JP2004185339A - 文書検索方式およびシステムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】データベースの検索を行う検索方式において、ユーザが閲覧した文書から検索式を自動生成することでユーザの負担を軽減する。
【解決手段】検索処理に必要な検索式を自動生成する検索方式において、検索式をユーザが現在閲覧している文書および文書に付随する情報と、過去に閲覧した文書および文書に付随する情報の履歴と、ユーザが過去に指定した検索語の履歴とから自動的に生成することで、ユーザが検索式を生成する負担を軽減し、最適な検索結果を提供する検索方式。
【選択図】 図1
【解決手段】検索処理に必要な検索式を自動生成する検索方式において、検索式をユーザが現在閲覧している文書および文書に付随する情報と、過去に閲覧した文書および文書に付随する情報の履歴と、ユーザが過去に指定した検索語の履歴とから自動的に生成することで、ユーザが検索式を生成する負担を軽減し、最適な検索結果を提供する検索方式。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は検索要求された検索式に応じてデータベースの検索を行う検索方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のコンピュータの普及とインターネットの発展に伴い、ユーザが電子データを利用する機会が増えている。同時に、新聞、書籍やマニュアルなど、従来紙媒体で提供されていた多くの文書が電子データの形態で提供されるようになっている。
【0003】
コンピュータソフトウェアのマニュアルに代表されるこれら電子データを扱うアプリケーションの中には、ソフトウェアメーカのウェブサイトへのハイパーリンクをもたせることで、CD−ROMなどのメディアで提供されたデータとインターネット上の情報とを連携することを試みているものも登場しており、ユーザが手にすることのできる電子データは加速的に増加している。
【0004】
そうした膨大なデータの中からユーザが目的の情報を的確に取得するためには、適切な検索式を用いて検索を行い情報を絞り込む必要があるが、有効な検索語の選択やそれらを組み合わせた効果的な検索式の作成には一定の知識や経験が要求される。このため、適切な検索式をユーザが作成できないと検索結果数が膨大になることがある。
【0005】
不要な情報を数多く含む検索結果の中から望まれる情報をユーザが1つ1つ閲覧して選択する作業は、ユーザにとって大きな負担となっている。これを軽減するための発明がいくつかなされている。特開平09−114841ではユーザの入力した文書から自動的にキーワードを抽出し、抽出したキーワード間の類語関係を元に検索式を自動生成している。また特開平11−265388においては、ユーザが現在閲覧している文書から自動的にキーワードを抽出してそれをインターネット上の検索サーバに送信することでユーザがキーワードを入力する手間を省略する手法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、インターネット上のホームページや電子データのマニュアルでは、通常ハイパーリンクによって文書同士が結ばれており、1つの文書は1または複数の文書と関連している。さらに、1つの文書に複数のハイパーリンクが含まれている場合には、文書内の特定の個所と別の文書の特定の個所とが関連していることになる。ユーザはこれらのハイパーリンクを辿って文書間の移動を行うため、どの文書のどのハイパーリンクを経由してその文書に至ったかによって、同一の文書を閲覧している場合であってもユーザの求める情報が異なるといったことが起こる。
【0007】
このため、単一の文書からキーワードを抽出するだけではユーザの目的を的確に反映した検索式を自動生成することが困難であり、ユーザの閲覧した文書を過去に遡ってこれを考慮することが望まれる。しかしながら、上記発明では検索式の生成に用いられる文書は1つであり文書間の関係が利用されていなかった。
【0008】
また、現在普及しているインターネットとの連携を行う電子マニュアルでは、メーカのウェブサイトの検索ページやその他特定のウェブサイトへのハイパーリンクを持つだけであったり、あるいはメーカの検索サイトでユーザの指定した検索語による検索を行うだけのものが多数を占めている。前者の方式では、ユーザが目的の情報を得るにはそれらのサイトにおいてユーザ自らが新規に検索を行なわなければならず、検索式作成に関わる煩雑さは依然残っているために利便性が大きく改善されるには至っていない。また後者の方法においては検索対象となるデータベースがユーザのコンピュータ内からメーカのウェブサイトのコンピュータに移ったに過ぎず、単純に同一の検索語で検索を行ったのではデータベースのサイズが大きくなるためにかえって情報が発散することになりかねないという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる問題に鑑みなされたもので、次のような手段を備える。すなわち、
請求項1に記載の本発明は、検索者が行う検索要求を受けて、データベース検索を実行する検索システムにおいて検索処理に必要な検索式を自動生成する検索方式であって、
前記検索式を、ユーザが現在閲覧している文書および文書に付随する情報と、
