JP2004186730A - Chip antenna, chip antenna unit, and wireless communication apparatus using the same - Google Patents
Chip antenna, chip antenna unit, and wireless communication apparatus using the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004186730A JP2004186730A JP2002347735A JP2002347735A JP2004186730A JP 2004186730 A JP2004186730 A JP 2004186730A JP 2002347735 A JP2002347735 A JP 2002347735A JP 2002347735 A JP2002347735 A JP 2002347735A JP 2004186730 A JP2004186730 A JP 2004186730A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- antenna
- base
- chip antenna
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信装置である携帯電話機や移動端末の内蔵アンテナ等として用いられるチップアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機などの移動端末に用いられるチップアンテナとしては、複数の周波数帯域で使用可能なダイバーシチ受信用の小型チップアンテナが特開平11−31913号公報に開示されている。また、特開2002−111344号公報では、チップアンテナと基板上に構成されたパターンアンテナとで2共振を得る技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−31913号公報
【特許文献2】
特開2002−111344号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開平11−31913号公報に記載の技術によれば、2共振を得ることはできるが、構造が複雑になったり、トラップ回路の抵抗によりアンテナ効率が劣化する。また、特開2002−111344号公報に記載の技術によれば、基板上に導体線路パターンでアンテナを作製するので、アンテナ部分は非常に大きくなってしまい、小型化の要請に反する。
【0005】
このような問題を解決するためには、アンテナ素子を積層構造にして複数のパターンアンテナを積層配置すれば、複数共振をもつチップアンテナを簡易な構造で小型化することができる。
【0006】
しかしながら、一方のパターンアンテナの形状を変えて周波数特性を調整すると、他方のパターンアンテナの周波数特性までもが変わってしまう。これでは、任意の共振周波数に設定することが困難になる。
【0007】
ところで、チップアンテナを実装基板に搭載したときに、線路のパターンなどの影響を受けてアンテナの周波数特性が僅かながら変化することがある。
【0008】
この場合、既存のチップアンテナでは周波数特性を微調整することができないためにアンテナ自体を取り替えなければならない。そして、周波数特性が僅かに異なるアンテナを何種類も用意しておかなくてはならない。これでは、生産性が甚だしく悪化してしまう。
【0009】
そこで、本発明は、他方のパターンアンテナの周波数特性に影響を与えることなく所定のパターンアンテナを任意の共振周波数に設定することのできるチップアンテナを提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、周波数特性を簡便に調整することのできるチップアンテナを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係るチップアンテナは、誘電体または磁性体で構成され、積層構造を有する基体と、基体の複数層に形成され、少なくともパターンの一部が積層方向に対して相互に重なり合っていない複数のパターンアンテナと、基体の表面に形成され、パターンアンテナに接続される給電端子と、を有することを特徴とする。
【0012】
このようにパターン相互間が積層方向に対して重なり合っていないことにより、他方のパターンアンテナの周波数特性に影響を与えることなく、所定のパターンアンテナを任意の共振周波数に設定することが可能になる。
【0013】
また、上記課題を解決するため、本発明に係るチップアンテナユニットは、実装基板と、実装基板上に搭載され、誘電体または磁性体で構成された基体と、基体に形成されたパターンアンテナと、基体の表面に形成され、パターンアンテナに接続される給電端子と、基体の表面に形成され、パターンアンテナに接続される固定端子と、実装基板に形成され、固定端子と接続されて基体を実装基板に固定する導体からなる固定部とを有することを特徴とする。
【0014】
これによれば、固定部の面積を調整することによって共振周波数の微調整ができるので、周波数特性を簡便に調整することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、発明の実施の形態は、本発明が実施される特に有用な形態としてのものであり、本発明がその実施の形態に限定されるものではない。
【0016】
図1は本発明の一実施の形態であるチップアンテナユニットを示す斜視図、図2は図1のチップアンテナユニットにおけるチップアンテナを示す分解斜視図、図3は図1のチップアンテナユニットにおけるチップアンテナを示す断面図、図4は図1のチップアンテナユニットの固定部の面積の広狭におけるVSWRの周波数特性を示すグラフである。
【0017】
図1、図2および図3に示すように、本実施の形態のチップアンテナ10は、例えば比誘電率εr=10程度の高周波用セラミック誘電体材料で形成された積層構造からなる矩形形状の基体11を有している。なお、基体11は磁性体で構成することもできる。
【0018】
