JP2004183356A - Floor panel waterproofing construction method of pavement - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は道路橋等の床版面上に防水層を形成し、前記防水層の上に接着層を介してアスファルト舗装層を形成する床版防水施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
高速道路等に多く使用されている道路橋は、一般にコンクリート製橋によって設けられた床版の上にアスファルト舗装を行って施工を完了する。しかしながら、これらの道路橋は、近年の交通量の激増や車両の大型化等による劣化により、損傷が発生し、橋のひび割れや剥落等が問題となっている。その主原因は、塩化物、硫黄酸化物、二酸化炭素等を含んだ雨水がアスファルト舗装を浸透し床版にまで到達するため、床版のコンクリートや鉄筋が腐食劣化を起こすことである。
【0003】
このような腐食劣化の対策としてここ数年、床版とアスファルト舗装層との間に合成樹脂等による防水層を形成し床版を雨水から遮断することで、前述の腐食劣化を防止する工法が種々考案されてきている。
【0004】
しかしながら、この工法でも、アスファルト骨材と防水層が点接触状態であるため、防水層とアスファルト舗装層との接着力が弱いことに起因してアスファルト層の接着性が弱くなりやすい。
【0005】
この点接触状態を改善するために、防水層が硬化もしくは硬化する前に骨材(例えば硅砂等)を散布して、点接触を密にして接着面積を増大させることにより、接着力を向上させる工法が用いられるようになった。
【0006】
この工法を更に発展させて接着力を高めた方法として、防水層が硬化した後に接着剤として液状のエポキシ樹脂やアスファルト乳剤を塗布してアスファルト舗装を行う工法、熱可塑型樹脂や粒状アスファルトを散布した後にアスファルト舗装を行うアスファルト合材の熱を利用した工法等が挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、接着剤が液状エポキシ樹脂等である場合はアスファルト舗装を行う直前に散布する必要があるため、作業時間の規制や舗装用重機が汚損する等の課題が残っている。また、アスファルト乳剤を用いた工法では乳剤の乾燥養生時間が必要なため、作業時間が制約を受ける課題が残っている。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題を解決でき、更に防水層とアスファルト舗装層の接着力を従来に比べ向上することができる舗装道路の床版防水施工法の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コンクリート等の床版面に合成樹脂等を塗布して防水層を形成した後、前記防水層の上にアスファルト舗装層を形成する床版防水施工法において、前記防水層の表面に、加熱されて溶融・流動化し硬化する熱硬化性樹脂の粒状物もしくはシート状物を配置し、次いで前記熱硬化性樹脂の粒状物もしくはシート状物の上に、アスファルト舗装層を形成することを特徴とする舗装道路の床版防水施工法である。
【0010】
また、本発明は、前記熱硬化性樹脂の粒状物もしくはシート状物の配置を、前記防水層の未硬化表面に行うことを特徴とする上記舗装道路の床版防水施工法である。
【0011】
常温では、本発明に用いる熱硬化性樹脂粒状物もしくはシート状物は固形であるため取扱いが容易である一方、床版に合成樹脂等を塗布して防水層を形成した後のアスファルト舗装層を形成する際には、高温の加熱アスファルト合材(通常100〜170℃)に接触し、それから数分間という短時間のうちに溶融・流動化し続いて反応硬化するという特徴を持っている。従って、この熱硬化性樹脂の粒状物もしくはシート状物を防水層の表面に配置する(散布・敷設する)ことにより、作業時間の規制や舗装用重機が汚損する等の課題が解決されている。更に、加熱アスファルト合材により溶融した熱硬化性樹脂粒状物もしくはシート状物が防水層とアスファルト舗装層の両者に流入・浸入して両者を固着し、またその積み重ね厚みもしくは層厚に起因して接触面積が増加するため、十分な接着面積が得られ、従来よりも大きな接着力が得られている。
【0012】
なお、以後、熱硬化性樹脂粒状物もしくはシート状物を散布・敷設することを、主に「熱硬化性樹脂粒状物等を配置する」と略記する。
【0013】
【発明の実施の形態】
また、本発明の施工法は、新設の床版上にアスファルト舗装層を形成する場合及び従来のアスファルト舗装を打ち替える場合のいずれの場合にも適用できる。
【0014】
本発明の施工法を実施するには、まず床版上に従来の施工法により合成樹脂等からなる防水層を形成する。形成方法は、初めに床版面に損傷や脆弱部があればこれらを補修し、必要に応じて表面を清掃する。次に、床版面に下塗りの塗布をローラーや刷毛等を使用して行い、その後好ましくは、液状のウレタン樹脂等の合成樹脂からなる防水層を、必要に応じてゴムコテ・金ゴテ・自在ゴムレーキや専用のスプレー噴霧型塗装機等を使用して均一に塗布し合成樹脂防水層を形成する。合成樹脂防水層は、通常層厚0.5〜3.0mm程度で形成される。
【0015】
上記合成樹脂としてはウレタン樹脂、ポリウレア樹脂等従来より用いられている各種の液状樹脂が使用でき、防水性能を発揮できるものであれば特に制限されない。
【0016】
本発明の施工法において、合成樹脂からなる防水層が完全に硬化する前の骨材(例えば硅砂等)の散布は、塗布形成された防水層中に当該骨材粒子が完全に埋没しない程度に樹脂に固定されるように行う。結果として、防水層表面より突出した骨材により防水層表面が粗面化されるので、その上に形成された熱硬化性樹脂粒状物等は接着面積が増大する上、防水層とアスファルト舗装層との間に物理的な絡み合いにより層間摩擦力が得られ、層間のずり応力に対抗できる点で好ましい。
【0017】
骨材としては例えば硅砂等が使用でき、通常0.5〜2.0kg/m2程度使用する。また、粒径分布等に関しては特に限定されないが、通常は平均粒径として1.0〜2.0mm程度のものが用いられる。
【0018】
