JP2004201345A - 画像符号化方法、画像符号化装置、画像復号化方法及び画像復号化装置 - Google Patents
画像符号化方法、画像符号化装置、画像復号化方法及び画像復号化装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 符号化を実施する複数の符号化モード群を登録した複数の符号化モードテーブルを有する符号化判定部から、外部より設定した所定の符号化モードテーブル選択情報に基づき上記符号化モードテーブルを選択し、該選択した符号化モードテーブルに登録された全ての符号化モードに対応して上記入力画像を各領域ごとに符号化して符号化ビットストリームを生成し、該符号化ビットストリームに上記符号化モードテーブル選択情報を付加して出力する。
【選択図】 図3
Description
図1は、画像符号化装置と画像復号化装置との間で一般に送受信される符号化ビットストリームの構造を示す図である。
符号化ビットストリームは、例えば各時間の1フレーム(1画面)毎に作成されるもので、図1に示すように、被符号化画像ヘッダ情報と、1フレームを例えばN個の領域に分けた場合の各領域1〜N毎の符号化データとから構成されている。
被符号化画像ヘッダ情報には、例えば、符号化および復号化側で量子化方法を切替える方式を採用する場合は、量子化方法選択情報等が含まれている。
ビデオVM8.0(ISO/IEC JTC1/SC29/WG11/N1796)では、B−VOP(Bidirectionally Predictive−Video Object Plane)の各マクロブロックを、4つのマクロブロック符号化モード(以下、MBTYPE)のうちの一つを選択して符号化することが提案されている。
このようにこのVM8.0の提案では、符号化モードが4種類しかないため、上述の理由により、マクロブロックによっては効率良く符号化できない場合が生じ、画質が低下するという課題があった。
実施の形態1.
実施の形態1の画像符号化装置は、被符号化画像領域ごとに複数の符号化モードから最適な符号化モードを選択して符号化する従来の符号化装置に対して、さらに、被符号化画像ごとに所定の条件に応じて被符号化画像領域で選択可能な符号化モード群をテーブルにより切替えることができるようにしたことを特徴とするものである。
符号化モード判定部2は、可変長符号化された符号語等の当該被符号化画像においてとりうる符号化モードの識別子もしくは識別番号等を含んだ2つの符号化モードテーブルA22,B23を有している。
この実施の形態1では、一方の符号化モードテーブルA22は、例えば所定の基準ビットレートより低ビットレートで符号化を実施する場合に用いる複数の符号化モードからなる例えば従来の図2に示すような符号化モード群を含み、もう一方の符号化モードテーブルB23は所定の基準ビットレートより高ビットレートで符号化を実施する場合に用いる符号化モード群を含むものとする。
図6はこの実施の形態1による画像符号化装置の動作を示すフローチャートである。
まず最初のステップST1において、この符号化装置を起動する際、ユーザはこの装置が使用するビットレート等の条件に応じて、使用すべき符号化モードテーブルA22、B23を選択するための符号化モードテーブル選択情報200をスイッチやプログラム等により設定して、符号化モード判定部2及び可変長符号化・多重化部5に出力する。つまり、この符号化装置は装置駆動に際して目標となるビットレートをユーザが設定できるものとし、該設定されたビットレートをある閾値をもって低ビットレート/高ビットレートに区別し、これを符号化モードテーブル選択情報200とする。
次にステップST2において、符号化モード判定部2の切替部24は、符号化モードテーブル選択情報200に基づいて、低ビットレート符号化時には低ビットレート対応の符号化モードテーブルA22を、高ビットレート符号化時には高ビットレート対応の符号化モードテーブルB23を選択して決定する。
次に、符号化モード判定部2の判定処理部21は、入力された被符号化画像領域の入力画像信号201に対して、次のステップST3〜ステップST14の処理により、とりうるすべての符号化モードに対応する被符号化画像信号を生成して符号化効率の最も良い符号化モードを選択する。
