JP2004208886A - 美容用研磨・艶出しシート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天然基材又は合成樹脂基材の少なくとも一面に砥粒を設けてなり、該基材シート面に熱昇華転写プリントにより必要情報が形成されてなることを特徴とする美容用研磨・艶出しシート。
【選択図】図2
Description
【発明の属する利用分野】
本発明は、使用者が手元で見つめて使用する研磨・艶出しシートによって、手や足の爪又は踵などの角質化した部分を平滑にしたり艶を出したりするに際して、該研磨・艶出しシートの表面や裏面の砥粒面に必要情報を形成することによって美容・衛生又は美容ファッションに関する有用情報の提供が可能な美容用研磨・艶出しシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に爪を研磨して艶を出すことは、日常清潔を保つためと美容のために行われているが、特に衣服や化粧に合わせてカラフルな雰囲気を得るためにマニキュアやペティキュアを行う前処理として爪の研磨や艶出しが多用されている。
例えば、エナメル塗料を用いてカラフルに塗布したり、ネイルアートとして図柄を付与するネイルファションは、女性の心を過激に刺激して人気を高めている。 爪の表面美粧にはエナメル塗装が一般的であるが、経時的に爪の表面に発生している縦皺が浮き上がって見えたり、爪の先端部分のエナメル塗装だけが先に脱落したりして見苦しくなったりするので、長期間にわたって表面美粧を維持することは困難である。このような手や足の爪又は踵などの身体の角質化した部分を平滑にし、かつ艶を出すために研磨・艶出しシートが用いられている。
【0003】
従来の研磨・艶出しシートは、単純に表面に砥粒を固定したり、ヤスリ面を形成したサンドペーパーやスティック状のものが知られている。しかし、これらの研磨・艶出しシートで、爪等の研磨や艶出しを行う場合、本来健康な爪の表面にある縦筋状の凹凸を過度に削除することが多く、爪の厚さも薄くなり、折れやすく弱い爪となる。また、ドライな状態のままヤスリ目で爪表面の凸部を削るために爪表面に細かい傷が多く残り、その後、艶出しのために表面をさらに極細目のサンドペーパー等で仕上げ削りをしたとき、爪はさらに薄くなる欠点がある。また、ドライな状態で、研磨・艶出しするので、爪などの角質部が細かい紛状になって周囲に飛散し不潔でもあった。さらに、踵などの角質化した部分の研磨・艶出しでは、角質部分ばかりでなく、その内層の肉質部まで研磨されて出血したり、研磨した傷口が化膿することもあった。
【0004】
このように爪、踵や肘など人体の角質化した部分を研磨・艶出しする用具は数多く出願されており、代表的には粒状研磨・艶出し剤を接着剤で固定したスッティック状の爪ヤスリ(実開昭57−67604号公報、実開昭63−147107号公報、特開平2−232004号公報、特開平5−91918号公報、実用登録第3040920号)、砥粒のような粒状研磨・艶出し剤を接着剤でシートやフイルムに固定したり、シート表面を粗面化したシート状爪磨き(実開昭61−184504号公報、実開平5−51205号公報、実用登録第3079689号、実用登録第3087056号)が知られている。
【0005】
また、スティック状の爪ヤスリやシート状爪磨きの改善にかかるものとして、実開昭61−184504号公報では、柔軟性のあるシートやフイルムを用いた楕円形基材の片面に砥粒とバインダーからなる研磨・艶出し層を設け、この基材に研磨・艶出し層側が膨出する湾曲形状を形付けした美爪具シート、特願平3−278620号公報では、紙、不織布又は発泡樹脂シートのようなクッション支持体と無機質微粉末、着色剤及びバインダー樹脂とを含有するコーテイング剤の塗工層からなる爪磨き樹脂層とを有する積層構造による爪磨き用シートで、爪磨き樹脂層中の無機質微粉末の平均粒度と着色剤の色彩とが互いに相違する少なくとも2種類の爪磨き用シートの組み合わせとしたもの、実開平6−62907号公報に保湿剤含浸した部材の片面に研磨・艶出し用ヤスリを設け、他面に艶出し用ヤスリを設け、かつ前記研磨・艶出し用ヤスリに小孔を設けた美容用研磨・艶出しシートが公知であり、これらは角質部を削りすぎることなく、削ったときに爪等の角質部が紛状になって周囲への飛散防止を目的とするものがほとんどである。また、爪ヤスリ面に模様形成を図った技術は限られており、例えば、特開平11−318548号公報では、高温発色性インクに砥粒を混ぜた絵付け材を用いた皮膚用爪ヤスリが知られているが、形成される模様は装飾性に優れたものであって、使用者者にとって健康や美容に関する必要情報ではなかった。
