JP2004199657A - 健康支援システム、健康支援方法、および健康支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 健康増進のための運動を継続して行えるような健康支援と、近隣にあるサービス提供機関の宣伝広告の効果増大を同時に満たす、健康支援システムおよび健康支援方法を提供する。
【解決手段】 ユーザーの生体情報が検出可能な端末装置、端末装置との間で情報等の送受信を行う管理センター、管理センターのシステムを使用してユーザーにサービスを提供するサービス提供機関、からなる健康支援システムとし、ユーザーは、サービス提供機関の宣伝したい内容であるチェックポイントがリンク付けされた歩行マップを管理センターから入手し、それに従って運動する。運動後、管理センターがチェックポイントをしっかり見ながら通過したかをユーザーに確認するクイズを行い、正解率に合わせてポイントを還元する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ユーザーの生体情報が検出可能な端末装置、端末装置との間で情報等の送受信を行う管理センター、管理センターのシステムを使用してユーザーにサービスを提供するサービス提供機関、からなる健康支援システムとし、ユーザーは、サービス提供機関の宣伝したい内容であるチェックポイントがリンク付けされた歩行マップを管理センターから入手し、それに従って運動する。運動後、管理センターがチェックポイントをしっかり見ながら通過したかをユーザーに確認するクイズを行い、正解率に合わせてポイントを還元する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ユーザーが健康のための運動を継続的に楽しく行え、且つ、ユーザー宅の近辺にあるサービスを提供する機関が非常に高い宣伝効果を得ることが出来る、健康支援システムおよび健康支援方法に関する。
従来、健康増進のための運動を、ユーザーが継続して行えるよう、支援するシステムは、多々ある。
例えば、万歩計に擬似的に旅行コースを記憶させ、運動により利用者に旅行などの仮想体験をさせる(例えば、特許文献1参照。)、健康機器に利用者の健康状態に合わせたアプリケーションプログラムをダウンロードし、利用者にきめ細かな運動指導を提供する(例えば、特許文献2参照。)、健康支援サービスの利用者に健康度合いに基づいてサービスポイントを付与することで、健康支援サービスを継続して利用するよう動機付ける(例えば、特許文献3参照。)、等である。
また、健康増進とは全く違う分野のことであるが、従来、ユーザー宅近辺に位置するサービスを提供する機関からのローカルな情報をユーザーが得る手段としては、新聞の折り込み広告や地域密着の新聞等がある。
特開2001−296139号公報(第2−5頁、第2図参照)
特開2002−109062号公報(第4−5頁、第5図参照)
特開2002−251469号公報(第3−4頁、第5図参照)
上記従来技術に関する問題点には、以下のようなものがある。
万歩計に擬似的に旅行コースを記憶させ、運動により利用者に旅行などの仮想体験をさせる方法については、万歩計に搭載できるコースが限られているため、いずれ飽きが来る。また、あくまで仮想体験でしかないため、実際に体験したい、という欲求が出てくる。
健康機器に利用者の健康状態に合わせたアプリケーションプログラムをダウンロードし、ユーザーにきめ細かな運動指導を提供する方法については、アプリケーションプログラムが多数あるため、飽きずに運動ができる可能性があるが、「普通に歩く」、「早歩きをする」といった運動方法とその継続時間などを定義した、あくまで健康増進を目的としたプログラムのため、運動することを楽しむ、といった要素に欠ける。また、サービスポイントのような実質的な還元が無いため、非常に意志の強い利用者でないと、運動継続が難しい。
健康支援サービスの利用者に健康度合いに基づいてサービスポイントを付与することで、健康支援サービスを継続して利用するよう動機付ける方法については、サービスポイントの入手は利用者にとって嬉しいことであるが、実際には、運動をしている最中が、精神的、肉体的にも辛いため、非常に意志の強い利用者であるか、サービスポイント内容にかなりの魅力がないと、挫折者も多い。
また、ユーザー宅近辺に位置するサービスを提供する機関からのローカルな情報をユーザーが得る手段である、新聞の折り込み広告や地域密着の新聞等は、ユーザーの意思にかかわらず配信される情報であるため、注意深く確認するユーザーでない場合には、宣伝としての効果は薄い。
本発明は、上記課題を解決し、健康増進のための運動をユーザーが継続して行えるような健康支援と、ユーザー宅近辺にあるサービス提供機関の宣伝広告の効果増大を同時に満たす、健康支援システムと健康支援方法である。
まず本発明の健康支援システムは、装着するユーザーが装着する端末装置と、端末装置との間で情報等の送受信を行う管理センターと、管理センターのシステムを使用して、ユーザーにサービスを提供するサービス提供機関と、からなる健康支援システムとした。
また、端末装置は、ユーザーの生体に関するユーザーデータを検出する検出手段と、管理センターと情報等の送受信を行う第1の送受信手段と、管理センターから送信されたユーザーの運動を支援するための情報であり、サービス提供機関が登録した情報等を含む運動支援情報を、ユーザーに通知する運動支援情報通知手段と、検出手段により得られた、運動中のユーザーの生体に関するユーザーデータを保管するユーザーデータ保管手段と、を備え、管理センターは、端末装置及びサービス提供機関と情報等の送受信を行う第2の送受信手段と、ユーザーの運動を支援するための情報であり、サービス提供機関が登録した情報等を含む、運動支援情報を作成する運動支援情報作成手段と、ユーザーへ、サービス提供機関が登録した情報等を含むサービスを還元する還元手段と、を備え、サービス提供機関は、管理センターと情報等の送受信を行う第3の送受信手段と、管理センターへ送信するユーザーへ提供する情報等を作成するサービス機関情報作成手段と、を備えることとした。
ここで運動支援情報には、ユーザーに薦める運動メニューとしてチェックポイント付き歩行マップとチェックポイントにおけるチェック内容が含まれ、これらは、前回管理センターがユーザーに薦めたものとは異なり、また、サービス提供機関が宣伝したい場所、及びその宣伝内容を含むこととした。そして、チェックポイント付き歩行マップは、複数のチェックポイントを選択し、それらの通過順を決定し、通過順毎に各チェックポイント間の歩行ルートを決定し、各歩行ルートの距離を算出し、それらの距離を合計し、合計距離が予め定めた歩行すべき距離となるように各歩行ルートを微調整することで作成されるものとした。
また、還元手段には、チェックポイントの内容に対するユーザーの理解度を確認するチェックポイント確認手段と、チェックポイント確認手段での前記ユーザーの理解度に応じて還元するサービスの大きさを決定するサービス量決定手段と、サービス量決定手段により決定されたサービス量に見合ったサービスを前記ユーザーへ還元するサービス還元手段と、を含むこととした。
ここで、サービス還元手段によるサービスの還元方法には、ユーザーが、予め決められたサービスリストの中から所望のサービスを選定する、ユーザーにサービス提供機関において使用可能なクーポン券を進呈する、ユーザーがサービス提供を受けたいと思う時まで蓄積する、システム私用料金の一部として代替えする、という方法が含まれることとした。
また、サービス機関情報作成手段で作成する情報には、チェックポイントとなるサービス提供機関が宣伝したい場所に関する名称、位置情報、チェックポイントにおけるチェック内容となる情報、ユーザーに提供可能な特典サービス情報、が含まれ、第3の送受信手段により管理センターに送信され、サービス提供機関情報として登録されることとした。
更に上記のシステムを用いることで、ユーザーは、健康支援システム使用料金を管理センターへ支払い、運動中に検出した前記ユーザーの生体に関するユーザーデータの管理や診断、運動中の楽しみとなるチェックポイント付き歩行マップ、及び運動後の楽しみとなるサービス還元、の提供を受けられるものとした。またサービス提供機関は、サービス提供機関登録料金を管理センターへ支払い、健康支援システム内に、サービス提供機関が宣伝したい場所、及びその内容をチェックポイント、及びチェック内容として登録することで、運動後の楽しみとして高いサービス還元を受けるためにチェックポイント内容を覚えようとするユーザーの訪問を受けられるものとした。
また、本発明のサービス提供機関に、端末装置と通信が可能な第4の送受信手段を設けることで、端末装置と管理センターが、サービス提供機関を経由して送受信が可能となるようにした。
また、本発明の健康支援方法は、サービス提供機関がユーザーへ提供する情報等を作成するステップ、管理センターがユーザーへ提供する情報等を受信し、サービス提供機関情報として登録するステップ、管理センターが運動支援情報を作成するステップ、端末装置が運動支援情報を受信し、ユーザーに通知するステップ、端末装置が検出手段により得られた運動中のユーザーの生体に関するユーザーデータを保管するステップ、端末装置が保管したユーザーデータを含む情報等を第1の送受信手段から送出するステップ、管理センターが端末装置からの情報等を受信するステップ、管理センターが運動支援情報に含まれるチェックポイントの内容に対するユーザーの理解度を確認するステップ、管理センターがユーザーデータからユーザーの運動中の状況を評定するステップ、管理センターがチェックポイント理解度、及び/若しくは、運動状況、に基づき、還元するサービスの大きさを決定するステップ、管理センターがサービス量決定手段により決定されたサービス量に見合ったサービスをユーザーへ還元するステップ、からなる健康支援方法とした。
更に、健康支援方法には、管理センターがユーザーに健康支援システム私用料金を課金するステップ、及びサービス提供機関にサービス提供機関登録料金を課金するステップを含むこととした。
