JP2004209138A

JP2004209138A - Umbrella storing bag

Info

Publication number: JP2004209138A
Application number: JP2003002129A
Authority: JP
Inventors: Motonari Niikura; 倉基成新; Akio Katagishi; 岸昭夫片
Original assignee: Niikura Scales Co Ltd
Current assignee: Niikura Scales Co Ltd
Priority date: 2003-01-08
Filing date: 2003-01-08
Publication date: 2004-07-29
Anticipated expiration: 2023-01-08
Also published as: JP3923015B2

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an umbrella storing bag capable of preventing natural drop of the umbrella storing bag only when an umbrella is stored in the umbrella storing bag as the umbrella is separated from the umbrella storing bag, and a method for favorably manufacturing the umbrella storing bag. SOLUTION: This umbrella storing bag comprises a front surface side part 12, a back surface side part 14, and side edge parts 20 and 20 that are fused. The front surface side part 12 is shorter than the back surface side part 14 by size δ. An end part 16 of the front surface side part composes an opening part E. In a range on the inner side of the opening part E in a storing part I for storing the umbrella when it is wet, and in a range closer to the back surface side part 14, a belt 18 that is laterally extended (perpendicularly to the lengthwise direction of the umbrella storing bag) is formed in relatively small width size ε. COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、傘を収納するため袋の改良と、当該改良された傘収納用袋の製造技術の改善に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば特許第２５６２８０６号公報では、傘の袋収納装置が開示されており、傘を収納装置へ収納する際に、傘収納用袋を確実に開口する技術が開示されている。この技術は非常に有効なものである。
【０００３】
係る傘の袋収納装置は、例えば、大型店舗や公共施設等、人が大勢出入りする建造物の出入口付近に設けられて、雨天時には濡れた傘を傘収納用袋内に収納する。以って、傘に付着した雨水が当該建造物の内部を濡らしてしまうことを防止している。
ここで、従来の傘収納用袋は図３１の様な形状をしており、袋自体には傘を係合する部材は設けられていない。
そのため、袋に収納された傘の柄のみを持って前記建造物内の通路等を歩いていると、袋に溜まった雨水の重みで袋が傘から離脱して、傘収納用袋のみが自然落下するという事態が生じる。係る事態が生じると、当該通路上に落下した傘収納用袋及び該収納袋から床面に流出した雨水が、建造物内部の雰囲気を著しく損ねてしまう。
【０００４】
特許第２５６２８０６号公報で示すような傘の袋収納装置を備えていない建造物でも、図３１で示すのと同様な形状の袋を多数用意して、雨天時に傘を当該袋内に収納している。
この袋の場合でも、単に長方形をした袋であるため、上述したのと同じ問題、すなわち袋が傘から離脱して、傘収納用袋のみが自然落下をしてしまう、という問題を生じてしまう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、傘を収納用袋内に収容した際に、傘と袋とが離隔して、傘収納用袋のみが自然落下をしてしまうことを防止出来る様な傘収納用袋を提供することを目的としている。
本発明における他の目的は、係る傘収納用袋を好適に製造するための製造装置及び製造方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の傘収納用袋（１０）は、前面側部分（１２）及び背面側部分（１４）を有し、融着された側縁部（２０、２０）を備え、前面側部分（１２）は背面側部分（１４）よりも（寸法δだけ）短く、前面側部分の端部（１６）は開口部（Ｅ）を構成しており、当該開口部（Ｅ）よりも（濡れた傘を収納する収納部分Ｉの）内側の領域で且つ背面側部分（１４）に近い領域には横方向（傘収納用袋長手方向と直行する方向）に延在する（比較的幅寸法εが小さい）ベルト（１８）が形成されている（請求項１：図１）。
ここで、開口部（Ｅ）を構成する前面側部分（１２）の端部に折り返し部分（１６）を形成することが好ましい。
【０００７】
係る構成を具備する本発明の傘収納用袋（１０）によれば、横方向（傘収納用袋長手方向と直行する方向）に延在する（比較的幅寸法εが小さい）ベルト（１８）が、開口部（Ｅ）よりも（濡れた傘を収納する収納部分Ｉの）内側の領域で且つ背面側部分（１４）に近い領域に形成されている。
傘収納用袋（１０）に傘を収納した際に、傘収納用袋（１０）が傘から離脱して、傘収納用袋（１０）のみが落下しようとしても、ベルト（１８）が傘の骨（Ｋｂ）の部分や、傘の骨（Ｋｂ）と骨（Ｋｂ）との間の領域に係合する（図３参照）ので、傘収納用袋（１０）のみが落下してしまうことは無い。
【０００８】
また本発明の傘収納用袋（１０、１０Ａ）は、前面側部分（１２）及び背面側部分（１４）を有し、融着された側縁部（２０、２０）を備え、前面側部分（１２）は背面側部分（１４）よりも（寸法δだけ）短く、背面側部分（１４）が前面側部分（１２）よりも長い領域には貫通孔（２２）が形成されており、該貫通孔（２２）には（例えば概略「くさび」状に形成された）融着部分（２４）が形成され、貫通孔（２２）と背面側部分（１４）端部との間の領域にはミシン目（２６）が形成されている（請求項２）。
【０００９】
係る構成を具備する本発明の傘収納用袋（１０、１０Ａ）によれば、貫通孔（２２）に形成された融着箇所（２４）により、袋（１０、１０Ａ）を多数重ねて取り扱う（例えば１００枚ずつを１ユニットとして取り扱う）際に、個々の袋（１０、１０Ａ）がユニットから分離してしまうことが無い。
【００１０】
図３２に示すように、従来の傘収納袋１０Ｊでは、ビニール帯（いわゆる「ビニ帯」）Ｂやひもで結わえる必要があるので、その作業の分だけ労力及びコストが掛かってしまう。これに対して、本発明の傘収納用袋（１０、１０Ａ）では融着箇所（２４）を形成しているので、係る作業は不要となる。
融着箇所（２４）は、例えば、多数枚（例えば１００枚）重ねた本発明の傘収納用袋（１０、１０Ａ）を高温のカッタで切り欠くことにより形成されるので、高温のカッタで切り裂く際に、重ねられた多数の傘収納用袋（１０、１０Ａ）の素材が溶融されて、融着箇所（２４）で一体化される。
融着部分（２４）により一体的に取り扱い可能となった多数の袋（１０、１０Ａ）或いはユニットは、例えば特許第２５６２８０６号で示す様な傘の袋収納装置に設けられた２本のピンを貫通孔に挿入することにより、傘の袋収納装置にセットされる。
【００１１】
また、本発明の傘収納用袋（１０、１０Ａ）ではミシン目（２６）が形成されているので、当該袋（１０、１０Ａ）に傘を挿入した後、傘を引っ張ることにより、ミシン目（２６）が破れて傘袋（１０、１０Ａ）は、傘の袋収納装置から確実に外れる（図４参照）。換言すれば、本発明の傘収納用袋（１０、１０Ａ）であれば、傘の袋収納装置から傘ごと分離する際に、袋の破片等が残留することが無いので、多数の袋（１０、１０Ａ）或いはユニットを補充する際に、従来技術に比較して、余分な労力が掛からない。
【００１２】
上述した傘収納用袋を製造するため、本発明の傘収納用袋（１０）の製造装置は、長尺の袋状部材（１００）を加工して上述した（請求項１の）傘収納用袋（１０）を製造するための製造装置において、前記長尺の袋状部材（１００）の１側面に２本の切れ目（６２ａ、６２ｂ）を形成する切削手段（カッタ６４ａ、６４ｂ：図８、図１１参照）と、２本の切れ目（６２ａ、６２ｂ）で挟まれた部分（６３）を開口部（Ｅ）よりも（濡れた傘を収納する収納部分Ｉの）内側の位置で且つ背面側部分（１４）に近い位置（６３ｃ）まで移動するガイド手段（治具７４：図１７、図１８参照）とを有している（請求項３）。
【００１３】
そして、上述した傘収納用袋を製造するため、本発明の傘収納用袋（１０）の製造方法では、長尺の袋状部材（１００）を加工して上述した（請求項１の）傘収納用袋（１０）を製造する製造方法において、切削手段（カッタ６４ａ、６４ｂ：図１０及び図１１参照）により前記長尺の袋状部材（１００）の１側面に２本の切れ目（６２ａ、６２ｂ）を形成する工程と、ガイド手段（７４：図１７、図１８及び図２５参照）により２本の切れ目（６２ａ、６２ｂ）で挟まれた部分（６３）を開口部（Ｅ）よりも（濡れた傘を収納する収納部分Ｉの）内側の位置で且つ背面側部分（１４）に近い位置（６３ｃ）まで移動する工程、とを有している（請求項６）。
