JP2004201308A - インタレース/プログレッシブ変換に対する高度エッジ適応補間のための方法及びシステム - Google Patents

インタレース/プログレッシブ変換に対する高度エッジ適応補間のための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像処理の方法及びシステムを提供する。
【解決手段】 エッジ適応補間のための改良された方法及びシステム。本方法は、後処理を用いてエッジ方向を検出するために「9x2」ウィンドウを使用し、可能な疑似エッジ方向によるいかなるアーチファクトをも取り除き、階層手法を採用して必要な計算を低減する。本方法は、現在の画素に沿って存在するエッジがあるか否かを検出する。エッジ検出の精度を改善するために、また疑似エッジ方向検出の可能性を排除するためにも、後処理技術をエッジ方向信号に適用することができる。エッジ信号後処理の後で、エッジ方向情報は、検出されたエッジ方向に沿って補間を実行するためにエッジ適応補間ブロックに送られる。正しくないエッジ方向検出による可能なノイズを更に排除するために、更に別の後処理技術をエッジ適応補間信号に適用することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に、画像処理の方法及びシステムに関し、更に詳しくは、画素化された画像の解像度を改善するために使用することができるインタレース/プログレッシブ変換に対する高度エッジ適応補間のための方法及びシステムに関する。
インタレース走査法は、デレビジョン方式を含む現在のディスプレイモニタシステムで広く採用されている。一般的なインタレースシステムにおいて、映像フィールドのシーケンスは、奇数フィールド(すなわち、奇数番号の線を含むフィールド)と偶数フィールド(すなわち、偶数番号を含むフィールド)で交番する。フィールドのシーケンスを受信する従来のディスプレイモニタは、各映像フィールドをそのシーケンスで再生する。各フィールドは、テレビジョンのような表示スクリーンに表示される。例えば、最初に、奇数番号走査線を使用して奇数のフィールドが表示され、その後、偶数番号走査線を使用して偶数フィールドが表示されて、これが続くわけである。
この種類のインタレースシステムには、エッジフリッカ、ラインフリッカ、及びラインクローリングのような多くの欠点がある。更に、大型スクリーン表示の需要が伸びるにつれて、これらの問題が極めて重大になっている。インタレース/ノンインタレース変換は、このような問題を排除する上で非常に良好な解決策である。
インタレース/ノンインタレース変換では、インタレース信号における2つの隣接する線の間に欠線を発生させることを伴う。動き適応型インタレース/ノンインタレース変換は、現在の利用可能なインタレース/ノンインタレース変換器で広く使用されている。このような変換器においては、全ての画素は、動き画素又は静的画素として分類される。各静的画素については、連続するフィールド間に動きがないことから、フィールド挿入が実行されて欠絡画素を発生させる。映像の静的部分に対して、同じ垂直解像度が保持されることになる。各動き画素については、フィールド内補間が実行されて欠落画素を発生させる。
通常、ほとんどの変換器は、フィールド内補間に対して垂直補間のみを利用する。映像の動き部分については動きの影響はない。しかし、斜めのエッジを有する画像オブジェクトについては、ギザギザのエッジが発生する可能性がある。補間から生じるギザギザのエッジは、視覚的に厄介な欠陥であり、発生の程度は、インタレース方式のディスプレイよりも悪いことがある。エッジ適応補間を使用して表示信号を処理すると、従来技術システムの動き適応インタレース/プログレッシブ変換から生じる可能性があるギザギザのエッジの欠陥を排除又は低減することができる。エッジ適応補間は、エッジ方向に沿って補間を行ってこの問題を解決することになる。
エッジ方向に沿って補間を行うために、欠落画素を通過するエッジ方向を検出する方法が重要である。画像オブジェクトのエッジに沿って行われるエッジ適応補間は、欠落画素(変換中のインタレース信号において既存の隣接する線の間に補間線を形成するために生成されることになる画素)を通過するエッジの方向を正しく判断する段階を伴う。以前の方法では、可能なエッジ方向を検出するために様々な「ウィンドウ」サイズを利用してきた。例えば、一部のシステムでは、3つの可能な方向のみを検出することができる、欠落画素回りの「3x2」ウィンドウを利用し、他のシステムでは、検出される7つの可能な方向をもたらす最大「7x2」の大きさのウィンドウを使用する。このような方法の一例は、本出願人に譲渡され、本明細書において十分かつ完全に引用により組み込まれる「インタレース/プログレッシブ関連のエッジ適応補間のための方法及びシステム」という名称の米国特許出願一連番号第10/154,628号で説明されている。「7x2」に必要とされる計算は、「3x2」ウィンドウの計算よりもはるかに高度であることが当業者には認められるであろう。すなわち、ウィンドウが大きくなるほど、大きな計算能力が必要とされる。更に、ウィンドウサイズが大きくなるにつれて、疑似エッジ方向検出の可能性が大きくなる。疑似エッジ方向が発生すると、視覚的に厄介なドットが補間映像に現われる場合がある。
その結果、一部の従来のエッジ適応補間方法では、計算能力及び疑似エッジ方向の可能性を最小限に抑えるために「3x2」ウィンドウのみが採用されている。しかし、「3x2」ウィンドウを用いると、補間は、45度、90度、及び135度の方向に沿ってのみ変化することができる。その結果、エイリアシングが現われ、すなわち、エッジの大半は、依然としてギザギザになって現われることになる。「7x2」ウィンドウを利用する方法では、従来技術による「3x2」システムよりもある程度の改善が得られる。しかし、これらの改善された方法でさえも、検出処理の精度を上げることができる隣接情報を効率的に利用することなく、単一画素又は単一点回りに基づく検出を実行する。
米国特許出願一連番号第10/154,628号 米国特許出願一連番号第10/038,277号
本発明は、これらの従来技術のエッジ適応補間方法及びシステムに対する改良を提供する。特に、本発明は、エッジ適応補間をもたらすために隣接画素からの情報と共に画素の回りで「9x2」ウィンドウを利用する改良システム及び方法を提供する。