ユーザが過去に閲覧した文書および文書に付随する情報の履歴と、
ユーザが過去に指定した検索語の履歴とから自動的に生成する手段を有する。
【0010】
請求項2に記載の本発明は、前記検索式を1または複数の検索語の論理和または論理積により生成し、
前記検索式の生成に用いる1または複数の検索語を生成するために、
ユーザの閲覧している文書および文書に付随する情報とから検索語を抽出する手段と、
前記抽出した検索語を記録する手段と、
ユーザが検索語を入力した場合に、入力された検索語を記録する手段と、
を有する。
【0011】
請求項3に記載の本発明は、ユーザの閲覧した文書の履歴情報を、前記文書に付随する情報より抽出して記録する手段を有する。
【0012】
請求項4に記載の本発明は、前記記録された1または複数の検索語に、検索結果の絞り込みに対する有効性を評価した重要度を付与し、ユーザの文書閲覧履歴に基いて前記付与した重要度を更新する手段を有する。
【0013】
請求項5に記載の本発明は、前記記録された1または複数の検索語と、前記検索語に付与された重要度と、前記記録された閲覧文書の履歴情報とから検索処理に必要な検索式を自動生成する手段有する。
【0014】
請求項6に記載の本発明は、前期自動生成された検索式を用いた検索要求の要求先が、前記検索要求の要求元とは別の、ネットワークに接続された端末である場合に、検索要求と共に、検索要求の発生した文書の情報を合わせて送信する手段を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を添付した図を参照して以下に詳細に述べる。
【0016】
図1は本発明を実施する電子マニュアル・システムの構成を示すものである。
【0017】
101は検索語入力部でユーザが内部データベースの検索を行う場合に検索語を入力する。102は入力された検索語で内部データベース103の検索を行う検索部、104は検索結果の表示部であり、検索結果一覧や検索条件に該当する文書が表示される。電子マニュアルを構成する文書データ105と、マニュアルの文書データに付随するデータ106はともにユーザのコンピュータの記憶装置内に存在する。107は文書データから検索語を抽出するモジュール、108は文書に付随するデータからページ情報を抽出するモジュールである。109は107が抽出した検索語を記録するモジュール、110は108が抽出したページ情報を元にユーザの閲覧履歴を記録するモジュールである。
【0018】
111は109およ110が記録した情報を元に検索式を自動生成するモジュール、112は111が生成した検索式を使って検索要求をネットワークに送信するモジュール、113は検索要求の発生したページの情報を送信するモジュール、114は検索要求送信部の送信した検索要求に従って外部データベース116の検索を行う外部検索部、114が検索要求の発生したページの情報を受信するページ情報受信部である。
【0019】
また、図2は本発明を実施する電子マニュアルの表示画面の例である。少なくとも検索語入力欄201、検索ボタン202、検索結果一覧表示欄203、文書表示欄204、および自動検索ボタン205を有するものとする。この他に、「進む」、「戻る」など、過去に閲覧した文書の履歴を辿るための機能を有することもできる。
【0020】
また、検索結果一覧表示欄203および文書表示欄204には図3に示すようなハイパーリンクを含んだメニュー形式の文書があらかじめ表示されて、ユーザが検索語を入力して検索を行わない場合にも文書の閲覧を始めることができるものとする。
【0021】
続いて、図4のフローチャートを参照して本発明による検索語抽出処理の流れを説明する。
【0022】
まず、ユーザは電子マニュアルの閲覧を始めるにあたり(S301)、検索語入力欄201に任意の検索語を指定して検索を行うか、あるいは検索結果一覧表示欄203または文書表示欄204にあらかじめ表示されている文書内のハイパーリンクから目的の情報に合致したものを選択する。初めに検索語を入力した場合の処理を述べる。
【0023】
ユーザが検索語を入力して検索を行った場合は、本システムの検索語記録部109がユーザの入力した検索語を記録する(S302)。ここでは検索語「プリンタ」が入力されたとする。この時記録されている検索語の状態を図5aに示す。
【0024】
検索が終了すると、該当する文書の表題一覧が索結果一覧表示欄203に表示される。結果一覧の項目はいずれも文書および文書内の特定の文へのハイパーリンクとなっていて、ユーザがそれらの中から目的の情報に内容的に近いものを選択すると(S303)、文書表示欄204に、ユーザ端末の記憶装置内に保存されているマニュアルの電子データが表示される。同時に、本システムの検索語抽出部107が、索結果一覧表示欄203からユーザが選択したハイパーリンクを検出し、そのハイパーリンクが付与されている文から検索語の抽出を行う。
【0025】
そして、抽出した検索語に重要度を表す評価点を与えて保存する(S305〜S307)。ここで重要度とは、ある検索語が、検索結果をユーザの望む情報に絞り込むこと対してどれだけ有効であるかを評価したものである。本実施例では評価点を1〜10の10段階の整数で表現するものとする。なお、最初に指定された検索語の評価点には初期値として5を与えるとする。ここでは検索結果一覧から「プリンタのインストール」が選択され、「プリンタ」と「インストール」が検索語として抽出されたものとする。このときの検索語と評価点の状態を図5bに示す。
