JP2004174128A - Generator for pinball game machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機の遊技盤面に装着される入賞装置のような役物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、弾球遊技機には、遊技盤面の所要位置に機種ごとに様々な入賞口や通過口が設置されている。そして、遊技内容や釘配列に応じて、通過口を構成する装置(以下、「通過装置」と称する。)や入賞口を構成する装置(以下「入賞装置」と称する。)が弾球遊技機の機種ごとに設計、製作されている。
【0003】
これまでは、通過装置と入賞装置とは、それぞれ使用目的及び機能が異なるため異なる構造を有しており、互いに流用することは不可能であった。したがって、機種を増やすごとに、それぞれの装置の部品点数も増加し、管理が煩雑になるとともに、設計コストも増大することとなっていた。
そこで、近年では、下記の特許文献1に開示されるように、入賞装置の飾り部材(盤面上で視認される部分をいう)として通過口用と入賞口用との2種類を用意し、用途に応じて装飾部分のみを交換することで、通過装置又は入賞装置のいずれにも利用可能な役物が提案されている。より具体的には、遊技板の役物設置孔に装着されるベース体には入賞球進入口が開口している。そして、ベース体に装着される飾り部材内部の打球誘導路は、当該役物を入賞装置として使用する場合には、その入賞球進入口へ向かって打球を誘導するような形状となっているが、通過装置として使用する場合には、その入賞球進入口を避けるような形状となっている。ここで、入賞球進入口を避けるような形状とは、入賞球進入口の全体を避けるもののみならず、入賞球進入口の一部にはかかるものの当該一部からは打球の進入が不可能であるようなものをもいう。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−299974号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、上述の通り、当該役物を通過装置として使用する場合には、飾り部材内部の打球誘導路は、ベース体の入賞球進入口を避けるような形状とならざると得なかった。したがって、たとえば、当該役物を通過装置として使用したい場合において、打球誘導路が入賞球進入口の全体を通るような形状とすることはできず、打球の排出される角度も自ずと限られてくるという構造上の制約があり、遊技内容の多様化に伴う盤面構成の自由度には必ずしも対応しきれてはいなかった。
【0006】
そこで、本発明は、ベース体と飾り部材とを備える弾球遊技機用役物において、飾り部材の打球誘導路の設計を、具体的な盤面構成に応じて、ベース体の入賞球進入口の開口位置に制限されることなく、自由に行えるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下の各発明についての説明において、「入賞」とは、賞球の払い出しや、所定の権利発生等、遊技者にとって有利な状態が発生することをいう。また、「打球90」とは、弾球装置から発射された遊技球のことをいう。さらに、「入賞球95」とは、打球90のうち、入賞に係るものをいう。
【0008】
(1)第1の発明
先述の課題に鑑み、本発明のうちの第1の発明は、弾球遊技が展開される遊技盤面20の所要位置に装着され、該遊技盤面20の正面方向に臨む入賞球進入口44、及び、前記入賞球進入口44から前記遊技盤面20の背面へ連通して入賞球95が通行可能な入賞球通路47を有するベース体40、前記入賞球通路47に挿入される被挿入部材60、並びに、前記ベース体40の正面側に装着され、打球90が進入可能な開口部51及び該開口部51から前記入賞球進入口44まで打球90を誘導する打球誘導路52を有する飾り部材50を備える弾球遊技機用役物30であって、前記被挿入部材60として、入賞球95が通過可能な径の通過孔72を有するとともに該通過孔72への入賞球95の通過を検知する検知部73を有する入賞部材70、又は、前記入賞球進入口44への入賞球95の進入を阻止する阻止部82を有する外れ部材80のいずれかが入賞球通路47に挿入されるとともに、前記飾り部材50において、前記入賞球通路47に入賞部材70が挿入されている場合の入賞球進入口44までの打球誘導路52は、当該入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状とされ、また、前記入賞球通路47に外れ部材80が挿入されている場合の入賞球進入口44までの打球誘導路52は、打球90を遊技盤面20へ排出する形状とされていることを特徴とする。
【0009】
本第1の発明に係る弾球遊技機用役物30は、ベース体40、被挿入部材60及び飾り部材50から構成される。
ベース体40は、弾球遊技が展開される遊技盤面20の所要位置に装着され、以下の構成を備える。
▲1▼入賞球進入口44。これは、該遊技盤面20の正面方向に臨んで開口するものである。
【0010】
▲2▼入賞球通路47。これは、前記入賞球進入口44から前記遊技盤面20の背面へ連通して入賞球95が通行可能な通路である。
被挿入部材60は、前記入賞球通路47に挿入される部材である。この被挿入部材60は、以下の2通りの態様のうちのいずれかをとる。
▲1▼入賞部材70。これは、入賞球95が通過可能な径の通過孔72を有する。また、該通過孔72への入賞球95の通過を検知する検知部73をも有する。この検知部73としては、たとえば、光学センサ等をもって充てることができる。
【0011】
▲2▼外れ部材80。これは、前記入賞球進入口44への打球90の進入を阻止する阻止部82を有する。この阻止部82は、入賞球進入口44の開口に位置して、打球90の進入が阻止できる程度の大きさのものであれば足りる。
ところで、実際の遊技盤面20は、おおむね以下のように形成される。すなわち、ベニヤ板等で形成される盤素材に、表面セル加工で絵や模様等を描くとともに、所定個所にルータ加工を施して役物が備え付けられる孔(役物設置孔12)を形成し、さらに釘打ちを施して遊技板11が形成される。さらに、この遊技板11に役物を装着したものが遊技盤面20となる。そして、上記ベース体40は、上記役物設置孔12に入賞球通路47を挿入するようにして装着される。また、このベース体40が装着されることで、この役物設置孔12はベース体40により塞がれ、あとは入賞球進入口44のみが正面方向に開口することとなる。そして、この入賞球通路47に挿入される被挿入部材60の種類により、1個の役物設置孔12が、入賞口として機能したり、又は、しなかったりすることとなる。
【0012】
飾り部材50は、前記ベース体40の正面側に装着される部材で、以下の構成を備える。
▲1▼開口部51。これは、打球90が進入可能な径を有する。
▲2▼打球誘導路52。これは、飾り部材50の中を、該開口部51から前記入賞球進入口44まで打球90を誘導する通路である。この打球誘導路52は、前記入賞球通路47に被挿入部材60として入賞部材70が挿入されているか又は外れ部材80が挿入されているかにより、以下の2通りのうちのいずれかの態様をとる。
【0013】
(a)入賞部材70が挿入されている場合、入賞球進入口44までの打球誘導路52は、当該入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状とされる。たとえば、打球誘導路52の末端を、当該入賞球進入口44付近で盲端54にすることができる。そして、この盲端54に至った打球90は当該入賞球進入口44以外に行き場がなくなることによって、当該打球90を当該入賞球進入口44へ誘導することとなる。
【0014】
(b)外れ部材80が挿入されている場合、入賞球進入口44までの打球誘導路52は、打球90を遊技盤面20へ排出する形状とされる。たとえば、打球誘導路52の末端を、当該入賞球進入口44を通過して遊技盤面20に向けた開放端53とすることができる。そして、外れ部材80の阻止部82により、打球90は当該入賞球進入口44へ進入し得ず、これを通過する。そして、打球90はこの開放端53へ至り、遊技盤面20に排出されることとなる。
【0015】
たとえば、ベース体40の入賞球通路47に入賞部材70が被挿入部材60として挿入されている場合には、当該入賞球進入口44はいわゆる入賞口として取り扱われることとなる。この場合、当該ベース体40には、当該入賞球進入口44へと打球90を誘導する形状の打球誘導路52を備えた飾り部材50が装着されることとなる。
そして、この飾り部材50の開口部51から打球90が進入すると、この打球90は打球誘導路52を通じて、当該入賞球進入口44へと誘導され、進入することとなる。当該入賞球進入口44へ進入した打球90は、入賞球95として、入賞球通路47を通行し、入賞部材70の通過孔72を通過する。この際、検知部73によりこの通過が検知されることにより、この打球90により入賞が発生したものとされる。
【0016】
一方、ベース体40の入賞球通路47に外れ部材80が被挿入部材60として挿入されている場合には、当該入賞球進入口44はいわゆる入賞口として取り扱われることはない。この場合、当該ベース体40には、この打球90を遊技盤面20へ排出する形状の打球誘導路52を備えた飾り部材50が装着されることとなる。
そして、この飾り部材50の開口部51から打球90が進入すると、この打球90は打球誘導路52を通じて、当該入賞球進入口44へと至る。しかし、外れ部材80の阻止部82により当該入賞球進入口44には当該打球90は進入し得ない。したがって、当該打球90は入賞球進入口44を通過し、遊技盤面20へ排出される。すなわち、当該打球90は、入賞を発生させることなく、「外れ」となる。
【0017】
実際には、ベース体40の入賞球通路47の態様(すなわち、入賞部材70が挿入されるか、又は、外れ部材80が挿入されるか)に応じた形状の打球誘導路52を有する飾り部材50をあらかじめ形成しておくこととなる。
上記構成により、役物設置孔12の各々について、実際の遊技盤面20の仕様に応じて、入賞口として取り扱うか否かに関わらず、ベース体40は共通とすることが可能となる。そして、当該役物設置孔12を入賞口として取り扱う場合には入賞部材70を、又は、入賞口として取り扱わない場合には外れ部材80を、それぞれ被挿入部材60として入賞球通路47に挿入し、さらに、この被挿入部材60の態様に応じた飾り部材50をベース体40に装着することで、入賞装置を形成したり、又は、単に打球90が通過するに過ぎない通過装置を形成したりすることが可能となっている。