【0006】
一方、シート表面に模様形成するのに、昇華性染料を用いた熱転写方式は汎用されている。例えば、特開平5−330250号公報には、高温離型性を改善するために染料受容層の上に融着防止層を設けることが、特開平5−330257号公報では、色材層自体にフェノキシ樹脂を含有させて熱融着防止を図ることが知られている。また、染料受容層が塩化ビニルとビニルエーテルポリマーとの組成物を用いて画像濃度ムラや色材層との熱融着を生ずることなく、高速転写が可能で、耐光性に優れた高濃度の転写画像を形成することができる熱転写受容シートも特開平6−143835号公報で知られている。また、特開2002−154724号公報では、オンデマンド印刷手段で画像層が形成された基体フイルムを被転写物の表面に裁置し、画像層が形成された面とは反対面側より基体フイルムを加熱体で加熱加圧し、画像層を被転写物表面に転写する方法が知られているが、いずれも一般的な美装シートを得ることを目的とするものであって、昇華転写法によって、爪研磨・艶出しシートに模様形成することは知られていない。
【0007】
【特許文献】
1.実開昭57−67604号公報
2.実開昭61−184504号公報
3.実開昭61−184504号公報
4.実開昭63−147107号公報
5.実開平5−51205号公報
6.実開平6−62907号公報
7.実用登録第3040920号
8.実用登録第3079689号
9.実用登録第3087056号
10.特開平2−232004号公報
11.特願平3−278620号公報
12.特開平5−91918号公報
13.特開平5−330250号公報
14.特開平5−330257号公報
15. 特開平6−143835号公報
16.特開平11−318548号公報
17.特開2002−154724号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の研磨・艶出しシートでは、無地や無模様が一般的であり、これら以外のものでも広告・宣伝のためのものであって、研磨・艶出しシートを情報媒体として活用する発想はなかった。従来の爪の研磨・艶出し具では、スティック状又はシート状のいずれにおいても、商品価値を高めるための用具自体の美装が追求されているが、美容・健康・ファッション等に関する有用情報を研磨・艶出しシートに形成して、この情報を使用者が身近に見ることができなかった。
そこで、本発明者らは、爪の研磨・艶出し具が使用者の手元で正確に位置を確かめて使用する用具であることを活用して、使用者にとっての有用情報、例えば美容・健康や美容ファッション情報を研磨・艶出し具の表面及び/又は裏面に形成しておくことにより、情報媒体として有効に利用することができることに着目した。
【0009】
必要情報の形成手段は、通常のプリント技術で印捺が可能であるが、印捺着色料によって爪を汚染すること、汚染を防止するためにバインダーを用いると、砥粒の研磨・艶出し効果が低下する問題も生じる。
そこで、本発明では、従来必要情報の提供面として全く活用されていなかった砥粒面を活用して、新しい発想により美容・衛生又は美容ファッション情報等を研磨・艶出しシート表面に形成することを目的とする。
また、本発明では、砥粒面を、情報提供を行う面として活用した美容用研磨・艶出しシートを経済的に提供することを課題とする。さらに、本発明では、砥粒面への必要情報の形成に際して、熱昇華染料を使用することにより、砥粒の研磨・艶出し効果を低減させることがなく、使用時に爪や皮膚を汚染することがない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の構成を基本としている。