ここで符号化モードについて説明すると、入力画像信号そのものを被符号化画像信号とするモードも符号化モードの1つであり、通常、イントラモードと呼ばれる。また、動き補償予測によって予測画像を生成し、予測誤差信号を求めてこれを被符号化画像信号とするインターモードがある。インターモードの場合は、用いる予測方式に伴って符号化モードが設定される。例えば、ISO/IEC 13818−2に開示されるBピクチャでは、時間的に前の符号化済み画像から動き補償予測を行う前方向予測、時間的に後の符号化済み画像から動き補償予測を行う後方向予測、前方向予測および後方向予測によって得られた予測画像を加算平均したものを予測画像とする両方向予測などの複数の予測方式をとることが可能であり、これらに対応してそれぞれ符号化モードが設定される。このように複数の符号化モードの中からもっとも符号化効率の良いモードを選択して得た被符号化画像信号が圧縮符号化の対象となる。このため、イントラモードの符号化モードの場合、入力画像信号201をそのまま被符号化画像信号として使用するので生成する必要はないが、インターモードの符号化モードの場合、インターモードに対応する選択可能な各種予測方式ごとの予測誤差信号は、図3の動き検出部10、動き補償部11及び減算部1によって、次のようにして生成される。
次にステップST4において、動き補償部11は動き情報208に基づいてメモリ9から参照画像データ211を読み出し、必要に応じて演算を行って予測画像212を生成する。そしてこの予測画像212は減算部1において入力画像信号201と減算され、予測誤差信号202すなわち被符号化画像信号203となる。以上の処理を、選択した一方の符号化モードテーブルに登録された全ての符号化モードについて行なう。
そして終了した場合、次のステップST6において、判定処理部21は、その選択された符号化モードテーブルに含まれる各符号化モードに対応する被符号化画像信号203を評価して判定し、最も符号化効率の良い被符号化画像信号203を選択すると共に、これに対応する符号化モードを該被符号化画像領域の符号化モードとして選択して、それぞれ、被符号化画像信号203、その識別子を符号化モード情報206として出力する。
次のステップST7において、直交変換部3は符号化モード判定部2から出力された被符号化画像信号203を、DCT(離散コサイン変換)などの変換を行い直交変換係数204に変換する。そして次のステップST8において、量子化部4は直交変換係数204を所定の量子化ステップで量子化し、圧縮画像データ205として出力すると共に、その量子化ステップを示す量子化ステップ情報207を出力する。
そしてステップST9において、量子化部4からの圧縮画像データ205、符号化モードテーブル選択情報200、符号化モード判定部2からの符号化モード情報206、動き検出部10からの動き情報208などのオーバヘッド情報は、可変長符号化・多重化部5によりビット列に変換され、所定のシンタックスにしたがって多重化され、図5に示すように1ビットの符号化モードテーブル選択情報200のみが被符号化ヘッダ情報に設定された構造の符号化ビットストリーム213として出力される。なお、量子化部4における量子化ステップを示す量子化ステップ情報207は、予め可変長符号化・多重化部5側で分かっており登録されても良い。
なお圧縮画像データは、ステップST10,ST11において、逆量子化部6、逆直交変換部7を経て、被符号化画像信号の状態へ局所復号され局所復号予測誤差信号209を得る。
そして次のステップST12において、切替部12が符号化モード情報206にしたがって必要に応じて予測画像212を加算部8に送り、加算部8は局所復号予測誤差信号209と予測画像212との加算を行ない、局所復号画像信号210を得る。そして次のステップST13により、局所復号画像信号210は以降の符号化のためにメモリ9に格納される。
以上のように、この実施の形態1によれば、目標ビットレートなどの条件に応じて適切な符号化モード群毎に予め分けた符号化モードテーブルを複数用意しておき、本装置を起動する際にその条件に応じて符号化モードテーブル選択情報を設定して適切な符号化モードテーブルを選択し、さらにその選択した符号化モードテーブルのうちから最適な符号化モードを選択すると共に、その符号化モードテーブル選択情報を各領域毎の符号化データ中ではなく、被符号化画像ヘッダ情報に設定するようにしたので、符号化モードテーブルを複数設けることによって符号化モードを増やしても符号化データにおけるオーバヘッド情報中の符号化モード情報の量は増えることはなく、効率の良い符号化を行う画像符号化装置を実現できるという効果が得られる。
