JP2004204859A - Damping force adjusting device for hydraulic shock absorber - Google Patents
Damping force adjusting device for hydraulic shock absorber Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004204859A JP2004204859A JP2002370967A JP2002370967A JP2004204859A JP 2004204859 A JP2004204859 A JP 2004204859A JP 2002370967 A JP2002370967 A JP 2002370967A JP 2002370967 A JP2002370967 A JP 2002370967A JP 2004204859 A JP2004204859 A JP 2004204859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjuster
- adjuster knob
- damping force
- shock absorber
- knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧緩衝器の減衰力調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧緩衝器の減衰力調整装置として、特許文献1に記載の如く、アジャスタ装置により減衰力を調整可能にするものがある。特許文献1のアジャスタ装置は、緩衝器に固定した取付部材にキャップを設け、このキャップに設けた貫通孔にアジャスタノブを回転可能に支持し、アジャスタノブに係合して回動するカムを備え、カムを調整ロッドの基端部に当接して該調整ロッドの先端ニードル部が緩衝器内のバイパス流路の開口面積を調整可能にする。また、アジャスタノブに装填した弾発ボールが順に係合する複数のピン挿入孔をキャップに設け、アジャスタノブをクリック音の発生を伴なう節度感とともにいずれかの回転操作位置に設定可能にする。
【0003】
【特許文献1】
特開平9-14325([0024]〜[0031]、図8)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の油圧緩衝器の減衰力調整装置では、キャップやカムを設ける必要があり、構造が複雑になり、部品点数も多い。
【0005】
本発明の課題は、油圧緩衝器の減衰力調整装置において、緩衝器内のバイパス流路の開口面積を調整可能にする調整ロッドを簡素な構成により進退操作可能にし、かつ節度感をもった操作感で減衰力を段階的に調整することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、アジャスタ装置により減衰力を調整可能にする油圧緩衝器の減衰力調整装置において、アジャスタ装置が、取付部材に設けた貫通孔にアジャスタノブを回転可能に支持し、アジャスタノブの外周の一部に設けてある雄ねじ部を貫通孔の一部に設けてある雌ねじ部に螺合し、アジャスタノブの先端部に形成した錐状部を調整ロッドの基端部に当接し、アジャスタノブの外周の他の一部の周方向複数位置に設けた係合部に、取付部材の側に装填した弾発ボールを該アジャスタノブの回転とともに順に係合可能にするようにしたものである。
【0007】
請求項2の発明は、倒立式単筒型緩衝器内に挿入した中空ロッドに支持したピストンにより緩衝器内に油室を区画し、中空ロッドにピストンの両側の油室を連通可能にするバイパス流路を形成し、中空ロッド内に調整ロッドを軸方向に進退自在に設け、該調整ロッドの先端部でバイパス流路の開口面積を調整可能にし、中空ロッドの外端部に固定した取付部材に設置され、調整ロッドの基端部に当接し、該調整ロッドを軸方向に進退させるアジャスタ装置を有し、このアジャスタ装置によりバイパス流路の開口面積を調整可能にする油圧緩衝器の減衰力調整装置において、アジャスタ装置が、取付部材に設けた貫通孔にアジャスタノブを回転可能に支持し、アジャスタノブの外周の一部に設けてある雄ねじ部を貫通孔の一部に設けてある雌ねじ部に螺合し、アジャスタノブの先端部に形成した錐状部を調整ロッドの基端部に当接し、アジャスタノブの外周の他の一部の周方向複数位置に設けた係合部に、取付部材の側に装填した弾発ボールを該アジャスタノブの回転とともに順に係合可能にするようにしたものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記アジャスタノブの外周に設ける各係合部が、アジャスタノブの軸方向に延在されてなるようにしたものである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において更に、前記アジャスタノブの各係合部が設けられた外周を、取付部材の貫通孔に回転可能に支持するようにしたものである。
【0010】
【作用】
▲1▼アジャスタ装置は、アジャスタノブと弾発ボールを用いた簡素な構成により、節度感をもった操作感で減衰力を段階的に調整できる。
▲2▼倒立式単筒型緩衝器で上述▲1▼を実現できる。
【0011】
▲3▼アジャスタノブの外周に設ける、弾発ボールのための係合部がアジャスタノブの軸方向に延在されるから、アジャスタノブが回転操作によって軸方向に移動しても常に、その係合部に弾発ボールを係合可能にする。
【0012】
▲4▼アジャスタノブの各係合部が設けられた外周を、取付部材の貫通孔に回転可能に支持した。従って、アジャスタノブの軸方向で、各係合部を設ける位置とは別個に回転のための被支持部を設ける必要がなく、アジャスタノブを短尺、軽量にしながらスムースに回転操作できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は油圧緩衝器を示す模式図、図2は減衰力調整装置を示す模式図、図3はアジャスタノブを示す模式図、図4は図3の端面図、図5はアジャスタノブの他の例を示す模式図、図6は図5の端面図である。
【0014】
油圧緩衝器10は、図1に示す如く、倒立式単筒型であり、シリンダ11を上部に配置し、ピストンロッド12(中空ロッド)を下部に配置し、シリンダ11に挿入したピストンロッド12の挿入端部に固定したピストン13により、シリンダ11内にピストン側油室S1とロッド側油室S2を区画している。
【0015】
シリンダ11は、車体側取付部材(不図示)を備え、ピストンロッド12に車輪側取付部材14を備える。シリンダ11の外周部とピストンロッド12の外周部の間には不図示の懸架スプリングを介装し、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
【0016】
シリンダ11はピストンロッド12が貫通するロッドガイド15を備える。ロッドガイド15はオイルシール、ダストシール等を備える。尚、シリンダ11はロッドガイド15の外側に圧側バンパ16を備え、ピストンロッド12の側にバンパストッパ17を備え、圧側バンパ16とバンパストッパ17の衝合により最圧縮ストロークを規制する。また、シリンダ11は、ピストン13の側のバルブストッパ30Aとロッドガイド15との衝合により最伸長ストロークを規制する。ピストンロッド12の側の車輪側取付部材14には、シリンダ11の外周にまで延びる保護筒18が取着されている。
【0017】
シリンダ11の油室S1の側にはフリーピストン21が装填され、フリーピストン21はシリンダ11の内周を液密に摺動自在にされ、油室S1をガス室S3に対して区画する。ガス室S3はプラグ22で閉止されるガス供給孔からガスを充填される。
【0018】
油圧緩衝器10はピストンバルブ装置30を有する。ピストンバルブ装置30の発生する減衰力により、懸架スプリングによる衝撃力の吸収に伴う油圧緩衝器10(シリンダ11とピストンロッド12)の伸縮振動を抑制する。
【0019】
ピストンバルブ装置30は、ピストン13をシリンダ11に液密に摺接可能にし、油室S1と油室S2を連通する圧側流路31(不図示)と伸側流路32をピストン13に形成し、圧側流路31(不図示)に圧側ディスクバルブ31A、伸側流路32に伸側ディスクバルブ32Aを設ける。油圧緩衝器10の圧縮時に圧側ディスクバルブ31Aの撓み変形に基づく圧側減衰力を発生し、油圧緩衝器10の伸長時に伸側ディスクバルブ32Aの撓み変形に基づく伸側減衰力を発生する。