【００１４】
ここで、上述した本発明の傘収納用袋では、ベルト（１８）が、開口部（Ｅ）よりも（濡れた傘を収納する収納部分Ｉの）内側の領域に形成されているが、係るベルト（１８Ａ）を、開口部（Ｅ）よりも背面側部分（１４）の端部に近い側（図５では開口部Ｅよりも上方の箇所）に設けても良い。この場合においても、当該ベルト（１８Ａ）は、背面側部分（１４）に近い領域に設けられる。
この様に構成した場合においても、上述したのと同様に、図示しない傘から傘収納用袋（１０Ａ）が脱落して、傘収納用袋（１０Ａ）のみが落下してしまうことが防止される。この場合でも、ベルト（１８Ａ）が傘の骨（Ｋｂ）或いは骨（Ｋｂ）間の領域に引っ掛かるからである。
【００１５】
その様な傘収納用袋（１０Ａ）を製造する本発明の製造装置は、長尺の袋状部材（１００）を加工して上述した傘収納用袋（１０）を製造するための製造装置において、前記長尺の袋状部材の１側面に２本の切れ目（６２ａ、６２ｂ）を形成する切削手段（カッタ６４ａ、６４ｂ：図８、図１１、図１２参照）と、２本の切れ目（６２ａ、６２ｂ）で挟まれた部分（６３）を開口部（Ｅ）よりも背面側部分（１４）の端部に近い位置（開口部Ｅよりも上方の位置）で且つ背面側部分（１４）に近い位置（６３ｄ）まで移動するガイド手段（７４Ａ：図２５参照）とを有している（請求項４）。
【００１６】
そして、その様な傘収納用袋（１０Ａ）を製造する本発明の製造方法は、長尺の袋状部材（１００）を加工して上述した傘収納用袋（１０）を製造するための製造方法において、切削手段（カッタ６４ａ、６４ｂ：図８、図１１、図１２参照）により前記長尺の袋状部材（１００）の１側面に２本の切れ目（６２ａ１、６２ｂ）を形成する工程と、ガイド手段（７４Ａ：図２５参照）により２本の切れ目（６２ａ、６２ｂ）で挟まれた部分（６３）を開口部（Ｅ）よりも背面側部分（１４）の端部に近い位置（開口部Ｅよりも上方の位置）で且つ背面側部分（１４）に近い位置（６３ｄ）まで移動する工程、とを有している（請求項７）。
【００１７】
また、上述した（請求項２の）傘収納用袋を製造するため、本発明の傘収納用袋の製造装置は、傘収納用袋（１０、１０Ａ）の背面側部分（１４）が前面側部分（１２）よりも短い領域に貫通孔（２２）を形成する穿孔手段（図８の符号「ヘ」の箇所）と、該貫通孔（２２）に（例えば概略「くさび」状に形成された）融着部分（２４）を形成する融着手段（図２６〜図２８参照）とを有し、前記穿孔手段（図８の符号「ヘ」の箇所）は、貫通孔（２２）を形成するための円形カッタ（８２）と、ミシン目（２６）を形成するための鋸刃状カッタ（８４）と、該円形カッタ（８２）及び鋸刃状カッタ（８４）とを長尺部材（１００）に向けて押圧する押圧手段（図８の符号「ヘ」の箇所）とを有しており、前記融着手段（図２６〜図２８参照）は、積み重ねられた複数の傘収納袋の貫通孔（２２）に挿入される突起（１０２）を有し、該突起（１０２）は中空に形成され且つ溝（１０４）が形成されており、該突起（１０２）内に収納可能な加熱カッタ（１１０）を有しており、該加熱カッタ（１１０）の加熱される刃（１１０Ｅ）は突起（１０２）の溝（１０４）から露出するように構成されている（請求項５）。
【００１８】
そして、上述した（請求項２の）傘収納用袋を製造するため、本発明の傘収納用袋の製造方法は、貫通孔（２２）を形成する円形カッタ（８２）及びミシン目（２６）を形成する鋸刃状カッタ（８４）を有する穿孔手段（図８の符号「ヘ」の箇所）により、傘収納用袋（１０、１０Ａ）の背面側部分（１４）が前面側部分（１２）よりも短い領域に貫通孔（２２）及びミシン目（２６）を形成する工程と、溝（１０４）が形成された突起（１０２）内に加熱カッタ（１１０）の加熱された刃（１１０Ｅ）を収納し、該加熱カッタ（１１０）の加熱された刃（１１０Ｅ）を突起（１０２）の溝（１０４）から露出することにより、貫通孔（２２）に（例えば概略「くさび」状に形成された）融着部分（２４）を形成する工程、とを有している（請求項８）。
【００１９】
ここで、前記穿孔手段（図８の符号「ヘ」の箇所）は上述した（請求項３、４の）製造装置と同一のラインを形成しており、前記融着手段（図２６〜図２８参照）は、上述した（請求項３、４の）製造装置及び前記穿孔手段（図Ｅの符号「ヘ」の箇所）を有するラインとは別のラインに形成されていることが好ましい。そして、上述した（請求項３、４の）製造装置及び前記穿孔手段（図８の符号「ヘ」の箇所）を有するラインは、溶着部分２４以外は全て形成された上述の傘収納用袋（１０、１０Ａ）を製造し、製造された融着前の袋は複数枚が積み重ねられて前記融着手段まで移動されるのが好ましい。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【００２１】
図１〜図４を参照して、本発明の第１実施形態に係る傘収納用袋について説明する。
【００２２】
図１及び図２は、本発明の第１実施形態に係る傘収納用袋の外観図と、断面図を示している。
図１及び図２において、全体を符号１０で示す傘収納用袋（以降、単に「袋」と略記する）は、その開口部が矢印Ｅで示されている。
【００２３】
袋１０はポリエチレン製である。濡れた傘を収納しても水が漏れ出ることが無く、しかも、比較的安価で且つ加工が容易だからである。但し、袋１０の材料としては、ポリエチレンに限定されるものではない。例えば、機械部品のように、袋自体の臭いが問題にならない場合であれば、ビニール等で製造することも可能である。
【００２４】
袋１０は、単一のシート状材料（ポリエチレン）を２つ折り返した様な概略形状をしており、前面側部分１２と背面側部分１４とが結合された構造を有している。そして、袋１０の内側、すなわち濡れた傘を収納する収納部分は、符号Ｉで示されている。
ここで、前面側部分１２の開口部Ｅ（前面側部分の端部）は、符号１６で示す折り返し部分を有している。
【００２５】
前面側部分１２は背面側部分１４に対して、寸法δだけ短くなっている。そして、背面側部分１４が前面側部分１２よりも長い部分（寸法δの領域）には、背面側部分１４を貫通する開口（貫通孔）２２が形成されている。
そして、貫通孔２２には、概略「くさび」状に形成された融着部分２４が設けられている。
【００２６】
さらに、貫通孔２２の収納部分Ｉから離隔する方向（図１では上方）には、貫通孔２２から袋の上端を結び、袋の長手方向に平行なミシン目２６が形成されている。
【００２７】
開口部Ｅ（前面側部分の端部）よりも（収納部分Ｉの）内側の箇所には、比較的幅寸法εが小さいベルト１８が設けられている。このベルト１８は、前面側部分１２よりも背面側部分１４近傍に配置されている。
【００２８】
ここで、図１及び図２で示す袋によれば、袋１０内に濡れた傘Ｋを入れた後、袋１０が傘Ｋから抜け出て落下しそうになった場合には、図３で示す様に、ベルト１８が傘の骨Ｋｂ或いは傘の骨Ｋｂ間の領域に引っ掛かる。そのため、袋１０が傘Ｋから落下しようとしても、ベルト１８が傘の骨Ｋｂに引っ掛かっているため、袋１０が傘から抜け落ちてしまうことが防止される。
【００２９】
また、特に図１で示す様に、上述した袋１０では、貫通孔２２に融着箇所２４が形成されている。係る融着箇所２４を形成する態様の詳細は後述する。
融着箇所２４を形成することにより、上述した袋１０を多数重ねて取り扱う（例えば１００枚ずつを１ユニットとして取り扱う）際に、個々の袋１０がユニットから分離してしまうことが無い。
換言すれば、融着箇所２４が無い従来の傘収納袋１０Ｊでは、図３２で示す様にビニール帯（いわゆる「ビニ帯」）Ｂやひもで結わえる必要があるので、その作業の分だけ労力及びコストが掛かってしまう。これに対して、図１で示す様な融着箇所２４を形成すれば、係る作業は不要となる。
【００３０】
融着部分２４により一体的に取り扱い可能となった多数の袋１０は（袋１０のユニットは）、例えば特許第２５６２８０６号で示す様な傘の袋収納装置に設けられた２本のピンを貫通孔２２、２２に挿入することにより、傘の袋収納装置にセットされる。
ここで、図１で示す袋１０にはミシン目２６が形成されているので、図４に示すように、当該袋１０に傘を挿入した後、傘を引っ張ることにより、ミシン目２６が破れて傘袋１０は、傘の袋収納装置３０のピン４８から確実に外れる。換言すれば、図１で示す袋１０であれば、傘の袋収納装置３０から傘ごと分離する際に、袋の破片等が残留することが無いので、多数の袋１０（袋１０のユニット）を補充する際に、従来技術に比較して、余分な労力が掛からないのである。
【００３１】
図５及び図６は、本発明の第２実施形態に係る傘の収納用袋１０Ａを示している。
この袋１０Ａは、図１及び図２で示す袋１０と概略同様な構成を具備している。但し、図１及び図２で示す袋１０では、ベルト１８は開口部Ｅよりも収納部分Ｉの内側の箇所（図１では開口部Ｅの下側の箇所）に設けられているのに対して、図５及び図６で示す袋１０Ａでは、同様なベルト１８Ａは開口部Ｅよりも貫通孔２２の近い側（図５では開口部Ｅよりも上方の箇所：背面側部分１４の端部側）に設けられている点が相違している。
その他の構成については、袋１０Ａは、図１及び図２で示す袋１０と同様である。
【００３２】
図５及び図６で示す袋１０Ａにおいても、図示しない傘から脱落してしまうことが防止される。
（図３に関連して上述したのと同様、）図７で示す様に、ベルト１８Ａが傘の骨Ｋｂ或いは骨Ｋｂ、Ｋｂ間の領域に引っ掛かるからである。
図５及び図６で示す袋１０Ａにおけるその他の作用効果についても、図１及び図２で示す袋１０と同様である。
【００３３】
次に、図８〜図２３、図２６〜図２８を参照して、上述した傘収納用袋１０を製造する態様について説明する。
【００３４】
袋１０は、図８の符号イ、図９の符号１００で示す様に、ロール状に巻き取られた長尺の袋状部材（図示の実施形態では、素材はポリエチレン）を加工することにより製造される。そして、係る「ロール状に巻き取られた長尺の袋状部材」は、原材料加工業者により販売されている市販品である。
