JP2004190652A - Rotary fluid energy converter - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静圧タイプの流体ポンプまたはモータとして使用する回転形流体エネルギ変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本件発明者は先に回転形流体エネルギ変換機(特公平7−54113号公報参照)を提案したが、このエネルギ変換機はポリゴンリング(トルクリング)各辺の中心位置に嵌合穴を形成し、各穴毎に静圧軸受シューを嵌合させ、ポリゴンリングの各辺ごとに偶力を構成することにより、トルクリングの支持軸受の荷重を軽減している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の回転形流体エネルギ変換機にあっては、ポリゴンリング外面に各辺ごとに静圧軸受シューを挿入していたため、下記のような多くの欠点があった。
1)静圧軸受シューは高速運転時に2000G以上の大きな遠心力を受けるので、静圧バランスが崩れてシュー外面のpv値が大となり、焼付き易くなる。
2)従ってシューを軽量化する必要があり、材質に軽合金を採用せざるを得ないが、軽合金は滑り軸受性能があまり良好なものがない。
3)やむを得ず焼き付を防止するため、シューの表面に二硫化モリブデンの皮膜コーティングを施す必要があり、コストアップの要因となる。
4)シューは傾動可能に嵌合され、上記の理由で静圧バランスはオーバーバランス気味にせざるを得ないので、個々の静圧軸受からの洩れ流量を抑えることが難しくシューの個数も多いため容積効率の低下を招く
5)シュー外端面と摺接し静圧軸受を構成すべきフロントケース内面は、高速摺動面として必要な面粗さ・表面硬度および凹球面形状精度を満足しなければならないため、フロントケース内面に別個のライニングを嵌め込む必要がある。
6)前記焼入れ鋼製ライニングリングの内面凹球面形状の仕上げには、専用のラップ装置による長時間の作業が必要で、コストアップの要因となる。
7)シューは半回転ごとに高圧と低圧を頻繁且つ高速に繰り返すので、シューのリングシール等の耐久性に関して不利である。
8)シューは傾動可能に嵌合されリングシールの摩擦だけで嵌合穴の中に保持されているので、組立の際にシューが脱落せぬよう充分な注意が必要である。
9)ポリゴンリングのシュー用嵌合穴の加工も複雑で精度を要するのでコストアップの要因となるうえ、ポリゴンリングの剛性も低下する。
10)シューの加工も複雑で精度を要し、必要個数も多いのでコストアップの要因となる。
上記の諸欠点を無くし、偶力式の特長を活かしながら静圧軸受の漏れ損失を少なくし、加工・組立も簡単容易化された回転形流体エネルギ変換機を実現する。
【0004】
本発明は、ポリゴンリングの各内側平面が各シリンダ内圧力によって受ける外向きの半径方向力を、ピントル高圧側の半周のシリンダによる半径力と、ピントル低圧側の半周のシリンダによる半径力の2グループにまとめ、夫々を一括して半径方向荷重を打消すようにすることにより、上記課題を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の回転形流体エネルギ変換機においては、図1に示すように、ポリゴンリング4の各辺中央の嵌合穴を廃止し、その外周面を球面状の平滑面に仕上げ、ポリゴンリングを覆うフロントケースの球面状内面のピントル高圧ポート側半周に複数の静圧パッドを配置し、そのパッドに高圧ポートの圧力を導入する。
【0006】
高圧ポート側半周に配置するパッドの個数は、椀状のポリゴンリングが片持ちであるので、椀の縁の剛性を考慮して歪を一定値以下におさえるためには、小型機器でも2個以上が必要であり、複数のパッドをリングの開口端の歪が充分小さくなる位置を選んで配置する必要がある。
このように、シューの替わりに静圧パッドをポリゴンリング外面に適宜配置し摺接させることにより、前記10項目の欠点はすべて解決される。
とくに本発明者が提唱する定圧力源システム(運動・位置のエネルギの回収・再利用が可能な高度の省エネルギシステム)に使用する場合、両ポートの一方は常に低圧であるので低圧ポート側半周の静圧パッドは不要となり、パッドの数は半分ですむので更に有利である。
【0007】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図はシリンダ数7の可変ポンプ/モータに適用した場合の実施例であり、図1は図2の1−1断面(軸断面、ただし静圧パッド6を示すためフロントケース断面は回転表示)を現し、図2は図1の2−2矢視(ただしシリンダーブロック2を除外して表示)を示す。 可変式の場合、ピントル1はリヤーケース7に設けられた台形溝でガイドされて、図1の紙面に直角の方向に移動して偏心量を変えることができ、シリンダーブロック2との嵌合部はテーパー(裁頭円錐)になっている。そしてシリンダ中心軸はテーパー面にほぼ直角になっているので、ポリゴンリング4の内面の各辺がシールブッシュ3から受ける外向き半径力は入出力軸の方に傾いている。
【0008】
シリンダ数が7であるから、高圧側半数の3〜4本のシールブッシュが回転に伴って入れ代り立ち代り高圧になり、ポリゴンリング4の内面を押す。
Fs3で図示される力ベクトルは(シールブッシュ3本が高圧となり)ポリゴンリング半周の3辺が受ける外向き半径力の合力を示し、Fs4で図示される力ベクトルは(シールブッシュ4本が高圧となり)リング半周の4辺が受ける外向き半径力の合力を示す。従って図1上部に拡大表示されるようにFs3、Fs4の半径方向分力は相等しいが軸方向分力は3対4となる。
