JP2004206482A - ナビゲーションシステム及び経路探索方法のプログラム - Google Patents

ナビゲーションシステム及び経路探索方法のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作者が出発地から目的地まで快適に移動することができるようにする。
【解決手段】経路探索区間を探索条件として設定する探索条件設定処理手段91と、設定された探索条件に基づいて経路を探索する経路探索処理手段92と、探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断する指定席路線判定処理手段93と、前記探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路を操作者に通知する通知処理手段94とを有する。探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路が操作者に通知されるので、探索経路上において公共の交通機関を利用するに当たり、座席を確保することが可能になるので、出発地から目的地まで快適に移動することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーションシステム及び経路探索方法のプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータを使用し、出発地の最寄りの駅から目的地の最寄りの駅までを最短時間で結ぶ経路を探索したり、出発地の最寄りの駅から目的地の最寄りの駅までを最低運賃で移動することができる経路を探索したりすることができ、更に探索された経路、すなわち、探索経路を画面に表示することができるようにした検索システムが提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
該検索システムにおいて、制御部は、入力部に入力された入力情報に基づいて、駅情報テーブル、路線情報テーブル、列車間移動時間情報テーブル、時刻表情報テーブル等に記録された各種のデータに基づいて、出発地の最寄りの駅から目的地の最寄りの駅までを最短時間で結ぶ経路を探索したり、出発地の最寄りの駅から目的地の最寄りの駅までを最低運賃で移動することができる経路を探索したりするようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−34663号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の検索システムにおいて、操作者は、探索経路を最短時間で、又は最低運賃で移動することができるが、探索経路上において公共の交通機関を利用するに当たり、座席を確保することができない場合には、出発地から目的地まで、必ずしも快適に移動することができない。
【0006】
本発明は、前記従来の検索システムの問題点を解決して、操作者が出発地から目的地まで快適に移動することができるナビゲーションシステム及び経路探索方法のプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のナビゲーションシステムにおいては、経路探索区間を探索条件として設定する探索条件設定処理手段と、設定された探索条件に基づいて経路を探索する経路探索処理手段と、探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断する指定席路線判定処理手段と、前記探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路を操作者に通知する通知処理手段とを有する。
【0008】
本発明の他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記経路探索処理手段は、複数の探索経路を候補経路として出力する。
【0009】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、一つ以上の指定席路線が含まれる候補経路を所定の絞込条件で絞り込む絞込処理手段を有する。
【0010】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、絞り込まれた候補経路を所定の並替条件に基づいて並び替える。
【0011】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、端末装置から送信された探索条件に基づいて経路を探索する経路探索処理手段と、探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断する指定席路線判定処理手段と、前記探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路を表す経路案内データを端末装置に送信する送信処理手段とを有する。
【0012】
本発明の経路探索方法のプログラムにおいては、コンピュータを、経路探索区間を探索条件として設定する探索条件設定処理手段、設定された探索条件に基づいて経路を探索する経路探索処理手段、探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断する指定席路線判定処理手段、及び前記探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路を操作者に通知する通知処理手段として機能させる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
図1は本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムの機能ブロック図である。
【0015】
図において、91は経路探索区間を探索条件として設定する探索条件設定処理手段、92は設定された探索条件に基づいて経路を探索する経路探索処理手段、93は探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断する指定席路線判定処理手段、94は前記探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路を操作者に通知する通知処理手段である。
【0016】
図2は本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムのブロック図である。
【0017】
