JP2004183926A - Method of manufacturing tube body with branch - Google Patents

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JP2004183926A
JP2004183926A JP2002348962A JP2002348962A JP2004183926A JP 2004183926 A JP2004183926 A JP 2004183926A JP 2002348962 A JP2002348962 A JP 2002348962A JP 2002348962 A JP2002348962 A JP 2002348962A JP 2004183926 A JP2004183926 A JP 2004183926A
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main pipe
socket
brazing
brazing material
pipe
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Minoru Nakamura
稔 中村
Takeshi Yamamoto
健 山本
Takao Itakura
隆雄 板倉
Katsuhiro Oyanagi
克浩 大柳
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TRI METEKKUSU KK
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TRI METEKKUSU KK
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To solve a problem with a conventional main tube body wherein brazing is not satisfactorily performed even if brazing material is enclosed by the oxidized film of flux when an aluminum socket for gas charge valve is brazed on an aluminum main tube by using the ring-shaped brazing material in the branched state. <P>SOLUTION: In this method of manufacturing a refrigerant transport tube with a socket 18, the side face of the aluminum main tube 12 with a through-hole 52 in the side face thereof is allowed to abut on the aluminum cylindrical socket 18, the ring-shaped brazing material 56 is disposed on the contact parts thereof, and the socket 18 is brazed to these main tube 12 by heating and melting the brazing material 56. When the brazing material is heated and melted, brazing is performed by applying vibration to the contact part. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばアルミニウム製の車両エアコン用の冷媒輸送管に適用して好適な分岐付管体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両エアコン用の冷媒輸送管の一部としてアルミニウム(以下単にアルミとする)製の管体が用いられている。このアルミ製の管体にはガスチャージ用バルブが分岐状態で設けられる。
ガスチャージ用バルブは、管状のソケットとその内部に装着されたバルブ本体とを有しており、そこでこのようなガスチャージ用バルブ付管体を製造するに際して、アルミ製の主管にガスチャージ用バルブのソケットを分岐状態にろう付けして接合し、そして接合したソケット内部にバルブ本体を組み込むようにしている。
【0003】
具体的には、アルミ製の主管の側面に且つ貫通孔を設けた部位において、同じくアルミ製のソケットを当接させ、そしてソケットに外嵌したリング状のろう材を当接部周りに位置させ、その状態でろう材をバーナで加熱溶融させて、ろう付けによる接合を行うようにしている。
【0004】
このように主管に対して分岐用部材を当接させ、リング状のろう材の加熱溶融によりそれらをろう付けする手法については、従来においても文献で開示されている。
例えば下記特許文献1には、図9に示すように貫通孔200を有する銅製の主管202に、フランジ状の当接片204を有する銅製の連結管(分岐用部材)206を当接させ、リング状のろう材208の加熱溶融により連結管206を主管202にろう付けする点が開示されている。
