JP2004202227A - スピーチ認識制御を用いる超音波システム用の単純化された機械的ユーザインタフェース - Google Patents

スピーチ認識制御を用いる超音波システム用の単純化された機械的ユーザインタフェース Download PDF

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Abstract

【課題】 改善された、スピーチ制御される超音波システムを開示する。
【解決手段】 機械的ユーザインタフェース(ユーザとスピーチ認識システム間)は、ワイヤレス通信リンク、及び、ヘッドセットとトラックボールデバイスと選択入力ボタンを有するユーザインタフェースを用いることにより能率化且つ単純化される。本発明の実施例では、スピーチ認識システムの効率及び使い勝手の良さは、目標スピーチ認識、スピーチ−テキスト変換能力、キーワード起動、及び、各超音波システム操作者用のユーザプロファイルを用いることにより向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超音波撮像システムに関り、特に、スピーチ制御システムを有する超音波撮像システムに係る。
今日利用可能である超音波システムは、キーボード、マウス、トラックボール、ノブ、ボタン制御部、及び/又は、タッチパネルにより手動で制御される。これらの制御手段に音声制御のシステムを追加する、又は、これらの制御手段を音声制御のシステムに置換することも可能である。図1に示すように、最も単純な形態にあるこのような音声制御システムは、マイクロホン110、スピーチ認識システム150、及び、超音波撮像システム180を有する。ユーザは、マイクロホン110に向かって話し、マイクロホン110は、音声を電気信号に変換し、電気信号をスピーチ認識システム150に送信する。スピーチ認識システム150は電気信号を解釈して、どのようなコマンドが与えられたのかを判断し、判断したコマンドを超音波撮像システム180に送信する。音声作動(及び/又は手動)の制御システムの特定の例は、本願に参考として組み込む特許文献1に開示される。特許文献1では、スピーチ認識システム150は、超音波システム180内に組み込まれる。
このような音声制御される超音波システムは、ユーザが作業を行うことを容易にするが、独自の問題も有する。第1に、ユーザは、ユーザが特定の言葉及び音節を発音する方法を認識することができるようスピーチ認識システムを「訓練」しなければならない場合がある点である。多くのスピーチ認識システムでは、このことは、ユーザが特定の用語、表現、及び、音節を復唱してシステムを初期設定する「音声登録訓練セッション」により達成される。しかし、病院や診療室の環境では、ユーザは様々な超音波撮像システムを使うか、及び/又は、様々なユーザが同じ超音波システムを使用し得る。前者の場合、ユーザは、複数の訓練セッション(各システムにつき1回)を行わなければならず、後者の場合、超音波システムは、1つ以上の訓練ファイルを格納する容量がない場合がある。
第2に、一般的に、マイクロホンは、システムの使用時、更には、それ以後もオンにされたままにされ、従って、スピーチ認識システムは、操作者からの会話(例えば、患者に話しかける)を含む大量の関連性のないデータを受信してしまう点である。これは、スピーチ認識システムによる誤解を招き、超音波システムに意図しないコマンドが伝送されてしまい得る。
米国特許第5,544,654号
従って、スピーチ認識システムによる誤解が減少し、ユーザインタフェースの効率が増加する超音波撮像システムの改善が必要である。
本発明は、スピーチ制御される超音波システムの改善点を提供する。本発明の1つの面では、スピーチ認識システムの効率及び使い勝手の良さは、個々のユーザ用の訓練プロファイルと、目標が決められたスピーチ認識と、スピーチからテキストへの変換能力と、キーワード起動を用いて、向上される。ユーザプロファイルは、各操作者に対して作成され、各ユーザプロファイルは、少なくとも、操作者の訓練プロファイルと、修正可能なスピーチ−テキスト辞書と、キーワードの修正可能なリストを有する。別の面では、機械的なユーザインタフェース(ユーザとスピーチ認識システムの間)は、ワイヤレス通信リンク、及び、ヘッドセットと、トラックボールデバイスと、選択入力ボタンを有するユーザインタフェースを用いることにより能率化且つ単純化される。適切なユーザプロファイルを取出しするためにユーザを識別するために、音声認識技術及び/又はワイヤレス識別トランスポンダといった自動ユーザ識別手段を用いることも考えられる。