【0026】
検索の結果として表示された文書の内容が目的の情報に合致しているか否かに応じて、ユーザは、新規に検索を行うか、結果一覧から別の項目を選択するか、表示された文書内のハイパーリンクを辿るかを選択する。ユーザがどの方法を選択したかによって本実施例では保存されている検索語の重要度を更新する。まず、新規に検索を行った場合、最初に指定した検索語が目的の情報を得るのに有効でなかったと考えられるので、保存されている検索語の重要度を示す評価点を現在の値の1/2(を超えない最大の整数)に設定する。例として新規検索語に「印刷」を指定した時の検索語と評価点の状態を図5cに示す。
【0027】
次に、検索結果一覧から別の項目を選択した場合は、指定した検索語は有効であったが、最初に選択したハイパーリンクが適切ではなかったと考えられる。そこで、ユーザの入力した検索語の評価点を1増やし、初めに結果一覧から選択したハイパーリンクより抽出した検索語の評価点を1減じる。ここでは「パソコンと接続する」を新たに選択したとし、その時の検索語の状態を図5dに示す。最後に、文書内のハイパーリンクを辿った場合(S308)、表示されている文書は目的の情報との関連が高かったと考えられるので、ユーザの入力した検索語の評価点を2高く設定し、ユーザが結果一覧から選択したハイパーリンクより抽出した検索語の重要度に1を加算する。
【0028】
また、ユーザが表示されている文書中から選択したハイパーリンクは、現在表示されている文書よりも更に内容を限定する表現を含んでいると考えることができる。そこで、文書中からユーザが選択したハイパーリンクより抽出した検索語の評価点は、その時点で保存されている評価点の最高値に1を加算したものを初期値として与える。例として「ドライバのインストール」を選択したときの検索語の状態を図5eに示す。
【0029】
以降、ユーザが文書内のハイパーリンクを辿るたびに、本システムの閲覧履歴記録部があらかじめ文書データに埋め込まれているページ情報を記録し(S304)、また検索語抽出部107がハイパーリンクが付与されている文から検索語の抽出を行い、抽出した検索語を保存する。
【0030】
次に検索を行わずに文書を閲覧した場合の処理について述べる。この場合、ユーザは検索結果一覧表示欄203にメニュー形式で表示されているハイパーリンクの1つを選択することで閲覧を開始する(S303)。ハイパーリンクの選択と同時に本システムの検索語抽出部107がハイパーリンクが付与されているメニューの文から検索語の抽出を行い、抽出した検索語を保存する。ここで、抽出した検索語の評価点には初期値nを与える。
【0031】
選択したハイパーリンクによって表示された文書に求める情報が十分に含まれていなかった場合、ユーザは検索結果一覧表示欄203に示されている別のハイパーリンクを選択するか、または、表示された文書に適当なハイパーリンクが含まれていれば、ハイパーリンクを辿って別の文書へ移動する。ユーザが前者を行った場合、初めに選択したハイパーリンクは目的の文書を指し示すものではなかったので、そこから抽出した検索語は有効ではないと判断して評価点を1減じる。一方、後者の行動をとった場合、この時選択されたハイパーリンクは、前述したように、ユーザが文書中より明示的に選択したという点において、ユーザの求める情報に文書の内容を絞り込む表現をしていると推測することができる。そこでユーザの選択した文書中のハイパーリンクから抽出した検索語につける評価点の初期値を、その時点で保存されている評価点の最高値に1を加算したものとする。
【0032】
以上のような手順を繰り返して、ユーザは文書間を自由に移動しながらマニュアルを閲覧する。そして、ユーザが1または複数の文書を閲覧しても目的の情報が見つからなかったり、あるいはさらに詳しい情報が必要だと判断したら、自動検索ボタン205を押すことにより本システムがネットワークを通じて外部のデータベースの検索を行う。外部のデータベースとしてはメーカのウェブサイトやその他ウェブ上で公開されている検索サイトなどを利用することができるが、ここではメーカのウェブサイトを利用するものとする。以下で自動検索の処理を述べる。
【0033】
検索ボタンが押されると、まず検索式生成部111が保存されている検索語と検索語に付与された評価点とから検索式を生成する。検索式生成部111は、保存されている検索語に同一のものがあれば、それらの評価点を合計して1つの検索語とする。重複している検索語をすべて併合したら、登録されている検索語を評価点の高い順に並べ替える。そして、登録されている検索語すべての論理積結合から、評価点の低い順に使用する検索語を除いていって、最終的に評価点が最高の検索語のみを使ったものまで、登録語数と同数の検索式を生成する。例えば、登録されている検索語が、評価点の高い順に「プリンタ」、「解像度」、「設定」の3語であった場合、生成される検索式は
検索式1: プリンタ ∧ 解像度 ∧ 設定
検索式2: プリンタ ∧ 解像度
検索式3: プリンタ
となる。
【0034】
次に、生成した検索式を用いて検索要求送信部112がネットワークを通じて外部検索部115に検索要求を送信する。本システムは、初めに保存されている検索語をすべて用いた検索式(検索式1)による検索を行う。ここで1以上の文書が検索結果として得られればそれを取得して表示する。逆に検索条件に該当する文書が存在しなかったときは、次に検索語数の多い検索式を用いて検索を行う。
