JP2004178489A

JP2004178489A - Nuisance parking prevention system

Info

Publication number: JP2004178489A
Application number: JP2002346943A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Matsuura; 正明松浦
Original assignee: Murakami Corp
Current assignee: Murakami Corp
Priority date: 2002-11-29
Filing date: 2002-11-29
Publication date: 2004-06-24

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a system that prevents nuisance parking in an area open to parking such as a personal parking space or a monthly parking space. <P>SOLUTION: The nuisance parking prevention system comprises an on-vehicle unit 2 mounted on a vehicle 1, and a roadside unit 12 installed in a parking space 11. The on-vehicle unit 2 has vehicle ID data registering means 3 in which vehicle ID data 4 with which to identify the vehicle 1 are registered, and communication means 5 for transmitting the vehicle ID data 4. The roadside unit 12 has parking space ID data registering means 14 in which parking space ID data 15 with which to identify the parking space 11 are registered, communication means 16 for receiving the vehicle ID data 4, parking determining means 17 for collating the received vehicle ID data 4 and the registered parking space ID data 15 to determine whether nuisance parking is found or not, and notifying means (speaker 18, lamp 19) for notifying the determination result obtained by the parking determining means 17. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、迷惑駐車を防止する装置に関し、特に、個人駐車場や月ぎめ駐車場等、駐車可能な区域における迷惑駐車を防止する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、迷惑駐車を防止する装置として、迷惑駐車をおこなう車両（例えば自動車、以下、単に車両と記載する）を感知し、警告を発生する警告装置がある（特許文献１）。
【０００３】
図１１は、特許文献１に記載された警告装置の斜視図である。
警告装置１０１は、車両検知センサ１０２で駐車車両を検知し、駐車車両を検知している間、発光器１０３や発音ブザー（図示せず）で警告を発生し、有効的に迷惑駐車を防止する装置である。また、警告装置１０１は太陽電池１０４を有し、太陽電池１０４の発電によって警告装置１０１の駆動電力が供給される。
【０００４】
また、その他の従来技術として、駐車場の入り口にチェーンゲートやアームゲート等を設置し、リモコン等の操作によりチェーンやアームを開閉させ、許可を受けた車両のみが駐車できる装置がある。
【０００５】
【特許文献１】
特開平５−２０５５３号公報（請求項１、図１、図２）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献１に開示されている従来技術には以下に示す問題があった。
（１）警告装置１０１は、駐車車両の区別をせずに一律に警告を発生するので、駐車禁止区域での使用はよいが、個人駐車場や月ぎめ駐車場等、駐車可能な区域においては使用できない。
（２）駐車可能な状態でも、スペースをとるため、駐車時に障害となる。また、車両等の接触や破壊行為・いたずら等により、損傷を受けることが多い。
（３）屋外での長期使用時には、汚れが付着することにより、車両検知センサ１０２や太陽電池１０４の機能が低下する。また、美観がそこなわれる。
（４）また、雨天・降雪・増水時には警告装置１０１内部に浸水し、故障・機能低下・誤作動等が生じることがある。
【０００７】
また、その他の従来技術には以下に示す問題があった。
（１）装置が大型で、商用電源を使用するため、設置場所が限定される。
（２）リモコンの操作等、人による作業を要する。
（３）停電時には、チェーンやアームが作動しなくなるため、車両の出し入れができなくなることがある。
（４）駐車場を事業として実施している業者向けの装置しかなく、大がかりで高価である。
【０００８】
そこで、本発明は、上述した問題に鑑みて創案されたものであり、個人駐車場や月ぎめ駐車場等、駐車可能な区域における迷惑駐車を防止する装置を提供することを課題とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項１に記載の迷惑駐車防止装置は、以下に示す構成とした。
車両に設置される車載器と、駐車場に設置される路側器と、を備える迷惑駐車防止装置であって、前記車載器は、前記車両を識別するための車両ＩＤデータを登録する車両ＩＤデータ登録手段と、前記車両ＩＤデータ登録手段により登録された前記車両ＩＤデータを送信する通信手段と、を有し、前記路側器は、前記駐車場を識別するための駐車場ＩＤデータを登録する駐車場ＩＤデータ登録手段と、前記車載器の前記通信手段により送信された前記車両ＩＤデータを受信する通信手段と、この通信手段により受信された前記車両ＩＤデータと、前記駐車場ＩＤデータ登録手段により登録された前記駐車場ＩＤデータとの照合をおこない、迷惑駐車であるか否かの判定をおこなう駐車判定手段と、
前記駐車判定手段により得られた判定結果を通知する通知手段と、
を有することを特徴とする迷惑駐車防止装置。
【００１０】
このような構成により、以下に示す効果が得られる。
車載器は、車両ＩＤデータ登録手段と、通信手段と、を有することにより、車両を識別するための車両ＩＤデータを登録することが可能となり、また、車両ＩＤデータを送信することが可能となる。
【００１１】
車載器は、車両の外部に設置されるプレート状の装置でもよい。また、車載器は、車両の内部に設置されるものでもよい。また、車載器は、一部が車両の内部に設置され、通信機器等のその他の部分が車両の外部に設置されるものでもよい。また、車載器は、カーナビゲーション装置や、ＥＴＣ装置の機能を併有する装置でもよい。
【００１２】
路側器は、駐車場ＩＤデータ登録手段を有することにより、車両が駐車可能である駐車場を識別するための駐車場ＩＤデータを登録することが可能となる。また、路側器は、通信手段と、駐車判定手段と、を有することにより、車両ＩＤデータを受信し、受信した車両ＩＤデータと登録された駐車場ＩＤデータとを照合し、迷惑駐車であるか否かの判定をおこなうことが可能となる。つまり、駐車しようとする車両が駐車可能であるか迷惑駐車であるかの認識が可能となり、後述する通知手段により迷惑駐車に対して選択的に警告を発生して迷惑駐車を防止できるようになる。したがって、個人駐車場や月ぎめ駐車場等、駐車可能な区域においても使用できる迷惑駐車防止装置を得ることができる。
【００１３】
通信手段による車両ＩＤデータの送信は、常時または一定時間間隔による自動送信でもよい。この場合、自動送信によるので、ユーザによる操作が不要である。
【００１４】
車両ＩＤデータおよび駐車場ＩＤデータとして、車両の登録ナンバー（車両ナンバー）を使用してもよい。この場合、駐車判定手段により、車両ＩＤデータと駐車場ＩＤデータとが一致すれば駐車可能と判定し、一致しなければ迷惑駐車であると判定することができる。
【００１５】
その他にも、車両ＩＤデータおよび駐車場ＩＤデータとして、駐車場の住所、判定器に付与される固有のナンバー、車両または駐車場の所有者の個人データ（生年月日、電話番号等）等、車両と駐車場の対応関係をあらわすことのできるいかなるＩＤデータを使用してもよい。
【００１６】
路側器は、通知手段を有することにより、迷惑駐車であるか否かを通知することが可能となる。通知手段は、路側器の通信手段が車両ＩＤデータを受信しているときのみ作動してもよい。路側器の通信手段が車両ＩＤデータを受信しているときのみ通知手段が作動するようにすれば、車両等の移動により通知手段の作動をＯＦＦにすることが可能となる。
【００１７】
通知手段は、迷惑駐車に対して警告を発生してもよい。さらに、警告は警告音であってもよい。この場合、警告音の発生により、効果的に迷惑駐車を防止することが可能となる。
【００１８】
通知手段が警告音を発生する場合は、ブザー、ベル、スピーカ、音声発生機器、またはこれらの組み合わせ等でもよい。警告音は、連続、または間欠音でもよい。
【００１９】
また、警告は警告光であってもよい。この場合、警告光を発生することにより、住宅密集地等、騒音被害が懸念される場所においても好適となる。通知手段が警告光を発生する場合は、発光ダイオード、フィラメント式ランプ、またはこれらの組み合わせ等でもよい。警告光は、連続、または間欠光でもよい。
【００２０】
また、通知手段は、警告音と警告光の両方を発生してもよい。この場合、警告音と警告光の両方を発生することにより、さらに効果的に迷惑駐車を防止することが可能となる。
【００２１】
また、通知手段は、警察や警備会社等へ迷惑駐車があることを連絡してもよい。この場合、警察や警備会社等へ迷惑駐車があることを連絡することにより、迷惑駐車車両の撤去等が可能となる。
【００２２】
通知手段は、車両への駐車許可を光、音、またはこれらの組み合わせ等で通知してもよい。
【００２３】
通知手段は、警告を発生するもの、迷惑駐車があることを連絡するもの、駐車許可を通知するもののいずれか、または、全ての組み合わせでもよい。特に、駐車許可を通知するものを他のものと組み合わせることにより、警告や連絡が発生しないことを確認したうえでの駐車が可能となる。
【００２４】
また、請求項２に記載の迷惑駐車防止装置は、以下に示す構成とした。
前記路側器の前記通信手段は、前記車載器に対して前記車両ＩＤデータの送信を要求するデータであるＩＤデータ要求を送信し、前記車載器の前記通信手段は、前記路側器の前記通信手段により送信された前記ＩＤデータ要求を受信することにより、前記車両ＩＤデータ登録手段により登録された前記車両ＩＤデータを送信することを特徴とする請求項１に記載の迷惑駐車防止装置。
【００２５】
このような構成により、以下に示す効果が得られる。
路側器は、車載器に対して車両ＩＤデータの送信を要求するデータであるＩＤデータ要求を有する（登録されている）。路側器の通信手段は、ＩＤデータ要求を送信し、かつ、車載器の通信手段は、ＩＤデータ要求を受信することにより車両ＩＤデータを送信するので、車載器の作動を必要最小限に抑えることが可能となる。したがって、車載器の省電力化が可能となる。
【００２６】
路側器の通信手段によるＩＤデータ要求の送信は、常時または一定時間間隔による自動送信でもよい。この場合、自動送信によるので、ユーザによる操作が不要である。
【００２７】
また、請求項３に記載の迷惑駐車防止装置は、以下に示す構成とした。
