JP2004205172A - 空調装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】暖房運転時は室内熱交換器2において、圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒と室内供給空気との熱交換で暖房する。室外熱交換器3が凍結している状態で暖房運転した場合、室内熱交換器2から室外熱交換器3に導入される冷媒の余剰熱で凍結を解除することができる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はヒートポンプサイクル方式の空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のヒートポンプサイクル方式の空調装置としては、圧縮機で圧縮,昇温された冷媒と、ヒータコアに導入される水との間で熱交換させて室内暖房を行わせるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−98430号公報(第2頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の空調装置では、圧縮機、水−冷媒熱交換器、蒸発器、室外熱交換器を通る1系統サイクルであるため、暖房運転時に室外熱交換器が凍結した場合、成績係数が悪化してしまうため圧縮機を停止する必要があって極端に暖房性能が悪化してしまう。
【0005】
そこで、本発明は暖房運転時に室外熱交換器が凍結することがなく、また、室外熱交換器が凍結している状態で暖房運転した場合は、該室外熱交換器の凍結を速やかに解除して暖房性能を向上することができるヒートポンプ方式の空調装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の空調装置にあっては、圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒の循環経路を切換える第1切換弁と、第1切換弁を介して導入された冷媒と外気との間で熱交換させる室外熱交換器と、室外熱交換器で熱交換された冷媒を減圧する第1膨張弁と、第1膨張弁で減圧された冷媒を膨張させる蒸発器と、を冷媒が循環して冷房運転する第1循環経路と、
前記圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒の循環経路を切換える第2切換弁と、前記蒸発器の後部に配設され、前記第2切換弁を介して導入された冷媒と室内供給空気との間で熱交換させる室内熱交換器と、室内熱交換器から流出した冷媒の循環経路を切換える第3切換弁と、第3切換弁から流出した冷媒を減圧する第2膨張弁と、第2膨張弁で減圧された冷媒を導入する前記室外熱交換器と、室外熱交換器から流出した冷媒を圧縮機の吸入側に導入させる前記第1切換弁と、を冷媒が循環して暖房運転する第2循環経路と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
【発明の効果】
本発明の空調装置によれば、暖房運転は第2循環経路に切換えることにより、室内熱交換器において圧縮機で圧縮,昇温された冷媒と室内供給空気との熱交換により、該室内供給空気を昇温して暖房する。
【0008】
暖房運転始動時に室外熱交換器が凍結していた場合でも、室内熱交換器を流出して室外熱交換器に導入される冷媒の余剰熱によって該室外熱交換器の凍結を解除できることは勿論、同様の理由により暖房運転中に室外熱交換器が凍結することはなく、従って、室外熱交換器の凍結を解除する目的で一時的に圧縮機を停止する必要がなく、暖房性能を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
【0010】
図1は本発明空調装置の第1実施形態を示すサイクル系統図、図2は水−冷媒熱交換器で昇温される水の循環経路を示す系統図、図3は冷房運転時のサイクル系統図、図4は暖房運転時のサイクル系統図、図5は除湿暖房運転の第1形態を示すサイクル系統図、図6は除湿暖房運転の第2形態を示すサイクル系統図、図7は水加温運転時のサイクル系統図である。
【0011】
図1に示す空調装置は冷媒としてCO2ガスを用いており、1は冷媒を圧縮する圧縮機、2は圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒と室内供給空気との間で熱交換させる室内熱交換器、3は室内熱交換器2から流出した冷媒を導入して外気との間で熱交換させる室外熱交換器、4は室外熱交換器3で熱交換された冷媒を減圧する第1膨張弁、5は室内熱交換器2の前部に配設され、前記第1膨張弁4で減圧された冷媒を膨張させる蒸発器を示している。
