JP2004204537A - Underground carrying-in device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中トンネル掘削現場等の地下スペースへ資材を搬入するための地下搬入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、シールド掘進機による地中トンネル掘削工事を行う場合、地上からセグメント、レール、枕木、配管等の各資材を立坑に沿って地下スペースへと降ろし、その資材をトンネル掘削ラインに沿って所定場所まで搬送する地下搬入装置が必要となる。例えば、非特許文献1及び2には地下搬入装置の一例が開示されている。
【0003】
【非特許文献1】
森北、木下、今井、「霞ヶ浦導水事業那珂導水路の施工」、土木技術、第50巻、第11号、p.33−40
【非特許文献2】
黒川、吉田、向野、滝本、「覆工の品質と施工速度を改善した新開発のセグメント−首都圏外郭放水路第4工区−」、トンネルと地下、平成14年6月
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、都心部などではトンネル掘削ラインの直上に立坑を設けることが出来ない場合がある。例えば、トンネル掘削ラインの直上に幹線道路などが存在する場合、交通事情などから道路を避けて立坑を構築せざるを得ない。このような場合、立坑下部に降ろした資材をトンネル掘削ライン(つまり資材の搬送ライン)まで移動させる必要がある。
【0005】
また、近年では、一つの立坑の下部から複数のトンネルを掘削することもあり、この場合、立坑下部に降ろした各資材を、各トンネルの掘削ライン(資材搬送ライン)まで移動させる必要がある。
【0006】
従来の地下搬入装置において、立坑下部に降ろした資材を資材搬送ラインまで移動させる場合、ホイストなどを用いて資材を地下スペースに仮置きし、その後、所定の資材搬送ラインまで移動させていた。その結果、資材の投入サイクルが長くなり、工期の長期化につながっていた。
【0007】
また別の問題として、都心部などでは様々な事情により、立坑の開口スペースを大きくとれない場合がある。従来、地上から立坑下部に資材を降ろす場合、例えば非特許文献1に記載されているように、立坑内にエレベータ装置を設置するのが一般的であるが、立坑の開口スペースが小さい場合、エレベータ装置が故障してしまうと、装置が立坑を塞いでしまうため資材の搬入がまったくできなくなってしまう。その結果、エレベータ装置の修理が完了するまでの間、トンネル掘削工事そのものを停止することになり、これが工期の長期化につながっていた。
【0008】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、資材の投入サイクルを短くでき、工期を短縮できる地下搬入装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、地上から地下スペースへと資材を降ろす縦搬送装置と、上記地下スペースに形成された複数の資材搬送ラインと、上記縦搬送装置により降ろされた上記資材を上記複数の資材搬送ラインのうちいずれか一つの上に移動させるためのトラバーサと、上記資材を上記資材搬送ラインに沿って搬送する搬送台車とを備えたものである。
【0010】
ここで、上記資材搬送ラインは、上記資材を搬送するメインラインと、そのメインラインから分岐して形成され、一つの搬送台車が上記メインラインに沿って資材を搬送しているときに、他の搬送台車が待機する待機ラインとを備えることが好ましい。
【0011】
また、上記縦搬送装置はクレーンから成ることが好ましい。
【0012】
更に本発明は、立坑の下部に連続した複数のトンネル掘削ラインに沿って資材を搬入するための地下搬入装置であって、上記立坑の地上側から立坑の下部に資材を降ろす縦搬送装置と、上記各トンネル掘削ラインに沿って延出した資材搬送ラインと、上記縦搬送装置により降ろされた上記資材を複数の資材搬送ラインのうちいずれか一つの上に移動させるためのトラバーサと、上記資材を上記資材搬送ラインに沿って搬送する複数の搬送台車とを備え、上記資材搬送ラインは、上記資材を搬送するメインラインと、そのメインラインから分岐して形成され、一つの搬送台車が上記メインラインに沿って資材を搬送しているときに、他の搬送台車が待機するための待機ラインとを備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0014】
先ず、図1及び図2を用いて、本実施形態の地下搬入装置の全体構成について説明する。
【0015】
本実施形態の地下搬入装置は、一つの立坑1の下部に形成された地下スペース2から二つのトンネルT1,T2をシールド掘進機により掘削するトンネル工事現場において、地上3側からセグメント、レール、枕木等の資材Sを地下スペース2に降ろして各トンネルT1,T2の長手方向(資材搬送ライン)に沿って所定の場所まで搬送するものである。
【0016】
資材SはトンネルT1の直上に位置する立坑開口部1aから地下スペース2内に降ろされ、その後、トンネルT1,T2の長手方向と直交する方向(図1中左右方向)に移動され、適切な資材搬送ライン上に位置される。
【0017】
地下搬入装置は、資材Sを地上3側から立坑1に沿って垂直に降ろして地下スペース2内に搬入する縦搬送装置4と、その縦搬送装置4により搬入された資材SをトンネルT1,T2に対応する二つの資材搬送ラインのうち適切な方へ移動させるトラバーサ5と、資材Sを資材搬送ラインに沿って所定場所まで搬送する搬送台車6とを備える。
【0018】