図において、14は移動用端末としてのPDA、51は情報提供者としての情報センタ、61は利用者端末としてのパソコンであり、前記PDA14、パソコン61等と情報センタ51等とはネットワーク43を介して接続され、PDA14、パソコン61、情報センタ51等によってナビゲーションシステムが構成される。なお、前記PDA14及びパソコン61によって端末装置が構成され、前記PDA14は、ナビゲーション処理部17、データ記録部16、通信部38等を備える。
【0018】
また、前記パソコン61は、演算装置及び制御装置としてのCPU71、操作者に各種の情報を通知する通知装置としての表示部72、操作部73、記録装置74、通信部75等を備える。本実施の形態においては、前記演算装置及び制御装置としてCPU71が使用されるようになっているが、CPU71に代えてMPU等を使用することもできる。また、通知装置として表示部72の他に、操作者に音声で各種の情報を通知する音声出力部を備えることもできる。
【0019】
前記表示部72としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイを使用することができる。また、操作部73としては、キーボード、マウス、バーコードリーダ、ライトペン、遠隔操作用のリモートコントロール装置、ジョイスティック等を使用することができる。さらに、操作部73として、前記ディスプレイに形成されたタッチパネルを使用することもできる。該タッチパネルにおいては、ディスプレイに各種のキー、スイッチ、ボタン等の操作部領域が形成され、該操作部領域をタッチ、クリック、押下等によって操作すると、所定の入力を行うことができる。
【0020】
また、前記記録装置74には、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の図示されない内部記憶装置が内蔵されるほかに、ハードディスク、メモリカード、磁気テープ、磁気ドラム、CD−ROM、CD−R、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード等の外部記憶装置が選択的に配設される。そして、前記記録装置74に、外部記憶装置に記録されたデータを読み出すための読出装置、及び外部記憶装置にデータを記録するための書込装置が配設される。なお、前記ハードディスクによって第1の記録媒体が、メモリカードによって第2の記録媒体が構成される。
【0021】
本実施の形態においては、前記利用者端末としてパソコン61が、移動用端末としてPDA14が使用されるようになっているが、利用者端末及び移動用端末として、パソコン61及びPDA14に代えてナビゲーション装置等の車載装置、電子手帳、携帯電話、携帯端末、テレビ電話、ゲーム機等のような、前記ネットワーク43に接続することができ、双方向の通信を行うことができる端末装置を使用することもできる。
【0022】
そして、前記情報センタ51は、サーバ53、該サーバ53に接続された記録装置57等を備える。前記サーバ53は、演算装置及び制御装置としてのCPU54、RAM55、ROM56等を備える。本実施の形態においては、前記演算装置及び制御装置としてCPU54を使用するようになっているが、CPU54に代えてMPU等を使用することもできる。前記記録装置57は、地図を表示するための地図データが記録された地図データベース、各種の施設に関する施設データが記録された施設データベース、公共の交通機関に関する交通機関データが記録された交通機関データベース、経路を探索するための探索データが記録された探索データベース等のデータベースを備える。なお、地図データ、施設データ、交通機関データ、探索データ等によってナビデータが構成される。
【0023】
前記地図データベースに、道路データベース、交差点データベース、ノードデータベース等のデータベースが形成され、道路データベースに、道路リンクの列から成る各道路の情報を表す道路データが、交差点データベースに各交差点の情報を表す交差点データが、ノードデータベースに、各道路に沿って設定されたノード点の情報を表すノードデータがそれぞれ記録される。
【0024】
そして、前記道路データとして、道路自体に関して、幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する箇所、幅員の狭くなる箇所、踏切り等を表すデータが、コーナに関して、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口及び出口等を表すデータが、道路属性に関して、降坂路、登坂路等を表すデータが、道路種別に関して、国道、県道、細街路等の一般道のほか、高速道路、都市高速道路、有料道路等の高速・有料道を表すデータがそれぞれ記録される。さらに、道路データとして、高速・有料道に関して、入口及び出口の取付道(ランプウェイ)、料金所等を表すデータが記録される。
【0025】
また、前記ノードデータとして、道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)、各道路に曲率半径等に応じて所定の距離ごとに設定されたノード点の座標(位置)、各ノード点間を連結するノード点間リンク、各ノード点の高さ(高度)等を表すデータが記録される。
【0026】
そして、前記施設データとして、各地域のホテル、ガソリンスタンド、駐車場、観光施設等の施設を表すデータが記録される。
【0027】
また、交通機関データベースは、鉄道の情報を表す鉄道データが記録された鉄道データベース、地下鉄の情報を表す地下鉄データが記録された地下鉄データベース、バスの情報を表すバスデータが記録されたバスデータベース、飛行機の情報を表す飛行機データが記録された飛行機データベース、船舶の情報を表す船舶データが記録された船舶データベース、異なる交通機関間の乗換えの情報を表す乗換データが記録された交通機関間乗換データベース等のデータベースから成る。
【0028】
そして、前記鉄道データベースは、各路線の情報を表す路線データが記録された路線データベース、各駅の情報を表す駅データが記録された駅データベース、各列車の情報を表す列車データが記録された列車データベース、乗換えの情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、各列車の指定席の情報を表す指定席データが記録された指定席データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0029】