【００３５】
図８を参照して傘収納用袋製造装置の全体構成を説明する。
【００３６】
図８の符号イの箇所には、リール２にロール状に巻き取られた長尺のポリエチレン製の袋状部材１００（図９を参照）が配置してある。
係る長尺の袋状部材（以下、「長尺材料」と表記）１００が、引き出しローラ６０、６０により引き出される。
【００３７】
引き出された長尺材料１００は、図８の符号ロ、及び図１０〜図１３で示す様に、カッタ６４ａ、６４ｂにより２箇所が切り裂かれ、切れ目６２ａ、６２ｂが形成される。
ここで、切れ目６２ｂは、袋１０の開口部Ｅを形成する。また、切れ目６２ａと切れ目６２ｂで挟まれた領域６３が、ベルト１８を構成する。
なお、図１１は、図１０で模式的に示す工程をより詳細に説明している。
【００３８】
図１０、及び図１１において、カッタ６４ｂで切り裂かれた切れ目６２ｂの位置は、図１で示す寸法δ（背面側部分１４が前面側部分１２よりも長い部分の寸法）によって決定される。換言すれば、長尺部材１００の図１０の左端部からカッタ６４ｂまでの寸法ＬＣは、図１で示す寸法δにより一義的に決定される。
なお、図１１において矢印Ｘは長尺部材１００が引っ張られて移動する方向を表している。
【００３９】
図１１及び、図１１のＹ矢視図である図１２において、長尺部材１００の上方のシート１００Ｕ（袋に製造された場合の前面側部分１２に相当）と、下方のシート１００Ｌ（袋に製造された場合の背面側部分１４に相当）の間にはカッタ受け部材Ｃが挿入されている。
このカッタ受け部材Ｃは、カッタ６４ａ、６４ｂが長尺部材１００を上下２枚とも切ってしまわない様に、２枚のポリエチレンシート間（１００Ｕと１００Ｌの間）に挿入されている。
【００４０】
一方、カッタ６４ａ、６４ｂの切っ先６４ｃは第１の支持部材Ｂ１および第２の支持部材Ｂ２を介して、間接的に前記カッタ受け部材Ｃに接続され、そのカッタ受け部材Ｃの特定の位置Ｐに接するように配置される。
【００４１】
カッタ６４ａ、６４ｂには取付用孔６４ｄが設けられ、カッタ６４ａとカッタ６４ｂの間（紙面の表裏の方向の間）には前記ベルト１８の幅εを確保出来るように図示しない取付け孔を設けたスペーサ６５が挟み込まれており、カッタ側の取付用孔６４ｄと図示しないスペーサの取付孔と、第１の支持部材Ｂ１側の長手方向に長径が配置された長孔Ｂ１ｂとを挿通するように図示しない１本のボルトでカッタ６４ａ、６４ｂ及びスペーサ６５が第１の支持部材Ｂ１に取り付けられる。
したがって、カッタ６４はＧ矢印方向に回転することで切っ先の角度が調節出来、またＦ（図示の左右）方向にスライドも出来るので、カッタ受け部材Ｃに傷等が出来た場合は前記特定の位置Ｐを移すことも出来る。
【００４２】
また、前記第１の支持部材Ｂ１の他端には取付孔Ｂ１ａが、第２の支持部材Ｂ２の一端には取付け孔Ｂ２ａが設けてあり、その２つの取付孔Ｂ１ａ、Ｂ２ａに１本のボルトを挿通するように連結しているので、第１の支持部材Ｂ１は取付け孔Ｂ２ａの周りにＪ矢印方向に回動可能となっている。そのため、前記カッタ６４ａ、６４ｂの切っ先６４ｃは上下方向にも調整が可能である。
【００４３】
また、例えば第１の指示部材Ｂ１と第２の支持部材Ｂ２の間に例えばアタッチメントを加えることにより、カッタ６４の幅方向の位置、すなわち袋の素材である長尺の袋状部材の幅方向の位置を変更することも可能である。
【００４４】
さらに、前記ベルト１８の幅εは、前記スペーサ６５の幅εを変えることによって変更可能である。
【００４５】
図１０、図１１により、切れ目６２ａ、６２ｂが形成された長尺部材を、模式的に図１３で示す。
【００４６】
図８の符号ハで示す箇所では、図１４及び図１５で示す様に、切れ目６２ａで分離した部分６６を矢印Ｔ方向に開く工程が行われる。
換言すれば、図１４で示す工程では、部分６６を、長尺部材１００の傘収納用袋１０の背面部１４側に相当する領域１４Ｓ側へ、展開する操作が行われる。
なお、部分６６を背面部１４相当領域１４Ｓ側へ展開することにより、背面部１４は前面部１２よりも長くなるのである。
【００４７】
図１４で説明した工程をより詳細に説明したのが図１５である。図１５において、先端が湾曲した展開用治具７０を長尺部材１００の符号６６で示す部分へ押し当てる。
展開用治具７０は、図１５で示す例では、部分６６を図１５中左方に移動する力を付勢されており、当該部分６６を背面部１４に相当する領域１４Ｓ側へ展開していく。
【００４８】
図８の符号ニで示す箇所では、図１６で示す様に、切れ目６２ａ、６２ｂ（図１３および図１４を参照）で挟まれた部分６３を、ベルト１８が配置されるべき位置（図１において、開口部Ｅよりも収納部Ｉ内側の位置であって、背面側部分１４に相当する領域１４Ｓに近接した位置）とせしめる工程が実行される。
【００４９】
図１６で示す工程を具体的に示すのが、図１７である。図１７において、仮想線（破線）で示す部分６３は、冶具７４により、ベルト１８（図１参照）が配置されるべき位置６３ｃ（図１において、開口部Ｅよりも収納部Ｉ内側の位置であって、背面側部分１４に相当する領域１４Ｓに近接した位置）まで移動される。
【００５０】
ここで治具７４は、図１８に詳細を示すように、材料である長尺の袋状部材１００（図９〜図１１を参照）の長手方向に直角方向に２本の切込み７４ａを入れ、その２本の切込み７４ａ、７４ａに挟まれた部分７４ｂを紙面の上下いずれかの方向に一旦離隔させその後元の材料と同じ方向に曲げ返され、図１７に示すようにその治具の横断面形状は、恰も溝７４ｖが形成されるように構成される。そして、治具７４は部分６３をその溝７４ｖに挟み込んだ状体で、ベルト１８（図１参照）が配置されるべき位置６３ｃまで移動する。
【００５１】
図８の符号ホで示す箇所では、図１９で示す様に、長尺部材１００の、傘収納用袋１０の前面部１２側に相当する領域１２Ｓにおいて、当該（前面側部分１２に相当する）領域１２Ｓの端部１２Ｓ−Ｅが矢印Ｔ２で示す様に折り曲げられて、折り返し部１６を形成する。
【００５２】
図１９で説明した工程をより詳細に説明したのが図２０である。
図２０において、長尺部材１００における前面部相当領域１２Ｓの端部１２Ｓ−Ｅ（図１９参照）が、折り曲げ用治具７６により折り曲げ或いは折り返されて、折り返し部１６を形成している。
この時点で、背面側部分１４に相当する領域１４Ｓは、前面側部分１２に相当する領域１２Ｓよりも、寸法δだけ長くなる。
【００５３】
図８の符号「ヘ」の箇所では、図１を参照して説明した貫通口２２及びミシン目２６を形成する。その具体的な態様が図２１に示されている。
図２１で示す様に、背面側部分１４に相当する領域１４Ｓが前面側部分１２に相当する領域１２Ｓよりも長い部分、すなわち寸法δの領域に、貫通孔２２を形成するためのカッタ８２と、ミシン目２６を形成するためのカッタ８４とが押圧される様に構成されている。
【００５４】
貫通孔２２を形成するためのカッタ８２は、図２１では明確に示されてはいないが、円筒状のカッタ本体の先端に、鋸状の複数の歯が形成されたものである。カッタ８２及び８４は、図１の袋１０に示すように貫通孔２２の中心から袋１０の端部に連続してミシン目２６が成形されるように、図２２で示すカッタ取付け治具８５に１対のカッタ８２及び８４が配置してある。
【００５５】
また、前記ミシン目２６を形成するためのカッタ８４は、貫通孔２２を形成するためのカッタ８２側に最も近い歯８４ａの先端が最下位置で、カッタ８２の反対側で最も遠い歯８４ｄの先端が最上位置となるように、全ての歯の先端位置の配置が傾斜するように構成されている。このように各歯の先端が傾斜して配置されているのは、各歯の先端が１本ずつ素材である長尺部材１００に当たって、長尺部材１００に食込み易くするためである。即ち、当り始めの面圧を高めることで食込み易く（ミシン目を形成し易く）したものである。
【００５６】
図８の符号「ヘ」の箇所を通過した段階で、長尺部材１００は、図２３で示す様な状態、すなわち図１の袋１０が側縁部２０で区切られておらず、そのまま図１の左右方向で連続した状態となっている。
そして、図８中、符号８６で示す領域で、図１で示すような（但し、後述するように、融着部分２４は依然として形成されていない）１枚ずつの傘収納袋１０に分離される。
【００５７】
図８の符号８６で示す領域は、送りローラ８７、８７と、溶断用カッタ８８及びその受け部材９０と、送り用の上下のコンベア機構９２、９４で構成されている。
【００５８】
送り用ローラ８７、８７は、連続した状態の長尺部材１００を、傘収納用袋１０の幅Ｗ（図１及び図２３参照）だけ、正確に送る。この送り用ロール８７、８７で寸法Ｗ分だけ正確に長尺部材１００を送ることにより、次の溶断用カッタ８８及びその受け部材９０は、傘収納用袋１０を、正確に幅Ｗずつ切断することが出来る。換言すれば、溶断用カッタ８８及びその受け部材９０により、図２３において符号Ｍｃで示す溶断位置で、背面側部分１４に相当する領域１４Ｓと前面側部分１２に相当する領域１２Ｓとを融着しつつ、長尺部材１００を切断する。
【００５９】
溶断用カッタ８８及びその受け部材９０において、溶断用カッタ８８は、その表面がポリエチレンが溶融する温度以上となる様に加熱されている。加熱の手法は、公知の一般的な手法（例えば、電気的な加熱）でよい。
カッタ８８は、その受け部材９０と協働する事により、比較的薄い長尺部材１００が、確実に切断されるように構成されている。そして、長尺部材１００が袋１０の幅Ｗ（図１及び図２３参照）だけ切断された際に、カッタ８８の高温により、ポリエチレン製の長尺部材１００が溶融して、傘収納用袋１０の側縁部２０が確実に接着する。
【００６０】
溶断用カッタ８８及びその受け部材９０により長尺部材１００を切断した段階で、図１で示すような傘収納用袋１０が完成する。そこで、送り用のコンベア機構９２、９４により、完成した物品収容用袋１０を１枚ずつ、図８において左方に存在する部材２４０側へ送り出す。
【００６１】
部材２４０は、図１において説明した融着部分２４を形成する。
部材２４０で融着部分２４を形成するための構成については、図２６〜図３０を参照して説明する。