前記路側器は、近接した車両等を感知する車両等感知手段を有し、前記路側器の前記通信手段は、前記車両等感知手段により近接した車両等を感知することにより、前記ＩＤデータ要求を送信することを特徴とする請求項２に記載の迷惑駐車防止装置。
【００２８】
このような構成により、以下に示す効果が得られる。
路側器は、車両等感知手段を有することにより、近接した車両等を感知することが可能となる。車両等感知手段は、光センサ、超音波センサ等でもよい。車両を感知し、かつ車両ＩＤデータを受信しない場合は迷惑駐車であると判定することにより、車載器を設置していない車両による迷惑駐車を防止することが可能となる。また、車両以外の迷惑行為、例えば粗大ごみの不法投棄等、も感知することができる。また、路側器の作動を必要最小限に抑えることが可能となる。したがって、路側器の省電力化が可能となる。
また、駐車場ＩＤデータを未登録の場合には、駐車禁止区域における使用が可能となる。さらに、緊急車両等に固有のＩＤデータを作成することにより、緊急車両等のみが駐車可能な区域をつくることができる。
【００２９】
通知手段は、車両等感知手段により近接した車両等が感知されているときのみ作動してもよい。車両等感知手段により近接した車両等が感知されているときのみ通知手段が作動するようにすれば、車両等の移動により通知手段の作動をＯＦＦにすることが可能となる。
【００３０】
また、請求項４に記載の迷惑駐車防止装置は、以下に示す構成とした。
前記路側器は、振動や傾斜等を感知する振動・傾斜感知手段と、前記振動・傾斜感知手段により前記路側器に生じる振動や傾斜を感知したときに警告を発生する警告発生手段と、を有することを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の迷惑駐車防止装置。
【００３１】
このような構成により、以下に示す効果が得られる。
路側器は、振動・傾斜感知手段と、警告発生手段と、を有することにより、路側器に生じる振動や傾斜を感知し、警告を発生することが可能となり、路側器に対する盗難・破壊・いたずら等を防止できる。振動・傾斜感知手段は、振動センサ、傾斜センサ、またはこれらの併用等でもよい。
【００３２】
警告発生手段は、警告音を発生するものであってもよい。この場合、ブザー、ベル、スピーカ、音声発生機器、またはこれらの組み合わせ等でもよい。警告音は、連続、または間欠音でもよい。
【００３３】
また、警告発生手段は、警告光を発生するものであってもよい。この場合、発光ダイオード、フィラメント式ランプ、またはこれらの組み合わせ等でもよい。警告光は、連続、または間欠光でもよい。
【００３４】
また、警告発生手段は、警告音と警告光の両方を発生してもよい。この場合、警告音と警告光の両方を発生することにより、さらに効果的に路側器に対する盗難・破壊・いたずら等を防止することが可能となる。なお、警告発生手段は、通知手段が迷惑駐車に対して警告を発生するものである場合には、同一の機器でもよいし別の機器でもよい。
【００３５】
また、請求項５に記載の迷惑駐車防止装置は、以下に示す構成とした。
前記路側器は、電池式の電源で作動することを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載の迷惑駐車防止装置。
【００３６】
このような構成により、以下に示す効果が得られる。
路側器は、電池式の電源で作動することにより、商用電源の配線が不要となり、路側器の設置が容易となる。また、停電時の使用が可能となる。電池式の電源は、一次電池や、太陽電池と二次電池の組み合わせ等でもよい。一次電池を電源として使用する場合、商用電源の配線が不要となり、さまざまな場所に設置可能となる。さらに、太陽電池と二次電池の組み合わせを電源として使用する場合、電池交換が不要となり、路側器のメンテナンスが容易となる。また、電気代が節約できる。また、商用電源と電池式の電源の併用でもよい。
【００３７】
また、請求項６に記載の迷惑駐車防止装置は、以下に示す構成とした。
前記路側器は、コンピュータと接続可能な外部入出力手段を有することを特徴とする請求項１から５のいずれかに記載の迷惑駐車防止装置。
【００３８】
このような構成により、以下に示す効果が得られる。
路側器は、コンピュータと接続可能な外部入出力手段を有することにより、複数の路側器間でのデータの互換・共有化が可能となる。したがって、複数の路側器を一括管理することが可能となり、より高度な駐車場管理が可能となる。
【００３９】
また、請求項７に記載の迷惑駐車防止装置は、以下に示す構成とした。
前記路側器は、前記駐車場にアンカーで固定するための取付け手段を有し、輪留めとして使用されることを特徴とする請求項１から６のいずれかに記載の迷惑駐車防止装置。
【００４０】
このような構成により、以下に示す効果が得られる。
路側器は、駐車場にアンカーで固定するための取付け手段を有することにより、駐車場への固定が容易となる。さらに、外枠に樹脂、セラミック、金属等を使用することにより剛性を高めて、路側器を輪留めとして使用することができる。
【００４１】
また、請求項８に記載の迷惑駐車防止装置は、以下に示す構成とした。
前記路側器は、内部部品の全てに防水対策を施されていることを特徴とする請求項１から７のいずれかに記載の迷惑駐車防止装置。
【００４２】
このような構成により、以下に示す効果が得られる。
路側器の内部部品の全てに防水対策を施されているので、浸水による故障・機能低下・誤作動の防止につながる。したがって、雨天・降雪・増水時等、さまざまな気象条件に対応可能となり、屋外での長期使用に好適な路側器が得られる。また、船舶の停泊場での使用が可能となる。
【００４３】
また、請求項９に記載の迷惑駐車防止装置は、以下に示す構成とした。
前記路側器は、その表面の全体または一部が、光触媒機能を有する膜で被覆されていることを特徴とする請求項１から８のいずれかに記載の迷惑駐車防止装置。
【００４４】
このような構成により、以下に示す効果が得られる。
路側器の表面の全体または一部が、光触媒機能を有する膜で被覆されているので、路側器の表面に付着した汚れをメンテナンスフリーで落とすことが可能となり、汚れの付着による路側器の故障・機能低下・誤作動を防止できる。また、判定器の美観を維持できる。したがって、屋外での長期使用に好適な路側器が得られる。
【００４５】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について適宜図面を参照しながら説明する。各図面について、同様の部分については同一の符号を付し、重複する説明は避ける。
各実施形態について、車両ＩＤデータおよび駐車場ＩＤデータとして、駐車可能な車両（例えば自動車、以下単に車両と記載する）の車両ナンバーを使用した例に沿って説明する。
【００４６】
（第一の実施形態）
図１は、本発明における第一の実施形態に係る迷惑駐車防止装置のブロック図である。迷惑駐車防止装置は、車両１に設置されるＩＤプレート２と、駐車場１１に設置される路側器１２と、から構成される。ＩＤプレート２と路側器１２との間では、電磁波を利用したデータの送受信がおこなわれる。ＩＤプレート２、路側器１２の設置場所は、駐車の邪魔にならず、かつデータの送受信、判定結果の通知が可能な場所にする。
【００４７】
ＩＤプレート２は、車両ＩＤデータ登録部３、通信部５を有する。車両ＩＤデータ登録部３には、車両ナンバー（車両ＩＤデータ）４が登録される。通信部５は、車両ＩＤデータ登録部３に登録された車両ナンバー４を受け取り送信する。
【００４８】
路側器１２は、制御部１３、通信部１６、スピーカ１８、ランプ１９、警告解除部２０を有する。制御部１３は、駐車場ＩＤデータ登録部１４、駐車判定部１７を有する。
駐車場ＩＤデータ登録部１４には、車両ナンバー（駐車場ＩＤデータ）１５が登録される。通信部１６は、送信された車両ナンバー４を受信する。駐車判定部１７は、受信した車両ナンバー４と登録された車両ナンバー１５とを受け取り判定（照合）する。判定の結果はスピーカ１８とランプ１９とに伝えられ、これらにより警告または駐車許可を車両１の運転者に通知する。警告解除部２０はユーザの操作により警告を解除する。警告の解除は駐車判定部１７に伝えられ、スピーカ１８とランプ１９とによる警告の発生を解除する。警告解除部２０を有することにより、誤作動による警告を解除したり、未登録車両を駐車する（来客の車両等を駐車する）ことが可能となる。警告解除の方法は、鍵を使用する方法やパスワード式等、解除できる人を制限できる方法であればよい。
【００４９】
図２は、本発明における第一の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の動作を示すフローチャートである。以下、図２のフローチャートを用いながら、図１の迷惑駐車防止装置の動作について説明する。
【００５０】
（Ｓ１０１）車両ＩＤデータ登録ステップ
まず、ＩＤプレート２の車両ＩＤデータ登録部３に車両１の車両ナンバー４を登録する。
【００５１】
（Ｓ１０２）駐車場ＩＤデータ登録ステップ
一方、路側器１２の駐車場ＩＤデータ登録部１４に車両１の車両ナンバー１５を登録する。
【００５２】
（Ｓ１０３）ＩＤデータ送信ステップ
車両ＩＤデータ登録ステップＳ１０１における車両ナンバー４の登録を受け、ＩＤプレート２は、通信部５により車両ナンバー４を送信する。車両ナンバー４の送信は、迷惑駐車であるか否かの判定が可能であれば、どんな間隔でもよい。好ましくは、常時送信や、数秒間隔の定期送信が好適に使用できる。
【００５３】
（Ｓ１０４）ＩＤデータ受信ステップ
ＩＤデータ送信ステップＳ１０３における車両ナンバー４の送信を受け、車両１が駐車場１１に近接することにより、路側器１２は、通信部１６により車両ナンバー４を受信する。
【００５４】
（Ｓ１０５）駐車判定ステップ
ＩＤデータ受信ステップＳ１０４における車両ナンバー４の受信を受け、路側器１２は、駐車判定部１７により、受信した車両ナンバー４と、駐車場ＩＤデータ登録部１４に登録された車両ナンバー１５とを照合し、迷惑駐車であるか否かの判定をおこなう。
受信した車両ナンバー４と、駐車場ＩＤデータ登録部１４に登録された車両ナンバー１５とが一致しない場合、車両１は迷惑駐車であると判定し、警告発生ステップＳ１０６へ移行する。
受信した車両ナンバー４と、駐車場ＩＤデータ登録部１４に登録された車両ナンバー１５とが一致する場合、車両１は駐車可能であると判定し、駐車許可ステップＳ１０８へ移行する。
【００５５】
（Ｓ１０６）警告発生ステップ
駐車判定ステップＳ１０５における迷惑駐車であるとの判定結果を受け、路側器１２は、スピーカ１８とランプ１９とにより警告を発生し、迷惑駐車であることを車両１の運転者に通知し、迷惑駐車を防止する。
【００５６】
（Ｓ１０７）警告解除ステップ
警告発生ステップＳ１０６における警告の発生の後、ユーザによる警告解除の操作がある場合には、路側器１２は、警告解除部２０により警告の発生を解除する。
警告を解除する場合、駐車許可ステップＳ１０８へ移行する。
警告を解除しない場合、ＩＤデータ受信ステップＳ１０４へ移行し、車両１が移動する（通信部１６により車両ナンバー４を受信しなくなる）まで警告を発生し続ける。
【００５７】
（Ｓ１０８）駐車許可ステップ
駐車判定ステップＳ１０５における駐車許可の判定結果、または警告解除ステップＳ１０７における警告の解除を受け、路側器１２は、スピーカ１８とランプ１９とにより駐車可能であることを車両１の運転者に通知し、車両１は駐車場２に駐車される。
【００５８】
駐車許可ステップＳ１０８の後、ＩＤデータ受信ステップＳ１０４へ移行するので、車両１が駐車している間（通信部１６により車両ナンバー４を受信中）は、駐車可能な状態が継続する。車両１が移動する（通信部１６により車両ナンバー４を受信しなくなる）と、他の車両に対応できるようになる。
【００５９】
以上の構成により、車両が迷惑駐車であるか否かの判定ができ、駐車可能な区域において使用可能な迷惑駐車防止装置を提供できる。
【００６０】
（第二の実施形態）
図３は、本発明における第二の実施形態に係る迷惑駐車防止装置のブロック図である。
【００６１】
路側器１２の制御部１３は、さらにＩＤプレート２に対して車両ナンバー４の送信を要求するデータであるＩＤデータ要求２１を有する。
路側器１２の通信部１６は、ＩＤデータ要求２１を受け取り送信する。ＩＤプレート２の通信部５は、送信されたＩＤデータ要求２１を受信することにより、車両ナンバー４を受け取り送信する。