また、本発明には、上記健康支援システムで使用する端末装置及び管理センターに使用される健康支援プログラムも含まれることとした。
本発明のような健康支援システム、および健康支援方法としたので、運動を行いたいと思うユーザーは、運動開始時に、毎回異なる運動メニューを取得でき、飽きることなく運動を継続することができる。
また、この運動メニューは、歩行マップ、チェックポイント、チェック内容が含まれることとしため、ユーザーは、ただ運動を行うだけでなく、歩行マップを見ながら歩く楽しさや、慣れ親しんだ地域での新たな発見を毎回楽しむことができる。
また、運動メニューに沿って運動を行っている最中、端末装置ではユーザーデータの検出と保存を行っているため、それらユーザーデータを管理センターへアップロードすることで、継続的に健康状態を管理し、健康維持に利用することができるのだが、この、ユーザーデータのアップロードの際、チェックポイントに関する内容を確認するクイズを行い、チェックポイントの内容に対するユーザーの理解度に応じてユーザーにサービスを還元することとしたため、ユーザーは、運動終了後もクイズを解くおもしろさや、チェックポイントのことを思い出し、楽しみを味わえる上、更にサービス還元により、運動意欲を増すことができる。
また、ユーザー宅近辺に位置するサービスを提供するサービス提供機関にとっても、ユーザーが運動と称して熱心に店舗を訪問し、サービス提供機関が宣伝したい内容を確認するため、新聞の折り込み広告や地域密着の新聞等で、宣伝を一方的に流すよりも、遙かに効果的に宣伝行為が可能である。
また、上記にあるような健康支援システムを施行することで、新しいビジネス展開を考えることが出来る。
具体的には、ユーザーは、健康支援システム使用料金を管理センターへ支払い、運動中に検出したユーザーの生体に関するユーザーデータの管理や診断、運動中の楽しみとなるチェックポイント付き歩行マップ、及び運動後の楽しみとなるサービス還元、の提供を受けることができる。またサービス提供機関は、サービス提供機関登録料金を前記管理センターへ支払い、健康支援システム内に、サービス提供機関が宣伝したい場所、及びその内容をチェックポイント、及びチェック内容として登録することで、運動後の楽しみとして高いサービス還元を受けるためにチェックポイント内容を覚えようとするユーザーの訪問を受けることが出来る。
そして管理センターは、ユーザーから健康支援システム使用料金を受領し、ユーザーに対して、運動中に検出したユーザーデータの管理や診断、運動中の楽しみとなるチェックポイント付き歩行マップの送信、及び運動後の楽しみとなるサービス還元を行うことができる。また、サービス提供機関からサービス提供機関登録料金を受領し、健康支援システム内に、サービス提供機関が宣伝したい場所、及びその内容をチェックポイント、及びチェック内容として登録し、ユーザーへチェックポイント付き歩行マップとして提供することにより、前記ユーザーをチェックポイントである宣伝したい場所へ導き、且つ、チェック内容の確認と称して前記サービス提供機関の宣伝内容を意図的にユーザーに確認させることが出来る。
図1は、本発明における健康支援システムの概略図である。
1はユーザー、2は端末装置、3は管理センター、4はサービス提供機関、5は公衆回線網、6はユーザー所有のパソコンである。
ユーザー1は、端末装置2を腕に装着した、これから運動を行う人間である。
端末装置2は、公衆回線網5を介して管理センター3から運動支援情報を受信し、運動支援情報に含まれる歩行マップとチェックポイントを表示しユーザー1へ通知する。そしてユーザー1の運動中は、ユーザー1の生体情報であるユーザーデータを検出し保管する。
サービス提供機関4は、公衆回線網5を介し、管理センター3との間で、宣伝したい場所(チェックポイント)、その内容(チェック内容)、ユーザーに還元する特典サービス情報、などの情報等の送受信を行う。
パソコン6は、公衆回線網5を介し、管理センター3との間で、端末装置2内に保管されたユーザーデータのアップロードや、サービス還元などに関する情報の送受信を行う。
ユーザー1は、これから運動を始めるところであり、この後、管理センター3から受信する運動支援情報をもとに運動を行い、運動終了後には運動中に端末装置2が検出したユーザーデータを、パソコン6を使用して管理センター3へアップロードし何らかのサービス還元を受ける。
次に、図2〜図4を用い、主な装置の構成について説明する。
図2は、端末装置2のブロック図である。
端末装置2は、管理センター3へ情報等の送受信を行う、第1の送受信手段に相当する端末装置送受信部101、ユーザー1が操作を行う際の操作部102、運動終了後、ユーザーデータ保管部108に保管されたユーザーデータの、管理センター3へのアップロードや、サービス還元に関する情報等の送受信をパソコン6で行うための情報入出力部103、端末装置送受信部101で受信した管理センター3からの運動支援情報や生体情報検出部106で検出されたユーザーデータをユーザー1へ通知する、運動支援情報通知部に相当する通知部104、ユーザー1の生体情報を検出する、検出手段に相当する生体情報検出部106、端末装置送受信部101で受信した管理センター3からの運動支援情報を保管する運動支援情報保管部107、生体情報検出部107から検出された情報であるユーザーデータを保管する、ユーザーデータ保管手段に相当するユーザーデータ保管部108、上述した全ての構成部を制御する端末装置制御部105、からなる。
ここで端末装置送受信部101は、携帯電話やPHS機能を搭載することで管理センター3との送受信を行うようにしてもよいし、また、携帯電話やPHSといった通信端末を別に携帯し、それらを介して管理センター3との送受信を行うようにしてもよい。
情報入出力部103は、パソコン6との情報等の送受信を目的に設けたが、パソコン6に端末装置送受信部101との送受信が可能な機能を設けられれば、それでもよい。
端末装置2は、図1では運動を行う時の利便性等を考えて腕に装着するタイプとしたが、装着位置に関して腕に限るものではなく、例えば、足、腰、等に装着してもよい。
生体情報検出部106は、脈拍数センサとして後に説明する動作を行う。しかし、運動中でも検出可能で、運動によるユーザー1の生体情報の変動が検出可能なセンサであれば、これに限るものではなく、例えば体温センサ、発汗センサ、等でもよい。
また、運動の度合いを見ることのできるセンサとして、例えば加速度センサ、角速度センサ等を搭載した端末装置を用い、ユーザーが自身の体調に応じた適度なピッチで運動をこなしているか、ユーザー本人若しくは管理センターが、評価、確認できるようにしてもよい。
また、ユーザーの運動中の位置情報を入手する機能を端末装置に搭載し、運動中にユーザーをナビゲートするようにしてもよい。
通知部104は、表示装置として、後に説明する動作を行う。しかし、運動中でもユーザー1に通知可能な方法であれば、これに限るものではなく、例えば音声、等による通知でもよい。
図3は、管理センター3に設置されたセンター装置のブロック図である。
これは、端末装置2及びサービス提供機関4と情報等の送受信を行う、第2の送受信手段に相当する管理センター送受信部111、ユーザーデータ、ユーザー1に送信した運動支援情報、ユーザー1へ行ったサービス還元、ユーザーの氏名、住所等のプライベート情報を保管する全ユーザーデータ保管部113a、ユーザー1へ提供可能な歩行マップのもととなる地図情報や住所情報を保管する地図情報保管部113b、サービス提供機関4から提供される、宣伝したい場所(チェックポイント)、その内容(チェック内容)、ユーザー1に還元する特典サービス情報等の情報を保管するサービス提供機関情報保管部113c、提携医療機関や病気に関する情報を保管する医療情報保管部113d、ユーザーの健康支援システム使用料金の支払い情報、及びサービス提供機関のサービス提供機関登録料金の支払い情報を保管する課金情報保管部113e、ユーザー及びサービス提供機関の認証等に必要な情報や管理センターで統括して保管すべき情報を保管する管理センター保管部113f、ユーザー1の運動支援情報を作成する、運動支援情報作成手段に相当する運動支援情報作成部114、ユーザー1へ送信した運動支援情報に即した内容に関するクイズの作成と、ユーザーからの解答の採点を行う、チェックポイント確認手段に相当するクイズ管理部115、ユーザーの運動状況を解析し、評定する、運動状態評定手段に相当する運動情報管理部117、クイズ管理部115と運動情報管理部117からの情報を取りまとめて、ユーザーに還元すべきポイントを管理する、サービス還元手段に相当するポイント管理部116、サービス提供機関に関する情報を管理するサービス提供機関管理部118、ユーザーに関する情報を管理するユーザー管理部120、特にユーザー及びサービス提供機関からの料金支払い情報を管理する、課金手段に相当する課金管理部119、上述した全ての構成部を制御する管理センター制御部112、からなる。尚、各種保管部の詳細な構成や保管情報内容は、後述する。
図4は、サービス提供機関4に設置された装置のブロック図である。
これは、管理センター3と情報等の送受信を行う、第3の送受信手段に相当するサービス提供機関送受信部131、宣伝したい場所(チェックポイント)、その内容(チェック内容)、ユーザー1に還元する特典サービス情報、等の情報を入力し情報を作成する、情報作成手段に相当する入力部133、入力部133を利用して入力した情報等、及びサービス提供機関送受信部131で受信した管理センター3からの情報等を保管する保管部134、入力部133で入力した情報等、サービス提供機関送受信部131で受信した情報等、保管部134にある内容を表示する表示部135、端末装置2と情報の送受信を行う、第4の送受信手段に相当する近距離通信部136、からなる。
ここで、管理センター3にある各種保管部の構成や保管情報内容について、図18から図32を用いて説明する。
