JP2004187768A - 昇降ラック付吊戸棚 - Google Patents

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JP2004187768A
JP2004187768A JP2002356505A JP2002356505A JP2004187768A JP 2004187768 A JP2004187768 A JP 2004187768A JP 2002356505 A JP2002356505 A JP 2002356505A JP 2002356505 A JP2002356505 A JP 2002356505A JP 2004187768 A JP2004187768 A JP 2004187768A
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lifting rack
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lifting
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Yoshinori Sakurai
美記 櫻井
Yoshiyuki Funyu
美幸 舟生
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Cleanup Corp
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Cleanup Corp
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Abstract

【課題】台所用の昇降ラック付吊戸棚で背板を二重にして機構部を取り付けるタイプのものは、吊戸棚のキャビネット構造が複雑になる欠点があった。
また、キャビネットに直接前板を取り付けるタイプでは、昇降ラックを吊るので剛性を高める為にキャビネットの骨格に金属製のフレームを採用するので、金具の取り付けが困難で、前板を被せ金具に引っ掛ける構造とせざるを得ないので、金具を外すのに吊戸棚と天井の間に隙間が必要となっていた。
【解決手段】昇降ラックを備えると共に前面に点検口を設けたキャビネット2と間口の狭いキャビネット3を横方向に連結し、間口の狭いキャビネット3に、昇降ラックを備えたキャビネット2の前面をも塞ぐ扉4をスライド蝶番41にて取り付けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にキッチンの壁面の上部に配置する吊戸棚であって、特に内部に昇降ラックを収納するようにした昇降ラック付吊戸棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
キッチンの壁面に配置する吊戸棚は、上部となるので前面扉を蝶番にて取り付け、前面から収納物を出し入れするようにすると、面倒であることから、頻繁に用いる調理器具、キッチンペーパータオル、洗剤などを収納するには適さなかった。
そこで吊戸棚内部に上下に昇降自在な昇降ラックを設け、この昇降ラック内に収納することで雑然としがちな厨房家具のカウンター上をすっきりさせるようにするものが提案(特許文献1)されている。
【0003】
【特許文献】
実公平5−23067号公報(第3頁 第1図)
【0004】
台所用の昇降ラック付吊戸棚で、現在出願人が製品化しているのは次の二タイプである。
まず、ひとつは、背板(のみ)を二重にして下方を開口させ、背面側のそのスペースに機構部(昇降させるための機器、器具)を納め取り付けるようにしている。下方を開口させているのは、機構部及び昇降ラックを昇降させるためである。
【0005】
今ひとつは、キャビネットの前面に、直接前板を付けるタイプの昇降ラックである。すなわち、金具等を使って、前板をキャビネットに取り付けるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
背板を二重にして機構部を取り付けるタイプのものは、吊戸棚のキャビネット構造が複雑になる欠点があった。
また、キャビネットに直接前板を取り付けるタイプでは、昇降ラックを吊るので剛性を高める為にキャビネットの骨格に金属製のフレームを採用するので、金具の取り付けが困難で、前板を被せ金具に引っ掛ける構造とせざるを得ないので、金具を外すのに吊戸棚と天井の間に隙間が必要となっていた。
金具には、スライド蝶番のような調整機構がないため、いちいち前板を外したり、取り付けたりする作業が必要となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために本発明の昇降ラック付吊戸棚は、昇降ラックを備えたキャビネットと間口の狭いキャビネットを横方向に連結し、間口の狭いキャビネットに昇降ラックを備えたキャビネットの前面をも塞ぐ扉を蝶番にて取り付けたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態に即して説明する。