【0018】
すなわち、▲1▼1種類のベース体40、▲2▼被挿入部材60としての入賞部材70及び外れ部材80、並びに▲3▼▲2▼の態様に応じた種類の飾り部材50、という部品の組み合わせによって、実際の弾球遊技機10の仕様に応じて、入賞装置を構成したり、また、通過装置を構成したりすることが可能となっている。また、この弾球遊技機用役物30を通過装置として使用する場合においても、飾り部材50の打球誘導路52の形状を、ベース体40の入賞球進入口44の位置を避けるように設計する必要はなくなっている。
【0019】
(2)第2の発明
本発明のうちの第2の発明は、弾球遊技が展開される遊技盤面20の所要位置に装着され、該遊技盤面20の正面方向に臨む2の入賞球進入口44、及び、前記入賞球進入口44の各々から前記遊技盤面20の背面へ連通して入賞球95が通行可能な入賞球通路47を有するベース体40、前記入賞球通路47の各々に挿入される被挿入部材60、並びに、前記ベース体40の正面側に装着され、打球90が進入可能な開口部51及び該開口部51から前記入賞球進入口44の各々まで分岐して打球90を誘導する打球誘導路52を有する飾り部材50を備える弾球遊技機用役物30であって、前記被挿入部材60として、入賞球95が通過可能な径の通過孔72を有するとともに該通過孔72への入賞球95の通過を検知する検知部73を有する入賞部材70、又は、前記入賞球進入口44への入賞球95の進入を阻止する阻止部82を有する外れ部材80のいずれかが入賞球通路47ごとに挿入されるとともに、前記飾り部材50において、前記2の入賞球通路47に挿入される被挿入部材60の組み合わせに応じて、入賞部材70が挿入されている側の入賞球進入口44までの打球誘導路52は、当該入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状とされ、また、外れ部材80が挿入されている側の入賞球進入口44までの打球誘導路52は、打球90を遊技盤面20へ排出する形状とされていることを特徴とする。
【0020】
すなわち、本第2の発明における各構成要素の意義は前記第1の発明におけるものと同様である。しかし、前記の第1の発明に係る弾球遊技機用役物30においては、ベース体40に設けられる入賞球進入口44及び入賞球通路47の数については特に限定はないが、本第2の発明は、ベース体40に設けられる入賞球進入口44及び入賞球通路47の数を2個と限定した点で前記第1の発明と相違している。
【0021】
すなわち、入賞球通路47は、各入賞球進入口44に応じて別個に設けられることとなっている。
また、被挿入部材60は、各々の入賞球通路47について、入賞部材70又は外れ部材80が挿入されることとなる。すなわち、1のベース体40については、被挿入部材60の態様は、以下の4通りが可能となっている。
【0022】
▲1▼両入賞球通路47とも入賞部材70。
▲2▼一方の入賞球通路47には入賞部材70、及び、他方には外れ部材80。
▲3▼一方の入賞球通路47には外れ部材80、及び、他方には入賞部材70。
▲4▼両入賞球通路47とも外れ部材80。
さらに、飾り部材50内部の打球誘導路52については、開口部51から各入賞球進入口44まで分岐し、その末端は2つあることとなっている。
【0023】
そして、その打球誘導路52の形状は、上記被挿入部材60の態様に対応して、以下の通りとなる。
▲1▼両末端とも、入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状。
▲2▼一方の入賞球進入口44に当たる末端は入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状、及び、他方に当たる末端は打球90を遊技盤面20へ排出する形状。
【0024】
▲3▼一方の入賞球進入口44に当たる末端は打球90を遊技盤面20へ排出する形状、及び、他方に当たる末端は入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状。
▲4▼両末端とも、打球90を遊技盤面20へ排出する形状。
すなわち、飾り部材50としては、上記4通りの形状に対応する物をあらかじめ形成しておけばよいこととなる。そして、上記▲1▼の場合には、1の役物設置孔12が、2の入賞口として機能することとなる。また、上記▲2▼及び▲3▼の場合には、1の役物設置孔12が、1の入賞口として機能するが、その位置について2通りの態様があり得る。さらに、上記▲4▼の場合には、1の役物設置孔12を入賞口として機能させないこととなる。
【0025】
すなわち、▲1▼1種類のベース体40、▲2▼被挿入部材60としての入賞部材70及び外れ部材80、並びに▲3▼4種類の打球誘導路52の形状に応じた飾り部材50、という部品の組み合わせによって、実際の弾球遊技機10の仕様に応じて、2の入賞口を有し専ら入賞装置として機能する役物を構成したり、入賞装置と通過装置とを兼ね備えた役物を構成したり、又は、専ら通過装置として機能する役物を構成したりすることが可能となっている。また、この弾球遊技機用役物30を通過装置として使用する場合においても、飾り部材50の打球誘導路52の形状を、ベース体40の入賞球進入口44の位置を避けるように設計する必要はなくなっている。
【0026】
(3)第3の発明
先述の課題に鑑み、本発明のうち第3の発明は、弾球遊技が展開される遊技盤面20の所要位置に装着され、該遊技盤面20の正面方向に臨む入賞球進入口44、前記入賞球進入口44の辺縁と被切断部45aを介して連結することで当該入賞球進入口44への打球90の進入を阻止する阻止部材45、及び、前記入賞球進入口44の各々から前記遊技盤面20の背面へ連通して、前記被切断部45aが切断され当該阻止部材45が除去されることで当該入賞球進入口44が開放した場合に入賞球95が通行可能な入賞球通路47を有するベース体40、並びに、前記ベース体40の正面側に装着され、打球90が進入可能な開口部51及び該開口部51から前記入賞球進入口44まで打球90を誘導する打球誘導路52を有する飾り部材50を備える弾球遊技機用役物30であって、前記飾り部材50において、前記阻止部材45が除去されている入賞球進入口44までの打球誘導路52は、当該入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状とされ、また、前記阻止部材45が残存している入賞球進入口44までの打球誘導路52は、打球90を遊技盤面20へ排出する形状とされていることを特徴とする。
【0027】
本第3の発明に係る弾球遊技機用役物30は、ベース体40及び飾り部材50から構成される。
ベース体40は、弾球遊技が展開される遊技盤面20の所要位置に装着され、以下の構成を備える。
▲1▼入賞球進入口44。これは、該遊技盤面20の正面方向に臨んで開口するものである。
【0028】
▲2▼阻止部材45。これは、前記入賞球進入口44の辺縁と被切断部45aを介して連結することで当該入賞球進入口44への入賞球95の進入を阻止する部材である。この阻止部材45の大きさについては、当該入賞球進入口44の大きさ以下であって、阻止部材45と当該入賞球進入口44の辺縁との間の間隙が、打球90が進入し得ない程度であれば足りる。なお、「被切断部45a」とは、ニッパー等の工具を用いて容易に切断可能な部分をいう。この被切断部45aは、1の入賞球進入口44につき、2個所以上設けられるのが望ましい。
【0029】
▲3▼入賞球通路47。これは、前記入賞球進入口44の各々から前記遊技盤面20の背面へ連通する通路である。なお、前記入賞球進入口44には上述の通り阻止部材45が被切断部45aを介して連結されているが、この被切断部45aが切断され当該阻止部材45が除去されることで当該入賞球進入口44が開放した場合には、この入賞球通路47を入賞球95が通行可能となる。
【0030】
ところで、実際の遊技盤面20は、おおむね以下のように形成される。すなわち、ベニヤ板等で形成される盤素材に、表面セル加工で絵や模様等を描くとともに、所定個所にルータ加工を施して役物が備え付けられる孔(役物設置孔12)を形成し、さらに釘打ちを施して遊技板11が形成される。さらに、この遊技板11に役物を装着したものが遊技盤面20となる。そして、上記ベース体40は、上記役物設置孔12に入賞球通路47を挿入するようにして装着される。また、このベース体40が装着されることで、この役物設置孔12はベース体40により塞がれ、あとは入賞球進入口44のみが正面方向に臨むこととなる。そして、この入賞球進入口44から阻止部材45が除去されるか、又は、残存するかにより、1個の役物設置孔12が、入賞口として機能したり、又は、しなかったりすることとなる。
【0031】
飾り部材50は、前記ベース体40の正面側に装着される部材で、以下の構成を備える。
▲1▼開口部51。これは、打球90が進入可能な径を有する。
▲2▼打球誘導路52。これは、飾り部材50の中を、該開口部51から前記入賞球進入口44まで打球90を誘導する通路である。この打球誘導路52は、前記入賞球進入口44から阻止部材45が除去されているか又は残存しているかにより、以下の2通りのうちのいずれかの態様をとる。
【0032】
(a)阻止部材45が除去されている場合、入賞球進入口44までの打球誘導路52は、当該入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状とされる。たとえば、打球誘導路52の末端を、当該入賞球進入口44付近で盲端54にすることができる。そして、この盲端54に至った打球90は当該入賞球進入口44以外に行き場がなくなることによって、当該打球90を当該入賞球進入口44へ誘導するされることとなる。
【0033】
(b)阻止部材45が残存している場合、入賞球進入口44までの打球誘導路52は、打球90を遊技盤面20へ排出する形状とされる。たとえば、打球誘導路52の末端を、当該入賞球進入口44を通過して遊技盤面20に向けた開放端53とすることができる。そして、この阻止部材45により、打球90は当該入賞球進入口44へ進入し得ず、これを通過する。そして、打球90はこの開放端53へ至り、遊技盤面20に排出されることとなる。
【0034】
たとえば、ベース体40の入賞球進入口44からに阻止部材45が除去されている場合には、当該入賞球進入口44はいわゆる入賞口として取り扱われることとなる。この場合、当該ベース体40には、当該入賞球進入口44へと打球90を誘導する形状の打球誘導路52を備えた飾り部材50が装着されることとなる。