前記路線データベースに、路線データとして、各路線の番号、すなわち、路線番号、路線の名称、路線における在来線、長距離線、新幹線等の別を表す種類、路線における各駅間の距離、路線における各駅間の所要時間、路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。前記路線ノードデータとして、路線の分岐点(駅等も含む)、各路線に曲率半径等に応じて所定の距離ごとに設定された路線ノード点の座標(位置)、各路線ノード点間を連結する路線リンク、各路線ノード点の高さ(高度)等を表すデータが記録される。なお、路線リンクを表すデータは、路線リンクの番号、路線リンク長、路線リンクを移動するのに必要な時間を表す旅行時間等から成る。
【0030】
また、前記駅データベースには、各駅の番号、すなわち、駅番号、駅の名称等の各データが記録され、列車データベースには、各列車の番号、すなわち、列車番号、列車の名称、各列車における特急、急行、準急、普通等の別を表す種類、各列車の編成等の各データが記録される。
【0031】
そして、乗換データベースには、異なる路線間の乗換えが可能な駅の番号、すなわち、路線間乗換駅番号、乗換えの二つの路線の組合せ、同じ路線で異なる列車間の乗換え(乗継ぎ)が可能な駅の番号、すなわち、列車間乗換駅番号、乗換えの二つの列車の組合せ、乗換えに要する時間、すなわち、乗換所要時間等の各データが記録され、指定席データベースには、指定席を備えた列車の運行がされる路線(以下「指定席路線」という。)の番号、すなわち、指定席路線番号、指定席を備えた列車(以下「指定席列車」という。)の番号、すなわち、指定席列車番号、指定席を備えた車両におけるグリーン車、普通車、寝台車等の別を表す種類、指定席の空席の有無を表す空席状況等の各データが記録される。
【0032】
さらに、時刻表データベースには、各列車ごとの、各駅における出発時刻、各駅における到着時刻、各駅における停車時間、出発及び到着の番線を表す番線番号等の各データが記録され、運賃データベースには、各駅間の運賃、特急、急行、準急等の列車の種類ごとの料金、指定席の料金、グリーン車、寝台車等の車両の種類ごとの料金、乗換えに伴い付加又は減額される料金等の各データが記録される。
【0033】
また、地下鉄データベースは、各路線の情報を表す地下鉄データが記録された路線データベース、各駅の情報を表す駅データが記録された駅データベース、各地下鉄車両の情報を表す地下鉄車両データが記録された地下鉄車両データベース、乗換えの情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0034】
そして、前記路線データベースに、路線番号、路線の名称、路線における各駅間の距離、路線における各駅間の所要時間、路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。
【0035】
また、前記駅データベースには、駅番号、駅の名称等の各データが記録され、地下鉄車両データベースには、各地下鉄車両の番号、すなわち、地下鉄車両番号、地下鉄車両の名称、各地下鉄車両における快速、普通等の別を表す種類、各地下鉄車両の編成等の各データが記録され、乗換データベースには、路線間乗換駅番号、乗換えの二つの路線の組合せ、同じ路線で異なる地下鉄車両間の乗換え(乗継ぎ)が可能な駅の番号、すなわち、地下鉄車両間乗換駅番号、乗換えの二つの地下鉄車両の組合せ、乗換所要時間等の各データが記録される。
【0036】
さらに、時刻表データベースには、各地下鉄車両ごとの、各駅における出発時刻、各駅における到着時刻、各駅における停車時間、出発及び到着の番線を表す番線番号等の各データが記録され、運賃データベースには、各駅間の運賃、乗換えに伴い付加又は減額される料金等の各データが記録される。
【0037】
また、バスデータベースは、各路線の情報を表す路線データが記録された路線データベース、各停留所の情報を表す停留所データが記録された停留所データベース、各バスの情報を表すバスデータが記録されたバスデータベース、乗換えの情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0038】
そして、前記路線データベースに、路線(系統)番号、路線の名称、路線における各停留所間の距離、路線における各停留所間の所要時間、路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。路線ノードデータとしては、各路線の分岐点(交差点、T字路、停留所等も含む)、各路線に曲率半径等に応じて所定の距離ごとに設定された路線ノード点の座標(位置)、各路線ノード点間を連結する路線リンク、各路線ノード点の高さ(高度)等を表すデータが記録される。
【0039】
また、前記停留所データベースには、各停留所の番号、すなわち、停留所番号、停留所の名称等の各データが記録され、バスデータベースには、各バスの番号、すなわち、バス番号、バスの名称等の各データが記録され、乗換データベースには、同じ路線間で異なるバス間の乗換え(乗継ぎ)が可能な停留所の番号、すなわち、バス間乗換停留所番号、異なる路線間の乗換えが可能な停留所の番号、すなわち、路線間乗換停留所番号、乗換えの二つの路線の組合せ、乗換所要時間等の各データが記録される。
【0040】
そして、時刻表データベースには、各バスごとの、各停留所における出発時刻、各停留所における到着時刻等の各データが記録され、運賃データベースには、各停留所間の運賃、乗換えに伴い付加又は減額される料金等の各データが記録される。
【0041】
また、飛行機データベースは、各路線(航路)の情報を表す路線データが記録された路線データベース、各空港の情報を表す空港データが記録された空港データベース、各便の情報を表す便データが記録された便データベース、乗換え(乗継ぎ)の情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0042】
前記路線データベースに、路線番号、路線の名称、路線における国内線、国際線等の別を表す種類、路線における各空港間の距離、路線における各空港間の所要時間、路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。路線ノードデータとしては、各空港間を結ぶ路線を描画するためのデータが記録される。
【0043】
また、前記空港データベースには、各空港の番号、すなわち、空港番号、空港の名称等の各データが記録され、便データベースには、各便の番号(便の名称)を表す便名、飛行機の機種等の各データが記録され、乗換データベースには、異なる路線間の乗換えが可能な空港の番号、すなわち、路線間乗換空港番号、乗換えの二つの路線の組合せ、乗換所要時間等の各データが記録される。
