JP2004188324A - Shredder dust separation method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃家電(家庭用電気器具)や廃自動車等の産業廃棄物のシュレッダーダストを組成に応じて選別する選別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
廃家電や廃自動車のシュレッダーダストをリサイクルする技術開発は以前から行われていたが、多くは比重差を利用した方法や物質による帯電のし易さの違いを利用するものが多かった。しかしながら、これらには以下のような難点があった。即ち、比重差を利用した前者の方法には、分別対象としてのシュレッダーダストが比重が似通った種々雑多な物質から構成されており、且つ粒度分布が広いことから、精密な分離は困難であるという難点があった。又帯電性を利用した後者の方法には、湿度の影響を強く受けやすく且つ球形をしたプラスチックスや繊維状のプラスチックスの分離には不向きで、効率良い分別ができないという難点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
こうしたことから、上記のようなシュレッダーダストは所期の種別のものに適正に分別されず、最終的には、多くのSDが埋立処分を余儀なくされる状況にあった。又、SDの一部は焼却処分されることもあった。しかしながら、上記のような埋立や焼却の処分をすると、重金属の土中への溶出や、処分場の激減又、大気中へのダイオキシンの放出等の種々の環境問題が発生するのが避けられない。
【0004】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、SDを適切に分別して所期の種別のものとして回収し、資源の有効活用を可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のシュレッダーダスト選別装置は、廃家庭用電気器具や廃自動車等の産業廃棄物のシュレッダーダストから、少なくとも非鉄金属を含む非鉄金属ダストと、少なくともプラスチックを含むプラスチックダストと、の混合物を取り出し、これに磁性粉を混入して攪拌して静電気力を発生させ、その静電気力により前記磁性粉を前記プラスチックダストの表面に付着させ、前記磁性粉が付着した前記プラスチックダストと前記非鉄金属とを磁気選別により分別することにより前記プラスチックダストと前記非鉄金属とを分別することを特徴とするものとして構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態を示すフローチャートである。このフローチャートに沿って実施形態を説明する。
【0007】
先ず、ステップS11〜S13について鑑みる。これらのステップは、一般的に前処理として行われている処理であり、いわゆるシュレッダーダストを得るための処理である。即ち、対象とするダストを破砕し(S11)、磁選により鉄を回収する(S12)。この後、風選により非鉄金属を回収する(S13)。
【0008】
次に、剥離処理を行って(S14)、被覆銅線から被覆をはがして、銅線と被覆とに分離する。例えば減容機を用いる。つまり、上記ステップS13の処理を経たダストを減容機により圧縮する。これにより被覆銅線の被覆は発熱し、溶融し、固化する。この固化した被覆を破砕することにより、被覆銅線は、銅線本体と被覆とに分離する。
【0009】
次に、ステップS15に移る。シュレッダーダスト中の、銅および塩化ビニルを効率よく回収するためには、先ず、シュレッダーダストを10mm以下に破砕する(S15)。
【0010】
引き続き、この破砕物に混入しているステンレスをステンレス分別装置(磁場強度15000G以上が好ましい)により回収する(S16)。
【0011】
引き続き、残りのシュレッダーダストに混入している非鉄金属を、非鉄金属分別装置(磁場強度4500G以上が好ましい)により回収する(S17)。これにより、残りのシュレッダーダストには、主に、銅、塩化ビニル(PVC)、PVC以外のプラスチックが含まれる。
【0012】
次に、以上の処理を備えたダストを3〜5mm以下に破砕する(S18)。これにより、廃家電・廃自動車ダスト粉砕物が得られる。
【0013】
上記廃家電・廃自動車ダスト粉砕物は、次に、図2に沿って処理される。
【0014】
図2において、先ずステップS21の比重選別及びゲート調整の処理を行う。ここでは、汎用の比重選別装置により、従来と同様にしてダストを、重量物、中間物、軽量ダスト(軽量物)に分ける。この比重選別装置は汎用されているので、詳しくは説明しないが、簡単には、以下の通りである。ダスト支持板のダストは、前後に3〜4°傾け、左右に4〜6°傾けて設置させる。この支持板には100メッシュの多数の孔を設けてある。振動させながら、下方から風をダスト支持板にほぼ垂直に当てる。これにより、重量物は進行して前方に進み、軽量物は風に吹き上げられて傾斜に従って後方に戻り、中間物は風に吹き上げられてその位置に留まる。これにより、ダストは一列に並んだ状態で上記の3つに分けられる。この動作において、軽量物に非鉄金属が、重量物に軽量物が混入しないように、これらの3つを分けるように排出ゲート調整をする。これにより、中間物は、比較的比重の大きな硬質プラスチック、ゴム等のプラスチックダストと、比較的粒径の小さな非鉄金属(銅細線、アルミニウム、真鍮等)やガラス等の非鉄金属ダストと、が混合されたものとなる。
【0015】
より詳しくは、上記重量物は、アルミニウムや銅等の非鉄金属で、重量が大きく且つ粒径も大きいものである。ここには微量の、例えば1%以下のプラスチック等のダストを含んでいる。ここにおける銅は、電気的接続に用いられる細い銅線をより合わせたリッツ線からなる被覆銅線から得られたようなものは含まず、例えば大電流用の単体の太い銅線等から得られたようなものである。この重量物は、直接産業的に利用可能で、例えばそのまま売却される。
【0016】
