JP2004176929A - 機器のネジ止め構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネジを取り外す際にネジが落下することなく、しかも防犯性能の点からもすぐれた機器のネジ止め構造を得ること。
【解決手段】 リヤカバー6をキャビネット1の内部からネジ止めして取付けるネジ止め構造であって、キャビネット1に、その開口面に対して通常は後方に傾斜しており前方に押圧したとき開口面とほぼ平行になる板バネ13を取り付けると共に、この板バネ13にネジ19を取付け、さらにこのネジ19に抜け止めワッシャ20を配設する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、金融自動化機器等のネジ止め構造に係り、より詳しくは、金融自動化機器等のカバーを内部からネジで固定する際に固定用のネジが装置の内部に落下するのを防止するネジ止め構造に関するものである。
従来、金融自動化機器等のカバーをキャビネットに取付ける際は、防犯のために装置の内部からネジで固定して、保守点検時にネジの取り外しを行っていた。しかし、カバーのネジ固定箇所が奥まった場所にある場合は、ネジを取り外す際にネジを装置の内部に落下させてしまうおそれがあった。ネジが落下すると、装置の内部の機構部が動作不良を起こしたり、印刷回路板にショート等が生ずる原因となる。
このため、カバーに取付けたハット材にネジを取り付け、キャビネットにひょうたん穴を設けたL型金具を取付けて、カバーに取付けたネジの頭部をキャビネットのL型金具のひょうたん穴に入れ、キャビネットを下方向に移動させてネジ部がひょうたん穴の溝に入り込んだところで、ネジを締め込み、キャビネットをカバーに固定していた。
なおネジが落下しないようにしたネジ止め構造としては、例えば実願昭58−127934号(実開昭60−35913号)のマイクロフィルムに開示されるものがあるが、これは角パイプ等より構成した展示台や棚等を締結する用途に限定され、カバーをキャビネットに取付ける用途には適さない。
実願昭58−127934号(実開昭60−35913号)のマイクロフィルム
上記のように構成した固定方向では、カバーをネジの締め付けトルクのみでキャビネットに固定することになるため、カバーの下側から上側に向けて外力を加えるとカバーが上側にずれ上がってしまい、普通に固定した場合に比べて外れやすく、金融自動化機器等の防犯性能の点からすると問題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ネジを取り外す際にネジが装置内に落下することなく、しかも防犯性能の点からもすぐれた機器のネジ止め構造を得ることを目的とする。
本発明にかかる機器のネジ止め構造は、次のように構成したものである。
(1) カバーをキャビネットの内部からネジ止めして取付ける機器のネジ止め構造であって、キャビネットに板バネを取付け、板バネにネジを取付けると共に該ネジに抜け止め部材を取付け、ネジをカバー側に押圧して板バネをカバー側へ移動させ、移動させた状態でネジによりキャビネットにカバーを取付ける。
(2) また、キャビネットに、その開口面に対して通常は後方に傾斜しており前方に押圧可能な板バネを取り付けると共に、この板バネにネジを取り付けさらにこのネジに抜け止め部材を取り付け、後方に傾斜している板バネをネジを前方に押圧することによって前方に移動させ、この状態でネジによりキャビネットにカバーを取付けるようにする。
(3) 上記(2)の板バネを折曲面と固定面とからなるほぼく字状に形成すると共に、折曲面と固定面に力を加えるとこれらの面がほぼ同一平面となり力を取り除くとこれらの面が元の位置に復帰するように構成し、折曲面がキャビネットの開口面に対して後方に傾斜するようにして固定面をキャビネットに取り付ける。
(4) 上記(3)の折曲面の穴部にネジを挿通すると共にこのネジに抜け止めワッシャを取付け、ネジの頭部と抜け止めワッシャを板バネの折曲面を介して対向配置する。
(5) 上記(3)または(4)のキャビネットの上部に開口面とほぼ平行に折り曲げた板バネ取付部を有する金具を取り付け、板バネ取付部の裏側に板バネの固定面を取り付ける。
本発明は、キャビネットに板バネを取付け、板バネにネジを取付けると共に該ネジに抜け止め部材を取付け、ネジをカバー側に押圧して板バネをカバー側へ移動させ、移動させた状態でネジによりキャビネットにカバーを取付ける。そのため本発明は、防犯性能の観点からすぐれていると共に、カバーの取り付け取り外しをする際にネジが機器内に落下することがない。