【００６２】
図２６は、融着部分を形成するための治具２４０の、先端が塞がれた２本の円筒状の突起１０２を、袋１０を所定枚数（例えば１００枚）重ねて、その袋１０の貫通孔２２に、挿通する工程を立体的に示した図である。
なお、図２６は、一旦所定枚数に重ねられた状態の束の袋１０をまとめて治具２４０の突起１０２に挿通させる実施例であるが、図８のラインの最終過程で袋１０の貫通孔２２が１枚づつ自動的に治具２４０の突起１０２に挿通させられるように構成してもよい。
【００６３】
前記融着部分２４（図１を参照）を形成するための治具２４０には、治具本体２４０ａの上面に一対の前記先端が塞がれた円筒状の突起１０２が長尺部材１００の流れ（図２６において、白抜きの矢印方向）に直交する方向に並列に突設している。
【００６４】
前記突起１０２には、長尺部材１００の流れの反対側に溝１０４が形成してある。
また、図２６を上方から平面的に見た場合に、突起１０２の円筒断面からはみ出し、長尺部材の流れの反対方向に前記溝１０４と略同じ幅の切れ込み部１０５が形成されている。
【００６５】
前記溝１０４には、図２７に示すように、融着部分形成用の加熱カッタ１１０の加熱される刃１１０Ｅが下方から上方に向かって上昇する。図２８は、カッタ１１０が上昇しきった状態を示している。すなわち、図２８の状態は、溝１０４から刃１１０Ｅが露出する部分の袋１０を切削しつつ溶融して、溶着箇所２４を形成している。
【００６６】
次に、図５及び図６を参照して説明した第２実施形態に係る傘収納用袋１０Ａの製造方法について説明する。
【００６７】
図５及び図６の傘収納用袋１０Ａの製造方法は、図８〜図２３、図２６〜図２８を参照して上述した態様と概略同様である。
しかし、図１及び図２の袋１０の製造に際して、図１７では、部分６３を図１の開口部Ｅよりも収納部分Ｉ内側で且つ背面側部分に対応する領域１４Ｓに近い位置６３ｃに移動している点が、図５及び図６の袋１０Ａの製造に際しては相違している。
【００６８】
図２４及び図２５で示す様に、図５及び図６の袋１０Ａを製造する場合には、切れ目６２ａ、６２ｂで挟まれた領域６３は、冶具７４Ａにより、図５においてバンド１８Ａが配置される位置６３Ａｃ、すなわち、図５において開口部Ｅよりも貫通孔２２側の位置であって、背面側部分１４に対応する領域１４Ｓに近接した位置まで移動される。
ここで冶具７４Ａは、図１７で示す冶具７４と同一構成であり、その構成要素の位置、或いは向きを調整したものである。
【００６９】
ここで、（例えば特許第２５６２８０６号で示す様な）傘の袋収納装置においては、その機種によっては、貫通孔２２、２２間の領域と干渉してしまう部位を有している場合がある。
その様な傘の袋収納装置である場合、図１〜図６で示す様な袋１０、１０Ａはセットすることが出来なくなってしまう。
図２９、図３０で示す第３実施形態は、その様な状況に対処するために提案されたものである。
【００７０】
図２９で示す第３実施形態に係る袋１０Ｂでは、貫通孔２２及びミシン目２６の間の領域に、大きな切欠部Ｕｃが形成されている。
係る切欠部Ｕｃを有する袋１０Ｂは、複数毎（例えば１００枚）重ねても、切欠部Ｕｃの部分は空間となっている。そのため、上記したようなタイプの（例えば、切欠き部Ｕｃの位置に、補強リブが配置してある）傘の袋収納装置にセットしても、袋収納装置の部位（補強リブ）と干渉してしまうことが防止される。
【００７１】
図３０では、第３実施形態に係る袋１０Ｂの製造の態様を示している。
例えば、図２６〜図２８を参照して説明された融着部分２４形成に際して、切欠部Ｕｃと対応する形状のカッタ１２０を例えば上方より、袋１０Ｂの束に押し込むことにより、切欠部Ｕｃを形成すればよい。
なお、図３０では当該カッタ１２０のみ、便宜上立体的に示している。
【００７２】
但し、このカッタ１２０は加熱切断するタイプのものは不都合である。仮にカッタ１２０で切欠き部Ｕｃを溶断してしまうと、束内の袋１０Ｂ同士の結合が強固になりすぎて、傘を収納して袋を束から離脱させることが困難になってしまうからである。
従って、カッタ１２０は加熱しない通常のカッタを用いる。但し、袋１０Ｂを多数枚積み重ねたものを切断するため、鋭利で且つ頑丈な刃先を有するものが好適である。
【００７３】
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付言する。
【００７４】
【発明の効果】
本発明の作用効果を以下に列挙する。
（１）傘収納用袋の横方向に延在するベルトが、開口部よりも内側の領域で且つ背面側部分に近い領域に形成されており、傘収納用袋に傘を収納した際に、傘収納用袋が傘から離脱して、傘収納用袋のみが落下しようとしても、ベルトが傘の骨の部分や、傘の骨と骨との間の領域に係合するので、傘収納用袋のみが落下してしまうことは無い。
（２）傘収納用袋に設けた、貫通孔に形成された融着箇所により、袋を多数重ねて取り扱う際に、個々の袋が重ねた束から分離してしまうことが無い。
（３）従来の傘収納袋ように、ビニール帯やひもで結わえる必要はなく、そうした作業は不要となり、その結果コストを削減することが出来る。
（４）傘収納用袋の貫通孔と袋の端部を結ぶミシン目が形成されているので、当該袋に傘を挿入した後、傘を引っ張ることにより、ミシン目が破れて傘袋は、傘の袋収納装置から確実に外れる。換言すれば、本発明の傘収納用袋であれば、傘の袋収納装置から傘ごと分離する際に、袋の破片等が残留することが無いので、多数の袋、或いはユニットを補充する際に、従来技術に比較して、破片の後片付けや掃除等の余分な労力が掛からない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態の傘収納用袋の平面図。
【図２】図１に対応する側断面図。
【図３】本発明の第１実施形態の傘収納用袋にこうもり傘を入れた状態を説明する図。
【図４】本発明の第１実施形態の傘収納用袋を傘収納袋収納装置から取り外す際に当該袋に設けたミシン目から袋が破れた状態を示す図。
【図５】本発明の第２実施形態の傘収納用袋の平面図。
【図６】図５に対応する側断面図。
【図７】本発明の第２実施形態の傘収納用袋にこうもり傘を入れた状態を説明する図。
【図８】第１実施形態に係る傘収納用袋の製造ラインの概要を示す図。
【図９】袋を製造するためのロール状に巻き取られた素材を示した立体図。
【図１０】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、２本の切れ目を入れる初期工程を示した図。
【図１１】図１０を更に詳しく説明するための図。
【図１２】図１１のＹ矢視図。
【図１３】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、切れ目で分離した部分を開く前の状態を示した図。
【図１４】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、切れ目で分離した部分を開く工程を示した図。
【図１５】図１４を更に詳しく説明する図。
【図１６】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、２本の切れ目で挟まれた部分をベルトが配置されるべき位置に移動する工程を説明する図。
【図１７】図１６を更に詳しく説明するための図。
【図１８】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、２本の切れ目で挟まれた部分をベルトが配置されるべき位置に移動するための治具の構成を説明する図。
【図１９】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、折返し部を形成する工程を説明するための図。
【図２０】図１９を更に詳しく説明するための図。
【図２１】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、貫通孔及びミシン目を形成する工程を説明する図。
【図２２】貫通孔を形成するカッタ及びミシン目を形成するカッタの配置とそのカッタを取付ける治具の構成を示した図。
【図２３】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、長尺材から１個分の袋に裁断する際の裁断幅を示した図。
【図２４】第２実施形態の傘収納用袋の製造過程で、２本の切れ目で挟まれた部分をベルトが配置されるべき位置に移動する工程を説明する図。
【図２５】図２４を更に詳しく説明するための図。
【図２６】第１実施形態において、溶着部分を形成する際に用いる治具及び治具に装填される袋の束を立体的に示した図。
【図２７】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、溶着部分を形成する工程における初期状態を示した図。
【図２８】第１実施形態の傘収納用袋の製造過程で、溶着部分を形成する工程における溶着完了時を示した図。
【図２９】本発明の第３実施形態の傘収納用袋の平面図。
【図３０】第３実施形態の傘収納用袋の製造過程で、溶着部分及び切欠き部分の成形を同時に行う工程を示した図。
【図３１】従来技術における収納袋の正面図及び側面図。
【図３２】従来技術において、袋を複数枚まとめる際に使用される「ビニール帯」とその袋のまとめ方を示した図。
【符号の説明】
２・・・リール
１０、１０Ａ・・・傘収納用袋
１２・・・前面側部分
１４・・・背面側部分
１６・・・折返し部分
２０・・・側縁部
６２ａ、６２ｂ・・・切れ目
６４ａ、６４ｂ・・・カッタ
７４・・・治具
７６・・・折り曲げ用治具
８７・・・送りローラ
８８・・・溶断用カッタ
１００・・・長尺部材[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a bag for storing an umbrella and an improvement in a manufacturing technique of the improved umbrella storage bag.