より具体的に説明すると、例えば、高ビットレートの場合は符号化ビットストリーム全体の情報量に余裕があるので、ある程度符号化モードを多く用意して適応的に符号化できるようにしておけば、多少符号化モード情報分のオーバヘッド情報が多くなっても、全体として符号化効率を向上できることが多くなる。しかし、低ビットレートの場合は、符号化ビットストリーム全体のデータ量を抑えなければならないため、圧縮画像データの情報量に対する符号化モード情報などを含むオーバヘッド情報の情報量の割合が大きくなる。そのため多くの符号化モードを使用すると、圧縮画像データの符号化効率があまり向上しないのに、符号化モード情報等のオーバヘッド情報の負荷が大きくなるということが発生し、符号化効率が低下してしまう。これは、符号化モードテーブルを固定的に1つしか持たない符号化装置では、ビットレート等が変わった場合、符号化効率を低下させないように適応性を持たせることが難しいからである。
実施の形態2.
図7は実施の形態2による画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図において、31はMBTYPE(マクロブロック符号化タイプ)判定部、32はDCT部、33は逆DCT部、34は形状符号化部であり、他の同一番号を付したものは、実施の形態1の図3に示す構成と同一のものである。
図11はこの実施の形態2による画像符号化装置の動作を示すフローチャートである。ここでは実施の形態1の動作フローと異なる点を中心に説明する。
ステップST22−1を除き、ステップST21〜ST34までの処理は、それぞれ実施の形態1における図6のステップST1〜ST14までの処理に相当し、単に処理の名称が異なるのみで実質的には対応するステップと同様の処理が行われる。
また、この実施の形態2では、2つのMBTYPEテーブル42、43の双方にスタッフィングという符号化モードを登録したので、このスタッフィングの符号化モードがない場合と比べて、マクロブロック単位で細かくビットレートの合わせ込みができるという効果が得られる。
VOP mode type)によって適応的に切り替えることにより、量子化切替えをすべてのモードに付加しても、MBTYPEを表す符号語のビット数を節約できる。
図19は実施の形態3による画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図において、51は量子化方法選択情報402により動作するMBTYPE判定部、52は量子化方法選択情報402により切り替えられる切替部、53はH.263タイプ量子化部、54はMPEG−2タイプ量子化部、55はH.263タイプ逆量子化部、56はMPEG−2タイプ逆量子化部であり、他の同一番号を付したものは、実施の形態2の図7に示す構成と同一のものである。
この実施の形態3の画像符号化装置のMBTYPE判定部51は、基本的には図8に示す実施の形態2のMBTYPE判定部31と同じであり、異なる点は、同図に示すように、切替部61が、MBTYPEテーブル選択情報302の代わりに、既存の量子化方法選択情報402によってMBTYPE−1テーブル42とMBTYPE−2テーブル43を切替えるように動作する点である。なおその他の構成は、実施の形態2の画像符号化装置の構成と同じなので、同一符号を付してその説明は省略する。
この実施の形態3の動作は、基本的には、図11に示す実施の形態2の動作と同じである。ただし、この実施の形態3では、H.263タイプ量子化部53とMPEG−2タイプ量子化部54とにより量子化方法の切替を行なっているので、以下の処理が異なる。
ここで量子化方法選択情報402がH.263の場合は、次のステップST42において、H.263タイプ量子化部53が低ビットレート対応のMBTYPE−5テーブルにより量子化する。一方、量子化方法選択情報402がMPEG−2の場合は、ステップST43において、MPEG−2タイプ量子化部54が高ビットレート対応のMBTYPE−2テーブルにより量子化する。