また同様の手法によって、リング状のろう材を加熱溶融することで一対の管体をろう付けする点が特許文献2に開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−63640号公報
【特許文献2】
特公平7−39032号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところでアルミ製の主管とアルミ製のソケットとをろう材でろう付けする際、例えばろう材の融点が570〜600℃程度、主管及びソケットの融点が600〜620℃程度であり、従ってろう材の加熱溶融は主管及びソケットが溶融することのない600℃程度以下の温度までで行わなければならない。
【0007】
このようなろう付けに際しては、通常ろう付用部品即ち主管,ソケットの何れか一方又は両方にフラックスを塗布した状態で、ろう材の加熱溶融を行うが、その際フラックスが酸化被膜を形成してその酸化被膜がろう材を包み込んでしまい、ろう材が良好に溶融しない問題の生ずることが判明した。
【0008】
フラックスの酸化被膜の融点は極めて高温であり(2000℃程度)、従って一旦このような酸化被膜が生じてろう材を包み込んでしまうと、バーナ等の熱源からの熱がろう材に十分に伝わらず、ろう材が溶け難くなってしまう。
【0009】
而してそのまま加熱を行うと主管,ソケット等が融点以上に加熱されてしまい、それらが溶融してしまってろう付けが良好に行われず、或いは主管,ソケット等が損傷してしまう問題を生ずるのである。
【0010】
従来、その対策としてろう付けに際し作業者が酸化被膜を棒で突付いて破る等の作業を行っているが(酸化被膜が一旦破れるとろう材が急速に溶融する)、ろう付けに際して作業者がいちいちこのような作業をすることは非能率的であり、またろう付作業が面倒な作業となるだけでなく、早いサイクルでろう付作業を行っている間には酸化被膜を破る作業をし損なうことも生じ、これがそのまま不良品発生に繋がってしまう。
そのようなことから、従来かかる主管とソケットとのろう付けに際し5%程度の不良率で不良品が発生していた。
【0011】
以上車両エアコン用の冷媒輸送管の一部としてのアルミ製の主管とソケットとのろう付けを例として説明したが、同様の問題は金属製の主管に対し分岐用部材をろう付けするに際して共通して生じ得る問題である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の分岐付管体の製造方法はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、側面に貫通孔を有する金属製の主管の該側面と金属製の分岐用部材とを該貫通孔において当接させるとともに、それらの当接部にリング状のろう材を配置し、該ろう材を加熱溶融させることによってそれら主管と分岐用部材とをろう付けし、以って主管の側面に分岐部を有する分岐付管体を製造する方法であって、前記ろう材を加熱溶融させるに際し前記当接部に振動を加えてろう付けを行うことを特徴とする。
【0013】
請求項2のものは、請求項1において、バイブレータから振動伝達部材を延び出させ、該バイブレータで発生した振動を該振動伝達部材を通じて前記主管に入力して前記当接部を振動させることを特徴とする。
【0014】
請求項3のものは、請求項1において、バイブレータから振動伝達部材を延び出させ、該バイブレータで発生した振動を該振動伝達部材を通じて前記分岐用部材に入力して前記当接部を振動させることを特徴とする。
【0015】
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記主管及び分岐用部材がアルミニウム製であることを特徴とする。
【0016】
請求項5のものは、請求項4において、前記アルミニウム製の主管が車両エアコン用の冷媒輸送管の主管であり、前記分岐部がガスチャージ用バルブのソケットであることを特徴とする。
【0017】
【作用及び発明の効果】
本発明者は、ろう付作業中にフラックスが酸化被膜を形成してろう材を包み込んでしまったとき、そこに振動を加えることで酸化被膜を破ることができるのではないかと考え、そして実際にこれを実行したところ、酸化被膜を良好に破ることができ、従ってろう材をその後速やかに溶融させて、ろう付けを良好に行い得ることが判明した。
【0018】
本発明はこのような知見を得てなされたもので、本発明によれば、作業者がいちいち棒等で酸化被膜を突き破るといったことをしなくても、機械的に所定のタイミングで振動を加えるだけでろう付作業を機械的,自動的に行うことが可能となり、またろう付品質も良好となし得て、従来生じていたろう付不良による不良品発生をゼロにすることが可能となった。
【0019】
因みに従来の製造方法では上記のように5%程度の不良品が発生していたが、本発明によればその不良品発生をゼロとなすことができた(月間1200個製造する中での値)。
本発明によれば、酸化被膜で包まれたろう材を溶かすために主管や分岐用部材を過度に加熱してしまうといったことがなくなり、安定した溶着を行うことができる。
【0020】
本発明では、バイブレータを設置してそのバイブレータから振動伝達部材を延び出させ、その振動伝達部材を通じて振動を主管に入力し、以って当接部を振動させるようになすことができる(請求項2)。
或いはまたこれとは別に若しくはこれと併せて、バイブレータからの振動を振動伝達部材を通じて分岐用部材に入力し、当接部を振動させるようになすこともできる(請求項3)。
【0021】