【0012】
圧縮機1の吐出口1aと室内熱交換器2の入口2aとを配管20aで接続し、該室内熱交換器2の出口2bと第1切換弁としての3方弁6のポート6aとを配管20bで接続し、該3方弁6のポート6bと室外熱交換器3の入口3aとを配管20cで接続している。
【0013】
室外熱交換器3の出口3bと前記第1膨張弁4および蒸発器5の入口5aとを配管20dで接続してあり、そして、蒸発器5の出口5bと圧縮機1の吸入口1bとを配管20eで接続し、該配管20eに気液分離を行うアキュームレータ7を介装してある。
【0014】
本実施形態では前記室内熱交換器2をバイパスして配管20aと20bに跨るバイパス通路20fを設け、このバイパス通路20fに後述する水−冷媒熱交換器8を設けてある。
【0015】
配管20aとバイパス通路20fとの分岐部には第2切換弁としての3方弁9を設けてあり、ポート9aと9bを配管20aに接続し、ポート9cをバイパス通路20fに接続している。
【0016】
配管20bにおけるバイパス通路20fとの分岐部と3方弁6のポート6bとの間と、配管20dにおける室外熱交換器3の出口3bと第1膨張弁4との間とを配管30aで接続し、この配管30aに第3切換弁としての開閉弁10を配設してあり、配管20dにおける配管30aとの分岐部と室外熱交換器3の出口3bとの間に、冷媒の室外熱交換器3側への逆流を阻止する第1逆止弁12を介装してある。
【0017】
配管20dにはこの第1逆止弁12、および前記配管30aとの分岐部をバイパスして配管30bを接続してあり、この配管30bに第2膨張弁11と、冷媒の室外熱交換器3側への逆流を阻止する第2逆止弁13とを介装してある。
【0018】
3方弁6のポート6cと、前記配管20eにおける蒸発器出口4bとアキュームレータ7との間を配管30cで接続してあり、この配管30cに冷媒の3方弁6側への逆流を阻止する第3逆止弁14を介装してある。
【0019】
そして、前記3方弁6を、ポート6aと6bとを連通する第1切換位置に切換えると共に、3方弁9を、ポート9aと9cを連通する第1切換位置に切換え、更に、開閉弁10を閉じる一方、第1膨張弁4を開き、第2膨張弁11を閉じることにより、図3に示すように圧縮機1−3方弁9−水−冷媒熱交換器8−3方弁6−室外熱交換器3−第1膨張弁4−蒸発器5−アキュームレータ7、をこの順に冷媒が循環する第1循環経路L1と、
3方弁6をポート6bと6cとを連通する第2切換位置に切換えると共に、3方弁9をポート9aと9bとを連通する第2切換位置に切換え、更に、開閉弁10を開く一方、第1膨張弁4を閉じ、第2膨張弁11を開くことにより、図4に示すように圧縮機1−3方弁9−室内熱交換器2−開閉弁10−第2膨張弁11−室外熱交換器3−3方弁6−アキュームレータ7、をこの順に冷媒が循環する第2循環経路L2と、
3方弁6を閉じ、3方弁9をポート9aと9bとを連通する第2切換位置に切換えると共に、開閉弁10を開く一方、第1膨張弁4を開き、第2膨張弁11を閉じることにより、図5に示すように圧縮機1−3方弁9−室内熱交換器2−開閉弁10−第1膨張弁4−蒸発器5−アキュームレータ7,をこの順に冷媒が循環する第3循環経路L3と、
3方弁6をポート6aと6bとを連通する第1切換位置に切換えると共に、3方弁9をポート9aと9bとを連通する第2切換位置に切換え、更に、開閉弁10を閉じる一方、第1膨張弁4を開き、第2膨張弁11を閉じることにより、図6に示すように圧縮機1−3方弁9−室内熱交換器2−3方弁6−室外熱交換器3−第1膨張弁4−蒸発器5−アキュームレータ7、をこの順に冷媒が循環する第4循環経路L4と、
3方弁6をポート6bと6cとを連通する第2切換位置に切換えると共に、3方弁9をポート9aと9cとを連通する第1切換位置に切換え、更に、開閉弁10を開く一方、第1膨張弁4を閉じ、第2膨張弁11を開くことにより、図7に示すように圧縮機1−3方弁9−水−冷媒熱交換器8−開閉弁10−第2膨張弁11−室外熱交換器3−3方弁6−アキュームレータ7、をこの順に冷媒が循環する第5循環経路L5と、
を設定し得るようにしてある。
【0020】
一方、前記水−冷媒熱交換器8は、圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒と、エンジンブロック又はFCスタック(図2ではFCスタック51の場合を示している)に導入される水との間で熱交換させるもので、この水−冷媒熱交換器8は、例えば水配管50と前記バイパス通路20fとを部分的に2重管にして構成することができる。
【0021】