図18は、管理センター3が保有する各種保管部の構成要素を示す図である。
全ユーザーデータフォルダ113aにはユーザーID別にフォルダがあり、その中には基本個人情報と、基本生体情報と、運動支援情報と、クイズ情報と、運動情報と、ポイント収支情報と、支払い情報と、レポート情報と、が存在する。
基本個人情報は、図19のように、ユーザーIDと、氏名と、生年月日と、住所と、電話と、メールアドレスと、支払い方法と、引落日もしくは支払期限に関する情報と、加入しているコース名と、入会日と、からなる。これらは、管理センター3及びユーザーの所有するパソコン6から、変更可能な情報である。
基本生体情報は、図20のように、通常歩行距離、状態係数(体調が良い時、普通の時、あまり優れない時に運動をする場合、その体調状態を考慮して運動支援情報を作成するための係数)、といった運動支援情報作成時に使用する情報と、身長、体重、体脂肪、安静時血圧、安静時脈拍数、といった安静時の基礎的な身体情報と、運動時推奨/危険血圧、運動時推奨/危険脈拍数、運動時推奨歩行速度、といった運動をする上で参照すべき生体情報と、ユーザーの病歴に関する情報と、かかりつけ医療機関/医師に関する情報と、からなる。これらは、かかりつけの医療機関において測定、診断され、登録/更新される情報である。
運動支援情報は、図21のように、距離別チェックポイント情報と、歩行マップ情報からなる。距離別チェックポイント情報とは、ユーザーの歩行距離と立寄るチェックポイント数を、その日のユーザーの状態によって可変させることを目的に、選定すべきチェックポイントをユーザーの歩行距離別に分類した情報である。例えば、図20の基本生体情報で、通常歩行距離が4(km)、状態係数は−1、0+1であるため、状態があまり優れない時は歩行距離が3(km)立ち寄るチェックポイントが3件、良い時は5(km)、5件となる。これを考慮し、3(km)、3〜4(km)、4〜5(km)の歩行距離に関して選定すべきチェックポイントを分類している。運動支援情報作成時にチェックポイントをランダムに選択するのだが、選択を行い易いように、Dという配列にチェックポイント番号を入れている(例えばD(1)=チェックポイント番号1、D(2)=チェックポイント番号2、D(3)=チェックポイント番号5、等)。このように、チェックポイント選択を配列番号選択として行う。
歩行マップ情報とは、ユーザーに送信する歩行マップにリンク付けする、各チェックポイントに関するチェック項目(クイズ内容に対応する)が、前回使用したものと同じにならないよう、チェック項目番号の使用日時を記録したチェック項目リスト情報と、前回の歩行で使用したチェックポイント番号(通過順)とチェック項目番号(括弧内に記載された番号)と実際に作成した歩行マップに関する画像情報とからなるルートリスト情報と、である。図には未記載であるが、チェック項目番号に対応したチェック内容も保管する。運動支援情報の作成に関する詳細は、後述する動作の流れで説明する。
クイズ情報は、図22のように、運動日時毎に、回答日時と、クイズ項目番号(チェック項目番号と等しい)と、クイズ内容(チェック項目内容と対応している)と、クイズ選択肢(正解と間違い回答2種類が混在する)と、正解番号と、ユーザーによる回答番号と、判定結果と、正解数(取得ポイント数に相当する)と、正解率(ユーザーの理解度に相当する)と、からなる。
運動情報は、図23のように、運動日時毎に、立寄るチェックポイント番号(通過順)と、チェックポイント間距離と、チェックポイントへの到着時刻と、チェックポイントを出発する時刻と、チェックポイントに滞在していた時間と、チェックポイント間での運動時間と、この運動での総運動時間と、チェックポイント間での運動時平均歩行速度と、チェックポイント間での運動時平均脈拍数と、チェックポイント通過確認と、チェックポイント間での運動時平均歩行速度の判定結果と、チェックポイント間での運動時平均脈拍数の判定結果と、実際に端末装置2から受診した運動データ情報と、からなる。チェックポイントへの到着時刻、及びチェックポイントからの出発時刻とは、例えば、到着及び出発を確認するための端末がチェックポイントにあり、ユーザーが到着時と出発時にそれを操作することで、その時刻が到着時刻及び出発時刻として端末装置に送信される、といった方法等を用いて記憶された時刻である。勿論、到着時刻と出発時刻を記録できる仕組みであれば、この方法に限らない。チェックポイント通過確認とは、到着時刻と出発時刻が両方とも記録されている場合、通過したことを確認できたと見なす。全チェックポイントの通過確認が出来た場合、例えば1ポイントとする。運動時平均歩行速度及び運動時平均脈拍数の判定とは、例えば、予め基本生体情報内にある運動時推奨歩行速度及び運動時推奨脈拍数を基に上限下限を決めておき、それ逸脱したか否かで判定を行う。逸脱していれば×、限度内にあれば○とし、全チェックポイント間において○がチェックポイント数以上あれば、それぞれ例えば1ポイントとする。運動データ情報とは、端末装置2において、運動開始操作がなされた時刻から、予め決められた時間間隔で生体情報検出手段106が検出した生体情報(ここでは脈拍数情報)と検出時刻をセットとした情報と、チェックポイント到着時刻と出発時刻の情報と、からなるデータファイルである。
ポイント収支情報は、図24のように、ポイント収支が生じた日時毎に、収入に関する情報と、収入に関する情報に繰り越し情報を追加した使用可能ポイント情報と、支出に関する情報と、使用可能ポイント情報から支出に関する情報を差し引いた繰り越し情報と、商品番号と、からなる。収入に関する情報とは、チェックポイント通過確認結果から生じる(立寄り)ポイントと、歩行速度判定結果から生じるポイントと、生体情報判定結果から生じるポイントと、クイズの正解数から生じるポイントと、を合計したものである。支出に関する情報は、商品引き替えから生じるポイントと、電子商品券から生じるポイントと、レポートに添付する商品券から生じるポイント、システム使用料金代替えから生じるによるとポイント、を合計したものである。商品番号とは、商品引き替えを行った場合にユーザーが選択した商品番号である。
支払い情報は、図25のように、月毎に、料金と、その内容と、その月の料金合計と、引落日若しくは支払期限日と、実際に支払いがなされた日時と、実際に支払われた金額と、支払方法と、支払い完了に関する確認と、その月の支払い金額合計と、からなる。
レポート情報は、図26のように、運動日時毎に、歩行距離と、立寄ったチェックポイント数と、運動所要時間後と、運動時目標脈拍数と、運動時平均脈拍数と、運動時目標歩行速度と、運動時平均歩行速度と、脈拍判定結果と、歩行速度判定結果と、総合判定結果と、クイズ回答率と、データファイルと、地図ファイルと、その月の累積ポイントと、ポイント支出情報(ここでは商品券)と、実際のレポートファイルと、上記の情報を用いて作成される実際のレポートファイルと、からなる。運動時目標脈拍数及び運動時目標歩行速度とは、基本生体情報にあるデータである。脈拍数判定結果及び歩行速度判定結果とは、運動情報において行った、チェックポイント間における脈拍数判定及び歩行速度判定で、○という判定が出た区間が何%であったか、を示す。
図18における地図情報保管部113bには、背景地図情報と、道路情報と、ランドマーク情報と、が存在する。
背景地図情報は、地図の画像情報である。運動支援情報作成時には、ユーザー宅の住所を中心に、その日の歩行距離を考慮した面積分の画像情報を切り出せるようになっている。道路情報は、図27のように、普通道路と、ユーザー宅近辺の道路と、チェックポイント近辺の道路と、に関して、その道路の両端点の座標とその道路の距離、からなる。これらの情報を使用して、歩行マップにおける歩行ルートが作成される。ランドマーク情報は、ユーザー宅やチェックポイントを背景地図上に示す際に使用される画像情報である。運動支援情報作成(歩行マップ作成)についての詳細は、動作の流れで説明する。
サービス提供機関情報保管部113cには、サービス提供機関番号別にフォルダがり、その中には基本サービス提供機関情報、チェック項目とクイズに関する情報と、還元商品情報と、支払い情報と、が存在する。ここでサービス提供機関番号は、チェックポイント番号と等しい。つまり、サービス提供機関は、宣伝したい店舗が複数ある場合、複数店舗分のサービス提供機関番号(チェックポイント番号)を保有する。以後、サービス提供機関番号は、チェックポイント番号と統一して表現する。
基本サービス提供機関情報は、図28のように、チェックポイント番号と、サービス提供機関名と、本システムを取り扱う担当者と、住所と、電話番号と、メールアドレスと、サービス提供機関登録料金の支払い方法と、引落とし日若しくは支払期限に関する情報と、コース名と、入会日と、からなる。これらは、管理センター3及びサービス提供機関から4、変更可能な情報である。
チェック項目とクイズに関する情報は、図29のように、チェック項目番号(クイズ番号)と、チェック項目内容と、クイズ内容と、3種類の回答と、正解の番号と、そのクイズ内容を反映したアドバイス情報と、からなる。これらの情報は、予め決められた期間毎(ここでは月毎)に更新されるものとしている。よってユーザーに同じクイズが配布されないように、複数種類のチェック項目およびクイズを用意するようになっている。3種類の回答とは、正解と2つの間違い解答であり、混在するように入力されている。アドバイスとは、ユーザーのクイズ回答後、回答結果とともに送信される情報である。
還元商品情報は、図30のように、還元商品番号と、商品名と、金額と、還元できるポイント数と、掲載期間(初めと終了)と、引渡し方法と、商品の画像情報と、からなる。
支払い情報は、図31のように、月毎に、料金と、その内容と、その月の料金合計と、引落日若しくは支払期限日と、実際に支払いがなされた日時と、実際に支払われた金額と、支払方法と、支払い完了に関する確認と、その月の支払い金額合計と、からなる。