このようになした場合、簡単な装置構成で当接部に振動を加えることができる。
またバイブレータの作動,停止を制御することで、当接部に加える振動の時間の長さや開始時期,終了時期を容易に制御することができる。
【0022】
本発明は、特に主管及び分岐用部材がアルミ製であるものに好適に適用可能であり(請求項4)、特に車両エアコン用の冷媒輸送管のアルミ製の主管にガスチャージ用バルブのアルミ製のソケットを分岐部としてろう付けし、以って分岐付冷媒輸送管(管体)を製造する際に適用して好適なものである(請求項5)。
【0023】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は分岐付管体としての車両エアコン用の冷媒輸送管で、12はそのアルミ製の主管である。
主管12には比較的扁平な凹み部14が形成されており、その中心部に設けられた貫通孔52(図4参照)に連通する状態で、ガスチャージ用バルブ16における管状のアルミ製のソケット18が、主管12から直角に分岐する状態で主管12にろう付けされている。
【0024】
20はガスチャージ用バルブ16におけるバルブ本体で弁体22を有しており、この弁体22が図中上下方向に進退することによってガスチャージ用の通路が開閉される。
このバルブ本体20は、ソケット18にねじ込まれることでソケット18内部に組み込まれ、以ってガスチャージ用バルブ16が構成される。
【0025】
図2は、主管12に対してソケット18をろう付けする際の装置の構成をそれら主管12及びソケット18とともに示したものである。
同図において24は支持装置であってパイプ状の支柱26と、その上端から略水平方向に延び出した一対のアーム28と、各アーム28に設けられた支持部30,32とを有しており、一方の支持部30において主管12の一方の端部を、また今一方の支持部32においてその端部から所定距離軸方向に離隔した位置を支持するようになっている。
【0026】
ここで一方の支持部30は嵌入部34を有しており、その嵌入部34を主管12の端部に嵌入させる状態で主管12の端部を支持する。
また今一方の支持部32は、上向きに凹をなす略円弧形状の受部36を有しており、この受部36において主管12の下面を支持する。
【0027】
38はバイブレータで、このバイブレータ38からは振動伝達棒40が横向きに延び出しており、その一方の入力部42において支持装置24におけるアーム28に、また今一方の入力部44においてソケット18にバイブレータ38で発生した振動を伝達し、それぞれに入力する。
ここで入力部42は、アーム28に対して下から上向きに振動入力し、また入力部44はソケット18に対して上から下向きに振動入力する。
【0028】
バイブレータ38は、図3に示しているように本体46内部にボール48を有しており、吹込口50からエアを吹き込むことでボール48が回転運動して振動を発生する。
【0029】
本例の製造方法では、直管状のアルミ製の主管12にソケット18を分岐状態でろう付接合し、更に図1のバルブ本体20をソケット18に組み込むとともに、主管12を所要の曲り形状に曲げ変形させることによって、ガスチャージ用バルブ16付きの冷媒輸送管10を製造する。
【0030】
以下図4〜図7に基づいて、主管12に対するソケット18のろう付けの工程を順を追って説明する。
先ず図4に示しているように、凹み部14及び貫通孔52を設けた主管12及びソケット18を所定位置にセットする。
そして主管12,ソケット18の何れか一方又は両方の互いにろう付けすべき箇所にフラックスを塗布する。
【0031】
その後ソケット18の小径の挿入部54をリング状のろう材56を通すようにして貫通孔52内部に挿入し、段付部58を貫通孔52の周縁部62に当接させる。即ちこの例では段付部58と貫通孔52の周縁部62とが当接部となる。
図5はそのようにしてソケット18を主管12の貫通孔52内に挿入し、段付部58を貫通孔52の周縁部62に当接させた状態を示している。
【0032】
続いて図6に示しているようにバーナ60にてろう材56を加熱して溶融させ、そしてその過程で図2のバイブレータ38を作動させて、バイブレータ38で発生した振動を振動伝達棒40を介して主管12及びソケット18に、詳しくはそれらの当接部に伝達して入力し、振動させる。
【0033】
この振動の入力によって、フラックスがろう材56を包み込むような酸化被膜を形成していたとしても、その酸化被膜が良好に破られて、バーナ60の加熱によりろう材56が良好に加熱溶融し、以って主管12とソケット18とが良好にろう付けされる。
図7はそのようにして主管12とソケット18とをろう付けした後の状態を示している。
【0034】
本例ではその後、ソケット18内部にバルブ本体20をねじ込んで組み付け、前述したようにその後主管12を所要の曲り形状に曲げ変形させることで、車両エアコン用のガスチャージ用バルブ16付きの冷媒輸送管10が得られる。
【0035】
図8はろう付けに際しての具体的な手順のフローを示したもので、同図に示しているようにここでは上記のように主管12の貫通孔52にソケット18を挿入してそれらを当接させた後において、先ずバーナ60にて強火で加熱を行う。
このときの加熱時間はt秒間とする。このt秒は例えば13.3秒である。
【0036】
続いてバーナ60の加熱を最初の強火から中火に落とし、その中火にてt秒間加熱を行う。このt秒は例えば6.1秒である。
