JP2004208476A - Waste heat power generator - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気ガスの熱エネルギを電気エネルギに変換する排熱発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンからの排出された排気ガスの熱エネルギを電気エネルギに変換することによって、排熱からエネルギを回収する排熱発電装置が開発されている。排熱発電装置では、排気ガスが流れる排気管(高温側)と冷却部(低温側)との間に熱電変換モジュールを配置し、この高温側と低温側との温度差に応じて熱電変換モジュールの各熱電素子で発電している(特許文献1参照)。排熱発電装置における熱電変換効率を向上させるためには、高温側の温度を上げるとともに、高温側と低温側との温度差を大きくする必要がある。そのためには、高温側及び低温側の各部材の熱伝導性を良くするとともに、熱電変換モジュールと排気管及び冷却部とを適切な面圧力によって接触させ、熱電変換モジュールとの間における熱伝導性を良くしなければならない。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−36981号公報(図3〜図5等参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
排熱発電装置の高温側では最高800℃程度まで上昇するので、その温度に応じて長手方向、幅方向、厚さ方向の熱膨張が大きくなり、一方、低温側では最大でも100℃程度までしか上昇しないので、熱膨張が小さい。そのため、熱電変換モジュールの高温側と低温側とでは、ずれが生じ、歪が発生する場合がある。その結果、熱電変換モジュールと排気管や冷却部との間に位置ずれが発生したり、あるいは、熱電素子等が変形したり、変形が激しい場合には破損したりする。さらに、その熱膨張によって熱電変換モジュールと排気管や冷却部との面接触性が悪化するので、熱電変換モジュールとの間の熱伝導性が悪くなり、熱電変換効率が低下する。特に、従来の排熱発電装置は、排気管や冷却部が取り付けられる外管が一枚ものの部材で形成されており、歪を吸収するための自由度が少ないので、歪が装置全体に広がっていた。また、冷却部が剛性の高い水冷システムで構成されている場合、ばね定数が低いので、歪を更に吸収しにくくなる。
【0005】
そこで、従来の排熱発電装置では、熱歪を抑えるために、排気管、冷却部、冷却部が取り付けられる外管等が熱膨張率の小さいステンレス鋼等の材料によって形成されている。しかし、このようなステンレス鋼等の材料は、熱伝導率が小さいため、熱抵抗が大きい。そのため、熱電変換モジュールに伝達される前に高温側や低温側の各部材において熱エネルギを損失してしまい、熱電変換効率が低下する。
【0006】
そこで、本発明は、熱電変換効率に優れる排熱発電装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る排熱発電装置は、排気ガスの熱エネルギを電気エネルギに変換する熱電変換手段と、熱電変換手段の一面側に配置され、排気管を流れる排気ガスの熱エネルギを伝導する熱交換手段と、熱電変換手段の他面側に配置され、熱電変換手段を冷却する冷却手段とを備える排熱発電装置であって、熱電変換手段、熱交換手段及び冷却手段において冷却手段の剛性を最も高くすることを特徴とする。
【0008】
この排熱発電装置では、排気管を流れる排気ガスの熱エネルギを伝導する熱交換手段と冷却手段との間に熱電変換手段を配置して熱エネルギが移動する系を構成しており、その熱エネルギが移動する系において冷却手段の剛性を最も高くする。このように構成することによって、熱エネルギが移動する系において冷却手段が基準となり、冷却手段から熱電変換手段に適切な面圧力を作用させることができ、冷却手段と熱電変換手段との面当りが均一化し、冷却手段と熱電変換手段との間の面接触性が良くなる。そのため、熱電変換手段との間での熱エネルギの伝達が良くなり、熱電変換効率が向上する。
【0009】
本発明の上記排熱発電装置では、熱交換手段は、排気ガスの熱エネルギを伝導する熱交換フィンと、一面に熱交換フィンが設けられるとともに他面に熱電変換手段が配置される基台とを有し、排気管は、排気通路の骨格を形成する管本体を有し、管本体に基台が取り付けられて、熱交換フィンが排気管内に位置し、排気管と熱交換手段とにより排気通路系を構成し、排気通路系において基台の剛性を最も高くするように構成してもよい。
【0010】
この排熱発電装置では、熱交換手段が熱交換フィンと熱電変換手段が配置される基台を有しており、排気管が排気通路の骨格を形成する管本体を有している。そして、排熱発電装置では、管本体に熱交換手段の基台を取り付けて排気通路系を構成しており、排気通路系において熱交換手段の基台の剛性を最も高くする。このように構成することによって、熱交換手段から熱電変換手段に適切な面圧力を作用させることができ、熱交換手段と熱電変換手段との面当りが均一化し、熱交換手段と熱電変換手段との間の面接触性が良くなる。そのため、熱電変換手段との間での熱エネルギの伝達が良くなり、熱電変換効率が向上する。
【0011】
本発明の上記排熱発電装置では、管本体を熱交換手段より熱膨張率の小さい材料で形成するように構成してもよい。
【0012】
この排熱発電装置では、熱エネルギが移動する系に含まれない管本体を熱交換手段より熱膨張率の小さい材料(ステンレス鋼等)で形成する。このように構成することによって、管本体は排気ガスの熱の影響によって膨張しにくいので、装置全体としての歪を抑えることができる。また、排熱発電装置では、熱エネルギが移動する系(熱交換手段、冷却手段等)をアルミニウム等の熱膨張率が大きいが、熱伝導率も大きい材料で形成することができ、この系における熱抵抗を小さくでき、熱電変換効率が向上する。
【0013】
本発明の上記排熱発電装置では、管本体を排熱発電装置の中央部に配置し、管本体に取り付けられた熱交換手段の外周部に熱電変換手段を配置し、熱電変換手段の外周部に冷却手段を配置し、冷却手段の外側に配置される弾性手段を備え、弾性手段により冷却手段を外側から押圧して熱電変換手段を固定する弾性システムを構成してもよい。
【0014】
この排熱発電装置では、管本体を装置の中央部に配置し、その管本体に取り付けられている熱交換手段と冷却手段との間に熱電変換手段を配置する。そして、排熱発電装置では、弾性手段によって外側から冷却手段に押圧し、熱交換手段と冷却手段との間に熱電変換手段を固定する弾性システムを構成する。この弾性システムでは、弾性手段の作用により、小さいばね定数で熱電変換手段を熱交換手段と冷却手段との間に押えつけるとともに熱交換手段及び冷却手段から適切な面圧力を熱電変換手段に加えることによって熱電変換手段を固定する。そのため、熱電変換モジュールの高温側(熱交換手段)と低温側(冷却手段)との間で歪が発生しても、小さいばね定数によって歪を吸収することができる。
【0015】
本発明の上記排熱発電装置では、熱電変換手段は、熱電素子からなるモジュールで構成され、弾性システムの1つのユニットをモジュール単位で構成してもよい。
【0016】
この排熱発電装置では、熱電変換手段が複数の熱電素子からなるモジュールで構成されており、弾性システムの1つのユニットを熱電変換手段のモジュール単位で構成する。したがって、排熱発電装置としては、管本体に長手方向や周方向に沿って配置された複数のユニットの弾性システムで構成されることになる。このように構成することによって、1つのユニットの弾性システムにおいて熱による歪が発生しても、他のユニットから独立しているので、他のユニットに対して歪が広がっていかない。したがって、各ユニットが発生した歪は、累積されない。
【0017】
本発明の上記排熱発電装置では、弾性手段は、ばねと、押圧部材とを有し、押圧部材がばねに対して点接触又は線接触するように構成してもよい。
【0018】
この排熱発電装置では、熱により歪等が発生して弾性手段による冷却手段への押圧箇所が位置ずれしても、弾性手段においてばねと押圧部材とが点接触又は線接触しているので、弾性手段から冷却手段に(ひいては、冷却手段から熱電変換手段に)面圧力を均一に与えることができる。そのため、冷却手段と熱電変換手段との面当りが均一化し、冷却手段と熱電変換手段との間の面接触性が良くなる。
【0019】
本発明の上記排熱発電装置では、熱交換手段及び管本体は、変形可能な形状を有し、熱交換手段の変形方向と管本体の変形方向とが逆方向になるように構成してもよい。
【0020】
この排熱発電装置では、熱交換部材の変形方向と管本体の変形方向とが逆方向になるように構成することによって、2つの逆方向の変形力が相殺されて、排気通路系における変形を抑制することができる。そのため、熱の影響によって熱交換フィン等が変形(膨張)しても、弾性システム(ひいては、装置全体)としての歪を抑えることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る排熱発電装置の実施の形態を説明する。
【0022】
本実施の形態では、本発明に係る排熱発電装置を、自動車に搭載され、ガソリンエンジンからの排気ガスの熱エネルギを電気エネルギに変換する排熱発電装置に適用する。本実施の形態に係る排熱発電装置は、排気管が周方向に4分割構造であり、周方向に4個の排熱発電ユニットが構成され、長手方向にも4個の排熱発電ユニットが構成され、合計16個の排熱発電ユニットを有している。
