JP2004174140A - 食器洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に取り外し可能なラックトレーでラックを受けることができる食器洗浄機を提供する
【解決手段】ラックトレー12の底面部の洗浄機本体3側には扉5の内面部10に形成された係止部と係止する突起部18が左右2箇所にそれぞれ設けられ、扉5の内面部10の洗浄機本体3側における各隅角部には、前記突起部18と対応する係止部としての切欠き21がそれぞれ設けられている。ラックトレー12の突起部18を扉5の切欠き21に対して位置合わせを行い、その上でラックトレー12を扉5の内面部10に載置することで突起部18と切欠き21とが係止され、ラックトレー12の扉5に対する固定が為される。
【選択図】 図5
【解決手段】ラックトレー12の底面部の洗浄機本体3側には扉5の内面部10に形成された係止部と係止する突起部18が左右2箇所にそれぞれ設けられ、扉5の内面部10の洗浄機本体3側における各隅角部には、前記突起部18と対応する係止部としての切欠き21がそれぞれ設けられている。ラックトレー12の突起部18を扉5の切欠き21に対して位置合わせを行い、その上でラックトレー12を扉5の内面部10に載置することで突起部18と切欠き21とが係止され、ラックトレー12の扉5に対する固定が為される。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、食器洗浄機に関し、更に詳細には、洗浄の終わったラックを取り出して別の場所へ移動させる際に、容易に取り外し可能なラックトレーでラックを受けることができるラック取り出し構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
飲食に供した後の皿、茶碗、コップ等の食器を自動的に洗浄するための食器洗浄機が、喫茶店やレストラン等の厨房、更には一般家庭にも設置されて、広く好適に使用されるに至っている。前記厨房では、図6(a)、(b)、(c)に示す如く、洗浄機本体3の前面に開閉可能な扉5を設けた食器洗浄機1が、残飯を処理したり食器4に付着している大きな異物を除去するのに用いられるシンクを備えた作業台(図示せず)の近傍に設置されることが多い。そして、前記作業台または洗浄機本体3の天板7上にラック9を載置しておき、前洗い処理された食器4をラック9に収容セットした後、ラック9を食器洗浄機1に前から入れて洗浄している。また、洗浄後の食器4を収容したままのラック9の置き台としても前記作業台または洗浄機本体3の天板7は利用されている。
【0003】
更に、前記食器4を収容したラック9を持ち運ぶ際、または前記作業台等へのラック9の設置時に、食器4に付着している残物(スープの残りやソース等)や、前記シンク内で前洗いしたときの洗浄水、または洗浄時のすすぎ水が滴下して床面を濡らすことから、ラック下部に滴下した水滴を受けるための水受け用トレーを備えた食器洗浄機が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−318795号公報
【特許文献2】
実開平1−101480号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の食器洗浄機においては、カゴ及び水受け用トレーを支持するための支持部材の構造が複雑でコストが嵩むという問題があった。また、支持部材が無い場合、ラックを引き出した際に水受け用トレーまでもが動いてしまう問題があった。
【0006】
【発明の目的】
そこで本発明は、従来の食器洗浄機のラック取り出し構造に内在している前記問題点を好適に解決するため提案されたものであって、構造が簡単で着脱が容易なラック取り出し構造を備えた食器洗浄機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するために、本発明に係る食器洗浄機は、
食器洗浄機本体内部に設けられた洗浄槽と、該洗浄槽の前面開口部を開閉する扉と、前記洗浄槽に収納され食器を収容するラックと、前記ラックを収容し、前記扉を前方に開放させた状態でその上面に着脱可能に載置できるラックトレーとを備え、該ラックトレーを載置した状態で前記ラックを前記開口部から引き出し可能に設けた食器洗浄機において、
前記扉内面部と、前記ラックトレーの前記扉内面部と対向する底面部のどちらか一方に突起部を設け、他方に前記突起部に係止する係止部を設けたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る食器洗浄機は、
前記突起部及び係止部は、前記扉内面部における食器洗浄機本体側端部と、前記ラックトレーの前記扉内面部と対向する底面部における食器洗浄機本体側端部とに設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明に係る食器洗浄機につき、これを具体化した実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、図1を参照して説明した既出の部材と同一の部材については、同じ符号で指示してその説明は省略する。