図18における医療情報保管部113dには、図32のように、病気と医療機関に関する情報と、医療機関に関する情報と、医師に関する情報と、が存在する。これらの情報は、ユーザーから医師や医療機関の紹介依頼を受ける、ユーザーが運動中に体調を崩した時に、医療機関の紹介と緊急手配をする、等の際に利用する情報である。全ユーザーデータ保管部113aの基本生体情報にある病歴番号、かかりつけ病院番号、医師番号、はこの医療情報保管部113dを用いて検索が可能である。
病気と医療機関に関する情報は、病気に関する病気番号と、病名と、その症状の概略と、医療データファイルと、救急対応可能な医療機関番号と、からなる。医療データとは、その病気に関する生体情報の計時変化等の統計データ等に該当する。
医療機関に関する情報は、医療機関番号と、医療機関名と、対応科目と、担当医番号と、医療機関の定休日と、住所と、電話番号と、緊急対応可能か否かかの情報と、備考情報と、からなる。
医師に関する情報は、担当医番号と、その担当医がいる医療機関番号と、担当医の専門科目と、からなる。
課金情報保管部113dには、ユーザーに関する全課金情報と、サービス提供機関に関する全課金情報と、が存在する。
管理センター保管部113fには、認証用のユーザーID情報と、認証用のチェックポイント番号と、還元商品に関する全情報と、チェック項目とクイズに関する全情報と、各種プログラムやフォーム等と、が存在する。各種プログラムやフォーム等以外は、他の保管部にある情報をとりまとめた情報である。
次に健康支援システムの一般的な動作について説明する。
まずユーザー1は、運動開始にあたって、管理センター3から運動支援情報(運動メニューとして管理センター3がユーザー1に提供する、チェックポイントとそのチェック内容をリンク付けした歩行マップ)を取得する必要がある。そのためユーザー1は、所有する端末装置2の操作部102を用いて、運動開始を示す操作を行う。
この「運動開始」というアクションに関する情報は、ユーザー1を特定するID情報とユーザー1の本日の体調状況と共に端末装置送受信部101から送信され、公衆回線網5を介し管理センター送受信部111で受信される。そして管理センター3の管理センター制御部112において、この情報等が「ユーザー1が運動を開始する」という由の情報であることを確認すると、運動支援情報作成に入る。
図5は、管理センター3で行われる運動支援情報作成の動作を表すフローである。
まずユーザー1は、端末装置2の操作部を用い、運動開始の操作を行うと共に、現在の体調(良い、普通、悪い)を入力する。これを受け端末装置2は、運動開始コマンド、今日の状況データ、ユーザーID情報を管理センター3へ送信する。そして管理センター2がこれを受信する(S201)。尚、現在の体調は、ユーザー1による操作入力で行う他に端末装置で生体情報を計測した結果を用いて決定してもよい。
管理センター3は、ユーザー管理部120において、受信したユーザーIDを用い、管理センター保管部113fにあるユーザーIDの認証用データを用いてユーザー1の特定を行う(S202)。
ユーザー1の特定が正常に完了すると、運動支援情報管理部114において本格的な運動支援情報作成に入る。まず、ユーザーIDを使用して全ユーザーデータ保管部113aからユーザー1の通常時歩行距離を読み出し、先ほど受信した現在の体調を考慮して今回の歩行(目標)距離と通過チェックポイント数を計算する(S203)。
そして、ユーザー1の前回の歩行情報(使用したチェックポイント番号と歩行の順番等)を読み出し(S204)、全ユーザーデータ保管部113aにある、ユーザー1が使用可能なチェックポイントの中から、今回使用するチェックポイントをランダムに読み出す(S205)。尚、チェックポイントは、歩行(目標距離)別にクラスに分類されており、今回使用するチェックポイントは、S203で決定した歩行(目標距離)に応じたクラスのチェックポイント郡から読み出すものとする。
次に、前回使用したチェックポイントと同一のものがあるかどうか確認する(S207)。同一なチェックポイントがある場合は、再度、チェックポイントの読み出しを行い(S206)、S203で計算した通過チェックポイント数の個数だけ、全て前回未使用のチェックポイントを選択する。そしてチェックポイントを選択した順番を歩行する順番とし、ユーザー1宅とチェックポイント間の最短ルートの距離計算を行う(S208)。
今回、歩行ルート決定には、一般的手法と言われているダイクストラ法を用いている。この手法は、道路(例えば、ある2つの交差点間を結ぶ線分)に、始点と終点の座標の他、距離、屈曲率、危険度、車幅等を加味したリンクコストを設定し、出発地から目的地までを、考えうる交差点で繋げた時のリンクコストの合計が最小となったルートを最適ルートとするものである。今回、歩行者を対象としたルート決定であるので、リンクコストはあくまで距離のみとし、よって最適ルートは、考えうる交差点で繋げていった時の距離が最小となるルートとする。具体的には、道路情報(道路番号と、始点と終点となる交差点の座標と、その距離と、からなる)、ユーザー宅近辺道路情報(道路番号と、ユーザー1宅座標と終点となる交差点の座標と、その距離と、からなる)、チェックポイント近辺道路情報(道路番号と、チェックポイント座標と終点となる交差点の座標と、その距離と、からなる)は、地図情報保管部113bから読み出して、各チェックポイント間の最適(最短)ルートを計算する。
各チェックポイント間の最適(最短)ルートの計算が終了後、それらを合計し(S209)、S203で計算した歩行(目標)距離との比較を行う(S210)。今回は、目標距離のプラスマイナス10%を許容範囲とし、プラス10%以上の場合はS205に戻り、チェックポイントの変更(例えば、最後に選定した最初に選定したチェックポイントを取りやめ、新しいチェックポイントを1つ選定する)を行い、マイナス10%以下の場合は、例えばチェックポイント間の最適ルートを現在のルートより長めルートで計算した後(S211)、S209に戻る。歩行ルートが決定したら、使用した道路番号は、後述する地図情報の作成において使用するので、一時的に保管しておく。
尚、今回は上記のような方法で歩行ルートの作成を行ったが、チェックポイントをランダムに決定し、歩行(目標)距離になるようにルートを決定できる方法であれば、上記方法に限らない。
チェックポイントと歩行ルートが決定したら、各チェックポイントにおけるチェック項目の番号を決定する(S212)。これは、全ユーザーデータ保管部113aの、運動支援情報の中に歩行マップ情報として、使用したチェックポイント番号とチェック項目番号が保管されているため、その内容を参照して、未使用のチェック項目番号を選定する。
そして、決定したチェック項目番号を基に、チェック項目とチェック内容とクイズ情報を、サービス提供機関情報保管部113cのチェック項目とクイズに関する情報から読み出し(S213)、一時保管しておく。
歩行ルート、チェック項目が決定したので、地図情報(チェック項目付き歩行マップ)の作成に入る(S214)。まず、地図情報保管部113bから背景地図情報を読み出し、ユーザー1宅を中心に、その日の歩行距離を考慮した面積分の画像情報を切り出す。次に歩行ルートの画像情報を作成し、背景地図情報の上に載せる。具体的には、先ほど一時保管した道路番号を基に、道路の座標間を点線で繋いだ点線画像情報を作成し、背景地図情報の上に重ね合わせる。次に、チェックポイントとユーザー1宅の画像情報(地図情報保管部113bのランドマーク情報)を背景地図情報の上に重ね合わせる。最後に、一時保管してあるチェック内容をチェックポイントにリンク付けし、運動支援情報としての地図情報作成を完了する。
そして、地図情報をユーザー1へ送信する前に、決定したチェックポイント番号とチェック項目番号とチェック内容と作成した地図情報の画像を、全ユーザーデータ保管113aの運動支援情報として保管し、一時保管しているクイズに関する情報を全ユーザーデータ保管部113aのクイズ情報として保管し、決定したチェックポイント番号と、チェックポイント間の距離を、全ユーザーデータ保管部113aの運動情報として保管する(S215)。最後に地図情報を、ユーザー1の持つ端末装置2へ送信する(S216)。
端末装置2は、端末装置送受信部101で運動支援情報としての地図情報を受信する。これによりユーザー1は、運動を開始する準備が整ったことになり、運動を開始する。
まず、ユーザー1の所有する端末装置2の通知部102である表示装置には、運動支援情報である歩行マップが表示される。この表示画面の例2aを図7に示す。
2a1は背景地図情報から切り出した、地図画像である。歩行マップ中にある点線2a3は歩行ルートである。チェックポイントには印(図中の星印2a2と番号)が付けられ、印にチェック内容がリンク付けされている。そのため、操作部102を用いて印を選択することにより、チェック内容を確認できる。歩行マップの他に、生体情報検出部106で検出する現在の脈拍数(太字)、効率的な有酸素運動を行うための運動時目標脈拍数、運動中の消費カロリー、本日の歩行距離、など、ユーザー1の運動強度の目安になるデータ2a4を表示させてもよい。
2a1は背景地図情報から切り出した、地図画像である。歩行マップ中にある点線2a3は歩行ルートである。チェックポイントには印(図中の星印2a2と番号)が付けられ、印にチェック内容がリンク付けされている。そのため、操作部102を用いて印を選択することにより、チェック内容を確認できる。歩行マップの他に、生体情報検出部106で検出する現在の脈拍数(太字)、効率的な有酸素運動を行うための運動時目標脈拍数、運動中の消費カロリー、本日の歩行距離、など、ユーザー1の運動強度の目安になるデータ2a4を表示させてもよい。
チェック内容を確認した際の表示画面の例2bを図8に示す。ユーザー1は、この歩行マップを見ながら、またチェックポイントではチェック内容2b1を確認しながら、楽しく歩行運動を行うこととなる。特にチェック内容は、後にユーザーデータを管理センター3へアップロードする際、管理センター3からクイズとして出題されるので、ユーザー1は真剣にその内容をチェックすることとなる。このユーザー1が行う動作が、チェックポイントとしてその場所を登録したサービス提供機関4にとっては、大変効果的な宣伝となる。