【0009】
ポリゴンリング4の外周面は球面状の平滑面に仕上げられ、盃を伏せた形の静圧パッド6はフロントケース5に設けられた保持穴により球面中心方向に保持され、バネ力でポリゴンリング外周面に軽く圧接される。そして、静圧軸受6の背面にはその静圧パッド側のシリンダに通じるポート圧力が導入される。
【0010】
図2はリヤーケース7とピントル1およびシリンダーブロック2を取り除いて、偶力式可変ポンプ/モータを反軸端側から見た状態を表し、(定圧力源システム等に使用する場合のように)常に圧力の低い側(図の右側半周)の静圧パッドを省略した可変ポンプ/モータを示す。
フロントケースに設けられた一対の保持穴の内径に静圧軸受6、6’が嵌合するが、保持穴の位置・方向および内径はその面積に上記導入圧力を乗じた力の合力(図1のFp)が図1のFs3とFs4の平均力ベクトルを相殺するように設定される。
【0011】
【発明の効果】
図2上部の拡大表示について説明すれば、図2は軸方向に視ているので、力ベクトルの長さはその半径方向(軸直角方向)分力の大きさを表す。
従ってシールブッシュがポリゴンリングを内側から押す力ベクトルの半径方向分力の長さは3本が高圧の時も4本が高圧の時も同じであり、これをFsrで示す。
Fsrは破線で示すように回転に伴ってその方向が平均中央方向より両側にそれぞれ(90°/シリンダ本数)の角度の幅で頻繁に振れ動いているが、実用上は負荷の慣性などで変動が吸収されるので破線は無視することができ、平均中央ベクトルで考えてよい。
【0012】
従って力ベクトルFpの半径方向分力Fprと上記Fsrとで偶力(互いに大きさが等しく、方向が反対でオフセットしている一対の力=純粋の回転力)を構成し、偶力の大きさと回転力の正逆はピントル1の偏心量Eの大きさと偏心方向の正負に対応する。
これが入出力軸(ポリゴンリングと一体)のトルクとなるが、偶力であるため入出力軸を支持する軸受には(外力以外の)荷重は殆ど掛からない。
【0013】
偶力を構成する一方の力Fsrはシールブッシュ3の外側端面の液圧ポケット内の高圧液がポリゴンリングを内側から押す力によるものであり、他方の力Fprは静圧パッド6の内側端面の液圧ポケット内の高圧液がポリゴンリングを外側から押す力によるものである。
従って、従来のポンプ/モータのように、トルクを発生する過程で固体が固体を押すような所がどこにも無く、しかも純粋の回転力といえる偶力を入出力軸に与えるところから発明者はFluid Force Couple式ポンプ/モータと呼んでいる。
【0014】
別の見方から云えば、FFC式ポンプ/モータはその内部の部品はすべて静圧バランスを保ちながら作動液中にフローティングしており、強く押し付け合いながら摺動する箇所が無いので、従来のポンプ/モータに比べて基本的に下記のような多くの特長を備えている。
A)転がり軸受の荷重が小さい。
従って、1)小型軽量になる
2)低価格になる
3)低騒音である
B)内部部品はすべて圧力バランス、
従って、4)摩擦損失が少なく機械効率が高い
5)始動時のstick−slipが無い
6)作動液の潤滑性が不要
7)高圧高速運転が可能
8)耐久性・信頼性が高い
C)シールブッシュにラジアル力が加わらないのでピストンリング装着可能
唯一残っているシリンダー/ピストン間の直径差による隙間(他の部品間はすべて密着シール)もゼロにすることができる。
従って、9)洩れ損失が少なく容積効率が高い
10)低粘度液の使用が可能
11)高温時の効率低下が小
D)可変容量制御は(従来の角度制御でなく)ピントルの変位制御である。
従って、12)制御の線形性が良い
13)制御の応答性が良い
E)シリンダの底の油路が広い
従って、14)高速運転時の効率低下が小
【0015】
本出願の機器はいわゆる油圧コンポーネントの中で主要な位置を占め、省エネ化の見地から今後益々重要性を増してくると思われる可変ポンプ/モータの1種である。
本出願の改良によってシューに基づく前記10項目の欠点が一掃されれば従来他社の可変ポンプ/モータには無いFFC式本来の上記14項目の特長が認知されるようになり、FFC式可変ポンプ/モータが広く普及することによって油圧システムの省エネルギ化・高度化に貢献できるものと考える。
【0016】
なお、複数の静圧パッドの内向き力ベクトルの合力Fpの位置に一個の静圧パッドをフロントケースに設ければ(理論的・定性的には)同じ効果がえられるが、下記のような理由により製品の体積・重量の増加を招き、小型軽量・高応答性という電気駆動に比較した場合の最大の特長を弱めることになる。(図4参照)
1)ポリゴンリング4の歪を抑えるために外面の球面半径を増やす必要があり、回転部の慣性が増す。
2)ポリゴンリングの外径増大につれてフロントケース5の内径も大きくなる。
3)静圧パッド6の受圧面積も(2個の場合の)2倍弱とパッドが大型になる
4)3)につれて、静圧パッド保持穴の深さ・直径ともに増大する。
5)それにつれて強度上からも、フロントケース5の厚みが増大する。
6)複数パッドの合力ベクトルの方向(図1Fp参照)に(径・深さ共に大きい)保持穴を設ける必要があり、フランジ取付け型の場合、軸端方向にフロントケースや入出力軸を延長することになる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた可変容量型の液圧ポンプ/モータの軸断面図であり、静圧パッドによる転がり軸受荷重の相殺・軽減を説明した図面である。
