JP2004200482A - 壁掛電子機器 - Google Patents

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JP2004200482A
JP2004200482A JP2002368348A JP2002368348A JP2004200482A JP 2004200482 A JP2004200482 A JP 2004200482A JP 2002368348 A JP2002368348 A JP 2002368348A JP 2002368348 A JP2002368348 A JP 2002368348A JP 2004200482 A JP2004200482 A JP 2004200482A
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Hiroyuki Kawana
啓之 川名
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】小物などが保持されている部分をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面を装飾することができる壁掛電子機器を提供することを提供すること。
【解決手段】物体保持部材140は、テレビドアホン本体110と対向する側に位置するように係止部材120と一体成形されており、小物などの物体を保持する保持面141および保持面141が物体を保持する方向とは異なる方向から物体を保持する副保持面142からなるフック形状になっている。テレビドアホン本体110が係止部材120によって係止された状態では、物体保持部材140の保持面141は、テレビドアホン本体110の凹部111cと凹部111cに対向する係止部材120の面との隙間に位置している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁掛電子機器に関するものであり、より詳しくは、小物などが保持されている部分をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面を装飾することができるテレビドアホン、インターホン、ファクシミリ、電話などに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の壁掛電子機器として、動物の顔型に成形された筐体を備え、筐体の正面(動物の顎部に相当する部位)をハンガー掛け用のフックとし、通信機を筐体内部に設けたインターホンが知られている(特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、インテリアの一環として、小物などを壁面に保持して壁面を装飾することが一般化している。具体的には、花を紐状の土台に生けてなるフラワーアレンジメントを壁面のピンに結び付けて壁面を華やかに装飾することや、芳香剤が充填された瀬戸物を壁面のピンに吊るして壁面を実用的に装飾することなどがある。そして、これらの装飾を壁面に施す場合、小物などが保持されている部分をできる限り隠すことが好ましい。
【0004】
しかしながら、従来のインターホンにおいては、筐体の正面をハンガー掛け用のフックとしているので、小物などが保持されている部分は筐体の正面に位置してしまい、小物などが保持されている部分が筐体の正面に露呈してしまう問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題を解決するためのものであって、小物などが保持されている部分をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面を装飾することができる壁掛電子機器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る壁掛電子機器は、凹部が形成された面を有する電子機器本体と、前記電子機器本体の前記凹部に位置した状態で前記電子機器本体を係止する係止部を有して壁面に固定可能な係止部材と、物体を保持する保持面を有して前記電子機器本体の前記凹部と前記係止部材との間に位置する物体保持部材とを備えたことを特徴する構成を有している。
【0007】
この構成によれば、小物などは電子機器本体の凹部と係止部材との間に隠された状態で保持されるので、小物などが保持されている部分をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面を装飾することができる。
【0008】
本発明に係る壁掛電子機器において、前記物体保持部材は、前記係止部材と一体成形されていることを特徴とする構成を有している。
【0009】
この構成によれば、物体保持部材を係止部材に固定する必要がないので、ユーザは小物などを物体保持部材に保持するだけで足り、小物などが保持されている部分をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面を簡易に装飾することができる。
【0010】
本発明に係る壁掛電子機器において、前記物体保持部材は、前記電子機器本体と一体成形されていることを特徴とする構成を有している。
【0011】
この構成によれば、物体保持部材を電子機器本体に固定する必要がないので、ユーザは小物などを物体保持部材に保持するだけで足り、小物などが保持されている部分をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面を簡易に装飾することができる。
【0012】
本発明に係る壁掛電子機器において、前記物体保持部材は、前記保持面と、この保持面が物体を保持する方向とは異なる方向から物体を保持する副保持面とを有することを特徴とする構成を有している。
【0013】