[0002]
[Prior art]
For example, Japanese Patent No. 2562806 discloses an umbrella bag storage device, and discloses a technique for reliably opening an umbrella storage bag when storing an umbrella in the storage device. This technique is very effective.
[0003]
Such an umbrella bag storage device is provided, for example, near an entrance of a building where a large number of people enter and exit, such as a large store or a public facility, and stores a wet umbrella in an umbrella storage bag in rainy weather. This prevents rainwater attached to the umbrella from wetting the inside of the building.
Here, the conventional umbrella storage bag has a shape as shown in FIG. 31, and the bag itself has no member for engaging the umbrella.
Therefore, when walking along the passage or the like in the building with only the handle of the umbrella stored in the bag, the bag is detached from the umbrella by the weight of the rainwater accumulated in the bag, and only the umbrella storage bag is natural. A situation of falling occurs. When such a situation occurs, the umbrella storage bag that has fallen on the passage and the rainwater that has flowed out of the storage bag to the floor significantly impair the atmosphere inside the building.
[0004]
Even in a building having no umbrella bag storage device as disclosed in Japanese Patent No. 2562806, a number of bags having the same shape as that shown in FIG. 31 are prepared, and the umbrella is stored in the bag during rainy weather. I have.
Even in the case of this bag, since it is simply a rectangular bag, the same problem as described above, that is, the bag is detached from the umbrella and only the umbrella storage bag falls naturally, occurs. .
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been proposed in view of the above-described problems of the related art. When an umbrella is stored in a storage bag, the umbrella and the bag are separated from each other, and only the umbrella storage bag falls naturally. It is an object of the present invention to provide an umbrella storage bag that can prevent the umbrella.
Another object of the present invention is to provide a manufacturing apparatus and a manufacturing method for suitably manufacturing such an umbrella storage bag.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The umbrella storage bag (10) of the present invention has a front side portion (12) and a back side portion (14), has fused side edges (20, 20), and has a front side portion (12). Is shorter (by the dimension δ) than the back side portion (14), and the end portion (16) of the front side portion forms an opening (E). A region extending in the lateral direction (in a direction perpendicular to the longitudinal direction of the umbrella storage bag) extends in a region inside the storage portion I to be stored (in the direction close to the longitudinal direction of the umbrella storage bag) and in a region near the back side portion (14). A belt (18) is formed (Claim 1: FIG. 1).
Here, it is preferable to form a folded portion (16) at an end of the front side portion (12) constituting the opening (E).
[0007]
According to the umbrella storage bag (10) of the present invention having such a configuration, the belt (18) extending in the lateral direction (the direction perpendicular to the longitudinal direction of the umbrella storage bag) (has a relatively small width dimension ε). Are formed in a region inside the storage portion I (for storing the wet umbrella) and closer to the back side portion (14) than the opening portion (E).
When an umbrella is stored in the umbrella storage bag (10), even if the umbrella storage bag (10) is detached from the umbrella and only the umbrella storage bag (10) is about to fall, the belt (18) is held in the umbrella storage bag. It engages with the bone (Kb) portion and the region between the umbrella bones (Kb) and the bones (Kb) (see FIG. 3), so that only the umbrella storage bag (10) falls. There is no.
[0008]
Further, the umbrella storage bag (10, 10A) of the present invention has a front side portion (12) and a back side portion (14), has a fused side edge portion (20, 20), and has a front side portion. (12) is shorter (by the dimension δ) than the back side portion (14), and a through hole (22) is formed in a region where the back side portion (14) is longer than the front side portion (12). The through-hole (22) is formed with a fusion portion (24) (for example, formed in a substantially "wedge" shape), and a region between the through-hole (22) and the end of the rear side portion (14) is formed. A perforation (26) is formed (claim 2).
[0009]
According to the umbrella storing bag (10, 10A) of the present invention having such a configuration, a large number of bags (10, 10A) are handled by the fusion spot (24) formed in the through hole (22) ( For example, when handling 100 sheets as one unit), the individual bags (10, 10A) do not separate from the unit.
[0010]
As shown in FIG. 32, in the conventional umbrella storage bag 10J, since it is necessary to tie it with a vinyl band (so-called "bini band") B or a string, labor and cost are required for the work. On the other hand, in the umbrella storage bag (10, 10A) of the present invention, since the fusion spot (24) is formed, such an operation is unnecessary.
Since the fusion spot (24) is formed, for example, by cutting a large number (for example, 100) of umbrella storage bags (10, 10A) of the present invention with a high-temperature cutter, the fusion spot (24) is cut with a high-temperature cutter. At this time, the materials of the stacked many umbrella storage bags (10, 10A) are melted and integrated at the fusion site (24).
A large number of bags (10, 10A) or units which can be integrally handled by the fusion portion (24) are provided with two pins provided in a bag storage device of an umbrella as shown in, for example, Japanese Patent No. 2562806. By being inserted into the through hole, it is set in the bag storage device of the umbrella.
[0011]
In addition, since the perforation (26) is formed in the umbrella storage bag (10, 10A) of the present invention, after the umbrella is inserted into the bag (10, 10A), the umbrella is pulled, so that the perforation (26) is formed. 26) is torn and the umbrella bag (10, 10A) is securely removed from the umbrella bag storage device (see FIG. 4). In other words, with the umbrella storage bag (10, 10A) of the present invention, when the umbrella is separated from the umbrella bag storage device, fragments of the bag do not remain. 10A) or when replenishing units, no extra effort is required compared to the prior art.
[0012]
In order to manufacture the above-mentioned umbrella storage bag, the manufacturing apparatus of the umbrella storage bag (10) of the present invention processes the long bag-shaped member (100) to form the above-mentioned umbrella storage bag (of claim 1). In a manufacturing apparatus for manufacturing the bag (10), cutting means (cutters 64a and 64b: FIG. 8, FIG. 8) for forming two cuts (62a, 62b) on one side of the long bag-shaped member (100). 11), and the portion (63) sandwiched between the two cuts (62a, 62b) is located on the inner side of the opening (E) (of the storage portion I for storing a wet umbrella) and on the back side. Guide means (jig 74: see FIGS. 17 and 18) for moving to a position (63c) near the portion (14) (claim 3).
[0013]
And in order to manufacture the above-mentioned umbrella storage bag, in the manufacturing method of the umbrella storage bag (10) of this invention, a long bag-shaped member (100) is processed and the above-mentioned umbrella (of Claim 1) is processed. In the manufacturing method for manufacturing the storage bag (10), two cuts (62a, 62a, 62a, 64b) are formed on one side of the long bag-shaped member (100) by cutting means (cutters 64a, 64b: see FIGS. 10 and 11). 62b), and the portion (63) sandwiched between the two cuts (62a, 62b) by the guide means (74: see FIG. 17, FIG. 18, and FIG. 25) is positioned more than the opening (E). Moving to a position (63c) near the rear side portion (14) and inside the storage portion I for storing the wet umbrella (claim 6).
[0014]
Here, in the umbrella storage bag of the present invention described above, the belt (18) is formed in an area inside (the storage portion I for storing the wet umbrella) the opening (E). The belt (18A) may be provided on a side closer to the end of the back side portion (14) than the opening (E) (a place above the opening E in FIG. 5). Also in this case, the belt (18A) is provided in a region near the back side portion (14).
Even in the case of such a configuration, similarly to the above, it is prevented that the umbrella storage bag (10A) falls off from the umbrella (not shown) and only the umbrella storage bag (10A) falls. . Even in this case, the belt (18A) is caught in the umbrella bone (Kb) or in the region between the bones (Kb).
[0015]
The manufacturing apparatus of the present invention for manufacturing such an umbrella storage bag (10A) is a manufacturing apparatus for manufacturing the above-described umbrella storage bag (10) by processing a long bag-shaped member (100). Cutting means (cutters 64a, 64b: see FIGS. 8, 11 and 12) for forming two cuts (62a, 62b) on one side surface of the long bag-like member, and two cuts (62a , 62b) at a position closer to the end of the back side portion (14) than the opening (E) (position above the opening E) and at the back side portion (14). Guide means (74A: see FIG. 25) that moves to a close position (63d) (claim 4).
[0016]
And the manufacturing method of this invention which manufactures such an umbrella storage bag (10A) is a manufacturing method for processing the long bag-shaped member (100) to manufacture the umbrella storage bag (10) described above. Forming two cuts (62a1, 62b) on one side of the elongated bag-like member (100) by cutting means (cutters 64a, 64b: see FIGS. 8, 11, and 12); The portion (63) sandwiched between the two cuts (62a, 62b) by the guide means (74A: see FIG. 25) is located closer to the end of the rear side portion (14) than the opening (E) (opening). (A position above the part E) and a position (63d) close to the rear side portion (14) (claim 7).
[0017]
In order to manufacture the umbrella storage bag described above (claim 2), the umbrella storage bag manufacturing apparatus of the present invention is arranged such that the back side portion (14) of the umbrella storage bag (10, 10A) is on the front side. A perforation means for forming a through-hole (22) in a region shorter than the portion (12) (a location indicated by reference numeral "f" in FIG. 8), and a through-hole (22) formed in the through-hole (22), for example, in a substantially "wedge" shape. And fusing means (see FIGS. 26 to 28) for forming a fusing portion (24), and the perforating means (a location "f" in FIG. 8) forms a through hole (22). Cutter (82) for forming a perforation, a saw blade cutter (84) for forming a perforation (26), and the circular cutter (82) and the saw blade cutter (84) as an elongated member (100). And a pressing means (referred to as a symbol "f" in FIG. 8) for pressing toward the surface. Has a projection (102) inserted into the through hole (22) of a plurality of umbrella storage bags stacked, the projection (102) is formed hollow and has a groove (104), It has a heating cutter (110) that can be stored in the projection (102), and the heated blade (110E) of the heating cutter (110) is configured to be exposed from the groove (104) of the projection (102). (Claim 5).
[0018]
In order to manufacture the umbrella storage bag described above (claim 2), the method for manufacturing an umbrella storage bag according to the present invention uses the circular cutter (82) for forming the through hole (22) and the perforation (26). The back side portion (14) of the umbrella storage bag (10, 10A) is turned to the front side portion (12) by the perforation means (the location indicated by the symbol "f" in FIG. 8) having the saw blade cutter (84) forming Forming a through hole (22) and a perforation (26) in a shorter area, and placing a heated blade (110E) of a heating cutter (110) in a projection (102) having a groove (104). The heated blade (110E) of the heating cutter (110) is housed and exposed from the groove (104) of the projection (102), so that the through-hole (22) is formed (for example, in a substantially “wedge” shape). Forming a fused portion (24). Motomeko 8).
[0019]
Here, the perforating means (the location indicated by the symbol “f” in FIG. 8) forms the same line as the above-described manufacturing apparatus (in claims 3 and 4), and the fusing means (FIGS. 26 to 28) (Refer to claims 3 and 4) is preferably formed on a line different from the line having the above-described manufacturing apparatus (in claims 3 and 4) and the perforation means (the point indicated by “f” in FIG. E). Then, the above-mentioned line having the manufacturing apparatus (of claims 3 and 4) and the perforating means (the location indicated by the symbol “f” in FIG. 8) corresponds to the above-mentioned umbrella storage bag ( 10, 10A) are manufactured, and the plurality of manufactured bags before fusion are preferably stacked and moved to the fusion means.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0021]
The umbrella storage bag according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0022]
1 and 2 show an external view and a cross-sectional view of an umbrella storage bag according to a first embodiment of the present invention.
In FIGS. 1 and 2, an opening of the umbrella storage bag (hereinafter simply abbreviated as “bag”) indicated by reference numeral 10 is indicated by an arrow E.
[0023]
The bag 10 is made of polyethylene. This is because water does not leak even when a wet umbrella is stored, and is relatively inexpensive and easy to process. However, the material of the bag 10 is not limited to polyethylene. For example, if the odor of the bag itself does not matter, as in the case of mechanical parts, it is also possible to manufacture it with vinyl or the like.
[0024]
The bag 10 has a general shape in which a single sheet-like material (polyethylene) is folded in two, and has a structure in which a front side portion 12 and a back side portion 14 are joined. The inside of the bag 10, that is, the storage portion for storing the wet umbrella is denoted by reference numeral I.
Here, the opening E (the end of the front side portion) of the front side portion 12 has a folded portion indicated by reference numeral 16.
[0025]
The front side portion 12 is shorter than the rear side portion 14 by the dimension δ. An opening (through hole) 22 that penetrates through the back side portion 14 is formed in a portion where the back side portion 14 is longer than the front side portion 12 (region of dimension δ).
The through-hole 22 is provided with a fusion portion 24 formed in a substantially “wedge” shape.
[0026]
Further, a perforation 26 that connects the upper end of the bag from the through hole 22 and is parallel to the longitudinal direction of the bag is formed in a direction (upward in FIG. 1) away from the storage portion I of the through hole 22.
[0027]
A belt 18 having a relatively small width dimension ε is provided at a location inside the opening E (the end of the front side portion) (within the storage portion I). The belt 18 is arranged closer to the back side portion 14 than to the front side portion 12.
[0028]
Here, according to the bag shown in FIGS. 1 and 2, when the bag 10 comes out of the umbrella K and is about to fall after the wet umbrella K is put in the bag 10, as shown in FIG. Then, the belt 18 is hooked on the umbrella bone Kb or the region between the umbrella bone Kb. Therefore, even if the bag 10 tries to fall from the umbrella K, the bag 10 is prevented from falling off the umbrella because the belt 18 is caught on the umbrella bone Kb.
[0029]
Further, as shown particularly in FIG. 1, in the above-described bag 10, a fusion spot 24 is formed in the through hole 22. Details of the mode of forming the fusion spot 24 will be described later.
The formation of the fusion spot 24 prevents individual bags 10 from being separated from the unit when a large number of the bags 10 described above are handled (for example, 100 sheets are handled as one unit).
In other words, in the conventional umbrella storage bag 10J having no fusion spot 24, it is necessary to tie it with a vinyl band (a so-called “vinyl band”) B or a string as shown in FIG. It costs money. On the other hand, if the fusion spot 24 as shown in FIG. 1 is formed, such an operation becomes unnecessary.
[0030]
A large number of bags 10 (units of the bags 10) which can be integrally handled by the fusion portion 24 penetrate through two pins provided in an umbrella bag storage device as shown in, for example, Japanese Patent No. 2562806. By being inserted into the holes 22, 22, it is set in the bag storage device of the umbrella.
Here, since the perforation 26 is formed in the bag 10 shown in FIG. 1, as shown in FIG. 4, after the umbrella is inserted into the bag 10 and the umbrella is pulled, the perforation 26 is broken. The umbrella bag 10 is securely removed from the pins 48 of the umbrella bag storage device 30. In other words, in the case of the bag 10 shown in FIG. 1, when the umbrella is separated from the umbrella bag storage device 30, no fragments of the bag remain, so that a large number of bags 10 (units of the bag 10) No extra effort is required when replenishing, compared to the prior art.
[0031]
5 and 6 show an umbrella storage bag 10A according to a second embodiment of the present invention.
This bag 10A has substantially the same configuration as the bag 10 shown in FIGS. However, in the bag 10 shown in FIGS. 1 and 2, the belt 18 is provided at a location inside the storage portion I with respect to the opening E (a location below the opening E in FIG. 1). In the bag 10A shown in FIG. 5 and FIG. 6, the similar belt 18A is closer to the through hole 22 than the opening E (a position above the opening E in FIG. 5: the end side of the back side portion 14). Are different from those of the first embodiment.
In other respects, the bag 10A is the same as the bag 10 shown in FIGS.
[0032]
The bag 10A shown in FIGS. 5 and 6 is also prevented from falling off from an umbrella (not shown).
This is because, as shown in FIG. 7, the belt 18A is hooked on the umbrella bone Kb or in the region between the bones Kb, Kb (as described above with reference to FIG. 3).
Other functions and effects of the bag 10A shown in FIGS. 5 and 6 are the same as those of the bag 10 shown in FIGS.
[0033]
Next, an embodiment of manufacturing the above-described umbrella storage bag 10 will be described with reference to FIGS. 8 to 23 and FIGS. 26 to 28.
[0034]
The bag 10 is manufactured by processing a long bag-like member (in the illustrated embodiment, the material is polyethylene) wound in a roll shape as shown by reference numeral a in FIG. 8 and reference numeral 100 in FIG. Is done. The “long bag-like member wound in a roll shape” is a commercial product sold by a raw material processor.
[0035]
The overall configuration of the umbrella storage bag manufacturing apparatus will be described with reference to FIG.
[0036]
8, a long polyethylene bag-shaped member 100 (see FIG. 9) wound up in a roll on the reel 2 is arranged.
The long bag-shaped member (hereinafter, referred to as “long material”) 100 is pulled out by the pull-out rollers 60, 60.
[0037]
As illustrated in FIG. 8 and FIGS. 10 to 13, the pulled out elongated material 100 is cut at two locations by cutters 64 a and 64 b to form cuts 62 a and 62 b.
Here, the cut 62b forms the opening E of the bag 10. Further, a region 63 sandwiched between the cuts 62a and 62b constitutes the belt 18.
FIG. 11 illustrates the process schematically shown in FIG. 10 in more detail.
[0038]
10 and 11, the position of the cut 62b cut by the cutter 64b is determined by the dimension δ (the dimension of the portion where the back portion 14 is longer than the front portion 12) shown in FIG. In other words, the dimension LC from the left end of FIG. 10 to the cutter 64b of the long member 100 is uniquely determined by the dimension δ shown in FIG.
Note that, in FIG. 11, an arrow X indicates a direction in which the long member 100 moves by being pulled.
[0039]
In FIG. 11 and FIG. 12 which is a view taken in the direction of the arrow Y in FIG. 11, a sheet 100U above the long member 100 (corresponding to the front side portion 12 when manufactured into a bag) and a sheet 100L below the bag The cutter receiving member C is inserted between the rear-side portions 14 in the case of manufacturing.
The cutter receiving member C is inserted between two polyethylene sheets (between 100U and 100L) so that the cutters 64a and 64b do not cut the upper and lower long members 100.
[0040]
On the other hand, the cutting edge 64c of the cutters 64a, 64b is indirectly connected to the cutter receiving member C via the first supporting member B1 and the second supporting member B2, and is located at a specific position P of the cutter receiving member C. It is arranged so that it may touch.
[0041]
Mounting holes 64d are provided in the cutters 64a and 64b, and mounting holes (not shown) are provided between the cutters 64a and 64b (between the front and back sides of the paper) so as to secure the width ε of the belt 18. The spacer 65 is sandwiched between the mounting hole 64d on the cutter side, the mounting hole for the spacer (not shown), and the elongated hole B1b having a longer diameter in the longitudinal direction on the first support member B1 side. The cutters 64a and 64b and the spacer 65 are attached to the first support member B1 with a single bolt.
Accordingly, the angle of the cutting edge can be adjusted by rotating the cutter 64 in the direction of the arrow G, and the cutter 64 can slide in the direction of F (left and right in the figure). P can also be moved.
