JP2004196035A - ナンバープレート - Google Patents

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JP2004196035A JP2002364174A JP2002364174A JP2004196035A JP 2004196035 A JP2004196035 A JP 2004196035A JP 2002364174 A JP2002364174 A JP 2002364174A JP 2002364174 A JP2002364174 A JP 2002364174A JP 2004196035 A JP2004196035 A JP 2004196035A
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Kazuyoshi Mochizuki
和義 望月
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Abstract

【課題】視認性を向上しつつ安価でかつ薄型軽量のナンバープレートを提供すること。
【解決手段】基板11における所望の位置に形成された文字部分3を暗所において視認可能に発光させる発光部12を備えたナンバープレート10において、前記発光部12が、外光を吸収、蓄光して暗所において自ら発光するように形成されてなること。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ナンバープレートに係り、特に、基板における所望の位置に形成された文字部分を暗所において視認可能に発光させる発光部を備えたナンバープレートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自動車等の車両に使用されるナンバープレートとして、暗所における視認性を向上するために、金属プレートからなる基板に配設された車体別番号等の文字部分を自発的に発光させる発光部を備えた構成が採用されていた。
【0003】
図4乃至図6は、このような発光部を備えたナンバープレートの一例を示したものであり、このナンバープレート1は、金属プレートからなる基板2を有しており、この基板2には、所定の大きさの複数個の文字部分3が刳り抜き形成されている。
【0004】
そして、前記基板2の反視認側となる背面側には、暗所において自ら可視光を発光する発光部4が配設されている。
【0005】
この発光部4は、前記基板2よりもわずかに平面寸法が大きく形成された発光部用基板5を有しており、この発光部用基板5における前記各文字部分3(前記基板2の刳り抜き部分)に臨む位置には、通電によって発光する複数個のエレクトロルミネッセンス部7が、各文字部分3を反視認側から遮蔽し得る大きさにわたって形成されている。
【0006】
これら複数個のエレクトロルミネッセンス部7は、前記発光部用基板5の隅部に形成された接続部8を介して車両本体に配設された図示しないバッテリ等の電源と電気的に接続されている。
【0007】
従って、電源を用いて前記エレクトロルミネッセンス部7に通電することによってこのエレクトロルミネッセンス部7を発光させ、この発光による光が、前記基板2の刳り抜き部分からなる文字部分3を通って視認側に透過することによって、この文字部分3が発光した状態で視認されるようになっている。
【0008】
さらに、発光部4として、前記エレクトロルミネッセンス部7以外にも、例えば電球や発光ダイオード等を用いて発光を行う構成も知られている。
【0009】
【特許文献1】
特開平8−310298号公報
【特許文献2】
特開平10−129344号公報
【特許文献3】
特開平11−314548号公報
【特許文献4】
特開2001−18733号公報
【特許文献5】
特開2002−127843号公報
【特許文献6】
実用新案登録第3055628号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のナンバープレート1においては、文字部分3を発光させるためにバッテリ等の電源から電力を供給する必要があったため、電力消費によるコストがかかってしまっていた。
【0011】
また、電源と、エレクトロルミネッセンス部7等の発光素子との間に断線が生じた場合は、文字部分3を適正に発光させることができず、ナンバープレート1を有効に機能させることができなかった。
【0012】
さらに、電力の供給によって文字部分3を発光させるために、ある程度の部品点数および部品の設置スペースを確保しなければならず、この結果、構成が大型化するとともに、コストがさらに上昇してしまっていた。
【0013】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、視認性を向上しつつ安価でかつ薄型軽量のナンバープレートを提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の請求項1に係るナンバープレートの特徴は、基板における所望の位置に形成された文字部分を暗所において視認可能に発光させる発光部を備えたナンバープレートにおいて、前記発光部が、外光を吸収、蓄光して暗所において自ら発光するように形成されてなる点にある。
【0015】
そして、このような構成を採用したことにより、電力供給を要さずに発光部を発光させることができ、この結果、電力消費の問題を解消し、かつ、部品点数を削減して厚みを薄く形成することができる。
【0016】
請求項2に係るナンバープレートの特徴は、請求項1において、前記発光部が、蓄光と発光とを半永久的に繰り返し得るように形成されてなる点にある。
【0017】
そして、このような構成を採用したことにより、文字部分の視認性を半永久的に良好な状態に維持することができる。
【0018】
請求項3に係るナンバープレートの特徴は、請求項1または請求項2において、前記発光部が、樹脂材料と蓄光剤とを混練することによって成形されてなる点にある。
【0019】
そして、このような構成を採用したことにより、さらに安価でかつ簡易な構成によって発光部を形成することができる。
【0020】
請求項4に係るナンバープレートの特徴は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記発光部は、前記基板における前記発光部の形成部位に形成された刳り抜き部を介して前記基板と同一平面上に取付けられてなる点にある。
【0021】
そして、このような構成を採用したことにより、さらに厚みを薄く形成することができ、発光部を基板に安定的に固定することができる。
【0022】
請求項5に係るナンバープレートの特徴は、請求項3または請求項4において、前記蓄光剤が、Al2 3 を含有してなる点にある。
【0023】
そして、このような構成を採用したことにより、外光を吸収した後の発光部の残光時間を長くとることができ、視認性をさらに向上することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るナンバープレートの実施形態について図1乃至図3を参照して説明する。
【0025】
なお、従来と基本的構成の同一若しくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
【0026】
