【０００１】
【産業上の利用分野】
この発明は、複数分の麺を同時に茹でることができるようにした麺類茹で装置において、全食分又はそれより少ない麺を茹でる場合において、それぞれそれに相応する熱量のガスを燃料として供給することができ、これによってガス消費を節約することができるようにした麺類茹で装置及びこれに用いる麺収納用籠に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来麺を茹でるための、特に業務用の茹で装置は存在し、これを従来の茹で槽においても茹でようとする食数分に対応してガス調整栓が配設されていた。
【０００３】
すなわち、例えば６食分の麺を茹でることができる茹で槽においては、この茹で槽に円筒状の麺収納籠用フォルダーを設置し、この麺収納籠用フォルダーに麺を収納した把手付きの籠を挿し込んで茹でるのであるが、需要如何によっては常に６食分を茹でるとは限らないので、例えば２食分を茹でる際には、他の４本の麺収納籠用フォルダーに蓋をする等して茹で、かつ２食分相当の熱量とするために、２食分対応にガス栓を開閉し、他の４食分のガス栓を閉とするものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこの従来例におけるガス調整栓が、茹で槽の壁部に取り付けられていたので、その操作には、屈むという姿勢を切り返し強いられ、または作業員が人為的にガス栓を閉の状態にすることが煩わしいためか、ガス栓を閉とせず、全ガス栓を全開の状態のまま使用するため、ガスの消費が非常に高くなっていたのせある。例えば２食分の麺を同時に茹でる場合においては、６，７５０Ｋｃａｌ／ｈのガスで済むところ、６食分を同時に茹でるためには、１４，１６３Ｋｃａｌ／ｈのガスを要するとの測定結果が出ているように、２倍以上の消費カロリーを消耗しており、このことは燃料なるガスの消費量の必然的に高いことになるのである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
そこでこの発明に係る麺類茹で装置（請求項１）は前記の課題を解決するために、ガス源から燃料ガスを供給するにメインパイプと調整パイプとなる二股のパイプを配設し、そのうちメインパイプは茹で槽下部に配設したガスバーナーノズルに直接連通する状態に配設するとともに、調整パイプは、茹で食数分にさらに分岐した食数対応パイプを経てガスバーナーノズルに連通する状態に配設し、各食数対応パイプにはそれぞれ後述するセットスイッチにより開閉するガス栓を配設するとともに、前記茹で槽内には、食数分の独立した麺収納用籠フォルダーを配設し、この各麺収納用籠フォルダー近傍の茹で槽上縁又はその近傍にそれぞれの麺収納用籠をセットしたことを知らすセットスイッチを配設するとともに、前記セットスイッチがＯＮとなっている数に対応して、前記食数対応パイプのガス栓が開くようにしたものである。
【０００６】
またこの発明に係る麺収納用籠（請求項２）は前記の課題を解決するために、上方開放形に形成した有底状の麺茹で時に用いる麺収納用籠において、その一部にセットスイッチ作動部を設けたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次にこの発明に係る麺類茹で装置及びこれに用いる麺収納用籠の実施の形態を図面に基づいて述べると、１はガス源から燃料ガスを供給するためのメインパイプであり、２はガス源Ｇから燃料ガスを供給するために調整パイプである。
【０００８】
また前記メインパイプ１は茹で槽３下部に配設したガスバーナーノズル４に直接連通する状態に配設されており、前記調整パイプ２が茹で食数分にさらに分岐した食数対応パイプ５を経て前記ガスバーナーノズル４に連通する状態で配設されている。図示した例では４食分に対応するために、食数対応パイプ５は４本に分岐しており、それぞれにガス栓として１食のときに開放する電磁弁Ｖａ、２食のときに電磁弁Ｖａと共に開放する電磁弁Ｖｂ、３食のときに電磁弁Ｖａ，Ｖｂと共に開放する電磁弁Ｖｃ、そして４食のときに電磁弁Ｖａ，Ｖｂ，Ｖｃと共に開放する電磁弁Ｖｄが設けられている。前記において「茹で食数」とは、主として業務用として提供する一食分を単位とした数をいう。
