JP2004178073A - 通知メッセージ転送方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】通知メッセージの通知に付随して利用者に提供する情報提供において、利用者の経済性と利用者の情報ニーズに適合し得る通知メッセージ転送方法及び装置を提供する。
【構成】複数の利用者端末のうちの1つを転送先とする通知メッセージを受信し、該転送先のアドレスに対応する転送する通知メッセージ転送方法であり、少なくとも1つの情報提供者端末から少なくとも1つの提供情報片を受信して蓄積する。該複数の利用者端末の各々のアドレスに対応付けて、該利用者端末から予め送信される検索条件設定情報からキーワードを抽出しこれを検索キーとする検索条件を蓄積する。そして、該通知メッセージの受信に応じて、該通知メッセージの転送先のアドレスに対応する検索条件に従って、該蓄積された提供情報片の各々のうちから少なくとも1つの提供情報片を検索し、該少なくとも1つの提供情報片を該通信メッセージに挿入する。本発明による通知メッセージ転送装置は、かかる方法を実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者に対してクレジット利用等のイベントが発生したことを通知する通知メッセージを転送する通知メッセージ転送方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許公報第2836284号が示すように、従来、クレジットカードが利用されたことを、クレジットカードの利用者の携帯端末などに、電子メールで通知するという方法が提案されている。これは、利用者が店舗などでクレジットカードを利用した際にクレジットカード会社のセンターシステムにあらかじめ記録されている利用者の携帯端末のメールアドレスに対して、クレジットカードが利用されたことを電子メールで通知するものである。利用者宛に電子メールが送信されることで、利用者は自身が確かにクレジットカードを利用したということが確認でき、他の者による不正利用を防止することができるとする。
【0003】
しかし、かかる通知サービスでは、通知が電子メールを介しているために利用者に受信料負担が発生する。この受信料負担は、例えば、携帯電話の場合にはパケット単位に課金されるために、通知内容が僅かの情報量であるのに比してパケットの有効利用が図られず、対価を払う利用者にとってかかるサービスの利用を躊躇するものとなり、その普及が妨げられている。
【0004】
また、特開2002−163206号公報が示すように、通知メッセージに広告を追加する方法も提案されている。これは、利用者が、通知のカテゴリや送信日などを指定しておくと、そのカテゴリ別に登録されている広告などの情報が、利用者が求めている通知メッセージに付加されて、指定した送信日に電子メールとして送られてくるというものである。例えば、車検満期の旨の通知メッセージの場合には、○月○日に通知してほしいと登録しておくと、この車検満期の通知メッセージに車検満期というカテゴリに登録されている広告が追加挿入されて利用者の元に届く仕組みを提供している。しかし、かかる方法では、利用者は、付加してほしい情報をカテゴリという単位で指定することになり、必ずしも利用者の求める情報が得られるとは限らない。例えば、利用者がイメージするカテゴリと広告等の情報提供者がイメージするカテゴリが異なると、同じカテゴリ名でも異なる情報が含まれることになる。また、利用者は登録されたカテゴリの情報しか受け取ることができないし、同時に情報提供者も準備されたカテゴリの情報しか登録することができないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、通知メッセージの通知に付随して利用者に提供する情報提供において、利用者の経済性と利用者の情報ニーズに適合し得る通知メッセージ転送装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による通知メッセージ転送方法は、複数の利用者端末のうちの1つを転送先とする通知メッセージを受信し、該転送先のアドレスに対応する利用者端末に転送する通知メッセージ転送方法であり、少なくとも1つの情報提供者端末から少なくとも1つの提供情報片を受信して蓄積する提供情報片蓄積ステップと、該複数の利用者端末の各々のアドレスに対応付けて、該利用者端末から予め送信される検索条件設定情報からキーワードを抽出しこれを検索キーとする検索条件を蓄積する検索条件蓄積ステップと、該通知メッセージの受信に応じて、該通知メッセージの転送先のアドレスに対応する検索条件に従って、該蓄積された提供情報片の各々のうちから少なくとも1つの提供情報片を検索する提供情報片検索ステップと、該少なくとも1つの提供情報片を該通信メッセージに挿入する提供情報片挿入ステップと、を含むことを特徴とする。
【0007】
