JP2004178705A - 圧縮データ記録装置及び圧縮データ記録方法 - Google Patents

圧縮データ記録装置及び圧縮データ記録方法 Download PDF

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正彦 畠中
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
Kiminori Matsuno
公則 松野
Akira Sobashima
彰 傍島
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Abstract

【課題】記録時と異なる順番で曲を再生した場合でもノイズが発生しないようにデータを圧縮する圧縮データ記録装置及び圧縮データ記録方法を提供する。
【解決手段】本発明の圧縮データ記録装置は、一定のサンプル数毎のフレーム単位でPCMデータを出力するフレーム処理部と、PCMデータに対して重み付けをする窓処理部と、PCMデータの各フレーム内での振幅値を算出して得られる最大値と予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定部と、PCMデータと有音検出信号とを入力し、PCMデータを圧縮するデータ圧縮部と、圧縮データを記録し、有音検出信号に基づいて圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御部と、を有し、データ圧縮部は有音検出信号に基づいて圧縮に用いるPCMデータのフレーム数を切り替えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体メモリ及び光磁気ディスク等の記録媒体にオーディオ等のPCMデータを圧縮して記録する圧縮データ記録装置及び圧縮データ記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、音声信号等の圧縮したデジタルデータを記録する装置として、記録媒体に半導体メモリを用いた機器(圧縮データ記録装置)が商品化されている。圧縮データ記録装置は、省スペース且つ軽量で大きな記録容量を有することができ、今後特にポータブル機器として普及すると考えられる。
【0003】
図8〜図10を用いて、従来例の圧縮データ記録装置を説明する。図8は従来例の圧縮データ記録装置の構成を示すブロック図である。図8において、801はデータ圧縮ブロック、102は記録ブロックである。データ圧縮ブロック801は、フレーム処理部411、窓処理部112、データ圧縮部813、有音判定部814を有する。データ圧縮部813は、メモリ831、圧縮処理部833を有する。記録ブロックは、記録制御部121、記録媒体122を有する。
【0004】
従来例及び実施例において、圧縮データ記録装置は、複数の曲を接続した連続するPCMデータのストリームを入力する。ストリームの曲と曲との間にはnフレーム(nは自然数)の無音のPCMデータが挿入されている。従来例及び実施例において、無音のPCMデータは1フレームであるが、複数フレームであっても良い。
フレーム処理部411は、オーディオ等のPCM(Pulse Code Modulation)データを順次入力する。フレーム処理部411は、一定のサンプル数毎のフレーム単位でPCMデータを窓処理部112に出力すると共に、フレーム同期信号を記録制御部121等に出力する。
窓処理部112は、フレーム処理部411から出力されたフレーム単位のPCMデータを入力する。窓処理部112は、少なくとも1つのフレームのPCMデータに対して重み付けをして、データ圧縮部813に出力する。
【0005】
データ圧縮部813は、窓処理部112で重み付けされたPCMデータをメモリ831に入力する。データ圧縮部813は、入力したPCMデータを有音判定部814に出力する。メモリ831(First−In First−Outメモリ)は2フレーム分のPCMデータを記憶する。データ圧縮部813は、フレーム同期信号毎にメモリ831のデータをシフトする。圧縮処理部833は、2フレーム分のPCMデータを用いて圧縮する。データ圧縮部813の圧縮処理部833は、圧縮データを記録制御部121に出力する。
【0006】
有音判定部814は、データ圧縮部813から出力されたPCMデータを入力する。PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、振幅値の最大値と予め定めた閾値とを比較して有音か無音かの判定を行い、判定結果である第1の有音検出信号を出力する。フレーム内のPCMデータの振幅値の最大値が予め定めた閾値以上である場合は有音と判断し、Highレベル(有音)の第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。フレーム内のPCMデータの振幅値の振幅値の最大値が予め定めた閾値未満である場合は無音と判断し、Lowレベル(無音)の第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。
【0007】
記録制御部121は、データ圧縮部813から出力された圧縮データと、有音判定部814から出力された第1の有音検出信号とを入力する。記録制御部121は、フレーム処理部411から出力されるフレーム同期信号に同期して、圧縮データを記録媒体122に記録する。記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベルからHighレベルに変化したときを次曲の開始点と判断し、記録媒体122のファイルの切り換えを行う。記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベルからHighレベルに変化するまでの圧縮データを1つの曲として1つのファイルにまとめる。記録制御部121は、そのファイルの制御情報を生成し、記録媒体122に記録する。記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベルからHighレベルに変化した後の圧縮音声データを次の曲として新たなファイルにまとめる。
【0008】
図9は、従来例の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図である。フレーム処理部411は、PCMデータを順次入力し、一定のPCMデータのサンプル数毎にフレーム同期信号を記録制御部121に出力する。窓処理部112、データ圧縮部813、有音判定部814及び記録制御部121は、フレーム同期信号に同期して、データの入力及び出力を行う。
入力されたPCMデータは、連続するストリームであって、曲と曲とのつなぎ目(前の曲の最後)に無音データからなるフレーム(フレームZ。「PCMデータZ」とも呼ぶ。)を有する。従来例及び実施例において、無音データからなるフレームは1フレームであるが、複数フレームであっても良い。従来例及び実施例の記録制御部(実施例4を除く。)は、無音データから有音データに切り換わる点(フレームZとフレームAとの境界)を、曲の切り換え点(次曲の開始点)と判断する。
【0009】
フレーム処理部411は、無音のPCMデータを入力すると、次のフレーム同期信号に同期して、フレーム単位でPCMデータZを窓処理部112に出力する。窓処理部112は、PCMデータZを入力すると、PCMデータZに対して窓z(1)に示す特性の重み付けを行う。窓処理部112は、次のフレーム同期信号に同期して、重み付けしたPCMデータZをデータ圧縮部813に出力すると同時に、PCMデータA(次の曲の最初のフレーム)を入力する。
【0010】
データ圧縮部813は、PCMデータZをメモリ831の後方部分に入力する。データ圧縮部813は、PCMデータZを入力すると同時に、PCMデータYをメモリ831の後方部分からメモリ831の前方部分に移動し、PCMデータYを有音判定部814に出力する。圧縮処理部833は、PCMデータY(メモリ831の前方部分に格納しているデータ)とPCMデータZ(メモリ831の後方部分に格納しているデータ)とを用いて、窓y(2)の重み付けで圧縮データYを算出する。圧縮処理部833は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データYを記録制御部121に出力する。
【0011】
データ圧縮部813は、2フレーム分のPCMデータを用いて、1つの圧縮データを算出する。データ圧縮部813は、窓z(1)の重み付けをされたPCMデータZをメモリ831の後方に入力すると、メモリ831の前方に格納している先のPCMデータYと一緒に圧縮(窓y(2))して、圧縮データYを算出する。次のフレーム同期信号で、PCMデータZをメモリ831の前方にシフトし、メモリ831の後方に入ってきたPCMデータAと一緒に圧縮(窓z(2))して、圧縮データZを算出する。
【0012】
有音判定部814は、PCMデータYの振幅値を算出して得られる最大値は予め定めた閾値以上の値であるため有音と判定する。次のフレーム同期信号に同期して、有音を示すHighレベルの第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。
記録制御部121は、データ圧縮部813から出力された圧縮データYと、有音判定部814から出力されたPCMデータYに対応する第1の有音検出信号とを入力する。記録制御部121は、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイルに圧縮データYを書き込む。
【0013】
フレーム処理部411は、フレーム同期信号に同期して、フレーム単位でPCMデータAを窓処理部112に出力する。