このため、新たにMBTYPEテーブル選択情報(B VOP mode type)302を設けない分だけ、符号化ビットストリーム416中のVOLヘッダ情報あるいはVOPヘッダ情報の量が増加せず、符号化ビットストリーム416の現状のシンタックスに何のオーバヘッド情報も付け加える必要がなく、符号化効率を向上させることが可能になる。
なお、この実施の形態3では、MBTYPE−1テーブル、およびMBTYPE−2テーブルを例に説明したが、上記実施の形態2で説明したように、その他、低ビットレート対応のMBTYPEテーブルとして、例えばMBTYPE−0、MBTYPE−3、MBTYPE−5、MBTYPE−6、MBTYPE−7等を使用し、高ビットレート対応のMBTYPEテーブルとして、例えばMBTYPE−4などの符号モードテーブルを用いるようにしても良い。
この実施の形態4における画像復号化装置は、ディジタル動画像等の画像シーケンスを構成する各時刻の画像を単位として復号を実施し、各画像は、さらに小さい画像領域に分割した単位で復号するもので、最小の復号単位となる画像領域を符号化装置側の被符号画像領域に対応する“被復号画像領域”と呼び、被復号画像領域の集まりによって構成される各時刻の画像を符号化装置側の被符号化画像に対応する“被復号画像”と呼ぶ。被復号画像領域の例としては、ISO/IEC 13818−2で開示されるマクロブロックがあり、被復号画像の例としては、例えばテレビ信号における画像フレーム、ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 N1796で開示されるビデオオブジェクトプレーンなどがある。
図26は、実施の形態4の画像復号化装置における復号化処理の動作を示すフローチャートである。
まずステップST51において、図23のシンタックス解析・可変長復号部71は、例えば図5に示す構造の符号化ビットストリーム213を解析して、圧縮画像データ205、量子化ステップ情報207、動き情報208等の個々の符号化データに切り分けて出力する。その際、マクロブロックなどの被符号化画像領域毎に被予測画像領域画面内位置情報214をカウンタなどによりカウントアップしながら出力する。このシンタックス解析処理では、通常は、フレームの集合、フレーム等の単位毎に区切りとなるスタートコードを検出して、それにしたがって該当階層の復号を行なうが、ここでのシンタックス解析処理は、マクロブロック等の被復号画像領域のデータを解析する段階の処理だけを対象とする。また、符号化モード情報206は、被復号画像領域よりも上位の被復号画像等のレベルのデータとして復号される。
次いでステップST55において、切替部76がシンタックス解析・可変長復号部71で符号化ビットストリーム213から復号された符号化モード情報206に基づいてインターモードで符号化されたか否かを判断する。そして、インターモードで符号化された被復号画像領域の場合には、ステップST56において、切替部76が加算部77に予測画像219を出力して、加算部77が逆直交変換部73からの復号予測誤差信号216に予測画像219を加算して復号画像信号217として出力する。一方イントラモードで符号化された被復号画像領域の場合には、ステップST57において、切替部76が加算部77に0を出力して、加算部77は逆直交変換部73からの復号予測誤差信号216をそのまま復号画像信号217として出力する。
まずステップST61において、図24の符号化モードテーブル選択情報復号部81は、符号化ビットストリーム213中の符号化モードテーブル選択情報200を復号する。
そしてステップST62において、切替部82は復号された符号化モードテーブル選択情報200に基づいて、例えばその符号化モードテーブル選択情報200に0がセットされているか否かを判断して出力を切り替える。ここで例えば、切替部82が符号化モードテーブル選択情報200に0がセットされていると判断した場合には、符号化ビットストリーム213を符号化モードテーブルA復号部83に出力し、次のステップST63において、符号化モードテーブルA復号部83は、符号化モードテーブルAを用いて符号化モード情報206を復号する。一方、切替部82が符号化モードテーブル選択情報200に1がセットされていると判断した場合には、符号化ビットストリーム213を符号化モードテーブルB復号部84に出力し、次のステップST64において、符号化モードテーブルB復号部84は、符号化モードテーブルBを用いて符号化モード情報206を復号する。
