JP2004178363A - Terminal device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のメニュー項目を表示する表示画面を有する端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特に携帯電話機のような、表示画面サイズが比較的小さい端末装置では、種々の機能を選択するために階層的なメニュー構造を採用しているのが一般的である。メニュー構造の階層の深いところに位置づけられたメニュー項目は、そこにたどり着くまでに煩雑な操作を必要とするだけでなく、直ちにその在処が分からないという問題がある。また、どの機能を頻繁に利用するかはユーザによっても異なる。
【0003】
そこで、一般にユーザ専用のメニュー画面(カスタムメニュー画面という)を設け、ユーザが選択する任意のメニュー項目をこのカスタムメニュー画面に追加することにより、使用頻度の高いメニュー項目を直ちに選択できるようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、カスタムメニューへのメニュー項目の追加はユーザがいちいち手動操作で行わなければならなかった。また、一旦カスタムメニューに項目が追加された後、そのメニュー項目は手動操作で削除されるまではその画面内にとどまり、メニュー項目が増えていくと、カスタムメニュー画面といえども操作性(使い勝手)が良好ではなくなるという問題があった。
【0005】
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、メニュー項目の使用頻度に応じて、メニュー画面の利用のし易さを改善することができる端末装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、カスタムメニュー画面に属するメニュー項目を自動的に更新することができる端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による端末装置は、複数のメニュー項目を含むメニュー画面を表示する端末装置において、前記複数のメニュー項目をメニュー画面に表示する手段と、メニュー項目の使用頻度情報を収集する手段と、各メニュー項目の使用頻度情報に基づいて、メニュー画面内の各メニュー項目の表示態様を変化させる手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
この端末装置では、ユーザがメニュー画面内のメニュー項目を選択する操作に伴って、各メニュー項目の使用頻度情報が収集される。さらに、各メニュー項目の使用頻度情報に基づいてその表示態様が変化する。すなわち、ユーザが端末装置を使用するにつれて、メニュー項目毎の使用頻度が学習され、この結果が各メニュー項目の表示態様に反映される。特に、使用頻度に応じて表示態様の変化の程度を変えることにより、使用頻度の高いメニュー項目を目立たせることができる。これによって、メニュー画面の利用のし易さを改善することができる。
【0009】
前記表示形態としては、メニュー項目を構成する文字の大きさ、色、点滅周期、表示順序、メニュー項目の動きの少なくとも一つである。
【0010】
前記使用頻度情報に基づいて、メニュー画面内でのメニュー項目の表示順序を変更することも可能である。例えば、使用頻度の高いメニュー項目の順序を先にすることができる。
【0011】
本発明による他の端末装置は、階層的なメニュー構造を有する操作メニューを表示する端末装置において、ユーザ専用のカスタムメニュー画面を表示する手段と、メニュー項目の使用頻度情報を収集する手段と、各メニュー項目の使用頻度情報に基づいて、前記カスタムメニュー画面に属していないメニュー項目を前記カスタムメニュー画面に自動的に追加する手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
この端末装置では、各メニュー項目の使用頻度が上がることによって当該メニュー項目をカスタムメニューに自動追加する。よって、ユーザが装置を使い込むにつれて、よく使うメニュー項目が自動的にカスタムメニューに追加されていく。したがって、ユーザが手動でカスタムメニューに追加するための設定操作を行う必要がなくなる。
【0013】
前記各メニュー項目の使用頻度情報に基づいて、比較的使用頻度の低いメニュー項目を自動的に削除する手段をさらに備えてもよい。すなわち、この場合、使用頻度が所定のレベルより低下したときにはユーザの手動操作の必要なく自動的にメニュー項目がカスタムメニューから削除される。
【0014】
本発明によるさらに他の端末装置は、複数のメニュー項目を含むメニュー画面を表示する端末装置において、前記複数のメニュー項目をメニュー画面に表示する手段と、メニュー項目の使用頻度情報を収集する手段と、各メニュー項目の使用頻度情報に基づいて、メニュー画面内の各メニュー項目に対して、使用頻度が高いほど変化周波数が高くなるように、動きを与える手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
この端末装置では、各メニュー項目の使用頻度に応じてメニュー画面内に表示されるメニュー項目に動きを与え、使用頻度が高いほど、各メニュー項目の動きが速くなるようにする。これによって、使用頻度の高いメニュー項目を目立たせることができる。