図6は、運動終了後、ユーザー1がユーザーデータを管理センター3へアップロードし、クイズに回答することでサービス還元を得るまでを示すシーケンスチャートである。
ユーザー1は、端末装置2のユーザーデータ保管部108に保管されたユーザーデータを、ユーザー1が所有するパソコン6に転送する(S221)。そしてパソコン6を操作することで管理センター3へアップロードする。ここで、ユーザー1がパソコン6へユーザーデータを転送した時点で、端末装置2の運動支援情報保管部107にあった運動支援情報は消去される(S222)。
管理センター3は、アップロードされたユーザーデータに対して、誰からのものか認証を行い、全ユーザーデータ保管部113aへ保管すると共に、チェックポイント内容に関するクイズを送信し、クイズへの回答を求める(S223)。
このクイズについてパソコン6上の表示画面の例6aを図9に示す。クイズ6a1は複数あり、回答は三者択一で行われる。6a2は回答の候補であり、ユーザー1は6a3のように正解と思われるものを選択する。チェックポイントのチェック内容に関する内容となっているため、ユーザー1はしっかりとチェックポイントに立ち寄り、チェック内容を確認していれば、容易に解答できるはずである(S224)。
ユーザー1は解答し終わったら、クイズの解答を管理センター3へ返送する。管理センター3において採点を行い、正解数や理解度(正解率)に応じて還元ポイントを計算し(S225)、採点結果とそれによる還元ポイントをパソコン6へ送信する。この際、管理センター3内にユーザー1が既に蓄積しているポイントがあれば、それとの合計を累積ポイント情報として送信してもよい。これによりユーザー1は自分の取得したポイントや、蓄積ポイントを確認することができる(S226)。
管理センター3は、その後すぐにポイントの還元方法を問う質問を作成し(S227)、パソコン6に送信する。ユーザー1が、既に送られてきた還元ポイントや累積ポイントを見ながら還元方法を選択し(S228)、返送すると、管理センター3で選択結果に合わせて処理を開始する(S229)。採点結果や還元方法の選択について、パソコン上の表示画面の例6bを図10に示す。6b1は、ユーザー1が間違えたクイズに関する回答であり、6b2は、このクイズに関するアドバイス情報である。
ポイント数は、チェックポイントクイズの回答の他に、全チェックポイントを通過したか否かと、運動状態の判定結果でも加算される。6b3では、これらをボーナスポイントして表示している。
ここで、6b4は還元方法であり、「貯める」、「累積ポイントで商品GET」(予め設定してある商品との交換)、「累積ポイントの商品券発行」、「料金支払い」、等であるが、他の方法でもよい。
ユーザー1が「貯める」、及び「システム使用料金に代替」を選択した場合、管理センター3の全ユーザーデータ保管部113aにその情報を蓄積し、還元手段を終了する。「累積ポイントで商品GET」を選択した場合、管理センター3はパソコン6に商品リストを送信し、ユーザー1の選択(S230)を待ち、その結果を基に商品を決定(S229)し、還元手段を終了する。この商品リストの表示画面の例を図13に示す。ここでの商品リストは、サービス提供機関4が登録した商品や、管理センター3が独自に調達した商品である。
「商品券送信」を選択した場合、ポイント数に応じた商品券をパソコン6へ送信する。ユーザー1は、ここで、商品券をプリントするか(紙の商品券として使用するか)、端末装置2へ転送して、電子商品券として使用するか(端末装置2をサービス提供機関4等の加盟店の装置と交信させ、商品券として使用する)、選択が可能である(S231)。後者を選択した場合、パソコン6経由で端末装置2へ商品券データを転送し、端末装置2でそれをセキュアに保存する(S232)ことで、還元手段を終了する。
ここで、S223(ユーザーの認証からクイズ送信まで)、S226(クイズの採点と還元ポイント計算から送信まで)、及びS299(還元作業)の詳細については、それぞれ図14、図15、及び図16のフローで詳細に説明する。
まず、S223(ユーザーの認証からクイズ送信まで)、に関し、図14において、管理センターは送信されてきたユーザー1のIDを、管理センター保管部113fにあるユーザー認証用ID情報を用いて認証作業を行う(S241)。認証作業に関し(S242)、認証に失敗したら、失敗したことをパソコン6へ送信し、ユーザー1へ通知して終了する。
認証が成功してユーザー1であることが確認できたら、ユーザーデータ(運動を行った日時情報と、生体情報と検出時刻に関する情報と、チェックポイントに到着した時刻情報と、チェックポイントを出発した時刻情報と、からなる)を受信し、全ユーザーデータ保管部113a内のユーザーID別フォルダ内にある運動情報に追加して保管する(S244)。
そして、ユーザーデータから運動を行った日時を読み出し、その日時を用いてクイズ情報から、運動日に応じたクイズ情報を読み出し(S244)、パソコン6へ送信する。
次にS226(クイズの採点と還元ポイント計算から送信まで)に関し、図15において、まずユーザー1のパソコン6からクイズの回答を受信する(S251)。
管理センター3は、全ユーザーデータ保管部113aのクイズ情報から正解に関する情報を読み出し、ユーザーの回答を採点する(S252)。一問に付き正解なら1ポイント加算する(S253)。全問題の採点が終了したら(S254)、クイズに関する合計ポイント数を計算し(S255)する。ここではその値を(a)としておく。
次に全ユーザーデータ保管部113aに保管した運動情報から、チェックポイント通過情報を読み出す(S256)。チェックポイントに到着した時刻情報とチェックポイントを出発した時刻情報とが、使用したチェックポイント数分全てあれば、運動支援情報どおりチェックポイントを通過したこととなるため、それを確認する(S257)。全て通過していた場合、ボーナスポイントとして(b)を発生する(S258)。
次に、全ユーザーデータ保管部113aに保管した運動情報のうち、歩行情報と生体情報に関する運動判定を行うため、チェックポイント滞在時間(あるチェックポイント到着時刻とチェックポイント出発時刻の差)、チェックポイント間運動時間(あるチェックポイント到着時刻と前のチェックポイント出発時刻との差)、チェックポイント間の平均歩行速度(計算済み歩行距離÷チェックポイント間運動時間)、チェックポイント間の平均脈拍(あるチェックポイント到着時刻と前のチェックポイント出発時刻との間に検出された脈拍数の平均)、を計算する(S259)。
そして、全ユーザーデータ保管部113aの基本生体情報から、運動時推奨歩行速度と運動時推奨脈拍数を読み出し(S260)、歩行速度が推奨速度の±5%以内からはずれた区間が1区間以内であったかを確認し(S261)、そうであればボーナスポイントとして(c)を発生する(S262)。また、脈拍数が推奨脈拍の±10%以内からはずれた区間が1区間以内であったかを確認し(S263)、そうであればボーナスポイントとして(d)を発生する(S264)。尚、運動の指標として歩行速度や脈拍数を用いたが、運動の指標として適切な情報であれば、これに限らない。また、歩行速度や脈拍数の判定を行う際、正しい運動を行っているか否かを判定できる方法であれば、上記のような方法に限らない。
上記ポイント(a)、(b)、(c)、(d)を、全ユーザーデータ保管部113aのポイント収支情報として保管する(S265)。またポイント収支情報から前回までの繰越ポイントを読み出し(S266)、繰越ポイント、(a)、(b)、(c)、(d)の合計を今回の還元可能ポイントとする(S267)。
そして、パソコン6へ、還元ポイントに関する情報(繰越ポイント、クイズによるポイント(a)、チェックポイント全通過によるポイント(b)、歩行速度によるポイント(c)、脈拍数によるポイント(d)、還元可能ポイント)を送信する(S268)。
次に、S299(還元作業)に関し、図16において、管理センター3はパソコン6から還元方法を受信する(S271)。そして、還元方法を認識/識別し(S272),それぞれの方法で処理を行う。
還元方法が「蓄積」であった場合(S273)、パソコン6へポイントを蓄積することを送信し、ユーザー1へ通知する(S281)。
還元方法が「商品リストから選択」であった場合(S274)、管理センター保管部113fから還元商品に関する全情報を読み出し、掲載期間内であるものに関する情報(商品番号、商品名、ポイント数、商品画像データ等)をパソコン6へ送信し(S301)、ユーザー1に選択を要請する。
その後、ユーザー1の希望商品番号を受信し(S302)、希望商品番号と消費ポイント数を全ユーザーデータ保管部113aのポイント収支情報に保管し(S303)、サービス提供機関4に商品配送(手渡し)に関する手配を行う(S304)。
還元方法が「商品券」であった場合(S275)、パソコン6へ商品券の種類について問い合わせを行う(S291)。電子商品券(端末装置2にセキュアに保管され、サービス提供機関4で使用可能な商品券データ)が選択された場合、全ユーザーデータ保管部113aのポイント収支情報に電子商品券として使用するポイント数を保管し(S303)、そのポイント数と商品券発行日時と、ユーザー1のIDと、管理センターで正式に発行したことを照明する電子証明書と、を暗号化してパソコン6経由で端末装置2へ送信する(S293)。
レポートに添付する商品券が選択された場合、全ユーザーデータ保管部113aのポイント収支情報にレポートに添付する商品券として使用するポイント数を保管し(S294)、定期的に発行するレポートに商品券を添付することをパソコン6へ送信し、ユーザーへ通知する(S294)。