【0023】
図1〜図6を参照して、排熱発電装置1の全体構成について説明する。図1は、排熱発電装置の斜視図である。図2は、図1の排熱発電装置の正面図である。図3は、図1の排熱発電装置の側面図(上流側)である。図4は、図3の側面図におけるA−A線に沿った断面図である。図5は、図2の正面図におけるB−B線に沿った断面図である。図6は、図2の正面図におけるC−C線に沿った断面図である。
【0024】
排熱発電装置1は、ガソリンエンジン(図示せず)のエキゾーストマニホールドに繋がる排気系の任意の箇所(例えば、エキゾーストマニホールドの直近、排気浄化触媒の上流側、マフラの上流側等)に配設される。排熱発電装置1は、排気管の周方向に沿って4分割構造とし、16個の排熱発電ユニット2,・・・を有している。排熱発電装置1には、周方向に沿って4個の排熱発電ユニット2,2,2,2が配置され(図3参照)、長手方向に沿って4個の排熱発電ユニット2A,2B,2C,2Dが配置される(図2参照)。排熱発電装置1では、各排熱発電ユニット2,・・・で排気ガスの熱エネルギを電気エネルギに変換し、その電気エネルギをDC/DCコンバータ(図示せず)等を介してバッテリ(図示せず)に充電する。
【0025】
排熱発電装置1には、最上流部に上流側の排気管(図示せず)と接続する排気導入管3が配設され、最下流部に下流側の排気管(図示せず)と接続する排気排出管4が配設される。排気導入管3と排気排出管4との間には、4個の分割排気管本体5,5,5,5が溶接等によって接続される。分割排気管本体5,5,5,5は、排熱発電装置1の中央部に90°毎に配置され(図5等参照)、4つの分割排気通路CW,CW,CW,CWの骨格を形成している。なお、本実施の形態では、分割排気管本体5,5,5,5が特許請求の範囲に記載する管本体に相当する。
【0026】
図7も参照して、分割排気管本体5について説明する。図7は、分割排気管本体であり、(a)が側面図であり、(b)が長手方向の一部を示す平面図である。
【0027】
分割排気管本体5は、主要部が薄板状であり、ステンレス鋼で形成される。分割排気管本体5は、図7(a)に示すように、側面視して等脚台形状である。この等脚台形状では、平行な長辺部5aと短辺部5bを結ぶ2つの側辺部5c,5cと長辺部5aとのなす角が45°である。また、分割排気管本体5は、等脚台形状の長辺部5aをなす外板5dには、長手方向に沿って4つの開口部5e,・・・が形成されている(図7(a)には2つの開口部5e,5eのみ示している)。開口部5eは、略正方形であり、熱交換部材12の熱交換フィン12bが挿入される(図10参照)。また、外板5dには、開口部5eの外周に沿って熱交換部材12をボルトで締結して取り付けるためのボルト孔5f,・・・が形成されており、他の箇所より肉厚に形成されている。ボルト孔5fには、メスねじが切られている。
【0028】
各分割排気管本体5の側板5g,5gは、90°をなす位置に配置された両側の分割排気管本体5,5の各側板5gに溶接によって各々接着されている。そして、4個の分割排気管本体5,5,5,5は、周方向に沿って連結され、側面視して略正方形になる(図5等参照)。また、各分割排気管本体5には4個の熱交換部材12,12,12,12が取り付けられ、4つの開口部5e,5e,5e,5eが閉じることによって分割排気通路CWが形成される。さらに、連結された4個の分割排気管本体5,5,5,5の内板5i,5i,5i,5iの両端には、その上流側に分流部材6が溶接によって接続され、その下流側に合流部材7が溶接によって接続される(図4参照)。分流部材6は、上流側になるほど細くなる四角錘状の管形状となっており、排気導入管3からの排気ガスを4つの分割排気通路CW,CW,CW,CWに分流させる。また、合流部材7は、下流側になるほど細くなる四角錘状の管形状となっており、4つの分割排気通路CW,Cw,CW,CWを流れる排気ガスを合流させる。
【0029】
分割排気管本体5は、アルミニウム等に比べて熱膨張率が小さいステンレス鋼で形成されているので、排熱発電装置1の他の部材に比べて熱に対する膨張量が少ない。また、分割排気管本体5は、薄板状に形成されているので、排熱発電装置1の他の部材(特に、熱交換部材12)に比べて剛性が小さいとともに、等脚台形状である。そのため、分割排気管本体5の変形方向は、図7(a)の矢印で示すように、側板5g,5gが短壁5i側に広がるような方向となる。また、分割排気管本体5は、冷却部8に比べて剛性が小さいので、冷却部8の熱伝達面の形状に追従して変形することができる。
【0030】
排熱発電ユニット2は、熱電変換モジュール13単位に構成され、熱電変換モジュール13の大きさを基準としてユニットを構成する各部が構成されている。排熱発電ユニット2では、熱電変換モジュール13に対して低温側及び高温側から適切な圧力(例えば、14kg/cm2)を加えるとともにユニット全体をばね系により柔軟に押えつけ、熱電変換モジュール13の熱電変換効率を上げている。そして、排熱発電ユニット2は、各分割排気管本体5,5,5,5の開口部5e,5e,5e,5eに配置される。このように、排熱発電装置1では、上流側から下流側に4つの排熱発電ユニット2A,2B,2C,2Dが配置されるが、上流でも下流でも一様の熱電変換効率が得られるように構成されている。そのために、排熱発電ユニット2は、冷却部8、熱交換部材12(12A,12B,12C,12D)、熱電変換モジュール13、ばねクランプ部14を備えており、熱エネルギが移動する系並びにばねクランプシステムを構成している。なお、本実施の形態では、排熱発電ユニット2が特許請求の範囲に記載の弾性システムに相当し、冷却部8が特許請求の範囲に記載の冷却手段に相当し、熱交換部材12が特許請求の範囲に記載の熱交換手段に相当し、熱電変換モジュール13が特許請求の範囲に記載の熱電変換手段に相当し、ばねクランプ部14が特許請求の範囲に記載の弾性手段に相当し、分割排気管本体5と熱交換部材12とにより特許請求の範囲に記載する排気通路系を構成している。
【0031】
図8及び図9も参照して、冷却部8を説明する。図8は、冷却部の冷却蓋であり、(a)が平面図であり、(b)が(a)の平面図におけるD−D線に沿った断面図である。図9は、冷却部の冷却本体であり、(a)が平面図であり、(b)が(a)の平面図におけるE−E線に沿った断面図であり、(c)が(a)の平面図におけるF−F線に沿った断面図である。
【0032】
冷却部8は、熱電変換モジュール13の低温端面に対して適切な圧力を加えて固定し、水冷式によりその低温端面を冷却する。また、冷却部8は、排熱発電ユニット2(特に、熱エネルギが移動する系)のなかで最も剛性が高く、排熱発電ユニット2(特に、ばねクランプシステム)における熱電変換モジュール13を固定するための基準となっている。そのために、冷却部8は、冷却蓋9、冷却本体10及び冷却水管11,11を備えている。
【0033】
冷却蓋9は、冷却本体10の蓋であり、アルミニウムで形成される。冷却蓋9は、幅方向が冷却本体10と同寸法であり、長手方向が冷却本体10より若干長い寸法の肉厚の板部9aを有している。板部9aの中央部には、押圧部材17を載置するために、押圧部材17が嵌る円形で有底の穴9bが形成されている。また、板部9aの穴9bの両側には、複数枚の板ばね16,・・・を両側から囲んで支持するとともに冷却水管11,11を設置するために、支持部9c,9cが設けられている。支持部9c,9cは、板ばね16の長手方向の長さより若干長い間隔となる位置に設けられ、その上面が複数枚の板ばね16,・・・の上面より若干低くなる高さを有する。支持部9c,9cの穴9b側の形状は、板ばね16の両端形状に沿った形状である。支持部9c,9cの外端側には、冷却水管11,11を設置するために、冷却水管11,11が嵌る取付孔9d,9dが形成されている。さらに、支持部9c,9cには、取付孔9d,9dの下部の側部に繋がる冷却水孔9e,9eが形成されている。冷却水孔9e,9eは、冷却蓋9の底面まで貫通し、冷却本体10の冷却部10aに繋がる。また、板部9aの四隅には、冷却本体10に取り付けられた際にボルトで締結するために、孔9f,9f,9f,9fが形成されている。
【0034】
冷却本体10は、冷却部9を蓋とする箱であり、アルミニウムで形成される。冷却本体10は、幅方向、長手方向共に熱電変換モジュール13より若干長い寸法を有する肉厚の箱形状であり、その箱の凹部が冷却水が流れる冷却部10aとなる。冷却部10aには、冷却水を冷やすために、冷却フィン部10bが設けられている。冷却フィン部10bの各フィンは、全て同じ高さを有し、冷却本体10に冷却蓋9が取り付けられた場合に冷却蓋9の底面に接する程度の高さである。冷却本体10の底面は、熱電変換モジュール13の低温端面と密着するために、水平面となっている。また、冷却本体10の四隅には、冷却蓋9を取り付ける際にボルトで締結するために、有底のボルト穴10c,10c,10c,10cが形成されている。ボルト穴10cには、雌ねじが切られている。
【0035】