【０００９】
６は前記茹で槽３の内部に、上端が湯面の上面になるように設置した麺収納籠用フォルダーであり、截頭円錐状の筒体を上下逆にした状態で配設されている。この麺収納籠用フォルダー６は従来一般に用いられていたものと変わるところがなく、したがってその下端が茹で槽３の底部に直接固定されているか、または門型に形成した基板の上に固定されている。この麺収納籠用フォルダー６は内部に挿入する麺収納用籠７が不慮に転倒することを防止する機能以外に、麺の周囲に熱を集める機能を有しているのである。そしてこの麺収納籠用フォルダー６が茹で食数分、独立して配設されているのである。
【００１０】
７は各麺収納籠用フォルダー６近傍で茹で槽３上縁またはその近傍に配設したセットスイッチであり、このセットスイッチ７は茹で食数分配設してある。本実施例においては四食を同時に茹でることができるようにしたものを示してあるので、前記セットスイッチ７も４個となる。尚、この数は茹で槽３の規模により変動するものである。
【００１１】
しかしてガス源Ｇから送られてくるガスをメインパイプ１及び調整パイプ２のそれぞれ供給するのであるが、メインパイプ１には全体として必要とする半数程度のガスを供給し、残部は調整パイプ２に供給する。
【００１２】
一方、湯が沸いた段階で麺収納用籠８に各一食分の麺を入れ、これを茹でようとする食数分各麺収納籠用フォルダー６に挿し込む。そしてそれと同時にその近傍に存在するセットスイッチ７をＯＮの状態とすると、このセットスイッッチ７に対応するいずれかのガス栓（電磁弁）が開き、ガスバーナーノズル４に燃料ガスが送られていくことになるのである。即ち、セットスイッチ７が１箇所だけ押された状態では電磁弁Ｖａが開き、セットスイッチ７が２箇所押されている状態では電磁弁ＶａとＶｂが開く。また、セットスイッチ７が４箇所全部押された状態では、全ての電磁弁Ｖａ，Ｖｂ，Ｖｃ，Ｖｄが開くことになる。
【００１３】
そして所要時間が経過することによって麺が茹で上がるので、前記麺収納籠用フォルダー６から麺収納籠８を引き抜き、セットスイッチ７を操作して前記ガス栓を閉の状態にするのである。
【００１４】
しかし前記の実施例によるとセットスイッチ７の操作が人手によって行われることになるため、前記した従来例に記載した現象、すなわちセットスイッチ７の閉作業が行われない可能性を有するので、この発明における麺収納用籠８を図３に示すように、基本的には従来のものと変わらないが、その一部に横突出形状のセットスイチ作動部９を設けてある。これによると、麺収納用籠８を麺収納籠用フォルダー６に挿し込むことによってその自重でセットスイッチ７がＯＮとなり、また引き抜くことによってＯＦＦとなる。このためにはスイッチ内部にスプリングを内蔵した押しボタン形の自動復帰型スイッチを用いればよいのである。
【００１５】
上記の点を図４に示す展開接続図により以下に説明する。図において、Ａａ，Ｂｂ，Ｃｃ，Ｄｄは麺収納籠用フォルダー６近傍で茹で槽３上縁またはその近傍に配設したセットスイッチ７となる４個のスイッチであり、これらのスイッチがＯＮになると、それぞれリレーＡ，リレーＢ，リレーＣ，リレーＤがＯＮとなる。なお、説明の便宜上図１において手前左側の麺収納籠用フォルダー６用のセットスイッチ７をＡａとし、手前右側の麺収納籠用フォルダー６用のセットスイッチ７をＢｂとし、奥左側の麺収納籠用フォルダー６用のセットスイッチ７をＣｃとし、奥右側の麺収納籠用フォルダー６用のセットスイッチ７をＤｄとする。
【００１６】
リレーＡ，リレーＢ，リレーＣ，リレーＤがＯＮとなると、各リレーのａ接点である接点Ａ，接点Ｂ，接点Ｃ，接点ＤがそれぞれＯＮとなる。そして、これらの接点がＯＮとなることにより、導通状態となったソレノイド１Ｓ，ソレノイド２Ｓ，ソレノイド３Ｓ，ソレノイド４Ｓが作動し、対応する電磁弁Ｖａ，電磁弁Ｖｂ，電磁弁Ｖｃ，電磁弁Ｖｄが開くことになる。
