JP2004186798A - 電子カメラおよびその撮影システム - Google Patents

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公祐 入江
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Abstract

【課題】単純な入力操作により操作・設定等のすべてが行える電子カメラおよびその撮影システムを提供。
【解決手段】ディジタルカメラ10は、システム制御部20のシフト時間設定機能部200で項目に対応するカーソルによる表示を所定の時間間隔に移動するように設定し、システム制御部20のメインCPU 20bでカーソルをシフト巡回させ、選択ボタン24の選択に応じて下層の階層に位置する項目とともに、カーソルをモニタ部36に表示させ、カーソル位置に対応する項目を選択ボタン24で選択することにより、選択ボタン24一つでこのカメラ10に要求される撮影および設定における操作・設定の情報等を順次誘導し、操作者に選択させている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カメラおよびその撮影システムに関し、本発明は、たとえば操作を誘導して撮影を行うディジタルカメラに関するものであり、本発明はこの電子カメラを用いて構築される撮影システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
情報処理機器において、情報の入力には、一般的にキーボードやポインティングデバイス、そして各種のスイッチ等の入力インタフェースを利用して行われている。このように情報入力の操作は、手を介して行われる。このような情報処理機器の使用は、身体的に障害の中でも、特に、上肢に障害を持つ人にとって困難なものになることが知られている。
【0003】
また、手袋等を装着している作業者も情報入力の操作が通常の手指による操作を念頭にして設計された小さな選択ボタンのような入力インタフェースでは困難なものになっている。入力インタフェースの操作性を向上させるため、手袋の指に合わせて複数の大きなキーやスイッチ等は通常に比べて大型化されている。
【0004】
このような身障者や作業者にとって、入力インタフェースは、操作の簡略化が望まれている。特開平8−212007号公報に記載された文字・記号入力機構は、入力装置における入力手段の投入または切断のタイミングまたは投入切断の回数によりディスプレイに表示する文字・記号類または文字群、記号群単位の走査開始、一時停止、走査速度の変更または入力確定を行う。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−212007号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
情報処理機器の一つである電子カメラも撮影者が満足する撮影を行うため多くの操作キーを有している。軽度の障害や上述した作業者の場合、音声認識機能の設定、操作キーの大型化、そして上述した機構の利用等で対応できる。しかしながら、より高い障害度を持つ場合、微妙なタイミングや所望の処理を行わせるための操作回数を数える操作ですら、これらの当事者にとってこの操作は、複雑な操作になっている。カメラの機能を有効に発揮させようとする場合、このような設定および操作は、カメラにおいても非常に複雑なものになっている。
【0007】
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、単純な入力操作により操作・設定等のすべてが行える電子カメラおよびその撮影システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、被写界からの入射光を光電変換する撮像素子により電気信号にして、この電気信号に信号処理を施して得られる画像データを記録する電子カメラにおいて、このカメラに対する複数の情報からの選択を一つで行う第1入力手段と、この情報の項目を並列表示させながら、この情報の項目のそれぞれが表示される位置に選択可能状態を示すカーソルを所定の時間間隔で移動巡回させ、第1入力手段からの選択に応じて選択した情報に対して階層接続されている次の情報の項目を並列表示させながら、カーソルを表示する各項目位置に移動巡回させながら、第1入力手段の選択を受けてこのカメラの設定および動作を制御する制御手段と、情報の項目を並列表示させ、一つの項目に対してカーソルを重畳させ、、画像データを画像として表示する第1表示手段とを含み、制御手段は、所定の時間間隔を設定する時間設定機能ブロックを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明の電子カメラは、制御手段の時間設定機能ブロックで情報の項目に対応するカーソルによる表示を所定の時間間隔に移動するように設定し、制御手段でシフト巡回させ、第1入力手段の選択に応じて下層の階層に位置する情報の項目とともに、カーソルを第1表示手段に表示させ、カーソル位置に対応する情報の項目を第1入力手段で選択することにより、第1入力手段一つで電子カメラに要求される撮影および設定における操作・設定の情報等を順次誘導し、操作者に選択させている。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による電子カメラの一実施例を詳細に説明する。
【0011】
本実施例は、本発明の電子カメラをディジタルカメラ10に適用した場合である。本発明と直接関係のない部分について図示および説明を省略する。以下の説明で、信号はその現れる接続線の参照番号で指示する。
【0012】
ディジタルカメラ10は、光学系12、撮像部14、前処理部16、信号処理部18、システム制御部20、ROM(Read−Only Memory)22、選択ボタン24、ドライバ26、充電発光制御部28、フラッシュ部30、インタフェース部32、ストレージ34およびモニタ部36を含んでいる。
【0013】
光学系12には、具体的に図示しないが光学レンズの配置を自動的に変位調節して被写体を焦点の合った位置関係に調節するオートフォーカス(AF: Automatic Focus)調節機構、自動的に入射光量を調節するオートエクスポージャ(AE: Automatic Exposure)調節機構および撮影する被写界の画角の大きさを調整するズーム機構が含まれている。AF調節機構やズーム機構のそれぞれには、上述したフォーカス位置や所望する画角を得るために光学レンズを移動させるためモータが配設されている。特に、ズーム機構を調節すると、AF調節機構は、このズーム機構の調節に連動して調節を行う。これらの機構は、各モータにドライバ26からそれぞれ供給される駆動信号26aに応動して動作している。
【0014】
AE調節機構は、ドライバ26からの駆動信号26bに応じてリング部を回転させる。リング部は、羽根を部分的に重ならせてアイリスの形状を丸く形成し、入射する光束を通すようにアイリスを形成する。このようにしてAE調節機構はアイリスの口径を変えている。AE調節機構は、メカニカルシャッタをレンズシャッタとして光学系12に組み込んでもよい。
【0015】