還元方法が「使用料金代替え」であった場合(S276)、現在の日時から、何時の料金代替えが可能であるか、調査する(S311)。例えば、通常クレジットカード決済を登録しているユーザーであれば、クレジットカード会社の決済の日時より、ある日数分前の日時でないと、その月の料金代替えには反映されない。何時の料金代替えが可能であるか確認した後、全ユーザーデータ保管部113aのポイント収支情報に料金代替えとして使用するポイント数を保管し(S312)、更に全ユーザーデータ保管部113aの支払い情報に、その月の料金支払金額としてポイント数×1円で換算した金額と支払い日時を保管し(S313)、パソコン6へ料金支払い明細書を送信し、ユーザー1へ通知する(S314)。
このようにユーザー1は、健康支援システムとして管理センター3から、運動中も運動後も楽しく過ごせるようなシステムの提供を受ける。
ところでサービス提供機関4の行うこととしては、図12に示すように、サービス内容として、宣伝したい場所に関する名称、住所、宣伝内容(チェックポイントのチェック項目と、クイズと、回答と間違い回答2個と、アドバイスと、からなる)、サービス還元商品(名称と、添付写真画像と、小売価格と、掲載機関と、からなる)といったサービス提供機関情報を、定期的に、管理センター3へ送信する。特に宣伝内容は、複数登録することになっている。これは、ユーザー1が、あるチェックポイントを通過した後、2、3日後に再びそこを通過しても、同じチェック内容が提供されないような仕組みを構築するためである。
チェックポイント、チェック内容等の更新は、管理センター3から毎月定期的に、サービス提供機関4へ要請される。しかし、サービス提供機関4から、任意に行うことも可能である。
このようにサービス提供機関4は、サービス提供サービス提供機関情報を管理センター3へ提供し、その見返りとして運動を行うユーザーによる熱心な訪問を受ける。また、歩行マップ中のチェックポイントとして、どの位の頻度でサービス提供機関4の宣伝する場所が使用されたか、等を集計したサービス提供機関使用状況も管理センター3のサービス提供機関管理部118から定期的に送付される。
本発明の実施例1を説明する。尚、健康支援システムの構成、動きのフロー、歩行マップ、チェックポイント、チェックポイントクイズ、サービス提供機関情報、等に関する説明図面は、発明の実施の形態で記載したものと同じであり、同じ番号を使用することする。本実施例は、本システムの基本的な例の1つである。
ユーザー1は、端末装置2を腕に携帯し、まず、操作部102を使用して本日の状態入力と共に運動開始操作を行う。この運動開始に関する情報は、ユーザー1固有のIDと共に端末装置送受信部101から管理センター3へ送信される。管理センター3では、管理センター送受信部111でそれらを受信し、管理センター制御部112において、受信情報内にある「運動開始」というアクションとユーザー1固有のIDを認識する。これにより運動支援情報管理部114は、ユーザー1の歩行距離を全ユーザーデータ保管部113から読み出し、ユーザー1用の運動支援情報である運動メニュー(チェックポイント付き歩行マップ)の作成を行う。そして完成した運動支援方法は、管理センター送受信部111から端末装置2へ送信される。
端末装置2は、端末装置送受信部101で運動支援情報を受信すると共に、チェックポイント付き歩行マップを表示する。表示例は図7、図8である。これにより、ユーザー1の運動開始となり、端末装置2の生体情報検出部もユーザー1の生体情報の検出を開始する。
ユーザー1は、表示された歩行マップにのっとって歩行し、且つチェックポイントを注意深く確認し、運動を終了する。そして、自宅のパソコン6を使用して端末装置2内に蓄積されたユーザーデータを管理センター3へアップロードする。 その際、今日通ったチェックポイントに関するクイズにも解答し、返送する。パソコン画面上のチェックポイントクイズの表示例は図9である。
管理センター3は、クイズの解答を採点し、点数に基づきポイント数を演算し、また、チェックポイントを全て通過したか否かと運動状態を評価しボーナスポイントとして演算し、過去に累積したポイント数も合わせてユーザーへ転送する。また、ポイント使用方法を選択できるボタン機能もセットして転送する。チェックポイントクイズの採点結果や還元方法に関するパソコン上の表示画面の例は図10である。
ユーザー1は、サービスの還元方法として、例えば「累積ポイントで商品券発行を選択」する。商品券発行の方法は、図6のシーケンスチャートのS231にある自宅のプリンタでレポートとして出力する方法や、所有する端末装置2内にセキュアに保管する、といった方法のうち、定期的に発行される運動レポートの紙面上に添付する方法を選定可能とする。これにより、ユーザー1は、図11のような商品券付き運動レポート画像データを後日受信し、それをプリントして使用することができる。尚、図11の運動レポートには、実際の運動やクイズの採点結果に起因する情報として、歩行距離、総運動時間、運動時平均脈拍、運動時平均歩行速度、運動時最大/最少脈拍、総合判定結果、クイズ採点等が記載されているが、その他、ある期間内の運動中におけるユーザー1の生体情報の変位や、それをもとに運動の仕方を専門家が評価した判定結果やコメント等が記入されるようにすることで、ユーザー1にとっては、非常に有効なレポートとなる。
本発明の実施例2を説明する。尚、健康支援システムの構成、動きのフロー、歩行マップ、チェックポイント、チェックポイントクイズ、サービス提供機関情報、等に関する説明図面は、発明の実施の形態で記載したものと同じであり、同じ番号を使用することする。本実施例は、本システムの基本的な例の1つである。
ユーザー1aは、前回の運動後に自宅のパソコン6で行ったサービス還元において商品券送信を選定しており、ユーザー2の所有のする端末装置2には、あるポイント分の商品券に相当する電子データ(電子商品券)がセキュアに保管されていることとする。これは、サービス提供機関4や管理センター3がある暗号を使ってアクセスしないと読み出しや消去ができない仕組みになっている。
ユーザー1aは、端末装置2を腕に携帯し、まず、操作部102を使用して本日の状態入力と共に運動開始操作を行う。この際、ユーザー2が、手動で歩行したい距離を入力できるようにしてもよい。ユーザー1aは、体調が良かったため、いつもより長い距離を歩きたいと思い、歩行希望距離も入力した。この運動開始情報と歩行希望距離に関する情報は、ユーザー1a固有のIDと共に端末装置送受信部101から管理センター3へ送信される。管理センター3では、管理センター送受信部111でそれらを受信し、管理センター制御部112において、受信情報内にある「運動開始」というアクションと歩行希望距離とユーザー2固有のIDを認識する。これにより運動支援情報管理部114は、ユーザー2の希望する距離を元にユーザー1a用の運動支援情報である運動メニュー(チェックポイント付き歩行マップ)の作成を行う。そして完成した運動支援方法は、管理センター送受信部111から端末装置2へ送信される。
端末装置2は、端末装置送受信部101で運動支援情報を受信すると共に、チェックポイント付き歩行マップを表示し、ユーザー1aは運動を開始する。
ユーザー1aは、表示された歩行マップにのっとって歩行し、且つチェックポイントを注意深く確認する。そしてその途中、あるチェックポイント(サービス提供機関)である商店に立ち寄り、端末装置2内に保管された電子商品券を用いて商品を購入する。この際、ユーザー1aは、購入商品以外にも魅力的な商品が店内にはあることを、以前行った運動で使用した歩行マップ中のチェック内容によって知っていたため、ユーザー1aがその商品を現金で購入したとすると、サービス提供機関4にとってこのことは、宣伝効果の現れである。
運動終了後、自宅のパソコン6を使用して端末装置2内に蓄積された生体情報を管理センター3へアップロードし、その際、今日通ったチェックポイントに関するクイズにも解答し、返送した。そしてユーザー1aは、サービスの還元方法として、「貯める」を選択した。還元商品の中に入手したい商品があり、そのポイント数まで蓄積することを目標に運動するのも、1つの楽しみと言える。
本発明の実施例3を説明する。尚、健康支援システムの構成、動きのフロー、歩行マップ、チェックポイント、チェックポイントクイズ、サービス提供機関情報、等に関する説明図面は、発明の実施の形態で記載したものと同じであり、同じ番号を使用することする。本実施例は、本システムの基本的な例の1つである。
サービス提供機関4には、大手スーパーのような大型店舗も含まれており、図13のサービス提供機関情報の例にあるような目玉商品は頻繁に変わるため、毎日サービス提供機関情報を更新し、管理センター3内のサービス提供機関情報保管部113cにアップロードしているとする。勿論、そのような店舗でなくても、サービス提供機関情報が一定期間以上更新されない、ということが無いよう、管理センター3内のサービス提供機関管理部118で管理しており、月毎に更新されるようになっている。そのためユーザー1bが、運動開始時に管理センター3から取得する運動支援情報がいつもマンネリ化することはなく、毎回新しい発見を楽しむことができる。
ユーザー1bは、2日前に同じチェックポイントを通過したが、チェック内容が異なったため、楽しく歩行することができた。
ユーザー1bは運動終了後、自宅のパソコン6を使用して端末装置2内に蓄積された生体情報を管理センター3へアップロードし、その際、今日通ったチェックポイントに関するクイズにも解答し、返送する。そして、サービスの還元方法は複数種類選択することが可能であるため、サービスの還元方法として、「累積ポイントで商品GET」と「システム使用料金に代替」の2種類を選択したとする。これにより、まず管理センター3から商品リストが送られ、ユーザー1bのパソコン上には図11のように表示される。ユーザー1bは、スーパー○△で販売されている1つであるクロワッサンを選択した。次に、来月分のシステム使用料金の明細書が表示され、代替えポイント数の入力が要求される。ユーザー1bのパソコン上には図33のように表示される。よってユーザー1bはポイント数を入力して返送した。