冷却部8は、冷却蓋9が冷却本体10に載せられて4本のボルト(図示せず)で締結され、さらに、冷却蓋9に2本の冷却水管11,11が溶接等によって取り付けられて構成される。このように、冷却部8は、熱電変換モジュール13の大きさを基本として形成されているので面積が小さく、肉厚の箱形状なので、排熱発電ユニット2において最も剛性が高く、熱電変換モジュール13を固定するための基準となる。そのため、冷却部8は、熱電変換モジュール13の低温端面との面当りが均一となり、その低温端面との熱的な接触性が非常に良い。したがって、冷却部8と熱電変換モジュール13との間では、熱伝達性が非常に良い。
【0036】
排熱発電装置1では、長手方向に4つの冷却部8,8,8,8が並んでおり(図4参照)、最上流の冷却部8の上流側の冷却水管11と最下流の冷却部8の下流側の冷却水管11とがラジエータ(図示せず)にラジエータホース(図示せず)を介して繋がるとともに、その他の冷却水管11,・・・が隣接する冷却部8,8間で繋がる。そして、各冷却部8では、ラジエータで冷やされた冷却水が冷却水管11、冷却水孔9eを通って冷却部10aに導入され、冷却フィン部10bの各フィンの間を冷却水が流れることによって冷却水を冷やして低温性を保っている。また、冷却部8は、ステンレス鋼等に比べて非常に熱伝導率が小さいアルミニウムで形成されているので、熱抵抗が小さい。そのため、冷却部8は、低温性をそれほど落とすことなく、熱電変換モジュール13に伝えることができる。
【0037】
図10も参照して、熱交換部材12について説明する。図10は、熱交換部材であり、(a)が正面図であり、(b)が側面図であり、(c)が底面図である。
【0038】
熱交換部材12は、主に、基台12a及び熱交換フィン部12bからなり、アルミニウムで形成される。基台12aは、肉厚の板状である。基台12aの中央部には、熱電変換モジュール13を載置するために、外周部より若干肉厚の載置部12cが形成されている。載置部12cは、幅方向、長手方向共に熱電変換モジュール13より若干長い寸法を有する。載置部12cの載置面は、熱電変換モジュール13の高温端面と密着するために、水平面となっている。基台12aの外周部は、熱交換部材12を分割排気管本体5に取り付けた際にその外板5dに係止するフランジ部12dとなっている。フランジ部12dには、分割排気管本体5に取り付けられた際にボルトで締結するために、孔12e,・・・が形成されている。基台12aの熱交換フィン部12b側の面には、フィン台12fが形成されている。フィン台12fは、分割排気管本体5の開口部5eに嵌合する大きさを有している。熱交換フィン部12bは、フィン台12fに設けられ、熱交換部材12が分割排気管本体5に取り付けられた場合に各フィンの高さが側板5g,5g及び内板5iに接しない程度に沿うような高さである。したがって、図10(a)に示すように、熱交換フィン部12bの全てのフィンによって、略等脚台形状が形成される。排熱発電装置1では長手方向に4つの熱交換部材12A,12B,12C,12Dが並んでおり(図4参照)、熱交換部材12の熱交換フィン部12bのフィン間のピッチは下流ほど狭く形成されている(図5及び図6参照)。つまり、下流に位置する熱交換部材12ほど、熱交換フィン部12bのフィンの本数が多くなる。
【0039】
熱交換部材12A,12B,12C,12Dが分割排気管本体5の開口部5e,5e,5e,5eに各々嵌め込まれボルト20,・・・によって締結され、分割排気通路CWを形成する(図4〜図6参照)。熱交換部材12の基台12aは、熱電変換モジュール13の大きさを基本として形成されているので面積が小さく、肉厚の板状なので、分割排気通路CWを構成する分割排気管本体5及び熱交換部材12において最も剛性が高い。そのため、熱電変換モジュール13の高温端面との面当りが均一となり、その高温端面との熱的な接触性が非常に良い。したがって、熱伝導部材12と熱電変換モジュール13との間では、熱伝達性が非常に良い。
【0040】
熱交換部材12では、排熱発電装置1における長手方向の位置に応じて熱交換フィン部12bのフィン間のピッチを変え、熱交換フィン部12bの表面積を変えている。というのは、下流ほど、排気ガスの温度が低下する(熱エネルギが少なくなる)。一方、熱交換部材12では、下流ほどピッチを狭くして熱交換フィン部12bの表面積を大きくすることによって、排気ガスとの接触面積を大きくし、排気ガスの熱エネルギの吸収量を多くしている。このように構成することによって、排熱発電装置1の長手方向に配置される熱交換部材12A,12B,12C,12Dでの熱エネルギの吸収量が同じになるようにし、熱交換部材12A,12B,12C,12Dと熱電変換モジュール13,13,13,13との接触面における温度が一様な温度(例えば、400℃)になるようにしている。
【0041】
また、熱交換部材12は、基台12aが肉厚で剛性が高く、かつ、熱交換フィン12bの各フィンの高さが略等脚台形になるように形成されている。そのため、熱交換部材12の変形方向は、図10(a)の矢印で示すように、熱交換フィン12bの各フィンが基台12a側に広がるような方向となる。
【0042】
熱電変換モジュール13について説明する。熱電変換モジュール13は、複数の熱電素子(例えば、Bi2Te3等からなるp型とn型の2種類の半導体)(図示せず)を備えており、これらの熱電素子を電気的には直列にかつ熱的には並列に配置している。また、熱電変換モジュール13は、小面積の略正方形状であり、平行かつ水平な高温端面と低温端面を有している。熱電変換モジュール13では、両端面間の温度差に応じてゼーベック効果により熱エネルギを電気エネルギに変換し、その電気エネルギを2つの電極(図示せず)から出力する。
【0043】
図11〜図13も参照して、ばねクランプ部14について説明する。図11は、クランプであり、(a)が平面図であり、(b)が正面図である。図12は、板ばねの平面図である。図13は、押圧部材であり、(a)が平面図であり、(b)が(a)の平面図におけるG−G線に沿った断面図である。
【0044】
ばねクランプ部14は、冷却部8の外側から所定の圧力を印加し、熱電変換モジュール13を冷却部8と熱交換部材12との間に固定する。この際、ばねクランプ部14では、数枚の板ばねによる弾性力によって、排熱発電ユニット2全体をしなやかに押えつけている。また、排熱発電装置1では、周方向に沿って4つのばねクランプ14、14,14,14が締結され、この4つのばねクランプ14、14,14,14によって装置全体を締め付けている。そのために、ばねクランプ部14は、クランプ15、数枚の板ばね16,・・・及び押圧部材17を備えている。なお、所定の圧力は、熱電変換モジュール13と冷却部8及び熱交換部材12との面圧力が適切な圧力になる程度の圧力である。
【0045】
クランプ15は、収納部15a、接続部15b,15b、締結部15c,15c及び側板部15d,15dを有し、鉄で形成される。収納部15a、接続部15b,15b及び締結部15c,15cは一枚の板で形成され、その一枚の板の両側に板状の側板部15d,15dが立設している。収納部15aは、正面視して凹状でかつ平面視して略楕円形状である。収納部15aの中央部には、板ばね16と同形状で大きさが若干小さい開口孔15eが形成されており、この開口孔15eの外周部で板ばね16を押えつけている。収納部15aの両側には、冷却部8の冷却水管11,11が嵌め込まれる開口孔15f,15fが形成されている。接続部15bは、収納部15aと両端の締結部15c,15cとを連結する。締結部15cは、接続部15bに対して略垂直に折れ曲がっており、隣接するクランプ15の締結部15cと底面同士が接する形状となっている。締結部15cには、ボルトが貫通する3つのボルト孔15g,15g,15gが形成されている。ちなみに、4個のクランプ15、15,15,15が締結されると、その4個のクランプ15、15,15,15が断面視して略円形状となり、排熱発電装置1の最外部を被う(図5及び図6参照)。
【0046】
板ばね16は、平面視して略楕円形状であり(図12参照)、鉄で形成される。板ばね16は、小さいばね定数を有する。ちなみに、ばねクランプ部14では、板ばね16を数枚重ねて弾性力を発生させている。
【0047】
押圧部材17は、板ばね16と点接触するために半球状であり、鉄で形成される。押圧部材17の円形状の底面は、冷却部8の穴9bに嵌合する大きさを有する(図8参照)。また、押圧部材17の底面側には、その中央部には有底の穴17aが形成されている。
【0048】
ばねクランプ部14では、冷却部8の冷却蓋9の穴9bに押圧部材17が嵌め込まれ、その押圧部材17の上に数枚の板ばね16,・・・が載置され、板ばね16,・・・及び冷却部8の一部を収納部15aで被うようにクランプ15が板ばね16の上に載置される。この際、板ばね16・・・は、冷却蓋9の支持部9c,9cで両側から支えられており、その最上面が支持部9c,9cよりも高くなっている。さらに、ばねクランプ部14では、クランプ15の締結部15c,15cが両側のクランプ15,15の各締結部15c,15cに合わせられ、隣接するクランプ15,15の締結部15c,15cがボルト21,・・・及びナット22,・・・によって締結される(図5及び図6参照)。そして、周方向に沿って締結されている4つのばねクランプ14、14,14,14によって、装置全体をベルトのように締め付けている。
【0049】
