JP2004204434A - シャッター用シート - Google Patents

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JP2004204434A JP2002370885A JP2002370885A JP2004204434A JP 2004204434 A JP2004204434 A JP 2004204434A JP 2002370885 A JP2002370885 A JP 2002370885A JP 2002370885 A JP2002370885 A JP 2002370885A JP 2004204434 A JP2004204434 A JP 2004204434A
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精二 阿部
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Abstract

【課題】カラースプレー等によりシャッターに対しなされた落書であって高価な塗替え作業をすることなくこれを極めて容易に消去することができ、シャッター表示された店名、開店、閉店時間、デザイン、各種公告を常時鮮明に表示することができることは勿論のこと、落書が顧客、通行人に与える不快感を一掃し、街中の美感を好適に維持することのできるシャッター用シート提供することを目的とする。
【解決手段】開閉自在のシャッター1上面に位置するシート2は、シート2上面にカラーディスプレイ等により落書された場合でもその落書を消去できるべく加工してなる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は銀行、デパート等における大型シャッターあるいは商店街における店舗用の小型シャッター、さらにはガレージ等における各種シャッターに用いられ、特に近年目に余る街の美感を著しく損なうシャッターに対する落書を完璧に防止することのできるシャッター用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
銀行、デパート等における大型シャッター、あるいは商店街における店舗用の小型シャッター等は開閉自在で開店時は上動し上方向のボックス内に巻取り収納されるとともに閉店時等は下動し所要のシャッター効果を発揮している。
また近年建物のシャッターに用いられるシャッター用ディスプレイ装置としては、シャッター巻取装置の前面上部にディスプレイシートの巻取装置を配設するとともに、シャッター下端に、表示体を形成してなる磁石シートからなるディスプレイシートの下端を固定し、シャッターの下降に対応させてディスプレイシートをシャッターに磁着させつつ繰り出す構造のものが存在する。この従来のシャッター用ディスプレイ装置は、既存のシャッターに設置することができ、シャッター表面に各種広告宣伝や装飾を施すことができるものである。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−178694号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示すように巻取可能で蛇腹状に形成されたシャッター本体11表面に直接、あるいは前述のシャッターの前面に磁着手段等により止着されたディスプレイシートにカラースプレー等にて落書12された場合には、これを簡単に消去することは不可能である。
【0005】
そして高価な費用をかけて塗り替えし落書を消したとしても、またすぐに同様の落書きが行われてしまうこともしばしばであり、ついにはそのまま放置し著しく美感の損われたシャッターを使用せざるを得ないというのが現状である。
したがってこのような落書にあってはシャッター面等に表示された銀行名、商店名、開店、閉店時間、あるいは美感を奏すべく画かれた絵柄等が見えなくなり所要の表示機能を損うことは勿論のこと、閉店時シャッターを下降させた状態においてはこのような落書が街中の美感を著しく害するものであり、その抜本的な解決策が待たれた。
【0006】
本発明にあってはカラースプレー等によりシャッターに対しなされた落書であって高価な塗替え作業をすることなくこれを極めて容易に消去することができ、シャッターそのものの機能すなわち店舗扉及び店舗保守効果及びシャッターに表示された店名、開店、閉店時間、デザイン、各種公告を常時鮮明に表示することができることは勿論のこと、落書が顧客、通行人に与える不快感を一掃し、街中の美感を好適に維持することのできるシャッター用シート提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するため、本発明のシャッター用シートは、開閉自在のシャッター上面に位置するシートは、シート上面にカラースプレー等により落書された場合でもその落書を消去できるべく加工してなることを特徴とするものである。
【0008】
またシートはシャッターの上下動に伴い連動することを特徴とするものである。
【0009】
またシート表面にはポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等表面に落書された場合でも溶剤等で消去できるフィルムを貼着したことを特徴とするものである。
【0010】
またシート表面にフッ素樹脂等の非吸収性の合成樹脂をコーティングしたことを特徴とするものである。
【0011】
またシート表面にはポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等表面に落書された場合でも溶剤等で消去できるフィルムを貼着するとともに、このフィルムにはさらにフッ素樹脂等の非吸収性の合成樹脂をコーティングしたことを特徴とするものである。
【0012】
また、シートはシャッター上面にその全部又は一部を接着してなることを特徴とするものである。
【0013】
またシートは磁石シートとし、シャッター上面にその全部又は一部を磁着してなることを特徴とするものである。
【0014】
またシートは文字、絵柄、写真等を表示してなるディスプレイシートとしたことを特徴とするものである。
【0015】
またポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等のフィルムは透明フィルムからなることを特徴とするものである。