【0020】
ピストンバルブ装置30は、減衰力調整装置40を有する。減衰力調整装置40は、ピストンロッド12の中空部に、ピストン13の両側の油室S1、S2を連通可能にするバイパス流路41を形成する。ピストンロッド12の中空部に調整ロッド42を軸方向進退自在に、かつOリング43を介して液密に挿入し、調整ロッド42に先端ニードル部42Aでバイパス流路41の開口面積を調整可能にする。
【0021】
ピストンバルブ装置30は、ピストンロッド12の外端部に固定してある前述の取付部材14にアジャスタ装置50を設置してある。アジャスタ装置50は、ピストンロッド12の中空部から突出している調整ロッド42の基端部42Bに当接し、調整ロッド42を軸方向に進退させ、バイパス流路41の開口面積を先端ニードル部42Aによって調整する。尚、調整ロッド42はシリンダ11の内部の油圧により軸方向加圧力を得て、アジャスタ装置50の後述するアジャスタノブ52に当接する。
【0022】
アジャスタ装置50は、図2に示す如く、取付部材14に設けた貫通孔51(ピストンロッド12の中空部に交差する孔)にアジャスタノブ52(図3、図4)の外周の基端側の一部に設けてある被支持部53を回転可能に支持し、アジャスタノブ52の外周の先端側の一部に設けてある雄ねじ部52Aを貫通孔51の一部に設けてある雌ねじ部51Aに螺合し、アジャスタノブ52の先端部に形成した錐状部54を調整ロッド42の基端部42Bに当接している。本実施形態において、錘状部54はアジャスタノブ52の中心軸まわりで円錐面をなすが、中心軸を含む横断面の輪郭線を直線状にするものに限らず、双曲線状等の曲線状にするものでも良い。
【0023】
アジャスタ装置50は、アジャスタノブ52の貫通孔51から外方に突出している端部にダイヤル55を備え、これを止ねじ56で固定している。アジャスタノブ52の外周の被支持部53に対する外方側の隣接部にはOリング57が装填され、アジャスタノブ52はOリング57を介して貫通孔51に液密に摺動する。取付部材14における貫通孔51の開口部の内周にはスプリングピン58が突設されている。これにより、アジャスタ装置50はダイヤル55に加える回転操作により、雄ねじ部52Aを貫通孔51の雌ねじ部51Aに螺動し、ストッパ58に規制される基準位置から螺旋移動して前進し、錘状部54を調整ロッド42の基端部42Bに押当て、調整ロッド42を軸方向に進退させる。
【0024】
アジャスタ装置50は、アジャスタノブ52の外周の一部、本実施形態では被支持部53が設けられる部分の周方向複数位置に設けた係合部59に、取付部材14の側に装填した弾発ボール60を該アジャスタノブ52の回転とともに順に係合可能にしている。アジャスタ装置50は、アジャスタノブ52の被支持部53が設けられる部分を円柱状とし、その円柱状外周面を貫通孔51に嵌合する被支持部53とし、その円柱状外周面の周方向複数位置に刻設した溝を係合部59とする。アジャスタノブ52において、被支持部53及び係合部59はアジャスタノブ52の軸方向に延在され、その軸方向の長さ範囲は、アジャスタノブ52の雄ねじ部52Aが貫通孔51の雌ねじ部51Aに螺動する軸方向の最大移動長以上に渡る。
【0025】
弾発ボール60は、取付部材14に設けられた貫通孔51に交差する孔61に装填され、セットスプリング62、中間ボール63を介して、孔61に圧入されたスプリングピン64により背面支持され、アジャスタノブ52の円柱状外周面に転接するとともに、その周方向複数位置に設けられた係合部59の溝内に落ち込んで係合する。
【0026】
尚、アジャスタ装置50は、アジャスタノブ52の各係合部59が設けられた外周を、取付部材14の貫通孔51に回転可能に支持する被支持部53とするものである。
【0027】
アジャスタ装置50にあっては、アジャスタノブ52を右回転させて前進させると、アジャスタノブ52の錘状部54が調整ロッド42の基端部42Bを押動し、調整ロッド42の先端ニードル部42Aがバイパス流路41の開口面積を絞り、減衰力を上げる。逆に、アジャスタノブ52を左回転させて後退させると、アジャスタノブ52の錘状部54が調整ロッド42の基端部42Bを下動させ、調整ロッド42の先端ニードル部42Aがバイパス流路41の開口面積を増し、減衰力を下げる。