【００１７】
次に、麺収納籠用フォルダー６に麺収納用籠８をセットした場合の回路及び電磁弁の作動について説明する。
まず、麺収納籠用フォルダー６のうち手前左側の箇所に麺収納用籠８をセットするとスイッチＡａが押され、スイッチＡａはＯＮとなる。スイッチＡａがＯＮとなるとリレーＡがＯＮとなり、接点ＡがＯＮとなる。接点ＡがＯＮとなると、ソレノイド１ＳがＯＮとなり、電磁弁Ｖａが開き、１食分に対応したガスがガスバーナーノズル４に供給されることになる。
【００１８】
この状態で、手前右側の箇所の麺収納用フォルダー６に麺収納用籠８をセットするとスイッチＢｂが押され、スイッチＢｂがＯＮとなる。スイッチＢｂがＯＮとなるとリレーＢがＯＮとなり、接点ＢがＯＮとなる。したがって、接点Ａと接点ＢがＯＮの状態となる。よって、ソレノイド１Ｓに加えてソレノイド２ＳがＯＮとなり、電磁弁Ｖａに加えて電磁弁Ｖｂが開き、２食分に対応したガスがガスバーナーノズル４に供給されることになる。
【００１９】
さらにこの状態で、奥左側の一箇所の麺収納用フォルダー６に麺収納用籠８をセットするとスイッチＣｃが押され、スイッチＣｃがＯＮとなる。スイッチＣｃがＯＮとなるとリレーＣがＯＮとなり、接点ＣがＯＮとなる。したがって、接点Ａと接点Ｂに加えて接点ＣがＯＮの状態となる。よって、ソレノイド１Ｓとソレノイド２Ｓに加えてソレノイド３ＳがＯＮとなり、電磁弁Ｖａと電磁弁Ｖｂと電磁弁Ｖｃが開き、３食分に対応したガスがガスバーナーノズル４に供給されることになる。
【００２０】
さらに、残りの奥右側の箇所の麺収納用フォルダー６に麺収納用籠８をセットするとスイッチＤｄが押され、スイッチＤｄがＯＮとなる。スイッチＤｄがＯＮとなるとリレーＤがＯＮとなり、接点ＤがＯＮとなる。したがって、接点Ａと接点Ｂと接点Ｃに加えて接点ＤがＯＮの状態となる。よって、ソレノイド１Ｓとソレノイド２Ｓとソレノイド３Ｓに加えてソレノイド４ＳがＯＮとなり、電磁弁Ｖａと電磁弁Ｖｂと電磁弁Ｖｃと電磁弁Ｖｄの４つ全部が開き、４食分に対応したガスがガスバーナーノズル４に供給されることになる。
【００２１】
ここで、最初にセットした手前左側の麺収納用籠８を麺収納用フォルダー６から取り出すと、スイッチＡａがＯＦＦとなる。スイッチＡａがＯＦＦとなると、リレーＡがＯＦＦとなり、接点ＡがＯＦＦとなる。すると、ソレノイド４ＳはＯＦＦとなり、電磁弁Ｖｄが閉じる。一方、他のソレノイド１Ｓとソレノイド２Ｓとソレノイド３ＳはＯＮの状態を保持するので、電磁弁Ｖａと電磁弁Ｖｂと電磁弁Ｖｃは開いたままの状態となり、３食分に対応したガスがガスバーナーノズル４に供給されることになる。
【００２２】
次に、２番目にセットした手前右側の麺収納用籠８を麺収納用フォルダー６から取り出すと、スイッチＢｂがＯＦＦとなる。スイッチＢｂがＯＦＦとなると、リレーＢがＯＦＦとなり、接点ＢがＯＦＦとなる。すると、ソレノイド４Ｓに加えてソレノイド３ＳもＯＦＦとなり、電磁弁Ｖｄに加えて電磁弁Ｖｃも閉じる。よって、ソレノイド１Ｓとソレノイド２ＳがＯＮの状態を保持するので電磁弁Ｖａと電磁弁Ｖｂは開いた状態となり、２食分に対応したガスがガスバーナーノズル４に供給されることになる。
【００２３】
そして次に、３番目にセットした奥左側の麺収納用籠８を麺収納用フォルダー６から取り出すと、スイッチＣｃがＯＦＦとなる。スイッチＣｃがＯＦＦとなると、リレーＣがＯＦＦとなり、接点ＣがＯＦＦとなる。すると、ソレノイド４Ｓとソレノイド３Ｓに加えてソレノイド２ＳもＯＦＦとなり、電磁弁Ｖｄと電磁弁Ｖｃに加えて電磁弁Ｖｂも閉じる。よって、ソレノイド１ＳのみがＯＮの状態を保持するので電磁弁Ｖａのみが開いた状態となり、１食分に対応したガスがガスバーナーノズル４に供給されることになる。
【００２４】
さらに、４番目にセットした奥右側の麺収納用籠８を麺収納用フォルダー６から取り出すと、スイッチＤｄがＯＦＦとなる。スイッチＤｄがＯＦＦとなると、リレーＤがＯＦＦとなり、接点ＤがＯＦＦとなる。すると、ソレノイド１ＳもＯＦＦとなり、電磁弁は全て閉じガスバーナーノズル４にはメインパイプ１からのみガスが供給されることになる。
