JP2004199540A - ポインティングデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】マウスに近い操作感で操作することができるポインティングデバイスを提供する。
【解決手段】コンピュータ2の筐体1に位置検出部20を設ける。位置検出部20に対して自由に移動できる可動部30を用意する。可動部30を片手で持ち、これを、位置検出部20の表面とほぼ平行に移動させる。すると、受光部22は、可動部30で反射した、発光部21からの光を受け取り、可動部30の位置を検出する。この検出の結果に従って、コンピュータ2にX−Y座標データが入力される。この座標データに基づき、コンピュータは、ディスプレイ121に例えばポインタの位置を表示する。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ、例えばラップトップ型コンピュータに用いられるポインティングデバイスに関するものである。
【0002】
【背景技術】
ラップトップコンピュータのポインティングデバイスとしては、タッチパッドやトラックボールなど、各種のものが知られている。タッチパッドでは、接触面を指でなぞることによって、コンピュータに座標データを入力する。トラックボールでは、コンピュータの筐体に取り付けられたボールを回転させることで、座標データの入力を行う。このように、これらのポインティングデバイスでは、筐体に固定された部材(例えば接触面やボール)を操作することで、座標データの入力を行っている。
【0003】
ところが、通常使用されているマウスでは、マウス自体をつかんで水平移動させることが可能である。また、持ち上げて機能を停止させることが可能である。このことは、操作感を向上させる要因となっている。
【0004】
このため、マウス操作になれた操作者が、ラップトップコンピュータ用のポインティングデバイスを操作するときは、操作感の相違により、操作に違和感を覚えて作業能率が落ちたり、あるいは疲労感を感じたりするという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、マウスに近い操作感で操作することができるポインティングデバイスを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のポインティングデバイスは、筐体と位置検出部と可動部とを備えており、前記可動部は、前記位置検出部に対して相対移動が可能となっており、かつ、前記可動部は、片手で移動できるものとなっており、前記位置検出部は、前記可動部の位置を検出するものとなっており、かつ、前記位置検出部は、前記筐体に取り付けられている構成となっている。
【0007】
前記筐体は、コンピュータ装置の一部を構成することができる。このコンピュータ装置は、ラップトップ型となしうる。
【0008】
前記位置検出部は、平面内における前記可動部の位置を検出するものであってよい。
【0009】
前記ポインティングデバイスは、位置検出部に、発光部と受光部とを備え、発光部を、前記可動部に向けて発光できるものとし、前記受光部を、前記可動部で反射した、前記発光部からの光を受光し、かつ、受光した光に基づいて前記可動部の位置を検出するものとしていてもよい。
【0010】
前記ポインティングデバイスは、位置検出部に、前記筐体に回転可能に取り付けられたボールを備え、かつ、前記位置検出部を、前記ボールの回転を検出することによって可動部の位置を検出する構成としてもよい。
【0011】
前記ポインティングデバイスは、位置検出部に、前記筐体に取り付けられたタッチパッドを備え、このタッチパッドを、このタッチパッドに接触した前記可動部の位置を検出するものとしてもよい。
【0012】
前記位置検出部を、前記可動部と離間することにより可動部の位置を検出できなくなるものとしてもよい。
【0013】
前記可動部は、コンピュータの動作を制御する制御信号を発生させるためのスイッチを有していてもよい。
【0014】
前記可動部は、コンピュータの動作を制御する制御信号を発生させるためのホイールを有していてもよい。
【0015】
前記可動部は、前記制御信号を前記コンピュータに送るための無線発信器を備えていてもよい。
【0016】
前記可動部は、前記制御信号をコンピュータに送るための信号線を備えてもよい。前記信号線は、前記コンピュータに接続される。
【0017】
前記可動部と前記筐体とを、連結具により連結してもよい。
【0018】
前記筐体は、前記可動部を収納できる凹部を有してもよい。
【0019】
前記筐体が、本体と、この本体を覆う蓋とを備え、前記凹部をこの蓋に形成してもよい。
【0020】
本発明のポインティングデバイスは、さらに、可動部からの圧力を検出する圧力検出部を備えてもよい。
【0021】
前記筐体の表面に、この表面とほぼ平行に前記可動部を移動させることができる操作領域を備えてもよい。
【0022】
前記筐体は、前記位置検出部の近傍に、コンピュータの動作を制御する制御信号を発生させるためのスイッチを備えていてもよい。
【0023】
本発明のコンピュータは、前記したポインティングデバイスを備えている。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態に係るポインティングデバイスを、添付の図面を参照しながら説明する。このポインティングデバイス1は、筐体10と位置検出部20と可動部30とを主体として備えている(図1および図2参照)。
【0025】
可動部30は、筐体10や位置検出部20から離間されており、これによって、位置検出部20に対して相対移動が可能となっている(図2参照)。さらに、可動部30は、片手で移動できるものとなっている。具体的には、可動部30は、例えば、任意の板状に形成される。可動部30の寸法の一例は、幅30mm×長さ50mm×厚さ5mmの薄肉な直方体状であるが、この寸法には限定されない。通常は、マウスと同様に、可動部30の長さ方向を前方に(つまり画面方向に)向けて使用することになると考えられる。