なお、本発明の熱硬化性樹脂粒状物等を用いる施工法では、防水層表面に骨材の代わりに熱硬化性粒状物を防水層が硬化する前に散布することも可能である。ただし、防水層中に完全に埋没しない程度に固定されるよう比重や形状を調整することが好ましい。
【0019】
また、本発明の施工法は、防水層の上に熱硬化性樹脂粒状物等を配置するものであるが、配置時の防水層の状態については未硬化状態でもよいし、また硬化後であってもよい。
【0020】
本発明で用いる熱硬化性樹脂粒状物等の樹脂成分としては、従来からの熱硬化性樹脂であれば特に制限はされず、例えばエポキシ/フェノール樹脂硬化系やポリエステル/イソシアネート樹脂硬化系などが挙げられる。顔料についても特に制限はされず、例えば酸化チタン、タルク、シリカ粉などを用いることができ、また添加剤についても特に制限はなく、溶融粘度調整剤、レベリング剤、反応促進剤などを用いることができる。これらを反応硬化開始温度以下で溶融混合した後に冷却して固化する。それ後、更に燐片状あるいは粒状に粉砕もしくはシート状に成形して用いる。粒状物の大きさについては特に限定されないが、散布作業性や耐ブロッキング性からは、10〜50mm程度のものが好ましい。シート状については道路幅に合わせて調整するとよい。
【0021】
本発明で用いる熱硬化性樹脂粒状物等は、アスファルト舗装層の形成の際、加熱アスファルト合材の保有熱を利用して溶融・流動化することで、防水層及びアスファルト舗装層に浸入して大きな接着面積を得、更には数分間という短時間の内に反応硬化していく機構であるため、加熱アスファルト合材の加熱温度及び熱硬化性樹脂粒状物等の溶融温度、反応硬化開始温度は重要である。一般に加熱アスファルト合材は、予熱温度150〜180℃程度に保たれながら舗装現場に搬入されてくるので、熱硬化性樹脂粒状物等の溶融温度及び反応開始温度は150℃以下にすることが好ましい。また、溶融温度が60℃以下では夏場の高温期にブロッキング等により品質上の安定性が損なわれる可能性があることから、溶融温度は好ましくは100℃以上、反応硬化温度は好ましくは150℃以下である。
【0022】
本発明の熱硬化性樹脂粒状物を使用する場合の施工例においては、その散布量は1.0〜1.5kg/m2程度が好ましい。散布量を更に増やせば接着力の更なる向上が期待できるが、材料費や施工時間が増大するため、費用対効果の点でこの使用量が適当である。
【0023】
加熱アスファルト合材は、加熱溶融した舗装用アスファルトと骨材の混合物であり、その性状については特に限定はされないが、舗装時の条件としては舗装直前の温度ができるだけ高温(150℃以上)であることが好ましい。
【0024】
防水層上に配置された熱硬化性樹脂粒状物等は、アスファルト舗装時に150℃以上に加熱されたアスファルトと接触することで、まず溶融・流動化し、防水層表面とアスファルト層各々の粗面に流れ込み、浸入していくことになり接着面積が増加する。その後数分間の短時間のうちに完全硬化し両層間を固定させる働きをする。敷き詰められた加熱アスファルト合材は直ちにアスファルトフィニッシャー等の舗装用重機により締め固められ、アスファルト舗装工事は完了する。
【0025】
【実施例】
次に、本発明を実施例及び比較例により更に具体的に説明する。
【0026】
(実施例1)
表1に示すように、コンクリート下地上に防水層を形成した。その上に接着剤を散布した後アスファルト舗装層を形成した。接着剤としてエポキシ/フェノール樹脂硬化系の樹脂粒状物を用いた。結果を表1に示す。
【0027】
(比較例1)
接着剤として液状エポキシ樹脂を塗布した他は実施例1と同様にして床版防水施工を行った。結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】
本発明の床版防水施工法によれば熱硬化性樹脂粒状物等の配置という簡単な施工操作で床版上の防水層とアスファルト層間の必要とされる接着力すなわち各道路公団規格にある20℃における接着強度0.6N/mm2以上の接着力が容易に得られ、床版防水施工時における作業上の規制という課題等を解決でき、防水層とアスファルト舗装層を容易に接着することが可能になる。
【0030】
つまり、熱硬化性樹脂等を用いた接着剤による接着方法は液状エポキシ樹脂接着剤を用いた接着方法での作業車の汚損等の課題を固形にすることで改善し、アスファルト乳剤を用いた接着方法での乳剤の乾燥養生に要する施工時間の増大という課題を熱硬化性樹脂による短時間施工により改善可能としている。また無溶剤無臭であるため施工時の周辺環境へ配慮ができ多くの利便性を兼ね備えた工法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の舗装道路の床版防水施工法の一例を示す模式断面図である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a slab waterproofing method for forming a waterproof layer on a slab surface of a road bridge or the like and forming an asphalt pavement layer on the waterproof layer via an adhesive layer.
[0002]
[Prior art]
Road bridges often used on highways and the like are generally completed by asphalt pavement on a floor slab provided by a concrete bridge. However, these road bridges are damaged due to deterioration due to a sudden increase in traffic volume and increase in the size of vehicles in recent years, and there is a problem that the bridges are cracked or peeled off. The main reason is that rainwater containing chlorides, sulfur oxides, carbon dioxide, and the like penetrates the asphalt pavement and reaches the floor slab, so that concrete and reinforcing steel of the floor slab undergo corrosion deterioration.
