【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火災の発生を検知する検知手段とこの検知手段からの火災発生信号を受けて警報を発する警報手段とを備え、その動作試験を行うことができる火災警報器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図４に示す如く、従来の火災警報器Ｂでは、火災が発生したとして煙や熱等を検知する検知手段１と、この検知手段１からの火災発生信号ａによって警報を発するブザーやベル等の警報手段２と、を備えている。そして、操作紐や操作ボタン等でなる操作手段３を備え、この操作手段３を操作することにより、警報手段２が正常に動作するか否かの試験を行うことができるようになっている。
【０００３】
この場合、操作手段３を操作するとにより、この操作手段３から疑似発報命令信号ｃが出力され、同疑似発報命令信号ｃが検知手段１に入力されて、この検知手段１から擬似的に火災発生信号ａが出力され、同擬似的な火災発生信号ａを受けて、警報手段２が警報を発することで、この警報手段２は正常に動作していると判定されるような動作試験が行われるものである。
【０００４】
この種の火災警報器として、例えば、特開平９−１１５０７４号公報に示されるような「火災警報器」も知られている。この「火災警報器」においては、火災警報器が正常に動作するかどうかの点検試験を行った場合に、感熱素子であるサーミスタの断線検出も行えるようになっている。この場合、操作手段３となる点検スイッチを押してＯＮ動作しても、警報手段２が駆動されないことにより、サーミスタは断線していると判定されるものである。
【０００５】
【特許文献１】
特開平９−１１５０７４号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術にあっては、操作手段３を操作しても、所定時間（１０秒程度）経過しないと、火災発生信号ａにより警報手段２が駆動されないため、動作試験する操作者は同操作手段３が機能していないと誤認し易く、この操作手段３を必要以上に強い力で操作し続けて破損させてしまうという問題があった。特に、操作手段３が操作紐である場合には、この操作紐が切断されてしまったり、その導出基端部分周辺で破損を生じ易いものであった。又、上記のような動作試験によっては、動作不良と判定される場合に、どの部位が不良であるかを判別し難いという問題もあった。
【０００７】
本発明は、上記従来の技術における問題を悉く解決するために発明されたもので、その課題は、試験操作に対するレスポンスが向上されて、操作手段やその周辺での破損も防止され、しかも、不良部位を推測し易い火災警報器を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１記載の火災警報器は、火災の発生を検知する検知手段と、この検知手段からの火災発生信号によって警報を発する警報手段と、この警報手段が正常に動作するか否かの試験を行うときに操作される操作手段と、を備えた火災警報器において、操作手段を操作することにより、通電状態であることを報知する警報が警報手段から発せられ、更に、擬似的な火災発生状態であることを報知する前記とは異なった報知形態の警報が同警報手段から発せられるようになしたものである。
【０００９】
したがって、この場合、警報手段が正常に動作するか否かの試験を行う際、操作手段を操作することにより、直ちに、通電状態であることを報知する警報が警報手段から発せられ、更に、従来と同様に所定時間経過後、擬似的な火災発生状態であることを報知する警報が同警報手段から発せられるので、動作試験する操作者は、所定時間を待つことなく、素早い応答となる最初の警報によって、通電不良のないことまでを認識することができ、それ故、同操作手段が機能していないと誤認しなくなって、試験操作に対するレスポンスは向上され、同操作手段やその周辺での破損も防止される。
【００１０】
しかも、警報手段から発せられる警報が、通電状態であることを報知するときと、その後の、擬似的な火災発生状態であることを報知するときと、で異なった報知形態となるため、動作試験する操作者は、最初の警報により通電不良のないことを、その後の警報により検知手段に不良のないことを、各々区別して確認判定することができ、不良部位を推測し易くなる。
【００１１】
本発明の請求項２記載の火災警報器は、上記請求項１記載の火災警報器において、操作手段を操作することにより、この操作手段から通電試験命令信号と疑似発報命令信号とが出力され、同疑似発報命令信号が検知手段に入力されて、この検知手段から擬似的に火災発生信号が出力され、前記通電試験命令信号及び同擬似的な火災発生信号を受けて、各信号に対応する異なった報知形態の警報を発するように警報手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【００１２】
したがって、この場合は特に、警報手段が正常に動作するか否かの試験を行う際、操作手段を操作することにより、この操作手段から通電試験命令信号と疑似発報命令信号とが出力され、同疑似発報命令信号が検知手段に入力されて、この検知手段から擬似的に火災発生信号が出力され、前記通電試験命令信号及び同擬似的な火災発生信号を受ける制御手段により、警報手段は各信号に対応する異なった報知形態の警報を発するよう確実に制御され、不良判定を行う動作試験の信頼性が向上される。
【００１３】