図1は、昇降ラック付吊戸棚Wの分解斜視図で、昇降ラック1を備えたキャビネット2、前面を開口させた幅狭な木製のキャビネット3及び、キャビネット2及びキャビネット3の前面を塞ぐ扉4からなるものである。
【0009】
破線で示す昇降ラック1は、前面或いは一側面を開口させた箱体からなり、内部には適宜棚板を設けるようにする。
図1ではキャビネット2は、直方体の稜角を繋ぐフレームのみを示すが、図2から明らかなように、必要に応じて側板21、天板22にて塞ぐようにする。一方の側板21側が壁面となる場合は側板21を省略したり、昇降ラック1を食器乾燥庫とする場合は天板22を外したり、図示しないが側板21に通気孔を穿ったりする。
このキャビネット2の前面には扉4を開けたときに表れるように点検口25を設けるようにする。
【0010】
このキャビネット2に幅狭な木製キャビネット3を横方向に連結する。キャビネット2のキャビネット3側がフレームのみで側板がなければ、フレームからねじをキャビネット3の側板にねじ込むことで連結する。キャビネット2にキャビネット3と対峙する側に木製の側板があれば、夫々の側板をつき合わせてボルトナット又はねじなどで繋げるようにする。
【0011】
昇降手段5は、昇降ラック1を滑車に巡らせたロープで繋ぎ、図示しないモータで巻取り上昇させ、リリースして下降させるようにしたものとする。(図3参照)
【0012】
扉4は、スライド蝶番41で扉の裏面とキャビネット3の側板開口縁で繋げるようにする。
扉4を閉めた状態では点検口25は塞がれ隠れることになる。キャビネット3は間口が狭いので扁平縦長のストック品を収納しておき、通常は扉4は開けないようにすることが望ましい。
【0013】
図3、図4は、別の実施の形態の昇降ラック1を備えたキャビネット2を示すものである。
キャビネット2は下方を開口し、前面に窓穴状の点検口25を設けるようにしたもので、内部に昇降ラック1を納めるようにしてある。
昇降ラック1は側面を開口した金属製の箱体で、側面には多数の通気孔11を穿ってなり、棚板12で上下に仕切り、下方にはタオル掛け13を、棚板にはペーパータオル用の支柱14、フィルム或いはホイルを保持するアーム15を設けるようにしてある。また、昇降ラック1の外面にはまな板掛け16を設けるようにしてある。
【0014】
昇降手段5は、電動によるシリンダに繋げることで昇降させるものとしたりすることもできる。
また、上昇下降させる際の重量による負荷を軽減させる補助具としての昇降手段を採用することもできる。定荷重バネ、ガススプリング、バランスさせる重りなどの機構である。この場合は上昇、降下させたときのストッパー機構を設けるようにする。
【0015】
【発明の効果】
本発明に係る昇降ラック付吊戸棚によれば、吊戸棚の内法全体から下降する昇降ラックを設けるのではなく、昇降ラックを納めるキャビネットの前面に点検口を設け、このキャビネットに別途間口の狭いキャビネットを連結し、この間口の狭いキャビネットに扉を設け、この扉により昇降ラックを備えたキャビネットの前面を塞ぎ、点検口を被うようにしているので、扉を開ければ昇降機構部のメインテナンスが行えるのである。
また、扉の取り付け、取り外し調整が簡単となり施工時にミスが生じることがないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る昇降ラック付吊戸棚の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る昇降ラック付吊戸棚の使用状態の斜視図である。
【図3】本発明の別の実施の形態に関する昇降ラック付吊戸棚の昇降ラックである。
【図4】図3の昇降ラックの引き出した状態の斜視図である。
【符号の説明】
W 昇降ラック付吊戸棚
1 昇降ラック
2 キャビネット
3 キャビネット
4 扉
5 昇降手段

Claims (1)

  1. 昇降ラックを備えると共に前面に点検口を設けたキャビネットと間口の狭いキャビネットを横方向に連結し、間口の狭いキャビネットに、昇降ラックを備えたキャビネットの前面をも塞ぐ扉を蝶番にて取り付けたことを特徴とする昇降ラック付吊戸棚
JP2002356505A 2002-12-09 2002-12-09 昇降ラック付吊戸棚 Pending JP2004187768A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101332035B (zh) * 2007-06-29 2012-06-20 可丽娜株式会社 厨房用升降式吊柜及除菌方法
JP2017202240A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 昇降収納装置

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