【0035】
以後、検索条件に該当する文書が得られるまで順次検索語数を減らして検索を行う。またこれとは別に、ユーザの指示に応じて検索式を選択することも可能である。検索語をすべて使った検索式による検索では情報が絞り込まれすぎて、目的の情報を含む文書が除外されてしまう場合、ユーザは強制的に検索語数の少ない検索式を用いて検索を行うことができる。
【0036】
なお、ここで検索要求の送信に用いることのできる通信プロトコルは任意であるが、外部データベースとしてはメーカのウェブサイトを利用する形態が一般的であると考えられるので、ここではHTTPが通信プロトコルとして用いられるものとする。同様に、検索結果を表示するデータのフォーマットおよび検索結果を送信する際の通信プロトコルも任意であるが、ウェブサイトを利用することからフォーマットにはHTML、検索結果の送信にはHTTPが用いられるものとする。
【0037】
最後に、ページ情報送信部は、ユーザが表示した文書の履歴と自動検索ボタンをユーザが押したときに表示されていた文書の情報、および、電子マニュアルの製品情報など、メーカにおいて利用可能な情報を送信する。このための通信プロトコルとしては、HTTPやFTP、SMTPなどを用いることができるが、本発明においては特定するものではない。ここでは検索要求と同様HTTPを用いるものとする。
【0038】
なお、本発明は、上述した各実施の形態を実現するためのシステム及び装置及び方法のみに限定されるものではなく、上記システムまたは装置内のコンピュータ(CPU或いはMPU)に、上述した各実施の形態を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、このプログラムコードに従って上記システム或いは装置のコンピュータが各種のデバイスを動作させることにより、上述した各実施の形態を実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
【0039】
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明の範疇に含まれる。
【0040】
このようなプログラムコードを格納する記憶媒体としては、ハードディスク、フロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、CD−ROM等を用いることができる。
【0041】
また、上記コンピュータが、供給されたプログラムコードのみに従って各種デバイスを制御することにより、上述した各実施の形態の機能が実現される場合だけではなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述した各実施の形態が実現される場合にも、斯かるプログラムコードは本発明の範疇に含まれる。
【0042】
更に、この供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の検索方式によると、ユーザの文書閲覧履歴に基づいて最適な検索語の抽出と検索式の生成を自動で行うことで、ユーザは目的とした情報を的確に得ることができる。また、本発明は電子マニュアルのようなハイパーリンクを含んだ文書の検索を行う場合に特に有効に機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する電子マニュアルシステムの構成図である。
【図2】本発明を実施する電子マニュアルの画面構成である。
【図3】ハイパーリンクを含むメニュー形式の文書例である。
【図4】本発明による検索語抽出処理を示すフローチャートである。
【図5】抽出された検索語と評価点の保存状態を示す。
【符号の説明】
201 検索語入力欄
202 検索ボタン
203 検索結果一覧表示欄
204 文書表示欄
205 自動検索ボタン
【発明の属する技術分野】
本発明は検索要求された検索式に応じてデータベースの検索を行う検索方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のコンピュータの普及とインターネットの発展に伴い、ユーザが電子データを利用する機会が増えている。同時に、新聞、書籍やマニュアルなど、従来紙媒体で提供されていた多くの文書が電子データの形態で提供されるようになっている。
【0003】
コンピュータソフトウェアのマニュアルに代表されるこれら電子データを扱うアプリケーションの中には、ソフトウェアメーカのウェブサイトへのハイパーリンクをもたせることで、CD−ROMなどのメディアで提供されたデータとインターネット上の情報とを連携することを試みているものも登場しており、ユーザが手にすることのできる電子データは加速的に増加している。
【0004】
そうした膨大なデータの中からユーザが目的の情報を的確に取得するためには、適切な検索式を用いて検索を行い情報を絞り込む必要があるが、有効な検索語の選択やそれらを組み合わせた効果的な検索式の作成には一定の知識や経験が要求される。このため、適切な検索式をユーザが作成できないと検索結果数が膨大になることがある。
【0005】