本発明の請求項３記載の火災警報器は、上記請求項２記載の火災警報器において、検知手段が火災の発生を検知する検知部とこの検知部からの検知信号を増幅し火災発生信号として出力する信号増幅部とを有し、操作手段から出力される疑似発報命令信号が同信号増幅部に入力されるようになしたことを特徴とするものである。
【００１４】
したがって、この場合は特に、検知手段が火災の発生を検知する検知部とこの検知部からの検知信号を増幅し火災発生信号として出力する信号増幅部とを有しているので、検知信号が微小な信号で済み、増幅される火災発生信号によって警報手段は確実に警報を発する。又、操作手段からの疑似発報命令信号も信号増幅部から増幅され火災発生信号として出力されるので、この信号増幅部が本来の火災警報のときと共用され、同疑似発報命令信号は微小であっても増幅されてこれにより検知精度が向上され、動作試験の信頼性はより向上される。
【００１５】
本発明の請求項４記載の火災警報器は、上記請求項１〜３のいずれか一つに記載の火災警報器において、警報手段が警報として音を発するものであって、通電状態であることを報知する警報が間欠的に音を発する報知形態であり、擬似的な火災発生状態であることを報知する警報が連続的に音を発する報知形態であることを特徴とするものである。
【００１６】
したがって、この場合は特に、警報手段が警報として音を発するものであるので、聴覚によって離れた場所からでも同警報を確認することができる。又、通電状態を報知する警報が間欠的に音を発する報知形態で、擬似的な火災発生状態を報知する警報が連続的に音を発する報知形態であるので、両者の識別差を同じ警報手段の報知形態を変えるだけで簡単に各々区別して確認判定することができるようになり、しかも、擬似的な火災発生状態の警報を本来の火災警報のときと同じ報知形態とすることができ、不良部位を感覚的により推測し易くなる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
図１〜３は、本発明の請求項１〜４全てに対応した一実施形態である火災警報器Ａを示している。この実施形態の火災警報器Ａは、図１に示す如く、火災の発生を検知する検知手段１と、この検知手段１からの火災発生信号ａによって警報を発する警報手段２と、この警報手段２が正常に動作するか否かの試験を行うときに操作される操作手段３と、を備えている。そして、この場合、操作手段３を操作することにより、通電状態であることを報知する警報が警報手段２から発せられ、更に、擬似的な火災発生状態であることを報知する前記とは異なった報知形態の警報が同警報手段２から発せられるようになしている。
【００１８】
又、この実施形態の火災警報器Ａでは、操作手段３を操作することにより、この操作手段３から通電試験命令信号ｂと疑似発報命令信号ｃとが出力され、同疑似発報命令信号ｃが検知手段１に入力されて、この検知手段１から擬似的に火災発生信号ａが出力され、前記通電試験命令信号ｂ及び同擬似的な火災発生信号ａを受けて、各信号ｂ、ａに対応する異なった報知形態の警報を発するように警報手段２を制御する制御手段４を備えている。
【００１９】
この場合、検知手段１が火災の発生を検知する検知部５とこの検知部５からの検知信号ｄを増幅し火災発生信号ａとして出力する信号増幅部６とを有し、操作手段３から出力される疑似発報命令信号ｃが同信号増幅部６に入力されるようになしてもいる。更に、警報手段２が警報として音を発するものであって、通電状態であることを報知する警報が間欠的に音を発する報知形態であり、擬似的な火災発生状態であることを報知する警報が連続的に音を発する報知形態である。
【００２０】
以下、この実施形態の火災警報器Ａを、より具体的に説明する。この火災警報器Ａは住宅用の火災警報器であり、検知手段１にて煙や熱等が検知されると、音による警報を発するものである。なお、火災警報器Ａとしては、煙や熱を検知するものの他、ガス漏れを検知するガス漏れ警報器であってもよい。又、警報手段２は、ブザーやベル等の音を発するものであり、その他、電子音や音楽等を発するものであってもよい。
【００２１】
そして、この火災警報器Ａは、操作紐でなる操作手段３を備えており、この操作手段３を下方から引っ張り操作することによって、警報手段２が正常に動作するか否かの試験を行うことができる。なお、操作手段３となるスイッチの形態としては、引っ張り操作される操作紐の他、押し操作される操作ボタンであってもよい。
【００２２】
この場合、実際に火災が発生すると、火災による煙や熱を検知手段１の検知部５が検知して、この検知信号ｄは同検知手段１の信号増幅部６に入力される。信号増幅部６では、検知信号ｄが増幅され、火災発生信号ａとして、検知手段１から制御手段４へと出力する。火災発生信号ａが入力された制御手段４では、この信号を受けることで、警報手段２を制御する制御信号ｅを同警報手段２へと出力して、この警報手段２を制御する。制御信号ｅが入力されて制御される警報手段２では、連続的な音の報知形態である火災警報が発せられる。なお、制御手段４はマイコン等で構成されている。
【００２３】
又、警報手段２が正常に動作するか否かの動作試験は、まず、操作手段３を操作することによって行われる。操作手段３が操作されると、この操作手段３からは、制御手段４へと通電試験命令信号ｂが出力されると共に、検知手段１の信号増幅部６へと疑似発報命令信号ｃが出力される。通電試験命令信号ｂは信号増幅部６を経由することなく直ちに制御手段４に入力され、通電試験命令信号ｂを受けた制御手段４が警報手段２へと制御信号ｅを出力してこの警報手段２を制御する。通電試験命令信号ｂによる制御信号ｅを受けた警報手段２では、断続的な音の報知形態である警報が発せられる。
【００２４】