上記中間物は、粒径の小さな非鉄金属、特に銅細線が多く、これに小粒径のプラスチック、ゴム等のプラスチックダストが16〜20wt%混入したものである。よって、このままではリサイクルできない。
【0017】
上記のようにして得た3種類の分別物は、図2に示されるようにさらに次段の処理工程に送られる。即ち、軽量ダストは減容化処理される(S27)。重量物は、そのまま、銅、アルミニウム等の非鉄金属として取り出される。中間物は、上述のように、銅細線等の小粒径の非鉄金属と、小粒径のプラスチック、ゴム等のプラスチックダストとが混在したものとなっている。このため、上述のようにそのままではリサイクル不可能である。よって、この中間物を、上記プラスチックダストと非鉄金属ダストとに分別する処理を施す。この処理は、スラップS22〜S26として示される。即ち、上記中間物に、磁性粉タンクから磁性粉を供給添加し(S23)、攪拌して静電気を生じさせ、プラスチック、ゴム等のプラスチックダストの粒子表面に静電気力により磁性粉を付着させる(S22)。磁性粉としては、粒径が10μm以下で、磁性特性は20〜200emu/g程度のものが好ましい。磁性粉の粒径は、上記プラスチックダストのそれに近いのが望ましい。このため、上記プラスチックダストの粒径が小さい場合は、それに合わせて、磁性粉として粒径の小さいものを用いるのが望ましい。本発明者の実験によれば、上記プラスチックダストの径が5mm以下の場合及び3mm以下の場合には、それぞれ磁性粉の粒径を5〜10μm及び5μm以下とすることにより、後述のように、この中間物の分別を効率良く行うことができる。
【0018】
次に、振動させながら篩いにかけて、上記プラスチックダストに過度に付着した余剰な磁性粉を振い落とす。このとき、非鉄金属表面に付着した磁性粉もほとんど振い落とされる。これは、上記プラスチックダストに比べて、非鉄金属表面は滑らかで、磁性粉が付着しにくく、僅かな振動・衝撃で落下するからである。余剰分の磁性粉は磁性粉ホッパからそれのタンクに回収されて、再び使用される(S23)。このステップS24は、非鉄金属に付着した磁性粉をできるだけ振るい落として、回収非鉄金属の純度を上げることが狙いである。篩いの目開きは、本発明者の実験によれば2mm以下がよい。上記プラスチックダストの粒径が小さい場合は、上記目開きをより小さくする必要がある。
【0019】
次に、このようにして余剰な磁性粉を振るい落とした後、定量供給装置によって磁気選別機に送り、磁気選別処理をする(S26)。つまり、比重の軽いプラスチック、ゴム等のプラスチックダストは、その表面に静電気が付着した磁性粉と一体的に吸着、回収される。比重の大きい非鉄金属は、吸着されず、別シュートに分別回収される。この磁気選別機は、ドラム型、吊下型、電磁式、永久磁石式等さまざまなタイプのものが使用可能である。これらいずれのタイプにあっても、上記プラスチックダストと、銅やアルミニウム等の非鉄金属とを分別できるものであればよい。いずれのタイプのものを使用するかは、目的あるいは処理の内容によって決定される。磁場強度としては、500〜4000Gぐらいがよい。
【0020】
プラスチック、ゴム等の前記プラスチックダストは次段で減容化処理されて(S27)、最終的にRDFとされる。ここで得られるRDFは、可及的に銅の含有率の少ないものとして得られる。これにより、このRDFをたとえば炉に入れたとき、銅が少ないことに起因して、炉に対して悪影響を与えることが極力抑制される。なお、このRDF中には、先に添加した鉄(マグネタイト)が含まれている。しかしながら鉄成分が炉に与える悪影響は少ない。本発明者の実験によると、RDF中の銅の含有率は0.5wt%以下となった。
【0021】
また、ステップ26の結果物として得られた非鉄金属は、その先のステップS21によって得られた非鉄金属と共に、そのままリサイクルされる。
【0022】
次に、本発明の選別原理についてもう少し詳しく説明する。
図3は、磁性粉1,1,……がプラスチック、ゴム等のプラスチックダスト2の粒子に付着した状態を示す。付着力は静電力に起因すると考えられる。
【0023】
図4は、図3のように磁性粉1,1,……が付着した前記プラスチックダスト2に、磁石3を近付けたときの各粒子間の力の釣り合いを説明する図である。図4からわかるように、上記のダスト2には重力によるWなる下向きの力が働き、磁性粉1,1,……には吸引力による磁気力wが上向きに働く。磁気力の合計は、磁性粉1,1,……の数をnとすると、nwとなる。よって、
a) W>nwのとき吸着しない
b) W<nwのとき吸着する
となる。a)は非磁性金属(非鉄金属ダスト)にあてはまり、b)は上記プラスチックダスト2にあてはまる。このようにして、前記プラスチックダスト2と前記非鉄金属ダストとが分別される。
【0024】
図5は、本発明の実施結果を示すものである。この実施例では、5mm以下に破砕した自動車シュレッダーダスト(組成:プラスチック11wt%、ゴム9wt%、ガラス13wt%、アルミニウム30wt%、銅37wt%)に、磁性粉をダスト総量の5wt%添加し、1分間攪拌した後、振動フィーダーにて定量切り出しして、吊り下げ型磁気選別機(磁場強度1500G)で磁気分離した。その結果プラスチックおよびゴムは99.5wt%以上のものとして得られた。
【0025】
これに対し従来の静電選別法では、前処理として乾燥処理を完全に行ったとしても除去率は65〜75wt%止まりであった。
【0026】
以上述べたように、本発明の実施形態によれば、以下の特徴が得られる。
1) 広範な粒度分布の処理物に対しても選別効果は低下しない。
2) 湿度の影響をほとんど受けない。
3) 非鉄金属表面(特に銅)には磁性粉が付着しにくいので、回収率純度が高い。
4) ダストを高炉、転炉、電気炉等に熱源あるいは還元剤として利用する場合、磁性粉の影響は全くない。
5) 転式選別方法である。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、廃家電や廃自動車等の産業廃棄物のシュレッダーダストを組成に応じて分別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の処理の1部を示す処理フロー。