ユーザー1bは後日、商品リストから選択したクロワッサンをスーパー○△で直接、入手することができ、そして、来月のシステム使用料金支払い時には、ポイント還元分の金額を差し引いた金額で、支払いを行うことができた。このように、還元商品の入手だけでなく、システム利用料金の割引も可能であることに満足感を覚え、継続的な運動につながるとしたら、ユーザーにとって良い事と言える。
本発明の実施例4を説明する。尚、健康支援システムの構成、動きのフロー、歩行マップ、チェックポイント、チェックポイントクイズ、サービス提供機関情報、等に関する説明図面は、発明の実施の形態で記載したものと同じであり、同じ番号を使用することする。本実施例は、ユーザーが運動中に、今月の健康支援システム使用料金の一部を支払う場合の例である。この時の本システムの動作を、図17を用いて説明する。
ユーザー1cは、運動中に、あるチェックポイント(サービス提供機関4)に立ち寄り、チェックポイントに設置された端末を用いて、使用料金支払い手続き操作を開始する。これによりまず始めに、ユーザー1cの所有する端末装置2が無線でユーザー1cのIDをサービス提供機関4へ送信する(S321)。
ユーザー1cは、運動中に、あるチェックポイント(サービス提供機関4)に立ち寄り、チェックポイントに設置された端末を用いて、使用料金支払い手続き操作を開始する。これによりまず始めに、ユーザー1cの所有する端末装置2が無線でユーザー1cのIDをサービス提供機関4へ送信する(S321)。
サービス提供機関4は、近距離通信部(136)を用いてユーザー1cのIDを受信し、その情報にサービス提供機関4の番号を付加した「支払いコマンド」として、管理センター3へ送信する(S322)。
管理センター3では、「支払いコマンド」とユーザー1cのIDとサービス提供機関4の番号を受信し、課金管理部119で支払いに関するコマンドであることを認識した後、ユーザー1cとサービス提供機関の認証作業に入る(S323)。
認証作業は、ユーザー管理部120とサービス提供機関管理部118で行われ、両者とも認証成功の場合、課金管理部119は支払いコマンドを正式に受付し、ユーザー1cの何時の支払いが未納であるかを確認し、認証成功であることと未納である月の料金情報を、サービス提供機関4へ返送する(S324)。
ユーザー1cは、サービス提供機関4の端末上に通知された料金情報を確認し、サービス提供機関4に対し、料金の支払いを行う。これを受けサービス提供機関4は、料金を受領したことと実支払い情報(日時、金額、支払い方法等)を、管理センター3へ送信する(S326)。
管理センター3の課金管理部119は、実支払い情報を基に、支払い日時、支払い金額、支払い方法、等を、全ユーザーデータ保管部113aにある支払い情報に保管し(S327)、健康支援システム支払い明細書を作成してサービス提供機関4へ送信する(S328)。
支払い明細書に関する情報は、サービス提供機関4の端末上に表示され(S329)、ユーザー1cは内容を確認することが出来る(S329)。
ユーザー1cは、サービス提供機関を利用することで、上記の他に端末装置内のユーザーデータのアップロード、サービスの取得、等が可能である。
また、サービスの取得に関しては、ユーザーがそれまでに累積していたポイントに対するサービスを取得するだけでなく、運動時以外にサービス提供機関4を訪れた場合にポイントを加算する、というようなポイント増加サービスを行ってもよい。これにより、ユーザーのへの訪問回数の増大、というようにサービス提供機関4にとってプラスの効果が見込まれる。
本発明の実施例5を説明する。尚、健康支援システムの構成、動きのフロー、歩行マップ、チェックポイント、チェックポイントクイズ、サービス提供機関情報、等に関する説明図面は、発明の実施の形態で記載したものと同じであり、同じ番号を使用することする。本実施例は、ある同一時間中に、近隣に住む運動中のユーザーが複数いた場合の例である。
ユーザー1dが既に運動中の時、ユーザー1eが運動を開始したものとする。管理センター3は、先にユーザー1dからの運動開始に関する情報を受け、運動支援情報を作成していたことを覚えている。そのため管理センター3は、ユーザー1eの運動開始に関する情報を受信した際、ユーザー1dが通るサービス提供機関4若しくはルートと、その予想通過時間帯(ユーザー1dの平均歩行速度から演算)を、ユーザー1eの運動支援情報でも使用し、両者が何処かですれ違うことが可能である歩行マップを作成することが出来る。つまり、ユーザー1dとユーザー1eは、あるチェックポイントで、まるで偶然のように遭遇することが出来る。
ユーザー1d、ユーザー1eは、同一端末装置2を携帯していることから、お互いに運動中であることを認識することが可能である。それは、ユーザー1d若しくはユーザー1eが肉眼で、端末装置を発見することによっても可能であるが、端末装置2には無線通信手段が備わっているため、両者の端末装置間で直接、若しくはサービス提供機関4に設置されている端末を介して交信することにより、端末装置同士が近くに同一端末装置の存在を確認することが可能である。つまり、端末装置2に「近くに運動中のユーザーがいます!」といった報知をさせることで、ユーザーに気づかせることも可能である。ユーザー1d、ユーザー1eは、あるチェックポイント、若しくは歩行途中で遭遇したことをきっかけに、親しくなることも可能である。これによりユーザー1、ユーザー1eが、更に運動を楽しく行えるようになった可能性はきわめて高い。
本発明の実施例6を説明する。尚、健康支援システムの構成、動きのフロー、歩行マップ、チェックポイント、チェックポイントクイズ、サービス提供機関情報、等に関する説明図面は、発明の実施の形態で記載したものと同じであり、同じ番号を使用することする。本実施例は、端末装置を所有するユーザーがサービス提供機関に入店した際に受けることが可能な、様々なサービスの例である。
ユーザー1fは、端末装置送受信部101が備わった端末装置2を携帯しているため、サービス提供機関4に入店した際、様々な情報を得ることが出来るとともに、端末装置2に備わった操作部102からの入力や、生体情報検出部106で測定している情報を、サービス提供機関、若しくは管理センター3へ送信することが出来る。勿論、情報等を送信後、それに対する返答を受信することも出来る。これを応用することで、ユーザー1fは下記のようなサービスの提供を受けることが可能となる。
・サービス提供機関4へ入店と同時に、サービス提供機関4が独自で発行している宣伝広告を入手することが出来る。(サービス提供機関4は、端末装置2と管理センター3との情報網を駆使することで、その日のユーザー1fの体調、生体情報測定結果の途中経過等、ユーザー1fの病歴、ユーザー1fの入店頻度、ユーザー1fの購入商品傾向、等を考慮した、ユーザー1fに特化した宣伝広告を作成し、ユーザー1fへ配信することも可能である。)
例えばユーザー1fは、サービス提供機関4へ入店と同時に、その入店時間に特売を行っているエリアと、特売内容に関する情報を得ることが出来る。
例えばユーザー1fは、サービス提供機関4へ入店と同時に、その入店時間に特売を行っているエリアと、特売内容に関する情報を得ることが出来る。
・サービス提供機関4の中で、端末装置2を使用したクイズ、抽選会、オークション等にその場で参加し、結果やサービス等を入手することが出来る。(クイズは、管理センター3が作成するクイズでもよいし、サービス提供機関4が独自に作成するクイズでもよい。)
例えばユーザー1fは、端末装置2の操作部102を使って金額を入力することでオークションに参加し、その金額の支払いを健康支援システムの使用料金に上乗せして支払うことも可能である。
例えばユーザー1fは、端末装置2の操作部102を使って金額を入力することでオークションに参加し、その金額の支払いを健康支援システムの使用料金に上乗せして支払うことも可能である。
・端末装置2の生体情報検出部106で測定中のデータを、サービス提供機関4が端末装置2から受信して解析し、その結果、体に異変がありそうな場合、サービス提供機関4で最善の対処を受けることが出来る。
例えば、ユーザー1fの測定中のデータをサービス提供機関4で解析した結果、体調不良の可能性が見出せた場合、サービス提供機関4から端末装置2へ直ちに休憩を取ること、近隣の病院へ行くこと、等を要請するコマンドを送信することも可能である。近隣の病院へ行くことを要請した場合、ユーザー1fに送信した病院名の病院へ、ユーザー1fの運動中のデータ等や、管理センター3の全ユーザーデータ保管部113aにあるユーザー1fの個人的な情報を、サービス提供機関4、若しくは管理センター3から送信しておき、ユーザー1fの来院に対して素早い対処が取れるよう、手配することも可能である。
・管理センター3から、ユーザー1fへすぐに伝えたい情報等があった場合、ユーザー1fの端末装置2は、サービス提供機関を介して情報を入手することが出来る。
例えば、ユーザー1fに運動支援情報を送信した後、雷雨等の天候不良が発生する虞がある、歩行ルート上で大きな事故等があり、歩行者でも通行が困難になっている、等の情報を、管理センター3が入手し、ユーザー1fへその情報を伝えて歩行ルートの変更を行いたい場合、管理センター3は、ユーザー1fへ、サービス提供機関4を介して、情報やルート変更の送信を行うことが可能である。
このように、様々なサービス、新しいビジネスが本システムを応用することで可能である。
尚、以上、説明した実施例1から実施例6において、端末装置2が行うことが可能である機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを、生体情報の検出可能で、通信機能と表示機能を保有した携帯情報端末に読み込ませ、本システムを実行してもよい。