【0028】
アジャスタ装置50にあっては、アジャスタノブ52の上述の回転操作の過程で、弾発ボール60がセットスプリング62に弾発された状態でアジャスタノブ52の複数の係合部59のそれぞれに順に押し込んでクリック音の発生を伴なう節度感とともに係合する。これにより、アジャスタノブ52をいずれかの回転操作位置に設定し、調整ロッド42の先端ニードル部42Aを当該回転操作位置に対応する位置に設定することにより、先端ニードル部42Aが絞るバイパス流路41の開口面積に基づく減衰力を段階的に調整可能にする。
【0029】
本実施形態によれば以下の作用効果がある。
▲1▼アジャスタ装置50は、アジャスタノブ52と弾発ボール60を用いた簡素な構成により、節度感をもった操作感で減衰力を段階的に調整できる。
▲2▼倒立式単筒型緩衝器10で上述▲1▼を実現できる。
【0030】
▲3▼アジャスタノブ52の外周に設ける、弾発ボール60のための係合部59がアジャスタノブ52の軸方向に延在されるから、アジャスタノブ52が回転操作によって軸方向に移動しても常に、その係合部59に弾発ボール60を係合可能にする。
【0031】
▲4▼アジャスタノブ52の各係合部59が設けられた外周を、取付部材14の貫通孔51に回転可能に支持した。従って、アジャスタノブ52の軸方向で、各係合部60を設ける位置とは別個に回転のための被支持部53を設ける必要がなく、アジャスタノブ52を短尺、軽量にしながらスムースに回転操作できる。
【0032】
図5、図6は、アジャスタノブ52の変形例である。この変形例のアジャスタノブ52が前述のアジャスタノブ52と異なる点は、アジャスタノブ52の被支持部53が設けられる部分を角柱状(本実施形態では六角柱状)とし、その角柱状外周面の各角部(頂点)を貫通孔51に嵌合して回転可能に支持される被支持部53とし、その角柱状外周面の各面(本実施形態では平面)を弾発ボール60のための係合部59とした。被支持部53及び係合部59はアジャスタノブ52の軸方向に延在される。
【0033】
アジャスタノブ52の回転操作の過程で、弾発ボール60はセットスプリング62に弾発された状態でアジャスタノブ52の複数の係合部59のそれぞれに順に係合する。これにより、アジャスタノブ52をいずれかの回転操作位置に設定し、調整ロッド42の先端ニードル部42Aを当該回転操作位置に対応する位置に設定することにより、先端ニードル部42Aが絞るバイパス流路41の開口面積に基づく減衰力を段階的に調整可能にする。
【0034】
尚、本発明は例えば正立式複筒型の油圧緩衝器の減衰力調整装置にも適用できる。
【0035】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、油圧緩衝器の減衰力調整装置において、緩衝器内のバイパス流路の開口面積を調整可能にする調整ロッドを簡素な構成により進退操作可能にし、かつ節度感をもった操作感で減衰力を段階的に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は油圧緩衝器を示す模式図である。
【図2】図2は減衰力調整装置を示す模式図である。
【図3】図3はアジャスタノブを示す模式図である。
【図4】図4は図3の端面図である。
【図5】図5はアジャスタノブの他の例を示す模式図である。
【図6】図6は図5の端面図である。
【符号の説明】
10 油圧緩衝器
11 シリンダ
12 ピストンロッド(中空ロッド)
13 ピストン
14 取付部材
40 減衰力調整装置
41 バイパス流路
42 調整ロッド
42A 先端ニードル部
42B 基端部
51 貫通孔
52 アジャスタノブ
53 被支持部
54 錘状部
59 係合部
60 弾発ボール[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a damping force adjusting device for a hydraulic shock absorber.