【0016】
本発明は、上記のような各端末装置の動作を実現するためのコンピュータプログラムまたはこれを格納した記録媒体として把握することも可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態では、本発明の端末装置(以下、単に端末ともいう)として携帯電話機のような携帯端末を例に説明する。但し、本発明は携帯端末に限定されるものではなく、広く、メニューを表示する表示画面を有する端末装置に適用可能である。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯端末の外観を示している。この携帯端末100は、いわゆる折り畳み(二つ折り)式の機種であるが、本発明はこれに限定されるものではない。その本体は、ヒンジ部13を介して互いに揺動可能に結合された第1の筐体11と第2の筐体12からなる。第1の筐体11の内側の主要面にはテンキーや各種の操作キー、ジョグダイヤル等からなる操作部16が配置され、その下部にマイクロフォン14が配置されている。第2の筐体12の内側の主要面には液晶ディスプレイのような表示部23が配置され、その上部にスピーカ20が配置されている。この例では、アンテナ21は第2の筐体12側に設けられている。
【0019】
図2に、携帯端末100の一般的な概略構成を示す。この携帯端末100は、電話およびデータ通信機能に関連した部位として、アンテナ200、アンテナ共用器としてのデュプレクサ201、受信部(RX)202、送信部(TX)203、DSP(Digital Signal Processor)204、スピーカ205、マイク206、イヤレシーバ207を備えている。端末100は、さらに、この端末の制御に関連した部位として、制御部208、表示部209、操作部211、ROM213、RAM214を有する。制御部208は、中央処理装置(CPU)を含み、本発明における、メニュー項目の使用頻度情報を収集する手段、メニュー画面内の各メニュー項目の表示態様を変化させる手段、その他、関連する手段として機能する。操作部211は、各種キーやボタン、ダイヤル等に相当する。ROM213は、本実施の形態の後述する動作を実現するための制御プログラムおよび固定的なデータ等が格納されている不揮発性のメモリである。RAM214は、CPUが使用する、データの一時記憶領域および作業領域を提供するメモリである。
【0020】
図3に、携帯端末100のメニュー画面400の表示例を示す。このメニュー画面400は、画面左側に種々のメニューを切り替えるためのアイコン401〜404が表示されている。アイコン401は、カスタムメニューを示し、ユーザがこれを指定すると、メニュー項目エリア411にカスタムメニューのメニュー項目が表示される。アイコン402は、メニュー項目エリア411に電話関連の設定を行うためのメニュー項目を表示させるためのものである。アイコン403は、メニュー項目エリア411に各種のツール(例えば、ウェブブラウズ、Eメール、スケジュール表、メモ帳、アドレス帳、電卓等)のメニュー項目を表示させるためのものである。アイコン404は、メニュー項目エリア411に、上記電話関連以外の各種設定(マナーモード、セキュリティ等)のメニュー項目を表示させるためのものである。なお、メニュー画面400のメニュー項目エリア411の上部には、現在選択されているメニュー項目群のタイトルを表示するタイトルエリア410が設けられている。図の例では、カスタムメニューが選択されている状態を示している。
【0021】
図3(a)に示したカスタムメニューのメニュー項目エリア411内には、メニュー項目として、「ウェブブラウズ」、「Eメール」、アドレス張」が表示されている。これらのメニュー項目は、本実施の形態では、ユーザがよく使用するメニュー項目としてカスタムメニュー内に自動的に登録されたものである。図3(b)は、さらに、ユーザがよく使用するメニュー項目として、「メモ帳」が追加された様子を示している。「よく使用する」とは使用頻度が高いという意味である。そのために、本実施の形態では、各メニュー項目の使用頻度が常時監視される。その結果、カスタムメニュー以外のメニュー画面から選択されたメニュー項目について、その使用頻度が所定の程度を越えたときには、当該メニュー項目は自動的にカスタムメニューに追加される。本発明において「自動的に」とはシステム主導でという意味であり、ユーザの了解を得て実行する場合も含むものとする。事前にユーザの了解を得ない場合には、追加の後、ユーザにその旨を知らせるようにしてもよい。
【0022】
本実施の形態では、このようにカスタムメニューの項目の追加を自動的に行うだけでなく、次のようにメニュー項目の表示形態をその使用頻度に応じて変化させる。「表示形態」としては、文字の大きさ(フォントサイズ)、色、点滅周期、表示順序、メニュー項目の動き等、種々のものが考えられる。
【0023】
図4に、表示形態として文字の大きさを採用した表示例を示す。図4(a)の例では、使用頻度が高いほど、文字の大きさを大きく表示している。なお、実際の文字サイズの制御は相対的に使用頻度の高いメニュー項目の文字サイズが使用頻度の低いメニュー項目の文字サイズより大きくなればよい。すなわち、使用頻度の高いメニュー項目の文字サイズを大きくする操作だけでなく、使用頻度の低いメニュー項目の文字サイズを小さくする操作を併用してもよい。また、文字サイズの変化は複数段階とし、これらの各段階に使用頻度を分類して割り付ける。