本発明の他の目的及び特徴は、添付図面と共に以下の詳細な説明を考慮することにより明らかとなろう。しかし、図面は、説明目的のために設計されたものであり、本発明の制限を定義付けるものではないことを理解するものとする。本発明の制限に関しては、特許請求の範囲を参照すべきである。更に、図面は必ずしも拡大縮小されているわけではなく、指示しない限りは、本願に説明する構造及び手順を概念的に説明することのみを目的とすることを理解するものとする。
一般的には、本発明は、音声制御される超音波システムのパーソナライズ化と超音波システムをより効率よくすることを目的とする。本発明の1つの面では、スピーチ認識システムの効率及び使い勝手のよさは、幾つかの改良点により向上される。別の面では、機械的なユーザインタフェース(ユーザとスピーチ認識システム間)が能率化かつ単純化される。
本発明は、超音波システム用のスピーチ認識ユーザインタフェースの6つの本質的な改良点を有する。即ち、
・ユーザプロファイル
・目標スピーチ認識
・スピーチ−テキスト変換能力
・キーワード起動
・ワイヤレス通信リンク
・「選択」ボタン付きトラックボール
ユーザプロファイル−上述したように、一般的なスピーチ認識システムは、ユーザが、表現、言葉、及び/又は音節を繰り返して、ユーザが話していることを理解できるよう音声認識システムを訓練する音声登録登録セッションを介して初期化される。更に上述したように、このことは、ユーザが、様々な超音波システムを用いる、及び/又は、異なるユーザが同じ超音波システムを用いる病院又は診療所の環境では、問題がある。本発明の実施例による超音波システムでは、訓練プロファイルは、個々のユーザ毎に格納され、それにより、ユーザにより使用される全ての超音波システムにおけるスピーチ認識の一貫したパフォーマンスを可能にする。
本発明の好適な実施例によると、ユーザは最初に、音声登録訓練セッションを行い、結果として、スピーチ訓練プロファイルが形成される。図2に示すように、スピーチ訓練プロファイル210は、そのユーザのためのユーザプロファイル200に保存される。このユーザプロファイル200は、その特定のユーザが、超音波システムのスピーチ認識システムを起動させる度にアクセスされ且つ利用される。
システムが正しいユーザプロファイルを使用するために、スピーチ認識システムは、最初に、その特定のユーザを認識しなければならない。この認識は、多様な手段により行われ得る。1つの実施例では、ユーザは、例えば、キーボードを用いて、スピーチ認識システムに直接自分の識別情報をキーで入力し得る。そうすると、システムは、そのユーザ識別情報205に基づいて、正しいユーザプロファイル200を見つける。別の実施例では、スピーチ認識システムは、音声認識(即ち、特定のユーザの個々の音声を認識且つ識別すること)が可能である。この実施例では、ユーザは、単純に話し始め、そして、スピーチ認識システムは自動的にユーザを識別し、そのユーザのプロファイルを取出しする。このような実施例では、例えば、図2に示す音声識別パラメータ215のような、ユーザの声を決める一意のパラメータを格納する必要もある。別の実施例では、クレジットカードタイプのカードの磁気ストリップ、能動電気素子によりピング(ping)されると信号を送信するクレジットカード型のカードに埋め込まれる受動電気素子、識別番号、又は、ブルートゥース又は他のタイプのワイヤレス装置により送信されるMACアドレス等の、他の形式のユーザ識別情報を用いることが可能である。
ユーザプロファイル200に示す残りの構成要素を以下に説明する。