【0010】
先ず、本実施形態に係る食器洗浄機を、図1および図2を参照して説明する。図1に示す食器洗浄機において、洗浄機本体3の前面に、扉5の幅方向両下端部が回動可能枢支され、該扉5を手前側に回動して本体開口部8を開放することで、洗浄機本体3の内部に画成された洗浄槽6に、食器が収容セットされたラック9を収納し得るよう構成される。洗浄槽6の内部には、温水供給源から圧力供給される温水の噴射反力により回転する洗浄ノズルおよび洗浄終了後にすすぎ水を供給するすすぎノズル(何れも図示せず)が、ラック9の収納位置を挟む上下に離間して配設されている。洗浄およびすすぎ終了後、次の食器をセットすべく扉5を手前に開放し、開放された扉5の内面部10に図2に示すラックトレー12を載置する。その後、濡れたラック9を扉5の内面部10上に載置されたラックトレー12の上に引き出し、ラックトレー12毎ラック9を持ち上げて移動させることで、ラック9からの滴下水が床面に落ちないよう構成されている。
【0011】
ここで、ラックトレー12およびラックトレー12の扉5への固定構造を図2乃至図5を参照して説明する。ラックトレー12は図2に示すように、ラック9を収容するため凹状に形成され、その底部にはラック9を載置するための断面山型形状の載置部14が所定間隔を有して複数設けられている。そして、各載置部14間には前記食器およびラック9からの滴下水を受けて貯留する貯留部15が設けられている。また、ラックトレー12の正面側には洗浄機本体3の開口部8下端に当接するズレ防止用のストッパ16が設けられ、このストッパ16が洗浄機本体3の開口部8下端に当接した状態でラックトレー12内から洗浄槽6内へラック9が挿入される。更に、ラックトレー12を持ち運ぶための把持部17が左右2箇所にそれぞれ設けられ、底面部の洗浄機本体3側には後述する扉5の内面部10に形成された係止部と係止する突起部18が左右2箇所にそれぞれ設けられている。なお、前記載置部14には傾斜が設けてあり、図3に示すように、ラック9を載せた際に、ラック9および食器も傾斜し、水滴が落ち易い構成となっている。
【0012】
また、扉5は図4に示すように、前記ラックトレー12を載置する平面状の内面部10と、扉5を閉じた場合に洗浄機本体3の開口部8を閉塞した状態に保持する保持部材20が設けられている。更に、前記内面部10の洗浄機本体3側の各隅角部には、前記突起部18と対応する係止部としての切欠き21がそれぞれ設けられている。
【0013】
また、前記ラックトレー12を扉5に固定する方法は図5に示すように、ラックトレー12の突起部18を扉5の切欠き21に対して位置合わせを行い、その上でラックトレー12を扉5の内面部10に載置することで突起部18と切欠き21とが係止され、ラックトレー12の扉5に対する固定が為される。その上で洗浄槽6からラック9を引き出し、ラックトレー12内にラック9を収容する。ラック9を引き出す際には、ラック9の底面がラックトレー12のストッパ16の上端部および載置部14に対して摺動するため、ラックトレー12は引き出し方向に圧力が加えられるが、突起部18と切欠き21とにより係止されているため、ラックトレー12がズレ動くことはない。また、ラック9を収容したラックトレー12を持ち運ぶ際には、図3に示す如くラックトレー12の把持部17とラック9の把持部22は同じ位置にあるため、同時に持つことができ、ラック9とラックトレー12とを特に固定する部材は必要無い。
【0014】
このように、ラックトレー12の底面部に突起部18を設け、扉5の内面部10に切欠き21を設けるだけの簡単な構成でラックトレー12の扉5に対する固定を容易にすることができ、従来のような複雑な支持部材は必要無いのでコストを低廉に抑えることができる。また、ラック9を洗浄槽6内から引き出す際にラックトレー12がズレ動くことが防止される。また、ズレ防止用のストッパ16を設けたことで、ラック9を洗浄槽6内へ挿入する際にラックトレー12がズレ動くことが防止される。また、ラック9をラックトレー12に収容した際に、ラックトレー12の把持部17とラック9の把持部22とが同じ位置となるようにしたため、持ち運ぶ際にラック9とラックトレー12との固定部材は必要なく、更に、ラック9を持ち運ぶ際に食器およびラック9からの滴下水をラックトレー12で受けることができ、床面およびラック9の設置面を濡らすことは無い。また、突起部18および切欠き21を洗浄機本体3側端部に設けたことにより、ラック9を引き出す際の圧力は突起部18と切欠き21とに掛かり、ラックトレー12全体に掛かることが防止され、ラックトレー12の製品寿命を延ばすことができる。