窓処理部112は、重み付けしたPCMデータZをデータ圧縮部813に出力すると同時に、PCMデータAを入力する。窓処理部112は、PCMデータAに対して窓a(1)に示す特性の重み付けを行う。次のフレーム同期信号に同期して、重み付けしたPCMデータAをデータ圧縮部813に出力する。
【0014】
データ圧縮部813は、PCMデータAをメモリ831の後方部分に入力すると同時に、PCMデータZをメモリ831の後方部分からメモリ831の前方部分に移動する。この時、データ圧縮部813は、PCMデータZを有音判定部814に出力する。圧縮処理部833は、PCMデータZ(メモリ831の前方部分に格納しているデータ)とPCMデータA(メモリ831の後方部分に格納しているデータ)とを用いて、窓z(2)の重み付けで圧縮データZを算出する。圧縮処理部833は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データZを記録制御部121に出力する。
【0015】
有音判定部814は、PCMデータZの振幅値を算出して得られる最大値は予め定めた閾値未満の値であるため無音と判定する。次のフレーム同期信号に同期して、無音を示すLowレベルの第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。
記録制御部121は、データ圧縮部813から出力された圧縮データZと、有音判定部814から出力されたPCMデータZに対応する第1の有音検出信号とを入力する。記録制御部121は、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイルに圧縮データZを書き込む。
【0016】
データ圧縮部813は、圧縮データZの次に、PCMデータAとPCMデータB(窓a(2))とを用いて圧縮データAを算出する。
記録制御部121は、データ圧縮部813から出力された圧縮データAと、有音判定部814から出力されたPCMデータAに対応する第1の有音検出信号(Highレベル)とを入力する。
記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベル(無音)からHighレベル(有音)に変化したことを検出すると、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイルを閉じる(フレームZが最後尾になる。)。次のN曲目の記録を継続するために、記録媒体122にファイルを新規に作成し、フレームA以降の圧縮データを記録媒体122のN曲目に対応するファイルに書き込む。
このように、PCMデータの有音又は無音の検出結果に基づいて曲の切り換えを行いながら、圧縮データを記録媒体122へ書き込む。
【0017】
圧縮方式によって重み付けの特性は異なるが、本発明において圧縮方式はどのようなものであっても構わない。
記録媒体122において記録する曲毎にファイル名を更新する管理方法としては、ハードディスク等のファイルシステムが一般に知られている。本発明において、ファイルの管理方法はどのような方法であっても構わない。
【0018】
【特許文献1】
特開2002−170330号公報
【特許文献2】
特開2002−023750号公報
【特許文献3】
特開2001−267928号公報
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
従来例の圧縮データ記録装置では、記録媒体122に記録された(N−1)曲目のみを1曲リピート再生した場合、又は(N−1)曲目から(N+3)曲目のように元のPCMデータと異なる順番で再生した場合、耳障りなノイズが発生した。図10は、1曲リピート再生した場合のPCMデータの波形の図である。ノイズが発生する原因は、データ圧縮部813が、先のフレームの最後のPCMデータZと、次のフレームの最初のPCMデータAとを用いて、先のフレームの最後のPCMデータZを圧縮するからである。先のフレームの最後のPCMデータZが無音で、次のフレームの最初のPCMデータAが有音であった場合に、次のフレームのPCMデータAを含めて圧縮データZを生成するため、(N−1)曲目の最後の無音の圧縮データZを伸張した結果が、無音以外の再生波形(ノイズ)になるという問題があった。記録された順番に曲を再生する場合には、最後の無音の圧縮データZの伸張波形(ノイズ)は次の曲の最初の圧縮データAの伸張波形と類似するため、ノイズはそれほど耳障りではない。しかし、記録時と異なる順に再生した場合、無音のPCMデータ(先の曲の最後のフレーム)と有音のPCMデータ(次の曲の最初のフレーム)との連続性が保たれず、耳障りなノイズが発生した。
本発明は、記録時と異なる順番で曲を再生した場合でもノイズが発生しないように又は耳障りなノイズを発生しないように、データを圧縮して記録媒体に記録する圧縮データ記録装置及び圧縮データ記録方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は下記の構成を有する。
請求項1に記載の発明は、PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理部と、前記フレーム処理部から出力された前記PCMデータを入力し、少なくとも1つのフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理部と、前記フレーム処理部又は前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定部と、前記窓処理部から出力された前記PCMデータと前記有音検出信号とを入力し、前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮部と、前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御部と、を有し、前記データ圧縮部は、前記有音検出信号に基づいて、圧縮に用いる前記PCMデータのフレーム数を切り換えることを特徴とする圧縮データ記録装置である。
【0021】
請求項2に記載の発明は、PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理部と、前記フレーム処理部から出力された前記PCMデータを入力し、少なくとも1つのフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理部と、前記フレーム処理部又は前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定部と、前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、複数フレームの前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮部と、前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御部と、を有し、前記窓処理部又は前記データ圧縮部は、前記有音検出信号に基づいて、前記PCMデータの重み付けの特性を切り換えることを特徴とする圧縮データ記録装置である。
【0022】
請求項3に記載の発明は、PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理部と、前記フレーム処理部から出力された前記PCMデータを入力し、少なくとも1つのフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理部と、前記フレーム処理部又は前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定部と、前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、複数フレームの前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮部と、前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを出力するか否かを切り換える出力制御部と、前記出力制御部から出力された前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御部と、を有することを特徴とする圧縮データ記録装置である。
【0023】
請求項4に記載の発明は、PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理部と、前記フレーム処理部から出力された前記PCMデータを入力し、少なくとも1つのフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理部と、前記フレーム処理部又は前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定部と、前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、複数フレームの前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮部と、前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号が無音から有音に変化するタイミングよりも1フレーム以上早いタイミングで、前記有音検出信号に対応した前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御部と、を有することを特徴とする圧縮データ記録装置である。
【0024】