そして、この飾り部材50の開口部51から打球90が進入すると、この打球90は打球誘導路52を通じて、当該入賞球進入口44へと誘導され、進入することとなる。当該入賞球進入口44へ進入した打球90は、入賞球95として、入賞球通路47を通行する。この打球90は、たとえばその下流に設けられた光学センサ等により検知され、これにより入賞が発生することとなる。
【0035】
一方、ベース体40の入賞球進入口44に阻止部材45が残存している場合には、当該入賞球進入口44に入賞球95が進入することは不可能なため、いわゆる入賞口として取り扱われることはない。この場合、当該ベース体40には、この打球90を遊技盤面20へ排出する形状の打球誘導路52を備えた飾り部材50が装着されることとなる。
【0036】
そして、この飾り部材50の開口部51から打球90が進入すると、この打球90は打球誘導路52を通じて、当該入賞球進入口44へと至る。しかし、阻止部材45により当該入賞球進入口44には当該打球90は進入し得ない。したがって、当該打球90は入賞球進入口44を通過し、遊技盤面20へ排出される。すなわち、当該打球90は、入賞を発生させることなく、「外れ」となる。
【0037】
実際には、ベース体40の入賞球進入口44の態様(すなわち、阻止部材45が除去されるか、又は、残存しているか)に応じた形状の打球誘導路52を有する飾り部材50をあらかじめ形成しておくこととなる。
上記構成により、役物設置孔12の各々について、実際の遊技盤面20の仕様に応じて、入賞口として取り扱うか否かに関わらず、ベース体40は共通とすることが可能となる。そして、当該役物設置孔12を入賞口として取り扱う場合には入賞球進入口44から阻止部材45を除去し、又は、入賞口として取り扱わない場合には阻止部材45を残存させ、さらに、この入賞球進入口44の態様に応じた飾り部材50をベース体40に装着することで、入賞装置を形成したり、又は、単に打球90が通過するに過ぎない通過装置を形成したりすることが可能となっている。
【0038】
すなわち、▲1▼1種類のベース体40、及び、▲2▼入賞球進入口44の態様に応じた種類の飾り部材50、という部品の組み合わせによって、実際の弾球遊技機10の仕様に応じて、入賞装置を構成したり、また、通過装置を構成したりすることが可能となっている。また、この弾球遊技機用役物30を通過装置として使用する場合においても、飾り部材50の打球誘導路52の形状を、ベース体40の入賞球進入口44の位置を避けるように設計する必要はなくなっている。
【0039】
(4)第4の発明
本発明のうちの第4の発明は、弾球遊技が展開される遊技盤面20の所要位置に装着され、該遊技盤面20の正面方向に臨む2の入賞球進入口44、前記各入賞球進入口44の辺縁と被切断部45aを介して連結することで当該入賞球進入口44への打球90の進入を阻止する阻止部材45、及び、前記入賞球進入口44の各々から前記遊技盤面20の背面へ連通して、前記被切断部45aが切断され当該阻止部材45が除去されることで当該入賞球進入口44が開放した場合に入賞球95が通行可能な入賞球通路47を有するベース体40、並びに、前記ベース体40の正面側に装着され、打球90が進入可能な開口部51及び該開口部51から前記入賞球進入口44の各々まで分岐して打球90を誘導する打球誘導路52を有する飾り部材50を備える弾球遊技機用役物30であって、前記飾り部材50において、前記2の入賞球進入口44でそれぞれ前記阻止部材45が除去されているか、又は、残存しているかの組み合わせに応じて、除去されている側の入賞球進入口44までの打球誘導路52は、当該入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状とされ、また、残存している側の入賞球進入口44までの打球誘導路52は、打球90を遊技盤面20へ排出する形状とされていることを特徴とする。
【0040】
すなわち、本第4の発明における各構成要素の意義は前記第3の発明におけるものと同様である。しかし、前記の第3の発明に係る弾球遊技機用役物30においては、ベース体40に設けられる入賞球進入口44及び入賞球通路47の数については特に限定はないが、本第4の発明は、ベース体40に設けられる入賞球進入口44及び入賞球通路47の数を2個と限定した点で前記第3の発明と相違している。
【0041】
すなわち、入賞球通路47は、各入賞球進入口44に応じて別個に設けられることとなっている。
また、各入賞球進入口44に連結されている阻止部材45は、各々について、除去されるか又は残存するかのいずれかの態様をとることとなる。すなわち、1のベース体40については、阻止部材45の態様は、以下の4通りが可能となっている。
【0042】
▲1▼両入賞球進入口44とも除去されている。
▲2▼一方の入賞球進入口44では除去され、及び、他方では残存している。
▲3▼一方の入賞球進入口44では残存し、及び、他方では除去されている。
▲4▼両入賞球進入口44とも残存している。
さらに、飾り部材50内部の打球誘導路52については、開口部51から各入賞球進入口44まで分岐し、その末端は2つあることとなっている。
【0043】
そして、その打球誘導路52の形状は、上記阻止部材45の態様に対応して、以下の通りとなる。
▲1▼両末端とも、入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状。
▲2▼一方の入賞球進入口44に当たる末端は入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状、及び、他方に当たる末端は打球90を遊技盤面20へ排出する形状。
【0044】
▲3▼一方の入賞球進入口44に当たる末端は打球90を遊技盤面20へ排出する形状、及び、他方に当たる末端は入賞球進入口44へ打球90を誘導する形状。
▲4▼両末端とも、打球90を遊技盤面20へ排出する形状。
すなわち、飾り部材50としては、上記4通りの形状に対応する物をあらかじめ形成しておけばよいこととなる。そして、上記▲1▼の場合には、1の役物設置孔12が、2の入賞口として機能することとなる。また、上記▲2▼及び▲3▼の場合には、1の役物設置孔12が、1の入賞口として機能するが、その位置について2通りの態様があり得る。さらに、上記▲4▼の場合には、1の役物設置孔12を入賞口として機能させないこととなる。
【0045】
すなわち、▲1▼1種類のベース体40、及び、▲2▼4種類の打球誘導路52の形状に応じた飾り部材50、という部品の組み合わせによって、実際の弾球遊技機10の仕様に応じて、2の入賞口を有し専ら入賞装置として機能する役物を構成したり、入賞装置と通過装置とを兼ね備えた役物を構成したり、又は、専ら通過装置として機能する役物を構成したりすることが可能となっている。また、この弾球遊技機用役物30を通過装置として使用する場合においても、飾り部材50の打球誘導路52の形状を、ベース体40の入賞球進入口44の位置を避けるように設計する必要はなくなっている。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、「正面」とは弾球遊技機10の正面を意味し、また、「背面」とは弾球遊技機10の背面を意味する。さらに、左右方向に言及している場合には、弾球遊技機10を正面から見た状態で説明しているものとする。
【0047】
(1)第1の実施の形態
(1−1)遊技盤面20
本実施の形態に係る弾球遊技機用役物30は、図1に正面図で示す弾球遊技機10の遊技盤面20に装着される。
本実施の形態においては、遊技盤面20の中央には、液晶画面による画像表示装置21が設置される。その上方には、4個の保留ランプ22が設けられる。
【0048】
上記画像表示装置21の左右には、それぞれ弾球遊技機用役物30が設置される。一方、上記画像表示装置21の下方には、始動入賞口23が設けられる。また、この始動入賞口23の左右には、それぞれ一般入賞口24が設けられる。
上記始動入賞口23の下方には、大入賞口26を有するアタッカーユニット25が設置されている。このアタッカーユニット25の左右端にもそれぞれ一般入賞口24が設けられている。
【0049】
上記アタッカーユニット25の下方で、遊技盤面20の下端部には、アウト口27が設けられている。
図示されない弾球装置から発射された打球90は、遊技盤面20左側のレール28に沿って上昇し、遊技盤面20へ打ち出される。打ち出された打球90は、図示しない釘や風車に接触しつつ遊技盤面20を落下する。そして、上記の各一般入賞口24に入賞した場合には、当該打球90は入賞球95として取り扱われ、その入賞1回につき5球の賞球が遊技者に払い出されることとなる。また、打球90は、始動入賞口23、又は、大当たり遊技中の場合には大入賞口26にも入賞することがあるが、これらの場合についての説明は省略する。そして、上記各一般入賞口24、始動入賞口23及び大入賞口26のいずれにも入賞できなかった打球90は、アウト球としてアウト口27から排出され回収されることとなっている。
【0050】
(1−2)弾球遊技機用役物30
図2から図9までは、本実施の形態に係る弾球遊技機用役物30の構造を示したものである。
本実施の形態に係る弾球遊技機用役物30は、図2の背面斜視図に示すように、遊技板11の役物設置孔12(図7参照)に設置されるベース体40と、このベース体40の正面に装着される飾り部材50と、このベース体40に背面側から装着されることがある被挿入部材60とから構成される。
【0051】
(1−2−1)ベース体40
図3は、本実施の形態におけるベース体40を正面図(A)及び右側面図(B)で示したものである。
ベース体40は、ABS、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の樹脂による一体成形で形成されている。
【0052】
ベース体40の正面部分は、遊技板11の役物設置孔12(図7参照)を塞ぐ大きさの正面板41となっている。この正面板41に、上部がアーチ型の開口である入賞球進入口44が2個、左右に並設されている。また、正面板41には、その左右両辺に、遊技板11への取付け用の遊技板ネジ孔42が2個設けられているとともに、入賞球進入口44の上方に、飾り部材50取付け用の飾り部材ネジ孔43が2個設けられている。
【0053】
各入賞球進入口44から背面方向へ向かって、かまぼこ状の入賞球ガイド46が突出している。この入賞球ガイド46の内部空間が、入賞球通路47となっている。入賞球通路47は、背面へ向かってやや下垂しており、入賞球95が背面方向へ流下しやすくなっている。また、各入賞球通路47の下方には、被挿入部材60が挿入される断面長方形の被挿入部材支持空間48が設けられている。さらに、この各被挿入部材支持空間48の左方には、挿入された被挿入部材60の背面端を支持する爪状の支持爪49が設けられている。