この構成によれば、小物などは保持面によって保持されつつ、電子機器本体および係止部材の何れか一方と副保持面との間で移動を規制されるので、小物などが保持面上を移動して落下することは回避され、小物などが保持されている部分をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面を安全に装飾することができる。
【0014】
本発明に係る壁掛電子機器において、前記物体保持部材は、穴部が形成され、前記穴部の内壁面を前記保持面とすることを特徴とする構成を有している。
【0015】
この構成によれば、小物などは物体保持部材に形成された穴部の内壁面によって保持されるので、小物などが保持面である内壁面上を移動して落下することは回避され、小物などが保持されている部分をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面を安全に装飾することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
【0017】
図1から図3を参照して、本発明に係る壁掛電子機器の第1の実施の形態であるテレビドアホンについて説明する。図1に示すように、テレビドアホン100は、テレビドアホン本体110と、テレビドアホンを係止する係止部材120と、係止部材120を壁に固定するネジや釘などの固定部材130a、130bと、小物などの物体を保持する物体保持部材140とを備える。
【0018】
テレビドアホン本体110は、テレビドアホンとしての機能を有する図示しない電子機器と、電子機器を格納する筐体111とを備える。筐体111の表面111aには、画像を出力する図示しないモニタおよび音声を出力する図示しないスピーカが設けられている。他方、筐体111の裏面111bには、裏面111bの他の部位よりも凹んでいる凹部111cが裏面111bの周縁から中心に向けて形成されている。凹部111cには、係止部材120によって係止される被係止部111d、111eが設けられている。
【0019】
係止部材120は、金属からなり、テレビドアホン本体110の被係止部111d、111eを係止する係止部121a、121bを備える。係止部材120には、固定部材130a、130bが挿入される固定穴122a、122bが形成されており、係止部材120は、固定部材130a、130bと壁面Fとの間に挟まれた状態で固定される。なお、本実施の形態では、係止部材は金属を成形してなるものであるが、係止部材が樹脂などを成形してなる場合を妨げない。
【0020】
物体保持部材140は、テレビドアホン本体110と対向する側に位置するように係止部材120と一体成形されており、小物などの物体を保持する保持面141および保持面141が物体を保持する方向とは異なる方向から物体を保持する副保持面142からなるフック形状になっている。図2に示すように、テレビドアホン本体110が係止部材120によって係止された状態では、物体保持部材140の保持面141は、テレビドアホン本体110の凹部111cと凹部111cに対向する係止部材120の面との隙間に位置している。
【0021】
なお、本実施の形態においては、1個の物体保持部材140が係止部材120に一体成形されているが、複数個の物体保持部材140が係止部材120に一体成形されてもよい。また、物体保持部材140が係止部材120と一体成形されているが、図3に示すように、ネジ穴を係止部材120に形成して、物体保持部材140を係止部材120にネジ固定する場合を妨げるものではない。さらに、物体保持部材140が保持面141および副保持面142からなるフック形状をしているが、物体保持部材140が保持面141のみからなる形状であること場合を妨げない。
【0022】
本実施の形態によれば、物体保持部材140を係止部材120に固定する必要がないので、小物などを紐によって物体保持部材140に結びつけた場合、ユーザは小物などを物体保持部材140に結びつけるだけで足り、小物などが保持されている結び目をできる限り隠しながらテレビドアホン本体110の周囲の壁面Fを簡易に装飾することができる。
【0023】
本実施の形態によれば、小物などを紐によって物体保持部材140に結びつけた場合、紐の結び目は、保持面141によってテレビドアホン本体110と係止部材120との間に隠れた状態で保持されるので、小物などが保持されている紐の結び目をできる限り隠しながらテレビドアホン本体110の周囲の壁面Fを装飾することができる。
【0024】
本実施の形態によれば、小物などを紐によって物体保持部材140に結びつけた場合、係止部材120と副保持面142との間で移動が規制されるので、小物などが保持面141上を移動して物体保持部材140とテレビドアホン本体110との間の隙間から落下することは回避され、小物などが保持されている紐の結び目をできる限り隠しながらテレビドアホン本体110の周囲の壁面Fを安全に装飾することができる。
(第2の実施の形態)
【0025】
図4から図6を参照して、本発明に係る壁掛電子機器の第2の実施の形態であるテレビドアホン200についてその特徴的な部分のみを説明し、第1の実施の形態と重複構成については同一の番号を使用してこれらについての説明を省略する。
【0026】
図4に示すように、物体保持部材240は、テレビドアホン本体110の凹部111cに一体成形されており、小物などの物体を保持する保持面241および保持面241が物体を保持する方向とは異なる方向から物体を保持する副保持面242からなるフック形状になっている。図5に示すように、テレビドアホン本体110が係止部材120によって係止された状態では、物体保持部材240の保持面241は、テレビドアホン本体110の凹部111cと凹部111cに対向する係止部材120の面との隙間に位置している。
【0027】
なお、本実施の形態においては、1個の物体保持部材240がテレビドアホン本体110に一体成形されているが、複数個の物体保持部材240がテレビドアホン本体110に一体成形されてもよい。また、物体保持部材240がテレビドアホン本体110に一体成形されているが、図6に示すように、ネジ穴をテレビドアホン本体110に形成して、物体保持部材240をテレビドアホン本体110にネジ固定する場合を妨げるものではない。さらに、物体保持部材240が保持面241および副保持面242からなるフック形状をしているが、物体保持部材240が保持面241のみからなる形状であること場合を妨げない。
