JP2004199398A - ボランティア活動数値化システム - Google Patents

ボランティア活動数値化システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004199398A
JP2004199398A JP2002367178A JP2002367178A JP2004199398A JP 2004199398 A JP2004199398 A JP 2004199398A JP 2002367178 A JP2002367178 A JP 2002367178A JP 2002367178 A JP2002367178 A JP 2002367178A JP 2004199398 A JP2004199398 A JP 2004199398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volunteer
activity
points
activities
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002367178A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehisa Koyama
小山武久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002367178A priority Critical patent/JP2004199398A/ja
Publication of JP2004199398A publication Critical patent/JP2004199398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】ボランティア活動を数値化することによって、ボランティア活動ができる年齢のうちに活動を重ねてポイントを蓄積し、自らあるいは近親者がボランティアの援助が必要になった時にそれを消費して、高齢化問題を解決する、ボランティア活動数値化システムを提供することを目的とする。
【解決手段】入力装置と、ポイント換算テーブルと、演算装置と、データベースとより構成する。入力装置には、活動者の氏名、会員番号、終了したボランティア活動の入力を行う。ポイント換算テーブルは、ボランティア活動とポイントの換算表である。演算装置では、各活動者が行った内容の該当領域を検索し、結果をポイント換算テーブルと比較してポイント数に換算する。データベースには、活動者の氏名、これまでのボランティア活動の履歴、ポイント数の追加、削除の履歴、現在蓄積しているポイント数の合計を蓄積する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボランティア活動数値化システムに関するものである。
【0002】
【本発明が解決しようとする課題】
日本がすでに向かえつつある、人生80年の高齢化社会とは、全世界において人類が経験したことのない社会である。
しかも近時の日本では、かって存在した近所で助け合う精神が急激に薄らいできている。
そのために、無報酬の見返りを求めないボランティア活動を多くの人に求めても、期待できる範囲には限界があると思われる。
しかし一方では国も地方も福祉対策費の不足が発生することは明らかであって、民間の支援、参加が不可避であると予想される。
このように、積極的な参加に期待できない民間の潜在力と、民間の参加がなければ対応しきれない国や地方の要求をどのように合意させるか、日本の将来に大きな問題を投げかけている。
【0003】
【本発明の目的】
本発明は上記したような従来の問題を解決するためになされたもので、ボランティア活動を数値化することによって、ボランティア活動ができる年齢のうちに活動を重ねてポイントを蓄積し、自らあるいは近親者がボランティアの援助が必要になった時にそれを消費して、高齢化問題を解決する、ボランティア活動数値化システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明のボランティア活動数値化システムは、入力装置と、テーブルと、演算装置と、データベースとよりなり、入力装置には、活動者の氏名、会員番号、終了したボランティア活動の入力を行い、テーブルは、ボランティア活動とポイントの換算表であり、演算装置では、各活動者が行った内容の該当領域を検索し、結果をテーブルと比較してポイント数に換算し、データベースには、活動者の氏名、これまでのボランティア活動の履歴、ポイント数の追加、削除の履歴、現在蓄積しているポイント数の合計を蓄積して構成した、ボランティア活動数値化システムを特徴としたものである。