ユーザプロファイルは、様々な方法で格納され得る。図3の好適な実施例に示すように、ユーザA、B、及びCのユーザプロファイル310は、スピーチ認識システム150のメモリの一部に格納される。この実施例では、スピーチ認識システム150は、超音波システムに組み込まれる。従って、図3に示す実施例では、1つの超音波システムは、全てのユーザプロファイルを保持するのに十分なメモリを有さなければならない。尚、全ての実施例において、スピーチ認識システムは、超音波システムと別個であっても、又は、超音波システムと一体にされてもよい。
図4の好適な実施例に示すように、各超音波システム401、402、及び403は、集中ユーザプロファイルデータベース410につながる通信リンク405を有する。この記憶手段の例示的な実施例は、病院であり、病院では、各超音波システムは、ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続される。ユーザプロファイルデータベースを有するサーバもLANに接続される。ユーザを認識すると、スピーチ認識システムは、ユーザプロファイルデータベースから適切なユーザプロファイルを要求し、そして、そのユーザプロファイルを受信する。図5に示す更なる好適な実施例において、各ユーザプロファイル501、502、及び503は、小さな携帯可能なメモリ手段に格納される。このメモリ手段は、格納されたユーザプロファイルをスピーチ認識システムに送信することができる。一例として、ユーザは、自分のユーザプロファイルを有する小さなソニー(登録商標)製の「メモリスティック」を持ち運び得る。このメモリスティックは、様々なスピーチ認識システムに接続する読出し手段511、512、及び、513に挿入され、読出しされることが可能である。任意の記憶手段(CD、フロッピー(登録商標)ディスク、組込み式半導体電子機器等)を用いることができ、且つ、任意の有線又は無線記憶読出し手段を用いることができる。
本願に説明する例から分かるように、ユーザプロファイルを格納する方法は、集中的(例えば、図4にあるように、全てのユーザプロファイルが1つのサーバ上に格納される)から分散的(例えば、図5にあるように、各ユーザが自分のプロファイルを運ぶ)まで範囲は様々であり、これらの両極間の実施例(例えば、図3にあるように、各スピーチ認識システムが数個のユーザプロファイルを有する)も含む。
更に、集中システムと分散システムの組合わせも用いることができる。例えば、ユーザプロファイルは、超音波システム、ネットワーク化され集中化されたデータベース、更に、各ユーザにより持ち運ばれる携帯可能な記憶ユニットに格納され得る。このようなシステムにおいて、超音波システムは、最初に、ユーザの識別情報を確認し、次に、そのユーザのプロファイルが格納されているか否かを判断する。格納されていない場合は、超音波システムは、ユーザの記憶装置からそのユーザのプロファイルを直接ダウンロードするか、又は、集中データベースからネットワークを介してダウンロードし得る。この選択は、超音波システムの通信及び記憶能力に依存する。このような重複のシステムは、ユーザプロファイルを無くしたような場合に有用である。更に、集中データベースが、インターネットに接続していると、このシステムは、様々な施設を移動する超音波技術者に非常に有益となる。
更に、図2に示すユーザプロファイル200は、ユーザプロファイルにおける可能な構成要素の概略図であることを理解するものとする。一部の実施例では、ユーザプロファイルは、ユーザ識別情報205及びユーザのスピーチ訓練プロファイル210のみを有し得る。更に、ユーザプロファイル200内の構成要素は、様々な装置に格納され得る。例えば、図4に示すようなシステムにおいて、音声識別パラメータ215は、個々の超音波システムに格納され、ユーザプロファイルはサーバ410に格納され得る。そのような実施例において、個々のスピーチ認識システムは、最初に、ローカルで格納される音声識別パラメータを用いてユーザを識別し、そして、適切なユーザプロファイルをサーバ40から取出しする。