【0015】
なお、本発明は前述した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、突起部を扉の内面部に設け、突起部の係止部である切欠きをラックトレーに設けても良い。また、係止部として、切欠きではなく突起部の形状に合った嵌合孔を設け、そこに突起部を挿入するようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る食器洗浄機によれば、ラックトレーに突起部と、扉に係止部とを設けたことで、構造が簡単で容易に取り外し可能なラックトレーでラックを受けることができるラック取り出し構造を備えた食器洗浄機を提供することができる。また、突起部および係止部を洗浄機本体側端部に設けたことにより、ラックトレー全体に圧力が掛かることが防止され、ラックトレーの製品寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る食器洗浄機の開扉状態を示す図である。
【図2】実施の形態に係るラックトレー構造を示す展開図である。
【図3】実施の形態に係るラックをラックトレー内に収容した状態を示す図である。
【図4】実施の形態に係る食器洗浄機扉構造を示す図である。
【図5】実施の形態に係るラックトレーの組み付け方法を示す図である。
【図6】食器洗浄機へのラックの収納状態を示す図である。
【符号の説明】
1 食器洗浄機
3 食器洗浄機本体
5 扉
9 ラック
10 内面部
12 ラックトレー
18 突起部
21 切欠き
【発明が属する技術分野】
本発明は、食器洗浄機に関し、更に詳細には、洗浄の終わったラックを取り出して別の場所へ移動させる際に、容易に取り外し可能なラックトレーでラックを受けることができるラック取り出し構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
飲食に供した後の皿、茶碗、コップ等の食器を自動的に洗浄するための食器洗浄機が、喫茶店やレストラン等の厨房、更には一般家庭にも設置されて、広く好適に使用されるに至っている。前記厨房では、図6(a)、(b)、(c)に示す如く、洗浄機本体3の前面に開閉可能な扉5を設けた食器洗浄機1が、残飯を処理したり食器4に付着している大きな異物を除去するのに用いられるシンクを備えた作業台(図示せず)の近傍に設置されることが多い。そして、前記作業台または洗浄機本体3の天板7上にラック9を載置しておき、前洗い処理された食器4をラック9に収容セットした後、ラック9を食器洗浄機1に前から入れて洗浄している。また、洗浄後の食器4を収容したままのラック9の置き台としても前記作業台または洗浄機本体3の天板7は利用されている。
【0003】
更に、前記食器4を収容したラック9を持ち運ぶ際、または前記作業台等へのラック9の設置時に、食器4に付着している残物(スープの残りやソース等)や、前記シンク内で前洗いしたときの洗浄水、または洗浄時のすすぎ水が滴下して床面を濡らすことから、ラック下部に滴下した水滴を受けるための水受け用トレーを備えた食器洗浄機が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−318795号公報
【特許文献2】
実開平1−101480号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の食器洗浄機においては、カゴ及び水受け用トレーを支持するための支持部材の構造が複雑でコストが嵩むという問題があった。また、支持部材が無い場合、ラックを引き出した際に水受け用トレーまでもが動いてしまう問題があった。
【0006】
【発明の目的】
そこで本発明は、従来の食器洗浄機のラック取り出し構造に内在している前記問題点を好適に解決するため提案されたものであって、構造が簡単で着脱が容易なラック取り出し構造を備えた食器洗浄機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するために、本発明に係る食器洗浄機は、
食器洗浄機本体内部に設けられた洗浄槽と、該洗浄槽の前面開口部を開閉する扉と、前記洗浄槽に収納され食器を収容するラックと、前記ラックを収容し、前記扉を前方に開放させた状態でその上面に着脱可能に載置できるラックトレーとを備え、該ラックトレーを載置した状態で前記ラックを前記開口部から引き出し可能に設けた食器洗浄機において、
前記扉内面部と、前記ラックトレーの前記扉内面部と対向する底面部のどちらか一方に突起部を設け、他方に前記突起部に係止する係止部を設けたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る食器洗浄機は、