メニュー画面内の任意のメニュー項目は、反転表示、ハイライト表示、カーソル表示などの任意の表示形態で選択され、ユーザによるキーやジョグダイヤル等の操作により、その選択を移動、確定するようになっている。
【0024】
図4(b)の例では、文字サイズの変更だけでなく、メニュー項目の表示順序(配置順序)も変更している。すなわち、この例では、使用頻度の高いメニュー項目を上側に配置するように表示順序を制御している。文字サイズの変更を行わずに、メニュー項目の表示順序だけを制御するようにすることも可能である。
【0025】
図5は、メニュー画面内のメニュー項目の表示形態を、その使用頻度に応じて時間とともに変化させる例を示す。
【0026】
図5(a)は、メニュー項目を、メニュー画面内で周期的に左右動(振動)させる例を示す。左右動の範囲は、視認性の観点から、好ましくはメニュー画面の横幅内とすることができる。但し、デザイン的な面白さやダイナミックな表現としては、若干はみ出すような動きも可能である。その振動の周波数は使用頻度が高いほど高くする。但し、最速でも視認可能な程度の周波数とする。メニュー画面内では、通常、メニュー項目の使用頻度に応じて、振動の周波数が異なるメニュー項目が混在することになる。すなわち、使用頻度の高いメニュー項目ほど”元気”に動くので、目立つことになる。
【0027】
図5(b)は、使用頻度に応じて、メニュー項目をメニュー画面内で周期的に上下動(振動)させる例を示す。上下動の範囲は、視認性の観点から、好ましくはメニュー画面の隣(上下)のメニュー項目との境界の範囲内とする。但し、この場合も境界をはみ出すような動きを行わせることも可能である。その振動の周波数は使用頻度が高いほど高くする。
【0028】
図5(c)は、メニュー項目を周期的に点滅させる例を示す。その点滅の周波数は使用頻度が高いほど高くする。本実施の形態では、「点滅」とは、広く、表示色を変化させたり、フェイドアウト/フェイドインを繰り返したりすることも含むものとする。
【0029】
図5(d)は、使用頻度に応じて、メニュー項目をメニュー画面内で周期的に変倍させる例を示す。変倍の範囲は、視認性の観点から、横方向においては好ましくはメニュー画面の横幅、縦方向においては隣のメニュー項目との境界の範囲内とする。但し、この場合も境界をはみ出すような動きを行わせることも可能である。その変倍の周波数は使用頻度が高いほど高くする。
【0030】
図5(e)は、使用頻度に応じて、メニュー画面内でメニュー項目に対して周期的にゆらぎを与える例を示す。ここでいう「ゆらぎ」とは、単なる左右動、上下動ではなく、文字列が波打ったり、湾曲したりする動作をいう。ゆらぎの周波数は使用頻度が高いほど高くする。
【0031】
図5(a)〜(e)のいずれの表示形態も既存の表示技術を用いて実現可能である。図5に示した文字列の時間に伴う表示形態の変化は、図6(a)(b)(c)に示すように、使用頻度の程度に応じて、例えば、変換周期を3段階(T1,T2,T3)に変化させる。但し、本発明は3段階に限るものではなく、2段階であっても、あるいは、4段階以上であってもよい。図6に示した変化は直線的(リニア)としたが、非直線的であっても構わない。変化の周期は一定としたが、平均的な周期が大、中、小と定まれば、必ずしも周期は一定でなくてもよい。
【0032】
図7に、本実施の形態におけるメニュー画面の表示に関連した処理をフローチャートを示す。この処理は、図2の制御部208の制御により実現される。
【0033】
まず、待ち受け画面S11において、ユーザのメニュー操作があると、この操作に応じた処理を行う(S12)。その後、このメニュー項目が何であるかを判別する(S13)。
【0034】
選択されたメニュー項目に応じて、そのメニュー項目の使用頻度F1,F2,F3を更新する(S1,S15,S16)。ここでの「使用頻度」は、使い始めからの累積の使用回数のカウント値(またはこれに相当する値)、または、所定の期間内の使用回数の合計値(またはこれに相当する値)である。ここで「相当する値」とは、生の値に対して係数を掛ける等の処理を行った後の値である。
【0035】
累積の使用回数を用いる場合には、その生の使用回数を使用頻度として用いてもよいが、好ましくは、生の使用回数を正規化する等により使用頻度を算出する。正規化の方法としては、例えば、最も使用頻度の高いメニュー項目の使用回数で各メニュー項目の使用回数を除算する等が考えられる。この場合最も高いメニュー項目の使用頻度が1となり、他のメニュー項目の使用頻度は1に対する使用頻度の比率(1より小)となる。
【0036】
所定の期間内の使用回数の場合には、例えば1日毎の使用回数を一定期間(例えば30日分)保持しておき、その一定期間を毎日更新して(ずらして)その期間内の使用回数の集計をすることにより使用頻度を更新する。
【0037】
このようにして更新された使用頻度Fxが第1のレベルL1を超えたかどうかを判定する(S17)。レベルL1を超えた場合、そのメニュー項目がカスタムメニューに既に存在しているかどうかをチェックする(S18)。存在していなければ、そのメニュー項目をカスタムメニューに追加する(S19)。ついで、使用頻度Fxの大きさを判別する(S20)。Fx<L2(但し、L1<L2)であれば、そのメニュー項目を変化周波数小の表示形態とする(S21)。L2≦Fx<L3(但し、L2<L3)であれば、そのメニュー項目を変化周波数中の表示形態とする(S22)。L3≦Fxであれば、そのメニュー項目を変化周波数大の表示形態とする(S23)。その後、ステップS11に戻る。