そしてこの強火から中火に落としてからバイブレータ38からの振動を主管12とソケット18との当接部にt秒間加える(入力する)。t秒は例えば2秒程度である。
この振動の入力はろう材56が融点に達する2秒位前から行う。
【0037】
その後空冷をt秒間行い(t秒は例えば5秒)、続いて水冷をt秒間行う(t秒は例えば2秒程度)。
ここにおいて主管12に対するソケット18のろう付けが終了し、そこでソケット18付きの主管12をろう付作業位置から外部に取り出す。
【0038】
以上のように本例では、ろう付作業中にフラックスが酸化被膜を形成してろう材56を包み込んでしまった場合でも、そこに振動を加えることで酸化被膜を破り、これによりろう材56を溶融させてろう付けを良好に行うことができる。
【0039】
従って本例の方法によれば、酸化被膜がろう材56の溶融の障害となることによって主管12やソケット18を過度に加熱してしまうといったことが防止でき、それによるろう付不良の発生を良好に防止することができる。
或いはまたろう材56の溶融不良による不良品発生も良好に防止することができる。
【0040】
また本例では、バイブレータ38を設置してそのバイブレータ38から延び出した振動伝達棒40を通じて振動を主管12及びソケット18に入力し、以って主管12及びソケット18の当接部を振動させるようになしていることから、簡単な装置構成でそれぞれの当接部を効果的に振動させることができる。
またバイブレータ38の作動,停止を制御することで、当接部に加える振動の時間の長さや開始時期,終了時期を容易に制御することができる。
【0041】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明は上例の主管12或いはその他の主管に対しソケット18或いはそれ以外の様々な分岐用部材をろう付けする際にも適用可能であるなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にて得られる冷媒輸送管を示す図である。
【図2】同実施例方法を実施する装置を主管,ソケットとともに示す図である。
【図3】図2におけるバイブレータを示す図である。
【図4】同実施例方法の要部工程の説明図である。
【図5】図4に続く工程の説明図である。
【図6】図5に続く工程の説明図である。
【図7】図6に続く工程の説明図である。
【図8】同実施例方法の手順の詳細なフローを示す図である。
【図9】従来の分岐付管体の製造方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 冷媒輸送管(分岐付管体)
12 主管
16 ガスチャージ用バルブ
18 ソケット
38 バイブレータ
40 振動伝達棒(振動伝達部材)
52 貫通孔
56 ろう材
58 段付部(当接部)
62 周縁部(当接部)
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for manufacturing a pipe with a branch, which is suitable for application to a refrigerant transport pipe for a vehicle air conditioner made of, for example, aluminum.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Conventionally, a tube made of aluminum (hereinafter simply referred to as aluminum) is used as a part of a refrigerant transport tube for a vehicle air conditioner. A gas charging valve is provided in a branched state on this aluminum pipe.
The gas charging valve has a tubular socket and a valve body mounted inside thereof. When manufacturing such a tube with a gas charging valve, the gas charging valve is attached to an aluminum main pipe. Are joined by brazing in a branched state, and the valve body is incorporated inside the joined socket.
[0003]
Specifically, the aluminum socket is abutted on the side surface of the aluminum main pipe and the portion provided with the through hole, and a ring-shaped brazing material externally fitted to the socket is positioned around the abutting portion. In this state, the brazing material is heated and melted by a burner, and joining is performed by brazing.