他方、操作手段３から出力される疑似発報命令信号ｃは、検知手段１の信号増幅部６に入力されてここで増幅され、前記通電試験命令信号ｂから１０秒程度遅れ制御手段４へと擬似的な火災発生信号ａとして出力される。火災発生信号ａが入力された制御手段４では、この信号を受けることで、警報手段２を制御する制御信号ｅを同警報手段２へと出力して、この警報手段２を制御する。この疑似発報命令信号ｃによる制御信号ｅが入力されて制御される警報手段２では、連続的な音の報知形態である疑似火災警報が発せられる。
【００２５】
又、この実施形態の火災警報器Ａは、図２に示す如く、略円盤形状の本体ボディ７を有している。この本体ボディ７は、中空ケース状で合成樹脂や金属等でなり、略器形状の裏カバー部材７ａと表カバー部材７ｂとを分割可能に結合して形成されている。裏カバー部材７ａと表カバー部材７ｂとは、その周縁部分で相互に係止結合されて嵌着一体化され、中空ケース状の本体ボディ７となる。なお、本体ボディ７は天井面８に取着されているが、壁面に取着されることもある。そして、本体ボディ７の中空内部には、プリント基板、これに搭載される検知手段１や警報手段２、操作手段３（操作紐３ａ、操作ボタン３ｂ）により操作されるスイッチ等が収容設置されている。
【００２６】
ここで、検知手段１の検知部５は火災の際に発生する煙を検知するもので、投光素子、投光レンズ、受光素子、ラビリンス等を内蔵した光学台を用いたものである。検知部５としては、光学台を用いた煙検知式のもの以外で、半導体を用いた熱検知式のものであってもよく、又、ガスの存在を検知するものであってもよい。検知部５での検知結果は、検知信号ｄとして、前記信号増幅部６や制御手段４等を介し警報手段２へと送信され、この警報手段２にてブザーやベル等の音で警報が発せられ、火災であることが報知される。
【００２７】
検知手段１は本体ボディ７の表カバー部材７ｂの略中央で、下方へ突出するように収容され、その周囲は防虫網等が設けられて開放されている。表カバー部材７ｂの検知手段１の側方には操作ボタン３ｂが設けられ、この操作ボタン３ｂの反対側には複数のスリットが穿設されており、このスリットは前記警報手段２と対応する位置に配設形成されて、この警報手段２による発生音が同スリットを通じて外部に報知され易いようになっている。なお、前記操作手段３は、通常の監視状態で前記動作試験を行う際に操作される他、火災警報状態で一定時間の警報停止を行う際にも操作される。
【００２８】
次に、この実施形態の火災警報器Ａにおける動作試験の流れについて、図３に基づき説明する。まず、操作紐３ａを引っ張るか操作ボタン３ｂを押して操作手段３をＯＮすると、試験開始されて、前記の如く、同操作手段３から制御手段４へと通電試験命令信号ｂが出力されると共に、検知手段１の信号増幅部６へと疑似発報命令信号ｃが出力される。ここで、通電結果が不良であれば、制御手段４から警報手段２へと制御信号ｅは出力されずに、同警報手段２が警報音を発することはないので、これにより、通電或いは警報手段２が不良であると判定される。
【００２９】
前記通電結果が良であれば、警報手段２では、制御手段４から通電試験命令信号ｂによる制御信号ｅを受けて、断続的な音の報知形態である間欠音警報が発せられる。続いて、疑似発報命令信号ｃによる動作試験結果が不良であると、前記間欠音警報は継続して発せられるので、これにより、検知手段１が不良であると判定される。ここで、動作試験結果が良であると、前記の如く、疑似発報命令信号ｃは増幅され制御手段４へと擬似的な火災発生信号ａとして出力され、この火災発生信号ａが入力された制御手段４は同疑似発報命令信号ｃによる制御信号ｅを警報手段２へと出力し、この警報手段２が連続的な音の報知形態である連続音警報を発する。
【００３０】
なお、前記動作試験を通じて、操作紐３ａを引っ張るか操作ボタン３ｂを押して操作手段３をＯＮする操作状態は継続されるものであり、各判定がなされた時点で同操作手段３の操作状態は停止されＯＦＦとされる。そして、前記の如く、警報手段２が連続的な音の報知形態である連続音警報を発することにより、全ての動作は正常であると判定されるので、操作手段３がＯＦＦされて警報停止され、動作試験は完了する。
【００３１】
したがって、この実施形態の火災警報器Ａにおいては、警報手段２が正常に動作するか否かの試験を行う際、操作手段３を操作することにより、直ちに、通電状態であることを報知する警報が警報手段２から発せられ、これから所定時間経過後に、擬似的な火災発生状態であることを報知する警報が同警報手段２から発せられることになる。そのため、動作試験として操作手段３を操作し続けている操作者は、所定時間を待つことなく、素早い応答となる最初の警報によって、通電不良のないことまでを認識することができ、それ故、同操作手段３が機能していないと誤認しなくなって、試験操作に対するレスポンスは向上され、同操作手段３やそのスイッチ周辺での破損も防止される。
【００３２】
しかも、警報手段２から発せられる警報が、通電状態であることを報知するときと、その後の、擬似的な火災発生状態であることを報知するときと、で異なった報知形態となるため、動作試験する操作者は、最初の警報によって通電や警報手段２に不良のないことを、その後の異なる報知形態の警報によって検知手段１に不良のないことを、各々で区別して確認判定することができ、不良部位を推測し易くなる。
【００３３】
更に、この場合、警報手段２が正常に動作するか否かの試験を行う際、操作手段３を操作することにより、この操作手段３から通電試験命令信号ｂと疑似発報命令信号ｃとが出力され、同疑似発報命令信号ｃが検知手段１に入力されて、この検知手段１から擬似的に火災発生信号ａが出力され、前記通電試験命令信号ｂ及び同擬似的な火災発生信号ａを受ける制御手段４により、警報手段２は両信号ｂ、ａに対応して異なる報知形態の警報を発するよう確実に制御され、不良判定を行う動作試験の信頼性が向上される。