前記突起部及び係止部は、前記扉内面部における食器洗浄機本体側端部と、前記ラックトレーの前記扉内面部と対向する底面部における食器洗浄機本体側端部とに設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明に係る食器洗浄機につき、これを具体化した実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、図1を参照して説明した既出の部材と同一の部材については、同じ符号で指示してその説明は省略する。
【0010】
先ず、本実施形態に係る食器洗浄機を、図1および図2を参照して説明する。図1に示す食器洗浄機において、洗浄機本体3の前面に、扉5の幅方向両下端部が回動可能枢支され、該扉5を手前側に回動して本体開口部8を開放することで、洗浄機本体3の内部に画成された洗浄槽6に、食器が収容セットされたラック9を収納し得るよう構成される。洗浄槽6の内部には、温水供給源から圧力供給される温水の噴射反力により回転する洗浄ノズルおよび洗浄終了後にすすぎ水を供給するすすぎノズル(何れも図示せず)が、ラック9の収納位置を挟む上下に離間して配設されている。洗浄およびすすぎ終了後、次の食器をセットすべく扉5を手前に開放し、開放された扉5の内面部10に図2に示すラックトレー12を載置する。その後、濡れたラック9を扉5の内面部10上に載置されたラックトレー12の上に引き出し、ラックトレー12毎ラック9を持ち上げて移動させることで、ラック9からの滴下水が床面に落ちないよう構成されている。
【0011】
ここで、ラックトレー12およびラックトレー12の扉5への固定構造を図2乃至図5を参照して説明する。ラックトレー12は図2に示すように、ラック9を収容するため凹状に形成され、その底部にはラック9を載置するための断面山型形状の載置部14が所定間隔を有して複数設けられている。そして、各載置部14間には前記食器およびラック9からの滴下水を受けて貯留する貯留部15が設けられている。また、ラックトレー12の正面側には洗浄機本体3の開口部8下端に当接するズレ防止用のストッパ16が設けられ、このストッパ16が洗浄機本体3の開口部8下端に当接した状態でラックトレー12内から洗浄槽6内へラック9が挿入される。更に、ラックトレー12を持ち運ぶための把持部17が左右2箇所にそれぞれ設けられ、底面部の洗浄機本体3側には後述する扉5の内面部10に形成された係止部と係止する突起部18が左右2箇所にそれぞれ設けられている。なお、前記載置部14には傾斜が設けてあり、図3に示すように、ラック9を載せた際に、ラック9および食器も傾斜し、水滴が落ち易い構成となっている。
【0012】
また、扉5は図4に示すように、前記ラックトレー12を載置する平面状の内面部10と、扉5を閉じた場合に洗浄機本体3の開口部8を閉塞した状態に保持する保持部材20が設けられている。更に、前記内面部10の洗浄機本体3側の各隅角部には、前記突起部18と対応する係止部としての切欠き21がそれぞれ設けられている。
【0013】
また、前記ラックトレー12を扉5に固定する方法は図5に示すように、ラックトレー12の突起部18を扉5の切欠き21に対して位置合わせを行い、その上でラックトレー12を扉5の内面部10に載置することで突起部18と切欠き21とが係止され、ラックトレー12の扉5に対する固定が為される。その上で洗浄槽6からラック9を引き出し、ラックトレー12内にラック9を収容する。ラック9を引き出す際には、ラック9の底面がラックトレー12のストッパ16の上端部および載置部14に対して摺動するため、ラックトレー12は引き出し方向に圧力が加えられるが、突起部18と切欠き21とにより係止されているため、ラックトレー12がズレ動くことはない。また、ラック9を収容したラックトレー12を持ち運ぶ際には、図3に示す如くラックトレー12の把持部17とラック9の把持部22は同じ位置にあるため、同時に持つことができ、ラック9とラックトレー12とを特に固定する部材は必要無い。
【0014】
このように、ラックトレー12の底面部に突起部18を設け、扉5の内面部10に切欠き21を設けるだけの簡単な構成でラックトレー12の扉5に対する固定を容易にすることができ、従来のような複雑な支持部材は必要無いのでコストを低廉に抑えることができる。また、ラック9を洗浄槽6内から引き出す際にラックトレー12がズレ動くことが防止される。また、ズレ防止用のストッパ16を設けたことで、ラック9を洗浄槽6内へ挿入する際にラックトレー12がズレ動くことが防止される。また、ラック9をラックトレー12に収容した際に、ラックトレー12の把持部17とラック9の把持部22とが同じ位置となるようにしたため、持ち運ぶ際にラック9とラックトレー12との固定部材は必要なく、更に、ラック9を持ち運ぶ際に食器およびラック9からの滴下水をラックトレー12で受けることができ、床面およびラック9の設置面を濡らすことは無い。また、突起部18および切欠き21を洗浄機本体3側端部に設けたことにより、ラック9を引き出す際の圧力は突起部18と切欠き21とに掛かり、ラックトレー12全体に掛かることが防止され、ラックトレー12の製品寿命を延ばすことができる。