撮像部14は、図示しないが光学ローパスフィルタ、色フィルタおよび固体撮像素子を含む。光学ローパスフィルタは、入射光の空間周波数をナイキスト周波数以下にするフィルタである。色フィルタは、たとえば三原色RGBの色フィルタセグメントが固体撮像素子である個々の受光素子(photosensitive cell)と一対一に所定の位置関係に配されたフィルタである。したがって、色フィルタは、この受光素子の配置に依存する。固体撮像素子は、2次元アレイ状に受光素子が配設され、受光素子で形成する撮像面に結像した光学像における光の強さを電気信号に光電変換している。固体撮像素子には、このように光学系12を経て集光された入射光が入射される。
【0016】
固体撮像素子には、ドライバ26から駆動信号26cが供給されている。固体撮像素子には、動作モードに応じた駆動信号26cが供給され、入射光から光電変換特性に応じた信号電荷が生成され、この信号電荷をフローティングディフュージョンアンプ(FDA)に転送してQ/V変換してアナログ電圧信号に変換される。固体撮像素子では、この光電変換特性を反映した信号電荷が生成される。撮像部14は、アナログ電圧信号14aを前処理部16に出力する。
【0017】
前処理部16には、図示しないが、ノイズ除去に相関二重サンプリング(Correlated Double Sampling: CDS)回路、ゲイン調整アンプ(GCA: Gain Control Amplifier)、およびA/D変換器(Analog−to−Digital Converter)が含まれている。前処理部16は、供給されるアナログ信号14aに対してノイズ除去、波形整形、ディジタル化を行って得られた撮像データのすべてを画像データ16aとしてシステムバス100を介して信号処理部18に出力する。
【0018】
信号処理部18には、少なくとも、バッファメモリ18a、YC処理部18bおよび圧縮伸長部18cを含んでいる。信号処理部18は、システムバス100とデータバス18dを介してデータをやりとりし、システムバス100、制御バス18eを介して供給される制御信号により制御される。バッファメモリ18aは、供給される画像データ16aを一時的に格納する。格納した画像データには、たとえばガンマ補正、ホワイトバランス(WB: White Balance)調整および階調補正等が施される。また、信号処理部18は、バッファメモリ18aを利用して、供給される画像データのうち、画素に対応して配設された色フィルタの色以外の色に関する画素データも補間処理により生成する。いわゆるRGB同時化(一致)処理である。
【0019】
このようにして得られた三原色RGBの画像データを用いてYC処理部18bでは、画素に対する輝度信号Yと色信号CをそれぞれYC処理部18bで生成する。YC処理部18bは、図示しないがマトリクス処理機能部を含み、供給される画像データ18aと所定の係数を用いて輝度データYと色データC, C、色差信号を生成する。生成した画像データは、圧縮伸長部18cに供給される。
【0020】
圧縮伸長部18cは、たとえばスチル撮影を行う静止画モードにおいて供給される画像データ(Y/C)にJPEG(Joint Photographic coding Experts Group)や動画(ムービ)撮影する動画モードにおいて供給される画像データ(Y/C)にMPEG(Moving Picture coding Experts Group)−1, MPEG−2等の規格でそれぞれ、圧縮処理を施す。圧縮伸長部18cは、データバス18d、システムバス100、データバス32aを介してインタフェース部32に供給し、さらに、データバス34aを介して圧縮処理した画像データをストレージ34に送って記録する。圧縮伸長部18cは、再生時においてストレージ34に記録されている画像データが上述した経路の逆の順序で読み込まれ、この画像データに伸長処理を施す。ここで施す伸長処理は、圧縮処理の逆処理である。
【0021】
また、信号処理部18は、バッファメモリ18aに格納し、補正された画像データ16aの一部をAE・AF用のデータとしてデータバス18d、システムバス100、データバス20aを介してシステム制御部20に供給する。信号処理部18は、YC処理された画像データをモニタ部36にも出力している。
【0022】
システム制御部20は、カメラ全体の汎用な処理を行うメインCPU(Central Processing Unit)20bとAE・AF用のCPU 20cを含んでいる。システム制御部20は、選択ボタン24から供給される信号24aに応じてディジタルカメラ10を動作させる。 システム制御部20は、図示していないが動作の基本となるクロックも生成している。システム制御部20は、クロックを基にメインCPU 20bにより前処理部16、信号処理部18、およびROM 22を制御し、AE・AF用のCPU 20cによりドライバ26および充電発光制御部28等を制御している。
【0023】
さらに説明すると、システム制御部20のメインCPU 20bは、ROM 22から読み出したデータを基にカメラの動作を制御する制御信号20dを生成する。本実施例では制御信号20dには、モニタ部36に表示する制御も含まれている。メインCPU 20bは、AF・AE用のCPU 20cと信号線20eで接続されている。メインCPU 20bには、カーソル表示のシフト時間を設定するシフト時間設定機能部200が含まれている。シフト時間設定機能部200は、複数のシフト時間を設定できる。この時間は、図示しないがモニタ部36にシフト時間をそれぞれ表示させ、カーソルの重畳されたシフト時間を選択ボタン24で選択することにより設定することができる。シフト時間は、デフォルトで1秒に設定されている。
【0024】
AF・AE用のCPU 20cには、メインCPU 20b、信号線20eを介して前述した信号処理部18から測光および測距用としての画像データが供給される。AF・AE用のCPU 20cは、供給される画像データを用いて演算処理によりAEおよびAFの少なくとも一方を制御するように制御信号20fをドライバ26に送る。AF・AE用のCPU 20cは、フラッシュを発光させる場合、発光の設定に応じて距離および明るさ等の情報に応じた制御信号20fを充電発光制御部28にも供給する。
【0025】
ROM 22は、一度だけプログラムできるPROM(Programmable Read Only Memory)、情報の消去・再書込みが可能な紫外線消去形EPROM(Erasable PROM)およびEEPROM(Electrically Erasable PROM)等を用いる。ROM 22には、ディジタルカメラ10の操作や動作の手順や撮影条件等の情報が記憶されている。ROM 22は、図示しないがシステム制御部20からの読出し制御に応じて記憶されている情報をシステム制御部20に出力する。
【0026】
選択ボタン24は、ディジタルカメラ10に電源スイッチを含めて操作を選択するディジタルカメラ10における唯一の選択スイッチである。選択ボタン24は、指等で押圧操作することによりモニタ部36に表示されている項目を選択したことを示す選択信号24aをシステム制御部20に出力する。ここで、この項目選択以外の電源オフ状態で、選択ボタン24を操作すると、ディジタルカメラ10は電源オンの状態にする。
【0027】
なお、選択ボタン24は、ボタンスイッチのような機械的なセンサに限定されるものでなく、光センサ、電磁波を用いたセンサ、電流を用いたセンサ、電子カメラの撮像を用いたセンサ、筋電位を用いたセンサ等から情報をインタフェースに供給し、このインタフェースを介して供給される信号に応じて項目等の各種選択を行うようにしてもよい。