図3及び図4を用いて、縦搬送装置4について説明する。図3は縦搬送装置4の正面図であり、図4は縦搬送装置4の走行クレーン7のみを示す側面図である。
【0019】
縦搬送装置4は、地上3に走行自在に設けられた走行クレーン7と、走行クレーン7の外側に設けられた天井クレーン8とを備える。走行クレーン7は、立坑開口部1aの両側に設けられた一対のレール9,9上を走行する門型フレーム10と、その門型フレーム10上に走行自在に設けられた走行部11と、走行部11に対して昇降自在に取り付けられ、資材Sを把持する把持部12とを有する。走行部11はレール9,9と直交する方向(図3中左右方向)に走行する。把持部12は走行部11に、リール13及びワイヤ14を介して取り付けられる。図示しないモータ等の駆動手段により、リール13を回転させてワイヤ14を巻き上げることで把持部12が上昇し、リール13を逆回転させてワイヤ14をリール13から開放することで把持部12が下降する。
【0020】
天井クレーン8は、走行クレーン7を跨ぐように設けられた防音ハウス15内に設けられた走行ガーダ21と、走行ガーダ21上を移動する横行部16と、横行部16に対してリール17及びワイヤ18を介して昇降自在に設けられたフック19とを備える。図示しないモータなどの駆動装置でリール17を回転させることでフック19を昇降させることができる。
【0021】
係る縦搬送装置4では、トラックVにより運搬された資材Sを天井クレーン8により仮資材置き場20へと移し、その仮資材置き場20に置かれた資材Sを走行クレーン7の把持部12により把持して立坑開口部1aから地下スペース2内へ搬入する。この縦搬送装置4では、万が一走行クレーン7が故障しても走行クレーン7を移動させれば立坑開口部1aが塞がれることはない。従って、新たな走行クレーン7を導入することで資材Sの搬入を継続することができる。このため、シールド掘進機によるトンネル掘削工事そのものを中断する必要がなく、工期の短縮が図れる。更に、本実施形態では縦搬送装置4が天井クレーン8を備えているので、走行クレーン7が故障したときに、天井クレーン8を代わりに利用することもできる。
【0022】
図5及び図6を用いて、地上走行クレーン7の把持部12を説明する。
【0023】
把持部12は、ワイヤ14の下端部に取り付けられた基部22と、その基部22の下側に取り付けられ、資材Sを把持するための一対のフォーク23,23とを備える。図6に示すように、両フォーク23,23の上部は、両側に逆向きのネジが切られたシャフト24に螺合しており、モータなどの駆動装置25によりシャフト24を回転させることでフォーク23,23の間隔を変更できる。フォーク23の間隔を変更することで、様々なサイズ、形状の資材Sを把持することができる。フォーク23,23は基部22のほぼ中央部に旋回自在(回転自在)に設けられる。フォーク23,23を旋回させることでフォーク23,23間に把持した資材Sの向きを適宜変更できる。
【0024】
基部22の前後左右の四ヶ所には、後述するトラバーサ5の横行床35の位置決めガイド39と係合して、資材Sを適切な位置に案内する位置決めガイド26が設けられている。
【0025】
図7〜図10を用いてトラバーサ5及び搬送台車6について説明する。
【0026】
図7及び図10中、L1がトンネルT1の長手方向に延出する第1資材搬送ラインであり、L2がトンネルT2の長手方向に延出する第2資材搬送ラインである。第1及び第2資材搬送ラインL1,L2は、搬送台車6が走行可能なレール30,31を有する。後程詳述するが、各レール30,31はメインレール30a,31aと待機レール30b、31bとを備える。
【0027】
図7に示すように、トラバーサ5は、上述した縦搬送装置4の走行クレーン7による資材Sの搬入位置32から資材搬送ラインL1,L2と直交する方向に延出し、第1及び第2資材搬送ラインL1,L2間を結ぶ横行溝33と、その横行溝33上に長手方向に沿って形成されたレール34に沿って走行する横行床35とを備える。本実施形態では走行クレーン7による資材Sの搬入位置32は、第1資材搬送ラインL1のメインレール30aの延長線上に位置する。
【0028】
横行床35の上面は資材搬送ラインL1,L2の床面と同一高さであり、その上に資材搬送ラインL1,L2の各レール30a,30b,31a,31bと同形状のレール36が設けられる。
【0029】
横行床35は第1及び第2資材搬送ラインL1,L2の各レール30a,30b,31a,31bの延長線上に位置する四つのポジジョンP1,P2,P3,P4で停止できるように構成されている。具体的には、横行床35の前後方向(図7中上下方向)の両端部に位置決めピン37が出没自在に設けられており、横行溝33の上記四つのポジションP1,P2,P3,P4に相当する位置に位置決めピン37と係合可能な位置決め穴38が形成されている。横行床35はモータなどの駆動装置により自走可能であり、横行床35が四つのポジションP1,P2,P3,P4のいずれかに位置すると、位置決めピン37が外方に進出して位置決め穴38と係合する。これにより、横行床35が位置決めされる。横行床35が四つのポジションP1,P2,P3,P4以外の位置にいるときは、位置決めピン37は横行溝33の側壁に押されて後退される。
【0030】
上記走行クレーン7により資材Sが搬入されるときには、横行床35は第1ポジションP1に位置して搬入位置32に降ろされる資材Sを受け取る。図8及び図9に示すように、横行床35上の前後左右の4ヶ所に位置決めガイド39が設けられる。走行クレーン7の把持部12及びそれに把持された資材Sが搬入位置32に降ろされると、把持部12の各位置決めガイド26(図5及び図6参照)と横行床35の位置決めガイド39とが係合して資材Sを適切な位置に案内する。
【0031】