【0054】
(1−2−2)飾り部材50
図4は、本実施の形態における飾り部材50を正面図(A)及び右側面図(B)で示したものである。
飾り部材50は、ABS、ポリプロピレン等の樹脂による一体成形で形成されている。
【0055】
図2に示す飾り部材50には、上方に開口した開口部51が設けられているとともに、この開口部51から打球誘導路52が分岐し、その分岐した先は、右方が開放端53に、及び、左方が盲端54となっている。また、盲端54となっている側の下端には、入賞球95を入賞球進入口44へ導く導入ガイドリブ55が設けられている。さらに、前記飾り部材ネジ孔43に対応する位置に、取付ボス56が設けられている。
【0056】
なお、図示はしないが、上記の開放端53と盲端54とが左右逆となっている飾り部材50もある。また、左右とも開放端53となっている飾り部材50(図8及び図9(B)参照)や、左右とも盲端54となっている飾り部材50(図9(A)参照)もある。
(1−2−3)被挿入部材60
被挿入部材60は、ABS、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の樹脂により形成され、下記の入賞部材70又は外れ部材80の形態をとり得る。
【0057】
(1−2−3−1)入賞部材70
入賞部材70は、図2に示すように、被挿入部材支持空間48に挿入可能な形状の被挿入体71の背面側に、入賞球95が通過可能な径の通過孔72を有する構造となっている。また、この通過孔72には、光学センサや磁気センサ等を用いた検知部73が装着されている。
【0058】
(1−2−3−2)外れ部材80
図5は、本実施の形態における外れ部材80を正面図(A)及び右側面図(B)で示したものである。
外れ部材80は、被挿入部材支持空間48に挿入可能な形状の被挿入体81の正面側の端部上方に、入賞球進入口44の開口内に収まる形状の阻止部82を突出させた構造となっている。
【0059】
(1−2−3−3)被挿入部材60の組み合わせ
被挿入部材60は、1のベース体40につき、2個挿入されることとなっており、その可能な組み合わせは以下の4通りとなっている。
▲1▼左の入賞球通路47に入賞部材70、及び右の入賞球通路47に外れ部材80。
▲2▼左の入賞球通路47に外れ部材80、及び右の入賞球通路47に入賞部材70。
【0060】
▲3▼左右の入賞球通路47とも入賞部材70。
▲4▼左右の入賞球通路47とも外れ部材80。
(1−3)部材の組み合わせ
図6は、図2に示す各部材から組み立てられた弾球遊技機用役物30を、背面斜視図で示したものである。また、図7(A)は、図6をA−A断面で示したものであり、図7(B)は図6をB−B断面で示したものである。さらに、図8は、図2とは異なる形状の飾り部材50が用いられる弾球遊技機用役物30(ただし、被挿入部材60は省略されている)を背面斜視図で示したものである。また、図9は、図2とは異なる形状の飾り部材50が用いられる弾球遊技機用役物30を正面図で示したものである。
【0061】
上記▲1▼のように、左の入賞球通路47に入賞部材70、及び右の入賞球通路47に外れ部材80が挿入される場合には、打球誘導路52の左末端が盲端54で、右末端が開放端53となっている飾り部材50がベース体40に装着される。具体的には、ベース体40の背面から入賞部材70及び外れ部材80がそれぞれ左右の入賞球通路47へ挿入された後、正面板41の飾り部材ネジ孔43と飾り部材50の取付ボス56との位置を合わせ、正面板41の背面からビスでネジ止めすることで、図6に示すような弾球遊技機用役物30が組み立てられる。この状態で、遊技板11の役物設置孔12に、飾り部材ネジ孔43でネジ止めされることとなる(図1及び図7参照)。
【0062】
なお、上記▲2▼の場合は、上記▲1▼の場合と左右が逆になるだけであるので、特に図示はしない。
また、上記▲3▼のように、左右の入賞球通路47ともに入賞部材70が挿入される場合には、打球誘導路52の左右末端とも盲端54となっている飾り部材50がベース体40に装着される(図9(A)参照)。なお、組立手順及び遊技盤面20への設置については上記▲1▼の場合と同様である。
【0063】
さらに、上記▲4▼のように、左右の入賞球通路47ともに外れ部材80が挿入される場合には、打球誘導路52の左右末端とも開放端53となっている飾り部材50がベース体40に装着される(図8及び図9(B)参照)。なお、組立手順及び遊技盤面20への設置については上記▲1▼の場合と同様である。
(1−4)打球90の挙動
(1−4−1)前記▲1▼又は▲2▼の場合
前記▲1▼又は▲2▼の場合は、飾り部材50の開口部51から進入した打球90は、図7に示すような挙動を示す。
【0064】
打球90が飾り部材50の開口部51から進入すると、打球誘導路52内において、左右いずれかに落下する。
ここで、入賞球通路47に外れ部材80が挿入されている方向(図2では右方向)へ打球90が落下すると、図7(A)の断面図で示すように当該方向の入賞球進入口44には外れ部材80の阻止部82が位置しており、打球90が進入することはできない。さらに、当該方向における打球誘導路52の末端は開放端53となっているので(図2参照)、入賞球進入口44に進入できなかった打球90は、当該開放端53から遊技盤面20へ落下することとなる。すなわち、当該打球90は、入賞球95として取り扱われることはない。
【0065】
一方、入賞球通路47に入賞部材70が挿入されている方向(図2では左方向)へ打球90が落下すると、当該方向における打球誘導路52の末端は盲端54となっている(図2参照)。さらに、図7(B)の断面図で示すように当該方向の入賞球進入口44は開放しているため、打球90はこの入賞球進入口44へ進入し、入賞球通路47を進んで、通過孔72を通過する際に、検知部73で検知される。すなわち、当該打球90は、入賞球95として取り扱われるとともに、当該入賞球進入口44は、前記一般入賞口24と同等の機能を有することとなる。
【0066】
よって、前記▲1▼又は▲2▼の場合は、1の役物設置孔12に取り付けられた弾球遊技機用役物30は、1の一般入賞口24として機能することとなっている。すなわち、この場合、弾球遊技機用役物30は入賞装置及び通過装置としての機能を兼ね備えることとなっている。
(1−4−2)前記▲3▼の場合
前記▲3▼の場合は、飾り部材50の開口部51から進入した打球90は、図9(A)に示すような挙動を示す。
【0067】
打球90が飾り部材50の開口部51から進入すると、打球誘導路52内において、左右いずれかに落下する。
ここで、いずれの方向へ打球90が落下しても、打球誘導路52の末端は盲端54となっている。(図9(A)参照)。さらに、いずれの方向とも入賞球進入口44は図7(B)の断面図で示すのと同じように開放しているため、打球90は当該入賞球進入口44へ進入し、入賞球通路47を進んで、通過孔72を通過する際に、検知部73で検知される。すなわち、当該打球90は、入賞球95として取り扱われるとともに、両入賞球進入口44は、前記一般入賞口24と同等の機能を有することとなる。
【0068】
よって、前記▲3▼の場合は、1の役物設置孔12に取り付けられた弾球遊技機用役物30は、2の一般入賞口24として機能することとなっている。すなわち、この場合、弾球遊技機用役物30は、入賞装置としての機能のみを有することとなっている。
(1−4−3)前記▲4▼の場合
前記▲4▼の場合は、飾り部材50の開口部51から進入した打球90は、図9(B)に示すような挙動を示す。
【0069】
打球90が飾り部材50の開口部51から進入すると、打球誘導路52内において、左右いずれかに落下する。
ここで、いずれの方向へ打球90が落下しても、入賞球進入口44には図7(A)の断面図で示すのと同じように外れ部材80の阻止部82が位置しており、打球90が進入することはできない。さらに、両方向とも打球誘導路52の末端は開放端53となっているので(図9(B)参照)、当該入賞球進入口44に進入できなかった打球90は、当該開放端53から遊技盤面20へ落下することとなる。すなわち、当該打球90は、入賞球95として取り扱われることはない。
【0070】
よって、前記▲4▼の場合は、1の役物設置孔12に取り付けられた弾球遊技機用役物30は、一般入賞口24としては機能しないこととなっている。すなわち、この場合、弾球遊技機用役物30は通過装置としての機能のみを有することとなっている。
したがって、この弾球遊技機用役物30を通過装置として使用する場合においても、被挿入部材60として外れ部材80を使用することで入賞球進入口44へは打球90の進入は不可能となっているため、飾り部材50の打球誘導路52の形状を、ベース体40の入賞球進入口44の位置を避けるように設計する必要はなくなっている。
【0071】
なお、ベース体40に設けられる入賞球進入口44を1個とした場合においても、当該入賞球通路47に挿入される被挿入部材60を入賞部材70とするか外れ部材80とするかによって、この弾球遊技機役物30を入賞装置として使用することも、また、通過装置として使用することも可能となっている。
(2)第2の実施の形態
(2−1)遊技盤面20
本実施の形態に係る弾球遊技機用役物30は、図1に示す弾球遊技機10の遊技盤面20に装着される。
【0072】
この遊技盤面20については、前記(1−1)と同様であるので、説明は省略する。
(2−2)弾球遊技機用役物30
図10から図14までは、本実施の形態に係る弾球遊技機用役物30の構造を示したものである。
【0073】
本実施の形態に係る弾球遊技機用役物30は、図10の背面斜視図に示すように、遊技板11の役物設置孔12(図14(B)及び(C)参照)に設置されるベース体40と、このベース体40の正面に装着される飾り部材50と、このベース体40に背面側から装着されることがある入賞部材70とから構成される。
(2−2−1)ベース体40
図11は、本実施の形態におけるベース体40を正面斜視図で示したものである。また、図12は、本実施の形態におけるベース体40を正面図(A)及び背面図(B)で示したものである。さらに、図13は、入賞球進入口44の態様を正面図で示したものである。
【0074】
ベース体40は、ABS、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の樹脂による一体成形で形成されている。