本発明は、エッジ適応補間のための方法及びシステムを提供する。一実施形態において、本方法は、後処理を用いてエッジ方向を検出するために「9x2」ウィンドウを使用し、可能な疑似エッジ方向によるいかなるアーチファクトをも排除する。また、必要とされる計算を低減するために階層手法を採用することができる。最初に、本方法は、現在の画素に沿って存在するエッジがあるか否かを検出する。エッジがない場合、エッジ検出出力は90度になる(垂直方向に沿って補間を行うことになる)。エッジが存在する場合、本方法は、エッジ方向が0と90度の間か、又は、90と180度の間であるか否かを判断する。エッジ方向が特定グループ(例えば、0〜90度、又は90〜180度)に割り当てられた状態で、5つの可能な方向の間でエッジ方向が検出されることになる。上述のエッジ検出処理は、最初のエッジ方向の判断をもたらす。エッジ検出の精度を更に改善するために、また疑似エッジ方向検出の可能性を排除するためにも、後処理技術がエッジ方向信号に適用される。エッジ信号後処理の後で、エッジ方向情報は、次に、検出されたエッジ方向に沿って補間を実行するためにエッジ適応補間ブロックに送られる。正しくないエッジ方向検出による可能なノイズを更に排除するために、更に別の後処理技術をエッジ適応補間信号に適用することができる。
本発明の1つの態様は、画素化画像の解像度を改善するためのエッジ適応補間の方法である。本方法は、第1グループの画素及び第2グループの画素のデータを受信する段階と、画像内のエッジが第1及び第2グループの画素の間に位置する第1の画素を通過するか否か、及び、選択された方向セットを識別するために、このエッジが第1の方向セット又は第2の方向セットに延びるか否かを判断する段階とを含み、この判断する段階は、第1及び第2セットの方向の各々について相関値を計算する段階を含み、本方法は、更に、選択された方向セットに対する最小相関値を選択することにより、選択された方向セットから方向信号を判断する段階と、エラーの可能性を実質的に排除するために、選択された方向信号に対して後処理手順を実行する段階と、選択された方向に応じて第1の画素の輝度値を判断する段階とを含む。
本発明の別の態様によれば、画素化画像の解像度を改善するためのシステムが提供される。本システムは、第1グループの画素及び第2グループの画素のデータを受信するための第1の部分を含む。第2の部分は、画像内のエッジが第1及び第2グループの画素の間に位置する第1の画素を通過するか否か、及び、選択された方向セットを識別するために、このエッジが第1の方向セット又は第2の方向セットに延びるか否かを判断する。この第2の部分は、第1及び第2セットの方向の各々に対して相関値を計算することにより判断を行うようになっている。第3の部分は、選択された方向セットについて最小相関値を選択することにより、選択された方向セットから方向信号を判断する。第4の部分は、エラーの可能性を実質的に排除するために、選択された方向信号に対して後処理手順を実行する。本システムはまた、選択された方向に応じて第1の画素の輝度値を判断するための第5の部分を含む。
本発明の上記及び他の特徴及び利点は、以下の明細書を参照することにより、また、添付図面を参照することにより明らかになるであろう。
ここで、当業者が本発明を実施することができるように、本発明の例示的実施例として示される図面を参照しながら本明細書を詳細に説明する。とりわけ、本発明のいくつかの要素の実施は、当業者には明らかであろうが、ソフトウエア、ハードウエア、ファームウエア、又はその任意の組み合わせを使用して達成することができ、以下の図及び実施例は、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。更に、公知の構成要素を使用して発明の特定の要素を部分的又は完全に実施することができる場合、そのような公知の構成要素のうちの本発明の理解に必要な部分のみについて説明し、そのような公知の構成要素のうちの他の部分の詳細な説明は、本発明を曖昧にしないために割愛することにする。本発明の好ましい実施形態は、図に示されており、様々な図面の同じ及び対応する部分を示すために同じ数字が使用される。
以下で説明する実施形態の詳細を述べる前に、一部の用語を定義又は明確にする。本明細書で使用される時、「より近い」という用語及びこれと同等な他の用語は、3つ又はそれ以上の品目が比較されている時に「最も近い」として解釈されるべきである。
「実画像」、「実エッジ」及び「実方向」という用語は、画素化画像が対応する物理的オブジェクト又は異なる画像に相当する。実画像、実エッジ、及び実方向は、入力の画素化画像として出力される部分である。画素化画像は、実質的には実画像と全く同じものになることが理想的である。
本発明は、エッジ適応補間のための方法及びシステムを提供する。一実施形態において、本方法は、後処理を用いてエッジ方向を検出するために「9x2」ウィンドウを使用し、可能な疑似エッジ方向によるいかなるアーチファクトをも排除する。また、必要とされる計算を低減するために階層手法を採用することができる。最初に、本方法は、現在の画素に沿って存在するエッジがあるか否かを検出する。エッジがない場合、エッジ検出出力は90度になる(垂直方向に沿って補間を行うことになる)。エッジが存在する場合、本方法は、エッジ方向が0と90度の間か、又は、90と180度の間であるか否かを判断する。エッジ方向が特定グループ(例えば、0〜90度、又は90〜180度)に割り当てられた状態で、5つの可能な方向の間でエッジ方向が検出されることになる。上述のエッジ検出処理は、最初のエッジ方向の判断をもたらす。エッジ検出の精度を更に改善するために、また疑似エッジ方向検出を排除するためにも、後処理技術をエッジ方向信号に適用することができる。エッジ信号後処理ブロックの後で、エッジ方向情報は、次に、検出されたエッジ方向に沿って補間を実行するためにエッジ適応補間ブロックに送ることができる。正しくないエッジ方向検出による可能なノイズを更に排除するために、更に別の後処理技術をエッジ適応補間信号に適用することができる。
画像オブジェクトのエッジに沿ったエッジ適応補間を行うために、欠落画素を通過するエッジの方向が正しく判断される。その方向を正しく判断すると、変換されているインタレース信号内の既存の隣接線の間に補間された線を形成するための画素を発生させることができる。可能なエッジ方向を検出するために様々なウィンドウサイズを使用することができる。例えば、図1は、補間画素12を発生させるためのエッジ方向を検出するために使用することができる9x2画素ウィンドウ10(すなわち、補間される線の両側の2つのインタレース信号線からの9つの画素対で、各画素対の1つの画素は各インタレース線に属する)を示す。9x2画素ウィンドウ10については、エッジ方向線14〜34により示すように11個の可能なエッジ方向がある。9つの画素の2つの列は、本方法を進める前にプロセッサ又はシステムにより受信されるデータを表す。好ましい実施形態では「9x2」ウィンドウの使用を論じるが、本発明はこのサイズのウィンドウに限定されるものではなく、また、本システム及び方法は、「7x2」、又は「5x2」ウィンドウのような異なるサイズのウィンドウ(例えば、これよりも大きい又は小さいサイズ)でも使用することができることを認めるべきである。