[0004]
The technique of bringing the branching member into contact with the main pipe and brazing them by heating and melting the ring-shaped brazing material has been disclosed in the literature in the past.
For example, in Patent Document 1 shown below, a copper connecting pipe (branching member) 206 having a flange-shaped contact piece 204 is brought into contact with a copper main pipe 202 having a through hole 200 as shown in FIG. It is disclosed that the connecting pipe 206 is brazed to the main pipe 202 by heating and melting the brazing material 208 in a shape.
Patent Document 2 discloses that a pair of pipes is brazed by heating and melting a ring-shaped brazing material by a similar method.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-6-63640 [Patent Document 2]
Japanese Patent Publication No. Hei 7-39032
[Problems to be solved by the invention]
When brazing an aluminum main pipe and an aluminum socket with a brazing material, for example, the melting point of the brazing material is about 570 to 600 ° C., and the melting point of the main pipe and the socket is about 600 to 620 ° C. Heat melting must be performed at a temperature of about 600 ° C. or less at which the main pipe and the socket do not melt.
[0007]
At the time of such brazing, the brazing material is usually heated and melted in a state in which the flux is applied to one or both of the brazing parts, that is, the main pipe and the socket. It has been found that the oxide film envelops the brazing material, which causes a problem that the brazing material does not melt well.
[0008]
The melting point of the oxide film of the flux is extremely high (about 2000 ° C.). Therefore, once such an oxide film is formed and covers the brazing material, heat from a heat source such as a burner does not sufficiently transfer to the brazing material. , Makes the brazing material difficult to melt.
[0009]
Thus, if the heating is performed as it is, the main pipe, the socket, etc. are heated to the melting point or more, and they are melted, and the brazing is not performed well, or the main pipe, the socket, etc. are damaged. is there.
[0010]
Conventionally, as a countermeasure, when brazing, the worker has pierced the oxide film with a rod to break it (the brazing material melts rapidly once the oxide film breaks). It is inefficient to perform such work one by one, and not only is the brazing work cumbersome, but also fails to break the oxide film during the brazing work in an early cycle. This also leads to defective products as they are.
For this reason, defective products have been produced with a defective rate of about 5% when brazing the main pipe and the socket.
[0011]
The brazing of the aluminum main pipe and the socket as a part of the refrigerant transport pipe for the vehicle air conditioner has been described above as an example, but the same problem is common when brazing the branching member to the metal main pipe. This is a problem that can arise.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The method for manufacturing a branched pipe according to the present invention has been devised to solve such a problem.
According to the first aspect of the present invention, the side surface of the metal main pipe having a through hole on the side surface and the metal branching member are brought into contact with each other at the through hole, and a ring-shaped portion is formed at the contact portion. A method of manufacturing a pipe with a branch having a branch portion on a side surface of the main pipe by arranging a brazing material and brazing the main pipe and the branching member by heating and melting the brazing material, When heating and melting the brazing material, the brazing is performed by applying vibration to the contact portion.
[0013]
According to a second aspect, in the first aspect, the vibration transmitting member is extended from the vibrator, and the vibration generated by the vibrator is input to the main pipe through the vibration transmitting member to vibrate the contact portion. And
[0014]
According to a third aspect, in the first aspect, the vibration transmitting member extends from the vibrator, and the vibration generated by the vibrator is input to the branching member through the vibration transmitting member to vibrate the contact portion. It is characterized by.
[0015]
According to a fourth aspect, in any one of the first to third aspects, the main pipe and the branching member are made of aluminum.
[0016]
According to a fifth aspect, in the fourth aspect, the aluminum main pipe is a main pipe of a refrigerant transport pipe for a vehicle air conditioner, and the branch portion is a socket of a gas charge valve.
[0017]
[Action and effect of the invention]
The present inventor thought that when the flux forms an oxide film and wraps around the brazing material during the brazing operation, it may be possible to break the oxide film by applying vibration thereto, and in fact, When this was carried out, it was found that the oxide film could be satisfactorily broken, so that the brazing material could be quickly melted thereafter and the brazing could be performed well.
