing 18A, which is also a connected element. The central packing holes 18a, 18b, 18c which form the continuous direction flow paths 30a, 30b, 30c (see FIG. 1) are provided. As shown in FIG. 5, the end packings 18B and 18C have the end packing holes 18d and the other end adjacent to the downstream end of one continuous direction flow path 30a (the orifice hole 12a of the orifice member 14C). A return packing hole 18e is provided for communicating with the upstream end (orifice hole 12b of the orifice member 14C) of the continuous direction flow path 30b.
[0025]
By the folded packing hole 18e, the continuous direction flow paths 30a, 30b, and 30c communicate as one flow path, whereby the internal flow path through which the oil serving as the flow control target medium flows inside the multistage orifice 1. A configuration is provided that is folded twice with respect to the setting direction. More specifically, the orifice members 14A and 14C and the packing hole 18e form a flow path folded portion.
[0026]
Hereinafter, as an example of the flow rate control in the multistage orifice 1, a method of determining the flow path area and the number of orifice holes of the orifice member according to the required oil amount will be described. Here, the required oil amount is determined from the lubricating oil supply conditions (pressure, flow rate, etc.) on the scroll-type compression mechanism 5 side. ).
In this equation (1), Q is the oil amount after control, α is the flow coefficient, A is the flow path area of the orifice hole, ΔP is the pressure loss generated when passing through the orifice hole, and ρ is the density of the lubricating oil. , N is the number of orifice members.
[0027]
(Equation 1)
Figure 2004211719
[0028]
In the above formula (1), to obtain the oil amount Q, there is a method of reducing the flow path area A or increasing the number N of the orifice members. Since reducing the flow path area A has a processing limit, the number N of orifice members is determined from the oil amount Q. For this reason, by employing a structure in which the internal flow path is turned back, one orifice member can form a plurality of orifices. It can be set.
[0029]
Next, a fluid control method using the multi-stage orifice 1 of the present embodiment having the above-described configuration will be described.
The lubricating oil introduced into the oil return passage 10 flows from the inflow hole 24a, passes through the end packing hole 18d of the end packing 18B, and the orifice hole 12a having the same hole axis as the hole and the central packing hole. 18A, and passes through the continuous direction flow path 30a formed from the end packing 18C and reaches the end packing hole 18d of the end packing 18C. During this time, the amount of the lubricating oil is adjusted according to equation (1) when passing through the three orifice holes 12a.
[0030]
Subsequently, the flow of the lubricating oil is folded back at the folding packing hole 18e, and passes through the continuous direction flow path 30b formed of the orifice hole 12b and the central packing hole 18b having the same hole axis in the reverse direction. Again to the end packing 18B. During this time, similarly, the amount of the lubricating oil passes through the three orifice holes 12b, and the amount of the lubricating oil is adjusted according to the equation (1).
[0031]
Further, the flow of the lubricating oil is folded back at the folding packing hole 18e, and passes in the opposite direction through the continuous direction flow path 30c including the orifice hole 12c and the central packing hole 18c having the same hole axis, and It reaches the end packing 18C again. During this time, similarly, the amount of the lubricating oil passes through the three orifice holes 12c, and the amount of the lubricating oil is adjusted according to the equation (1).
[0032]
In this manner, the amount of lubricating oil can be increased by ΔP due to the flow path having the length of the continuous direction flow paths 30a, 30b, and 30c, as compared with the multistage orifice in which the orifice member having only one orifice hole is continuously provided. Becomes relatively large, so that a large aperture amount can be obtained.
[0033]
According to the multi-stage orifice 1, even if the scroll portion has a reduced width due to the reduced size of the scroll compressor and the oil return passage cannot have a sufficient length, the oil return can be performed. The function of restricting the amount of lubricating oil flowing through the passage 10 can be improved.