画素Y00からY08は、欠線の真上の線の画素であり、Y10からY18は、欠線の真下の線の画素である。ウィンドウ10を使用して行うエッジ適応補間処理は、以下の通りである。検出されたエッジが点Y00及びY18と交差するエッジ方向線14(一実施形態においては約166度に等しいと考えられるL9というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y00+Y18)/2に等しいと設定される。検出されたエッジが点Y01及びY17と交差するエッジ方向線16(一実施形態においては約161.5度に等しいと考えられるL7というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y01+Y17)/2に等しいと設定される。検出されたエッジが点Y03とY15と交差するエッジ方向線18(一実施形態においては約153度に等しいと考えられるL5というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y02+Y16)/2に等しいと設定される。検出されたエッジが点Y03及びY15と交差するエッジ方向線20(一実施形態においては約135度に等しいと考えられるL3というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y03+Y15)/2に等しいと設定される。検出されたエッジが点Y03及びY14と交差するエッジ方向線22(一実施形態においては約117度に等しいと考えられるL2というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y03+Y04+Y14+Y17)/4に等しいと設定される。検出されたエッジが点Y05及びY14と交差するエッジ方向線24(一実施形態においては約63度に等しいと考えられるR2というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y04+Y05+Y13+Y14)/4に等しいと設定される。検出されたエッジが点Y05及びY13と交差するエッジ方向線26(一実施形態においては約45度に等しいと考えられるR3というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y05+Y13)/2に等しいと設定される。検出されたエッジが点Y06及びY12と交差するエッジ方向線28(一実施形態においては約27度に等しいと考えられるR5というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y06+Y12)/2に等しいと設定される。検出されたエッジが点Y07及びY11と交差するエッジ方向線30(一実施形態においては約18.5度に等しいと考えられるR7というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y07+Y11)/2に等しいと設定される。検出されたエッジが点Y08及びY10と交差するエッジ方向線32(一実施形態においては約14度に等しいと考えられるR9というエッジ方向に対応する)に沿ったものである場合、画素12は、(Y08+Y10)/2に等しいと設定される。それ以外の場合は、画素12は、90度線34に沿って検出されたエッジ方向か又はエッジなしに対応する(Y04+Y14)/2に等しいと設定される。本説明の目的のために、画素(例えば、Y00−Y18)への言及は、その画素を特定してその輝度値を意味する。
エッジ適応補間で重要な段階は、エッジ方向の検出である。本発明は、本出願人に譲渡されて本明細書において引用により十分かつ完全に組み込まれる、「インタレース/プログレッシブ関連のエッジ適応補間の方法及びシステム」という名称の米国特許出願一連番号第10/154,628号(以下、「第’628号出願」という)、及び「3次元Y/C櫛形フィルタ及びインタレース/プログレッシブ変換器の単一チップ組込みの方法及びシステム」という名称の米国特許出願一連番号第10/038,277号(以下、「第’277号出願」という)で説明されているものなどの従来の検出方法及びシステムを改善するものである。以上言及した発明と同様に、本明細書で説明する方法及びシステムは、HDTV(高解像度テレビジョン)ディスプレイモニタ、HDTV−対応ディスプレイモニタ、及びプログレッシブ走査ディスプレイモニタなどの広範囲なディスプレイ内で実施することができる。
更に、第’628号出願で説明されている過去の発明と同様に、本発明は、検出のための計算を簡素化するために階層法を使用する。しかし、本発明においては、エッジ検出性能を改善するために、また、疑似方向検出を実質的に排除又は低減するために、複雑な後処理ブロックを検出されたエッジ方向信号に対して実施する。
本発明は、補間画素12を通過するエッジの方向を識別するために3つの一般的な段階を利用する。第1の段階において、本方法及びシステムでは、補間画素12を通過するエッジがあるか否かを判断する。第2の段階においては、エッジが補間画素12を通過している場合、本方法及びシステムでは、11種類の可能なエッジ方向を3つのグループに分類して、検出されたエッジをそのグループの1つに割り当てる。第1グループは、0から90度の範囲であるL9、L7、L5、L3、及びL12を含む。第2グループは、ほぼ90度の方向を含み、これは、エッジが存在しないこと、又は、エッジが90度の方向に沿って存在することを意味する。第3グループは、90から180度の範囲であるR2、R3、R5、R7、及びR9を含む。第3グループにおいてエッジ方向がグループに割り当てられると、本システム及び方法は、各グループ内の可能な方向間でエッジ方向を判断する。次に、エッジ方向の性能を改善するために、また、疑似方向の可能性を排除するために、検出されたエッジ方向信号を後処理ブロックに通すことができる。
図2は、本発明の一実施形態によるエッジ適応補間の方法及びシステム50のブロック図を示す。本発明は主としてシステム50に関連して説明するが、図2に示す部分又はブロック(及び、他の図に示す部分又はブロック)の各々は、論理的段階又は処理、及び/又は、論理的段階又は処理を実行するために利用されるハードウエア及び/又はソフトウエアを表すことができることを認めるべきである。更に、図示された部分又はブロックの任意の1つ又はそれ以上は、システムの一部としてコンピュータ読取可能媒体で実行することができることを認めるべきである。好ましい実施形態において、論理的段階及び/又は処理を実行するために、従来のハードウエア、ソフトウエア、及び/又はファームウエアを使用することができる。図2に示すように、システム50は、エッジ方向検出部分又はブロック52、補間部分又はブロック54、及び、後処理部分又はブロック56を含む。