基体11の複数層にはパターンアンテナが形成されており、図示する場合には、第1のパターン層10aにはミアンダ状の第1のパターンを有するパターンアンテナA1が、第2のパターン層10bには第1のパターンとは異なるミアンダ状の第2のパターンを有するパターンアンテナA2が、それぞれ形成されている。なお、本実施の形態では、パターンアンテナA1,A2はミアンダ状のパターンとなっているが、たとえば円形や矩形、あるいは複数層にわたる三次元的なヘリカル状のパターンなど、ミアンダ状の場合もリアクタンス容量確保のための複数層の形状にするなど、種々のパターンとすることができる。
【0019】
基体11の底面より1つの側面を通って上面に至り、給電端子12が形成されている。また、基体11の対向する2つの側面およびその周囲の隣接面には、固定端子16a,16bが形成されている。図2に詳しく示すように、このようにして基体11の表面に形成された給電端子12は2つのパターンアンテナA1,A2の一端に、固定端子16aはパターンアンテナA1の他端に、固定端子16bはパターンアンテナA2の他端に、それぞれ接続されている。
【0020】
図1に示すように、チップアンテナ10は実装基板13に搭載されており、チップアンテナ10と実装基板13とによってチップアンテナユニットが構成されている。実装基板13には、接地電極14と、回路のインピーダンスである例えば50Ωに整合して信号源(図示せず)からの信号を給電端子12に供給する給電線路15、および固定端子16a,16bと接続されて基体11を実装基板13に固定する導体からなる固定部17a,17bとを備えている。
【0021】
なお、本実施の形態においては、固定端子16a,16bおよび固定部17a,17bはそれぞれ2カ所に形成されているが、1カ所ずつであってもよい。
【0022】
パターンアンテナA1,A2、給電端子12、接地電極14、給電線路15、固定端子16a,16bおよび固定部17a,17bは、銅や銀などの金属導体層をパターニングして形成されている。具体的には、たとえば銀等の金属ペーストをパターン印刷して焼き付ける方法、金属パターン層をメッキで形成する方法、薄い金属膜をエッチングによりパターニングする方法などにより形成されている。
【0023】
ここで、図2に示すように、第1のパターンを有するパターンアンテナA1と第2のパターンを有するパターンアンテナA2とは、積層方向に対しては重なり合っていない。
【0024】
すなわち、本実施の形態のチップアンテナ10では、パターンアンテナA1で第1の共振周波数が得られる。また、パターンアンテナA2で第1の共振周波数とは異なる第2の共振周波数が得られる。したがって、パターンアンテナA1とパターンアンテナA2の積層方向に対する重なり合いが避けられている。
【0025】
このようにすれば、一方のパターンアンテナ(例えばパターンアンテナA1)の形状を変えて周波数特性を調整しても、他方のパターンアンテナ(例えばパターンアンテナA2)の周波数特性に対する影響が殆どなくなる。したがって、他方のパターンアンテナ(例えばパターンアンテナA2)の周波数特性に影響を与えることなく、所定のパターンアンテナ(例えばパターンアンテナA1)を任意の共振周波数に設定することが可能になる。
【0026】
これにより、それぞれのパターンアンテナの共振周波数が相互に独立しているので、アンテナ設計も容易になる。
【0027】
ここで、給電端子12とつながる部分や当該部分の近傍は、パターンアンテナA1とパターンアンテナA2とは構造上から不可避的に重なり合うことになる。したがって、本明細書において重なり合っていないとは、これらの箇所を除いた部分が重なり合っていないことをいう。
【0028】
なお、パターンの一部が重なり合っていてもよいが、積層方向への重なり合いの割合が大きくなればなるほど、一方のパターンアンテナの共振周波数調整時における他方のパターンアンテナの周波数特性の変動が大きくなってしまう。したがって、前述した不可避的部分を除いた以外の箇所は、重なり合っていないのが望ましい。
【0029】
また、本実施の形態では相互に重なり合っていない2つのパターンアンテナA1,A2が示されているが、さらに他のパターンアンテナを形成することもできる。この場合、全てのパターンアンテナが重なり合わないようにしてもよく、一部のパターンアンテナは相互に重なり合っていてもよい。つまり、少なくとも一部のパターンアンテナが積層方向に対して相互に重なり合っていなければよい。
【0030】
さらに、パターンアンテナは少なくとも2つ形成されていれば、つまり複数形成されていればよい。
【0031】
さて、チップアンテナ10を実装基板13に搭載すると、給電線路8のパターンや他の電子部品などの影響を受けてアンテナの周波数特性が僅かながら変化することがある。
【0032】
このような場合、本チップアンテナ10では、アンテナ実装時に、固定部17a,17bの面積を変化させることにより、つまり固定部17a,17bの一部を削ったり広げたりすることにより、周波数特性が調整できるようになっている。
【0033】
つまり、図4に示すように、固定部17a,17bの面積が広いと共振周波数が低域側に移行し、逆に狭いと高域側に移行する。そこで、実装状態においてチップアンテナ10の共振周波数が予定した数値よりも低い場合には、固定部17a,17bを削ってこれを高域側に移行させる。逆に高い場合には、固定部17a,17bの面積を広げて低域側に移行させる。
【0034】
このように、固定部17a,17bの面積を調整することによって共振周波数の微調整ができるので、周波数特性を簡便に調整することが可能になる。これにより、実装基板13に実装してチップアンテナ10の周波数特性が変わってもアンテナ自体を取り替える必要がなくなる。
【0035】
そして、このようにアンテナ自体を取り替えなくてもよいことから、チップアンテナ10は所定の周波数特性を有する1種類だけで足り、周波数特性が僅かに異なるチップアンテナを何種類も用意しておく必要がなくなる。
【0036】