【0038】
この処理では、一旦カスタムメニューに追加されたメニュー項目は、その後使用しなくなったとしても、ユーザが手動操作で削除しない限りカスタムメニュー内に残存する。そうすると、カスタムメニュー内のメニュー項目数が増大する一方となり、却って不便となるおそれがある。そこで、図8に、この点を改善した変形例の処理のフローチャートを示す。図8の処理は図7の処理と基本的には同じであり、同じステップには同じ参照符号を付してある。図7の処理と異なる点は、ステップS17のNo分岐の後に、そのメニュー項目がカスタムメニュー内に存在するか否かを確認するステップS24と、このステップで存在が確認されたときに当該メニュー項目をカスタムメニューから削除するステップS25とを追加したことである。この処理により、カスタムメニュー内の使用頻度が低下したメニュー項目を自動的にカスタムメニュー内から削除することが可能となる。これによって、使用頻度が低下したメニュー項目がいつまでもカスタムメニュー内に残り続ける弊害を防止することができる。勿論、その後、当該メニュー項目はその使用頻度が上がれば再度自動的にカスタムメニューに追加される。
【0039】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更が可能である。例えば、使用頻度に応じたカスタムメニューの項目の追加/削除と、メニュー項目の表示形態の変化とは必ずしも併用する必要はなく、それぞれ、独立に実施することも可能である。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、各メニュー項目の使用頻度情報に基づいて、メニュー画面内の各メニュー項目の表示態様を変化させることにより、よく使うメニュー項目を目立たせることができる。これによって、装置の使い勝手を向上させることができる。特に、表示態様の変化として、メニュー項目の表示に動きを与えることにより、使用して楽しいメニュー画面を提供することができる。
【0041】
また、各メニュー項目の使用頻度情報に基づいて、メニュー項目をカスタムメニュー画面に自動的に追加することにより、ユーザの手動による追加操作を行う必要なく、各ユーザに対応してカスタムメニューの内容を更新することが可能となる。したがって、各ユーザは自己のカスタムメニューで大半の用が足りてしまうようになる。また、使用頻度に応じてメニュー項目の自動追加だけでなく自動削除も行うことにより、カスタムメニューの内容を、常に、ユーザがその時々でよく使っているメニュー項目だけに保つことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯端末の外観を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における携帯端末の一般的な概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における携帯端末のメニュー画面の表示例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における表示形態として文字の大きさを採用した表示例を示す図である。
【図5】メニュー画面内のメニュー項目の表示形態を、その使用頻度に応じて時間とともに変化させる例を示す図である。
【図6】図5に示した文字列の時間に伴う表示形態の変化の例を示すグラフである。
【図7】本発明の実施の形態におけるメニュー画面の表示に関連した処理をフローチャートである。
【図8】図7に示した処理の変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11…第1の筐体、12…第2の筐体、14…マイクロフォン、16…操作部、20…スピーカ、21…アンテナ、23…表示部、100…携帯端末、400…メニュー画面、401〜404…アイコン、410…タイトル、411…メニュー項目[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a terminal device having a display screen for displaying a plurality of menu items.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a terminal device having a relatively small display screen size, such as a mobile phone, generally employs a hierarchical menu structure for selecting various functions. A menu item positioned deep in the menu structure not only requires a complicated operation before reaching the menu item, but also has a problem that its location is not immediately known. Also, which functions are frequently used also differs depending on the user.