[0034]
The shapes of the orifice members 14A, 14B, 14C, the center packing 18A and the end packings 18B, 18C are not limited to those described above, and the orifice member 14D shown in FIG. 6 and the center part shown in FIG. Even if the packing 18D and the end packings 18E and 18F shown in FIG. 8 are used, the folded flow path can be formed inside the multistage orifice 1, and the same operation and effect can be obtained in controlling the oil amount. Can be
[0035]
As shown in FIGS. 3, 4, and 5, when the vertically long orifices 14A, 14B, and 14C and the packings 18A, 18B, and 18C are used, the end portions forming the folded portions of the internal flow paths. There is an advantage that the multistage orifice 1 can be easily formed only by carefully attaching the packings 18B and 18C only in the vertical direction.
[0036]
On the other hand, when circular orifices 14D and packings 18D, 18E, and 18F are used as shown in FIGS. 6, 7, and 8, the influence of the installation direction of the mounting object can be further reduced. There is an advantage that the multistage orifice 1 can be easily formed.
[0037]
Next, a second embodiment according to the present invention will be described with reference to FIG. In the following description, the same components as those described in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0038]
The difference between the second embodiment and the first embodiment is that, in the first embodiment, the folded flow path inside the multi-stage orifice 1 extends in the continuous direction, that is, along the direction from the inflow section to the outflow section. On the other hand, in the present embodiment, the flow path is formed in a direction intersecting with the continuous direction.
[0039]
More specifically, in the first embodiment, a plurality of orifice holes are provided in one orifice member, and an orifice hole having the same hole axis is continuously provided in the direction in which the plurality of orifice members connected are connected. In the second embodiment, one orifice hole 12 is provided in the orifice members 40A, 40B, 40C, and 40D of the multistage orifice 35, while the central packing 42 has It is characterized in that two central packing holes 44a, 44b, 44c, 44d and micro holes 46a, 46b, 46c in the packing which communicate with each other are provided, and the packing also has an orifice function.
[0040]
That is, as shown in FIG. 9, in the present embodiment, the central packing 42 is adjacent to the downstream from one central packing hole 44 a communicating with the orifice hole 12 disposed facing the upstream. And packing minute holes 46a, 46b, 46c communicating with the other central packing holes 44d communicating with the other orifice holes 12 arranged through the central packing holes 44b, 44c. The orifice members 40A, 40B, 40C, 40D and the center packing 42 are connected in the oil return passage 10.
[0041]
Next, a description will be given of a fluid control method using the multi-stage orifice 35 of the present embodiment having the above configuration.
When the lubricating oil that has passed through the orifice member 40A shown in FIG. 9A is introduced into the central packing hole 44a of the first central packing 42 shown in FIG. To the adjacent central packing hole 44b. Subsequently, the lubricating oil reaches the central packing holes 44c and 44d through the fine holes 46b and 46c in the packing, respectively, and reaches the downstream orifice member 40B shown in FIG. I do. Subsequently, the lubricating oil circulates through the packing in the center packing 42 shown in FIG. 9D as described above, and is discharged from the center packing hole 44d.
[0042]
The above-described lubricating oil circulates in the center packing 42 shown in FIG. 9F by the same flow as reaching the orifice member 40C shown in FIG. 9E, and the orifice member 40D shown in FIG. Is discharged through the orifice hole 12.
[0043]
According to the multistage orifice 35, the orifice mechanism is formed by the orifice hole 12 provided in the orifice members 40A, 40B, 40C, and 40D and the packing hole 44a provided in the center packing 42 which is a space where the orifice hole 12 is opened. You. In addition, the fine holes 46a, 46b, 46c in the packing formed by the wall surfaces (surfaces) of the orifice members 40A, 40B, 40C, 40D sandwiching the center packing 42 and the fine holes 46a, 46b, 46c are opened. An orifice mechanism is also formed by the packing holes 44b, 44c, and 44d which are spaces, and a configuration including an orifice mechanism combining the two is realized.
[0044]
In this embodiment, the micro holes 46a, 46b, and 46c also function as orifices in order to form a folded flow path inside the multi-stage orifice 35 so as to intersect with the continuous direction. As a result, it is possible to improve the function of restricting the flow rate of the flowing oil without changing the length of the oil return passage 10. Specifically, the packing holes 44b, 44c formed by sandwiching the central packing 42 between the orifice members 40A, 40B, 40C, 40D and the fine holes 46b in the packing function as a flow path turn-back portion.