[0042]
A mounting hole B1a is provided at the other end of the first support member B1, and a mounting hole B2a is provided at one end of the second support member B2, and one bolt is provided in the two mounting holes B1a and B2a. The first support member B1 is rotatable in the direction of the arrow J around the mounting hole B2a. Therefore, the cutting edges 64c of the cutters 64a and 64b can be adjusted in the vertical direction.
[0043]
In addition, for example, by adding an attachment between the first pointing member B1 and the second support member B2, for example, the position in the width direction of the cutter 64, that is, the width direction of the long bag-shaped member that is the material of the bag is measured. It is also possible to change the position.
[0044]
Further, the width ε of the belt 18 can be changed by changing the width ε of the spacer 65.
[0045]
The elongate member having the cuts 62a and 62b is schematically shown in FIGS. 10 and 11 in FIG.
[0046]
At a location indicated by reference character C in FIG. 8, a step of opening the portion 66 separated by the cut 62a in the direction of the arrow T is performed as shown in FIGS.
In other words, in the step shown in FIG. 14, the operation of expanding the portion 66 to the area 14 S corresponding to the back surface 14 side of the umbrella storage bag 10 of the long member 100 is performed.
The rear portion 14 is longer than the front portion 12 by expanding the portion 66 toward the area 14S corresponding to the rear portion 14.
[0047]
FIG. 15 illustrates the process described in FIG. 14 in more detail. In FIG. 15, a deployment jig 70 having a curved distal end is pressed against a portion indicated by reference numeral 66 of the long member 100.
In the example shown in FIG. 15, the deployment jig 70 is urged to move the portion 66 to the left in FIG. 15, and deploys the portion 66 to the area 14 S side corresponding to the back surface 14. Go.
[0048]
As shown in FIG. 16, the portion 63 sandwiched by the cuts 62 a and 62 b (see FIGS. 13 and 14) is located at the position indicated by the reference numeral d in FIG. (A position closer to the area 14S corresponding to the back side portion 14 than the opening E and the inside of the storage section I).
[0049]
FIG. 17 specifically shows the step shown in FIG. In FIG. 17, a portion 63 indicated by a virtual line (broken line) is a position 63c where the belt 18 (see FIG. 1) is to be arranged by the jig 74 (in FIG. (The position close to the area 14S corresponding to the rear side portion 14).
[0050]
Here, as shown in detail in FIG. 18, the jig 74 makes two cuts 74a in a direction perpendicular to the longitudinal direction of the long bag-like member 100 (see FIGS. 9 to 11) which is a material. The portion 74b sandwiched between the two cuts 74a, 74a is temporarily separated in one of the upper and lower directions on the paper surface, and then bent back in the same direction as the original material. As shown in FIG. The shape is configured such that a groove 74v is formed. Then, the jig 74 has a shape in which the portion 63 is sandwiched between the grooves 74v, and moves to a position 63c where the belt 18 (see FIG. 1) is to be arranged.
[0051]
At the location indicated by reference character E in FIG. 8, as shown in FIG. 19, in the region 12S of the long member 100 corresponding to the front portion 12 side of the umbrella storage bag 10, the corresponding portion (corresponding to the front portion 12). The end 12S-E of the region 12S is bent as shown by the arrow T2 to form the folded portion 16.
[0052]
FIG. 20 illustrates the process described in FIG. 19 in more detail.
20, an end 12S-E (see FIG. 19) of the front surface equivalent region 12S of the long member 100 is folded or folded by the folding jig 76 to form the folded portion 16.
At this point, the area 14S corresponding to the back side part 14 is longer than the area 12S corresponding to the front side part 12 by the dimension δ.
[0053]
8, the through hole 22 and the perforation 26 described with reference to FIG. 1 are formed. The specific mode is shown in FIG.
As shown in FIG. 21, a cutter 82 for forming a through hole 22 in a portion where a region 14S corresponding to the back side portion 14 is longer than a region 12S corresponding to the front side portion 12, that is, a region having a dimension δ, The cutter 84 for forming the perforations 26 is configured to be pressed.
[0054]
Although the cutter 82 for forming the through hole 22 is not clearly shown in FIG. 21, a plurality of saw-like teeth are formed at the tip of a cylindrical cutter body. The cutters 82 and 84 are attached to the cutter mounting jig 85 shown in FIG. 22 so that the perforations 26 are continuously formed from the center of the through hole 22 to the end of the bag 10 as shown in the bag 10 of FIG. A pair of cutters 82 and 84 are arranged.
[0055]
Further, the cutter 84 for forming the perforation 26 has a tip of a tooth 84a closest to the cutter 82 side for forming the through hole 22 at a lowermost position, and a farthest tooth 84d on the opposite side of the cutter 82. The arrangement of the tip positions of all the teeth is inclined so that the tip is at the uppermost position. The reason why the tips of the teeth are arranged in an inclined manner is that the tips of the teeth hit the elongate member 100 as a material one by one so that the teeth can be easily bitten into the elongate member 100. That is, by increasing the contact pressure at the beginning of the hitting, it is easy to dig (perforation is easily formed).
[0056]
At the stage of passing through the location indicated by the symbol “F” in FIG. 8, the long member 100 is in a state as shown in FIG. 23, that is, the bag 10 in FIG. In the left-right direction.
Then, in an area indicated by reference numeral 86 in FIG. 8, each umbrella storage bag 10 is separated one by one as shown in FIG. 1 (however, as described later, the fused portion 24 is not formed yet). .
[0057]
The area indicated by reference numeral 86 in FIG. 8 includes feed rollers 87, 87, a fusing cutter 88 and its receiving member 90, and upper and lower conveyor mechanisms 92, 94 for feeding.
[0058]
The feed rollers 87, 87 accurately feed the continuous long member 100 by the width W of the umbrella storage bag 10 (see FIGS. 1 and 23). By feeding the long member 100 exactly by the dimension W with the feed rolls 87, 87, the next fusing cutter 88 and its receiving member 90 cut the umbrella storage bag 10 exactly by the width W. I can do it. In other words, the region 14S corresponding to the back side portion 14 and the region 12S corresponding to the front side portion 12 are fused by the fusing cutter 88 and its receiving member 90 at the fusing position indicated by reference numeral Mc in FIG. Meanwhile, the long member 100 is cut.
[0059]
In the fusing cutter 88 and its receiving member 90, the fusing cutter 88 is heated so that the surface thereof is equal to or higher than the temperature at which polyethylene is melted. The heating method may be a known general method (for example, electric heating).
The cutter 88 cooperates with the receiving member 90 so that the relatively thin long member 100 is reliably cut. When the long member 100 is cut by the width W of the bag 10 (see FIGS. 1 and 23), the high temperature of the cutter 88 causes the polyethylene long member 100 to melt, and the umbrella storage bag 10 to be melted. Side edges 20 are securely bonded.
[0060]
At the stage where the long member 100 is cut by the fusing cutter 88 and its receiving member 90, the umbrella storage bag 10 as shown in FIG. 1 is completed. Therefore, the completed article storage bags 10 are sent out one by one to the member 240 side existing on the left side in FIG. 8 by the feeding conveyor mechanisms 92 and 94.
[0061]
The member 240 forms the fused portion 24 described in FIG.
The configuration for forming the fused portion 24 with the member 240 will be described with reference to FIGS.
[0062]
FIG. 26 is a diagram showing a jig 240 for forming a fused portion, in which two cylindrical projections 102 each having a closed end are stacked with a predetermined number of bags (for example, 100). FIG. 3 is a view three-dimensionally showing a process of inserting the through hole 22.
FIG. 26 shows an embodiment in which the bundles of bags 10 which are once stacked in a predetermined number are collectively inserted into the projections 102 of the jig 240. However, in the final process of the line of FIG. A configuration may be adopted in which the jigs 240 can be automatically inserted one by one into the projections 102 of the jig 240.
[0063]
In the jig 240 for forming the fused portion 24 (see FIG. 1), a pair of cylindrical projections 102 whose top ends are closed on the upper surface of the jig main body 240a flows through the long member 100. 26 (in FIG. 26, the direction perpendicular to the white arrow).
[0064]
A groove 104 is formed in the protrusion 102 on the opposite side of the flow of the long member 100.
When FIG. 26 is viewed from above in a plan view, a cutout portion 105 which protrudes from the cylindrical cross section of the protrusion 102 and has a width substantially equal to that of the groove 104 is formed in a direction opposite to the flow of the long member.
[0065]
As shown in FIG. 27, the heated blade 110E of the heating cutter 110 for forming a fused portion rises upward from below in the groove 104. FIG. 28 shows a state where the cutter 110 has been completely lifted. That is, in the state of FIG. 28, the portion of the bag 10 where the blade 110 E is exposed from the groove 104 is melted while cutting, thereby forming the welded portion 24.
[0066]
Next, a method of manufacturing the umbrella storage bag 10A according to the second embodiment described with reference to FIGS. 5 and 6 will be described.
[0067]
The manufacturing method of the umbrella storage bag 10A in FIGS. 5 and 6 is substantially the same as the embodiment described above with reference to FIGS. 8 to 23 and FIGS.
However, in manufacturing the bag 10 of FIGS. 1 and 2, in FIG. 17, the portion 63 is moved to a position 63c inside the storage portion I and closer to the region 14S corresponding to the back side portion than the opening E in FIG. The difference is that the bag 10A shown in FIGS. 5 and 6 is manufactured.
[0068]
As shown in FIGS. 24 and 25, when manufacturing the bag 10A of FIGS. 5 and 6, the band 18A is arranged in FIG. 5 by the jig 74A in the region 63 sandwiched by the cuts 62a and 62b. The position is moved to a position 63Ac, that is, a position closer to the through hole 22 than the opening E in FIG. 5 and close to the region 14S corresponding to the rear side portion 14.
Here, the jig 74A has the same configuration as the jig 74 shown in FIG. 17, and the positions or directions of the components are adjusted.
[0069]
Here, an umbrella bag storage device (such as that disclosed in Japanese Patent No. 2562806) may have a portion that interferes with the region between the through holes 22 depending on the model.