【0026】
可動部30は、スイッチ31・32と信号線33とを備えている(図3参照)。スイッチ31は、通常のマウスの左クリックボタンに相当する。スイッチ32は、通常のマウスの右クリックボタンに相当する。スイッチ31・32は、例えば圧電式センサや光学式センサや機械的スイッチを用いることで容易に構成できるので、詳細な説明は省略する。信号線33は、可動部30と筐体10とを接続するものである。信号線33は、この実施形態では、可動部30と筐体10とを連結する連結具の機能も有している。信号線33は、スイッチ31・32による制御信号を筐体10側に送るようになっている。
【0027】
位置検出部20は、発光部21と受光部22とを備えている(図2参照)。つまり、位置検出部20は、光学式の位置検出手段を用いている。発光部21は、例えばLEDを用いて、図2中上方へ光を発するように構成されている。受光部22は、前記発光部21から発せられ、かつ、可動部30によって反射された光を受け取るようになっている。受光部22は、受け取った光の変化に基づいて、可動部30の位置(この明細書においては移動量を含む意味で用いる)を検出できるようになっている。このような受光部22は、例えば光学式マウスなどにおいて既に用いられているので、詳細な説明は省略する。この構成により、位置検出部20は、X−Y平面内での可動部30の位置を検出することができる。さらに、この構成により、位置検出部20は、可動部30と離間することにより、可動部30の位置を検出できなくなる。これは、受光部22での受光量が減少するからである。発光部21と受光部22とは、図2に示すように、筐体10に取り付けられている。つまり、位置検出部20は、筐体10に取り付けられたものとなっている。
【0028】
筐体10は、コンピュータ装置、例えばラップトップコンピュータ2の一部を構成している。したがって、この実施形態におけるポインティングデバイス1は、コンピュータ2に備えられたものである。筐体10の内部には、コンピュータ装置を構成するための基板や部品(図示せず)が内蔵できるようになっている。
【0029】
筐体10は、本体11と蓋12とを備えている。本体11には、通常のラップトップコンピュータと同様に、入力用のキー部111が取り付けられている。蓋12の前面(図1中手前の面)にはディスプレイ121が取り付けられている。ディスプレイ121としては、例えば液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどの任意のものを用いることができる。ディスプレイ121の前面側は、蓋12よりも若干くぼんでおり、このくぼんでいる部分が凹部122となっている(図2参照)。凹部122は、蓋12を閉じた状態(蓋12を本体11に接触させた状態)において、凹部122の内部に可動部30を収納して保持できるようになっている。また、筐体10の本体11の表面には、通常のラップトップコンピュータと同様に、アームレストが形成されている。このアームレストの部分は、本体11の表面とほぼ平行に可動部30を移動させることができる操作領域114となっている(図1参照)。
【0030】
つぎに、前記のように構成されたポインティングデバイス1の動作について説明する。まず、コンピュータにX−Y座標データ(すなわち平面上の位置データ)を入力する場合には、可動部30を片手で持ち、これを、位置検出部20の表面とほぼ平行に移動させる。すると、受光部22は、可動部30で反射した、発光部21からの光を受け取り、可動部30の位置を検出する。この検出の結果に従って、コンピュータにX−Y座標データが入力され、コンピュータは、ディスプレイ121に例えばポインタの位置を表示する。
【0031】
従来のタッチパッドやトラックボールでは、マウスとの使用感が異なるために、非常に使いにくいという問題があった。これに対して、この実施形態のポインティングデバイスでは、可動部30をマウスと同様に持って移動させることで、コンピュータにX−Y座標データを入力することができる。したがって、このポインティングデバイス1では、マウスと同様の使用感を使用者に与えることができ、入力作業の効率化や疲労の軽減という利点を発揮することができる。
【0032】
また、この実施形態のポインティングデバイス1では、可動部30を位置検出部20の位置からずらしておくか、両者の間隔を離すことにより、可動部30の位置を位置検出部20で検出することができなくなる。このようにしておくと、使用者の意思に反してコンピュータに位置情報が入力されてしまうという不都合を防ぐことができる。
【0033】
さらに、この実施形態のポインティングデバイス1では、スイッチ31・32を指(例えば人差し指と中指)で操作することにより、マウスの左右クリックボタンと同様に、コンピュータに対して制御信号を送ることができる。スイッチ31・32の操作感は、これらが可動部30と一体であることにより、マウスの場合に似たものとなる。したがって、この実施形態では、クリック動作においても、マウスに近い操作感を実現することができるという利点がある。
【0034】
本発明の第2実施形態に係るポインティングデバイスを図4に基づいて説明する。この実施形態の説明においては、第1実施形態と共通する部材については基本的に同一符号を付することにより、説明を省略する。
【0035】
第2実施形態のポインティングデバイス1では、第1実施形態におけるスイッチ31・32に代えて、スイッチ112および113を筐体10の本体11に設ける構成となっている。スイッチ112・113の位置は、位置検出部20の近傍、例えば、位置検出部20の前方(蓋12に近い側)に配置すると、操作感がマウスと近似するので好ましい。