ばねクランプ部14では、板ばね16,・・・及び押圧部材17を介するクランプ15による押えつけによって、冷却部8(ひいては、熱電変換モジュール13や熱交換部材12)に押圧部材17から所定の圧力を加える。この所定の圧力は、ボルト21,・・・及びナット22,・・・の締め付け力によって調整することができる。ちなみに、板ばね16やクランプ15の位置がずれて、押えつけに偏りが発生しても、板ばね16と押圧部材17とは点接触しているので、押圧部材17から冷却部8に均一な圧力を加えることができる。そのため、冷却部8には、均一な面圧力が発生する。また、小さいばね定数の板ばね16を数枚重ねて弾性力を発生させているので、熱電変換モジュール13を柔軟に押えつけることができる。
【0050】
このように、排熱発電ユニット2では、排熱発電装置1の中央側から熱交換部材12、熱電変換モジュール13、冷却部8、ばねクランプ部14が配置され、冷却部8を固定の基準としてばねクランプ14の押えつけによって熱電変換モジュール13を適切な面圧力により柔軟性豊かに固定する。そして、排気発電装置1では、4つの分割排気管本体5,5,5,5に、周方向に4つづつかつ長手方向に4つづつの排熱発電ユニット2,・・・を配置し、排熱発電ユニット2,・・・を各々独立させている。
【0051】
図1〜図6を参照して、排熱発電装置1の動作について説明する。
【0052】
排熱発電装置1には、排気導入管3から排気ガスが導入され、最上流の冷却水管11,…から冷却水が流通される。導入した排気ガスは、分流部材6によって4つの分割排気通路CW,・・・に分流される。
【0053】
各分割排気通路CWでは、排気ガスが、長手方向に配置された4個の熱交換部材12A,12B,12C,12Dの各熱交換フィン部12bのフィンの間を通り抜け(図10参照)、下流に流れていく。熱交換フィン部12bでは、排気ガスから熱エネルギを吸収する。この際、下流ほど、排気ガスの熱エネルギが奪われて排気温度が低下するが、熱交換フィン部12ではフィンピッチを狭めて排気ガスの熱エネルギの吸収効率良くしている。そして、熱交換部材12では、その吸収した熱エネルギを載置部12cまで伝導する(図10参照)。熱交換部材12は、熱抵抗の少ないアルミニウムで形成されているので、載置部12cに伝導するまで高温性をあまり損なわない。そして、熱交換部材12では、熱エネルギを熱電変換モジュール13の高温端面に伝達する。この際、熱電変換モジュール13の高温端面から載置部12cの載置面には適度な面圧力が加えられている。さらに、載置部12cの載置面は、その平面性が確保されており、熱電変換モジュール13の高温端面と均一に接触している。また、上流下流に関係なく、熱交換部材12A,12B,12C,12Dから同程度の熱エネルギが伝達され、熱電変変換モジュール13の高温端面の温度は同程度の温度となっている。そして、4つの分割排気通路CW,CW,CW,CWを流れた排気ガスは、合流部材7で合流し、排気発電装置1から下流の排気管に排出される。この際、排気ガスは、熱エネルギが奪われ、温度が低下している。
【0054】
一方、冷却水は、長手方向に配置された4個の冷却部8,8,8,8の各冷却部10a内の冷却フィン部10bのフィンの間を通り抜け(図9参照)、下流に流れていく。冷却フィン部10bでは、冷却水を更に冷却する。そして、冷却部8では、その冷却水による低温性を冷却本体10の底面まで伝導する。冷却部8は、熱抵抗の少ないアルミニウムで形成されているので、底面に伝導するまで低温性をあまり損なわない。そして、冷却部8では、その低温を熱電変換モジュール13の低温端面に伝達する。この際、冷却本体10の底面から熱電変換モジュール13の低温端面には適度な面圧力が加えられている。さらに、冷却本体10の底面は、その平面性が確保されており、熱電変換モジュール13の低温端面と均一に接触している。そして、最下流の冷却部8から出た冷却水は、排気発電装置1から排出される。
【0055】
各熱電変換モジュール13では、高温端面に伝達された高温と低温端面に伝達された低温との温度差に応じて発電し、その電気エネルギをバッテリに充電する。この際、高温性と低温性が十分に保たれているので、温度差が大きく、発電力も大きい。つまり、熱電効変換率が高い。また、上流下流に関係なく、高温側の温度が同じ程度になるように調整されているので、下流側でも熱電変換効率が落ちない。
【0056】
ちなみに、任意の排熱発電ユニット2において熱の影響によって歪が発生しても、各排熱発電ユニット2が独立して配置されているので、排熱発電装置1全体に影響を及ぼさない。つまり、各排熱発電ユニット2で発生した歪が、累積されない。さらに、排熱発電装置1の骨格を形成する4個の分割排気管本体5,5,5,5は熱膨張率の小さいステンレス鋼で形成されているので、装置全体における熱による膨張が小さく、変形も少ない。特に、排熱発電装置1では、分割排気管本体5の変形方向と各熱交換部材12の変形方向とが逆方向になるように構成しているので、高温の排気ガスで分割排気管本体5及び熱交換部材12が変形したとしても、互いの変形方向によってその変形を相殺し、排熱発電ユニット2としての変形を抑えることができる。
【0057】
また、各排熱発電ユニット2で熱によって歪が発生しても、数枚の板ばね16,・・・の弾性力によって柔軟に押えつけているので、その歪を吸収することができる。さらに、部材間で位置ずれが発生しても、押圧部材17で点接触によって圧力を加えるようにしているので、冷却部8、熱電変換モジュール13及び熱交換部材12には各接触面で一様な面圧力が加えられている。
【0058】
この排熱発電装置1によれば、冷却部8の剛性を最も大きくして排熱発電ユニット2の基準とすることによって、熱電変換モジュール13に対して適切な面圧力を加えることができ、冷却部8と熱電変換モジュール13の低温端面との面接触性が良く、熱電変換モジュール13の低温端面の低温化を図ることができる。また、排熱発電装置1によれば、熱交換部材12の基台12aの剛性を高温側では最も大きくすることによって、熱電変換モジュール13に対して適切な面圧力を加えることができ、基台12aと熱電変換モジュール13の高温端面との面接触性が良く、熱電変換モジュール13の高温端面の高温化を図ることができる。さらに、排熱発電装置1によれば、排熱発電ユニット2の熱エネルギが移動する系を熱伝導率の大きいアルミニウムで構成することによって、各部材における熱抵抗が小さくなり、熱電変換モジュール13の高温側での高温化及び低温側での低温化を図ることができる。そのため、排熱発電装置1では、各排熱発電ユニット2において熱電変換効率が非常に高い。
【0059】
また、排熱発電装置1によれば、複数の板ばね16,・・・によって外側から熱電変換モジュール13を柔軟性豊かに固定するので、熱の影響によって歪が発生してもその歪による変形を抑えることができ(ひいては、熱電素子等の破損をなくすことができ)、適切な面圧力を発生させることができる。さらに、排熱発電装置1によれば、周方向に4つのばねクランプ部14,・・・を配して装置全体をベルトのように締めるので、装置全体をしっかりと固定できるとともに柔軟性もある。また、排熱発電装置1によれば、各ばねクランプ部14において押圧部材17で点接触によって圧力を加えることができるので、常時、均一な面圧力を加えることができる。
【0060】
また、排熱発電装置1によれば、熱膨張率の小さいステンレス鋼によって装置全体の骨格となる分割排気管本体5を構成しているので、装置全体としての熱変形を抑えることができる。さらに、排熱発電装置1によれば、熱電変換モジュール13の大きさを基準として小面積単位で排熱発電ユニット2を構成し、排熱発電ユニット2を分割排気管本体5に組み付けているので、各排熱発電ユニット2において熱による歪を抑えることができ、その歪の影響を他の排熱発電ユニット2に広げない。また、排熱発電装置1によれば、分割排気管本体5の変形方向と熱交換部材12の変形方向とが逆方向になるように構成しているので、分割排気管本体5及び熱交換部材12が熱によって変形してもその変形を互いに相殺し、排熱発電ユニット2としての変形を抑えることができる。
【0061】
図14を参照して、排熱発電装置21を排気系に配設した一例を説明する。図14は、排熱発電装置をエキゾーストマニホールドの直近に配設した場合の斜視図である。
【0062】
排熱発電装置21は、エキゾーストマニホールドEMの排出口に直接接続しており、エキゾーストマニホールドEMの直下に配設される。排熱発電装置21は、排気管が6分割構造であり、周方向に沿って6個の排熱発電ユニット22,・・・が構成されるとともに長手方向に沿って2個の排熱発電ユニット22,22が構成され、合計12個の排熱発電ユニット22,・・・を有している。エキゾーストマニホールドEMの直下に配置した場合、排熱発電装置21には、排気系において最も高温の排気ガスが流れる。そのため、各排熱発電ユニット22における熱電変換モジュール(図示せず)の高温側が高温となり、熱電変換効率が向上する。
【0063】
ちなみに、従来の排熱発電装置をエキゾーストマニホールドの直下に配設した場合、高温の排気ガスにより歪が大きくなるので、その歪によって熱電素子等を変形や破損する恐れがあった。そのため、従来の排熱発電装置は、エキゾーストマニホールドの直下に配設することができなかった。しかし、排熱発電装置21は、その熱歪を極力抑えることができる構成となっているので、エキゾーストマニホールドEMの直下でも配設することができ、高温の排気ガスから熱エネルギを高効率で回収することできる。
【0064】