【0044】
そして、時刻表データベースには、各便ごとの、各空港における搭乗時刻、各空港における出発時刻、各空港における到着時刻、出発及び到着のゲートを表すゲート番号等の各データが記録され、運賃データベースには、各空港間におけるファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラス等のシートごとの運賃、割引料金等の各データが記録される。
【0045】
また、船舶データベースは、各路線(航路)の情報を表す路線データが記録された路線データベース、各港の情報を表す港データが記録された港データベース、各便の情報を表す便データが記録された便データベース、乗換え(乗継ぎ)の情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0046】
前記路線データベースに、路線番号、路線の名称、路線における国内航路、国際航路等の別を表す種類、路線における各港間の距離、路線における各港間の所要時間、路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。路線ノードデータとしては、各港間を結ぶ路線を描画するためのデータが記録される。
【0047】
また、前記港データベースには、各港の番号、すなわち、港番号、港の名称等の各データが記録され、便データベースには、各便の番号(便の名称)を表す便名、船舶の機種等の各データが記録され、乗換データベースには、異なる路線間の乗換えが可能な港の番号、すなわち、路線間乗換港番号、乗換えの二つの路線の組合せ、乗換所要時間等の各データが記録される。
【0048】
そして、時刻表データベースには、各便ごとの、各港における出発時刻、各港における到着時刻、出発及び到着のゲートを表すゲート番号等の各データが記録され、運賃データベースには、各港間における、スイート、特等、一等、二等、寝台等の船室の種類ごとの運賃等の各データが記録される。
【0049】
また、交通機関間乗換データベースに、鉄道、地下鉄、バス、飛行機、船舶等の各交通機関における異なる交通機関間の乗換所要時間等の各データが記録される。
【0050】
そして、前記探索データベースには、経路を探索するために、前記道路データ、交差点データ、施設データ、交通機関データ等が探索データとして記録され、該探索データは、最も上位のレイヤから最も下位のレイヤまでの複数の階層のレイヤに区分され、レイヤデータを構成する。この場合、上位のレイヤほど広域の探索データによってレイヤデータが構成され、下位のレイヤほど狭域の探索データによってレイヤデータが構成される。
【0051】
なお、前記記録装置57には、ナビゲーション装置14において所定の情報を音声で出力するための音声出力データも記録される。
【0052】
また、前記情報センタ51は、情報提供者のうちの交通情報提供者としての交通情報送信センタ、例えば、図示されないVICS(登録商標:道路交通情報通信システム:Vehicle Information and Communication System)センタから送信された渋滞情報、規制情報、駐車場情報、交通事故情報、サービスエリアの混雑状況等の各情報から成る交通情報を受信することができるようになっている。さらに、情報センタ51は、各交通機関の運営会社から送信された鉄道、地下鉄、バス、飛行機、船舶等についての運行状況、乗車率、指定席の空席状況等の各情報から成る交通情報を受信したり、各種の放送局から送信されたニュース、天気予報等の一般情報を受信したりすることができるようになっている。
【0053】
そして、情報センタ51は、前記交通情報及び一般情報を、そのままネットワーク43を介してPDA14、パソコン61等に送ったり、加工するために記録装置57に記録したりする。そのために、前記記録装置57に統計データベースが配設され、統計データとして過去の交通情報及び一般情報が時系列に記録されるほかに、過去の交通情報及び一般情報に対して所定の加工が施され、交通情報及び一般情報の加工データがナビデータとして記録される。なお、交通情報及び一般情報を加工するのに当たり、前記一般情報等が必要に応じて参照される。
【0054】
前記情報センタ51は、個人、企業、団体、地方自治体、政府関係機関等のいずれであってもよい。そして、情報センタ51は、前記ナビデータ等を自ら作成したり、他の情報提供者から購入したりしてPDA14、パソコン61等に供給する。
【0055】
また、前記ネットワーク43としては、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、無線LAN、イントラネット、携帯電話回線網、電話回線網、公衆通信回線網、専用通信回線網、インターネット等の通信回線網等から成る各種の通信手段を使用することができる。そして、前記ネットワーク43としては、放送用衛星によるCS放送、BS放送、地上波ディジタルテレビ放送、FM多重放送等を利用する通信手段を使用することもできる。さらに、前記ネットワーク43としては、高度道路交通システム(ITS)において利用されるノンストップ自動料金支払いシステム(ETC)、境域通信システム(DSRC)等の通信手段を使用することもできる。
【0056】
前記ナビゲーション処理部17、パソコン61、サーバ53等は、それぞれ単独に、又は二つ以上を組み合わせることによって、所定のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能する。
【0057】
次に、前記PDA14について説明する。
【0058】
図3は本発明の実施の形態におけるPDAのブロック図である。
【0059】
図において、14はPDAであり、該PDA14は、入力された情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、所定のナビデータ、経路が探索されたときの経路データ等が記録されるデータ記録部16、操作部としての入力部34、第1の通知部としての表示部35、第2の通知部としての音声出力部37、通信部38、第1、第2のインタフェースとしての外部スロット44、45等を備える。なお、前記データ記録部16は内部記憶装置として配設されたフラッシュメモリによって構成される。
【0060】
そして、外付けの現在地検出部としてのGPSカード46を外部スロット44にセットすることによって、GPSカード46により現在地を検出することができ、外付けの通信部としての通信カード47を外部スロット44にセットすることによって、通信カード47を介してネットワーク43(図2)とPDA14とを接続することができ、外付けの記録装置としてのメモリカード48を外部スロット45にセットすることによって、メモリカード48に記録された各種のプログラム、データ等を読み出したり、メモリカード48に所定のデータを記録したりすることができる。