【0028】
本実施の形態によれば、物体保持部材240をテレビドアホン本体110に固定する必要がないので、小物などを紐によって物体保持部材240に結びつけた場合、ユーザは小物などを物体保持部材240に結びつけるだけで足り、小物などが保持されている結び目をできる限り隠しながらテレビドアホン本体110の周囲の壁面Fを簡易に装飾することができる。
【0029】
本実施の形態によれば、小物などを紐によって物体保持部材240に結びつけた場合、テレビドアホン本体110と副保持面242との間で移動が規制されるので、小物などが保持面241上を移動して物体保持部材240と係止部材120との間の隙間から落下することは回避され、小物などが保持されている紐の結び目をできる限り隠しながらテレビドアホン本体110の周囲の壁面Fを安全に装飾することができる。
(第3の実施の形態)
【0030】
図7を参照して、本発明に係る壁掛電子機器の第3の実施の形態であるテレビドアホン300についてその特徴的な部分のみを説明し、第1の実施の形態と重複構成については同一の番号を使用してこれらについての説明を省略する。
【0031】
図7に示すように、物体保持部材340は、穴部241が形成され、穴部341の内壁面341aを保持面としている。そして、図1または図4に示した場合と同様に、テレビドアホン本体110が係止部材120によって係止された状態では、物体保持部材340の内壁面341aは、テレビドアホン本体110の凹部111cと凹部111cに対向する係止部材120の面との隙間に位置している。
【0032】
なお、本実施の形態においては、物体保持部材340には1個の穴部341のみが形成されているが、複数個の穴部341が形成されてもよい。また、テレビドアホン300が、1個の穴部341のみが形成された複数個の物体保持部材340を備えるようにしてもよい。
【0033】
本実施の形態によれば、小物などを紐によって物体保持部材340に結びつけた場合、紐の結び目は物体保持部材340に形成された内壁面341aで囲まれた部分のみを移動するので、紐の結び目が内壁面341aを移動して落下することはなく、小物などが保持されている紐の結び目をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面Fを安全に装飾することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、小物などは電子機器本体の凹部と係止部材との間に隠された状態で保持されるので、小物などが保持されている部分をできる限り隠しながら電子機器本体の周囲の壁面を装飾することができる壁掛電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壁掛電子機器の第1の実施の形態であるテレビドアホンの構成を示す斜視外観図
【図2】第1の実施の形態であるテレビドアホンが壁面に掛けられた状態を示す側面図
【図3】物体保持部材が係止部材に一体成形されない場合における物体保持部材と係止部材との関係を示す斜視図
【図4】本発明に係る壁掛電子機器の第2の実施の形態であるテレビドアホンの構成を示す斜視外観図
【図5】第2の実施の形態であるテレビドアホンが壁面に掛けられた状態を示す側面図
【図6】物体保持部材がテレビドアホン本体に一体成形されない場合における物体保持部材とテレビドアホン本体との関係を示す斜視図
【図7】本発明に係る壁掛電子機器の第3の実施の形態であるテレビドアホンを構成する物体保持部材の構成を示す斜視外観図
【符号の説明】
110 テレビドアホン本体(電子機器本体)
111c 凹部
120 係止部材
140、240、340 物体保持部材
141、241、341a 保持面
142、242 副保持面
341 穴部

Claims (5)

  1. 凹部が形成された面を有する電子機器本体と、
    前記電子機器本体の前記凹部に位置した状態で前記電子機器本体を係止する係止部を有して壁面に固定可能な係止部材と、
    物体を保持する保持面を有して前記電子機器本体の前記凹部と前記係止部材との間に位置する物体保持部材とを備えたことを特徴する壁掛電子機器。
  2. 前記物体保持部材は、前記係止部材と一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の壁掛電子機器。
  3. 前記物体保持部材は、前記電子機器本体と一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の壁掛電子機器。
  4. 前記物体保持部材は、前記保持面と、この保持面が物体を保持する方向とは異なる方向から物体を保持する副保持面とを有することを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の壁掛電子機器。
  5. 前記物体保持部材は、穴部が形成され、前記穴部の内壁面を前記保持面とすることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の壁掛電子機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100868260B1 (ko) * 2007-10-31 2008-11-12 삼성전기주식회사 브라켓 및 이를 구비한 월 마운트
JP2010080566A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Aiphone Co Ltd 電子機器の壁掛構造

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