エッジ方向検出部分又はブロック52は、図1に示す画素Y00からY08、及び画素Y10からY18の輝度値を入力として受信する。図3から図8は、エッジ検出部分又はブロック52を更に説明する。図3は、エッジ検出部分又はブロック52の全体的なアーキテクチャ及び作動を示す。図示するように、エッジ方向検出部分又はブロック52は、輝度値を相関付ける第1のブロック58、補間すべき画素(例えば、補間画素12)を通過するエッジがあるか否かを検出し、相関関係に基づいてエッジ方向を判断する第2のブロック60、及び、疑似エッジ方向を実質的に排除又は取り除くために後処理をエッジ信号に対して実行する第3のブロック62を含む。最終エッジ方向信号は、信号EG[3:0]としてブロック54に出力される。
エッジ検出アルゴリズムは、ブロック58で始まり、そこでは、相関関係が、画素の各々について11種類の可能な方向に沿って検出される。相関付けを行うために、人間の目は輝度の差に非常に敏感であるから、画素の輝度値が使用される。画素の彩度(色)は、人間の目が輝度の差と比較して色の差には比較的敏感ではないのでエッジに沿った補間では使用されない。本発明の相関関係アルゴリズムにおいて、L(i、j)は、行iと列jに位置する画素のグレースケールを示し、Y00、Y01、Y02、Y03、Y04、Y05、Y06、Y07、Y08、Y10、Y11、Y12、Y13、Y14、Y15、Y16、Y17、及びY18は、対応する画素のグレースケールを示す。画素12の座標は、(i、j)である。例えば、y00=L(i−1,j−4)、及び、y18=L(i+1,j+4)である。
以下の相関値は、エッジ方向検出アルゴリズムにおいて使用される。
DIFF_L9:方向L9に沿った相関測定値、
DIFF_L7:方向L7に沿った相関測定値、
DIFF_L5:方向L5に沿った相関測定値、
DIFF_L3:方向L3に沿った相関測定値、
DIFF_L2:方向L2に沿った相関測定値、
DIFF_MID:方向MIDに沿った相関測定値、
DIFF_R2:方向R2に沿った相関測定値、
DIFF_R3:方向R3に沿った相関測定値、
DIFF_R5:方向R5に沿った相関測定値、
DIFF_R7:方向R7に沿った相関測定値、及び
DIFF_R9:方向R9に沿った相関測定値。
以上示した相関値は、以下の方法により、(i、j)に位置する補間される画素について可能なエッジ方向の各々に沿って計算される。
DIFF_L9:
DIFF_L9=0;
Figure 2004201308
DIFF_L7:
DIFF_L7=0;
Figure 2004201308
DIFF_L5:
DIFF_L5=0;


Figure 2004201308
DIFF_L3:
DIFF_L3=0;
Figure 2004201308
DIFF_L2:
DIFF_L2=0;
Figure 2004201308
DIFF_MID:
DIFF_MID=0;
Figure 2004201308
DIFF_R2:
DIFF_R2=0;
Figure 2004201308
DIFF_R3:
DIFF_R3=0;
Figure 2004201308
DIFF_R5:
DIFF_R5=0;
Figure 2004201308
DIFF_R7:
DIFF_R7=0;
Figure 2004201308
DIFF_R9:
DIFF_R9=0;
Figure 2004201308
但し、abs()は、2つの輝度値間の差の絶対値を示す。本方法により、第’628号出願で開示されたアルゴリズムのような従来の相関関係アルゴリズムに対して実質的な改善が行われることが認められるべきである。特に、本アルゴリズムは、単一の値(例えば、単一の点での)のみを利用するのではなく、各相関値についての値(例えば、一連の隣接する点に亘って)の合計を利用して各々の可能な方向の相関値を計算するものである。各々の可能な方向について相関の計算を行うために隣接する情報を使用することにより、本アルゴリズムでは、これまでの相関関係に関する方法よりも優れた精度が得られる。
次に、システム50は、エッジが存在するか否かを検出し、エッジが存在する場合には、システム50は、相関値に基づいてエッジの方向を判断する。図4は、エッジ検出方法又はシステム60の一実施形態を示す。0から90度までのグループ(すなわち、DIFF_L2、DIFF_L3、DIFF_L5、DIFF_L7、及びDIFF_L9)からの5つの相関値をブロック64に入力し、90から180度までのグループ(すなわち、DIFF_R2、DIFF_R3、DIFF_R5、DIFF_R7、及びDIFF_R9)からの5つの相関値をブロック66に入力する。ブロック64は、第1グループからの値を比較して最小相関値を選択し、この値をMin_left信号として出力する。ブロック66は、最終グループからの値を比較して最小相関値を選択し、この値をMin_right信号として出力する。この論理によれば、図4に示すMin_left及びMin_right信号は、以下のように判断することができる。
Min_right=minimum_of(DIFF_L9、DIFF_L7、DIFF_L5、DIFF_L3、DIFF_L2)、及び
Min_left=minimum_of(DIFF_R9、DIFF_R7、DIFF_R5、DIFF_R3、DIFF_R2)。
但し、minimum_of()関数は、全ての入力の最小値を選択するのに有効である。
また、ブロック64及び66は、それぞれ、EG_LEFT[3:0]及びEG_RIGHT[3:0]を出力し、これらは、最大相関値を有する左及び右の方向を表す。エッジが存在するか否かは、Min_right、Min_left、及びDIFF_MID信号を比較することにより判断される。この作業は、ブロック68において行われ、従来の比較器を含むことができる。エッジが存在するためには、Min_left信号がDIFF_MID信号よりも小さくなければならず、Min_right信号がDIFF_MID信号よりも小さくなければならず、また、Min_left信号−Min_right信号の絶対値が何らかの所定の閾値よりも小さくなければならない。この論理を使用すれば、Edge_exist信号は、以下のように判断することができる。
Edge_exist=(Min_left<DIFF_MID)AND(Min_right<DIFF_MID)AND((abs(Min_left−Min_right)>閾値)
1つの非制限的実施形態においては、閾値は32とすることができる。
次に、本システムは、エッジ方向が属するグループを判断する(例えば、0から90度、90から180度、又は90度の方向グループ)。この判断は、復号ブロック70内で行うことができる。一実施形態において、復号ブロックは、以下のアルゴリズムを使用してこの判断を行うことができる。
If((Min_left<Min_right)AND(Min_left<DIFF_MID=>エッジ方向は、第3グループ(0から90度)に属する、
else if((Min_right<Min_left)AND(Min_right<DIFF_MID))=>エッジ方向は、第2グループ(90から180度)に属する、