不要な情報を数多く含む検索結果の中から望まれる情報をユーザが1つ1つ閲覧して選択する作業は、ユーザにとって大きな負担となっている。これを軽減するための発明がいくつかなされている。特開平09−114841ではユーザの入力した文書から自動的にキーワードを抽出し、抽出したキーワード間の類語関係を元に検索式を自動生成している。また特開平11−265388においては、ユーザが現在閲覧している文書から自動的にキーワードを抽出してそれをインターネット上の検索サーバに送信することでユーザがキーワードを入力する手間を省略する手法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、インターネット上のホームページや電子データのマニュアルでは、通常ハイパーリンクによって文書同士が結ばれており、1つの文書は1または複数の文書と関連している。さらに、1つの文書に複数のハイパーリンクが含まれている場合には、文書内の特定の個所と別の文書の特定の個所とが関連していることになる。ユーザはこれらのハイパーリンクを辿って文書間の移動を行うため、どの文書のどのハイパーリンクを経由してその文書に至ったかによって、同一の文書を閲覧している場合であってもユーザの求める情報が異なるといったことが起こる。
【0007】
このため、単一の文書からキーワードを抽出するだけではユーザの目的を的確に反映した検索式を自動生成することが困難であり、ユーザの閲覧した文書を過去に遡ってこれを考慮することが望まれる。しかしながら、上記発明では検索式の生成に用いられる文書は1つであり文書間の関係が利用されていなかった。
【0008】
また、現在普及しているインターネットとの連携を行う電子マニュアルでは、メーカのウェブサイトの検索ページやその他特定のウェブサイトへのハイパーリンクを持つだけであったり、あるいはメーカの検索サイトでユーザの指定した検索語による検索を行うだけのものが多数を占めている。前者の方式では、ユーザが目的の情報を得るにはそれらのサイトにおいてユーザ自らが新規に検索を行なわなければならず、検索式作成に関わる煩雑さは依然残っているために利便性が大きく改善されるには至っていない。また後者の方法においては検索対象となるデータベースがユーザのコンピュータ内からメーカのウェブサイトのコンピュータに移ったに過ぎず、単純に同一の検索語で検索を行ったのではデータベースのサイズが大きくなるためにかえって情報が発散することになりかねないという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる問題に鑑みなされたもので、次のような手段を備える。すなわち、
請求項1に記載の本発明は、検索者が行う検索要求を受けて、データベース検索を実行する検索システムにおいて検索処理に必要な検索式を自動生成する検索方式であって、
前記検索式を、ユーザが現在閲覧している文書および文書に付随する情報と、
ユーザが過去に閲覧した文書および文書に付随する情報の履歴と、
ユーザが過去に指定した検索語の履歴とから自動的に生成する手段を有する。
【0010】
請求項2に記載の本発明は、前記検索式を1または複数の検索語の論理和または論理積により生成し、
前記検索式の生成に用いる1または複数の検索語を生成するために、
ユーザの閲覧している文書および文書に付随する情報とから検索語を抽出する手段と、
前記抽出した検索語を記録する手段と、
ユーザが検索語を入力した場合に、入力された検索語を記録する手段と、
を有する。
【0011】
請求項3に記載の本発明は、ユーザの閲覧した文書の履歴情報を、前記文書に付随する情報より抽出して記録する手段を有する。
【0012】
請求項4に記載の本発明は、前記記録された1または複数の検索語に、検索結果の絞り込みに対する有効性を評価した重要度を付与し、ユーザの文書閲覧履歴に基いて前記付与した重要度を更新する手段を有する。
【0013】
請求項5に記載の本発明は、前記記録された1または複数の検索語と、前記検索語に付与された重要度と、前記記録された閲覧文書の履歴情報とから検索処理に必要な検索式を自動生成する手段有する。
【0014】
請求項6に記載の本発明は、前期自動生成された検索式を用いた検索要求の要求先が、前記検索要求の要求元とは別の、ネットワークに接続された端末である場合に、検索要求と共に、検索要求の発生した文書の情報を合わせて送信する手段を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を添付した図を参照して以下に詳細に述べる。
【0016】
図1は本発明を実施する電子マニュアル・システムの構成を示すものである。
【0017】
101は検索語入力部でユーザが内部データベースの検索を行う場合に検索語を入力する。102は入力された検索語で内部データベース103の検索を行う検索部、104は検索結果の表示部であり、検索結果一覧や検索条件に該当する文書が表示される。電子マニュアルを構成する文書データ105と、マニュアルの文書データに付随するデータ106はともにユーザのコンピュータの記憶装置内に存在する。107は文書データから検索語を抽出するモジュール、108は文書に付随するデータからページ情報を抽出するモジュールである。109は107が抽出した検索語を記録するモジュール、110は108が抽出したページ情報を元にユーザの閲覧履歴を記録するモジュールである。
【0018】