【0061】
前記GPSカード46には、図示されないGPSセンサが内蔵されていて、該GPSセンサは、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、地球上における現在地、絶対時間等を検出する。
【0062】
前記ナビゲーション処理部17は、PDA14の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU31、並びに該CPU31が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM32、及び制御用のプログラムのほか、出発地から目的地までの経路の探索、経路案内等を行うための各種のプログラムが記録されたROM33を内部記憶装置として備え、前記ナビゲーション処理部17に、前記入力部34、表示部35、図示されない音声入力部、音声出力部37及び通信部38が接続される。なお、前記RAM32、ROM33、データ記録部16等として半導体メモリ、磁気コア等が使用される。そして、演算装置及び制御装置としてCPU31に代えてMPU等を使用することもできる。
【0063】
前記データ記録部16には、フラッシュメモリが使用されるが、図示されないハードディスクを外部記憶装置として配設することもできる。その場合、ハードディスクに記録されたデータを読み出すための読出装置、及びハードディスクにデータを記録するための書込装置が配設される。なお、前記ハードディスクに代えて、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−R、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等を外部記憶装置として配設することができる。
【0064】
本実施の形態においては、前記ROM33に各種のプログラムが記録され、前記データ記録部16に各種のデータが記録されるようになっているが、プログラム、データ等を同じ外部記憶装置に記録することもできる。この場合、例えば、前記外部記憶装置から前記プログラム、データ等を読み出してデータ記録部16に書き込むこともできる。したがって、外部記憶装置を交換することによって前記プログラム、データ等を更新することができる。
【0065】
前記入力部34は、現在地を修正したり、出発地及び目的地を入力したり、通信部38を操作したりするためのものであり、各種のキー、スイッチ、ボタン等の図示されない操作スイッチ及びスタイラスペンから成る。また、前記入力部34は、前記ディスプレイに形成された画面に画像で表示された各種のキー、スイッチ、ボタン等の操作スイッチによって構成され、該操作スイッチを前記ライントペンによってタッチすることによって入力を行うことができる。
【0066】
なお、入力部34として、キーボード、マウス、バーコードリーダ、遠隔操作用のリモートコントロール装置、ライトペン、ジョイスティック等を使用したり、音声によって必要な情報を入力するマイクロホン等を使用したりすることができる。
【0067】
そして、前記ディスプレイに形成された各種の画面には、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの探索経路、該探索経路に沿った案内情報、FM多重放送の番組等が表示される。前記表示部35としては、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイを使用することができる。
【0068】
さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音声出力部37から、前記探索経路、案内情報等が、例えば、音声合成装置によって合成された音声で出力される。なお、音声合成装置によって合成された音声のほかに、各種の音、あらかじめテープ、メモリ等に録音された各種の案内情報等を出力することもできる。
【0069】
そして、前記通信部38は、PDA14とパソコン61(図2)とを無線LANを介して接続したり、PDA14と情報センタ51とをネットワーク43を介して接続したりするための無線通信用の外部通信部49、及びPDA14とパソコン61とを、シリアルコネクタ、ケーブル等を介して接続するための有線通信用の外部通信部50を備える。なお、前記外部通信部49によって、VICS(登録商標)センタ、情報センタ51等から送信された渋滞情報、規制情報、駐車場情報、交通事故情報、サービスエリアの混雑状況等の各情報から成る交通情報を受信したり、ニュース、天気予報等の一般情報を受信したりすることができる。
【0070】
ところで、前記データ記録部16の記憶容量が十分に大きい場合には、データ記録部16に各種のデータベースを形成し、該データベースにナビデータを記録することができるが、データ記録部16の記憶容量が小さい場合には、操作者が、入力部34を操作して、必要なナビデータ、例えば、地図データ、交通機関データ、探索データ等をダウンロードして取得することができる。その場合、操作者が、地図データ、交通機関データ、探索データ等が必要となる所定の地域を選択して入力すると、CPU31の図示されないデータ要求処理手段は、データ要求処理を行い、所定の要求信号を情報センタ51に送信する。
【0071】
そして、情報センタ51において要求信号が受信されると、CPU54の図示されない情報取得処理手段は、情報取得処理を行い、記録装置57から地図データ、交通機関データ、探索データ等を読み出し、取得する。続いて、CPU54の図示されないデータ送信処理手段は、データ送信処理を行い、地図データ、交通機関データ、探索データ等をPDA14に送信する。そして、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等が送信されると、PDA14において、CPU31の図示されない記録処理手段は、記録処理を行い、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等をデータ記録部16にダウンロードし、記録する。 したがって、PDA14において、前記地図データ、交通機関データ等に基づいて表示部35に所定の画面を形成し、該画面に地図、交通路線図等を表示したり、探索データに基づいて、出発地から目的地までの経路を探索し、前記地図に探索経路を表示したりすることができる。