In the case of such an umbrella bag storage device, the bags 10, 10A as shown in FIGS. 1 to 6 cannot be set.
The third embodiment shown in FIGS. 29 and 30 has been proposed to cope with such a situation.
[0070]
In the bag 10B according to the third embodiment shown in FIG. 29, a large notch Uc is formed in a region between the through hole 22 and the perforation 26.
Even if a plurality of bags 10B (for example, 100) having such cutout portions Uc are stacked, the cutout portion Uc is a space. Therefore, even if it is set in an umbrella bag storage device of the type described above (for example, a reinforcing rib is disposed at the position of the notch Uc), it interferes with a portion (reinforcement rib) of the bag storage device. Is prevented.
[0071]
FIG. 30 shows an aspect of manufacturing a bag 10B according to the third embodiment.
For example, at the time of forming the fused portion 24 described with reference to FIGS. 26 to 28, the notch portion Uc is formed by pushing the cutter 120 having a shape corresponding to the notch portion Uc into the bundle of bags 10B from above, for example. do it.
In FIG. 30, only the cutter 120 is three-dimensionally shown for convenience.
[0072]
However, it is inconvenient for the cutter 120 to be a type that can be cut by heating. If the notch Uc is blown off by the cutter 120, the connection between the bags 10B in the bundle becomes too strong, and it becomes difficult to store the umbrella and remove the bag from the bundle. is there.
Therefore, a normal cutter that does not heat is used as the cutter 120. However, in order to cut a stack of many bags 10B, a bag having a sharp and strong cutting edge is preferable.
[0073]
It is to be noted that the illustrated embodiment is merely an example and is not a description to limit the technical scope of the present invention.
[0074]
【The invention's effect】
The functions and effects of the present invention are listed below.
(1) The belt extending in the lateral direction of the umbrella storage bag is formed in a region inside the opening and near the back side portion, and when the umbrella is stored in the umbrella storage bag, Even if the umbrella storage bag is detached from the umbrella and only the umbrella storage bag is about to fall, the belt engages with the umbrella bone part or the area between the umbrella bones, so the umbrella storage bag Only the bag will not fall.
(2) When a large number of bags are stacked and handled, the individual bags do not separate from the stacked bundle due to the fused portions formed in the through holes provided in the umbrella storage bag.
(3) Unlike a conventional umbrella storage bag, it is not necessary to tie the umbrella with a vinyl band or a string, and such a work becomes unnecessary, and as a result, the cost can be reduced.
(4) Since a perforation connecting the through hole of the umbrella storage bag and the end of the bag is formed, after inserting the umbrella into the bag and pulling the umbrella, the perforation is broken and the umbrella bag is broken. Removes securely from the umbrella bag storage device. In other words, with the umbrella storage bag of the present invention, when separating the umbrella from the umbrella bag storage device, no fragments of the bag remain, so that a large number of bags or units are refilled. In addition, compared to the prior art, no extra effort such as cleaning up and cleaning of the fragments is required.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of an umbrella storage bag according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view corresponding to FIG.
FIG. 3 is a diagram illustrating a state in which a bat umbrella is placed in an umbrella storage bag according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a state in which the bag is torn from a perforation provided in the umbrella storage bag when the umbrella storage bag of the first embodiment of the present invention is removed from the umbrella storage bag storage device.
FIG. 5 is a plan view of an umbrella storage bag according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side sectional view corresponding to FIG. 5;
FIG. 7 is a diagram illustrating a state in which a bat umbrella is placed in an umbrella storage bag according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a view showing an outline of a production line for an umbrella storage bag according to the first embodiment.
FIG. 9 is a three-dimensional view showing a material wound into a roll for manufacturing a bag.
FIG. 10 is a diagram showing an initial step of making two cuts in the manufacturing process of the umbrella storage bag of the first embodiment.
FIG. 11 is a diagram for explaining FIG. 10 in further detail;
FIG. 12 is a view as seen in the direction of the arrow Y in FIG. 11;
FIG. 13 is a view showing a state before a portion separated by a cut is opened in a manufacturing process of the umbrella storage bag according to the first embodiment.
FIG. 14 is a view showing a step of opening a part separated by a break in a manufacturing process of the umbrella storage bag of the first embodiment.
FIG. 15 is a diagram for explaining FIG. 14 in more detail;
FIG. 16 is a diagram illustrating a step of moving a portion sandwiched between two cuts to a position where a belt is to be arranged in a manufacturing process of the umbrella storage bag according to the first embodiment.
FIG. 17 is a diagram for explaining FIG. 16 in more detail;
FIG. 18 is a diagram illustrating a configuration of a jig for moving a portion sandwiched between two cuts to a position where a belt is to be arranged in a manufacturing process of the umbrella storage bag according to the first embodiment.
FIG. 19 is a view for explaining a step of forming a folded portion in the manufacturing process of the umbrella storage bag according to the first embodiment.
FIG. 20 is a diagram for explaining FIG. 19 in further detail;
FIG. 21 is a diagram illustrating a step of forming a through-hole and a perforation in a manufacturing process of the umbrella storage bag according to the first embodiment.
FIG. 22 is a diagram showing an arrangement of a cutter forming a through hole and a cutter forming a perforation, and a configuration of a jig for mounting the cutter.
FIG. 23 is a diagram showing a cutting width when the long material is cut into one bag in the manufacturing process of the umbrella storage bag of the first embodiment.
FIG. 24 is a diagram illustrating a step of moving a portion sandwiched between two cuts to a position where a belt is to be arranged in a manufacturing process of the umbrella storage bag according to the second embodiment.
FIG. 25 is a diagram for explaining FIG. 24 in more detail;
FIG. 26 is a diagram three-dimensionally showing a jig used for forming a welded portion and a bundle of bags loaded in the jig in the first embodiment.
FIG. 27 is a diagram showing an initial state in a step of forming a welded part in a manufacturing process of the umbrella storage bag of the first embodiment.
FIG. 28 is a view showing a state in which the welding is completed in a step of forming a welded part in a manufacturing process of the umbrella storage bag of the first embodiment.
FIG. 29 is a plan view of an umbrella storage bag according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 30 is a view showing a step of simultaneously forming a welded portion and a notched portion in a manufacturing process of the umbrella storage bag of the third embodiment.
FIG. 31 is a front view and a side view of a storage bag according to the related art.
FIG. 32 is a view showing a “vinyl belt” used when a plurality of bags are put together in the related art and a method of putting the bags together.
[Explanation of symbols]
2 ... reel
10, 10A ... umbrella storage bag
12 Front part
14 ・・・ Back side
16 ... folded part
20 ... side edge
62a, 62b ... break
64a, 64b ... cutter
74 ・・・ Jig
76 ・・・ Bending jig
87 ・・・ Feed roller
88 ··· Fusing cutter
100 long member

Claims

A front side portion, a back side portion, and a fused side edge, wherein the front side portion is shorter than the back side portion, and an end of the front side portion constitutes an opening; An umbrella storage bag, wherein a belt extending in a lateral direction is formed in a region inside the region and nearer to the back side portion.

It has a front side portion and a back side portion, and has a fused side edge, and a through hole is formed in an area where the front side portion is shorter than the back side portion and the back side portion is longer than the front side portion. An umbrella storage bag, wherein a fused portion is formed in the through-hole, and a perforation is formed in a region between the through-hole and the rear end portion.

2. A manufacturing apparatus for manufacturing an umbrella storage bag according to claim 1 by processing a long bag-like member, wherein cutting means for forming two cuts on one side surface of said long bag-like member. An apparatus for manufacturing an umbrella storage bag, comprising: a guide means for moving a portion sandwiched between cuts of a book to a position inside the opening and close to a back side portion.

In a manufacturing apparatus for manufacturing a bag for storing an umbrella by processing a long bag-like member, cutting means for forming two cuts on one side surface of the long bag-like member, and two cuts An apparatus for manufacturing an umbrella storage bag, comprising: guide means for moving the sandwiched portion to a position closer to the end of the rear side portion than the opening and to a position closer to the rear side portion.

3. A manufacturing apparatus for manufacturing an umbrella storage bag according to claim 2, wherein a piercing means for forming a through hole in a region where the back side portion of the umbrella storage bag is shorter than the front side portion, and a fused portion formed in the through hole. The perforating means includes a circular cutter for forming a through hole, a saw blade cutter for forming a perforation, and a long blade formed by the circular cutter and the saw blade cutter. A pressing means for pressing the member toward the member, wherein the fusing means has a projection inserted into a through-hole of the plurality of stacked umbrella storage bags, and the projection is formed in a hollow shape and has a groove. And a heating cutter which can be stored in the projection, and a heated blade of the heating cutter is configured to be exposed from a groove of the projection. Bag manufacturing equipment.

2. A manufacturing method for processing an elongated bag-like member to produce an umbrella storage bag according to claim 1, wherein a step of forming two cuts on one side surface of the elongated bag-like member by cutting means, and a guide Moving the portion sandwiched between the two cuts by the means to a position inside the opening and close to the back side portion. .

In the manufacturing method for manufacturing the above-mentioned bag for storing an umbrella by processing a long bag-like member, a step of forming two cuts on one side surface of the long bag-like member by cutting means, and a guide Moving the portion between the two cuts by means to a position closer to the end of the back side portion than the opening and to a position closer to the back side portion. Manufacturing method of storage bag.

3. The manufacturing method for manufacturing an umbrella storing bag according to claim 2, wherein the back side portion of the umbrella storing bag is a front side portion by a perforating means having a circular cutter forming a through hole and a saw blade cutter forming a perforation. Forming a through hole and a perforation in a shorter region, storing the heated blade of the heating cutter in the grooved projection, and exposing the heated blade of the heating cutter from the groove of the projection. Forming a fused portion in the through-hole, thereby producing a bag for storing an umbrella.