JP2004173660A - 自動湿潤式家庭菜園プランタン - Google Patents
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Abstract
【課題】マンションのベランダ等に置くプランタのような小規模なものでは少量の自動連続給水を行う事は大変な事で有り、費用とのバランスを考えると大規模なもののようには行かない。
【解決方法】水道から送られた水は、ホースが接続された給水管接続口12から入り、フロート式タンク給水調整バルブを通って水位調整タンク3に送られ、或る水位に貯えられ、毛細管式給水管内に拡がってフェルトパッキンを介してフェルトパネルに送られ、これに接する下部タンク内の砂で全体的に拡散されて植物に与えられる。上部枠と下部タンクはノブで一体に組合わされ、必要に応じて分解出来る。水位調整タンク3の上げ下げはタンク支持具に付いたボルトによって行う事が出来る。
【選択図】図1
【解決方法】水道から送られた水は、ホースが接続された給水管接続口12から入り、フロート式タンク給水調整バルブを通って水位調整タンク3に送られ、或る水位に貯えられ、毛細管式給水管内に拡がってフェルトパッキンを介してフェルトパネルに送られ、これに接する下部タンク内の砂で全体的に拡散されて植物に与えられる。上部枠と下部タンクはノブで一体に組合わされ、必要に応じて分解出来る。水位調整タンク3の上げ下げはタンク支持具に付いたボルトによって行う事が出来る。
【選択図】図1
Description
【0001】
【従来の技術】
大規模なものはスプリングクラーを使った散水が行われ、小規模の場合はジョロによる散水で水の供給がなされていた。水耕栽培のように多量の水を使う場合は給水のコントロールが行い易いが、マンションのベランダ等を利用して置くプランタンのような小規模なものでは自動少量連続給水を行う事が難しかった。給水が足りなければ萎び、多過ぎると根腐されするので管理に気を使わねばならなかった。
【0002】
【産業上の利用分野】
自動連続少量給水を行えるようにした事でマンションのベランダ等を利用する小規模菜園の効率化に寄与出来るようになった。電気暖房器具による温室化とか人工燈を使った同化作用による成長促進とかを併用して利用価値を高める事が出来る。本実施例では3ミリと2ミリのアクリル板、5ミリ角と5ミリ直角二等辺三角形のアクリル棒と接着剤を使って作っているが、必要に応じてプラスチック成型にする事も出来る。
【0003】
【課題を解決しようとする手段】
自動連続少量給水を行うのに毛細管現象を利用する。水の拡散を高め易くする為に適当な粒径の砂を用いる。砂も毛細管現象が起こり易いものを用いる。野菜が根を張って倒れ憎いようにする為に少量の砂利を混ぜる。給水の調整は水位の調整で行う。
【0004】
【作用】
毛細管式給水管への給水量の調整は給水槽の水位の調整で行う。給水槽の水位はフロート式バルブのフロートが上下し、給水槽の水位が上がるとフロートが上がって穴を塞ぐようになって給水量が減り、給水槽の水位は下がる。給水槽の水位が下がればフロートが下がって給水量が増え、給水槽の水位が上がるように働く、このような事を繰り返して、或る範囲に水位は保たれる。必要な給水量に合わせて水位の範囲が決まり、これに合わせてフロート式バルブと一体となった水位調整タンクの上げ下げを行う事が出来る。水位調整タンクへの給水もフロート式バルブを用いて給水量の加減が行えるようになっており、水道からの給水量を或る程度合わせれば、後はフロート式バルブが自動的に調整する。水位調整タンクに肥料等を加える事で植物への施肥を行う事が出来る。毛細管式給水管から送られた水はフェルトパッキンを介してフェルトパネルに送られ砂に伝えられて植物に与えられるよになる。毛細管現象を利用しているので砂の入ったタンクに水が溜まる事は無くなり、排水穴を設ける必要は無い。
【0005】
【実施例】
次に、図面に基づいて本発明の実施例につき説明する。図1は全体組立平面図、図2は全体組立側面図、図3は全体組立正面図、図4は全体組立B−B矢視図、図5は水位調整タンク平面図、図6は水位調整タンク正面図、図7は水位調整タンク側面図、図8はA−A矢視断面拡大図、図9はC矢視図、図10は毛細管式給水管断面拡大図を示す。
水道からバルブとビニールホースを介して送られた水はビニールホースに接続された12給水管接続口から入り、9フロート式タンク給水調整バルブを通って3水位調整タンクに送られ、8フロート式給水調整バルブを介して3上部枠に設けられた4給水槽に送られ、或る水位に貯えられ、5毛細管式給水管内に拡がって6フェルトパッキンを介して7フェルトパネルに送られ、これに接する2下部タンク内の13砂で全体的に拡散されて植物に与えられる。1上部枠と2下部タンクは11ノブで一体に組合わされ、必要に応じて分解出来る。3水位調整タンクの上げ下げは10タンク支持具に付いたボルトによって行う事が出来る。