図2に示す水の循環経路において、52はFCスタック51の始動時に水を加温するヒータ、54はインバータ等の要冷却機器、53はポンプを示しており、ポンプ53−FCスタック51−ヒータ52−水−冷媒熱交換器8−要冷却機器54、の順に水が循環するようになっている。
【0022】
また、本実施形態では前記配管30a,30bの各分岐部間における配管20dと、アキュームレータ7と圧縮機1との間における配管20eとに跨って、第1膨張弁4に導入される高圧冷媒と、蒸発器5から流出した低圧冷媒との間で熱交換させる冷媒熱交換器15を配設してある。
【0023】
この冷媒熱交換器15は、例えば配管20dと20eとを部分的に2重管にして構成することができる。
【0024】
次に以上の構成よりなる第1実施形態の空調装置の作用について説明する。
【0025】
<冷房運転>
3方弁6,3方弁9を何れも第1切換位置に切換えると共に、開閉弁10を閉じて、図3の実線で示すように冷媒流れラインを第1循環経路L1に設定する。図3〜図7中破線は冷媒停止ラインを示す。
【0026】
これにより、圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒は、3方弁9、水−冷媒熱交換器8を通過し、3方弁6を経由して室外熱交換器3に導入されて、ここで冷媒と外気との間で熱交換される。
【0027】
室外熱交換器3で冷却された高圧冷媒は、冷媒熱交換器15を通過して第1膨張弁4に至って該第1膨張弁4で減圧され、蒸発器5に導入されて膨張して、ここで蒸発器5を通過する室内供給空気と熱交換されて室内を冷房する。
【0028】
この冷房運転時には、冷媒熱交換器15において、第1膨張弁4に導入される高圧冷媒と、蒸発器5から流出した低圧冷媒との間で熱交換を行わせるため、成績効率を向上することができる。
【0029】
また、冷房運転時には、室内熱交換器2への冷媒流通が遮断されて、ここでの室内供給空気との熱交換は行われないため、ユニットケース内の分配ドア16は、任意の調整開度に保たれる。
【0030】
<暖房運転>
3方弁6,3方弁9を何れも第2切換位置に切換えると共に、開閉弁10を開いて、図4の実線で示すように冷媒流れラインを第2循環経路L2に設定する。
【0031】
この暖房運転時には前記分配ドア16の開度調整が行われる。
【0032】
これにより、圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒は、3方弁9を通過して室内熱交換器2に導入され、ここで室内供給空気と熱交換されて、加温された室内供給空気で室内を暖房し、圧縮機1で昇温された冷媒の熱が室内暖房用に回収される。
【0033】
室内熱交換器2から流出した冷媒は開閉弁10,冷媒熱交換器15を通過し、第2膨張弁11に至って該第2膨張弁11で減圧され、室外熱交換器3に導入されて膨張し、ここで外気と熱交換された後、3方弁6,第3逆止弁14を通ってアキュームレータ7,冷媒熱交換器15の順に導かれて再び圧縮機1で圧縮される。
【0034】
<除湿暖房運転1>
3方弁6を閉じて、3方弁9を第2切換位置に切換えると共に、開閉弁10を開いて、図5に示すように冷媒流れラインを第3循環経路L3に設定する。
【0035】
これにより、圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒は3方弁9を通過して室内熱交換器2に導入され、ここで室内供給空気と熱交換されて、冷媒の熱を室内暖房用に効率的に回収できる一方、室内熱交換器2から流出した冷媒は開閉弁10,冷媒熱交換器15,第1膨張弁4を経由し、蒸発器5に導入されて膨張して該蒸発器5に除湿機能が得られ、室内供給空気を室内熱交換器2に導入される前に除湿して、室内の窓曇り防止を行う。
【0036】
従って、室内の窓雲り防止のため室内供給空気として比較的冷たい外気を吸気したり、一時的に冷房運転したりする必要がなく、比較的暖かい室内空気を室内供給空気として取り込むことができるため、成績係数を向上することができる。
【0037】
ここで、暖房運転始動時に室外熱交換器3が霜や着氷によって凍結していた場合、該室外熱交換器3の除霜、凍結解除を行う必要がある。
【0038】
外気温度が0℃以上の状態で室外熱交換器2が霜や着氷によって凍結している場合に、この除湿暖房運転の1を実行すれば、室外熱交換器3の凍結を0℃以上の外気によって解除して、成績係数の悪化を回避することができる。
【0039】
<除湿暖房運転2>
3方弁6を第1切換位置に切換えると共に、3方弁9を第2切換位置に切換え、かつ、開閉弁10を閉じて、図6に示すように冷媒流れラインを第4循環経路L4に設定する。