[0002]
[Prior art]
As a damping force adjusting device for a hydraulic shock absorber, there is a device that makes it possible to adjust a damping force by an adjuster device as described in
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-9-14325 ([0024]-[0031], FIG. 8)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the damping force adjusting device for a hydraulic shock absorber disclosed in
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a damping force adjusting device for a hydraulic shock absorber, in which an adjusting rod that can adjust an opening area of a bypass flow passage in the shock absorber can be operated forward and backward with a simple configuration, and has a modest operation. The purpose is to adjust the damping force step by step.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a damping force adjusting device for a hydraulic shock absorber in which a damping force can be adjusted by an adjuster device, wherein the adjuster device rotatably supports the adjuster knob in a through hole provided in the mounting member. A male screw part provided on a part of the outer periphery of the adjusting screw is screwed into a female screw part provided on a part of the through-hole, and a conical part formed at the distal end of the adjuster knob contacts the base end of the adjustment rod, The spring ball loaded on the mounting member side can be sequentially engaged with the engagement portions provided at a plurality of other circumferential positions of another part of the outer periphery of the adjuster knob as the adjuster knob is rotated. is there.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, an oil chamber is defined in a shock absorber by a piston supported by a hollow rod inserted into an inverted single-cylinder shock absorber, and the hollow rod can communicate with oil chambers on both sides of the piston. A mounting member fixed to the outer end of the hollow rod by forming a flow path, providing an adjusting rod in the hollow rod so as to be able to advance and retreat in the axial direction, enabling the opening area of the bypass flow path to be adjustable at the tip of the adjusting rod. And an adjuster device that abuts a base end of the adjustment rod and moves the adjustment rod in the axial direction. The damping force of the hydraulic shock absorber that enables the opening area of the bypass passage to be adjusted by the adjuster device In the adjusting device, the adjuster device rotatably supports the adjuster knob in a through hole provided in the mounting member, and a female screw provided in a part of the through hole with a male screw portion provided on a part of the outer periphery of the adjuster knob. Screwed into the adjuster knob, the conical portion formed at the distal end of the adjuster knob abuts the base end of the adjustment rod, and the engaging portion provided at a plurality of other circumferential positions of another part of the outer periphery of the adjuster knob, The spring ball loaded on the side of the mounting member can be sequentially engaged with the rotation of the adjuster knob.
[0008]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, each engaging portion provided on the outer periphery of the adjuster knob extends in the axial direction of the adjuster knob.
[0009]
According to a fourth aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the outer periphery of the adjuster knob provided with each engagement portion is rotatably supported in a through hole of the mounting member. It is.
[0010]
[Action]
{Circle around (1)} The adjuster device has a simple configuration using an adjuster knob and a resilient ball, so that the damping force can be adjusted step by step with a sense of moderation.
(2) The above-mentioned (1) can be realized by an inverted single cylinder type shock absorber.
[0011]
(3) Since the engaging portion provided on the outer periphery of the adjuster knob for the resilient ball is extended in the axial direction of the adjuster knob, the engaging portion is always engaged even if the adjuster knob is moved in the axial direction by the rotation operation. The part can be engaged with a resilient ball.
[0012]
{Circle around (4)} The outer periphery of the adjuster knob provided with each engaging portion is rotatably supported in the through hole of the mounting member. Therefore, there is no need to provide a supported portion for rotation in the axial direction of the adjuster knob separately from the position where each engaging portion is provided, and the adjuster knob can be smoothly rotated while keeping the adjuster knob short and lightweight.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 is a schematic diagram showing a hydraulic shock absorber, FIG. 2 is a schematic diagram showing a damping force adjusting device, FIG. 3 is a schematic diagram showing an adjuster knob, FIG. 4 is an end view of FIG. 3, and FIG. FIG. 6 is a schematic view showing an example, and FIG. 6 is an end view of FIG.
[0014]
As shown in FIG. 1, the
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
A
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
In the
[0022]
As shown in FIG. 2, the
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
In the
[0027]
In the
[0028]
In the
[0029]
According to the present embodiment, the following operational effects can be obtained.