【００６２】
図４は、本発明における第二の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の動作を示すフローチャートである。以下、図４のフローチャートを用いながら、図３の迷惑駐車防止装置の動作について説明する。
【００６３】
車両ＩＤデータ登録ステップＳ２０１、駐車場ＩＤデータ登録ステップＳ２０２はそれぞれＳ１０１、Ｓ１０２と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００６４】
（Ｓ２０３）ＩＤデータ要求送信ステップ
駐車場ＩＤデータ登録ステップＳ２０２における車両ナンバー１５の登録を受け、路側器１２は、通信部１６によりＩＤデータ要求２１を送信する。ＩＤデータ要求２１の送信は、迷惑駐車であるか否かの判定が可能であれば、どんな間隔でもよい。好ましくは、常時送信や、数秒間隔の定期送信が好適に使用できる。
【００６５】
（Ｓ２０４）ＩＤデータ要求受信ステップ
ＩＤデータ要求送信ステップＳ２０３におけるＩＤデータ要求２１の送信を受け、ＩＤプレート２は、通信部５によりＩＤデータ要求２１を受信する。
【００６６】
（Ｓ２０５）ＩＤデータ送信ステップ
ＩＤデータ要求受信ステップＳ２０４におけるＩＤデータ要求２１の受信を受け、ＩＤプレート２は、通信部５により車両ナンバー４を送信する。
【００６７】
ＩＤデータ受信ステップＳ２０６、駐車判定ステップＳ２０７、警告発生ステップＳ２０８はそれぞれＳ１０４〜Ｓ１０６と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００６８】
（Ｓ２０９）警告解除ステップ
警告発生ステップＳ２０８における警告の発生の後、ユーザによる警告解除の操作がある場合には、路側器１２は、警告解除部２０により警告の発生を解除する。
警告を解除する場合、駐車許可ステップＳ２１０へ移行する。
警告を解除しない場合、ＩＤデータ要求送信ステップＳ２０３へ移行し、車両１が移動する（通信部１６により車両ナンバー４を受信しなくなる）まで警告を発生し続ける。
【００６９】
駐車許可ステップＳ２１０はＳ１０８と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００７０】
駐車許可ステップＳ２１０の後、ＩＤデータ要求送信ステップＳ２０３へ移行するので、車両１が駐車している間（通信部１６により車両ナンバー４を受信中）は、駐車可能な状態が継続する。車両１が移動する（通信部１６により車両ナンバー４を受信しなくなる）と、他の車両に対応できるようになる。
【００７１】
以上の構成により、ＩＤプレートの動作を必要最小限に抑えた迷惑駐車防止装置を提供することができる。
【００７２】
（第三の実施形態）
図５は、本発明における第三の実施形態に係る迷惑駐車防止装置のブロック図である。
【００７３】
路側器１２は、さらに光センサ２２を有する。光センサ２２は、駐車場１１へと近接した車両１を感知する。この感知を受け、通信部１６は、ＩＤデータ要求２１を受け取り送信する。
【００７４】
図６は、本発明における第三の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の動作を示すフローチャートである。以下、図６のフローチャートを用いながら、図５の迷惑駐車防止装置の動作について説明する。
【００７５】
車両ＩＤデータ登録ステップＳ３０１、駐車場ＩＤデータ登録ステップＳ３０２はそれぞれＳ１０１、Ｓ１０２と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００７６】
（Ｓ３０３）車両等感知ステップ
駐車場ＩＤデータ登録ステップＳ３０２における車両ナンバー１５の登録を受け、判定器１２は、光センサ２２により近接した車両１を感知する。車両１だけでなく、粗大ごみの不法投棄等にも対応できる。
近接した車両１を感知した場合、ＩＤデータ要求送信ステップＳ３０４へ移行する。
近接した車両１を感知しない場合、車両等感知ステップＳ３０３にとどまる。
【００７７】
（Ｓ３０４）ＩＤデータ要求送信ステップ
車両等感知ステップＳ３０３における車両１の感知を受け、路側器１２は、通信部１６によりＩＤデータ要求２１を送信する。
【００７８】
ＩＤデータ要求受信ステップＳ３０５、ＩＤデータ送信ステップＳ３０６、ＩＤデータ受信ステップＳ３０７はそれぞれＳ２０４〜Ｓ２０６と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００７９】
（Ｓ３０８）駐車判定ステップ
ＩＤデータ受信ステップＳ３０７における車両ナンバー４の受信を受け、路側器１２は、駐車判定部１７により、受信した車両ナンバー４と、駐車場ＩＤデータ登録部１４に登録された車両ナンバー１５とを照合し、迷惑駐車であるか否かの判定をおこなう。
受信した車両ナンバー４と、駐車場ＩＤデータ登録部１４に登録された車両ナンバー１５とが一致しない場合（車両ＩＤデータ４を受信しない場合を含む）、車両１は迷惑駐車であると判定し、警告発生ステップＳ３０９へ移行する。
受信した車両ナンバー４と、駐車場ＩＤデータ登録部１４に登録された車両ナンバー１５とが一致する場合、車両１は駐車可能であると判定し、駐車許可ステップＳ３１１へ移行する。
【００８０】
警告発生ステップＳ３０９はＳ２０８と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００８１】
（Ｓ３１０）警告解除ステップ
警告発生ステップＳ３０９における警告の発生の後、ユーザによる警告解除の操作がある場合には、路側器１２は、警告解除部２０により警告の発生を解除する。
警告を解除する場合、駐車許可ステップＳ３１１へ移行する。
警告を解除しない場合、車両等近接感知ステップＳ３０３へ移行し、車両１が移動する（光センサ２２により近接した車両１を感知しなくなる）まで警告を発生し続ける。
【００８２】
駐車許可ステップＳ３１１はＳ２１０と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００８３】
（Ｓ３１２）車両等感知ステップ
駐車許可ステップＳ３１１における車両１の駐車を受け、車両１の駐車後も、路側器１２は、光センサ２２により近接（駐車）した車両１を感知する。
近接（駐車）した車両１を感知する場合、振動・傾斜感知ステップＳ３１２にとどまる。
車両１が移動する（光センサ２２により近接（駐車）した車両１を感知しなくなる）と、車両等感知ステップＳ３０３へ移行し、他の車両に対応できる。
【００８４】
以上の構成により、近接した車両等を感知できるようになる。したがって、車両を感知し、かつ車両ＩＤデータを受信しない場合は迷惑駐車であると判定することが可能となり、ＩＤプレートを設置していない車両による迷惑駐車や粗大ごみの不法投棄等の迷惑行為をも防止できる迷惑駐車防止装置を提供することができる。
【００８５】
（第四の実施形態）
図７は、本発明の第四の実施形態に係る迷惑駐車防止装置のブロック図である。
【００８６】
路側器１２は、さらに振動センサ２３を有する。制御部１３は、振動・傾斜判定部２４を有する。
振動センサ２３は、路側器１２に対する盗難・破壊・いたずら等により生じる振動を感知する。この感知は振動・傾斜判定部２４に伝えられ、スピーカ１８とランプ１９とにより警告を発生する。警告解除部２０による警告の解除は、振動・傾斜判定部２４に伝えられ、スピーカ１８とランプ１９とによる警告の発生を解除する。
【００８７】
図８は、本発明の第四の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の動作を示すフローチャートである。以下、図８のフローチャートを用いながら、図７の迷惑駐車防止装置の動作について説明する。
【００８８】
車両ＩＤデータ登録ステップＳ４０１、駐車場ＩＤデータ登録ステップＳ４０２はそれぞれＳ１０１、Ｓ１０２と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００８９】
（Ｓ４０３）振動・傾斜感知ステップ
駐車場ＩＤデータ登録ステップＳ４０２における車両ナンバー１５の登録を受け、路側器１２は、振動センサ２３により路側器１２に対する盗難・破壊・いたずら等により生じる振動を感知する。
振動を感知した場合、警告発生ステップＳ４１５へ移行する。
振動を感知しない場合、車両等近接感知ステップＳ４０４へ移行する。
【００９０】
（Ｓ４０４）車両等感知ステップ
振動・傾斜感知ステップＳ４０３における振動の不感知を受け、路側器１２は、光センサー２２により近接した車両１を感知する。車両１だけでなく、粗大ごみの不法投棄等にも対応できる。
近接した車両１を感知した場合、ＩＤデータ要求送信ステップＳ４０５へ移行する。
近接した車両１を感知しない場合、振動・傾斜感知ステップＳ４０３へ移行する。
【００９１】
ＩＤデータ要求送信ステップＳ４０５、ＩＤデータ要求受信ステップＳ４０６、ＩＤデータ送信ステップＳ４０７、ＩＤデータ受信ステップＳ４０８、駐車判定ステップＳ４０９、警告発生ステップＳ４１０はそれぞれＳ３０４〜Ｓ３０９と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００９２】
（Ｓ４１１）警告解除ステップ
警告発生ステップＳ４１０における警告の発生の後、ユーザによる警告解除の操作がある場合には、路側器１２は、警告解除部２０により警告の発生を解除する。
警告を解除する場合、駐車許可ステップＳ４１２へ移行する。
警告を解除しない場合、振動・傾斜感知ステップＳ４０３へ移行し、車両１が移動する（光センサ２２により車両１の近接を感知しなくなる）まで警告を発生し続ける。
【００９３】
駐車許可ステップＳ４１２はＳ３１１と対応関係にあり、同様の動作をおこなう。
【００９４】
（Ｓ４１３）振動・傾斜感知ステップ
駐車許可ステップＳ４１２における車両１の駐車を受け、車両１が駐車後も、路側器１２は、振動センサ２３により路側器１２に対する盗難・破壊・いたずら等により生じる振動を感知する。
振動を感知する場合、警告発生ステップＳ４１５へ移行する。
振動を感知しない場合、車両等感知ステップＳ４１４へ移行する。
【００９５】
（Ｓ４１４）車両等感知ステップ
振動・傾斜感知ステップＳ４１３における振動の不感知を受け、車両１の駐車後も、路側器１２は、光センサ２２により近接（駐車）した車両１を感知する。
近接（駐車）した車両１を感知する場合、振動・傾斜感知ステップＳ４１３へ移行する。
車両１が移動する（光センサ２２により近接（駐車）した車両１を感知しなくなる）と、車両等感知ステップＳ４０３へ移行し、他の車両に対応できる。
【００９６】
（Ｓ４１５）警告発生ステップ
振動・傾斜感知ステップＳ４０３またはＳ４１３における振動の感知を受け、路側器１２は、スピーカ１８とランプ１９とにより警告を発生し、路側器１２に対する盗難・破壊・いたずら等を防止する。
【００９７】
（Ｓ４１６）警告解除ステップ
警告発生ステップＳ４１５における警告の発生の後、ユーザによる警告解除の操作がある場合には、路側器１２は、警告解除部２０により警告の発生を解除する。
警告を解除する場合、振動・傾斜感知ステップＳ４０３へ移行する。
警告を解除しない場合、警告発生ステップＳ４１５へ移行し、警告を解除するまで発生し続ける。
【００９８】
以上の構成により、路側器に対する盗難・破壊・いたずら等を防止できる迷惑駐車防止装置を提供することができる。
【００９９】
第四の実施形態において、第三の実施形態の路側器１２に振動・傾斜感知手段としての振動センサー２３を備える構成としたが、第一・第二の実施形態においても振動・傾斜感知手段を備える構成としてもよい。
【０１００】
（第五の実施形態）
図９は、本発明の第五の実施形態に係る路側器の斜視図である。
図１０は、本発明の第五の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の使用例である。
【０１０１】
路側器１２は、さらに太陽電池３１、アンカー用穴３２、水抜き・換気用穴３３を有する。なお、制御部１３（図示せず）は、例えば第一から第四の実施形態のいずれかに示したフローチャートに基づき作動する。
【０１０２】