本発明による通知メッセージ転送装置は、複数の利用者端末のうちの1つを転送先とする通知メッセージを受信し、該転送先のアドレスに対応する利用者端末に転送する通知メッセージ転送装置であり、少なくとも1つの情報提供者端末から少なくとも1つの提供情報片を受信して蓄積する提供情報片蓄積手段と、該複数の利用者端末の各々のアドレスに対応付けて、該利用者端末から予め送信される検索条件設定情報からキーワードを抽出しこれを検索キーとする検索条件を蓄積する検索条件蓄積手段と、該通知メッセージの受信に応じて、該通知メッセージの転送先のアドレスに対応する検索条件に従って、該蓄積された提供情報片の各々のうちから少なくとも1つの提供情報片を検索する提供情報片検索手段と、該少なくとも1つの提供情報片を該通信メッセージに挿入する提供情報片挿入手段と、を含むことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例であり、通知メッセージ転送装置10の構成を示している。通知メッセージ転送装置10は、通常のコンピュータシステムであり、通知メッセージ入力部100と、情報挿入部101と、条件蓄積部102と、情報蓄積部103と、課金部104と、通知メッセージ出力部105とを備える。通知メッセージ転送装置10は、ネットワークを介してイベント通知システム106と、情報提供者端末107と、利用者端末108とに接続される。本実施例においては、イベント通知システム106、情報提供者端末107及び利用者端末108は各々1つが示されているが複数のイベント通知システム106、複数の情報提供者端末107及び複数の利用者端末108が接続され得る。利用者端末108は、携帯電話、パーソナルコンピュータ、若しくは携帯情報端末(PDA)で良く、更にはFAXや情報を画面表示できる電話機でも良い。更には、利用者端末108を通常の電話とし、通知メッセージを音声にして受信しても良い。
【0009】
ここで、通知メッセージ転送装置10について参照すると、情報蓄積部103は、例えばインターネット等のネットワークを介して情報提供者端末107に接続され、通知メッセージに挿入されるべき提供情報を予め情報提供者端末107から受信し、これを蓄積しておく機能を有する。情報提供者は、情報提供者端末107を介して例えば電子メールやWebブラウザなどを用いて情報蓄積部103に該提供情報を送信する。該提供情報は、例えばテキスト形式にて受信され、該テキストに対する形態素解析、即ち日本語の自然文を個々の単語に分解する手法を用いてキーワード抽出処理がなされる。これにより、少なくとも1つのキーワードが抽出された提供情報は,抽出されたキーワードと関連付けされて1件単位(即ち、提供情報片)として情報蓄積部103に蓄積される(図4参照)。
【0010】
尚、通知メッセージに挿入されるべき提供情報の分量は、利用者端末108が携帯電話である場合には、携帯電話における表示量を考慮して適切な分量であることが望ましい。例えば、提供情報が文字の場合は、メッセージの全体が、パケットという単位に収まるようにすることが考えられる。提供情報の内容は、好ましくは広告情報である。
【0011】
条件蓄積部102は、例えばインターネット等のネットワークを介して利用者端末108に接続され、利用者端末108から検索条件を設定する情報を受信して、これを蓄積する機能を有する。利用者は、利用者端末108を用いて例えば電子メールやWebブラウザなどを用いて条件蓄積部102に該検索条件を設定するための情報を送信する。該検索条件を設定するための情報は、情報蓄積部103に蓄積された提供情報の中から利用者が所望する情報を検索する際の検索条件を設定するために用いられる。条件蓄積部102は、この検索条件を利用者端末108の電子メールアドレスに関連づけて蓄積する(図5参照)。
【0012】
蓄積される検索条件の設定は、キーワードによる設定が可能である。例えば、ある利用者が携帯電話の新製品情報を知りたい場合は、検索条件を設定するための情報として「携帯、電話、新製品」のように複数のキーワードを送信することにより、これら複数のキーワードが検索条件として設定される。
尚、該検索条件の設定方法は、このようなキーワードの入力に限るものではなく、利用者が送信した情報から目的の広告を抽出できる仕組みを備えられる形態であれば良い。例えば、「新しい広告があれば付加する」などが検索条件が考えられる。また、「携帯電話の新製品情報」と文を以て設定した場合や、利用者端末108から送信された文字列に対して形態素解析を利用して一度キーワード抽出を行った後に、キーワードが設定されても良い。又、通知メッセージのなかからキーワードがリアルタイムに抽出されて、検索条件のキーワードとして設定されても良く、かかる形態が併用又は単独で使用することにより、通知メッセージに関連する提供情報が通知メッセージに挿入されて利用者に提供することが可能となる。
【0013】
通知メッセージ入力部100は、例えばクレジットカード会社の設備であるイベント通知システム106に接続され、クレジットカードが利用された場合にその利用をイベント発生として通知する通知メッセージをイベント通知システム106から受信する。