図1は本発明の一実施の形態の斜視図、図2はその分解斜視図、図3は図1の縦断面図、図4は図1の平断面図である。1は金融自動化機器のキャビネットで、上面2、底面3、側面4,(4)、前面5等からなり、内部に空間部を有して、後面の開口部には断面ほぼコ字状のリアカバー6がネジによって取りはずし自在に取付けられている。7はキャビネット1の開口部の周囲の上面2、底面3、側面4,(4)を開口面に平行に折り曲げて形成したキャビネット立上がり部、8はリアカバー6の外周面6aの端部を後面板6bに対して平行になるように折り曲げて形成したリアカバー立上がり部である。なお、9はキャビネット1の底部に設けられた脚部である。
10,10はキャビネット1の上面2の内側で開口部の左右にその一部を開口部から突出させて取付けたL型金具で、後端部をさらにL字状に折り曲げて固定部10aを形成してこれをキャビネット立上がり部7の内側に固定し、下方に折り曲げた先端部を開口面とほぼ平行にして板バネ取付部10bを形成したもので、この板バネ取付部10bにはネジ穴11とそれよりも外側(側面4側)に位置する丸穴12とが設けてあり、立上がり部7から外方に突出して取付けられている。
13はほぼく字状に折り曲げられた板バネで、折曲面14と固定面15とからなり、折曲面14に力を加えて折り曲げると折曲面14は固定面15とほぼ同一平面に変形され、力を取り除くと折曲面14は当初の位置に回復してほぼく字状に戻るようになっている。16は板バネ13の固定面15に設けた第1の丸穴、17は板バネ13の折曲面14に設けた第2の丸孔である。
そして、板バネ13はその固定面15をL型金具10の板バネ取付部10bの裏側に当接し、固定面15の第1の丸穴16を板バネ取付部10bのネジ穴11に整合させて配設し、第1のネジ18によって板バネ13をL型金具10に固定する。これにより、図4に示すように、板バネ13の折曲面14がキャビネット1の後方に傾斜するようにして取付けられ、折曲面14を前方向(図4のC方向)に押して固定面15とほぼ同一面になるようにしたときに、折曲面14に設けた第2の丸孔17が板バネ取付部10bの丸穴12に重なるようにしてある。
19は板バネ13の折曲面14の第2の丸孔17に差し込んだ第2のネジである。20は折曲面14を介して第2のネジ19の頭部と反対側に配設されたナイロン製の抜止めワッシャで、中央部付近に+型の穴部21が形成され、この穴部21が第2のネジ19のねじ山に引っ掛かかっていて、第2のネジ19が板バネ13から落下するのを防止するようになっている。
こうして、リヤカバー6を取付ける前は、第2のネジ19の先端はL型金具10の板バネ取付部10bの丸穴12の中に入り込まない構造になっており、リヤカバー6を取付けるときに、折曲面14を前方向に押して、折曲面14の第2の丸孔17が板バネ取付部10bの丸穴12の位置に重なり、これらの穴17,12を通して第2のネジ19が貫通するようにしてある。
22,22はリヤカバー6の後面板6bの内側の上側左右に取付けられた凸状のハット材で、コ字状の各突設部22a,22aのほぼ中央部に第2のネジ19,19が螺合するネジ穴23,23が設けてある。24はリヤカバー6の後面板6bの内側の下側ほぼ中央に取付けられたZ型係止金具で、その端部にはキャビネット立上がり部7に引っ掛けてリヤカバー6の下端部をキャビネット1に係止させる係止部24aが設けてある。
上記のように構成した一実施の形態の作用を図3〜図8によって説明する。リヤカバー6をキャビネット1に取付けるには、図3に示すように、リヤカバー6を上方からB方向に移動してZ型金具24の係止部24aをキャビネット1の下側のキャビネット立上がり部7に引っ掛けて係止させ、次に、この係止状態のままリヤカバー6の上部をC方向に移動させてキャビネット1に当接させる。このとき、リヤカバー6のリヤカバー立ち上がり部8とキャビネット1のキャビネット立上がり部7とが当接した状態になる。
そして、図4に示すように、装置の内部からドライバ25で第2のネジ19の頭部を押すと、板バネ13の折曲面14がC方向に移動して、第2のネジ部19の先端がL型金具10の板バネ取付部10bの丸穴12を通過し、リヤカバー6に設けたハット材22のネジ穴23に当接する。こうして、図5に示すように、ドライバ25により第2のネジ19をネジ穴23に螺合させて、リヤカバー6の取り付けを完了する。このとき、抜け止めワッシャ20は、板バネ13の折曲面14とL型金具10の板バネ取付部10bとの間に位置している。