路側器１２は、太陽電池３１を有することにより、商用電源の設置が不要である。太陽電池３１で発電した電力は、蓄電池（図示せず）、定電圧回路（図示せず）を通じて路側器１２の駆動電力として使用される。
【０１０３】
路側器１２は、アンカー用穴３２を有することにより、路側器１２が容易に、かつ、強固に固定できる。さらに、外枠の剛性を高める（樹脂、セラミック、金属製にする）ことにより、輪留めとしての利用が可能となる。
なお、アンカー用穴３２の数・位置は適宜変更できる。
【０１０４】
また、路側器１２は、水抜き・換気用穴３３を有するので、判定器１２内に浸入した水分を水抜きしたり、内部部品の放熱をおこなったりできる。
なお、水抜き・換気用穴３３の数・位置は適宜変更できる。
【０１０５】
各実施形態について、車両ＩＤデータ４および駐車場ＩＤデータ１５として、駐車可能な車両の車両ナンバーを使用した例に沿って説明したが、車両ＩＤデータ４および駐車場ＩＤデータ１５としては、迷惑駐車であるか否かを判定することが可能ないかなるデータも使用可能である。例えば、駐車場１１の住所、判定器１２に固有のナンバー、車両１または駐車場１１の所有者の個人データ（生年月日、電話番号等）が好適に使用できる。
【０１０６】
また、車両ＩＤデータ４および駐車場ＩＤデータ１５として、複数のデータを登録することにより、一カ所の駐車場に複数の車両を駐車可能にしたり、一台の車両を複数の駐車場に駐車可能にしたりできる。
【０１０７】
各実施形態において、電磁波を用いたが、車両ＩＤデータ４およびＩＤデータ要求２１の送受信が可能であればいかなる波長の電磁波でもよい。好ましくは、赤外線・マイクロ波等が好適に使用できる。
【０１０８】
各実施形態において、車載器は、車両の外に設置するＩＤプレート２としたが、路側器１２との車両ＩＤデータ４およびＩＤデータ要求２１の送受信が可能であればよい。例えば、車載器は、車両の内部に設置されるものでもよいし、本体は車両の内部に設置され、送信機器等、一部が車両の外部に設置されるものでもよいし、カーナビゲーション装置やＥＴＣ装置の機能を併有する装置でもよい。
【０１０９】
各実施形態において、スピーカ１８とランプ１９とは、通知手段と警告発生手段の作用をあわせ持つが、通知手段と警告発生手段は、別の機器でもよい。
【０１１０】
通知手段および警告発生手段として、スピーカ１８を使用したが、警告音を発生し、迷惑駐車を防止したり、駐車許可を通知したり、路側器１２に対する盗難・破壊・いたずら等を防止できる機器であればよい。例えば、ブザー、ベル、音声発生機器、またはこれらの組み合わせ等が好適に使用できる。また、警告音の種類、音量、発生時間等については適宜設定・変更可能である。
【０１１１】
通知手段および警告発生手段として、ランプ１９を使用したが、警告光を発生し、迷惑駐車を防止したり、駐車許可を通知したり、路側器１２に対する盗難・破壊・いたずら等を防止できる機器であればよい。例えば、発光ダイオード、フィラメント式ランプ、またはこれらの組み合わせ等が好適に使用できる。また、警告光の種類、光量、発生時間等については適宜設定・変更可能である。
【０１１２】
例えば、騒音公害が懸念される場所・時間帯においては、ランプ１９の警告光のみによる警告発生でもよい。
【０１１３】
各実施形態において、通知手段としてスピーカ１８とランプ１９とを使用して駐車許可を通知したが、車両１の運転者に駐車許可であることを通知できる機器であればよい。
例えば、騒音公害が懸念される場所・時間帯においては、ランプ１９の駐車許可光のみによる駐車許可でもよい。さらに、駐車許可であることは非通知でもよい。許可音の種類、音量、発生時間等については適宜設定・変更可能である。
同様に、許可光の種類、光量、発生時間等についても適宜設定・変更可能である。また、駐車許可を車両１内に設置されるカーナビゲーション装置等に表示してもよい。
【０１１４】
各実施形態において、通知手段としてスピーカ１８とランプ１９とを使用して迷惑駐車であることを通知したが、迷惑駐車であることを通知し、迷惑駐車を防止することができるいかなる手段でもよい。例えば、長時間にわたる迷惑駐車等、悪質な場合には、警察や警備会社へ連絡してもよい。
【０１１５】
各実施形態において、車両等感知手段として、光センサ２２を使用したが、近接した車両等（迷惑駐車行為または駐車行為または粗大ごみの不法投棄等）を感知できるいかなる手段でもよい。好ましくは、光センサ、超音波センサ等が好適に使用される。
【０１１６】
各実施形態において、振動・傾斜感知手段として、振動センサ２３を使用したが、路側器１２に対する盗難・破壊・いたずら等により生じる振動や傾斜を感知するいかなる手段でもよい。好ましくは、振動センサ、傾斜センサ、またはこれらの組み合わせ等が好適に使用できる。
【０１１７】
各実施形態について、電源は、太陽電池３１と二次電池の組み合わせでもよいし、一次電池でもよいし、商用電源でもよい。また、複数の組み合わせでもよい。電池式の電源（一次電池、または太陽電池３１と二次電池の組み合わせ）を有し、商用電源を使用しない場合は、商用電源設備が不要であるため、判定器１２の設置が容易となる。また、停電時の使用が可能となる。また、電気代が節約できる。
【０１１８】
また、各実施形態において、路側器１２は、パスワード式や鍵を使用する方法による電源のスイッチ（図示せず）を有してもよい。駐車後に電源をＯＦＦにすれば、路側器１２の省電力化につながる。電源ＯＦＦの状態でも、振動センサー（振動・傾斜感知手段）２３が作動し、振動の感知により電源ＯＮの状態にすれば、駐車中の路側器１２に対する盗難・破壊・いたずら等を防止することができる。
【０１１９】
各実施形態における路側器１２は、コンピュータと接続可能な外部入出力手段（図示せず）を有する。このことにより、複数の路側器１２間でのデータの互換・共有化が可能となる。したがって、複数の路側器１２を一括管理することが可能となり、より高度な駐車場管理が可能となる。
【０１２０】
各実施形態における路側器１２は、内部部品の全てに防水対策（図示せず）を施されている。このことにより、浸水による故障・機能低下・誤作動の防止につながる。したがって、雨天・降雪・増水時等、さまざまな気象条件に対応可能となり、屋外での長期使用に好適な判定器を提供できる。また、船舶の停泊場での使用が可能となる。
【０１２１】
各実施形態における路側器１２は、その表面の全体または一部が、光触媒機能を有する膜で被覆されている。このことにより、通信部１６、スピーカ１８、ランプ１９、太陽電池３１の表面に付着する汚れをメンテナンスフリーで落とすことが可能となり、汚れの付着による路側器１２の故障・機能低下・誤作動を防止できる。また、路側器１２の美観を維持できる。したがって、屋外での長期使用に好適な路側器１２を提供できる。
【０１２２】
なお、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることができる。例えば、図９において、路側器１２の各機器のレイアウトは、適宜変更可能である。
【０１２３】
【発明の効果】
本発明の請求項１に記載の迷惑駐車防止装置によれば、電磁波によりＩＤデータを送受信し、迷惑駐車であるか否かを判定することにより、駐車可能な区域において使用可能な迷惑駐車防止装置を提供できる。
【０１２４】
本発明の請求項２に記載の迷惑駐車防止装置によれば、車載器の作動を必要最小限に抑えることができる。
【０１２５】
本発明の請求項３に記載の迷惑駐車防止装置によれば、近接した車両等を感知することにより、路側器の動作を必要最小限に抑えることができる。また、車載器を設置していない迷惑駐車車両や粗大ごみの不法投棄等にも対応できる。
【０１２６】
本発明の請求項４に記載の迷惑駐車防止装置によれば、路側器に対する盗難・破壊・いたずら等を防止できる。
【０１２７】
本発明の請求項５に記載の迷惑駐車防止装置によれば、商用電源の配線が不要となり、さまざまな場所に設置が容易な路側器を有する迷惑駐車防止装置を提供できる。また、停電時の使用が可能となる。また、電気代が節約できる。
【０１２８】
本発明の請求項６に記載の迷惑駐車防止装置によれば、コンピュータとの接続ができ、より高度な駐車場管理ができる迷惑駐車防止装置を提供できる。
【０１２９】
本発明の請求項７に記載の迷惑駐車防止装置によれば、駐車場への固定が容易で、輪留めとしても使用される路側器を有する迷惑駐車防止装置を提供できる。
【０１３０】
本発明の請求項８に記載の迷惑駐車防止装置によれば、内部部品の全てに防水対策を施されていることにより、浸水による故障・機能低下・誤作動を防止し、屋外での長期使用に好適な路側器を有する迷惑駐車防止装置を提供できる。
【０１３１】
本発明の請求項９に記載の迷惑駐車防止装置によれば、汚れの付着による故障・機能低下・誤作動を防止し、美観を維持できる路側器を有する迷惑駐車防止装置を提供できる。
【０１３２】
本発明の全体を通じて、個人駐車場や月ぎめ駐車場等、駐車可能な区域における迷惑駐車を防止することのできる迷惑駐車防止装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明における第一の実施形態に係る迷惑駐車防止装置のブロック図である。
【図２】本発明における第一の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の動作を示すフローチャートである。
【図３】本発明における第二の実施形態に係る迷惑駐車防止装置のブロック図である。
【図４】本発明における第二の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の動作を示すフローチャートである。
【図５】本発明における第三の実施形態に係る迷惑駐車防止装置のブロック図である。
【図６】本発明における第三の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の動作を示すフローチャートである。
【図７】本発明の第四の実施形態に係る迷惑駐車防止装置のブロック図である。
【図８】本発明の第四の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の動作を示すフローチャートである。
【図９】本発明の第五の実施形態に係る路側器の斜視図である。
【図１０】本発明の第五の実施形態に係る迷惑駐車防止装置の使用例を示す図である。
【図１１】特許文献１に記載された警告装置の斜視図である。
【符号の説明】
１車両（自動車）
２ＩＤプレート（車載器）
３車両ＩＤデータ登録部（車両ＩＤデータ登録手段）
４車両ナンバー（車両ＩＤデータ）
５通信部（通信手段）
１１駐車場
１２路側器
１３制御部
１４駐車場ＩＤデータ登録部（駐車場ＩＤデータ登録手段）
１５車両ナンバー（駐車場ＩＤデータ）
１６通信部（通信手段）
１７駐車判定部（駐車判定手段）
１８スピーカ（通知手段、警告発生手段）
１９ランプ（通知手段、警告発生手段）
２０警告解除部
２１ＩＤデータ要求
２２光センサ（車両等感知手段）
２３振動センサ（振動・傾斜感知手段）
２４振動・傾斜判定部
３１太陽電池
３２アンカー用穴（取付け手段）
３３水抜き・換気用穴[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for preventing annoying parking, and more particularly to an apparatus for preventing annoying parking in a parking area such as a private parking lot or a monthly parking lot.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a device for preventing annoying parking, there is a warning device that detects a vehicle that performs annoying parking (for example, an automobile, hereinafter simply referred to as a vehicle) and generates an alarm (Patent Document 1).