請求項5に記載の発明は、PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理ステップと、1又は複数のフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理ステップと、前記PCMデータ又は重み付けされた前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定ステップと、重み付けされた前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮ステップと、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御ステップと、を有し、前記データ圧縮ステップにおいて、前記有音検出信号に基づいて、圧縮に用いる前記PCMデータのフレーム数を切り換えることを特徴とする圧縮データ記録方法である。
【0025】
請求項6に記載の発明は、PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理ステップと、1又は複数のフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理ステップと、前記PCMデータ又は重み付けされた前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定ステップと、複数フレームの重み付けされた前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮ステップと、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御ステップと、を有し、前記窓処理ステップにおいて、前記有音検出信号に基づいて、前記PCMデータの重み付けの特性を切り換えることを特徴とする圧縮データ記録方法である。
【0026】
請求項7に記載の発明は、PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理ステップと、1又は複数のフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理ステップと、前記PCMデータ又は重み付けされた前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定ステップと、複数フレームの重み付けされた前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮ステップと、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを出力するか否かを切り換える出力制御ステップと、前記出力制御ステップにおいて出力された前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御ステップと、を有することを特徴とする圧縮データ記録方法である。
【0027】
請求項8に記載の発明は、PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理ステップと、1又は複数のフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理ステップと、前記PCMデータ又は重み付けされた前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定ステップと、複数フレームの重み付けされた前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮ステップと、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号が無音から有音に変化するタイミングよりも1フレーム以上早いタイミングで、前記有音検出信号に対応した前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御ステップと、を有することを特徴とする圧縮データ記録方法である。
本発明は、記録時と異なる順番で曲を再生した場合でもノイズが発生しないように又は耳障りなノイズを発生しないように、データを圧縮して記録媒体に記録する圧縮データ記録装置及び圧縮データ記録方法を実現できるという作用を有する。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施例について、図面とともに記載する。
【0029】
《実施例1》
図1及び図2を用いて、実施例1の圧縮データ記録装置を説明する。図1は実施例1の圧縮データ記録装置の構成を示すブロック図である。図1において、従来例の圧縮データ記録装置(図8)と同一部には、同一の符合を付している。
図1において、101はデータ圧縮ブロック、102は記録ブロックである。データ圧縮ブロック101は、フレーム処理部111、窓処理部112、データ圧縮部113、有音判定部114を有する。データ圧縮部113は、メモリ131、窓変更部132、圧縮処理部133を有する。記録ブロック102は、記録制御部121、記録媒体122を有する。
【0030】
フレーム処理部111は、オーディオ等のPCMデータを順次入力する。フレーム処理部111は、一定のサンプル数毎のフレーム単位でPCMデータを窓処理部112と有音判定部114とに出力すると共に、フレーム同期信号を記録制御部121等に出力する。
【0031】
窓処理部112は、フレーム処理部111から出力されたフレーム単位のPCMデータを入力する。窓処理部112は、少なくとも1つのフレームのPCMデータに対して重み付け(時間軸上で重み付け)をする。窓処理部112は、重み付けしたPCMデータをデータ圧縮部113に出力する。
【0032】
有音判定部114は、フレーム処理部111から出力されたPCMデータを入力する。有音判定部114は、PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、振幅値の最大値と予め定めた閾値とを比較して有音か無音かの判定を行い、判定結果である第1の有音検出信号及び第2の有音検出信号を出力する。フレーム内のPCMデータの振幅値の最大値が予め定めた閾値以上である場合は有音と判断し、Highレベル(有音)の第1の有音検出信号及び第2の有音検出信号を出力する。フレーム内のPCMデータの振幅値の最大値が予め定めた閾値未満である場合は無音と判断し、Lowレベル(無音)の第1の有音検出信号及び第2の有音検出信号を出力する。第1の有音検出信号は、記録制御部121に送られる。第2の有音検出信号は、データ圧縮部113に送られる。第1の有音検出信号は、第2の有音検出信号と実質的に同一波形であって、少なくとも2フレーム分遅延している。
【0033】
データ圧縮部113は、窓処理部112で重み付けされたPCMデータをメモリ131に入力する。メモリ131(First−In First−Outメモリ)は2フレーム分のPCMデータを記憶する。データ圧縮部113は、フレーム同期信号毎にメモリ131のデータをシフトする。
窓変更部132は、第2の有音検出信号を入力する。窓変更部132は、第2の有音検出信号に基づいて圧縮に用いるPCMデータのフレーム数を切り換える。実施例1において窓変更部132は、メモリ131から取り出した2フレーム分のPCMデータに対して1つの窓を設定し、圧縮処理部133に伝送する。圧縮処理部133は、窓変更部132から伝送された2フレーム分のPCMデータを用いて圧縮し、圧縮データを記録制御部121に出力する。
【0034】
窓変更部132は、第2の有音検出信号がLowレベルからHighレベルに変化した直後の1フレーム期間(データ圧縮部113が、無音から有音に変化する直前のフレームのPCMデータ(最後の無音のPCMデータ)を圧縮する期間)のみにおいて、メモリ131から1フレームのみのPCMデータを取り出し、PCMデータの窓のサイズを1フレーム分の窓のサイズに設定する。実施例1において、有音判定部114は第2の有音検出信号を第1の有音検出信号よりも2フレーム分早いタイミングで出力する。窓変更部132が第2の有音検出信号のLowレベルからHighレベルへの変化を検出したとき、無音のPCMデータはメモリ131の前方部分に記憶されている。窓変更部132は、メモリ131の前方部分からのみPCMデータを取り出して、1フレーム分の窓のサイズに切り換える。窓変更部132は、無音のPCMデータに対して1フレーム分の窓のサイズに設定した後、圧縮処理部133に出力する。圧縮処理部133は、1フレーム分のPCMデータを用いて圧縮し、圧縮データを記録制御部121に出力する。
【0035】
記録制御部121は、データ圧縮部113から出力された圧縮データと、有音判定部114から出力された第1の有音検出信号とを入力する。記録制御部121は、圧縮データの各フレームと、各フレームにそれぞれ対応する第1の有音検出信号と、を同一のタイミングで入力する。記録制御部121は、フレーム処理部111から出力されるフレーム同期信号に同期して、圧縮データを記録媒体122へ記録する。記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベルからHighレベルに変化した時点を次曲の始まりとして検知し(無音から有音に変化した直後のPCMデータを次曲の先頭のフレームと判断し)、記録媒体122のファイルの切り換えを行う。
【0036】
図2は、実施例1の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図である。フレーム処理部111は、PCMデータを順次入力し、一定のPCMデータのサンプル数毎にフレーム同期信号を記録制御部121に出力する。窓処理部112、データ圧縮部113、有音判定部114及び記録制御部121は、フレーム同期信号に同期して、データの入力及び出力を行う。