【００３４】
又、この実施形態の火災警報器Ａにおいては、検知手段１が火災の発生を検知する検知部５とこの検知部５からの検知信号ｄを増幅し火災発生信号ａとして出力する信号増幅部６とを有しているので、検知信号ｄが微小な信号で済み、増幅される火災発生信号ａによって警報手段２は確実に警報を発する。又、操作手段３からの疑似発報命令信号ｃも信号増幅部６から増幅され火災発生信号ａとして出力されるので、この信号増幅部６が本来の火災警報のときと共用され、同疑似発報命令信号ｃは微小であっても増幅されてこれにより検知精度が向上され、動作試験の信頼性はより向上される。
【００３５】
又、この実施形態の火災警報器Ａにおいては、警報手段２が警報として音を発するものであるので、聴覚によって離れた場所からでも同警報を確認することができる。又、通電状態を報知する警報が間欠的に音を発する報知形態で、擬似的な火災発生状態を報知する警報が連続的に音を発する報知形態であるので、両者の識別差を同じ警報手段２の報知形態を変えるだけで簡単に各々区別して確認判定することができるようになり、しかも、擬似的な火災発生状態の警報を本来の火災警報のときと同じ報知形態とすることができ、これにより、不良部位を感覚的により推測し易くなる。
【００３６】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の請求項１記載の火災警報器においては、操作者が最初の警報で通電不良のないことまでを誤認なく素早く認識することができ、試験操作に対するレスポンスは向上され、操作手段やその周辺での破損も防止される。しかも、操作者は最初の通電不良の警報とその後の検知手段に不良のないことの警報とを各々区別して確認判定することができ、不良部位を推測し易くなる。
【００３７】
又、本発明の請求項２記載の火災警報器においては、特に、操作手段から通電試験命令信号と疑似発報命令信号とが出力され、同疑似発報命令信号が検知手段に入力されて、この検知手段から擬似的に火災発生信号が出力され、前記通電試験命令信号及び同擬似的な火災発生信号を受ける制御手段により、警報手段は各信号に対応する異なった報知形態の警報を発するよう確実に制御され、不良判定を行う動作試験の信頼性が向上される。
【００３８】
又、本発明の請求項３記載の火災警報器においては、特に、検知信号が微小な信号で済み、増幅される火災発生信号によって警報手段は確実に警報を発するものであり、疑似発報命令信号も信号増幅部から増幅され火災発生信号として出力されて、検知精度が向上され、動作試験の信頼性はより向上される。
【００３９】
又、本発明の請求項４記載の火災警報器においては、特に、通電状態の警報と擬似的な火災発生状態の警報との識別差を警報手段の報知形態を変えるだけで簡単に各々区別して確認判定することができるようになり、不良部位を感覚的により推測し易くもなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態である火災警報器Ａの概略構成を示すブロック図。
【図２】同火災警報器Ａの取付状態を示す外観斜視図。
【図３】同火災警報器Ａにおける動作試験の流れを示すフローチャート。
【図４】従来例である火災警報器Ｂの概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
１ 検知手段
２ 警報手段
３ 操作手段
３ａ 操作紐
３ｂ 操作ボタン
４ 制御手段
５ 検知部
６ 信号増幅部
Ａ 火災警報器
Ｂ 火災警報器[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fire alarm which includes a detection unit for detecting the occurrence of a fire and an alarm unit for receiving a fire occurrence signal from the detection unit and issuing an alarm, and capable of performing an operation test thereof.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 4, a conventional fire alarm B has a detecting means 1 for detecting smoke, heat, etc. assuming that a fire has occurred, and a buzzer, bell or the like which issues an alarm based on a fire occurrence signal a from the detecting means 1. Alarm means 2. An operation means 3 including an operation cord, operation buttons, and the like is provided. By operating the operation means 3, a test can be performed to determine whether or not the alarm means 2 operates normally.