(1)砥粒がバインダーにより基材シートの表面及び/又は裏面に固定されてなり、基材シートの少なくとも砥粒の固定面には熱昇華染料の使用による転写によって必要情報が形成されてなることを特徴とする美容用研磨・艶出しシート。
(2)必要情報が、美容・衛生・ファッションに関する情報であり、文章又は図柄により形成されてなることを特徴とする(1)に記載の美容用研磨・艶出しシート。
(3)爪磨きシートの表面と裏面に固定する砥粒が、粒度を異にした砥粒によって平滑仕上げ面と艶出し仕上げ面が形成されてなることを特徴とする(1)又は(2)に記載の美容用研磨・艶出しシート。
(4)上記基材シートが、透明又は淡白色の顔料及び/又は充填剤を加えて成膜したウレタン系、ポリオレフイン系又はポリスチレン系から選ばれる合成樹脂フイルム又はシート、合成紙又は合成繊維を含むシート、表面に微細孔を設けた多孔質紙又はこれらを組み合わせた可撓性の積層体であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の美容用研磨・艶出しシート。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の構成は、基本的には、合成樹脂シート、合成紙、合成繊維を含むシート状を基材として、少なくともその一面に砥粒を設けて、さらにその上に熱昇華性染料による熱転写プリント法で印捺することにより、美容・健康・ファッションに必要な情報を設けるものである。基材シート表面に砥粒を固定し、研磨・艶出しシート素材を得るのに、砥粒は、人体に毒性などの悪影響を与えなければ、素材に限定されることはない。例えば、珪砂、アルミナ、酸化ジルコニウム、ダイヤモンド、窒化ホウ素等の粒径1〜50μm程度の粒子を用いる。研磨用と艶出し用では、砥粒の粒度を使い分けるが、研磨面用としては若干粒径の大きい粒径20〜50μmの粒子が好ましく、艶出し用にはそれより粒径の小さい粒径1〜8μmの粒子が好ましい。
基材シートの一面のみを用いて研磨と艶出しの両方を兼ね備えようとすると、上記粒径の中間的な粒度のものを使用することも考えられるが、研磨では用いる砥粒が上記研磨の粒径範囲より小さく、研磨に時間がかかるし、逆に艶出しでは砥粒が上記艶出しの粒径範囲より大きいので、艶出し効果もそれ程見込めない。
【0012】
基材シート面に砥粒を固定には、汎用手段でよく、例えば、離型性のある天然基材又は合成樹脂基材上に、バインダーに前記砥粒を含有する配合液を塗布して乾燥することにより形成することができる。
基材シートの合成樹脂素材としては、透明又は淡白色の顔料及び/又は充填剤を加えて成膜したウレタン系、ポリオレフイン系、ポリスチレン系などの合成樹脂フイルム又はシートがある。また、天然繊維紙、上質紙、コート紙、表面に微細孔を設けた多孔質紙又はこれらを任意に組み合わせた可撓性の積層体を使用することができるが、研磨・艶出し時の使い易さや強度の上で可撓性を有する基材であることが好適である。
【0013】
また、シート面に必要情報を形成するために予め熱転写用インキと相溶性のある樹脂層や熱転写時の融着防止層を設けておくことが好ましい。融着防止層として通常の離型剤が用いられるが、ポリビニルエーテル又はビニルエーテルと相溶性のある樹脂との混合物又は共重合体からなる融着防止層なども用いられる。砥粒の固着のためのバインダーは、アクリル樹脂エマルジョン又はエポキシ系エマルジョンを用いて、増粘剤により粘度を調節して用いる。
【0014】
本発明の研磨・艶出しシートを図面で説明する。
図1は、一面にのみ砥粒を設けた研磨・艶出しシートで、基材シートの上に砥粒を固着したシート、図2は、図1の部分拡大図で、砥粒の上から昇華性染料プリント法で熱転写した状態を示す。
図中、1は基材シート、2は砥粒、3は熱転写された昇華性染料の層を示す。