【0037】
フレーム処理部111は、PCMデータZ(無音データ)を入力すると、次のフレーム同期信号に同期して、フレーム単位でPCMデータZを窓処理部112と有音判定部114とに出力する。
窓処理部112は、PCMデータZを入力すると、PCMデータZに対して窓z(1)に示す特性の重み付けを行う。窓処理部112は、次のフレーム同期信号に同期して、重み付けしたPCMデータZをデータ圧縮部113に出力すると同時に、PCMデータAを入力する。
【0038】
有音判定部814は、PCMデータZの振幅値を算出して得られる最大値は予め定めた閾値未満の値であるため無音と判定する。次のフレーム同期信号に同期して、無音を示すLowレベルの第2の有音検出信号をデータ圧縮部113の窓変更部132に出力する。有音判定部114は、第2の有音検出信号から2フレーム分遅延して、無音を示すLowレベルの第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。
【0039】
データ圧縮部113は、PCMデータZをメモリ131の後方部分に入力する。この時、メモリ131の前方部分は、PCMデータYを格納している。
窓変更部132は、無音を示すLowレベルの第2の有音検出信号を入力すると、メモリ131からPCMデータY(メモリ131の前方部分に格納しているデータ)とPCMデータZ(メモリ131の後方部分に格納しているデータ)とを取り出し、窓y(2)の重み付けをして、圧縮処理部133に伝送する。
圧縮処理部133は、窓y(2)の重み付けをされたPCMデータYとPCMデータZとを用いて、圧縮データYを算出する。圧縮処理部133は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データYを記録制御部121に出力する。
【0040】
フレーム処理部111は、PCMデータA(有音データ)を入力すると、次のフレーム同期信号に同期して、フレーム単位でPCMデータAを窓処理部112と有音判定部114とに出力する。
窓処理部112は、重み付けしたPCMデータZをデータ圧縮部113に出力すると同時に、PCMデータAを入力する。窓処理部112は、PCMデータAに対して窓a(1)に示す特性の重み付けを行う。次のフレーム同期信号に同期して、重み付けしたPCMデータAをデータ圧縮部113に出力する。
【0041】
有音判定部114は、PCMデータAの振幅値を算出して得られる最大値は予め定めた閾値以上の値であるため有音と判定する。次のフレーム同期信号に同期して、有音を示すHighレベルの第2の有音検出信号をデータ圧縮部113の窓変更部132に出力する。有音判定部114は、第2の有音検出信号から2フレーム分遅延して、有音を示すHighレベルの第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。
【0042】
データ圧縮部113は、PCMデータAをメモリ131の後方部分に入力すると同時に、PCMデータZをメモリ131の後方部分からメモリ131の前方部分に移動する。
窓変更部132は、有音を示すHighレベルの第2の有音検出信号を入力する。第2の有音検出信号のLowレベルからHighレベルへの変化に基づいて、窓変更部132はメモリ131からPCMデータZ(メモリ131の前方部分に格納しているデータ)のみを取り出す。窓変更部は、PCMデータZに対して窓z(2)の重み付けをして、圧縮処理部133に伝送する。
圧縮処理部133は、1フレーム分のPCMデータZのみを用いて圧縮データZを算出する。圧縮処理部133は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データZを記録制御部121に出力する。
【0043】
データ圧縮部113は、圧縮データZを出力すると同時に、PCMデータBをメモリ131の後方部分に入力する。この時、PCMデータAをメモリ131の後方部分からメモリ131の前方部分に移動する。
窓変更部132は、有音を示すHighレベルの第2の有音検出信号を入力すると、メモリ131からPCMデータA(メモリ131の前方部分に格納しているデータ)とPCMデータB(メモリ131の後方部分に格納しているデータ)とを取り出し、窓a(2)の重み付けをして、圧縮処理部133に伝送する。
圧縮処理部133は、窓a(2)の重み付けをされたPCMデータAとPCMデータBとを用いて(2フレームのPCMデータ)、圧縮データAを算出する。圧縮処理部133は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データAを記録制御部121に出力する。
【0044】
記録制御部121は、データ圧縮部113から出力された圧縮データZと、有音判定部114から出力されたPCMデータZに対応する第1の有音検出信号(Lowレベル)とを同時に入力する。記録制御部121は、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイルに圧縮データZを書き込む。
記録制御部121は、次のフレーム同期信号で、データ圧縮部113から出力された圧縮データAと、有音判定部114から出力されたPCMデータAに対応する第1の有音検出信号(Highレベル)とを入力する。記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベル(無音)からHighレベル(有音)に変化したことを検出すると、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイル(フレームZが最後尾になる。)を閉じる。次のN曲目の記録を継続するために、記録媒体122にファイルを新規に作成し、フレームA以降の圧縮データを記録媒体122のN曲目に対応するファイルに書き込む。
【0045】
本発明の実施例1において、データ圧縮部113は窓変更部132を有し、第2の有音検出信号に基づいて窓のサイズ(重み付けのフレーム数)を切り換える。無音のPCMデータ(有音と判断された直前のPCMデータ)の場合、1フレーム分のPCMデータのみを用いて圧縮するように変更する。実施例1の圧縮データ記録装置は、曲が切り換わる直前のフレーム(前曲の無音の最終フレーム)を次の有音フレームのデータを含まずに圧縮して記録するため、記録時と異なる順番で曲を再生した場合でもノイズは発生せず、無音フレームの区間を再生することができる。
【0046】
図11を用いて、他の実施例の圧縮データ記録方法を説明する。他の実施例の圧縮データ記録方法は、図1のデータ圧縮ブロック101をマイクロコンピュータによるソフトウエア処理に置き換えたものである。
有音検出信号に無音(初期値)を設定する(ステップ1101)。オーディオ等のPCMデータを順次入力する(ステップ1102)。PCMデータを一定のサンプル数毎のフレーム単位で区切る(ステップ1103)。フレーム毎にPCMデータの振幅値の最大値を測定する(ステップ1104)。振幅値の最大値が予め定めた閾値以上であるか否か判断する(ステップ1105)。閾値以上であれば、有音検出信号に有音を設定する(ステップ1106)。閾値以上でなければ、有音検出信号に無音を設定する(ステップ1107)。現フレームが無音で且つ次フレームが有音であるか否か判断する(ステップ1108)。
【0047】
現フレームが無音で且つ次フレームが有音であれば、現フレームの先端及び終端がなめらかに減衰するように重み付けをする(ステップ1109)。現フレームのみを用いてデータを圧縮する(ステップ1110)。現フレームの圧縮データをファイルの最後のフレームとして記録媒体に記録する(ステップ1111)。現フレームまでを1つの曲としてファイルにまとめ、ファイルの制御情報を生成して記録媒体に記録する(ステップ1112)。ステップ1102に戻る。
【0048】
ステップ1108において、現フレームが無音で且つ次フレームが有音でなければ、現フレームと次フレームとをペアとして、2つのフレームの先端と終端とがなめらかに減衰するように重み付けをする(ステップ1113)。現フレームと次フレームとのペアを用いてデータを圧縮する(ステップ1114)。
前フレームが無音で且つ現フレームが有音であるか否か判断する(ステップ1115)。前フレームが無音で且つ現フレームが有音であれば、現フレームを先頭とする新たなファイルを圧縮データ記録装置のRAM上に生成する(ステップ1116)。現フレームの圧縮データを新たなファイルの先頭フレームとして記録媒体に記録する(ステップ1117)。ステップ1102に戻る。
ステップ1115において、前フレームが無音で且つ現フレームが有音でなければ、圧縮データを記録媒体に記録して(ステップ1118)、ステップ1102に戻る。
【0049】
《実施例2》
図1及び図3を用いて、実施例2の圧縮データ記録装置を説明する。図1は、実施例1と同一である。実施例1において、データ圧縮部113の窓変更部132は、第2の有音検出信号のLowレベルからHighレベルへの変化に基づいて、窓のサイズを変更した。これに代えて、実施例2では窓の特性を変更する。これ以外の点において、実施例2は実施例1と同一である。
【0050】
図3は、実施例2の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図である。データ圧縮部113の窓変更部132は、第2の有音検出信号がLowレベルからHighレベルに変化した直後の1フレーム期間(データ圧縮部113が、無音から有音に変化する直前のフレームのPCMデータ(最後の無音のPCMデータ)を圧縮する期間)のみにおいて、PCMデータの窓の特性を変更する。窓変更部132が第2の有音検出信号のLowレベルからHighレベルへの変化を検出したとき、メモリ131にはPCMデータZ(メモリ131の前方部分に格納しているデータ)とPCMデータA(メモリ131の後方部分に格納しているデータ)とが格納されている。窓変更部132は、メモリ131からPCMデータZとPCMデータAとを取り出す。窓変更部132は、PCMデータAの窓の特性をゼロデータの重み付けとなるように変更する。窓変更部132は、PCMデータZとPCMデータAに窓z(2)の重み付けをした後、圧縮処理部133に出力する。圧縮処理部133は、窓z(2)の重み付けをしたPCMデータZとPCMデータAとを用いて圧縮データZを算出する。