【００２５】
なお、上記説明ではセットスイッチ７をスイッチＡａからスイッチＢｂに順に入れていく例について説明したが、本発明の麺類茹で装置はセットスイッチ７をＯＮにしていく順番やＯＦＦにしていく順番は関係なしに、麺収納用フォルダーのうち麺収納用籠をセットしてある数、即ち食数に応じて電磁弁の開く数が自動的に制御されるようになっているのである。
【００２６】
【発明の効果】
前記のようにこの発明に係る麺類茹で装置（請求項１）によれば、ガス源から燃料ガスを供給するにメインパイプと調整パイプとなる二股のパイプを配設し、そのうちメインパイプは茹で槽下部に配設したガスバーナーノズルに直接連通する状態に配設するとともに、調整パイプは、茹で食数分にさらに分岐した食数対応パイプを経てガスバーナーノズルに連通する状態に配設し、各食数対応パイプにはそれぞれ後述するセットスイッチにより開閉するガス栓を配設するとともに、前記茹で槽内には、食数分の独立した麺収納用籠フォルダーを配設し、この各麺収納用籠フォルダー近傍の茹で槽上縁又はその近傍にそれぞれの麺収納用籠をセットしたことを知らすセットスイッチを配設するとともに、前記セットスイッチがＯＮとなっている数に対応して、前記食数対応パイプのガス栓が開くようにしてあるので、麺の茹で作業現場にきわめて接近しているセットスイッチを操作しやすいことになり、したがって不必要なガスの消耗を防止することができるという効果を有するのである。
【００２７】
またこの発明に係る麺類茹で装置に用いる麺収納用籠（請求項２）によれば、上方開放形に形成した有底状の麺茹で時に用いる麺収納用籠において、その一部にセットスイッチ作動部を設けてあるので、前記セットスイッチ作動部によりその都度、必然的にセットスイッチのＯＮ、ＯＦＦ行われ、使用するスイッチ対応のガス栓が開閉されるという効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の係る麺類茹で装置の一実施例を示す斜視図である。
【図２】この発明の係る麺類茹で装置の下部に配設されているガスバーナーノズルと配管状態を示す説明図である。
【図３】この発明に係る麺収納用籠の一実施例を示す斜視図である。
【図４】本発明に係る麺類茹で装置に用いる展開接続図である。
【符号の説明】
１ メインパイプ
２ 調整パイプ
３ 茹で槽
４ ガスバーナーノズル
５ 食数対応パイプ
６ 麺収納籠用フォルダー
７ セットスイッチ
８ 麺収納用籠
９ セットスイッチ作動部
Ｇ ガス源[0001]
[Industrial applications]
The present invention is a noodle boiler capable of boiling a plurality of minutes of noodles at the same time, in the case of boiling the whole meal or less noodles, it is possible to supply a gas having a calorific value corresponding to each as fuel, The present invention relates to a noodle boiling apparatus capable of saving gas consumption and a noodle storage basket used for the apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there is a boiler for boiling noodles, especially for business use, and a gas regulating tap is provided in a conventional boiler for a number of meals to be boiled.