ベース体40の正面部分は、遊技板11の役物設置孔12(図7参照)を塞ぐ大きさの正面板41となっている。この正面板41に、上部がアーチ型の開口である入賞球進入口44が2個、左右に並設されている。この入賞球進入口44には、入賞球95の進入を阻止する阻止部材45が設けられている。この阻止部材45は、入賞球進入口44の辺縁に、3個所の被切断部45aを介して連結されている。この阻止部材45の存在により、入賞球進入口44には入賞球95が進入する余地はない(A)。しかし、被切断部45aはニッパー等の工具で容易に切断可能となっている。そして、被切断部45aの切断により阻止部材45が除去されると、入賞球進入口44は入賞球95が進入する十分な余地が生ずることとなる(B)。なお、被切断部45aは、切断した際の切断面と入賞球95との干渉を防ぐために、入賞球進入口44の下縁以外の縁に設けるのが望ましい。さらに、被切断部45aを入賞球進入口44の左右縁に設ける場合には、左右の切断面同士の間隔が入賞球95の直径よりも広くなるように構成することが望ましい。また、正面板41には、その左右両辺に、遊技板11への取付け用の遊技板ネジ孔42が2個設けられているとともに、入賞球進入口44の上方に、飾り部材50取付け用の飾り部材ネジ孔43が2個設けられている。
【0075】
各入賞球進入口44から背面方向へ向かって、かまぼこ状の入賞球ガイド46が突出している。この入賞球ガイド46の内部空間が、入賞球通路47となっている(図14(A)参照)。入賞球通路47は、背面へ向かってやや下垂しており、入賞球95が背面方向へ流下しやすくなっている。また、各入賞球通路47の下方には、入賞部材70が挿入され得る断面長方形の被挿入部材支持空間48が設けられている。さらに、この各被挿入部材支持空間48の左方には、挿入された入賞部材70の背面端を支持する爪状の支持爪49が設けられている。なお、入賞球ガイド46の背面端には、前記阻止部材45の成型の都合上、切欠が設けられている。
【0076】
(2−2−2)飾り部材50
飾り部材50は、ABS、ポリプロピレン等の樹脂による一体成形で形成されている。
図10に示す飾り部材50には、上方に開口した開口部51が設けられているとともに、この開口部51から打球誘導路52が分岐し、その分岐した先は、右方が開放端53に、及び、左方が盲端54となっている。また、盲端54となっている側の下端には、入賞球95を入賞球進入口44へ導く導入ガイドリブ55が設けられている。さらに、前記飾り部材ネジ孔43に対応する位置に、取付ボス56が設けられている。
【0077】
なお、図示はしないが、上記の開放端53と盲端54とが左右逆となっている飾り部材50もある。また、図8及び図9(B)に示すのと同様な左右とも開放端53となっている飾り部材50や、図9(A)に示すのと同様な左右とも盲端54となっている飾り部材50もある。
(2−2−3)入賞部材70
入賞部材70は、ABS、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の樹脂により形成され、図10に示すように、被挿入部材支持空間48に挿入可能な形状の被挿入体71の背面側に、入賞球95が通過可能な径の通過孔72を有する構造となっている。また、この通過孔72には、光学センサや磁気センサ等を用いた検知部73が装着されている。
【0078】
(2−3)部材の組み合わせ
図14は、図10に示す各部材から組み立てられた弾球遊技機用役物30を、C−C断面(A)、D−D断面(B)及びE−E断面(C)でそれぞれ示したものである。
前記阻止部材45は、1のベース体40につき2個存在し、その各々について除去するか又は残存させるかが可能であるためその組み合わせは以下の4通りとなっている。
【0079】
▲1▼左の阻止部材45を除去、右の阻止部材45は残存。
▲2▼左の阻止部材45を残存、右の阻止部材45は除去。
▲3▼左右の阻止部材45とも除去。
▲4▼左右の阻止部材45とも残存。
上記▲1▼のように、左の阻止部材45が除去され、及び右の阻止部材45が残存する場合には、図10に示すような、打球誘導路52の左末端が盲端54で、右末端が開放端53となっている飾り部材50がベース体40に装着される。具体的には、ベース体40の背面から入賞部材70が、阻止部材45が除去された方の、左側の入賞球通路47へ挿入された後、正面板41の飾り部材ネジ孔43と飾り部材50の取付ボス56との位置を合わせ、正面板41の背面からビスでネジ止めすることで、弾球遊技機用役物30が組み立てられる。この状態で、遊技板11の役物設置孔12に、飾り部材ネジ孔43でネジ止めされることとなる(図1参照)。
【0080】
なお、上記▲2▼の場合は、上記▲1▼の場合と左右が逆になるだけである。
また、上記▲3▼のように、左右の阻止部材45ともに除去される場合には、両方の入賞球通路47ともに入賞部材70が挿入される。そして、図9(A)に示すのと同様な、打球誘導路52の左右末端とも盲端54となっている飾り部材50がベース体40に装着される。なお、組立手順及び遊技盤面20への設置については上記▲1▼の場合と同様である。
【0081】
さらに、上記▲4▼のように、左右の阻止部材45がともに残存する場合には、いずれの入賞球通路47にも入賞部材70は挿入されず、図8及び図9(B)に示すのと同様な、打球誘導路52の左右末端とも開放端53となっている飾り部材50がベース体40に装着される。なお、組立手順及び遊技盤面20への設置については上記▲1▼の場合と同様である。
【0082】
(2−4)打球90の挙動
(2−4−1)前記▲1▼又は▲2▼の場合
前記▲1▼又は▲2▼の場合は、飾り部材50の開口部51から進入した打球90は、図14(A)及び(B)に示すような挙動を示す。
打球90が飾り部材50の開口部51から進入すると、打球誘導路52内において、左右いずれかに落下する。
【0083】
ここで、入賞球通路47に入賞部材70が挿入されていない方向(図10では右方向)へ打球90が落下すると、図14(B)の断面図で示すように当該方向の入賞球進入口44には阻止部材45が残存しており、打球90が進入することはできない。さらに、当該方向における打球誘導路52の末端は開放端53となっているので(図10参照)、入賞球進入口44に進入できなかった打球90は、当該開放端53から遊技盤面20へ落下することとなる。すなわち、当該打球90は、入賞球95として取り扱われることはない。
【0084】
一方、入賞球通路47に入賞部材70が挿入されている方向(図10では左方向)へ打球90が落下すると、当該方向における打球誘導路52の末端は盲端54となっている(図10参照)。さらに、図14(C)の断面図で示すように当該方向の入賞球進入口44は、阻止部材45の除去により開放しているため、打球90はこの入賞球進入口44へ進入し、入賞球通路47を進んで、通過孔72を通過する際に、検知部73で検知される。すなわち、当該打球90は、入賞球95として取り扱われるとともに、当該入賞球進入口44は、前記一般入賞口24と同等の機能を有することとなる。
【0085】
よって、前記▲1▼又は▲2▼の場合は、1の役物設置孔12に取り付けられた弾球遊技機用役物30は、1の一般入賞口24として機能することとなっている。すなわち、この場合、弾球遊技機用役物30は入賞装置及び通過装置としての機能を兼ね備えることとなっている。
(2−4−2)前記▲3▼の場合
前記▲3▼の場合は、飾り部材50の開口部51から進入した打球90は、図9(A)に示す場合と同様な挙動を示す。
【0086】
打球90が飾り部材50の開口部51から進入すると、打球誘導路52内において、左右いずれかに落下する。
ここで、いずれの方向へ打球90が落下しても、打球誘導路52の末端は盲端54となっている(図9(A)参照)。さらに、いずれの方向とも入賞球進入口44は図14(C)の断面図で示すのと同じように、阻止部材45の除去により開放しているため、打球90は当該入賞球進入口44へ進入し、入賞球通路47を進んで、通過孔72を通過する際に、検知部73で検知される。すなわち、当該打球90は、入賞球95として取り扱われるとともに、両入賞球進入口44は、前記一般入賞口24と同等の機能を有することとなる。
【0087】
よって、前記▲3▼の場合は、1の役物設置孔12に取り付けられた弾球遊技機用役物30は、2の一般入賞口24として機能することとなっている。すなわち、この場合、弾球遊技機用役物30は入賞装置としての機能のみを有することとなっている。
(2−4−3)前記▲4▼の場合
前記▲4▼の場合は、飾り部材50の開口部51から進入した打球90は、図9(B)に示す場合と同様な挙動を示す。
【0088】
打球90が飾り部材50の開口部51から進入すると、打球誘導路52内において、左右いずれかに落下する。
ここで、いずれの方向へ打球90が落下しても、入賞球進入口44には図14(B)の断面図で示すのと同じように阻止部材45が残存しており、打球90が進入することはできない。さらに、両方向とも打球誘導路52の末端は開放端53となっているので(図9(B)参照)、当該入賞球進入口44に進入できなかった打球90は、当該開放端53から遊技盤面20へ落下することとなる。すなわち、当該打球90は、入賞球95として取り扱われることはない。
【0089】
よって、前記▲4▼の場合は、1の役物設置孔12に取り付けられた弾球遊技機用役物30は、一般入賞口24としては機能しないこととなっている。すなわち、この場合、弾球遊技機用役物30は通過装置としての機能のみを有することとなっている。
したがって、この弾球遊技機用役物30を通過装置として使用する場合においても、阻止部材45を残存させることで入賞球進入口44へは打球90の進入は不可能となっているため、飾り部材50の打球誘導路52の形状を、ベース体40の入賞球進入口44の位置を避けるように設計する必要はなくなっている。それとともに、入賞球進入口44への打球90の進入を妨げるための部品を別途必要とせず、部品管理がより容易となっている。
【0090】
なお、ベース体40に設けられる入賞球進入口44を1個とした場合においても、当該入賞球進入口44の阻止部材45を除去するか残存させるかによって、この弾球遊技機役物30を入賞装置として使用することも、また、通過装置として使用することも可能となっている。
【0091】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているので、以下に記す効果を奏する。