【0028】
ドライバ26は、図示しないタイミング信号生成部で生成されたタイミング信号や制御信号20fを基に駆動信号26a, 26b, 26cを生成する駆動回路を有している。ドライバ26は、制御信号20fを基に駆動信号26a, 26bを光学系12にそれぞれ供給してAF調節用信号やAE調節用信号として供給している。また、ドライバ26は、タイミング信号を基に生成した駆動信号26cを撮像部14に供給する。そして、撮像部14は、駆動信号26cに応動して固体撮像素子のそれぞれが露光期間中に光電変換により得られた信号電荷を蓄積させ、この蓄積した信号電荷を垂直転送レジスタに読み出し、読み出した信号電荷を垂直転送し、信号電荷をラインシフトさせて水平転送レジスタに供給した後、水平転送させる。
【0029】
充電発光制御部28は、フラッシュを発光させるモードの選択に応じて充電とフラッシュ部30の発光タイミングを制御する機能を有している。充電発光制御部28は、供給される制御信号20fを基に絞り値および対象の被写体までの距離に応じて図示しない充電器に充電制御信号を生成供給し、撮影タイミングに応動して発光タイミング信号28aをフラッシュ部30に送る。
【0030】
フラッシュ部30は、設定の絞りおよび露光期間に入射する入射光量の不足光量を補うための補助光源である。フラッシュ部30は、たとえば、無色透明なガラス球に封入したガスを発光させている。
【0031】
インタフェース部32は、たとえば、PIO (Programmed Input/Output)、UART (Universal Asynchronous Receiver/Transmitter:非同期シリアル通信用送受信回路)、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394規格(the Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子技術者協会)に基づくインタフェース等がある。インタフェース部32は、システムバス100、データバス32a、34aを介して供給される画像データ等の情報をストレージ34に供給したり、ストレージ部34から読み出した画像データ等を上述した逆の順序でシステムバス100を介して信号処理部18に送る。
【0032】
ストレージ34は、半導体メモリ等を記録媒体として用いて、信号処理部18からデータバス18d、システムバス100、データバス32a, 34aを介して供給される画像データを記録する。記録媒体には、光ディスクや光磁気ディスクや磁気記録ディスクであるマイクロドライブ等を用いてもよい。この場合ストレージ34は、各記録媒体に適したピックアップやピックアップと磁気ヘッドを組み合わせて記録再生用ヘッドを用いてデータの書込み/読出しを行う。データの書込み/読出しは、図示しないがシステム制御部20の制御に応じて行われる。
【0033】
モニタ部36は、RGB変換部36a、表示ドライバ36b、LCD(Liquid Crystal Display)36cを含む。RGB変換部36aは、システムバス100を介して供給されるY/CデータをLCD 36cに表示しても破綻のない画像になるように画素数を調整し、各画素で表示する色に合わせてRGBデータが得られるように変換するとともに、システム制御部20から供給されるメニュー項目や設定情報およびカーソル等も重畳する機能を有している。表示ドライバ36bは、供給されるRGB変換部36aからのRGBデータに応じてLCD 36cを駆動する機能を有し、LCD 36cに駆動信号を出力している。LCD 36cは、表示ドライバ36bからの駆動信号に応じて液晶シャッタを駆動させる。
【0034】
図1には図示していないが、ディジタルカメラ10には、ファインダ38も有している。ファインダ38には、単に光学像を映すビューファインダまたは電子ビューファインダ(EVF: Electronic View Finder)を有している。前者のファインダを使用する場合、ディジタルカメラ10には、少なくとも上述したモニタ部36を含んでいる。また、ディジタルカメラ10には、後者のEVFを使用する場合、表示する情報として供給される画像データとメニュー等の情報を重畳し、カーソルも合わせて表示用情報を作成し、この情報をRGB変換する変換部、表示ドライバおよびLCDを用いる。たとえば画像の再生においてモニタ部36およびEVFの両方を装備する場合、選択メニューは図示しないがユーザはいずれか一方を選択ボタン24で選ぶようにしてもよい。
【0035】
このようにディジタルカメラ10には、図2(a)に示すように、構成要素の内、筐体表面において表側に光学系12、フラッシュ部30およびファインダ38があり、そして、図2(b)に示すように背面側に選択ボタン24、モニタ部36およびファインダ38だけが表れている。したがって、ユーザ(操作者)は、ディジタルカメラ10に対して唯一の選択ボタン24を用いてカメラ操作することになる。
【0036】
次にディジタルカメラ10の操作および動作について説明する。本実施例では操作メニューをモニタ部36に表示した場合を示す。電源オフの状態で選択ボタン24を押すと、ディジタルカメラ10は電源投入される。電源投入後、ディジタルカメラ10はROM 22に書き込まれているプログラムを読み出して初期設定を行う。モニタ部36のLCD 36cには、図3に示す操作メニューが画面360に表示される。操作メニューには、「撮影」、「再生」、「設定」および「電源断」の4つの項目が表示される。4つの項目は、後述する操作に関する階層構造の最上層に対応している。操作メニューにおいて4つの内、ディジタルカメラ10は、メインCPU 20bの機能により一項目に対して選択状態を示すようにカーソル362を表示する。4つの画面360a, 360b, 360c, 360dが示すように、メインCPU 20bのシフト時間設定機能部200は、あらかじめ設定された時間毎やユーザ設定した時間毎に各表示項目上へカーソル362をシフトさせる時間制御信号(図示せず)を図示しない表示制御部に提供している。シフトする間隔は、基本的に1秒である。メインCPU 20bは、図3に示すように、項目が選択されるまでカーソル362を所定の時間間隔でシフトさせ、カーソル362の表示された選択可能状態を示す項目を巡回させながら、モニタ部36に表示させている。
【0037】
メインCPU 20bは、カーソル362と項目とを重畳させて表示している際に選択ボタン24が押圧操作されると、選択ボタンから選択信号24aがメインCPU 20bに供給される。このとき、メインCPU 20bは、選択信号24aの供給を受けて重畳表示された項目が選択されたことを認識する。
【0038】
図4は、《撮影》が選択された場合の画面360aおよび各階層構造を示している。「撮影」の下層には、「ズーム」、「M−フォーカス」、「レリーズ」および「戻る」と4つの項目が表示される。メインCPU 20bは、「撮影」に関するこれらの4項目の選択画面362a, 362b, 362c, 362dをそれぞれ前述した時間間隔でカーソル362を順次シフトさせて、項目が選択されるまでスキャン走査を繰り返す。《撮影》が選択されていることを示すように、4つの選択画面362a, 362b, 362c, 362dには、上位階層の項目「−撮影−」を表示している。
【0039】