【0016】
またシート表面に貼着されるポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等表面に落書された場合でも溶剤等で消去できるフィルムは、シート表面に剥離自在に貼着されてなることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づき本発明の各実施例につき説明する。
図1に示す実施例において図中1はシャッターであり開店時等において上動し上方部において巻取可能とすべく蛇腹状に分割形成されている。
【0018】
2は本発明のシートであり上面にカラースプレー等により落書された場合でも消去できるべく加工されてなりシャッター1上面に沿って密着して接着されている。前述したようにシャッター1は開店時等においては上動し巻取られ、また閉店時等にあっては巻取部から回転下降してゆくことから、このシャッター1に接着されるシートは伸縮状に富みかつ薄フィルム状であることが要求される。
【0019】
また本発明のシート2はシャッター1とは密着接着されることなく別体に構成される形態のものであってもよい。
すなわちカラースプレー等による落書を容易に消去できるシート2はシャッター1に対しその全部又は一部を止着しシャッター1の動きに連動して巻取られ、またシャッター1の下降に伴い巻取り状態を解かれ下降してくる形態のものであってもよく、その例を図2、図3に示す。
【0020】
それによればシート2は、ターポリンシートやPVC(ポリ塩化ビニル)シート等の可撓性を有する合成樹脂シートからなり、その表面に文字・絵柄等の宣伝広告用若しくは装飾用の表示体3が表わされている。そしてこのシート2の上端を巻取ロール4に巻き取られて収納することができるスチール製の巻取式のシャッター1の上部(シャッター1を下げた状態での)に両面粘着剤や接着テープ5等で固定されることにより、シート2はシャッター1の上面全面に止着可能な状態となる。そして、シャッター1を巻取ロール4に巻き上げる際には、シート2はシャッター1上面に止着された状態でシャッター1と伴に整然と巻回されるべく、シート2の下端を牽引部材6により下方に牽引付勢している。この牽引部材6は、シャッター1下端に固定具1aにより固定されてなり、シート2の下端に連設する牽引シート7を接続し常時巻取り方向に付勢する回転体8を備えているものである。
【0021】
そしてこの実施例の如くシャッター1の動きに連動して巻取られ、またシャッター1の下降に伴い巻取り状態を解かれ下降してくるシートにてついても本発明のシート2を用いた場合には極めて有用な落書き消去効果を発揮することができるものである。以下シート上の落書を消去できる本発明のシートの加工方法につき詳述する。
すなわち、シャッター下降時シャッター1上面に位置するシート2にカラースプレー等により落書された場合でもその落書を消去できるべく、図4に示すようにシート2表面にはポリエステルフィルムあるいはポリ塩化ビニルフィルム等のフィルム9を貼着すれば、このフィルム上の落書はシンナー、アルコール等の溶剤にて極めて容易に消去することができる。
またこのフィルム9はシート2に表わされた、店名あるいは開店・閉店時内、絵柄、各種デザイン、写真等が外部より何等影響なく視認されるべく透明フィルムを用いることが理想的である。
【0022】
さらに必要に応じてこの種ポリエステルフィルムあるいは塩化ビニルフィルム等のフィルム3を張り替え自在とすべく剥離自在に貼着してもよい。
さらには図5に示すようにシート2表面に貼着されたポリエステルフィルムやポリ塩化ビニルフィルム9上面にフッ素樹脂10をコーティングすればカラースプレー等の着色剤は吸着されにくくさらに完璧な落書消去効果を発揮することができる。
【0023】
また図6に示すようにフィルム3を介在させることなくシート2表面に対しフッ素樹脂10を直接コーティングしても同様の落書き消去効果を発揮することが可能である。尚、このフッ素樹脂以外にも他の非吸収性の合成樹脂を用いてもよいものである。
【0024】
何れの実施例においても夜間あるいは閉店、休店時等のシャッター下降時に筆記具、カラースプレー等の着色具等によりシャッターに落書されても発見次第即時にシンナー、アルコール等の溶剤にて迅速かつ容易に消去することができる。
【0025】
【発明の効果】
しかして本発明のシャッター用シートによれば、シート面にカラースプレー等により落書された場合であっても、これを極めて容易にシンナー、アルコール等の溶剤により消去することができることから、シャッターとしての本来的機能を充分に維持できることは勿論のことシャッター面は常時鮮明に店名、開店・閉店時間、宣伝・広告用の文字図形、絵柄等を表示することができ、顧客等に対し所要のお知らせ効果、あるいは宣伝広告効果をさらには街中の美感向上効果を常時発揮することができる。
【0026】
特に装飾効果、宣伝広告効果を高めるべくシャッター上面に各種デザインを表示したディスプレイシートを配設したシャッターにあって、はたとえ落書きされても迅速かつ容易に消去することができることからより一層好適な装飾及び宣伝効果を発揮することができる。
【0027】
また従来にあってはシャッターに直接あるいはシャッター上面のシートにカラースプレー等で落書きされた時にはこれを消去することは困難であり、塗り替えあるいはシートの取り替え等多額な費用と困難な作業を要さざるを得ないことから、結局そのままの状態に放置せざるを得なかったが、本発明によれば迅速かつ容易に消去でき、シャッターに対する落書が通行人、顧客に与える不快感を一掃し、商店街の好適な美観維持を図ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッター用シートの使用状態を示す側面図である。
【図2】本発明のシャッター用シートの他の使用状態を示す概略斜視図である。
【図3】図2の概略側断面図である。
【図4】本発明のシャッター用シートの一実施例を示す側断面図である。
【図5】本発明のシャッター用シートの他の実施例を示す側断面図である。
【図6】同じく本発明のシャッター用シートの他の実施例を示す側断面図である。
【図7】従来のシャッターを示す正面図である。
【符号の説明】
1 シャッター
2 シート
3 表示体
4 巻取ロール
5 磁着テープ
6 牽引部材
7 牽引シート
8 回転体
9 フィルム
10フッ素樹脂
11シャッター
12 落書