最後にステップST71において、圧縮画像データ復号部87は、符号化ビットストリーム213を入力し圧縮画像データ205を復号して出力する。
ステップST81、ST83、ST85において、図25の切替部91は、符号化モード情報206が予測方式1〜4のいずれを指示しているかを判断する。
ステップST81において、符号化モード情報206が予測方式1を指示していると判断した場合には、動き情報208を予測方式1実施部92に送り、ステップST82において、予測方式1実施部92は、動き情報208及び被予測画像領域画面内位置情報214を入力し、予測方式1による予測画像217を生成する。
この実施の形態5の画像復号化装置は、図23に示す実施の形態4の画像復号化装置を、MPEG−4の規格に対応するように改良したもので、実施の形態2のMPEG−4の規格対応の画像符号化装置に対応する復号化装置である。
図29はこの実施の形態5による画像復号化装置の構成を示すブロック図である。図において、101はシンタックス解析・可変長復号部、102は形状復号部、103は逆DCT部、104は動き補償部であり、他の同一番号を付したものは、実施の形態4の図23に示す構成と同一のものである。
なお、MBTYPE−1復号部117のMBTYPE−1テーブル、およびMBTYP−2復号部118のMBTYPE−2テーブルは、各々、実施の形態2の符号化装置で説明した図9および図10に示す内容である。
図32はこの実施の形態5による復号化装置の動作を示すフローチャートである。図26に示す実施の形態4の復号化装置の動作を示すフローチャートと異なる点を説明すると、この実施の形態5は、図29に示すように形状復号部102を有するMPEG−4対応の復号化装置を構成しているので、ステップST51とST52との間に、ステップST51−1として形状符号化部102によるマクロブロック単位の形状復号処理が入り、また、ステップST53、ST55の処理がそれぞれ逆DCT処理、MBTYPEがインター符号化を指示しているか否かの判断処理に名称が変わるだけで、それらの各ステップでは実質的には図26に示す対応するステップST53、ST55と同様の処理が行われる。
また、図26に示す実施の形態4の場合と同様に、ステップST52,ST53の逆量子化処理及び逆DCT処理と、ステップST54の動き補償処理は、必ずしもこの順のシーケンスでなくても良く、この逆のシーケンスでも、あるいは同時に行なうようにしても勿論良い。さらに、ステップST51のシンタックス解析処理は、通常、VO(ビデオオブジェクト)、VOL(ビデオオブジェクトレイヤ)、VOP(ビデオオブジェクトプレーン)等の単位毎に区切りとなるスタートコードを検出して、それに従って該当階層の復号を行なうが、ここでのシンタックス解析処理は、マクロブロックのデータ、特にB−VOPのデータを解析する段階の処理だけを対象とする。また、図30におけるMBTYPEテーブル選択情報302は、マクロブロックよりも上位のVOP,VOL等のレベルのデータとして復号される。
まずステップST91において、MBTYPEテーブル選択情報復号部111は、図12に示す符号化ビットストリーム316からB−VOPのMBTYPEテーブル選択情報(B−VOP mode type)302を復号する。続くステップST92において、MODB復号部113は、符号化ビットストリーム316のオーバヘッド情報として多重化されているMODB(スキップ判定情報、図12に図示せず)を復号する。さらに次のステップST93において、切替部114はその復号したMODB(スキップ判定情報)が0でないか否かを判断する。
1)MBTYPE=0(ダイレクト予測)とする。また、MVDB(ダイレクト予測用デルタベクトル)を零にセット。
2)CBPB(マクロブロック内のDCT実施単位となる8×8ブロックであるサブブロックの符号化すべきDCT係数の有無を示す情報)を全て零とする。すなわち、DCT係数データを全て零にする。