《ズーム》が選択ボタン24で選択されると、「ズーム」に対する下層の階層に移行する。画面364aには選択した階層「−ズーム−」を表示し、この階層における項目「ズーム」および「戻る」を表示する。この階層においてもカーソルは、所定の間隔毎にカーソル表示をシフトさせている。ここで、さらに《ズーム》が選択ボタン24により選択されると、画面366aにて実際の撮影におけるズーム処理を行う階層に移行する。ズーム処理は、選択ボタン24の操作に応じてズーム量を段階的に変化させ、現在のズーム量を三角形のマークがシフトし、その都度指摘された画角で撮影した被写界像を表示する。選択ボタン24が連続2回操作されたとき、メインCPU 20bは、ズームが決定されたと判断して最上位の階層を表示する画面360aに戻る。
【0040】
《戻る》が選択ボタン24で選択されると、一つ前の上位階層に表示を戻す。以後、この処理は同じ戻し処理を行うことから、説明を省略する。
【0041】
次に《撮影》の下層で《M−フォーカス》が選択ボタン24で選択されると、マニュアルによってフォーカス調整を行う階層に移行する。移行を示すため画面364bには、「−フォーカス−」を表示する。項目としては、「調整」および「戻る」が表示される。《調整》が選択ボタン24で選択されると、画面366bの画像表示領域には、選択ボタン24の操作に応じて光学系12の焦点距離を変化させて得られた画像が表示される。ディジタルカメラ10は、選択ボタン24の操作に応じて焦点調整範囲を繰返し走査し、選択ボタン24の押圧がなくなると、その焦点調整位置で停止する。ユーザは、所望する焦点での画像が表示された時点で、選択ボタン24を2回連続押圧操作する。このとき、メインCPU 20bは、マニュアルによるフォーカス調整が完了したと判断して最上位の階層を示す画面360aに戻る。
【0042】
次に《撮影》の下層で《レリーズ》が選択ボタン24で選択されると、画面364cには「−レリーズ−」を表示し、3つの項目「撮影」、「待機」および「戻る」を表示するとともに、カーソルを所定の時間間隔でシフトさせる。カーソルが「撮影」の位置で選択ボタンが押されると、通常のディジタルカメラにおける予備撮像の状態になり、ユーザが所望のタイミングで選択ボタン24を押圧操作すると、本撮像を行う。このとき、2度目の本撮像において選択ボタン24が連続して押圧操作されると、メインCPU 20bは、連写が要求されたと判断して連続撮影を行う。本撮像の終了後、最上位の階層を示す画面360aに戻す。
【0043】
ここで、本撮像は、予備撮像の要求後、たとえばあらかじめ設定した秒数を経過してもボタン操作またはシューティングが行われなかった場合、メインCPU 20bはタイムアウトと判断して一つ前の階層に戻るようにしてもよい。
【0044】
また、《待機》が選択ボタン24で選択されると、ディジタルカメラ10は、図示しないがあらかじめ設定した時間の経過後に自動的に本撮像を行う。
【0045】
《撮影》において《戻る》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、操作選択処理を最上位の階層を示す画面360aに戻す。
【0046】
次に《再生》が選択ボタン24で選択された場合について図5を用いて説明する。再生モードでは、再生操作を指示する5つの項目が表示される。5つの項目は、「再生」、「コマ送り」、「コマ戻し」、「電子ズーム」および「戻る」である。年配者に配慮して文字で表示してもよい。図5には、4つ項目の選択画面368a, 368b, 368cおよび368dを示す。また、図5に示すように、表示項目は、一般的に再生装置で使用されているマークを用いるようにしてもよい。ディジタルカメラ10は、表示を選択できるようにしておくことが望ましい。同一の階層に表示される項目は、所定の時間間隔でカーソル362をシフトさせる。
【0047】
《再生》が選択ボタン24で選択されると、下層の再生処理に移行する。これにともなってメインCPU 20bは画面368a, 368b, 368c, 368dに「−再生−」を表示し、再生処理としてストレージ34に記憶されている画像データを読み出し、信号処理部18で伸長処理を施すように制御して得られた画像をモニタ部36に供給してLCD 36cの画面370aを表示する。このとき、LCD 36cは、再生処理段階で表示する項目「戻る」にカーソル362をあわせている。再生処理を抜ける場合、選択ボタン24を2回連続して押すと処理を最上位の階層を示す画面360bに戻す。また、選択ボタン24が1回だけ操作された場合、一つ前の選択画面368a(または階層)に戻る。
【0048】
《コマ送り》が選択ボタン24で選択されると、再生処理では、サムネイル画像を複数表示して、選択可能状態にあるコマ(サムネイルの)画像を太い枠で囲むようにして選択候補の画像を示す画面370bにする。メインCPU 20bは、各コマの選択可能状態をあらかじめ設定した時間間隔で自動的にシフトさせている。ユーザ(操作者)は、再生を所望するサムネイル画像が選択可能状態になったとき、選択ボタン24を押圧操作して画像を選択する。メインCPU 20bは、この選択操作に応じて画面372bを表示する。画面370bにおいて選択可能状態を表すカーソルが、最後のコマに達した後、カーソル362を「戻る」にシフトする。この後、選択ボタン24による選択がまだ行われない場合、再びコマの最初から順次選択候補をシフトさせる表示を繰り返す。選択ボタン24で選択されると、上述した《再生》の場合と同様の処理が施され、画像が再生表示される。再生を終了する場合、連続2回の選択ボタン24の操作により階層を最上位の階層を示す画面360bに戻す。
【0049】
《コマ戻し》が選択ボタン24で選択されると、画面370cを表示する。コマが選択されると、画面372cを表示する。《コマ戻し》の操作はコマの選択順序が《コマ送り》と逆方向で異なる点を除き、メインCPU 20bは、この他の処理を《コマ送り》と同様に制御する。
【0050】
《電子ズーム》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは画面370dに「−再生−」を表示させ、下層に位置する項目「電子ズーム」および「戻る」を表示する。《電子ズーム》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、画面372dにして、「電子ズーム」の下層に位置するこの選択に対応した電子ズーム処理に移行する。ここで、電子ズームする再生画像は、たとえば「コマ送り」または「コマ戻し」の項目であらかじめ選択されている画像を対象とする。電子ズームの拡大/縮小の度合いは、可変するズーム量の大きさを三角形のマークで表す。三角形のマークはズーム範囲を繰返しゆっくり移動する。画像表示領域には、それぞれのズーム量で表された画像が表示される。このズーム可変中に所望の画像が表示されたならば、ユーザ(操作者)は、選択ボタン24を押圧操作してズーム処理を停止する。この再生表示を終了させる場合、選択ボタン24を連続2回押圧操作して終了させ、画面360bに戻る。
【0051】
なお、電子ズームでは、上述したズーム量の選択だけでなく、図示しないが、画像におけるズーム領域も選べるようにすることが好ましい。
【0052】