(1) The
(2) The above-mentioned (1) can be realized by the inverted single-
[0030]
(3) Since the engaging
[0031]
{Circle around (4)} The outer periphery of the
[0032]
5 and 6 show modified examples of the
[0033]
In the course of the rotating operation of the
[0034]
The present invention can be applied to, for example, a damping force adjusting device for an upright double-cylinder hydraulic shock absorber.
[0035]
As described above, the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration of the present invention is not limited to the embodiments, and there may be a design change or the like without departing from the gist of the present invention. This is also included in the present invention.
[0036]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, in the damping force adjustment apparatus of a hydraulic shock absorber, the adjustment rod which can adjust the opening area of the bypass flow path in the shock absorber can be advanced and retracted with a simple configuration, and the operation with a sense of moderation The damping force can be adjusted step by step.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing a hydraulic shock absorber.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a damping force adjusting device.
FIG. 3 is a schematic view showing an adjuster knob.
FIG. 4 is an end view of FIG. 3;
FIG. 5 is a schematic view showing another example of the adjuster knob.
FIG. 6 is an end view of FIG. 5;
[Explanation of symbols]
10
13
Claims (4)
アジャスタ装置が、取付部材に設けた貫通孔にアジャスタノブを回転可能に支持し、アジャスタノブの外周の一部に設けてある雄ねじ部を貫通孔の一部に設けてある雌ねじ部に螺合し、アジャスタノブの先端部に形成した錐状部を調整ロッドの基端部に当接し、アジャスタノブの外周の他の一部の周方向複数位置に設けた係合部に、取付部材の側に装填した弾発ボールを該アジャスタノブの回転とともに順に係合可能にすることを特徴とする油圧緩衝器の減衰力調整装置。In the damping force adjustment device of the hydraulic shock absorber that can adjust the damping force by the adjuster device,
An adjuster device rotatably supports the adjuster knob in a through hole provided in the mounting member, and screws an external thread provided on a part of the outer periphery of the adjuster knob into a female thread provided on a part of the through hole. The conical portion formed at the distal end of the adjuster knob abuts on the base end of the adjusting rod, and at the engaging portion provided at a plurality of circumferential positions on the other part of the outer periphery of the adjuster knob, on the side of the mounting member. A damping force adjusting device for a hydraulic shock absorber, wherein a loaded elastic ball can be sequentially engaged with rotation of the adjuster knob.
中空ロッドにピストンの両側の油室を連通可能にするバイパス流路を形成し、
中空ロッド内に調整ロッドを軸方向に進退自在に設け、該調整ロッドの先端部でバイパス流路の開口面積を調整可能にし、
中空ロッドの外端部に固定した取付部材に設置され、調整ロッドの基端部に当接し、該調整ロッドを軸方向に進退させるアジャスタ装置を有し、このアジャスタ装置によりバイパス流路の開口面積を調整可能にする油圧緩衝器の減衰力調整装置において、
アジャスタ装置が、取付部材に設けた貫通孔にアジャスタノブを回転可能に支持し、アジャスタノブの外周の一部に設けてある雄ねじ部を貫通孔の一部に設けてある雌ねじ部に螺合し、アジャスタノブの先端部に形成した錐状部を調整ロッドの基端部に当接し、アジャスタノブの外周の他の一部の周方向複数位置に設けた係合部に、取付部材の側に装填した弾発ボールを該アジャスタノブの回転とともに順に係合可能にすることを特徴とする油圧緩衝器の減衰力調整装置。An oil chamber is defined in the shock absorber by a piston supported by a hollow rod inserted in an inverted single-cylinder shock absorber,
Form a bypass flow passage that allows the oil chamber on both sides of the piston to communicate with the hollow rod,
An adjustment rod is provided in the hollow rod so as to be able to advance and retreat in the axial direction, and the opening area of the bypass flow passage can be adjusted at the tip of the adjustment rod,
An adjusting device is provided on a mounting member fixed to the outer end of the hollow rod, abuts against a base end of the adjusting rod, and moves the adjusting rod in the axial direction. The opening area of the bypass flow passage is adjusted by the adjusting device. In the damping force adjustment device of the hydraulic shock absorber that makes it possible to adjust