[0003]
Therefore, a menu screen dedicated to the user (referred to as a custom menu screen) is generally provided, and an arbitrary menu item selected by the user is added to the custom menu screen so that a frequently used menu item can be immediately selected. .
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, adding a menu item to a custom menu has to be performed manually by the user. In addition, once an item is added to the custom menu, the menu item remains in the screen until it is manually deleted, and as the number of menu items increases, the operability (usability) of the custom menu screen is improved. Was not good.
[0005]
The present invention has been made in such a background, and an object of the present invention is to provide a terminal device that can improve the ease of use of a menu screen according to the frequency of use of menu items.
[0006]
Another object of the present invention is to provide a terminal device that can automatically update a menu item belonging to a custom menu screen.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A terminal device according to the present invention is a terminal device that displays a menu screen including a plurality of menu items, a unit that displays the plurality of menu items on a menu screen, a unit that collects usage frequency information of the menu items, Means for changing the display mode of each menu item in the menu screen based on the use frequency information of the item.
[0008]
In this terminal device, usage frequency information of each menu item is collected in accordance with the operation of the user selecting a menu item in the menu screen. Further, the display mode changes based on the use frequency information of each menu item. That is, as the user uses the terminal device, the use frequency of each menu item is learned, and the result is reflected in the display mode of each menu item. In particular, by changing the degree of change of the display mode in accordance with the frequency of use, menu items that are frequently used can be made to stand out. As a result, the usability of the menu screen can be improved.
[0009]
The display form is at least one of the size, color, blinking cycle, display order, and movement of the menu item.