3)以上2つの条件から、MVDB零の条件で得たダイレクト予測による予測画像がそのまま復号画像となる。
そしてステップST99において、以下に示す復号手順IIを行う。
最後にステップST100において、ブロックデータ復号部130は、圧縮画像データであるブロックデータ307を復号して出力する。
この処理では、まずステップST101において、図30の切替部119は、MBTYPE−1判定(1)処理、すなわち符号化ビットストリーム中の符号化モード情報(MBTYPE)308に設定された符号語を検出し、図9に示すMBTYPE−1テーブルを参照して、その検出した符号語に対応したモード番号(MBTYPEの値)が3であるか否かを判断する。
ここで、MODBが例えば1の場合には、ステップST104において、CBPB零設定部121は、マクロブロック内のDCT実施単位となる8×8ブロックであるサブブロックの符号化すべきDCT係数の有無を示す情報であるCBPBを全て零にセットする。
次のステップST106において、切替部123は、MBTYPE−1判定(2)処理、すなわち図9に示すMBTYPE−1テーブルを参照して、符号化ビットストリーム316中の符号化モード情報(MBTYPE308)に設定された符号語に対応したモード番号(MBTYPEの値)が1,2であるか否かを判断する。MBTYPEが1,2である場合のみ、ステップST107において、DQUANT復号部124は、DQUANT(量子化ステップ差分値)をビットストリームから復号する。またMBTYPEが1,2でない場合、ステップST108において、DQUANT零設定部125は、DQUANTを零に設定する。
次のステップST110において、動き情報復号部127は、MBTYPE−1判定(3)処理、すなわちMBTYPE−1テーブルを参照して、符号化ビットストリーム316中の符号化モード情報(MBTYPE308)に設定された符号語に対応したモード番号(MBTYPEの値)が2であるか否かを判断する。そして、MBTYPEが2である場合のみ、ステップST111において、動き情報復号部127は、MVDf(前方向予測用動きベクトル差分値)をビットストリームから復号し、加算部128は、そのMVDfと直前のマクロブロックの動き情報とを加算し、前方向予測用動き情報310として出力する。
まずステップST121において、切替部120はMBTYPE−2判定(1)処理、すなわち符号化ビットストリーム316中の符号化モード情報(MBTYPE308)情報に設定された符号語を検出し、図10に示すMBTYPE−2テーブルを参照して、その検出した符号語に対応したモード番号が8であるか否かを判断する。
ここでモード番号が8である場合には、図10に示すMBTYPE−2テーブルを参照すると、スタッフィングモードの符号化モードの場合となるため、ステップST121で“YES”となり、次のステップ122において、スタッフィング読み飛ばし部122は、その符号化モードの圧縮画像データをスタッフィングビットとして読み飛ばす処理を行い、図33のステップST92のMODB(スキップ判定情報)の復号処理に戻る。
ここでMODBが例えば1の場合には、図34に示す場合と同様に、ステップ124において、CBPB零設定部121は、マクロブロック内のDCT実施単位となる8×8ブロックであるサブブロックの符号化すべきDCT係数の有無を示す情報であるCBPBを全て零にセットする。一方、MODBが2の場合には、ステップST125において、CBPB復号部120は、CBPBを符号化ビットストリーム316から復号する。
次のステップST130において、動き情報復号部127は、MBTYPE−2判定(3)処理、すなわちMBTYPE−2テーブルを参照して、符号化ビットストリーム316中の符号化モード情報(MBTYPE308)に設定された符号語に対応したモード番号が2,3,6,7であるか否かを判断する。そして、MBTYPEが2,3,6,7である場合のみ、ステップ131において、動き情報復号部127は、MVDf(前方向予測用動きベクトル差分値)をビットストリームから復号し、加算部128はそのMVDfと直前のマクロブロックの動き情報とを加算し、前方向予測用動き情報310として出力する。
動き補償部104の切替部141は、ステップST141,ST143,ST145において、符号化モード情報(MBTYPE308)に基づいて、その符号化モードがダイレクト予測、前方向予測、後方向予測、両方向予測のいずれかを指示しているか否かを判断する。