次に最上位層で《設定》が選択ボタン24で選択された場合について図6を用いて説明する。《設定》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、画面374a, 374bに「−設定−」が選択されたことを表示するとともに、3つの項目「オート」、「マニュアル」および「戻る」を表示させる。この3つの項目は同一階層にあるので、メインCPU 20bは、選択ボタン24により項目の選択が行われるまで、所定の時間間隔毎にカーソルをシフト巡回させる。《オート》が選択ボタン24で選択されると、撮影に使用するパラメータをあらかじめ設定している値にセットする。この設定後、最上位の項目表示する階層を示す画面360cに戻る。
【0053】
また、《マニュアル》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、画面に「−マニュアル−」を表示させ、この階層における6つの設定項目「フラッシュ」、「マクロ」、「Wバランス」、「ISO感度」、「画素数」および「戻る」を表示する。図6には、この内、4つの画面376a, 376b, 376c, 376dが表示されている。カーソル362は、所定の時間間隔毎に選択されるまで、順序に応じて繰返し巡回させている。
【0054】
《フラッシュ》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、下層の「−フラッシュ−」が選択されたことを画面378aに表示し、補正に関する4つの指標値「+0.6」、「+0.3」、「0」および「−0.3」ならびに選択処理項目「戻る」を表示する。ここで、カーソルは、5つの項目を所定の時間間隔でシフトして巡回している。選択ボタン24で指標値が選択されると、「フラッシュ」における補正値が決定される。この決定後、メインCPU 20bは、カーソル362を「戻る」にシフトさせる。ここで、選択ボタン24を連続2回押圧すれば、「設定」から操作を最上位の階層を示す画面360cに戻す。「戻る」で選択ボタン24を1回押圧すると、一つ前の階層に戻して項目の選択を継続することができる。
【0055】
《マクロ》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、図示しないがマクロに対応するようにAE・AF用のCPU 20cに制御信号20eを供給し、光学系12のレンズをマクロの位置に制御する。「マクロ」の解除は、選択ボタン24の連続2回の操作で行われる。
【0056】
次に《Wバランス》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、画面378bに「−Wバランス−」を表示させ、たとえば下層の項目「晴天屋外」、「日陰」、「使用する灯」および「戻る」が表示される。この階層においてメインCPU 20bは、カーソルを所定の時間間隔毎にシフトさせ、巡回させる。ユーザ(操作者)は、これらの項目の中から所望する照明を選択ボタン24で選択してホワイトバランスを設定する。設定完了は選択ボタン24の2回連続操作でメインCPU 20bに選択信号24aを供給して報知する。これにより、メインCPU 20bは、最上位の項目表示する階層に処理を戻す。
【0057】
そして、《ISO感度》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、画面378cに「−ISO感度−」を表示させ、たとえば下層の感度値「100」、「200」、「400」および「戻る」が表示される。この階層においてメインCPU 20bはカーソルを各感度値上を巡回して表示する。この画面表示においてメインCPU 20bは、これまでの設定感度値を、たとえば楕円形で囲むように表示し、新たな感度値の設定をカーソルで表すようにしている。感度値の設定完了の場合、ユーザ(操作者)は選択ボタン24を連続2回押圧操作する。メインCPU 20bは、選択ボタン24から供給される選択信号24aに応じてISO感度を設定する。設定後、メインCPU 20bは、最上位の項目表示する階層に処理を戻す。
【0058】
最後に、ディジタルカメラに特有なパラメータである《画素数》の設定を行う。《画素数》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、画面378dに「−画素数−」を表示させ、たとえば下層の5つの項目「6M」、「3M」、「1M」、「VGA」および「戻る」を表示させる。この階層が選ばれると、メインCPU 20bは、カーソル362を所定の時間間隔毎にシフトさせ、巡回させる。ユーザ(操作者)は、これらの項目の中から所望する画素数を選択ボタン24で選択する。この設定により報知される情報から、メインCPU 20bは、使用する記録媒体において何枚撮影可能で、この設定以降における撮影枚数等も算出することができる。設定完了は、これまで述べてきた場合と同様に選択ボタン24の2回連続操作により「画素数」の設定処理を解除して最上位の項目表示する階層を示す画面360cに処理を戻す。
【0059】
ディジタルカメラ10における電源をオフにする場合、図7に示すように、最上位の階層を示す画面360dにてカーソル362が所定の時間間隔でシフトされ、「電源断」の位置で選択ボタン24を選択する。《電源断》が選択されると、メインCPU 20bは、画面380aに「−電源断−」を表示し、カーソルのシフトさせる項目として「電源を切ります」および「戻る」を表示する。また、《電源を切ります》が選択ボタン24で選択されると、メインCPU 20bは、画面上に電源断までの秒数をカウントダウン表示させ、最後に画面382aにて「See you!」のようなメッセージを表示した後に電源をオフにする。
【0060】
このようにディジタルカメラ10は、カメラが行う撮影、再生、設定、電源断にともなう各種の操作を表示されるカーソルが示す項目をカメラに配設した一つの選択ボタン24で選択することにより簡単に操作することができる。
【0061】
次にディジタルカメラ10を用いた撮像システム40について図8を用いて説明する。撮影システム40は、ディジタルカメラ10、アーム駆動装置42、コントロールボックス44およびリモートモニタ46を含んでいる。ディジタルカメラ10は、新たにインタフェース部38を含んでいる。インタフェース部38は、システムバス100に接続されている。ディジタルカメラ10は、システム制御部20からの表示項目や画像データをリモートモニタ46に送信し、コントロールボックス44からの選択信号を受信する。インタフェース部38は、無線電波を送受信する通信機能を有する。使用する規格には、たとえばブルートゥース(Bluetooth:商標)およびIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11b等があり、これら規格の内の一つを用いている。ディジタルカメラ10は、アーム駆動装置42にほぼ全方向の視野が得られるように取り付けられている。
【0062】
なお、システム制御部20は、前述したディジタルカメラ10の撮影、再生、設定および電源断に限定されるものでなく、アーム駆動装置42の取付けに応じてROM 22にアーム駆動制御における手順等を読み出して、制御することが好ましい。
【0063】