[0010]
It is also possible to change the display order of the menu items on the menu screen based on the use frequency information. For example, menu items that are frequently used can be ordered first.
[0011]
Another terminal device according to the present invention is a terminal device that displays an operation menu having a hierarchical menu structure, a means for displaying a custom menu screen dedicated to a user, a means for collecting usage frequency information of a menu item, Means for automatically adding a menu item that does not belong to the custom menu screen to the custom menu screen based on the usage frequency information of the menu item.
[0012]
In this terminal device, as the frequency of use of each menu item increases, the menu item is automatically added to the custom menu. Therefore, frequently used menu items are automatically added to the custom menu as the user uses the device. Therefore, there is no need for the user to manually perform a setting operation for adding to the custom menu.
[0013]
The apparatus may further include means for automatically deleting a menu item having a relatively low use frequency based on the use frequency information of each of the menu items. That is, in this case, when the use frequency falls below a predetermined level, the menu item is automatically deleted from the custom menu without the need for manual operation by the user.
[0014]
Still another terminal device according to the present invention is a terminal device that displays a menu screen including a plurality of menu items, a unit that displays the plurality of menu items on a menu screen, and a unit that collects usage frequency information of the menu items. Means for giving a motion to each menu item in the menu screen based on the use frequency information of each menu item, so that the change frequency increases as the use frequency increases.
[0015]
In this terminal device, a movement is given to a menu item displayed in a menu screen in accordance with the frequency of use of each menu item, and the higher the frequency of use, the faster the movement of each menu item. This makes it possible to highlight frequently used menu items.
[0016]
The present invention can be understood as a computer program for realizing the operation of each terminal device as described above or a recording medium storing the computer program.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the present embodiment, a mobile terminal such as a mobile phone will be described as an example of a terminal device (hereinafter, also simply referred to as a terminal) of the present invention. However, the present invention is not limited to a portable terminal, but can be widely applied to a terminal device having a display screen for displaying a menu.
[0018]
FIG. 1 shows an appearance of a portable terminal according to an embodiment of the present invention. The
[0019]
FIG. 2 shows a general schematic configuration of the
[0020]
FIG. 3 shows a display example of the menu screen 400 of the
[0021]
In the
[0022]
In the present embodiment, in addition to automatically adding the items of the custom menu as described above, the display form of the menu items is changed according to the use frequency as follows. As the "display form", various things such as character size (font size), color, blinking cycle, display order, movement of menu items, and the like can be considered.
[0023]
FIG. 4 shows a display example in which the size of characters is adopted as the display mode. In the example of FIG. 4A, the larger the frequency of use, the larger the character size is displayed. It should be noted that the actual control of the character size may be such that the character size of the relatively frequently used menu item is larger than the character size of the less frequently used menu item. That is, not only the operation of increasing the character size of the frequently used menu item but also the operation of decreasing the character size of the less frequently used menu item may be used together. The change in the character size is performed in a plurality of stages, and the use frequency is classified and assigned to each of these stages.
An arbitrary menu item in the menu screen is selected in an arbitrary display form such as reverse display, highlight display, cursor display, and the like, and the selection is moved and confirmed by a user's operation of a key, a jog dial, or the like. I have.
[0024]
In the example of FIG. 4B, not only the character size is changed, but also the display order (arrangement order) of the menu items is changed. That is, in this example, the display order is controlled so that the frequently used menu items are arranged on the upper side. It is also possible to control only the display order of the menu items without changing the character size.
[0025]
FIG. 5 shows an example in which the display mode of the menu items in the menu screen is changed with time according to the frequency of use.
[0026]
FIG. 5A shows an example in which a menu item is periodically moved (vibrated) in the menu screen. From the viewpoint of visibility, the range of the lateral movement can be preferably within the horizontal width of the menu screen. However, as an interesting design or a dynamic expression, a movement that slightly protrudes is also possible. The frequency of the vibration increases as the frequency of use increases. However, the frequency is set such that it is visible at the highest speed. Usually, in the menu screen, menu items having different vibration frequencies are mixed in accordance with the frequency of use of the menu items. In other words, the more frequently used menu items move “energically”, the more they stand out.