[0018]
The present invention has been made based on such knowledge, and according to the present invention, vibration is mechanically applied at a predetermined timing without the worker having to pierce the oxide film with a stick or the like. This makes it possible to perform the brazing operation mechanically and automatically, and also to achieve good brazing quality, making it possible to eliminate the occurrence of defective products due to brazing defects that have conventionally occurred.
[0019]
Incidentally, in the conventional manufacturing method, defective products of about 5% were generated as described above. However, according to the present invention, the occurrence of defective products could be reduced to zero (the value in manufacturing 1200 pieces per month). ).
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it does not heat a main pipe or a member for branching excessively in order to melt the brazing material wrapped by the oxide film, and can perform stable welding.
[0020]
According to the present invention, it is possible to install a vibrator, extend the vibration transmitting member from the vibrator, input vibration to the main pipe through the vibration transmitting member, and thereby vibrate the contact portion. 2).
Alternatively or separately from this, vibration from the vibrator may be input to the branching member through the vibration transmitting member to vibrate the contact portion (claim 3).
[0021]
In such a case, vibration can be applied to the contact portion with a simple device configuration.
Further, by controlling the operation and stop of the vibrator, it is possible to easily control the length of time of vibration applied to the contact portion, the start time, and the end time.
[0022]
The present invention is particularly applicable to a case where the main pipe and the branching member are made of aluminum (Claim 4). In particular, an aluminum main pipe of a refrigerant transport pipe for a vehicle air conditioner is made of an aluminum gas charge valve. Is brazed using the socket of (1) as a branch portion, and is thus suitably applied when manufacturing a refrigerant transport pipe (tube body) with a branch (Claim 5).
[0023]
【Example】
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
In FIG. 1, reference numeral 10 denotes a refrigerant transport pipe for a vehicle air conditioner as a branch pipe, and reference numeral 12 denotes an aluminum main pipe.
A relatively flat concave portion 14 is formed in the main pipe 12, and a tubular aluminum socket in the gas charge valve 16 is communicated with a through hole 52 (see FIG. 4) provided in the center thereof. 18 is brazed to the main pipe 12 so as to branch off at a right angle from the main pipe 12.
[0024]
Reference numeral 20 denotes a valve body of the gas charge valve 16 having a valve body 22. The valve body 22 moves up and down in the figure to open and close a gas charge passage.
The valve body 20 is incorporated into the socket 18 by being screwed into the socket 18, thereby forming the gas charging valve 16.
[0025]
FIG. 2 shows the configuration of an apparatus for brazing the socket 18 to the main pipe 12 together with the main pipe 12 and the socket 18.
In the figure, reference numeral 24 denotes a support device which includes a pipe-like support 26, a pair of arms 28 extending substantially horizontally from the upper end thereof, and support portions 30 and 32 provided on each arm 28. The one support portion 30 supports one end of the main pipe 12, and the other support portion 32 supports a position axially separated from the end by a predetermined distance.
[0026]
Here, the one support part 30 has a fitting part 34, and supports the end of the main pipe 12 in a state where the fitting part 34 is fitted to the end of the main pipe 12.
Further, the other support portion 32 has a substantially arc-shaped receiving portion 36 that is concave upward, and the receiving portion 36 supports the lower surface of the main pipe 12.
[0027]
Numeral 38 denotes a vibrator, from which a vibration transmitting rod 40 extends laterally. One of the input portions 42 is connected to the arm 28 of the supporting device 24 and the other input portion 44 is connected to the socket 18. The vibration generated in is transmitted and input to each.
Here, the input unit 42 inputs vibration to the arm 28 from below upward, and the input unit 44 inputs vibration to the socket 18 from above to below.
[0028]
The vibrator 38 has a ball 48 inside a main body 46 as shown in FIG. 3, and the ball 48 rotates to generate vibration by blowing air from a blowing port 50.