[0045]
Next, a third embodiment according to the present invention will be described with reference to FIGS. In the following description, the same components as those described in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0046]
The difference between the third embodiment and the second embodiment is that, in the second embodiment, an orifice function is added to the packing, while a fine hole in the packing is provided in the center packing and the packing is added. In the multi-stage orifice 48 according to the third embodiment, the central packings 50A and 50B disposed in the oil return passage 10 as shown in FIG. 10 directly communicate with the central packing holes 52a and 52b as shown in FIG. The point is that a capillary tube 54 inside the packing is provided to form a folded portion of the flow path and a capillary function is added to the packing.
[0047]
Here, the central packing hole 52a is disposed so as to communicate with the orifice hole 12 disposed adjacent to the upstream side, and the central packing hole 52b is disposed adjacent to the downstream side. Is provided so as to communicate with another orifice hole 12. Along with these orifice members 40A, 40B, 40C and central packings 50A, 50B, end packings 58A, 58B having one end packing hole 58a are arranged at both ends of the multistage orifice 48.
[0048]
In the multi-stage orifice 48 having the above configuration, when the lubricating oil flows from the orifice hole 12 of the orifice member 40A shown in FIG. 11A to the central packing hole 52a of the central packing 50A shown in FIG. The gas flows through the inner capillary channel 54 and is discharged to another central packing hole 52b. After that, it reaches another orifice member 40B on the downstream side shown in FIG. 11C and penetrates the orifice hole 12. Similarly, the gas flows through the central packing 50B shown in FIG. 11D and the orifice member 40C shown in FIG. 11E.
[0049]
According to the multi-stage orifice 48, the inner capillary 54 of the packing has a function as a capillary, so that it is possible to improve the function of restricting the flow rate without changing the length of the oil return passage 10.
[0050]
Next, a fourth embodiment according to the present invention will be described with reference to FIG. In the following description, the same components as those described in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0051]
The difference between the fourth embodiment and the third embodiment is that, as shown in FIGS. 12A and 12B, the multistage orifice 60 in the fourth embodiment has a positioning protrusion on the outer peripheral portion. This is a point that an orifice member 62 in which portions (member-side convex portions) 62a and 64a are formed and a packing 64 are provided.
Further, in the inner peripheral portion of the oil return passage 66, there are formed positioning concave portions (hole side concave portions) 66a which engage with the convex portions 62a and 64a, respectively.
[0052]
The multi-stage orifice 60 having the above configuration is assembled by engaging the orifice member 62 and the convex portions 62a and 64a of the packing 64 with the concave portion 66 of the oil return passage 66 during assembly in the oil return passage 66.
[0053]
According to the multistage orifice 60, the orifice member and the packing can be easily positioned and disposed in the oil return passage without using a special tool when assembling the orifice member and the packing, so that the assembling workability is improved.
[0054]
In the above-described embodiment, the positioning convex portion is provided on the orifice member or the packing side. However, even if the orifice member or the packing side is a concave portion and the oil return passage side is a convex portion, the same as above. Function and effect can be obtained.
Further, the above-described concave and convex shapes may be applied to any of the first to third embodiments.
[0055]
Next, a fifth embodiment according to the present invention will be described with reference to FIG. In the following description, the same components as those described in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0056]
The difference between the fifth embodiment and the third embodiment is that the multi-stage orifice 70 is arranged in the flow path on the upstream side of the orifice members 40A, 40B, 40C and is smaller than the diameter of the orifice hole 12. The filter (mesh member) 72 is provided.
[0057]
In the multi-stage orifice 70 having the above configuration, even if foreign matter or the like is mixed in the lubricating oil, the foreign matter does not flow downstream because the mesh is blocked by the mesh of the filter 74, and the orifice hole 12 is blocked by the foreign matter. Can be suppressed.
[0058]
Therefore, according to the multi-stage orifice 70, it is possible to provide a stable lubricating oil amount and a lubricating oil in which foreign matter is suppressed in a portion where lubricating oil is required.