本発明では、健康・美容等に関する使用者のネイルケアーに必要な情報を研磨・艶出しシートの表面及び/又は裏面上に形成するが、砥粒面に情報を形成するには、熱昇華性染料を用いた熱転写プリント法により、砥粒の研磨・艶出し性を低下させることなく印捺することで、文章又は図柄により必要情報を表現するのが適当である。
【0015】
上記ネイルケアーに関する必要情報を例示すると、次のようなものがある。
例えば、「ネイルトリートメント」情報としては、溶剤による脱水・脱脂に対して保湿・油分を補給する程度を示す情報、「キューテイクルリムーバー」情報としては、爪の甘皮の調整に関する情報、「ネイルガード」情報としては、爪の割れや欠けを防ぎ補強するための情報、「ネイルポリッシュ」情報としては、爪の表面を平滑にし、光沢を与えるための必要な処理の情報、「ネイルブリーチ」情報としては、爪を白くするための必要な処理の情報、「ニコチン除去」情報としては、タバコのニコチンを除去するための必要な処理の情報、「ネイルエナメル」情報としては、爪を保護すると共に美観を与えるための必要な処理の情報、「エナメルリムーバー」情報としては、ネイルエナメル塗膜を除去する剤に関する情報、あるいは危険防止に関する情報等を、適宜、熱昇華性染料を用いた転写プリント法により砥粒面、正確には基材面上に形成する。
【0016】
上記美容・衛生情報種についての使用者自身による評価を数値化してさだめ、その対処法として以下のようなも必要情報として砥粒面に形成しておく。
例えば、「健康な人の爪は明るいピンク色をしている」、「薄汚れたピンク色になれば貧血気味になる」、「紫色になれば心臓に異常の懸念がある」、「腕やふくらはぎのように指もマッサージをするとよい」及び「皮膚が固くなるとレモンの輪切りで擦るとよい」等の情報がある。
また、美容・衛生情報として、「エナメル除去液の除去の目安」、「研磨・艶出しシートで爪の形を整える」、「石鹸液に浸して柔らかくする」等をシート面に形成しておいて、ネイルエナメルの除去時のアドバイス情報を形成しておくこともできる。
本発明の美容用研磨・艶出しシートでは、片面を研磨・艶出し用に、反対面を艶出し用にして、それぞれに上述するような必要情報を設けてもよい。
【0017】
本発明における砥粒面に情報を形成した熱昇華転写シートには、昇華性染料が用いられるが、従来公知の熱転写シートに使用されている染料はいずれも使用できる。しかし、昇華性や耐久性などの点からアントラキノン系、ナフトキノン系、アゾ系、インドアニリン系、スチリル系、キノフタロン系などの分散染料が好ましく、基材の色調との関連により美容・衛生分野にふさわしくする必要がある。
本発明は、美容用研磨・艶出しシートに、必要情報を通常技術により印刷するのではなく、使用時に爪や皮膚を印捺色素で汚染することがない点に大きな利点がある。
【0018】
本発明では、基材シートと熱昇華性染料の親和性を活用するので、基材シートのみを印捺することが可能であり、砥粒には熱昇華性染料の親和性がなく、染着しないので、使用時に爪や皮膚を熱昇華性染料による着色汚染することがなくなった。
また、使用者が手元で使用する用具であることを活用して、美容・衛生に必要な情報を形成することにより美容、衛生、ファッション等について自己管理に必要な情報を入手できる。
【0019】
【実施例1】
離型紙に設けた厚さ30μmのウレタンホットメルトフイルム(日本マタイ株式会社製品;UH−203)の表面に次の砥粒配合粘液を140g/m2の塗布量で均一厚さに塗布し、100℃で乾燥して爪の艶出し用のシート状研磨・艶出しシートを作成した。
砥粒配合粘液は、アルミナ(4μm)100g, デイクナルK−1500(アクリル樹脂エマルジョン;大日本インク株式会社製品)50g, デナコールEX−614(エポキシ樹脂系バインダー;大日本インク株式界社製品)1g, ステアリン酸アンモン 10g水10gを配合して粘度 5000 mpa・s とした。乾燥後の砥粒面に昇華染料による転写紙を用いて190℃で、40秒間、熱プレスを行ってネイルケアー情報を転写した。