すなわち、本発明により、ベース体と飾り部材とを備える弾球遊技機用役物において、飾り部材の打球誘導路の設計を、具体的な盤面構成に応じて、ベース体の入賞球進入口の開口位置に制限されることなく、自由に行えるようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る弾球遊技機用役物が装着される遊技盤面を正面図で示したものである。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機用役物の構成を背面斜視図で示したものである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機用役物のベース体を正面図(A)及び右側面図(B)で示したものである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機用役物の飾り部材を正面図(A)及び右側面図(B)で示したものである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機用役物に用いられる外れ部材を正面図(A)及び右側面図(B)で示したものである。
【図6】図2に示す各部材から組み立てられた本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機用役物を、背面斜視図で示したものである。
【図7】図6に示す本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機用役物をA−A断面(A)及びB−B断面(B)でそれぞれ示したものである。
【図8】図2とは異なる形状の飾り部材が用いられる本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機用役物を背面斜視図で示したものである。ただし、被挿入部材は省略されている。
【図9】図2とは異なる形状の飾り部材が用いられる本発明の第1の実施の形態に係る弾球遊技機用役物を正面図で示したものであり、打球誘導路の両末端が、盲端54となっているもの(A)及び閉鎖端となっているもの(B)をそれぞれ示す。ただし、理解の便のため、弾球遊技機用役物内の打球及び入賞球進入口は実線で表してある。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る弾球遊技機用役物の構成を背面斜視図で示したものである。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る弾球遊技機用役物のベース体を正面斜視図で示したものである。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る弾球遊技機用役物のベース体を正面図(A)及び背面図(B)で示したものである。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る弾球遊技機用役物のベース体における入賞球進入口の態様を正面図で示したものであり、阻止部材が、残存している状態(A)及び除去されている状態(B)をそれぞれ示す。
【図14】図10に示す各部材から組み立てられた本発明の第2の実施の形態に係る弾球遊技機用役物を、C−C断面(A)、D−D断面(B)及びE−E断面(C)でそれぞれ示したものである。
【符号の説明】
10 弾球遊技機
11 遊技板 12 役物設置孔
20 遊技盤面 21 画像表示装置
22 保留ランプ 23 始動入賞口
24 一般入賞口 25 アタッカーユニット
26 大入賞口 27 アウト口
28 レール
30 弾球遊技機用役物
40 ベース体
41 正面板 42 遊技板ネジ孔
43 飾り部材ネジ孔 44 入賞球進入口
45 阻止部材 45a 被切断部
46 入賞球ガイド 47 入賞球通路
48 被挿入部材支持空間 49 支持爪
50 飾り部材
51 開口部
52 打球誘導路 53 開放端
54 盲端 55 導入ガイドリブ
56 取付ボス
60 被挿入部材
70 入賞部材 71 被挿入体
72 通過孔 73 検知部
80 外れ部材 81 被挿入体
82 阻止部
90 打球 95 入賞球[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an accessory such as a winning device mounted on a game board of a ball game machine.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a ball-and-ball game machine, various winning ports and passing ports are set at required positions on a game board surface for each model. Then, according to the contents of the game and the arrangement of the nails, a device forming a passage (hereinafter, referred to as a "passing device") or a device forming a winning opening (hereinafter, referred to as a "winning device") is a ball game machine. It is designed and manufactured for each model.
[0003]
Heretofore, the passing device and the prize winning device have different structures because they have different purposes of use and different functions, and cannot be diverted to each other. Therefore, as the number of models increases, the number of parts of each device also increases, so that the management becomes complicated and the design cost also increases.
Therefore, in recent years, as disclosed in Patent Document 1 below, two types of decoration members (referred to as portions visually recognized on the board) of a winning device are prepared for a passing opening and a winning opening. There has been proposed an accessory that can be used as either a passing device or a prize winning device by exchanging only the decorative portion according to the above. More specifically, a prize ball entrance is opened in a base body attached to the accessory installation hole of the game board. The hitting ball guide path inside the decorative member attached to the base body has a shape that guides the hitting ball toward the winning ball entrance when the accessory is used as a winning device. When it is used as a passing device, it is shaped so as to avoid the winning ball entrance. Here, the shape that avoids the prize ball entrance does not only mean avoiding the entire prize ball entrance, but also covers a part of the prize ball entrance, but does not allow a hit ball to enter from the part. It also refers to something that is
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-11-299974
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the above prior art, as described above, when the accessory is used as a passing device, the hitting guide path inside the decorative member must be shaped so as to avoid the winning ball entrance of the base body. Was. Therefore, for example, when it is desired to use the accessory as a passing device, the hitting ball guide path cannot be formed so as to pass through the entire winning ball entrance, and the angle at which the hitting ball is discharged is naturally limited. It was not always possible to cope with the degree of freedom of the board configuration accompanying the diversification of game contents.