【0005】
また、本発明のボランティア活動数値化システムは、入力装置と、テーブルと、演算装置と、データベースとよりなり、入力装置には、活動依頼者は、依頼者の氏名、番号の登録、依頼を希望する活動内容の登録を行い、活動希望者は、活動希望者の氏名、番号の登録、希望する活動内容の登録を行い、演算装置では、依頼内容と合致する活動希望者を検索し、データベースでは、
依頼者、活動者の氏名、依頼内容の蓄積、希望活動の蓄積を行う、ボランティア活動数値化システムを特徴としたものである。
【0006】
【本発明の実施の態様1】
以下図面を参照しながら本発明のボランティア活動数値化システムの実施例において、特にボランティア活動者の数値化システムついて説明する。
【0007】
<イ>本発明を構成する装置。
本実施例の発明では、入力装置と、この入力装置と通信網を介して接続する数値化管理システムよりなり、数値化管理システムは、ポイント換算テーブルと、演算装置と、データベースとより構成する。
【0008】
<ロ>入力装置。
入力装置としては、例えば磁気カードの読み取り装置、携帯電話、個人の所有するパソコンなどを使用する。
この入力装置には、ボランティア活動を行った者が、その直後に次のような項目を入力する。
▲1▼ 活動者の氏名。
▲2▼ 登録した会員番号。
▲3▼ 終了したボランティア活動(その内容、活動時間、活動年月日など)。
▲4▼ その他のボランティア活動に関連する情報。
入力された情報は、インターネットなどの通信網を通じて後述する管理システムの通信装置に入力する。
【0009】
<ハ>ポイント換算テーブル。
本発明の特徴のひとつは、ボランティア活動を数値化する点にある。
そのために管理システムにはポイント換算テーブルを設ける。そのポイント換算テーブルは、膨大な種類のボランティア活動をポイントに換算するための表である。
換算の要素は例えば次のような点を考慮して行う。
▲1▼ボランティア活動の内容、
▲2▼労働量、
▲3▼危険度、
▲4▼技能度など。
例えばあまり労力を要さない「草取り」なら時間当たり12ポイント、体力を必要とし危険性のある「屋根の雪降ろし」ならば38ポイントなどと、ボランティア活動とそれに対応する数値を一律に決定しておく。
このような対比が、ポイント換算テーブルを設けてあるために、個人は無数に存在するボランティア活動に対応するポイント数を知っておく必要はなく、具体的なボランティア活動(たとえば「草取り」)の名称、あるいはその番号を入力装置に入力するだけでよい。
実際にはボランティア活動を行った本人だけが勝手に入力するのではなく、ボランティア活動を受けた人およびNPO法人の管理者などのチェックのもと、客観性のあるデータの入力が行えるような工夫をする。
【0010】
<ニ>演算装置。
演算装置では次のような演算を行う。
まず入力装置からボランティア活動の名称を入力すると、演算装置では活動の内容の該当領域を検索する。
検索した活動領域を、ポイント換算テーブルにおいて検索して対応するポイント数に換算する。
次いで、換算後のポイント数にボランティア活動時間を乗じて、今回のポイント数を演算する。
さらにデータベースから、入力した本人の直近のポイント数の検索を行う。
そして今回の演算結果を、各活動者の直近のポイント数に追加し、データベースの数値を訂正する。
【0011】
<ホ>データベース。
データベースには、次のような項目を保存する。
▲1▼ 活動者の氏名、
▲2▼ これまでのボランティア活動の履歴(内容、年月日など)、
▲3▼ ポイント数の追加、削除の履歴、
▲4▼ 現在蓄積しているポイント数の合計。
▲5▼ その他。
【0012】
<ヘ>入力からデータ化まで。
ボランティア活動者が以上の装置を使用する場合を具体的に説明する。
まず入力装置からボランティア活動の名称(例えば「草取り」)を入力する。前記したように、ボランティア活動は無数に存在するから、それに対応するポイント数をボランティア活動者は把握しておく必要はなく、具体的なボランティア活動(たとえば「草取り」)の名称を入力装置に入力するだけでよい。
その入力によって、演算装置では活動の内容の該当領域(例えば「20003−4」)を検索する。
検索した活動領域を、ポイント換算テーブルで検索して対応するポイント数に換算(例えば12ポイント)する。
次いで、換算後のポイント数にボランティア活動時間を乗じて、今回のポイント数を演算する。(例えば12ポイント×3時間=36ポイント)
さらにデータベースから、入力した本人の直近のポイント数(例えばこれまでに300ポイントを蓄積している)の検索を行う。