【0072】
また、パソコン61の操作部73を操作して、地図データ、交通機関データ、探索データ等を情報センタ51から取得し、記録装置74に記録し、続いて、データ記録部16に記録することもできる。
【0073】
その場合、操作者が、例えば、パソコン61の操作部73を操作して、地図データ、交通機関データ、探索データ等を取得しようとする所定の地域を選択して入力すると、CPU71の図示されないデータ要求処理手段は、データ要求処理を行い、所定の要求信号を情報センタ51に送信する。
【0074】
そして、情報センタ51において要求信号が受信されると、前記CPU54の前記情報取得処理手段は、記録装置57から選択された地域の地図データ、交通機関データ、探索データ等を読み出し、取得する。続いて、CPU54の前記データ送信処理手段は、データ送信処理を行い、地図データ、交通機関データ、探索データ等をパソコン61に送信する。
【0075】
そして、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等が送信されると、パソコン61において、CPU71の図示されない記録処理手段は、記録処理を行い、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等を記録装置74のハードディスクにダウンロードする。続いて、操作者が、前記記録装置74に、メモリカード48をセットし、所定の手順で操作部73を操作すると、CPU71の前記記録処理手段は、ダウンロードされた地図データ、交通機関データ、探索データ等をメモリカード48にコピーして記録する。
【0076】
次に、操作者は、前記メモリカード48をPDA14の外部スロット45にセットすると、CPU31の前記記録処理手段は、記録処理を行い、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等をデータ記録部16に更にコピーする。
【0077】
したがって、PDA14において、前記地図データ、交通機関データ等に基づいて表示部35に所定の地図画面、路線画面等を形成し、該地図画面、路線画面等にそれぞれ地図、交通路線図等を表示したり、探索データに基づいて、出発地から目的地までの経路を探索し、前記地図画面、路線画面等に探索経路を表示したりすることができる。
【0078】
また、前記構成のPDA14においては、図示されないGPS(グローバルポジショニングシステム)センサによって現在地を検出することができるので、操作者がPDA14を携帯して移動する際に、前記探索経路に現在地を重ねて表示し、探索経路に従って経路案内を行うことができる。
【0079】
ところで、経路を探索する際の探索条件として、探索モードを選択することができるようになっていて、探索モードには、探索の対象によって、道路を探索の対象として経路を探索する探索モード、鉄道、地下鉄、バス、飛行機、船舶等の各交通機関の路線を探索の対象として経路を探索する探索モード、各交通機関のうちの指定された交通機関の路線を探索の対象として経路を探索する探索モード、道路及び各交通機関の路線を探索の対象として経路を探索する探索モード、道路及び指定された交通機関の路線を探索の対象として経路を探索する探索モード等に分類される。また、探索の手法によって、出発地から目的地までを最短時間で結ぶ経路を探索する探索モード、出発地から目的地までを最低運賃で移動することができる経路を探索する探索モード、出発地から目的地までの乗換えの回数の少ない経路を探索する探索モード、出発地から目的地までの、指定席を利用することができる経路を探索する探索モード等に分類される。
【0080】
次に、道路及び各交通機関の路線を探索の対象とし、かつ、出発地から目的地までの、指定席を利用することができる経路を探索する探索モードが選択された場合のナビゲーションシステムの動作について説明する。
【0081】
図4は本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムの動作を示すメインフローチャート、図5は本発明の実施の形態における絞込処理のサブルーチンを示す図、図6は本発明の実施の形態における探索経路の例を示す図である。
【0082】
PDA14(図3)において、操作者が、例えば、入力部34を操作して出発地から目的地までの経路探索区間を入力し、探索モードを入力すると、CPU31の図示されない探索条件設定処理手段は、探索条件設定処理を行い、経路探索区間及び探索モードを探索条件として設定し、該探索条件を情報センタ51(図2)に送信する。また、現在地を出発地として設定し、現在地から目的地までの経路探索区間を入力することもできる。
【0083】
そして、情報センタ51において探索条件が受信されると、CPU54の前記情報取得処理手段は、記録装置57の探索データベースを参照して探索データを読み出し、経路を探索するために必要な情報を取得する。
【0084】
続いて、前記CPU54の経路探索処理手段92(図1)は、経路探索処理を行い、前記探索条件に従って、前記探索データに基づいて経路を探索する。その結果、前記探索条件を満たす複数の探索経路が候補経路として探索され、候補経路が出力される。この場合、道路及び各交通機関の路線を対象とする探索モードが選択されているので、各候補経路は、出発地から目的地までの道路、鉄道の路線、地下鉄の路線、バスの路線、飛行機の路線、船舶の路線等のうちの一つ、又は二つ以上の組合せから成る。
【0085】
次に、前記CPU54の指定席路線判定処理手段93は、指定席路線判定処理を行い、候補経路に、少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断し、少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合、CPU54の図示されない絞込処理手段は、絞込処理を行い、一つ以上の指定席路線が含まれる候補経路を所定の絞込条件で絞り込む。
【0086】
なお、前記指定席路線判定処理において、各路線が指定席路線であるかどうかを判断するために、路線データを構成する各路線リンクに、指定席路線であるかどうかを表す識別データが付与され、前記指定席路線判定処理手段93は、候補経路を構成する各路線の路線データを読み出し、各路線リンクに付与された識別データに基づいて、各路線が指定席路線であるかどうかを判断する。
【0087】
次に、前記絞込処理について説明する。
【0088】