目標スピーチ認識−特定の言葉の正確さの度合いは、スピーチ認識システムの全体の認識精度より相当に低い場合がある。つまり、他の言葉又は表現よりも大幅に高い頻度で誤訳される特定の言葉又は表現があり得る。しかし、一般的なスピーチ認識システムにおいて、そのような問題を解決する唯一の手段は、最初の音声登録訓練セッションの全部を繰り返すことであり、これは、この誤訳問題は、数個の言葉又は表現についてのみ発生する場合があるので、非常に非効率である。本発明の1つの実施例では、ユーザは、スピーチ認識システムが話された言葉を誤訳する又は話された言葉がわからない場合に、スピーチ認識システムにすぐに「目標とする」補正をすることができる。図2のユーザプロファイル200に目標訓練211として示すこの特徴を用いて、ユーザは、最初の音声登録セッション全体を繰り返すことなく、問題の言葉又は表現のみに向けられた音声登録訓練を行う。
スピーチ−テキスト変換能力−超音波システムのユーザは、患者の検査時間の少なくとも5%を使って、作成される画像に注釈を付ける。この注釈は一般的に、画像を適切に識別するために用いられ、切断面及び解剖学的構造といった情報を有する。本発明の1つの実施例によると、超音波システムは、スピーチからテキストに変換する能力を有し、この能力は、検査を中断することなく、又は、手を使って注釈情報を入力する必要なく、ユーザが画像に注釈を付けることを可能にする。スピーチ−テキスト変換モジュールは、ハードウェア、ソフトウェア、又は、それらの組合わせにより実現され得、また、スピーチ認識システム及び/又は超音波システムに組み込まれるか、又は、別個のモジュールであり得る。スピーチからテキストへの変換能力がスピーチコマンド機能と干渉することを回避するために、スピーチ−テキスト変換能力は、ハードウェア又は特定のスピーチコマンドにより起動され得る。例えば、ユーザは、「注釈付けの開始」と言うと、スピーチ−テキスト変換能力が起動される。そして、システムは、注釈を付けることを止めるには、話される停止表現、タイムアウト、又は、一部の物理的インタフェースとのユーザインタラクションを待つ。
更に、本発明のスピーチ−テキスト変換機能は、スピーチ−テキスト変換モジュールがスピーチを認識するために用いる言葉の「辞書」の追加、削除、及び、編集を可能にする。例えば、ユーザは、絶対に使わない言葉を削除することを希望する(誤訳を回避するために)か、又は、特定の言葉が注釈においてテキストとして現れる様子を修正する、即ち、略記等に修正することを希望し得る。図2にユーザプロファイル200中のスピーチ−テキスト辞書220として示すように、このモジュールは、ユーザが自分のプロファイルにアクセスする度に、連続的に更新且つ修正されることが可能である。
キーワード起動−上述したように、周囲の音、背景の会話等は、スピーチ認識システムのパフォーマンスに悪影響を与え、装置が不慮に動作することを潜在的に引き起こし得る。本発明の1つの実施例によるスピーチ認識システムは、各スピーチコマンドの前に「キーワード」を用いることによりこの問題を最小限にする。キーワードは、一般的に、日常会話では話される可能性のない意味のない言葉である。キーワード起動は、キーボードのキーの押下、又は、話された各コマンド後の追加の確認段階を必要とするよりもより良好な解決策である。一部の環境では、キーワードは必要となることも又は望まれることもない場合があり、そのような環境においては、キーワード能力は用いられない。
図2に、1つ以上のキーワード230が、ユーザプロファイル200内に格納されるものとして示す。図2における他のモジュールと同様に、この特徴は、ユーザが自分のプロファイルにアクセスする度に連続的に更新且つ修正され得る。
ワイヤレス通信−本発明の1つの好適な実施例において、超音波システムは、構成要素間を、有線接続ではなく、無線接続を用いて実現される。この無線接続は、任意の技術を用い得るが、低電力、短距離の無線技術が用いられることが好適である。低電力、短距離の無線技術の幾つかの例としては、ブルートゥース、IEEE802.11a又は802.11b、HiperLAN、及び、HomeRFが挙げられる。磁気誘導、赤外線、又は、拡散赤外線技術も用い得る。図6に示すように、ヘッドセット610が、超音波システム680(この実施例では、スピーチ認識システムは、超音波システム680内に組み込まれる)との無線接続を有する。このことは、超音波システム680が、プリンタ662、又は、PDA664といった周辺装置、又は、1つ以上の病院内ネットワークと無線通信リンクを有することを可能にする。この追加された無線能力により、超音波システム680は、様々な場所に動かすことができ、壁のソケットに電源プラグを再度接続することのみを必要とする。更に、周辺の構成要素は、室内にどの超音波システムがあろうと容易に再接続することができるので、周辺構成要素は1つの部屋から別の部屋に容易に動かすことができる。