また、管理センター3が行うことが可能である機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを、コンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより本システムを管理、運用してもよい。ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
1、1a、1b、1c ユーザー
2 端末装置
3 管理センター
4 サービス提供機関
5 公衆回線網
6 ユーザー所有のパソコン
2 端末装置
3 管理センター
4 サービス提供機関
5 公衆回線網
6 ユーザー所有のパソコン
Claims (22)
- ユーザーが装着する端末装置と、前記端末装置との間で情報等の送受信を行う管理センターと、前記管理センターのシステムを使用して、前記ユーザーにサービスを提供するサービス提供機関と、からなる健康支援システムにおいて、
前記端末装置は、前記ユーザーの生体に関するユーザーデータを検出する検出手段と、前記管理センターと情報等の送受信を行う第1の送受信手段と、前記管理センターから送信された前記ユーザーの運動を支援するための情報であり、前記サービス提供機関が登録した情報等を含む運動支援情報を、前記ユーザーに通知する運動支援情報通知手段と、前記検出手段により得られた、運動中の前記ユーザーの生体に関するユーザーデータを保管するユーザーデータ保管手段と、を備え、
前記管理センターは、前記端末装置及び前記サービス提供機関と情報等の送受信を行う第2の送受信手段と、前記ユーザーの運動を支援するための情報であり、前記サービス提供機関が登録した情報等を含む、運動支援情報を作成する運動支援情報作成手段と、前記ユーザーへ、前記サービス提供機関が登録した情報等含むサービスを還元する還元手段と、を備え、
前記サービス提供機関は、前記管理センターと、情報等の送受信を行う第3の送受信手段と、前記管理センターへ送信する前記ユーザーへ提供する情報等を作成するサービス機関情報作成手段と、を備えることを特徴とする、健康支援システム。 - 前記運動支援情報には、前記ユーザーに提供する運動メニューとしてチェックポイント付き歩行マップと、チェックポイントにおけるチェック内容、が含まれる、請求項1に記載の健康支援システム。
- 前記チェックポイント付き歩行マップとチェックポイントにおけるチェック内容は、前回、前記管理センターが前記ユーザーに提供したものとは異なる、請求項2に記載の健康支援システム。
- 前記チェックポイント付き歩行マップとチェックポイントにおけるチェック内容は、前記サービス提供機関が宣伝したい場所、及びその宣伝内容を含む、請求項2又は3に記載の健康支援システム。
- 前記チェックポイント付き歩行マップは、複数のチェックポイントを選択し、それらの通過順を決定し、通過順毎に各チェックポイント間の歩行ルートを決定し、各歩行ルートの距離を算出し、それらの距離を合計し、合計距離が予め定めた歩行すべき距離となるように各歩行ルートを微調整することで作成される、請求項2から4に記載の健康支援システム。
- 前記還元手段には、前記チェックポイントの内容に対するユーザーの理解度を確認するチェックポイント確認手段と、前記チェックポイント確認手段での前記ユーザーの理解度に応じて還元するサービスの大きさを決定するサービス量決定手段と、前記サービス量決定手段により決定されたサービス量に見合ったサービスを前記ユーザーへ還元するサービス還元手段と、が含まれる、請求項1に記載の健康支援システム。
- 前記還元手段には、更に前記ユーザーデータからユーザーの運動中の状況を評定する運動状況評定手段が含まれ、前記サービス量決定手段は、前記ユーザーの理解度、及び/若しくは、前記ユーザーの運動状況に応じて、還元するサービスの大きさを決定する、請求項6に記載の健康支援システム。
- 前記サービス還元手段によるサービスの還元方法には、前記ユーザーが、予め決められたサービスリストの中から所望のサービスを選定する、前記ユーザーに前記サービス提供機関において使用可能なクーポン券を進呈する、前記ユーザーがサービス提供を受けたいと思う時まで蓄積する、という方法が含まれる、請求項7に記載の健康支援システム。
- 前記サービス機関情報作成手段で作成する情報には、チェックポイントとなるサービス提供機関が宣伝したい場所に関する名称、位置情報、前記チェックポイントにおけるチェック内容となる情報、前記ユーザーに提供可能な特典サービス情報、が含まれ、前記第3の送受信手段により前記管理センターに送信され、サービス提供機関情報として登録される、請求項1に記載の健康支援システム。
- 前記管理センターは、前記ユーザーに健康支援システム使用料金を課金する第1の課金手段を有し、本健康支援システム使用料金の支払いを行った前記ユーザーに対して、運動中に検出したユーザーデータの管理や診断、チェックポイント付き歩行マップの送信、及びサービス還元を行う、請求項1に記載の健康支援システム。
- 前記管理センターは、前記サービス提供機関にサービス提供機関登録料金を課金する第2の課金手段を有し、登録料金の支払いを行った前記サービス提供機関に関し、健康支援システム内に、サービス提供機関が宣伝したい場所、及びその内容をチェックポイント、及びチェック内容として登録し、前記ユーザーへチェックポイント付き歩行マップとして提供する、請求項1に記載の健康支援システム。
- 前記サービス還元手段によるサービスの還元方法には、更に、前記ユーザーの、本健康支援システム使用料金の一部として代替する、という方法が含まれる、請求項7に記載の健康支援システム。
- 前記サービス提供機関は、更に第4の送受信手段を有し、前記端末装置の第1の送受信手段と情報等の送受信を行う、請求項1に記載の健康支援システム。
- 前記サービス提供機関は、前記第4の送受信手段で受信した情報等を前記管理センターへ送信し、前期管理センターから別の情報等、若しくは前記ユーザーに提供するサービス情報を受信し、前記ユーザー若しくは前記端末装置へ提供する、請求項13に記載の健康支援システム。
- ユーザーが装着する端末装置と、端末装置との間で情報等の送受信を行う管理センターと、管理センターのシステムを使用して、ユーザーにサービスを提供するサービス提供機関とからなる健康支援方法であって、
前記サービス提供機関が、前記ユーザーへ提供する情報等を作成するステップと、前記管理センターが前記ユーザーへ提供する情報等を受信し、サービス提供機関情報として登録するステップと、前記管理センターが運動支援情報を作成するステップと、
前記端末装置が前記運動支援情報を受信し、前記ユーザーに通知するステップと、前記端末装置が検出手段により得られた運動中の前記ユーザーの生体に関するユーザーデータを保管するステップと、前記端末装置が保管した前記ユーザーデータを含む情報等を前記第1の送受信手段から送出するステップと、
前記管理センターが端末装置からの前記情報等を受信するステップと、前記管理センターが前記運動支援情報に含まれるチェックポイントの内容に対するユーザーの理解度を確認するステップと、前記管理センターが前記ユーザーデータからユーザーの運動中の状況を評定するステップと、前記管理センターが前記チェックポイント理解度、及び/若しくは、前記運動状況、に基づき、還元するサービスの大きさを決定するステップ、前記管理センターがサービス量決定手段により決定されたサービス量に見合ったサービスを前記ユーザーへ還元するステップとからなる健康支援方法。 - 前記健康支援方法において、更に、前記管理センターが、前記ユーザーに健康支援システム使用料金を課金するステップ、前記サービス提供機関にサービス提供機関登録料金を課金するステップ、を含む請求項15に記載の健康支援方法。
- 前記健康支援方法において、更に、前記サービス提供機関が、前記端末装置と情報等を送受信するステップ、前記情報等を前記管理センターへ送信するステップ、前記管理センターから別の情報等、若しくは前記ユーザーに提供するサービス情報を受信し、前記ユーザー若しくは前記端末装置へ提供するステップ、を含む、請求項14、16に記載の健康支援方法。
- ユーザーが装着する端末装置使用される健康支援プログラムであって、管理センターからの運動支援情報を受信し、前記ユーザーに通知するステップ、前記端末装置が検出手段により得られた運動中の前記ユーザーの生体に関するユーザーデータを保管するステップ、保管した前記ユーザーデータを含む情報等を前記第1の送受信手段から送出するステップ、を含む、健康支援プログラム。
- 端末装置との間で情報等の送受信を行う管理センターに使用される健康支援プログラムであって、からユーザーへ提供する情報等を受信し、情報として登録するステップ、運動支援情報を作成するステップ、端末装置からのユーザーデータ等を含む情報等を受信するステップ、前記運動支援情報に含まれるチェックポイントの内容に対するユーザーの理解度を判定するステップ、前記ユーザーデータからユーザーの運動中の状況を評定するステップ、前記チェックポイント理解度、及び/若しくは、前記運動状況、に基づき、還元するサービスの大きさを決定するステップ、決定されたサービス量に見合ったサービスを前記ユーザーへ還元するステップ、を含む健康支援プログラム。
- 前記健康支援プログラムにおいて、更に、前記ユーザーに健康支援システム使用料金を課金するステップ、前記に登録料金を課金するステップ、を含む請求項19に記載の健康支援プログラム。
- 管理センターのシステムを使用して、ユーザーにサービスを提供するに使用される健康支援プログラムであって、前記ユーザーへ提供する情報等を作成するステップ、前記情報等を前記管理センターへ送信するステップ、を含む健康支援プログラム。
- 前記健康支援プログラムにおいて、更に、端末装置と情報等を送受信するステップ、前記情報等を前記管理センターへ送信するステップ、前記管理センターから別の情報等、若しくは前記ユーザーに提供するサービス情報を受信し、前記ユーザー若しくは前記端末装置へ提供するステップ、を含む請求項21に記載の健康支援プログラム。
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