まずステップST141において、切替部141が符号化モードがダイレクト予測を指示していると判断した場合には、動き情報310をダイレクト予測部142に送り、ステップST142において、ダイレクト予測部142が動き情報310及び被予測画像領域画面内位置情報317を入力してダイレクト予測による予測画像322を生成する。
図37は実施の形態6による画像復号化装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態6の画像復号化装置は、図29に示すMPEG−4の規格対応の実施の形態5の画像復号化装置の逆量子化部の構成をより詳細に記載したもので、図19に示す実施の形態3の画像符号化装置に対応する復号化装置である。図において、151はシンタックス解析・可変長復号部、152は符号化ビットストリーム416から復号した既存の量子化方法選択情報(video object layer quant type)402によって切替えられる切替部、153は低ビットレートを使用するH.263規格対応のH.263タイプ逆量子化部、154は高ビットレートのビットレートを使用するMPEG−2対応のMPEG−2タイプ逆量子化部である。なお、それ以外の構成は、図29に示す実施の形態5のものと同じなので、同一符号を付して説明は省略する。
図39は実施の形態6による画像復号化装置の動作を示すフローチャートである。
この実施の形態6の動作は、ステップST151におけるシンタックス解析・符号化データ復号の処理と、量子化方法を選択して逆量子化するステップST152〜ST154以外の処理は、基本的に図32に示す実施の形態5の動作と同じであるので異なる点のみを説明する。
量子化方法選択情報402がH.263の場合は、次のステップST153に進み、H.263タイプ逆量子化部153が低ビットレート対応のMBTYPE−1テーブルにより逆量子化する。一方、量子化方法選択情報402がMPEG−2の場合は、次のステップST154に進み、MPEG−2タイプ逆量子化部154が高ビットレート対応のMBTYPE−2テーブルにより逆量子化する。
この図40に示す処理は、MBTYPEテーブル選択情報として量子化方法選択情報402を使用している以外は、基本的には図33に示す実施の形態5の処理と同じであり異なる動作のみを説明する。
まず最初のステップST161において、量子化方法選択情報復号部161は、符号化ビットストリーム416の中から量子化方法選択情報402を復号する。そしてステップST162において、切替部162がその量子化方法選択情報402に基づいて、符号化の際の量子化がH.263タイプ量子化であるか否かを判断し、H.263タイプ量子化の場合には、ステップST96において、MBTYPE−1復号部117がMBTYPE−1の符号化モードテーブルを選択して復号を行なう。一方、H.263タイプ量子化でなく、MPEG−2タイプ量子化の場合には、ステップST98において、MBTYPE−2復号部118がMBTYPE−2の符号化モードテーブルを選択して復号を行なう。
Claims (9)
- 入力画像を所定の領域ごとに符号化モードを切替えながら符号化する画像符号化方法において、符号化を実施する複数の符号化モード群を登録した複数の符号化モードテーブルを有する符号化判定部から、外部より設定した所定の符号化モードテーブル選択情報に基づき上記符号化モードテーブルを選択し、該選択した符号化モードテーブルに登録された全ての符号化モードに対応して上記入力画像を各領域ごとに符号化して符号化ビットストリームを生成し、該符号化ビットストリームに上記符号化モードテーブル選択情報を付加して出力することを特徴とする画像符号化方法。
- 入力画像を所定の領域ごとに符号化モードを切替えながら符号化する画像符号化装置において、符号化を実施する複数の符号化モード群を登録した複数の符号化モードテーブルと、外部より設定した所定の符号化モードテーブル選択情報に基づき符号化処理に使用する符号化モードテーブルを選択する符号化モードテーブル選択手段と、該選択された符号化モードテーブルに登録された符号化モードの中から上記各領域ごとに符号化モードを選択する符号化モード選択手段と、該選択された符号化モードに基づき上記各領域ごとに符号化して符号化データを出力する符号化手段と、上記符号化モードテーブル選択情報、符号化モード及び上記符号化データを多重化して符号化ビットストリームとして出力する多重化手段とを備えたことを特徴とする画像符号化装置。