[0003]
In recent years, as a countermeasure against such corrosion deterioration, a method of preventing the aforementioned corrosion deterioration by forming a waterproof layer of synthetic resin between the floor slab and the asphalt pavement layer and shielding the floor slab from rainwater has been developed in recent years. Various ideas have been devised.
[0004]
However, even in this method, since the asphalt aggregate and the waterproof layer are in point contact with each other, the adhesion between the waterproof layer and the asphalt pavement layer is weak, so that the adhesiveness of the asphalt layer tends to be weak.
[0005]
In order to improve the point contact state, an aggregate (for example, silica sand or the like) is sprayed before the waterproofing layer is hardened or hardened, and the point contact is increased to increase the bonding area, thereby improving the bonding strength. The construction method came to be used.
[0006]
As a method of further developing this method to increase the adhesive strength, a method of applying liquid epoxy resin or asphalt emulsion as an adhesive after hardening of the waterproof layer and asphalt pavement, spraying thermoplastic resin or granular asphalt After that, a method using the heat of the asphalt mixture for asphalt pavement is used.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the adhesive is a liquid epoxy resin or the like, it is necessary to spray the adhesive immediately before asphalt pavement, so that there remain problems such as regulation of work time and soiling of heavy equipment for pavement. In addition, the method using asphalt emulsion requires a time for drying and curing the emulsion, so that there remains a problem that the working time is restricted.
[0008]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a method of waterproofing a slab of a pavement road capable of solving the above-mentioned problems and further improving the adhesion between a waterproof layer and an asphalt pavement layer as compared with the related art.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a floor slab waterproofing method of forming a waterproof layer by applying a synthetic resin or the like to a floor slab surface of concrete or the like, and then forming an asphalt pavement layer on the waterproof layer. A thermosetting resin granule or sheet that is heated, melted, fluidized and hardened is arranged, and then an asphalt pavement layer is formed on the thermosetting resin granule or sheet. This is a method for waterproofing the floor slab of paved roads.