[0027]
FIG. 5B shows an example in which a menu item is periodically moved up and down (vibrated) in the menu screen according to the frequency of use. The range of the vertical movement is preferably within the range of the boundary with the menu item next (up and down) on the menu screen from the viewpoint of visibility. However, in this case, it is also possible to perform a motion that goes beyond the boundary. The frequency of the vibration increases as the frequency of use increases.
[0028]
FIG. 5C shows an example in which a menu item is blinked periodically. The frequency of the blinking increases as the frequency of use increases. In the present embodiment, "blinking" broadly includes changing display colors and repeating fade-out / fade-in.
[0029]
FIG. 5D shows an example in which menu items are periodically scaled in the menu screen according to the frequency of use. From the viewpoint of visibility, the range of zooming is preferably within the horizontal width of the menu screen in the horizontal direction, and within the boundary between adjacent menu items in the vertical direction. However, in this case, it is also possible to perform a motion that goes beyond the boundary. The frequency of the scaling is increased as the frequency of use increases.
[0030]
FIG. 5E shows an example in which the menu items are periodically fluctuated in the menu screen according to the use frequency. The “fluctuation” here is not a simple horizontal movement and a vertical movement, but an operation in which a character string is wavy or curved. The frequency of the fluctuation increases as the frequency of use increases.
[0031]
5A to 5E can be realized by using existing display technology. As shown in FIGS. 6 (a), 6 (b) and 6 (c), the change in the display form of the character string over time shown in FIG. , T2, T3). However, the present invention is not limited to three stages, but may be two stages or four or more stages. Although the change shown in FIG. 6 is linear (linear), it may be non-linear. Although the cycle of the change is constant, the cycle does not necessarily have to be constant if the average cycle is determined to be large, medium, or small.
[0032]
FIG. 7 is a flowchart showing processing related to the display of the menu screen in the present embodiment. This process is realized by the control of the
[0033]
First, when the user performs a menu operation on the standby screen S11, a process corresponding to the operation is performed (S12). Then, it is determined what the menu item is (S13).
[0034]
In accordance with the selected menu item, the frequency of use F1, F2, F3 of the menu item is updated (S1, S15, S16). The “frequency of use” here is a count value (or a value equivalent thereto) of the number of times of use since the beginning of use, or a total value (or a value equivalent thereto) of the number of times of use within a predetermined period. is there. Here, the “corresponding value” is a value obtained by performing processing such as multiplying a raw value by a coefficient.
[0035]
When the cumulative use count is used, the raw use count may be used as the use frequency, but preferably, the use frequency is calculated by normalizing the raw use count. As a normalization method, for example, it is possible to divide the number of times of use of each menu item by the number of times of use of the most frequently used menu item. In this case, the use frequency of the highest menu item is 1, and the use frequency of the other menu items is the ratio of the use frequency to 1 (smaller than 1).
[0036]
In the case of the number of uses within a predetermined period, for example, the number of uses per day is held for a certain period (for example, 30 days), and the certain period is updated daily (shifted), and the number of uses within the period is shifted. The usage frequency is updated by calculating the total.
[0037]
It is determined whether the usage frequency Fx updated in this way has exceeded the first level L1 (S17). If the menu item exceeds the level L1, it is checked whether the menu item already exists in the custom menu (S18). If not, the menu item is added to the custom menu (S19). Next, the magnitude of the use frequency Fx is determined (S20). If Fx <L2 (where L1 <L2), the menu item is set to a display mode with a small change frequency (S21). If L2 ≦ Fx <L3 (where L2 <L3), the menu item is displayed in the changing frequency (S22). If L3 ≦ Fx, the menu item is set to a display mode with a large change frequency (S23). Then, the process returns to step S11.