【0006】
【発明の効果】
本実施例では5部屋に仕切っているのは給水範囲が広くなると全体的に行き渡らなくなるので、給水効果が出る範囲内に収める為である。部屋数が多くなれば、部屋毎に種類を違えたり、収穫時期をずらしたり出来て好都合となる。少量ではあるが毎日のように使う野菜で、例えば、かいわれ大根とかもやしとか紫蘇の葉とか、変わったものではサニサイドレタスのようなもので下の葉をもぎながら使うものとか、その他色々なものが有りそうである。暖房出来るようにすれば年間通じて色々なものを作る事が可能になるし亜熱帯や熱帯の野菜も作る事が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体組立平面図
【図2】全体組立側面図
【図3】全体組立正面図
【図4】全体組立B−B矢視図
【図5】水位調整タンク平面図
【図6】水位調整タンク正面図
【図7】水位調整タンク側面図
【図8】A−A矢視断面拡大図
【図9】C矢視図
【図10】毛細管式給水管断面拡大図
【符号の説明】
1 上部枠
2 下部タンク
3 水位調整タンク
4 給水槽
5 毛細管式給水管
6 フェルトパッキン
7 フェルトパネル
8 フロート式給水調整バルブ
9 フロート式タンク給水調整バルブ
10 タンク支持具
11 ノブ
12 給水管接続口
13 砂
【従来の技術】
大規模なものはスプリングクラーを使った散水が行われ、小規模の場合はジョロによる散水で水の供給がなされていた。水耕栽培のように多量の水を使う場合は給水のコントロールが行い易いが、マンションのベランダ等を利用して置くプランタンのような小規模なものでは自動少量連続給水を行う事が難しかった。給水が足りなければ萎び、多過ぎると根腐されするので管理に気を使わねばならなかった。
【0002】
【産業上の利用分野】
自動連続少量給水を行えるようにした事でマンションのベランダ等を利用する小規模菜園の効率化に寄与出来るようになった。電気暖房器具による温室化とか人工燈を使った同化作用による成長促進とかを併用して利用価値を高める事が出来る。本実施例では3ミリと2ミリのアクリル板、5ミリ角と5ミリ直角二等辺三角形のアクリル棒と接着剤を使って作っているが、必要に応じてプラスチック成型にする事も出来る。
【0003】
【課題を解決しようとする手段】
自動連続少量給水を行うのに毛細管現象を利用する。水の拡散を高め易くする為に適当な粒径の砂を用いる。砂も毛細管現象が起こり易いものを用いる。野菜が根を張って倒れ憎いようにする為に少量の砂利を混ぜる。給水の調整は水位の調整で行う。
【0004】
【作用】
毛細管式給水管への給水量の調整は給水槽の水位の調整で行う。給水槽の水位はフロート式バルブのフロートが上下し、給水槽の水位が上がるとフロートが上がって穴を塞ぐようになって給水量が減り、給水槽の水位は下がる。給水槽の水位が下がればフロートが下がって給水量が増え、給水槽の水位が上がるように働く、このような事を繰り返して、或る範囲に水位は保たれる。必要な給水量に合わせて水位の範囲が決まり、これに合わせてフロート式バルブと一体となった水位調整タンクの上げ下げを行う事が出来る。水位調整タンクへの給水もフロート式バルブを用いて給水量の加減が行えるようになっており、水道からの給水量を或る程度合わせれば、後はフロート式バルブが自動的に調整する。水位調整タンクに肥料等を加える事で植物への施肥を行う事が出来る。毛細管式給水管から送られた水はフェルトパッキンを介してフェルトパネルに送られ砂に伝えられて植物に与えられるよになる。毛細管現象を利用しているので砂の入ったタンクに水が溜まる事は無くなり、排水穴を設ける必要は無い。
【0005】
【実施例】
次に、図面に基づいて本発明の実施例につき説明する。図1は全体組立平面図、図2は全体組立側面図、図3は全体組立正面図、図4は全体組立B−B矢視図、図5は水位調整タンク平面図、図6は水位調整タンク正面図、図7は水位調整タンク側面図、図8はA−A矢視断面拡大図、図9はC矢視図、図10は毛細管式給水管断面拡大図を示す。
水道からバルブとビニールホースを介して送られた水はビニールホースに接続された12給水管接続口から入り、9フロート式タンク給水調整バルブを通って3水位調整タンクに送られ、8フロート式給水調整バルブを介して3上部枠に設けられた4給水槽に送られ、或る水位に貯えられ、5毛細管式給水管内に拡がって6フェルトパッキンを介して7フェルトパネルに送られ、これに接する2下部タンク内の13砂で全体的に拡散されて植物に与えられる。1上部枠と2下部タンクは11ノブで一体に組合わされ、必要に応じて分解出来る。3水位調整タンクの上げ下げは10タンク支持具に付いたボルトによって行う事が出来る。