【図2】図に続く処理フロー。
【図3】本発明の選別原理を示す説明図。
【図4】本発明の選別原理を示す説明図。
【図5】本発明の効果を確認するために行った実施結果を示すグラフ。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a sorting method for sorting shredder dust of industrial waste such as waste home appliances (household electric appliances) and waste vehicles according to the composition.
[0002]
[Prior art]
Technology development for recycling shredder dust from waste home appliances and end-of-life vehicles has been underway for many years, but many have used methods that utilize the difference in specific gravity or the difference in the ease of charging due to substances. However, these have the following disadvantages. That is, in the former method using the specific gravity difference, since the shredder dust to be separated is composed of various miscellaneous substances having similar specific gravities, and has a wide particle size distribution, it is difficult to perform precise separation. There were drawbacks. Further, the latter method utilizing the chargeability has a drawback that it is easily affected by humidity, is not suitable for separating spherical plastics or fibrous plastics, and cannot be efficiently separated.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
For this reason, the above-mentioned shredder dust was not properly classified into the intended type, and eventually, many SDs were forced to landfill. Also, a part of the SD was sometimes incinerated. However, the disposal of landfills and incineration as described above inevitably causes various environmental problems such as elution of heavy metals into the soil, drastic reduction of disposal sites, and release of dioxin into the atmosphere. .
[0004]
The present invention has been made in view of such a problem, and it is an object of the present invention to appropriately sort SD and collect the SD as an intended type, thereby enabling effective use of resources.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Shredder dust sorting device of the present invention, from the shredder dust of industrial waste such as waste household appliances and end-of-life vehicles, take out a mixture of non-ferrous metal dust containing at least non-ferrous metal and plastic dust containing at least plastic, The magnetic powder is mixed with the mixture and agitated to generate an electrostatic force, and the electrostatic force causes the magnetic powder to adhere to the surface of the plastic dust. The plastic dust to which the magnetic powder adheres and the non-ferrous metal are magnetically separated. The plastic dust and the non-ferrous metal are separated by sorting by sorting.