[0003]
In this case, when the operating means 3 is operated, a pseudo alarm command signal c is output from the operating means 3, and the pseudo alarm command signal c is input to the detecting means 1. When the fire occurrence signal a is output and the pseudo fire occurrence signal a is received, the alarm unit 2 issues an alarm, and an operation test is performed to determine that the alarm unit 2 is operating normally. Is what is done.
[0004]
As this type of fire alarm, for example, a "fire alarm" as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-115074 is also known. In this "fire alarm", the disconnection of the thermistor, which is a thermal element, can be detected when an inspection test is performed to check whether the fire alarm operates normally. In this case, even if the check switch serving as the operation means 3 is pressed to turn on, the alarm means 2 is not driven, so that it is determined that the thermistor is disconnected.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-9-115074
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional technique, even if the operating means 3 is operated, the alarm means 2 is not driven by the fire occurrence signal a until a predetermined time (about 10 seconds) has elapsed, so that the operator performing the operation test is required. It is easy to mistakenly recognize that the operating means 3 is not functioning, and there is a problem that the operating means 3 is continuously operated with an unnecessarily strong force and is damaged. In particular, when the operation means 3 is an operation string, the operation string is easily cut or easily damaged around the base end of the operation string. Further, there is also a problem that it is difficult to determine which part is defective when it is determined that the operation is defective by the operation test as described above.
[0007]
The present invention was invented in order to solve all the problems in the above-mentioned conventional technology, and its object is to improve the response to a test operation, prevent damage to the operation means and its surroundings, and furthermore, An object of the present invention is to provide a fire alarm which can easily estimate a part.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The fire alarm according to claim 1 of the present invention is a detection means for detecting the occurrence of a fire, an alarm means for issuing an alarm based on a fire occurrence signal from the detection means, and whether the alarm means operates normally. Operating means operated when performing the test of the fire alarm device, by operating the operating means, an alarm to notify that the power is on is issued from the alarm means, furthermore, a pseudo An alarm in a different notification form for notifying that a fire has occurred is issued from the alarm means.
[0009]
Therefore, in this case, when testing whether the alarm means operates normally, by operating the operation means, an alarm is immediately issued from the alarm means to notify that the power is on. After a predetermined time elapses, an alarm notifying that a simulated fire has occurred is issued from the alarm means, so that the operator performing the operation test does not have to wait for the predetermined time, and the first response that is a quick response is provided. The alarm allows the user to recognize that there is no faulty power supply, and therefore does not mistakenly recognize that the operating means is not functioning, improves the response to the test operation, and damages the operating means and its surroundings. Is also prevented.
[0010]
In addition, when the alarm issued from the alarm means notifies that the power is being supplied, and then when it is reported that a simulated fire has occurred, a different notification mode is used. The operator who performs the operation can distinguish and confirm that there is no power supply failure by the first alarm, and that there is no failure in the detection means by the subsequent alarm, and can easily estimate the defective portion.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the fire alarm according to the first aspect of the present invention, wherein the operating means outputs an energization test instruction signal and a false alarm instruction signal by operating the operating means. , The pseudo alarm command signal is input to the detection means, and a pseudo fire occurrence signal is output from the detection means. The power supply test instruction signal and the pseudo fire generation signal are received, and Control means for controlling the alarm means so as to issue an alarm in a different notification form.
[0012]
Therefore, in this case, in particular, when testing whether or not the alarm means operates normally, by operating the operating means, the operating means outputs an energization test instruction signal and a pseudo alarm instruction signal, The false alarm command signal is input to the detection means, and a fire occurrence signal is output from the detection means in a simulated manner. It is reliably controlled so as to issue a different notification type of alarm corresponding to each signal, and the reliability of an operation test for determining a defect is improved.