[0003]
That is, for example, in a boiling tank in which noodles for six meals can be boiled, a cylindrical noodle storage basket folder is installed in the boil tank, and a basket with a handle storing the noodles is inserted into the noodle storage basket folder. It is boiled and boiled, but depending on the demand, it is not always possible to boil six meals, so when boiling two meals, for example, cover the other four noodle storage folder folders and boil, In addition, in order to obtain heat equivalent to two servings, the gas cock is opened and closed corresponding to two servings, and the gas cock for the other four servings is closed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the gas regulating tap in this conventional example is attached to the wall of the boiling tank, the operation is forced to switch back to a bending posture, or the operator artificially closes the gas tap. Perhaps because it is troublesome, the gas consumption is extremely high because the gas stopper is not closed and all the gas stoppers are used in the fully opened state. For example, in a case where two meals of noodles are boiled at the same time, the measurement result shows that a gas of 6,750 Kcal / h is required, but a gas of 14,163 Kcal / h is required to boil six meals at the same time. In addition, more than twice the calories are consumed, which means that the consumption of fuel gas is inevitably high.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the noodle boiling apparatus according to the present invention (claim 1) includes a two-pronged pipe serving as a main pipe and an adjustment pipe for supplying fuel gas from a gas source. Is arranged so as to be in direct communication with the gas burner nozzle arranged at the bottom of the boiling tank, and the adjustment pipe is arranged so as to communicate with the gas burner nozzle through the number of foods corresponding to the number of foods to be boiled. In addition, a gas stopper that is opened and closed by a set switch, which will be described later, is provided on each of the number of meals corresponding pipes, and an independent noodle storage basket folder for the number of meals is provided in the boiling tank. A set switch for notifying that each noodle storage basket has been set is provided at or near the upper edge of the boiling tank near the noodle storage basket folder, and the set switch is Corresponding to the number that is the, in which as gas valve of the diet number corresponding pipe is opened.
[0006]
According to another aspect of the present invention, there is provided a basket for noodle storage, which is formed in an upwardly open shape and is used for boiling noodles. An operating part is provided.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of a noodle boiler according to the present invention and a basket for storing noodles used therein will be described with reference to the drawings. 1 is a main pipe for supplying fuel gas from a gas source, and 2 is a gas source. An adjustment pipe for supplying fuel gas from G.
[0008]
Further, the main pipe 1 is disposed so as to be in direct communication with a gas burner nozzle 4 disposed at the lower part of the boiling tank 3, and the adjusting pipe 2 passes through a food number corresponding pipe 5 which is further branched into the number of foods to be boiled. It is arranged in a state of communicating with the gas burner nozzle 4. In the illustrated example, in order to accommodate four meals, the number-of-meals-corresponding pipe 5 is branched into four, each of which is a solenoid valve Va that is opened as a gas stopper at the time of one meal and a solenoid valve Va at the time of two meals. An electromagnetic valve Vb that opens together with the solenoid valves Va and Vb for three meals and an electromagnetic valve Vd that opens together with the solenoid valves Va, Vb and Vc for four meals are provided. In the above description, the “number of boiled meals” means a number in units of one serving mainly provided for business use.
[0009]
Numeral 6 denotes a folder for a noodle storage basket which is installed inside the boiling tank 3 so that the upper end thereof is on the upper surface of the hot water surface, and is disposed in a state where a truncated conical cylindrical body is turned upside down. This noodle storage basket folder 6 is the same as that conventionally used, and its lower end is fixed directly to the bottom of the boiling tank 3 or fixed on a gate-shaped substrate. . The noodle storage folder 6 has a function of collecting heat around the noodles in addition to a function of preventing the noodle storage basket 7 inserted therein from accidentally falling. The noodle storage basket folder 6 is provided independently for the number of foods to be boiled.
[0010]
Reference numeral 7 denotes a set switch disposed near the upper edge of the boiling tank 3 or in the vicinity thereof near the folder 6 for each noodle storage basket, and the set switch 7 is provided for distributing the number of boiled foods. In this embodiment, since four meals can be boiled simultaneously, the number of the set switches 7 is also four. This number varies depending on the scale of the boiling tank 3.
[0011]
Then, the gas sent from the gas source G is supplied to each of the main pipe 1 and the adjustment pipe 2, and about half of the gas required as a whole is supplied to the main pipe 1, and the remainder is supplied to the adjustment pipe 2. To supply.
[0012]
On the other hand, when the hot water has boiled, noodles for one meal are put into the noodle storage basket 8, and the noodles are inserted into the noodle storage folder 6 for the number of meals to be boiled. At the same time, when the set switch 7 near the switch is turned on, one of the gas plugs (electromagnetic valves) corresponding to the set switch 7 is opened, and the fuel gas is sent to the gas burner nozzle 4. It becomes. That is, the solenoid valve Va opens when the set switch 7 is pressed at only one position, and the solenoid valves Va and Vb open when the set switch 7 is pressed at two positions. When the set switch 7 is pressed at all four positions, all the solenoid valves Va, Vb, Vc and Vd are opened.
