JP2004206545A - Electronic instrument and program - Google Patents

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JP2004206545A
JP2004206545A JP2002376565A JP2002376565A JP2004206545A JP 2004206545 A JP2004206545 A JP 2004206545A JP 2002376565 A JP2002376565 A JP 2002376565A JP 2002376565 A JP2002376565 A JP 2002376565A JP 2004206545 A JP2004206545 A JP 2004206545A
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Satomi Mizorogi
里美 三改木
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To realize electronic instrument wherein an operation performed in response to an operation input without impairing easiness of the operation input by a user can be easily understood. <P>SOLUTION: A point object 110 is selected using an input pen 4 in a geometric window GW10 to be moved to a calculation window CW10 by a drag & drop operation. An operation explanation message "preparing point coordinates corresponding to a point" for showing an operation content performed in response to the operation is displayed therein on a pop-up window PW10. A 1×2 matrix indicating the point coordinates (-3, 3) corresponding to the point object 110 is displayed thereafter on the calculation window CW10. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、グラフの表示機能を備えたグラフ関数電卓と呼ばれる小型の電子機器が知られている。また、グラフ関数電卓には、計算機能や図形描画機能等の様々な機能を搭載したものがある。
【0003】
このようなグラフ関数電卓では、例えば、計算機能によって求めた各種演算結果をグラフ化して表示させたり、幾何図形の式を入力して対応する幾何図形を表示させることができる。このため、グラフ関数電卓は、エンジニアの技術計算や教育の現場において活用されている。
【0004】
グラフ関数電卓の操作方法としては、グラフ関数電卓が備える各種機能が割り当てられた操作キー(例えば、数字キーや実行キー、グラフキー等)を操作する方法が一般的である(例えば、特許文献1参照)。また、近年では、更に、入力ペンやマウス等のポインティングデバイス等を用いて表示画面上のデータを指定し、所望の位置まで移動させる、いわゆるドラッグ&ドロップ操作によって様々な操作入力を行えるものもある。
【0005】
【特許文献1】
特開昭61−261780号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したドラッグ&ドロップ操作による操作入力では、操作入力の簡易性を実現してはいるが、そのためには、ドラッグ&ドロップ操作によるユーザの操作内容(例えば、ドラッグしたデータや、そのドラッグ先等)と、この操作入力に応じて行われる関数電卓の動作と、の関係性を理解しておく必要がある。
【0007】
即ち、グラフ関数電卓の操作を使い慣れている(上記関係性を良く理解している)ユーザにとっては非常に便利な操作入力方法であるが、不慣れな(上記関係性を良く理解していない)ユーザにとっては、“この操作によってどのような動作(処理)がなされるのか”といったことが解りづらいという問題があった。
【0008】
上記問題に鑑み、本発明は、ユーザによる操作入力の簡易性を損なうことなく、当該操作入力に応じてなされる動作を容易に理解することができる電子機器の実現を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
それぞれ異なる表示形態でデータを表示する複数の表示画面を有する表示部(例えば、図2の表示部40)と、
前記複数の表示画面の内、一の表示画面に対する複写操作がなされた後、他の表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、当該貼付操作がなされた他の表示画面の表示形態を判別する判別手段(例えば、図3のCPU10;図9のステップS12)と、
この判別手段によって判別された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示させる制御を行うメッセージ表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図9のステップS13)と、
このメッセージ表示制御手段によるメッセージの表示制御が行われた後、前記複写操作によって指定された表示形態のデータを前記判別手段によって判別された表示形態に変換して、前記他の表示画面に表示させる制御を行う変換表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図9のステップS14〜S16)と、
を備えることを特徴とする電子機器である。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、
それぞれ異なる表示形態でデータを表示する複数の表示画面を有する表示部(例えば、図2の表示部40)に接続される、又は当該表示部を備えるコンピュータに、
前記複数の表示画面の内、一の表示画面に対する複写操作がなされた後、他の表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、当該貼付操作がなされた他の表示が面の表示形態を判別する判別機能(例えば、図9のステップS12)と、
この判別手段によって判別された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示させる制御を行うメッセージ表示制御機能(例えば、図9のステップS13)と、
このメッセージ表示制御機能によるメッセージの表示制御機能が行われた後、前記複写操作によって指定された表示形態のデータを前記判別機能によって判別された表示形態に変換して、前記他の表示画面に表示させる制御を行う変換表示制御機能(例えば、図9のステップS14〜16)と、
を実現させるためのプログラムである。
【0011】
この請求項1又は5に記載の発明によれば、それぞれ異なる表示形態でデータを表示する複数の表示画面の内、一の表示画面に対する複写操作が行われた後、他の表示画面に対する貼付操作が行われた場合に、貼り付け操作がなされた他の表示画面の表示形態を判別して、この判別した表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示制御することができる。その後、複写操作によって指定されたデータを、判別した表示形態に変換して、他の表示画面に表示制御することができる。即ち、複写操作及び貼付操作を行った際に、当該操作による表示制御がなされる前に変換内容を説明するメッセージが表示制御されるため、電子機器の操作の簡易性を損なうことなく、電子機器によってなされる動作を容易に理解することができる。
尚ここで、電子機器とは、例えばグラフ関数電卓のような図形表示制御装置であっても良い。
【0012】
請求項2に記載の発明は、
第1表示画面、及び、異なる複数の表示形態でデータ表示が可能な第2表示画面、を有する表示部(例えば、図2の表示部40)と、
前記第1表示画面に対する複写操作がなされた後、前記第2表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、当該第2表示画面に表示可能な複数の表示形態を判別する判別手段(例えば、図3のCPU10;図30のステップS32)と、
この判別手段によって判別された複数の表示形態を候補として表示させる制御を行う候補表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図30のステップS33)と、
この候補表示制御手段によって表示制御された複数の表示形態の候補の内から、何れか一つを選択する選択手段(例えば、図3のCPU10;図30のステップS34)と、
この選択手段によって選択された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示させる制御を行うメッセージ表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図30のステップS35)と、
このメッセージ表示制御手段によるメッセージの表示制御が行われた後、前記複写操作によって指定されたデータを前記選択手段によって選択された表示形態に変換して、前記第2表示画面に表示させる制御を行う変換表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図30のステップS36〜S38)と、
を備えることを特徴とする電子機器である。
【0013】
また、請求項6に記載の発明は、
第1表示画面、及び、異なる複数の表示形態でデータ表示が可能な第2表示画面、を有する表示部に接続される、又は当該表示部を備えるコンピュータに、
前記第1表示画面に対する複写操作がなされた後、前記第2表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、当該第2表示画面に表示可能な複数の表示形態を判別する判別機能(例えば、図30のステップS32)と、
この判別機能によって判別された複数の表示形態を候補として表示させる制御を行う候補表示制御機能(例えば、図30のステップS33)と、
この候補表示制御機能によって表示制御された複数の表示形態の候補の内から、何れか一つを選択する選択機能(例えば、図30のステップS34)と、
この選択機能によって選択された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示させる制御を行うメッセージ表示制御機能(例えば、図30のステップS35)と、
このメッセージ表示制御機能によるメッセージの表示制御が行われた後、前記複写操作によって指定されたデータを前記選択機能によって選択された表示形態に変換して、前記第2表示画面に表示させる制御を行う変換表示制御機能(例えば、図30のステップS36〜S38)と、
を実現させるためのプログラムである。
【0014】
この請求項2又は6に記載の発明によれば、第1の表示画面に対する複写操作がなされた後、第2表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、第2画面に表示可能な複数の表示形態を判別して、この判別した複数の表示形態を候補として表示制御することができる。そして、これらの候補の内から何れか一つが選択されると、選択された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示制御し、その後、複写操作によって指定されたデータを、上記選択された表示形態に変換して、第2表示画面に表示制御することができる。
【0015】
また、請求項3に記載の発明のように、請求項2に記載の電子機器において、
前記候補表示制御手段は、
前記複写操作によって指定されたデータを表示することができる表示形態を、前記判別手段によって判別された複数の表示形態の内から選択する手段と、
この手段によって選択された表示形態を候補として表示させる制御を行う手段と、
を有するように構成してもよい。
【0016】
この請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、複写操作によって指定されたデータを表示することができる表示形態を、判別された複数の表示形態の内から自動的に選択して表示制御することができる。換言すると、複写操作によって指定されたデータを表示不可能な表示形態は、候補として表示されることはない。従って、操作に不慣れなユーザにとっても、所望の操作入力を間違うことなく、確実に行うことができる。
【0017】
また、請求項4に記載の発明のように、請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器において、
前記表示部は、変換内容表示画面を更に有し、
前記メッセージ表示制御手段は、前記メッセージを前記変換内容表示画面に表示させる制御を行う手段を有するように構成しても良い。
【0018】
この請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、複写操作によって指定されたデータに対する変換内容を説明するメッセージを、表示部が有する変換内容表示画面に表示制御することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。尚、以下においては、本発明をグラフ関数電卓に適用した場合について説明するが、本発明の適用はこれに限られない。
【0020】
図1は、本発明を適用したグラフ関数電卓(以下、単に「関数電卓」という。)1の外観例を示す図である。同図によれば、関数電卓1は、ディスプレイ2、キー群3、入力ペン4、を備えて構成されている。キー群3を構成するキーには、それぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザは、これらのキーを押下して関数電卓1を操作する。また、ディスプレイ2には、後述するタブレット(タッチパネル)30が一体的に構成されており、ユーザは、入力ペン4を使用したディスプレイ2上のタッチ操作により、関数電卓1を操作することも可能である。
【0021】
また、関数電卓1は、計算機能(計算機能付きワープロを含む)を実現するための計算アプリケーションプログラム(以下、適宜「計算アプリケーション」という。)、幾何図形描画機能を実現するための幾何アプリケーションプログラム(以下、適宜「幾何アプリケーション」という。)、グラフ描画機能を実現するためのグラフアプリケーションプログラム(以下、適宜「グラフアプリケーション」という。)、数表(テーブル)機能を実現するためのテーブルアプリケーションプログラム(以下、適宜「テーブルアプリケーション」という。)、統計演算機能を実現するための統計アプリケーションプログラム(以下、適宜「統計アプリケーション」という。)、を搭載している。
以下、この関数電卓1の2つの実施の形態について、順に説明する。
【0022】
[第1の実施の形態]
先ず、図2〜図26を参照して、第1の実施の形態について説明する。
本第1の実施の形態において、関数電卓1は、データの表示形態がそれぞれ異なる2つのウィンドウ(画面)をディスプレイ2に表示する。そして、一方のウィンドウに対するコピー操作(複写操作)が行われた後、他方のウィンドウに対するペースト操作(貼付操作)が行われると、ペースト操作が行われたウィンドウの表示形態に応じて、コピー操作によって指定されたデータに対する変換内容を説明する動作説明メッセージを表示する。その後、コピー操作によって指定されたデータを、ペースト操作が行われた他方のウィンドウの表示形態に変換して、表示する。
【0023】
ここで、コピー操作とは、画面上の所望のデータ(オブジェクトや文字列、グラフ式、テーブル、リスト等)を、入力ペン4やマウスといったポインティングデバイス等で指定して、コピーコマンドを実行する操作である。また、ペースト操作とは、上記コピー操作の後、データの貼り付け位置を指定して、ペーストコマンドを実行する操作である。そして、この一連の操作(コピー操作及びペースト操作)を、コピー&ペースト操作と称する。
【0024】
本実施の形態においては、上記コピー&ペースト操作を、入力ペン4を用いたドラッグ&ドロップ操作によって実現する。ドラッグ操作とは、入力ペン4を画面に当接させたまま、当該入力ペン4を画面上で摺動させる操作である。また、ドロップ操作とは、ドラッグ操作の後、当接させている入力ペン4を画面から離す操作である。そして、ドラッグ&ドロップ操作とは、この一連の操作を称したものである。
【0025】
即ち、コピー操作は、入力ペン4を用いて画面上の所望のデータを指定した後、当該指定したデータをドラッグすることによって実現される。また、ペースト操作は、当該ドラッグしたデータを、ドロップ操作によって所望の画面上に移動させることによって実現される。そして、ここでのドロップ位置が、ペースト操作によって指定された貼り付け位置に該当する。
【0026】
尚、コピー操作及びペースト操作は、ドラッグ&ドロップ操作ではなく、他の操作によって実現することとしても良い。例えば、コピー元の画面でコピーメニューを選択し、コピー先の画面でペーストメニューを選択することとしても良い。
【0027】
また、関数電卓1が表示可能なウィンドウには種々有るが、代表的なものとして、計算ウィンドウCW、幾何ウィンドウGW、グラフウィンドウRW1、グラフ式ウィンドウRW2、テーブルウィンドウTW、統計グラフウィンドウSW、リストウィンドウ、等がある。
【0028】
計算ウィンドウCWは、計算アプリケーションの実行によって表示されるウィンドウであり、データの表示形態を“文字列”として表示する。
【0029】
幾何ウィンドウGWは、幾何アプリケーションの実行によって表示されるウィンドウであり、データの表示形態を“幾何図形”として表示する。ここで、幾何図形とは、点、線(線分、直線を含む)、ベクトル、円(円弧を含む)、多角形、関数グラフ等の線図として表される描画物である。そして、これらの描画(表示)された幾何図形の単位を「オブジェクト」という。例えば、円の幾何図形が描画されている場合には、その描画されている線図(円)のことを「円オブジェクト」という。また、円の幾何図形と直線の幾何図形とが描画されている場合には、円に係る線図の部分を「円オブジェクト」といい、直線に係る線図の部分を「直線オブジェクト」という。
【0030】
グラフウィンドウRW1とグラフ式ウィンドウRW2とは、グラフアプリケーションの実行によって表示されるウィンドウである。グラフアプリケーションの実行によって、グラフを描画するためのグラフ表示画面と、描画するグラフのグラフ式を入力するためのグラフ式入力画面が表示されるが、グラフウィンドウRW1が前者の画面を表示し、グラフ式ウィンドウRW2が後者の画面を表示する。グラフウィンドウRW1では、データの表示形態を“グラフ”として表示し、グラフ式ウィンドウRW2では、データの表示形態を“グラフ式“として表示する。ここで、グラフは、グラフウィンドウRW1上に設定された座標レンジ(X軸、Y軸)に従って、1表示ドット毎のX座標値をグラフ式に代入し、Y座標値を算出してグラフ化した表示形態であり、即ち、ビットマップデータが表示されたものである。
【0031】
テーブルウィンドウTWは、テーブルアプリケーションの実行によって表示されるウィンドウであり、データの表示形態を“テーブル(数表)”として表示する。
【0032】
統計グラフウィンドウSWとリストウィンドウとは、統計アプリケーションの実行によって表示されるウィンドウである。統計グラフウィンドウSWでは、データの表示形態を“リスト”として表示し、リストウィンドウでは、データの表示形態を“統計グラフ”として表示する。ここで、統計グラフは、グラフウィンドウRWの“グラフ“と同様に、ビットマップデータが表示されたものである。
【0033】
図2は、ドラッグ&ドロップ操作によるデータの表示形態の変換に際して表示される動作説明メッセージを示す図である。尚、同図においては、説明の簡明のため、全てのウィンドウ間に対するデータの表示形態の変換については図示していない。
【0034】
同図によれば、幾何ウィンドウGWから計算ウィンドウCWへのデータの表示形態の変換の際には(▲1▼)、「{幾何種別}に対応する{文字列種別}を作成します」といった動作説明メッセージMS1が表示される。また、計算ウィンドウCWから幾何ウィンドウGWへのデータの表示形態の変換の際には(▲2▼)、「{文字列種別}に対応する{幾何種別}を描画します」といった動作説明メッセージMS2が表示される。ここで、{幾何種別}には、該当するオブジェクトの種別が入り、また、{文字列種別}には、該当する文字列が示すデータの種別が入る。詳細には、図5、図6を参照して後述する。
【0035】
グラフ式ウィンドウRW2のグラフ式入力画面からグラフウィンドウRW1のグラフ表示画面へのデータの表示形態の変換の際には(▲3▼)、「グラフ式に対応するグラフを描画します」といった動作説明メッセージMS3が表示される。また、グラフウィンドウRW1のグラフ表示画面からグラフ式ウィンドウRW2のグラフ式入力画面へのデータの表示形態の変換の際には(▲4▼)、「グラフに対応するグラフ式を作成します」といった動作説明メッセージMS4が表示される。
【0036】
テーブルウィンドウTWから幾何ウィンドウGWへのデータの表示形態の変換の際には(▲5▼)、「テーブルに対応する{幾何種別}を描画します」といった動作説明メッセージMS5が表示される。また、幾何ウィンドウGWからテーブルウィンドウTWへのデータの表示形態の変換の際には(▲6▼)、「{幾何種別}に対応するテーブルを作成します」といった動作説明メッセージMS6が表示される。ここで、{幾何種別}には、該当するオブジェクトの種別が入る。
【0037】
テーブルウィンドウTWからグラフウィンドウRW1のグラフ表示画面へのデータの表示形態の変換の際には(▲7▼)、「テーブルに対応するグラフを描画します」といった動作説明メッセージMS7が表示される。また、グラフウィンドウRW1のグラフ表示画面からテーブルウィンドウTWへのデータの表示形態の変換の際には(▲8▼)、「グラフに対応するテーブルを作成します」といった動作説明メッセージMS8が表示される。詳細には、図7、図8を参照して後述する。
【0038】
このように、ウィンドウ間のデータのデータの表示形態の変換の際には、双方のウィンドウの種類に応じた変換内容を説明するメッセージ(動作説明メッセージ)MSが表示される。
【0039】
〔内部構成〕
図3は、第1の実施の形態における関数電卓1の内部構成の一例を示すブロック図である。同図によれば、関数電卓1は、CPU10、入力部20、タブレット30、位置検出回路31、表示部40、表示駆動回路41、RAM50、ROM60、を備えて構成される。
【0040】
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行して、各機能部への指示やデータの転送等を行い、関数電卓1を統括的に制御する。具体的には、CPU10は、入力部20又はタブレット30から入力される操作信号に応じてROM60に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果をRAM50に保存するとともに、当該処理結果を表示するための表示信号を適宜表示駆動回路41に出力して、対応する表示情報を表示部40に表示させる。
【0041】
入力部20は、数値や数式等の入力、機能選択等に必要なキーを備えた入力装置であり、押下されたキーの押下信号等をCPU10に出力する。この入力部20におけるキー入力により、例えば、各種アプリケーションの起動指示、図形描画処理の実行、数式の入力、演算処理等の実行、処理の終了やモードの解除、各種ポインタやメニュー画面におけるカーソル等の移動、各種選択操作や当該選択操作の確定指示等の入力手段を実現する。この入力部20は、図1に示すキー群3に相当するものである。
【0042】
また、関数電卓1は、入力装置として、タッチパネルであるタブレット30を備える。このタブレット30は、表示部40における位置を指示する指示ペン(図1に示す入力ペン4に相当)等の装置と、指示された表示部40の位置を感知する装置とが組み合わされた入力装置である。タブレット30に接続される位置検出回路31は、タブレット30により指示された位置座標を検出する。このタブレット30を使用すれば、表示部40における位置を細かく指定することができ、タブレット30を使用した表示部40のタッチ操作により、上述した入力部20における入力手段を実現することができる。
【0043】
表示駆動回路41は、CPU10から入力される表示信号に基づいて表示部40を制御して各種画面を表示させるものである。表示部40は、LCD(LiquidCrystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等で構成され、例えば、図10〜図26に示す表示画面を表示する。この表示部40は、図1のディスプレイ2に相当するものであり、タブレット30と一体的に形成される。
【0044】
RAM50は、CPU10が実行する各種処理プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持する格納領域(メモリ)を備える。特に、本実施の形態においては、幾何ウィンドウGWに描画されるオブジェクトに関するデータである幾何ウィンドウデータ51、計算ウィンドウCWに表示される計算式に関するデータである計算ウィンドウデータ52、グラフウィンドウRWに描画されるグラフに関するデータであるグラフウィンドウデータ53、を保持する格納領域(メモリ)、コピー操作によって指定されたデータを保持するコピーバッファ54、を備えている。また、グラフウィンドウデータ53には、グラフを描画するグラフ式のデータ(グラフ式データ)53aが含まれている。
【0045】
図4は、幾何ウィンドウデータ51のデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、幾何ウィンドウデータ51は、幾何ウィンドウGW上のオブジェクトを識別する識別ID毎に、当該オブジェクトの種別(幾何種別)と、特定情報と、を対応付けて格納したデータテーブルである。
【0046】
特定情報とは、オブジェクトを幾何ウィンドウGW上で特定するための情報であり、例えば、特定点座標や関数式等である。具体的には、幾何種別が“点”の場合には、当該点が描画されている位置の座標(点座標;第1特定点座標)を、特定情報として保持する。また、幾何種別が“ベクトル”の場合には、当該ベクトルの終点の座標(ベクトル座標;第1特定点座標)を、特定情報として保持する。また、幾何種別が“直線”の場合には、当該直線上の2点の座標(第1、第2特定点座標)を、特定情報として保持する。また、幾何種別が“多角形(n角形)”の場合には、当該n角形の頂点座標に該当するn個の座標(第1〜第n特定点座標)を、特定情報として保持する。また、幾何種別が“円”の場合には、当該円の中心の座標(第1特定点座標)と、円周上の1点の座標(第2特定点座標)とを、特定情報として保持する。また、幾何種別が“楕円”の場合には、当該楕円の中心の座標(第1特定点座標)と、短半径方向の円周上の座標(第2特定点座標)と、長半径方向の円周上の座標(第3特定点座標)とを、特定情報として保持する。また、幾何種別が“関数グラフ”の場合には、該当する関数式を、特定情報として保持する。
【0047】
ROM60には、各種初期設定やハードウェアの検査、必要なプログラムのロードを行うための初期プログラムが格納される。CPU10は、関数電卓1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、関数電卓1の動作環境を設定する。
【0048】
また、ROM60には、計算アプリケーションや幾何アプリケーション、グラフアプリケーション等の各種アプリケーションプログラム、各種設定処理や各種演算処理等の関数電卓1の動作に係る各種処理プログラム、関数電卓1の備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータ等が格納される。特に、本実施の形態においては、幾何/計算メッセージテーブル61、計算/幾何メッセージテーブル62、テーブル/グラフメッセージテーブル63、グラフ/テーブルメッセージテーブル64、動作説明メッセージ表示プログラム65、が格納されている。
【0049】
幾何/計算メッセージテーブル61は、幾何ウィンドウGWから計算ウィンドウCWへのドラッグ&ドロップ操作がなされた際に表示される動作説明メッセージを管理するためのテーブルであり、図5に、そのデータ構成の一例を示す。
【0050】
図5は、幾何/計算メッセージテーブル61のデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、幾何/計算メッセージテーブル61には、幾何ウィンドウGW上のオブジェクトの種別(幾何種別)毎に、動作説明メッセージを対応付けたデータが格納されている。幾何ウィンドウGWから計算ウィンドウCWへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、この幾何/計算メッセージテーブル61を参照して、指定されたオブジェクトの種別に対応する動作説明メッセージを選択して表示させる。
【0051】
計算/幾何メッセージテーブル62は、計算ウィンドウCWから幾何ウィンドウGWへのドラッグ&ドロップ操作がなされた際に表示される動作説明メッセージを管理するためのテーブルであり、図6に、そのデータ構成の一例を示す。
【0052】
図6は、計算/幾何メッセージテーブル62のデータ構成の一例を示す図である。
同図によれば、計算/幾何メッセージテーブル62には、計算ウィンドウCW上の文字列のデータの種別(データ種別)毎に、動作説明メッセージを対応付けたデータが格納されている。計算ウィンドウCWから幾何ウィンドウGWへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、この計算/幾何メッセージテーブル62を参照して、指定された文字列のデータ種別に対応する動作説明メッセージを選択して表示させる。
【0053】
テーブル/グラフメッセージテーブル63は、テーブルウィンドウTWからグラフウィンドウRW又はグラフ式ウィンドウRWへのドラッグ&ドロップ操作がなされた際に表示される動作説明メッセージを管理するためのテーブルであり、図7に、そのデータ構成の一例を示す。
【0054】
図7は、テーブル/グラフメッセージテーブル63のデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、テーブル/グラフメッセージテーブル63には、テーブルウィンドウTW上のデータの種別(データ種別)毎に、動作説明メッセージを対応付けたデータが格納される。テーブルウィンドウTWからグラフウィンドウRW又はグラフ式ウィンドウRWへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、このテーブル/グラフメッセージテーブル63を参照して、指定されたデータの種別に対応した動作説明メッセージを選択して表示させる。
【0055】
グラフ/テーブルメッセージテーブル64は、グラフウィンドウRW又はグラフ式ウィンドウRWからテーブルウィンドウTWのドラッグ&ドロップ操作がなされた際に表示される動作説明メッセージを管理するためのテーブルであり、図8に、そのデータ構成の一例を示す。
【0056】
図8は、グラフ/テーブルメッセージテーブル64のデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、グラフ/テーブルメッセージテーブル64には、グラフウィンドウRW上のデータの種別(データ種別)毎に、動作説明メッセージを対応付けたデータを格納している。グラフウィンドウRW又はグラフ式ウィンドウRWからテーブルウィンドウTWへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、このグラフ/テーブルメッセージテーブル64を参照して、指定されたデータの種別に対応する動作説明メッセージを選択して表示させる。
【0057】
動作説明メッセージ表示プログラム65は、本第1の実施の形態における動作説明メッセージ表示処理(図9参照)を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの動作説明メッセージ表示プログラム65を実行することで、動作説明メッセージ表示処理が実現される。
【0058】
〔動作〕
次に、本第1の実施の形態における動作を説明する。
図9は、動作説明メッセージ表示処理に係る関数電卓1を説明するためのフローチャートであり、図10〜図26は、それぞれ、図9のフローチャートに従った動作1〜17において、表示部40に表示される表示画面の遷移例を示す図である。
【0059】
(動作1)
先ず、動作1を説明する。
動作1は、幾何ウィンドウGWの点オブジェクトを、計算ウィンドウCWにドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0060】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW10を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW10を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで点描画コマンドを指定し、幾何ウィンドウGW10上の所望の位置をタッチする。すると、CPU10は、タッチされた位置に点オブジェクトを描画するとともに、当該描画した点オブジェクトに該当するデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する。
【0061】
図10(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW10、幾何ウィンドウGW10、が表示されている。また、幾何ウィンドウGW10には、点オブジェクト110が描画されている。このとき、幾何ウィンドウデータ51には、点オブジェクト110に割り当てられた識別IDに、幾何種別“点”と、点オブジェクト110の点座標A(−3、3)と、を対応付けたデータが格納されている。この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて点オブジェクト110を指定して、ドラッグ&ドロップ操作によって、計算ウィンドウCW10へ移動させる。