形成するネイルケアー情報として、上述するような「ネイルトリートメント」情報、「キューテイクルリムーバー」情報や「ネイルガード」情報としては、爪の割れや欠けを防ぎ補強するための情報、「ネイルポリッシュ」を形成した。
上述の情報が形成された面の裏面側には、爪の艶出し用として、60mm×40mmの研磨・艶出しシートを作成した。
得られた研磨・艶出しシートは、使用時に爪を汚染することなく艶出し効果が得られた。プリントされた情報は、使用者のネイル衛生管理に有効である。
【0020】
【実施例2】
実施例1の艶出し用研磨シートの裏面側に艶出しのための60mm×40mmの砥粒の設けた艶出し面を有する研磨・艶出しシートシートを作成した。
主点面の砥粒面の上に形成する情報として、実施例1のネイルトリートメント」情報、「キューテイクルリムーバー」情報や「ネイルガード」情報として、爪の割れや欠けを防ぎ補強するための情報、「ネイルポリッシュ」を設けた。
また、裏面の艶出し面には、「エナメル除去液の除去の目安」、「研磨・艶出しシートで爪の形を整える」、「石鹸液に浸して柔らかくする」等を形成した。
使用者は、随時、上記両面の必要情報を参照にしながら、爪を研磨・艶出しすることができた。
【0021】
【発明の効果】
本発明になる美容用研磨・艶出しシートを使用する人に基本的な美容情報、健康情報、ファッション情報を手元にして自己管理が可能となる。本発明では、透明又は淡白色の顔料及び/又は充填剤を加えて成膜したウレタン系、ポリオレフイン系又はポリスチレン系から選ばれる合成樹脂シート又はフイルム、合成紙又は合成繊維を含むシート、表面に微細孔を設けた多孔質紙又はこれらを組み合わせた可撓性積層体の美容用研磨・艶出しシートの少なくとも一面に砥粒を設け、その上にさらに美容・衛生・ファッションに関する情報を形成することにより、従来情報提供として全く活用されなかった美容用研磨・艶出しシートを情報媒体として有効に活用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基材シート上に砥粒の設けられた研磨・艶出しシートを示す。
【図2】図1の拡大図であるが、基材シート面に熱昇華性染料による必要情報の形成された研磨・艶出しシートを示す。
【符号の説明】
1 基材シート
2 砥粒
3 昇華性染料による情報形成層
Claims (4)
- 砥粒がバインダーによって基材シートの表面及び/又は裏面に固定されてなり、該基材シートの少なくとも砥粒の固定面に熱昇華染料の使用による転写によって必要情報が形成されてなることを特徴とする美容用研磨・艶出しシート。
- 必要情報が、美容・衛生又は美容ファッションに関する情報であり、文章又は図柄により形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の美容用研磨・艶出しシート。
- 爪磨きシートの表面及び裏面に固定する砥粒が、粒度を異にした砥粒によって平滑仕上げ面と艶出し仕上げ面が形成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の美容用研磨・艶出しシート。
- 上記基材シートが、透明又は淡白色の顔料及び/又は充填剤を加えて成膜したウレタン系、ポリオレフイン系又はポリスチレン系から選ばれる合成樹脂シート又はフイルム、合成紙又は合成繊維を含むシート、表面に微細孔を設けた多孔質紙又はこれらを組み合わせた可撓性積層体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の美容用研磨・艶出しシート。
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JP2013500173A (ja) * | 2009-07-27 | 2013-01-07 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 予備処理指標及び持続的指標を有する研磨物品 |
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