[0059]
Next, a sixth embodiment according to the present invention will be described with reference to FIG.
In the following description, the same components as those described in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0060]
The difference between the sixth embodiment and the third embodiment is that, in the third embodiment, the orifice members 40A, 40B, 40C, the center packings 50A, 50B and the end packings 58A, 58B is inserted, while the multi-stage orifice 75 of the sixth embodiment is provided with orifice members 40A, 40B, 40C, central packings 50A, 50B, and end packings in a plug member 80 having a penetrated inside. 58A and 58B are connected alternately and are screwed into the oil return passage 82.
That is, in the plug member 80 of this embodiment, a male screw portion (detachment mechanism) 84 is formed on the outer peripheral surface, and a female screw portion (detachment mechanism) 86 screwed with the male screw portion 84 is formed on the inner surface of the oil return passage 82. Is formed.
[0061]
The multi-stage orifice 75 having the above-described configuration is provided with a plurality of orifice members 40A, 40B, 40C, central packings 50A, 50B, and end packings 58A, 58B in a plug member 80 in advance. The male screw portion 84 is screwed into the female screw portion 86 in the return passage 82 and assembled. That is, the male screw portion 84 of the plug member 80 and the female screw portion 86 of the oil return passage 82 function as a detachable mechanism.
[0062]
According to the multi-stage orifice 75, since the orifice is assembled separately from the object to be mounted, handleability and assemblability are improved, and since the orifice can be detached, maintainability is also improved. The mounting object is not limited to a scroll type compressor, but includes a rotary type, a screw type, a centrifugal type, etc., and a machine that controls the amount of lubricating oil other than the compressor, such as an actuator. . Also, it can function favorably even when used inside a pipe requiring water volume adjustment.
[0063]
【The invention's effect】
The flow rate control mechanism of the present invention described above has the following effects.
According to the present invention, since the internal flow path of the flow control mechanism having a plurality of orifices is folded back, the number of orifices for flow control can be suitably secured even if the space for providing the flow control mechanism is small.
[0064]
Further, according to the present invention, the packing is provided with a folding packing hole, and a plurality of connecting direction flow paths are turned up and communicated as one flow path. Further, according to the present invention, since the packing is provided with the packing hole and the fine hole in the packing or the capillary hole of the packing hole, a longer flow path length of the fluid can be secured, and the pressure loss can be increased.
[0065]
Therefore, according to these aspects of the present invention, the flow control mechanism can be downsized and can be attached to a part which is restricted by the flow path length. In particular, it is suitable for an oil return passage of a compressor for refrigeration and air conditioning.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a multistage orifice according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view showing a main part of the scroll compressor according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view showing an orifice member in the multistage orifice according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a plan view showing a center packing in the multistage orifice according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing an end packing in the multistage orifice according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a plan view showing another example of the orifice member according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a plan view showing another example of the center packing in the first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a plan view showing another example of the end packing according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a plan view showing an orifice member and a packing in a multistage orifice according to a second embodiment of the present invention in the order of continuous installation from the upstream side.
FIG. 10 is a sectional view showing a multistage orifice according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a plan view showing an orifice member and a packing in a multistage orifice according to a third embodiment of the present invention in the order in which the orifice members and the packing are connected in order from the upstream side.