[0003]
FIG. 11 is a perspective view of a warning device described in Patent Document 1.
The warning device 101 detects a parked vehicle with the vehicle detection sensor 102 and, while detecting the parked vehicle, generates a warning with the light emitter 103 or a sounding buzzer (not shown) to effectively prevent annoying parking. Device. The warning device 101 has a solar cell 104, and the driving power of the warning device 101 is supplied by power generation of the solar cell 104.
[0004]
As another conventional technique, there is a device in which a chain gate, an arm gate, or the like is installed at an entrance of a parking lot, and a chain or an arm is opened and closed by operating a remote controller or the like, so that only a permitted vehicle can be parked.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-5-20553 (Claim 1, FIG. 1, FIG. 2)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the prior art disclosed in Patent Document 1 has the following problems.
(1) Since the warning device 101 issues a warning uniformly without discriminating between parked vehicles, the warning device 101 is preferably used in a parking prohibited area, but is used in a parking area such as a private parking lot or a monthly parking lot. I can not use it.
(2) Even in a state where parking is possible, it will be an obstacle when parking to take up space. In addition, they are often damaged by contact with vehicles, vandalism, mischief, and the like.
(3) During long-term outdoor use, the function of the vehicle detection sensor 102 and the function of the solar cell 104 deteriorate due to adhesion of dirt. In addition, the aesthetic appearance is lost.
(4) In addition, when it rains, snowfalls, or water increases, the inside of the warning device 101 may be flooded, and a malfunction, a decrease in function, a malfunction, or the like may occur.
[0007]
Further, other conventional techniques have the following problems.
(1) The installation location is limited because the device is large and uses a commercial power supply.
(2) Requires human work such as remote control operation.
(3) In the event of a power outage, the chain and the arm do not operate, so that the vehicle may not be able to be taken in and out.
(4) There is only equipment for companies that implement parking lots as a business, and it is large and expensive.
[0008]
Then, this invention was made in view of the above-mentioned problem, and makes it a subject to provide the apparatus which prevents annoying parking in an area where parking is possible, such as a private parking lot and a monthly parking lot.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the annoying parking prevention device according to claim 1 has the following configuration.
An annoying parking prevention device including an on-vehicle device installed on a vehicle and a roadside device installed on a parking lot, wherein the on-vehicle device registers vehicle ID data for identifying the vehicle. Registration means; and communication means for transmitting the vehicle ID data registered by the vehicle ID data registration means, wherein the roadside unit registers parking lot ID data for identifying the parking lot. A parking lot ID data registration unit, a communication unit that receives the vehicle ID data transmitted by the communication unit of the vehicle-mounted device, the vehicle ID data received by the communication unit, and the parking lot ID data registration unit. Parking determination means for performing a check with the registered parking lot ID data and determining whether or not the parking is annoying;
Notification means for notifying the determination result obtained by the parking determination means,
An annoying parking prevention device comprising:
[0010]
With such a configuration, the following effects can be obtained.
Since the vehicle-mounted device has the vehicle ID data registration unit and the communication unit, it becomes possible to register the vehicle ID data for identifying the vehicle and to transmit the vehicle ID data. .
[0011]
The vehicle-mounted device may be a plate-shaped device installed outside the vehicle. Further, the vehicle-mounted device may be installed inside the vehicle. Further, the vehicle-mounted device may be such that a part thereof is installed inside the vehicle and another part such as a communication device is installed outside the vehicle. Further, the vehicle-mounted device may be a device having both functions of a car navigation device and an ETC device.
[0012]
Since the roadside device has the parking lot ID data registration means, it becomes possible to register the parking lot ID data for identifying the parking lot where the vehicle can park. In addition, the roadside device includes the communication unit and the parking determination unit, thereby receiving the vehicle ID data, collating the received vehicle ID data with the registered parking lot ID data, and determining whether the vehicle is unsolicited parking. It is possible to determine whether or not it is not. In other words, it is possible to recognize whether the vehicle to be parked is parkable or annoying parking, and it is possible to prevent the annoying parking by selectively generating a warning for the annoying parking by the notification means described later. . Therefore, it is possible to obtain an annoying parking prevention device that can be used even in a parking area such as a private parking lot or a monthly parking lot.
[0013]
The transmission of the vehicle ID data by the communication means may be automatic transmission at all times or at regular time intervals. In this case, since the automatic transmission is performed, the operation by the user is unnecessary.
[0014]
The vehicle registration number (vehicle number) may be used as the vehicle ID data and the parking lot ID data. In this case, the parking determination means determines that parking is possible if the vehicle ID data and the parking lot ID data match, and otherwise determines that the parking is annoying.
[0015]
In addition, as vehicle ID data and parking lot ID data, a parking lot address, a unique number assigned to a determiner, personal data (birth date, telephone number, etc.) of a vehicle or parking lot owner, etc. Any ID data that can indicate the correspondence between the vehicle and the parking lot may be used.
[0016]
Since the roadside device has the notification means, it is possible to notify whether or not the parking is annoying. The notification means may be activated only when the communication means of the roadside device is receiving the vehicle ID data. If the notification means is activated only when the communication means of the roadside device is receiving the vehicle ID data, the operation of the notification means can be turned off by the movement of the vehicle or the like.
[0017]
The notifying unit may generate a warning for the annoying parking. Further, the warning may be a warning sound. In this case, it is possible to effectively prevent annoying parking by generating a warning sound.
[0018]
When the notification means generates a warning sound, a buzzer, a bell, a speaker, a sound generating device, a combination thereof, or the like may be used. The warning sound may be continuous or intermittent.
[0019]
The warning may be a warning light. In this case, the generation of the warning light is also suitable for places where noise damage is a concern, such as densely populated houses. When the notification unit generates the warning light, a light emitting diode, a filament lamp, a combination thereof, or the like may be used. The warning light may be continuous or intermittent.
[0020]
The notification means may generate both a warning sound and a warning light. In this case, by generating both a warning sound and a warning light, it is possible to more effectively prevent annoying parking.
[0021]
The notification means may notify the police or a security company that there is annoying parking. In this case, by notifying the police or a security company that there is annoying parking, it is possible to remove the annoying parked vehicle.
[0022]
The notification means may notify the permission of parking to the vehicle by light, sound, a combination thereof, or the like.
[0023]
The notification means may be any of a warning, a notification of annoying parking, a notification of parking permission, or a combination of all. In particular, by combining the one that notifies of parking permission with another, it is possible to park after confirming that no warning or communication occurs.
[0024]
Further, the annoying parking prevention device according to claim 2 has the following configuration.
The communication means of the roadside device transmits an ID data request which is data requesting transmission of the vehicle ID data to the vehicle-mounted device, and the communication means of the vehicle-mounted device includes the communication means of the roadside device. 2. The annoying parking prevention device according to claim 1, wherein the vehicle ID data registered by the vehicle ID data registration unit is transmitted by receiving the ID data request transmitted by (1).
[0025]
With such a configuration, the following effects can be obtained.
The roadside unit has (registered) an ID data request that is data for requesting the vehicle-mounted unit to transmit vehicle ID data. Since the communication means of the roadside unit transmits the ID data request and the communication means of the onboard unit transmits the vehicle ID data by receiving the ID data request, the operation of the onboard unit is minimized. Becomes possible. Therefore, power saving of the vehicle-mounted device can be achieved.
[0026]
The transmission of the ID data request by the communication means of the roadside unit may be automatic transmission at all times or at regular time intervals. In this case, since the automatic transmission is performed, the operation by the user is unnecessary.
[0027]
The annoying parking prevention device according to claim 3 has the following configuration.
The roadside device has a vehicle or the like sensing means for sensing a vehicle or the like approaching, and the communication means of the roadside device senses the approaching vehicle or the like by the vehicle or the like sensing device to request the ID data request. The annoying parking prevention device according to claim 2, wherein the transmission is performed.
[0028]
With such a configuration, the following effects can be obtained.
Since the roadside device has a vehicle or the like detecting means, it becomes possible to detect a nearby vehicle or the like. The vehicle or other sensing means may be an optical sensor, an ultrasonic sensor, or the like. If the vehicle is sensed and the vehicle ID data is not received, it is determined that the parking is an annoying parking, so that it is possible to prevent the annoying parking by the vehicle having no on-board unit. Also, it is possible to detect annoying acts other than the vehicle, such as illegal dumping of oversized garbage. In addition, the operation of the roadside device can be minimized. Therefore, power saving of the roadside device can be achieved.
If the parking lot ID data has not been registered, the parking lot ID data can be used in a parking prohibited area. Furthermore, by creating ID data unique to an emergency vehicle or the like, it is possible to create an area where only the emergency vehicle or the like can park.
[0029]
The notifying means may be activated only when the approaching vehicle or the like is detected by the vehicle or the like detecting means. If the notification means is activated only when a vehicle or the like approaching is detected by the vehicle or the like detection means, the operation of the notification means can be turned off by the movement of the vehicle or the like.
[0030]
Further, the annoying parking prevention device according to claim 4 has the following configuration.
The roadside device has vibration / tilt sensing means for detecting vibration, inclination, and the like, and warning generation means for generating a warning when vibration / tilt generated in the roadside device is detected by the vibration / tilt detection means. The annoying parking prevention device according to any one of claims 1 to 3, wherein:
[0031]
With such a configuration, the following effects can be obtained.
The roadside device has a vibration / inclination detecting means and a warning generating means, so that it is possible to detect a vibration or an inclination generated in the roadside device and generate a warning, and theft, destruction, mischief, etc. of the roadside device can be performed. Can be prevented. The vibration / tilt sensing means may be a vibration sensor, a tilt sensor, or a combination thereof.