図1乃至図3に示すように、本実施形態におけるナンバープレート10は、金属プレート等からなる基板11を有しており、この基板11には、車体識別番号等の文字部分3が刳り抜き形成されている。
【0027】
そして、前記基板11における前記文字部分3の形成位置には、この文字部分3を暗所において視認可能に発光させる発光部12が、前記文字部分3の刳り抜きを遮蔽するように配設されている。より具体的には、前記発光部12は、各文字部分3に沿うようにして各文字部分3よりもその縁部がわずかに外側に膨出するような平面形状に形成されているとともに、前記基板11よりもわずかに厚みが厚く形成され、各文字部分3の刳り抜きを介して前記基板11と同一平面上に取付けられている。
【0028】
従って、従来のように発光部12を基板11の背面に配設する構成に比べて厚みを薄く形成することができ、かつ、文字部分3の刳り抜きを介して発光部12を基板11に安定的に固定することができるようになっている。
【0029】
また、本実施形態において、前記発光部12は、太陽光や蛍光灯の紫外線等の外光を吸収、蓄光して、暗所において自ら発光するように形成されている。
【0030】
すなわち、前記発光部12は、例えば、緑色の透明プラスチック等の樹脂材料と、外光を吸収、蓄光して暗所において可視光を放出する蓄光剤とを混練することによって成形されている。
【0031】
このように発光部12を形成することによって、従来のように文字部分3を発光させるために電源を用いる必要がなくなり、電力消費の問題を解消することができるようになっている。また、部品点数および設置スペースを削減して厚みを薄く形成することができ、さらに製造コストを安価にすることができるようになっている。
【0032】
なお、前記蓄光剤としては、Al2 3 を含有したものを用いることが好ましい。
【0033】
この場合、外光を吸収した後の発光部12の残光時間を長くとることができるので視認性をさらに向上することができ、さらに、有害物質を含まないので安心して使用することができる。
【0034】
さらに、前記蓄光剤として、蓄光と発光を半永久的に繰り返すことができるものを用いて前記発光部12を形成することが好ましい。その場合、蓄光剤として例えばパーマグロウ(株式会社メディック製)を用いるようにしてもよい。このパーマグロウは、X線解析図から見る結晶組織が、SrAl2 2 であることと、Al2 3 として、主にα型のAl2 3 と微量のθ型のAl2 3 とが存在することを確認することができる。このパーマグロウに例示するような組成からなる蓄光剤を用いれば、発光部12が蓄光と発光を半永久的に繰り返すことができ、文字部分3の視認性を半永久的に良好な状態に維持することができる。
【0035】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0036】
本実施形態において、ナンバープレート10を使用するには、予め発光部12に外光を照射することによって、この外光を前記発光部12によって吸収、蓄光させておく。
【0037】
そして、このように発光部12に外光を蓄積させたナンバープレート10を運転等の際に暗所におくと、前記発光部12が自ら可視光を発光する。
【0038】
このとき、従来のように発光部4を発光させるために電源から電力を供給する必要がないため、自動車のバッテリ等に負担をかけることなく文字部分3を発光させることができ、さらに、断線の虞もないため、ナンバープレート10を安定的に機能させることができる。
【0039】
また、蓄光剤によって外光の吸収と発光とを半永久的に繰り返すことができるため、故障等による構成部品の取り替えを要せず、継続的に使用することができる。
【0040】
なお、本発明は前記実施形態のものに限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の請求項1に係るナンバープレートによれば、視認性に優れた安価で薄型軽量のナンバープレートを実現することができる。
【0042】
請求項2に係るナンバープレートによれば、請求項1に係るナンバープレートの効果に加えて、ナンバープレートの機能を半永久的に良好な状態に維持することができ、製品寿命を向上することができる。
【0043】
請求項3に係るナンバープレートによれば、請求項1または請求項2に係るナンバープレートの効果に加えて、さらに安価で薄型軽量のナンバープレートを実現することができる。
【0044】
請求項4に係るナンバープレートによれば、請求項1乃至請求項3に係るナンバープレートの効果に加えて、さらに薄型軽量のナンバープレートを実現することができる。
【0045】
請求項5に係るナンバープレートによれば、請求項3または請求項4に係るナンバープレートの効果に加えて、さらに発光部の視認性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るナンバープレートの実施形態を示す正面図
【図2】図1の側面図
【図3】図1のA−A断面図
【図4】従来のナンバープレートの一例を示す正面図
【図5】図4の側面図
【図6】図1の内部構成図
【符号の説明】
3 文字部分
10 ナンバープレート
11 基板
12 発光部

Claims (5)

  1. 基板における所望の位置に形成された文字部分を暗所において視認可能に発光させる発光部を備えたナンバープレートにおいて、
    前記発光部は、外光を吸収、蓄光して暗所において自ら発光するように形成されてなることを特徴とするナンバープレート。
  2. 前記発光部は、蓄光と発光とを半永久的に繰り返し得るように形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のナンバープレート。
  3. 前記発光部は、樹脂材料と蓄光剤とを混練することによって成形されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナンバープレート。
  4. 前記発光部は、前記基板における前記文字部分を刳り抜いた刳り抜き部を介して前記基板と同一平面上に取付けられてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のナンバープレート。
  5. 前記蓄光剤は、Al2 3 を含有してなることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のナンバープレート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006132502A1 (en) * 2005-06-08 2006-12-14 Chae-Wan Park License plate having a retro-reflective letter portion for a vehicle and manufacturing method therefor
WO2007023529A1 (ja) * 2005-08-23 2007-03-01 Yugengaisya Ushiozaimu 発光型自動車用ナンバープレート
JP2012517375A (ja) * 2009-02-09 2012-08-02 オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド エアバッグエンブレムを照明する非電気的方法

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