次に、リヤカバー6をキャビネット1から取り外すには、図6に示すように、ドライバー25により第2のネジ19を先と逆方向に回転させて、板バネ13に取付けた第2のネジ19をD方向に移動させる。こうすると、第2のネジ19はハット材22のネジ穴23から外れ、同時に、板バネ13の反力によって、図7に示すように、板バネ13の折曲面14が後方に後退する。
このため、第2のネジ19が板バネ取付部10bの丸穴12のエリアから後退するが、第2のネジ19には抜止めワッシャ20が取付けられており、この穴部21に第2のネジ19のネジ山が引っ掛かかっているので、第2のネジ19が落下することはない。そして、図8に示すように、リアカバー6の上部をE方向に移動させて外側に開き、次にF方向に移動してZ型金具24の係止部24aとキャビネット1のキャビネット立上がり部7との係止を解除し、リアカバー6をキャビネット1から取り外す。
上記の実施の形態によれば、第2のネジ19に抜け止めワッシャ20を取付けて装置の内部からリアカバー6をネジ止めするようにしたので、防犯性能がすぐれていると共に、リヤカバー6の取り付け取り外しの際に第2のネジ19を装置内部に落とすこともない。
上記の説明では、本発明を金融自動化機器に実施した場合を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、他の機器にも実施することができる。
本発明の一実施の形態の外観斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の作用説明図である。 図1の作用説明図である。 図1の作用説明図である。 図1の作用説明図である。 図1の作用説明図である。 図1の作用説明図である。
符号の説明
1 キャビネット
6 リヤカバー
10 L型金具
10b 板バネ取付部
11、23 ネジ穴
12 丸穴
13 板バネ
14 折曲面
15 固定面
16、17 丸穴
18 第1のネジ
19 第2のネジ
20 抜け止めワッシャ
22 ハット材

Claims (5)

  1. カバーをキャビネットの内部からネジ止めして取付ける機器のネジ止め構造において、
    前記キャビネットに板バネを取付け、
    前記板バネにネジを取付けると共に該ネジに抜け止め部材を取付け、
    前記ネジを前記カバー側に押圧して前記板バネを前記カバー側へ移動させ、移動させた状態で前記ネジにより前記キャビネットに前記カバーを取付けることを特徴とする機器のネジ止め構造。
  2. カバーをキャビネットの内部からネジ止めして取付ける機器のネジ止め構造において、
    前記キャビネットに、その開口面に対して通常は後方に傾斜しており前方に押圧可能な板バネを取り付けると共に、該板バネにネジを取り付けさらに該ネジに抜け止めワッシャを取り付け、後方に傾斜している前記板バネを前記ネジを前方に押圧することによって前方に移動させ、この状態で前記ネジにより前記キャビネットに前記カバーを取付けるようにしたことを特徴とする機器のネジ止め構造。
  3. 板バネを折曲面と固定面とからなるほぼく字状に形成すると共に、該折曲面と固定面に力を加えるとこれらの面がほぼ同一平面となり力を取り除くとこれらの面が元の位置に復帰するように構成し、前記折曲面がキャビネットの開口面に対して後方に傾斜するようにして前記固定面を前記キャビネットに取り付けたことを特徴とする請求項1記載の機器のネジ止め構造。
  4. 折曲面の穴部にネジを挿通すると共に該ネジに抜け止めワッシャを取り付け、該ネジの頭部と抜け止めワッシャを前記折曲面を介して対向配置するようにしたことを特徴とする請求項2記載の機器のネジ止め構造。
  5. キャビネットの上部に開口面とほぼ平行に折り曲げた板バネ取付部を有する金具を取り付け、該板バネ取付部の裏側に板バネの固定面を取り付けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の機器のネジ止め構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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