[0032]
The warning generating means may generate a warning sound. In this case, a buzzer, a bell, a speaker, a sound generating device, or a combination thereof may be used. The warning sound may be continuous or intermittent.
[0033]
The warning generating means may generate a warning light. In this case, a light emitting diode, a filament lamp, a combination thereof, or the like may be used. The warning light may be continuous or intermittent.
[0034]
Further, the warning generating means may generate both a warning sound and a warning light. In this case, by generating both a warning sound and a warning light, it becomes possible to more effectively prevent theft, destruction, and mischief of the roadside device. Note that the warning generating means may be the same device or another device when the notifying device generates a warning for the annoying parking.
[0035]
The annoying parking prevention device according to claim 5 has the following configuration.
The junk parking prevention device according to any one of claims 1 to 4, wherein the roadside device is operated by a battery-type power supply.
[0036]
With such a configuration, the following effects can be obtained.
The roadside unit operates on a battery-powered power supply, which eliminates the need for wiring of a commercial power supply, and facilitates installation of the roadside unit. Also, it can be used at the time of power failure. The battery-type power supply may be a primary battery or a combination of a solar battery and a secondary battery. When a primary battery is used as a power supply, wiring for a commercial power supply is not required, and the battery can be installed in various places. Further, when a combination of a solar battery and a secondary battery is used as a power source, battery replacement is not required, and maintenance of the roadside device is facilitated. Also, electricity bills can be saved. Further, a commercial power supply and a battery-type power supply may be used in combination.
[0037]
In addition, the annoying parking prevention device according to claim 6 has the following configuration.
The junk parking prevention device according to any one of claims 1 to 5, wherein the roadside unit has an external input / output unit connectable to a computer.
[0038]
With such a configuration, the following effects can be obtained.
Since the roadside device has external input / output means that can be connected to a computer, it becomes possible to exchange and share data among a plurality of roadside devices. Therefore, a plurality of roadside devices can be managed collectively, and more advanced parking lot management becomes possible.
[0039]
The annoying parking prevention device according to claim 7 has the following configuration.
The annoying parking prevention device according to any one of claims 1 to 6, wherein the roadside device has an attachment means for fixing the vehicle to the parking lot with an anchor, and is used as a wheel stopper.
[0040]
With such a configuration, the following effects can be obtained.
The roadside device has attachment means for anchoring to the parking lot with an anchor, thereby facilitating fixing to the parking lot. Further, by using a resin, ceramic, metal or the like for the outer frame, the rigidity can be increased, and the roadside device can be used as a wheel clamp.
[0041]
The annoying parking prevention device according to claim 8 has the following configuration.
The junk parking prevention device according to any one of claims 1 to 7, wherein the roadside device is provided with a waterproof measure for all internal components.
[0042]
With such a configuration, the following effects can be obtained.
Since all the internal components of the roadside unit are waterproofed, it can prevent failures, functional deterioration, and malfunctions due to flooding. Therefore, it is possible to cope with various weather conditions such as rainy weather, snowfall, and rising water, and a roadside device suitable for long-term outdoor use can be obtained. In addition, it can be used at the berth of a ship.
[0043]
The nuisance parking prevention device according to claim 9 has the following configuration.
9. The annoying parking prevention device according to any one of claims 1 to 8, wherein the roadside device is entirely or partially covered with a film having a photocatalytic function.
[0044]
With such a configuration, the following effects can be obtained.
Since the whole or part of the surface of the roadside unit is covered with a film having a photocatalytic function, it is possible to remove the dirt attached to the surface of the roadside unit without maintenance, and the failure of the roadside unit due to the adhesion of dirt can be prevented. Function deterioration and malfunction can be prevented. Further, the aesthetic appearance of the determiner can be maintained. Therefore, a roadside device suitable for long-term use outdoors can be obtained.
[0045]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings as appropriate. In each of the drawings, the same reference numerals are given to the same parts, and redundant description will be avoided.
Each embodiment will be described along with an example in which a vehicle number of a parkable vehicle (for example, an automobile, hereinafter simply referred to as a vehicle) is used as the vehicle ID data and the parking lot ID data.
[0046]
(First embodiment)
FIG. 1 is a block diagram of the annoying parking prevention device according to the first embodiment of the present invention. The annoying parking prevention device includes an ID plate 2 installed in the vehicle 1 and a roadside device 12 installed in the parking lot 11. Data transmission / reception using electromagnetic waves is performed between the ID plate 2 and the roadside device 12. The place where the ID plate 2 and the roadside unit 12 are installed is set to a place where transmission and reception of data and notification of a determination result are possible without obstructing parking.
[0047]
The ID plate 2 has a vehicle ID data registration unit 3 and a communication unit 5. A vehicle number (vehicle ID data) 4 is registered in the vehicle ID data registration unit 3. The communication unit 5 receives and transmits the vehicle number 4 registered in the vehicle ID data registration unit 3.
[0048]
The roadside device 12 includes a control unit 13, a communication unit 16, a speaker 18, a lamp 19, and a warning canceling unit 20. The control unit 13 has a parking lot ID data registration unit 14 and a parking determination unit 17.
A vehicle number (parking lot ID data) 15 is registered in the parking lot ID data registration unit 14. The communication unit 16 receives the transmitted vehicle number 4. The parking determination unit 17 receives and determines (collates) the received vehicle number 4 and the registered vehicle number 15. The result of the determination is transmitted to the speaker 18 and the lamp 19, and the warning or the parking permission is notified to the driver of the vehicle 1 by these. The warning canceling unit 20 cancels a warning by a user operation. The release of the warning is transmitted to the parking determination unit 17, and the generation of the warning by the speaker 18 and the lamp 19 is released. By having the warning canceling unit 20, it is possible to cancel a warning due to a malfunction or to park an unregistered vehicle (park a vehicle of a visitor). The method of canceling the warning may be any method that can limit the persons who can cancel the warning, such as a method using a key or a password method.
[0049]
FIG. 2 is a flowchart showing the operation of the annoying parking prevention device according to the first embodiment of the present invention. Hereinafter, the operation of the annoying parking prevention device of FIG. 1 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0050]
(S101) Vehicle ID data registration step
First, the vehicle number 4 of the vehicle 1 is registered in the vehicle ID data registration unit 3 of the ID plate 2.
[0051]
(S102) Parking ID data registration step
On the other hand, the vehicle number 15 of the vehicle 1 is registered in the parking lot ID data registration unit 14 of the roadside unit 12.
[0052]
(S103) ID data transmission step
Upon receiving the registration of the vehicle number 4 in the vehicle ID data registration step S101, the ID plate 2 transmits the vehicle number 4 through the communication unit 5. The transmission of the vehicle number 4 may be performed at any interval as long as it is possible to determine whether or not the parking is the junk parking. Preferably, constant transmission or periodic transmission at intervals of several seconds can be suitably used.
[0053]
(S104) ID data receiving step
Receiving the transmission of the vehicle number 4 in the ID data transmission step S <b> 103, the roadside device 12 receives the vehicle number 4 through the communication unit 16 when the vehicle 1 approaches the parking lot 11.
[0054]
(S105) Parking determination step
Upon receiving the vehicle number 4 in the ID data receiving step S104, the roadside unit 12 causes the parking determination unit 17 to compare the received vehicle number 4 with the vehicle number 15 registered in the parking lot ID data registration unit 14. Then, it is determined whether or not the parking is annoying.
When the received vehicle number 4 and the vehicle number 15 registered in the parking lot ID data registration unit 14 do not match, the vehicle 1 is determined to be an annoying parking, and the process proceeds to the warning generation step S106.
If the received vehicle number 4 matches the vehicle number 15 registered in the parking lot ID data registration unit 14, it is determined that the vehicle 1 can be parked, and the process proceeds to the parking permission step S108.
[0055]
(S106) Warning generation step
Upon receiving the result of the determination that the parking is the annoying parking in the parking determination step S105, the roadside unit 12 issues a warning using the speaker 18 and the lamp 19, notifies the driver of the vehicle 1 of the annoying parking, and performs the annoying parking. To prevent
[0056]
(S107) Warning cancellation step
If there is an operation for canceling the warning by the user after the warning is issued in the warning generation step S106, the roadside unit 12 cancels the generation of the warning by the warning canceling unit 20.
When canceling the warning, the process proceeds to the parking permission step S108.
If the warning is not canceled, the process proceeds to the ID data receiving step S104, and the warning is continuously generated until the vehicle 1 moves (the communication unit 16 stops receiving the vehicle number 4).
[0057]
(S108) Parking permission step
In response to the parking permission determination result in the parking determination step S105 or the release of the warning in the warning release step S107, the roadside unit 12 notifies the driver of the vehicle 1 that the vehicle can be parked by the speaker 18 and the lamp 19, The vehicle 1 is parked in a parking lot 2.
[0058]
After the parking permission step S108, the process proceeds to the ID data receiving step S104, so that while the vehicle 1 is parked (the vehicle number 4 is being received by the communication unit 16), the state where parking is possible continues. When the vehicle 1 moves (stops receiving the vehicle number 4 by the communication unit 16), it becomes possible to cope with another vehicle.
[0059]
With the configuration described above, it is possible to determine whether or not the vehicle is in the annoying parking, and it is possible to provide an annoying parking preventing device that can be used in a parking area.
[0060]
(Second embodiment)
FIG. 3 is a block diagram of the annoying parking prevention device according to the second embodiment of the present invention.
[0061]
The control unit 13 of the roadside unit 12 further has an ID data request 21 which is data for requesting the ID plate 2 to transmit the vehicle number 4.
The communication unit 16 of the roadside unit 12 receives and transmits the ID data request 21. The communication unit 5 of the ID plate 2 receives and transmits the vehicle number 4 by receiving the transmitted ID data request 21.
[0062]
FIG. 4 is a flowchart showing the operation of the annoying parking prevention device according to the second embodiment of the present invention. Hereinafter, the operation of the annoying parking prevention device of FIG. 3 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0063]
The vehicle ID data registration step S201 and the parking lot ID data registration step S202 correspond to S101 and S102, respectively, and perform the same operation.
[0064]
(S203) ID data request transmission step
In response to the registration of the vehicle number 15 in the parking lot ID data registration step S202, the roadside device 12 transmits an ID data request 21 through the communication unit 16. The transmission of the ID data request 21 may be performed at any interval as long as it is possible to determine whether or not the parking is unsolicited. Preferably, constant transmission or periodic transmission at intervals of several seconds can be suitably used.
[0065]
(S204) ID data request receiving step
Upon receiving the transmission of the ID data request 21 in the ID data request transmission step S203, the ID plate 2 receives the ID data request 21 through the communication unit 5.
[0066]
(S205) ID data transmission step
Upon receiving the ID data request 21 in the ID data request receiving step S204, the ID plate 2 transmits the vehicle number 4 through the communication unit 5.
[0067]
The ID data receiving step S206, the parking determination step S207, and the warning generation step S208 are in correspondence with S104 to S106, and perform the same operations.
