JP2004206195A - 監視装置 - Google Patents

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JP2004206195A JP2002371406A JP2002371406A JP2004206195A JP 2004206195 A JP2004206195 A JP 2004206195A JP 2002371406 A JP2002371406 A JP 2002371406A JP 2002371406 A JP2002371406 A JP 2002371406A JP 2004206195 A JP2004206195 A JP 2004206195A
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民男 中村
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Abstract

【課題】WEBインターフェイスを備える制御装置をWEBブラウザを開かずに、また複数の制御装置を同時に、さらに画面構成の異なる制御装置を容易に監視できるようにする。
【解決手段】制御装置101からHTMLファイルを取得する通信部121と、取得したHTMLファイルの文字に監視用のラベル付けし、監視条件を設定可能なファイルを作成するHTMLカプセル化部125と、作成されたファイルの送信と監視条件を設定したファイルを受信するHTTPサーバ部122と、定期的にHTMLファイルを取得し、作成されたファイルを取得し、監視条件と比較し、アラームの有無を調べるアラーム管理部126と、アラーム発生時にはアラームメッセージを作成し、HTTPサーバ部に送信し、メールを送信するアラーム作成部123を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、WEBインターフェイスを備える制御装置を監視する監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
WEBインターフェイスを備える制御装置は、HTTP(HyperTextTransfer Protocol)などの技術により、汎用のWEBブラウザを用いて、制御装置の状態を確認し、監視することが可能である。
このような制御装置を図10に示し説明する。WEBインターフェイス部901はコントローラ部902に対してリクエストを送信し、コントローラ部902からレスポンスを受け取る。WEBブラウザ903は、URL(UniformResource Locators)を指定により、WEBインターフェイス部901を介してHTMLファイルを読み出し、制御装置101の監視や操作を行う(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2002−109037号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のWEBインターフェイスを備える制御装置を監視するにはWEBブラウザを開いて監視し続ける人が必要となったり、複数の制御装置を同時に監視したり、表示形式の異なる制御装置を同時に監視することは容易でない。
したがって、この発明の目的は、WEBインターフェイスを備える制御装置をWEBブラウザを開かずとも監視することができ、また、複数の制御装置を同時に監視でき、さらに画面構成の異なる制御装置を容易に監視することができる監視装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため請求項1記載の監視装置は、
WEBインターフェイスを備える制御装置(101)を監視する監視装置において、制御装置(101)からHTMLファイルを取得する通信部(121)と、取得したHTMLファイルの文字に監視用のラベル付けし、監視条件を設定可能なファイルを作成するHTMLカプセル化部(125)と、前記HTMLカプセル化部で作成されたファイルの送信と、監視用コンピュータからの監視条件を設定したファイルを受信するHTTPサーバ部(122)と、定期的に前記制御装置から前記通信部を介してHTMLファイルを取得し、前記HTMLカプセル化部により作成されたファイルを取得し、前記HTTPサーバ部で受信したファイルに基づく監視条件と比較し、アラームの有無を調べるアラーム管理部(126)と、前記アラーム管理部で発行するアラーム発生時には、アラームメッセージを作成し、前記HTTPサーバ部(122)に送信し、アラームメッセージに基づいたインターネットメールを通信部(121)を介して送信するアラーム作成部(123)を備えたことを特徴とするものである。