本実施の形態では、複数のパターンアンテナのパターン相互間の積層方向の重なり合いをなくした構造と、固定部17a,17bの面積を調整して共振周波数の微調整を行う構造の、2つの構造が採用されているが、それぞれ独立して採用することもできる。そして、固定部17a,17bの面積を調整する構造を採用した場合、パターンアンテナは基体の表面あるいは内部、または表面および内部の何れにも形成されていても、つまりパターンアンテナは1つであっても複数であってもよく、したがって基体は積層構造でなくてもよい。
【0037】
なお、本発明のチップアンテナは、たとえば、携帯電話機、移動端末、無線LANカードの内蔵アンテナ等、様々な無線通信装置に用いることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば以下の効果を奏することができる。
【0039】
すなわち、パターン相互間が積層方向に対して重なり合っていないことにより、他方のパターンアンテナの周波数特性に影響を与えることなく、所定のパターンアンテナを任意の共振周波数に設定することが可能になる。
【0040】
また、固定部の面積を調整することによって共振周波数の微調整ができるので、周波数特性を簡便に調整することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるチップアンテナユニットを示す斜視図である。
【図2】図1のチップアンテナユニットにおけるチップアンテナを示す分解斜視図である。
【図3】図1のチップアンテナユニットにおけるチップアンテナを示す平面図である。
【図4】図1のチップアンテナユニットの固定部の面積の広狭におけるVSWRの周波数特性を示すグラフである。
【符号の説明】
10 チップアンテナ
10a 第1のパターン層
10b 第2のパターン層
11 基体
12 給電端子
13 実装基板
14 接地電極
15 給電線路
16a,16b 固定端子
17a,17b 固定部
A1,A2 パターンアンテナ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a chip antenna used as a built-in antenna of a mobile phone or a mobile terminal as a wireless communication device.
[0002]
[Prior art]
As a chip antenna used for a mobile terminal such as a mobile phone, a small chip antenna for diversity reception that can be used in a plurality of frequency bands is disclosed in JP-A-11-31913. Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-111344 discloses a technique for obtaining two resonances with a chip antenna and a pattern antenna formed on a substrate.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-11-31913 [Patent Document 2]
JP-A-2002-111344
[Problems to be solved by the invention]
According to the technique described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-31913, two resonances can be obtained, but the structure becomes complicated and the antenna efficiency is deteriorated due to the resistance of the trap circuit. Further, according to the technique described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-111344, since an antenna is formed on a substrate using a conductor line pattern, the antenna portion becomes extremely large, which is against the demand for miniaturization.
[0005]
In order to solve such a problem, a chip antenna having a plurality of resonances can be reduced in size with a simple structure by arranging a plurality of pattern antennas in a stacked structure with the antenna element having a stacked structure.
[0006]
However, if the frequency characteristics are adjusted by changing the shape of one pattern antenna, the frequency characteristics of the other pattern antenna also change. This makes it difficult to set an arbitrary resonance frequency.
[0007]
By the way, when the chip antenna is mounted on the mounting board, the frequency characteristics of the antenna may slightly change under the influence of the line pattern or the like.
