JP2004169951A - 物品清浄用パスボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の物品清浄用パスボックスにおいては、物品にジェットエアーの当らない死角を生ずるため粉塵を完全には除去できない欠点があった。
【解決手段】本発明は、清浄度の低い部屋と高い部屋間を連結する箱体内に内箱によって清浄ならしめるべき物品の収納空間を区劃し、上記内箱内に高性能フィルタを介してジェットエアーを噴射せしめるようにした物品清浄用パスボックスにおいて、上記内箱内に上記物品を載置するターンテーブルを設け、このターンテーブルを駆動手段によって回転する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、清浄度の低い部屋と高い部屋間を連結する箱体内に内箱によって清浄ならしめるべき物品の収納空間を区劃し、上記内箱内に高性能フィルタを介してジェットエアーを噴射せしめるようにした物品清浄用パスボックスにおいて、上記内箱内に上記物品を載置するターンテーブルを設け、このターンテーブルを駆動手段によって回転する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は物品清浄用パスボックス、特にエアーシャワー付き物品清浄用パスボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品を清浄度の低い部屋から清浄度の高い部屋へ移送する場合には、物品をパスボックス内でエアーシャワーにより清浄にした後移送するようにしている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−315721号公報(第3−4頁 図1)。
【0004】
図4〜図6は従来の此の種パスボックスを示し、1は箱体、2はこの箱体1に連設した清浄度の低い部屋と高い部屋を仕切る仕切壁、3は清浄度の低い部屋側を向く箱体1の面に形成した物品装入用扉、4は清浄度の高い部屋側を向く箱体1の面に形成した物品取出用扉、5は箱体1内の中心部に形成した物品収納空間、6はこの空間5を囲む内箱、7は上記箱体1内において上記内箱6の上面及び側面を取り囲む空気循環通路、8はこの空気循環通路7を形成するための仕切り板、9は上記内箱6の底面に形成した吸引パンチング、10は上記内箱6の側面に開口したジェットノズル、11及び12は上記箱体1内において上記仕切り板8の外側に配置したファン及び高性能フィルタであって、物品装入用扉3を介して物品を収納空間5内に入れ、矢印に示すように上記吸引パンチング9を介してファン11により吸入し、加圧した収納空間5内の空気をフィルタ12、空気循環通路7及びジェットノズル10を介して収納空間5内の物品(図示せず)に一定時間ジェットエアーとして吹き付け、物品に付着している粉塵を除去した後、物品取出用扉4を開いて物品を清浄度の高い部屋に移送している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記従来の物品清浄用パスボックスにおいては搬入物品の形状等によりジェットエアーの当たらない死角部分を生じ、粉塵を完全に除去できない欠点があった。
【0006】
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の物品清浄用パスボックスは、清浄度の低い部屋と高い部屋間を連結する箱体と、この箱体内に清浄ならしめるべき物品の収納空間を区劃するための内箱と、この内箱内に高性能フィルタを介してジェットエアーを噴射せしめる手段とより成る物品清浄用パスボックスにおいて、上記内箱内に上記物品を載置するターンテーブルを設け、このターンテーブルを駆動手段によって回転するようにしたことを特徴とする。
【0008】
上記ターンテーブルは、通気性を有し、上記駆動手段が上記ターンテーブルを上動せしめることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
【0010】
図中、図4〜図6と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0011】
本発明においては図1〜図3に示すように内箱6の底面上にターンテーブル13を配置し、このターンテーブル13上に物品14を載置し、上記ターンテーブル13を駆動手段(図示せず)によって回転できるようにする。
【0012】
本発明の物品清浄用パスボックスは上記のような構成であるから、ジェットエアーの当たらない死角が物品14に生じないようになる。
【0013】
なお、本発明においては上記ジェットノズル10を内箱6の上面にも開口せしめるのが好ましい。
【0014】
また、上記ターンテーブル13上に載置された物品はその底面の清浄が十分になされない場合も生ずる。
【0015】
従って上記ターンテーブル13を通気性とし、上記駆動手段によって上記ターンテーブル13を上動し内箱6の底面から上方に離すことができるようにするのが好ましい。
【0016】
【発明の効果】
上記のように本発明によれば、物品の形状にかかわらず粉塵を完全に除去できるようになる大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品清浄用パスボックスの正面図である。
【図2】図1に示す物品清浄用パスボックスの側面図である。
【図3】図1に示す物品清浄用パスボックスの平面図である。
【図4】従来の物品清浄用パスボックスの正面図である。
【図5】図4に示す物品清浄用パスボックスの側面図である。
【図6】図4に示す物品清浄用パスボックスの平面図である。
【符号の説明】
1 箱体
2 仕切壁
3 物品装入用扉
4 物品取出用扉
5 物品収納空間
6 内箱
7 空気循環通路
8 仕切り板
9 吸引パンチング
10 ジェットノズル
11 ファン
12 フィルタ
13 ターンテーブル
14 物品
【発明の属する技術分野】
本発明は物品清浄用パスボックス、特にエアーシャワー付き物品清浄用パスボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品を清浄度の低い部屋から清浄度の高い部屋へ移送する場合には、物品をパスボックス内でエアーシャワーにより清浄にした後移送するようにしている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−315721号公報(第3−4頁 図1)。
【0004】
図4〜図6は従来の此の種パスボックスを示し、1は箱体、2はこの箱体1に連設した清浄度の低い部屋と高い部屋を仕切る仕切壁、3は清浄度の低い部屋側を向く箱体1の面に形成した物品装入用扉、4は清浄度の高い部屋側を向く箱体1の面に形成した物品取出用扉、5は箱体1内の中心部に形成した物品収納空間、6はこの空間5を囲む内箱、7は上記箱体1内において上記内箱6の上面及び側面を取り囲む空気循環通路、8はこの空気循環通路7を形成するための仕切り板、9は上記内箱6の底面に形成した吸引パンチング、10は上記内箱6の側面に開口したジェットノズル、11及び12は上記箱体1内において上記仕切り板8の外側に配置したファン及び高性能フィルタであって、物品装入用扉3を介して物品を収納空間5内に入れ、矢印に示すように上記吸引パンチング9を介してファン11により吸入し、加圧した収納空間5内の空気をフィルタ12、空気循環通路7及びジェットノズル10を介して収納空間5内の物品(図示せず)に一定時間ジェットエアーとして吹き付け、物品に付着している粉塵を除去した後、物品取出用扉4を開いて物品を清浄度の高い部屋に移送している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記従来の物品清浄用パスボックスにおいては搬入物品の形状等によりジェットエアーの当たらない死角部分を生じ、粉塵を完全に除去できない欠点があった。