[0006]
In view of the above, the present invention provides a ball game machine having a base member and a decoration member, and the design of the ball guiding path of the decoration member is determined according to a specific board surface configuration. It is an object of the present invention to be able to freely perform the operation without being limited to the opening position.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the following description of each invention, “winning” means that an advantageous state occurs for the player, such as payout of a prize ball or occurrence of a predetermined right. The “
[0008]
(1) First invention
In view of the above-mentioned problem, the first invention of the present invention is mounted at a required position on the
[0009]
The
The
(1) The winning
[0010]
(2) The winning
The inserted
(1) Winning
[0011]
(2)
By the way, the actual
[0012]
The
(1)
(2) hitting
[0013]
(A) When the winning
[0014]
(B) When the detaching
[0015]
For example, when the winning
Then, when the
[0016]
On the other hand, when the detaching
When the
[0017]
Actually, the decorative member having the hitting ball guide
With the above configuration, the
[0018]
That is, (1) one type of
[0019]
(2) Second invention
According to a second aspect of the present invention, two prize ball entrances 44 are provided at required positions of the
[0020]
That is, the meaning of each component in the second invention is the same as that in the first invention. However, in the ball
[0021]
That is, the winning
In the inserted
[0022]
(1) Both winning
{Circle around (2)} A winning
(3) One of the winning
{Circle around (4)} Both the winning
Further, the hitting
[0023]
The shape of the hitting
(1) Both ends have a shape that guides the
(2) One end corresponding to the winning
[0024]
{Circle around (3)} One end corresponding to the winning
{Circle around (4)} Both ends discharge the
That is, as the
[0025]
That is, (1) one type of
[0026]
(3) Third invention
In view of the above-mentioned problem, a third invention of the present invention is mounted on a required position of the
[0027]
The ball
The
(1) The winning
[0028]
(2) Blocking
[0029]
(3) The winning
[0030]
By the way, the actual
[0031]
The
(1)
(2) hitting
[0032]
(A) When the blocking
[0033]
(B) When the blocking
[0034]
For example, when the blocking
Then, when the
[0035]
On the other hand, if the blocking
[0036]
When the
[0037]
Actually, the
With the above configuration, the
[0038]
That is, the combination of (1) one type of
[0039]
(4) Fourth invention
According to a fourth aspect of the present invention, two prize ball entrances 44 are provided at required positions on the
[0040]
That is, the meaning of each component in the fourth invention is the same as that in the third invention. However, in the ball
[0041]
That is, the winning
The blocking
[0042]
(1) Both winning ball entrances 44 have been removed.
{Circle around (2)} One winning
{Circle around (3)} One winning
(4) Both winning ball entrances 44 remain.
Further, the hitting
[0043]
The shape of the hitting
(1) Both ends have a shape that guides the
(2) One end corresponding to the winning
[0044]
{Circle around (3)} One end corresponding to the winning
{Circle around (4)} Both ends discharge the
That is, as the
[0045]
That is, the combination of (1) one type of
[0046]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, “front” means the front of the
[0047]
(1) First embodiment
(1-1)
The ball
In the present embodiment, an
[0048]
On the left and right sides of the
An
[0049]
An
A
[0050]
(1-2) Ball
FIGS. 2 to 9 show the structure of the ball
As shown in the rear perspective view of FIG. 2, the
[0051]
(1-2-1)
FIG. 3 is a front view (A) and a right side view (B) of the
The
[0052]
The front portion of the
[0053]
From each of the winning ball entrances 44, a winning ball guide 46 in the shape of a cylinder projects rearward. The internal space of the winning
[0054]
(1-2-2)
FIG. 4 is a front view (A) and a right side view (B) of the
The
[0055]
The
[0056]
Although not shown, there is also a
(1-2-3) Inserted
The inserted
[0057]
(1-2-3-1) Winning
As shown in FIG. 2, the winning
[0058]
(1-2-3-2)
FIG. 5 shows the
The disengaging
[0059]
(1-2-3-3) Combination of inserted
Two inserted
{Circle around (1)} A winning
{Circle around (2)} A
[0060]
{Circle around (3)} Both the right and left winning
{Circle around (4)} The left and right winning
(1-3) Combination of members
FIG. 6 is a rear perspective view of the ball
[0061]
As described in (1) above, when the winning
[0062]
Note that, in the case of the above (2), the left and right are simply reversed from the case of the above (1), so that they are not particularly shown.
When the winning
[0063]
Further, when the
(1-4) Behavior of hit
(1-4-1) In the case of (1) or (2) above
In the case of the above (1) or (2), the
[0064]
When the
Here, when the
[0065]
On the other hand, when the
[0066]
Therefore, in the case of (1) or (2), the ball
(1-4-2) In the case of the above (3)
In the case of the above (3), the
[0067]
When the
Here, no matter which direction the
[0068]
Therefore, in the case of (3), the ball
(1-4-3) In the case of (4) above
In the case of (4), the
[0069]
When the
Here, no matter which direction the
[0070]
Therefore, in the case of (4), the ball
Therefore, even when using the ball
[0071]
Even when the winning
(2) Second embodiment
(2-1)
The ball
[0072]
The
(2-2) Ball
FIG. 10 to FIG. 14 show the structure of the ball
[0073]
As shown in the rear perspective view of FIG. 10, the ball
(2-2-1)
FIG. 11 is a front perspective view of the
[0074]
The
The front portion of the
[0075]
From each of the winning ball entrances 44, a winning ball guide 46 in the shape of a cylinder projects rearward. The internal space of the winning
[0076]
(2-2-2)
The
The
[0077]
Although not shown, there is also a
(2-2-3) Winning
The winning
[0078]
(2-3) Combination of members
FIG. 14 shows the ball
There are two blocking
[0079]
(1) The
(2) The
(3) Both left and right blocking
(4) The left and right blocking
As shown in (1) above, when the
[0080]
Note that in the case of the above (2), the left and right are simply reversed from the case of the above (1).
Further, when both the right and left blocking
[0081]
Further, when the left and right blocking
[0082]
(2-4) Behavior of hit
(2-4-1) In the case of (1) or (2) above
In the case of the above (1) or (2), the
When the
[0083]
Here, when the
[0084]
On the other hand, when the
[0085]
Therefore, in the case of (1) or (2), the ball
(2-4-2) In the case of the above (3)
In the case of (3), the
[0086]
When the
Here, no matter which direction the
[0087]
Therefore, in the case of (3), the ball
(2-4-3) In the case of the above (4)
In the case of (4), the
[0088]
When the
Here, no matter which direction the
[0089]
Therefore, in the case of (4), the ball
Therefore, even when the ball
[0090]
Even when the winning
[0091]
【The invention's effect】
The present invention is configured as described above, and has the following effects.
In other words, according to the present invention, in a ball game machine accessory provided with a base member and a decoration member, the design of the ball guiding path of the decoration member is changed according to a specific board surface configuration. It is possible to freely perform the operation without being limited to the opening position.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a game board surface on which an accessory for a ball game machine according to an embodiment of the present invention is mounted.
FIG. 2 is a rear perspective view showing the configuration of the accessory for a ball game machine according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view (A) and a right side view (B) of a base body of the accessory for a ball game machine according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a front view (A) and a right side view (B) of a decorative member of the ball game machine according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a front view (A) and a right side view (B) of a detaching member used in the ball game machine accessory according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a rear perspective view of the accessory for a ball game machine according to the first embodiment of the present invention assembled from the members shown in FIG. 2;
FIG. 7 is a sectional view of the accessory for a ball game machine according to the first embodiment of the present invention shown in FIG. 6, taken along the AA section (A) and the BB section (B).
FIG. 8 is a rear perspective view of the accessory for a ball game machine according to the first embodiment of the present invention in which a decorative member having a shape different from that of FIG. 2 is used. However, the inserted member is omitted.
FIG. 9 is a front view of the ball game machine according to the first embodiment of the present invention in which a decorative member having a shape different from that of FIG. 2 is used. Show the blind end 54 (A) and the closed end (B), respectively. However, for convenience of understanding, the hit ball and the winning ball entrance in the ball game machine are represented by solid lines.
FIG. 10 is a rear perspective view showing the configuration of a bullet game machine accessory according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a front perspective view showing a base body of an accessory for a ball and ball game machine according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a front view (A) and a rear view (B) of the base body of the accessory for a ball game machine according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a front view showing a state of a winning ball entrance in a base body of a ball game machine according to a second embodiment of the present invention, in which a blocking member remains. The state (A) and the state (B) being removed are shown, respectively.