[0013]
The fire alarm according to claim 3 of the present invention is the fire alarm according to claim 2, wherein the detection means detects a fire and amplifies a detection signal from the detection section to generate a fire signal. And a signal amplifying section for outputting the pseudo-alarm instruction signal output from the operation means.
[0014]
Therefore, in this case, particularly, the detection means has a detection unit for detecting the occurrence of a fire and a signal amplification unit for amplifying the detection signal from the detection unit and outputting the signal as a fire occurrence signal. The alarm means surely gives an alarm by the amplified fire occurrence signal. Also, the pseudo alarm command signal from the operating means is amplified from the signal amplifier and output as a fire occurrence signal. Therefore, the signal amplifier is shared with the original fire alarm, and the pseudo alarm command signal is very small. However, the detection accuracy is improved and the reliability of the operation test is further improved.
[0015]
A fire alarm according to a fourth aspect of the present invention is the fire alarm according to any one of the first to third aspects, wherein the alarm means emits a sound as an alarm and is in an energized state. Is a notification mode in which a sound is generated intermittently, and a warning informing that a pseudo fire is occurring is a notification mode in which a continuous sound is generated.
[0016]
Therefore, in this case, particularly, since the alarm means emits a sound as an alarm, the alarm can be confirmed from a remote place by hearing. In addition, since the alarm for notifying the power supply state is a notification form in which a sound is generated intermittently and the alarm for notifying the pseudo fire occurrence state is a notification form in which a continuous sound is generated, the difference between the two is distinguished by the same warning means. Can be easily distinguished and confirmed just by changing the notification mode of the alarm, and furthermore, the alarm of the simulated fire occurrence state can be made the same notification mode as the original fire alarm, and It becomes easier to guess the part instinctively.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIGS. 1 to 3 show a fire alarm A according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, a fire alarm device A of this embodiment includes a detection unit 1 for detecting the occurrence of a fire, an alarm unit 2 for issuing an alarm based on a fire occurrence signal a from the detection unit 1, and an alarm unit 2 And operating means 3 operated when a test is performed to determine whether or not the device operates normally. In this case, by operating the operation means 3, an alarm for notifying that the power is on is issued from the alarm means 2, and further different from the above for notifying that a pseudo fire has occurred. A warning in the form of a notification is issued from the warning means 2.
[0018]
In the fire alarm A of this embodiment, by operating the operation means 3, the operation means 3 outputs an energization test instruction signal b and a pseudo alarm instruction signal c, and the pseudo alarm instruction signal c Is input to the detection means 1, and a pseudo fire occurrence signal a is output from the detection means 1. Upon receipt of the conduction test command signal b and the pseudo fire occurrence signal a, each of the signals b and a Control means 4 is provided for controlling the alarm means 2 so as to generate corresponding different alarms.
[0019]
In this case, the detecting means 1 has a detecting section 5 for detecting the occurrence of a fire, and a signal amplifying section 6 for amplifying the detection signal d from the detecting section 5 and outputting it as a fire occurrence signal a. The pseudo alarm command signal c is input to the signal amplifier 6. Further, the alarm means 2 emits a sound as an alarm, and the alarm for notifying that the power is on is an intermittent sound, and an alarm for notifying that a pseudo fire has occurred. Is a notification form that emits sound continuously.
[0020]
Hereinafter, the fire alarm A of this embodiment will be described more specifically. The fire alarm A is a fire alarm for a house and emits a sound alarm when smoke or heat is detected by the detection means 1. It should be noted that the fire alarm A may be a gas leak alarm that detects a gas leak in addition to a smoke or heat detector. The alarm means 2 emits a sound such as a buzzer or a bell, and may also emit an electronic sound or music.
[0021]
The fire alarm A is provided with an operating means 3 composed of an operating cord. By operating the operating means 3 from below, a test is performed to determine whether the alarm means 2 operates normally. Can be. The form of the switch serving as the operation unit 3 may be an operation string that is pushed, in addition to an operation string that is pulled.
[0022]
In this case, when a fire actually occurs, the detection unit 5 of the detection unit 1 detects smoke or heat due to the fire, and the detection signal d is input to the signal amplification unit 6 of the detection unit 1. The signal amplifying section 6 amplifies the detection signal d and outputs it as a fire occurrence signal a from the detection means 1 to the control means 4. Upon receiving the fire occurrence signal a, the control means 4 receives the signal and outputs a control signal e for controlling the alarm means 2 to the alarm means 2 to control the alarm means 2. The alarm means 2, which is controlled by inputting the control signal e, issues a fire alarm which is a continuous sound notification mode. The control means 4 is constituted by a microcomputer or the like.