[0013]
Then, the noodles are boiled as the required time elapses, so the noodle storage basket 8 is pulled out from the noodle storage basket folder 6 and the set switch 7 is operated to close the gas tap.
[0014]
However, according to the above-described embodiment, since the operation of the set switch 7 is manually performed, there is a possibility that the phenomenon described in the above-described conventional example, that is, the work of closing the set switch 7 is not performed, and therefore, the present invention As shown in FIG. 3, the noodle storage basket 8 is basically the same as the conventional one, but is provided with a laterally protruding set switch operating part 9 at a part thereof. According to this, when the noodle storage basket 8 is inserted into the noodle storage basket folder 6, the set switch 7 is turned on by its own weight, and turned off when it is pulled out. For this purpose, a push-button type automatic reset type switch having a built-in spring inside the switch may be used.
[0015]
The above points will be described below with reference to a developed connection diagram shown in FIG. In the figure, Aa, Bb, Cc, and Dd are four switches which are set switches 7 disposed near the upper edge of the boiling tank 3 near the folder 6 for noodle storage baskets or in the vicinity thereof, and when these switches are turned ON. , The relay A, the relay B, the relay C, and the relay D are turned on. For convenience of explanation, in FIG. 1, the set switch 7 for the front left noodle storage basket folder 6 is denoted by Aa, the set switch 7 for the front right noodle storage basket folder 6 is denoted by Bb, and the rear left noodle storage basket is set. The set switch 7 for the folder 6 is set to Cc, and the set switch 7 for the folder 6 for the noodle storage basket on the far right is set to Dd.
[0016]
When the relay A, the relay B, the relay C, and the relay D are turned on, the contacts A, B, C, and D which are the a contacts of each relay are turned on. When these contacts are turned on, the solenoids 1S, 2S, 3S, and 4S that are turned on are activated, and the corresponding solenoid valves Va, Vb, Vc, and Vd are activated. Will open.
[0017]
Next, the operation of the circuit and the solenoid valve when the noodle storage basket 8 is set in the noodle storage basket folder 6 will be described.
First, when the noodle-storage basket 8 is set in the front left portion of the noodle-storage basket 6, the switch Aa is pressed, and the switch Aa is turned on. When the switch Aa turns on, the relay A turns on and the contact A turns on. When the contact A is turned on, the solenoid 1S is turned on, the solenoid valve Va is opened, and gas corresponding to one serving is supplied to the gas burner nozzle 4.
[0018]
In this state, when the basket 8 for storing noodles is set in the folder 6 for storing noodles on the right side, the switch Bb is pressed, and the switch Bb is turned on. When the switch Bb is turned on, the relay B is turned on, and the contact B is turned on. Therefore, the contacts A and B are turned on. Therefore, the solenoid 2S is turned on in addition to the solenoid 1S, and the solenoid valve Vb is opened in addition to the solenoid valve Va, so that gas corresponding to two servings is supplied to the gas burner nozzle 4.
[0019]
Further, in this state, when the noodle-storing basket 8 is set in the noodle-storing folder 6 at one location on the left side of the back, the switch Cc is pressed and the switch Cc is turned on. When the switch Cc is turned on, the relay C is turned on, and the contact C is turned on. Therefore, the contact C is turned on in addition to the contacts A and B. Accordingly, the solenoid 3S is turned ON in addition to the solenoid 1S and the solenoid 2S, and the solenoid valves Va, Vb, and Vc are opened, and gas corresponding to three servings is supplied to the gas burner nozzle 4.
[0020]
Further, when the basket 8 for storing noodles is set in the folder 6 for storing noodles on the remaining right side, the switch Dd is pressed, and the switch Dd is turned on. When the switch Dd is turned on, the relay D is turned on, and the contact D is turned on. Accordingly, the contact D is turned on in addition to the contacts A, B, and C. Therefore, the solenoid 4S is turned on in addition to the solenoid 1S, the solenoid 2S, and the solenoid 3S, and all four of the solenoid valves Va, Vb, Vc, and Vd are opened, and the gas corresponding to the four servings is gas burner. It will be supplied to the nozzle 4.