情報挿入部101は、通知メッセージ入力部100で受信された通知メッセージに情報提供者が提供する提供情報の挿入を行う機能を有する。挿入の形態は、通常、通知メッセージの内容の末尾に追加挿入される。この場合に、通知メッセージの最低パケット長を考慮して、その有効利用を図るような長さ調整を施して挿入する。
【0014】
課金部104は、提供情報の挿入後の通知メッセージの分量を算出し、提供情報の追加挿入による利用者への情報提供サービスに伴う対価の課金処理を行う。かかる対価の課金先は、通常、直接に情報提供者であるか、或いは通知メッセージの受信料負担を利用者に請求する通信業者である。課金先を通信業者とすることにより、この通信業者は後にこの対価を情報提供者に請求する共に、この請求金額に相応する金額を利用者の通知メッセージの受信料から控除する。これにより、利用者の通知サービス利用に対する経済的負担を軽減することが可能となる。
【0015】
通知メッセージ出力部105は、情報が挿入された通知メッセージを携帯端末等の利用者端末108に送信する機能を有する。通知メッセージ出力部105と利用者端末108との間は通常の携帯電話ネットワーク又はインターネットの如きネットワークが利用され得る。
図2は、図1に示される通知メッセージ転送装置10における処理手順を示している。
【0016】
先ず、通知メッセージ転送装置10における通知メッセージ入力部100において、外部のイベント通知システム106から通知メッセージ入力処理を行う(S200)。イベント通知システム106からの通知メッセージの送信は、利用者端末108の利用者が実際に店舗等の商業施設においてクレジットカードを利用した場合に発生する。利用者がクレジットカードを利用すると、クレジットカードのオンライン照会の仕組みにより、クレジットカード会社のセンターシステムでトランザクションが発生する。イベント通知システム106は、このトランザクションを受けて通知メッセージが生成し、この通知メッセージを通知メッセージ転送装置10に送信する。
【0017】
続いて、通知メッセージ入力部100において、転送先特定処理を実行する(S201)。これは、通知メッセージそのものから、例えば、利用者の電子メールアドレスから対応する利用者端末を転送先として特定する。本実施例の説明では転送先は利用者端末108とする。
続いて、通知メッセージ入力部100において、検索条件特定処理を実行する(S202)。これは、利用者端末108毎に設定されている提供情報を検索するための検索条件を条件蓄積部102より引き出して特定する。利用者の特定を電子メールアドレスに従って行った場合には、かかる電子メールアドレスをキーとして検索条件を引き出す。
【0018】
続いて、通知メッセージ入力部100において、提供情報検索処理を実行する(S203)。条件蓄積部102より引き出された利用者端末108に対応する検索条件に基づいて、情報蓄積部103よりかかる検索条件に一致する提供情報を抽出する。具体的には、情報蓄積部103に蓄積された複数件の提供情報に対して検索条件に設定されたキーワードを検索キーとする検索を行う。即ち、この検索キーと、情報提供者端末107から投入された提供情報から予め抽出されたキーワードとの一致をみる方法を実行する。これにより、全文検索やカテゴリ分類の中からの選択するよりも、利用者が求める情報とより一致した情報を抽出することが可能になる。例えば、「太陽光発電」と設定した場合、全文検索では広告文に「太陽光発電」と記述されていないと検索結果にならないが、検索条件をキーワード一致とする検索を行うと、「太陽光による発電」と記述されていても検索結果として選択される。尚、利用者により設定されたキーワードだけでなく、当該通知メッセージの内容からキーワードを抽出し、これを加味する或いは置き換えるような検索条件を設定しても良い。
【0019】
続いて、情報挿入部101において、提供情報挿入処理を実行する(S204)。これは、通知メッセージ入力部100により入力された通知メッセージに、前述の提供情報検索処理により検索された提供情報を追加挿入することにより実行される。尚、挿入する提供情報の検索において、利用者の設定に基づいて検索を行った結果では複数の提供情報が検索される場合がある。この場合には複数の提供情報を採用し、最新のものを採用する、或いは一度採用されたものとは異なるものを採用するなどの多様な形態が考えられる。更には、これらの極め細かい検索条件の設定も利用者が設定できるようにしても良い。
【0020】
続いて、課金部104において、課金処理を実行する(S205)。例えば、提供情報を挿入した通知メッセージのパケットサイズを計算し、そのパケットサイズに相当する利用者の受信料を対価として課金し、得られる課金情報を累積記録する。複数の提供情報が挿入される場合には、それぞれのパケットサイズを算出し、その割合で対価を計算して課金する。例えば、元の通知メッセージが1パケット、提供情報Aが1パケット、提供情報Bが2パケットの場合、提供情報Aについては、4/3パケット分の課金とし、提供情報Bについては、8/3パケット分の課金がなされる。ここで、挿入する情報の大きさがあらかじめ決められているような場合であれば、挿入する情報の数によって、課金の割合を算出しても良い。