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a flowchart showing an embodiment of the present invention. The embodiment will be described along this flowchart.
[0007]
First, steps S11 to S13 will be considered. These steps are generally performed as pre-processing, and are processing for obtaining so-called shredder dust. That is, the target dust is crushed (S11), and iron is recovered by magnetic separation (S12). Thereafter, the non-ferrous metal is recovered by wind selection (S13).
[0008]
Next, a peeling process is performed (S14), the coating is peeled off from the coated copper wire, and separated into the copper wire and the coating. For example, a volume reducer is used. That is, the dust that has undergone the processing in step S13 is compressed by the volume reducer. As a result, the coating of the coated copper wire generates heat, melts, and solidifies. By crushing the solidified coating, the coated copper wire is separated into the copper wire main body and the coating.
[0009]
Next, the process proceeds to step S15. In order to efficiently recover copper and vinyl chloride in the shredder dust, first, the shredder dust is crushed to 10 mm or less (S15).
[0010]
Subsequently, the stainless steel mixed in the crushed material is collected by a stainless steel sorting device (magnetic field strength is preferably 15000 G or more) (S16).
[0011]
Subsequently, the non-ferrous metal mixed in the remaining shredder dust is recovered by a non-ferrous metal separation device (magnetic field strength of preferably 4500 G or more) (S17). As a result, the remaining shredder dust mainly contains copper, vinyl chloride (PVC), and plastics other than PVC.
[0012]
Next, the dust provided with the above treatment is crushed to 3 to 5 mm or less (S18). As a result, a crushed waste home appliance / waste car dust can be obtained.
[0013]
The above-mentioned waste household appliances and waste automobile dust pulverized matter are then processed according to FIG.
[0014]
In FIG. 2, first, processing of specific gravity selection and gate adjustment in step S21 is performed. Here, the dust is divided into a heavy material, an intermediate material, and a light-weight dust (light-weight material) by a general-purpose specific gravity sorting device in the same manner as in the related art. Since this specific gravity sorting device is widely used, it will not be described in detail, but is simply as follows. The dust on the dust support plate is tilted 3 to 4 degrees back and forth, and 4 to 6 degrees left and right. This support plate is provided with a large number of holes of 100 mesh. While vibrating, the wind is applied to the dust support plate almost vertically from below. As a result, the heavy object advances and moves forward, the light object is blown up by the wind and returns backward according to the inclination, and the intermediate object is blown up by the wind and stays at that position. Thereby, the dust is divided into the above three in a state of being arranged in a line. In this operation, the discharge gate is adjusted so as to divide these three components so that the non-ferrous metal does not mix into the lightweight material and the lightweight material does not mix into the heavy material. As a result, the intermediate is a mixture of plastic dust such as hard plastic and rubber having a relatively large specific gravity, and non-ferrous metal dust such as non-ferrous metal (copper fine wire, aluminum, brass, etc.) and glass having a relatively small particle size. It was done.
[0015]
More specifically, the heavy object is a non-ferrous metal such as aluminum or copper, which has a large weight and a large particle size. Here, a small amount of, for example, 1% or less of dust such as plastic is contained. Copper here does not include that obtained from a coated copper wire consisting of a litz wire obtained by twisting thin copper wires used for electrical connection, such as a single thick copper wire for large current. It is like. This weight is directly industrially available, for example, sold as is.
[0016]
The intermediate is composed of a non-ferrous metal having a small particle size, particularly a fine copper wire, and plastic dust such as plastic and rubber having a small particle size mixed therein in an amount of 16 to 20 wt%. Therefore, it cannot be recycled as it is.
[0017]
The three kinds of separated materials obtained as described above are further sent to the next processing step as shown in FIG. That is, the lightweight dust is subjected to volume reduction processing (S27). The heavy object is directly taken out as a non-ferrous metal such as copper or aluminum. As described above, the intermediate product is a mixture of a non-ferrous metal having a small particle diameter such as a fine copper wire and a plastic dust such as plastic and rubber having a small particle diameter. Therefore, as described above, it is impossible to recycle as it is. Therefore, a process of separating the intermediate into the plastic dust and the non-ferrous metal dust is performed. This processing is shown as slaps S22 to S26. That is, the magnetic powder is supplied to and added from the magnetic powder tank to the intermediate (S23), and the mixture is stirred to generate static electricity, and the magnetic powder is attached to the surface of the particles of plastic dust such as plastic and rubber by electrostatic force (S22). ). The magnetic powder preferably has a particle size of 10 μm or less and magnetic properties of about 20 to 200 emu / g. The particle size of the magnetic powder is desirably close to that of the plastic dust. For this reason, when the particle size of the plastic dust is small, it is desirable to use magnetic powder having a small particle size in accordance with the small particle size. According to the experiments of the present inventors, when the diameter of the plastic dust is 5 mm or less and 3 mm or less, the particle diameter of the magnetic powder is set to 5 to 10 μm and 5 μm or less, respectively, as described below. This intermediate can be efficiently separated.