1つの好適な実施例では、ブルートゥースを無線通信リンクに用いる。ブルートゥースプロトコルは、2つのブルートゥースデバイス間で任意の通信セッションの始まりにおいてハンドシェイク手続きを必要とする。従って、ブルートゥースは、一度に1つの音声入力装置のみが超音波システムに登録されることを確実にすることができる。ブルートゥースデバイスも短距離で、軽量で、且つ、低電力消費である。従って、ブルートゥースデバイスは、スピーチ認識超音波システムにおけるヘッドセットとして理想的である。標準RFシステムは、距離が長すぎ、且つ、電力消費が大きすぎる。赤外線システムは、視野方向光路を必要とする。更に、ブルートゥース送信器は、医療用遠隔測定装置といったRFを利用する病院又は診療所環境における他の機器と干渉する可能性が低い。
1つの好適な実施例において、音声識別情報を用いて個々のユーザを識別するのではなくて、ヘッドセット610が一意の識別子(例えば、能動電子素子によりピングされると数字コードを無線で送信する受動電子素子)を有し、この識別子により、ユーザがスピーチ認識システムに対し識別される。従って、ユーザが、超音波システムの付近にいると、超音波システムはユーザを自動的に識別し、正しいユーザプロファイルを取出しすることができる。これは、図3又は4の無線の実施例に用い得る。別の実施例では、ユーザプロファイルは、ヘッドセット510に組み込まれるか、又は、接続され得る。組み込まれる実施例では、ユーザプロファイルを有する半導体メモリチップがヘッドセット内に組込まれ、そして、ユーザが超音波システムの範囲内に入ってきたときに、超音波システムによりアクセス且つダウンロードされ得る。これは、図5の無線の実施例であり得る。接続される実施例では、ユーザプロファイルを有するメモリモジュールが、有線によりヘッドセット610に接続され得る。
トラックボールデバイス−従来の超音波システムの追加の改善点は、スピーチ認識システムに組み込まれる単純化された機械的ユーザインタフェースである。超音波システムの従来の機械的ユーザインタフェースは、複数の押しボタン、トグルスイッチ、ロッカースイッチ、回転式ノブ、組み込まれたトラックボールを有するキーボードを有する制御パネルを有する。しかし、従来のユーザインタフェースは、比較的大きく、且つ、ユーザが検査を行う際に、ユーザから離れた場所に位置付けられる。そのように従来のユーザインタフェースに頻繁に行ったり来たりすることは、検査の進行速度を妨げ、また、毛根管症候群といった職業上のストレスをもたらし得る。更に、制御のためにスピーチ認識技術を用いる超音波システムにおいて、機械的なユーザインタフェースは、超音波システムを制御するためにスピーチ認識システム内に組み込まれ、且つ、スピーチ認識システムを支援すべきである。
図7に示す本発明の1つの好適な実施例において、単純化された機械的ユーザインタフェース700は、トラックボール710、1つの「選択」ボタン720、及び、再構成可能なタッチパネル730を有する。他の実施例では、この単純化された機械的ユーザインタフェースは、より少ない又はより多い構成要素を有し得る。例えば、別の実施例において、単純化された機械的ユーザインタフェースは、内蔵型の選択機能(即ち、トラックボールを押下することにより起動される)を有するトラックボールのみを有し得る。更に別の実施例において、単純化された機械的ユーザインタフェースは、図7に示す全ての構成要素と、トグルスイッチ又は回転式ノブといった追加の機械的制御部を有し得る。更に別の実施例において、再構成可能なタッチパネル730は、標準的なボタン、スイッチ、及び/又は、他の機械的インタフェースに取って代わられる。本発明の様々な実施例による単純化された機械的ユーザインタフェースの重要な点は、超音波システムのスピーチ認識ユーザインタフェースに組み込まれ、且つ、従来の機械的ユーザインタフェースと比較してそのサイズ及び/又は複雑さが減少される点である。