【0021】
続いて、通知メッセージ出力処理105において、通知メッセージの出力処理を実行する(S206)。例えば携帯電話ネットワークを介して利用者端末108に向けて提供情報を挿入した通知メッセージを送信する。
図3は、通知メッセージの内容例を示している。この例では、転送先を特定する情報として、電子メールのメールアドレスの例「taro@abc.de.jp」が示されている。通知メッセージの内容例としては、クレジットカードの利用通知が示されている。尚、かかる通知メッセージの送信タイミングは、利用者があらかじめ設定した時刻に送信されるものではなく、通常、利用者がクレジットカードを利用した或いは利用者以外の誰かがクレジットカードを利用したようなある事象に関連して送信される不定期なものである。本発明による通知メッセージ転送装置10は、かかる予測不可能且つ不定期に発生する通知メッセージに対しても、随時、適切な提供情報の挿入をなすことが可能である。
【0022】
図4は、提供情報が広告である場合の提供情報の蓄積例を示している。ここでは、図示されるように、情報提供者の識別として広告提供者IDと、提供情報としての広告文と、当該広告文から抽出された複数のキーワードが表形式にて関連付けられて蓄積される。例えば、広告提供者ID欄における「0001」の情報提供者に対応して、広告文欄において「携帯電話会社の株式会社○○○○は、8月15日携帯電話の新製品KETAI1234を発売開始します。」との広告文が設定されている。そして、この広告文に対してのキーワード抽出の結果がキーワード欄において「携帯 電話 株式会社 ○○○○ 新製品 KEITAI1234」のように複数のキーワードを空白にて分離する形式にて設定されている。
【0023】
図5は、挿入されるべき提供情報を検索するため検索条件を利用者毎に設定した例を示している。ここで、転送先を特定するメールアドレスに対応して、検索条件としての複数のキーワードが検索条件欄に設定されている。例えば、メールアドレス「taro@abc.de.jp」の転送先に対応して検索条件「携帯、電話、新製品」と検索条件が設定されている。これにより検索キーとして「携帯」、「電話」及び「新製品」の複数のキーワードが存在する提供情報が検索され得る。
【0024】
かかる検索条件の設定形態の変形としては、クレジットカード会社から送られてくる通知メッセージの情報を基に、クレジットカードが使われた場所や店舗、さらには購入品目などの情報と、利用者が設定した広告の検索条件とを組み合わせて、広告データベースから広告を抽出しても良い。例えば、ある店舗でクレジットカードが使われた場合、利用者が「飲食店」を広告付加の条件として入れていると、その使われた店舗の近くにある飲食店の広告が、通知メッセージに付加されて送られてくるようにも設定し得る。また、蓄積されている広告に対して、検索対象となる期間を設定して、古い広告がいつまでも使われないようにしても良い。また、期間を設定しなおすことで、古い広告を再利用できるようにしてもよい。
【0025】
図6は、提供情報として広告文が挿入された通知メッセージの例を示している。ここで、通知メッセージ本文は図3に示された通知メッセージに対して広告文「携帯電話会社の株式会社○○○○は、8月15日携帯電話の新製品KETAI1234を発売開始します。」が挿入されている。
以上の実施例において説明したように、本発明による通知メッセージ転送装置によれば、利用者は、あらかじめ挿入してほしい提供情報の条件を検索条件として具体的なキーワードとして設定し得る。そして、この条件に合う提供情報、例えば広告提供者の広告が、クレジットカードの利用の如きイベントの発生を通知するメッセージに挿入されて当該利用者に送信される。
【0026】
また、広告等の提供情報の配信に対する対価は最終的に情報提供者である広告提供者に課金し得る。この対価を以て利用者の通知メッセージのサービスを受けることにより発生するサービス料若しくは通信費を控除することが可能となる。利用者にとっては、メッセージの受信料が広告の挿入料で補填されるため、利用者のためだけに送られてくる通知メッセージが無料に又は減額されて受信することができる。また、利用者が望む広告を利用者が自由に選択できるため、カテゴリ分類などによる制約が無く、具体的な内容が選択可能である。その結果、情報提供者側の一方的なメッセージを受信する必要がなく、利用者は興味のある広告だけを得ることができる。
【0027】
イベント通知システムを運営する会社、例えばクレジットカード会社にとっては、カード利用の通知メッセージの受信を登録する利用者が増えることで、不正利用の防止効果が上がり、収益改善につながる。