【0040】
これにより、圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒は3方弁9を通過して室内熱交換器2に導入され、ここで室内供給空気と熱交換されて、冷媒の熱を室内暖房用に効率的に回収できる一方、室内熱交換器2から流出した冷媒は3方弁6,室外熱交換器3,冷媒熱交換器15,第1膨張弁4を経由し、蒸発器5に導入されて膨張して該蒸発器5に除湿機能が得られ、室内供給空気を室内熱交換器2に導入される前に除湿して、室内の窓曇り防止を行う。
【0041】
この除湿暖房運転の1を、外気温度が0℃以下の状態で室外熱交換器3が凍結している場合に行うことにより、前述のように室内熱交換器2から流出して室外熱交換器3に導入される冷媒の余剰熱で、該室外熱交換器3の凍結を解除することができる。
【0042】
従って、これら除湿暖房運転1,除湿暖房運転2の何れにあっても、室外熱交換器3の凍結を速やかに解除し、かつ、成績係数の悪化を伴うことなく暖房運転に移行することができる。
【0043】
<水加温運転>
3方弁6を第2切換位置に切換えると共に、3方弁9を第1切換位置に切換え、かつ、開閉弁10を開いて、図7に示すように冷媒流れラインを第5循環経路L5に設定する。
【0044】
これにより、圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒は3方弁9,水−冷媒熱交換器8,開閉弁10,冷媒熱交換器15,第2膨張弁11,室外熱交換器3,3方弁6,逆止弁14,アキュームレータ7,冷媒熱交換器15、をこの順に循環して再び圧縮機1で圧縮される。
【0045】
この圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒は、前記水−冷媒熱交換器8でFCスタック51に導入される水と熱交換され、該水の加温促進用に回収される。
【0046】
従って、FCスタック51への導入水の加温促進によって、該FCスタック51の暖機促進を行えて燃料電池発電システムの始動性を向上することができる。
【0047】
図8は本発明の第2実施形態を示すもので、本実施形態にあっては前記第1実施形態におけるFCスタック用導入水の循環ラインにおいて、ポンプ53とFCスタック51との間の水配管50に、水−冷媒熱交換器8で昇温された温水が導入されるヒータコア55を介装し、このヒータコア55をユニットケース内の室内熱交換器2の後部に配設してある。
【0048】
従って、この第2実施形態によれば、冷媒の熱を室内熱交換器2とヒータコア55とによって室内暖房用として効率的に回収することができる。
【0049】
図9は本発明の第3実施形態を示すもので、本実施形態にあっては、前記第1実施形態におけるバイパス通路20f,水−冷媒熱交換器8および3方弁9を除いて、圧縮機1−室内熱交換器2−第1切換弁としての3方弁6−室外熱交換器3−逆止弁12−冷媒熱交換器15−第1膨張弁4−蒸発器5−アキュームレータ7−冷媒熱交換器15、の順に冷媒が循環して冷房運転する第1循環経路L1a(図9の実線ライン)と、
圧縮機1−室内熱交換器2−第2切換弁としての開閉弁10A−冷媒熱交換器15−第2膨張弁11−第2逆止弁13−室外熱交換器3−3方弁6−第3逆止弁14−アキュームレータ7−冷媒熱交換器15、の順に冷媒が循環して暖房運転する第2循環経路L2a、を設定してある。
【0050】
従って、この第3実施形態にあっても、暖房運転時は、前記第2循環経路L2aを設定することによって、圧縮機1で圧縮,昇温された冷媒の熱を、室内熱交換器2で室内供給空気と熱交換して室内暖房用に効率的に回収できると共に、この室内熱交換器2から流出して室外熱交換器3に導入される冷媒の余剰熱により、該室外熱交換器3の凍結回避又は凍結解除を行うことができる。
【0051】
また、本実施形態では図10に示すようにFCスタック51の水循環経路にヒータコア55を設け、このヒータコア55を図9に鎖線で示すようにユニットケース内に室内熱交換器2の後部に併設して、FCスタック51の発生熱を該ヒータコア55により室内暖房用に回収して、暖房性能を向上することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すサイクル系統図。
【図2】本発明の第1実施形態における水循環経路を示す系統図。
【図3】本発明の第1実施形態における冷房運転時のサイクル系統図。
【図4】本発明の第1実施形態における暖房運転時のサイクル系統図。
【図5】本発明の第1実施形態における除湿暖房運転の第1形態を示すサイクル系統図。