図7において、トラックボール710と選択ボタン720は、ヘッドセット(即ち、スピーチ認識システム)と協力して、超音波システムとのプライマリユーザインタフェースを形成する。システムの制御部は、スピーチコマンドにより起動されることが可能であり、そして、選択ボタン720を用いて「送信」する。トラックボール710は、制御設定を高速で回すことにより従来のユーザインタフェースのパドルスイッチ及び回転式スイッチの機能を再現する簡単な手段を提供する。一部の状況において、スピーチコマンドは、画面上に可能な選択を有するメニュを表示し得る。ユーザは、選択のうちの1つを、トラックボール710を動かすことにより選択し、所望の選択を示し、選択ボタン720を押す。他の状況において、トラックボール710の動作及び/又は選択ボタン720の押下は、スピーチ認識システムに特定のタイプのスピーチコマンドを待機させるか、又は、スピーチ認識システムに、再構成可能なタッチパネル730内の表示内容を変更させる。3つの入力構成要素のいずれか、及び、再構成可能なタッチパネル730上に示す入力手段を介する入力シーケンス及び/又は入力の組合わせは、実質的に制限のない変更が可能である。
スピーチコマンドに適さないコマンド機能は、ヘッドセットと協力して、トラックボール710及び/又は再構成可能なタッチパネル730により実行することが可能である。例えば、測定カーソルの位置付けといった微妙な物理的動作を必要とする動作は、トラックボール710によって行われ得る。好適な実施例では、再構成可能なタッチパネル730は、スピーチ認識システムにより供給される現在のコンテキストに基づいて表示内容(「ボタン」及び他の機械に基づいたインタフェース画像)を変更する。従って、再構成可能なタッチパネル730上の「ボタン」及び他の制御部は、ユーザが現在何をやっているかに応じて完全に異なり得る。更に、本発明の実施例は、再構成タッチパネル730にユーザにより決められる表示内容を有することも考えられる。更に、スピーチ認識システムが、ユーザが話したコマンドを判断することができない場合、トラックボール710、選択ボタン720、及び/又は、再構成可能なタッチパネル730が、様々な手段をユーザに供給して、スピーチ認識システムにより生成される2つ以上のオプションを選択することができるにする。
図8に示すように、本発明の1つの好適な実施例は、超音波システム880に取付けられる多関節の支持体810に取付けられる単純化された機械的ユーザインタフェース700を有する。この実施例における単純化された機械的ユーザインタフェース700では、選択ボタン機能はトラックボールに組み込まれる。トラックボールが軽くたたかれる又は下方向に押されると、これは、選択ボタンを押したことと同じである。多関節の支持体810によって、ユーザは、単純化された機械的ユーザインタフェース700を使い勝手のよい場所に動かすことができる。一部の実施例では、複数の単純化された機械的ユーザインタフェース700が適切な場所(例えば、超音波システムの隣、ユーザの座席の上に、ベッドの右側、ベッドの左側等)に置かれ、そこから、ユーザは特定の動作のために最良に適したものを選択し得る。他の実施例では、単純化された機械的ユーザインタフェース700は、超音波システムとの有線又は無線の通信リンクを有し、それにより、動作のより大きい度合いの自由度を可能にする。
従って、本発明の基本的な新規の特徴を、本発明の好適な実施例に適用して図示し、説明し、且つ、指し示したが、図示する装置の装置の形式及び詳細、及び、動作における様々な省略、置換、及び、変更は、本発明の技術的思想から逸脱することなく当業者により行われ得ることを理解するものとする。例えば、同一の結果を達成するよう略同一の方法で同一の機能を実質的に行う構成要素及び/又は方法段階の全ての組合わせは、本発明の範囲内であることを明白に意図する。更に、任意の開示した形式又は本発明の実施例に管r年して示した及び/又は説明した構造及び/又は構成要素及び/又は方法段階は、設計選択の一般的事項として、任意の他の開示される又は説明される又は提案される形式、又は、実施例に組み込まれ得る。従って、特許請求の範囲によってのみ制限されるものとする。