それ以外は、エッジは、90°方向に沿ったものである(方向MID)。
次に、本システムは、以下の方法でエッジの方向を判断することができる。
エッジ方向が0から90度までの場合:
If(DIFF_R2=MIN_left)、エッジ方向はR2である、
else if(DIFF_R3=MIN_left)、エッジ方向はR3である、
else if(DIFF_R5=MIN_left)、エッジ方向はR5である、
else if(DIFF_R7=MIN_left)、エッジ方向はR7である、
else if(DIFF_R9=MIN_left)、エッジ方向は、R9である。
エッジ方向が90から180度の場合:
If(DIFF_L2=MIN_right)、エッジ方向はL2である、
else if(DIFF_L3=MIN_right)、エッジ方向はL3である、
else if(DIFF_L5=MIN_right)、エッジ方向はL5である、
else if(DIFF_L7=MIN_right)、エッジ方向はL7である、
else if(DIFF_L9=MIN_right)、エッジ方向はL9である。
エッジ方向が上述した要領で検出された後、復号ブロック70は、「前処理された」エッジ方向信号EG’[3:0]を発生させる。11種類の可能な方向が存在することから、本システムは、各方向を示すために4ビット数又は信号(例えば、EG’[3:0]及び後でEG[3:0])を発生させる。各方向とEG’[3:0]/EG[3:0]信号との間の対応する関係は、以下の通りである。
EG’[3:0]/EG[3:0]
0000−−−−>L9方向
0001−−−−>L7方向
0010−−−−>L5方向
0011−−−−>L3方向
0100−−−−>L2方向
0101−−−−>MID方向
0110−−−−>R2方向
0111−−−−>R3方向
1000−−−−>R5方向
1001−−−−>R7方向
1010−−−−>R9方向
エッジ検出エラーがエッジ信号EG’[3:0]に依然として存在する場合があるので、本システム50は、エラーの可能性を排除するために後処理ブロック62を採用している。一般に、2種類のエラーが存在する場合がある。第1の種類のエラーは、本システムが「エッジなし」区域をエッジ区域として検出した時に起こり、第2の種類のエラーは、本システムがエッジを有する区域を「エッジなし区域」として検出した時に起こる。第1の種類の疑似検出については、補間が検出疑似エッジ方向に従って行われた場合、補間画像上に重大な補間エラーがあることになる。第2の種類のエラーについては、エッジがある画像上にギザギザ効果が出現する場合がある。
後処理ブロック62は、エッジ信号で実行されるが、これらの種類のエラーを実質的に排除又は取り除くように設計されている。図5は、本発明の一実施形態によるエッジ信号後処理ブロックを示すブロック図である。一実施形態において、後処理ブロック62は、図5に示すように幾つかのブロック、部分、又は段階72〜78を含む。後処理ブロック62は、エラーを排除するために統計的な方法を利用する。特に、後処理方法は以下の仮定に基づく。
1.真のエッジが存在する区域については、「前処理された」エッジ信号EG’[3:0]の大半は正しい(例えば、真のエッジ方向が検出されている)。
2.エッジなしの区域については、前処理エッジ信号EG’[3:0]の大半は正しい(例えば、エッジ方向が検出されていない状態では、実際に90度に戻る)
3.検出されたエッジ信号は、エッジ方向に沿って連続的であるべきである。例えば、画素X(i,j)について、検出エッジ方向がL3である場合、それは画素Y03及びY15を通過するエッジがあることを意味する。また、その方向に沿ってY03及びY15を通るように線を延ばした場合、画素X(j−2,j−2)及びX(i+2,j+2)のエッジ信号EG’[3:0]もL3であるべきである。
上述の3つの仮定に基づいて、以下の後処理技術が検出エッジ信号に適用される。一実施形態において、エッジ信号は、ブロック72、74、及び76で表された3つの水平及び垂直「5点」メジアンフィルタを通過し、その後、エッジ信号連続性検査ブロック78を通過する。
図6A及び図6Bは、水平及び垂直5点メジアンフィルタの作動を示す。図6Aは、水平及び垂直5点メジアンフィルタに使用される5つの位置又は画素を示す。図6Aに示すように、水平及び垂直5点メジアンフィルタの方程式は、以下の通りである。
出力=median5(EG(i−2,j),EG(i,j−1),EG(i,j),EG(i,j+1),EG(i+1,j))
但し、関数median5()は、5つの入力の中間値を計算するのに有効である。
図6Bは、垂直及び水平5点メジアンフィルタの一実施例を示すブロック図である。5点メジアンフィルタ72、74、及び76の各々は、実質的に構造及び機能が全く同一としてもよいことを認めるべきである。図6に示す実施形態では、図6Aに示す画素を選択するために、2つの線遅延ブロック80及び4つの画素遅延ブロック82が使用されている。5点メジアンフィルタ84は、エッジ方向信号をブロックの各々から受信し、上述のmedian5()関数に従って中間値を計算する。得られる信号は、次のフィルタに伝達されて処理が繰り返される。この濾過処理は、図5に示すように連続して3回行われる。
3つの水平及び垂直5点メジアンフィルタの後に、エッジ信号は、エッジ信号の連続性を検査するためにエッジ信号連続性検査に伝達される。一実施形態において、本システムは、連続性を検査するために3つの線のエッジ信号を使用する。図7は、エッジ連続性検査ブロック78の一実施例を示す。図7に示す実施例において、A_EG[3:0]は、現在の線よりも1つ上の線のエッジ信号を表し、C_EG[3:0]は、現在の線のエッジ信号を表し、B_EG[3:0]は、現在の線よりも1つ下の線のエッジ信号を表す。信号C_EG[3:0]及びB_EG[3:0]は、線遅延ブロック80を使用して得られる。図7に示す3つのエッジ信号(A_EG[3:0]、B_EG[3:0]、及びC_EG[3:0])の全ては、3つの水平及び垂直5点メジアンフィルタにより処理されたものである。信号A_EG[3:0]、B_EG[3:0]、及びC_EG[3:0]は、処理済み出力EG[3:0]を発生させるエッジ連続性検査ブロック86に伝達される。
一実施形態において、ブロック86は、以下のエッジ連続性検査アルゴリズムを実行し、出力信号EG[3:0](すなわち、Output_EG(i,j))を発生させる。
If(C_EG(i,j)=L9)AND(A_EG(i−2,j−8)=L9)AND(B_EG(i+2,j+8)=L9))、
Then Output_EG(i,j)=L9;
Else Output_EG(i,j)=MID;
If(C_EG(i,j)=L7)AND(A_EG(i−2,j−6)=L7)AND(B_EG(i+2,j+6)=L7))、
Then Output_EG(i,j)=L7;