そして今回の演算結果(36ポイント)を、各活動者の直近のポイント数(300ポイント)に追加し、データベースの数値を訂正(336ポイント)する。
演算装置によって、データベースからの検索が容易であるから、例えばある種のボランティア活動(例えば「少年野球の指導」)に10年以上奉仕している者、といったキーワードで検索することができ、表彰や「一級指導員」といった等級付けなどの資料作りを簡単に行うことができる。
【0013】
【本発明の実施例2】
次に他の実施例について説明する。
【0014】
<ト>本実施例のボランティア活動数値化システムは、入力装置と、ポイント換算テーブルと、演算装置と、データベースとより構成する。
そして各装置は、前記の実施例で使用した装置と同じであるが、入力の条件、検索の条件が異なる。
【0015】
<チ>入力工程。
入力装置には、ボランティア活動の依頼者が入力する。
すなわち依頼者は、依頼者の氏名、番号の登録、依頼を希望する活動内容、その時期などの登録を行う。例えば「××町で2月10日頃に、屋根の雪下ろし」を依頼したい人が入力する。
一方、ボランティア活動の希望者は、活動希望者の氏名、番号の登録、希望する活動内容、可能な時期などの登録を行う。
【0016】
<リ>データベース。
ボランティア活動の依頼者と、活動の希望者のデータは、データベースに蓄積される。
すなわち、ボランティア依頼者、活動希望者の氏名、依頼したい内容、希望する内容、時期、場所などの情報が無作為に蓄積される。
【0017】
<ヌ>演算工程。
演算装置では、データベースから依頼内容と合致する活動希望者を検索する。
検索した結果は、入力した者が引き出すことができる。
【0018】
<ル>表示工程。
ボランティア活動の希望者が未入力の場合など、データベースに蓄積された情報では合致する活動希望者が検索できない場合がある。
そのような場合には、ボランティア活動の依頼を希望する情報(依頼活動、場所、時間、依頼希望者の氏名)をコンピュータのディスプレイ装置に表示する。
すると、表示装置上でこの情報を閲覧したボランティア活動の希望者は、自分の希望内容、時期、場所などが一致すれば、前記の入力装置から自己の情報を入力する。
その後は通常のパソコン通信を利用して交渉を行い、両者の条件が一致したらボランティアの実行に移す。
【0019】
【本発明の効果】
本発明のボランティア活動数値化システムは以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<イ> ボランティア活動を数値化することによって、ボランティア活動ができる年齢中に活動を重ねてポイントを蓄積し、自らあるいは近親者がボランティアの援助が必要になった時にそれを消費して、高齢化の問題に対処することができる。
<ロ> ボランティア活動を一括して数値管理することができるので、例えば少年野球の指導者のように、従来はまったく個人の善意に頼っていたような活動を検索し、これを表彰するような積極的なボランティアの奨励策を採用することができる。
<ハ> 数値化することによってデータベースを通信網を介して距離に無関係に活用することができる。そのためにいわゆる「地域通貨」のように一地域でのボランティア活動に限定することがなく、例えば東京における活動のポイントを、福島の実家の両親が利用するといった全国的な有効な活用が可能である。
<ニ> 情報の入力は、すでに普及している個人のパソコンや携帯電話によって行うことができるから、本発明のシステムのために特別な装置の開発が不要であり、どこの組織でも簡単に参加することができる。
<ホ> ボランティア団体の数は膨大であり、現在約8000団体、さらに2000団体が申請中と言われている。しかし一般の国民はどこにどんな団体があり、自分が行いたい活動、あるいは自分が行ってもらいたい活動にどの団体が適しているのか分からない。その点、本発明のシステムを利用すれば、最適の人材を最適の活動に、最小の時間で結びつけることができ、人材の有効な活用を図ることができる。
<ヘ> 本発明のシステムを利用すれば、自分のデータは自ら入力するので、間違いが少なく、その上に数千人、数万人のデータを入力するためのボランティア団体の負担が軽減されるので、結果として膨大な経費を削減することができる。
<ト> データの入力が誰でも簡単で気軽に行うことができるため、多数の正確なデータを収集することができる。そのために、収集したデータを今後の高齢化時代への政策の策定に有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボランティア活動数値化システムの実施例の説明図