【0051】
本発明の実施例2において、データ圧縮部113は窓変更部132を有し、第2の有音検出信号に基づいて窓の特性を切り換える。無音フレームに続く次の有音フレームを検出すると、有音フレームに対応する窓の特性をゼロデータとなるように変更した後、無音フレームと有音フレームとを用いて、無音フレームに対応する圧縮データを算出する。実施例2の圧縮データ記録装置は、曲が切り換わる直前のフレーム(前曲の無音の最終フレーム)を次の有音フレームのデータを含まずに圧縮して記録するため、記録時と異なる順番で曲を再生した場合でもノイズは発生せず、無音フレームの区間を再生することができる。
【0052】
実施例2において、データ圧縮部113の窓変更部132は、第2の有音検出信号に基づいて窓の特性を切り換えた。これに代えて、窓処理部112が、第2の有音検出信号に基づいて窓の特性を切り換えても良い。
【0053】
図12を用いて、他の実施例の圧縮データ記録方法を説明する。他の実施例の圧縮データ記録方法は、図1のデータ圧縮ブロック101をマイクロコンピュータによるソフトウエア処理に置き換えたものである。図12において、図11と同一のステップには、同一の符合を付している。図11と異なるステップについて説明する。
ステップ1108において、現フレームが無音で且つ次フレームが有音であれば、現フレームと次フレームとのペアに対して、現フレームの先端及び終端がなめらかに減衰し、次フレームの出力レベルが0になるように重み付けをする(ステップ1209)。現フレームと次フレームとのペアを用いてデータを圧縮する(ステップ1210)。現フレームの圧縮データをファイルの最後のフレームとして記録媒体に記録する(ステップ1211)。現フレームまでを1つの曲としてファイルにまとめ、ファイルの制御情報を生成して記録媒体に記録する(ステップ1212)。ステップ1102に戻る。
【0054】
《実施例3》
図4及び図5を用いて、実施例3の圧縮データ記録装置を説明する。図4は実施例3の圧縮データ記録装置の構成を示すブロック図である。図4において、401はデータ圧縮ブロック、102は記録ブロックである。データ圧縮ブロック401は、フレーム処理部411、窓処理部412、データ圧縮部413、有音判定部414、出力制御部415を有する。データ圧縮部413は、メモリ131、圧縮処理部133を有する。記録ブロック102は、記録制御部121、記録媒体122を有する。図4において、実施例1の圧縮データ記録装置(図1)と同一部には、同一の符合を付している。
【0055】
フレーム処理部411は、オーディオ等のPCM(Pulse Code Modulation)データを順次入力する。フレーム処理部411は、一定のサンプル数毎のフレーム単位でPCMデータを窓処理部412に出力すると共に、フレーム同期信号を記録制御部121等に出力する。
窓処理部412は、フレーム処理部411から出力されたフレーム単位のPCMデータを入力する。窓処理部412は、少なくとも1つのフレームのPCMデータに対して重み付け(時間軸上で重み付け)をして、データ圧縮部413と有音判定部414とに出力する。
【0056】
有音判定部414は、窓処理部412から出力されたPCMデータを入力する。有音判定部414は、PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、振幅値の最大値と予め定めた閾値とを比較して有音か無音かの判定を行い、判定結果である第1の有音検出信号及び第2の有音検出信号を出力する。フレーム内のPCMデータの振幅値の最大値が予め定めた閾値以上である場合は有音と判断し、Highレベル(有音)の第1の有音検出信号及び第2の有音検出信号を出力する。フレーム内のPCMデータの振幅値の最大値が予め定めた閾値未満である場合は無音と判断し、Lowレベル(無音)の第1の有音検出信号及び第2の有音検出信号を出力する。第1の有音検出信号は、記録制御部121に送られる。第2の有音検出信号は、出力制御部415に送られる。第1の有音検出信号は、第2の有音検出信号と実質的に同一波形であって、少なくとも1フレーム分遅延している。
【0057】
データ圧縮部413は、窓処理部412で重み付けされたPCMデータをメモリ131に入力する。メモリ131(First−In First−Outメモリ)は2フレーム分のPCMデータを記憶する。データ圧縮部413は、フレーム同期信号毎にメモリ131のデータをシフトする。圧縮処理部133は、2フレーム分のPCMデータを用いて圧縮し、圧縮データを出力制御部415に出力する。
【0058】
出力制御部415は、データ圧縮部413から出力された圧縮データと、有音判定部414から出力された第2の有音検出信号とを入力する。出力制御部415は、第2の有音検出信号に基づいて、圧縮データを記録制御部121に出力するか否かを切り換える。出力制御部415は、第2の有音検出信号のLowレベルからHighレベルへの変化を検出した直後の1フレーム期間(出力制御部415が、無音から有音に変化する直前のフレームのPCMデータ(最後の無音のPCMデータ)を入力する期間)のみにおいて、記録制御部121は圧縮データを出力しない。それ以外の場合は、圧縮データを記録制御部121に出力する。
【0059】
記録制御部121は、出力制御部415から出力された圧縮データと、有音判定部414から出力された第1の有音検出信号とを入力する。記録制御部121は、圧縮データの各フレームと、各フレームにそれぞれ対応する第1の有音検出信号と、を同一のタイミングで入力する。記録制御部121は、フレーム処理部111から出力されるフレーム同期信号に同期して、圧縮データを記録媒体122に記録する。記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベルからHighレベルに変化した時点を次曲の始まりとして検知し(無音から有音に変化した直後のPCMデータを次曲の先頭のフレームと判断し)、記録媒体122のファイルの切り換えを行う。
【0060】
図5は、実施例3の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図である。フレーム処理部411は、PCMデータを順次入力し、一定のPCMデータのサンプル数毎にフレーム同期信号を記録制御部121に出力する。窓処理部412、データ圧縮部413、有音判定部414及び記録制御部121は、フレーム同期信号に同期して、データの入力及び出力を行う。出力制御部415は圧縮データを入力すると、次のフレーム同期信号を待たずに圧縮データを出力する。
【0061】
フレーム処理部411は、PCMデータZ(無音データ)を入力すると、次のフレーム同期信号に同期して、フレーム単位でPCMデータZを窓処理部412に出力する。
窓処理部412は、PCMデータZを入力すると、PCMデータZに対して窓z(1)に示す特性の重み付けを行う。窓処理部412は、次のフレーム同期信号に同期して、重み付けしたPCMデータZをデータ圧縮部413と有音判定部414とに出力すると同時に、PCMデータAを入力する。
【0062】
データ圧縮部413は、PCMデータZをメモリ131の後方部分に入力する。この時、メモリ131の前方部分は、PCMデータYを格納している。圧縮処理部133は、PCMデータY(メモリ131の前方部分に格納しているデータ)とPCMデータZ(メモリ131の後方部分に格納しているデータ)とを用いて、窓y(2)の重み付けで圧縮データYを算出する。圧縮処理部133は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データYを出力制御部415に出力する。
【0063】
有音判定部414は、PCMデータZの振幅値を算出して得られる最大値は予め定めた閾値未満の値であるため無音と判定する。次のフレーム同期信号に同期して、無音を示すLowレベルの第2の有音検出信号を出力制御部415に出力する。有音判定部414は、第2の有音検出信号から1フレーム分遅延して、無音を示すLowレベルの第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。
【0064】
出力制御部415は、データ圧縮部413から出力された圧縮データYと、有音判定部414から出力された無音を示すLowレベルの第2の有音検出信号とを入力する。出力制御部415は、圧縮データYを記録制御部121に出力する。
記録制御部121は、出力制御部415から出力された圧縮データYと、有音判定部414から出力されたPCMデータYに対応する第1の有音検出信号(Highレベル)とを同時に入力する。記録制御部121は、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイルに圧縮データYを書き込む。
【0065】
フレーム処理部411は、PCMデータA(有音データ)を入力すると、次のフレーム同期信号に同期して、フレーム単位でPCMデータAを窓処理部412に出力する。
窓処理部412は、重み付けしたPCMデータZをデータ圧縮部413に出力すると同時に、PCMデータAを入力する。窓処理部412は、PCMデータAに対して窓a(1)に示す特性の重み付けを行う。次のフレーム同期信号に同期して、重み付けしたPCMデータAをデータ圧縮部413と有音判定部414とに出力する。