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
【0065】
例えば、本実施の形態では排熱発電装置を自動車に適用したが、排気ガスを排出する内燃機関を備える他のものに適用してもよい。
【0066】
また、本実施の形態では排熱発電ユニットを16個又は12個有する排熱発電装置を構成したが、配置するスペースや形状等を考慮して、周方向や長手方向に適宜の個数の排熱発電ユニットを配置し、適宜の個数の排熱発電ユニットを有する排熱発電装置を構成してもよい。
【0067】
また、本実施の形態では下流ほど熱交換フィンのピッチが狭い熱交換部材を配置させることによって上流側から下流側までの温度が一様になるように構成したが、下流ほど熱伝導率が大きい材料によって形成した熱交換部材を配置することによって上流側から下流側までの温度が一様になるように構成してもよいし、あるいは、ピッチが異なる熱交換フィンと熱伝導率の異なる材料とを組み合わせて上流側から下流側までの温度が一様になるように構成してもよい。
【0068】
また、本実施の形態では熱エネルギが移動する系の各部材をアルミニウムで構成し、分割排気管本体をステンレス鋼で構成したが、熱エネルギが移動する系の各部材については熱伝導率の大きい他の材料で構成し、あるいは、分割排気管本体を熱膨張率の小さい他の材料で構成してもよい。
【0069】
また、本実施の形態では熱電変換モジュールの高温端面側に熱交換部材を配置し、低温端面側に冷却部を配置する構成としたが、その間に絶縁板等の部材を配してもよい。
【0070】
また、本実施の形態では冷却部を水冷式で構成したが、空冷式で構成してもよい。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、熱による歪の影響を抑え、熱電変換効率に優れる排熱発電装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る排熱発電装置の斜視図である。
【図2】図1の排熱発電装置の正面図である。
【図3】図1の排熱発電装置の側面図(上流側)である。
【図4】図3の側面図におけるA−A線に沿った断面図である。
【図5】図2の正面図におけるB−B線に沿った断面図である。
【図6】図2の正面図におけるC−C線に沿った断面図である。
【図7】図5等に示す分割排気管本体であり、(a)が側面図であり、(b)が長手方向の一部を示す平面図である。
【図8】図5等に示す冷却部の冷却蓋であり、(a)が平面図であり、(b)が(a)の平面図におけるD−D線に沿った断面図である。
【図9】図5等に示す冷却部の冷却本体であり、(a)が平面図であり、(b)が(a)の平面図におけるE−E線に沿った断面図であり、(c)が(a)の平面図におけるF−F線に沿った断面図である。
【図10】図5等に示す熱交換部材であり、(a)が正面図であり、(b)が側面図であり、(c)が底面図である。
【図11】図5等に示すクランプであり、(a)が平面図であり、(b)が正面図である。
【図12】図5等に示す板ばねの平面図である。
【図13】図5等に示す押圧部材であり、(a)が平面図であり、(b)が(a)の平面図におけるG−G線に沿った断面図である。
【図14】本実施の形態に係る排熱発電装置をエキゾーストマニホールドの直近に配設した場合の斜視図である。
【符号の説明】
1,21…排熱発電装置、2,2A,2B,2C,2D,22…排熱発電ユニット、3…排気導入管、4…排気排出管、5…分割排気管本体、5a…長辺部、5b…短辺部、5c…側辺部、5d…外板、5e…開口部、5f…ボルト孔、5g…側板、5i…内板、6…分流部材、7…合流部材、8…冷却部、9…冷却蓋、9a…板部、9b…穴、9c…支持部、9d…取付孔、9e…冷却水孔、9f…ボルト孔、10…冷却本体、10a…冷却部、10b…冷却フィン部、10c…ボルト穴、11…冷却水管、12、12A,12B,12C,12D…熱交換部材、12a…基台、12b…熱交換フィン部、12c…載置部、12d…フランジ部、12e…ボルト孔、12f…フィン台、13…熱電変換モジュール、14…ばねクランプ部、15…クランプ、15a…収納部、15b…接続部、15c…締結部、15d…側板部、15e…開口孔、15f…開口孔、15g…ボルト孔、16…板ばね、17…押圧部材、17a…穴[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust heat power generation device that converts heat energy of exhaust gas into electric energy.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art An exhaust heat power generator that recovers energy from exhaust heat by converting thermal energy of exhaust gas exhausted from an engine into electric energy has been developed. In the exhaust heat power generation device, a thermoelectric conversion module is arranged between an exhaust pipe (high temperature side) through which exhaust gas flows and a cooling unit (low temperature side), and a thermoelectric conversion module is provided according to a temperature difference between the high temperature side and the low temperature side. (See Patent Document 1). In order to improve the thermoelectric conversion efficiency in the exhaust heat power generation device, it is necessary to increase the temperature on the high temperature side and increase the temperature difference between the high temperature side and the low temperature side. To this end, the thermal conductivity of each member on the high-temperature side and the low-temperature side is improved, and the thermoelectric conversion module is brought into contact with the exhaust pipe and the cooling section by an appropriate surface pressure, so that the thermal conductivity between the thermoelectric conversion module and the thermoelectric conversion module is improved. Must be better.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-11-36981 (see FIGS. 3 to 5 and the like)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