[0068]
(S209) Warning cancellation step
If there is an operation for canceling the warning by the user after the warning is issued in the warning generation step S208, the roadside unit 12 cancels the generation of the warning by the warning canceling unit 20.
When canceling the warning, the process proceeds to the parking permission step S210.
If the warning is not canceled, the process proceeds to the ID data request transmission step S203, and the warning is continuously generated until the vehicle 1 moves (the communication unit 16 stops receiving the vehicle number 4).
[0069]
The parking permission step S210 corresponds to S108, and performs the same operation.
[0070]
After the parking permission step S210, the process proceeds to the ID data request transmission step S203, so that while the vehicle 1 is parked (the vehicle number 4 is being received by the communication unit 16), the state where parking is possible continues. When the vehicle 1 moves (stops receiving the vehicle number 4 by the communication unit 16), it becomes possible to cope with another vehicle.
[0071]
With the configuration described above, it is possible to provide a nuisance parking prevention device in which the operation of the ID plate is minimized.
[0072]
(Third embodiment)
FIG. 5 is a block diagram of the annoying parking prevention device according to the third embodiment of the present invention.
[0073]
The roadside device 12 further has an optical sensor 22. The optical sensor 22 detects the vehicle 1 approaching the parking lot 11. In response to this sensing, the communication unit 16 receives and transmits the ID data request 21.
[0074]
FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the annoying parking prevention device according to the third embodiment of the present invention. Hereinafter, the operation of the annoying parking prevention device of FIG. 5 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0075]
The vehicle ID data registration step S301 and the parking lot ID data registration step S302 correspond to S101 and S102, respectively, and perform the same operation.
[0076]
(S303) Vehicle etc. sensing step
Upon receiving the registration of the vehicle number 15 in the parking lot ID data registration step S302, the determiner 12 detects the approaching vehicle 1 by the optical sensor 22. It is possible to cope with not only the vehicle 1 but also illegal dumping of oversized garbage.
When the approaching vehicle 1 is detected, the process proceeds to an ID data request transmission step S304.
In the case where the approaching vehicle 1 is not sensed, the process remains at the vehicle etc. sensing step S303.
[0077]
(S304) ID data request transmission step
The roadside device 12 transmits the ID data request 21 through the communication unit 16 upon sensing the vehicle 1 in the vehicle etc. sensing step S303.
[0078]
The ID data request receiving step S305, the ID data transmitting step S306, and the ID data receiving step S307 correspond to S204 to S206, respectively, and perform the same operation.
[0079]
(S308) Parking determination step
Upon receiving the vehicle number 4 in the ID data receiving step S307, the roadside unit 12 causes the parking determination unit 17 to compare the received vehicle number 4 with the vehicle number 15 registered in the parking lot ID data registration unit 14. Then, it is determined whether or not the parking is annoying.
If the received vehicle number 4 does not match the vehicle number 15 registered in the parking lot ID data registration unit 14 (including the case where the vehicle ID data 4 is not received), it is determined that the vehicle 1 is in the annoying parking, The process proceeds to the warning generation step S309.
When the received vehicle number 4 and the vehicle number 15 registered in the parking lot ID data registration unit 14 match, it is determined that the vehicle 1 can be parked, and the process proceeds to the parking permission step S311.
[0080]
The warning generation step S309 corresponds to S208, and performs the same operation.
[0081]
(S310) Warning cancellation step
If there is a warning cancel operation by the user after the warning is generated in the warning generation step S309, the roadside unit 12 releases the warning by the warning canceling unit 20.
When canceling the warning, the process proceeds to the parking permission step S311.
If the warning is not canceled, the process proceeds to the vehicle or the like proximity detection step S303, and the warning is continuously generated until the vehicle 1 moves (the optical sensor 22 no longer detects the nearby vehicle 1).
[0082]
The parking permission step S311 corresponds to S210, and performs the same operation.
[0083]
(S312) Vehicle etc. sensing step
After the parking of the vehicle 1 in the parking permission step S311, the roadside unit 12 detects the approaching (parked) vehicle 1 by the optical sensor 22 even after the parking of the vehicle 1.
When the approaching (parked) vehicle 1 is sensed, the process stays at the vibration / tilt sensing step S312.
When the vehicle 1 moves (the optical sensor 22 stops detecting the approaching (parked) vehicle 1), the process shifts to the vehicle or the like detection step S303, and can cope with another vehicle.
[0084]
With the above configuration, it becomes possible to detect a nearby vehicle or the like. Therefore, when the vehicle is sensed and the vehicle ID data is not received, it is possible to determine that the vehicle is an annoying parking. It is possible to provide an annoying parking prevention device which can also prevent the trouble.
[0085]
(Fourth embodiment)
FIG. 7 is a block diagram of the annoying parking prevention device according to the fourth embodiment of the present invention.
[0086]
The roadside device 12 further has a vibration sensor 23. The control unit 13 has a vibration / inclination determination unit 24.
The vibration sensor 23 detects vibration generated by theft, destruction, mischief, or the like with respect to the roadside device 12. This detection is transmitted to the vibration / inclination determination unit 24, and a warning is generated by the speaker 18 and the lamp 19. The release of the warning by the warning release unit 20 is transmitted to the vibration / tilt determination unit 24, and the generation of the warning by the speaker 18 and the lamp 19 is released.
[0087]
FIG. 8 is a flowchart showing the operation of the annoying parking prevention device according to the fourth embodiment of the present invention. Hereinafter, the operation of the annoying parking prevention device of FIG. 7 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0088]
The vehicle ID data registration step S401 and the parking lot ID data registration step S402 correspond to S101 and S102, respectively, and perform the same operations.
[0089]
(S403) Vibration / tilt sensing step
In response to the registration of the vehicle number 15 in the parking lot ID data registration step S402, the roadside device 12 detects the vibration caused by theft, destruction, mischief, or the like with respect to the roadside device 12 by the vibration sensor 23.
When the vibration is detected, the process proceeds to a warning generation step S415.
When the vibration is not detected, the process proceeds to the proximity detecting step S404 for a vehicle or the like.
[0090]
(S404) Vehicle etc. sensing step
In response to the non-detection of the vibration in the vibration / tilt detection step S403, the roadside unit 12 detects the approaching vehicle 1 by the optical sensor 22. It is possible to cope with not only the vehicle 1 but also illegal dumping of oversized garbage.
If the approaching vehicle 1 is detected, the process proceeds to an ID data request transmission step S405.
When the approaching vehicle 1 is not detected, the process proceeds to the vibration / tilt sensing step S403.
[0091]
The ID data request transmission step S405, the ID data request reception step S406, the ID data transmission step S407, the ID data reception step S408, the parking determination step S409, and the warning generation step S410 correspond to S304 to S309, respectively. Do it.
[0092]
(S411) Warning cancellation step
If there is a warning cancel operation by the user after the warning is issued in the warning generation step S410, the roadside unit 12 cancels the warning by the warning canceling unit 20.
When canceling the warning, the process proceeds to the parking permission step S412.
If the warning is not canceled, the process proceeds to the vibration / tilt sensing step S403, and the warning is continuously generated until the vehicle 1 moves (the proximity of the vehicle 1 is no longer detected by the optical sensor 22).
[0093]
The parking permission step S412 corresponds to S311 and performs the same operation.
[0094]
(S413) Vibration / tilt sensing step
After the parking of the vehicle 1 in the parking permission step S412, even after the vehicle 1 is parked, the roadside unit 12 detects the vibration caused by theft, destruction, mischief, or the like with respect to the roadside unit 12 by the vibration sensor 23.
If the vibration is detected, the process proceeds to the warning generation step S415.
When the vibration is not detected, the process proceeds to a vehicle etc. detecting step S414.
[0095]
(S414) Vehicle etc. sensing step
The roadside device 12 detects the approaching (parked) vehicle 1 by the optical sensor 22 even after parking of the vehicle 1 in response to the non-detection of the vibration in the vibration / tilt sensing step S413.
When the approaching (parked) vehicle 1 is detected, the process proceeds to a vibration / tilt sensing step S413.
When the vehicle 1 moves (the optical sensor 22 no longer detects the approaching (parked) vehicle 1), the process proceeds to the vehicle or the like detection step S403, and the vehicle 1 can cope with another vehicle.
[0096]
(S415) Warning generation step
Upon receiving the vibration detected in the vibration / tilt sensing step S403 or S413, the roadside unit 12 issues a warning using the speaker 18 and the lamp 19 to prevent the roadside unit 12 from being stolen, destroyed, tampered, or the like.
[0097]
(S416) Warning cancellation step
If there is an operation for canceling the warning by the user after the warning is issued in the warning generation step S415, the roadside unit 12 cancels the generation of the warning by the warning canceling unit 20.
When canceling the warning, the process proceeds to the vibration / tilt sensing step S403.
If the warning is not canceled, the process proceeds to the warning generation step S415, and continues to be generated until the warning is canceled.
[0098]
With the above configuration, it is possible to provide an annoying parking prevention device that can prevent theft, destruction, and mischief of the roadside device.
[0099]
In the fourth embodiment, the roadside device 12 of the third embodiment is provided with the vibration sensor 23 as the vibration / tilt detecting means. However, the vibration / tilt detecting means is also provided in the first and second embodiments. A configuration may be provided.
[0100]
(Fifth embodiment)
FIG. 9 is a perspective view of a roadside device according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is an example of use of the annoying parking prevention device according to the fifth embodiment of the present invention.
[0101]
The roadside unit 12 further has a solar cell 31, an anchor hole 32, and a drain / ventilation hole 33. The control unit 13 (not shown) operates based on, for example, the flowchart shown in any one of the first to fourth embodiments.
[0102]
Since the roadside device 12 includes the solar cell 31, the installation of a commercial power supply is unnecessary. The electric power generated by the solar cell 31 is used as driving power for the roadside unit 12 through a storage battery (not shown) and a constant voltage circuit (not shown).
[0103]
Since the roadside device 12 has the anchor holes 32, the roadside device 12 can be easily and firmly fixed. Further, by increasing the rigidity of the outer frame (made of resin, ceramic, or metal), it can be used as a wheel stopper.
In addition, the number and position of the anchor holes 32 can be appropriately changed.
[0104]
In addition, since the roadside device 12 has the drainage / ventilation hole 33, it is possible to drain the water that has entered the determiner 12 and to radiate heat of the internal components.
The number and positions of the drain / vent holes 33 can be changed as appropriate.
[0105]
Each embodiment has been described along with an example in which the vehicle ID of the parkable vehicle is used as the vehicle ID data 4 and the parking lot ID data 15. Any data that can be used to determine if For example, the address of the parking lot 11, the number unique to the determiner 12, the personal data (birth date, telephone number, etc.) of the vehicle 1 or the owner of the parking lot 11 can be suitably used.
[0106]
In addition, by registering a plurality of data as the vehicle ID data 4 and the parking lot ID data 15, it is possible to park a plurality of vehicles in one parking lot or to park one vehicle in a plurality of parking lots. You can do it.
[0107]
In each of the embodiments, the electromagnetic wave is used. However, any wavelength may be used as long as the vehicle ID data 4 and the ID data request 21 can be transmitted and received. Preferably, infrared rays, microwaves and the like can be suitably used.