情報提供者としての広告提供者は、個々の利用者が望む広告を選択的に配信することが可能となり、広告挿入料の投資効果が上がる。また、利用者による検索条件を設定のための情報は、利用者が求める情報の指針を提供し、個人レベルのマーケティング情報として価値が高く、情報提供者及びイベント通知をなす業者は、これを有効に再活用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明による通知メッセージ転送方法及び装置により、利用者は通知メッセージによりイベントの発生の情報を受信すると共に、これに付加された広告等の提供情報を受信することができる。かかる情報提供の内容は、利用者とって興味のある情報に選択されている。この提供情報の配信は最終的に情報提供者に課金され得るものである。これにより、利用者の情報ニーズと利用者の経済性とに資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であり、通知メッセージ転送装置の構成を示しているブロック図である。
【図2】通知メッセージ転送装置におけるの処理手順を示しているフローチャートである。
【図3】提供情報が挿入される前の通知メッセージの例を示している図である。
【図4】情報蓄積部に蓄積される情報提供者毎の提供情報の例を示している図である。
【図5】条件蓄積部に蓄積される利用者端末毎の検索条件を示している図である。
【図6】広告情報が挿入される後の通知メッセージの例を示している図である。
【符号の説明】
10 通知メッセージ転送装置
100 通知メッセージ入力部
101 情報挿入部
102 条件蓄積部
103 情報蓄積部
104 課金部
105 通知メッセージ出力部
106 イベント通知システム
107 情報提供者端末
108 利用者端末

Claims (8)

  1. 複数の利用者端末のうちの1つを転送先とする通知メッセージを受信し、前記転送先のアドレスに対応する利用者端末に転送する通知メッセージ転送方法であって、
    少なくとも1つの情報提供者端末から少なくとも1つの提供情報片を受信して蓄積する提供情報片蓄積ステップと、
    前記複数の利用者端末の各々のアドレスに対応付けて、前記利用者端末から予め送信される検索条件設定情報からキーワードを抽出しこれを検索キーとする検索条件を蓄積する検索条件蓄積ステップと、
    前記通知メッセージの受信に応じて、前記通知メッセージの転送先のアドレスに対応する検索条件に従って、前記蓄積された提供情報片の各々のうちから少なくとも1つの提供情報片を検索する提供情報片検索ステップと、
    前記少なくとも1つの提供情報片を前記通信メッセージに挿入する提供情報片挿入ステップと、
    を含むことを特徴とする通知メッセージ転送方法。
  2. 前記検索条件蓄積ステップは、前記通知メッセージの受信に応じて、前記通知メッセージの内容からキーワードを抽出しこれを、前記利用者端末から予め送信される検索条件設定情報から抽出されるキーワードに加えて又は代えて検索キーとする検索条件を蓄積することを特徴とする請求項1記載の通知メッセージ転送方法。
  3. 前記提供情報片が挿入された通知メッセージの転送に応じて、その対価に関する課金情報を累積記録する課金ステップを更に含むことを特徴とする請求項1記載の通知メッセージ転送方法。
  4. 前記課金ステップは、前記通知メッセージに挿入された提供情報片の情報量に応じて課金することを特徴とする請求項3記載の通知メッセージ転送方法。
  5. 前記情報量は、前記通知メッセージに挿入された文字数であることを特徴とする請求項5記載の通知メッセージ転送方法。
  6. 前記提供情報片が広告情報であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1記載の通知メッセージ転送方法。
  7. 前記通知メッセージは、クレジットカードの利用情報であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1記載の通知メッセージ転送方法。
  8. 複数の利用者端末のうちの1つを転送先とする通知メッセージを受信し、前記転送先のアドレスに対応する利用者端末に転送する通知メッセージ転送装置であって、
    少なくとも1つの情報提供者端末から少なくとも1つの提供情報片を受信して蓄積する提供情報片蓄積手段と、
    前記複数の利用者端末の各々のアドレスに対応付けて、前記利用者端末から予め送信される検索条件設定情報からキーワードを抽出しこれを検索キーとする検索条件を蓄積する検索条件蓄積手段と、
    前記通知メッセージの受信に応じて、前記通知メッセージの転送先のアドレスに対応する検索条件に従って、前記蓄積された提供情報片の各々のうちから少なくとも1つの提供情報片を検索する提供情報片検索手段と、
    前記少なくとも1つの提供情報片を前記通信メッセージに挿入する提供情報片挿入手段と、
    を含むことを特徴とする通知メッセージ転送装置。
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