FIG. 14 is a cross-sectional view (A), a cross-sectional view (B), and a cross-sectional view of an accessory for a ball game machine according to the second embodiment of the present invention assembled from the members shown in FIG. This is shown by the EE section (C).
[Explanation of symbols]
10 Ball game machine
11
20
22
24
26
28 rails
30 Ball game machine accessories
40 base body
41
43 Decoration
45
46
48 Inserted
50 Decoration materials
51 Opening
52
54
56 Mounting boss
60 Inserted member
70
72
80
82 Stopper
90 hitting
Claims (4)
前記入賞球進入口から前記遊技盤面の背面へ連通して入賞球が通行可能な入賞球通路
を有するベース体、
前記入賞球通路に挿入される被挿入部材、並びに、
前記ベース体の正面側に装着され、打球が進入可能な開口部及び該開口部から前記入賞球進入口まで打球を誘導する打球誘導路を有する飾り部材
を備える弾球遊技機用役物であって、
前記被挿入部材として、
入賞球が通過可能な径の通過孔を有するとともに該通過孔への入賞球の通過を検知する検知部を有する入賞部材、又は、
前記入賞球進入口への入賞球の進入を阻止する阻止部を有する外れ部材
のいずれかが入賞球通路に挿入されるとともに、
前記飾り部材において、前記入賞球通路に入賞部材が挿入されている場合の入賞球進入口までの打球誘導路は、当該入賞球進入口へ打球を誘導する形状とされ、また、前記入賞球通路に外れ部材が挿入されている場合の入賞球進入口までの打球誘導路は、打球を遊技盤面へ排出する形状とされていることを特徴とする弾球遊技機用役物。A prize ball entrance that is mounted at a required position on the game board surface where the ball game is deployed and faces the front direction of the game board surface, and
A base body having a winning ball passage through which a winning ball can pass by communicating from the winning ball entrance to the back of the game board surface,
An inserted member inserted into the winning ball passage, and
A ball game machine accessory mounted on the front side of the base body and having an opening through which a hit ball can enter and a decorative member having a hitting guide path for guiding a hit ball from the opening to the winning ball entrance. hand,
As the inserted member,
A prize-winning member having a through-hole having a diameter through which a prize-ball can pass and having a detection unit for detecting the passage of the prize-ball into the through-hole, or
Any one of the disengagement members having a blocking portion for preventing the prize ball from entering the prize ball entrance is inserted into the prize ball passage,
In the decorative member, a hitting ball guide path up to a winning ball entrance when a winning member is inserted into the winning ball passage has a shape for guiding a hit ball to the winning ball entrance, and the winning ball passage A hitting ball guide path leading to a winning ball entrance when a disengagement member is inserted into the game ball is formed in a shape for discharging a hitting ball to a game board surface.
前記入賞球進入口の各々から前記遊技盤面の背面へ連通して入賞球が通行可能な入賞球通路
を有するベース体、
前記入賞球通路の各々に挿入される被挿入部材、並びに、
前記ベース体の正面側に装着され、打球が進入可能な開口部及び該開口部から前記入賞球進入口の各々まで分岐して打球を誘導する打球誘導路を有する飾り部材
を備える弾球遊技機用役物であって、
前記被挿入部材として、
入賞球が通過可能な径の通過孔を有するとともに該通過孔への入賞球の通過を検知する検知部を有する入賞部材、又は、
前記入賞球進入口への入賞球の進入を阻止する阻止部を有する外れ部材
のいずれかが入賞球通路ごとに挿入されるとともに、
前記飾り部材において、前記2の入賞球通路に挿入される被挿入部材の組み合わせに応じて、入賞部材が挿入されている側の入賞球進入口までの打球誘導路は、当該入賞球進入口へ打球を誘導する形状とされ、また、外れ部材が挿入されている側の入賞球進入口までの打球誘導路は、打球を遊技盤面へ排出する形状とされていることを特徴とする弾球遊技機用役物。2 prize ball entrances which are mounted at required positions on the game board surface where the ball game is deployed and face the front of the game board surface, and
A base body having a prize ball passage through which a prize ball can pass through from each of the prize ball entrances to the back of the game board surface,
An inserted member inserted into each of the winning ball paths, and
A ball game machine which is mounted on the front side of the base body and has a decorative member having an opening through which a hit ball can enter and a hitting guide path for branching from the opening to each of the winning ball entrances to guide a hit ball. A utility item,
As the inserted member,
A prize-winning member having a through-hole having a diameter through which a prize-ball can pass and having a detection unit for detecting the passage of the prize-ball into the through-hole, or
Any one of the disengagement members having a blocking portion for preventing entry of a winning ball into the winning ball entrance is inserted for each winning ball passage,
In the decorative member, the hitting ball guide path to the winning ball entrance on the side where the winning member is inserted is directed to the winning ball entrance in accordance with the combination of the inserted members inserted into the two winning ball passages. A ball game in which a ball is guided, and a ball guiding path to a winning ball entrance on the side where the detaching member is inserted is shaped to discharge a ball to a game board surface. Machine tools.
前記入賞球進入口の辺縁と被切断部を介して連結することで当該入賞球進入口への打球の進入を阻止する阻止部材、及び、
前記入賞球進入口の各々から前記遊技盤面の背面へ連通して、前記被切断部が切断され当該阻止部材が除去されることで当該入賞球進入口が開放した場合に入賞球が通行可能な入賞球通路
を有するベース体、並びに、
前記ベース体の正面側に装着され、打球が進入可能な開口部及び該開口部から前記入賞球進入口まで打球を誘導する打球誘導路を有する飾り部材
を備える弾球遊技機用役物であって、
前記飾り部材において、前記阻止部材が除去されている入賞球進入口までの打球誘導路は、当該入賞球進入口へ打球を誘導する形状とされ、また、前記阻止部材が残存している入賞球進入口までの打球誘導路は、打球を遊技盤面へ排出する形状とされていることを特徴とする弾球遊技機用役物。A prize ball entrance which is mounted at a required position on the game board surface where the ball game is deployed, and faces the front direction of the game board surface,
A blocking member that prevents the hit ball from entering the prize ball entrance by being connected to the edge of the prize ball entrance through a cut portion, and
Each of the winning ball entrances communicates with the back of the game board surface, and the cut portion is cut and the blocking member is removed so that the winning ball entrance can be opened when the winning ball entrance is opened. A base body having a winning ball passage, and
A ball game machine accessory mounted on the front side of the base body and having an opening through which a hit ball can enter and a decorative member having a hitting guide path for guiding a hit ball from the opening to the winning ball entrance. hand,
In the decorative member, the hitting ball guide path up to the winning ball entrance where the blocking member is removed is shaped to guide a hit ball to the winning ball entrance, and the winning ball in which the blocking member remains A hitting ball guide path to the entrance, wherein the hitting ball is ejected to a game board surface.
前記各入賞球進入口の辺縁と被切断部を介して連結することで当該入賞球進入口への打球の進入を阻止する阻止部材、及び、
前記入賞球進入口の各々から前記遊技盤面の背面へ連通して、前記被切断部が切断され当該阻止部材が除去されることで当該入賞球進入口が開放した場合に入賞球が通行可能な入賞球通路
を有するベース体、並びに、
前記ベース体の正面側に装着され、打球が進入可能な開口部及び該開口部から前記入賞球進入口の各々まで分岐して打球を誘導する打球誘導路を有する飾り部材
を備える弾球遊技機用役物であって、
前記飾り部材において、前記2の入賞球進入口でそれぞれ前記阻止部材が除去されているか、又は、残存しているかの組み合わせに応じて、除去されている側の入賞球進入口までの打球誘導路は、当該入賞球進入口へ打球を誘導する形状とされ、また、残存している側の入賞球進入口までの打球誘導路は、打球を遊技盤面へ排出する形状とされていることを特徴とする弾球遊技機用役物。2 prize ball entrances which are mounted at required positions on the game board surface where the ball game is deployed and face the front direction of the game board surface,
A blocking member that blocks the entry of a hit ball into the winning ball entrance by connecting the edge of each winning ball entrance through a cut portion,
Each of the winning ball entrances communicates with the back of the game board surface, and the cut portion is cut and the blocking member is removed so that the winning ball entrance can be opened when the winning ball entrance is opened. A base body having a winning ball passage, and
A ball game machine which is mounted on the front side of the base body and has a decorative member having an opening through which a hit ball can enter and a hitting guide path for branching from the opening to each of the winning ball entrances to guide a hit ball. A utility item,
In the decorative member, the hitting ball guide path to the winning ball entrance on the removed side according to a combination of whether the blocking member is removed or remains at the two winning ball entrances, respectively. Has a shape that guides a hit ball to the winning ball entrance, and a hitting guide path to the remaining winning ball entrance has a shape that discharges the hit ball to the game board surface. A ball game machine.
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