Else Output_EG(i,j)=MID;
If(C_EG(i,j)=L5)AND(A_EG(i−2,j−4)=L5)AND(B_EG(i+2,j+4)=L5))、
Then Output_EG(i,j)=L5;
Else Output_EG(i,j)=MID;
If(C_EG(i,j)=L3)AND(A_EG(i−2,j−2)=L3)AND(B_EG(i+2,j+2)=L3))、
Then Output_EG(i,j)=L3;
Else Output_EG(i,j)=MID;
If(C_EG(i,j)=L2)AND(A_EG(i−2,j−1)=L2)AND(B_EG(i+2,j+1)=L2))、
Then Output_EG(i,j)=L2;
Else Output_EG(i,j)=MID;
If(C_EG(i,j)=R2)AND(A_EG(i−2,j+1)=R2)AND(B_EG(i+2,j−1)=R2))、
Then Output_EG(i,j)=R2;
Else Output_EG(i,j)=MID;
If(C_EG(i,j)=R3)AND(A_EG(i−2,j+2)=R3)AND(B_EG(i+2,j−2)=R3))、
Then Output_EG(i,j)=R3);
Else Output_EG(i,j)=MID;
If(C_EG(i,j)=R5)AND(A_EG(i−2,j+4)=R5)AND(B_EG(i+2,j−4)=R5))、
Then Output_EG(i,j)=R5;
Else Output_EG(i,j)=MID;
If(C_EG(i,j)=R7)AND(A_EG(i−2,j+6)=R7)AND(B_EG(i+2,j−6)=R7))、
Then Output_EG(i,j)=R7);
Else Output_EG(i,j)=MID;及び
If(C_EG(i,j)=R9)AND(A_EG(i−2,j+8)=R9)AND(B_EG(i+2,J−8)=R9))、
Then Output_EG(i,j)=R9);
Else Output_EG(i,j)=MID.
図2に戻ると、処理されたエッジ信号EG[3:0]は、輝度値Y00からY08及びY10からY18と共に、次にエッジ方向補間ブロック54に伝達される。
エッジ方向補間ブロック54は、検出されたエッジ方向に沿って適応補間を実行する。図8は、エッジ方向補間ブロック54の一実施形態を示すブロック図である。エッジ方向補間ブロック54は、加算機能又は論理を表す合計ブロック88、除算機能又は論理を表す除算ブロック90、及び8対1のマルチプレクサを表すマルチプレクサ92を含む。様々な画素Y00からY18の図示した輝度値は、合計ブロック88の各々で加算され、その合計結果は、様々な除算ブロック90に伝達され、そこでは、図8に示すように、合計結果が2又は4で割られる。それぞれの除算ブロックからの出力は、マルチプレクサ92に伝達され、マルチプレクサ92は、更に、エッジ信号EG[3:0]を受信する。マルチプレクサは、受信した信号を利用して以下の方法で出力信号Xを発生させる。
エッジ方向がL9であれば、X=(Y00+Y18)/2、
エッジ方向がL7であれば、X=(Y01+Y17)/2、
エッジ方向がL5であれば、X=(Y02+Y16)/2、
エッジ方向がL3であれば、X=(Y03+Y15)/2、
エッジ方向がL2であれば、X=(Y03+Y04+Y14+Y15)/4、
エッジ方向がR2であれば、X=(Y04+Y05+Y13+Y14)/4、
エッジ方向がR3であれば、X=(Y05+Y13)/2、
エッジ方向がR5であれば、X=(Y06+Y12)/2、
エッジ方向がR7であれば、X=(Y07+Y11)/2、
エッジ方向がR9であれば、X=(Y08+Y10)/2、
それ以外は、X=(Y04+Y14)/2。
図2に戻ると、補間ブロック54出力信号Xは、後処理ブロック54に伝達される。上述のエッジ適応補間を用いると、任意のエッジ方向検出エラーにより恐らくは正しくない出力が発生する場合がある。このような結果が直接ディスプレイに送られる場合、エッジ方向が正しくない時には厄介なドットノイズが存在し得る。エッジ検出アルゴリズムは、特に非常に詳細な映像については、常に100%の精度を保証できるわけではない。正しくないエッジ方向に関連したこのようなアーチファクトを排除するために、本発明は、このようなノイズを排除するためのエッジ適応補間後に行われる後処理ブロック56を含む。
図10は、後処理ブロック56の一実施形態を示す。図示するように、ブロック56は、5点メジアンフィルタ94、比較器96、合計ブロック98、除算ブロック100、減算ブロック102、乗算ブロック104、絶対値ブロック106、及びマルチプレクサ108を含む。図9は、一実施例によりフィルタ94に使用される5つの点を示す。この実施例において、Xは上下の画素により補間されるので、Xをエッジ適応補間の結果であるとすると、Y04、X、及びY14に沿って垂直高周波数成分はないはずである。これに基づいて、XがY04及びy13の両方よりも大きいか、又は、XがY04及びY14の両方よりも小さい場合、本システムは、Xが正しくないか又は不正確なエッジ方向により生じたドットノイズであるとみなすことになる。メジアンフィルタは、このような衝撃的ノイズを排除する能力を有することが公知である。この実施形態においては、本システムは、ドットノイズを排除するために5点メジアンフィルタ94を使用する。
エッジ適応補間からのデータ又は出力信号Xは、信号Y04、Y14、Xl、及びXrと共に、最初に5点メジアンフィルタ94に伝達される。
X_after_median=median5(Y04、Y14、X、Xl、Xr)
ここで、
関数median5(a,b,c,d,e)は、a、b、c、d、及びeの中間値を選択するのに有効であり、
Y04は、Xの真上にある画素輝度値であり、
Y14は、Xの真下にある画素輝度値であり、
Xlは、Xの左にある画素のエッジ適応補間の結果であり、
Xrは、Xの右にある画素のエッジ適応補間の結果である。
メジアンフィルタ94の後に、その結果(すなわち、信号X_after_median)は、(Y04+Y14)/2と比較され、それらの差が大き過ぎるか否かを見る。値が互いに離れすぎる場合、本システムは、補間結果は信頼できないと結論付け、出力を(y04+y14)/2と差し替える。この差し替えは、マルチプレクサ108により行われる。図10に示すように、この処理は、ブロック98〜108により行われる以下の計算を含む。
Vert_int=(y04+y14)/2;
If(abs(X_after_median−Vert_int)>(Vert_int*係数))、
Then X_output=(y04+y14)/2;
Else X_output=X_after_median.
