JP2004182334A - 液体を入れる容器の底部を上底にし，取手を付け，更に側面を多角形にして重ね置きや持ちやすくなるよう工夫したプラスチク容器。 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の容器では底部が平らなので，重ねて置く事や，容器の底に手を入れて指を曲げて持ち運ぶ事ば出来ませんでした（するのには工夫が必要）このような不便を底部を上底にし取手を付け，更に，側面を多角形にすることで，数段の積み重ね及び持ち易さを可能にして，能率的に仕事ができるようにする。
【解決手段】容器の底部を上底にし，取手を付け，多角形にすることで，輸送や保管の為のコストやスペースを減らすことができ，持ちやすく能率的な仕事が可能になった。
【選択図】図４

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は液体を入れる為のプラスチック容器の底を上底にすることで重ね置きができるようにしたものであり，又容器を多角形の型にする事で縦方向の強度をまし，数段の重ね置きができるようにし，更に，底部に取手の機能を付けることで，持ち運びやすくした容器である。
【０００２】
【従来の技術】従来の液体を入れるボトルでは，容器の輸送や保管をするのに一段しか置くことができず，その為に輸送や保管に余分のスペースが必要となり結果として輸送コストが割高になった。又，最終消費者でも同様に保管するためには必要本数分のスペースが必要になった。その理由は従来のプラスチック容器を作る技術で底部を上底に成形するには最大で数センチしか上底にすることが出来ず，上部の口部（注ぎ口）が数十センチあるので重ねることは不可な技術であった。（底部の強度の問題ということで）その為に従来の技術で作られたボトルの底部は平らなので持ち運ぶ時に非常に持ちにくく，滑りやすい容器（指を曲げて支えることができないので）しかも持ち上げる時は口部（注ぎ口）を押して底に空間を作ってから手を差し込んで持ち上げねばならない容器であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この容器では重ね置きができないので，輸送や保管時に掛かる経費が割高になり又，消費者が保管する場合も必要な容器の数だけのスペースが必要になり，スペースのあまりない場所では置く容器の本数が限られてくるので，頻繁に配送しなければならず，不経済的であった。又，持ちにくいので運ぶ時に手をすべらせ落とすこともあり，危険であった。更に，底に空間を作ってからでないと持って移動することは困難であっので，非能率的な容器であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】容器の，底部を上底にする為に従来の容器より側面の経を数センチ増やすことで底部の上底の部分の強度は従来品（底は平ら）と同程度のもができ又，容器の側面を多角形にすることで縦方向の強度を増すことができるので数段の重ね置きが可能になる。更に，底部に取手を付けることにより，容器にそのままの状態で手を入れて指を曲げて容器を持ち上げることができるようになる。
【０００５】
【発明の実施の形態】側面が多角形になるようにし，底部を上底にし，さらに取手が付くような加工を施しブロー成形用の金型を作製する。
【０００６】
【実施例】ブロー成形機により，考案したボトルの製品をつくる。
【０００７】
【発明の効果】本容器は数段の積み重ねを可能にしたことで，輸送コストを半減することができ，又同時に家庭や事務所さらに保管倉庫でも従来の保管スペースと比較して２から３倍の保管が可能になる。又，容器をそのままの状態で底部に手をいれて指を曲げて容器を持ち上げることができるので，能率的で，より安定して持ち運べるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の液体容器の上面図である。
【図２】本発明の液体容器の側面図である。
【図３】本発明の液体容器の底面図である。
【図４】本発明の液体容器の断面図である。
【符号の説明】
１ 上面図
２ 側面図
３ 底面図
４ 断面図

Claims (3)

1. プラスチック製ボトル容器の，底部を上底にすることで重ねて保管できるようにした液体を入れる容器。
2. プラスチック製ボトル容器の側面を多角形にすることで，縦の強度を増すことができるので，数段の重ね置きを可能にした容器。
3. プラスチック製ボトル容器の，底部に取手の機能を付けることで容器を移動するときに，持ち運びやすくした容器。

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