【図2】図1の2−2矢視に相当し、本発明を用いた可変容量型の液圧ポンプ/モータの回転力が偶力によることを説明した図面である。
【符号の説明】
1.ピントル 2.シリンダーブロック
21.シリンダ 3.シールブッシュ
4.ポリゴンリング 5.フロントケース
6.静圧パッド 7.リヤーケース
Fs:シールブッシュの外向き力ベクトル
Fp:静圧パッドの内向き力ベクトルの合力
【図3】比較のため静圧シューを使用した場合を示す図面である。
【符号の説明】
1.ピントル
2.シリンダーブロック、 3.シールブッシュ、
4.ポリゴンリング、 5.フロントケース
6.静圧シュー、 7.ライニングリング
【図4】図1と比較のため静圧パッドを1個使用した場合を示す図面である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotary fluid energy converter used as a hydrostatic fluid pump or motor.
[0002]
[Prior art]
The inventor of the present invention has previously proposed a rotary fluid energy converter (see Japanese Patent Publication No. 7-54113). This energy converter has a fitting hole formed at the center of each side of a polygon ring (torque ring). The load on the support bearing of the torque ring is reduced by fitting a hydrostatic bearing shoe into each hole and forming a couple on each side of the polygon ring.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional rotary fluid energy converter, since the hydrostatic bearing shoes are inserted into the outer surface of the polygon ring for each side, there are many disadvantages as described below.
1) Since the static pressure bearing shoe receives a large centrifugal force of 2000 G or more during high-speed operation, the static pressure balance is lost, and the pv value on the outer surface of the shoe becomes large, and seizure becomes easy.
2) Therefore, it is necessary to reduce the weight of the shoe, and it is inevitable to use a light alloy as the material. However, there is no light alloy having a very good sliding bearing performance.
3) It is necessary to apply a molybdenum disulfide film coating on the shoe surface in order to prevent burning inevitably, which causes an increase in cost.
4) The shoes are fitted so as to be tiltable, and the static pressure balance must be slightly overbalanced for the above reasons. Therefore, it is difficult to suppress the leakage flow rate from the individual static pressure bearings, and the number of shoes is large. 5) The inner surface of the front case, which is to be in sliding contact with the outer end surface of the shoe to form the hydrostatic bearing, must satisfy the surface roughness and surface hardness required for a high-speed sliding surface and the concave spherical shape accuracy. However, it is necessary to fit a separate lining on the inner surface of the front case.