Claims (10)

  1. 開閉自在のシャッター上面に位置するシートは、シート上面にカラースプレー等により落書された場合でもその落書を消去できるべく加工してなることを特徴とするシャッター用シート。
  2. シートはシャッターの上下動に伴い連動することを特徴とする請求項1記載のシャッター用シート。
  3. シート表面にはポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等表面に落書された場合でも溶剤等で消去できるフィルムを貼着したことを特徴とする請求項1記載のシャッター用シート。
  4. シート表面にフッ素樹脂等の非吸収性の合成樹脂をコーティングしたことを特徴とする請求項1記載のシャッター用シート。
  5. シート表面にはポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等表面に落書された場合でも溶剤等で消去できるフィルムを貼着するとともに、このフィルムにはさらにフッ素樹脂等の非吸収性の合成樹脂をコーティングしたことを特徴とする請求項1記載のシャッター用シート。
  6. シートはシャッター上面にその全部又は一部を接着してなることを特徴とする請求項1記載のシャッター用シート。
  7. シートは磁石シートとし、シャッター上面にその全部又は一部を磁着してなることを特徴とする請求項1記載のシャッター用シート。
  8. シートは文字、絵柄、写真等を表示してなるディスプレイシートとしたことを特徴とする請求項1記載のシャッター用シート。
  9. ポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等のフィルムは透明フィルムからなることを特徴とする請求項3記載のシャッター用シート。
  10. シート表面に貼着されるポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等表面に落書された場合でも溶剤等で消去できるフィルムは、シート表面に剥離自在に貼着されてなることを特徴とする請求項3記載のシャッター用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011115726A1 (de) * 2011-10-12 2013-04-18 Heroal - Johann Henkenjohann Gmbh & Co. Kg Rollladen mit einer Mehrzahl parallel angeordneter und gelenkig verbundener Rollladenstäbe aus einwandigem, dünnem Metallblech

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