走行クレーン7により搬入位置32に降ろされた資材Sが、第1資材搬送ラインL1に沿って搬送すべきものである場合、横行床35は資材Sを受け取った後も第1ポジションP1に位置する。一方、資材Sが第2資材搬送ラインL2に沿って搬送すべきものである場合、横行床35は第1ポジションP1から、第2資材搬送ラインL2のメインライン31aの延長線上に位置する第4ポジションP4に移動する。横行床35が第2及び第3ポジションP2,P3に移動する場合については後程説明する。
【0032】
搬送台車6は、資材Sを積載するための積載台車40と、その積載台車40に連結可能に構成され、積載台車40を走行させる駆動台車(自走台車)41とを有する。走行クレーン7により資材Sが搬入されるときには、搬送台車6の積載台車40が、第1ポジションP1に位置した横行床35の上に移動して搬入位置32に位置する。従って、資材Sは積載台車40上に積載される。図9に示すように、横行床35の上面には輪留め42が起伏自在に設けられており、資材Sを積載台車40上に積載するときに、この輪留め42が起立して積載台車40を固定できるようになっている。
【0033】
積載台車40上に積載された資材Sが第2資材搬送ラインL2に沿って搬送するべきものである場合、積載台車40上に資材Sが積載された後、トラバーサ5の横行床35が第4ポジションP4へと移動するのであるが、このときは駆動台車41と積載台車40との連結は解除される。横行床35が適切なポジション(第1ポジションP1又は第4ポジションP4)に位置したならば、積載台車40と駆動台車41とが連結され、駆動台車41によって積載台車40及び資材Sが第1又は第2資材搬送ラインL1,L2のメインレール30a,31aに沿って所定場所まで搬送される。勿論、この際には、横行床35上の輪留め42は倒される。
【0034】
図10に示すように、各資材搬送ラインL1,L2は、メインレール(メインライン)30a,31aと、メインレール30a,31aから分岐してトラバーサ5の横行溝33まで延出した待機レール(待機ライン)30b,31bとを備え、搬送台車6は各資材搬送ラインL1,L2にそれぞれ複数個(ここでは二つ)ずつ設けられる。これによって資材Sの投入サイクルを短縮することができる。即ち、一方の搬送台車6が資材搬入位置32にて資材Sを受け取ってメインレール30a,31aに沿って走行する間、前回搬入された資材Sを所定場所まで搬送して戻ってきた他方の搬送台車6が待機レール30b,31b上で待機することができる。そして、一方の搬送台車6が資材Sを積載して待機レール30b,31bよりも前方(図10中左方向)へ移動したならば、待機していた他方の搬送台車6がメインレール30a,31aに戻る。従って、走行クレーン7による搬入を直ちに実行できる。つまり、二つの搬送台車6によって、資材受け取り→資材搬送→待機を交互に繰り返すことで資材Sの投入サイクルを短くできる。
【0035】
図7に示すように、トラバーサ5の横行床35が待機レール30b,31bの延長線上に位置する第2及び第3ポジションP2,P3に停止可能であるので、待機レール30b,31b上で待機している搬送台車6の積載台車40を横行床35によって搬入位置32へと移動させることができる。つまり、横行床35が第2又は第3ポジションP2,P3に移動し、待機レール30b,31b上で待機していた搬送台車6の積載台車40がその横行床35上に移動される。その後、積載台車40と駆動台車41との連結が解除され、横行床35が第1ポジションP1に移動する。これによって積載台車40が搬入位置32に移動でき、次の資材Sの受け取り準備が整う。駆動台車41は自走してメインレール30a,31aへと戻る。
【0036】
この地下搬入装置による資材Sの搬入方法を説明する。
【0037】
まず、地上3にて仮資材置き場20に仮置きされた資材Sを走行クレーン7の把持部12で把持し、立坑開口部1aから地下スペース2の搬入位置32へ降ろす。このとき、オペレータは、地上3にて資材Sを搬送すべき資材搬送ラインL1,L2をパネル等により指示する。地下スペース2では、オペレータに指示された資材搬入ラインL1,L2の搬送台車6の積載台車40が、トラバーサ5の横行床35と共に搬入位置32に位置する。
【0038】
把持部12が搬入位置32まで降りると、把持部12の位置決めガイド26とトラバーサ5の横行床35の位置決めガイド39とが係合して、資材Sを横行床35上の積載台車40上に案内する。積載台車40上に資材Sが積載されたならば、把持部12のフォーク23,23の間隔を拡げて把持部12のみを上昇させる。
【0039】
次に、横行床35はオペレータの指示に従って、第1ポジションP1又は第4ポジションP4に位置する。これによって、資材Sは適切な資材搬送ライン上に位置する。その後、搬送台車40に駆動台車41を連結し、資材Sをメインレール30a,31aに沿って所定場所まで搬送する。
【0040】
資材Sを所定場所に受け渡したならば、搬送台車6はメインレール30a,31aを逆走して待機レール30b,31b上に位置する。
【0041】
このように、本実施形態の地下搬入装置では、資材Sを地上3から地下スペース2内に降ろし、その資材Sを資材搬送ラインL1,L2のうちいずれか一つの上まで移動し、その後、資材搬送ラインL1,L2に沿って所定場所まで搬送するといった一連の資材搬入作業を自動的に行うことができるため、資材Sを短いサイクルで搬入でき、工期の短縮が図れる。
【0042】
また、縦搬送装置4が故障してもトンネル掘削工事を中断する必要がないので工期の短縮を図れる。
【0043】
また、縦搬送装置4及びトラバーサ5の構造がシンプルであり、安価で製造できる。
【0044】