請求項1記載の監視装置によれば、
監視用コンピュータのWEBブラウザを開いて見つづける人を必要とせず、制御装置の画面構成によらない監視条件を設定できるので監視作業が軽減される。請求項2記載の監視装置は、制御装置(101)の監視状態の表示と、制御装置毎の監視の開始/停止、監視設定用の制御装置のURL入力を1ぺージのブラウザ画面(600)だけで行えることを特徴とするものである。
請求項2記載の監視装置によれば、
一画面のブラウザ画面だけで状態の把握、監視の開始/停止が行えるので監視作業が容易となり監視作業が軽減される。
請求項3記載の監視装置は、
前記ラベル付けした監視条件を設定可能なファイルを、制御装置から取得したHTMLのWEBブラウザ表示と同様に表示する監視設定用画面(700)を備え、監視設定画面上の文字をクリックすることにより監視条件設定を行えることを特徴とするものである。
請求項3記載の監視装置によれば、
制御装置のGUI表現を損なわずに監視設定ができ、監視設定作業時間が短縮される。
請求項4記載の監視装置は、
アラーム管理部(126)に複数の制御装置毎の監視条件を格納する監視条件テーブル(図9)を備えることを特徴とするものである。
請求項4記載の監視装置によれば、
複数の制御装置の監視ができる。また、異なるGUIをもつ制御装置でもあっても制御装置毎に監視条件を設定でき、容易に工場内ネットワークをマルチベンダー環境で構築できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態について図1に基づいて説明する。図1において、工場内ネットワーク100に制御装置101と監視用コンピュータ105と監視装置108が接続される。
制御装置101はWEBインターフェイス部を備える制御機器であり、たとえば図10のようにWEBインターフェイス部901はコントローラ部902に対してリクエストを送信し、コントローラ部902からレスポンスを受け取る。WEBブラウザ903は、URLを指定することにより、WEBインターフェイス部901を介してHTMLファイルを読み出し、制御装置101の監視や操作ができる。
監視用コンピュータ105はWEBブラウザを起動できるコンピュータであり、WEBブラウザを用いて制御装置101の監視や操作、監視装置108の設定を行う。
監視装置108は、制御装置101からHTMLファイルを取得する通信部121と、取得したHTMLファイルの文字に監視用のラベル付けし、監視条件を設定可能なファイルを作成するHTMLカプセル化部125と、前記HTMLカプセル化部で作成されたファイルの送信と、監視用コンピュータからの監視条件を設定したファイルを受信するHTTPサーバ部122と、定期的に前記制御装置から通信部を介してHTMLファイルを取得し、前記HTMLカプセル化部により作成されたファイルを取得し、前記HTTPサーバ部で受信したファイルに基づく監視条件と比較し、アラームの有無を調べるアラーム管理部126と、前記アラーム管理部で発行するアラーム発生時には、アラームメッセージを作成し、前記HTTPサーバ部122に送信し、アラームメッセージに基づいたインターネットメールを前記通信部121を介して送信するアラーム作成部123を備える。
図2は監視装置108の監視条件設定時の動作フローを示した図である。監視用コンピュータ105のWEBブラウザから監視装置108のURLにリクエストを送信する(S201)と通信部121を経てHTTPサーバ部122により監視対象である制御機器のURLの入力を促すレスポンスが送信される(S202)。監視対象の制御機器のURLを入力し、設定ボタンを押したかのチェックを行う(S203)。前記判断がNOの場合はS203のチェックを繰り返し、YESの場合には、監視装置108のHTTPサーバ部122は取得したURLをHTMLカプセル化部125に渡し、HTMLカプセル化部は入力されたURLの制御機器101に通信部を介してアクセスし、HTMLファイルを取得(S204)し、実際にHTMLファイルを取得できたかチェックを行う(S205)。HTMLファイルを取得できない場合は、エラー表示(S206)を行い、S202に戻る。取得したHTMLファイルはHTMLカプセル化部により、ラベルを付加したファイル(ラベリングファイル)、例えば図3に示すように、タグの括りに<ラベル1>....</ラベル1>を作成し、格納する(S207)。次に、WEBブラウザで実行可能なプログラム、たとえばJava(登録商標)などで予め作成したWEBプログラムを送信する(S208)。