【0036】
また、第2実施形態のポインティングデバイス1では、スイッチ31・32を可動部30から取り除いているので、可動部30に信号線を備える必要がない。そこで、第2実施形態では、信号線33に代えて、可動部30と筐体10との間を接続する連結具36を用いている。この連結具36により、可動部30の紛失を防ぐことができる。また、この実施形態では、スイッチ31・32を可動部30から取り除いているので、可動部30を軽量とすることができる。したがって、可動部30の操作時における疲労を軽減することができる。
第2実施形態のポインティングデバイス1における他の構成および利点は、第1実施形態と同様なので、詳細な説明を省略する。
【0037】
つぎに、本発明の第3実施形態に係るポインティングデバイスを図5に基づいて説明する。この実施形態の説明においては、第1実施形態と共通する部材については基本的に同一符号を付することにより、説明を省略する。
【0038】
第3実施形態のポインティングデバイス1では、その内部に、無線発信器36と電源38とを備えている。無線発信器36は、所定のプロトコル(例えばブルートゥース)によりコンピュータ側に制御信号を送るようになっている。すなわち、スイッチ31・32により発生させられた制御信号をコンピュータ側に無線で送信することができる。そのような無線発信器36としては、既に良く知られたものを用いることができる。また、この実施形態では、信号線33を用いる必要がないので、第2実施形態と同様に、連結具36が用いられている。なお、電源38は、無線や電池などで外部から電源が供給できる場合には、省略しても良い。
第3実施形態のポインティングデバイス1における他の構成および利点は、第1実施形態と同様なので、詳細な説明を省略する。
【0039】
つぎに、本発明の第4実施形態に係るポインティングデバイスを図6に基づいて説明する。この実施形態の説明においては、第1実施形態と共通する部材については基本的に同一符号を付することにより、説明を省略する。
【0040】
第4実施形態のポインティングデバイス1は、圧力検出部40をさらに備えている。圧力検出部40は、筐体10の表面、例えば、位置検出部20における発光部21や受光部22の上方に設置される。圧力検出部40は、圧力センサや機械的スイッチなどの適宜な検出手段(図示せず)を用いることによって、圧力検出部の上面にかけられた圧力を検出し、検出結果を制御信号としてコンピュータ側に送るようになっている。圧力検出部40としては、従来のタッチパッドと同じ機構(静電容量式や感圧式)を用いることもできる。また、この実施形態では、可動部30の下面に突起39を設けている。
【0041】
この第4実施形態によれば、突起39で圧力検出部40を押すことにより、コンピュータに制御信号を伝えることができる。例えば、コンピュータのOSによっては、ワンボタン式のマウスを使うことがある。この場合は、スイッチ31等を設けることなく、圧力検出部40をマウスボタンと同様の機能として用いることもできる。もちろん、スイッチ31等と圧力検出部40とを同時に備える構成としても良い。なお、圧力検出部40として静電容量式のものを用いた場合は、可動部30や突起39に導電性を付与することが好ましい。
第4実施形態のポインティングデバイス1における他の構成および利点は、第1実施形態と同様なので、詳細な説明を省略する。
【0042】
つぎに、本発明の第5実施形態に係るポインティングデバイスを図7に基づいて説明する。この実施形態の説明においては、第1実施形態と共通する部材については基本的に同一符号を付することにより、説明を省略する。
【0043】
第5実施形態のポインティングデバイス1では、位置検出部20として、発光部21および受光部22に代えて、ボール25が用いられている。ボール25は、筐体10の本体11に回転自在な状態で取り付けられている。さらに、この実施形態は、適宜な読みとり機構(図示せず)により、ボール25の回転を検出できる容易になっている。このような読みとり機構や、ボール25の保持機構は、トラックボールにおいて用いられているものと同様でよいので、これについての詳しい説明は省略する。
【0044】
この第5実施形態によれば、可動部30をボール25に接触させながら可動部30を動かすことにより、ボール25を回転させて、コンピュータにX−Y座標データを入力することができる。また、この第5実施形態では、可動部30をボール25から離間させることにより、X−Y座標データが入力されなくなる。したがって、X−Y座標データを入力しないときは、可動部30をボール25から離間させておくことにより、座標データの誤入力を防ぐことができる。
第5実施形態のポインティングデバイス1における他の構成および利点は、第1実施形態と同様なので、詳細な説明を省略する。
【0045】
なお、可動部30は、スイッチに代えて、またはスイッチに加えて、コンピュータの動作を制御する制御信号を発生させるためのホイール(図示せず)を有する構成であっても良い。
【0046】
また、前記各実施形態の記載は単なる一例に過ぎず、本発明に必須の構成を示したものではない。各部の構成は、本発明の趣旨を達成できるものであれば、上記に限らない。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、マウスに近い操作感で操作することができるポインティングデバイスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るポインティングデバイスを備えたコンピュータの概略的な斜視図である。