[0008]
In this case, since the frequency characteristics cannot be finely adjusted with the existing chip antenna, the antenna itself must be replaced. Then, it is necessary to prepare several types of antennas having slightly different frequency characteristics. In this case, productivity is significantly deteriorated.
[0009]
Therefore, an object of the present invention is to provide a chip antenna that can set a predetermined pattern antenna to an arbitrary resonance frequency without affecting the frequency characteristics of the other pattern antenna.
[0010]
Another object of the present invention is to provide a chip antenna capable of easily adjusting frequency characteristics.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a chip antenna according to the present invention is formed of a dielectric or a magnetic material, and has a base having a laminated structure, and is formed in a plurality of layers of the base, and at least a part of a pattern is formed in a stack direction. It is characterized by having a plurality of pattern antennas that do not overlap each other and a feed terminal formed on the surface of the base and connected to the pattern antenna.
[0012]
Since the patterns do not overlap with each other in the stacking direction, it is possible to set a predetermined pattern antenna to an arbitrary resonance frequency without affecting the frequency characteristics of the other pattern antenna.
[0013]
In order to solve the above problems, a chip antenna unit according to the present invention includes a mounting substrate, a base mounted on the mounting substrate, and formed of a dielectric or magnetic material, and a pattern antenna formed on the base. A power supply terminal formed on the surface of the base and connected to the pattern antenna; a fixed terminal formed on the surface of the base and connected to the pattern antenna; and a fixed terminal formed on the mounting board and connected to the fixed terminal to mount the base on the mounting board. And a fixing portion made of a conductor to be fixed.
[0014]
According to this, since the resonance frequency can be finely adjusted by adjusting the area of the fixed portion, the frequency characteristics can be easily adjusted.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described more specifically with reference to the drawings. Here, in the attached drawings, the same members are denoted by the same reference numerals, and duplicate description is omitted. The embodiment of the present invention is a particularly useful embodiment in which the present invention is implemented, and the present invention is not limited to the embodiment.
[0016]
FIG. 1 is a perspective view showing a chip antenna unit according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is an exploded perspective view showing a chip antenna in the chip antenna unit in FIG. 1, and FIG. 3 is a chip antenna in the chip antenna unit in FIG. FIG. 4 is a graph showing the frequency characteristics of the VSWR when the area of the fixed portion of the chip antenna unit of FIG. 1 is large or small.
[0017]
As shown in FIGS. 1, 2, and 3, a
[0018]
A pattern antenna is formed on a plurality of layers of the
[0019]
A
[0020]
As shown in FIG. 1, the
[0021]
In the present embodiment, the fixed
[0022]
The pattern antennas A1 and A2, the
[0023]
Here, as shown in FIG. 2, the pattern antenna A1 having the first pattern and the pattern antenna A2 having the second pattern do not overlap in the stacking direction.
[0024]
That is, in the
[0025]
In this way, even if the frequency characteristics are adjusted by changing the shape of one pattern antenna (for example, pattern antenna A1), the influence on the frequency characteristics of the other pattern antenna (for example, pattern antenna A2) is almost eliminated. Therefore, it is possible to set a predetermined pattern antenna (for example, pattern antenna A1) to an arbitrary resonance frequency without affecting the frequency characteristics of the other pattern antenna (for example, pattern antenna A2).
[0026]
Since the resonance frequencies of the respective pattern antennas are independent of each other, the antenna design is facilitated.
[0027]
Here, the pattern antenna A1 and the pattern antenna A2 inevitably overlap with each other in the portion connected to the
[0028]
Although a part of the patterns may overlap, the variation of the frequency characteristics of the other pattern antenna during the adjustment of the resonance frequency of one pattern antenna increases as the ratio of the overlap in the stacking direction increases. I will. Therefore, it is desirable that the portions other than the unavoidable portions described above do not overlap.
[0029]
Further, in the present embodiment, two pattern antennas A1 and A2 that do not overlap each other are shown, but other pattern antennas can be formed. In this case, all the pattern antennas may not overlap, and some pattern antennas may overlap each other. That is, it is sufficient that at least some of the pattern antennas do not overlap each other in the stacking direction.
[0030]
Furthermore, it is sufficient that at least two pattern antennas are formed, that is, a plurality of pattern antennas are formed.