【0006】
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の物品清浄用パスボックスは、清浄度の低い部屋と高い部屋間を連結する箱体と、この箱体内に清浄ならしめるべき物品の収納空間を区劃するための内箱と、この内箱内に高性能フィルタを介してジェットエアーを噴射せしめる手段とより成る物品清浄用パスボックスにおいて、上記内箱内に上記物品を載置するターンテーブルを設け、このターンテーブルを駆動手段によって回転するようにしたことを特徴とする。
【0008】
上記ターンテーブルは、通気性を有し、上記駆動手段が上記ターンテーブルを上動せしめることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
【0010】
図中、図4〜図6と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0011】
本発明においては図1〜図3に示すように内箱6の底面上にターンテーブル13を配置し、このターンテーブル13上に物品14を載置し、上記ターンテーブル13を駆動手段(図示せず)によって回転できるようにする。
【0012】
本発明の物品清浄用パスボックスは上記のような構成であるから、ジェットエアーの当たらない死角が物品14に生じないようになる。
【0013】
なお、本発明においては上記ジェットノズル10を内箱6の上面にも開口せしめるのが好ましい。
【0014】
また、上記ターンテーブル13上に載置された物品はその底面の清浄が十分になされない場合も生ずる。
【0015】
従って上記ターンテーブル13を通気性とし、上記駆動手段によって上記ターンテーブル13を上動し内箱6の底面から上方に離すことができるようにするのが好ましい。
【0016】
【発明の効果】
上記のように本発明によれば、物品の形状にかかわらず粉塵を完全に除去できるようになる大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品清浄用パスボックスの正面図である。
【図2】図1に示す物品清浄用パスボックスの側面図である。
【図3】図1に示す物品清浄用パスボックスの平面図である。
【図4】従来の物品清浄用パスボックスの正面図である。
【図5】図4に示す物品清浄用パスボックスの側面図である。
【図6】図4に示す物品清浄用パスボックスの平面図である。
【符号の説明】
1 箱体
2 仕切壁
3 物品装入用扉
4 物品取出用扉
5 物品収納空間
6 内箱
7 空気循環通路
8 仕切り板
9 吸引パンチング
10 ジェットノズル
11 ファン
12 フィルタ
13 ターンテーブル
14 物品
Claims (2)
- 清浄度の低い部屋と高い部屋間を連結する箱体と、この箱体内に清浄ならしめるべき物品の収納空間を区劃するための内箱と、この内箱内に高性能フィルタを介してジェットエアーを噴射せしめる手段とより成る物品清浄用パスボックスにおいて、上記内箱内に上記物品を載置するターンテーブルを設け、このターンテーブルを駆動手段によって回転するようにしたことを特徴とする物品清浄用パスボックス。
- 上記ターンテーブルが通気性を有し、上記駆動手段が上記ターンテーブルを上動せしめることを特徴とする請求項1記載の物品清浄用パスボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002333979A JP2004169951A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | 物品清浄用パスボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002333979A JP2004169951A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | 物品清浄用パスボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004169951A true JP2004169951A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32698540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002333979A Pending JP2004169951A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | 物品清浄用パスボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004169951A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100872902B1 (ko) * | 2008-05-01 | 2008-12-10 | (주)한국표준환경기술 | 패스박스 |
JP2009236354A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 高清浄パスボックス |
CN103302059A (zh) * | 2013-06-06 | 2013-09-18 | 镇江康飞机器制造有限公司 | 传递窗 |
CN105239898A (zh) * | 2015-11-24 | 2016-01-13 | 中国人民解放军军事医学科学院卫生装备研究所 | 直角气密型自净化传递窗 |
CN105618452A (zh) * | 2014-11-07 | 2016-06-01 | 太王次世代技术股份有限公司 | 集尘板 |
CN107990407A (zh) * | 2016-10-26 | 2018-05-04 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 室内换热装置、空调器及空调器的控制方法 |
CN116081081A (zh) * | 2023-04-12 | 2023-05-09 | 江苏富泰净化科技股份有限公司 | 一种无尘室用传递箱 |
-
2002
- 2002-11-18 JP JP2002333979A patent/JP2004169951A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009236354A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 高清浄パスボックス |
KR100872902B1 (ko) * | 2008-05-01 | 2008-12-10 | (주)한국표준환경기술 | 패스박스 |
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CN107990407A (zh) * | 2016-10-26 | 2018-05-04 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 室内换热装置、空调器及空调器的控制方法 |
CN107990407B (zh) * | 2016-10-26 | 2020-08-25 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调器的控制方法 |
CN116081081A (zh) * | 2023-04-12 | 2023-05-09 | 江苏富泰净化科技股份有限公司 | 一种无尘室用传递箱 |
CN116081081B (zh) * | 2023-04-12 | 2023-09-19 | 江苏富泰净化科技股份有限公司 | 一种无尘室用传递箱 |
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