On the high-temperature side of the exhaust heat power generator, the temperature rises to a maximum of about 800 ° C., so that the thermal expansion in the longitudinal, width, and thickness directions increases according to the temperature. Since it does not rise, its thermal expansion is small. For this reason, a difference may occur between the high temperature side and the low temperature side of the thermoelectric conversion module, and distortion may occur. As a result, a position shift occurs between the thermoelectric conversion module and the exhaust pipe or the cooling unit, or the thermoelectric element or the like is deformed, or is damaged if the deformation is severe. Furthermore, since the thermal expansion deteriorates the surface contact between the thermoelectric conversion module and the exhaust pipe or the cooling unit, the thermal conductivity between the thermoelectric conversion module and the thermoelectric conversion module is deteriorated, and the thermoelectric conversion efficiency is reduced. In particular, in the conventional exhaust heat power generator, the exhaust pipe and the outer pipe to which the cooling unit is attached are formed by one piece of member, and the degree of freedom for absorbing the distortion is small, so the distortion is spread throughout the apparatus. Was. In addition, when the cooling unit is configured by a water cooling system having high rigidity, the spring constant is low, so that it becomes more difficult to absorb distortion.
[0005]
Therefore, in the conventional exhaust heat power generation device, in order to suppress thermal distortion, the exhaust pipe, the cooling unit, the outer tube to which the cooling unit is attached, and the like are formed of a material such as stainless steel having a small coefficient of thermal expansion. However, such a material as stainless steel has a low thermal conductivity and thus a large thermal resistance. Therefore, before being transmitted to the thermoelectric conversion module, heat energy is lost in each of the members on the high temperature side and the low temperature side, and the thermoelectric conversion efficiency is reduced.
[0006]
Therefore, an object of the present invention is to provide a waste heat power generation device having excellent thermoelectric conversion efficiency.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
An exhaust heat power generation device according to the present invention includes a thermoelectric conversion unit that converts heat energy of exhaust gas into electric energy, and a heat exchange that is disposed on one surface side of the thermoelectric conversion unit and that conducts heat energy of exhaust gas flowing through an exhaust pipe. Means and a cooling means arranged on the other surface side of the thermoelectric conversion means and cooling the thermoelectric conversion means, wherein the thermoelectric conversion means, the heat exchange means and the cooling means have the most rigidity of the cooling means. It is characterized by being raised.
[0008]
In this exhaust heat power generator, a thermoelectric conversion means is arranged between a heat exchange means for conducting heat energy of exhaust gas flowing through an exhaust pipe and a cooling means to constitute a system in which heat energy moves. The rigidity of the cooling means is maximized in a system in which energy moves. With this configuration, the cooling means is used as a reference in the system in which the thermal energy moves, and an appropriate surface pressure can be applied from the cooling means to the thermoelectric conversion means, and the contact between the cooling means and the thermoelectric conversion means is reduced. It is made uniform and the surface contact between the cooling means and the thermoelectric conversion means is improved. Therefore, the transfer of thermal energy to and from the thermoelectric conversion means is improved, and the thermoelectric conversion efficiency is improved.
[0009]
In the exhaust heat power generation device of the present invention, the heat exchange means includes a heat exchange fin that conducts heat energy of exhaust gas, and a base on which the heat exchange fin is provided on one surface and the thermoelectric conversion means is arranged on the other surface. The exhaust pipe has a pipe main body forming a skeleton of an exhaust passage, a base is attached to the pipe main body, heat exchange fins are located in the exhaust pipe, and exhaust is performed by the exhaust pipe and the heat exchange means. A passage system may be configured to maximize the rigidity of the base in the exhaust passage system.