【0066】
データ圧縮部413は、PCMデータAをメモリ131の後方部分に入力すると同時に、PCMデータZをメモリ131の後方部分からメモリ131の前方部分に移動する。圧縮処理部133は、PCMデータZ(メモリ131の前方部分に格納しているデータ)とPCMデータA(メモリ131の後方部分に格納しているデータ)とを用いて、窓z(2)の重み付けで圧縮データZを算出する。圧縮処理部133は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データZを出力制御部415に出力する。
【0067】
有音判定部414は、PCMデータAの振幅値を算出して得られる最大値は予め定めた閾値以上の値であるため有音と判定する。次のフレーム同期信号に同期して、有音を示すHighレベルの第2の有音検出信号を出力制御部415に出力する。有音判定部414は、第2の有音検出信号から1フレーム分遅延して、有音を示すHighレベルの第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。
【0068】
出力制御部415は、データ圧縮部413から出力された圧縮データZと、有音判定部414から出力された有音を示すHighレベルの第2の有音検出信号とを入力する。出力制御部415は、第2の有音検出信号のLowレベルからHighレベルへの変化を検出し、変化直後の1フレーム期間に入力する圧縮データZを記録制御部121に出力しない。出力制御部415は、圧縮データZの代わりに無音のダミーデータ(ゼロデータ)を次のフレーム同期信号を待たずに記録制御部121に出力する。
【0069】
記録制御部121は、出力制御部415から出力されたダミーデータと、有音判定部414から出力されたPCMデータZに対応する第1の有音検出信号(Lowレベル)とを同時に入力する。記録制御部121は、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイルにダミーデータを書き込む。
【0070】
データ圧縮部413は、圧縮データZを出力すると同時に、PCMデータBをメモリ131の後方部分に入力する。この時、PCMデータAをメモリ131の後方部分からメモリ131の前方部分に移動する。圧縮処理部133は、窓a(2)の重み付けをされたPCMデータAとPCMデータBとを用いて、圧縮データAを算出する。圧縮処理部133は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データAを出力制御部415に出力する。
出力制御部415は、データ圧縮部413から出力された圧縮データAと、有音判定部414から出力されたPCMデータBに対応する第2の有音検出信号(有音を示すHighレベル)とを入力する。出力制御部415は、圧縮データAを次のフレーム同期信号を待たずに記録制御部121に出力する。
【0071】
記録制御部121は、出力制御部415から出力された圧縮データAと、有音判定部414から出力されたPCMデータAに対応する第1の有音検出信号(Highレベル)とを入力する。記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベル(無音)からHighレベル(有音)に変化したことを検出すると、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイル(ダミーデータが最後尾になる。)を閉じる。次のN曲目の記録を継続するために、記録媒体122にファイルを新規に作成し、フレームA以降の圧縮データを記録媒体122のN曲目に対応するファイルに書き込む。
【0072】
尚、実施例3では、窓処理部412がPCMデータを有音判定部414に出力した。これに代えて、フレーム処理部411がPCMデータを有音判定部414に出力しても良い。この場合、有音判定部414の第1の有音検出信号及び第2の有音検出信号の出力のタイミングを実施例3と同じにすることで、同様の動作を実現できる。
【0073】
本発明の実施例3において、圧縮データ記録装置は出力制御部415を有し、第2の有音検出信号に基づいて、圧縮データを出力するか否かを判断する。出力制御部415は、第2の有音検出信号の無音から有音への変化を検出すると、その変化の直後の1フレーム期間の圧縮データを出力しない。実施例3の圧縮データ記録装置は、出力制御部415を有することにより、再生時にノイズが発生する可能性のある圧縮データの記録を未然に防ぐことができる。実施例3の圧縮データ記録装置は、有音フレームのデータを含む無音フレームを記録媒体に記録しないため、記録時と異なる順番で曲を再生した場合でもノイズは発生せず、無音フレームの区間を再生することができる。
【0074】
図13を用いて、他の実施例の圧縮データ記録方法を説明する。他の実施例の圧縮データ記録方法は、図4のデータ圧縮ブロック401をマイクロコンピュータによるソフトウエア処理に置き換えたものである。図13において、図11と同一のステップには、同一の符合を付している。図11と異なるステップについて説明する。
ステップ1108において、現フレームが無音で且つ次フレームが有音であれば、現フレームを記録しない(ステップ1309)。前フレームまでを1つの曲としてファイルにまとめ、ファイルの制御情報を生成して、記録媒体に記録する(ステップ1310)。ステップ1102に戻る。
【0075】
《実施例4》
図6及び図7を用いて、実施例4の圧縮データ記録装置を説明する。図6は実施例4の圧縮データ記録装置の構成を示すブロック図である。図6において、601はデータ圧縮ブロック、102は記録ブロックである。データ圧縮ブロック601は、フレーム処理部411、窓処理部412、データ圧縮部413、有音判定部614を有する。データ圧縮部413は、メモリ131、圧縮処理部133を有する。記録ブロック102は、記録制御部121、記録媒体122を有する。図6において、従来例及び実施例1〜3の圧縮データ記録装置と同一部には、同一の符合を付している。
【0076】
フレーム処理部411は、オーディオ等のPCM(Pulse Code Modulation)データを順次入力する。フレーム処理部411は、一定のサンプル数毎のフレーム単位でPCMデータを窓処理部412に出力すると共に、フレーム同期信号を記録制御部121等に出力する。
窓処理部412は、フレーム処理部411から出力されたフレーム単位のPCMデータを入力する。窓処理部412は、少なくとも1つのフレームのPCMデータに対して重み付け(時間軸上で重み付け)をして、データ圧縮部413と有音判定部614とに出力する。
【0077】
有音判定部614は、窓処理部412から出力されたPCMデータを入力する。有音判定部614は、PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、振幅値の最大値と予め定めた閾値とを比較して有音か無音かの判定を行う。フレーム内のPCMデータの振幅値の最大値が予め定めた閾値以上である場合は有音と判断し、Highレベル(有音)の第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。フレーム内のPCMデータの振幅値の最大値が予め定めた閾値未満である場合は無音と判断し、Lowレベル(無音)の第1の有音検出信号を、記録制御部121に出力する。
【0078】
データ圧縮部413は、窓処理部412で重み付けされたPCMデータをメモリ131に入力する。メモリ131(First−In First−Outメモリ)は2フレーム分のPCMデータを記憶する。データ圧縮部413は、フレーム同期信号毎にメモリ131のデータをシフトする。圧縮処理部133は、2フレーム分のPCMデータを用いて圧縮し、圧縮データを記録制御部121に出力する。
【0079】
記録制御部121は、データ圧縮部413から出力された圧縮データと、有音判定部614から出力された第1の有音検出信号とを入力する。記録制御部121は、圧縮データの各フレームの入力タイミングより、1フレームだけ早いタイミングで各フレームにそれぞれ対応する第1の有音検出信号を入力する。記録制御部121は、フレーム処理部111から出力されるフレーム同期信号に同期して、圧縮データを記録媒体122に記録する。記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベルからHighレベルに変化した時点を次曲の始まりとして検知し(無音から有音に変化する直前のフレームのPCMデータを次曲の先頭のフレームと判断し)、記録媒体122のファイルの切り換えを行う。
【0080】
従来例の圧縮データ記録装置は、データ圧縮部813がPCMデータを有音判定部814に出力した。実施例4の圧縮データ記録装置は、窓処理部412がPCMデータを有音判定部614に出力する。これにより、記録制御部121が第1の有音検出信号を入力するタイミングは、従来例のタイミングよりも1フレーム分早くなる。
【0081】
図7は、実施例4の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図である。フレーム処理部411は、PCMデータを順次入力し、一定のPCMデータのサンプル数毎にフレーム同期信号を記録制御部121に出力する。窓処理部412、データ圧縮部413、有音判定部414及び記録制御部121は、フレーム同期信号に同期して、データの入力及び出力を行う。
【0082】
フレーム処理部411は、PCMデータZ(無音データ)を入力すると、次のフレーム同期信号に同期して、フレーム単位でPCMデータZを窓処理部412に出力する。