アーム駆動装置42には、アーム駆動機構420、移動機構422、アームドライバ424、移動ドライバ426およびインタフェース部428が含まれている。アーム駆動機構420には、ディジタルカメラ10が取り付けられている。より具体的には、アーム駆動機構420は、図9に示すように、移動機構422を収納するボックス422a上に垂直に支持アーム420aが立設され、支持アーム420aに方向支援ボックス420bを挿通保持され、方向支援ボックス420bにはディジタルカメラ10が取り付けられている。ディジタルカメラ10を取付け部は図示しないが、方向支援ボックス420b側が有する機構によりディジタルカメラ10が落下しないように収納保持されている。
【0064】
方向支援ボックス420bは、矢印Aが示す支持アーム420aに沿って自在に上昇/下降する。また、方向支援ボックス420bは、支持アーム420aのある高さで矢印Bが示すように、水平面内を回動する。そして、方向支援ボックス420bには、ディジタルカメラ10が取り付けられ、水平面に対して直交した垂直面内を回転させることもできる。これにより、ディジタルカメラ10は、矢印Cに示すように回動させる。アーム駆動機構420は、アームドライバ424から供給される3つの駆動信号に応じて矢印A, B, Cの方向にディジタルカメラ10の撮影方向を変位させている。
【0065】
また、移動機構422は、ボックス422aに収納され、移動ドライバ426からの駆動信号に応じて床のような平面上を矢印D, E方向のようにボックス422aをそれぞれ、前後左右に移動させる。移動機構422は、たとえば4つの小タイヤを用いて平面上を静的に安定な移動を行わせるとよい。
【0066】
図8に戻って、アームドライバ424および移動ドライバ426は、インタフェース部428から供給される制御信号がいずれのドライバに対して供給されたものか判別してそれぞれ該当する制御信号に応じて駆動信号を出力し、アーム駆動機構420、移動機構422を動作させる。インタフェース部428は、少なくとも、無線電波の受信機能を有している。インタフェース部428は、受信した制御信号をアームドライバ424、移動ドライバ426に供給している。インタフェース部428は、ディジタルカメラ10のインタフェース部38と同じ規格で動作する。
【0067】
コントロールボックス44には、操作ボタン440、アーム駆動制御部442およびインタフェース部444が備えられている。操作ボタン440は、リモートモニタ46にて表示された所望する項目への選択可能状態を示すカーソルの重畳に応じてユーザ(操作者)の選択を行う操作手段である。
【0068】
アーム駆動制御部442は、アーム駆動を行う制御信号を生成する機能を有している。コントロールボックス44にアーム駆動制御部442が設けられている場合、ディジタルカメラ10のシステム制御部20では、撮影システム40におけるディジタルカメラ10それ自体の制御、ならびにディジタルカメラ10およびアーム駆動装置42の各項目を表示する制御が行われる。コントロールボックス44がアーム駆動制御部442を持たない場合、システム制御部20は、前述したように、ROM 22にあらかじめアーム駆動制御の手順も含めておき、コントロールボックス44の選択に応じて撮影システム40のすべてを制御する。
【0069】
インタフェース部444は、少なくとも無線電波の送信機能を有している。ここでも、使用する無線の規格は、ディジタルカメラ10のインタフェース部38と同じ規格である。
【0070】
リモートモニタ46には、インタフェース部460およびモニタ部462が含まれている。インタフェース部444は、少なくとも無線電波の受信機能を有していることが望ましい。ここでも、使用する無線の規格は、ディジタルカメラ10のインタフェース部38と同じ規格である。インタフェース部460は、ディジタルカメラ10からの項目および画像データを受信して、モニタ部462に供給する。モニタ部462は、ディジタルカメラ10のモニタ部36と同じ構成であるから、説明を省略する。
【0071】
なお、本発明の撮影システム40は、無線電波でデータ通信する場合の構成に限定されるものでなく、有線でデータ通信するように構成してもよい。ただし、有線の場合、アーム駆動装置42の移動は移動距離が限定される。有線を用いる規格には、たとえばUSB(Universal Serial Bus)規格やIEEE1394規格等があり、これらの規格で可能とされる長さにより移動距離が制限される。
【0072】
次に撮影システム40における動作を説明する。ディジタルカメラ10は、たとえば撮影システム用の手順をROM 22から読み出し、システム制御部20の制御により、選択する項目データがインタフェース部38から送信される。リモートモニタ46は、送信された項目データの電波を受信し、モニタ部462の液晶表示部に表示する。このとき、ディジタルカメラ10は、カーソルを所定の時間間隔で項目上をシフトさせている。撮影システム40に対応するため、ディジタルカメラ10は、画面「設定」と「電源断」との間に「アーム制御」を新たに設け、リモートモニタ46のLCD 460に画面460a, 460b, 460c, 460eがそれぞれ表示される。
【0073】
図10における画面460a, 460b, 460c, 460eは、最上位の階層が示す項目のそれぞれに重畳表示された、選択可能状態を示すカーソル362がシフトしながら巡回している状態を示している。ここで、これらの項目の内、新たに設けられた「アーム制御」以外、前述した手順と同じであり、無線通信でデータをリモートモニタ46に送って表示し、表示された項目およびカーソル362の重畳に応じてコントロールボックス44で選択する点が異なっているだけなので、手順の説明を省略する。
【0074】
さらに、アーム制御について図11を用いて説明する。《アーム制御》が選択ボタン440で選択されると、コントロールボックス44は、インタフェース部444からディジタルカメラ10に選択したことを送信する。ディジタルカメラ10は、コントロールボックス44からの電波を受信して、メインCPU 20bに現在、カーソルが重畳した項目、「アーム制御」が選択されたことを報知する。ディジタルカメラ10は、メインCPU 20bの制御により、ROM 22からこの選択に関連したデータをインタフェース部38に送り、インタフェース部38からこのデータをリモートモニタ46に通信する。リモートモニタ46は、ディジタルカメラ10からの電波をインタフェース部460で受信して、モニタ部462に送る。
【0075】
モニタ部462には、表示する項目が「−アーム制御−」であり、最上位の階層直下に位置する同一階層には5つの項目「上下移動」、「垂直旋回」、「水平旋回」、「移動」および「戻る」が表示される。図11には、上述した5つの項目の内、4つの画面462a, 462b, 462c, 462dの選択画面を示している。また、受信した電波に応じてカーソル362を同一階層のこれら5つの項目に重畳させながら、所定の時間間隔毎にシフトさせる。
【0076】
画面462aにて「上下移動」が選択ボタン440で選択されると、ディジタルカメラ10(メインCPU 22)は、無線通信によりリモートモニタ46にデータ通信する。リモートモニタ46には、次の画面464aとして「−上下移動−」が選択され、支持アーム420aの内、どの高さに方向支援ボックス420bがあるか三角形のマークが表示される。また、図示していないが、この位置から見た被写界像を同時に表示する。ユーザ(操作者)は、リモートモニタ46に重畳表示された画像が所望の被写界か否かを判断する。
【0077】