FIG. 12 is a cross-sectional view in a direction perpendicular to the axial direction showing an orifice member and packing in a multi-stage orifice in a mounted state in a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a sectional view showing a multistage orifice according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a sectional view showing a multi-stage orifice according to a sixth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1, 35, 48, 60, 70, 75 Multi-stage orifice (flow control mechanism)
2 Scroll compressor (object to be mounted)
10, 66, 82 Oil return passage (through hole)
12a, 12b, 12c Orifice hole
14A, 14B, 14C, 40A, 40B, 40C, 40D, 62 Orifice member
18A, 50A, 50B Central packing (packing)
18B, 18C, 18E, 18F, 58A, 58B End packing (packing)
18a, 18b, 18c, 44a, 44b, 44c, 44d Central packing hole (packing hole)
18d, 58a End packing hole (packing hole)
18e Folded packing hole (packing hole)
30a, 30b, 30c Continuous direction flow path
46a, 46b, 46c Micro holes in packing
54 Capillary tube inside packing
62a, 64a convex part (member side convex part)
64 packing
66a recess (hole side recess)
72 Filter (mesh member)
80 Plug member
84 Male thread (removal mechanism)
86 Female thread (Removable mechanism)

Claims (7)

オリフィス孔を有するオリフィス部材と、パッキン孔を有するパッキンとが取付対象物の貫通孔内に交互に連設され、前記オリフィス孔と前記パッキン孔とが連通されて流体の流路が形成される流量制御機構であって、
前記オリフィス部材には、複数の前記オリフィス孔が形成され、
複数の前記オリフィス部材の間に配設される前記パッキンは、前記連設方向に互いに対向する前記オリフィス孔を連通させて連設方向流路を複数形成する複数の前記パッキン孔を有し、
複数の前記オリフィス部材の両端に配設される前記パッキンは、一つの前記連設方向流路の下流端と他の前記連設方向流路の上流端とを連通させる折返し用パッキン孔を有し、複数の前記連設方向流路を一つの流路として連通させていることを特徴とする流量制御機構。
An orifice member having an orifice hole and a packing having a packing hole are alternately connected in a through hole of an object to be mounted, and the orifice hole and the packing hole communicate with each other to form a fluid flow path. A control mechanism,
A plurality of the orifice holes are formed in the orifice member,
The packing provided between the plurality of orifice members has a plurality of the packing holes forming a plurality of continuous direction flow paths by communicating the orifice holes facing each other in the connecting direction,
The packing provided at both ends of the plurality of orifice members has a folded packing hole for communicating a downstream end of one of the connecting direction flow paths and an upstream end of the other of the connecting direction flow paths. A flow control mechanism, wherein the plurality of connecting direction flow paths are communicated as one flow path.
オリフィス孔を有するオリフィス部材と、パッキン孔を有するパッキンとが取付対象物の貫通孔内に交互に連設され、前記オリフィス孔と前記パッキン孔とが連通されて流体の流路が形成される流量制御機構であって、
前記パッキンには、複数の前記パッキン孔が形成され、
上流側の前記オリフィス孔に連通する一つの前記パッキン孔と、下流側の前記オリフィス孔に連通する他の前記パッキン孔とを、直接又は異なる別のパッキン孔を介して連通させるパッキン内微細孔又はパッキン孔毛細管路を備えていることを特徴とする流量制御機構。
An orifice member having an orifice hole and a packing having a packing hole are alternately connected in a through hole of an object to be mounted, and the orifice hole and the packing hole communicate with each other to form a fluid flow path. A control mechanism,
A plurality of the packing holes are formed in the packing,
One packing hole communicating with the orifice hole on the upstream side, and the other packing hole communicating with the orifice hole on the downstream side, or a fine hole in the packing communicating directly or through another different packing hole. A flow rate control mechanism comprising a packing hole capillary channel.
前記オリフィス部材及び前記パッキンは、それぞれ外周部に位置決め用の部材側凹部又は部材側凸部が形成され、
前記取付対象物の貫通孔には、内周面に前記部材側凹部又は部材側凸部に係合する孔側凸部又は孔側凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の流量制御機構。
The orifice member and the packing are each formed with a member-side concave portion or a member-side convex portion for positioning at an outer peripheral portion,
The through-hole of the mounting object is formed with a hole-side convex portion or a hole-side concave portion that engages with the member-side concave portion or the member-side convex portion on an inner peripheral surface. Flow control mechanism as described.