6) In order to finish the inner concave spherical shape of the quenched steel lining ring, a long-time operation by a special lapping device is required, which causes an increase in cost.
7) Since the shoe repeatedly and frequently switches between high pressure and low pressure every half rotation, it is disadvantageous in terms of durability such as a ring seal of the shoe.
8) Since the shoe is tiltably fitted and held in the fitting hole only by the friction of the ring seal, sufficient care must be taken so that the shoe does not fall off during assembly.
9) The processing of the shoe fitting hole of the polygon ring is also complicated and requires precision, which causes an increase in cost and reduces the rigidity of the polygon ring.
10) The processing of the shoes is also complicated and requires high precision, and the number of required shoes is large, which causes an increase in cost.
A rotary fluid energy converter that eliminates the above-mentioned drawbacks, reduces the leakage loss of the hydrostatic bearing while making use of the features of the couple type, and facilitates machining and assembly.
[0004]
The present invention relates to two groups of radial forces outwardly applied to each inner plane of the polygon ring by each cylinder pressure, a radial force by a half-circle cylinder on the pintle high-pressure side and a radial force by a half-circle cylinder on the pintle low-pressure side. The above-mentioned problem is to be solved by collectively canceling the radial load.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the rotary fluid energy converter of the present invention, as shown in FIG. 1, a fitting hole at the center of each side of the
[0006]
Since the bowl-shaped polygon ring is cantilevered, the number of pads arranged on the high pressure port side half-circle is two or more even for small equipment in order to keep the distortion below a certain value in consideration of the rigidity of the edge of the bowl. It is necessary to select and arrange a plurality of pads at a position where the distortion at the opening end of the ring is sufficiently small.
As described above, by properly arranging the static pressure pad on the outer surface of the polygon ring instead of the shoe and slidingly contacting the same, all of the disadvantages of the ten items can be solved.
In particular, when used in a constant pressure source system proposed by the present inventor (an advanced energy saving system capable of recovering and reusing the energy of movement and position), one of the two ports is always at a low pressure, so that the low pressure port side half circumference is used. The static pressure pad is unnecessary, and the number of pads is reduced to half, which is more advantageous.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described based on examples with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an embodiment in which the present invention is applied to a variable pump / motor having 7 cylinders. FIG. 1 is a sectional view taken along a line 1-1 in FIG. 2 shows a view taken in the direction of arrow 2-2 in FIG. 1 (excluding the cylinder block 2). In the case of the variable type, the
[0008]
Since the number of cylinders is 7, three or four seal bushes, which are half of the high pressure side, take turns and become high pressure in accordance with the rotation, and press the inner surface of the
The force vector illustrated by Fs3 indicates the resultant force of the outward radial forces received on three sides of the half circumference of the polygon ring (three seal bushes become high pressure), and the force vector illustrated by Fs4 indicates (the four seal bushes become high pressure). ) Shows the resultant force of the outward radial forces received on the four sides of the ring half circumference. Therefore, as shown in the enlarged view in the upper part of FIG. 1, the radial component forces of Fs3 and Fs4 are equal, but the axial component force is 3 to 4.
[0009]
The outer peripheral surface of the
[0010]
Fig. 2 shows the couple variable pump / motor viewed from the opposite shaft end side with the rear case 7, the
The
[0011]
【The invention's effect】
Explaining the enlarged display at the top of FIG. 2, since FIG. 2 is viewed in the axial direction, the length of the force vector represents the magnitude of the component force in the radial direction (perpendicular to the axis).
Therefore, the length of the force component in the radial direction of the force vector by which the seal bush presses the polygon ring from the inside is the same when three are high and four are high, and this is indicated by Fsr.
As shown by the broken line, Fsr frequently fluctuates with rotation at an angle width of (90 ° / number of cylinders) to both sides from the average center direction, but fluctuates due to inertia of the load in practical use. Is absorbed, so that the broken line can be ignored, and it can be considered as an average central vector.
[0012]
Therefore, a couple force (a pair of forces having the same magnitude and offset in opposite directions = pure rotational force) is constituted by the radial component force Fpr of the force vector Fp and the above-described Fsr. The reversal of the rotational force corresponds to the magnitude of the eccentricity E of the
This is the torque of the input / output shaft (integral with the polygon ring), but since it is a couple, almost no load (other than external force) is applied to the bearing supporting the input / output shaft.