[0031]
When the
[0032]
In such a case, in the
[0033]
That is, as shown in FIG. 4, if the area of the fixing
[0034]
As described above, since the resonance frequency can be finely adjusted by adjusting the areas of the fixing
[0035]
Since the antenna itself does not need to be replaced, only one type of the
[0036]
In the present embodiment, there are two structures: a structure in which the patterns of a plurality of pattern antennas are not overlapped in the laminating direction, and a structure in which the areas of the fixing
[0037]
The chip antenna of the present invention can be used for various wireless communication devices such as a mobile phone, a mobile terminal, and a built-in antenna of a wireless LAN card.
[0038]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the present invention, the following effects can be obtained.
[0039]
That is, since the patterns do not overlap with each other in the stacking direction, it is possible to set a predetermined pattern antenna to an arbitrary resonance frequency without affecting the frequency characteristics of the other pattern antenna.
[0040]
Further, since the resonance frequency can be finely adjusted by adjusting the area of the fixed portion, the frequency characteristics can be easily adjusted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a chip antenna unit according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a chip antenna in the chip antenna unit of FIG.
FIG. 3 is a plan view showing a chip antenna in the chip antenna unit of FIG. 1;
FIG. 4 is a graph showing VSWR frequency characteristics when the area of a fixed portion of the chip antenna unit of FIG. 1 is large and small.
[Explanation of symbols]
Claims (4)
前記基体の複数層に形成され、少なくともパターンの一部が積層方向に対して相互に重なり合っていない複数のパターンアンテナと、
前記基体の表面に形成され、前記パターンアンテナに接続される給電端子と、を有することを特徴とするチップアンテナ。A base made of a dielectric or magnetic material and having a laminated structure;
A plurality of pattern antennas formed on a plurality of layers of the base body, at least a part of the pattern does not overlap each other in the stacking direction,
A feed terminal formed on the surface of the base and connected to the pattern antenna.
前記実装基板上に搭載され、誘電体または磁性体で構成された基体と、
前記基体に形成されたパターンアンテナと、
前記基体の表面に形成され、前記パターンアンテナに接続される給電端子と、
前記基体の表面に形成され、前記パターンアンテナに接続される固定端子と、
前記実装基板に形成され、前記固定端子と接続されて前記基体を前記実装基板に固定する導体からなる固定部とを有し、
前記固定部の面積で周波数特性を調整することを特徴とするチップアンテナユニット。A mounting board,
A substrate mounted on the mounting substrate and formed of a dielectric or magnetic material;
A pattern antenna formed on the base,
A power supply terminal formed on the surface of the base and connected to the pattern antenna;
A fixed terminal formed on the surface of the base and connected to the pattern antenna;
A fixing portion made of a conductor formed on the mounting board and connected to the fixing terminal to fix the base to the mounting board;
A chip antenna unit, wherein a frequency characteristic is adjusted by an area of the fixed portion.
前記実装基板上に搭載され、誘電体または磁性体で構成されて積層構造を有する基体と、
前記基体の複数層に形成され、少なくともパターンの一部が積層方向に対して相互に重なり合っていない複数のパターンアンテナと、
前記基体の表面に形成され、前記パターンアンテナに接続される給電端子と、
前記基体の表面に形成され、前記パターンアンテナに接続される固定端子と、
前記実装基板に形成され、前記固定端子と接続されて前記基体を前記実装基板に固定する導体からなる固定部とを有し、
前記固定部の面積で周波数特性を調整することを特徴とするチップアンテナユニット。A mounting board,
A substrate mounted on the mounting substrate and formed of a dielectric or magnetic material and having a laminated structure,
A plurality of pattern antennas formed on a plurality of layers of the base body, at least a part of the pattern does not overlap each other in the stacking direction,
A power supply terminal formed on the surface of the base and connected to the pattern antenna;
A fixed terminal formed on the surface of the base and connected to the pattern antenna;
A fixing portion made of a conductor formed on the mounting board and connected to the fixing terminal to fix the base to the mounting board;
A chip antenna unit, wherein a frequency characteristic is adjusted by an area of the fixed portion.