- 複数の符号化モードテーブルは、被符号化画像単位であるマクロブロックごとに選択可能な複数の符号化モードを登録しており、符号化モードテーブル選択手段は、ビデオオブジェクトの各時刻の状態を表す画像であって複数の上記マクロブロックから構成されるビデオオブジェクトプレーンごとに、外部から入力された符号化モードテーブル選択情報に基づいて上記複数の符号化モードテーブルから符号化に使用する符号化モードテーブルを選択することを特徴とする請求項2記載の画像符号化装置。
- 符号化手段は、複数の異なる量子化手段と、外部から与えられた量子化方法選択情報に基づいて上記複数の量子化手段のうちいずれかを選択する量子化選択手段とを備え、符号化の際、上記選択した量子化手段を用いて量子化を行う一方、符号化モードテーブル選択手段は符号化モードテーブル選択情報として上記量子化方法選択情報を使用することを特徴とする請求項2または請求項3記載の画像符号化装置。
- 画像を圧縮符号化した符号化ビットストリームを入力して所定の領域ごとに画像を復号する画像復号化方法において、上記符号化ビットストリームから符号化モードテーブル選択情報を復号し、上記各領域の符号化の際に選択可能な符号化モードを登録した複数の符号化モードテーブルのうちから上記符号化モードテーブル選択情報で指示される符号化モードテーブルを選択し、該選択した符号化モードテーブルに登録された符号化モードに基づいて上記符号化ビットストリームから各領域ごとの符号化データを復号することを特徴とする画像復号化方法。
- 画像を圧縮符号化した符号化ビットストリームを入力して所定の領域ごとに画像を復号する画像復号化装置において、上記各領域の符号化の際に選択可能な符号化モードを登録した複数の符号化モードテーブルと、上記符号化ビットストリームから符号化モードテーブル選択情報を復号する符号化モードテーブル選択情報復号手段と、複数の符号化モードテーブルのなかから上記符号化モードテーブル選択情報で指示される符号化モードテーブルを選択する符号化モードテーブル選択手段と、該選択した符号化モードテーブルに登録された符号化モードを用いて上記符号化ビットストリームから上記各領域ごとに符号化時に使用された符号化モードを復号する符号化モード復号手段と、該復号した符号化モードに基づいて上記符号化ビットストリームから各領域ごとの符号化データを復号する復号化手段とを備えたことを特徴とする画像復号化装置。
- 複数の符号化モードテーブルは、被符号化画像単位であるマクロブロックごとに選択可能な符号化モードを登録しており、符号化モードテーブル選択手段は、符号化モードテーブル選択情報復号手段で復号された符号化モードテーブル選択情報に基づいて、ビデオオブジェクトの各時刻の状態を表す画像であって複数の上記マクロブロックから構成されるビデオオブジェクトプレーンごとに、複数の符号化モードテーブルのうちから復号に使用する符号化モードテーブルを選択することを特徴とする請求項6記載の画像復号化装置。
- 復号化手段は、複数の異なる逆量子化手段と、入力した符号化ビットストリームから復号した量子化方法選択情報に基づいて上記複数の逆量子化手段のうちのいずれかを選択する逆量子化選択手段とを備え、復号の際、上記選択した逆量子化手段を用いて逆量子化を行う一方、符号化モードテーブル選択手段は符号化モードテーブル選択情報として上記量子化方法選択情報を使用することを特徴とする請求項6または請求項7記載の画像復号化装置。
- 複数の符号化モードテーブルは、所定の基準ビットレートより低ビットレート対応の符号化モードが登録された低ビットレート対応符号化モードテーブルと、上記基準ビットレートより高ビットレート対応の符号化モードが登録された高ビットレート対応符号化モードテーブルとから構成されることを特徴とする請求項6から請求項8のうちのいずれか1項記載の画像復号化装置。
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