スピーチ認識システムを用いる従来の超音波システムを示すブロック図である。 本発明の好適な実施例によるユーザプロファイルを示す概略図である。 本発明の1つの好適な実施例に従い、様々なユーザプロファイルを1つの超音波システムに格納する方法を示す図である。 本発明の別の好適な実施例に従い、様々なユーザプロファイルを1つの超音波システムに格納する方法を示す図である。 本発明の更なる好適な実施例に従い、様々なユーザプロファイルを1つの超音波システムに格納する方法を示す図である。 本発明の1つの好適な実施例に従い、無線通信リンクを用いる超音波システムを示すブロック図である。 本発明の1つの好適な実施例による単純化された機械的ユーザインタフェースを示すブロック図である。 本発明の1つの好適な実施例による単純化された機械的ユーザインタフェースを用いる超音波システムを示すブロック図である。
符号の説明
110 マイクロホン
150 スピーチ認識システム
180 超音波撮像システム
200 ユーザプロファイル
205 ユーザ識別情報
210 スピーチ訓練プロファイル
211 目標訓練
215 音声識別情報
220 スピーチ−テキスト変換辞書
230 キーワード
410 ユーザプロファイルデータベース
401、402、403 超音波システム
501、502、503 ユーザプロファイル
511、512、513 読出し手段
610 ヘッドセット
662 プリンタ
664 PDA
680 超音波システム
700 単純化された機械的ユーザインタフェース
710 トラックボール
720 「選択」ボタン
730 再構成可能なタッチパネル
810 多関節の支持体
880 超音波システム

Claims (20)

  1. ディスプレイと、
    超音波撮像システムを制御するためのスピーチ認識システムと、
    操作者が前記スピーチ認識システムにスピーチコマンドを入力するためのマイクロホンと、
    前記スピーチ認識システムに組み込まれる単純化された機械的ユーザインタフェースと、を有し、
    前記単純化された機械的ユーザインタフェースと前記マイクロホンの組合わせが、前記超音波撮像システムを制御可能であるよう前記スピーチ認識システムに前記単純化された機械的ユーザインタフェースは組み込まれる、超音波撮像システム。
  2. 前記単純化された機械的ユーザインタフェースは、
    操作者が、前記ディスプレイ上に表示されるアイテムを操作するためのトラックボールデバイスを有する請求項1記載の超音波撮像システム。
  3. 前記単純化された機械的ユーザインタフェースは、
    操作者が、アイテムを選択するための選択入力を有する請求項1記載の超音波撮像システム。
  4. 前記単純化された機械的ユーザインタフェースは、
    アイテムを表示し、入力を受信することのできるタッチパネルを有する請求項1記載の超音波撮像システム。
  5. 前記単純化された機械的ユーザインタフェースは、
    少なくとも1つの構成要素を有し、
    前記少なくとも1つの構成要素の少なくとも1つは、走査前又は走査時に前記操作者により容易に動かされ得る請求項1記載の超音波撮像システム。
  6. 前記超音波撮像システムと、走査前又は走査時に前記操作者により容易に動かされ得る前記少なくとも1つの構成要素との間の通信リンクは、有線接続及び無線接続のうち少なくとも1つを有する請求項5記載の超音波撮像システム。
  7. ディスプレイと、
    超音波撮像システムを制御するためのスピーチ認識システムと、
    操作者が前記スピーチ認識システムにスピーチコマンドを入力するためのマイクロホンと、
    前記スピーチ認識システムと協力して前記超音波撮像システムを制御するための単純化された機械的ユーザインタフェースと、を有し、
