【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不要になった光ディスクを廃棄する際に、該光ディスクに記録されたデータが流出することを防止する光ディスクのデータ破壊装置に関し、特に小型かつ簡単な構成で光ディスクのデータ領域を損傷することにより、記録されているデータの判読を阻止し、データが流出すること防止するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスク、例えば1回だけデータを書き込めるCD−Rは、データの保存用などに使用されているものである。そして、その構造は、図10に示されるようなものである。図10において、CD−R1は、その形状がディスク(円盤)状であり、その内部構造は、レーザが照射される側から、ポリカーボネイトなどからなる基板11、有機色素層12、金メッキなどからなる反射層13、保護膜層14および印刷ラベル層15という順序で形成されている。そして、レーザ光を基板11側から有機色素層12に向けて照射すると、照射された部分の有機色素が化学反応を起こして光が反射しにくい物質に変化するという現象を利用してデータピットの記録が行なわれる。すなわち、CD−Rは上記の化学変化によってできた部分をピットとして捕らえ、意味としては、CD−ROMのピットと同じ意味を持たせ、データをピットとして記録するものである。このようにして形成されたピットは、光の位相差で反射率が低下し、これによってデータを記録することが出来る。前記のデータの記録メカニズムの特徴の一つは、反射層13を有機色素層12に密着したままでピットを形成出来る事にある。光反射率が高く、読出パワーがある程度大きくても、しきい値以下なら記録ピットは損傷されない、という特徴をもつ。又機械的強度もある。
【0003】以上のことからCD−Rなどの光ディスクは、データの保存の点からは優れている反面、データを容易には消すことができなく、このような光ディスクを利用している企業では、書き込んだ後に不要になった光ディスクを捨てられなくて困っている。
【0004】この対策として従来では、データを消去する光ディスクをモータによって回転されるディスク台の上に載置し、データ消去用の刃が取り付けられたスライダーを、ボールネジの回転に伴い外周部に向けて移動するように設け、前記ボールネジを回転駆動用モータにより回転させ、前記スライダーと刃を外周部に向けて移動して行き光ディスク面の書込部分を切削するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】また、光ディスクの表面に押圧可能でその表面に突起または凹凸などの型が形成された発熱体を携帯可能に把持部に装着した光ディスク消去装置がある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
実開平5−90612号公報
【特許文献2】
実開平1−121157号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の特許文献1記載の構成では、処理の際、一々光ディスクをディスク台の上にセットするとともに、スライダーと刃を所定位置に移動させセットする必要があり、その手間が煩雑で、処理に時間がかかる他、ディスク台回転用と、ボールネジ回転用に個別にモータが必要であり、勢い大型かつ高価なものとなる。
【0008】また、後者の特許文献2記載の構成では、摂氏135度以上の高熱を用いており、その取り扱いに注意を要するとともに、熱源が必要であり、勢い装置構成が煩雑となる傾向がある他、高価なものとなる、などといった課題があった。
【0009】また、一方では光ディスク市場は大きく伸びており、さらに普及が見込まれているため、小型かつ簡単にして安価なこの種装置の出現の要望が従来から強く出されていた。
【0010】本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、不要になった光ディスクを廃棄する際に、熱源やモータを用いず、効果的に能率よく記録されたデータ領域を損傷することにより、記録されているデータの判読を阻止し、データが流出すること防止するようにした光ディスクのデータ破壊装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明では、一対の脚を、一端側が開脚可能となるように他端側で結合し、前記一端側の開脚面に光ディスクのセンターホール近傍を該光ディスクが回転可能にチャックするチャック部を設けるとともに、前記脚の一方の胴部内側に光ディスクのデータ領域を損傷するデータ破壊部を、他方の脚の胴部内側に光ディスクを前記データ破壊部側に圧接する圧接部を、それぞれ設けた、ことを特徴とするデータ破壊装置である。
【0012】請求項1記載の発明では、不要になった光ディスクを廃棄する際、一対の脚の一端側を開き、この開脚面に処理対象の光ディスクを挿入し、この光ディスクのセンターホール近傍を回転可能にチャック部でチャックし、その状態で一対の脚と、光ディスクとを両手でそれぞれ把持し、光ディスクまたは/および本装置回転すれば、圧接部により光ディスクは、データ破壊部に圧接されながら順次データ破壊部により、該光ディスクの略全面に亘って少なくとも有機色素層および/または反射層によって形成されるデータ領域が簡単に損傷される。
【0013】請求項2記載の発明では、一対の脚を、一端側が開脚可能となるように他端側で結合し、前記一端側の開脚面に光ディスクのセンターホール近傍を該光ディスクが回転可能にチャックするチャック部を形成するとともに、前記脚の一方の胴部内側に光ディスクのデータ領域を損傷するデータ破壊部を設けた、ことを特徴とする光ディスクのデータ破壊装置。
【0014】請求項2記載の発明では、前述の請求項1記載の発明同様、不要になった光ディスクを廃棄する際、一対の脚の一端側を開き、この開脚面に処理対象の光ディスクを挿入し、この光ディスクのセンターホール近傍を回転可能にチャック部でチャックし、その状態で一対の脚と、光ディスクとを両手でそれぞれ把持し、光ディスクまたは/および本装置を回転すれば、順次データ破壊部により、該光ディスクの略全面に亘って少なくとも有機色素層および/または反射層によって形成されるデータ領域が簡単に損傷される。
【0015】請求項3記載の発明では、一対の脚を、一端側が開脚可能となるように他端側で結合し、前記脚の一方の胴部内側に光ディスクのデータ領域を損傷するデータ破壊部を設けた本体と、一対の把持脚からなり、少なくともその一端側が開脚可能に形成され、該開脚面に光ディスクのセンターホール近傍をチャックするチャック部を設けた把持具とからなり、該把持具を前記本体の開脚部分に互いに回転可能に勘装してなる、ことを特徴とする光ディスクのデータ破壊装置。
【0016】請求項3記載の発明では、不要になった光ディスクを廃棄する際、本体および把持具の一対の脚の一端側を開き、先ず把持具のチャック部により光ディスクのセンターホール近傍をチャックし、その後、本体の開脚を閉じ、その状態で本体と、把持具とを両手でそれぞれ把持し、本体または/および把持具を回転すれば、順次データ破壊部により、該光ディスクの略全面に亘って少なくとも有機色素層および/または反射層によって形成されるデータ領域が簡単に損傷される。また、光ディスクを把持することなく、本体または/および把持具を回転するようにしているので、その操作性が良い。
【0017】請求項4記載の発明では、前記本体の他方の脚の胴部内側に、光ディスクをデータ破壊部側に圧接する圧接部を設けた、ことを特徴とする請求項3に記載の光ディスクのデータ破壊装置。
【0018】請求項4記載の発明では、前述の請求項3記載の発明同様不要になった光ディスクを廃棄する際、本体および把持具の一対の脚の一端側を開き、先ず把持具のチャック部により光ディスクのセンターホール近傍をチャックし、その後、本体の開脚を閉じ、その状態で本体と、把持具とを両手でそれぞれ把持し、本体または/および把持具を回転すれば、圧接部により光ディスクは、データ破壊部に所定の圧接力により圧接されながら順次データ破壊部により、該光ディスクの略全面に亘って少なくとも有機色素層および/または反射層によって形成されるデータ領域が簡単に、しかも効率よく損傷される。
【0019】請求項5記載の発明では、一対の脚を、一端側が開脚可能となるように他端側で結合し、前記一端側の開脚面に光ディスクのセンターホール近傍をチャックするチャック部を形成するとともに、前記脚の一方の胴部内側に設けられた支持軸のボールネジに、光ディスクのデータ領域を損傷するデータ破壊部を螺合し、このデータ破壊部を支持軸の一端側に設けられた傘歯車機構を介して伝達される回転力により、前記脚の一端側と他端側との間を移動可能に構成してなる、ことを特徴とする光ディスクのデータ破壊装置。
【0020】請求項5記載の発明では、不要になった光ディスクを廃棄する際、一対の脚の一端側を開き、この開脚面に処理対象の光ディスクを挿入し、この光ディスクのセンターホール近傍をチャック部でチャックし、その状態で一対の脚を把持し、この状態で例えば回転ハンドルなどのようなものを回転させ、傘歯車機構を介して回転力をボールネジに伝達し、これにより支持軸上をデータ破壊部が、例えば脚の一端側から他端側に移動して、該光ディスクの略全面に亘って少なくとも有機色素層および/または反射層によって形成されるデータ領域が簡単に損傷される。また、光ディスクを回転さえることなく、例えば回転ハンドルを回転するようにしているので、その操作性が良い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1乃至図5に基づき説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態による光ディスクのデータ破壊装置の概略正面図、図2は図1の光ディスクのデータ破壊装置の脚を開脚した状態を示す図である。このデータ破壊装置は、一対の脚2−2を、一端21側が開脚可能となるように他端22側でボルト・ナットなどの結合手段23により結合し、前記一端21側の開脚面に光ディスク1のセンターホール16近傍を該光ディスク1が回転可能にチャックするチャック部3を設けるとともに、一方の脚2の胴部24(図示例では下側)の内側に光ディスク1のデータ領域を損傷するデータ破壊部4を、他方の脚2の胴部24(図示例では上側)の内側に光ディスク1を前記データ破壊部4側に圧接する圧接部5を、それぞれ設けて構成されている。
【0023】前記チャック部3は、図3に示すように一方の脚2に光ディスク1のセンターホール16を貫通する凸部31とチャック面33を、他方の脚2に前記凸部31が嵌合する凹部32とチャック面33をそれぞれ形成し、両チャック面33−33の間で光ディスク1が、回転可能なように若干の隙間xが設けられ、チャックするように構成されていれる。
【0024】前記データ破壊部4は、図4に示すように金属からなりその先端部41が鋸状の尖がった形状に形成され、これにより光ディスク1のデータ領域を損傷する。一般に光ディスク1は、同心円周上にデータが記録されているので、この光ディスク1のピックアップ移動距離と略同一の円周上を損傷するように前記先端部41のピッチや形状などを決めるのが好ましい。
【0025】前記圧接部5は、光ディスク1を前記データ破壊部4側に一定圧力、すなわち、光ディスク1のデータ領域がデータ破壊部4の鋸状の尖がった形状の先端部41により損傷されるような力で圧接すればよい。この場合、その先端部41が光ディスク1側に0.5−1mm程度侵食するようにするのが好ましい。このような圧接部5としては、図5に示すように例えば、筒状の胴部51内にボール52を収納し、このボール52を圧縮バネ53により一定圧力でデータ破壊部4の鋸状の尖がった形状の先端部41側に押圧するように形成すればよい。また、これに換えてボールベアリングなどにより形成しても良い。
【0026】次に、このように構成された光ディスクのデータ破壊装置の動作を説明する。
【0027】先ず、図2に示すようにこの種装置の一対の脚2−2の一端21側を開き、この開脚面に廃棄処理対象の光ディスク1を挿入し、この光ディスク1のセンターホール16をチャック部3の凸部31にはめ込んだ状態で、凸部31と凹部32とを嵌合するように閉じ、前記チャック面33−33間に回転可能に光ディスク1をチャックする。この状態で一対の脚2−2と、光ディスク1とを両手でそれぞれ把持し、光ディスク1または/および本装置を回転すれば、圧接部5により光ディスク1は、データ破壊部4の鋸状に尖がった先端41圧接されながら順次データ破壊部4の先端部41により、該光ディスク1の略全面に亘って少なくとも有機色素層および/または反射層によって形成されたデータ領域が簡単に損傷される。このようにしてデータ領域が損傷された光ディスク1は、廃却処分されるが、結果的に、記録されているデータの判読は出来なくなる。従って、光ディスク1に記録されたデータが流出することは防止できる。
【0028】以上のような実施の形態では、不要になった光ディスク1を廃棄する際に、極めて単純小型な構成で、しかも熱源などを用いずに、効果的に能率よく記録されたデータ領域を損傷することができ、従って、記録されているデータの判読を阻止し、データが外部に流出すること防止することができる。また、装置全体が安価なものとなる。
【0029】次に、図6乃至図8に示す別の実施の形態について説明する。この形態では、前述した実施の形態のものに、別途光ディスクをチャックする把持具を設けたものである。なお、図6乃至図8において図1乃至図5と同じ符号を付した部分は略同一のものを示す。以下相違点を中心に説明する。
【0030】一対の脚2−2を、一端21側が開脚可能となるように他端22側でボルト・ナットなどの結合手段23により結合し、一方の脚2の胴部24(図示例では下側)の内側に光ディスク1のデータ領域を損傷するデータ破壊部4を、他方の脚2の胴部24(図示例では上側)の内側に光ディスク1を前記データ破壊部4側に圧接する圧接部5を、それぞれ設けた本体20と、一対の把持脚6−6からなり、少なくともその一端61側が開脚可能に他端62側でボルト・ナットなどの結合手段63により結合して形成され、該開脚面に光ディスク1のセンターホール16近傍をチャックするチャック部7を設けた把持具60とから構成されている。
【0031】前記チャック部7は、図8に示すように一方の把持脚6に光ディスク1のセンターホール16を貫通する凸部71とチャック面73を、他方の把持脚6に前記凸部71が嵌合する凹部72とチャック面73をそれぞれ形成し、両チャック面73−73の間で光ディスク1が確実にチャックされるように構成されていれる。
【0032】前記本体20と把持具60とは、図8に示すように把持具60のチャック部7の中心部分に貫通孔74がそれぞれ設けられ、この貫通孔74を貫入するように本体20の各脚2−2の一端21側に、それぞれ突出部25が形成され、これら前記本体20と把持具60とが互いに回転可能に嵌装するように構成されている。
【0033】次に、このように構成された光ディスクのデータ破壊装置の動作を説明する。
【0034】先ず、図7に示すようにこの種装置の本体20の一対の脚2−2の一端21側および把持具60の一対の脚6−6の一端61側を開き、この開脚面に廃棄処理対象の光ディスク1を挿入し、先ずこの光ディスク1のセンターホール16を把持具60の凸部61にはめ込んだ状態で、凸部61と凹部62とを嵌合するように閉じ、その後、本体20の突出部25を把持具60の貫通孔74に貫入し、これら本体20と把持具60とが互いに回転可能に勘装する。その状態で本体20と、把持具60とを両手でそれぞれ把持し、本体20または/および把持具60を回転すれば、前述した実施の形態のものと同様、順次データ破壊部により、該光ディスク1の略全面に亘って少なくとも有機色素層12および/または反射層13によって形成されるデータ領域が簡単に損傷される。
【0035】以上のような実施の形態では、光ディスク1を素手で把持することなく、本体20または/および把持具60を回転するようにしているので、簡単にしかも力を要せずに操作でき、極めてその操作性が良い。
【0036】次に、図9に示す更に他の実施の形態について説明する。この形態では、光ディスクのデータ領域を損傷するデータ破壊部を移動するようにしたものである。以下相違点を中心に説明する。
【0037】一対の脚2−2の一端21側の開脚面に光ディスク1のセンターホール16近傍をチャックするチャック面33を有するチャック部3を形成するとともに、前記一方の脚2の胴部24内側にボールネジ81が形成された支持軸8を、一端21側から他端22側に設ける。この支持軸8のボールネジ81に、光ディスク1のデータ領域を損傷するデータ破壊部4を螺合する。9は傘歯車機構で、一方の歯車91は、一方の脚2のチャック部3内の貫通孔36に挿入された前記支持軸8の先端に、他方の歯車92は、他方の脚2のチャック部3内の貫通孔36を貫通するように挿入された例えば回転ハンドル93の一端に設けられている。従って、回転ハンドル93を回転すると傘歯車機構3を介して伝達される回転力により、支持軸8は回転し、データ破壊部4はボールネジ81上を前記脚2の一端21側と他端22側との間すなわち、矢印で示すようにハンドルの回転方向により紙面左から右方向に、あるいは紙面右から左方向に移動する。
【0038】次に、このように構成された光ディスクのデータ破壊装置の動作を説明する。
【0039】先ず、図9に示すようにこの種装置の一対の脚2−2の一端21側を開き、この開脚面に廃棄処理対象の光ディスク1を挿入し、先ずこの光ディスク1を、そのセンターホール16近傍をチャック面33−33間でチャックする。この状態で一対の脚2−2を手で把持し、回転ハンドル93を回転すれば、データ破壊部4はボールネジ81上を前記脚2の一端21側と他端22側との間を移動し、前述した実施の形態のものと同様、順次データ破壊部4により、該光ディスク1の略全面に亘って少なくとも有機色素層12および/または反射層13によって形成されるデータ領域が簡単に損傷される。
【0040】以上のような実施の形態では、光ディスク1を素手で把持することなく、回転ハンドル93を回転するようにしているので、簡単にしかも力を要せずに操作でき、極めてその操作性が良い。
【0041】なお、上述した各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
【0042】また、本発明は前述したCD−Rの他、CD−ROM、DVDなど何れの光ディスク、すなわち再生専用型、記録型の追記型および書き換え可能型にも適用することができ、記録されたデータが外部に流出するのを防止できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発明では、不要になった光ディスクを廃棄する際に、極めて単純小型な構成で、しかも熱源などを用いずに、効果的に能率よく記録されたデータ領域を損傷することができ、従って、記録されているデータの判読を阻止し、データが外部に流出すること防止することができる。この際、データの流出を心配することが不要になるという効果を奏する。更に、従来のものに比べ装置価格が安価なものなる。
【0044】請求項2記載の発明では、記録されているデータの判読を阻止し、データが外部に流出すること防止することができるのは勿論のこと、圧接部が省略されているので、装置全体がより軽量で、安価なものとなる。
【0045】また、請求項3記載の発明では、光ディスクを素手で把持することなく、本体または/および把持具を回転するようにしているので、簡単にしかも力を要せずに操作でき、極めてその操作性が良い。
【0046】また、請求項4記載の発明では、圧接部により光ディスクは、データ破壊部に所定の圧接力により圧接しながら順次データ破壊部により、該光ディスクの略全面に亘って少なくとも有機色素層および/または反射層によって形成されるデータ領域が簡単に、しかも効率よく損傷される。
【0047】更に、請求項5記載の発明では、光ディスクを素手で把持することなく、例えば回転ハンドルを回転するようにしているので、簡単にしかも力を要せずに操作でき、極めてその操作性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスクのデータ破壊装置の概略正面図である。
【図2】図1のデータ破壊装置の脚を開脚した状態を示す図である。
【図3】図1のデータ破壊装置のチャック部分を拡大して示す拡大断面図である。
【図4】図1のデータ破壊装置のデータ破壊部分を拡大して示す拡大図である。
【図5】図1のデータ破壊装置の圧接部を拡大して示す一部断面拡大図である。
【図6】本発明の他の実施の形態による光ディスクのデータ破壊装置の概略正面図である。
【図7】図6のデータ破壊装置の本体および把持具を開脚した状態を示す図である。
【図8】図6のデータ破壊装置のチャック部分を拡大して示す拡大断面図である。
【図9】本発明の更に他の実施の形態による光ディスクのデータ破壊装置の要部を拡大して示す拡大断面図である。
【図10】光ディスクの一部を拡大して示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク(CD−R)
11 基板
12 有機色素層
13 反射層
14 保護膜層
15 印刷ラベル層
16 センターホール
2 脚
20 本体
21 一端側
22 他端側
3 チャック部
4 データ破壊部
5 圧接部
6 把持脚
60 把持具
61 一端側
62 他端側
7 チャック部
8 支持軸
81 ボールネジ
9 傘歯車機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an optical disk data destruction apparatus for preventing data recorded on an optical disk from leaking out when the unnecessary optical disk is discarded. By damaging the data area of the optical disk, it is possible to prevent the recorded data from being read and prevent the data from leaking.
[0002]
2. Description of the Related Art Generally, an optical disk, for example, a CD-R in which data can be written only once, is used for storing data. The structure is as shown in FIG. In FIG. 10, the CD-R1 has a disk (disc) shape, and its internal structure is such that a substrate 11 made of polycarbonate or the like, an organic dye layer 12, a gold plating or the like is arranged from the side irradiated with the laser. The layer 13, the protective film layer 14, and the printed label layer 15 are formed in this order. When the laser light is irradiated from the substrate 11 side toward the organic dye layer 12, the organic dye in the irradiated portion undergoes a chemical reaction and changes into a substance that hardly reflects light. A record is made. That is, the CD-R captures a portion formed by the above-described chemical change as a pit, has the same meaning as the pit of the CD-ROM, and records data as a pit. The reflectivity of the pits formed in this way decreases due to the phase difference of light, so that data can be recorded. One of the features of the data recording mechanism is that pits can be formed while the reflection layer 13 is kept in close contact with the organic dye layer 12. Even if the light reflectance is high and the read power is high to some extent, the recording pit is not damaged if it is below the threshold. It also has mechanical strength.
From the above, optical disks such as CD-Rs are excellent in terms of data storage, but cannot be easily erased, and companies using such optical disks have I can't throw away an optical disk that is no longer needed after writing.
As a countermeasure against this, conventionally, an optical disk from which data is to be erased is mounted on a disk base rotated by a motor, and a slider equipped with a blade for data erasure is directed toward the outer periphery with the rotation of a ball screw. The ball screw is rotated by a rotation driving motor, and the slider and the blade are moved toward the outer peripheral portion to cut a writing portion on an optical disk surface (for example, Patent Document 1).
There is also an optical disk erasing apparatus in which a heating element which can be pressed against the surface of an optical disk and has a mold such as projections or irregularities formed on the surface of the optical disk is mounted on a holding portion in a portable manner (for example, see Patent Document 2).
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-90612 [Patent Document 2]
Published Japanese Utility Model Application No. 1-121157
However, in the former configuration described in Patent Document 1, during processing, it is necessary to set the optical disk individually on the disk base and to move the slider and the blade to predetermined positions for setting. In addition, the process is complicated and time-consuming, and separate motors are required for rotating the disk table and for rotating the ball screw, which are large and expensive.
Further, the latter configuration described in Patent Document 2 uses high heat of 135 degrees Celsius or more, requires care in handling the same, requires a heat source, and tends to complicate the structure of the momentum device. In addition, there was a problem that it became expensive.
[0009] On the other hand, the optical disk market has been greatly expanded and is expected to spread further. Therefore, there has been a strong demand for an apparatus of this type which is small, simple and inexpensive.
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problem. When discarding an unnecessary optical disk, a data area in which data is recorded efficiently and efficiently without using a heat source or a motor is provided. An object of the present invention is to provide a data destruction device for an optical disc which prevents reading of recorded data and prevents data leakage due to damage.
[0011]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a pair of legs are joined at the other end so that one end can be opened, and the one end is opened. A chuck portion for rotatably chucking the optical disk near the center hole of the optical disk is provided on the leg surface, and a data destruction portion for damaging a data area of the optical disk is provided inside one trunk portion of the leg, and inside the trunk portion of the other leg. And a pressure contact portion for pressing the optical disc against the data destruction portion side.
According to the first aspect of the present invention, when discarding an unnecessary optical disk, one end of a pair of legs is opened, an optical disk to be processed is inserted into the open leg surface, and the optical disk is rotated near a center hole of the optical disk. If possible, the pair of legs and the optical disk are gripped with both hands, and the optical disk or / and the apparatus is rotated. The data area formed by at least the organic dye layer and / or the reflective layer over substantially the entire surface of the optical disk is easily damaged by the breakage portion.
According to the second aspect of the present invention, the pair of legs are joined at the other end so that one end can be opened, and the optical disc can rotate around the center hole of the optical disc on the one end opened face. A data destruction part for damaging a data area of the optical disc is provided inside one of the torso portions of the leg, and a data destruction part is provided.
According to the second aspect of the invention, similarly to the first aspect of the invention, when discarding an unnecessary optical disk, one end of a pair of legs is opened, and an optical disk to be processed is inserted into the open leg surface. Then, the vicinity of the center hole of the optical disk is rotatably chucked by the chuck portion, and in this state, the pair of legs and the optical disk are gripped with both hands, and the optical disk or / and the apparatus are rotated. Thus, at least the data area formed by the organic dye layer and / or the reflective layer over the substantially entire surface of the optical disk is easily damaged.
According to the third aspect of the present invention, the pair of legs are joined at the other end so that one end can be opened, and the data destruction that damages the data area of the optical disc inside one trunk of the legs. And a gripper having a pair of gripping legs, at least one end of which is formed so as to be openable, and a gripper provided on the open leg surface for chucking the vicinity of the center hole of the optical disc. An apparatus for destroying data on an optical disk, wherein a tool is rotatably fitted to an open leg portion of the main body.
According to the third aspect of the present invention, when discarding an unnecessary optical disk, one end of the pair of legs of the main body and the gripper is opened, and the vicinity of the center hole of the optical disk is first chucked by the chuck portion of the gripper. Then, the legs of the main body are closed, and in this state, the main body and the gripping tool are gripped with both hands, and the main body and / or the gripping tool are rotated. At least the data area formed by the organic dye layer and / or the reflective layer is easily damaged. Further, since the main body and / or the gripper are rotated without gripping the optical disc, the operability is good.
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided an optical disk according to the third aspect, wherein a pressure contact portion for pressing the optical disk toward the data destruction portion is provided inside the body of the other leg of the main body. Data destruction equipment.
According to the fourth aspect of the present invention, when discarding an optical disk that is no longer required as in the third aspect of the present invention, the main body and one end of the pair of legs of the gripper are opened, and the chuck portion of the gripper is first opened. Chucking the vicinity of the center hole of the optical disk by the operator, and then closing the open leg of the main body, holding the main body and the gripping tool with both hands in this state, and rotating the main body and / or the gripping tool, the optical disc is pressed by the pressing portion. The data destruction section sequentially presses the data destruction section at least over the entire surface of the optical disk to form a data area formed by at least the organic dye layer and / or the reflection layer in a simple and efficient manner. Be damaged.
According to the fifth aspect of the present invention, the pair of legs are joined at the other end so that one end can be opened, and a chuck portion for chucking the vicinity of the center hole of the optical disc is provided on the one end side. The data destruction part which damages the data area of the optical disk is screwed into the ball screw of the support shaft provided inside the one trunk part of the leg, and this data destruction part is provided on one end side of the support shaft. An optical disc data destruction device characterized in that the leg is movable between one end side and the other end side of the leg by a rotational force transmitted through a bevel gear mechanism.
According to the fifth aspect of the present invention, when discarding an unnecessary optical disk, one end of a pair of legs is opened, an optical disk to be processed is inserted into the open leg surface, and a vicinity of a center hole of the optical disk is chucked. In this state, a pair of legs is gripped, and in this state, for example, a rotary handle or the like is rotated, and the rotational force is transmitted to the ball screw via a bevel gear mechanism. The data destruction part moves, for example, from one end to the other end of the leg, and the data area formed by at least the organic dye layer and / or the reflective layer over substantially the entire surface of the optical disc is easily damaged. In addition, since the rotating handle is rotated without rotating the optical disk, the operability is good.
[0021]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments of the present invention will be described below with reference to FIGS.
FIG. 1 is a schematic front view of an optical disk data destruction apparatus according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a view showing a state where legs of the optical disk data destruction apparatus of FIG. 1 are opened. In this data destruction device, a pair of legs 2-2 are connected by connecting means 23 such as bolts and nuts at the other end 22 so that the one end 21 can be opened. 1 is provided with a chuck portion 3 for rotatably chucking the vicinity of the center hole 16 of the optical disc 1, and a data which damages a data area of the optical disc 1 is provided inside a trunk portion 24 (lower side in the illustrated example) of one leg 2. The destruction part 4 is constituted by providing pressure contact parts 5 for pressing the optical disc 1 against the data destruction part 4 side inside the trunk part 24 (upper side in the illustrated example) of the other leg 2.
As shown in FIG. 3, the chuck portion 3 has one leg 2 fitted with a convex portion 31 penetrating the center hole 16 of the optical disk 1 and the chuck surface 33, and the other leg 2 fitted with the convex portion 31. A concave gap 32 and a chuck surface 33 are formed, and a slight gap x is provided between the two chuck surfaces 33-33 so that the optical disk 1 can rotate, and the chuck is configured to chuck.
The data destruction section 4 is made of metal as shown in FIG. 4, and its tip 41 is formed in a saw-toothed pointed shape, thereby damaging the data area of the optical disk 1. Generally, since data is recorded on the concentric circumference of the optical disc 1, it is preferable to determine the pitch, the shape, and the like of the distal end portion 41 so as to damage the circumference substantially the same as the pickup moving distance of the optical disc 1. .
The pressure contact portion 5 has a constant pressure on the optical disc 1 toward the data destruction portion 4, that is, the data area of the optical disc 1 is damaged by the saw-shaped pointed end 41 of the data destruction portion 4. It is sufficient to press with such force. In this case, it is preferable that the tip portion 41 erodes the optical disc 1 by about 0.5 to 1 mm. For example, as shown in FIG. 5, a ball 52 is housed in a cylindrical body 51 as a press-contact portion 5, and the ball 52 is compressed by a compression spring 53 at a constant pressure into a saw-like shape of the data destruction portion 4. What is necessary is just to form so that it may press to the front-end | tip part 41 side of the pointed shape. Alternatively, it may be formed by a ball bearing or the like.
Next, the operation of the optical disk data destruction device thus constructed will be described.
First, as shown in FIG. 2, one end 21 of a pair of legs 2-2 of this type of apparatus is opened, and the optical disc 1 to be discarded is inserted into the open leg faces. With the projection 31 and the recess 32 being fitted into the projection 31 of the chuck section 3, the projection 31 and the recess 32 are closed so as to fit each other, and the optical disc 1 is rotatably chucked between the chuck surfaces 33-33. In this state, the pair of legs 2-2 and the optical disk 1 are gripped with both hands, and the optical disk 1 or / and the apparatus are rotated. The distal end 41 of the data destruction unit 4 sequentially damages at least the data area formed by the organic dye layer and / or the reflective layer over substantially the entire surface of the optical disc 1 while being pressed against the back end 41. The optical disk 1 whose data area has been damaged in this way is discarded, but as a result, the recorded data cannot be read. Therefore, it is possible to prevent data recorded on the optical disc 1 from leaking.
In the embodiment described above, when discarding an unnecessary optical disc 1, a data area in which data is recorded efficiently and efficiently with an extremely simple and compact configuration and without using a heat source or the like is used. The recorded data can be damaged, so that reading of the recorded data can be prevented, and the data can be prevented from leaking out. In addition, the entire apparatus is inexpensive.
Next, another embodiment shown in FIGS. 6 to 8 will be described. In this embodiment, a gripper for chucking an optical disk is separately provided in the above-described embodiment. In FIGS. 6 to 8, parts denoted by the same reference numerals as those in FIGS. 1 to 5 indicate substantially the same parts. The following description focuses on the differences.
The pair of legs 2-2 are connected to each other by connecting means 23 such as bolts and nuts at the other end 22 so that the one end 21 can be opened. The trunk 24 of one leg 2 (in the illustrated example). A data destruction portion 4 that damages the data area of the optical disc 1 is provided inside the lower portion (the lower portion), and the optical disc 1 is pressed against the data destruction portion 4 inside the body portion 24 (the upper portion in the illustrated example) of the other leg 2. The part 5 is composed of a main body 20 provided in each case and a pair of gripping legs 6-6, at least one end 61 of which is connected to the other end 62 by a connecting means 63 such as a bolt and a nut so that the leg can be opened. A gripper 60 having a chuck portion 7 for chucking the vicinity of the center hole 16 of the optical disk 1 on the open leg surface.
As shown in FIG. 8, the chuck portion 7 has a projection 71 and a chuck surface 73 penetrating through the center hole 16 of the optical disc 1 on one gripping leg 6 and a projection 71 on the other gripping leg 6. A concave portion 72 to be fitted and a chuck surface 73 are formed, and the optical disc 1 is securely chucked between the chuck surfaces 73-73.
As shown in FIG. 8, the main body 20 and the gripper 60 are provided with through holes 74 at the center of the chuck portion 7 of the gripper 60, and the main body 20 is inserted through the through holes 74. A projecting portion 25 is formed on one end 21 side of each leg 2-2, and the main body 20 and the gripper 60 are configured to be rotatably fitted to each other.
Next, the operation of the data destruction device for an optical disk thus configured will be described.
First, as shown in FIG. 7, one end 21 of the pair of legs 2-2 of the main body 20 of this type of device and one end 61 of the pair of legs 6-6 of the gripper 60 are opened. The optical disc 1 to be discarded is inserted, and the optical disc 1 is closed with the center hole 16 of the optical disc 1 fitted into the convex portion 61 of the gripper 60 so that the convex portion 61 and the concave portion 62 are fitted. The projecting portion 25 of the holder 20 penetrates into the through hole 74 of the gripper 60, and the main body 20 and the gripper 60 are rotatably fitted to each other. In this state, the main body 20 and the gripping tool 60 are gripped with both hands, and the main body 20 and / or the gripping tool 60 are rotated. At least the data area formed by the organic dye layer 12 and / or the reflective layer 13 over substantially the entire surface is easily damaged.
In the above embodiment, since the main body 20 and / or the gripper 60 are rotated without gripping the optical disk 1 with bare hands, the optical disk 1 can be operated easily and without force. The operability is extremely good.
Next, still another embodiment shown in FIG. 9 will be described. In this embodiment, a data destruction portion that damages a data area of an optical disk is moved. The following description focuses on the differences.
A chuck portion 3 having a chuck surface 33 for chucking the vicinity of the center hole 16 of the optical disk 1 is formed on the open leg surface on one end 21 side of the pair of legs 2-2, and the inside of the trunk portion 24 of the one leg 2 is formed. The support shaft 8 provided with a ball screw 81 is provided from one end 21 side to the other end 22 side. The data destruction unit 4 that damages the data area of the optical disc 1 is screwed into the ball screw 81 of the support shaft 8. Reference numeral 9 denotes a bevel gear mechanism. One gear 91 is provided at the tip of the support shaft 8 inserted into the through hole 36 in the chuck portion 3 of one leg 2, and the other gear 92 is provided at the chuck of the other leg 2. For example, it is provided at one end of a rotating handle 93 inserted so as to pass through the through hole 36 in the part 3. Therefore, when the rotating handle 93 is rotated, the support shaft 8 is rotated by the rotational force transmitted through the bevel gear mechanism 3, and the data destruction unit 4 moves the ball screw 81 on one end 21 side and the other end 22 side of the leg 2. , Ie, from the left to the right in the drawing, or from the right to the left in the drawing, depending on the direction of rotation of the handle as indicated by the arrow.
Next, the operation of the data destruction device for an optical disk thus configured will be described.
First, as shown in FIG. 9, one end 21 side of a pair of legs 2-2 of this type of apparatus is opened, and the optical disc 1 to be discarded is inserted into the open leg faces. The vicinity of the hole 16 is chucked between the chuck surfaces 33-33. In this state, if the pair of legs 2-2 are gripped by hand and the rotary handle 93 is rotated, the data destruction unit 4 moves on the ball screw 81 between the one end 21 side and the other end 22 side of the leg 2. Similarly to the above-described embodiment, at least the data area formed by the organic dye layer 12 and / or the reflective layer 13 over the substantially entire surface of the optical disc 1 is easily damaged by the data destruction unit 4 in sequence. .
In the above embodiment, the rotating handle 93 is rotated without holding the optical disk 1 with bare hands, so that the operation can be performed easily and without any force, and the operability is extremely high. Is good.
Each of the above-described embodiments is an example of a preferred embodiment of the present invention. However, the present invention is not limited to this, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention. It is.
The present invention can be applied to any optical disk such as a CD-ROM and a DVD, that is, a read-only type, a recordable write-once type, and a rewritable type, in addition to the CD-R described above. Data leaked to the outside can be prevented.
[0043]
As described above, according to the first aspect of the present invention, when an unnecessary optical disc is discarded, the optical disc has an extremely simple and compact configuration, and can efficiently and efficiently be used without using a heat source or the like. The recorded data area can be damaged, so that the reading of the recorded data can be prevented, and the data can be prevented from leaking out. In this case, there is an effect that it is not necessary to worry about data leakage. Further, the device price is lower than that of the conventional device.
According to the second aspect of the present invention, it is possible to prevent the recorded data from being read and to prevent the data from leaking to the outside. The whole is lighter and cheaper.
According to the third aspect of the present invention, since the main body and / or the gripping tool are rotated without gripping the optical disk with bare hands, the optical disk can be operated easily and without requiring any force. Its operability is good.
According to the fourth aspect of the present invention, the optical disc is pressed by the pressure contact portion with a predetermined pressing force to the data destruction portion, and the data destruction portion sequentially causes at least the organic dye layer and the organic dye layer over substantially the entire surface of the optical disc. And / or the data area formed by the reflective layer is easily and efficiently damaged.
Furthermore, in the invention according to claim 5, since the rotating handle is rotated without holding the optical disk with bare hands, the operation can be performed easily and without force, and the operability is extremely high. Is good.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic front view of an optical disk data destruction device according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a state in which legs of the data destruction device of FIG. 1 are opened.
FIG. 3 is an enlarged sectional view showing a chuck portion of the data destruction device of FIG. 1 in an enlarged manner.
FIG. 4 is an enlarged view showing a data destruction portion of the data destruction device of FIG. 1 in an enlarged manner.
FIG. 5 is an enlarged partial cross-sectional view showing a pressure contact portion of the data destruction device of FIG. 1;
FIG. 6 is a schematic front view of an optical disk data destruction device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing a state in which a main body and a gripper of the data destruction device of FIG. 6 are opened.
FIG. 8 is an enlarged sectional view showing a chuck portion of the data destruction device of FIG. 6 in an enlarged manner.
FIG. 9 is an enlarged sectional view showing a main part of an optical disk data destruction apparatus according to still another embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a partially enlarged cross-sectional view showing a part of an optical disk in an enlarged manner.
[Explanation of symbols]
1 optical disk (CD-R)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 Substrate 12 Organic dye layer 13 Reflective layer 14 Protective film layer 15 Print label layer 16 Center hole 2 Leg 20 Main body 21 One end 22 Other end 3 Chuck 4 Data destruction part 5 Pressure contact part 6 Grip leg 60 Grip tool 61 One end 62 Other end side 7 Chuck section 8 Support shaft 81 Ball screw 9 Bevel gear mechanism