前記WEBブラウザで実行可能なプログラムの動作は図4に示す動作フロー、すなわち、前記ラベルを付加したファイルを読み込み(S401)、監視条件を設定する画面を表示し(S402)、画面上をクリックすると(S403)監視条件を設定できるようなウインドウを表示し(S404)、設定ボタンを押されると(S405)、監視条件データをアラーム管理部126に送信する(S406)。
WEBブラウザから監視条件データが送信されたかのチェックを行い(S209)、送信されていなければ、S209のチェックを繰り返し、送信されていれば、監視条件テーブルに監視条件が格納され(S210)、S209に戻る。監視条件テーブルは図5に示すように監視対象のURL501,HTMLカプセル化部によるラベル番号502、通知先のメールアドレス503、監視範囲504を登録する。
図6は監視装置108の監視動作フローを示した図である。アラーム管理部126は、監視条件テーブルに登録されたURLがあるかのチェックを定期的に行う(S601)。登録されたURLがない場合はS601に戻り、登録されたURLがあると、HTMLカプセル化部により、登録されたURLの制御機器にアクセスし、HTMLファイルを取得する(S602)。次にHTMLファイルを取得できたかのチェックを行う(S603)。前記HTMLファイルの取得に失敗した場合はエラーを表示し(S604)、S601に戻る。HTMLファイルの取得に成功した場合は、ラベルを付加したファイル(ラベリングファイル)を作成する(S605)。前記作成したラベリングファイルと監視条件設定時に作成したラベリングファイルを比較し(S606)、違いがなければ、最初のステップ(S601)に戻り、違いがあれば、監視条件テーブルの条件を満たす項目があるかチェックする(S607)。前記条件を満たすものがなければ、最初のステップ(S601)に戻り、満たすものがあれば、該当する通知先にアラームメールを送信し(S608)、最初のステップS601に戻る。
この実施の形態によれば、監視用コンピュータのWEBブラウザを開いて見つづける人を必要とせず、制御装置の画面構成によらない監視条件を設定できる。図7は監視対象のURLを入力する監視設定画面の一例を示す図である。監視用コンピュータ105のWEBブラウザにより監視装置108のURLにアクセスすると監視対象設定画面600が表示される。前記監視設定画面は、監視対象のURL入力フォーム601にURLを入力し、設定ボタン602を押すことにより、監視条件の設定フェーズに移行し、削除ボタン603を押すことにより、監視設定を削除できる。また、監視対象になっているURL604、監視の状態606を一画面で把握できる。さらに監視の開始/停止ボタン605により簡単に監視の開始/停止ができる。
この実施の形態によれば、
一画面のブラウザ画面だけで状態の把握、監視の開始/停止が行えるので監視作業が容易となり監視作業が軽減される。
図8は監視条件設定画面の一例を示す図である。監視用コンピュータ105のWEBブラウザにより監視対象のURLを入力後に表示される画面700は、制御装置から取得したHTMLのWEBブラウザ表示と同様に表示し、ラベル付けを行っている文字列701をクリックすると監視条件設定ウインドウ710を表示する。前記監視条件設定ウインドウはクリックされた文字列の部位において異常と判断する範囲711と、異常の際の通知先メールアドレス712を入力する項目と、設定払ボタン713を備えている。
この実施の形態によれば、
制御装置のGUI表現を損なわずに監視設定ができ、監視設定作業時間が短縮される。
図9は監視装置108内の監視条件テーブルを複数の制御装置に対応できるよう、1行で1台の制御装置の監視条件を記述できるようにしたテーブルである。すなわち、URL、ラベル毎に範囲と通知先のメールアドレスのセットを1行として、テーブルを保持する。
この実施の形態によれば、
複数の制御装置の監視ができる。また、異なるGUIをもつ制御装置でもあっても制御装置毎に監視条件を設定でき、マルチベンダー環境で構築された工場内ネットワークにも対応できる。
【0007】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1記載の監視装置によれば、
監視用コンピュータのWEBブラウザを開いて見つづける人を必要とせず、制御装置の画面構成によらない監視条件を設定できるので監視作業が軽減される。