【図6】本発明の第1実施形態における除湿暖房運転の第2形態を示すサイクル系統図。
【図7】本発明の第1実施形態における水加温運転時のサイクル系統図。
【図8】本発明の第2実施形態における水循環経路を示す系統図。
【図9】本発明の第3実施形態を示すサイクル系統図。
【図10】本発明の第3実施形態における水循環経路を示す系統図。
【符号の説明】
1…圧縮機
2…室内熱交換器
3…室外熱交換器
4…第1膨張弁
5…蒸発器
6…3方弁(第1切換弁)
7…アキュームレータ
8…水−冷媒熱交換器
9…3方弁(第2切換弁)
10…開閉弁(第3切換弁)
10A…開閉弁(第2切換弁)
11…第2膨張弁
15…冷媒熱交換器
51…FCスタック
55…ヒータコア
L1,L1a…第1循環経路
L2,L2a…第2循環経路
L3…第3循環経路
L4…第4循環経路
L5…第5循環経路
Claims (7)
- 圧縮機(1)と、圧縮機(1)から吐出された冷媒の循環経路を切換える第1切換弁(6)と、第1切換弁(6)を介して導入された冷媒と外気との間で熱交換させる室外熱交換器(3)と、室外熱交換器(3)で熱交換された冷媒を減圧する第1膨張弁(4)と、第1膨張弁(4)で減圧された冷媒を膨張させる蒸発器(5)と、を冷媒が循環して冷房運転する第1循環経路(L1)と、
前記圧縮機(1)と、圧縮機(1)から吐出された冷媒の循環経路を切換える第2切換弁(9)と、前記蒸発器(5)の後部に配設され、前記第2切換弁(9)を介して導入された冷媒と室内供給空気との間で熱交換させる室内熱交換器(2)と、室内熱交換器(2)から流出した冷媒の循環経路を切換える第3切換弁(10)と、第3切換弁(10)から流出した冷媒を減圧する第2膨張弁(11)と、第2膨張弁(11)で減圧された冷媒を導入する前記室外熱交換器(3)と、室外熱交換器(3)から流出した冷媒を圧縮機(1)の吸入側に導入させる前記第1切換弁(6)と、を冷媒が循環して暖房運転する第2循環経路(L2)と、
を備えたことを特徴とする空調装置。 - 請求項1に記載の空調装置において、第3切換弁(10)から流出した冷媒を、第2膨張弁(11),室外熱交換器(3),第1切換弁(6)を通さずに、第1膨張弁(4)を経由して蒸発器(5)に導入して暖房運転する第3循環経路(L3)を設定したことを特徴とする空調装置。
- 請求項1または2に記載の空調装置において、室内熱交換器(2)から流出した冷媒を、第1切換弁(6),室外熱交換器(3),第1膨張弁(4)を経由して蒸発器(5)に循環して暖房運転する第4循環経路(L4)を設定したことを特徴とする空調装置。
- 請求項1〜3の何れか1つに記載の空調装置において、第1循環経路(L1)又は第2循環経路(L2)の一方に、前記圧縮機(1)で圧縮,昇温された冷媒と、エンジンブロック又はFCスタックに導入される水との間で熱交換させる水−冷媒熱交換器(8)を配設する一方、水−冷媒熱交換器(8)から流出した冷媒を室内熱交換器(2)を通さずに、前記第3切換弁(10)と、第2膨張弁(11)と、室外熱交換器(3)と、第1切換弁(6)とを経由して圧縮機(1)に循環させる第5循環経路(L5)を設定したことを特徴とする空調装置。
- 請求項4に記載の空調装置において、蒸発器(5)の後部に、水−冷媒熱交換器(8)で昇温された温水が導入されて、該温水と室内供給空気との間で熱交換させるヒータコア(55)を配設したことを特徴とする空調装置。
- 圧縮機(1)と、圧縮機(1)から吐出された冷媒を導入して、該冷媒と室内供給空気との間で熱交換させる室内熱交換器(2)と、室内熱交換器(2)から流出した冷媒の循環経路を切換える第1切換弁(6)と、第1切換弁(6)を介して導入された冷媒と外気との間で熱交換させる室外熱交換器(3)と、室外熱交換器(3)で熱交換された冷媒を減圧する第1膨張弁(4)と、室内熱交換器(2)の前部に配設された蒸発器(5)と、を冷媒が循環して冷房運転する第1循環経路(L1a)と、
前記圧縮機(1)と、室内熱交換器(2)と、室内熱交換器(2)から流出した冷媒の循環経路を切換える第2切換弁(10A)と、該第2切換弁(10A)から流出した冷媒を減圧する第2膨張弁(11)と、第2膨張弁(11)で減圧された冷媒を導入する前記室内熱交換器(3)と、室外熱交換器(3)から流出した冷媒を圧縮機(1)の吸入側に導入させる前記第1切換弁(6)と、を冷媒が循環して暖房運転する第2循環経路(L2a)と、
を備えたことを特徴とする空調装置。 - 請求項6に記載の空調装置において、室内熱交換器(2)の後部に温水が導入されるヒータコア(55)を配設したことを特徴とする空調装置。
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