【0062】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“幾何ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは点オブジェクト110であり、ドロップ先のウィンドウは“計算ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0063】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、幾何/計算メッセージテーブル61を参照して、点オブジェクト110の幾何種別“点”に対応する動作説明メッセージ“点に対応する点座標を作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0064】
図10(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「点に対応する点座標を作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW10に表示されている。
【0065】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、幾何ウィンドウデータ51から、点オブジェクト110の特定点座標(点座標)を読み出し、読み出した座標(−3、3)を表す1×2行列の文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0066】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW10の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、計算ウィンドウCW10のカーソル位置に表示させる(ステップS16)。
【0067】
図10(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、計算ウィンドウCW10には、点オブジェクト110の点座標(−3、3)を表す1×2行列が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0068】
(動作2)
次に、動作2を説明する。
動作2は、計算ウィンドウCW12の点座標を、幾何ウィンドウGW12にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0069】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW12を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW12を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで、計算ウィンドウCW12のカーソル位置に点座標を示す1×2行列を入力する。
【0070】
図11(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW12、幾何ウィンドウGW12、が表示されている。また、計算ウィンドウCW12には、点座標(2、2)を表す1×2行列が表示されている。
【0071】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、計算ウィンドウCW12の点座標(2、2)を表す1×2行列を含む文字列表示領域T10を指定して反転表示させ、ドラッグ&ドロップ操作によって、幾何ウィンドウGW12へ移動させる。
【0072】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“計算ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは点座標を表す1×2行列であり、ドロップ先のウィンドウは“幾何ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0073】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、計算/幾何メッセージテーブル62を参照して、データ種別“点座標”に対応するメッセージ“点座標に対応する点を描画します“を表示させる(ステップS13)。
【0074】
図11(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「点座標に対応する点を描画します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW12に表示されている。
【0075】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、点座標(2、2)を表す1×2行列を点座標(2、2)に変換して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0076】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW12の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている点座標(2、2)に基づいて、幾何ウィンドウGW12に点オブジェクト112を描画する。それとともに、当該点オブジェクト112に割り当てた識別IDに、幾何種別“点”と、点オブジェクト112を描画した位置の座標(2、2)と、を対応付けたデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する(ステップS16)。
【0077】
図11(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、幾何ウィンドウGW12には、座標(2、2)の位置に点オブジェクト112が描画されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0078】
(動作3)
次に、動作3を説明する。
動作3は、幾何ウィンドウGW14のベクトルオブジェクトを、計算ウィンドウCW14にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0079】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW14を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW14を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることでベクトル描画コマンドを指定し、幾何ウィンドウGW14上の所望の位置をタッチする。すると、CPU10は、幾何ウィンドウGW14の原点を始点に、タッチされた位置を終点とするベクトルオブジェクトを描画するとともに、当該描画したベクトルオブジェクトに該当するデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する。
【0080】
図12(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW14、幾何ウィンドウGW14、が表示されている。また、幾何ウィンドウGW14には、ベクトルオブジェクト120が表示されている。このとき、幾何ウィンドウデータ51には、ベクトルオブジェクト120に割り当てられた識別IDに、幾何種別“ベクトル”と、ベクトルオブジェクト120のベクトル座標(4、2)と、を対応付けたデータが格納されている。
【0081】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いてベクトルオブジェクト120を指定して、ドラッグ&ドロップ操作によって、計算ウィンドウCW14へ移動させる。
【0082】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“幾何ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータはベクトルオブジェクト120であり、ドロップ先のウィンドウは“計算ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0083】
続いて、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、幾何/計算メッセージテーブル61を参照して、ベクトルオブジェクト120の幾何種別“ベクトル”に対応する動作説明メッセージ“ベクトルに対応するベクトル座標を作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0084】
図12(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「ベクトルに対応するベクトル座標を作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW14に表示されている。
【0085】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、幾何ウィンドウデータ51から、ベクトルオブジェクト120の特定点座標(ベクトル座標)を読み出し、読み出したベクトル座標(4、2)を表す1×2行列の文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0086】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW14の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、計算ウィンドウCW14のカーソル位置に表示させる(ステップS16)。
【0087】
図12(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、計算ウィンドウCW14には、ベクトルオブジェクト120のベクトル座標(4、2)を表す1×2行列が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0088】
(動作4)
次に、動作4を説明する。
動作4は、計算ウィンドウCW16のベクトル座標を、幾何ウィンドウGW16にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0089】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW16を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW16を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで、計算ウィンドウCW16のカーソル位置にベクトル座標を表す1×2行列を入力する。
【0090】
図13(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW16、幾何ウィンドウGW16、が表示されている。また、計算ウィンドウCW16には、ベクトル座標(−4、2)を表す1×2行列が表示されている。
【0091】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、計算ウィンドウCW16のベクトル座標(−4、2)を表す1×2行列を含む文字列表示領域T20を指定して反転表示させ、ドラッグ&ドロップ操作によって、幾何ウィンドウGW16へ移動させる。
【0092】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“計算ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータはベクトル座標を表す1×2行列であり、ドロップ先のウィンドウは“幾何ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0093】
続いて、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、計算/幾何メッセージテーブル62を参照して、データ種別“ベクトル座標”に対応するメッセージ“ベクトル座標に対応するベクトルを描画します”を表示させる(ステップS13)。
【0094】
図13(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「ベクトル座標に対応するベクトルを描画します」という動作メッセージが、ポップアップウィンドウPW16に表示されている。
【0095】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、ベクトル座標(−4、2)を表す1×2行列をベクトル座標(−4、2)に変換して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0096】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW16の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されているベクトル座標(−4、2)に基づいて、幾何ウィンドウGW16にベクトルオブジェクト122を描画する。それとともに、当該ベクトルオブジェクト122に割り当てた識別IDに、幾何種別“ベクトル”と、ベクトル座標(−4、2)と、を対応付けたデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する(ステップS16)。
【0097】
図13(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、幾何ウィンドウGW16には、ベクトル座標(−4、2)に対応するベクトルオブジェクト122が描画されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0098】
(動作5)
次に、動作5を説明する。
動作5は、幾何ウィンドウGW18の四角形オブジェクトを、計算ウィンドウCW18にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0099】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW18を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW18を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで四角形描画コマンドを指定して、幾何ウィンドウGW18上の所望の4点をタッチする。すると、CPU10は、タッチされた4点の位置を頂点座標とする四角形オブジェクトを描画するとともに、当該描画した四角形オブジェクトに該当するデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する。
【0100】
図14(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW18、幾何ウィンドウGW18、が表示されている。また、幾何ウィンドウGW18には、四角形オブジェクト130が描画されている。このとき、幾何ウィンドウデータ51には、四角形オブジェクト130に割り当てられた識別IDに、幾何種別“n角形(n=4)”と、四角形オブジェクト130の4つの頂点座標A(0、0)、B(1、2)、C(5、3)、D(4、1)と、を対応付けたデータが格納されている。
【0101】
この表示画面において、ユーザは、入力ペンを用いて四角形オブジェクト130を指定して、ドラッグ&ドロップ操作によって、計算ウィンドウCW18へ移動させる。
【0102】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“幾何ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは四角形オブジェクト130であり、ドロップ先のウィンドウは“計算ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0103】
続いて、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、幾何/計算メッセージテーブル61を参照して、四角形オブジェクト130の幾何種別“n角形(n=4)”に対応する動作説明メッセージ“四角形の頂点座標の行列を作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0104】
図14(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「四角形の頂点座標の行列を作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW18に表示されている。
【0105】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、幾何ウィンドウデータ51から、四角形オブジェクト130の特定点座標(頂点座標)を読み出し、読み出した4つの頂点座標(0、0)、(1、2)、(5、3)、(4、1)を表す4×2行列の文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0106】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW18の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、計算ウィンドウCW18のカーソル位置に表示させる(ステップS16)。
【0107】
図14(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、計算ウィンドウCW18には、四角形オブジェクト130の4つの頂点座標(0、0)、(1、2)、(5、3)、(4、1)を表す4×2行列が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0108】
(動作6)
次に、動作6を説明する。
動作6は、計算ウィンドウCW20の四角形の頂点座標を、幾何ウィンドウGW20にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0109】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW20を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW20を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで、計算ウィンドウCW20のカーソル位置に四角形の頂点座標を表す4×2行列を入力する。
【0110】
図15(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW20、幾何ウィンドウGW20、が表示されている。また計算ウィンドウCW20には、四角形の4つの頂点座標(0、0)、(−2、1)、(−3、5)、(−1、4)を表す4×2行列が表示されている。
【0111】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、計算ウィンドウCW20の四角形の頂点座標(0、0)、(−2、1)、(−3、5)、(−1、4)を表す4×2行列を含む文字列表示領域T30を指定して反転表示させ、ドラッグ&ドロップ操作によって、幾何ウィンドウGW20へ移動させる。
【0112】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“計算ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは四角形の頂点座標を表す4×2行列であり、ドロップ先のウィンドウは“幾何ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0113】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、計算/幾何メッセージテーブル62を参照して、データ種別“n角形(n=4)の頂点座標”に対応するメッセージ“頂点座標に対応する四角形を描画します”を表示させる(ステップS13)。
【0114】
図15(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「頂点座標に対応する四角形を描画します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW20に表示されている。
【0115】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、操作内容に応じて変換する。即ち、四角形の頂点座標を表す4×2行列を4つの頂点座標(0、0)、(−2、1)、(−3、5)、(−1、4)に変換して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0116】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW20の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている頂点座標(0、0)、(−2、1)、(−3、5)、(−1、4)に基づいて、幾何ウィンドウGW20に四角形オブジェクト132を描画する。それとともに、当該四角形オブジェクト132に割り当てた識別IDに、幾何種別“n角形(n=4)”と、頂点座標(0、0)、(−2、1)、(−3、5)、(−1、4)と、を対応付けたデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する(ステップS16)。
【0117】
図15(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、幾何ウィンドウGW20には、頂点座標A(0、0)、B(−2、1)、C(−3、5)、D(−1、4)に対応する四角形オブジェクト132が描画されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0118】
(動作7)
次に、動作7を説明する。
動作7は、幾何ウィンドウGW22の直線オブジェクトを、計算ウィンドウCW22にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0119】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始し、計算ウィンドウCW22を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始し、幾何ウィンドウGW22を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで直線描画コマンドを指定し、幾何ウィンドウGW22上の所望の2点をタッチする。すると、CPU10は、タッチされた2点の位置を結ぶ直線オブジェクトを描画するとともに、当該描画した直線オブジェクトに該当するデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する。
【0120】
図16(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW22、幾何ウィンドウGW22、が表示されている。また、幾何ウィンドウGW22には、直線オブジェクト140が描画されている。このとき、幾何ウィンドウデータ51には、直線オブジェクト140に割り当てられた識別IDに、幾何種別“直線”と、直線オブジェクト140上の2点の座標A(1、−1)、B(−1、−2)と、を対応付けたデータが格納されている。
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて直線オブジェクト140を指定し、ドラッグ&ドロップ操作によって、計算ウィンドウCW22へ移動させる。
【0121】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“幾何ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは直線オブジェクト140であり、ドロップ先のウィンドウは“計算ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0122】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、幾何/計算メッセージテーブル61を参照して、直線オブジェクト140の幾何種別“直線”に対応する動作説明メッセージ“直線に対応する直線式を作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0123】
図16(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「直線に対応する直線式を作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW22に表示されている。
【0124】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、操作内容に基づいて変換する。即ち、幾何ウィンドウデータ51から、直線オブジェクト140の特定点座標を読み出し、読み出した2つの座標(1、−1)、(−1、−2)を結ぶ直線式“y=0.5*x−1.5”を表す文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0125】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW22の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、計算ウィンドウCW22のカーソル位置に表示させる(ステップS16)。
【0126】
図16(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、計算ウィンドウCW22には、直線オブジェクト140に対応する直線式「y=0.5*x−1.5」が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0127】
(動作8)
次に、動作8を説明する。
動作8は、計算ウィンドウCW24の直線式を、幾何ウィンドウGW24にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0128】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW24を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW24を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで、計算ウィンドウCW24のカーソル位置に直線式を入力する。
【0129】
図17(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW24、幾何ウィンドウGW24、が表示されている。また、計算ウィンドウCW24には、直線式を表す文字列「y=0.5*x+1.5」が表示されている。
【0130】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、計算ウィンドウCW24の文字列「y=0.5*x+1.5」を含む文字列表示領域T40を指定して反転表示させ、ドラッグ&ドロップ操作によって、幾何ウィンドウGW24へ移動させる。
【0131】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“計算ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは直線式“y=0.5*x+1.5”を表す文字列であり、ドロップ先のウィンドウは“幾何ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0132】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、計算/幾何メッセージテーブル62を参照して、データ種別“直線式”に対応する動作説明メッセージ“直線式に対応する直線を描画します”を表示させる(ステップS13)。
【0133】
図17(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「直線式に対応する直線を描画します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW24に表示されている。
【0134】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、文字列「y=0.5*x+1.5」を直線式“y=0.5*x+1.5”に変換して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0135】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW24の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている直線式“y=0.5*x+1.5”に基づいて、幾何ウィンドウGW24に直線オブジェクト142を描画する。それとともに、当該直線オブジェクト142に割り当てた識別IDに、幾何種別“直線”と、直線オブジェクト142上の任意の2点の座標(第1、第2特定点座標)と、を対応付けたデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する(ステップS16)。
【0136】
図17(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、幾何ウィンドウGW24には、直線式“y=0.5*x+1.5”に対応する直線オブジェクト142が描画されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0137】
(動作9)
次に、動作9を説明する。
動作9は、幾何ウィンドウGW26の円オブジェクトを、計算ウィンドウCW26にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0138】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW26を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW26を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで円描画コマンドを指定し、幾何ウィンドウGW26上の所望の2点をタッチする。すると、CPU10は、タッチされた2点の位置に基づく円オブジェクトを描画するとともに、当該描画した円オブジェクトに該当するデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する。
【0139】
図18(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW26、幾何ウィンドウGW26、が表示されている。また、幾何ウィンドウGW26には、円オブジェクト150が描画されている。このとき、幾何ウィンドウデータ51には、円オブジェクト150に割り当てられた識別IDに、幾何種別“円”と、円オブジェクト150を特定するための座標A(0、0)、B(2、0)と、を対応付けたデータが格納されている。
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて円オブジェクト150を指定し、ドラッグ&ドロップ操作によって、計算ウィンドウCW26へ移動させる。
【0140】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“幾何ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは円オブジェクト150であり、ドロップ先のウィンドウは“計算ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0141】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、幾何/計算メッセージテーブル61を参照して、円オブジェクト150の幾何種別“円”に対応する動作説明メッセージ“円に対応する方程式を作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0142】
図18(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「円に対応する方程式を作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW26に表示されている。
【0143】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、幾何ウィンドウデータ51から、円オブジェクト150の特定点座標を読み出し、読み出した2つの座標(0、0)、(2、0)に基づいて、円の方程式“x2+y2−4=0”を表す文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0144】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW26の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、計算ウィンドウCW26のカーソル位置に表示させる(ステップS16)。