【0015】
なお、本発明は前述した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、突起部を扉の内面部に設け、突起部の係止部である切欠きをラックトレーに設けても良い。また、係止部として、切欠きではなく突起部の形状に合った嵌合孔を設け、そこに突起部を挿入するようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る食器洗浄機によれば、ラックトレーに突起部と、扉に係止部とを設けたことで、構造が簡単で容易に取り外し可能なラックトレーでラックを受けることができるラック取り出し構造を備えた食器洗浄機を提供することができる。また、突起部および係止部を洗浄機本体側端部に設けたことにより、ラックトレー全体に圧力が掛かることが防止され、ラックトレーの製品寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る食器洗浄機の開扉状態を示す図である。
【図2】実施の形態に係るラックトレー構造を示す展開図である。
【図3】実施の形態に係るラックをラックトレー内に収容した状態を示す図である。
【図4】実施の形態に係る食器洗浄機扉構造を示す図である。
【図5】実施の形態に係るラックトレーの組み付け方法を示す図である。
【図6】食器洗浄機へのラックの収納状態を示す図である。
【符号の説明】
1 食器洗浄機
3 食器洗浄機本体
5 扉
9 ラック
10 内面部
12 ラックトレー
18 突起部
21 切欠き
Claims (2)
- 食器洗浄機本体内部に設けられた洗浄槽と、該洗浄槽の前面開口部を開閉する扉と、前記洗浄槽に収納され食器を収容するラックと、前記ラックを収容し、前記扉を前方に開放させた状態でその上面に着脱可能に載置できるラックトレーとを備え、該ラックトレーを載置した状態で前記ラックを前記開口部から引き出し可能に設けた食器洗浄機において、
前記扉内面部と、前記ラックトレーの前記扉内面部と対向する底面部のどちらか一方に突起部を設け、他方に前記突起部に係止する係止部を設けたことを特徴とする食器洗浄機。 - 前記突起部及び係止部は、前記扉内面部における食器洗浄機本体側端部と、前記ラックトレーの前記扉内面部と対向する底面部における食器洗浄機本体側端部とに設けたことを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002346998A JP2004174140A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002346998A JP2004174140A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 食器洗浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004174140A true JP2004174140A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32707726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002346998A Pending JP2004174140A (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004174140A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016167709A1 (en) * | 2015-04-15 | 2016-10-20 | Diskomat Ab | Dishwashing accessory for holding a dishwasher basket inclined in relation to the horizontal and a dishwashing method |
-
2002
- 2002-11-29 JP JP2002346998A patent/JP2004174140A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016167709A1 (en) * | 2015-04-15 | 2016-10-20 | Diskomat Ab | Dishwashing accessory for holding a dishwasher basket inclined in relation to the horizontal and a dishwashing method |
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