まず、前記絞込処理手段は、第1の絞込手法に従って路線による絞込みを行う。そのために、前記絞込処理手段は、前記路線リンクに基づいて、指定席路線において指定席を利用することができる区間、すなわち、指定席利用区間を算出し、該指定席利用区間における各路線リンクの路線リンク長に基づいて、指定席利用区間の距離を表す指定席利用区間長Lrを算出する。
【0089】
続いて、前記絞込処理手段は、各候補経路のうちの指定席利用区間長Lrが閾(しきい)値Lrthより長い候補経路、又は各候補経路のうちの指定席利用区間長Lrの長いものから数えて所定の数の候補経路を選択する。
【0090】
本実施の形態においては、指定席利用区間長Lrに基づいて候補経路を絞り込むようになっているが、指定席利用区間における各路線リンクの旅行時間に基づいて、指定席利用区間の旅行時間を表す指定席利用時間Trを算出することもできる。その場合、前記絞込処理手段は、各候補経路のうちの指定席利用時間Trが閾値Trthより長い候補経路、又は各候補経路のうちの指定席利用時間Trの長いものから数えて所定の数の候補経路を選択する。
【0091】
次に、前記絞込処理手段は、第2の絞込手法に従って列車による絞込みを行う。そのために、前記絞込処理手段は、指定席列車番号に基づいて、指定席路線において指定席を利用することができる列車、すなわち、指定席利用可能列車を算出し、各候補経路のうちの指定席利用可能列車の多い候補経路を選択する。なお、指定席列車に代えて、指定席を利用することができる地下鉄車両、バス、飛行機、船舶等による絞込みを行うこともできる。
【0092】
続いて、前記絞込処理手段は、第3の絞込手法に従って空席状況による絞込みを行う。そのために、前記絞込処理手段は、空席状況に基づいて、各候補経路のうちの各指定席路線及び各指定席列車に空席があるかどうかを判断し、各候補経路のうちの空席がある指定席列車が運行されている候補経路を選択する。なお、指定席列車に代えて、地下鉄車両、バス、飛行機、船舶等に空席があるかどうかを判断することもできる。
【0093】
このようにして、絞込処理が終了すると、前記CPU54の図示されない並替処理手段は、並替処理を行い、前記絞込処理において選択された候補経路を、所定の並替条件に基づいて並び替える。この場合、並替処理手段は、指定席利用区間長Lr、指定席利用時間Tr、指定席利用可能列車等を読み込み、指定席利用区間長Lrの長い順、指定席利用時間Trの長い順、指定席利用可能列車の多い順等で候補経路を並び替えることができる。
【0094】
また、各候補経路の各路線リンク長に基づいて各候補経路の全体の距離、すなわち、候補経路長σLを算出し、該候補経路長σLに対する前記指定席利用区間長Lrの比を表す指定席率γ1
γ1=Lr/σL
を算出し、前記指定席率γ1が大きい順に候補経路を並び替えることができる。
【0095】
さらに、各候補経路の各路線リンクの旅行時間に基づいて各候補経路の全体の旅行時間、すなわち、候補経路旅行時間σTを算出し、該候補経路旅行時間σTに対する前記指定席利用時間Trの比を表す指定席率γ2
γ2=Tr/σT
を算出し、前記指定席率γ2が大きい順に候補経路を並び替えることができる。
【0096】
また、各候補経路における各路線の各列車について、乗車してから下車するまでの指定席を利用することができる時間、すなわち、指定席利用時間を算出し、指定席利用時間の長い順に候補経路を並び替えることができる。
【0097】
なお、前記指定席率γ1、γ2が同じ候補経路が複数存在する場合は、各候補経路における各指定席路線のうちの最も距離が長い指定席路線を最大指定席路線として特定し、各候補経路ごとの最大指定席路線同士を比較して、距離が長い順に候補経路を並び替えることができる。また、各候補経路における各指定席路線のうちの最も旅行時間が長い指定席路線を最大指定席路線として特定することもできる。
【0098】
このようにして、候補経路が並び替えられると、CPU54の図示されない経路案内データ送信処理手段は、経路案内データ送信処理を行い、各候補経路を表す経路データ、音声出力部37によって候補経路を案内するための音声出力データ等を経路案内データとしてPDA14に送信する。
【0099】
続いて、PDA14において、経路案内データを受信すると、CPU31の図示されない表示処理手段は、表示処理を行い、表示部35に候補リスト表示画面を形成し、該候補リスト表示画面に、前記経路データに従って並び替えられた候補リストを表示する。また、CPU31の図示されない音声出力処理手段は、音声出力処理を行い、前記音声出力データに従って音声出力部37から候補リストを音声で出力する。なお、前記表示処理手段及び音声出力処理手段によって通知処理手段94が構成され、通知処理手段94は、通知処理を行い、操作者に候補リストを通知する。
【0100】
このように、候補経路に指定席路線がある場合、候補リスト表示画面に候補リストが表示されたり、音声出力部37から候補リストが音声で出力されたりするが、候補経路を構成する各路線に、少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれない場合、前記表示処理手段は、表示部35に候補リスト表示画面を形成し、該候補リスト表示画面にすべての候補リストを表示する。また、前記音声出力処理手段は、音声出力部37からすべての候補リストを音声で出力する。
【0101】
なお、前記経路データには、各候補経路を構成する交通機関データ、各候補経路の周辺の地図データ等が含まれる。また、前記音声出力データについては、情報センタ51からPDA14に送信することができるが、PDA14のデータ記録部16にあらかじめ音声出力データを記録しておくこともでき、その場合、経路案内データとして送信する必要はない。
【0102】
続いて、操作者が、入力部34を操作して表示されたリストの各候補経路、又は音声で出力された各候補経路のうちの所望の候補経路を選択すると、前記表示処理手段は、表示部35に選択経路表示画面を形成し、該選択経路表示画面に選択された候補経路を選択経路として表示する。したがって、操作者は、表示された選択経路に従って出発地から目的地まで移動することができる。
【0103】
なお、図6に示されるように、出発地の駅Psから目的地の駅Pgまで移動する際に、駅Psから駅Pe1までの指定席利用区間Rt1において指定席を利用し、駅Pe1から駅pe2までの区間Rt2において指定席を利用せず、駅Pe2において列車を乗り換え、駅Pe2から駅Pgまでの指定席利用区間Rt3において指定席を利用することができる。
【0104】
このように、本実施の形態においては、探索経路上において公共の交通機関を利用するに当たり、座席を確保することが可能になるので、出発地から目的地まで快適に移動することができる。