満足する位置にある場合、ユーザは選択ボタン440を2回連続して押圧操作する。この操作を受信したディジタルカメラ10は、最上位の階層を示す画面460dに制御を戻す。また、2回連続した押圧操作されなかった場合、満足する位置にないと判断してコントロールボックス44のアーム制御部442は、三角形のマークを所定の量だけ変位させるようにアーム駆動装置42に制御信号を送信する。アーム駆動装置42は、制御信号に応じたアーム駆動を行う。
【0078】
なお、上下移動は、アーム駆動させる前に移動方向、「上方向」および「下方向」のいずれかを選択してから移動制御量の決定を行うようにしてもよい。
【0079】
画面462bにて《垂直旋回》が選択ボタン440で選択されると、ディジタルカメラ10は、無線通信を行う。ディジタルカメラ10は、次の画面464bとして、「−垂直旋回−」が選択されたことを示すとともに、水平に対して現在の垂直旋回角度の大きさがどの角度にあるかを示すようにデータをリモートモニタ46に供給する。「−垂直旋回−」は、方向支援ボックス420bの駆動によりディジタルカメラ10を図9の矢印Cに対応して回動させるものであり、リモートモニタ46には、現在の角度位置を三角形のマークで示し、たとえば画面464bに描かれているように半円周に沿って表示するとよい。リモートモニタ46は、アーム駆動装置42の回動量とマークの表示位置(角度)は一対一の関係にある。このとき、「上下移動」の場合と同様に図示しないがディジタルカメラ10から送信される画像データを重畳表示する。これにより、所望の被写界にあるか否かをユーザは判断する。
【0080】
満足する位置にある場合、選択ボタン440を2回連続して押圧操作することでディジタルカメラ10およびアーム駆動装置42に報知する。所望の位置にない場合、コントロールボックス44内のアーム駆動制御部442は、この判断に応じてディジタルカメラ10の角度を変位させる制御信号をアーム駆動装置42に無線送信する。
【0081】
なお、垂直旋回は、アーム駆動させる前に移動方向をたとえば、「+半円方向」および「−半円方向」で増減する方向のいずれかを選択してから大きさを選択するようにしてもよい。
【0082】
また、画面462cにて《水平旋回》が選択ボタン440で選択されると、ディジタルカメラ10は、無線通信により、画面464cに「−水平旋回−」が選択されたことを示すとともに、水平に左 (L)180°と右 (R)180°の旋回の内、現在のいずれの旋回で旋回角度の大きさがどの角度にあるかを示すようにデータをリモートモニタ46に供給する。画面464cに示す「−水平旋回−」では、方向支援ボックス420bに取り付けられているディジタルカメラ10を水平に回動させることにより間接的に図9の矢印Bの方向に回動させるものである。リモートモニタ46には、上下移動の場合の表示を水平に表示させ、回動角度に応じて三角形のマークで表示してもよいし、英数字で回動角度を表示させてもよい。
【0083】
リモートモニタ46は、アーム駆動装置42の回動量とマークの表示位置(角度)は一対一の関係にある。このとき、前述した「上下移動」の場合と同様に図示しないがディジタルカメラ10から送信される画像データを重畳表示する。これにより、所望の被写界にあるか否かをユーザは判断する。
【0084】
満足する位置にある場合、選択ボタン440を2回連続して押圧操作することでディジタルカメラ10およびアーム駆動装置42に報知し、選択を最上位の階層に戻す。所望の位置にない場合、コントロールボックス44内のアーム駆動制御部442は、この判断に応じてディジタルカメラ10の角度を変位させる制御信号をアーム駆動装置42に無線送信する。
【0085】
なお、水平旋回は、アーム駆動させる前に移動方向をたとえば、「左方向」および「右方向」のいずれかを選択してから行うようにしてもよい。
【0086】
そして、画面462dにて《移動》が選択ボタン440で選択されると、ディジタルカメラ10は、リモートモニタ46に表示データを送信する。リモートモニタ46には、画面464dにて「−移動−」の項目が選択されていることを示す。画面464dには、アーム駆動装置42が全体としてどの方向に移動させるかを示す項目「前進」、「後進」、「右移動」、「左移動」および「戻る」が表示され、同一階層の項目を表示することから、カーソル362は、これらの項目を所定の時間間隔でシフトさせ、何等かの項目が選択されるまで重畳を繰り返している。
【0087】
画面464dにて《前進》が選択ボタン440で選択されると、リモートモニタ46の画面466dに示すように、「−前進−」が選択されたことを表示し、「前進」および「戻る」のいずれかが選択されるようにカーソルがシフトする。《前進》が選択されると、アーム駆動制御部442は、所定の量だけ前進させる制御を行う。コントロールボックス44は、アーム駆動装置42のインタフェース部428を介して移動ドライバ426に制御信号を供給する。移動ドライバ426は、制御信号によって駆動制御が指示されているか否かを判断して駆動信号を移動機構422に出力する。移動機構422は、駆動信号に応じてアーム駆動装置42を前進させる。この他の3つの項目に対する駆動も同様に行われる。
【0088】
ここで、画面464dにて行われる《移動》の選択では、アーム駆動装置42を移動させる駆動であることから、これまでのアーム制御で行われてきたようなある範囲にわたるアーム駆動の繰返し処理は行わない。確実に、かつ安全に動作させるため、アーム駆動制御部442は、1回の選択ボタン440の選択で所定の移動量しか動かないように制御する。また、アーム駆動制御部442は、ユーザとアーム駆動装置42との間の距離が所定の距離以上に離れないように設定しておくことが望ましい。「移動」の制御は、ユーザのコントロールボックス44による運転の習熟度に応じて移動の設定動作を変更し、より使い易いようにしてもよい。
【0089】
以上のように構成することにより、モニタ部に表示された項目上に選択可能状態を示すカーソルを重畳し、このカーソルを所定の時間毎にシフトさせ、巡回的に表示し、選択ボタンの選択に応じて項目を切り換えて選択することにより、ユーザに複雑な操作を行わせることなく、単に選択するだけで動作手順の支援を受けることができ、所望の撮影を行うことができる。複雑なカメラ操作の苦手なユーザ、特に老人や身障者等にとって使い勝手のよいユーザフレンドリなインタフェースを有するディジタルカメラを提供することができる。
【0090】
同一階層の項目は、カーソルの重畳シフト表示を繰返して行うから、所望の項目が確実に選択することができ、選択に応じて次に選択する項目や処理が表示されるので、一つの選択ボタンでありながら、ディジタルカメラの操作として複数の機能を有することができる。
【0091】
撮影システムは、ディジタルカメラをアーム駆動装置に取り付け、リモートモニタに撮影に関する項目やアーム駆動装置42の動作項目等を無線通信により表示させ、コントロールボックスで選択してディジタルカメラおよびアーム駆動装置を制御することにより、たとえば身障者のようなユーザでもカメラ撮影を楽しむことが容易にできるようになる。
【0092】
アーム駆動装置が移動機構を有することにより、撮影範囲を広範囲に広げることができる。また、無線通信を使用することにより、有線制御に比べてアーム駆動装置の移動を安全に行うことができる。
【0093】
【発明の効果】