[0010]
Further, the present invention is the method for waterproofing a floor of a pavement road, wherein the granular or sheet-like thermosetting resin is disposed on an uncured surface of the waterproof layer.
[0011]
At room temperature, the thermosetting resin granules or sheet materials used in the present invention are easy to handle because they are solid, and the asphalt pavement layer after forming a waterproof layer by applying a synthetic resin or the like to the floor slab is used. When formed, it is characterized in that it comes into contact with a high-temperature heated asphalt mixture (usually 100 to 170 ° C.), melts and fluidizes within a short time of several minutes, and then reacts and hardens. Therefore, by arranging (spraying and laying) the thermosetting resin granules or sheets on the surface of the waterproof layer, problems such as restrictions on work time and soiling of heavy paving equipment have been solved. . Furthermore, the thermosetting resin granules or sheets melted by the heated asphalt mixture flow into and penetrate into both the waterproof layer and the asphalt pavement layer to fix them together, and due to the stacking thickness or layer thickness thereof. Since the contact area is increased, a sufficient bonding area is obtained, and a larger bonding force than before is obtained.
[0012]
Hereinafter, spraying and laying the thermosetting resin granules or the sheet-like material is mainly abbreviated as “disposing the thermosetting resin granules or the like”.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Further, the construction method of the present invention can be applied to both a case where an asphalt pavement layer is formed on a newly installed slab and a case where a conventional asphalt pavement is replaced.
[0014]
In order to carry out the construction method of the present invention, first, a waterproof layer made of a synthetic resin or the like is formed on a floor slab by a conventional construction method. The forming method is to first repair any damaged or fragile parts on the floor slab surface and clean the surface as necessary. Next, the undercoat is applied to the floor slab surface using a roller, a brush, or the like, and then, preferably, a waterproof layer made of a synthetic resin such as a liquid urethane resin is used. Using a special spray spray type coating machine or the like, apply evenly to form a synthetic resin waterproof layer. The synthetic resin waterproof layer is usually formed with a layer thickness of about 0.5 to 3.0 mm.
[0015]
As the synthetic resin, various liquid resins conventionally used such as a urethane resin and a polyurea resin can be used, and the synthetic resin is not particularly limited as long as it can exhibit waterproof performance.
[0016]
In the construction method of the present invention, the aggregate (for example, silica sand) is sprayed before the waterproof layer made of synthetic resin is completely cured, so that the aggregate particles are not completely buried in the applied waterproof layer. Perform so that it is fixed to the resin. As a result, the surface of the waterproof layer is roughened by the aggregates protruding from the surface of the waterproof layer, so that the thermosetting resin particles formed thereon have an increased adhesion area, and the waterproof layer and the asphalt pavement layer This is preferable in that an interlayer frictional force can be obtained due to physical entanglement between them, and the shear stress between the layers can be countered.
[0017]
As the aggregate, for example, silica sand or the like can be used, and usually about 0.5 to 2.0 kg / m 2 is used. The particle size distribution and the like are not particularly limited, but usually those having an average particle size of about 1.0 to 2.0 mm are used.
[0018]
In addition, in the construction method using the thermosetting resin granules of the present invention, it is possible to spray thermosetting granules instead of aggregates on the surface of the waterproof layer before the waterproof layer is hardened. However, it is preferable to adjust the specific gravity and the shape so as to be fixed to such an extent that they are not completely buried in the waterproof layer.
[0019]
Further, the application method of the present invention arranges thermosetting resin particles or the like on the waterproof layer, but the state of the waterproof layer at the time of arrangement may be in an uncured state or after curing. You may.
[0020]
The resin component such as the thermosetting resin particles used in the present invention is not particularly limited as long as it is a conventional thermosetting resin, and examples thereof include an epoxy / phenol resin curing system and a polyester / isocyanate resin curing system. Can be There is no particular limitation on the pigment, for example, titanium oxide, talc, silica powder, and the like can be used.The additives are also not particularly limited, and a melt viscosity modifier, a leveling agent, a reaction accelerator, and the like can be used. it can. These are melt-mixed at a temperature equal to or lower than the reaction hardening start temperature, and then cooled and solidified. Thereafter, it is further crushed into flakes or granules or formed into a sheet and used. The size of the granular material is not particularly limited, but is preferably about 10 to 50 mm from the viewpoint of spraying workability and blocking resistance. It is recommended to adjust the sheet shape according to the road width.