[0023]
In addition, an operation test of whether or not the alarm means 2 operates normally is performed by first operating the operation means 3. When the operating means 3 is operated, the operating means 3 outputs an energization test instruction signal b to the control means 4 and outputs a pseudo alarm instruction signal c to the signal amplifying section 6 of the detecting means 1. Is done. The energization test command signal b is immediately input to the control means 4 without passing through the signal amplifying section 6, and the control means 4 which has received the energization test command signal b outputs a control signal e to the alarm means 2 to output the control signal e. 2 control. The alarm unit 2 that has received the control signal e based on the energization test command signal b issues an alarm that is an intermittent sound notification mode.
[0024]
On the other hand, the pseudo alarm command signal c output from the operation means 3 is input to the signal amplifying section 6 of the detecting means 1 and amplified there, and is delayed by about 10 seconds from the energization test command signal b to the control means 4. It is output as a pseudo fire occurrence signal a. Upon receiving the fire occurrence signal a, the control means 4 receives the signal and outputs a control signal e for controlling the alarm means 2 to the alarm means 2 to control the alarm means 2. The alarm means 2, which is controlled by inputting the control signal e based on the pseudo alarm command signal c, issues a pseudo fire alarm which is a continuous sound notification mode.
[0025]
Further, as shown in FIG. 2, the fire alarm A of this embodiment has a substantially disc-shaped main body 7. The main body 7 is formed of a synthetic resin, metal, or the like in a hollow case shape, and is formed by combining a substantially container-shaped back cover member 7a and a front cover member 7b in a divisible manner. The back cover member 7a and the front cover member 7b are engaged with each other at their peripheral edges and are fitted and integrated to form the main body 7 in the form of a hollow case. Although the main body 7 is attached to the ceiling surface 8, it may be attached to a wall surface. In the hollow inside of the main body 7, a printed circuit board, a detecting means 1 and an alarming means 2 mounted thereon, a switch operated by an operating means 3 (an operating cord 3a, an operating button 3b) and the like are accommodated and installed. I have.
[0026]
Here, the detecting section 5 of the detecting means 1 detects smoke generated in the event of a fire, and uses an optical table incorporating a light projecting element, a light projecting lens, a light receiving element, a labyrinth, and the like. The detection unit 5 may be a heat detection type using a semiconductor, other than a smoke detection type using an optical bench, or may be a type that detects the presence of gas. The detection result of the detection unit 5 is transmitted as a detection signal d to the alarm unit 2 via the signal amplifying unit 6 and the control unit 4 and the like, and the alarm unit 2 issues an alarm with a sound such as a buzzer or a bell. The fire is reported.
[0027]
The detection means 1 is accommodated so as to protrude downward at substantially the center of the front cover member 7b of the main body 7, and the periphery thereof is provided with an insect net or the like and is open. An operation button 3b is provided on the side of the detection means 1 of the front cover member 7b, and a plurality of slits are formed on the opposite side of the operation button 3b. The sound generated by the alarm means 2 is easily notified to the outside through the slit. The operating means 3 is operated when performing the operation test in a normal monitoring state, and also when stopping an alarm for a certain time in a fire alarm state.
[0028]
Next, a flow of an operation test in the fire alarm A of this embodiment will be described with reference to FIG. First, when the operating means 3 is turned on by pulling the operating cord 3a or pressing the operating button 3b, the test is started, and the energizing test command signal b is output from the operating means 3 to the control means 4 as described above, The pseudo alarm command signal c is output to the signal amplifying unit 6 of the detecting means 1. Here, if the energization result is not good, the control means 4 does not output the control signal e to the alarm means 2 and the alarm means 2 does not emit an alarm sound. 2 is determined to be defective.
[0029]
If the energization result is good, the alarm unit 2 receives a control signal e based on the energization test command signal b from the control unit 4 and issues an intermittent sound alarm which is a form of intermittent sound notification. Subsequently, if the result of the operation test by the false alarm command signal c is bad, the intermittent sound alarm is continuously issued, so that it is determined that the detecting means 1 is bad. Here, if the operation test result is good, as described above, the pseudo alarm command signal c is amplified and output to the control means 4 as a pseudo fire occurrence signal a, and the fire occurrence signal a is input. The control means 4 outputs a control signal e based on the false alarm command signal c to the alarm means 2, and the alarm means 2 issues a continuous sound alarm which is a continuous sound notification mode.
[0030]
Through the operation test, the operation state of turning on the operation means 3 by pulling the operation string 3a or pressing the operation button 3b is continued, and the operation state of the operation means 3 is stopped at the time of each judgment. Is turned off. Then, as described above, since the alarm means 2 issues a continuous sound alarm which is a form of continuous sound notification, all operations are determined to be normal, and the operation means 3 is turned off and the alarm is stopped. The operation test is completed.