なお、本発明は上記実施例に限定はされず、様々な変形例が考えられるものである。
【0045】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、以下に示す如く優れた効果を発揮するものである。
1)資材の投入サイクルが短い。
2)工期の短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る地下搬入装置の概略正面図である。
【図2】図1の地下搬入装置の概略側面図である。
【図3】縦搬送装置の正面図である。
【図4】走行クレーンの側面図である。
【図5】把持部の側面図である。
【図6】把持部の正面図である。
【図7】トラバーサの上面図である。
【図8】トラバーサの部分正面図である。
【図9】トラバーサの側面図である。
【図10】資材搬送ライン及びトラバーサの上面図である。
【符号の説明】
1 立坑
2 地下スペース
4 縦搬送装置
5 トラバーサ
6 搬送台車
7 走行クレーン
8 天井クレーン
30a,31a メインレール(メインライン)
30b,31b 待機レール(待機ライン)
S 資材
T1,T2 トンネル
L1,L2 資材搬送ライン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
For example, when performing an underground tunnel excavation work using a shield excavator, each material such as segments, rails, sleepers, piping, etc. is lowered from the ground to an underground space along a shaft, and the material is placed at a predetermined location along a tunnel excavation line. An underground loading device is required to transport to the underground. For example, Non-Patent
[0003]
[Non-patent document 1]
Morikita, Kinoshita, Imai, "Construction of the Kasumigaura Headrace Business Naka Headrace", Civil Engineering, Vol. 50, No. 11, p. 33-40
[Non-patent document 2]
Kurokawa, Yoshida, Mukono, Takimoto, "Newly Developed Segment with Improved Lining Quality and Construction Speed-Fourth Section of Outer Floodway in Metropolitan Area-", Tunnel and Underground, June 2002 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, it may not be possible to provide a shaft directly above the tunnel excavation line in the city center or the like. For example, when a main road exists directly above a tunnel excavation line, it is necessary to construct a shaft while avoiding the road due to traffic conditions and the like. In such a case, it is necessary to move the material dropped to the lower part of the shaft to the tunnel excavation line (that is, the material transport line).
[0005]
In recent years, a plurality of tunnels may be excavated from the lower part of one shaft, and in this case, each material lowered to the lower part of the shaft needs to be moved to an excavation line (material conveying line) of each tunnel.
[0006]
In the conventional underground loading apparatus, when the material dropped to the lower part of the shaft is moved to the material transport line, the material is temporarily placed in an underground space using a hoist or the like, and then moved to a predetermined material transport line. As a result, the material input cycle became longer, leading to a longer construction period.