このように本発明の電子カメラによれば、制御手段の時間設定機能ブロックで情報の項目に対応するカーソルによる表示を所定の時間間隔に移動するように設定し、制御手段でシフト巡回させ、第1入力手段の選択に応じて下層の階層に位置する情報の項目とともに、カーソルを第1表示手段に表示させ、カーソル位置に対応する情報の項目を第1入力手段で選択し、第1入力手段一つで電子カメラに要求される撮影および設定における操作・設定の情報等を順次誘導し、操作者に選択させることにより、複雑なカメラ操作の苦手なユーザ、特に老人や身障者等にとって使い勝手のよいユーザフレンドリなインタフェースを有するディジタルカメラを提供することができる。
【0094】
電子カメラを用いた撮影システムは、この電子カメラをアーム駆動手段に取り付け、第2表示手段に撮影に関する項目やアーム駆動手段の動作項目等を表示させ、第2入力手段で選択して電子カメラおよびアーム駆動手段を制御することにより、たとえば身障者のようなユーザでもカメラ撮影を楽しむことが容易にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子カメラを適用したディジタルカメラの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1のディジタルカメラを外観を示す図である。
【図3】図1のディジタルカメラにおける最上位の階層の項目およびカーソルの巡回シフトを示す図である。
【図4】図1のディジタルカメラにおいて撮影におけるカーソル表示と選択に応じた項目表示の関係を説明する図である。
【図5】図1のディジタルカメラにおいて再生におけるカーソル表示と選択に応じた項目表示の関係を説明する図である。
【図6】図1のディジタルカメラにおいて設定におけるカーソル表示と選択に応じた項目表示の関係を説明する図である。
【図7】図1のディジタルカメラにおいて電源断におけるカーソル表示と選択に応じた項目表示の関係を説明する図である。
【図8】図1のディジタルカメラを用いた撮影システムの概略的な構成を示すブロック図である。
【図9】図8の撮影システムにおいてディジタルカメラのアーム駆動の動作を説明する図である。
【図10】図8の撮影システムでリモートモニタに表示される最上位の階層の項目およびカーソルの巡回シフトを示す図である。
【図11】図8の撮影システムにおけるリモートモニタに表示されるアーム制御の項目およびカーソルの巡回シフトならびに駆動指標の表示の仕方を示す図である。
【符号の説明】
10 ディジタルカメラ
12 光学系
14 撮像部
18 信号処理部
20 システム制御部
20b メインCPU
20c AE・AF用のCPU
22 ROM
24 操作ボタン
26 ドライバ
30 フラッシュ部
32 インタフェース部
36 モニタ部

Claims (7)

  1. 被写界からの入射光を光電変換する撮像素子により電気信号にして、該電気信号に信号処理を施して得られる画像データを記録する電子カメラにおいて、該カメラは、
    該カメラに対する複数の情報からの選択を一つで行う第1入力手段と、
    該情報の項目を並列表示させながら、該情報の項目のそれぞれが表示される位置に選択可能状態を示すカーソルを所定の時間間隔で移動巡回させ、第1入力手段からの選択に応じて選択した情報に対して階層接続されている次の情報の項目を並列表示させながら、前記カーソルを表示する各項目位置に移動巡回させながら、第1入力手段の選択を受けて該カメラの設定および動作を制御する制御手段と、
    前記情報の項目を並列表示させ、一つの項目に対して前記カーソルを重畳させ、前記画像データを画像として表示する第1表示手段とを含み、
    前記制御手段は、前記所定の時間間隔を設定する時間設定機能ブロックを含むことを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、前記制御手段は、前記情報の項目における最上位の階層に該カメラの基本的な動作に関する第1種の項目を表示制御し、該項目それぞれの選択に対して前記次の情報の項目として第2種の項目を第2の階層に位置する項目を表示制御し、該表示された項目に対する選択に応じて制御を行うことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項2に記載のカメラにおいて、第1種の項目は、該カメラによる撮影、該カメラによる画像データの再生、該カメラの撮影における設定および該カメラへの電源供給の遮断を示す項目に対応していることを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項2または3に記載のカメラにおいて、第2種の項目は、前記撮影の項目を示す階層に対応してズーム、マニュアルによるフォーカス、レリーズおよび階層を一つ前に戻す項目、前記再生の項目を示す階層に対応して撮影された画像データの読出しに関するコマ送り、コマ戻し、前記画像データに対する拡大/縮小処理を信号処理により施す電子ズームおよび階層を一つ前に戻す項目、前記設定の項目を示す階層に対応して該カメラの操作者による独自な撮影条件設定であるマニュアル設定、該カメラにおいてあらかじめ設定された撮影条件設定であるオート設定および階層を一つ前に戻す項目、ならびに前記電源断の項目を示す階層に対応してカウントダウン表示後に断する項目および階層を一つ前に戻す項目を有し、
    第2の階層の選択に応じて下層に位置する第3の階層にて第3種の項目として選択した項目の処理動作、項目選択の可否、細分化されたさらなる項目の選択および階層を一つ前戻す項目のいずれかを選択し、
    第3の階層に接続された下層に位置する第4の階層にて第4種の項目として選択した項目の処理動作、細分化されたさらなる項目における内容の選択および階層を一つ前戻す項目のいずれかを選択する表示制御ならびに該選択に応じた制御のいずれかの選択する情報が書き込まれていることを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、第1入力手段は、機械的な操作、電磁波、電流および電位の変位を検出するセンサのいずれかを用いることを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、該カメラは、該カメラを取り付ける支持機構を有するアーム駆動装置に取り付けられ、
    該アーム駆動装置は、前記支持機構に取り付けられたカメラを所望の方向に向ける駆動機構と、
    該駆動機構に駆動信号を生成して供給する駆動信号生成手段と、
    該アーム駆動装置の駆動に関する制御信号を前記駆動信号生成手段に供給する第1のインタフェース手段とを含む撮影システムを構築し、
    さらに、該撮影システムは、前記アーム駆動装置に対する操作指示および該カメラに対する操作指示を遠隔的に入力するとともに、前記駆動機構に対する駆動制御手段を備えた第2入力手段と、
    該カメラの項目および前記カーソルを表示するとともに、該カメラにて撮像した画像データを画像として該カメラと離れた場所で表示する第2表示手段とを含む電子カメラにおける撮影システム。
  7. 請求項6に記載のシステムにおいて、第2入力手段および第2表示手段は、それぞれにデータをやり取りする第2および第3のインタフェース手段を有し、
    第1、第2および第3のインタフェース手段は、それぞれに、前記データの送受信を無線により行う通信手段を含むことを特徴とする電子カメラにおける撮影システム。
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