【0006】
【発明の効果】
本実施例では5部屋に仕切っているのは給水範囲が広くなると全体的に行き渡らなくなるので、給水効果が出る範囲内に収める為である。部屋数が多くなれば、部屋毎に種類を違えたり、収穫時期をずらしたり出来て好都合となる。少量ではあるが毎日のように使う野菜で、例えば、かいわれ大根とかもやしとか紫蘇の葉とか、変わったものではサニサイドレタスのようなもので下の葉をもぎながら使うものとか、その他色々なものが有りそうである。暖房出来るようにすれば年間通じて色々なものを作る事が可能になるし亜熱帯や熱帯の野菜も作る事が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体組立平面図
【図2】全体組立側面図
【図3】全体組立正面図
【図4】全体組立B−B矢視図
【図5】水位調整タンク平面図
【図6】水位調整タンク正面図
【図7】水位調整タンク側面図
【図8】A−A矢視断面拡大図
【図9】C矢視図
【図10】毛細管式給水管断面拡大図
【符号の説明】
1 上部枠
2 下部タンク
3 水位調整タンク
4 給水槽
5 毛細管式給水管
6 フェルトパッキン
7 フェルトパネル
8 フロート式給水調整バルブ
9 フロート式タンク給水調整バルブ
10 タンク支持具
11 ノブ
12 給水管接続口
13 砂
Claims (2)
- 植物栽培での自動連続少量給水で毛細管現象を利用した事を特徴とする。
- 毛細管現象を利用した供給で、水位の調整をフロート式のバルブで行うようにした事を特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002382091A JP2004173660A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 自動湿潤式家庭菜園プランタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002382091A JP2004173660A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 自動湿潤式家庭菜園プランタン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004173660A true JP2004173660A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32708557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002382091A Pending JP2004173660A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 自動湿潤式家庭菜園プランタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004173660A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10269222B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-04-23 | Immersion Corporation | System with wearable device and haptic output device |
CN112544284A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-03-26 | 客来福家居(广东)有限公司 | 一种具有智能栽培能力的环保生态厨房 |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002382091A patent/JP2004173660A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10269222B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-04-23 | Immersion Corporation | System with wearable device and haptic output device |
CN112544284A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-03-26 | 客来福家居(广东)有限公司 | 一种具有智能栽培能力的环保生态厨房 |
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