111は109およ110が記録した情報を元に検索式を自動生成するモジュール、112は111が生成した検索式を使って検索要求をネットワークに送信するモジュール、113は検索要求の発生したページの情報を送信するモジュール、114は検索要求送信部の送信した検索要求に従って外部データベース116の検索を行う外部検索部、114が検索要求の発生したページの情報を受信するページ情報受信部である。
【0019】
また、図2は本発明を実施する電子マニュアルの表示画面の例である。少なくとも検索語入力欄201、検索ボタン202、検索結果一覧表示欄203、文書表示欄204、および自動検索ボタン205を有するものとする。この他に、「進む」、「戻る」など、過去に閲覧した文書の履歴を辿るための機能を有することもできる。
【0020】
また、検索結果一覧表示欄203および文書表示欄204には図3に示すようなハイパーリンクを含んだメニュー形式の文書があらかじめ表示されて、ユーザが検索語を入力して検索を行わない場合にも文書の閲覧を始めることができるものとする。
【0021】
続いて、図4のフローチャートを参照して本発明による検索語抽出処理の流れを説明する。
【0022】
まず、ユーザは電子マニュアルの閲覧を始めるにあたり(S301)、検索語入力欄201に任意の検索語を指定して検索を行うか、あるいは検索結果一覧表示欄203または文書表示欄204にあらかじめ表示されている文書内のハイパーリンクから目的の情報に合致したものを選択する。初めに検索語を入力した場合の処理を述べる。
【0023】
ユーザが検索語を入力して検索を行った場合は、本システムの検索語記録部109がユーザの入力した検索語を記録する(S302)。ここでは検索語「プリンタ」が入力されたとする。この時記録されている検索語の状態を図5aに示す。
【0024】
検索が終了すると、該当する文書の表題一覧が索結果一覧表示欄203に表示される。結果一覧の項目はいずれも文書および文書内の特定の文へのハイパーリンクとなっていて、ユーザがそれらの中から目的の情報に内容的に近いものを選択すると(S303)、文書表示欄204に、ユーザ端末の記憶装置内に保存されているマニュアルの電子データが表示される。同時に、本システムの検索語抽出部107が、索結果一覧表示欄203からユーザが選択したハイパーリンクを検出し、そのハイパーリンクが付与されている文から検索語の抽出を行う。
【0025】
そして、抽出した検索語に重要度を表す評価点を与えて保存する(S305〜S307)。ここで重要度とは、ある検索語が、検索結果をユーザの望む情報に絞り込むこと対してどれだけ有効であるかを評価したものである。本実施例では評価点を1〜10の10段階の整数で表現するものとする。なお、最初に指定された検索語の評価点には初期値として5を与えるとする。ここでは検索結果一覧から「プリンタのインストール」が選択され、「プリンタ」と「インストール」が検索語として抽出されたものとする。このときの検索語と評価点の状態を図5bに示す。
【0026】
検索の結果として表示された文書の内容が目的の情報に合致しているか否かに応じて、ユーザは、新規に検索を行うか、結果一覧から別の項目を選択するか、表示された文書内のハイパーリンクを辿るかを選択する。ユーザがどの方法を選択したかによって本実施例では保存されている検索語の重要度を更新する。まず、新規に検索を行った場合、最初に指定した検索語が目的の情報を得るのに有効でなかったと考えられるので、保存されている検索語の重要度を示す評価点を現在の値の1/2(を超えない最大の整数)に設定する。例として新規検索語に「印刷」を指定した時の検索語と評価点の状態を図5cに示す。
【0027】
次に、検索結果一覧から別の項目を選択した場合は、指定した検索語は有効であったが、最初に選択したハイパーリンクが適切ではなかったと考えられる。そこで、ユーザの入力した検索語の評価点を1増やし、初めに結果一覧から選択したハイパーリンクより抽出した検索語の評価点を1減じる。ここでは「パソコンと接続する」を新たに選択したとし、その時の検索語の状態を図5dに示す。最後に、文書内のハイパーリンクを辿った場合(S308)、表示されている文書は目的の情報との関連が高かったと考えられるので、ユーザの入力した検索語の評価点を2高く設定し、ユーザが結果一覧から選択したハイパーリンクより抽出した検索語の重要度に1を加算する。
【0028】
また、ユーザが表示されている文書中から選択したハイパーリンクは、現在表示されている文書よりも更に内容を限定する表現を含んでいると考えることができる。そこで、文書中からユーザが選択したハイパーリンクより抽出した検索語の評価点は、その時点で保存されている評価点の最高値に1を加算したものを初期値として与える。例として「ドライバのインストール」を選択したときの検索語の状態を図5eに示す。
【0029】
以降、ユーザが文書内のハイパーリンクを辿るたびに、本システムの閲覧履歴記録部があらかじめ文書データに埋め込まれているページ情報を記録し(S304)、また検索語抽出部107がハイパーリンクが付与されている文から検索語の抽出を行い、抽出した検索語を保存する。
【0030】