窓処理部412は、PCMデータZを入力すると、PCMデータZに対して窓z(1)に示す特性の重み付けを行う。窓処理部412は、次のフレーム同期信号に同期して、重み付けしたPCMデータZをデータ圧縮部413と有音判定部614とに出力すると同時に、PCMデータAを入力する。
【0083】
データ圧縮部413は、PCMデータZをメモリ131の後方部分に入力する。この時、メモリ131の前方部分は、PCMデータYを格納している。圧縮処理部133は、PCMデータY(メモリ131の前方部分に格納しているデータ)とPCMデータZ(メモリ131の後方部分に格納しているデータ)とを用いて、窓y(2)の重み付けで圧縮データYを算出する。圧縮処理部133は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データYを記録制御部121に出力する。
【0084】
有音判定部614は、PCMデータZの振幅値を算出して得られる最大値は予め定めた閾値未満の値であるため無音と判定する。次のフレーム同期信号に同期して、無音を示すLowレベルの第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。
記録制御部121は、データ圧縮部413から出力された圧縮データYと、有音判定部614から出力されたPCMデータZに対応する第1の有音検出信号(Lowレベル)とを同時に入力する。記録制御部121は、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイルに圧縮データYを書き込む。
【0085】
フレーム処理部411は、PCMデータA(有音データ)を入力すると、次のフレーム同期信号に同期して、フレーム単位でPCMデータAを窓処理部412に出力する。
窓処理部412は、重み付けしたPCMデータZをデータ圧縮部413に出力すると同時に、PCMデータAを入力する。窓処理部412は、PCMデータAに対して窓a(1)に示す特性の重み付けを行う。次のフレーム同期信号に同期して、重み付けしたPCMデータAをデータ圧縮部413と有音判定部614とに出力する。
【0086】
データ圧縮部413は、PCMデータAをメモリ131の後方部分に入力すると同時に、PCMデータZをメモリ131の後方部分からメモリ131の前方部分に移動する。圧縮処理部133は、PCMデータZ(メモリ131の前方部分に格納しているデータ)とPCMデータA(メモリ131の後方部分に格納しているデータ)とを用いて、窓z(2)の重み付けで圧縮データZを算出する。圧縮処理部133は、次のフレーム同期信号に同期して、圧縮データZを出力制御部415に出力する。
【0087】
有音判定部614は、PCMデータAの振幅値を算出して得られる最大値は予め定めた閾値以上の値であるため有音と判定する。次のフレーム同期信号に同期して、有音を示すHighレベルの第1の有音検出信号を記録制御部121に出力する。
【0088】
記録制御部121は、データ圧縮部413から出力された圧縮データZと、有音判定部614から出力されたPCMデータAに対応する第1の有音検出信号(Highレベル)とを同時に入力する。記録制御部121は、第1の有音検出信号がLowレベル(無音)からHighレベル(有音)に変化したことを検出すると、記録媒体122の(N−1)曲目に対応するファイル(フレームYが最後尾になる。)を閉じる。次のN曲目の記録を継続するために、記録媒体122にファイルを新規に作成し、フレームZ以降の圧縮データを記録媒体122のN曲目に対応するファイルに書き込む。
【0089】
尚、実施例4では、窓処理部412がPCMデータを有音判定部614に出力した。これに代えて、フレーム処理部411がPCMデータを有音判定部614に出力しても良い。この場合、有音判定部614の第1の有音検出信号の出力のタイミングを実施例4より1フレーム分遅らせることで、同様の動作を実現できる。
【0090】
本発明の実施例4において、記録制御部121は、圧縮データの入力よりも1フレーム分早いタイミングで、その圧縮データに対応する第1の有音検出信号を入力する。記録制御部121は、1フレーム分早く入力した第1の有音検出信号に基づいて圧縮データを記録媒体に記録するので、圧縮データの曲の切り換え位置を1フレーム分ずらすことになる。
記録制御部121は、第1の有音検出信号のLowレベルからHighレベルへの変化を検出したときに曲の切り換えを行う。実施例4では、無音から有音に切り換わる直前のフレームである圧縮データZをN曲目のファイルの先頭のフレームとして記録する。実施例4の圧縮データ記録装置は、有音フレームのデータを含む無音フレームを次曲の先頭フレームとして記録媒体に記録するため、無音フレーム(PCMデータZであって、PCMデータAの信号成分を含む。)と次の有音フレーム(PCMデータA)とが同一曲となる。これにより、記録時と異なる順番で曲を再生した場合でも耳障りなノイズは発生せず、無音フレームの区間を再生することができる。
【0091】
図14を用いて、他の実施例の圧縮データ記録方法を説明する。他の実施例の圧縮データ記録方法は、図6のデータ圧縮ブロック601をマイクロコンピュータによるソフトウエア処理に置き換えたものである。図14において、図11と同一のステップには、同一の符合を付している。ステップ1101〜ステップ1107の説明は省略する。図11と異なるステップについて説明する。
現フレームと次フレームとをペアとして、2つのフレームの先端と終端とがなめらかに減衰するように重み付けをする(ステップ1408)。現フレームと次フレームとのペアを用いてデータを圧縮する(ステップ1409)。
次フレームが無音で且つ次々フレームが有音であるか否か判断する(ステップ1410)。次フレームが無音で且つ次々フレームが有音であれば、現フレームの圧縮データをファイルの最後のフレームとして、記録媒体に記録する(ステップ1411)。現フレームまでを1つの曲としてファイルにまとめ、ファイルの制御情報を生成して記録媒体に記録する(ステップ1412)。ステップ1102に戻る。
【0092】
ステップ1410において、次フレームが無音で且つ次々フレームが有音でなければ、現フレーム無音で且つ次フレームが有音であるか否か判断する(ステップ1413)。現フレームが無音で且つ次フレームが有音であれば、現フレームを先頭とする新たなファイルを圧縮データ記録装置のRAM上に生成する(ステップ1414)。現フレームの圧縮データを新たなファイルの先頭のフレームとして、記録媒体に記録する(ステップ1415)。ステップ1102に戻る。
ステップ1413において、現フレームが無音で且つ次フレームが有音でなければ、圧縮データを記録媒体に記録して(ステップ1416)、ステップ1102に戻る。
【0093】
図6及び図14において、記録制御部は、無音から有音に切り換わる点から1フレーム前までを現在の曲のファイルに含め、無音から有音に切り換わる直前のフレームを次曲のファイルの先頭のフレームとして記録した。これに代えて、無音から有音に切り換わる点から1フレーム前までを現在の曲のファイルに含め、無音から有音に切り換わる直前のフレームを記録せず、無音から有音に切り換わる直後のフレームを次曲のファイルの先頭のフレームとして記録しても良い。
【0094】
本発明において、有音判定部(又は有音判定ステップ)は、フレーム処理部(又はフレーム処理ステップ)が出力するPCMデータを用いて有音判定を行っても良いし、窓処理部(又は窓処理ステップ)が出力する重み付けされたPCMデータを用いて有音判定を行っても良い。
【0095】
【発明の効果】
本発明によれば、記録時と異なる順番で曲を再生した場合でもノイズが発生しないように又は耳障りなノイズを発生しないように、データを圧縮して記録媒体に記録する圧縮データ記録装置及び圧縮データ記録方法を実現できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1及び実施例2の圧縮データ記録装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例1の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図
【図3】本発明の実施例2の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図
【図4】本発明の実施例3の圧縮データ記録装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例3の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図
【図6】本発明の実施例4の圧縮データ記録装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施例4の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図
【図8】従来例の圧縮データ記録装置の構成を示すブロック図
【図9】従来例の圧縮データ記録装置の動作のタイミングを示す図
【図10】1曲リピート再生した場合のPCMデータの波形を示す図
【図11】他の実施例の圧縮データ記録方法を示すフローチャート
【図12】他の実施例の圧縮データ記録方法を示すフローチャート
【図13】他の実施例の圧縮データ記録方法を示すフローチャート
【図14】他の実施例の圧縮データ記録方法を示すフローチャート
【符号の説明】
101、401、601 データ圧縮ブロック
102 記録ブロック
111、411 フレーム処理部
112、412 窓処理部
113、413 データ圧縮部
114、414、614 有音判定部
121 記録制御部
122 記録媒体
131 メモリ
132 窓変更部
133 圧縮処理部
415 出力制御部
801 従来例のデータ圧縮ブロック