    前記単純化された機械的ユーザインタフェースは、
    前記操作者が、前記ディスプレイ上に表示されるアイテムを操作するためのトラックボールデバイスと、
    前記操作者が、アイテムを選択するための選択入力とを有する、超音波撮像システム。
  8. 前記単純化された機械的ユーザインタフェースは、
    アイテムを表示し、入力を受信することのできるタッチパネルを更に有する請求項7記載の超音波撮像システム。
  9. 前記タッチパネルは、再構成可能なタッチパネルであり、
    前記タッチパネルに表示されるアイテムは、前記操作者が行っている機能に依存して変更する請求項8記載の超音波撮像システム。
  10. 前記マイクロホンを有するユーザヘッドセットを更に有する請求項7記載の超音波撮像システム。
  11. 前記選択入力は、前記トラックボールデバイスの押下が、選択機能を起動するよう前記トラックボールデバイスに組み込まれる請求項7記載の超音波撮像システム。
  12. 前記単純化された機械的ユーザインタフェースは、前記超音波撮像システムとの無線通信リンクを有する請求項7記載の超音波撮像システム。
  13. 前記無線通信リンクは、ブルートゥースリンク、IEEE802.11リンク、HiperLANリンク、HomeRFリンク、赤外線技術リンク、及び、磁気誘導技術リンクのうちの1つである請求項12記載の超音波撮像システム。
  14. 前記超音波撮像システムは、1つ以上の単純化された機械的ユーザインタフェースを有する請求項7記載の超音波撮像システム。
  15. 一人以上の操作者が前記超音波撮像システムを用い、
    前記超音波撮像システムは更に、
    各操作者用のスピーチ認識訓練ファイルと、
    データエントリ入力の1つに対し前記超音波撮像システムの操作者を識別し、対応する携帯可能なスピーチ認識訓練ファイルを探すために用いる音声認識システムと、
    操作者が超音波画像に注釈を付けるためのスピーチ−テキスト変換器と、
    各操作者により修正可能な各操作者用のスピーチ−テキスト辞書と、
    特定の言葉及び表現について目標スピーチ認識訓練を操作者が行うための手段と、
    話されるコマンドが後続することを前記スピーチ認識システムに指示するために操作者によってキーワードが用いられるキーワード起動特徴とのうちの少なくとも1つを有する請求項7記載の超音波撮像システム。
  16. 前記超音波撮像システムは、複数の超音波撮像システムの1つであり、
    前記スピーチ認識訓練ファイル、前記スピーチ−テキスト辞書、及び、格納されるキーワードのうちの少なくとも1つは、前記複数の超音波撮像システムのいずれにも持ち運ぶことができる請求項15記載の超音波撮像システム。
  17. 前記単純化された機械的ユーザインタフェースは、前記超音波撮像システムに取付けられる多関節の支持体上に設置される請求項7記載の超音波撮像システム。
  18. 制御のためにスピーチ認識システムを用いる超音波撮像システム用の単純化された機械的ユーザインタフェースであって、
    前記超音波撮像システムに接続するディスプレイ上に表示されるアイテムを、操作者が操作するためのトラックボールデバイスと、
    前記操作者が、アイテムを選択するための選択入力と、を有し、
    前記単純化された機械的ユーザインタフェースは、前記単純化された機械的ユーザインタフェースとマイクロホンの組合わせが、前記超音波撮像システムを制御可能であるよう前記スピーチ認識システムに組み込まれる、単純化された機械的ユーザインタフェース。
  19. アイテムを表示し、入力を受信することのできるタッチパネルを更に有する請求項18記載の単純化された機械的ユーザインタフェース。
  20. 前記タッチパネルは、再構成可能なタッチパネルであり、
    前記タッチパネルに表示されるアイテムは、前記操作者が行っている機能に依存して変更する請求項19記載の単純化された機械的ユーザインタフェース。
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