[0010]
In this exhaust heat power generation device, the heat exchange means has a base on which the heat exchange fins and the thermoelectric conversion means are arranged, and the exhaust pipe has a pipe main body forming a skeleton of an exhaust passage. In the exhaust heat power generator, an exhaust passage system is formed by attaching a base of the heat exchange means to the pipe body, and the rigidity of the base of the heat exchange means in the exhaust passage system is maximized. With this configuration, an appropriate surface pressure can be applied from the heat exchange unit to the thermoelectric conversion unit, the surface contact between the heat exchange unit and the thermoelectric conversion unit becomes uniform, and the heat exchange unit, the thermoelectric conversion unit, The surface contact between them is improved. Therefore, the transfer of thermal energy to and from the thermoelectric conversion means is improved, and the thermoelectric conversion efficiency is improved.
[0011]
In the exhaust heat power generator of the present invention, the pipe body may be formed of a material having a smaller coefficient of thermal expansion than the heat exchange means.
[0012]
In this exhaust heat power generation device, a pipe body not included in a system in which thermal energy moves is formed of a material (stainless steel or the like) having a smaller coefficient of thermal expansion than the heat exchange means. With this configuration, the pipe body is unlikely to expand due to the influence of the heat of the exhaust gas, so that distortion of the entire apparatus can be suppressed. Further, in the exhaust heat power generation device, a system in which heat energy is transferred (heat exchange means, cooling means, etc.) can be formed of a material having a large coefficient of thermal expansion such as aluminum but having a large heat conductivity. Thermal resistance can be reduced, and thermoelectric conversion efficiency improves.
[0013]
In the waste heat power generator of the present invention, the tube main body is disposed at the center of the waste heat power generator, and the thermoelectric conversion means is disposed at the outer periphery of the heat exchange means attached to the tube main body. An elastic system may be provided in which a cooling means is provided, and an elastic means is provided outside the cooling means, and the thermoelectric conversion means is fixed by pressing the cooling means from the outside by the elastic means.
[0014]
In this exhaust heat power generation device, a tube main body is arranged at the center of the device, and a thermoelectric conversion unit is arranged between a heat exchange unit and a cooling unit attached to the tube main unit. Then, in the exhaust heat power generator, an elastic system is configured in which the elastic means presses the cooling means from the outside and the thermoelectric conversion means is fixed between the heat exchange means and the cooling means. In this elastic system, by the action of the elastic means, the thermoelectric conversion means is pressed between the heat exchange means and the cooling means with a small spring constant, and an appropriate surface pressure is applied to the thermoelectric conversion means from the heat exchange means and the cooling means. To fix the thermoelectric conversion means. Therefore, even if distortion occurs between the high temperature side (heat exchange means) and the low temperature side (cooling means) of the thermoelectric conversion module, the distortion can be absorbed by a small spring constant.
[0015]
In the exhaust heat power generation device of the present invention, the thermoelectric conversion means may be constituted by a module comprising a thermoelectric element, and one unit of the elastic system may be constituted by a module unit.
[0016]
In this exhaust heat power generator, the thermoelectric conversion means is constituted by a module comprising a plurality of thermoelectric elements, and one unit of the elastic system is constituted by a module unit of the thermoelectric conversion means. Therefore, the exhaust heat power generator is constituted by an elastic system of a plurality of units arranged in the pipe body along the longitudinal direction and the circumferential direction. With such a configuration, even if heat distortion occurs in the elastic system of one unit, the distortion does not spread to the other units because it is independent of the other units. Therefore, the distortion generated by each unit is not accumulated.
[0017]
In the exhaust heat generating apparatus of the present invention, the elastic means may include a spring and a pressing member, and the pressing member may be configured to make point contact or line contact with the spring.
[0018]
In this exhaust heat power generation device, even if a distortion or the like is generated due to heat and a pressing position of the elastic means against the cooling means is displaced, since the spring and the pressing member are in point contact or line contact with each other in the elastic means, The surface pressure can be uniformly applied from the elastic means to the cooling means (and eventually from the cooling means to the thermoelectric conversion means). Therefore, the surface contact between the cooling means and the thermoelectric conversion means is made uniform, and the surface contact between the cooling means and the thermoelectric conversion means is improved.
[0019]
In the above-mentioned waste heat power generation device of the present invention, the heat exchange means and the pipe main body may have deformable shapes, and the deformation direction of the heat exchange means and the deformation direction of the pipe main body may be opposite to each other. Good.
[0020]
In this exhaust heat power generator, the deformation direction of the heat exchange member and the deformation direction of the pipe main body are configured to be opposite to each other, so that the two deformation forces in the opposite directions are cancelled, and the deformation in the exhaust passage system is reduced. Can be suppressed. Therefore, even if the heat exchange fins and the like are deformed (expanded) by the influence of heat, the distortion of the elastic system (and, as a result, the entire apparatus) can be suppressed.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a waste heat power generation device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0022]
In the present embodiment, the exhaust heat power generation device according to the present invention is applied to an exhaust heat power generation device that is mounted on an automobile and converts heat energy of exhaust gas from a gasoline engine into electric energy. In the exhaust heat power generation device according to the present embodiment, the exhaust pipe has a four-part structure in the circumferential direction, four exhaust heat power generation units are configured in the circumferential direction, and four exhaust heat power generation units are also provided in the longitudinal direction. It has a total of 16 exhaust heat generation units.
[0023]
The overall configuration of the exhaust
[0024]
The exhaust heat
[0025]
The exhaust
[0026]
The split exhaust pipe main body 5 will be described with reference to FIG. 7A and 7B show a divided exhaust pipe main body, in which FIG. 7A is a side view, and FIG. 7B is a plan view showing a part in a longitudinal direction.
[0027]
The main part of the divided exhaust pipe main body 5 has a thin plate shape and is made of stainless steel. As shown in FIG. 7 (a), the divided exhaust pipe main body 5 has an isosceles base shape in a side view. In this isosceles trapezoidal shape, an angle formed between two long sides 5c, 5c connecting the parallel
[0028]
The
[0029]
Since the split exhaust pipe main body 5 is formed of stainless steel having a smaller coefficient of thermal expansion than aluminum or the like, the amount of expansion with respect to heat is smaller than other members of the exhaust
[0030]
The waste heat
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
The cooling
[0034]
The cooling
[0035]
The
[0036]
In the exhaust
[0037]
The
[0038]
The
[0039]
The
[0040]
In the
[0041]
Further, the
[0042]
The
[0043]
The
[0044]
The
[0045]
The
[0046]
The
[0047]
The pressing
[0048]
In the
[0049]
In the
[0050]
As described above, in the waste heat
[0051]
The operation of the exhaust heat
[0052]
Exhaust gas is introduced into the exhaust heat
[0053]
In each of the divided exhaust passages CW, the exhaust gas passes between the fins of the heat
[0054]
On the other hand, the cooling water passes between the fins of the cooling
[0055]
Each
[0056]
By the way, even if distortion occurs due to heat in an arbitrary exhaust heat
[0057]
Further, even if distortion occurs due to heat in each exhaust heat
[0058]
According to the exhaust heat
[0059]
In addition, according to the exhaust heat
[0060]
Further, according to the exhaust heat
[0061]
An example in which the exhaust heat
[0062]
The exhaust heat
[0063]
By the way, when the conventional exhaust heat power generation device is disposed immediately below the exhaust manifold, the high temperature exhaust gas increases the distortion, which may cause the thermoelectric element or the like to be deformed or damaged. For this reason, the conventional exhaust heat power generator could not be disposed immediately below the exhaust manifold. However, since the exhaust heat
[0064]
As described above, the embodiments according to the present invention have been described, but the present invention is not limited to the above embodiments, but may be embodied in various forms.
[0065]
For example, in the present embodiment, the exhaust heat power generation device is applied to an automobile, but may be applied to another device having an internal combustion engine that emits exhaust gas.