[0007]
As another problem, there is a case where the opening space of the shaft cannot be made large due to various circumstances in a city center or the like. Conventionally, when materials are dropped from the ground to the lower part of the shaft, for example, as described in Non-Patent
[0008]
Then, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problems, and to provide an underground carry-in device capable of shortening a material charging cycle and shortening a construction period.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a vertical transport device for lowering a material from the ground to an underground space, a plurality of material transport lines formed in the underground space, and the material lowered by the vertical transport device. A traverser for moving the material on any one of the plurality of material transport lines; and a transport trolley for transporting the material along the material transport line.
[0010]
Here, the material transport line is formed by branching off the main line and the main line for transporting the material, and when one transport trolley is transporting the material along the main line, the other is It is preferable to provide a standby line on which the transport vehicle waits.
[0011]
Further, it is preferable that the vertical transport device is formed of a crane.
[0012]
Further, the present invention is an underground loading device for loading materials along a plurality of tunnel excavation lines continuous to the lower part of the shaft, a vertical transport device for lowering the materials from the ground side of the shaft to the lower part of the shaft, A material transport line extending along each of the tunnel excavation lines, a traverser for moving the material unloaded by the vertical transport device onto any one of a plurality of material transport lines, and the material A plurality of transport vehicles for transporting the material along the material transport line, wherein the material transport line is formed by branching off the main line for transporting the material and the main line, and one transport vehicle is provided on the main line. And a standby line for another transport trolley to wait while the material is being transported along.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0014]
First, an overall configuration of the underground loading device of the present embodiment will be described with reference to FIGS.