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002347735A JP2004186730A (en) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | Chip antenna, chip antenna unit, and wireless communication apparatus using the same |
KR1020057008943A KR20050085045A (en) | 2002-11-29 | 2003-11-27 | Chip antenna, chip antenna unit and radio communication device using them |
PCT/JP2003/015119 WO2004051800A1 (en) | 2002-11-29 | 2003-11-27 | Chip antenna, chip antenna unit and radio communication device using them |
TW092133430A TWI247451B (en) | 2002-11-29 | 2003-11-27 | Chip antenna, chip antenna unit and wireless communication device using the same |
EP03812310A EP1569296A1 (en) | 2002-11-29 | 2003-11-27 | Chip antenna, chip antenna unit and radio communication device using them |
US10/722,433 US7023385B2 (en) | 2002-11-29 | 2003-11-28 | Chip antenna, chip antenna unit and wireless communication device using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002347735A JP2004186730A (en) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | Chip antenna, chip antenna unit, and wireless communication apparatus using the same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004186730A true JP2004186730A (en) | 2004-07-02 |
Family
ID=32750838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002347735A Pending JP2004186730A (en) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | Chip antenna, chip antenna unit, and wireless communication apparatus using the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004186730A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10062960B2 (en) | 2014-12-17 | 2018-08-28 | Tdk Corporation | Antenna element, antenna device, and wireless communication equipment using the same |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001085934A (en) * | 1999-09-17 | 2001-03-30 | Murata Mfg Co Ltd | Surface mount antenna and communication unit using it |
JP2001325574A (en) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Denso Corp | Ic card |
JP3232895B2 (en) * | 1994-08-05 | 2001-11-26 | 株式会社村田製作所 | Surface mount antenna and frequency adjustment method thereof |
JP2002100915A (en) * | 2000-09-22 | 2002-04-05 | Taiyo Yuden Co Ltd | Dielectric antenna |
JP2002100916A (en) * | 2000-09-22 | 2002-04-05 | Taiyo Yuden Co Ltd | Method for adjusting dielectric antenna and the dielectric antenna |
-
2002
- 2002-11-29 JP JP2002347735A patent/JP2004186730A/en active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3232895B2 (en) * | 1994-08-05 | 2001-11-26 | 株式会社村田製作所 | Surface mount antenna and frequency adjustment method thereof |
JP2001085934A (en) * | 1999-09-17 | 2001-03-30 | Murata Mfg Co Ltd | Surface mount antenna and communication unit using it |
JP2001325574A (en) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Denso Corp | Ic card |
JP2002100915A (en) * | 2000-09-22 | 2002-04-05 | Taiyo Yuden Co Ltd | Dielectric antenna |
JP2002100916A (en) * | 2000-09-22 | 2002-04-05 | Taiyo Yuden Co Ltd | Method for adjusting dielectric antenna and the dielectric antenna |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10062960B2 (en) | 2014-12-17 | 2018-08-28 | Tdk Corporation | Antenna element, antenna device, and wireless communication equipment using the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4680905B2 (en) | Tunable parasitic resonator | |
JP4423809B2 (en) | Double resonance antenna | |
JP3738577B2 (en) | ANTENNA DEVICE AND MOBILE COMMUNICATION DEVICE | |
TWI247451B (en) | Chip antenna, chip antenna unit and wireless communication device using the same | |
KR102138841B1 (en) | Antenna device | |
KR20040067932A (en) | Electronic equipment and antenna mounting printed-circuit board | |
JP3431816B2 (en) | antenna | |
JP2000022421A (en) | Chip antenna and radio device mounted with it | |
JP2004336250A (en) | Antenna matching circuit, and mobile communication apparatus and dielectric antenna having the same | |
JP2000278028A (en) | Chip antenna, antenna system and radio unit | |
JP2009111999A (en) | Multiband antenna | |
JP3586915B2 (en) | Vehicle antenna device | |
JP2004186731A (en) | Chip antenna and wireless communication apparatus using the same | |
JP2002135041A (en) | Patch antenna and rf unit including the same | |
JP2004228640A (en) | Dielectric antenna and mobile communication apparatus incorporating the same | |
JP2004221964A (en) | Antenna module | |
WO2004040691A1 (en) | Antenna-equipped printed circuit board | |
US20120001804A1 (en) | Crlh antenna structures | |
JP2004096314A (en) | Dielectric antenna and mobile communication apparatus with built-in the same | |
JP2007174153A (en) | Loop antenna and communication apparatus | |
JP4158704B2 (en) | Antenna device | |
JPH09232854A (en) | Small planar antenna system for mobile radio equipment | |
JP2003179427A (en) | Built-in antenna, portable radio unit, and dielectric board for the built-in antenna | |
JPH11205025A (en) | Chip antenna | |
JP2004221965A (en) | Circularly polarized wave patch antenna |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060801 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061122 |