【0145】
図18(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、計算ウィンドウCW26には、円オブジェクト150に対応する円の方程式「x2+y2−4=0」が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0146】
(動作10)
次に、動作10を説明する。
動作10は、計算ウィンドウCW28の円の方程式を、幾何ウィンドウGW28にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0147】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW28を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW28を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで、計算ウィンドウCW28のカーソル位置に円の方程式を入力する。
【0148】
図19(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW28、幾何ウィンドウGW28、が表示されている。また、計算ウィンドウCW28には、円の方程式を表す文字列「x2+y2−9=0」が表示されている。
【0149】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、計算ウィンドウCW28の文字列「x2+y2−9=0」を含む文字列表示領域T50を指定して反転表示させ、ドラッグ&ドロップ操作によって、幾何ウィンドウGW28へ移動させる。
【0150】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“計算ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは円の方程式“x2+y2−9=0”を表す文字列であり、ドロップ先のウィンドウは“幾何ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0151】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、計算/幾何メッセージテーブル62を参照し、データ種別“円の方程式”に対応するメッセージ“円の方程式に対応する円を描画します”を表示させる(ステップS13)。
【0152】
図19(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「円の方程式に対応する円を描画します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW28に表示されている。
【0153】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータをドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、文字列「x2+y2−9=0」を円の方程式“x2+y2−9=0”に変換して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0154】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW28の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている円の方程式“x2+y2−9=0”に基づいて、幾何ウィンドウGW28に円オブジェクト152を描画する。それとともに、当該円オブジェクト152に割り当てた識別IDに、幾何種別“円”と、円オブジェクト152を特定する任意の2つの特定点座標と、を対応付けたデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する(ステップS16)。
【0155】
図19(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、幾何ウィンドウGW28には、円の方程式“x2+y2−9=0”に対応する円オブジェクト152が描画されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0156】
(動作11)
次に、動作11を説明する。
動作11は、幾何ウィンドウGW30の楕円オブジェクトを、計算ウィンドウCW30にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0157】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW30を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW30を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで楕円描画コマンドを指定し、幾何ウィンドウ上の所望の3点をタッチする。すると、CPU10は、タッチされた3点の位置に基づく楕円オブジェクトを描画するとともに、当該描画した楕円オブジェクトに該当するデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する。
【0158】
図20(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW30、幾何ウィンドウGW30、表示されている。また、幾何ウィンドウGW30には、楕円オブジェクト160が描画されている。このとき、幾何ウィンドウデータ51には、楕円オブジェクト160に割り当てられた識別IDに、幾何種別“楕円”と、楕円オブジェクト160を特定するための座標A(0、0)、B(2、0)、C(0、1)と、を対応付けたデータが格納されている。
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて楕円オブジェクト160を選択し、ドラッグ&ドロップ操作によって、計算ウィンドウCW30へ移動させる。
【0159】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“幾何ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは楕円オブジェクト160であり、ドロップ先のウィンドウは“計算ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0160】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、幾何/計算メッセージテーブル61を参照し、楕円オブジェクト160の種別“楕円”に対応する動作説明メッセージ“楕円に対応する方程式を作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0161】
図20(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には「楕円に対応する方程式を作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW30に表示されている。
【0162】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、操作内容に基づいて変換する。即ち、幾何ウィンドウデータ51から、楕円オブジェクト160の特定点座標を読み出し、読み出した3つの座標(0、0)、(2、1)、(0、1)に基づいて、楕円の方程式“x2/4+y2−1=0”を表す文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0163】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW30の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、計算ウィンドウCW30のカーソル位置に表示させる(ステップS16)。
【0164】
図20(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、計算ウィンドウCW30には、楕円オブジェクト160に対応する楕円の方程式「x2/4+y2−1=0」が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0165】
(動作12)
次に、動作12を説明する。
動作12は、計算ウィンドウCW32の楕円の方程式を、幾何ウィンドウGW32にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0166】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW32を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW32を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで、計算ウィンドウCW32のカーソル位置に楕円の方程式を入力する。
【0167】
図21(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW32、幾何ウィンドウGW32、が表示されている。また、計算ウィンドウCW32には、楕円の方程式を表す文字列「x2/4+y2/9−4=0」が表示されている。
【0168】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、計算ウィンドウCW32の文字列「x2/4+y2/9−4=0」を含む文字列表示領域T60を指定して反転表示させ、ドラッグ&ドロップ操作によって、幾何ウィンドウGW32へ移動させる。
【0169】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“計算ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは楕円の方程式“x2/4+y2/9−4=0”を表す文字列であり、ドロップ先のウィンドウは“幾何ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0170】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、計算/幾何メッセージテーブル62を参照し、データ種別“楕円の方程式”に対応するメッセージ“楕円の方程式に対応する楕円の描画します”を表示させる(ステップS13)。
【0171】
図21(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「楕円の方程式に対応する楕円を描画します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW32に表示されている。
【0172】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、文字列「x2/4+y2/9−4=0」を、楕円の方程式“x2/4+y2/9−4=0”に変換して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0173】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW32の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている楕円の方程式“x2/4+y2/9−4=0”に基づいて、幾何ウィンドウGW32に楕円オブジェクト162を描画する。それとともに、当該楕円オブジェクト162に割り当てた識別IDに、幾何種別“楕円”と、楕円オブジェクト162を特定する3点の座標と、を対応付けたデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する(ステップS16)。
【0174】
図21(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、幾何ウィンドウGW32には、楕円の方程式“x2/4+y2/9−4=0”に対応する楕円オブジェクト162が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本操作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0175】
(動作13)
次に、動作13を説明する。
動作13は、幾何ウィンドウGW34の関数グラフオブジェクトを、計算ウィンドウCW34にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0176】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW34を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW34を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで関数グラフ描画コマンドを指定し、更に一般式を指定して、幾何ウィンドウGW34上の所望の数点をタッチする。すると、CPU10は、タッチされた数点(指定された一般式によって異なる)の位置に基づくグラフ関数オブジェクトを描画するとともに、当該描画した関数グラフオブジェクトに該当するデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する。
【0177】
図22(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW34、幾何ウィンドウGW34、が表示されている。また、幾何ウィンドウGW34には、関数グラフオブジェクト170が描画されている。このとき、幾何ウィンドウデータ51には、関数グラフオブジェクト170に割り当てられた識別IDに、幾何種別“関数グラフ”と、関数グラフオブジェクト170に対応する関数式“x^2”と、を対応付けたデータが格納されている。
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて関数グラフオブジェクト170を指定し、ドラッグ&ドロップ操作によって、幾何ウィンドウGW34へ移動させる。
【0178】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“幾何ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは関数グラフオブジェクト170であり、ドロップ先のウィンドウは“計算ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0179】
続いて、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、幾何/計算メッセージテーブル61を参照し、関数グラフオブジェクト170の幾何種別“関数グラフ”に対応する動作説明メッセージ“関数グラフに対応する関数式を作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0180】
図22(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「関数グラフに対応する関数式を作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW34に表示されている。
【0181】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、幾何ウィンドウデータ51から、関数グラフオブジェクト170の関数式“x^2”を読み出し、読み出した関数式“x^2”を表す文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0182】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW34の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、計算ウィンドウCW34のカーソル位置に表示させる(ステップS16)。
【0183】
図22(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、計算ウィンドウCW34には、関数グラフオブジェクト170を表す関数式「x^2」が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0184】
(動作14)
次に、動作14を説明する。
動作14は、計算ウィンドウCW36の関数式を、幾何ウィンドウGW36にドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0185】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW36を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW36を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、入力ペン4を用いることで、計算ウィンドウCW36のカーソル位置に関数式を入力する。
【0186】
図23(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW36、幾何ウィンドウGW36、が表示されている。また、計算ウィンドウCW36には、関数式を表す文字列「x^2−3」が表示されている。
【0187】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、計算ウィンドウCW36の文字列「x^2−3」を含む文字列表示領域T70を指定して反転表示させ、ドラッグ&ドロップ操作によって、幾何ウィンドウGW36へ移動させる。
【0188】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、当該検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“計算ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは関数式“x^2−3”を表す文字列であり、ドロップ先のウィンドウは“幾何ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0189】
次いで、CPU10は、当該判断内容に基づく動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、計算/幾何メッセージテーブル62を参照し、データ種別“関数式”に対応するメッセージ“関数式に対応する関数グラフを描画します”を表示させる(ステップS13)。
【0190】
図23(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「関数式に対応する関数グラフを描画します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW36に表示されている。
【0191】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、文字列「x^2−3」を関数式“x^2−3”に変換して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0192】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW36の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている関数式“x^2−3”に基づいて、幾何ウィンドウGW36に関数グラフオブジェクト172を描画する。それとともに、当該関数グラフオブジェクト172に割り当てた識別IDに、幾何種別“関数グラフ”と、関数グラフオブジェクト172の関数式“x^2−3”とを対応付けたデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する(ステップS16)。
【0193】
図23(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、幾何ウィンドウGW36には、関数式“x^2−3”に対応する関数グラフオブジェクト172が描画されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0194】
(動作15)
次に、動作15を説明する。
動作15は、幾何ウィンドウGW38の2つの直線オブジェクトを、計算ウィンドウCW38へドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0195】
図9において、先ずCPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW38を表示部40に表示させるとともに、幾何アプリケーションの実行を開始して、幾何ウィンドウGW38を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、例えば入力ペン4を用いることで直線描画コマンドを指定し、幾何ウィンドウGW38上の所望の2点をタッチした後、再度直線描画コマンドを指定し、幾何ウィンドウGW38上の所望の2点をタッチする。すると、CPU10は、先にタッチされた2点を結ぶ直線オブジェクト、後にタッチされた2点を結ぶ直線オブジェクト、の2つの直線オブジェクトを描画するとともに、当該描画した2つの直線オブジェクトに該当するデータを、幾何ウィンドウデータ51に追加格納する。
【0196】
図24(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、計算ウィンドウCW38、幾何ウィンドウGW38、が表示されている。また、幾何ウィンドウGW38には、直線オブジェクト180、182、が描画されている。このとき、幾何ウィンドウデータ51には、直線オブジェクト180に割り当てた識別IDと、幾何種別“直線”と、直線オブジェクト180上の2点の座標A(−1、−3)、B(2、0)と、を対応付けたデータが格納されているとともに、直線オブジェクト182に割り当てた識別IDと、幾何種別“直線”と、直線オブエジェクト182上の2点の座標C(−2、6)、D(−1、4)と、を対応付けたデータが格納されている。
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて直線オブジェクト180、182を指定し、ドラッグ&ドロップ操作によって、計算ウィンドウCW38へ移動させる。
【0197】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“幾何ウィンドウ”であり、ドラッグされたデータは直線オブジェクト180、182であり、ドロップ先のウィンドウは“計算ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0198】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、幾何/計算メッセージテーブル61を参照し、幾何種別が“複数の直線”に対応する動作説明メッセージ“直線に対応する連立方程式を作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0199】
図24(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「直線に対応する連立方程式を作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW38に表示されている。
【0200】
次いで、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、幾何ウィンドウデータ51から、直線オブジェクト180の特定点座標を読み出し、読み出した2つの座標A(−1、−3)、B(2、0)を結ぶ直線式“y=x−2”を生成する。それとともに、幾何ウィンドウデータ51から、直線オブジェクト182の特定点座標を読み出し、読み出した2つの座標C(−2、6)、D(−1、4)を結ぶ直線式“y=−2*x+2”を生成する。そして、生成した2つの直線式を連立させた連立方程式を表す文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0201】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW38の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、計算ウィンドウCW38のカーソル位置に表示させる(ステップS16)。
【0202】
図24(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、計算ウィンドウCW38には、2つの直線オブジェクト180、182に対応する直線式を連立させた連立方程式が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0203】
(動作16)
次に、動作16を説明する。
動作16は、テーブルウィンドウTW40のテーブルを、グラフ式ウィンドウRW40へドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0204】
図9において、先ずCPU10は、グラフアプリケーションの実行を開始して、グラフ式ウィンドウRW40を表示部40に表示させるとともに、テーブルアプリケーションの実行を開始して、テーブルウィンドウTW40を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、入力ペン4を用いてテーブル作成コマンドを指定し、テーブルウィンドウTW40にテーブルデータを入力する。
【0205】
図25(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、グラフ式ウィンドウRW40、テーブルウィンドウTW40、が表示されている。また、グラフ式ウィンドウRW40には、グラフ式を入力するためのグラフ式入力画面が表示され、テーブルウィンドウTW40には、テーブルデータが表示されている。
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、テーブルウィンドウTW40のテーブルデータを含む文字列表示領域T80を指定して反転表示させ、ドラッグ&ドロップ操作によって、グラフ式ウィンドウRW40へ移動させる。
【0206】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“テーブルウィンドウ”であり、ドラッグされたデータはテーブルデータであり、ドロップ先のウィンドウは“グラフ式ウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0207】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、テーブル/グラフメッセージテーブル63を参照し、データ種別“テーブル”に対応する動作説明メッセージ“テーブルに対応するグラフ式を作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0208】
図25(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「テーブルに対応するグラフ式を作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW40に表示されている。
【0209】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、テーブルデータを表す文字列をテーブルデータに変換し、変換後のテーブルデータをグラフ式“x−3”に変換して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0210】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW40の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されているグラフ式を、グラフ式ウィンドウRW40のグラフ式入力画面に表示させる(ステップS16)。
【0211】
図25(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、グラフ式ウィンドウRW40のグラフ式入力画面には、テーブルデータに対応するグラフ式“y2:x−3”が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0212】
(動作17)
次に、動作17を説明する。
動作17は、グラフウィンドウRW42のグラフ式を、テーブルウィンドウTW42へドラッグ&ドロップする際の動作である。
【0213】
図9において、先ずCPU10は、グラフアプリケーションの実行を開始して、グラフウィンドウRW42を表示部40に表示させるとともに、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW42を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、入力ペン4を用いることで、グラフウィンドウRW42のグラフ式入力画面にグラフ式を入力する。すると、CPU10は、入力されたグラフ式のグラフを、グラフウィンドウRW42のグラフ表示画面に描画する。
【0214】
図26(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、グラフウィンドウRW42、テーブルウィンドウTW42が表示されている。グラフウィンドウRW42には、グラフを表示するためのグラフ表示画面が表示されている。そして、グラフ表示画面には、グラフ190、192が表示され、グラフ式表示エリアRA42には、グラフ192のグラフ式を表す文字列「y=x−3」が表示されている。
【0215】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いて、グラフ式表示エリアRA42の文字列「y=x−3」を含む文字列領域T90を指定して反転表示させ、ドラッグ&ドロップ操作によって、テーブルウィンドウTW42へ移動させる。
【0216】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS11:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィドウの種類、ドラッグされたデータ、ドロップ先のウィンドウの種類、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“グラフウィンドウ”であり、ドラッグされたデータはグラフ式を表す文字列「y=x−3」であり、ドロップ先のウィンドウは“テーブルウィンドウ”である、と判断する(ステップS12)。
【0217】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作説明メッセージを表示させる。即ち、同図においては、グラフ/テーブルメッセージテーブル64を参照して、データ種別“グラフ式”に対応する動作説明メッセージ“グラフ式に対応するテーブルを作成します”を表示させる(ステップS13)。
【0218】
図26(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「グラフ式に対応するテーブルを作成します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW42に表示されている。
【0219】
続いて、CPU10は、ドラッグされたデータを、ドロップ先のウィンドウの種類に基づいて変換する。即ち、文字列「y=x−3」が表すグラフ式“y=x−3”をテーブルデータに変換して、コピーバッファ54に格納する(ステップS14)。
【0220】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW42の表示を終了し(ステップS15)、コピーバッファ54に格納されているテーブルデータを、テーブルウィンドウTW42のカーソル位置に表示させる(ステップS16)。
【0221】
図26(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、テーブルウィンドウTW42には、グラフ式“y=x−3”に対応するテーブルデータが表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作説明メッセージ表示処理を終了する。
【0222】
以上のように、本第1の実施の形態によれば、入力ペン4を用いてウィンドウ上の所望のデータを指定し、ドラッグ&ドロップ操作によって他のウィンドウまで移動させると、先ず、当該ドラッグ&ドロップ操作に応じてなされる動作を説明するメッセージ(動作説明メッセージ)が、ポップアップウィンドウPWに表示される。その後、当該操作に応じた動作、即ち、ドラッグさせたデータの、ドロップ先のウィンドウに応じた変換・表示が行われる。
【0223】
[第2の実施の形態]
次に、図27〜図33を参照して、第2の実施の形態を説明する。
本第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態と、次の点で異なる。即ち、本第2の実施の形態において、関数電卓1は、一方のウィンドウに対するコピー操作が行われた後、他方のウィンドウに対するペースト操作が行われると、コピー操作によって指定されたデータについて変換可能な表示形態を、選択可能な候補とする動作選択メッセージを表示する。そして、これらの内から選択された表示形態に応じた動作説明メッセージを表示し、その後、コピー操作によって指定されたデータの表示形態を、当該選択された表示形態に変換して、表示する。
【0224】
〔内部構成〕