少なくとも一つの前記オリフィス部材の上流側に位置する前記流体の流路内に前記オリフィス孔の径よりも小さい網目のメッシュ部材が配設されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の流量制御機構。The mesh member having a mesh smaller than the diameter of the orifice hole is disposed in the fluid flow path located upstream of at least one of the orifice members. 2. The flow control mechanism according to 1. 前記オリフィス部材と前記パッキンとが内部貫通孔に連設されて構成されるプラグ部材を備え、
該プラグ部材を前記取付対象物の貫通孔に着脱させる着脱機構を備えていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の流量制御機構。
A plug member configured by connecting the orifice member and the packing to an internal through hole;
The flow rate control mechanism according to any one of claims 1 to 4, further comprising an attachment / detachment mechanism for attaching / detaching the plug member to / from the through hole of the attachment target.
前記着脱機構は、前記プラグ部材の外周面に形成された雄ねじ部と、前記取付対象物の貫通孔内面に形成され前記雄ねじ部と螺合される雌ねじ部とで構成されていることを特徴とする請求項5記載の流量制御機構。The attachment / detachment mechanism includes a male screw portion formed on an outer peripheral surface of the plug member, and a female screw portion formed on an inner surface of a through hole of the mounting object and screwed with the male screw portion. The flow control mechanism according to claim 5, wherein 流入部と流出部とを連通する内部流路に複数のオリフィス孔を有するオリフィス部材を備える流量制御機構であって、
前記オリフィス孔を形成するオリフィス部材が、前記内部流路に折り返し流路を形成する折り返し部の壁を構成し、該折り返し部と前記オリフィス孔とが連通されていることを特徴とする流量制御機構。
A flow control mechanism including an orifice member having a plurality of orifice holes in an internal flow path communicating the inflow portion and the outflow portion,
A flow control mechanism, wherein the orifice member forming the orifice hole forms a wall of a folded portion forming a folded flow passage in the internal flow passage, and the folded portion communicates with the orifice hole. .
JP2002378591A 2002-12-26 2002-12-26 Flow control mechanism Expired - Lifetime JP4241033B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002378591A JP4241033B2 (en) 2002-12-26 2002-12-26 Flow control mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002378591A JP4241033B2 (en) 2002-12-26 2002-12-26 Flow control mechanism

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004211719A true JP2004211719A (en) 2004-07-29
JP4241033B2 JP4241033B2 (en) 2009-03-18

Family

ID=32815377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002378591A Expired - Lifetime JP4241033B2 (en) 2002-12-26 2002-12-26 Flow control mechanism

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4241033B2 (en)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232196A (en) * 2007-03-16 2008-10-02 Fuji Seiko Kk Constant flow rate controller
JP2019065770A (en) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社豊田自動織機 Compressor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232196A (en) * 2007-03-16 2008-10-02 Fuji Seiko Kk Constant flow rate controller
JP2019065770A (en) * 2017-09-29 2019-04-25 株式会社豊田自動織機 Compressor

Also Published As

Publication number Publication date
JP4241033B2 (en) 2009-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100362238C (en) Vortex type compressor
AU2005210939B2 (en) Expansion valve of refrigerating apparatus
US7320578B2 (en) Compressor
EP1898091A3 (en) Displacement control structure for a variable displacement compressor
EP1705435A3 (en) Constant flow rate expansion valve
JPH0442045B2 (en)
JP4241033B2 (en) Flow control mechanism
JP2007009781A (en) Scroll compressor
JP2009506274A (en) Choke valve device
JP4183502B2 (en) Compressor
JP2004218918A (en) Differential pressure expansion valve
US6726456B2 (en) Foreign matter removing structure in a fluid circuit and a compressor therewith
KR101805783B1 (en) Porous oil flow controller
JPH03149388A (en) Scroll compressor
JP4535308B2 (en) Air conditioner
JP2007192047A (en) Compressor
JP2008249232A (en) Air conditioner
JP4582206B2 (en) Expansion valve and refrigeration system
CN1982763A (en) Pressure valve
JP4370130B2 (en) Flow control mechanism and compressor
JP3951983B2 (en) Refrigerant control valve
CN218000551U (en) Closestool surge damping valve
JP2001079460A (en) Gaseous medium regulator
CN219953792U (en) High-precision directional-adjustment throttle valve
CN216158309U (en) Expansion valve

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4241033

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term