[0038]
In this process, the menu item once added to the custom menu remains in the custom menu unless manually deleted by the user, even if the menu item is no longer used. Then, the number of menu items in the custom menu is only increasing, which may be inconvenient. Therefore, FIG. 8 shows a flowchart of a process of a modified example in which this point is improved. The processing in FIG. 8 is basically the same as the processing in FIG. 7, and the same steps are denoted by the same reference characters. The difference from the processing of FIG. 7 is that after the No branch of step S17, a step S24 for checking whether or not the menu item exists in the custom menu, and when the presence of the menu item is confirmed in this step, Is deleted from the custom menu. With this processing, it is possible to automatically delete a menu item whose use frequency has decreased in the custom menu from the custom menu. As a result, it is possible to prevent an adverse effect that the menu item whose use frequency has decreased remains in the custom menu forever. Of course, after that, the menu item is automatically added to the custom menu again when its use frequency increases.
[0039]
The preferred embodiment of the present invention has been described above, but various modifications and changes other than those described above are possible. For example, addition / deletion of an item of a custom menu according to the frequency of use and change of the display form of the menu item do not necessarily need to be used together, and they can be implemented independently of each other.
[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, frequently used menu items can be made more prominent by changing the display mode of each menu item in the menu screen based on the use frequency information of each menu item. Thereby, the usability of the device can be improved. In particular, by giving a movement to the display of the menu item as a change in the display mode, it is possible to provide a menu screen that is fun to use.
[0041]
In addition, the menu items are automatically added to the custom menu screen based on the usage frequency information of each menu item, so that the contents of the custom menu can be customized for each user without the need for the user to manually perform an additional operation. It can be updated. Thus, each user will need most of his custom menu. In addition, by performing automatic deletion as well as automatic addition of menu items according to the use frequency, it is possible to always keep the contents of the custom menu only in menu items frequently used by the user at each time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an appearance of a portable terminal according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a general schematic configuration of a portable terminal according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a display example of a menu screen of the mobile terminal according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a display example in which the size of characters is adopted as a display mode according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing an example in which the display form of a menu item in a menu screen is changed with time according to the frequency of use.
FIG. 6 is a graph showing an example of a change in a display mode of the character string shown in FIG. 5 with time.
FIG. 7 is a flowchart showing processing related to display of a menu screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a flowchart showing a modified example of the process shown in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記複数のメニュー項目をメニュー画面に表示する手段と、
メニュー項目の使用頻度情報を収集する手段と、
各メニュー項目の使用頻度情報に基づいて、メニュー画面内の各メニュー項目の表示態様を変化させる手段と、
を備えたことを特徴とする端末装置。In a terminal device that displays a menu screen including a plurality of menu items,
Means for displaying the plurality of menu items on a menu screen;
Means for collecting menu item use frequency information;
Means for changing the display mode of each menu item in the menu screen based on the usage frequency information of each menu item;
A terminal device comprising:
ユーザ専用のカスタムメニュー画面を表示する手段と、
メニュー項目の使用頻度情報を収集する手段と、
各メニュー項目の使用頻度情報に基づいて、前記カスタムメニュー画面に属していないメニュー項目を前記カスタムメニュー画面に自動的に追加する手段と、
を備えたことを特徴とする端末装置。In a terminal device that displays an operation menu having a hierarchical menu structure,
Means for displaying a user-specific custom menu screen;
Means for collecting menu item use frequency information;
Means for automatically adding a menu item that does not belong to the custom menu screen to the custom menu screen based on usage frequency information of each menu item,
A terminal device comprising:
前記複数のメニュー項目をメニュー画面に表示する手段と、
メニュー項目の使用頻度情報を収集する手段と、
各メニュー項目の使用頻度情報に基づいて、メニュー画面内の各メニュー項目に対して、使用頻度が高いほど変化周波数が高くなるように、動きを与える手段と、
を備えたことを特徴とする端末装置。In a terminal device that displays a menu screen including a plurality of menu items,
Means for displaying the plurality of menu items on a menu screen;
Means for collecting menu item use frequency information;
Means for giving a motion to each menu item in the menu screen based on the use frequency information of each menu item, so that the change frequency increases as the use frequency increases.
A terminal device comprising:
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