[0021]
The thermosetting resin particles used in the present invention, when forming the asphalt pavement layer, are melted and fluidized by utilizing the retained heat of the heated asphalt mixture, and penetrate into the waterproof layer and the asphalt pavement layer. Because it is a mechanism that obtains a large adhesion area and further reacts and cures within a short time of several minutes, the heating temperature of the heated asphalt mixture, the melting temperature of the thermosetting resin granules, and the reaction curing start temperature are is important. Generally, a heated asphalt mixture is carried into a pavement site while being kept at a preheating temperature of about 150 to 180 ° C., so that the melting temperature and reaction start temperature of the thermosetting resin granules and the like are preferably set to 150 ° C. or less. . Further, when the melting temperature is 60 ° C or lower, the quality stability may be impaired due to blocking or the like in a high temperature period in summer, so the melting temperature is preferably 100 ° C or higher, and the reaction curing temperature is preferably 150 ° C or lower. It is.
[0022]
In a working example in which the thermosetting resin granules of the present invention are used, the amount of spraying is preferably about 1.0 to 1.5 kg / m 2 . If the amount of application is further increased, a further improvement in the adhesive strength can be expected, but since the material cost and the construction time increase, this use amount is appropriate in terms of cost effectiveness.
[0023]
The heated asphalt mixture is a mixture of heated and melted asphalt for asphalt and an aggregate, and the properties thereof are not particularly limited. However, as a condition for paving, the temperature immediately before paving is as high as possible (150 ° C. or higher). Is preferred.
[0024]
The thermosetting resin particles and the like placed on the waterproof layer are first melted and fluidized by contact with asphalt heated to 150 ° C or more during asphalt pavement, so that the waterproof layer surface and the rough surface of each asphalt layer It flows into and penetrates, increasing the bonding area. After that, it is completely cured within a short time of several minutes and functions to fix both layers. The spread hot asphalt mixture is immediately compacted by a heavy paving machine such as an asphalt finisher, and the asphalt paving work is completed.
[0025]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to Examples and Comparative Examples.
[0026]
(Example 1)
As shown in Table 1, a waterproof layer was formed on a concrete base. After spraying an adhesive thereon, an asphalt pavement layer was formed. Epoxy / phenol resin cured resin particles were used as the adhesive. Table 1 shows the results.
[0027]
(Comparative Example 1)
Floor slab waterproofing was performed in the same manner as in Example 1 except that a liquid epoxy resin was applied as an adhesive. Table 1 shows the results.
[0028]
[Table 1]
[0029]
【The invention's effect】
According to the floor slab waterproofing method of the present invention, the required adhesive strength between the waterproof layer and the asphalt layer on the floor slab, that is, 20 according to the standards of each National Road Authority, can be achieved by a simple construction operation such as arranging thermosetting resin particles. Adhesive strength of 0.6 N / mm 2 or more at ℃ can be easily obtained, so that problems such as work regulations during floor slab waterproofing can be solved, and the waterproof layer and the asphalt pavement layer can be easily bonded. Will be possible.
[0030]
In other words, the bonding method using an adhesive using a thermosetting resin or the like improves the problem such as soiling of a working vehicle by the bonding method using a liquid epoxy resin adhesive by solidifying the bonding method, and the bonding using an asphalt emulsion. The problem of increasing the working time required for drying and curing the emulsion by the method can be improved by short working time with a thermosetting resin. In addition, since it is solvent-free and odorless, it is a method of construction that takes into consideration the surrounding environment during construction and has many conveniences.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic sectional view showing an example of a method for waterproofing a slab of a paved road according to the present invention.
Claims (2)
前記防水層の表面に、加熱されて溶融・流動化し硬化する熱硬化性樹脂の粒状物もしくはシート状物を配置し、次いで前記熱硬化性樹脂の粒状物もしくはシート状物の上に、アスファルト舗装層を形成することを特徴とする舗装道路の床版防水施工法。After applying a synthetic resin or the like to the floor slab of concrete or the like to form a waterproof layer, in the floor slab waterproofing construction method of forming an asphalt pavement layer on the waterproof layer,
On the surface of the waterproof layer, a thermosetting resin granule or sheet that is heated, melted, fluidized, and hardened is arranged, and then the asphalt pavement is formed on the thermosetting resin granule or sheet. A method for waterproofing a slab of a paved road, comprising forming a layer.
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