Claims (2)

  1. 入力装置と、テーブルと、演算装置と、データベースとよりなり、
    入力装置には、活動者の氏名、会員番号、終了したボランティア活動の入力を行い、
    テーブルは、ボランティア活動とポイントの換算表であり、
    演算装置では、各活動者が行った内容の該当領域を検索し、結果をテーブルと比較してポイント数に換算し、
    データベースには、活動者の氏名、これまでのボランティア活動の履歴、ポイント数の追加、削除の履歴、現在蓄積しているポイント数の合計を蓄積して構成した、
    ボランティア活動数値化システム。
  2. 入力装置と、テーブルと、演算装置と、データベースとよりなり、
    入力装置には、
    活動依頼者は、依頼者の氏名、番号の登録、依頼を希望する活動内容の登録を行い、
    活動希望者は、活動希望者の氏名、番号の登録、希望する活動内容の登録を行い、
    演算装置では、
    依頼内容と合致する活動希望者を検索し、
    データベースでは、
    依頼者、活動者の氏名、依頼内容の蓄積、希望活動の蓄積を行う、
    ボランティア活動数値化システム。
JP2002367178A 2002-12-18 2002-12-18 ボランティア活動数値化システム Pending JP2004199398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002367178A JP2004199398A (ja) 2002-12-18 2002-12-18 ボランティア活動数値化システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002367178A JP2004199398A (ja) 2002-12-18 2002-12-18 ボランティア活動数値化システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004199398A true JP2004199398A (ja) 2004-07-15

Family

ID=32764159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002367178A Pending JP2004199398A (ja) 2002-12-18 2002-12-18 ボランティア活動数値化システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004199398A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023080666A1 (ko) * 2021-11-04 2023-05-11 임동희 자원봉사 플랫폼 장치 및 그 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023080666A1 (ko) * 2021-11-04 2023-05-11 임동희 자원봉사 플랫폼 장치 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Montes et al. A web tool to support decision making in the housing market using hesitant fuzzy linguistic term sets
Rahmi et al. FinDoctor-interactive android clinic geographical information system using firebase and google maps API
TW201901585A (zh) 人傷理賠定損費用測算方法、裝置、伺服器和介質
CN111933299A (zh) 传染病感染风险评估方法和装置、电子设备以及存储介质
CN110765272B (zh) 基于知识图谱的签约方法、装置、计算机设备及计算机存储介质
US20040068453A1 (en) System and method for an analyzing patent indicators
US8086680B2 (en) Community-defined and managed communication network
US20190197494A1 (en) Specifically programmed computer-implemented engine systems for real-time on-demand discovery of available time slots across programmed schedule objects and methods of use thereof
EP3905162A2 (en) Schedule management service system and method
Comans et al. Valuing the AD-5D dementia utility instrument: an estimation of a general population tariff
Kueper et al. Connecting artificial intelligence and primary care challenges: findings from a multi stakeholder collaborative consultation
Somerville et al. Exploration of an allied health workforce redesign model: quantifying the work of allied health assistants in a community workforce
A'ang et al. Investigating User Experience to Redesign User Interface Using User-Centered Design Approach
Kavanaugh et al. A prospective cohort study of changes in access to contraceptive care and use two years after Iowa Medicaid coverage restrictions at abortion-providing facilities went into effect
JP2004199398A (ja) ボランティア活動数値化システム
de Klerk et al. The development and implementation of a model to facilitate self-awareness of professionalism for enrolled nurses
WO2021153477A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
CN114864037A (zh) 医疗辅具推荐方法及装置、可读存储介质及电子设备
Azalan et al. Modelling e-Zakat acceptance among Malaysian: an application of UTAUT model during covid19 pandemic
CN112825272A (zh) 护理计划生成方法、装置、电子设备及可读存储介质
Edwards et al. Intelligent agent based hospital search & appointment system
Bless Experiences of the multi-city network of the Pompidou Group, 1983-2002
Samsinar et al. Development of Web-Based Health Information Service Systems
Ivanto et al. Intelligent online academic management system
Van der Merwe South African archaeology and palaeontology in legislative quagmire: reviews of current issues and research findings: human origins research in South Africa

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20060301

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20060605

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060711