[0066]
Further, in the present embodiment, an exhaust heat power generation device having 16 or 12 exhaust heat power generation units is configured. However, an appropriate number of heat exhaust A power generation unit may be arranged to configure a waste heat power generation device having an appropriate number of heat recovery power generation units.
[0067]
In the present embodiment, the heat exchange members are arranged such that the pitch of the heat exchange fins is narrower toward the downstream side so that the temperature from the upstream side to the downstream side is uniform, but the thermal conductivity is higher at the downstream side. By arranging a heat exchange member formed of a material, the temperature from the upstream side to the downstream side may be configured to be uniform, or a heat exchange fin having a different pitch and a material having a different heat conductivity may be used. May be combined so that the temperature from the upstream side to the downstream side becomes uniform.
[0068]
Further, in the present embodiment, each member of the system in which the heat energy moves is made of aluminum, and the divided exhaust pipe main body is made of stainless steel. However, each member of the system in which the heat energy moves has a large thermal conductivity. It may be made of another material, or the divided exhaust pipe main body may be made of another material having a small coefficient of thermal expansion.
[0069]
In the present embodiment, the heat exchange member is arranged on the high-temperature end face side of the thermoelectric conversion module, and the cooling unit is arranged on the low-temperature end face side. However, a member such as an insulating plate may be arranged therebetween.
[0070]
Further, in the present embodiment, the cooling unit is configured by a water-cooled type, but may be configured by an air-cooled type.
[0071]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the influence of the distortion by heat can be suppressed and the exhaust-heat power generation apparatus excellent in thermoelectric conversion efficiency can be comprised.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an exhaust heat power generation device according to the present embodiment.
FIG. 2 is a front view of the exhaust heat power generation device of FIG.
FIG. 3 is a side view (upstream side) of the exhaust heat power generation device of FIG.
FIG. 4 is a sectional view taken along line AA in the side view of FIG. 3;
FIG. 5 is a sectional view taken along the line BB in the front view of FIG. 2;
FIG. 6 is a sectional view taken along line CC in the front view of FIG. 2;
7 is a divided exhaust pipe main body shown in FIG. 5 and the like, (a) is a side view, and (b) is a plan view showing a part in a longitudinal direction.
8A and 8B are cooling lids of the cooling unit shown in FIG. 5 and the like, wherein FIG. 8A is a plan view and FIG. 8B is a cross-sectional view taken along line DD in the plan view of FIG.
9 is a cooling main body of the cooling unit shown in FIG. 5 and the like, (a) is a plan view, (b) is a cross-sectional view taken along line EE in the plan view of (a), FIG. 3C is a cross-sectional view along the line FF in the plan view of FIG.
10 (a) is a front view, FIG. 10 (b) is a side view, and FIG. 10 (c) is a bottom view.
11 is a clamp shown in FIG. 5 and the like, wherein (a) is a plan view and (b) is a front view.
FIG. 12 is a plan view of the leaf spring shown in FIG. 5 and the like.
13 (a) is a plan view, and FIG. 13 (b) is a sectional view taken along line GG in the plan view of FIG. 5 (a).
FIG. 14 is a perspective view in a case where the exhaust heat power generation device according to the present embodiment is disposed immediately adjacent to an exhaust manifold.
[Explanation of symbols]
1, 21: Exhaust heat generator, 2, 2A, 2B, 2C, 2D, 22: Exhaust heat generator unit, 3: Exhaust introduction pipe, 4: Exhaust exhaust pipe, 5: Split exhaust pipe main body, 5a: Long side portion 5b: Short side portion, 5c: Side portion, 5d: Outer plate, 5e: Opening, 5f: Bolt hole, 5g: Side plate, 5i: Inner plate, 6: Dividing member, 7: Merging member, 8: Cooling Part, 9 ... cooling lid, 9a ... plate part, 9b ... hole, 9c ... support part, 9d ... mounting hole, 9e ... cooling water hole, 9f ... bolt hole, 10 ... cooling body, 10a ... cooling part, 10b ... cooling Fin portion, 10c: bolt hole, 11: cooling water pipe, 12, 12A, 12B, 12C, 12D: heat exchange member, 12a: base, 12b: heat exchange fin portion, 12c: mounting portion, 12d: flange portion, 12e: bolt hole, 12f: fin base, 13: thermoelectric conversion module, 14: spring clamp part, Reference numeral 5: clamp, 15a: storage portion, 15b: connection portion, 15c: fastening portion, 15d: side plate portion, 15e: opening hole, 15f: opening hole, 15g: bolt hole, 16: leaf spring, 17: pressing member, 17a …hole
Claims (7)
前記熱電変換手段、前記熱交換手段及び前記冷却手段において前記冷却手段の剛性を最も高くすることを特徴とする排熱発電装置。Thermoelectric conversion means for converting the heat energy of the exhaust gas into electric energy; heat exchange means arranged on one surface of the thermoelectric conversion means for conducting the heat energy of the exhaust gas flowing through the exhaust pipe; and the other surface of the thermoelectric conversion means And a cooling means for cooling the thermoelectric conversion means, comprising:
A waste heat power generator wherein the rigidity of the cooling means is the highest among the thermoelectric conversion means, the heat exchange means and the cooling means.
前記排気管は、排気通路の骨格を形成する管本体を有し、
前記管本体に前記基台が取り付けられて、前記熱交換フィンが前記排気管内に位置し、前記排気管と前記熱交換手段とにより排気通路系を構成し、
前記排気通路系において前記基台の剛性を最も高くすることを特徴とする請求項1に記載する排熱発電装置。The heat exchange unit has a heat exchange fin that conducts heat energy of exhaust gas, and a base on which the heat exchange fin is provided on one surface and the thermoelectric conversion unit is arranged on the other surface.
The exhaust pipe has a pipe main body forming a skeleton of an exhaust passage,
The base is attached to the pipe body, the heat exchange fins are located in the exhaust pipe, and the exhaust pipe and the heat exchange means constitute an exhaust passage system,
2. The exhaust heat power generator according to claim 1, wherein the rigidity of the base is maximized in the exhaust passage system.
前記冷却手段の外側に配置される弾性手段を備え、
前記弾性手段により前記冷却手段を外側から押圧して前記熱電変換手段を固定する弾性システムを構成することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載する排熱発電装置。The pipe main body is disposed at a central portion of the exhaust heat power generator, the thermoelectric conversion means is disposed at an outer peripheral portion of the heat exchange means attached to the pipe main body, and the cooling means is disposed at an outer peripheral portion of the thermoelectric conversion means. And place
Comprising elastic means arranged outside the cooling means,
The exhaust heat power generator according to claim 2 or 3, wherein an elastic system for fixing the thermoelectric conversion unit by pressing the cooling unit from the outside by the elastic unit is configured.
前記弾性システムの1つのユニットを前記モジュール単位で構成することを特徴とする請求項4に記載する排熱発電装置。The thermoelectric conversion unit is configured by a module including a thermoelectric element,
The exhaust heat power generator according to claim 4, wherein one unit of the elastic system is configured in the module unit.
前記押圧部材が前記ばねに対して点接触又は線接触することを特徴とする請求項4又は5に記載する排熱発電装置。The elastic means has a spring and a pressing member,
The exhaust heat power generator according to claim 4, wherein the pressing member makes a point contact or a line contact with the spring.
前記熱交換手段の変形方向と前記管本体の変形方向とが逆方向になるように構成することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載する排熱発電装置。The heat exchange means and the tube main body have a deformable shape,
The exhaust heat power generator according to any one of claims 2 to 6, wherein a deformation direction of the heat exchange means and a deformation direction of the tube main body are opposite to each other.
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