本第2の実施の形態における関数電卓1の構成は、上述した第1の実施の形態において図3に示した関数電卓1のROM60を、図27に示すROM80に置き換えた構成と同様である。このため、以下の説明においては、上述した第1の実施の形態と同一要素については同符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0225】
図27は、第2の実施の形態におけるROM80の構成を示す図である。同図によれば、ROM80には、幾何変換候補テーブル81、計算変換候補テーブル82、グラフ変換候補テーブル83、幾何メッセージテーブル84、計算メッセージテーブル85、グラフメッセージテーブル86、動作選択メッセージ表示プログラム87、が格納される。
【0226】
幾何変換候補テーブル81は、幾何ウィンドウGWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされた際に表示される動作選択メッセージを管理するためのテーブルであり、幾何ウィンドウGW上のオブジェクトの種別(幾何種別)毎に、変換可能な表示形態の候補(変換候補)を対応付けたデータが格納されている。幾何ウィンドウGWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、この幾何変換候補テーブル81を参照して、幾何ウィンドウGW上のオブジェクトの幾何種別に対応する変換候補を全て選択して、これらを選択肢とする動作説明メッセージを表示させる。
【0227】
計算変換候補テーブル82は、計算ウィンドウCWに対するコピー操作がなされた際に表示される動作選択メッセージを管理するためのテーブルであり、計算ウィンドウCW上のデータの種別(データ種別)毎に、変換可能な表示形態の候補(変換候補)を対応付けたデータが格納されている。計算ウィンドウCWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、この計算変換候補テーブル82を参照して、計算ウィンドウCW上のデータの種別(データ種別)に対応する変換候補を全て選択して、これらを選択肢とする動作説明メッセージを表示させる。
【0228】
グラフ変換候補テーブル83は、グラフウィンドウRWに対するコピー操作がなされた際に表示される動作選択メッセージを管理するためのテーブルであり、図28に、そのデータ構成の一例を示す。
【0229】
図28は、グラフ変換候補テーブル83のデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、グラフ変換候補テーブル83には、グラフウィンドウRW上のデータの種別(データ種別)毎に、変換可能な表示形態の候補(変換候補)を対応付けたデータが格納されている。また、この変換候補は、変換可能な表示形態を示す変換内容、当該変換を実行するために要するアプリケーションの名前、を対応付けたデータである。
【0230】
例えば、データ種別“グラフ式”には、NO.1からNO.5までの5つの変換候補が対応付けられており、具体的には、指定されたグラフ式に対応するグラフの描画を示す“指定グラフ描画”、全てのグラフ式に対応するグラフの描画を示す“全グラフ描画”、グラフ式に対応するテーブルデータの作成を示す“テーブル作成”グラフ式から対応するリストへの変換を示す“リスト変換”、グラフ式から対応する行列への変換を示す“行列変換”、が対応付けられている。
【0231】
グラフウィンドウRW又はグラフ式ウィンドウRWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、このグラフ変換候補テーブル83を参照して、グラフウィンドウRW上のデータの種別(データ種別)に対応する変換候補を選択肢とする動作説明メッセージを表示させる。
【0232】
幾何メッセージテーブル84は、幾何ウィンドウGWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされた際に表示される動作説明メッセージを管理するためのテーブルであり、幾何ウィンドウGW上のオブジェクトの種別(幾何種別)毎に、変換名毎と、動作説明メッセージと、を対応付けた複数のデータを格納している。幾何ウィンドウGWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、この幾何メッセージテーブル84を参照して、指定された幾何種別及び変換名に対応する動作説明メッセージを選択して表示させる。
【0233】
計算メッセージテーブル85は、計算ウィンドウCWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされた際に表示される動作説明メッセージを管理するためのテーブルであり、計算ウィンドウCW上のデータの種別(データ種別)毎に、変換名毎と、動作説明メッセージと、を対応付けた複数のデータを格納している。計算ウィンドウCWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、この計算メッセージテーブル85を参照して、指定されたデータ種別及び変換名に対応する動作説明メッセージを選択して表示させる。
【0234】
グラフメッセージテーブル86は、グラフウィンドウRWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされた際に表示される動作説明メッセージを管理するためのテーブルであり、図29に、そのデータ構成の一例を示す。
【0235】
図29は、グラフメッセージテーブル86のデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、グラフメッセージテーブル86は、グラフウィンドウRW又はグラフ式ウィンドウRW上のデータの種別(データ種別)毎に、変換名と、動作説明メッセージと、を対応付けた複数のデータが格納されている。グラフウィンドウRW又はグラフ式ウィンドウRWから他のウィンドウへのドラッグ&ドロップ操作がなされると、CPU10は、このグラフメッセージテーブル86を参照して、指定されたデータ種別及び変換名に対応する動作説明メッセージを選択して表示させる。
【0236】
動作選択メッセージ表示プログラム87は、本第2の実施の形態における動作選択メッセージ表示処理(図30参照)を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの動作選択メッセージ表示プログラム87を実行することで、動作選択メッセージ表示処理が実現される。
【0237】
〔動作〕
次に、本第2の実施の形態における動作を説明する。
図30は、動作選択メッセージ表示処理に係る関数電卓1の動作を説明するためのフローチャートであり、図31〜図35は、表示部40に表示される表示画面の遷移例を示す図である。
【0238】
図30において、先ずCPU10は、グラフアプリケーションの実行を開始して、グラフ式ウィンドウRW50を表示部40に表示させる。そして、ユーザは、入力ペン4を用いることで、グラフ式ウィンドウRW50のグラフ式入力画面にグラフ式を入力する。
【0239】
図31(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、グラフ式ウィンドウRW50、が表示されている。グラフ式ウィンドウRW50には、グラフ式入力画面が表示され、これには、グラフ式「y1=x2−x−2」、「y2=x−3」が表示されている。
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いてグラフ式ウィンドウRW50を指定し、ドラッグ&ドロップ操作によって、グラフ式ウィンドウRW50以外の表示画面へ移動させる。
【0240】
ドラッグ&ドロップ操作を検知すると(ステップS31:YES)、CPU10は、この検知内容から、ドラッグ元のウィンドウの種類、当該ウィンドウ上のデータの種別、を判断する。即ち、同図においては、ドラッグ元のウィンドウは“グラフ式ウィンドウ”であり、データの種別は“グラフ式”である、と判断する(ステップS32)。
【0241】
次いで、CPU10は、当該判断内容に該当する動作選択メッセージを表示させる。即ち、グラフ変換候補テーブル83を参照して、データ種別“グラフ式”に対応する全ての変換候補の変換名を、選択肢として表示させる(ステップS33)。
【0242】
図30(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「A.指定グラフ描画?」、「B.全グラフ描画?」、「C.テーブル作成?」、「D.リスト変換?」、「E.行列変換?」といった5つの選択肢を含む動作選択メッセージが、ポップアップウィンドウPW50に表示されている。
【0243】
この表示画面において、ユーザは、入力ペン4を用いることで、これらの選択肢の内から所望のものを指定する。そして、選択肢の指定を検知すると(ステップS34:YES)、CPU10は、指定された変換候補に基づく以下の処理を実行する。
【0244】
即ち、「A.指定グラフ描画?」が指定された場合には、CPU10は、グラフメッセージテーブル86を参照し、データ種別“グラフ式”及び変換名“指定グラフ描画”に対応する動作説明メッセージ“指定グラフ式のグラフを描画します。グラフ式を指定して下さい”を表示させる(ステップS35)。
【0245】
図31(c)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「指定グラフ式のグラフを描画します。グラフ式を指定して下さい」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW52に表示されている。このメッセージに応答して、ユーザは、入力ペン4を用いて、グラフウィンドウRW50上のグラフ式“y2=x−3”を指定する。
【0246】
グラフ式の指定を検知すると、CPU10は、指定されたグラフ式“y2=x−3”をコピーバッファ54に格納した後(ステップS36)、ポップアップウィンドウPW52の表示を終了する(ステップS37)。そして、グラフを描画するためのグラフ表示画面Rを表示させたグラフウィンドウRW52を表示させて、コピーバッファ54に格納されているグラフ式“y2=x−3”のグラフを描画する(ステップS38)。
【0247】
図31(d)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、グラフウィンドウRW52のグラフ表示画面に、グラフ式“y2=x−3”に対応するグラフ210が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作選択メッセージ表示処理を終了する。
【0248】
また、ステップS34において、「B.全グラフ描画?」が指定された場合には、CPU10は、グラフメッセージテーブル86を参照し、データ種別“グラフ式”及び変換名“全グラフ描画”に対応する動作説明メッセージ“全グラフ式のグラフを描画します”を表示させる(ステップS35)。
【0249】
図32(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「全グラフ式のグラフを描画します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW54に表示されている。
【0250】
続いて、CPU10は、グラフ式“y1=x2−x−2”、“y2=x−3”を、コピーバッファ54に格納した後(ステップS36)、ポップアップウィンドウPW54の表示を終了し(ステップS37)、グラフ表示画面を表示させたグラフウィンドウRW54を表示させる。そして、このグラフウィンドウRW52のグラフ表示画面に、コピーバッファ54に格納されているグラフ式“y1=x2−x−2”のグラフ212、続いて、グラフ式“y2=x−2”のグラフ210を、描画する(ステップS38)。
【0251】
図32(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、グラフウィンドウRW54のグラフ表示画面54には、グラフ式“y1=x2−x−2”に対応するグラフ212、グラフ式“y2=x−3”に対応するグラフ210、が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作選択メッセージ表示処理を終了する。
【0252】
また、ステップS34において、「Cテーブル作成?」が指定された場合には、CPU10は、グラフメッセージテーブル86を参照し、データ種別“グラフ式”及び変換名“テーブル作成”に該当する動作説明メッセージ“グラフ式に対応するテーブルを作成します。グラフ式を指定して下さい”を表示させる(ステップS35)。
【0253】
図33(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「グラフ式に対応するテーブルを作成します。グラフ式を指定して下さい」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW56に表示されている。このメッセージに応答して、ユーザは、入力ペン4を用いて、グラフウィンドウRW50上のグラフ式“y2=x−3”を指定する。
【0254】
グラフ式の指定を検知すると、CPU10は、テーブルアプリケーションの実行を開始して、テーブルウィンドウTW50を表示部40に表示させる。そして、指定されたグラフ式“y2=x−3”に対応するテーブルデータを作成し、作成したテーブルデータを表す文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS36)。
【0255】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW56の表示を終了し(ステップS37)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、テーブルウィンドウTW50のカーソル位置に表示させる(ステップS38)。
【0256】
図33(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、テーブルウィンドウTW50には、グラフ式“y2=x−3”に対応するテーブルデータが表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作選択メッセージ表示処理を終了する。
【0257】
また、ステップS34において、「D.リスト変換?」が指定された場合には、CPU10は、グラフメッセージテーブル86を参照し、データ種別“グラフ式”及び変換名“リスト変換”に対応する動作説明メッセージ“グラフ式を対応するリストに変換します”を表示させる(ステップS35)。
【0258】
図34(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「グラフ式を対応するリストに変換します」という動作説明メッセージが、ポップアップウィンドウPW58に表示されている。
【0259】
続いて、CPU10は、統計アプリケーションの実行を開始して、リストウィンドウSW52を表示部40に表示させる。そして、グラフ式“y1=x2−x−2”についてのリスト(List1)を算出して、コピーバッファ54に格納するとともに、グラフ式“y2=x−3”についてのリスト(List2)を同様に算出して、コピーバッファ54に格納する(ステップS36)。
【0260】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW58の表示を終了し(ステップS37)、コピーバッファ54に格納されているリスト(List1、List2)のデータを、リストウィンドウSW52に表示させる(ステップS38)。
【0261】
図34(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、リストウィンドウSW52には、グラフ式“y1=x2−x−2”に対応するリスト(List1)のデータ、グラフ式“y2=x−3”に対応するリスト(List2)のデータ、が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作選択メッセージ表示処理を終了する。
【0262】
また、ステップS34において、「E.行列変換?」が指定された場合には、CPU10は、グラフメッセージテーブル86を参照し、データ種別“グラフ式”及び変換名“行列変換”に対応する動作説明メッセージ“グラフ式を対応する行列に変換します”を表示させる(ステップS35)。
【0263】
図35(a)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、表示画面には、「グラフ式を対応する行列に変換します」というメッセージが、ポップアップウィンドウPW60に表示されている。
【0264】
続いて、CPU10は、計算アプリケーションの実行を開始して、計算ウィンドウCW54を表示部40に表示させる。そして、グラフ式“y1=x2−x−2”及び“y2=x−3”を対応する行列に変換し、変換した行列を表す文字列を生成して、コピーバッファ54に格納する(ステップS36)。
【0265】
その後、CPU10は、ポップアップウィンドウPW60の表示を終了し(ステップS37)、コピーバッファ54に格納されている文字列を、計算ウィンドウCW54のカーソル位置に表示させる(ステップS38)。
【0266】
図34(b)は、この段階での表示画面の一例を示す図である。同図によれば、計算ウィンドウCW54には、グラフ式“y1=x2−x−2”及び“y2=x−3”に対応する行列が表示されている。
以上の処理を行うと、CPU10は、本動作選択メッセージ表示処理を終了する。
【0267】
以上のように、本第2の実施の形態によれば、入力ペン4を用いてウィンドウ上の所望のデータを指定し、ドラッグ&ドロップ操作によって他のウィンドウまで移動させると、先ず、当該ドラッグしたデータに対して可能な動作内容の候補を選択させるメッセージ(動作選択メッセージ)が、ポップアップウィンドウPWに表示される。そして、これらの候補の内から所望の動作内容を選択すると、選択した動作内容に応じて、上記ドロップさせたデータが変換され、表示される。
【0268】
[変形例]
尚、本発明が適用可能な実施の形態は、上述した第1及び第2の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0269】
例えば、上述した第1及び第2の実施の形態においては、動作説明メッセージ及び動作選択メッセージは、ポップアップウィンドウPWに表示させることとしたが、表示画面上に専用のメッセージ表示エリアを設け、ここに表示させることとしても良い。
【0270】
また、動作説明メッセージ及び動作選択メッセージは、文字列で表示(テキスト表示)することとしたが、これをアイコン(絵文字)で表示することとしても良い。
【0271】
【発明の効果】
請求項1又は5に記載の発明によれば、それぞれ異なる表示形態でデータを表示する複数の表示画面の内、一の表示画面に対する複写操作が行われた後、他の表示画面に対する貼付操作が行われた場合に、貼り付け操作がなされた他の表示画面の表示形態を判別して、この判別した表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示制御することができる。その後、複写操作によって指定されたデータを、判別した表示形態に変換して、他の表示画面に表示制御することができる。
【0272】
また、請求項2又は6に記載の発明によれば、第1の表示画面に対する複写操作がなされた後、第2表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、第2画面に表示可能な複数の表示形態を判別して、この判別した複数の表示形態を候補として表示制御することができる。そして、これらの表示形態の候補の内から何れか一つが選択されると、選択された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示制御し、その後、複写操作によって指定されたデータを、上記選択された表示形態に変換して、第2表示画面に表示させる制御を行うことができる。
【0273】
また、請求項3に記載の発明によれば、複写操作によって指定されたデータに応じて、表示可能な表示形態の候補を選択して表示制御することができる。
【0274】
また、請求項4に記載の発明によれば、複写操作によって指定されたデータに対する変換内容を説明するメッセージを、表示部が有する変換内容表示画面に表示させる制御を行うことができる。
【0275】
従って、本発明によれば、複写操作及び貼付操作を行った際に、当該操作に応じた変換内容を説明するメッセージが表示制御なされた後、指定したデータに対する変換が行われるため、電子機器の操作の簡易性を損なうことなく、電子機器によってなされる動作を容易に理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した関数電卓の外観例を示す図。
【図2】データの表示形態の変換の際に表示される動作説明メッセージを示す図。
【図3】第1の実施の形態における関数電卓の内部構成例を示すブロック図。
【図4】幾何ウィンドウデータのデータ構成例を示す図。
【図5】幾何/計算メッセージテーブルのデータ構成例を示す図。
【図6】計算/幾何メッセージテーブルのデータ構成例を示す図。
【図7】テーブル/グラフメッセージテーブルのデータ構成例を示す図。
【図8】グラフ/テーブルメッセージテーブルのデータ構成例を示す図。
【図9】動作説明メッセージ表示処理を説明するためのフローチャート。
【図10】動作1における表示画面の遷移例を示す図。
【図11】動作2における表示画面の遷移例を示す図。
【図12】動作3における表示画面の遷移例を示す図。
【図13】動作4における表示画面の遷移例を示す図。
【図14】動作5における表示画面の遷移例を示す図。
【図15】動作6における表示画面の遷移例を示す図。
【図16】動作7における表示画面の遷移例を示す図。
【図17】動作8における表示画面の遷移例を示す図。
【図18】動作9における表示画面の遷移例を示す図。
【図19】動作10における表示画面の遷移例を示す図。
【図20】動作11における表示画面の遷移例を示す図。
【図21】動作12における表示画面の遷移例を示す図。
【図22】動作13における表示画面の遷移例を示す図。
【図23】動作14における表示画面の遷移例を示す図。
【図24】動作15における表示画面の遷移例を示す図。
【図25】動作16における表示画面の遷移例を示す図。
【図26】動作17における表示画面の遷移例を示す図。
【図27】第2の実施の形態におけるROMの構成例を示す図。
【図28】グラフ変換候補テーブルのデータ構成例を示す図。
【図29】グラフメッセージテーブルのデータ構成例を示す図。
【図30】動作選択メッセージ表示処理を説明するためのフローチャート。
【図31】第2の実施の形態における表示画面の遷移例を示す図。
【図32】第2の実施の形態における表示画面の遷移例を示す図。
【図33】第2の実施の形態における表示画面の遷移例を示す図。
【図34】第2の実施の形態における表示画面の遷移例を示す図。
【図35】第2の実施の形態における表示画面の遷移例を示す図。
【符号の説明】
1 関数電卓
10 CPU
20 入力部
30 タブレット
31 位置検出回路
40 表示部
41 表示駆動回路
50 ROM
51 幾何ウィンドウデータ
52 計算ウィンドウデータ
53 グラフウィンドウデータ
53a グラフ式データ
54 コピーバッファ
60、80 RAM
61 幾何/計算メッセージテーブル
62 計算/幾何メッセージテーブル
63 テーブル/グラフメッセージテーブル
64 グラフ/テーブルメッセージテーブル
65 動作説明メッセージ表示プログラム
81 幾何変換候補テーブル
82 計算候補変換テーブル
83 グラフ変換候補テーブル
84 幾何メッセージテーブル
85 計算メッセージテーブル
86 グラフメッセージテーブル
87 動作選択メッセージ表示プログラム
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic device and a program.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a small electronic device called a graph scientific calculator having a graph display function has been known. Some graph scientific calculators have various functions such as a calculation function and a graphic drawing function.
[0003]
In such a graph scientific calculator, for example, various calculation results obtained by the calculation function can be displayed as a graph, or a corresponding geometric figure can be displayed by inputting an equation of a geometric figure. For this reason, graph scientific calculators are used in the field of technical calculations and education for engineers.
[0004]
As a method of operating the graph scientific calculator, a method of operating an operation key (for example, a numeric key, an execution key, a graph key, or the like) to which various functions of the graph scientific calculator are assigned is generally used (for example, Patent Document 1). reference). Further, in recent years, there is also a device that can specify various data on the display screen using a pointing device such as an input pen or a mouse and move the display data to a desired position, that is, various operation inputs can be performed by a so-called drag and drop operation. .
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-61-261780
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the operation input by the drag-and-drop operation described above, the simplicity of the operation input is realized. ) And the operation of the scientific calculator performed in response to the operation input.
[0007]
That is, it is a very convenient operation input method for a user who is familiar with the operation of the graph scientific calculator (understands the above relationship well), but is an unfamiliar user (who does not fully understand the above relationship). Has a problem that it is difficult to understand what kind of operation (processing) is performed by this operation.
[0008]
In view of the above problems, an object of the present invention is to realize an electronic device that can easily understand an operation performed according to an operation input without impairing simplicity of the operation input by a user.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention according to claim 1 is:
A display unit (for example, the display unit 40 in FIG. 2) having a plurality of display screens for displaying data in different display forms,
When a copy operation is performed on one of the plurality of display screens and then a paste operation is performed on another display screen, a determination is made to determine a display mode of another display screen on which the paste operation is performed. Means (for example, CPU 10 in FIG. 3; step S12 in FIG. 9);
Message display control means (for example, CPU 10 in FIG. 3; step S13 in FIG. 9) for performing control to display a message explaining the conversion content according to the display mode determined by the determination means;
After the display control of the message is performed by the message display control means, the data of the display form designated by the copying operation is converted into the display form determined by the determination means and displayed on the other display screen. Conversion display control means for controlling (for example, CPU 10 in FIG. 3; steps S14 to S16 in FIG. 9);
An electronic device comprising:
[0010]
The invention described in claim 5 is
A computer connected to a display unit having a plurality of display screens each displaying data in a different display form (for example, the display unit 40 in FIG. 2), or a computer including the display unit,
When a copy operation is performed on one display screen of the plurality of display screens and then a paste operation is performed on another display screen, another display on which the paste operation is performed determines a display form of a surface. A determination function (for example, step S12 in FIG. 9);
A message display control function (for example, step S13 in FIG. 9) for performing control to display a message explaining the conversion content according to the display mode determined by the determination unit;
After the message display control function is performed by the message display control function, the data of the display form specified by the copying operation is converted into the display form determined by the determination function and displayed on the other display screen. A conversion display control function (e.g., steps S14 to S16 in FIG. 9) for controlling
Is a program for realizing.