An adjuster device rotatably supports the adjuster knob in a through hole provided in the mounting member, and screws an external thread provided on a part of the outer periphery of the adjuster knob into a female thread provided on a part of the through hole. The conical portion formed at the distal end of the adjuster knob abuts on the base end of the adjusting rod, and at the engaging portion provided at a plurality of circumferential positions on the other part of the outer periphery of the adjuster knob, on the side of the mounting member. A damping force adjusting device for a hydraulic shock absorber, wherein a loaded elastic ball can be sequentially engaged with rotation of the adjuster knob.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370967A JP2004204859A (en) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | Damping force adjusting device for hydraulic shock absorber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370967A JP2004204859A (en) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | Damping force adjusting device for hydraulic shock absorber |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004204859A true JP2004204859A (en) | 2004-07-22 |
Family
ID=32809987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002370967A Pending JP2004204859A (en) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | Damping force adjusting device for hydraulic shock absorber |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004204859A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105221637A (en) * | 2015-09-30 | 2016-01-06 | 福建明佳机械科技股份有限公司 | Bidirectional damper adjustable damper |
KR200486401Y1 (en) * | 2017-08-22 | 2018-05-14 | 타입포 주식회사 | Damping force adjustment mechanism for oil pressure-type Shock absorber |
-
2002
- 2002-12-20 JP JP2002370967A patent/JP2004204859A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105221637A (en) * | 2015-09-30 | 2016-01-06 | 福建明佳机械科技股份有限公司 | Bidirectional damper adjustable damper |
KR200486401Y1 (en) * | 2017-08-22 | 2018-05-14 | 타입포 주식회사 | Damping force adjustment mechanism for oil pressure-type Shock absorber |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102673710B (en) | Control assembly for a bicycle shock absorber | |
CN107429777A (en) | Front fork | |
KR100877613B1 (en) | Shock absorber | |
JP6807266B2 (en) | Hydraulic shock absorber | |
JP2004204859A (en) | Damping force adjusting device for hydraulic shock absorber | |
JP2007298063A (en) | Detent structure | |
US10203013B2 (en) | Shock absorber and damping force generator | |
JP2004324817A (en) | Valve structure of hydraulic buffer for vehicle | |
JP3889086B2 (en) | Spring characteristic adjusting device for front forks of motorcycles, etc. | |
JP4358546B2 (en) | Damping force adjustment device for hydraulic shock absorber | |
JP4059664B2 (en) | Damping force adjustment device for hydraulic shock absorber | |
JP2019113124A (en) | Friction damper | |
JP2001263408A (en) | Hydraulic buffer | |
JPH0198717A (en) | Damping force adjustable hydraulic pressure buffer | |
JP2002070913A (en) | Hydraulic shock absorber | |
JP2003172394A (en) | Damping force adjusting device for hydraulic shock absorber | |
JPH10122291A (en) | Damping force adjustive hydraulic shock absorber | |
JP2004162793A (en) | Hydraulic shock absorber | |
JP4059669B2 (en) | Damping force adjustment device for hydraulic shock absorber | |
CN207728791U (en) | Locomotive rear shock absorber | |
JP2001263405A (en) | Hydraulic shock absorber | |
JP2008032098A (en) | Damping force control device of hydraulic shock absorber | |
JP2004301182A (en) | Damping force regulating device for hydraulic shock absorber for vehicle | |
JP2016176543A (en) | Attenuation force generator and shock absorber | |
JP2007120674A (en) | Front fork |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070926 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071016 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080325 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |