JP2004171962A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】非常用光源の点灯時における明るさを向上させ、薄形化できる照明装置11を提供する。
【解決手段】主照明器具12の環形蛍光ランプ22の内側間に非常用照明器具13の非常用器具ユニット41を配置する。非常用器具ユニット41の下部に接続する非常用光源43を環形蛍光ランプ22より下方へ突出する位置に配置し、非常用光源43の点灯時における明るさを向上させる。非常用器具ユニット41を主照明器具12内に納め、照明装置11を薄形にする。透光性カバー26,27を非常用光源43から50mm以上離反させ、樹脂製の透光性カバー26,27の使用を可能とし、デザイン性の向上や軽量化を図る。
【選択図】 図1
【解決手段】主照明器具12の環形蛍光ランプ22の内側間に非常用照明器具13の非常用器具ユニット41を配置する。非常用器具ユニット41の下部に接続する非常用光源43を環形蛍光ランプ22より下方へ突出する位置に配置し、非常用光源43の点灯時における明るさを向上させる。非常用器具ユニット41を主照明器具12内に納め、照明装置11を薄形にする。透光性カバー26,27を非常用光源43から50mm以上離反させ、樹脂製の透光性カバー26,27の使用を可能とし、デザイン性の向上や軽量化を図る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平常照明用のランプと非常照明用の非常用光源とを備えた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、平常時に商用電源で点灯する直管形蛍光ランプと、停電などの非常時にバッテリ電源で点灯する非常用光源とを備えた照明器具がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、環形蛍光ランプを用いる照明器具において非常用光源を組み込む場合、照明器具の器具本体の上部にバッテリ、非常用光源の点灯切換回路および点検スイッチなどを含む非常用器具ユニットを配置し、この非常用器具ユニットの下部つまり環形蛍光ランプの上方の奥まった位置に非常用光源を配置することになる。そのため、非常用光源の点灯時には、非常用光源の光が照明器具の内部を通じて照射する。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−288620号公報(第3頁、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、環形蛍光ランプを用いる照明装置においては、照明器具の器具本体の上部に非常用器具ユニットを配置するため、非常用器具ユニットの非常用光源を環形蛍光ランプより上方の奥まった位置に配置することになり、非常用光源の点灯時における光の一部が照明器具内に照射され、照明器具から出る光量が減少し、非常用としての適切な明るさが損なわれる問題がある。また、照明器具の器具本体の上部に非常用器具ユニットを配置するため、器具の高さ寸法が高く、厚みが大きい問題がある。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、非常用光源の点灯時における明るさを向上させ、薄形化できる照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の照明装置は、環状および四角形状のいずれか一方のランプが配置される主照明器具と;非常用光源が配置される非常用器具ユニットを有し、非常用器具ユニットが主照明器具のランプの内側間に配置された非常用照明器具と;を具備しているものである。
【0008】
そして、この構成では、主照明器具の環状および四角形状のいずれか一方のランプの内側間に非常用照明器具の非常用器具ユニットを配置したので、非常用光源をランプより突出する位置に配置可能になり、非常用光源の点灯時における適切な明るさが得られ、しかも、非常用器具ユニットが主照明器具内に納まり、照明装置が薄形になる。
【0009】
請求項2記載の照明装置は、非常用光源が配置される非常用器具ユニットを有する非常用照明器具と;環状および四角形状のいずれか一方のランプが配置される器具本体、およびランプを覆う樹脂製の透光性カバーを有し、ランプの内側間に非常用器具ユニットが配置され、透光性カバーが非常用光源から50mm以上離反された主照明器具と;を具備しているものである。
【0010】
そして、この構成では、主照明器具の環状および四角形状のいずれか一方のランプの内側間に非常用照明器具の非常用器具ユニットを配置したので、非常用光源をランプより突出する位置に配置可能になり、非常用光源の点灯時における適切な明るさが得られ、しかも、非常用器具ユニットが主照明器具内に納まり、照明装置が薄形になる。さらに、非常用光源から50mm以上離反させることで樹脂製の透光性カバーの使用が可能となり、デザイン性の向上や軽量化が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は照明装置の断面図、図2は照明装置の斜視図である。
【0013】
照明装置11は、主照明器具12およびこの主照明器具12に取り付けられた非常用照明器具13を有している。
【0014】
主照明器具12は、天井面などの設置面20に取り付けられる金属製で円盤状の器具本体21を有し、この器具本体21の下面にランプとして円環状の発光管を有する環形蛍光ランプ22が配置されている。環形蛍光ランプ22には、外径が異なった2本の環形蛍光ランプ22が用いられ、これら環形蛍光ランプ22が同一高さ位置または互いに異なる高さ位置に配置されている。環形蛍光ランプ22は器具本体21に対して図示しないランプホルダによって着脱可能に支持され、環形蛍光ランプ22の口金に図示しないソケットが着脱可能に接続されている。器具本体21の下面には、ソケットを介して接続される環形蛍光ランプ22を点灯させる点灯装置23が配設されている。
【0015】
器具本体21の下側には、環形蛍光ランプ22の側面を覆う平板状でかつ環状の複数の透光性カバー26と環形蛍光ランプ22の下面を覆う平板状の透光性カバー27とが取り付けられている。これら透光性カバー26,27は、例えばアクリル樹脂などの合成樹脂製で、器具本体21の周縁近傍の複数位置から下方に突出されたロッド28に対して挿通可能とする取付孔29,30がそれぞれ形成されている。そして、器具本体21の各ロッド28に対して、側面の透光性カバー26の取付孔29と、透光性カバー26,27の間を等間隔にあけるためのパイプ状のスペーサ31とを交互に挿通するとともに、下面の透光性カバー27の取付孔30を挿通した後、各ロッド28の先端に着脱操作部32を着脱可能に螺着し、透光性カバー26,27を器具本体21に係止する。側面の透光性カバー26の中央には環形蛍光ランプ22より大径で円形の開口部33が形成され、下面の透光性カバー27の中央には非常用照明器具13が配置される円形の開口部34が形成されている。
【0016】
器具本体21の下面中央には非常用照明器具13が収納配置される金属製で筒状の反射板37が取り付けられ、この反射板37の外周面が環形蛍光ランプ22の光を反射する反射面として構成されている。
【0017】
また、非常用照明器具13は、非常用器具ユニット41を有し、この非常用器具ユニット41が反射板37の内側に配置されて器具本体21の下面に取り付けられ、つまり、環形蛍光ランプ22の内側間でかつ主照明器具12内に配置されている。
【0018】
非常用器具ユニット41の下部にはソケット42が取り付けられ、このソケット42に例えば小型のハロゲンランプなどの非常用光源43が着脱可能に接続されている。非常用器具ユニット41の下部にはソケット42に接続された非常用光源43を内包し下方へ向けて拡開開口する金属製の反射体44が取り付けられ、この反射体44の周縁部に透光性カバー27の開口部34内に配置される金属製の平板状でかつ円形のプレート45が取り付けられている。非常用光源とこの非常用光源に最も近い透光性カバー26との距離Lは、可燃性物から50mm以上離すという建築基準法に準拠して、50mm以上に設定されている。
【0019】
非常用器具ユニット41内には、蓄電池46、商用電源の通電時には蓄電池46に通電させて充電するとともに商用電源の遮断時に蓄電池46からの電源で非常用光源43を点灯させる非常点灯装置47、反射体44を通じて下方へ引き出された点検紐48の操作によって蓄電池46から非常用光源43に通電させて点検する点検スイッチ49、電源線が接続される端子台50などが配置されている。
【0020】
照明装置11に対する電力の供給には3線式の電源線が用いられ、1本は中性極で、2本は電圧極であり、中性極と一方の電圧極との間の電源で環形蛍光ランプ22の点灯させ、中性極と他方の電圧極との間の電源で蓄電池46を充電する。非常用点灯装置47は、中性極と他方の電圧極との間に接続されて電源の断続状況に応じて、蓄電池46の充電と非常用光源43の点灯とを切換動作する。
【0021】
そして、照明装置11においては、平常時に、環形蛍光ランプ22の点灯が可能で、蓄電池46を充電している。また、停電などの非常時には、点灯状態ある環形蛍光ランプ22は消灯し、蓄電池46の電源で非常用光源43が点灯する。
【0022】
このとき、主照明器具12の環形蛍光ランプ22の内側間に非常用照明器具13の非常用器具ユニット41を配置していることから、非常用光源43が環形蛍光ランプ22より下方へ突出する位置に配置されているため、非常用光源43の点灯時における適切な明るさを得ることができる。
【0023】
また、非常用器具ユニット41を含む非常用照明器具13全体が主照明器具12内に納まるため、照明装置11を薄形にでき、デザイン性の向上や環形蛍光ランプ22の点灯時の直接光を防ぐことができ、また軽量化もできる。
【0024】
さらに、本実施の形態のような構成であれば、例えば、集合住宅のエントランスなどに用いた場合であっても、透光性カバー26,27が樹脂製のものを使用できるので、ランプ交換などの作業中に誤って透光性カバー26,27を落下させてしまっても支障をきたす虞を抑制でき、安全性を高め、かつ、その用途を広げることができる照明器具を得ることができる。
【0025】
また、透光性カバー26,27を非常用光源43から50mm以上離反させることで、樹脂製の透光性カバー26,27を使用でき、デザイン性の向上や軽量化ができる。
【0026】
なお、ランプとしては、環形蛍光ランプに限らず、正方形や長方形などの四角形状の発光管を有するランプを用いる照明装置についても、同様の作用効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の照明装置によれば、主照明器具の環状および四角形状のいずれか一方のランプの内側間に非常用照明器具の非常用器具ユニットを配置したので、非常用光源をランプより突出する位置に配置可能になり、非常用光源の点灯時における適切な明るさを得ることができ、しかも、非常用器具ユニットが主照明器具内に納まり、照明装置を薄形にできる。
【0028】
請求項2記載の照明装置によれば、主照明器具の環状および四角形状のいずれか一方のランプの内側間に非常用照明器具の非常用器具ユニットを配置したので、非常用光源をランプより突出する位置に配置可能になり、非常用光源の点灯時における適切な明るさを得ることができ、しかも、非常用器具ユニットが主照明器具内に納まり、照明装置を薄形にできる。さらに、非常用光源から50mm以上離反させることで樹脂製の透光性カバーを使用でき、デザイン性の向上や軽量化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す照明装置の断面図である。
【図2】同上照明装置の斜視図である。
【符号の説明】
11 照明装置
12 主照明器具
13 非常用照明器具
21 器具本体
22 ランプとしての環形蛍光ランプ
26,27 透光性カバー
41 非常用器具ユニット
43 非常用光源
【発明の属する技術分野】
本発明は、平常照明用のランプと非常照明用の非常用光源とを備えた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、平常時に商用電源で点灯する直管形蛍光ランプと、停電などの非常時にバッテリ電源で点灯する非常用光源とを備えた照明器具がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、環形蛍光ランプを用いる照明器具において非常用光源を組み込む場合、照明器具の器具本体の上部にバッテリ、非常用光源の点灯切換回路および点検スイッチなどを含む非常用器具ユニットを配置し、この非常用器具ユニットの下部つまり環形蛍光ランプの上方の奥まった位置に非常用光源を配置することになる。そのため、非常用光源の点灯時には、非常用光源の光が照明器具の内部を通じて照射する。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−288620号公報(第3頁、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、環形蛍光ランプを用いる照明装置においては、照明器具の器具本体の上部に非常用器具ユニットを配置するため、非常用器具ユニットの非常用光源を環形蛍光ランプより上方の奥まった位置に配置することになり、非常用光源の点灯時における光の一部が照明器具内に照射され、照明器具から出る光量が減少し、非常用としての適切な明るさが損なわれる問題がある。また、照明器具の器具本体の上部に非常用器具ユニットを配置するため、器具の高さ寸法が高く、厚みが大きい問題がある。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、非常用光源の点灯時における明るさを向上させ、薄形化できる照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の照明装置は、環状および四角形状のいずれか一方のランプが配置される主照明器具と;非常用光源が配置される非常用器具ユニットを有し、非常用器具ユニットが主照明器具のランプの内側間に配置された非常用照明器具と;を具備しているものである。
【0008】
そして、この構成では、主照明器具の環状および四角形状のいずれか一方のランプの内側間に非常用照明器具の非常用器具ユニットを配置したので、非常用光源をランプより突出する位置に配置可能になり、非常用光源の点灯時における適切な明るさが得られ、しかも、非常用器具ユニットが主照明器具内に納まり、照明装置が薄形になる。
【0009】
請求項2記載の照明装置は、非常用光源が配置される非常用器具ユニットを有する非常用照明器具と;環状および四角形状のいずれか一方のランプが配置される器具本体、およびランプを覆う樹脂製の透光性カバーを有し、ランプの内側間に非常用器具ユニットが配置され、透光性カバーが非常用光源から50mm以上離反された主照明器具と;を具備しているものである。
【0010】
そして、この構成では、主照明器具の環状および四角形状のいずれか一方のランプの内側間に非常用照明器具の非常用器具ユニットを配置したので、非常用光源をランプより突出する位置に配置可能になり、非常用光源の点灯時における適切な明るさが得られ、しかも、非常用器具ユニットが主照明器具内に納まり、照明装置が薄形になる。さらに、非常用光源から50mm以上離反させることで樹脂製の透光性カバーの使用が可能となり、デザイン性の向上や軽量化が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は照明装置の断面図、図2は照明装置の斜視図である。
【0013】
照明装置11は、主照明器具12およびこの主照明器具12に取り付けられた非常用照明器具13を有している。
【0014】
主照明器具12は、天井面などの設置面20に取り付けられる金属製で円盤状の器具本体21を有し、この器具本体21の下面にランプとして円環状の発光管を有する環形蛍光ランプ22が配置されている。環形蛍光ランプ22には、外径が異なった2本の環形蛍光ランプ22が用いられ、これら環形蛍光ランプ22が同一高さ位置または互いに異なる高さ位置に配置されている。環形蛍光ランプ22は器具本体21に対して図示しないランプホルダによって着脱可能に支持され、環形蛍光ランプ22の口金に図示しないソケットが着脱可能に接続されている。器具本体21の下面には、ソケットを介して接続される環形蛍光ランプ22を点灯させる点灯装置23が配設されている。
【0015】
器具本体21の下側には、環形蛍光ランプ22の側面を覆う平板状でかつ環状の複数の透光性カバー26と環形蛍光ランプ22の下面を覆う平板状の透光性カバー27とが取り付けられている。これら透光性カバー26,27は、例えばアクリル樹脂などの合成樹脂製で、器具本体21の周縁近傍の複数位置から下方に突出されたロッド28に対して挿通可能とする取付孔29,30がそれぞれ形成されている。そして、器具本体21の各ロッド28に対して、側面の透光性カバー26の取付孔29と、透光性カバー26,27の間を等間隔にあけるためのパイプ状のスペーサ31とを交互に挿通するとともに、下面の透光性カバー27の取付孔30を挿通した後、各ロッド28の先端に着脱操作部32を着脱可能に螺着し、透光性カバー26,27を器具本体21に係止する。側面の透光性カバー26の中央には環形蛍光ランプ22より大径で円形の開口部33が形成され、下面の透光性カバー27の中央には非常用照明器具13が配置される円形の開口部34が形成されている。
【0016】
器具本体21の下面中央には非常用照明器具13が収納配置される金属製で筒状の反射板37が取り付けられ、この反射板37の外周面が環形蛍光ランプ22の光を反射する反射面として構成されている。
【0017】
また、非常用照明器具13は、非常用器具ユニット41を有し、この非常用器具ユニット41が反射板37の内側に配置されて器具本体21の下面に取り付けられ、つまり、環形蛍光ランプ22の内側間でかつ主照明器具12内に配置されている。
【0018】
非常用器具ユニット41の下部にはソケット42が取り付けられ、このソケット42に例えば小型のハロゲンランプなどの非常用光源43が着脱可能に接続されている。非常用器具ユニット41の下部にはソケット42に接続された非常用光源43を内包し下方へ向けて拡開開口する金属製の反射体44が取り付けられ、この反射体44の周縁部に透光性カバー27の開口部34内に配置される金属製の平板状でかつ円形のプレート45が取り付けられている。非常用光源とこの非常用光源に最も近い透光性カバー26との距離Lは、可燃性物から50mm以上離すという建築基準法に準拠して、50mm以上に設定されている。
【0019】
非常用器具ユニット41内には、蓄電池46、商用電源の通電時には蓄電池46に通電させて充電するとともに商用電源の遮断時に蓄電池46からの電源で非常用光源43を点灯させる非常点灯装置47、反射体44を通じて下方へ引き出された点検紐48の操作によって蓄電池46から非常用光源43に通電させて点検する点検スイッチ49、電源線が接続される端子台50などが配置されている。
【0020】
照明装置11に対する電力の供給には3線式の電源線が用いられ、1本は中性極で、2本は電圧極であり、中性極と一方の電圧極との間の電源で環形蛍光ランプ22の点灯させ、中性極と他方の電圧極との間の電源で蓄電池46を充電する。非常用点灯装置47は、中性極と他方の電圧極との間に接続されて電源の断続状況に応じて、蓄電池46の充電と非常用光源43の点灯とを切換動作する。
【0021】
そして、照明装置11においては、平常時に、環形蛍光ランプ22の点灯が可能で、蓄電池46を充電している。また、停電などの非常時には、点灯状態ある環形蛍光ランプ22は消灯し、蓄電池46の電源で非常用光源43が点灯する。
【0022】
このとき、主照明器具12の環形蛍光ランプ22の内側間に非常用照明器具13の非常用器具ユニット41を配置していることから、非常用光源43が環形蛍光ランプ22より下方へ突出する位置に配置されているため、非常用光源43の点灯時における適切な明るさを得ることができる。
【0023】
また、非常用器具ユニット41を含む非常用照明器具13全体が主照明器具12内に納まるため、照明装置11を薄形にでき、デザイン性の向上や環形蛍光ランプ22の点灯時の直接光を防ぐことができ、また軽量化もできる。
【0024】
さらに、本実施の形態のような構成であれば、例えば、集合住宅のエントランスなどに用いた場合であっても、透光性カバー26,27が樹脂製のものを使用できるので、ランプ交換などの作業中に誤って透光性カバー26,27を落下させてしまっても支障をきたす虞を抑制でき、安全性を高め、かつ、その用途を広げることができる照明器具を得ることができる。
【0025】
また、透光性カバー26,27を非常用光源43から50mm以上離反させることで、樹脂製の透光性カバー26,27を使用でき、デザイン性の向上や軽量化ができる。
【0026】
なお、ランプとしては、環形蛍光ランプに限らず、正方形や長方形などの四角形状の発光管を有するランプを用いる照明装置についても、同様の作用効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の照明装置によれば、主照明器具の環状および四角形状のいずれか一方のランプの内側間に非常用照明器具の非常用器具ユニットを配置したので、非常用光源をランプより突出する位置に配置可能になり、非常用光源の点灯時における適切な明るさを得ることができ、しかも、非常用器具ユニットが主照明器具内に納まり、照明装置を薄形にできる。
【0028】
請求項2記載の照明装置によれば、主照明器具の環状および四角形状のいずれか一方のランプの内側間に非常用照明器具の非常用器具ユニットを配置したので、非常用光源をランプより突出する位置に配置可能になり、非常用光源の点灯時における適切な明るさを得ることができ、しかも、非常用器具ユニットが主照明器具内に納まり、照明装置を薄形にできる。さらに、非常用光源から50mm以上離反させることで樹脂製の透光性カバーを使用でき、デザイン性の向上や軽量化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す照明装置の断面図である。
【図2】同上照明装置の斜視図である。
【符号の説明】
11 照明装置
12 主照明器具
13 非常用照明器具
21 器具本体
22 ランプとしての環形蛍光ランプ
26,27 透光性カバー
41 非常用器具ユニット
43 非常用光源
Claims (2)
- 環状および四角形状のいずれか一方のランプが配置される主照明器具と;
非常用光源が配置される非常用器具ユニットを有し、非常用器具ユニットが主照明器具のランプの内側間に配置された非常用照明器具と;
を具備していることを特徴とする照明装置。 - 非常用光源が配置される非常用器具ユニットを有する非常用照明器具と;
環状および四角形状のいずれか一方のランプが配置される器具本体、およびランプを覆う樹脂製の透光性カバーを有し、ランプの内側間に非常用器具ユニットが配置され、透光性カバーが非常用光源から50mm以上離反された主照明器具と;
を具備していることを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002337182A JP2004171962A (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002337182A JP2004171962A (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004171962A true JP2004171962A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32700797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002337182A Pending JP2004171962A (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | 照明装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2004171962A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013217992A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Kyocera Document Solutions Inc | 電子装置および操作表示装置 |
-
2002
- 2002-11-20 JP JP2002337182A patent/JP2004171962A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013217992A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Kyocera Document Solutions Inc | 電子装置および操作表示装置 |
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