次に検索を行わずに文書を閲覧した場合の処理について述べる。この場合、ユーザは検索結果一覧表示欄203にメニュー形式で表示されているハイパーリンクの1つを選択することで閲覧を開始する(S303)。ハイパーリンクの選択と同時に本システムの検索語抽出部107がハイパーリンクが付与されているメニューの文から検索語の抽出を行い、抽出した検索語を保存する。ここで、抽出した検索語の評価点には初期値nを与える。
【0031】
選択したハイパーリンクによって表示された文書に求める情報が十分に含まれていなかった場合、ユーザは検索結果一覧表示欄203に示されている別のハイパーリンクを選択するか、または、表示された文書に適当なハイパーリンクが含まれていれば、ハイパーリンクを辿って別の文書へ移動する。ユーザが前者を行った場合、初めに選択したハイパーリンクは目的の文書を指し示すものではなかったので、そこから抽出した検索語は有効ではないと判断して評価点を1減じる。一方、後者の行動をとった場合、この時選択されたハイパーリンクは、前述したように、ユーザが文書中より明示的に選択したという点において、ユーザの求める情報に文書の内容を絞り込む表現をしていると推測することができる。そこでユーザの選択した文書中のハイパーリンクから抽出した検索語につける評価点の初期値を、その時点で保存されている評価点の最高値に1を加算したものとする。
【0032】
以上のような手順を繰り返して、ユーザは文書間を自由に移動しながらマニュアルを閲覧する。そして、ユーザが1または複数の文書を閲覧しても目的の情報が見つからなかったり、あるいはさらに詳しい情報が必要だと判断したら、自動検索ボタン205を押すことにより本システムがネットワークを通じて外部のデータベースの検索を行う。外部のデータベースとしてはメーカのウェブサイトやその他ウェブ上で公開されている検索サイトなどを利用することができるが、ここではメーカのウェブサイトを利用するものとする。以下で自動検索の処理を述べる。
【0033】
検索ボタンが押されると、まず検索式生成部111が保存されている検索語と検索語に付与された評価点とから検索式を生成する。検索式生成部111は、保存されている検索語に同一のものがあれば、それらの評価点を合計して1つの検索語とする。重複している検索語をすべて併合したら、登録されている検索語を評価点の高い順に並べ替える。そして、登録されている検索語すべての論理積結合から、評価点の低い順に使用する検索語を除いていって、最終的に評価点が最高の検索語のみを使ったものまで、登録語数と同数の検索式を生成する。例えば、登録されている検索語が、評価点の高い順に「プリンタ」、「解像度」、「設定」の3語であった場合、生成される検索式は
検索式1: プリンタ ∧ 解像度 ∧ 設定
検索式2: プリンタ ∧ 解像度
検索式3: プリンタ
となる。
【0034】
次に、生成した検索式を用いて検索要求送信部112がネットワークを通じて外部検索部115に検索要求を送信する。本システムは、初めに保存されている検索語をすべて用いた検索式(検索式1)による検索を行う。ここで1以上の文書が検索結果として得られればそれを取得して表示する。逆に検索条件に該当する文書が存在しなかったときは、次に検索語数の多い検索式を用いて検索を行う。
【0035】
以後、検索条件に該当する文書が得られるまで順次検索語数を減らして検索を行う。またこれとは別に、ユーザの指示に応じて検索式を選択することも可能である。検索語をすべて使った検索式による検索では情報が絞り込まれすぎて、目的の情報を含む文書が除外されてしまう場合、ユーザは強制的に検索語数の少ない検索式を用いて検索を行うことができる。
【0036】
なお、ここで検索要求の送信に用いることのできる通信プロトコルは任意であるが、外部データベースとしてはメーカのウェブサイトを利用する形態が一般的であると考えられるので、ここではHTTPが通信プロトコルとして用いられるものとする。同様に、検索結果を表示するデータのフォーマットおよび検索結果を送信する際の通信プロトコルも任意であるが、ウェブサイトを利用することからフォーマットにはHTML、検索結果の送信にはHTTPが用いられるものとする。
【0037】
最後に、ページ情報送信部は、ユーザが表示した文書の履歴と自動検索ボタンをユーザが押したときに表示されていた文書の情報、および、電子マニュアルの製品情報など、メーカにおいて利用可能な情報を送信する。このための通信プロトコルとしては、HTTPやFTP、SMTPなどを用いることができるが、本発明においては特定するものではない。ここでは検索要求と同様HTTPを用いるものとする。
【0038】
なお、本発明は、上述した各実施の形態を実現するためのシステム及び装置及び方法のみに限定されるものではなく、上記システムまたは装置内のコンピュータ(CPU或いはMPU)に、上述した各実施の形態を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、このプログラムコードに従って上記システム或いは装置のコンピュータが各種のデバイスを動作させることにより、上述した各実施の形態を実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
【0039】
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明の範疇に含まれる。
【0040】
このようなプログラムコードを格納する記憶媒体としては、ハードディスク、フロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、CD−ROM等を用いることができる。