[0011]
According to the first or fifth aspect of the present invention, after a copy operation is performed on one display screen among a plurality of display screens displaying data in different display forms, a paste operation is performed on another display screen. Is performed, the display mode of another display screen on which the paste operation has been performed can be determined, and a message explaining the conversion content according to the determined display mode can be displayed and controlled. Thereafter, the data designated by the copy operation can be converted into the determined display form, and the display can be controlled on another display screen. That is, when the copy operation and the paste operation are performed, the message explaining the conversion content is displayed and controlled before the display control by the operation is performed. Therefore, the electronic device can be operated without impairing the simplicity of the operation of the electronic device. Can be easily understood.
Here, the electronic device may be a graphic display control device such as a graph scientific calculator.
[0012]
The invention described in claim 2 is
A display unit (for example, the display unit 40 in FIG. 2) including a first display screen and a second display screen capable of displaying data in a plurality of different display forms;
When a paste operation is performed on the second display screen after a copy operation is performed on the first display screen, a determination unit that determines a plurality of display forms that can be displayed on the second display screen (for example, FIG. CPU 10; step S32 in FIG. 30);
Candidate display control means (for example, CPU 10 in FIG. 3; step S33 in FIG. 30) for controlling to display a plurality of display forms determined by the determination means as candidates;
Selecting means (for example, CPU 10 in FIG. 3; step S34 in FIG. 30) for selecting any one of a plurality of display form candidates which are display-controlled by the candidate display control means;
Message display control means (for example, CPU 10 in FIG. 3; step S35 in FIG. 30) for performing control to display a message explaining the conversion content according to the display mode selected by the selection means;
After the display control of the message is performed by the message display control means, the data designated by the copying operation is converted into the display form selected by the selection means, and the display is displayed on the second display screen. Conversion display control means (for example, CPU 10 in FIG. 3; steps S36 to S38 in FIG. 30);
An electronic device comprising:
[0013]
The invention described in claim 6 is
A first display screen, and a second display screen capable of displaying data in a plurality of different display forms, connected to a display unit having, or a computer including the display unit,
A determination function for determining a plurality of display modes that can be displayed on the second display screen when a pasting operation is performed on the second display screen after a copying operation on the first display screen is performed (for example, FIG. 30). Step S32),
A candidate display control function (for example, step S33 in FIG. 30) for controlling to display a plurality of display modes determined by the determination function as candidates;
A selection function (for example, step S34 in FIG. 30) for selecting any one of a plurality of display form candidates that are display-controlled by the candidate display control function;
A message display control function (for example, step S35 in FIG. 30) for performing control to display a message explaining the conversion content according to the display mode selected by the selection function;
After the message display control is performed by the message display control function, the data designated by the copy operation is converted into the display form selected by the selection function and displayed on the second display screen. A conversion display control function (for example, steps S36 to S38 in FIG. 30);
Is a program for realizing.
[0014]
According to the second or sixth aspect of the present invention, a plurality of displays that can be displayed on the second screen when a pasting operation is performed on the second display screen after a copying operation on the first display screen is performed. By determining the form, the display control can be performed with the plurality of determined display forms as candidates. Then, when any one of these candidates is selected, a message explaining the conversion content according to the selected display mode is displayed and controlled. The display format can be changed to the display format, and the display can be controlled on the second display screen.
[0015]
Further, as in the invention according to claim 3, in the electronic device according to claim 2,
The candidate display control means includes:
Means for selecting a display form capable of displaying the data specified by the copying operation from among a plurality of display forms determined by the determination means;
Means for controlling the display mode selected by this means to be displayed as candidates,
You may comprise so that it may have.
[0016]
According to the third aspect of the invention, the same effects as those of the second aspect of the invention can be obtained, and the plurality of display modes that can display the data specified by the copying operation are determined. The display can be controlled by automatically selecting from the forms. In other words, a display form in which the data specified by the copy operation cannot be displayed is not displayed as a candidate. Therefore, even for a user who is unfamiliar with the operation, a desired operation input can be reliably performed without making a mistake.
[0017]
Further, as in the invention according to claim 4, in the electronic device according to any one of claims 1 to 3,
The display unit further includes a conversion content display screen,
The message display control means may include a means for performing control for displaying the message on the conversion content display screen.
[0018]
According to the invention described in claim 4, the same effect as the invention described in any one of claims 1 to 3 can be obtained, and a message explaining the conversion content for the data designated by the copy operation is provided. The display can be controlled on the conversion content display screen of the display unit.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following, a case will be described in which the present invention is applied to a graph scientific calculator, but the application of the present invention is not limited to this.
[0020]
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of the appearance of a graph scientific calculator (hereinafter, simply referred to as a “scientific calculator”) 1 to which the present invention is applied. As shown in FIG. 1, the scientific calculator 1 includes a display 2, a key group 3, and an input pen 4. Each of the keys constituting the key group 3 is assigned a unique function, and the user operates the scientific calculator 1 by pressing these keys. Further, the display 2 is integrally formed with a tablet (touch panel) 30 described later, and the user can operate the scientific calculator 1 by a touch operation on the display 2 using the input pen 4. is there.
[0021]
In addition, the scientific calculator 1 includes a calculation application program (hereinafter, appropriately referred to as “calculation application”) for realizing a calculation function (including a word processor with a calculation function), and a geometric application program (hereinafter, appropriately referred to as “calculation application”) for realizing a geometric figure drawing function. Hereinafter, this will be appropriately referred to as a “geometric application”), a graph application program for realizing a graph drawing function (hereinafter, appropriately referred to as a “graph application”), and a table application program for realizing a number table function (hereinafter, a table). And a statistical application program for realizing a statistical calculation function (hereinafter, appropriately referred to as a “statistical application”).
Hereinafter, two embodiments of the scientific calculator 1 will be described in order.
[0022]
[First Embodiment]
First, a first embodiment will be described with reference to FIGS.
In the first embodiment, the scientific calculator 1 displays two windows (screens) having different data display modes on the display 2. Then, when a copy operation (copy operation) is performed on one window and then a paste operation (paste operation) is performed on the other window, the copy operation is performed according to the display mode of the window on which the paste operation was performed. Displays an operation explanation message explaining the conversion content for the specified data. Thereafter, the data specified by the copy operation is converted into a display form of the other window on which the paste operation has been performed, and is displayed.
[0023]
Here, the copy operation is an operation of designating desired data (objects, character strings, graph expressions, tables, lists, etc.) on the screen with a pointing device such as an input pen 4 or a mouse and executing a copy command. It is. The paste operation is an operation of specifying a data paste position and executing a paste command after the copy operation. This series of operations (copy operation and paste operation) is called a copy and paste operation.
[0024]
In the present embodiment, the copy & paste operation is realized by a drag & drop operation using the input pen 4. The drag operation is an operation of sliding the input pen 4 on the screen while keeping the input pen 4 in contact with the screen. The drop operation is an operation of releasing the input pen 4 that is in contact with the screen after the drag operation. The drag & drop operation refers to this series of operations.
[0025]
That is, the copy operation is realized by designating desired data on the screen using the input pen 4 and then dragging the designated data. The paste operation is realized by moving the dragged data to a desired screen by a drop operation. The drop position here corresponds to the paste position specified by the paste operation.
[0026]
The copy operation and the paste operation may be realized by other operations instead of the drag and drop operation. For example, the copy menu may be selected on the copy source screen, and the paste menu may be selected on the copy destination screen.
[0027]
Although there are various windows that can be displayed by the scientific calculator 1, typical ones are a calculation window CW, a geometric window GW, a graph window RW1, a graph type window RW2, a table window TW, a statistical graph window SW, and a list window. , Etc.
[0028]
The calculation window CW is a window displayed by executing the calculation application, and displays a data display form as a “character string”.
[0029]
The geometric window GW is a window displayed by executing the geometric application, and displays a data display form as a “geometric figure”. Here, the geometric figure is a drawing represented as a diagram such as a point, a line (including a line segment and a straight line), a vector, a circle (including an arc), a polygon, and a function graph. The units of these drawn (displayed) geometric figures are called “objects”. For example, when a geometric figure of a circle is drawn, the drawn diagram (circle) is called a “circle object”. Further, when a geometric figure of a circle and a geometric figure of a straight line are drawn, a portion of the diagram relating to the circle is referred to as a “circle object”, and a portion of the diagram relating to the straight line is referred to as a “linear object”.
[0030]
The graph window RW1 and the graph-type window RW2 are windows displayed by executing the graph application. By executing the graph application, a graph display screen for drawing a graph and a graph expression input screen for inputting a graph expression of the graph to be drawn are displayed. The graph window RW1 displays the former screen, The expression window RW2 displays the latter screen. In the graph window RW1, the data display mode is displayed as "graph", and in the graph type window RW2, the data display mode is displayed as "graph type". Here, the graph was calculated by substituting the X coordinate value for each display dot into a graph formula according to the coordinate range (X axis, Y axis) set on the graph window RW1, calculating the Y coordinate value, and forming the graph. This is a display mode, that is, bit map data is displayed.
[0031]
The table window TW is a window displayed by executing the table application, and displays a data display mode as a “table (numerical table)”.
[0032]
The statistics graph window SW and the list window are windows displayed by execution of the statistics application. In the statistical graph window SW, the data display mode is displayed as a “list”, and in the list window, the data display mode is displayed as a “statistic graph”. Here, the statistical graph is a graph in which bitmap data is displayed, similarly to the “graph” in the graph window RW.
[0033]
FIG. 2 is a diagram showing an operation explanation message displayed when the data display mode is converted by a drag-and-drop operation. Note that, for simplification of the description, the conversion of the display form of data between all windows is not shown in FIG.
[0034]
According to the figure, when converting the display form of the data from the geometric window GW to the calculation window CW ((1)), a "character string type" corresponding to the "geometric type" is created. The operation explanation message MS1 is displayed. In addition, when converting the display form of data from the calculation window CW to the geometric window GW ((2)), an operation explanation message MS2 such as “draws {geometric type} corresponding to {character string type}”. Is displayed. Here, {geometric type} contains the type of the corresponding object, and {character string type} contains the type of data indicated by the corresponding character string. Details will be described later with reference to FIGS.
[0035]
When converting the display form of data from the graph type input screen of the graph type window RW2 to the graph display screen of the graph type window RW1 ((3)), an operation description such as "draw a graph corresponding to the graph type" The message MS3 is displayed. When converting the display form of the data from the graph display screen of the graph window RW1 to the graph-type input screen of the graph-type window RW2 ((4)), a message such as "create a graph-type corresponding to the graph" is displayed. An operation explanation message MS4 is displayed.
[0036]
At the time of conversion of the display form of the data from the table window TW to the geometric window GW (5), an operation explanation message MS5 such as "Draw the {geometric type} corresponding to the table" is displayed. When the display mode of data is changed from the geometric window GW to the table window TW ([6]), an operation explanation message MS6 such as "Create a table corresponding to {geometric type}" is displayed. . Here, {geometric type} contains the type of the corresponding object.
[0037]
When the data display form is converted from the table window TW to the graph display screen of the graph window RW1 ((7)), an operation explanation message MS7 such as "draw a graph corresponding to a table" is displayed. When the display form of the data is converted from the graph display screen of the graph window RW1 to the table window TW ((8)), an operation explanation message MS8 such as "Create a table corresponding to the graph" is displayed. You. Details will be described later with reference to FIGS.
[0038]
As described above, at the time of conversion of the data display form of data between windows, a message (operation explanation message) MS that describes the conversion content according to the type of both windows is displayed.
[0039]
(Internal configuration)
FIG. 3 is a block diagram illustrating an example of an internal configuration of the scientific calculator 1 according to the first embodiment. According to FIG. 1, the scientific calculator 1 includes a CPU 10, an input unit 20, a tablet 30, a position detection circuit 31, a display unit 40, a display drive circuit 41, a RAM 50, and a ROM 60.
[0040]
The CPU 10 executes a process based on a predetermined program according to the input instruction, performs an instruction to each functional unit, transfers data, and the like, and controls the scientific electronic calculator 1 as a whole. Specifically, the CPU 10 reads a program stored in the ROM 60 in response to an operation signal input from the input unit 20 or the tablet 30, and executes processing according to the program. Then, the processing result is stored in the RAM 50, and a display signal for displaying the processing result is appropriately output to the display drive circuit 41, and the corresponding display information is displayed on the display unit 40.
[0041]
The input unit 20 is an input device provided with keys necessary for inputting numerical values, mathematical expressions, etc., selecting functions, and the like, and outputs to the CPU 10 a pressing signal of a pressed key and the like. Key inputs on the input unit 20 include, for example, instructions for starting various applications, execution of graphic drawing processing, input of mathematical expressions, execution of arithmetic processing, etc., termination of processing and release of modes, various pointers, cursors on menu screens, and the like. It implements input means such as movement, various selection operations, and an instruction to confirm the selection operation. The input unit 20 corresponds to the key group 3 shown in FIG.
[0042]
In addition, the scientific calculator 1 includes a tablet 30 as a touch panel as an input device. The tablet 30 is an input device in which a device such as an indicating pen (corresponding to the input pen 4 shown in FIG. 1) for indicating a position on the display unit 40 and a device for sensing the position of the indicated display unit 40 are combined. It is. The position detection circuit 31 connected to the tablet 30 detects the position coordinates specified by the tablet 30. If the tablet 30 is used, the position on the display unit 40 can be specified in detail, and the input means in the input unit 20 can be realized by the touch operation of the display unit 40 using the tablet 30.
[0043]
The display drive circuit 41 controls the display unit 40 based on a display signal input from the CPU 10 to display various screens. The display unit 40 is configured by an LCD (Liquid Crystal Display), an ELD (Electronic Luminescent Display), or the like, and displays, for example, the display screens illustrated in FIGS. The display unit 40 corresponds to the display 2 in FIG. 1 and is formed integrally with the tablet 30.
[0044]
The RAM 50 includes a storage area (memory) for temporarily storing various processing programs executed by the CPU 10 and data related to the execution of these programs. In particular, in the present embodiment, the geometric window data 51, which is data relating to an object drawn in the geometric window GW, the calculation window data 52, which is data relating to a calculation formula displayed in the calculation window CW, and the graph window RW are drawn. A storage area (memory) for holding graph window data 53, which is data relating to a graph, and a copy buffer 54 for holding data specified by a copy operation. The graph window data 53 includes graph-type data (graph-type data) 53a for drawing a graph.
[0045]
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of the data configuration of the geometric window data 51. According to the figure, the geometric window data 51 is a data table in which, for each identification ID for identifying an object on the geometric window GW, the type of the object (geometric type) and the specific information are stored in association with each other. .
[0046]
The specific information is information for specifying an object on the geometric window GW, and is, for example, specific point coordinates, a function expression, or the like. Specifically, when the geometric type is “point”, the coordinates of the position where the point is drawn (point coordinates; first specific point coordinates) are held as the specific information. When the geometric type is “vector”, the coordinates of the end point of the vector (vector coordinates; first specific point coordinates) are held as specific information. When the geometric type is “straight line”, the coordinates of two points on the straight line (first and second specific point coordinates) are held as the specific information. When the geometric type is “polygon (n-gon)”, n coordinates (first to n-th specific point coordinates) corresponding to the vertex coordinates of the n-polygon are held as the specific information. If the geometric type is “circle”, the coordinates of the center of the circle (first specific point coordinates) and the coordinates of one point on the circumference (second specific point coordinates) are held as specific information. I do. When the geometric type is “ellipse”, the coordinates of the center of the ellipse (the coordinates of the first specific point), the coordinates on the circumference in the short radius direction (the coordinates of the second specific point), and the coordinates of the long radius direction The coordinates on the circumference (third specific point coordinates) are held as specific information. When the geometric type is “function graph”, the corresponding function formula is held as specific information.
[0047]
The ROM 60 stores an initial program for performing various initial settings, hardware inspection, and loading necessary programs. The CPU 10 sets the operating environment of the scientific calculator 1 by executing the initial program when the power of the scientific calculator 1 is turned on.
[0048]
The ROM 60 realizes various application programs such as a calculation application, a geometric application, and a graph application, various processing programs related to the operation of the scientific calculator 1 such as various setting processes and various arithmetic processes, and various functions included in the scientific calculator 1. And a program for executing the program. In particular, in the present embodiment, a geometric / calculation message table 61, a computation / geometry message table 62, a table / graph message table 63, a graph / table message table 64, and an operation explanation message display program 65 are stored.
[0049]
The geometry / calculation message table 61 is a table for managing an operation explanation message displayed when a drag-and-drop operation is performed from the geometric window GW to the calculation window CW. FIG. 5 shows an example of the data configuration. Is shown.
[0050]
FIG. 5 is a diagram showing an example of the data configuration of the geometry / calculation message table 61. According to the figure, the geometry / calculation message table 61 stores data in which an operation explanation message is associated with each object type (geometric type) on the geometric window GW. When a drag-and-drop operation is performed from the geometric window GW to the calculation window CW, the CPU 10 refers to the geometry / calculation message table 61 to select and display an operation explanation message corresponding to the type of the specified object. Let it.
[0051]
The calculation / geometric message table 62 is a table for managing an operation explanation message displayed when a drag and drop operation is performed from the calculation window CW to the geometric window GW, and FIG. 6 shows an example of a data configuration thereof. Is shown.
[0052]
FIG. 6 is a diagram showing an example of the data configuration of the calculation / geometric message table 62.
According to the figure, the calculation / geometric message table 62 stores data in which an operation explanation message is associated with each type of character string data (data type) on the calculation window CW. When a drag and drop operation is performed from the calculation window CW to the geometric window GW, the CPU 10 refers to the calculation / geometric message table 62 and selects an operation explanation message corresponding to the data type of the designated character string. To display.
[0053]
The table / graph message table 63 is a table for managing an operation explanation message displayed when a drag-and-drop operation is performed from the table window TW to the graph window RW or the graph type window RW. An example of the data configuration is shown.
[0054]
FIG. 7 is a diagram showing an example of the data configuration of the table / graph message table 63. According to the drawing, the table / graph message table 63 stores data in which an operation explanation message is associated with each data type (data type) on the table window TW. When a drag-and-drop operation is performed from the table window TW to the graph window RW or the graph-type window RW, the CPU 10 refers to the table / graph message table 63 and displays an operation explanation message corresponding to the specified data type. Select and display.
[0055]
The graph / table message table 64 is a table for managing an operation explanation message displayed when a drag-and-drop operation of the table window TW is performed from the graph window RW or the graph-type window RW. 1 shows an example of a data configuration.
[0056]
FIG. 8 is a diagram showing an example of the data configuration of the graph / table message table 64. According to the figure, the graph / table message table 64 stores data in which an operation explanation message is associated with each data type (data type) on the graph window RW. When a drag-and-drop operation is performed from the graph window RW or the graph-type window RW to the table window TW, the CPU 10 refers to the graph / table message table 64 and refers to the operation explanation message corresponding to the specified data type. Select and display.
[0057]
The operation explanation message display program 65 is a program for realizing the operation explanation message display processing (see FIG. 9) in the first embodiment, and the CPU 10 executes the operation explanation message display program 65 to execute the operation explanation message display program 65. An operation explanation message display process is realized.
[0058]
〔motion〕
Next, the operation in the first embodiment will be described.
FIG. 9 is a flowchart for explaining the scientific calculator 1 according to the operation explanation message display process. FIGS. 10 to 26 show the operations 1 to 17 according to the flowchart of FIG. It is a figure showing an example of a transition of a display screen performed.
[0059]
(Operation 1)
First, operation 1 will be described.
Operation 1 is an operation when dragging and dropping a point object in the geometric window GW to the calculation window CW.