請求項2記載の監視装置によれば、
一画面のブラウザ画面だけで状態の把握、監視の開始/停止が行えるので監視作業が容易となり監視作業が軽減される。
請求項3記載の監視装置によれば、
制御装置のGUI表現を損なわずに監視設定ができ、監視設定作業時間が短縮される。
請求項4記載の監視装置によれば、
複数の制御装置の監視ができる。また、異なるGUIをもつ制御装置でもあっても制御装置毎に監視条件を設定でき、容易に工場内ネットワークをマルチベンダー環境で構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略を示す図
【図2】監視条件設定の動作フローを示す図
【図3】ラベルを付加したファイルの例を示す図
【図4】監視条件設定画面の動作フローを示す図
【図5】監視条件テーブルの例を示す図
【図6】監視動作フローを示す図
【図7】監視作業画面の例を示す図
【図8】監視条件設定を行う画面の例を示す図
【図9】複数の制御装置に対応できる監視条件テーブルの例を示す図
【図10】従来のWEBインターフェイスを備える制御装置を示す図
【符号の説明】
100 工場内ネットワーク
101 制御装置
105 監視用コンピュータ
108 監視装置
121 通信部
122 HTTPサーバ部
123 アラーム作成部
125 HTMLカプセル化部
126 アラーム管理部
301 ラベルを付加した例
501 URL
502 ラベル番号
503 メールアドレス
504 範囲
600 監視対象設定画面
601 監視対象URL入力フオーム
602 設定ボタン
603 削除ボタン
604 監視対象のURL
605 監視の開始/停止ボタン
606 監視の状態
700 監視装置監視条件設定画面
701 監視指定個所
710 監視指定個所の監視条件設定画面
711 監視条件範囲入力フオーム
712 メールアドレス入力フォーム
713 設定ボタン
901 WEBインターフェイス部
902 コントローラ部
903 WEBブラウザ

Claims (4)

  1. 工場内ネットワーク(100)にWEBインターフェイスを備える制御装置(101)と監視用コンピュータ(105)が接続された環境において、
    前記工場内ネットワークに接続され、
    制御装置(101)からHTMLファイルを取得する通信部(121)と、取得したHTMLファイルの文字に監視用のラベル付けし、監視条件を設定可能なファイルを作成するHTMLカプセル化部(125)と、前記HTMLカプセル化部で作成されたファイルの送信と、前記監視用コンピュータからの監視条件を設定したファイルを受信するHTTPサーバ部(122)と、定期的に前記制御装置から前記通信部を介してHTMLファイルを取得し、前記HTMLカプセル化部により作成されたファイルを取得し、前記HTTPサーバ部で受信したファイルに基づく監視条件と比較し、アラームの有無を調べるアラーム管理部(126)と、前記アラーム管理部で発行するアラーム発生時には、アラームメッセージを作成し、前記HTTPサーバ部(122)に送信し、アラームメッセージに基づいたインターネットメールを通信部(121)を介して送信するアラーム作成部(123)を備えたことを特徴とする監視装置。
  2. 制御装置(101)の監視状態の表示と、制御装置毎の監視の開始/停止、監視設定用の制御装置のURL入力を1ぺージのブラウザ画面(600)だけで行えることを特徴とした請求項1の監視装置。
  3. 前記ラベル付けした監視条件を設定可能なファイルを、制御装置から取得したHTMLのWEBブラウザ表示と同様に表示する監視設定用画面(700)を備え、
    監視設定画面上の文字をクリックすることにより監視条件設定を行えることを特徴とした請求項1の監視装置。
  4. アラーム管理部(126)に複数の制御装置毎の監視条件を格納する監視条件テーブル(図9)を備えることを特徴とする請求項1の監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018189646A (ja) * 2017-04-27 2018-11-29 バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッドBiosense Webster (Israel), Ltd. 渦電流検知に基づいた機械力センサ

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