[0018]
Next, it is sieved while being vibrated, and excess magnetic powder excessively attached to the plastic dust is shaken off. At this time, the magnetic powder attached to the surface of the non-ferrous metal is almost shaken off. This is because the surface of the non-ferrous metal is smoother than the above-mentioned plastic dust, the magnetic powder is less likely to adhere thereto, and the non-ferrous metal falls due to slight vibration and impact. Excess magnetic powder is collected from the magnetic powder hopper into its tank and used again (S23). This step S24 aims to increase the purity of the recovered non-ferrous metal by shaking off the magnetic powder attached to the non-ferrous metal as much as possible. According to the experiment of the present inventors, the opening of the sieve is preferably 2 mm or less. When the particle size of the plastic dust is small, it is necessary to make the opening smaller.
[0019]
Next, after the surplus magnetic powder is shaken off in this way, it is sent to the magnetic separator by the quantitative supply device, and the magnetic separator is processed (S26). That is, plastic dust such as plastic and rubber having a low specific gravity is adsorbed and collected integrally with the magnetic powder to which static electricity adheres to the surface. Non-ferrous metals having a large specific gravity are not adsorbed and are collected separately in separate chutes. As the magnetic separator, various types such as a drum type, a suspension type, an electromagnetic type, and a permanent magnet type can be used. Any of these types may be used as long as the plastic dust can be separated from non-ferrous metals such as copper and aluminum. Which type is used depends on the purpose or the content of the processing. The magnetic field strength is preferably about 500 to 4000 G.
[0020]
The plastic dust such as plastic and rubber is reduced in volume in the next stage (S27), and finally is made into RDF. The RDF obtained here is obtained as a copper content as low as possible. Thereby, when this RDF is put into, for example, a furnace, adverse effects on the furnace due to low copper are suppressed as much as possible. The RDF contains iron (magnetite) added earlier. However, the adverse effect of the iron component on the furnace is small. According to the experiment of the inventor, the content of copper in the RDF was 0.5 wt% or less.
[0021]
The non-ferrous metal obtained as a result of step 26 is recycled as it is together with the non-ferrous metal obtained in step S21.
[0022]
Next, the sorting principle of the present invention will be described in more detail.
FIG. 3 shows a state in which the
[0023]
FIG. 4 is a view for explaining the balance of forces between the particles when the
a) No adsorption when W> nw b) Adsorption when W <nw a) applies to non-magnetic metal (non-ferrous metal dust) and b) applies to
[0024]
FIG. 5 shows the results of the implementation of the present invention. In this example, magnetic powder was added to automobile shredder dust (composition: plastic 11 wt%, rubber 9 wt%,
[0025]
On the other hand, in the conventional electrostatic sorting method, the removal rate was limited to 65 to 75 wt% even when the drying treatment was completely performed as the pretreatment.
[0026]
As described above, according to the embodiment of the present invention, the following features can be obtained.
1) The sorting effect does not decrease even for processed products with a wide particle size distribution.
2) It is hardly affected by humidity.
3) Since the magnetic powder does not easily adhere to the nonferrous metal surface (particularly, copper), the purity of the recovery rate is high.
4) When dust is used as a heat source or reducing agent in blast furnaces, converters, electric furnaces, etc., there is no influence of magnetic powder.
5) Inverted sorting method.
[0027]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the shredder dust of industrial wastes, such as a waste electric appliance and a waste car, can be fractionated according to a composition.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a processing flow showing a part of processing according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a processing flow following the figure.
FIG. 3 is an explanatory view showing a sorting principle of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a sorting principle of the present invention.
FIG. 5 is a graph showing the results of an experiment performed to confirm the effects of the present invention.
Claims (5)
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-
2002
- 2002-12-11 JP JP2002359842A patent/JP2004188324A/en active Pending
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JP2007125498A (en) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Topy Ind Ltd | Recycling method of shredder dust |
JP4593443B2 (en) * | 2005-11-04 | 2010-12-08 | トピー工業株式会社 | Recycling method of shredder dust |
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