【図2】図1の概略的な断面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るポインティングデバイスを備えたコンピュータの要部拡大図であって、図3に相当する部分の図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るポインティングデバイスにおいて用いられる可動部の拡大平面図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係るポインティングデバイスにおいて用いられる可動部および圧力検出部の拡大断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係るポインティングデバイスにおいて用いられる可動部および位置検出部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ポインティングデバイス
10 筐体
11 本体
111 入力用キー部
112・113 スイッチ
114 操作面
12 蓋
121 ディスプレイ
122 凹部
20 位置検出部
21 発光部
22 受光部
25 ボール
30 可動部
31・32 スイッチ
33 信号線(連結具)
36 連結具
37 無線発信器
38 電源
39 突起
2 ラップトップコンピュータ

Claims (19)

  1. 筐体と位置検出部と可動部とを備えており、前記可動部は、前記位置検出部に対して相対移動が可能となっており、かつ、前記可動部は、片手で移動できるものとなっており、前記位置検出部は、前記可動部の位置を検出するものとなっており、かつ、前記位置検出部は、前記筐体に取り付けられていることを特徴とするポインティングデバイス。
  2. 前記筐体は、コンピュータ装置の一部を構成していることを特徴とする請求項1記載のポインティングデバイス。
  3. 前記コンピュータ装置は、ラップトップ型のものであることを特徴とする請求項1または2に記載のポインティングデバイス。
  4. 前記位置検出部は、平面内における前記可動部の位置を検出するものである請求項1〜3のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  5. 前記位置検出部は、発光部と受光部とを備え、前記発光部は、前記可動部に向けて発光できるものとなっており、前記受光部は、前記可動部で反射した、前記発光部からの光を受光し、かつ、前記受光部は、受光した光に基づいて前記可動部の位置を検出するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  6. 前記位置検出部は、前記筐体に回転可能に取り付けられたボールを備えており、かつ、前記位置検出部は、前記ボールの回転を検出することによって前記可動部の位置を検出するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  7. 前記位置検出部は、前記筐体に取り付けられたタッチパッドを備えており、前記タッチパッドは、このタッチパッドに接触した前記可動部の位置を検出するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  8. 前記位置検出部は、前記可動部と離間することにより、前記可動部の位置を検出できなくなるものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  9. 前記可動部は、コンピュータの動作を制御する制御信号を発生させるためのスイッチを有していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  10. 前記可動部は、コンピュータの動作を制御する制御信号を発生させるためのホイールを有していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  11. 前記可動部は、前記制御信号を前記コンピュータに送るための無線発信器を備えていることを特徴とする請求項9または10に記載のポインティングデバイス。
  12. 前記可動部は、前記制御信号をコンピュータに送るための信号線を備えており、前記信号線は、前記コンピュータに接続されていることを特徴とする請求項9または10に記載のポインティングデバイス。
  13. 前記可動部と前記筐体とは、連結具により連結されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  14. 前記筐体は、前記可動部を収納できる凹部を有していることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  15. 前記筐体は、本体と、この本体を覆う蓋とを備えており、前記凹部は、前記蓋に形成されていることを特徴とする請求項14記載のポインティングデバイス。
  16. さらに圧力検出部を備え、前記圧力検出部は、前記可動部からの圧力を検出するものである請求項1〜15のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  17. 前記筐体の表面は、この表面とほぼ平行に前記可動部を移動させることができる操作領域を備えていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  18. 前記筐体は、前記位置検出部の近傍に、コンピュータの動作を制御する制御信号を発生させるためのスイッチを備えていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項記載のポインティングデバイス。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項記載のポインティングデバイスを備えたコンピュータ。
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