【0041】
また、上記コンピュータが、供給されたプログラムコードのみに従って各種デバイスを制御することにより、上述した各実施の形態の機能が実現される場合だけではなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述した各実施の形態が実現される場合にも、斯かるプログラムコードは本発明の範疇に含まれる。
【0042】
更に、この供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の検索方式によると、ユーザの文書閲覧履歴に基づいて最適な検索語の抽出と検索式の生成を自動で行うことで、ユーザは目的とした情報を的確に得ることができる。また、本発明は電子マニュアルのようなハイパーリンクを含んだ文書の検索を行う場合に特に有効に機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する電子マニュアルシステムの構成図である。
【図2】本発明を実施する電子マニュアルの画面構成である。
【図3】ハイパーリンクを含むメニュー形式の文書例である。
【図4】本発明による検索語抽出処理を示すフローチャートである。
【図5】抽出された検索語と評価点の保存状態を示す。
【符号の説明】
201 検索語入力欄
202 検索ボタン
203 検索結果一覧表示欄
204 文書表示欄
205 自動検索ボタン
Claims (7)
- 検索者が行う検索要求を受けて、データベース検索を実行する検索システムにおいて、
検索処理に必要な検索式を自動生成する検索方式であって、
前記検索式を、ユーザが現在閲覧している文書および文書に付随する情報と、
ユーザが過去に閲覧した文書および文書に付随する情報の履歴と、
ユーザが過去に指定した検索語の履歴とから自動的に生成することを特徴とする検索方式。 - 前記検索式を1または複数の検索語の論理和または論理積により生成し、
前記検索式の生成に用いる1または複数の検索語を生成するために、
ユーザの閲覧している文書および文書に付随する情報とから検索語を抽出する手段と、
前記抽出した検索語を記録する手段と、
ユーザが検索語を入力した場合に、入力された検索語を記録する手段と、
を備えた請求項1に記載の検索方式。 - ユーザの閲覧した文書の履歴情報を、前記文書に付随する情報より抽出して記録する手段を備えた請求項1に記載の検索方式。
- 前記記録された1または複数の検索語に、検索結果の絞り込みに対する有効性を評価した重要度を付与し、ユーザの文書閲覧履歴に基いて前記付与した重要度を更新する手段を備えた請求項1に記載の検索方式。
- 前記記録された1または複数の検索語と、前記検索語に付与された重要度と、前記記録された閲覧文書の履歴情報とから検索処理に必要な検索式を自動生成する手段を備えた請求項1に記載の検索方式。
- 前期自動生成された検索式を用いた検索要求の要求先が、前記検索要求の要求元とは別の、ネットワークに接続された端末である場合に、検索要求と共に、検索要求の発生した文書の情報を合わせて送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の検索方式。
- 前記請求項1乃至6のいずれか1項に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002351917A JP2004185339A (ja) | 2002-12-04 | 2002-12-04 | 文書検索方式およびシステムおよび記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002351917A JP2004185339A (ja) | 2002-12-04 | 2002-12-04 | 文書検索方式およびシステムおよび記憶媒体 |
Publications (1)
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JP2004185339A true JP2004185339A (ja) | 2004-07-02 |
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JP (1) | JP2004185339A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010108124A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Recruit Co Ltd | 検索情報提供システム |
-
2002
- 2002-12-04 JP JP2002351917A patent/JP2004185339A/ja active Pending
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JP2010108124A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Recruit Co Ltd | 検索情報提供システム |
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