[0060]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW10 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW10 on the display unit 40. Then, the user specifies a point drawing command by using, for example, the input pen 4, and touches a desired position on the geometric window GW10. Then, the CPU 10 draws a point object at the touched position, and additionally stores data corresponding to the drawn point object in the geometric window data 51.
[0061]
FIG. 10A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW10 and a geometric window GW10 are displayed on the display screen. A point object 110 is drawn in the geometric window GW10. At this time, the geometric window data 51 stores data in which the identification type assigned to the point object 110 is associated with the geometric type “point” and the point coordinates A (−3, 3) of the point object 110. Have been. On this display screen, the user specifies the point object 110 using the input pen 4 and moves the point object 110 to the calculation window CW10 by a drag-and-drop operation.
[0062]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, it is determined that the drag source window is the “geometric window”, the dragged data is the point object 110, and the drop destination window is the “calculation window” (step S12).
[0063]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, referring to the geometry / calculation message table 61, an operation explanation message “Create point coordinates corresponding to points” corresponding to the geometric type “point” of the point object 110 is displayed in FIG. S13).
[0064]
FIG. 10B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message "Create point coordinates corresponding to a point" is displayed on the display screen in the pop-up window PW10.
[0065]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the specific point coordinates (point coordinates) of the point object 110 are read from the geometric window data 51, and a 1 × 2 matrix character string representing the read coordinates (−3, 3) is generated and stored in the copy buffer 54. (Step S14).
[0066]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW10 (step S15), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the calculation window CW10 (step S16).
[0067]
FIG. 10C is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, a 1 × 2 matrix representing the point coordinates (−3, 3) of the point object 110 is displayed in the calculation window CW10.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0068]
(Operation 2)
Next, operation 2 will be described.
Operation 2 is an operation when dragging and dropping the point coordinates of the calculation window CW12 to the geometric window GW12.
[0069]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW12 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW12 on the display unit 40. Then, the user inputs a 1 × 2 matrix indicating the point coordinates at the cursor position of the calculation window CW12 by using the input pen 4, for example.
[0070]
FIG. 11A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW12 and a geometric window GW12 are displayed on the display screen. In the calculation window CW12, a 1 × 2 matrix representing point coordinates (2, 2) is displayed.
[0071]
On this display screen, the user uses the input pen 4 to designate and display the character string display area T10 including the 1 × 2 matrix representing the point coordinates (2, 2) of the calculation window CW12, and drag and drop the character string display area T10. By operation, the window is moved to the geometric window GW12.
[0072]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the drawing, it is determined that the drag source window is a “calculation window”, the dragged data is a 1 × 2 matrix representing point coordinates, and the drop destination window is a “geometric window”. (Step S12).
[0073]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, in the figure, a message "draw a point corresponding to the point coordinates" corresponding to the data type "point coordinates" is displayed with reference to the calculation / geometric message table 62 (step S13).
[0074]
FIG. 11B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message "Draw a point corresponding to point coordinates" is displayed on the display screen in the pop-up window PW12.
[0075]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the 1 × 2 matrix representing the point coordinates (2, 2) is converted into the point coordinates (2, 2) and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0076]
Thereafter, the CPU 10 ends the display of the pop-up window PW12 (step S15), and draws the point object 112 in the geometric window GW12 based on the point coordinates (2, 2) stored in the copy buffer 54. At the same time, data in which the identification type assigned to the point object 112 is associated with the geometric type “point” and the coordinates (2, 2) of the position where the point object 112 is drawn is added to the geometric window data 51. It is stored (step S16).
[0077]
FIG. 11C is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, a point object 112 is drawn at the position of coordinates (2, 2) in the geometric window GW12.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0078]
(Operation 3)
Next, operation 3 will be described.
Operation 3 is an operation when dragging and dropping the vector object of the geometric window GW14 to the calculation window CW14.
[0079]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW14 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW14 on the display unit 40. Then, the user specifies a vector drawing command by using, for example, the input pen 4 and touches a desired position on the geometric window GW14. Then, the CPU 10 draws a vector object starting from the origin of the geometric window GW14 and ending at the touched position, and additionally stores data corresponding to the drawn vector object in the geometric window data 51.
[0080]
FIG. 12A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW14 and a geometric window GW14 are displayed on the display screen. Further, a vector object 120 is displayed in the geometric window GW14. At this time, the geometric window data 51 stores data in which the identification type assigned to the vector object 120 is associated with the geometric type “vector” and the vector coordinates (4, 2) of the vector object 120. I have.
[0081]
On this display screen, the user specifies the vector object 120 using the input pen 4 and moves it to the calculation window CW14 by a drag-and-drop operation.
[0082]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, it is determined that the drag source window is the “geometric window”, the dragged data is the vector object 120, and the drop destination window is the “calculation window” (step S12).
[0083]
Subsequently, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the content of the determination. That is, referring to the geometry / calculation message table 61, an operation explanation message “create vector coordinates corresponding to the vector” corresponding to the geometric type “vector” of the vector object 120 is displayed in FIG. S13).
[0084]
FIG. 12B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message "Create a vector coordinate corresponding to a vector" is displayed on the pop-up window PW14 on the display screen.
[0085]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the specific point coordinates (vector coordinates) of the vector object 120 are read from the geometric window data 51, and a 1 × 2 matrix character string representing the read vector coordinates (4, 2) is generated and stored in the copy buffer 54. (Step S14).
[0086]
Thereafter, the CPU 10 ends the display of the pop-up window PW14 (step S15), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the calculation window CW14 (step S16).
[0087]
FIG. 12C is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, a 1 × 2 matrix representing the vector coordinates (4, 2) of the vector object 120 is displayed in the calculation window CW14.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0088]
(Operation 4)
Next, operation 4 will be described.
Operation 4 is an operation when dragging and dropping the vector coordinates of the calculation window CW16 to the geometric window GW16.
[0089]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW16 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW16 on the display unit 40. Then, the user inputs a 1 × 2 matrix representing vector coordinates at the cursor position in the calculation window CW16 by using the input pen 4, for example.
[0090]
FIG. 13A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW16 and a geometric window GW16 are displayed on the display screen. In the calculation window CW16, a 1 × 2 matrix representing the vector coordinates (−4, 2) is displayed.
[0091]
On this display screen, the user uses the input pen 4 to designate and display the character string display area T20 including the 1 × 2 matrix representing the vector coordinates (−4, 2) of the calculation window CW16, and drag and drop it. Move to the geometric window GW16 by the drop operation.
[0092]
When the drag and drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window at the drag source, the dragged data, and the type of the window at the drop destination. That is, in the figure, it is determined that the drag source window is a “calculation window”, the dragged data is a 1 × 2 matrix representing vector coordinates, and the drop destination window is a “geometric window”. (Step S12).
[0093]
Subsequently, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the content of the determination. That is, in the figure, a message "draw a vector corresponding to the vector coordinates" corresponding to the data type "vector coordinates" is displayed with reference to the calculation / geometric message table 62 (step S13).
[0094]
FIG. 13B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation message "Draw a vector corresponding to vector coordinates" is displayed on the pop-up window PW16 on the display screen.
[0095]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the 1 × 2 matrix representing the vector coordinates (−4, 2) is converted into the vector coordinates (−4, 2) and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0096]
Thereafter, the CPU 10 ends the display of the pop-up window PW16 (step S15), and draws the vector object 122 in the geometric window GW16 based on the vector coordinates (−4, 2) stored in the copy buffer 54. At the same time, data in which the identification type assigned to the vector object 122 is associated with the geometric type “vector” and the vector coordinates (−4, 2) are additionally stored in the geometric window data 51 (step S16). .
[0097]
FIG. 13C shows an example of the display screen at this stage. According to the figure, a vector object 122 corresponding to the vector coordinates (−4, 2) is drawn in the geometric window GW16.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0098]
(Operation 5)
Next, operation 5 will be described.
Operation 5 is an operation performed when the quadrangular object of the geometric window GW18 is dragged and dropped into the calculation window CW18.
[0099]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW18 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW18 on the display unit 40. Then, the user specifies a quadrangle drawing command by using the input pen 4, for example, and touches four desired points on the geometric window GW18. Then, the CPU 10 draws a quadrilateral object having the positions of the four touched points as vertex coordinates, and additionally stores data corresponding to the drawn quadrilateral object in the geometric window data 51.
[0100]
FIG. 14A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW18 and a geometric window GW18 are displayed on the display screen. In the geometric window GW18, a quadrilateral object 130 is drawn. At this time, the geometric window data 51 includes, in the identification ID assigned to the quadrangular object 130, the geometric type “n-gon (n = 4)” and the four vertex coordinates A (0, 0), B of the quadrangular object 130. (1, 2), C (5, 3), and D (4, 1) are stored.
[0101]
On this display screen, the user designates the rectangular object 130 using the input pen and moves it to the calculation window CW18 by a drag-and-drop operation.
[0102]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, it is determined that the drag source window is the “geometric window”, the dragged data is the rectangular object 130, and the drop destination window is the “calculation window” (step S12).
[0103]
Subsequently, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the content of the determination. That is, in the same figure, referring to the geometry / calculation message table 61, an operation explanation message corresponding to the geometric type “n-gon (n = 4)” of the quadrangular object 130 is created as a matrix of quadrangular vertex coordinates. Is displayed (step S13).
[0104]
FIG. 14B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message "Create a matrix of rectangular vertex coordinates" is displayed on the display screen in the pop-up window PW18.
[0105]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the specific point coordinates (vertex coordinates) of the rectangular object 130 are read from the geometric window data 51, and the read four vertex coordinates (0, 0), (1, 2), (5, 3), (4, 1) ) Is generated and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0106]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW18 (step S15), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the calculation window CW18 (step S16).
[0107]
FIG. 14C is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, in the calculation window CW18, a 4 × 2 matrix representing the four vertex coordinates (0, 0), (1, 2), (5, 3), and (4, 1) of the rectangular object 130 is displayed. Is displayed.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0108]
(Operation 6)
Next, operation 6 will be described.
Operation 6 is an operation for dragging and dropping the vertex coordinates of the quadrangle of the calculation window CW20 to the geometric window GW20.
[0109]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW20 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW20 on the display unit 40. Then, the user inputs a 4 × 2 matrix representing the coordinates of the vertices of the rectangle at the cursor position in the calculation window CW20 by using the input pen 4, for example.
[0110]
FIG. 15A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW20 and a geometric window GW20 are displayed on the display screen. In the calculation window CW20, a 4 × 2 matrix representing the coordinates of the four vertexes of the quadrangle (0, 0), (−2, 1), (−3, 5), (−1, 4) is displayed. .
[0111]
On this display screen, the user uses the input pen 4 to change the coordinates (0, 0), (-2, 1), (-3, 5), (-1, 4) of the vertex of the quadrangle of the calculation window CW20. The character string display area T30 including the 4 × 2 matrix to be displayed is designated and highlighted, and is moved to the geometric window GW20 by a drag and drop operation.
[0112]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, the drag source window is a “calculation window”, the dragged data is a 4 × 2 matrix representing the coordinates of the vertices of a rectangle, and the drop destination window is a “geometric window”. A determination is made (step S12).
[0113]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, in the same figure, referring to the calculation / geometric message table 62, the message "Draw a quadrangle corresponding to the vertex coordinates" corresponding to the data type "vertex coordinates of the n-gon (n = 4)" is displayed. (Step S13).
[0114]
FIG. 15B is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, on the display screen, an operation explanation message “Draw a rectangle corresponding to vertex coordinates” is displayed in the pop-up window PW20.
[0115]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data according to the operation content. That is, the 4 × 2 matrix representing the coordinates of the vertices of the quadrangle is converted into the coordinates of four vertices (0, 0), (−2, 1), (−3, 5), (−1, 4), and the copy buffer 54 (step S14).
[0116]
Thereafter, the CPU 10 ends the display of the pop-up window PW20 (step S15), and the vertex coordinates (0, 0), (-2, 1), (-3, 5), (-) stored in the copy buffer 54. The rectangular object 132 is drawn in the geometric window GW20 based on (1) and (4). At the same time, the identification ID assigned to the rectangular object 132 includes the geometric type “n-gon (n = 4)” and the vertex coordinates (0, 0), (−2, 1), (−3, 5), ( -1 and 4) are additionally stored in the geometric window data 51 (step S16).
[0117]
FIG. 15C is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, a rectangular object 132 corresponding to vertex coordinates A (0, 0), B (-2, 1), C (-3, 5), and D (-1, 4) is displayed in the geometric window GW20. Is drawn.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0118]
(Operation 7)
Next, operation 7 will be described.
Operation 7 is an operation performed when the line object of the geometric window GW22 is dragged and dropped onto the calculation window CW22.
[0119]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW22 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW22 on the display unit 40. Then, the user specifies a straight line drawing command by using the input pen 4, for example, and touches two desired points on the geometric window GW22. Then, the CPU 10 draws a straight line object connecting the positions of the two touched points, and additionally stores data corresponding to the drawn straight line object in the geometric window data 51.
[0120]
FIG. 16A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW22 and a geometric window GW22 are displayed on the display screen. In the geometric window GW22, a straight line object 140 is drawn. At this time, in the geometric window data 51, the identification ID assigned to the straight line object 140, the geometric type “straight line”, and the coordinates A (1, −1), B (−1, -2) is stored.
On this display screen, the user specifies the straight line object 140 using the input pen 4, and moves the straight line object 140 to the calculation window CW22 by a drag and drop operation.
[0121]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, it is determined that the drag source window is the “geometric window”, the dragged data is the straight line object 140, and the drop destination window is the “calculation window” (step S12).
[0122]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, referring to the geometry / calculation message table 61, an operation explanation message “Create a straight line formula corresponding to a straight line” corresponding to the geometric type “straight line” of the straight line object 140 is displayed in FIG. S13).
[0123]
FIG. 16B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message "Create a straight line formula corresponding to a straight line" is displayed on the display screen in the pop-up window PW22.
[0124]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the operation content. That is, the coordinates of the specific point of the straight line object 140 are read out from the geometric window data 51, and the straight line formula “y = 0.5 * x−” connecting the two read out coordinates (1, −1) and (−1, −2) A character string representing 1.5 "is generated and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0125]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW22 (Step S15), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the calculation window CW22 (Step S16).
[0126]
FIG. 16C is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, a straight line formula “y = 0.5 * x−1.5” corresponding to the straight line object 140 is displayed in the calculation window CW22.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0127]
(Operation 8)
Next, operation 8 will be described.
Operation 8 is an operation performed when the straight line formula of the calculation window CW24 is dragged and dropped into the geometric window GW24.
[0128]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW24 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW24 on the display unit 40. Then, the user uses the input pen 4, for example, to input a linear expression at the cursor position in the calculation window CW24.
[0129]
FIG. 17A shows an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW24 and a geometric window GW24 are displayed on the display screen. In the calculation window CW24, a character string “y = 0.5 * x + 1.5” representing a straight line formula is displayed.
[0130]
On this display screen, the user uses the input pen 4 to specify a character string display area T40 including the character string “y = 0.5 * x + 1.5” in the calculation window CW24, highlight the area, and drag and drop it. By operation, the window is moved to the geometric window GW24.
[0131]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, the window of the drag source is a “calculation window”, the dragged data is a character string representing the linear expression “y = 0.5 * x + 1.5”, and the window of the drop destination is “ It is determined that it is a "geometric window" (step S12).
[0132]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, in the figure, referring to the calculation / geometric message table 62, an operation explanation message "Draw a straight line corresponding to the linear formula" corresponding to the data type "linear formula" is displayed (step S13).
[0133]
FIG. 17B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message "Draw a straight line corresponding to the straight line formula" is displayed on the display screen in the popup window PW24.
[0134]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the character string "y = 0.5 * x + 1.5" is converted into the linear expression "y = 0.5 * x + 1.5" and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0135]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW24 (step S15), and displays the straight line object 142 on the geometric window GW24 based on the straight line expression “y = 0.5 * x + 1.5” stored in the copy buffer 54. To draw. At the same time, data in which the geometric type “straight line” and the coordinates of the arbitrary two points (first and second specific point coordinates) on the straight line object 142 are associated with the identification ID assigned to the straight line object 142 Is additionally stored in the geometric window data 51 (step S16).
[0136]
FIG. 17C is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a straight line object 142 corresponding to the straight line expression “y = 0.5 * x + 1.5” is drawn in the geometric window GW24.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0137]
(Operation 9)
Next, operation 9 will be described.
Operation 9 is an operation performed when the circle object of the geometric window GW26 is dragged and dropped onto the calculation window CW26.
[0138]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW26 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW26 on the display unit 40. Then, the user specifies a circle drawing command by using, for example, the input pen 4, and touches two desired points on the geometric window GW26. Then, the CPU 10 draws a circle object based on the positions of the two touched points, and additionally stores data corresponding to the drawn circle object in the geometric window data 51.
[0139]
FIG. 18A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW26 and a geometric window GW26 are displayed on the display screen. Also, a circle object 150 is drawn in the geometric window GW26. At this time, in the geometric window data 51, the identification ID assigned to the circle object 150 includes the geometric type “circle” and the coordinates A (0, 0) and B (2, 0) for specifying the circle object 150. And data corresponding to are stored.
On this display screen, the user specifies the circle object 150 using the input pen 4 and moves it to the calculation window CW26 by a drag-and-drop operation.
[0140]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, it is determined that the drag source window is the “geometric window”, the dragged data is the circle object 150, and the drop destination window is the “calculation window” (step S12).
[0141]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, in the figure, referring to the geometry / calculation message table 61, an operation explanation message "Create an equation corresponding to a circle" corresponding to the geometric type "circle" of the circle object 150 is displayed (step S13). ).
[0142]
FIG. 18B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, on the display screen, an operation explanation message “Create an equation corresponding to a circle” is displayed in the pop-up window PW26.
[0143]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the coordinates of the specific point of the circle object 150 are read from the geometric window data 51, and the circle equation “x” is calculated based on the two read coordinates (0, 0) and (2, 0). Two + Y Two A character string representing -4 = 0 "is generated and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0144]
Thereafter, the CPU 10 ends the display of the pop-up window PW26 (Step S15), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the calculation window CW26 (Step S16).
[0145]
FIG. 18C is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, the calculation window CW26 includes a circle equation “x” corresponding to the circle object 150. Two + Y Two -4 = 0 "is displayed.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0146]
(Operation 10)
Next, operation 10 will be described.
Operation 10 is an operation performed when the equation of the circle in the calculation window CW28 is dragged and dropped into the geometric window GW28.
[0147]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW28 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW28 on the display unit 40. Then, the user inputs the equation of the circle at the cursor position in the calculation window CW28 by using the input pen 4, for example.
[0148]
FIG. 19A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW28 and a geometric window GW28 are displayed on the display screen. In addition, in the calculation window CW28, the character string “x Two + Y Two “−9 = 0” is displayed.
[0149]
On this display screen, the user uses the input pen 4 to change the character string “x” in the calculation window CW28. Two + Y Two The character string display area T50 including “−9 = 0” is designated and highlighted, and is moved to the geometric window GW28 by a drag-and-drop operation.
[0150]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, the window of the drag source is a “calculation window”, and the dragged data is represented by a circle equation “x”. Two + Y Two It is a character string representing “−9 = 0”, and it is determined that the drop destination window is a “geometric window” (step S12).
[0151]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, in the figure, a message "draw a circle corresponding to the equation of a circle" corresponding to the data type "equation of a circle" is displayed with reference to the calculation / geometric message table 62 (step S13).
[0152]
FIG. 19B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message “Draw a circle corresponding to the equation of a circle” is displayed on the display screen in the pop-up window PW28.
[0153]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the character string “x Two + Y Two −9 = 0 ”to the circle equation“ x Two + Y Two The value is converted into -9 = 0 "and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0154]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW28 (step S15), and calculates the equation “x” of the circle stored in the copy buffer 54. Two + Y Two Based on “−9 = 0”, a circle object 152 is drawn in the geometric window GW 28. At the same time, the identification ID assigned to the circle object 152 includes the geometric type “circle” and an arbitrary 2 that specifies the circle object 152. Data in which two specific point coordinates are associated with each other is additionally stored in the geometric window data 51 (step S16).