[0029]
In the manufacturing method of this embodiment, the socket 18 is brazed and joined to the straight tubular aluminum main pipe 12 in a branched state, and the valve body 20 shown in FIG. 1 is incorporated into the socket 18 and the main pipe 12 is bent into a required bent shape. By deforming, the refrigerant transport pipe 10 with the gas charge valve 16 is manufactured.
[0030]
Hereinafter, the steps of brazing the socket 18 to the main pipe 12 will be described step by step with reference to FIGS.
First, as shown in FIG. 4, the main pipe 12 provided with the recessed portion 14 and the through hole 52 and the socket 18 are set at predetermined positions.
Then, flux is applied to one or both of the main pipe 12 and the socket 18 to be brazed to each other.
[0031]
Thereafter, the small-diameter insertion portion 54 of the socket 18 is inserted into the through hole 52 so as to pass through the ring-shaped brazing material 56, and the stepped portion 58 is brought into contact with the peripheral portion 62 of the through hole 52. That is, in this example, the stepped portion 58 and the peripheral edge portion 62 of the through hole 52 serve as the contact portion.
FIG. 5 shows a state in which the socket 18 is inserted into the through hole 52 of the main pipe 12 and the stepped portion 58 is brought into contact with the peripheral edge 62 of the through hole 52 in this manner.
[0032]
Subsequently, as shown in FIG. 6, the brazing material 56 is heated and melted by the burner 60, and in the process, the vibrator 38 of FIG. 2 is operated, and the vibration generated by the vibrator 38 is transmitted to the vibration transmitting rod 40. The vibration is transmitted to the main pipe 12 and the socket 18 through the main pipe 12 and the socket 18, specifically, to the contact portions thereof, and is vibrated.
[0033]
Even if the flux forms an oxide film surrounding the brazing material 56 due to the input of the vibration, the oxide film is satisfactorily broken, and the brazing material 56 is satisfactorily heated and melted by heating the burner 60. Accordingly, the main pipe 12 and the socket 18 are brazed well.
FIG. 7 shows a state after the main pipe 12 and the socket 18 are brazed in this manner.
[0034]
In this example, the valve main body 20 is then screwed into the socket 18 and assembled, and the main pipe 12 is bent and deformed into a required bent shape as described above, so that a refrigerant transport pipe with a gas charge valve 16 for a vehicle air conditioner is provided. 10 is obtained.
[0035]
FIG. 8 shows a flow of a specific procedure at the time of brazing. As shown in FIG. 8, the socket 18 is inserted into the through hole 52 of the main pipe 12 as described above, and these are brought into contact. After the heating, first, heating is performed by the burner 60 with high heat.
Heating time at this time is the t 1 seconds. The t 1 seconds is, for example, 13.3 seconds.
[0036]
Then dropped heating burner 60 from the first high heat to medium heat, performs t 2 seconds heating at its medium heat. This t 2 seconds is, for example, 6.1 seconds.
And add t 5 seconds after dropping medium heat from the high heat of the vibration from the vibrator 38 to the contact portion between the main pipe 12 and the socket 18 (enter). t 5 seconds, for example, about two seconds.
This vibration is input about two seconds before the brazing material 56 reaches the melting point.
[0037]
Then perform air cooling t 3 seconds (t 3 seconds, for example 5 seconds), followed by performing the water cooling t 4 seconds (t 4 seconds for example, about 2 seconds).
Here, the brazing of the socket 18 to the main pipe 12 is completed, and the main pipe 12 with the socket 18 is taken out of the brazing operation position.
[0038]
As described above, in the present example, even when the flux forms an oxide film and wraps around the brazing material 56 during the brazing operation, the oxide film is broken by applying vibration thereto, and thereby the brazing material 56 It can be melted and brazed well.
[0039]
Therefore, according to the method of the present embodiment, it is possible to prevent the main pipe 12 and the socket 18 from being excessively heated due to the oxide film hindering the melting of the brazing material 56, and it is possible to reduce the occurrence of poor brazing. Can be prevented.
Alternatively, occurrence of defective products due to poor melting of the brazing material 56 can also be satisfactorily prevented.