【0105】
また、指定席利用区間長Lrの長い候補経路、指定席利用時間Trの長い候補経路、指定席利用可能列車の多い候補経路、指定席率γ1、γ2が大きい候補経路を任意に選択することができるので、出発地から目的地まで一層快適に移動することができる。
【0106】
次に、図4のフローチャートについて説明する。
ステップS1 経路探索区間を設定する。
ステップS2 経路探索処理を行う。
ステップS3 指定席路線が含まれるかどうかを判断する。指定席路線が含まれる場合はステップS4に、含まれない場合はステップS6に進む。
ステップS4 絞込処理を行う。
ステップS5 経路を並び替える。
ステップS6 探索経路を表示し、処理を終了する。
【0107】
次に、図5のフローチャートについて説明する。
ステップS4−1 路線による絞込みを行う。
ステップS4−2 列車による絞込みを行う。
ステップS4−3 空席状況による絞込みを行い、リターンする。
【0108】
本実施の形態においては、サーバ53において、経路探索処理、絞込処理等が行われるようになっているが、PDA14において経路探索処理、絞込処理等を行うこともできる。その場合、CPU31の探索条件設定処理手段91によって探索条件が設定されると、CPU31の情報取得処理手段は、情報取得処理を行い、データ記録部16の探索データベースを参照して探索データを読み出し、経路を探索するために必要な情報を取得する。
【0109】
続いて、前記CPU31の経路探索処理手段92は、経路探索処理を行い、前記探索条件に従って、前記探索データに基づいて経路を探索し、候補経路を出力する。次に、前記CPU31の指定席路線判定処理手段93は、指定席路線判定処理を行い、候補経路を構成する各路線に、少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断し、少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合、CPU31の絞込処理手段は、絞込処理を行い、路線データ及び指定席データを読み出し、路線データ及び指定席データに基づいて、各絞込手法に従って前記候補経路を絞り込む。
【0110】
このようにして、絞込処理が終了すると、前記CPU31の並替処理手段は、並替処理を行い、前記絞込処理において選択された候補経路を、所定の並替条件に基づいて並び替える。続いて、CPU31の前記表示処理手段は、表示部35に候補リスト表示画面を形成し、該候補リスト表示画面に、前記経路データに従って、並び替えられた候補リストを表示する。また、CPU31の前記音声出力処理手段は、前記音声出力データに従って、音声出力部37から候補リストを音声で出力する。
【0111】
さらに、パソコン61において経路探索処理、絞込処理等を行うこともできる。
【0112】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0113】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路が操作者に通知されるので、探索経路上において公共の交通機関を利用するに当たり、座席を確保することが可能になるので、出発地から目的地まで快適に移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムの機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムのブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるPDAのブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムの動作を示すメインフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における絞込処理のサブルーチンを示す図である。
【図6】本発明の実施の形態における探索経路の例を示す図である。
【符号の説明】
14 PDA
17 ナビゲーション処理部
51 情報センタ
53 サーバ
54 CPU
61 パソコン
91 探索条件設定処理手段
92 経路探索処理手段
93 指定席路線判定処理手段
94 通知処理手段

Claims (6)

  1. 経路探索区間を探索条件として設定する探索条件設定処理手段と、設定された探索条件に基づいて経路を探索する経路探索処理手段と、探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断する指定席路線判定処理手段と、前記探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路を操作者に通知する通知処理手段とを有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 前記経路探索処理手段は、複数の探索経路を候補経路として出力する請求項1に記載のナビゲーションシステム。
  3. 一つ以上の指定席路線が含まれる候補経路を所定の絞込条件で絞り込む絞込処理手段を有する請求項1に記載のナビゲーションシステム。
  4. 絞り込まれた候補経路を所定の並替条件に基づいて並び替える請求項1に記載のナビゲーションシステム。
  5. 端末装置から送信された探索条件に基づいて経路を探索する経路探索処理手段と、探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断する指定席路線判定処理手段と、前記探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路を表す経路案内データを端末装置に送信する送信処理手段とを有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  6. コンピュータを、経路探索区間を探索条件として設定する探索条件設定処理手段、設定された探索条件に基づいて経路を探索する経路探索処理手段、探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれるかどうかを判断する指定席路線判定処理手段、及び前記探索経路に少なくとも一つ以上の指定席路線が含まれる場合に、指定席路線が含まれる探索経路を操作者に通知する通知処理手段として機能させることを特徴とする経路探索方法のプログラム。
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