[0013]
One force Fsr constituting the couple is due to the force of the high pressure liquid in the hydraulic pocket on the outer end face of the
Therefore, unlike the conventional pump / motor, there is no place where the solid pushes the solid in the process of generating the torque, and the couple gives a pure rotational force to the input / output shaft. It is called a Fluid Force Couple pump / motor.
[0014]
From another point of view, the FFC pump / motor has a conventional pump / motor because all the internal components are floating in the hydraulic fluid while maintaining the static pressure balance, and there is no place to slide while pressing strongly. Compared to motors, it basically has the following many features.
A) The load on the rolling bearing is small.
Therefore, 1) small size and light weight 2) low cost 3) low noise B) all internal parts are pressure balanced,
Therefore, 4) low friction loss and high mechanical efficiency 5) no stick-slip at start-up 6) no lubrication of hydraulic fluid is required 7) high pressure and high speed operation is possible 8) durable and reliable C) seal Since no radial force is applied to the bush, the only remaining gap that can be mounted on the piston ring is the gap due to the difference in diameter between the cylinder and piston (all other parts are tightly sealed).
Therefore, 9) low leakage loss and high volumetric efficiency 10) low viscosity liquid can be used 11) small decrease in efficiency at high temperature D) Variable displacement control is pintle displacement control (instead of conventional angle control) .
Therefore, 12) good control linearity 13) good control responsiveness E) The oil path at the bottom of the cylinder is wide, and 14) the decrease in efficiency during high-speed operation is small.
The device of the present application occupies a major position in so-called hydraulic components, and is a type of variable pump / motor that is expected to become more and more important from the viewpoint of energy saving.
If the ten drawbacks based on the shoe are eliminated by the improvement of the present application, the features of the above-mentioned fourteen FFC-type variable pumps / motors which are not found in the conventional variable pump / motor can be recognized, and the FFC type variable pump / We believe that the widespread use of motors will contribute to energy saving and upgrading of hydraulic systems.
[0016]
If one static pressure pad is provided on the front case at the position of the resultant force Fp of the inward force vectors of the plurality of static pressure pads, the same effect can be obtained (theoretically and qualitatively). For this reason, the volume and weight of the product are increased, and the greatest features of the small size, light weight and high responsiveness as compared with the electric drive are weakened. (See Fig. 4)
1) In order to suppress the distortion of the
2) The inner diameter of the
3) The pressure receiving area of the
5) The thickness of the
6) It is necessary to provide a holding hole (large in both diameter and depth) in the direction of the resultant force vector of a plurality of pads (see FIG. 1Fp), and in the case of a flange mounting type, extend the front case and the input / output shaft in the shaft end direction. Will be.
[0017]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an axial cross-sectional view of a variable displacement hydraulic pump / motor using the present invention, and is a drawing for explaining offset and reduction of a rolling bearing load by a hydrostatic pad.
FIG. 2 is a drawing corresponding to a view taken in the direction of arrow 2-2 in FIG. 1 and explaining that the rotational force of a variable displacement hydraulic pump / motor using the present invention is due to couple force.
[Explanation of symbols]
1. Pintle 2. Cylinder block 21.
[Explanation of symbols]
1. Pintle 2. 2. cylinder block, Seal bush,
4. Polygon ring, 5.
Claims (1)
ケーシングで保持される複数の静圧パッド(6)(6’)を設け、それらをピントルの高圧ポートに対応するポリゴンリングの半周の外面に摺接させ、パッドによる内向き半径力の合力が、ピントルの高圧側半周のシールブッシュより受ける外向き半径力の合力とにより偶力を構成し、その結果ポリゴンリングの軸受荷重をほぼ打消すことを特長とする回転形流体エネルギ変換機。A cylinder block (2) that engages with the pintle (1) and radially forms a plurality of cylinders (21); and a seal bush (3) that fits into each cylinder of the cylinder block and has a flat outer end surface. A polygon ring (4) whose end face is in close contact with its inner flat surface, and a casing that supports the pintle and covers the polygon ring, wherein the polygon ring is rotatably supported around its central axis. In the converter,
A plurality of static pressure pads (6) (6 ') held by the casing are provided, and they are slid into contact with the outer surface of a half circumference of the polygon ring corresponding to the high pressure port of the pintle. A rotary fluid energy converter characterized by forming a couple by a resultant force of an outward radial force received from a seal bush on a half circumference of a pintle on a high pressure side, thereby substantially canceling a bearing load of a polygon ring.
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070522 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071002 |