[0108]
In each of the embodiments, the vehicle-mounted device is the ID plate 2 installed outside the vehicle. However, the vehicle-mounted device may be any device that can transmit and receive the vehicle ID data 4 and the ID data request 21 to and from the roadside device 12. For example, the vehicle-mounted device may be installed inside the vehicle, the main body may be installed inside the vehicle, and a transmission device or the like may be partially installed outside the vehicle, or may be a car navigation device or the like. A device having the function of the ETC device may also be used.
[0109]
In each embodiment, the speaker 18 and the lamp 19 have both functions of a notification unit and a warning generation unit, but the notification unit and the warning generation unit may be different devices.
[0110]
Although the speaker 18 is used as the notification means and the warning generation means, a warning sound is generated, and a device that can prevent annoying parking, notify parking permission, and prevent theft, destruction, and mischief of the roadside device 12 can be used. I just need. For example, a buzzer, a bell, a sound generating device, or a combination thereof can be suitably used. Further, the type, volume, generation time, and the like of the warning sound can be appropriately set and changed.
[0111]
Although the lamp 19 is used as the notification means and the warning generation means, a warning light is generated, and a device capable of preventing annoying parking, notifying of a parking permission, and preventing theft, destruction, and mischief of the roadside device 12 is provided. I just need. For example, a light emitting diode, a filament type lamp, or a combination thereof can be suitably used. Further, the type, the light amount, the generation time, and the like of the warning light can be appropriately set and changed.
[0112]
For example, in a place / time zone where there is a concern about noise pollution, a warning may be generated only by the warning light of the lamp 19.
[0113]
In each embodiment, the speaker 18 and the lamp 19 are used as the notification unit to notify the parking permission. However, any device that can notify the driver of the vehicle 1 that the parking is permitted is acceptable.
For example, in a place / time zone where there is a concern about noise pollution, parking may be permitted only by the parking permission light of the lamp 19. Further, the fact that parking is permitted may not be notified. The type, volume, generation time, and the like of the permitted sound can be appropriately set and changed.
Similarly, the type, amount of light, generation time, and the like of the permission light can be appropriately set and changed. Further, the parking permission may be displayed on a car navigation device installed in the vehicle 1 or the like.
[0114]
In each embodiment, the speaker 18 and the lamp 19 are used as the notification means to notify that the parking is annoying. However, any means that can notify that the parking is annoying and prevent the annoying parking may be used. For example, in the case of a malicious situation such as an annoying parking for a long time, the police or a security company may be contacted.
[0115]
In each embodiment, the optical sensor 22 is used as the vehicle or the like sensing means, but any means that can sense a nearby vehicle or the like (an annoying parking act or a parking act or an illegal dumping of oversized garbage). Preferably, an optical sensor, an ultrasonic sensor, or the like is suitably used.
[0116]
In each of the embodiments, the vibration sensor 23 is used as the vibration / tilt sensing means. However, any means for detecting vibration or inclination caused by theft, destruction, mischief, or the like with respect to the roadside unit 12 may be used. Preferably, a vibration sensor, a tilt sensor, a combination thereof, or the like can be suitably used.
[0117]
In each embodiment, the power source may be a combination of the solar battery 31 and the secondary battery, a primary battery, or a commercial power source. Further, a plurality of combinations may be used. When a battery-type power supply (a primary battery or a combination of a solar battery 31 and a secondary battery) is used and a commercial power supply is not used, a commercial power supply facility is not required, so that the determination device 12 can be easily installed. Also, it can be used at the time of power failure. Also, electricity bills can be saved.
[0118]
In each embodiment, the roadside device 12 may include a power switch (not shown) using a password or a method using a key. If the power is turned off after parking, power saving of the roadside device 12 is achieved. Even when the power is off, the vibration sensor (vibration / tilt sensing means) 23 operates, and if the power is turned on by detecting the vibration, theft, destruction, and mischief of the parked roadside unit 12 can be prevented. it can.
[0119]
The roadside device 12 in each embodiment has external input / output means (not shown) that can be connected to a computer. As a result, data can be exchanged and shared between the plurality of roadside units 12. Therefore, a plurality of roadside devices 12 can be managed collectively, and more advanced parking lot management becomes possible.
[0120]
The roadside device 12 in each embodiment is provided with waterproof measures (not shown) for all of the internal components. This leads to prevention of failure, function deterioration, and malfunction due to flooding. Accordingly, it is possible to cope with various weather conditions such as rainy weather, snowfall, and rising water, and it is possible to provide a determiner suitable for long-term outdoor use. In addition, it can be used at the berth of a ship.
[0121]
The whole or a part of the surface of the roadside unit 12 in each embodiment is covered with a film having a photocatalytic function. As a result, it is possible to remove dirt adhering to the surfaces of the communication unit 16, the speaker 18, the lamp 19, and the solar cell 31 without maintenance, and to prevent failure, deterioration of function, and malfunction of the roadside device 12 due to dirt adhering. it can. In addition, the aesthetic appearance of the roadside device 12 can be maintained. Therefore, the roadside device 12 suitable for long-term outdoor use can be provided.
[0122]
It should be noted that the present invention is not limited only to the above-described embodiment, and various changes can be made without departing from the gist of the present invention. For example, in FIG. 9, the layout of each device of the roadside unit 12 can be changed as appropriate.
[0123]
【The invention's effect】
According to the annoying parking prevention device according to claim 1 of the present invention, by transmitting and receiving ID data by electromagnetic waves and determining whether or not it is annoying parking, an annoying parking prevention device usable in a parking available area. Can be provided.
[0124]
According to the annoying parking prevention device of the second aspect of the present invention, the operation of the vehicle-mounted device can be minimized.
[0125]
According to the annoying parking prevention device of the third aspect of the present invention, the operation of the roadside device can be minimized by sensing a nearby vehicle or the like. In addition, it is possible to cope with annoying parking vehicles without an on-board unit or illegal dumping of oversized garbage.
[0126]
According to the annoying parking prevention device of the fourth aspect of the present invention, theft, destruction, mischief, and the like of the roadside device can be prevented.
[0127]
According to the annoying parking prevention device of the fifth aspect of the present invention, wiring of a commercial power supply is unnecessary, and an annoying parking prevention device having a roadside device that can be easily installed in various places can be provided. Also, it can be used at the time of power failure. Also, electricity bills can be saved.
[0128]
According to the annoying parking prevention device according to the sixth aspect of the present invention, it is possible to provide an annoying parking prevention device that can be connected to a computer and can perform more advanced parking lot management.
[0129]
According to the annoying parking prevention device of the seventh aspect of the present invention, it is possible to provide an annoying parking prevention device having a roadside device that can be easily fixed to a parking lot and is also used as a wheel clasp.
[0130]
According to the nuisance parking prevention device according to claim 8 of the present invention, since all the internal parts are waterproofed, failures, deterioration of functions and malfunctions due to flooding can be prevented, and long-term use outdoors. And a junk parking preventing device having a suitable roadside device can be provided.
[0131]
According to the nuisance parking prevention device according to the ninth aspect of the present invention, it is possible to provide a nuisance parking prevention device having a roadside device that can maintain a beautiful appearance by preventing breakdown, function deterioration, and malfunction due to adhesion of dirt.
[0132]
Throughout the present invention, it is possible to provide an annoying parking prevention device that can prevent annoying parking in an area where parking is possible, such as a private parking lot or a monthly parking lot.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an annoying parking prevention device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing an operation of the annoying parking prevention device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram of an annoying parking prevention device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing an operation of the annoying parking prevention device according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a block diagram of a junk parking prevention device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart showing an operation of the annoying parking prevention device according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a block diagram of a junk parking prevention device according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a flowchart showing the operation of the annoying parking prevention device according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a perspective view of a roadside device according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing an example of use of the annoying parking prevention device according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a perspective view of a warning device described in Patent Document 1.
[Explanation of symbols]
1 vehicle (automobile)
2 ID plate (vehicle unit)
3 vehicle ID data registration unit (vehicle ID data registration means)
4 Vehicle number (vehicle ID data)
5 Communication unit (communication means)
11 parking lots
12 Roadside unit
13 Control unit
14 parking lot ID data registration part (parking lot ID data registration means)
15 vehicle number (parking lot ID data)
16 Communication unit (communication means)
17 parking judgment part (parking judgment means)
18 Speaker (notification means, warning generation means)
19 lamp (notification means, warning generation means)
20 Warning release section
21 ID data request
22 Optical sensors (vehicle and other sensing means)
23 Vibration sensor (vibration / tilt sensing means)
24 Vibration / inclination determination unit
31 solar cells
32 Anchor hole (mounting means)
33 Drain / Ventilation Hole

Claims

An inconvenience parking prevention device including a vehicle-mounted device installed in a vehicle and a roadside device installed in a parking lot,
The vehicle-mounted device,
Vehicle ID data registration means for registering vehicle ID data for identifying the vehicle,
Communication means for transmitting the vehicle ID data registered by the vehicle ID data registration means,
The roadside device,
Parking lot ID data registration means for registering parking lot ID data for identifying the parking lot,
Communication means for receiving the vehicle ID data transmitted by the communication means of the vehicle-mounted device,
Parking determining means for comparing the vehicle ID data received by the communication means with the parking lot ID data registered by the parking lot ID data registering means to determine whether or not the parking is annoying; ,
Notification means for notifying the determination result obtained by the parking determination means,
An annoying parking prevention device comprising:

The communication means of the roadside unit,
Transmitting an ID data request, which is data requesting transmission of the vehicle ID data, to the vehicle-mounted device;
The communication means of the vehicle-mounted device,
2. The annoyance according to claim 1, wherein the vehicle ID data registered by the vehicle ID data registration unit is transmitted by receiving the ID data request transmitted by the communication unit of the roadside unit. Parking prevention device.

The roadside device,
It has a vehicle or the like detecting means for detecting a nearby vehicle or the like,
3. The annoying parking prevention device according to claim 2, wherein the communication unit of the roadside unit transmits the ID data request by detecting a nearby vehicle or the like by the vehicle or the like detection unit. 4.

The roadside device,
Vibration / tilt sensing means for detecting vibration, tilt, etc.,
Warning generation means for generating a warning when vibration or inclination generated in the roadside device is detected by the vibration / inclination detection means,
The annoying parking prevention device according to any one of claims 1 to 3, further comprising:

The roadside device,
The annoying parking prevention device according to any one of claims 1 to 4, wherein the device operates on a battery-powered power supply.

The roadside device,
6. The annoying parking prevention device according to claim 1, further comprising external input / output means connectable to a computer.

The roadside device,
The annoying parking prevention device according to any one of claims 1 to 6, further comprising an attachment means for fixing the parking lot with an anchor, and being used as a wheel stopper.

The roadside device,
8. The annoying parking prevention device according to claim 1, wherein a waterproof measure is applied to all of the internal parts.

The roadside device,
9. The annoying parking prevention device according to claim 1, wherein the whole or a part of the surface is covered with a film having a photocatalytic function.