ブロック98及び100は、Vert_int信号をもたらすのに有効である。ブロック102及び106は、(X_after_median−Vert_int)の絶対値に等しい入力Aを協働して比較器96に供給する。ブロック104は、入力Bを比較器96に供給するためにVert_intに妥当な係数[2:0]を掛けるのに有効である。係数の値は、所望の精度、システムのパラメータ、及び/又は試行錯誤に基づいて、システムの演算子により適切な方法で選択することができる。比較器96は、A及びBを比較するのに有効であり、信号マルチプレクサ108は、結果が信頼できる(すなわち、AがBよりも大きくない)場合はX_after_median、又は、結果が信頼できない(すなわち、AがBよりも大きい)場合は(y04+y14)/2をX_outputとして選択する。出力信号X_outputは、次に、補間画像の一部として表示されるように画像表示装置に供給することができる。
図11Aは、垂直補間のみを使用するインタレース/プログレッシブ変換の結果を示す画像の部分的スクリーンショットである。ギザギザのエッジ200を図11Aにはっきりと見ることができる。図11Bは、提案されたエッジ適応補間の方法及びシステムの実施形態を使用するが後処理なしのインタレース/プログレッシブ変換後の同じ画像の部分的スクリーンショットである。画像の解像度が大幅に改良されている点に注意すべきである。しかし、矢印210で示すように、結果的に生じるドットノイズを見ることができる。図11Cは、本明細書で説明する後処理を含む提案されたエッジ適応補間の方法及びシステムの実施形態を使用するインタレース/プログレッシブ変換後の同じ画像の部分的スクリーンショットである。図に見ることができるように、図11Bのドットノイズは、図11Bの矢印210と同じ区域を示す図11Cの矢印220で示すように排除されている。
後処理の感受性及び信頼性は、Vert_int信号と係数[2:0]との積を変化させることにより(すなわち、係数の値を変えることにより)制御することができる。後処理ブロック56は、従って、補間画素12のエッジ適応補間値か、又は、補間画素12の真上及び真下の画素の平均値である垂直補間値を出力として準備することができる。係数[2:0]は、2つの値のうちの信頼性の高い方が後処理ブロック56から出力されるようにエッジ補間の感受性を調節する役目を果たす。
実施形態は、コンピュータ又はテレビジョンのようなシステムの一部として、コンピュータ読取可能媒体に実装することができる。代替的に、本システムは、集積回路のようにはるかに小型にすることができる。本システム内のプロセッサは、コンピュータ読取可能媒体にアクセスし、そこにあるコードを本システムに対する一組の命令として実行することができる。コンピュータ読取可能媒体は、ハードドライブ、CD−ROM、又は、集積回路RAM又はROMなどを含むことができる。すなわち、これらの実施形態は、プロセッサ内のCPU上か、又はエッチング書き込み論理回路を有する特注チップに実装することができる。一般的に、この実施形態は、補間を行うのに必要な計算リソースを低減するために配線接続することができる。この実施形態は、第’277号出願で開示されているようなインタレース/プログレッシブ変換チップ上で実施することができる。従って、これらの実施形態は、ディスプレイに送られる画像信号における欠陥の低減という利点をもたらすことができる。従来技術と異なり、本発明は、各々の可能なエッジ方向について別々の相関値を計算し、隣接点からのデータ(例えば、隣接点に亘る合計結果)を使用してこれらの値を判断する。本発明は、更に、「9x2」補間ウィンドウ及び改良された後処理技術を用いる。その結果、エッジ適応補間処理及びインタレース/プログレッシブ変換が改良される。
本発明は、特にその好ましい実施形態に関連して説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく形態及び詳細の変更及び修正を為し得ることが当業者には容易に明らかなはずである。特許請求の範囲は、このような変更及び修正を含むことが意図されている。様々な実施形態は必ずしも排他的ではないが、一部の実施形態の特徴は他の実施形態の特徴と組み合わせることができ、同時に本発明の精神及び範囲に留まることが当業者には更に明らかであるべきである。
本発明の一実施形態においてエッジ方向を検出するために使用することができる9x2画素ウィンドウを示す図である。 本発明の一実施形態によるエッジ適応補間のための方法及びシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるエッジ方向検出の方法及びシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態による相関に基づいてエッジ方向を検出するための方法及びシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるエッジ信号を後処理するための方法及びシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態による5点メジアン処理の方法及びシステムで使用される画素グループを示す図である。 本発明の一実施形態による5点メジアン処理の方法及びシステムで使用される画素グループを示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるエッジ連続性検査を実行するための方法及びシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態による補間画素を発生させる方法及びシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態による後処理の方法及びシステムで使用される画素グループを示す図である。 本発明の一実施形態による後処理の方法及びシステムを示すブロック図である。 垂直補間のみを使用したインタレース/プログレッシブ変換の結果を示す画像の部分的スクリーンショットの図である。 提案されたエッジ適応補間方法及びシステムの実施形態を使用するが後処理なしのインタレース/プログレッシブ変換後の図11Aに示す画像の部分的スクリーンショットを示す図である。 本明細書で説明する後処理を含む、提案されたエッジ適応補間方法及びシステムの実施形態を使用するインタレース/プログレッシブ変換後の図11A及び図11Bに示す画像の部分的スクリーンショットの図である。
符号の説明
10 9x2画素ウィンドウ
12 補間画素
14 エッジ方向線
L3、R3 エッジ方向
y00、y10 画素

Claims (26)

  1. 画素化された画像の解像度を改善するためのエッジ適応補間の方法であって、
    第1グループの画素及び第2グループの画素に関するデータを受信する段階と、
    画像内のエッジが該第1及び第2グループの画素の間に位置する第1の画素を通過するか否か、及び、選択された方向セットを識別するために、該エッジが第1の方向セット又は第2の方向セットに延びるか否かを判断する段階と、