813 従来例のデータ圧縮部
814 従来例の有音判定部
831 従来例のメモリ
833 従来例の圧縮処理部

Claims (8)

  1. PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理部と、
    前記フレーム処理部から出力された前記PCMデータを入力し、少なくとも1つのフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理部と、
    前記フレーム処理部又は前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定部と、
    前記窓処理部から出力された前記PCMデータと前記有音検出信号とを入力し、前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮部と、
    前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御部と、
    を有し、
    前記データ圧縮部は、前記有音検出信号に基づいて、圧縮に用いる前記PCMデータのフレーム数を切り換えることを特徴とする圧縮データ記録装置。
  2. PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理部と、
    前記フレーム処理部から出力された前記PCMデータを入力し、少なくとも1つのフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理部と、
    前記フレーム処理部又は前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定部と、
    前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、複数フレームの前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮部と、
    前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御部と、
    を有し、
    前記窓処理部又は前記データ圧縮部は、前記有音検出信号に基づいて、前記PCMデータの重み付けの特性を切り換えることを特徴とする圧縮データ記録装置。
  3. PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理部と、
    前記フレーム処理部から出力された前記PCMデータを入力し、少なくとも1つのフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理部と、
    前記フレーム処理部又は前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定部と、
    前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、複数フレームの前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮部と、
    前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを出力するか否かを切り換える出力制御部と、
    前記出力制御部から出力された前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御部と、
    を有することを特徴とする圧縮データ記録装置。
  4. PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理部と、
    前記フレーム処理部から出力された前記PCMデータを入力し、少なくとも1つのフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理部と、
    前記フレーム処理部又は前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定部と、
    前記窓処理部から出力された前記PCMデータを入力し、複数フレームの前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮部と、
    前記圧縮データと前記有音検出信号とを入力し、前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号が無音から有音に変化するタイミングよりも1フレーム以上早いタイミングで、前記有音検出信号に対応した前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御部と、
    を有することを特徴とする圧縮データ記録装置。
  5. PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理ステップと、
    1又は複数のフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理ステップと、
    前記PCMデータ又は重み付けされた前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定ステップと、
    重み付けされた前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮ステップと、
    前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御ステップと、
    を有し、
    前記データ圧縮ステップにおいて、前記有音検出信号に基づいて、圧縮に用いる前記PCMデータのフレーム数を切り換えることを特徴とする圧縮データ記録方法。
  6. PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理ステップと、
    1又は複数のフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理ステップと、
    前記PCMデータ又は重み付けされた前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定ステップと、
    複数フレームの重み付けされた前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮ステップと、
    前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御ステップと、
    を有し、
    前記窓処理ステップにおいて、前記有音検出信号に基づいて、前記PCMデータの重み付けの特性を切り換えることを特徴とする圧縮データ記録方法。
  7. PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理ステップと、
    1又は複数のフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理ステップと、
    前記PCMデータ又は重み付けされた前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定ステップと、
    複数フレームの重み付けされた前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮ステップと、
    前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを出力するか否かを切り換える出力制御ステップと、
    前記出力制御ステップにおいて出力された前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号に基づいて前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御ステップと、
    を有することを特徴とする圧縮データ記録方法。
  8. PCMデータを入力し、一定のサンプル数毎のフレーム単位で前記PCMデータを出力するフレーム処理ステップと、
    1又は複数のフレームの前記PCMデータに対して重み付けをして、重み付けされた前記PCMデータを出力する窓処理ステップと、
    前記PCMデータ又は重み付けされた前記PCMデータの各フレーム内での振幅値の最大値を算出し、前記振幅値の最大値と、予め定めた閾値とを比較して有音か無音かを判断し、その結果である有音検出信号を出力する有音判定ステップと、
    複数フレームの重み付けされた前記PCMデータを圧縮して得られる圧縮データを出力するデータ圧縮ステップと、
    前記圧縮データを記録し、前記有音検出信号が無音から有音に変化するタイミングよりも1フレーム以上早いタイミングで、前記有音検出信号に対応した前記圧縮データを記録するファイルの切り換えの制御を行う記録制御ステップと、
    を有することを特徴とする圧縮データ記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009090705A1 (ja) * 2008-01-16 2009-07-23 Panasonic Corporation 記録再生装置
CN112887856A (zh) * 2021-01-25 2021-06-01 湖南普奇水环境研究院有限公司 一种用于降低噪音的声音处理方法及系统

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