[0155]
FIG. 19C is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, the geometric window GW28 includes a circle equation "x Two + Y Two A circle object 152 corresponding to -9 = 0 "is drawn.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0156]
(Operation 11)
Next, operation 11 will be described.
Operation 11 is an operation performed when the ellipse object of the geometric window GW30 is dragged and dropped onto the calculation window CW30.
[0157]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW30 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW30 on the display unit 40. Then, the user specifies an ellipse drawing command by using the input pen 4, for example, and touches three desired points on the geometric window. Then, the CPU 10 draws an ellipse object based on the positions of the three touched points, and additionally stores data corresponding to the drawn ellipse object in the geometric window data 51.
[0158]
FIG. 20A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW30 and a geometric window GW30 are displayed on the display screen. In the geometric window GW30, an ellipse object 160 is drawn. At this time, the geometric window data 51 includes, in the identification ID assigned to the ellipse object 160, a geometric type “ellipse” and coordinates A (0, 0) and B (2, 0) for specifying the ellipse object 160. , C (0, 1) are stored.
On this display screen, the user selects the elliptical object 160 using the input pen 4 and moves it to the calculation window CW30 by a drag-and-drop operation.
[0159]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, it is determined that the drag source window is the “geometric window”, the dragged data is the elliptical object 160, and the drop destination window is the “calculation window” (step S12).
[0160]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, in the figure, referring to the geometry / calculation message table 61, an operation explanation message "Create an equation corresponding to an ellipse" corresponding to the type "ellipse" of the ellipse object 160 is displayed (step S13).
[0161]
FIG. 20B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message “Create an equation corresponding to an ellipse” is displayed on the display screen in the pop-up window PW30.
[0162]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the operation content. That is, the coordinates of the specific point of the ellipse object 160 are read from the geometric window data 51, and the equation of the ellipse “x” is calculated based on the read three coordinates (0, 0), (2, 1), and (0, 1). Two / 4 + y Two A character string representing -1 = 0 "is generated and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0163]
Thereafter, the CPU 10 ends the display of the pop-up window PW30 (step S15), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the calculation window CW30 (step S16).
[0164]
FIG. 20C is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, the calculation window CW30 includes an ellipse equation “x” corresponding to the ellipse object 160. Two / 4 + y Two -1 = 0 "is displayed.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0165]
(Operation 12)
Next, operation 12 will be described.
Operation 12 is an operation when dragging and dropping the equation of the ellipse in the calculation window CW32 to the geometric window GW32.
[0166]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW32 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW32 on the display unit 40. Then, the user inputs an elliptical equation at the cursor position in the calculation window CW32 by using the input pen 4, for example.
[0167]
FIG. 21A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW32 and a geometric window GW32 are displayed on the display screen. In addition, in the calculation window CW32, a character string “x” representing the equation of the ellipse is displayed. Two / 4 + y Two / 9-4 = 0 "is displayed.
[0168]
On this display screen, the user uses the input pen 4 to change the character string “x” in the calculation window CW32. Two / 4 + y Two A character string display area T60 including “/ 9-4 = 0” is designated and highlighted, and is moved to the geometric window GW32 by a drag-and-drop operation.
[0169]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, the drag source window is a “calculation window”, and the dragged data is represented by an elliptic equation “x”. Two / 4 + y Two / 9-4 = 0 ", and determines that the drop destination window is a" geometric window "(step S12).
[0170]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, in the figure, a message “Draw an ellipse corresponding to the elliptic equation” corresponding to the data type “elliptic equation” is displayed with reference to the calculation / geometric message table 62 (step S13).
[0171]
FIG. 21B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message “Draw an ellipse corresponding to the equation of an ellipse” is displayed on the display screen in the pop-up window PW32.
[0172]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the character string “x Two / 4 + y Two / 9−4 = 0 ”by the elliptical equation“ x Two / 4 + y Two / 9-4 = 0 ”and stores it in the copy buffer 54 (step S14).
[0173]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW32 (step S15), and calculates the elliptic equation “x” stored in the copy buffer 54. Two / 4 + y Two The ellipse object 162 is drawn in the geometric window GW32 based on "/ 9-4 = 0". At the same time, the identification type assigned to the ellipse object 162 specifies the geometric type "ellipse" and the ellipse object 162. Data in which the coordinates of the points are associated with each other is additionally stored in the geometric window data 51 (step S16).
[0174]
FIG. 21C is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, the geometric window GW32 includes the equation “x Two / 4 + y Two An ellipse object 162 corresponding to "/ 9-4 = 0" is displayed.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0175]
(Operation 13)
Next, operation 13 will be described.
Operation 13 is an operation performed when the function graph object of the geometric window GW34 is dragged and dropped onto the calculation window CW34.
[0176]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW34 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW34 on the display unit 40. Then, the user specifies a function graph drawing command by using, for example, the input pen 4, further specifies a general expression, and touches a desired number of points on the geometric window GW34. Then, the CPU 10 draws a graph function object based on the positions of several touched points (depending on the designated general formula), and additionally stores data corresponding to the drawn function graph object in the geometric window data 51. I do.
[0177]
FIG. 22A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW34 and a geometric window GW34 are displayed on the display screen. A function graph object 170 is drawn in the geometric window GW34. At this time, the geometric window data 51 associates the identification type assigned to the function graph object 170 with the geometric type “function graph” and the function expression “x 式 2” corresponding to the function graph object 170. Data is stored.
On this display screen, the user specifies the function graph object 170 using the input pen 4, and moves the function graph object 170 to the geometric window GW34 by a drag-and-drop operation.
[0178]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the drawing, it is determined that the drag source window is the “geometric window”, the dragged data is the function graph object 170, and the drop destination window is the “calculation window” (step S12). .
[0179]
Subsequently, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the content of the determination. That is, in the figure, the operation explanation message “Create a function formula corresponding to the function graph” corresponding to the geometric type “function graph” of the function graph object 170 is displayed with reference to the geometry / calculation message table 61. (Step S13).
[0180]
FIG. 22B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, on the display screen, an operation explanation message "Create a function expression corresponding to the function graph" is displayed in the pop-up window PW34.
[0181]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the function formula “x ^ 2” of the function graph object 170 is read from the geometric window data 51, a character string representing the read function formula “x ^ 2” is generated, and stored in the copy buffer 54 (step S14). ).
[0182]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW34 (step S15), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the calculation window CW34 (step S16).
[0183]
FIG. 22C is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, the function window “x ^ 2” representing the function graph object 170 is displayed in the calculation window CW34.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0184]
(Operation 14)
Next, operation 14 will be described.
Operation 14 is an operation performed when the function expression of the calculation window CW36 is dragged and dropped onto the geometric window GW36.
[0185]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts the execution of the calculation application, displays the calculation window CW36 on the display unit 40, and starts the execution of the geometric application, and displays the geometric window GW36 on the display unit 40. Then, the user uses the input pen 4 to input a function expression at the cursor position in the calculation window CW36.
[0186]
FIG. 23A shows an example of a display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW36 and a geometric window GW36 are displayed on the display screen. In the calculation window CW36, a character string "x @ 2-3" representing a function expression is displayed.
[0187]
On this display screen, the user designates a character string display area T70 including the character string “x ^ 2-3” of the calculation window CW36 using the input pen 4 and reversely displays the character string display area. Move to window GW36.
[0188]
When a drag-and-drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the drag-source window, the dragged data, and the type of the drop-destination window from the detected content. That is, in the figure, the window of the drag source is a “calculation window”, the dragged data is a character string representing the function expression “x ^ 2-3”, and the window of the drop destination is a “geometric window”. It is determined that there is (step S12).
[0189]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message based on the determination. That is, in the figure, the message "draw a function graph corresponding to the function formula" corresponding to the data type "function formula" is displayed with reference to the calculation / geometric message table 62 (step S13).
[0190]
FIG. 23B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, on the display screen, an operation explanation message "Draw a function graph corresponding to the function formula" is displayed in the pop-up window PW36.
[0191]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the character string "x @ 2-3" is converted into the function expression "x @ 2-3" and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0192]
Thereafter, the CPU 10 ends the display of the pop-up window PW36 (step S15), and draws the function graph object 172 in the geometric window GW36 based on the function expression “x ^ 2-3” stored in the copy buffer 54. . At the same time, data in which the geometric type “function graph” and the function formula “x ^ 2-3” of the function graph object 172 are associated with the identification ID assigned to the function graph object 172 is stored in the geometric window data 51. Additional storage is performed (step S16).
[0193]
FIG. 23C is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, a function graph object 172 corresponding to the function expression “x ^ 2-3” is drawn in the geometric window GW36.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0194]
(Operation 15)
Next, operation 15 will be described.
The operation 15 is an operation when dragging and dropping two straight line objects of the geometric window GW38 to the calculation window CW38.
[0195]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts execution of the calculation application, displays the calculation window CW38 on the display unit 40, and starts execution of the geometric application, and displays the geometric window GW38 on the display unit 40. Then, the user specifies a straight line drawing command by using, for example, the input pen 4 and touches two desired points on the geometric window GW38, and then specifies the straight line drawing command again, and specifies the desired two lines on the geometric window GW38. Touch a point. Then, the CPU 10 draws two straight line objects, a straight line object connecting the two points touched earlier and a straight line object connecting the two touched points later, and also outputs data corresponding to the two drawn straight line objects. , And additionally stored in the geometric window data 51.
[0196]
FIG. 24A is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, a calculation window CW38 and a geometric window GW38 are displayed on the display screen. Line objects 180 and 182 are drawn in the geometric window GW38. At this time, the geometric window data 51 includes the identification ID assigned to the straight line object 180, the geometric type “straight line”, and the coordinates A (-1, -3) and B (2, 0) of the two points on the straight line object 180. ) Is stored, the identification ID assigned to the straight line object 182, the geometric type “straight line”, and the coordinates C (−2, 6) of two points on the straight line object 182 are stored. D (-1, 4) is stored.
On this display screen, the user specifies the line objects 180 and 182 using the input pen 4 and moves them to the calculation window CW38 by a drag-and-drop operation.
[0197]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, it is determined that the drag source window is the “geometric window”, the dragged data is the linear objects 180 and 182, and the drop destination window is the “calculation window” (step S12). ).
[0198]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, in the figure, referring to the geometry / calculation message table 61, an operation explanation message "Create a simultaneous equation corresponding to a straight line" corresponding to the geometric type "plural lines" is displayed (step S13). .
[0199]
FIG. 24B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, on the display screen, an operation explanation message “Create a simultaneous equation corresponding to a straight line” is displayed in the pop-up window PW38.
[0200]
Next, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the specific point coordinates of the straight line object 180 are read from the geometric window data 51, and a straight line expression “y = x−2” connecting the two read coordinates A (−1, −3) and B (2, 0) is obtained. Generate. At the same time, the specific point coordinates of the straight line object 182 are read out from the geometric window data 51, and a straight line formula “y = −2 * x + 2” connecting the two read out coordinates C (−2, 6) and D (−1, 4) is read. Is generated. Then, a character string representing a simultaneous equation in which the two generated linear equations are combined is generated and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0201]
Thereafter, the CPU 10 ends the display of the pop-up window PW38 (Step S15), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the calculation window CW38 (Step S16).
[0202]
FIG. 24C is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, the calculation window CW38 displays a simultaneous equation in which straight-line equations corresponding to the two straight-line objects 180 and 182 are simultaneously set.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0203]
(Operation 16)
Next, operation 16 will be described.
Operation 16 is an operation performed when the table in the table window TW40 is dragged and dropped onto the graph-type window RW40.
[0204]
In FIG. 9, first, the CPU 10 starts the execution of the graph application, displays the graph type window RW40 on the display unit 40, and starts the execution of the table application, and displays the table window TW40 on the display unit 40. Then, the user specifies a table creation command using the input pen 4 and inputs table data to the table window TW40.
[0205]
FIG. 25A is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, a graph type window RW40 and a table window TW40 are displayed on the display screen. A graph type input screen for inputting a graph type is displayed in the graph type window RW40, and table data is displayed in the table window TW40.
In this display screen, the user uses the input pen 4 to specify and reversely display the character string display area T80 including the table data of the table window TW40, and moves to the graph-type window RW40 by a drag-and-drop operation.
[0206]
When the drag & drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window of the drag source, the dragged data, and the type of the window of the drop destination from the detected contents. That is, in the figure, it is determined that the drag source window is a "table window", the dragged data is table data, and the drop destination window is a "graph type window" (step S12).
[0207]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, in the figure, referring to the table / graph message table 63, an operation explanation message "create a graph formula corresponding to the table" corresponding to the data type "table" is displayed (step S13).
[0208]
FIG. 25B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message "Create a graph expression corresponding to a table" is displayed on a pop-up window PW40 on the display screen.
[0209]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, a character string representing table data is converted into table data, the converted table data is converted into a graph expression “x−3”, and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0210]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW40 (step S15), and displays the graph formula stored in the copy buffer 54 on the graph formula input screen of the graph formula window RW40 (step S16).
[0211]
FIG. 25C is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, the graph expression “y2: x-3” corresponding to the table data is displayed on the graph expression input screen of the graph expression window RW40.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0212]
(Operation 17)
Next, operation 17 will be described.
Operation 17 is an operation performed when the graph expression of the graph window RW42 is dragged and dropped into the table window TW42.
[0213]
9, first, the CPU 10 starts the execution of the graph application, displays the graph window RW42 on the display unit 40, and starts the execution of the calculation application, and displays the calculation window CW42 on the display unit 40. Then, the user uses the input pen 4 to input a graph expression on the graph expression input screen of the graph window RW42. Then, the CPU 10 draws the input graph-type graph on the graph display screen of the graph window RW42.
[0214]
FIG. 26A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a graph window RW42 and a table window TW42 are displayed on the display screen. The graph window RW42 displays a graph display screen for displaying a graph. Then, the graphs 190 and 192 are displayed on the graph display screen, and a character string “y = x−3” representing the graph expression of the graph 192 is displayed in the graph expression display area RA42.
[0215]
In this display screen, the user uses the input pen 4 to specify and reverse-display a character string area T90 including the character string “y = x−3” in the graph-type display area RA42. Move to table window TW42.
[0216]
When a drag-and-drop operation is detected (step S11: YES), the CPU 10 determines the type of the window at the drag source, the dragged data, and the type of the window at the drop destination from the detected content. That is, in the figure, the window of the drag source is a “graph window”, the dragged data is a character string “y = x−3” representing a graph expression, and the window of the drop destination is a “table window”. It is determined that there is (step S12).
[0219]
Next, the CPU 10 displays an operation explanation message corresponding to the determination. That is, referring to the graph / table message table 64, an operation explanation message "create a table corresponding to the graph type" corresponding to the data type "graph type" is displayed (step S13).
[0218]
FIG. 26B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message “Create a table corresponding to the graph formula” is displayed on the display screen in the pop-up window PW42.
[0219]
Subsequently, the CPU 10 converts the dragged data based on the type of the window at the drop destination. That is, the graph expression "y = x-3" represented by the character string "y = x-3" is converted into table data and stored in the copy buffer 54 (step S14).
[0220]
Thereafter, the CPU 10 ends the display of the pop-up window PW42 (step S15), and displays the table data stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the table window TW42 (step S16).
[0221]
FIG. 26C is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, table data corresponding to the graph expression “y = x−3” is displayed in the table window TW42.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation explanation message display processing.
[0222]
As described above, according to the first embodiment, when desired data on a window is specified using the input pen 4 and moved to another window by a drag and drop operation, first, the drag and drop operation is performed. A message (operation explanation message) explaining the operation performed in response to the drop operation is displayed in the popup window PW. After that, an operation according to the operation, that is, conversion and display of the dragged data according to the window to which the data is dropped is performed.
[0223]
[Second embodiment]
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS.
The second embodiment differs from the first embodiment in the following points. That is, in the second embodiment, when a copy operation is performed on one window and then a paste operation is performed on the other window, the scientific calculator 1 can convert data specified by the copy operation. An operation selection message in which the display mode is a selectable candidate is displayed. Then, an operation explanation message corresponding to the display form selected from these is displayed, and then the display form of the data designated by the copy operation is converted to the selected display form and displayed.
[0224]
(Internal configuration)
The configuration of the scientific calculator 1 according to the second embodiment is the same as the configuration of the first embodiment described above, except that the ROM 60 of the scientific calculator 1 shown in FIG. 3 is replaced with a ROM 80 shown in FIG. Therefore, in the following description, the same elements as those in the above-described first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description is omitted.
[0225]
FIG. 27 is a diagram illustrating a configuration of the ROM 80 according to the second embodiment. According to the figure, a ROM 80 stores a geometric conversion candidate table 81, a calculation conversion candidate table 82, a graph conversion candidate table 83, a geometric message table 84, a calculation message table 85, a graph message table 86, an operation selection message display program 87, Is stored.
[0226]
The geometric conversion candidate table 81 is a table for managing an operation selection message displayed when a drag and drop operation is performed from the geometric window GW to another window, and includes a type of object (geometric) on the geometric window GW. For each type, data in which display format candidates that can be converted (conversion candidates) are associated is stored. When a drag-and-drop operation is performed from the geometric window GW to another window, the CPU 10 refers to the geometric conversion candidate table 81 and selects all conversion candidates corresponding to the geometric type of the object on the geometric window GW. Then, an operation explanation message in which these are options is displayed.
[0227]
The calculation conversion candidate table 82 is a table for managing an operation selection message displayed when a copy operation is performed on the calculation window CW, and can be converted for each data type (data type) on the calculation window CW. Data associated with various display form candidates (conversion candidates). When a drag-and-drop operation is performed from the calculation window CW to another window, the CPU 10 refers to the calculation conversion candidate table 82 to select a conversion candidate corresponding to the type of data (data type) on the calculation window CW. Select all of them and display an operation explanation message with these options.
[0228]
The graph conversion candidate table 83 is a table for managing an operation selection message displayed when a copy operation is performed on the graph window RW, and FIG. 28 shows an example of a data configuration thereof.
[0229]
FIG. 28 is a diagram illustrating an example of the data configuration of the graph conversion candidate table 83. According to the figure, the graph conversion candidate table 83 stores data that associates display format candidates (conversion candidates) for each data type (data type) on the graph window RW. . The conversion candidate is data in which conversion content indicating a display form that can be converted is associated with a name of an application required to execute the conversion.
[0230]
For example, the data type “graph type” includes NO. 1 to NO. Five conversion candidates up to 5 are associated with each other, and specifically, “designated graph drawing” indicating drawing of a graph corresponding to a specified graph expression, and drawing of graphs corresponding to all graph expressions. "Draw all graphs", "Create table" indicating creation of table data corresponding to the graph expression, "List conversion" indicating conversion from the graph expression to the corresponding list, "Matrix" indicating conversion from the graph expression to the corresponding matrix Conversion ”is associated.
[0231]
When a drag-and-drop operation is performed from the graph window RW or the graph-type window RW to another window, the CPU 10 refers to the graph conversion candidate table 83 to change the data type (data type) on the graph window RW. An operation explanation message with the corresponding conversion candidate as an option is displayed.
[0232]
The geometric message table 84 is a table for managing an operation explanation message displayed when a drag and drop operation is performed from the geometric window GW to another window, and includes a type of the object (geometric type) on the geometric window GW. ), A plurality of pieces of data in which each conversion name is associated with an operation explanation message are stored. When a drag-and-drop operation is performed from the geometric window GW to another window, the CPU 10 refers to the geometric message table 84 and selects and displays an operation explanation message corresponding to the specified geometric type and conversion name. Let it.
[0233]
The calculation message table 85 is a table for managing an operation explanation message displayed when a drag and drop operation is performed from the calculation window CW to another window, and includes a data type (data type) on the calculation window CW. ), A plurality of data in which each conversion name is associated with an operation explanation message are stored. When a drag-and-drop operation is performed from the calculation window CW to another window, the CPU 10 refers to the calculation message table 85 and selects and displays an operation explanation message corresponding to the specified data type and conversion name. Let it.