[0021]
Here, when the noodle storage basket 8 on the left side, which is set first, is removed from the noodle storage folder 6, the switch Aa is turned off. When the switch Aa turns off, the relay A turns off and the contact A turns off. Then, the solenoid 4S is turned off, and the solenoid valve Vd is closed. On the other hand, since the other solenoids 1S, 2S, and 3S maintain the ON state, the solenoid valves Va, Vb, and Vc remain open, and the gas corresponding to three servings is discharged by the gas burner nozzle. 4 will be supplied.
[0022]
Next, when the second set right noodle storing basket 8 is taken out of the noodle storing folder 6, the switch Bb is turned off. When the switch Bb turns off, the relay B turns off and the contact B turns off. Then, the solenoid 3S is turned off in addition to the solenoid 4S, and the solenoid valve Vc is closed in addition to the solenoid valve Vd. Therefore, since the solenoid 1S and the solenoid 2S maintain the ON state, the solenoid valve Va and the solenoid valve Vb are in the open state, and the gas corresponding to two servings is supplied to the gas burner nozzle 4.
[0023]
Then, when the third noodle-storing basket 8 on the far left is taken out of the noodle-storing folder 6, the switch Cc is turned off. When the switch Cc is turned off, the relay C is turned off, and the contact C is turned off. Then, the solenoid 2S is turned off in addition to the solenoid 4S and the solenoid 3S, and the solenoid valve Vb is closed in addition to the solenoid valves Vd and Vc. Therefore, only the solenoid 1S is kept ON, so that only the solenoid valve Va is opened, so that gas corresponding to one serving is supplied to the gas burner nozzle 4.
[0024]
Further, when the fourth set noodle storage basket 8 on the far right is taken out of the noodle storage folder 6, the switch Dd is turned off. When the switch Dd turns off, the relay D turns off and the contact D turns off. Then, the solenoid 1S is also turned off, and the solenoid valves are all closed, so that gas is supplied to the gas burner nozzle 4 only from the main pipe 1.
[0025]
In the above description, an example in which the set switch 7 is sequentially turned from the switch Aa to the switch Bb has been described. However, the order in which the set switch 7 is turned ON and OFF is not related to the noodle boiler of the present invention. In addition, the number of noodle storage baskets in the noodle storage folder, that is, the number of solenoid valves to be opened, is automatically controlled according to the number of meals.
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the noodle boiling apparatus according to the present invention (claim 1), a main pipe and a forked pipe serving as an adjustment pipe are provided for supplying fuel gas from a gas source, and the main pipe is a boiling tank. Along with being arranged in a state of communicating directly with the gas burner nozzle arranged in the lower part, the adjusting pipe is arranged in a state of communicating with the gas burner nozzle through a number-of-meals-corresponding pipe further branched for the number of boiled meals. Gas pipes that can be opened and closed by a set switch described later are provided on the number of meals corresponding pipes, respectively, and in the boiling tank, independent noodle storage basket folders for the number of foods are provided, and A set switch for notifying that each noodle storage basket has been set is disposed at or near the upper edge of the boiling tank near the basket folder, and the set switch is ON. In response to the above, since the gas tap of the pipe corresponding to the number of meals is opened, it becomes easy to operate the set switch very close to the work site for boiling the noodles, and therefore unnecessary gas consumption is reduced. This has the effect that it can be prevented.
[0027]
Further, according to the noodle storage basket used in the noodle boiler according to the present invention (claim 2), in the noodle storage basket used for boiling the bottom-shaped noodle formed in an upwardly open shape, a part of the noodle storage basket is operated by a set switch. Since the set switch is provided, the set switch is necessarily turned on and off by the set switch operating section each time, so that the gas plug corresponding to the switch to be used is opened and closed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing one embodiment of a noodle boiler according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing a gas burner nozzle and a piping state provided at a lower portion of the noodle boiler according to the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing one embodiment of a basket for storing noodles according to the present invention.
FIG. 4 is a developed connection diagram used in the noodle boiling apparatus according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Main pipe 2 Adjustment pipe 3 Boiler tank 4 Gas burner nozzle 5 Number of servings pipe 6 Noodle storage basket folder 7 Set switch 8 Noodle storage basket 9 Set switch operation part G Gas source