[0015]
The underground loading device according to the present embodiment includes a segment, a rail, and a sleeper from the
[0016]
The material S is lowered into the
[0017]
The underground carry-in device includes a
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The overhead crane 8 includes a traveling
[0021]
In the
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
Positioning guides 26 that engage with positioning guides 39 of the traversing
[0025]
The traverser 5 and the
[0026]
7 and 10, L1 is a first material transfer line extending in the longitudinal direction of the tunnel T1, and L2 is a second material transfer line extending in the longitudinal direction of the tunnel T2. The first and second material transfer lines L1 and L2 have
[0027]
As shown in FIG. 7, the traverser 5 extends from the
[0028]
The upper surface of the traversing
[0029]
The traversing
[0030]
When the material S is carried in by the traveling crane 7, the traversing
[0031]
When the material S dropped to the
[0032]
The
[0033]
When the material S loaded on the
[0034]
As shown in FIG. 10, each of the material transport lines L1 and L2 includes main rails (main lines) 30a and 31a, and standby rails (standby) that branch off from the
[0035]
As shown in FIG. 7, since the traversing
[0036]
A method for carrying the material S by the underground carrying device will be described.
[0037]
First, the material S temporarily placed in the temporary
[0038]
When the
[0039]
Next, the traversing
[0040]
When the material S has been delivered to a predetermined place, the
[0041]
As described above, in the underground loading device of the present embodiment, the material S is dropped from the
[0042]
Further, even if the
[0043]
Further, the structures of the
[0044]
It should be noted that the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be considered.
[0045]
【The invention's effect】
In short, according to the present invention, the following excellent effects are exhibited.
1) The material input cycle is short.
2) The construction period can be shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic front view of an underground loading device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic side view of the underground loading device of FIG.
FIG. 3 is a front view of the vertical transport device.
FIG. 4 is a side view of the traveling crane.
FIG. 5 is a side view of the grip portion.
FIG. 6 is a front view of a grip.
FIG. 7 is a top view of the traverser.
FIG. 8 is a partial front view of the traverser.
FIG. 9 is a side view of the traverser.
FIG. 10 is a top view of a material transfer line and a traverser.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
30b, 31b Standby rail (standby line)
S Material T1, T2 Tunnel L1, L2 Material transfer line
Claims (4)
上記立坑の地上側から立坑の下部に資材を降ろす縦搬送装置と、上記各トンネル掘削ラインに沿って延出した資材搬送ラインと、上記縦搬送装置により降ろされた上記資材を複数の資材搬送ラインのうちいずれか一つの上に移動させるためのトラバーサと、上記資材を上記資材搬送ラインに沿って搬送する複数の搬送台車とを備え、上記資材搬送ラインは、上記資材を搬送するメインラインと、そのメインラインから分岐して形成され、一つの搬送台車が上記メインラインに沿って資材を搬送しているときに、他の搬送台車が待機するための待機ラインとを備えたことを特徴とする地下搬入装置。An underground loading device for loading materials along a plurality of tunnel excavation lines continuous below a shaft,
A vertical transport device for lowering the material from the ground side of the shaft to the lower part of the shaft, a material transport line extending along each of the tunnel excavation lines, and a plurality of material transport lines for transferring the material unloaded by the vertical transport device. Traverser for moving on any one of the above, comprising a plurality of transport vehicles transporting the material along the material transport line, the material transport line, a main line for transporting the material, And a standby line formed so as to branch off from the main line so that when one transport vehicle is transporting the material along the main line, another transport vehicle is on standby. Underground loading device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002374312A JP2004204537A (en) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | Underground carrying-in device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002374312A JP2004204537A (en) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | Underground carrying-in device |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004204537A true JP2004204537A (en) | 2004-07-22 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103541760A (en) * | 2012-10-27 | 2014-01-29 | 合肥建工集团有限公司 | Channel special for underground civil air defence shelter material conveying |
JP2016020609A (en) * | 2014-07-15 | 2016-02-04 | 日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社 | Construction method and construction structure of tunnel for pipeline |
CN110278984A (en) * | 2019-07-08 | 2019-09-27 | 嘉兴艾博实业有限公司 | Raise the meat segmentation pipeline of pre-segmentation pipeline |
-
2002
- 2002-12-25 JP JP2002374312A patent/JP2004204537A/en active Pending
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