[0234]
The graph message table 86 is a table for managing an operation explanation message displayed when a drag and drop operation is performed from the graph window RW to another window, and FIG. 29 shows an example of a data configuration thereof. .
[0235]
FIG. 29 is a diagram illustrating an example of the data configuration of the graph message table 86. According to the figure, the graph message table 86 stores a plurality of data in which a conversion name and an operation explanation message are associated with each other for each type of data (data type) on the graph window RW or the graph type window RW. Have been. When a drag-and-drop operation is performed from the graph window RW or the graph-type window RW to another window, the CPU 10 refers to the graph message table 86 and displays an operation explanation message corresponding to the specified data type and conversion name. Select and display.
[0236]
The operation selection message display program 87 is a program for realizing the operation selection message display processing (see FIG. 30) in the second embodiment, and the CPU 10 executes the operation selection message display program 87 to execute the operation selection message display program 87. An operation selection message display process is realized.
[0237]
〔motion〕
Next, the operation of the second embodiment will be described.
FIG. 30 is a flowchart for explaining the operation of the scientific calculator 1 according to the operation selection message display processing. FIGS. 31 to 35 are diagrams illustrating transition examples of the display screen displayed on the display unit 40.
[0238]
In FIG. 30, first, the CPU 10 starts execution of the graph application, and causes the display unit 40 to display the graph type window RW50. Then, the user uses the input pen 4 to input a graph expression on the graph expression input screen of the graph expression window RW50.
[0239]
FIG. 31A shows an example of the display screen at this stage. According to the figure, a graph type window RW50 is displayed on the display screen. A graph type input screen is displayed in the graph type window RW50, and includes a graph type “y1 = x Two -X-2 "and" y2 = x-3 "are displayed.
In this display screen, the user specifies the graph type window RW50 using the input pen 4, and moves to a display screen other than the graph type window RW50 by a drag-and-drop operation.
[0240]
When a drag-and-drop operation is detected (step S31: YES), the CPU 10 determines the type of the window from which the drag is made and the type of data on the window from the detected content. That is, in the drawing, it is determined that the window of the drag source is the “graph type window” and the data type is “graph type” (step S32).
[0241]
Next, the CPU 10 displays an operation selection message corresponding to the determination. That is, referring to the graph conversion candidate table 83, the conversion names of all the conversion candidates corresponding to the data type "graph expression" are displayed as options (step S33).
[0242]
FIG. 30B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, the display screen displays “A. specified graph drawing?”, “B. all graph drawing?”, “C. table creation?”, “D. list conversion?”, “E. matrix conversion”. An operation selection message including five options such as “?” Is displayed in the pop-up window PW50.
[0243]
On this display screen, the user uses the input pen 4 to specify a desired one of these options. Then, when the selection of the option is detected (step S34: YES), the CPU 10 executes the following processing based on the specified conversion candidate.
[0244]
That is, when “A. Designated graph drawing?” Is designated, the CPU 10 refers to the graph message table 86, and displays an operation explanation message corresponding to the data type “graph expression” and the conversion name “designated graph drawing”. Draw a graph of the specified graph formula. Specify a graph formula ”is displayed (step S35).
[0245]
FIG. 31C is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message “Draw a graph of a specified graph formula. Specify a graph formula” is displayed on the pop-up window PW52 on the display screen. In response to this message, the user uses the input pen 4 to specify the graph expression “y2 = x−3” on the graph window RW50.
[0246]
Upon detecting the designation of the graph expression, the CPU 10 stores the designated graph expression “y2 = x−3” in the copy buffer 54 (step S36), and ends the display of the pop-up window PW52 (step S37). Then, a graph window RW52 displaying a graph display screen R for drawing a graph is displayed, and a graph of the graph expression “y2 = x−3” stored in the copy buffer 54 is drawn (step S38). .
[0247]
FIG. 31D is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, a graph 210 corresponding to the graph expression “y2 = x−3” is displayed on the graph display screen of the graph window RW52.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation selection message display processing.
[0248]
If “B. All graph drawing?” Is specified in step S34, the CPU 10 refers to the graph message table 86 and corresponds to the data type “Graph expression” and the conversion name “All graph drawing”. An operation explanation message "draw a graph of all graphs" is displayed (step S35).
[0249]
FIG. 32A shows an example of the display screen at this stage. According to the figure, on the display screen, an operation explanation message "Draw a graph of all graphs" is displayed in the pop-up window PW54.
[0250]
Subsequently, the CPU 10 calculates the graph expression “y1 = x Two After storing “−x−2” and “y2 = x−3” in the copy buffer 54 (step S36), the display of the pop-up window PW54 is terminated (step S37), and the graph window RW54 displaying the graph display screen is displayed. Is displayed on the graph display screen of the graph window RW52, and the graph expression “y1 = x1” stored in the copy buffer 54 is displayed. Two The graph 212 of −x−2 ”and the graph 210 of the graph expression“ y2 = x−2 ”are drawn (step S38).
[0251]
FIG. 32B is a diagram showing an example of the display screen at this stage. According to the figure, the graph display screen 54 of the graph window RW54 includes a graph expression “y1 = x Two A graph 212 corresponding to -x-2 "and a graph 210 corresponding to the graph expression" y2 = x-3 "are displayed.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation selection message display processing.
[0252]
If “C table creation?” Is specified in step S34, the CPU 10 refers to the graph message table 86, and displays an operation explanation message corresponding to the data type “graph expression” and the conversion name “table creation”. "Create a table corresponding to the graph formula. Specify the graph formula" is displayed (step S35).
[0253]
FIG. 33A shows an example of the display screen at this stage. According to the figure, on the display screen, an operation explanation message "Create a table corresponding to the graph expression. Specify the graph expression" is displayed in the pop-up window PW56. In response to this message, the user uses the input pen 4 to specify the graph expression “y2 = x−3” on the graph window RW50.
[0254]
Upon detecting the designation of the graph expression, the CPU 10 starts execution of the table application and causes the display unit 40 to display the table window TW50. Then, table data corresponding to the designated graph expression “y2 = x−3” is created, a character string representing the created table data is generated, and stored in the copy buffer 54 (step S36).
[0255]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW56 (step S37), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the table window TW50 (step S38).
[0256]
FIG. 33B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, table data corresponding to the graph expression “y2 = x−3” is displayed in the table window TW50.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation selection message display processing.
[0257]
If "D. list conversion?" Is specified in step S34, the CPU 10 refers to the graph message table 86 and describes the operation corresponding to the data type "graph type" and the conversion name "list conversion". A message "Convert the graph expression to a corresponding list" is displayed (step S35).
[0258]
FIG. 34A is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, an operation explanation message “Convert a graph expression to a corresponding list” is displayed on the display screen in the pop-up window PW58.
[0259]
Subsequently, the CPU 10 starts execution of the statistical application, and causes the display unit 40 to display the list window SW52. Then, the graph expression “y1 = x Two -X-2 "is calculated and stored in the copy buffer 54, and the list (List2) for the graph expression" y2 = x-3 "is similarly calculated and stored in the copy buffer 54. It is stored (step S36).
[0260]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW58 (step S37), and causes the list window SW52 to display the data of the list (List1, List2) stored in the copy buffer 54 (step S38).
[0261]
FIG. 34B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, the list window SW52 includes a graph expression “y1 = x Two The data of the list (List1) corresponding to -x-2 "and the data of the list (List2) corresponding to the graph expression" y2 = x-3 "are displayed.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation selection message display processing.
[0262]
If “E. matrix conversion?” Is specified in step S34, the CPU 10 refers to the graph message table 86, and describes the operation corresponding to the data type “graph formula” and the conversion name “matrix conversion”. The message “Convert the graph formula to the corresponding matrix” is displayed (step S35).
[0263]
FIG. 35A shows an example of the display screen at this stage. According to the figure, on the display screen, a message “Convert the graph formula into the corresponding matrix” is displayed in the pop-up window PW60.
[0264]
Subsequently, the CPU 10 starts execution of the calculation application, and causes the display unit 40 to display the calculation window CW54. Then, the graph expression “y1 = x Two -X-2 "and" y2 = x-3 "are converted into corresponding matrices, and a character string representing the converted matrices is generated and stored in the copy buffer 54 (step S36).
[0265]
Thereafter, the CPU 10 terminates the display of the pop-up window PW60 (step S37), and displays the character string stored in the copy buffer 54 at the cursor position of the calculation window CW54 (step S38).
[0266]
FIG. 34B is a diagram illustrating an example of the display screen at this stage. According to the figure, the calculation window CW54 includes a graph expression “y1 = x Two A matrix corresponding to “−x−2” and “y2 = x−3” is displayed.
After performing the above processing, the CPU 10 ends the operation selection message display processing.
[0267]
As described above, according to the second embodiment, when desired data on a window is designated using the input pen 4 and moved to another window by a drag-and-drop operation, first, the drag is performed. A message (operation selection message) for prompting the user to select a possible operation content for the data is displayed in the popup window PW. Then, when a desired operation content is selected from these candidates, the dropped data is converted and displayed according to the selected operation content.
[0268]
[Modification]
The embodiment to which the present invention can be applied is not limited to the above-described first and second embodiments, and can be appropriately changed without departing from the gist of the present invention.
[0269]
For example, in the first and second embodiments described above, the operation explanation message and the operation selection message are displayed in the pop-up window PW. However, a dedicated message display area is provided on the display screen, and the message display area is provided here. It may be displayed.
[0270]
Although the operation explanation message and the operation selection message are displayed as character strings (text display), they may be displayed as icons (pictographs).
[0271]
【The invention's effect】
According to the first or fifth aspect of the present invention, after a copy operation is performed on one display screen among a plurality of display screens displaying data in different display forms, a paste operation is performed on another display screen. When the pasting operation is performed, it is possible to determine the display mode of another display screen on which the paste operation has been performed, and to control the display of a message explaining the conversion content according to the determined display mode. Thereafter, the data designated by the copy operation can be converted into the determined display form, and the display can be controlled on another display screen.
[0272]
According to the second or sixth aspect of the present invention, when a paste operation is performed on the second display screen after a copy operation is performed on the first display screen, a plurality of images that can be displayed on the second screen are displayed. The display mode can be determined, and the display control can be performed using the determined display modes as candidates. Then, when any one of these display mode candidates is selected, a message explaining the conversion content according to the selected display mode is displayed and controlled, and then the data specified by the copy operation is displayed. It is possible to perform control for converting the display form to the selected display form and displaying the display form on the second display screen.
[0273]
According to the third aspect of the present invention, it is possible to select a displayable display form candidate and control the display in accordance with the data specified by the copy operation.
[0274]
Further, according to the invention described in claim 4, it is possible to perform control for displaying a message describing the conversion content for the data specified by the copy operation on the conversion content display screen of the display unit.
[0275]
Therefore, according to the present invention, when a copy operation and a pasting operation are performed, after a message explaining the conversion content according to the operation is displayed and controlled, the conversion for the specified data is performed. The operation performed by the electronic device can be easily understood without impairing the simplicity of the operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an example of the appearance of a scientific calculator to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a view showing an operation explanation message displayed at the time of conversion of a display mode of data.
FIG. 3 is a block diagram showing an example of the internal configuration of the scientific calculator according to the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing a data configuration example of geometric window data.
FIG. 5 is a diagram showing a data configuration example of a geometric / calculation message table.
FIG. 6 is a diagram showing a data configuration example of a calculation / geometric message table.
FIG. 7 is a diagram showing an example of a data configuration of a table / graph message table.
FIG. 8 is a diagram showing a data configuration example of a graph / table message table.
FIG. 9 is a flowchart for explaining an operation explanation message display process.
FIG. 10 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 1;
FIG. 11 is a diagram showing a transition example of a display screen in an operation 2;
FIG. 12 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 3;
FIG. 13 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 4.
FIG. 14 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 5;
FIG. 15 is a diagram showing a transition example of a display screen in an operation 6;
FIG. 16 is a diagram showing a transition example of a display screen in an operation 7;
FIG. 17 is a diagram showing a transition example of a display screen in an operation 8;
FIG. 18 is a diagram showing a transition example of a display screen in an operation 9;
FIG. 19 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 10.
FIG. 20 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 11;
FIG. 21 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 12.
FIG. 22 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 13;
FIG. 23 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 14.
FIG. 24 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 15;
FIG. 25 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 16;
FIG. 26 is a diagram showing a transition example of a display screen in operation 17;
FIG. 27 illustrates a configuration example of a ROM according to the second embodiment.
FIG. 28 is a diagram showing a data configuration example of a graph conversion candidate table.
FIG. 29 is a diagram showing a data configuration example of a graph message table.
FIG. 30 is a flowchart illustrating an operation selection message display process.
FIG. 31 is a diagram showing a transition example of a display screen in the second embodiment.
FIG. 32 is a diagram showing a transition example of a display screen in the second embodiment.
FIG. 33 is a view showing a transition example of a display screen in the second embodiment.
FIG. 34 is a diagram showing a transition example of a display screen in the second embodiment.
FIG. 35 is a diagram showing a transition example of a display screen in the second embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Scientific calculator
10 CPU
20 Input section
30 tablets
31 Position detection circuit
40 Display
41 Display drive circuit
50 ROM
51 Geometric window data
52 Calculation window data
53 Graph window data
53a Graphical data
54 Copy buffer
60, 80 RAM
61 Geometry / Calculation Message Table
62 Calculation / geometric message table
63 Table / Graph Message Table
64 Graph / Table Message Table
65 Operation explanation message display program
81 Geometric conversion candidate table
82 Calculation candidate conversion table
83 Graph conversion candidate table
84 Geometric message table
85 Calculation message table
86 Graph Message Table
87 Action selection message display program

Claims (6)

それぞれ異なる表示形態でデータを表示する複数の表示画面を有する表示部と、
前記複数の表示画面の内、一の表示画面に対する複写操作がなされた後、他の表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、当該貼付操作がなされた他の表示画面の表示形態を判別する判別手段と、
この判別手段によって判別された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示させる制御を行うメッセージ表示制御手段と、
このメッセージ表示制御手段によるメッセージの表示制御が行われた後、前記複写操作によって指定されたデータの表示形態を前記判別手段によって判別された表示形態に変換して、前記他の表示画面に表示させる制御を行う変換表示制御手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
A display unit having a plurality of display screens for displaying data in different display forms,
When a paste operation is performed on another display screen after a copy operation is performed on one of the plurality of display screens, a determination is made to determine a display mode of another display screen on which the paste operation is performed. Means,
Message display control means for controlling display of a message explaining the conversion content according to the display mode determined by the determination means;
After the display control of the message is performed by the message display control means, the display form of the data designated by the copying operation is converted into the display form determined by the determination means and displayed on the other display screen. Conversion display control means for performing control,
An electronic device comprising:
第1表示画面、及び、異なる複数の表示形態でデータ表示画可能な第2表示画面、を有する表示部と、
前記第1表示画面に対する複写操作がなされた後、前記第2表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、当該第2表示画面に表示可能な複数の表示形態を判別する判別手段と、
この判別手段によって判別された複数の表示形態を候補として表示させる制御を行う候補表示制御手段と、
この候補表示制御手段によって表示制御された複数の表示形態の候補の内から、何れか一つを選択する選択手段と、
この選択手段によって選択された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示させる制御を行うメッセージ表示制御手段と、
このメッセージ表示制御手段によるメッセージの表示制御が行われた後、前記複写操作によって指定されたデータを前記選択手段によって選択された表示形態に変換して、前記第2表示画面に表示させる制御を行う変換表示制御手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
A display unit having a first display screen and a second display screen capable of displaying data in a plurality of different display forms;
A determination unit configured to determine a plurality of display modes that can be displayed on the second display screen when a pasting operation is performed on the second display screen after a copying operation on the first display screen is performed;
Candidate display control means for performing control for displaying a plurality of display modes determined by the determination means as candidates;
Selecting means for selecting any one of a plurality of display form candidates which are display-controlled by the candidate display control means;
Message display control means for performing control to display a message explaining the conversion content according to the display mode selected by the selection means,
After the display control of the message is performed by the message display control means, the data designated by the copy operation is converted into the display form selected by the selection means, and the display is displayed on the second display screen. Conversion display control means,
An electronic device comprising:
前記候補表示制御手段は、
前記複写操作によって指定されたデータを表示することができる表示形態を、前記判別手段によって判別された複数の表示形態の内から選択する手段と、
この手段によって選択された表示形態を候補として表示させる制御を行う手段と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
The candidate display control means includes:
Means for selecting a display form capable of displaying the data specified by the copying operation from among a plurality of display forms determined by the determination means;
Means for controlling the display mode selected by this means to be displayed as candidates,
The electronic device according to claim 2, further comprising:
前記表示部は、変換内容表示画面を更に有し、
前記メッセージ表示手段は、前記メッセージを前記変換内容表示画面に表示させる制御を行う手段を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器。
The display unit further includes a conversion content display screen,
The electronic device according to any one of claims 1 to 3, wherein the message display unit includes a unit that performs control for displaying the message on the conversion content display screen.
それぞれ異なる表示形態でデータを表示する複数の表示画面を有する表示部に接続される、又は当該表示部を備えるコンピュータに、
前記複数の表示画面の内、一の表示画面に対する複写操作がなされた後、他の表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、当該貼付操作がなされた他の表示画面の表示形態を判別する判別機能と、
この判別機能によって判別された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示する制御を行うメッセージ表示制御機能と、
このメッセージ表示制御機能によるメッセージの表示制御が行われた後、前記複写操作によって指定された表示形態のデータを前記判別機能によって判別された表示形態に変換して、前記他の表示画面に表示させる制御を行う変換表示制御機能と、
を実現させるためのプログラム。
A computer connected to a display unit having a plurality of display screens each displaying data in a different display form, or a computer including the display unit,
When a paste operation is performed on another display screen after a copy operation is performed on one of the plurality of display screens, a determination is made to determine a display mode of another display screen on which the paste operation is performed. Features and
A message display control function for performing control to display a message explaining the conversion content according to the display mode determined by the determination function;
After the display control of the message is performed by the message display control function, the data of the display form designated by the copying operation is converted into the display form determined by the determination function and displayed on the other display screen. A conversion display control function for controlling,
The program to realize.
第1表示画面、及び、異なる複数の表示形態でデータ表示が可能な第2表示画面、を有する表示部に接続される、又は当該表示部を備えるコンピュータに、
前記第1表示画面に対する複写操作がなされた後、前記第2表示画面に対する貼付操作がなされた場合に、当該第2表示画面に表示可能な複数の表示形態を判別する判別機能と、
この判別機能によって判別された複数の表示形態を候補として表示させる制御を行う候補表示制御機能と、
この候補表示制御機能によって表示制御された複数の表示形態の候補の内から、何れか一つを選択する選択機能と、
この選択機能によって選択された表示形態に応じた変換内容を説明するメッセージを表示させる制御を行うメッセージ表示制御機能と、
このメッセージ表示制御機能によるメッセージの表示制御が行われた後、前記複写操作によって指定されたデータを前記選択手段によって選択された表示形態に変換して、前記第2表示画面に表示させる制御を行う変換表示制御機能と、
を実現させるためのプログラム。
A first display screen, and a second display screen capable of displaying data in a plurality of different display forms, connected to a display unit having, or a computer including the display unit,
A determination function of determining a plurality of display forms that can be displayed on the second display screen when a pasting operation is performed on the second display screen after a copying operation on the first display screen is performed;
A candidate display control function for performing control to display a plurality of display forms determined by the determination function as candidates;
A selection function of selecting any one of a plurality of display form candidates that are display-controlled by the candidate display control function,
A message display control function for performing control to display a message explaining the conversion content according to the display mode selected by the selection function;
After the message display control is performed by the message display control function, the data designated by the copying operation is converted into the display form selected by the selecting means and displayed on the second display screen. Conversion display control function,
The program to realize.
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009025924A (en) * 2007-07-18 2009-02-05 Yokogawa Electric Corp Target value input device
JP2010191898A (en) * 2009-02-20 2010-09-02 Casio Computer Co Ltd Electronic computing device and program

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