    を含み、
    該判断する段階は、該第1及び第2セット内の該方向の各々に関して相関値を計算する段階を含み、
    前記選択された方向セットに対する最小相関値を選択することにより、該選択された方向セットから方向信号を判断する段階と、
    エラーの可能性を実質的に排除するために、該選択された方向信号に対して後処理手順を実行する段階と、
    該選択された方向に応じて前記第1の画素に対する輝度値を判断する段階と、
    を更に含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1及び第2の画素グループの各々は、少なくとも5個の画素を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1及び第2の画素グループの各々は、少なくとも7個の画素を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1及び第2の画素グループの各々は、9個の画素を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のグループの画素は、第1の方向に延び、
    前記第2のグループの画素は、該第1の方向と実質的に平行な第2の方向に延びる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記後処理手順は、少なくとも1つの5点メジアンフィルタを前記選択された方向信号に適用する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記後処理手順は、3つの連続した5点メジアンフィルタを前記選択された方向信号に適用する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記後処理手順は、エッジ信号連続性検査を前記選択された方向信号に対して実行する段階を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記エッジ信号連続性検査は、前記第1の画素の上下の画素の線におけるエッジの連続性を検査する段階を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記相関値の各々は、一連の隣接する点に亘る輝度値の差の合計を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記合計は、15個の点に亘って取られることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1セットの方向は、0度と90度の間にあり、前記第2セットの方向は、90度と180度の間にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記エッジが約90度の方向にあるか否かを判断する段階を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 画素化された画像の解像度を改善するためのシステムであって、
    第1グループの画素及び第2グループの画素に関するデータを受信するための第1の部分と、
    画像内のエッジが該第1及び第2グループの画素の間に位置する第1の画素を通過するか否か、及び、選択された方向セットを識別するために、該エッジが第1の方向セット又は第2の方向セットに延びるか否かを判断するための第2の部分と、
    を含み、
    該第2の部分は、該第1及び第2セット内の該方向の各々に関して相関値を計算することにより前記判断を行うようになっており、
    前記選択された方向セットに対する最小相関値を選択することにより該選択された方向セットから方向信号を判断するための第3の部分と、
    エラーの可能性を実質的に排除するために該選択された方向信号に対して後処理手順を実行するための第4の部分と、
    該選択された方向に応じて前記第1の画素に対する輝度値を判断するための第5の部分と、
    を更に含むことを特徴とするシステム。
  15. 前記第1及び第2の画素グループの各々は、少なくとも5個の画素を含むことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 前記第1及び第2の画素グループの各々は、少なくとも7個の画素を含むことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  17. 前記第1及び第2の画素グループの各々は、9個の画素を含むことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  18. 前記第1のグループの画素は、第1の方向に延び、
    前記第2のグループの画素は、該第1の方向と実質的に平行な第2の方向に延びる、
    ことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  19. 前記第4の部分は、前記選択された方向信号に適用される少なくとも1つの5点メジアンフィルタを含むことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  20. 前記第4の部分は、前記選択された方向信号に適用される3つの連続した5点メジアンフィルタを含むことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  21. 前記第4の部分は、更に、エッジ信号連続性検査を前記選択された方向信号に対して実行するようになっていることを特徴とする請求項20に記載のシステム。
  22. 前記エッジ信号連続性検査は、前記第1の画素の上下の画素の線におけるエッジの連続性を検査する段階を含むことを特徴とする請求項21に記載のシステム。
  23. 前記相関値の各々は、一連の隣接する点に亘る輝度値の差の合計を含むことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  24. 前記合計は、15個の点に亘って取られることを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  25. 前記第1セットの方向は、0度と90度の間にあり、前記第2セットの方向は、90度と180度の間にあることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  26. 前記第2の部分は、更に、前記エッジが約90度の方向にあるか否かを判断するようになっていることを特徴とする請求項25に記載のシステム。
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