[0031]
Therefore, in the fire alarm device A of this embodiment, when a test is performed to determine whether or not the alarm unit 2 operates normally, the alarm that immediately informs that the power is on by operating the operation unit 3. Is issued from the alarm means 2, and after a lapse of a predetermined time from this time, an alarm for notifying that a simulated fire is occurring is issued from the alarm means 2. Therefore, the operator who continues to operate the operation unit 3 as an operation test can recognize that there is no power supply failure by the first alarm that provides a quick response without waiting for a predetermined time. It is no longer erroneous that the operating means 3 is not functioning, the response to the test operation is improved, and breakage around the operating means 3 and its switch is prevented.
[0032]
In addition, since the alarm issued from the alarm means 2 indicates that the power is being supplied, and the subsequent notification that a simulated fire has occurred, a different notification mode is used. The operator who performs the test can separately confirm and determine that there is no defect in the energization or the alarm means 2 by the first alarm, and that there is no defect in the detection means 1 by the subsequent alarms of different notification forms. This makes it easy to guess the defective part.
[0033]
Further, in this case, when a test is performed to determine whether or not the alarm means 2 operates normally, the operation means 3 is operated, so that the energization test instruction signal b and the pseudo alarm instruction signal c are transmitted from the operation means 3. The fire alarm command signal c is input to the detection means 1, and a pseudo fire occurrence signal a is output from the detection means 1. The fire test instruction signal b and the pseudo fire occurrence signal a The control means 4 receives the control signal, so that the alarm means 2 is surely controlled so as to emit different types of alarms in response to the two signals b and a, thereby improving the reliability of the operation test for judging a defect.
[0034]
Further, in the fire alarm device A of this embodiment, the detecting means 1 detects the occurrence of a fire by the detection means 1 and the signal amplifying section 6 which amplifies the detection signal d from the detection section 5 and outputs it as a fire occurrence signal a. Therefore, the detection signal d may be a small signal, and the alarm unit 2 surely issues an alarm by the amplified fire occurrence signal a. Further, the pseudo alarm command signal c from the operating means 3 is also amplified from the signal amplifier 6 and output as the fire occurrence signal a, so that the signal amplifier 6 is shared with the original fire alarm, and the pseudo alarm is generated. The report command signal c is amplified even if it is very small, whereby the detection accuracy is improved and the reliability of the operation test is further improved.
[0035]
Further, in the fire alarm A of this embodiment, since the alarm means 2 emits a sound as an alarm, the alarm can be confirmed from a remote place by hearing. In addition, since the alarm for notifying the power supply state is a notification form in which a sound is generated intermittently and the alarm for notifying the pseudo fire occurrence state is a notification form in which a continuous sound is generated, the difference between the two is distinguished by the same warning means. By simply changing the notification mode of No. 2, it is possible to easily confirm and determine each of them separately, and furthermore, the alarm of the pseudo fire occurrence state can be made the same notification mode as the original fire alarm, This makes it easier to instinctively infer the defective part.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, in the fire alarm according to claim 1 of the present invention, the operator can quickly recognize that there is no power failure in the first alarm without erroneous recognition, and the response to the test operation is improved. Damage in and around the means is also prevented. In addition, the operator can make a distinction between the first warning of the power supply failure and the subsequent warning that there is no failure in the detection means, and can make a confirmation determination, which makes it easy to estimate the defective portion.
[0037]
Further, in the fire alarm according to claim 2 of the present invention, in particular, the energization test command signal and the pseudo alarm command signal are output from the operating means, and the pseudo alarm command signal is input to the detecting means, The detection means outputs a fire signal in a simulated manner, and the control means receives the energization test command signal and the simulated fire signal so that the warning means issues a warning in a different notification form corresponding to each signal. The control is reliably performed, and the reliability of the operation test for performing the defect determination is improved.
[0038]
In the fire alarm according to claim 3 of the present invention, particularly, the detection signal is a small signal, and the alarm means surely issues an alarm by the amplified fire occurrence signal. The signal is also amplified from the signal amplification unit and output as a fire occurrence signal, so that the detection accuracy is improved and the reliability of the operation test is further improved.
[0039]
Further, in the fire alarm according to claim 4 of the present invention, in particular, the identification difference between the alarm of the energized state and the alarm of the pseudo fire occurrence state can be easily distinguished simply by changing the notification mode of the alarm means. Confirmation and determination can be performed, and it becomes easier to intuitively infer a defective portion.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a fire alarm A according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an external perspective view showing an attached state of the fire alarm A.
FIG. 3 is a flowchart showing a flow of an operation test in the fire alarm A.
FIG. 4 is a block diagram showing a schematic configuration of a fire alarm B which is a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Detection means 2 Alarm means 3 Operation means 3a Operation string 3b Operation button 4 Control means 5 Detection part 6 Signal amplification part A Fire alarm B Fire alarm