[0040]
Further, in this example, the vibration is input to the main pipe 12 and the socket 18 through the vibration transmission rod 40 extending from the vibrator 38 and the contact portion between the main pipe 12 and the socket 18 is vibrated. Therefore, the respective contact portions can be effectively vibrated with a simple device configuration.
Further, by controlling the operation and stop of the vibrator 38, it is possible to easily control the length of time of the vibration applied to the contact portion, the start time, and the end time.
[0041]
Although the embodiment of the present invention has been described in detail above, this is merely an example, and the present invention is applicable when the socket 18 or other various branching members are brazed to the main pipe 12 or the other main pipe of the above example. For example, the present invention can be applied to embodiments in which various changes are made without departing from the gist of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a refrigerant transport pipe obtained in one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view showing an apparatus for performing the method of the embodiment, together with a main pipe and a socket.
FIG. 3 is a diagram showing a vibrator in FIG. 2;
FIG. 4 is an explanatory diagram of main steps of the method in the embodiment.
FIG. 5 is an explanatory view of a step following FIG. 4;
FIG. 6 is an explanatory view of a step following FIG. 5;
FIG. 7 is an explanatory view of a step following FIG. 6;
FIG. 8 is a diagram showing a detailed flow of a procedure of the method in the embodiment.
FIG. 9 is a view showing an example of a conventional method of manufacturing a pipe with branch.
[Explanation of symbols]
10 Refrigerant transport pipe (branched pipe)
12 Main pipe 16 Gas charging valve 18 Socket 38 Vibrator 40 Vibration transmission rod (vibration transmission member)
52 through hole 56 brazing material 58 stepped part (contact part)
62 Peripheral part (contact part)

Claims (5)

側面に貫通孔を有する金属製の主管の該側面と金属製の分岐用部材とを該貫通孔において当接させるとともに、それらの当接部にリング状のろう材を配置し、該ろう材を加熱溶融させることによってそれら主管と分岐用部材とをろう付けし、以って主管の側面に分岐部を有する分岐付管体を製造する方法であって、
前記ろう材を加熱溶融させるに際し前記当接部に振動を加えてろう付けを行うことを特徴とする分岐付管体の製造方法。
The side surface of the metal main pipe having a through hole on the side surface and the metal branching member are brought into contact with each other in the through hole, and a ring-shaped brazing material is arranged at those contact portions, and the brazing material is removed. A method of manufacturing a branched pipe having a branch portion on the side of the main pipe by brazing the main pipe and the branching member by heating and melting,
A method for producing a pipe with a branch, characterized in that, when heating and melting the brazing material, vibration is applied to the contact portion to perform brazing.
請求項1において、バイブレータから振動伝達部材を延び出させ、該バイブレータで発生した振動を該振動伝達部材を通じて前記主管に入力して前記当接部を振動させることを特徴とする分岐付管体の製造方法。2. The branched pipe body according to claim 1, wherein the vibration transmitting member extends from the vibrator, and the vibration generated by the vibrator is input to the main pipe through the vibration transmitting member to vibrate the contact portion. Production method. 請求項1において、バイブレータから振動伝達部材を延び出させ、該バイブレータで発生した振動を該振動伝達部材を通じて前記分岐用部材に入力して前記当接部を振動させることを特徴とする分岐付管体の製造方法。2. A pipe with a branch according to claim 1, wherein the vibration transmitting member extends from the vibrator, and the vibration generated by the vibrator is input to the branching member through the vibration transmitting member to vibrate the contact portion. How to make the body. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記主管及び分岐用部材がアルミニウム製であることを特徴とする分岐付管体の製造方法。The method according to any one of claims 1 to 3, wherein the main pipe and the branch member are made of aluminum. 請求項4において、前記アルミニウム製の主管が車両エアコン用の冷媒輸送管の主管であり、前記分岐部がガスチャージ用バルブのソケットであることを特徴とする分岐付管体の製造方法。5. The method according to claim 4, wherein the aluminum main pipe is a main pipe of a refrigerant transport pipe for a vehicle air conditioner, and the branch portion is a socket for a gas charging valve.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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